JP2010227286A - 生理用ナプキン - Google Patents

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Abstract

【課題】装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下せず、生産性に優れており、尚かつ包装時の厚みが薄い生理用ナプキンを提供すること
【解決手段】表面側に配置された透液性トップシート3と裏面側の最外面に配置されたバックシート2との間に、吸収体4が介在されてなる生理用ナプキン1において、吸収体4は、排血口と対応する排血口部分を有し、排血口部分の幅方向両側縁又はその近傍には、前後方向に沿って延在する第1の易山折線51が形成されていると共に、バックシート2の外面における第1の易山折線51に対応する部分の両側を、相互に接着するための第1の接着部71が設けられている生理用ナプキン1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、生理用ナプキンに関するものである。
生理用ナプキンの重要な機能として、体液の漏れ防止機能がある。従来より、体液の漏れを防止すべく、臀裂や排血口(膣口)へのフィット性を向上させる手段が、種々提案されている。その例として、下記特許文献1に示されるような、その幅方向両側から大腿部によって挟まれることで変形し、この変形によって臀裂、排血口、及びそれらの近傍にフィットするよう構成された生理用ナプキンがある。また、下記特許文献2に示されるような、表面側に***して臀裂の形状にフィットする部材が設けられた生理用ナプキンもある。この他には、下記特許文献3に示されるような、表面が立体形状を成して、排血口にフィットするよう構成された生理用ナプキンもある。
特開2004−208919号公報 特開2005−334296号公報 特開2001−224626号公報
しかし、上述したようなタイプの生理用ナプキンには、次のような問題点があった。大腿部に挟まれることで変形し、この変形によって臀裂及び排血口にフィットするタイプの生理用ナプキンは、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうおそれがある。この一方、表面が立体形状を成して、排血口にフィットするタイプの生理用ナプキンは、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が左右されないものの、包装時に厚みがでてしまうため、携帯性が良くない。
そこで、本発明の主たる課題は、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下せず、尚かつ包装時の厚みが薄い生理用ナプキンを提供することにある。
次に、上記課題を解決するための手段とそれらの作用効果を示す。なお、以下で言う山折とは、本発明に係る生理用ナプキンの表面側から見た際に、折り目の線が外側になるよう折ることを意味し、この一方、谷折とは、本発明に係る生理用ナプキンの表面側から見た際に、折り目の線が内側になるよう折ることを意味する。また、以下で言う易山折線とは、易山折線が設けられていない部分と比して山折し易い部分を意味し、易谷折線とは、易谷折線が設けられていない部分と比して谷折し易い部分を意味する。
〔請求項1に係る発明〕
表面側に配置された透液性トップシートと裏面側の最外面に配置されたバックシートとの間に、吸収体が介在されてなる生理用ナプキンにおいて、
吸収体は、排血口と対応する排血口部分を有し、
排血口部分の幅方向両側縁又はその近傍には、前後方向に沿って延在する第1の易山折線が形成されていると共に、
バックシートの外面における第1の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第1の接着部が設けられている、
ことを特徴とする生理用ナプキン。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、排血口部分の幅方向両側縁又はその近傍には、前後方向に沿って第1の易山折線が形成されている。このように構成されていることによって、使用時に吸収体を第1の易山折線で山折することで、第1の易山折線間に位置する部分を周囲に対して表面側に***させて、装着者の排血口にフィットさせることができる。
これと共に、本請求項に係る発明では、バックシートの外面に、その第1の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着する第1の接着部が設けられている。このように構成されていることによって、吸収体を第1の易山折線で山折した後に、バックシートの外面における第1の易山折線に対応する部分の両側を、第1の接着部で相互に接着することによって、吸収体を第1の易山折線で山折した状態を維持することができるようになっている。このため、装着者の動きによって、排血口部分の***が生じたり無くなったりすることがなく、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうことがない。
