JP2010225896A - 光学素子の保持装置、光学素子の測定装置、露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

光学素子の保持装置、光学素子の測定装置、露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学素子と、該光学素子を保持する保持装置の固有値を高く保ちつつ、光学素子の自重変形を高精度に補償する光学素子の保持装置及び測定装置を提供する。
【解決手段】光学素子Rを保持する光学素子の保持装置であって、光学素子Rに対して複数の位置で荷重を付加する荷重付加部3を有し、荷重付加部3は、荷重を付加する弾性部材4を備えてなり、光学素子Rの任意の位置に単位荷重を加えたとき、該単位荷重に対する光学素子Rの変形量を曲げ特性として定義し、該曲げ特性に基づいて、複数の荷重付加部3において弾性部材4の固有値をそれぞれ異なる値に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学素子の保持装置、光学素子の測定装置、露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法に関するものである。
半導体デバイスや液晶パネルの製造に用いられる露光装置等が採用する光学素子は、その特性に対する要求性能に応じて大型化が求められる。ここで示す光学素子は、例えば、石英、ガラス、低熱膨張材等を素材としたレンズ及びミラーである。レンズは、光束を透過し、一方、ミラーは、光束を反射するものである。また、光学素子の特性としては、表面形状、透過波面収差、透過率、及び複屈折率等がある。
一般に、露光装置や測定装置上に光学素子を搭載する場合には、光学素子を保持する上で、以下のような課題がある。まず、露光装置等は、光学素子を変形させないように保持しなければならない。即ち、光学素子を装置内に載置すると、光学素子は、自重による変形が生じる。したがって、この自重変形量が大きいと、光学素子の特性を所望の精度とすることが困難となる。また、光学素子を少ない点で保持している場合や、力を加えて保持している場合には、保持点において大きな力が光学素子に加わり、局所応力として光学素子を変形させ、光学特性の劣化の原因となる。
更に、露光装置等は、光学素子を高剛性に保持しなければならない。即ち、光学素子を搭載した装置の振動や、装置を設置した床の振動等の振動外乱に対し、光学素子が高い帯域を持っていなければ、光学特性が劣化する。したがって、光学素子、及び光学素子を保持する保持装置が、一体として高剛性であることが必要である。
そこで、光学素子の自重変形を防ぐための従来技術として、光学素子に重力と相対する荷重を付加して、光学素子の自重を補償し、自重変形を低減させる方法がある。例えば、特許文献1は、軸対称な光学素子の裏面に密閉室を設け、密閉空間内の圧力を調節することにより光学素子の自重を補償する保持装置を開示している。また、特許文献2は、軸対称でない光学素子を外周で保持し、保持していない領域にばねによる荷重を加え、自重変形を低減させる支持手段を開示している。一方、光学素子の保持剛性に言及した従来技術として、例えば、特許文献3は、光学素子の弾性特性として力定数Kmを定義し、これに対して小さなばね定数を持つ弱いばねで光学素子に力を加えるシステムを開示している。
特開平10−144602号公報 特開2003−172857号公報 特開2004−47994号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、光学素子の裏面に加えられる力は、全面に渡り一定であり、かつ、与える力の向きは、裏面形状により決定される。したがって、特許文献1の保持装置は、光学素子の任意の部分に任意の荷重を付加することができず、自重変形を高い精度で補償できない。また、特許文献2は、光学素子にばね要素を接触させて自重を補償しているが、接触点のばね剛性については検討していない。したがって、特許文献2の支持手段は、光学素子の自重を補償する際に、光学素子に余計な荷重を加え、変形させるおそれがある。更に、特許文献3の技術は、光学素子の形状を積極的に変化させるものである。即ち、荷重付加点のばね剛性を小さくすることで、光学素子の形状変化への効き率を小さくし、微小な形状制御を行う。しかしながら、荷重付加点のばね剛性を小さくすると、保持する光学素子の固有値は、低減してしまう。一方、荷重付加点のばね剛性を大きくすると、光学素子の弾性特性の許容値が小さくなり、光学素子を任意に変形させることが困難となる。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、光学素子と、該光学素子を保持する保持装置の固有値を高く保ちつつ、光学素子の自重変形を高精度に補償する光学素子の保持装置及び測定装置を提供する。
