JP2010222956A - 窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な眺望性と換気機能を備え、且つ内障子を開け放した状態で泥棒等の侵入を確実に阻止できる窓の提供。
【解決手段】 窓枠1と、窓枠1内に設けた外障子2及び内障子3と、内障子3の室外側に配置され、竪枠4a側を支点に開閉自在に設けた通風性を有する侵入規制扉5と、侵入規制扉5を閉鎖状態にロックする錠6とを備え、錠6は、施解錠操作を行う操作部7が室内側に向けて設けてあり、内障子3を開けたときに内障子の戸先部8が錠の操作部7の室内側に重なる位置で内障子3が停止する状態と、その位置を越えてさらに内障子を開けられる状態とに切替可能である。
【選択図】 図1−1

Description

本発明は、内障子を開けているときに泥棒等の侵入を阻止できる窓に関する。
住宅の窓には、内障子と外障子を有するサッシが多用されているが、換気のために障子を開けていると泥棒等に侵入されるおそれがあり、これを防止するために窓の室外側に面格子を取付けると、窓の眺望性が損なわれる。
特許文献1,2には、内障子の室外側の位置に面格子を蝶番で開閉自在に取付け、面格子を閉鎖状態にロックする錠を備えたものが開示されている。
しかし特許文献1記載のものは、同文献の図3,6に示されているように、錠のつまみ2が外障子の召し合せ框から側方に突出しており、外障子のガラス越しにつまみ2が室外側から見えるため、ガラスを破壊してつまみ2が操作され、泥棒等に侵入されてしまうおそれがある。また、内障子を閉鎖しないとつまみ2が操作できないので、錠を解錠するためには内障子をいったん閉めなければならす、地震や火災等の緊急時の脱出の際に手間取るおそれがある。
特許文献2記載のものは、錠(錠機構43)が面格子の戸先側の框の室内側に設けてあり、泥棒等が面格子の竪桟の間から手を入れ、錠を解錠されてしまうおそれがある。
特開2002−13361号公報 特開2002−47874号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、良好な眺望性と換気機能を備え、且つ内障子を開け放した状態で泥棒等の侵入を確実に阻止できる窓の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による窓は、窓枠と、窓枠内に設けた外障子及び内障子と、内障子の室外側に配置され、竪枠側を支点に開閉自在に設けた通風性を有する侵入規制扉と、侵入規制扉を閉鎖状態にロックする錠とを備え、錠は、施解錠操作を行う操作部が室内側に向けて設けてあり、内障子を開けたときに内障子の戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で内障子が停止する状態と、その位置を越えてさらに内障子を開けられる状態とに切替可能であることを特徴とする。
請求項2記載の発明による窓は、請求項1記載の発明の構成に加え、外障子の横幅が内障子の横幅よりも大きいことを特徴とする。
請求項3記載の発明による窓は、請求項1又は2記載の発明の構成に加え、侵入規制扉は、中空部を有する戸先框を有し、中空部内に錠を内蔵していることを特徴とする。
請求項4記載の発明による窓は、請求項1,2又は3記載の発明の構成に加え、侵入規制扉は、戸先側に外障子の室外側に重なる重なり部を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明による窓は、請求項1,2,3又は4記載の発明の構成に加え、侵入規制扉は、錠の操作部の側方に室内側に向けて突出する突出片を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明による窓は、請求項1,2,3,4又は5記載の発明の構成に加え、内障子を開けたときに内障子の戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で内障子を停止させるストッパーを有し、ストッパーは横枠に設けたベース部に着脱自在又は移動自在に設けてあることを特徴とする。なおストッパーは、スライド式に移動するものの他、室内外方向の軸や上下方向の軸回りに回動させて移動するものであってもよい。
請求項7記載の発明による窓は、請求項1,2,3,4,5又は6記載の発明の構成に加え、窓枠内の左右両側に内障子と侵入規制扉を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明による窓は、請求項6記載の発明の構成に加え、窓枠内の左右両側に内障子と侵入規制扉を有し、左右の内障子のストッパーのためのベース部を一つで兼用したことを特徴とする。