また、本請求項に係る発明では、使用時に排血口部分を表面側に***させることができるようになっているため、非使用時においては、排血口部分を表面側に***させる必要がないため、包装時の厚みを薄くすることができる。
〔請求項2に係る発明〕
吸収体は、排血口部分の後側に延出する臀裂部分を有し、
臀裂部分には、幅方向中央に沿って延在する第2の易山折線が形成されていると共に、
バックシートの外面におけるその第2の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第2の接着部が設けられている、請求項1に記載の生理用ナプキン。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、臀裂部分には、前後方向に沿って第2の易山折線が形成されており、このように構成されていることによって、臀裂部分の幅方向中央を表面側に山状に***させて、装着者の臀裂にフィットさせることができる。
これと共に、本請求項に係る発明では、バックシートの外面に、その第2の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第2の接着部が設けられている。このように構成されていることによって、吸収体を第2の易山折線で山折した後に、バックシートの外面における第2の易山折線に対応する部分の両側を、第2の接着部で相互に接着することによって、吸収体を第2の易山折線で山折した状態を維持することができるようになっている。このため、装着者の動きによって、臀裂部分の幅方向中央の***が生じたり無くなったりすることがなく、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうことがない。
また、本請求項に係る発明では、使用時に臀裂部分の幅方向中央を表面側に***させることができるようになっているため、非使用時においては、臀裂部分の幅方向中央を表面側に***させる必要がないため、包装時の厚みを薄くすることができる。
〔請求項3に係る発明〕
吸収体は、臀裂部分の後側に延出する臀裂終端部分を有し、
臀裂終端部分には、その前端部の幅方向中央部を始端とし、幅方向中央線に関して線対称をなすように幅方向間隔が拡大しつつ後側に向かって延在する一対の第3の易山折線が形成されるか、又はその前端部から後側に離間した位置を始端とし、幅方向中央線に関して線対称をなすように所定の幅方向間隔を維持しつつ後側に向かって延在する一対の第3の易山折線が形成されるともに、
バックシートの外面における第3の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第3の接着部が設けられている、請求項2に記載の生理用ナプキン。
(作用効果)
この場合、吸収体を第3の易山折線で山折した状態で、バックシートの外面における第3の易山折線に対応する部分の両側を、第3の接着部で相互に接着することによって、吸収体における臀裂終端部分の幅方向中央部を、装着者の臀裂終端部分(尾骨から仙骨下端部にかけての部分)にフィットするように身体側に***させて固定できるようになる。そして、この場合においても、前述の他の部位と同様に、装着者の動きによって、臀裂終端部分の***が生じたり無くなったりすることがなく、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうことがないといった利点や、使用時に臀裂終端部分を表面側に***させることができるようになっているため、非使用時においては、臀裂終端部分を表面側に***させる必要がないため、包装時の厚みを薄くすることができるといった利点がもたらされる。
〔請求項4に係る発明〕
吸収体における、第1の易山折線の幅方向両側、第2の易山折線の幅方向両側、及び第3の易山折線の幅方向両側のうち少なくともどれかには、前後方向に沿って延在する易谷折線が形成されている、請求項3に記載の生理用ナプキン。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、第1の易山折線と第2の易山折線と第3の易山折線との両側には、前後方向に沿って延在する易谷折線が形成されている。このように構成されていることによって、使用時に吸収体を易谷折線で谷折することで、第1の易山折線、第2の易山折線、及び第3の易山折線で山折した際に***する部分が、***しやすくなる。
〔請求項5に係る発明〕
第1の易山折線、第2の易山折線、及び第3の易山折線は、吸収体の表裏に貫通するスリット又は吸収体の裏面から表面に向かって凹むエンボス凹部から構成されており、
易谷折線は、吸収体の表面から裏面に向かって凹むエンボス凹部から構成されている、請求項4に記載の生理用ナプキン。