上記課題を解決するために、光学素子を保持する光学素子の保持装置であって、光学素子に対して複数の位置で荷重を付加する荷重付加部を有し、荷重付加部は、荷重を付加する弾性部材を備えてなり、光学素子の任意の位置に単位荷重を加えたとき、該単位荷重に対する光学素子の変形量を曲げ特性として定義し、該曲げ特性に基づいて、複数の荷重付加部において弾性部材の固有値をそれぞれ異なる値に設定することを特徴とする。
本発明によれば、複数の荷重付加部により、光学素子の曲げ特性に基づいて、弾性部材の固有値をそれぞれ異なる値に設定するので、光学素子の自重変形を高精度に補償することができる。
本発明の第1実施形態に係る保持装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る保持装置に光学素子を載置した図である。 光学素子群の各種データの一例である。 梁モデルの概略図である。 光学素子群の単位荷重に対するたわみ量を示すデータの一例である。 本発明の第2実施形態に係る保持装置の構成を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に係る保持装置の構成を示す概略図である。 本発明の第4実施形態に係る保持装置の構成を示す概略図である。 本発明の露光装置の構成を示す概略図である。 本発明のその他の実施形態に係る保持装置の構成を示す概略図である。 本発明のその他の実施形態に係る保持装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る光学素子の保持装置について説明する。図1は、第1実施形態の保持装置の構成を示す概略図であり、(A)は、保持装置の平面図であり、(B)は、(A)におけるA−A断面を示す断面図である。本発明の保持装置1は、不図示の光学素子を載置し、該光学素子を利用する装置(例えば、露光装置)や、光学素子の特性を測定する測定装置等に搭載されるものである。保持装置1は、保持基板2と、該保持基板2上に立設された複数の荷重付加部3とを備える。
保持基板2は、例えば、ステンレス鋼等の金属材で形成される平板である。該平板の外径は、保持する光学素子の外径を十分に満たす円形若しくは矩形である。また、平板の厚さは、光学素子を安定して保持するために十分な厚さであれば、特に限定するものではない。
荷重付加部3は、光学素子に対して、反重力方向に荷重を付加する荷重付加手段として、例えば、ばね要素等を用いた棒状の弾性部材4を備える。以下、本実施形態では、弾性部材4は、ばね要素を採用するものとして説明する。荷重付加部3は、図1(A)に示すように、保持基板2上の21箇所に、円周上に均等な間隔で設置される。また、荷重付加部3は、図1(B)に示すように、保持する光学素子の保持基準からの距離が、それぞれ、r1、r2、r3となる荷重付加位置に、高さの異なる3種類の弾性部材4a、4b、4cを採用する。ここで、「保持基準」とは、光学素子の有する光軸中心、若しくは、光学素子の重心を通る線等を示す。また、該弾性部材4a、4b、4cの垂直方向における固有値、即ち、ばね定数は、それぞれ、k1、k2、k3である。更に、荷重付加部3a、3b、3cにおいて、光学素子を載置しない状態では、弾性部材4a、4b、4cの垂直方向の長さは、それぞれ、h1、h2、h3である。
なお、荷重付加部3は、本実施形態では3種類の弾性要素に分類したが、実際には、保持する光学素子の外径や自重等に対応して、荷重付加点数、ばね定数、ばね要素長さ、荷重付加位置を任意に変更可能である。また、並進方向において、荷重付加部3にズレが生じる場合は、荷重付加部3にリニアガイド等を設置し、荷重付加方向を一方向に限定しても良い。
更に、荷重付加部3は、保持する光学素子と当接する先端部分に、当接部5を備える。当接部5は、光学素子とヘルツ接触するような、任意の曲率を持った球面として構成されることが望ましい。この場合、当接部5の曲率は、光学素子の当接箇所の曲率に近似するように設定する。これにより、当接部5は、光学素子の荷重が付加される面に対して、法線方向に荷重を付加するので、光学素子に過大な応力集中が発生することを防止することができる。当接部5の材質は、光学素子を高剛性で保持するために、金属材でも良いし、若しくは、光学素子への接触応力を分散させ、光学素子への衝撃を緩和するために、樹脂材でも良い。
