JP2010224741A - 医療検査の予約受付方法およびシステム、並びにプログラム - Google Patents

医療検査の予約受付方法およびシステム、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人手を掛けずに医療施設外からの予約情報を正しく管理する。
【解決手段】中核病院11に設置される院内サーバ17のCPU36は、予約受付処理部17a、DB(データベース)アクセス部17bとして機能する。予約受付処理部17aで診療所端末24からの予約情報を受け付けたとき、DBアクセス部17bは、該予約情報に付された患者基本情報30と一致する患者基本情報30を患者情報DB19から検索する。一致する患者基本情報30が見つかった場合、DBアクセス部17bは、当該患者基本情報30の患者IDを予約情報に付して院内予約情報DB18に登録し、見つからなかった場合、予約受付処理部17aで新規に発行された患者IDを予約情報に付して院内予約情報DB18に登録する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ネットワークを通じて医療検査の予約情報を受け付ける医療検査の予約受付方法およびシステム、並びにプログラムに関する。
最近、地域における医療施設間の医療連携を強化する必要性が高まっている。その一環として、診療所等の比較的小規模な医療施設からの医療検査の依頼を受け、地域内の中核病院等、高度な医療検査設備を持つ比較的大規模な医療施設が医療検査を実施することが行われている。特許文献1には、こうした医療連携サービスを提供するデータセンタを介して、医療施設間における医療検査の予約をオンラインで行うことができる検査予約システムが開示されている。
特開2005−301434号公報
医療施設は、患者の情報を管理し易くするために、患者を一意に特定するための患者IDを独自に発行している。勿論、検査予約の情報も患者IDで管理している。しかしながら、患者IDは発行した医療施設でのみ通用するものであり、データセンタは個々の医療施設の患者IDを情報としてもっていない。従って、診療所からの検査予約の情報には、当然ながら検査予約の依頼先である中核病院の患者IDは付されない。
このような事情があるため、中核病院では、診療所からの検査予約を受け付けたときに、その患者が新患か、以前患者IDを発行した再来の患者かを調べる必要があり、面倒であった。そのうえ、もし人為的なミスがあって再来の患者を新患と取り違えたりすると、既に患者IDをもっている患者に新規の患者IDを発行するといった不手際が起こり、患者の情報を正しく管理することができないばかりか、現場が混乱するおそれもある。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、その目的は、人手を掛けずに医療施設外からの予約情報を正しく管理することにある。
上記目的を達成するために、本発明の医療検査の予約受付システムは、患者の特定に最低限必要な患者基本情報を含む医療施設宛の医療検査の予約情報を医療施設外から受け付ける院内サーバと、受け付けた予約情報を格納する予約情報データベースと、医療施設内の患者基本情報を格納する患者情報データベースとを備え、前記院内サーバは、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報を前記患者情報データベースから検索し、その検索結果に応じて、前記予約情報データベースに予約情報を登録することを特徴とする。
前記患者情報データベースは、患者を一意に特定するための患者ID毎に患者基本情報を格納する。前記院内サーバは、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報が前記患者情報データベースに見つかった場合、当該患者基本情報の患者IDを予約情報に付して前記予約情報データベースに登録する。一方、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報が前記患者情報データベースに見つからなかった場合、新規に患者IDを発行し、その患者IDを予約情報に付して前記予約情報データベースに登録する。
さらに、前記院内サーバは、新規に発行した患者IDで予約情報に付された患者基本情報を前記患者情報データベースに登録する。
前記院内サーバは、医療施設外のデータセンタのセンタサーバを介して予約情報を受信する。前記院内サーバは、前記センタサーバを介して予約情報を受信したときに、予約情報に付して前記予約情報データベースに登録した患者IDの情報を前記センタサーバに送信する。また、前記院内サーバは、予約情報毎の検索結果のリストを表す画面情報を作成・配信する。
患者基本情報は、少なくとも患者名、性別、年齢を表す情報を含む。年齢を表す情報は、年齢の数字そのものでもよいし、生年月日でもよい。