(作用効果)
第1の易山折線、第2の易山折線、第3の易山折線、及び易谷折線が、本請求項に係る発明のように構成されていると、それぞれ山折又は谷折し易くなる。
〔請求項6に係る発明〕
バックシートの外面における第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部の幅方向両側には、前後方向に沿って延在するズレ止め接着部が形成されている、請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の生理用ナプキン。
(作用効果)
生理用ナプキンにおいては、外面にズレ止めを設けることが一般的であるが、本請求項に係る発明では、前述の接着部によって、バックシート外面の幅方向中間部にしわが形成されるため、この部分にズレ止めを設けるとズレ止め効果が不十分になるおそれがある。そこで、本請求項に係る発明では、第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部の幅方向両側に、前後方向に沿ってズレ止め接着部を前後方向に沿って形成することによって、ズレ止め接着部が他の接着部と干渉してしまうことがないようになっている。このため、ズレ止め接着部のズレ止め効果が不十分になるおそれがない。
〔請求項7に係る発明〕
第1の接着部、第2の接着部、第3の接着部及びズレ止め接着部のうち少なくとも第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部と、ズレ止め接着部とは、それぞれ別個の剥離紙により被覆されているか、又は、相互別々に剥離可能である一体的な剥離紙によりそれぞれ被覆されている、請求項6に記載の生理用ナプキン。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、第1の接着部、第2の接着部、第3の接着部及びズレ止め接着部のうち少なくとも第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部と、ズレ止め接着部とは、それぞれ別個の剥離紙により被覆されているか、又は、相互別々に剥離可能である一体的な剥離紙によりそれぞれ被覆されている。このように構成されていることによって、第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部を使用する際に、剥離紙におけるこれらの接着部を被覆する部分のみ剥がし、ズレ止め接着部を被覆したままの状態とすることができる。このため、第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部を使用する際に、ズレ止め接着部が意図せぬ場所に接着したりして、作業を阻害してしまうことを防止することができる。
以上に示したように、本発明によれば、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下せず、生産性に優れており、尚かつ包装時の厚みが薄い生理用ナプキンを提供することができる。
本発明に係る生理用ナプキンの第1実施形態を示す平面図である。 第1実施形態に係る生理用ナプキンを示す底面図である。 図1中のX−X矢視に対応し、サイド不織布を省略した状態を示す断面拡大図である。 図1中のY−Y矢視に対応し、サイド不織布を省略した状態を示す断面拡大図である。 図1中のZ−Z矢視に対応し、サイド不織布を省略した状態を示す断面拡大図である。 第1実施形態に係る生理用ナプキンの使用状態における、図1中のX−X矢視に対応する断面拡大図である。 第1実施形態に係る生理用ナプキンの使用状態における、図1中のY−Y矢視に対応する断面拡大図である。 第1実施形態に係る生理用ナプキンの使用状態における、図1中のZ−Z矢視に対応する断面拡大図である。 本発明に係る生理用ナプキンのその第2実施形態を示す平面図である。 本発明に係る生理用ナプキンのその他実施形態を示す断面拡大図であり、図1中のX−Xに対応する。
次に、本発明の実施形態を、添付図面を参照しつつ説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図8は、本実施形態に係る生理用ナプキン1を示している。この生理用ナプキンは、図1〜図5に示すように、ポリエチレンシートなどからなる不透液性のバックシート2と、肌当接面をなし、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性トップシート3と、これら両シート2,3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、吸収体4の略側縁部を起立基端とし、かつ少なくとも体液排出部を含むように前後方向に所定の区間内において表面側に突出して設けられた左右一対の立体ギャザーBS、BSとから主に構成されている。
