JP2010225399A - フレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ - Google Patents

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Shunsuke Hashimoto
俊輔 橋本
Hidetoshi Takeyama
英俊 竹山
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Abstract

【課題】接点端子の設置間隔を小さく高密度化し、小型化を図ることができるフレキシブル基板用のコネクタ又はフレキシブルケーブル用のコネクタを提供することである。
【解決手段】表面側に所定の距離を置いて複数のプリント配線72が設けてあり、裏面側には表面側のプリント配線72と千鳥状にプリント配線73が設けてあるコネクタ接続部2を端部に備えたフレキシブルプリント配線基板70又はフレキシブルケーブル71を接続するためのコネクタ1であって、コネクタ接続部2を固定する固定機構を備え、前記固定機構は、絶縁部6とコネクタ接続部2の表裏のプリント配線72,73に個々に接続する接点端子10,20とを有しており、前記絶縁部6と接点端子20とでコネクタ接続部2を挟持可能にした。
【選択図】図6

Description

本発明は、フレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタに関するものである。
携帯電話、DSC(Digital Still Camera)、及びDVC(Digital Video Camera)等の携帯機器には、複数のフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルが実装されている。
フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルは、薄いフィルム状の絶縁体に銅箔等で構成された配線が施され、接点や半田付け部等を除いた部分に絶縁体が施されている。
フレキシブル基板は弾性変形可能なプリント配線基板であり、フレキシブルケーブルは弾性変形可能な電気配線である。
フレキシブル基板同士の接続、プリント配線基板とフレキシブルケーブルとの接続には、フレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタが用いられる。
フレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタは、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの薄いフィルム状の接点を、クリップ端子にて挟み保持することで、電気的な接続ができる。このようなフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタが、特許文献1に開示されている。
特開2004−178931号公報
小型化が進む携帯機器においては、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの配線及び配線間を縮小し、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの両面に配線を施すことにより、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの小型化及び高密度化を実現してきた。また、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの両面の接点を、図9の断面図に示すような千鳥接点82とすることで、フレキシブル基板80又はフレキシブルケーブル81のさらなる小型化及び高密度化が図られている。
ところが、例えばフレキシブル基板80又はフレキシブルケーブル81の製造精度が悪く、図10の断面図に示すような上下面の千鳥接点82にズレがあると、フレキシブル基板80又はフレキシブルケーブル用コネクタ81へ接続した際に、下側のクリップ端子83が、隣接するクリップ端子83と千鳥接点82を介して短絡するという問題がある。
そこで、本発明は、小型化及び高密度化されたフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの接続が可能なフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタの提供を目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、表面側に所定の距離を置いて複数のプリント配線が設けてあり、裏面側には表面側のプリント配線と千鳥状にプリント配線が設けてあるコネクタ接続部を端部に備えたフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルを接続するためのコネクタであって、前記コネクタ接続部を固定する固定機構を備え、前記固定機構は、絶縁部とコネクタ接続部の表裏のプリント配線に個々に接続する接点端子とを有しており、前記絶縁部と接点端子とでコネクタ接続部を挟持可能であることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタである。