本発明の医療検査の予約受付方法は、患者の特定に最低限必要な患者基本情報を含む医療施設宛の医療検査の予約情報を医療施設外から受け付ける受付ステップと、医療施設内の患者基本情報を格納する患者情報データベースから、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報を検索する検索ステップと、前記検索ステップの検索結果に応じて、予約情報データベースに予約情報を登録する情報登録ステップとを備えることを特徴とする。
本発明の医療検査の予約受付プログラムは、患者の特定に最低限必要な患者基本情報を含む医療施設宛の医療検査の予約情報を医療施設外から受け付ける受付ステップと、医療施設内の患者基本情報を格納する患者情報データベースから、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報を検索する検索ステップと、前記検索ステップの検索結果に応じて、予約情報データベースに予約情報を登録する情報登録ステップとを、コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、医療施設外から受け付けた予約情報に付された患者基本情報と、患者情報データベースに格納された患者基本情報とが一致しているか否かを検索し、この検索結果に応じて、予約情報データベースに予約情報を登録するから、人手を掛けずに医療施設外からの予約情報を正しく管理することができる。
医療検査の予約受付システムの概略を示す構成図である。 診療所からの予約情報の内容を示す説明図である。 患者情報および院内予約情報の内容を示す説明図である。 院内、診療所の端末と院内、センタ、中継サーバの基本構成を示す図である。 院内、センタサーバのCPUに構築される機能部を示す図である。 患者基本情報の検索結果が一致した場合の院内サーバの機能部の処理を示す説明図である。 患者基本情報の検索結果が不一致であった場合の院内サーバの機能部の処理を示す説明図である。 院内サーバの処理手順を示すフローチャートである。 予約完了通知に患者IDを添付する例を示す説明図である。 検索結果のリスト画面情報を作成・配信する例を示す説明図である。
図1において、予約受付システム2は、データセンタ10と、複数の医療施設に設置されたコンピュータシステムとを通信ネットワークで接続し、オンラインで医療検査の予約受付を行うものである。データセンタ10は、複数の医療施設のコンピュータ同士をネットワークで結び、オンライン予約サービスを提供する。
複数の医療施設には、中核病院11と診療所12がある。中核病院11は、その地域内で比較的大規模な医療施設である。中核病院11は、CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等高度な医療検査装置を保有し、院内の診療科だけでなく、診療所12等の外部の医療施設から医療検査依頼を受ける。診療所12は、高度な医療検査装置を持たず、中核病院11へ医療検査を依頼する。
中核病院11には、院内の各種のコンピュータをLAN(Local Area Network)13で接続した院内情報システム(HIS;Hospital Information System)14が構築されている。院内情報システム14は、医療検査の予約受付処理、診療受付処理、会計処理等の院内の情報処理を行う。LAN13は、院内に敷設されたネットワークであり、院内情報システム14は、インターネット15等、不特定多数の利用者に開放された公衆系の外部ネットワークと遮断されている。これにより、外部からの不正なアクセス等の情報セキュリティリスクを回避している。
院内情報システム14では、院内の各診療科に設置された端末(以下、院内端末という)16からLAN13を通じてオンラインで医療検査の予約ができる。院内情報システム14の院内サーバ17は、こうした予約を受け付けて、医療検査のスケジュール管理を行う。
院内サーバ17には、院内予約情報データベース(以下、院内予約情報DBと略す)18と患者情報データベース(以下、患者情報DBと略す)19が接続されている。院内予約情報DB18には、医療検査の予約状況等を表す院内予約情報20が、患者情報DB19には、中核病院11で受診した患者の情報を集約した患者情報21がそれぞれ格納されている。
院内サーバ17は、院内端末16からのアクセスを受け付けて、院内予約情報20に基づいて、院内端末16へ予約状況を報せる。そして、院内端末16からの予約を受け付けて院内予約情報20を更新する。院内端末16からの予約には、検査の種類・目的、日付と時間帯で指定される受診日時(予約枠)、中核病院11内で発行された患者ID、患者名、性別、年齢・生年月日、傷病名、院内端末16からの送信時に自動的に付される予約元(中核病院11の診療科)ID、予約受付日時等の情報が含まれる。予約枠は、例えば9:00〜、9:30〜等、30分間隔で区切られた時間帯毎に一つずつ設定されている。予約受付日時は、院内端末16からの予約情報を院内サーバ17で受け付けた時刻であり、院内サーバ17によって付される。院内サーバ17は、院内端末16から予約情報を受けると、受け付けた予約情報に予約IDを付与する。
