JP2010224117A - カラー電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カートリッジ支持部材の操作性を向上させることができるカラー電子写真画像形成装置を提供する。
【解決手段】 帯電接点37Y〜37Kと、アースバネ36、アース接点39と、給電接点42Y〜42Kと、アースバネ46、アース接点45と、トレイ61と、ドア31と、を備える画像形成装置50において、ドア31の開動作に基づいて感光体ドラム1及びベルト13が引き離される前に、アースバネ36、アース接点39、及び、アースバネ46、アース接点45は、帯電接点37Y〜37K及び給電接点42Y〜42Kを接地する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数のプロセスカートリッジを装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成するカラー電子写真画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの交換機構には、特許文献1に記載されるようなカラー電子写真画像形成装置が知られる。特許文献1に記載のカラー電子写真画像形成装置は、トレイ(カートリッジ支持部材)に複数のプロセスカートリッジを収納し、トレイを前方に引出した状態でプロセスカートリッジを交換する構成である。
特開2007−121983号公報
しかしながら、トレイが引出されるときに感光体ドラム及び中間転写ベルトが吸着状態にあると、トレイを引出す時の操作力が大きくなる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、カートリッジ支持部材の操作性を向上させたカラー電子写真画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、本発明のカラー電子写真画像形成装置は、電子写真感光体ドラムを有する複数のプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジに給電するカートリッジ接点と、前記カートリッジ接点を接地するカートリッジ接点アース手段と、前記電子写真感光体ドラムからトナー像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内周側に配置され、前記電子写真感光体ドラムのトナー像を前記中間転写ベルトに転写する転写手段と、前記転写手段に給電する転写接点と、前記転写接点を接地する転写接点アース手段と、前記プロセスカートリッジを支持し、前記プロセスカートリッジが画像形成可能な装置本体の内側に位置する内側位置、及び、前記プロセスカートリッジが着脱可能な前記装置本体の外側に位置する外側位置の間で移動可能なカートリッジ支持部材と、前記カートリッジ支持部材が前記内側位置及び前記外側位置の間の移動時に通過する通過経路の開口を開閉する開閉部材と、を備えるカラー電子写真画像形成装置において、前記開閉部材の開動作に基づいて前記電子写真感光体ドラム及び前記中間転写ベルトが引き離される前に、前記カートリッジ接点アース手段及び前記転写接点アース手段は、前記カートリッジ接点及び前記転写接点を接地することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、カートリッジ接点アース手段及び転写接点アース手段は、開閉部材の開動作に基づいて電子写真感光体ドラム及び中間転写ベルトが引き離される前に、カートリッジ接点及び転写接点を接地する。したがって、ユーザがカートリッジ支持部材を引出してプロセスカートリッジを交換する前に、電子写真感光体ドラム及び中間転写ベルトは接地される。このように、電子写真感光体ドラム及び中間転写ベルトが接地されて吸着力が低減されてから、電子写真感光体ドラム及び中間転写ベルトが引き離される。その結果、カートリッジ支持部材の操作性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置の斜視図である。 図1に示すカラー電子写真画像形成装置の断面図である。 カートリッジの斜視図である。 ドアが閉鎖位置に位置した際のトレイの状態を示す斜視図である。 (a)ドアが閉鎖位置に位置した際のトレイの状態を示す側面図である。(b)ドアが途中位置まで開動作した際のトレイの状態を示す側面図である。(c)ドアが開放位置まで移動した際のトレイの状態を示す側面図である。(d)ドアが開放位置まで移動した後に、ユーザによって引出されるトレイの工程を示す側面図である。 ドアが開放位置よりも更に開放されたときのトレイの状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る、ドアが閉鎖位置に位置した際のトレイの状態を示す斜視図である。 (a)ドアが閉鎖位置に位置した際のトレイの状態を示す側面図である。(b)ドアが途中位置まで開動作した際のトレイの状態を示す断面図である。(c)ドアが途中位置まで開動作した際のトレイの状態を示す断面図である。(d)ドアが開放位置に移動した際のトレイの状態を示す側面図である。 他の実施形態に係るカートリッジの交換機構の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置を図面に基づき詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対位置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
