JP2010218087A - 画像形成装置、システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力機能を利用する画像形成装置を複数の利用者端末で共有する場合に、画像形成装置が省電力状態に移行した後、当該画像形成装置が省電力状態のまま利用者端末から処理要求を受ける回数を減らすことができる仕組みを提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置100は、自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得部102と、情報取得部102が取得した利用状態情報を管理する情報管理部103と、予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、情報管理部103が管理中の利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御部105とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、システム及びプログラムに関する。
省電力機能を有する画像形成装置を複数の利用者端末で共有する場合の従来技術として、例えば以下の2つの技術が知られている。
(第1の従来技術)
特許文献1には、複数の利用者端末のいずれかから画像形成装置にアクセスがあった場合に、そのアクセスのあった利用者端末の識別情報を画像形成装置の記憶部に記憶しておき、当該記憶部に識別情報が記憶されているすべての利用者端末が画像形成装置とアクセス可能な状態でなくなった場合に、画像形成装置の電源状態を省電力状態に切り替える技術が開示されている。
(第2の従来技術)
特許文献2には、画像形成装置を利用する利用者端末の稼働状態を検出し、稼働中の利用者端末の台数に応じて、画像形成装置の電源状態を省電力状態に移行させるまでの時間を可変制御する技術が開示されている。
特開2005−301446号公報 特開2007−28062号公報
本発明の課題は、省電力機能を利用する画像形成装置を複数の利用者端末で共有する場合に、画像形成装置が省電力状態に移行した後、当該画像形成装置が省電力状態のまま利用者端末から処理要求を受ける回数を減らすことができる仕組みを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段が取得した前記利用状態情報を管理する情報管理手段と、予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、前記情報管理手段が管理中の前記利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御手段とを備える画像形成装置に係るものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記情報取得手段は、前記利用状態情報として、利用者端末の表示装置使用状態、利用者端末の入力装置使用状態、利用者端末の稼働状態、利用者端末のログイン状態、利用者端末のCPU使用状態のうち、少なくとも1つの状態を示す情報を取得するものである。
請求項3に記載の発明は、複数の利用者端末と、前記複数の利用者端末が共有する画像形成装置とを有し、前記画像形成装置は、自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段が取得した前記利用状態情報を管理する情報管理手段と、予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、前記情報管理手段が管理中の前記利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御手段とを備えるシステムに係るものである。
請求項4に記載の発明は、複数の利用者端末と通信網を介して接続される画像形成装置のコンピュータを、自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得手段、前記情報取得手段が取得した前記利用状態情報を管理する情報管理手段、予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、前記情報管理手段が管理中の前記利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御手段として機能させるためのプログラムに係るものである。
請求項1、3、4に記載の発明によれば、省電力機能を利用する画像形成装置を複数の利用者端末で共有する場合に、画像形成装置が省電力状態に移行した後、当該画像形成装置が省電力状態のまま利用者端末から処理要求を受ける回数を減らすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、利用者端末の表示装置使用状態や入力装置使用状態、さらには利用者端末の稼働状態やログイン状態、CPU使用状態に応じたタイミングで、画像形成装置の電源状態を通常状態に復帰させることができる。
本発明の実施の形態に係るシステムの構成を示す概略図である。 画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 利用者端末の内部構成を示すブロック図である。 論理プリンタ情報の一例を示す図である。 論理プリンタ情報の他の例を示す図である。 利用者端末で行なわれる第1の処理の手順を示すフローチャートである。 通知情報の第1例を示す図である。 通知情報の第2例を示す図である。 通知情報の第3例を示す図である。 利用者端末で行なわれる第2の処理の手順を示すフローチャートである。 通知情報の第4例を示す図である。 通知情報の第5例を示す図である。 通知情報の第6例を示す図である。 画像形成装置で行なわれる処理の手順を示すフローチャートである。 第1の電源制御処理の手順を示すフローチャートである。 重み付けの具体例を示す図である。 第2の電源制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下に記述する実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