請求項1記載の発明による窓は、侵入規制扉を閉鎖状態にロックする錠の操作部が室内側に向けて設けてあることで、泥棒等に錠のありかを悟られ難く、さらに、内障子を開けたときに内障子の戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で内障子を停止させておくことで、室外側から解錠操作を行うことが不可能なため、内障子を開けた状態で高い防犯性を発揮できる。室内にいる人は、内障子をさらに開けることで錠の操作部を操作できる状態とすることができ、錠を解錠するために内障子をいちいち閉める必要がないので、緊急時の脱出の際に手間取らない。
請求項2記載の発明による窓は、外障子の横幅が内障子の横幅よりも大きいため、内障子の戸先部が錠の操作部の操作の邪魔にならない位置まで内障子を開けられるようにするのが容易である。
請求項3記載の発明による窓は、侵入規制扉に中空部を有する戸先框を有し、中空部内に錠を内蔵したので、錠の設置が容易に行えると共に、錠が破壊されるのを防止できる。
請求項4記載の発明による窓は、侵入規制扉の戸先側に外障子の室外側に重なる重なり部を有しているので、錠が重なり部により隠蔽され、錠のありかを悟られないようにできるとともに、外障子と侵入規制扉との間にバール等を差し込んで侵入規制扉がこじ開けられるのを防止できる。
請求項5記載の発明による窓は、侵入規制扉に、錠の操作部の側方に室内側に向けて突出する突出片を有するので、泥棒等による室外側からの操作部へのアクセスを防ぎ、防犯性を一層高められる。
請求項6記載の発明による窓は、横枠に設けたベース部に着脱自在又は移動自在に設けたストッパーにより、内障子を開けたときにその戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で停止するようにしてあり、ストッパーは外障子の室内側に位置するため室外側からストッパーにアクセスすることができないので、泥棒等が室外側から錠を不正に解錠しようとするのを確実に制限できる。室内に居るユーザーは、ストッパーを取外すか移動させることで容易に解除でき、その上で内障子をさらに開けることで簡便に錠の操作部を操作できる状態とすることができる。
請求項7記載の発明による窓は、窓枠内の左右両側に内障子と侵入規制扉を有しているので、両側の内障子を開けることで換気効率を向上できる。
請求項8記載の発明による窓は、窓枠内の左右両側に内障子と侵入規制扉を有する場合に、左右の内障子のストッパーのためのベース部を一つで兼用したことで、ストッパー部の部品数を少なくできると共にコンパクトにできる。
本発明の窓の実施形態を示す室内側正面図であって、(a)は内障子を閉めた状態、(b)は内障子をストッパーの位置まで開けた状態を示している。 本発明の窓の実施形態を示す室内側正面図であって、(c)はストッパーを解除して内障子をさらに開け、面格子の錠を解錠するときの状態、(d)は面格子を開けた状態を示している。 本発明の窓の縦断面図である。 本発明の窓の横断面図である。 本発明の窓の横断面図であって、(a)は内障子を閉めた状態、(b)は内障子をストッパーの位置まで開けた状態を示している。 本発明の窓の横断面図であって、(c)はストッパーを解除して内障子をさらに開け、面格子の錠を解錠するときの状態、(d)は面格子を開けた状態を示している。 (a)は図4−1(b)のA部の拡大図であり、(b)は図4−2(c)のB部の拡大図である。 (a)はストッパー部の構造を示す側面図であり、(b)はストッパー部の平面図、(c)はストッパー部の室内側正面図である。 ストッパー部の室内側正面図であって、(a)はストッパーを取外した状態、(b)は取外したストッパーを反対側に取付けた状態、(c)は左右両側にストッパーを取付けた状態を示す。 (a)は面格子の錠の構造を示す室内側正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 本発明の窓の他の実施形態を示す室内側正面図であって、(a)は内障子を閉めた状態、(b)は内障子を開けた状態を示している。 (a)はストッパー部の他の実施形態を示す平面図、(b)は同ストッパー部の室内側正面図、(c)は同ストッパー部の側面図である。 (a)はストッパー部のさらに別の実施形態を示す平面図、(b)は同ストッパー部の室内側正面図、(c)は同ストッパー部の側面図である。 (a)はストッパー部のさらに別の実施形態を示す平面図、(b)は同ストッパー部のケースを外した状態の平面図、(c)は(a)のA−A断面図である。 図12(a)のB−B断面図である。 図12に示すストッパーを解除するときの手順を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜8は、本発明の窓の一実施形態を示している。この窓は、図1〜4に示すように、躯体開口部16に固定した窓枠1と、窓枠1内に取付けた外障子2及び内障子3と、内障子3の室外側に外障子2と面一状に設けた面格子5とを備え、図1−1(b)と図4−1(b)に示すように、換気のために内障子3を開けたときでも、面格子5により泥棒等の侵入を阻止できるようにしたものである。