後述するカラー電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて、記録媒体にカラー画像を形成するものである。そして、カラー電子写真画像形成装置の例としては、例えばカラー電子写真複写機、カラー電子写真プリンタ(例えばカラーレーザビームプリンタ、カラーLEDプリンタ等)、カラーファクシミリ装置及びカラーワードプロセッサ等が含まれる。
後述する記録媒体とは、電子写真画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート等が含まれる。
後述するカートリッジとは、例えば、プロセスカートリッジ或いは現像カートリッジであって、電子写真画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着されて、記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスに寄与するものである。
後述のプロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着する物である。従って、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての現像手段と、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着するものも含まれる。また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、装置本体に取り外し可能に装着するものも含まれる。
尚、電子写真感光体ドラムと現像手段とを一体的に有するプロセスカートリッジを所謂一体型と称する。また、電子写真感光体ドラムと現像手段以外のプロセス手段とを一体的に有するプロセスカートリッジを所謂分離型と称する。プロセスカートリッジは、ユーザ自身によって装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。尚、プロセス手段は、電子写真感光体ドラムに作用するものである。
現像カートリッジとは、現像ローラを有し、現像ローラによって、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するのに用いられる現像剤(トナー)を収納しており、本体に取り外し可能に装着されるものである。尚、現像カートリッジの場合には、電子写真感光体ドラムは装置本体或いは後述するカートリッジ支持部材に取り付けられている。或いは、電子写真感光体ドラムは、所謂分離型プロセスカートリッジに設けられている(この場合には、プロセスカートリッジは、現像手段を有してはいない)。尚、現像カートリッジも、ユーザ自身によって装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。
そこで、カートリッジとしては、所謂一体型又は所謂分離型のプロセスカートリッジが含まれる。また、カートリッジとしては、所謂分離型のプロセスカートリッジと現像カートリッジが対になって用いられる場合が含まれる。また、カートリッジとしては、電子写真感光体ドラムが装置本体或いは後述するカートリッジ支持部材に固定して取り付けられており、電子写真感光体ドラムに作用可能に現像カートリッジが着脱可能に用いられる場合が含まれる。
(第1実施形態)
(画像形成装置の全体的な概略構成)
まず、この発明の第1実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)50の全体的な概略構成に関して、図1〜図3を参照しつつ説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る画像形成装置50の構成を示す斜視図である。図2は、画像形成装置50の構成を示す断面図である。図1及び図2に示されるように、画像形成装置50は、電子写真プロセスを用いた、4色フルカラーのレーザープリンタである。画像形成装置50は、パソコン、イメージリーダ、相手方ファクシミリ装置等の外部ホスト装置(不図示)から入力する電気的画像信号に基いて記録媒体(用紙)に対する画像形成を実行する。
以下の説明では、画像形成装置50又はカラー電子写真画像形成装置本体(以下、装置本体という)50Aに関して、前側(正面側)とは、『開閉部材』であるドア31を配設した側である。後側(背面側)とはそれとは反対側である。前後方向とは、装置本体50A後側から前側に向かう方向(前方向)と、その逆の方向(後方向)である。左右とは装置本体50Aを前側から見て左または右である。左右方向とは、右から左に向かう方向(左方向)と、その逆の方向(右方向)である。また、装置本体50Aとは、画像形成装置50から各カートリッジPを除いた構成である。