そして、吸収体4の周囲における上下端縁部では、バックシート2と透液性トップシート3との外縁部が、ホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されている。この一方、吸収体4の周囲における両側縁部では、吸収体4よりも側方に延出しているバックシート2と、立体ギャザーBSを形成しているサイド不織布7とが、ホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、これらバックシート2とサイド不織布7とによる積層シート部分によって側方に突出するウイング状フラップW、Wが形成されているとともに、これよりも臀部側に位置する部分に第2ウイング状フラップWB、WBが形成されている。
バックシート2としては、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。バックシート2としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
透液性トップシート3としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。透液性トップシート3に多数の透孔を形成した場合には、経血やおりもの等が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
吸収体4としては、体液を吸収・保持し得るものであれば良い。吸収体4を構成する素材としては、パルプ等の天然繊維の他、合成繊維を用いることもでき、または体液の吸収量を増やすために、吸水性ポリマーを用いたり、これらを適宜併用できる。合成繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができ、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。吸収体4中に混合される合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。なお、通常は、フラッフ状パルプ中に吸水性ポリマー粉末を混入したものが吸収機能および価格の点から好適に使用される。
吸収体4は形状及びポリマー粉末保持等のためにクレープ紙等の包装シート4Lによって囲繞するのが望ましい。なお、本実施形態に係る生理用ナプキン1においては、吸収体4は、バックシート2に対してホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されており、吸収体4が包装シート4Lで囲繞される場合は、バックシート2と吸収体4とは、包装シート4Lを介して間接的に接合される。
図示例では、透液性トップシート3は吸収体4の幅よりも若干幅が広い程度とされ、吸収体4を覆うだけに止まり、透液性トップシート3の幅方向外側は、透液性トップシート3の両側部表面から延在するサイド不織布7(透液性トップシートとは別の部材)により覆われている。サイド不織布7の幅方向中央側の部分は、立体ギャザーBSを形成している。
サイド不織布7としては、経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いることができる。かかるサイド不織布7としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができるが、好ましくはゴワ付き感を無くすとともに、ムレを防止するために、坪量を抑えて通気性を持たせた不織布を用いるのがよい。具体的には、坪量を13〜23g/m2として作製された不織布を用いるのが望ましく、かつ体液の透過を確実に防止するためにシリコン系や、パラフィン系等の撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布が好適に使用される。
サイド不織布7は、図3〜図5に示されるように、幅方向中間部より外側部分を吸収体4の内側位置から吸収体側縁を若干越えてバックシート2の外縁までの範囲に亘ってホットメルトなどの接着剤によって接着し、これらサイド不織布7とバックシート2との積層シート部分により、ほぼ排血口に相当する吸収体側部位置に左右一対のウイングフラップW、Wを形成するとともに、これより臀部側位置に第2ウイング状フラップWB、WBを形成している。これらウイング状フラップW、Wは、ショーツに対する装着時に、基端縁で折り返し、ショーツのクロッチ部分に巻き付けるようになっている。この一方、第2ウイング状フラップWB、WBは、ショーツに対する装着時に、基端縁で折り返し、ショーツのクロッチ部分に巻き付けないようになっている。