図1は本発明の実施の形態に係るシステムの構成を示す概略図である。図示したシステムは、2台の画像形成装置100(100a,100b)と、3台の利用者端末200(200a,200b,200c)とを、共通の通信網(ネットワーク)300で相互に接続した構成となっている。なお、通信網300に接続される画像形成装置100の台数と利用者端末200の台数は、特に、ここで挙げる台数に限定されるものではない。
画像形成装置100(100a,100b)は、自装置を操作する利用者や、各々の利用者端末200(200a,200b,200c,…)を操作する利用者から処理要求を受けて、当該処理要求に基づく処理(利用者が要求する処理)を行なうものである。画像形成装置100は、例えば、印刷処理、画像読取処理、複写処理、FAX(ファクス)処理といった複数の処理機能を併せ持つ複合機を用いて構成されている。
利用者端末200(200a,200b,200c)は、利用者が操作する端末装置であって、例えば、表示装置(液晶モニター等)や入力装置(キーボード、マウス等)が付属するパーソナルコンピュータを用いて構成されている。
通信網300は、各々の画像形成装置100(100a,100b)と利用者端末200(200a,200b,200c)の間で、規定の通信規約(例えば、TCP/IPなど)に基づいて双方向の通信(データや情報の受け渡し)を実現するものである。通信網300は、例えばLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等を用いて構成されるものである。
各々の画像形成装置100(100a,100b)と利用者端末200(200a,200b,200c)には、それぞれ固有のネットワークアドレス(IPアドレス)が割り当てられている。すなわち、画像形成装置100aには、“IP=192.168.1.101”というアドレスが割り当てられ、画像形成装置100bには、“IP=192.168.1.102”というアドレスが割り当てられている。また、利用者端末200aには、“IP=192.168.1.201”というアドレスが割り当てられ、利用者端末200bには、“IP=192.168.1.201”というアドレスが割り当てられ、利用者端末200cには、“IP=192.168.1.203”というアドレスが割り当てられている。
図2は画像形成装置100の内部構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、ネットワーク通信部101と、情報取得部102と、情報管理部103と、閾値記憶部104と、電源制御部105と、電源切換部106とを備えた構成となっている。
ネットワーク通信部101は、上記通信網300を介して外部の装置と通信(送信、受信)するものである。
情報取得部102は、利用者端末200が送信した通知情報(詳細は後述)をネットワーク通信部101が通信網300を介して受信した場合に、当該通知情報を取得するものである。
情報管理部103は、情報取得部102が取得した通知情報を管理するものである。情報管理部103は、情報取得部102から通知情報を受け取って、当該通知情報を、例えば図示しない情報管理テーブルに記憶(登録)する。
閾値記憶部104は、後述する電源制御処理に適用される閾値を記憶するものである。
電源制御部105は、自装置(画像形成装置100)の電源状態を制御する処理(電源制御処理)を行なうものである。画像形成装置100の電源状態には、少なくとも通常状態と省電力状態の2つの状態がある。通常状態は、画像形成装置100を操作する利用者や利用者端末200を操作する利用者から処理要求を受けた場合に、当該処理要求に基づく処理を直ちに開始することができる電源状態である。省電力状態は、画像形成装置100を構成するハードウェアのうち、一部のハードウェアへの電力供給を停止することにより、通常状態よりも電力消費を低減した電源状態である。このため、画像形成装置100が省電力状態のときに処理要求を受けた場合は、省電力状態から通常状態に復帰した後、当該処理要求に基づく処理を開始することになる。電源制御部105は、自装置の電源状態が通常状態にあるときは第1の電源制御処理を行ない、自装置の電源状態が省電力状態にあるときは第2の電源制御処理を行なう。
電源切換部106は、電源制御部105からの指示にしたがって自装置(画像形成装置100)の電源状態を切り換えるものである。電源制御部105から電源切換部106に与えられる指示には、自装置の電源状態を通常状態から省電力状態に切り換える旨の指示と、自装置の電源状態を省電力状態から通常状態に切り換える旨の指示がある。
以上述べた画像形成装置100の構成要素(101〜106)のうち、ハードウェアで構成される要素(104)を除く構成要素は、例えば、プログラムを格納するROM(Read-Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ROMに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)等のコンピュータ・ハードウェア資源を用いて実現されるものである。また、本発明は、画像形成装置100のコンピュータを、上記のネットワーク通信部101、情報取得部102、情報管理部103、電源制御部105、電源切換部106として機能させるためのプログラムや、後述する画像形成装置100の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むものである。