装置本体50Aの内部には、後側から前側にかけて、第1から第4の4つのカートリッジPY、PM、PC、PKを水平方向に並べて配設(インライン構成、タンデム型)してある。各カートリッジは、収容させたトナーの色が異なるだけで、互いに同様の構成のものである。
これらの複数すなわち4つのカートリッジP(PY、PM、PC、PK)の各々は、電子写真感光体ドラムである感光体ドラム1を有する。また、カートリッジPY〜PKは、カートリッジ支持部材である引出しトレイ(以下、トレイという)61に着脱自在に構成される。トレイ61は、カートリッジPを支持し、内側位置I(図2参照)及び外側位置O(図6参照)の間で移動可能に構成される。内側位置I(図2参照)は、カートリッジPが画像形成可能な装置本体50Aの内側に位置する。外側位置O(図6参照)は、カートリッジPが着脱可能な装置本体50Aの外側に位置する。
図3は、カートリッジPの構成を示す斜視図である。図3(a)は、カートリッジの構成を駆動側から見た斜視図である。図3(b)は、カートリッジPの構成を非駆動部側から見た斜視図である。図3(a)及び(b)に示されるように、カートリッジPは、カートリッジの枠体5を備える。枠体5には上面5Aには庇部56が設けられている。また、枠体5の上面5Aには露光窓6が設けられている。枠体5の内部には、電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)1が配置されている。なお、図3(a)及び(b)では図示しないが、図1及び図2に示されるように、枠体5の内部には、その他では、感光体ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電器2、現像器3、クリーニング器4が一体的に設けられている。帯電器2は接触帯電ローラである。現像器3は現像ローラ3aを有し、現像剤容器の内部には現像剤(トナー)が収容される。クリーニング器4はブレード式のものである。なお、図3中で、51は駆動側軸受部、52は軸受部、53はカップリング嵌合部、55はカートリッジ電位接点である。
ここで、図2を再度参照すると、第1カートリッジPYは、現像器3にイエロー(Y)のトナーを収容させてあり、感光体ドラム1の面にY色トナー像を形成する。第2カートリッジPMは、現像器3にマゼンタ(M)のトナーを収容させてあり、感光体ドラム1の面にM色トナー像を形成する。第3カートリッジPCは、現像器3にシアン(C)のトナーを収容させてあり、感光体ドラム1の面にC色トナー像を形成する。第4カートリッジPKは、現像器3にブラック(K)のトナーを収容させてあり、感光体ドラム1の面にK色トナー像を形成する。
各カートリッジPの上方部には、レーザスキャナのユニット11が設けられている。ユニット11は、外部ホスト装置から入力する各色の画像情報に対応して変調したレーザー光Lを出力し、枠体5の上面に設けた露光窓6を通して、各カートリッジPのドラム面を走査露光する。
各カートリッジPの下方部には、中間転写のベルトユニット12が配置されている。ベルトユニット12は、中間転写ベルトとしての誘電体製で可撓性を有するエンドレスのベルト13を有する。また、ベルトユニット12は、ベルト13を懸回張設して循環移動させる駆動ローラ14、ターンローラ15、テンションローラ16、を有する。駆動ローラ14とテンションローラ16は装置本体50Aの内部の後側に配設している。ターンローラ15は装置本体50Aの内部の前側に配設している。各カートリッジPの有する感光体ドラム1は、その下面が、ベルト13の上側のベルト表面に接している。ベルト13の内側には、ベルト13に対して各カートリッジPの有する感光体ドラム1と対向する位置に、4個の一次転写ローラ17を配置している。駆動ローラ14には、ベルト13を介して二次転写ローラ22を当接させている。
ベルトユニット12の下方部には、給送用のユニット18が配設されている。ユニット18は、給送トレイ19、給送用のローラ20、分離パッド21等を有する。給送トレイ19は装置本体50Aの前側から出し入れ自由である(フロントローデング)。
装置本体50A内の後側の上部には、定着装置23と、排出用のローラ対24を配設している。装置本体50Aの上面は排出トレイ25である。定着装置23は定着フィルムアセンブリ23aと加圧ローラ23bを有するものを用いている。ローラ対24はローラ24aとコロ24bである。
装置本体50Aの内部の装着位置に装着されている状態にある各カートリッジPは、後述する押圧部材により押圧されて所定の位置決め部に固定された状態に保持されている。また、そのカートリッジPの駆動入力部に対して装置本体50Aの側の駆動出力部が結合している。また、カートリッジPの電気接点に対して装置本体50Aの側の給電系統が導通化している。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。第1〜第4の各カートリッジPの有する感光体ドラム1が矢印の反時計方向に所定の制御速度で回転駆動される。ベルト13も矢印の時計方向(ドラム回転に順方向)に感光体ドラム1の速度に対応した速度で回転駆動される。ユニット11も駆動される。この駆動に同期して、各カートリッジPにおいてそれぞれ所定の制御タイミングで帯電器2が感光体ドラム1の表面を所定の極性、電位に一様に帯電する。ユニット11は各々の感光体ドラム1の表面を各色の画像信号に応じて変調されたレーザー光Lで走査露光する。これにより、各々の感光体ドラム1の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像が現像器3によりトナー像として現像される。