院内端末16は、院内サーバ17と通信するためのブラウザソフトがインストールされたパーソナルコンピュータであり、院内サーバ17と通信を行って、受信した予約状況をディスプレイに表示したり、予約情報の送信を行う。
中核病院11は、各診療所12からの医療検査の依頼を受けて、医療検査を実施する。データセンタ10は、中核病院11の医療検査の受付窓口になっており、各診療所12に設置された端末(以下、診療所端末という)22から、インターネット15を通じてオンラインで医療検査の予約を受け付ける。
データセンタ10は、センタサーバ23、およびセンタ予約情報データベース(以下、センタ予約情報DBと略す)24を備えている。センタサーバ23は、WEBサーバとして機能し、インターネット上で標準的に用いられるドキュメントシステム(WWW:World Wide Web)に対応する。センタサーバ23は、クライアント端末である診療所端末22からの要求に応答してデータを送受信する。診療所端末22は、ブラウザソフトがインストールされたパーソナルコンピュータであり、センタサーバ23へのアクセスが可能である。
センタ予約情報DB24には、中核病院11の医療検査の予約状況等を表すセンタ予約情報25が格納されている。センタサーバ23は、診療所端末22からのアクセスを受け付けて、センタ予約情報25に基づいて、診療所端末22へ予約状況を報せる。そして、診療所端末22からの予約を受け付けてセンタ予約情報25を更新する。
図2に示すように、診療所端末22からの一件の予約情報には、検査の依頼先として指定された中核病院11のID、および予約元の情報として診療科名の代わりに診療所12のIDが付され、中核病院11で発行される患者IDが付されない他は、院内端末16からの予約情報と同様の項目が含まれる。以下の説明では、患者名、性別、年齢・生年月日の各項目を、まとめて患者基本情報30と称する。
図1に戻って、中継サーバ(ゲートウェイ)26は、LAN13、VPN(Virtual Private Network)27といった異なるネットワークを介して接続される院内サーバ17とセンタサーバ23との間で、それぞれが各端末16、22から受け付けた予約情報を中継する。中継サーバ26は、各サーバ17、23間の通信におけるデータフォーマット変換、プロトコル変換を行うとともに、外部から院内情報システム14への不正アクセスを防止するファイヤーウォールとして機能する。
中継サーバ26とセンタサーバ23は、VPN27を介して接続される。VPN27では暗号化技術が使われており、複数の利用者によって共有される共有ネットワーク内に論理的な専用通信チャンネルが確立されている。これにより、通信拠点間の機密性が保持され、ネットワーク内の堅固な情報セキュリティが確保される。
図3(A)に示すように、患者情報DB19に格納された患者情報21には、中核病院11で発行される患者ID毎に、診療所端末22からの予約情報と同様の患者基本情報30や傷病名等の各種項目が記憶されている。患者IDは、初診時に患者一人につき一つずつ付されるもので、その中核病院11でしか通用しない番号である。院内情報システム14では、この患者IDを元に、院内の各種情報処理が行われる。また、(B)に示すように、院内予約情報20は、患者ID毎に、上に挙げた患者情報と予約情報の各種項目を記憶する。院内予約情報20には、どの予約枠が空いていてどの予約枠が埋まっているか(予約状況)を表すデータも記憶される。
各端末16、22、および各サーバ17、23、26は、それぞれ、パーソナルコンピュータ、サーバ用コンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに構成されている。図4に示すように、各端末16、22、および各サーバ17、23、26には、オペレーティングシステム等の制御プログラムや、アプリケーションプログラム(以下、APと略す)35がインストールされている。各サーバ17、23にインストールされているAP35には、予約受付サービスを提供する予約受付プログラムが含まれている。
各端末16、22、および各サーバ17、23、26は、CPU36、メモリ37、ストレージデバイス38、および通信I/F(インターフェース)39、およびコンソール40を備えている。これらはデータバス41を介して相互接続されている。
ストレージデバイス38は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)である。ストレージデバイス38には、制御プログラムやAP35が格納される。
メモリ37は、CPU36が処理を実行するためのワークメモリである。CPU36は、ストレージデバイス38に格納された制御プログラムをメモリ37へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を制御する。