窓枠1は、図1に示すように、上枠17と下枠14と左右の竪枠4a,4bを枠組みして構成してある。外障子2は、図1と図3に示すように、上框18と下框19と戸先框20と召し合せ框21とを四周框組みし、その内側にガラスパネル(複層ガラス)22を嵌め込んで構成してある。内障子3は、図1と図3に示すように、上框23と下框24と戸先框8と召し合せ框25とを四周框組みし、その内側にガラスパネル(複層ガラス)26を嵌め込んで構成してある。外障子2は、内障子3の約2倍の横幅を有し、窓枠1内の室内側から見て左側の位置に配置してある(以下、単に「右側」、「左側」と記載したときには、室内側から見ての右側、左側を意味する。)。内障子3は、窓枠1内の右側の位置に配置され、図2に示すように、上枠17及び下枠14のレール27,28に沿って摺動自在に設けてある。内障子3は、図1,3に示すように、召し合せ框25に取付けたクレセント29により施錠される。
面格子5は、図2,3に示すように、上框30と下框31と吊元框32と戸先框10とを四周框組みし、上下框30,31間に竪桟33を等間隔で架設してある。竪桟33間の隙間は、女性の肘が通らない寸法(45mm)になっている。面格子5は、図3に示すように、吊元框32を蝶番34で竪枠4aに取付けてあり、火災等の緊急時に窓から脱出する際には、図4−2(d)に示すように、竪枠4a側を支点に室外側に90°回動して開くことができる。また面格子5は、竪桟33の室内側の竪横框内周に網35を張り、網戸を兼ねるものとしてある。各框30,31,32,10と竪桟33は、アルミニウム合金の押出形材で形成してある。
面格子5の戸先框10は、図3に示すように、矩形の筒状部36を有し、その中空部11内に面格子5を閉鎖状態にロックするための錠(グレモン錠)6を設けてある。錠6は、図3,8に示すように、室内側面に設けたフランス落とし式の操作レバー7と、操作レバー7の操作に連動して中空部11内で上下にスライドするスライド部材37と、筒状部36の外周側見込み面に上下スライド自在に保持され、前記スライド部材37と連結されたスライドバー38と、スライドバー38の上部と下部に突設したロックピン39a,39bとを有し、ロックピン39a,39bを外障子2の召し合せ框21の外周側見込み面の上部と下部に取付けた受け金具40a,40bに係合することにより施錠される。操作レバー7を下向きに倒すと、スライド部材37とスライドバー38が上昇し、ロックピン39a,39bが受け金具40a,40bから抜け、面格子5を開ける状態になる。
戸先框10は、図3に示すように、操作レバー7の側方に隣接するように、内周側に室内側に突出する突出片13を有しており、この突出片13により室外側からの操作レバー7へのアクセスを防止している。
また戸先框10は、筒状部36から外周側に延び、外障子2の召し合せ框21の室外側に重なる重なり片12を有している。重なり片12の先端部にはタイト材41が取付けてあり、タイト材41が外障子2の召し合せ框21の室外側面に当接している。この重なり片12により、錠6のロックピン39a,39bと受け金具40a,40bが隠蔽されているため、泥棒等に錠6のありかを悟られるのを防止できると共に、バール等で面格子5をこじ開けようとする行為を防止できる。
吊元框32は、外周側に延出する延出片42を有し、延出片42により蝶番34を隠蔽している。
図1−1と図4−1に示すように、下枠14上面の中間部には、内障子3の開く範囲を規制するストッパー9が取付けてある。図6に示すように、下枠14上面の外障子用レール43と内障子用レール28の間には、ストッパー9を取付けるためのベース部15が設けてある。ベース部15は、基板15aと、基板15a上に内障子用のレール28の室外側面に当接するように設けた突部15bを有し、基板15aをレール43,28間に嵌合するように配置し、ネジ44で下枠14に固定してある。突部15bの左右側面には上下方向にアリ溝45が形成してあり、基板15aの突部15bの左右両側の位置にはストッパー位置決め用の孔46が形成してある。ストッパー9は、硬質樹脂でブロック状に形成され、一側面に形成した係合部47をベース部15のアリ溝45に上方から係合し、下面より突出した突起48をベース部15の孔46に係合して、着脱自在に取付けてある。ベース部15の突部15bの上面には、ストッパー9を上方に引き抜く際にストッパー9をつまみやすくするため、凹部49を形成してある。