次に、光学素子の保持装置1の作用について説明する。図2は、光学素子Rを保持した保持装置1の構成を示す概略図であり、(A)は、平面図であり、(B)は、(A)におけるA−A断面を示す断面図である。なお、図2において、図1と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。
光学素子Rは、表面となる第1の面R1と、該第1の面R1に相対する裏面となる第2の面R2とを有する。本実施形態における光学素子Rは、基準軸Zを持ち、光学素子Rの形状は、基準軸Zに対して軸対称である。第1の面R1と第2の面R2は、共に球面であり、いずれの曲率中心も基準軸Z上にある。なお、第1の面R1と第2の面R2は、球面、平面、非球面のいずれでも良い。また、光学素子Rは、第1の面R1、又は第2の面R2で光束を反射する反射型光学素子であっても良いし、若しくは、第1の面R1及び第2の面R2を光束が透過する透過型光学素子であっても良い。更に、光学素子Rは、二面より多い光学面を有していても良い。
光学素子Rの厚みtは、第1の面R1と第2の面R2との曲率が一致している場合は、一定である。一方、第1の面R1と第2の面R2との曲率が一致していない場合は、光学素子Rの厚みtは、面形状に基づいて、基準軸Zからの距離rの関数としてt(r)と定義すことができる。図3は、2種類の光学素子Ra、Rbの特性の一例を示すデータであり、(A)は、光学素子Ra、Rbの各形状のデータであり、(B)は、光学素子Ra、Rbの断面形状を示す概略図であり、(C)は、光学素子Ra、Rbの厚み関数t(r)を示すグラフである。なお、図3(A)における曲率は、凸面であれば正、凹面であれば負の符号として表している。また、図3(C)において、縦軸は、厚みtであり、横軸は、基準軸Zからの距離rである。図3(C)に示すように、形状が両面凹である光学素子Ra(図中実線)は、距離rが長くなるにつれて厚みは増加する。一方、形状が両面凸である光学素子Rb(図中破線)は、距離rが長くなるにつれて厚みは減少する。
光学素子Rは、本実施形態では、第2の面R2を重力方向に向け、当接部5が当接することで保持装置1上に保持される。このとき、荷重付加部3a、3b、3cは、弾性部材4の垂直方向の各長さが、h1’、h2’、h3’であり、各付加荷重を、F1、F2、F3とすると、F1=k1(h1−h1’)、F2=k2(h2−h2’)、F3=k3(h3−h3’)となる。ここで、付加荷重F1、F2、F3は、光学素子Rを任意の形状で保持するための自重補償力として作用する。具体的には、弾性部材4は、光学素子Rが重力により自重変形した量を補償し、露光装置(あるいは測定装置等)上で許容される変形量以下のみ変形している形状となる。なお、付加荷重F1、F2、F3の大きさは、自重補償するための荷重付加パターンによって、別途決定される任意の大きさで良い。例えば、光学素子Rに付加される全荷重の総和は、光学素子Rの自重に等しくなることが望ましい。また、光学素子Rは、複数の荷重付加部3により並列保持されているので、保持装置1の保持固有値kは、全ての荷重付加部3の有するばね定数の和で決定される。更に、荷重付加部3が、付加荷重F1、F2、F3によって光学素子Rの自重変形を補償しようとする場合、光学素子Rの重心回りのモーメントM1、M2、M3は、それぞれ、M1=F1×r1、M2=F2×r2、M3=F3×r3で表せる。
ここで、厚みの一様でない円板に任意の荷重を加えた場合、円板の変形量は、円板の曲げ剛性と曲げモーメントより一意に求められる。以下、簡単化のために1次元の梁要素モデルを用いて説明する。図4は、1次元の梁要素モデルを示す概略図である。このとき、梁要素のヤング率をE、単位幅をbとすると、梁の断面二次モーメントIは、(数1)のように、更に、梁のたわみ方程式は、(数2)のように表される。
Figure 2010225896
Figure 2010225896
ここで、(数1)におけるt(r)は、梁の長手方向の厚み分布であり、梁の中心Oを基準とした距離rの関数として表される。また、(数2)におけるhは、梁のたわみ量である。また、Mは、ある荷重Fが距離rにかかっている場合の梁に生じる曲げモーメントであり、距離rの関数としてF×rと変換できる。このモーメントと、(数1)を(数2)に代入すると、(数3)が得られる。