請求項1の発明では、絶縁部とコネクタ接続部の表裏のプリント配線に個々に接続する接点端子とを有する固定機構でコネクタ接続部を挟持可能であるので、各プリント配線には接点端子が個々に接触する。また、コネクタ接続部の接点端子の接触部位の反対側には絶縁部が接触するので、隣接する接点端子同士がプリント配線を介して接触(短絡)することを防止できる。
その結果、コネクタに対してフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルを確実に固定でき、さらにプリント配線の間隔を密にすることができるので、コネクタ接続部の小型化を図ることができるようになる。
請求項2の発明は、前記絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小とを切り替える切替手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタである。
請求項2の発明では、絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小とを切り替える切替手段を設けたので、コネクタに対するコネクタ接続部の接続と取外しとが容易である。
請求項3の発明は、前記切替手段をカム機構で構成したことを特徴とする請求項2に記載のフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタである。
請求項3の発明では、切替手段をカム機構で構成したので、絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小を容易に実施できる。
請求項4の発明は、表面側に所定の距離を置いて複数のプリント配線が設けてあり、裏面側には表面側のプリント配線と千鳥状にプリント配線が設けてあるコネクタ接続部を端部に備えたフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルを接続するためのコネクタであって、前記コネクタ接続部を固定する固定機構を備え、前記固定機構は、コネクタ接続部の表裏のプリント配線に個々に接続する接点端子を有しており、対応するプリント配線がない側の接点端子と、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの間に空隙又は絶縁部材を設けたことを特徴とするフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタである。
請求項4の発明では、プリント配線に対応する接点端子が接触し、表裏のうちプリント配線がない側に配置された接点端子は、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルに接触しない。よって、隣接する接点端子同士が短絡することがない。
その結果、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルに対してコネクタを確実に固定でき、さらにプリント配線の間隔を密にすることができるので、コネクタ接続部の小型化を図ることができるようになる。
本発明を実施すると、小型化及び高密度化されたフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの接続が可能なフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタを提供できる。
本発明の第1実施形態のフレキシブル基板用コネクタの斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図であり、操作レバーがロック位置にある状態を示す。 図1のC−C断面図であり、操作レバーがロック位置にある状態を示す。 図1のB−B断面図であり、操作レバーがロック解除位置にある状態を示す。 図1のC−C断面図であり、操作レバーがロック解除位置にある状態を示す。 (a),(b)は、各々図3、図5に対応する本発明の第2実施形態のコネクタの断面図である。 (a),(b)は、各々図4、図6に対応する本発明の第3実施形態のコネクタの断面図である。 従来のフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタの両面千鳥接点の断面図である。 従来のフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタの両面千鳥接点の断面図であり、表面と裏面で千鳥接点がずれた状態を示している。
以下では、本発明の第1〜第3実施形態のフレキシブル基板用コネクタの構成について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本願発明が制限して理解されるべきではない。
まず、第1実施形態のフレキシブル基板用コネクタ1(以下、コネクタ1と称す)の構造について説明し、その後にフレキシブル基板用コネクタ1の動作について説明する。コネクタ1は、図1に示すように、コネクタ本体2(コネクタ接続部)、コンタクト操作レバー3から構成される。なお、2点鎖線で示した箇所は、フレキシブルプリント配線基板70(以下、フレキシブル基板70と称す)又はフレキシブルケーブル71を示している。