通信I/F39は、LANポート、WANポート、ルータ等であり、LAN13、VPN27、あるいはインターネット15といったネットワークに接続する通信ケーブルが接続される。通信I/F39は、LAN13、VPN27、あるいはインターネット15を経由したデータの遣り取りをする。コンソール40は、ディスプレイ42と、キーボードやマウス、マイクロホン等の入力デバイス43とからなる。
院内およびセンタの各サーバ17、23のCPU36は、それぞれ、ストレージデバイス38から予約受付プログラムをロードして、プログラムに記述された処理ステップを実行する。これにより、各サーバ17、23のCPU36には、図5に示すように、予約受付処理部17a、23a、DBアクセス部17b、23b、および同期処理部17c、23cがそれぞれ構築される。
各予約受付処理部17a、23aは、対応する端末16、22とデータの遣り取りをする。各予約受付処理部17a、23aから各端末16、22に送るデータは、予約枠の空き状況を報せる情報等であり、各端末16、22から各予約受付処理部17a、23aが受けるデータは予約情報等である。
各予約受付処理部17a、23aは、各予約情報20、25に基づいた予約状況を表すデータとして、HTML形式やXML形式などのマークアップ言語によって記述されたテキストファイルを生成し、これを各端末16、22に配信する。各端末16、22のブラウザは、受信したテキストファイルの記述に従って、例えばカレンダー形式の予約枠の空き状況を報せる画面を構成してディスプレイ42に出力する。
また、各予約受付処理部17a、23aは、各端末16、22から予約情報等を受け付けて、DBアクセス部17b、23bに引き渡す。各DBアクセス部17b、23bは、院内予約情報DB18または患者情報DB19、センタ予約情報DB24にアクセスして、予約受付処理部17a、23aを介して取得した予約情報を元に各DB18、24内の各予約情報20、25または患者情報DB19内の患者情報21を更新する。
各同期処理部17c、23cは、LAN13やVPN27を介して相互に通信する。各同期処理部17c、23cは、同じ予約枠に各端末16、22からの予約が重複する、いわゆるダブルブッキングが発生しないように、予約枠の空き状況を適宜相互に連絡して共有し合い、各DB18、24内の各予約情報20、25の同期を取る。この同期処理部17c、23cの働きによって、各予約情報20、25のうちの予約状況を表すデータについては、診療所12と院内の両方からの予約を包含した略同じ内容が記憶される。
センタサーバ23の同期処理部23cを介して、診療所端末22からの予約情報を受け付けた場合、院内サーバ17の各部は、図6または図7に示す処理を実行する。まず、各図の上段に示すように、予約受付処理部17aは、診療所端末22からの予約情報を受け付けると、DBアクセス部17bに検索指令を発する。DBアクセス部17bは、検索指令を受けて、患者情報DB19の患者情報21に、受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30があるか否かを検索する。DBアクセス部17bは、患者基本情報30を構成する三項目(患者名、性別、年齢・生年月日)の全てが一致した場合を「一致」と判断し、同姓同名で年齢が一緒でも生年月日が違う等、三項目のうちいずれか一つでも一致しない場合は「不一致」と判断する。
受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30があった場合、図6の上段に示すように、DBアクセス部17bは、「一致」の旨を表す信号を検索結果として予約受付処理部17aに返す。
続いて下段に示すように、予約受付処理部17aは、DBアクセス部17bに登録指令を発する。DBアクセス部17bは、登録指令を受けて、診療所端末22からの予約情報および患者情報DB19の患者情報21の各種項目を、新たに受け付けた予約として院内予約情報20に登録する。このとき、DBアクセス部17bは、受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30をもつ患者情報21の患者ID(既存の患者ID)を付す。
一方、受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30が、患者情報21になかった場合、図7の上段に示すように、DBアクセス部17bは、「不一致」の旨を表す信号を検索結果として予約受付処理部17aに返す。
この場合、下段に示すように、予約受付処理部17aは、新たな患者IDを発行し、これを登録指令とともにDBアクセス部17bに送る。DBアクセス部17bは、新たな患者ID付きの登録指令を受けて、新たな患者IDを付して、診療所端末22からの予約情報の各種項目を院内予約情報20に登録する。また、DBアクセス部17bは、新たな患者IDを付して診療所端末22からの予約情報の患者基本情報30を登録し、患者情報21を更新する。なお、図示は省略したが、図6、図7いずれの場合も、同期処理部17cで予約の重複がないと判断してから、予約受付処理部17aが検索指令を発する。