上記のような電子写真画像形成プロセス動作により、カートリッジPYの感光体ドラム1にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するY色トナー像が形成され、そのトナー像がベルト13上に一次転写される。カートリッジPMの感光体ドラム1にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するM色トナー像が形成され、そのトナー像が、ベルト13上にすでに転写されているY色トナー像に重畳されて一次転写される。カートリッジPCの感光体ドラム1にはフルカラー画像のシアン成分に対応するC色トナー像が形成され、そのトナー像が、ベルト13上にすでに転写されているY色+M色トナー像に重畳されて一次転写される。カートリッジPCの感光体ドラム1にはフルカラー画像のブラック成分に対応するK色トナー像が形成され、そのトナー像が、ベルト13上にすでに転写されているY色+M色+C色トナー像に重畳されて一次転写される。かくして、ベルト13上にY色+M色+C色+K色の4色フルカラーの未定着トナー像が合成形成される。
各カートリッジPにおいて、ベルト13に対するトナー像の一次転写後の感光体ドラム1の面に残留した転写残トナーはクリーニング器4により除去される。
一方、所定の制御タイミングでローラ20が駆動される。これにより、ローラ20と分離パッド21との協働で、給送トレイ19上に積載されている用紙(記録媒体)Sが1枚分離給送されて、二次転写ローラ22とベルト13とのニップ部(二次転写ニップ部)に導入される。これにより、用紙Sが該ニップ部を挟持搬送されていく過程でベルト13上の4色重畳のトナー像が用紙Sの面に順次に一括転写される。
用紙Sはベルト13の面から分離されて定着装置23へ導入され、定着ニップ部で加熱、加圧される。これにより、各色トナー像の混色及び用紙Sへの定着がなされる。そして用紙Sは、定着装置23を出て、フルカラー画像形成物としてローラ対24で排出トレイ25上に排出される。
用紙分離後のベルト13の表面に残留した二次転写残トナーは、本実施形態の場合は、例えば第1カートリッジPYの一次転写部において感光体ドラム1の表面に静電的に付着し、クリーニング器4にて除去される。
(カートリッジ交換方法)
次に、カートリッジの交換機構100に関して、図1〜図6を参照しつつ説明する。
図2は、画像形成装置50の構成を示す断面図である。図2に示されるように、第1〜第4の各カートリッジPは、画像形成に使用されるにつれて、それぞれ、現像器3に収容されている現像剤(トナー)が消費される。そして、カートリッジを購入したユーザにとって満足できる品質の画像を形成することが出来なくなる程度まで現像剤が消費された際に、新しいカートリッジPと交換される。
そこで、例えば、個々のカートリッジPの現像剤残量を検知する手段(不図示)を具備させて、制御部において、検知残量値を、予め設定したカートリッジ寿命予告や寿命警告のための閾値と比較させる。そして、検知残量値が閾値よりも少ない残量値となったカートリッジPについては、表示部に、カートリッジPについての寿命予告あるいは寿命警告を表示させる。これによりユーザに、交換用の新しいカートリッジPの準備を促す、あるいはカートリッジPの交換を促して、出力画像の品質を維持するようにしている。
本実施形態の画像形成装置50において、カートリッジPの交換は、ユーザビリティ向上のために、カートリッジPを引出しトレイ(カートリッジ支持部材)61に乗せ、フロントアクセスにより交換する方式である。
すなわち、画像形成装置50の前面側には、装置本体50Aの内部へカートリッジPを挿入させ、又、装置本体50AからカートリッジPを取り出すために、カートリッジPを通過させる開口部30が設けられている。
そして、この開口部30を閉じる閉鎖位置と、開口部30を開放する開放位置と、の間を移動可能なドア(開閉部材)31が設けられている。このドア31はドア軸32を中心に開閉する。
図4は、ドア31が閉鎖位置(90度位置)に配置されるときのトレイ61の状態を示す斜視図である。図5(a)は、ドア31が閉鎖位置(90度位置)に配置されるときのトレイ61の状態を示す側面図である。ドア31は、トレイ61が内側位置I及び外側位置Oの間の移動時に通過可能な通過経路29の開口部30を開閉する構成となっている。また、図4及び図5(a)に示すように、ドア31にはリンクのレバー33が設けられている。レバー33は、カートリッジ側のリンク部材34の一端部34A及びベルト側のリンク部材40の一端部40Aに係合する。また、リンク部材34の他端部34Bは、カートリッジ側のアースロッド(カートリッジアース手段移動部材)35に係合する。また、リンク部材40の他端部40Bは、ベルト側のアースロッド(ベルトアース手段移動部材)41と係合する。