コネクタ1は、図2(図1のA−A断面図)に示すように、上側コンタクト10(接点端子)、下側端子11、下側コンタクト20(接点端子)、上側端子21を備えている。なお、フレキシブル基板70又はフレキシブルケーブル71は、上面接点72(プリント配線)、下面接点73(プリント配線)を有している。図2に示すように、所定の長さを有する複数の上面接点72が、所定の距離を置いてコネクタ1の長手方向に連続して設けられており、下面接点73は上面接点72と千鳥状に設けてある。
図3は、図1のB−B断面図であるが、図3に示すようにコネクタ1の上側コンタクト10部分は、断面視で略Y字形状を呈している。すなわち、図3に示すように、上側コンタクト10、下側端子11、半田付け部12は一体化され、Y型コンタクト9を構成しており、Y型コンタクト9は導電性と弾性を有した素材で構成されている。ちなみに、図5に示す状態がY型コンタクト9の自然状態の姿勢である。
コンタクト操作レバー3はカム13を備え、回動可能な構成を有している。また、下側端子11はコネクタ2の底面部7に係合している。コネクタ本体2は、開口部30を有している。
図4は、図1のC−C断面図であるが、図4に示すようにコネクタ1の下側コンタクト20部分は、断面視で略K字形状を呈している。すなわち、図4に示すように、下側コンタクト20、上側端子21、半田付け部22は一体化され、K型コンタクト19を構成しており、K型コンタクト19は導電性と弾性を有する素材で構成されている。ちなみに、図6に示す状態がK型コンタクト19の自然状態の姿勢である。
コンタクト操作レバー3はカム23を備え、回動可能な構成を有している。コネクタ本体2は、開口部31を有し、開口部31の近傍には保持部5と絶縁部6が設けられている。保持部5と絶縁部6は、コネクタ本体2と一体成型されている。すなわち、保持部5と絶縁部6はコネクタ本体2の一部である。なお、上側端子21は絶縁部6に係合し、固定部24はコネクタ2の底面部8に係合している。その結果、上側端子21は、フレキシブル基板70の上面接点72と接触することが防止される。なお、絶縁部6と下側コンタクト20とで、フレキシブル基板70又はフレキシブルケーブル71の固定機構を構成している。
続いて、図5に基づいて、上側コンタクト10の接点動作について説明する。図5は、コネクタ1にフレキシブル基板70を接続した状態を示しており、上側コンタクト10と、フレキシブル基板70の上面接点72とが接触している。
順を追って詳細に説明すると、フレキシブル基板70は、開口部30から挿入される。すると、隣接するコネクタ本体2に対してフレキシブル基板70が後述するように、固定される。
コンタクト操作レバー3は、図3に示すロック位置から図5に示すロック解除位置に回動可能である。コンタクト操作レバー3には、カム13が設けられており、図3に示すロック位置ではY型コンタクト9の符号15で示す力点部を押圧しており、Y型コネクタ9の力点部15が下がり、上側コンタクト10が上方へ移動している。ここで図5に示すように、コンタクト操作レバー3をロック解除位置まで回動させると、カム13は力点部15から離れ、上側コンタクト10は自然状態に戻ろうとして下方へ移動する。
ここで、Y型コンタクト9の下側端子11はコネクタ本体2の底面部7と係合し、さらにY型コンタクト9の固定部14はコネクタ本体2の底面部7と係合していることから、カム13からの押圧が解除されると、Y型コンタクト9の力点部15のみが上方へリフトする。力点部15の上方へのリフトに伴って、支点部16も上方へリフトしコネクタ本体2の上面部27と接触し、支点部16を支点として上側コンタクト10が下方へ下がり、フレキシブル基板70の上面接点72と接触し、保持される。
よって、フレキシブル基板70の上面接点72と、上側コンタクト10とが電気的に導通する。つまり、コンタクト操作レバー3を、ロック位置からロック解除位置へ回動させると、フレキシブル基板70の上面接点72と、上側コンタクト10とが接触し、電気的に導通する。
次に、図4,6に基づいて、下側コンタクト20の動作について説明する。図4は、下側コンタクト20と、フレキシブル基板70の下面接点73(図2)とが接触していない場合の状態を示しており、図6は、下側コンタクト20と、フレキシブル基板70の下面接点73とが接触している状態を示している。
順を追って詳細に説明すると、フレキシブル基板70を開口部31に挿入し、コンタクト操作レバー3をロック解除位置まで回動させることによって、フレキシブル基板70は、保持部5と絶縁部6とにより支持され、保持される。
コンタクト操作レバー3は、図4に示すロック位置から図5に示すロック解除位置に回動可能である。コンタクト操作レバー3には、カム23が設けられており、図4に示すロック位置ではK型コンタクト19の符号25で示す力点部を押圧しており、K型コンタクト19の力点部25が下がり、下側コンタクト20が下方へ移動している。ここで図6に示すように、コンタクト操作レバー3をロック解除位置まで回動させると、カム23は力点部25から離れ、下側コンタクト20は自然状態に戻ろうとして上方へ移動する。
ここで、K型コンタクト19の固定部24はコネクタ本体2の底面部8と係合していることから、カム23からの押圧が解除されると、K型コンタクト19の力点部25のみが上方へリフトする。力点部15の上方へのリフトに伴って、支点部26も上方へリフトしコネクタ本体2の上面部28と接触し、支点部26を支点として上側端子21が下方へ下がろうとする。しかし、上側端子21は絶縁部6と係合しているため、係合状態を維持する。