DBアクセス部17bによる各種情報の登録終了後、同期処理部17cは、予約の受け付けが完了した旨の予約完了通知をセンタサーバ23の同期処理部23cに送る。予約完了通知は、予約が取れた中核病院11の名称や受診日時の情報を含む。センタサーバ23の予約受付処理部23aは、予約完了通知を診療所端末22に配信する。
以下、図8のフローチャートを参照して、診療所端末22からの予約情報を受け付けたときの院内サーバ17の処理を説明する。S(ステップ)10において、診療所端末22からの予約情報が予約受付処理部17aで受け付けられると、予約受付処理部17aからDBアクセス部17bに検索指令が発せられ、DBアクセス部17bによって、患者情報DB19の患者情報21に、受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30があるか否かが検索される(S11)。
受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30があった場合(S12でYES)は、DBアクセス部17bによって、既存の患者IDが付されて診療所端末22からの予約情報および患者情報DB19の患者情報21の各種項目が院内予約情報20に登録され、院内予約情報20が更新される(S13)。
一方、受け付けた予約情報の患者基本情報30と一致する患者基本情報30が、患者情報21になかった場合(S12でNO)は、予約受付処理部17aにて新たな患者IDが発行される(S14)。そして、DBアクセス部17bによって、新たな患者IDが付されて診療所端末22からの予約情報の各種項目が院内予約情報20に登録される。また、DBアクセス部17bによって、新たな患者IDが付されて診療所端末22からの予約情報の患者基本情報30が登録され、患者情報21が更新される(S15)。これらの処理は、診療所端末22からの予約情報を受け付ける毎に繰り返し行われる。
図8に示す一連の処理が終了すると、診療所端末22のディスプレイ42に、予約完了通知の内容を表す画面が出力される。診療所12の医師は、受診日時等を患者に告げ、患者は告げられた受診日時に中核病院11に来院して検査を受ける。
以上説明したように、診療所12から予約を受け付けたときに、診療所12からの予約情報と患者情報21の患者基本情報30のマッチングをとり、一致していた場合は患者情報21の既存の患者IDで、不一致の場合は新たに発行した患者IDで、院内予約情報20を登録するので、人手を掛けずに診療所12からの予約を院内予約情報20に反映させることができる。
また、来院経験があり患者IDを既に発行している患者を新患と取り違えたり、逆に新患を再診患者と取り違えたりすることが起こらない。さらに、予約情報と患者情報21の患者基本情報30が不一致であった場合、新たに発行した患者IDで患者情報21を登録するので、患者情報21の管理を正しく行うことができる。
なお、情報管理の利便性をより一層高めるために、図9や図10に示す態様を実施してもよい。
図9に示す態様では、同期処理部17cから同期処理部23cに予約完了通知を送る際に、院内予約情報20を登録したときに使った患者IDを添付する。同期処理部23cは、添付された患者IDを予約受付処理部23aに引き渡し、予約受付処理部23aは、DBアクセス部23bに登録指令を発する。DBアクセス部23bは、添付された患者IDを、センタ予約情報25の該当する予約情報に関連付けて登録する。
こうすることで、例えば中核病院11で独自に予約情報を修正した場合に、修正内容と患者IDの情報をセンタサーバ23に送れば、センタサーバ23で患者IDを元に予約情報を特定して修正内容の同期を取ることができる。あるいは、新規に患者IDを発行した場合、当該患者IDの情報をセンタサーバ23から診療所端末22に送信すれば、診療所12の医師を通じて事前に患者IDを患者に報せることができる。
図10に示す態様では、DBアクセス部17bから受けた検索結果を、予約受付処理部17aが予約毎にログファイル50に記述する。ログファイル50は、例えばストレージデバイス38に格納されている。ログファイル50は、予約の受付日時、患者基本情報30、患者ID等とともにDBアクセス部17bの検索結果を記憶する。
予約受付処理部17aは、院内端末16からの画面配信要求を受けて、ログファイル50を読み出す。そして、ログファイル50の記憶内容に基づいてリスト画面情報を作成し、これを院内端末16に配信する。院内端末16のブラウザは、予約受付処理部17aからのリスト画面情報に基づいて、リスト画面51をディスプレイ42に出力する。リスト画面51は、基本的な内容はログファイル50の記憶内容と略同一で、項目のタイトルを付したり、レイアウトを変更したりして、ログファイル50の記憶内容を視認し易い形式に編集したものである。
このようにDBアクセス部17bの検索結果をリスト画面51として視覚的に表示すれば、診療所12からの予約状況と検索結果を容易に把握することができる。また、患者が来院して受付をしたときに、その患者が新患か再診患者かを確かめる際の参照用に役立つ。