Figure 2010225896
また、梁の上下面が互いに曲面である場合、第1の面R1の曲率をr1、第2の面R2の曲率をr2とすると、t(r)は、(数4)のように表される。
Figure 2010225896
ここで、t(r)をr=0の回りでテイラー展開し、4次項以上を近似すると、(数5)が得られる。
Figure 2010225896
ここで、t(0)=c、1/2×((1/r1)−(1/r2))=aとおくと、t(r)は、t(r)=a×r+cと簡単化できる。この式を(数3)に代入し、rについて2階積分を行うと、たわみ量hに関する式が得られる。ここで、cは、光学素子Rの中心厚みとなるので、常にc>0である。また、光学素子Rの厚み関数t(r)が、単調増加関数である場合、即ち、図3(B)に示す光学素子Rbのように両面が凹面である場合には、a>0となる。一方、光学素子Rの厚み関数t(r)が、単調減少関数である場合、即ち、図3(B)に示す光学素子Raのように両面が凸面である場合には、a<0となる。
ここで、被積分関数の性質より、a>0のときに(数6)が得られる。また、a<0のときに(数7)が得られる。但し、r=0におけるたわみ角、及びたわみ量hは、いずれも対称条件より0としている。
Figure 2010225896
Figure 2010225896
図5は、図3に示す光学素子Ra、Rbの形状に対応するたわみ関数(数6)及び(数7)を示すグラフである。図5において、縦軸は、たわみ量hであり、横軸は、梁の中心Oからの距離rである。図5に示すように、(数6)及び(数7)は、単位荷重Fが梁上の距離rの位置に加わった場合の、その位置における変形量を表しており、両者に共通する傾向としては、梁の中心Oからの距離rに応じて、単位荷重Fあたりのたわみ量hは、大きくなる。以下、この単位荷重あたりのたわみ量hを、「梁の曲げ特性」と呼ぶ。即ち、梁上の距離rの位置における梁の曲げ特性PBbは、距離rの関数PBb(r)である。したがって、梁の任意の位置に変形を与えたい場合には、その距離rの位置に応じて、梁の曲げ特性PBb(r)の逆比に対応する荷重を加えれば良い。
更に、図5は、梁に与える荷重の、梁の形状による効き率を示している。即ち、(数6)で表される条件においては、単位荷重Fあたりのたわみ量hの変化量は、距離rが長くなるにつれて減少していく。一方、(数7)で表される条件においては、単位荷重Fあたりのたわみ量hの変化量は、距離rが長くなるにつれて増加していく。なお、本実施形態では、梁モデルの上下面をいずれも曲面としたが、上下面が非球面形状である場合は、同様に厚み関数t(r)を導出し、(数3)に代入すれば良い。
以上の考え方は、二次元に拡張し得る。即ち、光学素子Rの基準軸Zからの距離rの位置に応じて、光学素子Rの曲げ特性PBd(r)を一意に決定することが可能である。また、光学素子Rの自重を複数の荷重付加部3で保持する場合に、それぞれの荷重に対する効き率として、曲げ特性PBd(r)を用いることができる。この場合、曲げ特性PBd(r)は、上記のように、対象とする光学素子のたわみ量hに関する二階微分式を解くことで求めても良いし、対象とする光学素子のFEM解析から荷重に対する変形の敏感度を計算して求めても良い。
次に、上記の概念を本実施形態の保持装置1に適用する。図2に示す保持装置1において、光学素子Rには、3種類の荷重付加部3a、3b、3cにより、光学素子Rの第2の面R2における距離r1、r2、r3の各位置に、荷重F1、F2、F3が付加されている。付加荷重F1、F2、F3は、それぞれ荷重付加部3の弾性部材4a、4b、4cにより付加されており、任意の自重補償パターンに応じて、理想的な力となるように設計されている。
しかしながら、実際は、光学素子Rが持つ形状誤差、あるいは荷重付加部3が持つ位置誤差により、付加荷重F1、F2、F3は、設計値からばらつきを持つ。設計値から付加する荷重Fがばらつくことで、光学素子Rは、理想的な保持形状から変形する。この変形量は、曲げ特性PBd(r)が大きい箇所では大きく、小さい箇所では小さくなる。そこで、荷重のばらつきに対する敏感度である曲げ特性PBd(r)が大きい箇所では荷重のばらつきが小さくなることを利用し、光学素子Rの形状変化への影響を小さくすることができる。一方、曲げ特性PBd(r)が小さい箇所では、荷重のばらつきをより大きく設定することにより、光学素子Rの形状変化への影響を小さくすることができる。