一方、支点部26の上方へのリフトに伴って、下側コンタクト20も上方へリフトし、フレキシブル基板70の下面接点73と接触し、保持される。よって、フレキシブル基板70の下面接点73と、下側コンタクト20とが電気的に導通する。つまり、コンタクト操作レバー3を、ロック位置からロック解除位置へ回動させると、フレキシブル基板70の下面接点73と、下側コンタクト20とが接触し、電気的に導通する。
以上の説明により、第1実施形態のコネクタ1では、上側コンタクト10に対向する下側端子11(図3,5)が、コネクタ本体2の底面部7に係合して固定されていること、及び下側コンタクト20に対向する上側端子21(図4,6)が、絶縁部6に係合し接触しているので、隣接する接点端子同士がフレキシブル基板70上のプリント配線を介して接触(短絡)することを防止できる。
つまり、プリント配線に対向する接点端子がプリント配線と接触し、プリント配線がない側に配置された接点端子は、フレキシブル基板に接触しない。よって、隣接する接点端子同士が短絡することがない。その結果、フレキシブル基板70に対してコネクタ1を確実に固定でき、さらにプリント配線の間隔を密にすることができるので、コネクタ1の接続部の小型化を図ることができるようになる。また、コンタクト操作レバー3に、カム13とカム23というカム機構(絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小とを切り替える切替手段)を設けたことにより、コネクタ1に対するコネクタ接続部の接続と取外しとが容易である。
次に、本発明の第2実施形態のフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ40(以下、コネクタ40と称す)の構成について、図7(a),(b)を参照しながら説明する。図7(a),(b)は、図3,5に対応する本発明の第2実施形態のコネクタ40の断面図である。
上側コンタクト44、下側端子45、固定部46、力点部47、半田付け部49、支点部53は一体化され、H型コンタクト43を構成している。H型コンタクト43は導電性と弾性を有した素材で構成されている。コンタクト操作レバー42はカム48を備え、回動可能な構成を有している。また、下側端子45は、コネクタ40の底面部51に係合し、固定部46はコンタクト固定部50に係合している。コネクタ本体41は、開口部52を有している。ちなみに、図7(b)に示す状態がH型コンタクト43の自然状態の姿勢である。
コンタクト操作レバー42は、図7(a)に示すロック解除位置から図7(b)に示すロック位置に回動可能である。コンタクト操作レバー42には、カム48が設けられており、図7(a)に示すロック解除位置では、力点部47には何の力も働かず、上側コンタクト44は上方が上方へ移動している。ここで図7(b)に示すように、コンタクト操作レバー42をロック解除位置まで回動させると、カム48は力点部47を押圧する。
ここで、H型コンタクト43の下側端子45はコネクタ本体41の底面部51と係合し、さらにH型コンタクト43の固定部46はコネクタ本体41の底面部51と係合していることから、カム48から押圧されると、カム48の力点部47のみが上方へリフトする。力点部47の上方へのリフトに伴って、支点部53を支点として上側コンタクト44が下方へ下がり、フレキシブル基板70の上面接点72と接触し、保持される。
よって、フレキシブル基板70の上面接点72と、上側コンタクト44とが電気的に導通する。つまり、コンタクト操作レバー42を、ロック解除位置からロック位置へ回動させると、フレキシブル基板70の上面接点72と、上側コンタクト44とが接触し、電気的に導通する。
以上の説明により、第2実施形態のコネクタ40では、上側コンタクト44に対向する下側端子45が、コネクタ本体41の底面部51に係合し固定されており、固定部46はコンタクト固定部50に係合し固定されているので、隣接する接点端子同士がフレキシブル基板70上のプリント配線を介して接触(短絡)することを防止できる。
つまり、第2実施形態のコネクタ40は、上面接点72(プリント配線)に対向する上側コンタクト44(接点端子)がプリント配線72と接触し、プリント配線72がない側に配置された接点端子(下側端子45)は、フレキシブル基板70に接触しない。よって、隣接する接点端子同士が短絡することがない。
その結果、コネクタ40に対してフレキシブル基板70を確実に固定でき、さらにプリント配線72の間隔を密にすることができるので、コネクタ40の接続部の小型化を図ることができるようになる。また、コンタクト操作レバー42に、カム48というカム機構(絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小とを切り替える切替手段)を設けたことにより、コネクタ40に対するコネクタ接続部(コネクタ本体2)の接続と、取外しとが容易である。なお、H型コンタクト43の代わりに、コンタクト操作レバー42をロック位置へ回動させると付勢するタイプのコンタクトを組み合わせても良い。
次に、本発明の第3実施形態のフレキシブル基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ60(以下、コネクタ60と称す)の構成について、図8(a),(b)を参照しながら説明する。図8(a),(b)は、図4,6に対応する本発明の第3実施形態のコネクタ60の断面図である。