本窓は、図1−1(a)と図4−1(a)に示すように、外障子2が窓枠1の横幅の略2/3のスペースを占めており、面格子5が内障子3の室外側のみに設置してあるため、外障子2により良好な眺望を確保できる。また図1−1(b)と図4−1(b)に示すように、内障子3を開けることで換気することができ、この状態で面格子5により泥棒等の侵入を阻止でき、且つ面格子5は網戸を兼ねているので、虫の侵入も防止できる。内障子3は、ストッパー9により停止し、このとき図5(a)に示すように、面格子5の錠6の操作レバー7の室内側に内障子3の戸先框8が重なるように位置しており、面格子5の竪桟33の隙間から手を入れて操作レバー7を操作しようとしても、操作することができない。よって、泥棒等に面格子5の錠6を解錠されるおそれがない。錠6を解錠するときには、図7(a)に示すようにストッパー9を上方に引き抜いた上で、図1−2(c)と図4−2(c)に示すように、内障子3を左側に少し移動させる。すると図5(b)に示すように、錠6の操作レバー7が室内側に露出するので、室内側から解錠操作を容易に行うことができる。なおストッパー9を取外したときでも、内障子3はベース部15の突部15bにより戸先框8が外障子2の召し合せ框21の室内側に重なる位置で停止する。また取外したストッパー9は、図7(b)に示すように、ベース部15の突部15bの左側に取付けておくことで、紛失を防止できる。その後、図1−2(d)と図4−2(d)に示すように、面格子5を室外側に押して開くことで、窓からの脱出が可能になる。
本窓は以上に述べたように、外障子2により良好な眺望性を確保できると共に、内障子3を開けることで換気が行え、内障子3を開けた状態で面格子5により泥棒等の侵入を阻止できる。内障子3を開けたときには、戸先框8が面格子5の錠6の操作レバー7の室内側に重なる位置で、内障子3がストッパー9により停止しているので、室外側から錠6を解錠操作されるおそれがなく、高い防犯性を発揮できる。火災等の緊急時に面格子5を開けたい場合には、ストッパー9を引き抜いて内障子3を開けるだけで解錠操作が行え、解錠したときには既に内障子3が開いた状態なので、後は面格子5を押して開くだけで速やかに脱出できる。
図10は、ストッパー部の他の実施形態を示している。下枠14に固定されるベース部15には、アーム51が室内外方向の軸52で回動自在に取付けてあり、アーム51の先端部にストッパー9が取付けてある。ストッパー9は、内部に室内側に向けて突設したピン53をアーム51先端部に形成した孔54に係合し、室内外方向にスライド可能に設けてあり、且つピン53の周囲に嵌めたスプリング55により室外側に付勢してある。ストッパー9は、室外側面の上部と下部に係止部56が突設してあり、係止部56がベース部15上面に設けた鉤状の被係止部57に係止し、ストッパー9が固定されている。
ストッパー9の機能は、先に述べた着脱式のものと同様であり、内障子3を開けたときに、内障子3の戸先框8が錠6の操作レバー7の室内側に重なる位置で、内障子3がストッパー9に衝突して停止し、これにより錠6の解錠操作が不能となる。図10(b)に示すように、アーム51の軸52とストッパー9のピン53の位置が上下にずれているため、ストッパー9に内障子3が衝突した際に、その衝撃によってストッパー9が持ち上がるのを防止できる。
錠6を解錠する際には、ストッパー9を指で室内側に少し動かして係止部56を被係止部57から外した後、図中に仮想線で示すように、アーム51をストッパー9ごと軸52回りに180°回動させる。するとストッパー9がベース部15上の左側に移動し、係止部56がベース部15の反対側の被係止部57に係止し、ストッパー9が解除された状態で固定される。本実施形態によれば、ストッパー9がベース部15にアーム51で繋がっているため、ストッパー9を紛失するおそれがない。
図11は、ストッパー部のさらに別の実施形態を示しており、ストッパー9をアーム51を介して垂直方向の軸52回りに室内側を水平回動させることにより、左右に移動できるようにしたものである。ストッパー9は、スプリング55により下方に付勢されており、下面に突設した係止部56がベース部15上面の被係止部57に係止している。ストッパー9を解除するときには、ストッパー9を上方に少し持ち上げ、図中に仮想線で示すように、アーム51をストッパー9ごと軸52回りに室内側から180°回動させて、左側に移動させる。
図12,13は、ストッパー部のさらに別の実施形態を示しており、ストッパー9を左右方向にスライド可能に設けたものである。ベース部15はケース15aと、ケース15a内に設けたガイドレール15bとで構成してある。ガイドレール15bは、上方に開口したガイド溝57が左右方向に形成してあり、その途中の左右2箇所に開口幅が広くなったスライド規制部58a,58bを設けてある。ストッパー9は、上面に設けた突部59をケース15a上面に形成した左右方向の長孔60から突出させ、スプリング55により上方に付勢してある。またストッパー9は、図12(c)と図13に示すように、上下方向の中間部にくびれ部61を有し、ストッパー下部62がガイドレール15bの右側のスライド規制部58aに嵌合し、スライドが規制されている。
内障子を開けると、ストッパー9のケース15aから突出した突部59に内障子3の戸尻部が衝突し、内障子3の戸先框8が錠6の操作レバー7の室内側に重なる位置で内障子3が停止し、これにより錠6の解錠操作が不能となる。