本実施形態では、荷重付加部3a、3b、3cの付加荷重F1、F2、F3は、前述の式のように表される。即ち、弾性部材4の圧縮量に比例して荷重Fが付加される。ここで、弾性部材4a、4b、4cのそれぞれの位置誤差をηとすると、位置誤差ηのある場合の付加荷重F’及び荷重ぶれΔFは、それぞれ次式のようになる。
F1’=k1(h1−h1’±η)
F2’=k2(h2−h2’±η)
F3’=k3(h3−h3’±η)
ΔF1’=±k1×η
ΔF2’=±k2×η
ΔF3’=±k3×η
即ち、荷重ぶれΔF1、ΔF2、ΔF3を、光学素子Rの曲げ特性PBd(r)が大きい箇所では小さく、一方、曲げ特性PBd(r)が小さい箇所では大きくすることで、荷重ぶれΔFに対する変形の影響を最小とすることができる。また、全ての荷重付加部3の弾性部材4のばね定数kの和を一定の値とすることにより、光学素子Rの保持剛性を十分高く保つことができる。
以上のように、本発明によれば、複数の荷重付加部3により、光学素子Rの曲げ特性に基づいて、弾性部材であるばね要素のばね定数をそれぞれ異なる値に設定するので、光学素子Rの自重変形を高精度に補償することができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る光学要素の保持装置6を示す概略図である。なお、図6において、図1及び図2と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態の特徴は、荷重付加手段としての弾性部材4を用いた荷重付加部3に加え、光学素子Rの位置を拘束する変位拘束部7を複数設置した点にある。
変位拘束部7は、棒状の固定部材であり、図6では、簡単化のために、第1実施形態における荷重付加部3a(弾性部材4a)と同一位置及び同一寸法としている。ここで、光学素子Rに付加される全荷重の総和は、光学素子Rの自重変形を十分補償するために、光学素子Rの自重より小さいか、略等しくなることが望ましい。このとき、変位拘束部7は、光学素子Rの自重から、荷重付加部3によって付加された荷重を引いた荷重を受ける。これにより、本実施形態の保持装置6は、第1実施形態と同様の作用、効果を奏する。それに加え、光学素子Rの荷重方向、さらには、荷重方向と直交する方向には、変位拘束部7において接触摩擦が発生し、光学素子Rの位置を並進方向に拘束する。そのため、光学素子Rの位置ずれが発生しない。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る光学要素の保持装置8を示す概略図である。なお、図7において、図1及び図2と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態の特徴は、第1の実施形態における弾性部材4を用いた荷重付加部3の構成に変え、荷重調節部81を備えた第2の荷重付加部80を複数設置した点にある。
荷重付加部80は、付加荷重を調節する荷重調節部81と、該付加荷重を測定する荷重測定部82とを備える。荷重調節部81は、付加荷重を手動により調節しても良いし、静圧力や、モータ等により駆動調整しても良い。また、荷重測定部82は、歪ゲージや、圧電素子等を採用可能である。なお、不図示の駆動部が、荷重測定部82の測定値に基づいて、付加荷重を調節するように構成しても良い。この場合、不図示の荷重制御部により、好適に制御可能である。これにより、本実施形態の保持装置8は、第1実施形態と同様の作用、効果をより効率良く奏することができる。なお、荷重調節部81を備えた荷重付加部80と、第1の実施形態の荷重付加部3とを併用することも十分あり得る。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る光学要素の保持装置9を示す概略図である。なお、図8において、図1及び図2と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態の特徴は、第1の実施形態における荷重付加部3に変え、樹脂部材を採用した支持部85を備える点にある。
支持部85(85a、85b、85c)は、樹脂要素からなる棒状の弾性部材である。支持部85として採用可能な樹脂部材としては、例えば、アセタール樹脂、フッ素樹脂、若しくはゴム等が好適である。なお、これらの材料は、一般的に先者ほど硬度が大きい。また、支持部85は、図8では、簡単化のために、第1実施形態における荷重付加部3(弾性部材4)と同一位置に設置しているが、支持部85の高さ、及び径方向の寸法は、光学素子Rの自重変形を補償できるように構成可能である。