下側コンタクト64、上側端子65、固定部66、力点部67、支点部68、半田付け部69は一体化され、逆H型コンタクト63を構成している。逆H型コンタクト63は導電性と弾性を有した素材で構成されている。コンタクト操作レバー62はカム56を備え、回動可能な構成を有している。ちなみに、図8(a)に示す状態が逆H型コンタクト63の自然状態の姿勢である。
コンタクト操作レバー62は、図8(a)に示すロック位置から図8(b)に示すロック解除位置に回動可能である。コンタクト操作レバー62には、カム56が設けられており、図8(a)に示すロック位置では、逆H型コンタクト63の力点部67を押圧しており、逆H型コンタクト63の力点部67が下がり、下側コンタクト64が下方へ移動している。ここで図8(b)に示すように、コンタクト操作レバー62をロック解除位置まで回動させると、カム56は力点部67から離れ、下側コンタクト64は自然状態に戻ろうとして上方へ移動する。
ここで、上側端子65は絶縁部58に係合し、固定部66はコネクタ60の底面部59に係合していることから、カム56の押圧が解除されると、逆H型コンタクト63の力点部67が上方へリフトする。力点部67の上方へのリフトに伴って、支点部68が下方へ下がる。そして、固定部66を支点として、下側コンタクト64が上方へリフトし、フレキシブル基板70又はフレキシブルケーブル71の下面接点73と接触し、保持される。よって、フレキシブル基板70又はフレキシブルケーブル71の下面接点73と、下側コンタクト64とが電気的に導通する。
以上の説明により、第3実施形態のコネクタ60では、下側コンタクト64に対向する上側端子65が、コネクタ本体61の絶縁部58に係合し接触しているので、隣接する接点端子同士がフレキシブル基板70上のプリント配線を介して接触(短絡)することを防止できる。
つまり、プリント配線に対向する接点端子がプリント配線と接触し、プリント配線がない側に配置された接点端子は、フレキシブル基板に接触しない。よって、隣接する接点端子同士が短絡することがない。
その結果、フレキシブル基板70に対してコネクタ60を確実に固定でき、さらにプリント配線の間隔を密にすることができるので、コネクタ1の接続部の小型化を図ることができるようになる。また、コンタクト操作レバー62に、カム56というカム機構(絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小とを切り替える切替手段)を設けたことにより、コネクタ60に対するコネクタ接続部の接続と取外しとが容易である。
1 フレキシブルプリント配線基板用コネクタ(コネクタ)
2 コネクタ本体(コネクタ接続部)
6 絶縁部
10 上側コンタクト(接点端子)
20 下側コンタクト(接点端子)
70 フレキシブルプリント配線基板
71 フレキシブルケーブル
72 上面接点(プリント配線)
73 下面接点(プリント配線)

Claims (4)

  1. 表面側に所定の距離を置いて複数のプリント配線が設けてあり、裏面側には表面側のプリント配線と千鳥状にプリント配線が設けてあるコネクタ接続部を端部に備えたフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルを接続するためのコネクタであって、
    前記コネクタ接続部を固定する固定機構を備え、
    前記固定機構は、絶縁部とコネクタ接続部の表裏のプリント配線に個々に接続する接点端子とを有しており、前記絶縁部と接点端子とでコネクタ接続部を挟持可能であることを特徴とするフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ。
  2. 前記絶縁部と接点端子の間隔の拡大と縮小とを切り替える切替手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ。
  3. 前記切替手段をカム機構で構成したことを特徴とする請求項2に記載のフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ。
  4. 表面側に所定の距離を置いて複数のプリント配線が設けてあり、裏面側には表面側のプリント配線と千鳥状にプリント配線が設けてあるコネクタ接続部を端部に備えたフレキシブル基板又はフレキシブルケーブルを接続するためのコネクタであって、
    前記コネクタ接続部を固定する固定機構を備え、
    前記固定機構は、コネクタ接続部の表裏のプリント配線に個々に接続する接点端子を有しており、対応するプリント配線がない側の接点端子と、フレキシブル基板又はフレキシブルケーブルの間に空隙又は絶縁部材を設けたことを特徴とするフレキシブルプリント配線基板用コネクタ又はフレキシブルケーブル用コネクタ。
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JP2018022618A (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 第一精工株式会社 電気コネクタ

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