アースロッド35及びアースロッド41は水平移動可能なように装置本体50Aに保持されている(不図示)。アースロッド35は、所定間隔毎に上方に向かって突出する4つのバネ用凸部35Jを有する。アースロッド35にはカートリッジ側のアースバネ(カートリッジ接点アース手段)36が取り付けられている。その取り付けにあたって、アースバネ(導電性弾性部材)36はアースロッド35のバネ用凸部35Jに引っ掛けられる。そのために、アースロッド35は、アースバネ36と一体的に移動可能である。また、アースバネ36は、下方に凸状に曲げられており、アースロッド35の移動に基づいて後述のカートリッジ側の帯電接点37に接触可能に配置されている。
アースロッド41は、所定間隔毎に上方に向かって突出する4つのバネ用凸部41Jを有する。アースロッド41にはベルト側のアースバネ(転写接点アース手段)(導電性弾性部材)46が取り付けられている。その取り付けにあたって、アースバネ46はアースロッド41のバネ用凸部41Jに引っ掛けられる。そのために、アースロッド41は、アースバネ46と一体的に移動可能である。また、アースバネ46は、下方に凸上に曲げられており、アースロッド41の移動に基づいて後述のベルト側の給電接点42に接触可能に配置されている。
装置本体50Aには、各カートリッジPの有する帯電ローラに給電するカートリッジ側の帯電接点(カートリッジ接点)37(37Y、37M、37C、37K)、及び、カートリッジ側のアース接点(カートリッジ接点アース手段)39が取り付けられている。アース接点39は、常にアースバネ36に接触するように配置されている。つまり、トレイ61が内側位置I及び外側位置Oの間を移動するときに、帯電接点37(37Y〜37K)がアースバネ36に常に接触するようになっている。このことから、『カートリッジ接点アース手段』としては、前述のアースバネ36、アース接点39があり、これらは、帯電接点37を接地するようになっている。
また、トレイ61には、帯電接点37とカートリッジPの間を電気的に中継する中継接点38(38Y、38M、38C、38K)が取り付けられている。ドア31が閉鎖位置に配置される場合には、帯電接点37Y、37M、37C、37K及び中継接点38Y、38M、38C、38Kは、各々接触した状態になるように配置されている。これによって、各カートリッジPは帯電可能になっている。即ち、帯電接点37Yと中継接点38Y、帯電接点37Mと中継接点38M、帯電接点37Cと中継接点38C、及び、帯電接点37Kと中継接点38Kとが電気的に接続する。
トレイ61が内側位置I及び外側位置Oの間を移動するための通過経路29の下方には、感光体ドラム1からトナー像が転写されるエンドレスのベルト(中間転写ベルト)13が配置されている。ベルト13の内周側には、感光体ドラム1の上のトナー像をベルト13に転写させるための転写ローラ(転写手段)44(44Y、44M、44C、44K)が配置されている。
装置本体50Aには、転写ローラ44に給電するためのベルト側の給電接点(転写接点)42(42Y、42M、42C、42K)、及び、ベルト側のアース接点(転写接点アース手段)45が取り付けられている。アース接点45は、常にベルト側のアースバネ(導電性弾性部材)46に接触するように配置されている。つまり、トレイ61が内側位置I及び外側位置Oの間を移動するときに、給電接点42がアースバネ46に常に接触する。このことから、『転写アース接点手段』としては、前述のアースバネ46、アース接点45があり、これらは、給電接点42を接地するようになっている。
また、転写ローラ44を有するベルトユニット12には、給電接点42と転写ローラ44の間を電気的に中継する中継接点43(43Y、43M、43C、43K)が取り付けられている。図4及び図5(a)ではアースロッド41とアースバネ46を一部切断してベルト側の給電部を確認できるようにしてある。装置本体50Aに配置された給電接点42Mは中継接点43Mと当接している。さらに中継接点43Mは転写ローラ44Mと当接し、転写ローラ44Mに給電している。
このことから、ドア31が閉鎖位置に配置される場合には、給電接点42及び中継接点43は、各々接触した状態になるように配置されている。これによって、転写ローラ44は給電可能になっている。
そして、ドア31の開動作に基づいて感光体ドラム1及びベルト13が引き離される前に、アースバネ36、アース接点39、は、帯電接点37を接地するようになっている。また、ドア31の開動作に基づいて感光体ドラム1及びベルト13が引き離される前に、アースバネ46、アース接点45は、給電接点42を接地するようになっている。