ここで、支持部85a、85b、85cは、それぞれ光学素子Rの異なる位置を保持し、その保持位置での光学素子Rの曲げ特性PBd(r)に応じて、支持部85a、85b、85cの硬度がそれぞれ異なる。具体的には、曲げ特性PBd(r)が大きい箇所では、支持部85の硬度を小さく、曲げ特性PBd(r)が小さい箇所では、支持部85の硬度を大きくすることで、光学素子Rの自重補償時の荷重ばらつきを小さくすることができる。これにより、本実施形態の保持装置9は、第1実施形態と同様の作用、効果をより簡単な構成で奏することができる。
(露光装置)
次に、本発明の光学要素の保持装置を適用した露光装置の実施形態について説明する。図9は、本発明の光学要素の保持装置を適用した露光装置の構成を示す概略図である。露光装置90は、照明光学系91と、レチクル(原版)を保持するレチクルステージ92と、投影光学系93と、被処理基板を保持する基板ステージ94とを備える。なお、本実施形態における露光装置90は、ステップ・アンド・リピート方式、又はステップ・アンド・スキャン方式を採用し、レチクルに形成された回路パターンをウエハに露光する走査型投影露光装置である。
照明光学系91は、不図示の光源部を備え、転写用の回路パターンが形成されたレチクルを照明する装置である。光源部において、光源は、例えば、レーザーを使用する。使用可能なレーザーは、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザー、波長約157nmのF2エキシマレーザー等である。なお、レーザーの種類は、エキシマレーザーに限定されず、例えば、YAGレーザーを使用しても良いし、レーザーの個数も限定されない。また、光源部にレーザーが使用される場合、レーザー光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザーをインコヒーレント化するインコヒーレント光学系を使用することが好ましい。更に、光源部に使用可能な光源は、レーザーに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプ等のランプも使用可能である。
また、照明光学系91は、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、及び絞り等を含む。一般に、光学系は、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で整列する。照明光学系91は、軸上光、軸外光を問わず使用可能である。ライトインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ板を重ねることによって構成されるインテグレーター等を含む。なお、ライトインテグレーターは、光学ロッドや回折要素に置換される場合もある。また、開口絞りは、円形絞り、変形照明用の輪帯照明絞り、及び4重極照明絞り等として構成される。
レチクルは、例えば、石英ガラス製であり、転写されるべき回路パターンが形成されている。また、レチクルステージ92は、XY方向に移動可能なステージであって、レチクルを保持する装置である。なお、レチクルステージ92は、レチクルステージ定盤95に保持されている。
投影光学系93は、照明光学系91からの露光光で照明されたレチクル上のパターンを所定倍率(例えば、1/4、若しくは1/5)で基板上に投影露光する。投影光学系93としては、複数の光学要素のみから構成される光学系や、複数の光学要素と少なくとも一枚の凹面鏡とから構成される光学系(カタディオプトリック光学系)が採用可能である。若しくは、投影光学系93として、複数の光学要素と少なくとも一枚のキノフォーム等の回折光学要素とから構成される光学系や、全ミラー型の光学系等も採用可能である。本発明の光学要素の保持装置は、例えば、これらの光学素子を保持するための装置として好適に利用可能である。なお、上記レチクルステージ定盤95及び投影光学系93は、床面(基盤面)96上に、ダンパ97を介した鏡筒定盤98に支持されている。
基板は、表面上にレジスト(感光剤)が塗布された、シリコンウエハ等の被処理体である。基板ステージ94は、XY方向に移動可能なステージであって、基板を保持する装置である。基板ステージ94は、床面(基盤面)96上に載置されたステージ定盤99上に設置されている。