上記実施形態では、患者基本情報として患者名、性別、年齢・生年月日の三項目を例示しているが、本発明はこれに限定されない。患者名の読み仮名、患者の住所、連絡先電話番号、あるいは傷病名や主治医といった項目を加えてもよい。要するに、患者を特定することができるものであればよい。検索対象となる項目が増えれば、検索に多少の処理時間が必要となるが、一致、不一致の判断の確度が増す。
上記実施形態では、予約受付処理部やDBアクセス部等の各機能部を院内サーバに設けているが、中継サーバに各機能部を構築し、これらの処理の一部を中継サーバが担ってもよい。
2 予約受付システム
10 データセンタ
11 中核病院
12 診療所
16 端末(院内端末)
17 院内サーバ
17a、23a 予約受付処理部
17b、23b DBアクセス部
18 院内予約情報データベース(院内予約情報DB)
19 患者情報データベース(患者情報DB)
20 院内予約情報
21 患者情報
22 端末(診療所端末)
23 センタサーバ
24 センタ予約情報データベース(センタ予約情報DB)
25 センタ予約情報
30 患者基本情報
35 アプリケーションプログラム(AP)
36 CPU
51 リスト画面

Claims (9)

  1. 患者の特定に最低限必要な患者基本情報を含む医療施設宛の医療検査の予約情報を医療施設外から受け付ける院内サーバと、
    受け付けた予約情報を格納する予約情報データベースと、
    医療施設内の患者基本情報を格納する患者情報データベースとを備え、
    前記院内サーバは、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報を前記患者情報データベースから検索し、その検索結果に応じて、前記予約情報データベースに予約情報を登録することを特徴とする医療検査の予約受付システム。
  2. 前記患者情報データベースは、患者を一意に特定するための患者ID毎に患者基本情報を格納し、
    前記院内サーバは、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報が前記患者情報データベースに見つかった場合、当該患者基本情報の患者IDを予約情報に付して前記予約情報データベースに登録し、
    予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報が前記患者情報データベースに見つからなかった場合、新規に患者IDを発行し、その患者IDを予約情報に付して前記予約情報データベースに登録することを特徴とする請求項1に記載の医療検査の予約受付システム。
  3. 前記院内サーバは、新規に発行した患者IDで予約情報に付された患者基本情報を前記患者情報データベースに登録することを特徴とする請求項2に記載の医療検査の予約受付システム。
  4. 前記院内サーバは、医療施設外のデータセンタのセンタサーバを介して予約情報を受信することを特徴とする請求項2または3に記載の医療検査の予約受付システム。
  5. 前記院内サーバは、前記センタサーバを介して予約情報を受信したときに、予約情報に付して前記予約情報データベースに登録した患者IDの情報を前記センタサーバに送信することを特徴とする請求項4に記載の医療検査の予約受付システム。
  6. 前記院内サーバは、予約情報毎の検索結果のリストを表す画面情報を作成・配信することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の医療検査の予約受付システム。
  7. 患者基本情報は、少なくとも患者名、性別、年齢を表す情報を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の医療検査の予約受付システム。
  8. 患者の特定に最低限必要な患者基本情報を含む医療施設宛の医療検査の予約情報を医療施設外から受け付ける受付ステップと、
    医療施設内の患者基本情報を格納する患者情報データベースから、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップの検索結果に応じて、予約情報データベースに予約情報を登録する情報登録ステップとを備えることを特徴とする医療検査の予約受付方法。
  9. 患者の特定に最低限必要な患者基本情報を含む医療施設宛の医療検査の予約情報を医療施設外から受け付ける受付ステップと、
    医療施設内の患者基本情報を格納する患者情報データベースから、予約情報に付された患者基本情報と一致する患者基本情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップの検索結果に応じて、予約情報データベースに予約情報を登録する情報登録ステップとを、コンピュータに実行させることを特徴とする医療検査の予約受付プログラム。
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