図5(b)は、ドア31が途中位置(45度位置)まで開動作しているときのトレイ61の状態を示す断面図である。図5(b)に示すように、ドア31が開動作していくと、アースロッド35はリンク部材34に引張られて水平に右方向へと移動する。そして、交換機構100側のアースバネ36が装置本体50Aの側の帯電接点37と当接して、カートリッジPの内部に残留している電荷を除去する。同様に、アースロッド41もリンク部材40に引張られて水平に右方向へと移動する。そして、交換機構100側のアースバネ46が装置本体50Aの側の給電接点42と当接して、転写ローラ44に残留している電荷を除去する。
図5(c)は、ドア31が開放位置(0度位置)に移動しているときのトレイ61の状態を示す側面図である。図5(c)に示されるように、ドア31が更に開放位置(0度位置)まで開動作される。この時点では、感光体ドラム1及びベルト13の間は接触状態にある。
図5(d)は、ドア31が開放位置(0度位置)に移動した後に、ユーザによって引出されるトレイ61の工程を示す側面図である。図5(d)に示すように、トレイ61は、斜め上方向E、水平右方向Fの順に次第に方向を変えながら引出されていく。このときに、感光体ドラム1及びベルト13は、アースに落ちているため吸着力が低減しており、互いに吸着することなく円滑に離される。
図6は、ドア(開閉部材)31が開放位置(0度位置)よりも更に開放されたときのトレイ61の状態を示す断面図である。図6に示すように、トレイ61が内側位置Iから外側位置Oへと移動されると、ドア31が更に開放限界位置(−20度位置)まで開動作される。この時点では、トレイ61は、装置本体50Aの内側面に設けられているガイド部材62に沿って、外側位置OすなわちカートリッジPの交換を行う交換位置まで引出される。この外側位置Oで各カートリッジPは交換される。このときに、カートリッジPの内部の残電荷は除去されている。そのため、ユーザは、カートリッジPの帯電接点に触れても衝撃を受けることがない。
また、万が一、ユーザが、静電気を帯びたカートリッジPをトレイ61に入れ、トレイ61を装置本体50Aの内部に挿入した場合を想定する。この場合であっても、カートリッジPの有する帯電接点がアースに落ちているため、電気回路(不図示)はダメージを被らない。
以上のように、交換機構100によれば、アースバネ36、アースロッド35は、ドア31の開動作で感光体ドラム1及びベルト13が引き離される前に、カートリッジPを接地する。したがって、ユーザがトレイ61を引出してカートリッジPを交換する前に、感光体ドラム1は接地される。同様に、アースバネ46、アースロッド41、アース接点45は、ドア31の開動作に基づいて感光体ドラム1及びベルト13が離間する前に、ベルト13を接地する。したがって、ユーザがトレイ61を引出してカートリッジPを交換する前に、ベルト13は接地される。このように、感光体ドラム1及びベルト13が接地されて吸着力が低減されてから、感光体ドラム1及びベルト13が引き離される。その結果、トレイ61の操作性が向上するとともに、ユーザが電気的衝撃を受けることなくカートリッジPを交換することができる。
トレイ61が内側位置I及び外側位置Oの間を移動する間に、カートリッジP及びベルト13が帯電することは抑制される。その結果、トレイ61は容易に引出される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置に適用されるカートリッジの交換機構200に関して、図7〜図9を参照しつつ説明する。
第2実施形態の交換機構200の構成のうち第1実施形態の交換機構100と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の全体の説明は適宜省略する。
図7は、ドア31が閉鎖位置(90度位置)に位置した際のトレイ61の状態を示す斜視図である。図8(a)は、ドア31が閉鎖位置(90度位置)に位置した際のトレイ61の状態を示す側面図である。図7及び図8(a)に示すように、交換機構200は交換機構100と以下の点で相違する。すなわち、交換機構200では、アースロッド35に換えてアースロッド85が用いられる点で異なる。また、交換機構200では、カートリッジPに換えて、カートリッジPY2、PM2、PC2、PK2が用いられる点で異なる。
カートリッジ側のアースロッド85には、所定間隔毎に『押圧面』である『上向きに突出する上向き凸面』としての上方向の凸面51(51E、51F、51G、51H)が設けられてい。凸面51はカートリッジPY2〜PK2を上向きに押圧可能となっている。
その一方で、カートリッジPY2、PM2、PC2、PK2には、所定間隔毎に『被押圧面』である『下向きに突出する下向き凸面』としての下方向の凸面52(52E、52F、52G、52H)が設けられている。凸面52は、凸面51によって被押圧可能となっている。
ドア31が閉鎖位置(90度位置)に位置している場合には、各凸面51、及び、各凸面52Eは接触解除された状態に配置される。つまり、凸面51及び、凸面52Eは、互いに離れた状態にある。ただし、ドア31が開放位置(0度位置)へと移行するに伴って、各凸面51、及び、各凸面52は接触された状態へ移行すると共に、その接触力が強められていく。