本実施形態の露光装置90において、レチクルから発せられた回折光は、投影光学系93を通過し、基板上に投影される。該基板とレチクルとは、共役の関係にある。走査型の投影露光装置の場合は、レチクルと基板とを走査することにより、レチクルのパターンを基板上に転写する。なお、ステッパー(ステップ・アンド・リピート方式の露光装置)の場合は、レチクルと基板とを静止させた状態で露光が行われる。
(測定装置)
次に、本発明の光学要素の保持装置を適用した測定装置の実施形態について説明する。従来、光学要素の測定装置として、例えば、特開2004−29076号公報や、特開2004−271305号公報に開示されているような測定装置が存在する。本発明は、これらの測定装置に、より高度な測定精度を奏するものとして適用可能である。具体的には、例えば、特開2004−29076号公報の図1に開示されている干渉計測装置において、被検面8と6軸ステージ9との間に、本発明の保持装置を適用することができる。また、特開2004−271305号公報の図2に開示されている測定装置において、被検面25の保持に、本発明の保持装置を適用することができる。
(デバイスの製造方法)
次に、上記露光装置を利用したデバイスの製造方法の実施形態について説明する。半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、薄膜磁気ヘッド等のデバイスは、レジストが塗布された基板を、上記露光装置を用いて露光する工程と、露光された前記基板を現像する工程と、その他の周知の工程と、を経ることによって製造される。該周知の工程は、例えば、酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、及びパッケージング等の少なくとも1つの工程を含む。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定するものでなく、本発明の目的が達成される範囲において、各構成が代替的に置換されても良い。
第1の実施形態において、保持基板2上の荷重付加部3の設置場所は、図1(A)に示すような配置としたが、本発明は、これに限定するものではない。例えば、図10に示すように、荷重付加部3の設置場所を、基準軸となる中心位置に対して、位相をずらした配置としても良い。具体的には、荷重付加部3の位置である保持点を配置する径毎に、保持点の配置位相を逆転させる構成となる。即ち、光学素子の自重変形を高精度に補償する場所であれば、自由に設定可能である。
第2の実施形態において、変位拘束部7は、光学素子Rの自重を受けているが、支持部は、光学素子Rの重力方向に直交する方向、即ち、並進方向を拘束する機能があれば良い。したがって、図11に示すように、保持装置10は、変位拘束部70が光学素子Rの外周位置を拘束するように構成されていても良い。この場合、変位拘束部70は、光学素子Rの外周部に当接しても良いし、任意のクリアランスを持って配置されても良い。
本発明の光学素子の保持装置は、光学素子の測定装置や、光学素子を採用する露光装置に採用されるものであるが、本発明の利用はこれに限らず、例えば、天体望遠鏡等に利用される光学素子の保持にも好適に利用可能である。
1 保持装置
3 荷重付加部
4 弾性部材
5 当接部
6 保持装置
7 支持部
8 保持装置
9 保持装置
10 保持装置
70 支持部
80 荷重付加部
81 荷重調節部
82 荷重測定部
91 樹脂要素

Claims (16)

  1. 光学素子を保持する光学素子の保持装置であって、
    前記光学素子に対して複数の位置で荷重を付加する荷重付加部を有し、
    前記荷重付加部は、前記荷重を付加する弾性部材を備えてなり、前記光学素子の任意の位置に単位荷重を加えたとき、該単位荷重に対する前記光学素子の変形量を曲げ特性として定義し、該曲げ特性に基づいて、前記複数の荷重付加部において前記弾性部材の固有値をそれぞれ異なる値に設定することを特徴とする光学素子の保持装置。
  2. 前記荷重付加部は、前記光学素子に対して、反重力方向に荷重を付加することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の保持装置。
  3. 前記荷重付加部は、前記光学素子と当接し、任意の曲率を持った球面で構成される当接部を有し、
    前記荷重付加部は、前記光学素子の荷重が付加される面に対して、該面の法線方向に荷重を付加することを特徴とする請求項1及び2に記載の光学素子の保持装置。