一方、サイド不織布7の内方側部分はほぼ二重に折り返されるとともに、この二重シート内部に、その高さ方向中間部に両端または長手方向の適宜の位置を固定された糸状弾性伸縮部材19が配設されるとともに、糸状弾性伸縮部材19の上側部位に複数本の、図示例では2本の糸状弾性伸縮部材20,20が両端または長手方向の適宜の位置を固定された状態で配設されている。この二重シート部分は前後端部では図3及び図4に示されるように、断面Z状に折り畳んで積層された状態で吸収体4側に接着されることによって、糸状弾性伸縮部材19配設部位を屈曲点として、断面くの字状に内側に開口を向けたポケットを形成しながら表面側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成されている。
図1に示すように、吸収体4は、前後方向において、本生理用ナプキン1の装着時に排血口に対応する排血口部分と、本生理用ナプキン1の装着時に臀裂に対応し、排血口部分の後側に延出する臀裂部分と、本生理用ナプキン1の装着時に臀裂終端部分に対応し、臀裂部分の後側に延出する臀裂終端部分に区画される。
排血口部分、臀裂部分、及び臀裂終端部分の具体的な位置を述べると、本生理用ナプキン1の前端から排血口部分の前端までの距離をA、排血口部分の前後方向長さをB、臀裂部分の前後方向長さをC、臀裂終端部分の前後方向長さをD、臀裂終端部分の後端から本生理用ナプキン1の後端またでの長さをEとした場合、A:B:C:D:Eの比率は、1:2.2:2.4:0.9:0.7となる。
この一方、本生理用ナプキン1とは異なり、前後方向長さが短いタイプの生理用ナプキンにおいては、排血口部分は、生理用ナプキンの前後方向ほぼ中間部に位置する。この場合、排血口部分の前後方向長さは、生理用ナプキンの前後方向長さに対して1/4〜1/2とされる。
図1〜図3に示すように、吸収体4における排血口部分には、前後方向に沿って延在する一対の第1の易山折線51が形成されている。これらの第1の易山折線51は、排血口部分の幅方向両側縁か、それよりも若干内側に配置されており、相互に3〜5cm程度離間している。また、一対の第1の易山折線51は、前後方向長さを相互同一とされている。
吸収体4における臀裂部分には、吸収体4の幅方向中央に沿って延在する第2の易山折線52が形成されている。この第2の易山折線52の前端は、臀裂部分の前端よりも若干後側に位置しており、具体的には、臀裂部分の前端から1〜2cm後側に位置している。
吸収体4における臀裂終端部分には、前後方向に沿って延在する一対の第3の易山折線53が形成されている。これらの第3の易山折線53は、臀裂終端部分の幅方向両側か、それよりも若干内側に配置されており、相互に2〜3cm程度離間している。また、一対の第3の易山折線53は、前後方向長さを相互同一とされている。
上述した第1の易山折線51、第2の易山折線52、及び第3の易山折線53は、図3〜図5に示すように、全て吸収体4の表裏に貫通するスリットから形成されており、折り曲げやすくなっている。
図2〜図5に示すように、バックシート2の外面における第1の易山折線51、第2の易山折線52、及び第3の易山折線53に対応する部分には、それぞれ、一対の第1の接着部71、第2の接着部72、一対の第3の接着部73が設けられている。これらの接着部71〜73はそれぞれ矩形状をなしており、これら接着部71〜73の幅方向中央が、易山折線51〜53と重複するようにして配置されている。また、バックシート2の外面における第1の接着部71〜73の幅方向両側には、前後方向に沿って延在する矩形状のズレ止め接着部74が設けられている。このズレ止め接着部74は、排血口部分の前端近傍から臀裂終端部分の後端近傍に亘って延在している。なお、第1の接着部71、第2の接着部72、及び第3の接着部73は、それらの幅方向両側縁のどちらか一方が、易山折線51〜53と重複するようにして配置されていても良い。
これらの接着部71〜74は、接着剤を塗布することで構成される。接着部71〜74に用いられる接着剤としては、永久接着剤、感圧接着剤などを用いることができ、その中でも特に、何度も貼り直しできるよう貼り直し可能な感圧接着剤を用いることが好ましい。接着部71〜74が貼り直し可能な感圧接着剤から構成されていると、後述する易山折線間51〜53を山折することによって生じる***の高さを、何度も調整し直すことができる。
図2に示すように、バックシート2の外面には、上述した接着部71〜74を被覆する剥離紙80が設置されている。この剥離紙80は、幅方向において、第1の接着部71を覆う一対の第1部分83、第2の接着部72を覆う第2部分81、第3の接着部73を覆う一対の第3部分82、ズレ止め接着部74を覆う第4部分84とにスリット又はミシン目で分けられ、これらは全て相互に分離可能とされている。このように構成されていることによって、接着部71〜73を使用する際に、剥離紙80におけるこれらの接着部71〜73を被覆する部分のみ剥がし、ズレ止め接着部74を被覆したままの状態とすることができる。このため、接着部71〜73を使用する際に、ズレ止め接着部74が意図せぬ場所に接着したりして、作業を阻害してしまうことを防止することができるようになっている。