ストッパー9を解除するときには、図14(a)に示すように、ストッパー9を指で押し下げ、するとストッパー下部62がスライド規制部58aの下方に抜けるので、図14(b)に示すように、続けてストッパー9を左方向にスライドさせる。長孔60の端までストッパー9をスライドさせて指を離すと、図14(c)に示すように、ストッパー9がスプリング55の付勢力で上方に移動し、ストッパー下部62が左側のスライド規制部58bに嵌合し、ストッパー9が解除された状態で固定される。本実施形態によれば、ストッパー9を利かせたり解除したりする操作がより簡便に行え、しかもストッパー9を紛失するおそれがない。
外障子2は、窓枠1に固定してあってもよいが、面格子5を開けたときに上枠17と下枠14のレール50,43(図2参照)に沿って右側にスライドして開けれるようにすることもできる。外障子2の幅を内障子3と略同じにすることもできる。
図9は、本発明の窓の他の実施形態であって、窓枠1内の左右両側に内障子3と面格子5を設置したものである。この場合には、図7(c)に示すように、ベース部15の突部15bの左右両側にストッパー9,9を取付ける。この実施形態によれば、図9(b)に示すように、左右の内障子3,3を同時に開けることで、一層効率の良い換気が行える。内障子3を開けたときには、戸先框8が面格子5の錠6の操作レバー7の室内側に重なる位置でストッパー9により停止しているので、室外側から錠6を解錠操作されるおそれがない。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。侵入規制扉は、通風性を備え、開口部からの出入りを規制できるものであればよく、実施形態に示したような面格子の他、竪横框で形成した枠内にガラリ、パンチングメタル、金網等を取付けたものであってもよい。また侵入規制扉は、折戸状のものや伸縮門扉のように伸縮するものであってもよい。錠の操作部は、回転式やスライド式のツマミとすることもできるが、実施形態に示したフランス落とし式の操作レバーを用いた場合には、施錠状態で操作レバーが錠ケースから突出せず、尚且つ解錠操作時には室内側に突出するため、内障子の戸先框により解錠操作を確実に阻止できるので、より好ましい。内障子を開けたときに内障子の戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で内障子を停止させる手段は、必ずしも下枠に取付けたストッパーによらなくてもよい。またストッパーを上枠や外障子等に設置することもできる。ストッパー及びベース部の形態は任意であり、ストッパーを解除することで、ストッパーが内障子走行レール上から退避し、内障子がレール上を走行自在となるものでもよい。
1 窓枠
2 外障子
3 内障子
4a,4b 竪枠
5 面格子(侵入規制扉)
6 錠
7 操作レバー(操作部)
8 内障子の戸先框(戸先部)
9 ストッパー
10 面格子の戸先框
11 中空部
12 重なり片(重なり部)
13 突出片
14 下枠(横枠)
15 ベース部

Claims (8)

  1. 窓枠と、窓枠内に設けた外障子及び内障子と、内障子の室外側に配置され、竪枠側を支点に開閉自在に設けた通風性を有する侵入規制扉と、侵入規制扉を閉鎖状態にロックする錠とを備え、錠は、施解錠操作を行う操作部が室内側に向けて設けてあり、内障子を開けたときに内障子の戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で内障子が停止する状態と、その位置を越えてさらに内障子を開けられる状態とに切替可能であることを特徴とする窓。
  2. 外障子の横幅が内障子の横幅よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の窓。
  3. 侵入規制扉は、中空部を有する戸先框を有し、中空部内に錠を内蔵していることを特徴とする請求項1又は2記載の窓。
  4. 侵入規制扉は、戸先側に外障子の室外側に重なる重なり部を有することを特徴とする請求項1,2又は3記載の窓。
  5. 侵入規制扉は、錠の操作部の側方に室内側に向けて突出する突出片を有することを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の窓。
  6. 内障子を開けたときに内障子の戸先部が錠の操作部の室内側に重なる位置で内障子を停止させるストッパーを有し、ストッパーは横枠に設けたベース部に着脱自在又は移動自在に設けてあることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の窓。
  7. 窓枠内の左右両側に内障子と侵入規制扉を有することを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の窓。
  8. 窓枠内の左右両側に内障子と侵入規制扉を有し、左右の内障子のストッパーのためのベース部を一つで兼用したことを特徴とする請求項6記載の窓。
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