図8(b)は、ドア31が途中位置(約60度位置)まで開動作したときのトレイ61の状態を示す断面図である。図8(b)に示すように、ドア31が開動作していくと、アースロッド85がリンク部材34に引張られて水平に右方向へと移動する。そして、交換機構200側のアースバネ36が装置本体50A側の帯電接点37(37Y〜37K)と当接する。そして、カートリッジPY2、PM2、PC2、PK2の内部に残留している電荷を除去する。同様に、アースロッド41もリンク部材40に引張られ水平に右方向へと移動する。そして、交換機構200側のアースバネ46が装置本体50A側の給電接点42(42Y〜42K)と当接して、各転写ローラ44に残留している電荷を除去する。
図8(c)は、ドア31が途中位置(約30度位置)まで開動作したときのトレイ61の状態を示す断面図である。図8(c)に示すように、ドア31が開動作していくと、各々の凸面51が、各々の凸面52の斜面を摺り上がりつつ押圧していく。このようなアースロッド85の斜面及びカートリッジPY2〜PK2の斜面の押圧状態によって、カートリッジPY2〜PK2が持ち上がる。そして、カートリッジPY2〜PK2の下部に設けられている感光体ドラム1Y〜1Kがベルト13から引き離される。こうしてアースロッド85がアースバネ36を移動させる。これによって、凸面51E〜51Hが凸面52E〜52Hを押圧して感光体ドラム1及びベルト13の間を引き離す。
図8(d)は、ドア31が開放位置(0度位置)に移動しているときのトレイ61の状態を示す側面図である。図8(d)に示すように、ドア31が更に開放位置(0度位置)まで開動作される。このようにドア31が開かれていく過程では、各凸面52が各凸面51の斜面に沿って摺り下がりつつ押圧解除していく。こうしたアースロッド85の斜面及びカートリッジPY2〜PK2の斜面の押圧解除状態によって、カートリッジPY2〜PK2が下降する。そして、カートリッジPY2〜PK2の下部に設けられている感光体ドラム1Y〜1Kがベルト13に再び接触状態になる。
これ以後は、交換機構200は、前述の第1実施形態における交換機構100と同様に動作する(図5(d)参照)。図8(d)に示すように、ドア31が開放位置(0度位置)に移動した後に、ユーザによって、トレイ61は、斜め上方向E、水平右方向Fの順に次第に方向を変えながら引出されていく。このときに、感光体ドラム1及びベルト13は、一度離間している。そのために、両者の吸着力が低減しており、互いに吸着することなく円滑に離される。
更に、これ以後も、交換機構200は、前述の第1実施形態における交換機構100と同様に動作する(図6参照)。トレイ61が内側位置Iから外側位置Oへと移動されると、ドア31が更に開放限界位置(−20度)まで開動作される。この時点では、トレイ61は、装置本体50Aの内側面に設けられているガイド部材62(図6)に沿って、外側位置OすなわちカートリッジPを交換する交換位置まで引出される。この外側位置OでカートリッジPY2〜PKは交換される。このときに、カートリッジPY〜PKの内部の残電荷は除去されている。そのため、ユーザは、カートリッジPY〜PKの帯電接点に触れても衝撃を受けることはない。
また、万が一、ユーザが、静電気を帯びたカートリッジPY2〜PK2をトレイ61に入れて、トレイ61を装置本体50Aの内部に挿入した場合を想定する。この場合であっても、カートリッジPY2〜PK2の帯電接点がアースに落ちている。そのため、装置本体50Aに設けられている電気回路はダメージを受けることはない。
以上のように、交換機構200によれば、アースバネ36、アースロッド85は、ドア31の開動作で感光体ドラム1及びベルト13が引き離される前に、カートリッジPY2〜PK2を接地する。したがって、ユーザがトレイ61を引出してカートリッジPY2〜PK2を交換する前に、感光体ドラム1は接地される。同様に、アースバネ46、アースロッド41、アース接点45は、ドア31の開動作に基づいて感光体ドラム1及びベルト13が離間する前に、ベルト13を接地する。したがって、ユーザがトレイ61を引出してカートリッジPY2〜PK2を交換する前に、ベルト13は接地される。このように、感光体ドラム1及びベルト13が接地されて吸着力が低減されてから、感光体ドラム1及びベルト13が引き離される。その結果、引出しトレイ61の操作性を向上させることができる。
引出しトレイ61が内側位置I及び外側位置Oの間を移動する間に、カートリッジPY2〜PK2及びベルト13が帯電することは抑制される。その結果、引出しトレイ61は容易に引出される。
アースロッド85の凸面51E〜51HがカートリッジPY〜PKの凸面52E〜52Hを押圧して、感光体ドラム1及びベルト13の間を接地しつつ引き離す。このことから、感光体ドラム1及びベルト13は、互いの吸着力が最小限に抑制された状態になる。その結果、カートリッジPY〜PKを支持する引出しトレイ61は、効率良く装置本体50Aから引出される。
(変形実施形態)