また、剥離紙80の前側は、前側に向かって尖るような形状を成しており、この一方、剥離紙80の後側は、前側に向かって凹むような形状を成している。このことによって、剥離紙80を第1部分83から第4部分84の順で剥がすということを、使用者に対して容易に認識させることが可能となる。
なお、剥離紙80における第1部分83、第2部分81、第3部分82のいずれか一つを、製品の包装袋と接着しても良い。このように構成されていると、本実施形態に係る生理用ナプキン1を包装袋から取出した際に、剥離紙80における包装袋と接着された部分が剥がれるため、剥がす手間が省ける。剥離紙80における包装袋と接着される部分は、第1部分83、第2部分81、第3部分82のいずれでも良いが、その中でも、剥離紙80の中央に位置する第2部分81が接着されていると、剥離紙80の中央部分(第2部分81)から外側部分(第4部分84)に向かって順次剥がし、最も外側に位置する第4部分84を最後に剥がすことを使用者に対して促すことができる。
本生理用ナプキン1においては、詳細には図3〜図5に示されるように、吸収体4の使用面側には細長く、かつ周方向に閉じた環状の易谷折線であるエンボス凹部8が形成されている。このエンボス凹部8は、第1の易山折線51、第2の易山折線52、及び第3の易山折線53を一纏めに囲んでおり、エンボス凹部8の成す環は、臀裂部分において幅方向が若干細くなっている。また、エンボス凹部8は、透液性トップシート3の表面から吸収体4内まで食い込むように形成されている。
次に、本実施形態に係る生理用ナプキン1の使用方法の例を説明する。なお、以下に示す使用方法では、工程の順番は特に限定されない。
剥離紙80における第1部分83をバックシート2から剥がし、第1の接着部71を露出させる。第1の接着部71を露出させたら、図6に示すように、第1の易山折線51で吸収体4を折り曲げ、第1の易山折線間51に位置する部分を周囲に対して表面側に***させる。そして、これと共に、バックシート2における第1の易山折線51の両側を、第1の接着部71で接着して山折状態を維持する。
剥離紙80における第2部分81をバックシート2から剥がし、第2の接着部72を露出させる。第2の接着部72を露出させたら、図7に示すように、第2の易山折線52で吸収体4を折り曲げ、臀裂部分の幅方向中央を表面側に山状に***させる。そして、これと共に、バックシート2における第2の易山折線52の両側を、第2の接着部72で接着して山折状態を維持する。
剥離紙80における第3部分82をバックシート2から剥がし、第3の接着部73を露出させる。第3の接着部73を露出させたら、図8に示すように、第3の易山折線53で吸収体4を折り曲げ、臀裂終端部分の幅方向中央部を、***させる。そして、これと共に、バックシート2における第3の易山折線53の両側を、第3の接着部73で接着して山折状態を維持する。
剥離紙80における第4部分84をバックシート2から剥がし、ズレ止め接着部74を露出させ、ショーツに対して接着する。
このとき、吸収体4における一対の第1の易山折線51の後端と第2の易山折線52と前端とを結ぶ直線部分において、第1の易山折線間51に位置する部分及び第2の易山折線52に対応する部分の***に伴って、吸収体4の表面側が***するようになっている。また、吸収体4における第2の易山折線52と後端と一対の第3の易山折線53の前端とを結ぶ直線部分において、第2の易山折線52に対応する部分及び第3の易山折線間53に位置する部分の***に伴って、吸収体4の表面側が***するようになっている。
次に、本実施形態に係る生理用ナプキン1の作用効果を説明する。
本実施形態に係る生理用ナプキン1では、排血口部分の幅方向両側縁か、それよりも若干内側には、前後方向に沿って第1の易山折線51が形成されている。このように構成されていることによって、使用時に吸収体4を第1の易山折線51で山折することで、吸収体4における第1の易山折線51間に位置する部分を周囲に対して表面側に***させて、装着者の排血口にフィットさせることができる。
これと共に、本実施形態に係る生理用ナプキン1では、バックシート2の外面に、その第1の易山折線51に対応する部分の両側を、相互に接着する第1の接着部71が設けられている。このように構成されていることによって、吸収体4を第1の易山折線51で山折した後に、バックシート2の外面における第1の易山折線71に対応する部分の両側を、第1の接着部51で相互に接着することによって、吸収体4を第1の易山折線51で山折した状態を維持することができるようになっている。このため、装着者の動きによって、排血口部分の***が生じたり無くなったりすることがなく、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうことがない。
本実施形態に係る生理用ナプキン1では、臀裂部分には、前後方向に沿って第2の易山折線52が形成されており、このように構成されていることによって、臀裂部分の幅方向中央を表面側に山状に***させて、装着者の臀裂にフィットさせることができる。