  4. 前記光学素子の曲げ特性は、前記光学素子の基準軸からの距離の関数で表されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学素子の保持装置。
  5. 前記弾性部材の固有値は、前記光学素子の曲げ特性が大きい箇所では小さく設定し、前記光学素子の曲げ特性が小さい箇所では大きく設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学素子の保持装置。
  6. 前記弾性部材は、ばね要素であり、前記固有値は、ばね定数であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学素子の保持装置。
  7. 前記荷重付加部に加え、前記光学素子の位置を拘束する変位拘束部を有し、
    前記変位拘束部は、前記光学素子を、重力方向、若しくは該重力方向に直交する方向に拘束することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学素子の保持装置。
  8. 前記変位拘束部は、前記光学素子に対する荷重方向、若しくは該荷重方向に直交する方向に設置された固定部材であることを特徴とする請求項7に記載の光学素子の保持装置。
  9. 前記少なくとも1つの荷重付加部は、前記弾性部材に変え、前記光学素子に付加する荷重を調節する荷重調節部を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学素子の保持装置。
  10. 前記荷重調節部を有する前記荷重付加部は、更に、前記光学素子に付加される荷重を測定する荷重測定部と備え、
    前記荷重調節部は、前記荷重測定部の測定値に基づいて、前記荷重を調節することを特徴とする請求項9に記載の光学素子の保持装置。
  11. 光学素子を保持する光学素子の保持装置であって、
    前記光学素子に対して複数の位置で保持する支持部を有し、
    前記支持部は、樹脂部材で構成され、前記光学素子の任意の位置に単位荷重を加えたとき、該単位荷重に対する前記光学素子の変形量を曲げ特性として定義し、該曲げ特性に基づいて、前記複数の支持部において前記樹脂部材の硬度がそれぞれ異なることを特徴とする光学素子の保持装置。
  12. 前記光学素子の曲げ特性は、前記光学素子の基準軸からの距離の関数で表されることを特徴とする請求項11に記載の光学素子の保持装置。
  13. 前記樹脂部材の硬度は、前記光学素子の曲げ特性が大きい箇所では小さく設定し、前記光学素子の曲げ特性が小さい箇所では大きく設定することを特徴とする請求項11及び12に記載の光学素子の保持装置。
  14. 光学素子の固有値を測定する光学素子の測定装置であって、
    請求項1〜13に記載の光学素子の保持装置を有することを特徴とする光学素子の測定装置。
  15. 光源部からの光でレチクルを照明する照明光学系と、前記レチクルを載置して移動可能なレチクルステージと、前記レチクルからの光を被処理基板に導く投影光学系と、前記被処理基板を載置して移動可能な基板ステージとを有する露光装置であって、
    前記投影光学系は、請求項1〜13のいずれか1項に記載の光学素子の保持装置を備えることを特徴とする露光装置。
  16. 請求項15に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013225674A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Carl Zeiss Smt Gmbh 光モジュールへの力の影響を調整しうる光学装置
CN108534669A (zh) * 2018-02-09 2018-09-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种采用三点支撑检测光学元件的方法
DE102018124483B3 (de) * 2018-03-15 2018-12-13 Jenoptik Optical Systems Gmbh Optikbaugruppe mit einem Optikelement mit einer planen Montagefläche großer Ausdehnung

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