図9は、第2実施形態の変形実施形態に係るカートリッジの交換機構300の構成を示す断面図である。第2実施形態における交換機構200では、アースロッド85の各凸面53同士の間隔は、一定の寸法に設定されている。また、交換機構200では、カートリッジPY3、PM3、PC3、PK3の各凸面54同士の間隔は、一定の寸法に設定されている。しかしながら、上記実施形態に限定されない。例えば、図9に示すように、交換機構300は、カートリッジ側のアースロッド95の上方向の凸面53(53E、53F、53G、53H)同士の間隔は、不規則な寸法に設定される。また、交換機構300では、カートリッジPY3、PM3、PC3、PK3の下方向の凸面54(54E、54F、54G、54H)同士の間隔は、不規則な寸法に設定される。
仮に、凸面53E〜53Hの各々が凸面54E〜54Hの各々を最大負荷で押圧する位置を最大押圧点53E1〜53H1と設定する。また、凸面54E〜54Hの各々が凸面53E〜53Hの各々から押圧される位置を最大被押圧点54E1〜54H1と設定する。この場合に、最大被押圧点54E1〜54H1に対する最大押圧点53E1〜53H1の相対位置は、各々の凸面53E〜53H及び凸面54E〜54Hの組み合わせ毎に異なる。
以上のように、交換機構300によれば、凸面53E、53F、53G、53H及び凸面54E、54F、54G、54Hのうちで、何れかが押圧状態にあるときに何れかが押圧解除状態にあるように設定される。つまり、各々の凸面53E、53F、53G、53Hが、対応する各々の凸面54E、54F、54G、54Hを押圧するタイミングをずらすことができる。各々のカートリッジPY3〜PK3がベルト13から異なるタイミングで引き離される。その結果、ドア31の開閉動作に要する負荷が平均化されると共に最大負荷は低減される。
1・・・感光体ドラム(電子写真感光体ドラム)、13・・・ベルト(中間転写ベルト)、31・・・ドア(開閉部材)、35・・・アースロッド(カートリッジアース手段移動部材)、36・・・アースバネ(カートリッジ接点アース手段)、37Y〜37K・・・帯電接点(カートリッジ接点)、39・・・アース接点(カートリッジ接点アース手段)、41・・・アースロッド(ベルトアース手段移動部材)、42Y〜42K・・・給電接点(転写接点)、44Y〜44K・・・転写ローラ、45・・・アース接点(転写接点アース手段)、46・・・アースバネ(転写接点アース手段)、50・・・画像形成装置、50A・・・装置本体、61・・・トレイ、I・・・内側位置、O・・・外側位置、PY〜PK、PY2〜PK2、PY3〜PK3・・・カートリッジ

Claims (4)

  1. 電子写真感光体ドラムを有する複数のプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジに給電するカートリッジ接点と、前記カートリッジ接点を接地するカートリッジ接点アース手段と、前記電子写真感光体ドラムからトナー像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内周側に配置され、前記電子写真感光体ドラムのトナー像を前記中間転写ベルトに転写する転写手段と、前記転写手段に給電する転写接点と、前記転写接点を接地する転写接点アース手段と、前記プロセスカートリッジを支持し、前記プロセスカートリッジが画像形成可能な装置本体の内側に位置する内側位置、及び、前記プロセスカートリッジが着脱可能な前記装置本体の外側に位置する外側位置の間で移動可能なカートリッジ支持部材と、前記カートリッジ支持部材が前記内側位置及び前記外側位置の間の移動時に通過する通過経路の開口を開閉する開閉部材と、を備えるカラー電子写真画像形成装置において、
    前記開閉部材の開動作に基づいて前記電子写真感光体ドラム及び前記中間転写ベルトが引き離される前に、前記カートリッジ接点アース手段及び前記転写接点アース手段は、前記カートリッジ接点及び前記転写接点を接地することを特徴とするカラー電子写真画像形成装置。
  2. 前記カートリッジ支持部材が前記内側位置及び前記外側位置の間を移動するときに、前記カートリッジ接点及び前記カートリッジ接点アース手段が常に接触し、前記転写接点及び前記転写接点アース手段が常に接触することを特徴とする請求項1に記載のカラー電子写真画像形成装置。
  3. 前記カートリッジ接点アース手段を移動可能なカートリッジアース手段移動部材と、
    前記カートリッジアース手段移動部材に形成され、前記プロセスカートリッジを押圧可能な押圧面と、
    前記プロセスカートリッジに形成され、前記押圧面に押圧される被押圧面と、を備え、
    前記カートリッジアース手段移動部材が前記カートリッジ接点アース手段を移動させると前記押圧面が前記被押圧面を押圧して前記電子写真感光体ドラム及び前記中間転写ベルトの間を引き離すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカラー電子写真画像形成装置。
  4. 前記押圧面の各々が前記被押圧面の各々を最大負荷で押圧する位置を最大押圧点とし、前記被押圧面の各々が前記押圧面の各々から最大負荷で押圧される位置を最大被押圧点とした場合に、前記最大被押圧点に対する前記最大押圧点の相対位置は、各々の前記押圧面及び前記被押圧面の組み合わせ毎に異なることを特徴とする請求項3に記載のカラー電子写真画像形成装置。
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