これと共に、本実施形態に係る生理用ナプキン1では、バックシート2の外面に、その第2の易山折線52に対応する部分の両側を、相互に接着するための第2の接着部72が設けられている。このように構成されていることによって、吸収体4を第2の易山折線52で山折した後に、バックシート2の外面における第2の易山折線52に対応する部分の両側を、第2の接着部72で相互に接着することによって、吸収体4を第2の易山折線52で山折した状態を維持することができるようになっている。このため、装着者の動きによって、臀裂部分の幅方向中央の***が生じたり無くなったりすることがなく、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうことがない。
本実施形態に係る生理用ナプキン1では、吸収体4を第3の易山折線53で山折した状態で、バックシート2の外面における第3の易山折線53に対応する部分の両側を、第3の接着部73で相互に接着することによって、吸収体4における臀裂終端部分の幅方向中央部を、装着者の臀裂終端部分(尾骨から仙骨下端部にかけての部分)にフィットするように身体側に***させて固定できるようになる。そして、この場合においても、前述の他の部位と同様に、装着者の動きによって、臀裂終端部分の***が生じたり無くなったりすることがなく、装着者の動きや着用する下着の形状によってフィット性が低下してしまうことがない。
また、本実施形態に係る生理用ナプキン1では、非使用時においては、易山折線51〜53を山折することによって吸収体4を表面側に***させる必要がないため、包装時の厚みを薄くすることができるといった利点がもたらされる。
本実施形態に係る生理用ナプキン1では、吸収体4の使用面側に細長く、かつ周方向に閉じた環状の易谷折線であるエンボス凹部8が形成されている。このように構成されていることによって、使用時に吸収体4を易谷折線で谷折することで、第1の易山折線51、第2の易山折線52、及び第3の易山折線53で山折した際に***する部分が、***しやすくなる。また、本実施形態に係る生理用ナプキン1では、エンボス凹部8が周方向に閉じた環状に形成されているため、吸収体4におけるエンボス凹部8の内側部分で吸収しきれなかった体液を、エンボス凹部8で堰き止めることができる。さらに、本実施形態に係る生理用ナプキン1では、エンボス凹部8の成す環が、臀裂部分において幅方向が若干細くなっているため、第3の易山折線53を折り曲げて臀裂部分の幅方向中央を表面側に山状に***させる際に、山状の***部分の先端がより鋭角になるため、臀裂に対して好適にフィットする。
エンボス凹部8は、環状ではなく易山折線51〜53の両側において前後方向に沿って延在する直線状とすることも可能であるが、吸収体4の前後で上述した堰とめ効果を得られなくなってしまうため、環状とすることが好ましい。
本実施形態に係る生理用ナプキン1では、バックシート2の外面における第1の接着部71〜73の幅方向両側には、前後方向に沿って延在する矩形状のズレ止め接着部74が設けられている。このように構成されていることによって、ズレ止め接着部74が他の接着部71〜73と干渉してしまうことがなく、ズレ止め接着部74のズレ止め効果が不十分になるおそれがない。
〔第2実施形態〕
次に、本発明に係る生理用ナプキンの第2実施形態を説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る生理用ナプキン2では、一対の第1の易山折線51の前端同士は、一対の第1の易山折線51の前端同士を結ぶ第4の易山折線54が設けられていることによって、一続きの易山折線となっている。第4の易山折線54は、前側から後側に向かって裾広がりであるVの字状に形成されており、その後端が一対の第1の易山折線51の前端と接続されている。
一対の第1の易山折線51の後端と第2の易山折線52の前端とは、これらを結ぶ第5の易山折線55が設けられていることによって、一続きの易山折線となっている。第5の易山折線55は、後側から前側に向かって裾広がりであるVの字状に形成されており、その前端が一対の第1の易山折線51の後端と、後端が第2の易山折線52前端とそれぞれ接続されている。
第2の易山折線52の後端と一対の第3の易山折線53の前端とは、接続されており、一対の第3の易山折線53が、前側から後側に向かって裾広がりであるVの字状を成している。
バックシート2の外面における第4の易山折線54及び第5の易山折線55に対応する部分には、それぞれ第4の接着部74及び第5の接着部75が設けられている。これらの接着部74,75は、接着部71〜73と同様に、第4の易山折線54及び第5の易山折線55の両側に亘って形成されている。
本実施形態に係る生理用ナプキン2では、剥離紙80の第1〜4部分が、それぞれ矩形状を成すようにして形成されているものの、第1実施形態に係る生理用ナプキン1と同様に、幅方向両側よりも幅方向中央側に位置する部分の方が前側にずれている。
次に、本実施形態に係る生理用ナプキン2の作用効果を説明する。
本実施形態に係る生理用ナプキン2では、第4の易山折線54及び第5の易山折線55が形成されており、且つ、第2の易山折線52の後端と一対の第3の易山折線53の前端とが接続されていることによって、第1の易山折線51と第2の易山折線52と第3の易山折線53とが一続きになっている。このため、易山折線51〜55を山折する際に、全ての易山折線51〜55が連動するため、変形させやすくなる。
〔他の実施形態〕
次に、本発明に係る生理用ナプキンの他の実施形態を説明する。
易山折線51〜55は、図8に示すように、スリットではなく、吸収体の裏面から表面側に食いこむように形成されたエンボス凹部から構成されていても良い。この場合、易山折線51〜55を通って体液がバックシート2側に漏れてしまうことがない。
バックシート2の外面における易山折線51〜53と対応する部分に、易山折線51〜53の位置が一目でわかるように印刷を施しておくこともでき、印刷にあたっては、色つきのホットメルト接着剤を使用しても良い。
その他には、第1の易山折線51、第2の易山折線52、及び第3の易山折線53のうち、どれか一つだけ、或いは任意の二つだけ形成されている形態も提示することができる。このような形態では、易山折線が形成された箇所でのみ、上述した効果を得ることができる。
本発明は、生理用ナプキンとして利用可能である。
1・・・生理用ナプキン
2・・・バックシート
3・・・透液性トップシート
4・・・吸収体
8・・・エンボス凹部(易谷折線)
51・・・第1の易山折線
52・・・第2の易山折線
53・・・第3の易山折線
71・・・第1の接着部
72・・・第2の接着部
73・・・第3の接着部
74・・・ズレ止め接着部
80・・・剥離紙

Claims (7)

  1. 表面側に配置された透液性トップシートと裏面側の最外面に配置されたバックシートとの間に、吸収体が介在されてなる生理用ナプキンにおいて、
    吸収体は、排血口と対応する排血口部分を有し、
    排血口部分の幅方向両側縁又はその近傍には、前後方向に沿って延在する第1の易山折線が形成されていると共に、
    バックシートの外面における第1の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第1の接着部が設けられている、
    ことを特徴とする生理用ナプキン。
  2. 吸収体は、排血口部分の後側に延出する臀裂部分を有し、
    臀裂部分には、幅方向中央に沿って延在する第2の易山折線が形成されていると共に、
    バックシートの外面におけるその第2の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第2の接着部が設けられている、請求項1に記載の生理用ナプキン。
  3. 吸収体は、臀裂部分の後側に延出する臀裂終端部分を有し、
    臀裂終端部分には、その前端部の幅方向中央部を始端とし、幅方向中央線に関して線対称をなすように幅方向間隔が拡大しつつ後側に向かって延在する一対の第3の易山折線が形成されるか、又はその前端部から後側に離間した位置を始端とし、幅方向中央線に関して線対称をなすように所定の幅方向間隔を維持しつつ後側に向かって延在する一対の第3の易山折線が形成されるともに、
    バックシートの外面における第3の易山折線に対応する部分の両側を、相互に接着するための第3の接着部が設けられている、請求項2に記載の生理用ナプキン。
  4. 吸収体における、第1の易山折線の幅方向両側、第2の易山折線の幅方向両側、及び第3の易山折線の幅方向両側のうち少なくともどれかには、前後方向に沿って延在する易谷折線が形成されている、請求項3に記載の生理用ナプキン。
  5. 第1の易山折線、第2の易山折線、及び第3の易山折線は、吸収体の表裏に貫通するスリット又は吸収体の裏面から表面に向かって凹むエンボス凹部から構成されており、
    易谷折線は、吸収体の表面から裏面に向かって凹むエンボス凹部から構成されている、請求項4に記載の生理用ナプキン。
  6. バックシートの外面における第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部の幅方向両側には、前後方向に沿って延在するズレ止め接着部が形成されている、請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の生理用ナプキン。
  7. 第1の接着部、第2の接着部、第3の接着部及びズレ止め接着部のうち少なくとも第1の接着部、第2の接着部、及び第3の接着部と、ズレ止め接着部とは、それぞれ別個の剥離紙により被覆されているか、又は、相互別々に剥離可能である一体的な剥離紙によりそれぞれ被覆されている、請求項6に記載の生理用ナプキン。
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