図3は利用者端末200の内部構成を示すブロック図である。利用者端末200は、スクリーンセーバー制御部201と、通知部202と、送信先記憶部203と、論理プリンタ情報記憶部204と、ネットワーク通信部205とを備えた構成となっている。
スクリーンセーバー制御部201は、利用者端末200に付属する表示装置の画面を保護するためのソフトウェアであるスクリーンセーバーの動作状態(起動、停止)を制御するものである。スクリーンセーバー制御部201は、利用者端末200に付属するマウスやキーボードなどの入力装置が利用者によって操作されない時間(以下、「入力操作無し時間」)が予め設定された時間に達すると、スクリーンセーバーを起動して、表示装置の表示状態を切り替える。また、スクリーンセーバー制御部201は、スクリーンセーバー起動中に利用者によって入力装置が操作されると、これをきっかけにしてスクリーンセーバーを停止して、表示装置の表示状態をスクリーンセーバー起動前の状態に戻す。
通知部202は、利用者端末200の利用状態を示す利用状態情報の一例として、利用者端末200に付属する表示装置の使用状態を示す情報を、通知情報に含めて通知するものである。表示装置の使用状態には、「スクリーンセーバー起動中」と「スクリーンセーバー停止中」の2つの状態がある。スクリーンセーバー起動中は、表示装置の使用が休止されている状態に相当し、スクリーンセーバー停止中は、表示装置が使用されている状態に相当する。利用者端末200における表示装置の使用状態がスクリーンセーバー起動中の状態であることは、スクリーンセーバー制御部201がスクリーンセーバーを起動するときに、第1の通知情報として通知される。また、利用者端末200における表示装置の使用状態がスクリーンセーバー停止中の状態であることは、スクリーンセーバー制御部201がスクリーンセーバーを停止するときに、第2の通知情報として通知される。
送信先記憶部203は、通知部202が上記通知情報(第1の通知情報、第2の通知情報)を送信する送信先の設定を記憶するものである。通知情報の送信先は、例えば、「デフォルトプリンタ」、「全ての論理プリンタ」、「ブロードキャスト(全ての外部装置)」といった3つの選択肢の中から、いずれか1つを、例えば、利用者端末200を管理する管理者が選択することにより、予め設定されるものである。デフォルトプリンタとは、画像形成装置100にプリンタドライバを組み込み済み(インストール済み)のプリンタ(論理プリンタ)のなかで、「通常使うプリンタ」として設定されるプリンタをいう。このため、利用者端末200から画像形成装置100に印刷の処理要求を行なう場合は、特に処理要求先の設定を変更しないかぎり、利用者端末200でデフォルトプリンタに設定されている画像形成装置100に処理要求が送信されることになる。
ここでは一例として、上記図1に示すように、利用者端末200aの送信先記憶部203には、通知情報の送信先として「デフォルトプリンタ」が選択(設定)され、利用者端末200bの送信先記憶部203には、通知情報の送信先として「全ての論理プリンタ」が選択(設定)され、利用者端末200cの送信先記憶部203には、通知情報の送信先として「ブロードキャスト」が選択(設定)されているものと仮定する。
論理プリンタ情報記憶部204は、通信網300に接続されている全ての画像形成装置100の中で、利用者端末200が論理プリンタ(物理プリンタ)として認識している画像形成装置100のネットワークアドレス(IPアドレス)を記憶するものである。
ここでは一例として、利用者端末200aの論理プリンタ情報記憶部204には、図4に示すように、画像形成装置100a,100bを含む論理プリンタのIPアドレスが記憶され、かつ画像形成装置100aがデフォルトプリンタに設定されているものとする。また、利用者端末200bの論理プリンタ情報記憶部204には、図5に示すように、画像形成装置100a,100bを含む合計n台の論理プリンタのIPアドレスが記憶され、かつ画像形成装置100bがデフォルトプリンタに設定されているものとする。
ネットワーク通信部205は、上記通信網300を介して外部の装置と通信するものである。
(利用者端末のスクリーンセーバー停止中の処理)
図6は利用者端末200でスクリーンセーバー停止中に行なわれる処理の手順を示すフローチャートである。まず、スクリーンセーバー制御部201は、入力操作無し時間が予め設定された時間に到達したかどうかを監視する(ステップS1)。そして、入力操作無し時間が予め設定された時間に到達したと判断すると、スクリーンセーバー制御部201は、スクリーンセーバーを起動する(ステップS2)。入力操作無し時間は、例えば、タイマー等を用いて計測すればよい。
次に、通知部202は、表示装置の使用状態がスクリーンセーバー起動中の状態であることを通知する第1の通知情報を、送信先記憶部203に記憶されている送信先に送信する(ステップS3)。例えば、通知情報の送信先が「デフォルトプリンタ」に設定されている場合は、当該デフォルトプリンタ宛てに通知情報を送信する。また、通知情報の送信先が「全ての論理プリンタ」に設定されている場合は、論理プリンタ情報記憶部204に記憶されている全ての論理プリンタ宛てに通知情報を送信する。また、通知情報の送信先が「ブロードキャスト」に設定されている場合は、通信網103に接続されている全ての外部装置宛てに(換言するとブロードキャスト方式で)通知情報を送信する。
このため、利用者端末200aがスクリーンセーバーを起動した場合は、例えば図7に示す3つの情報を含む通知情報を、デフォルトプリンタに設定されている画像形成装置100a(IP=192.168.1.101)宛てに送信することになる。利用者端末200aから送信される通知情報には、利用者端末200aの識別情報(端末ID)を示す“IP=192.168.1.201”の情報と、利用者端末200aの状態がスクリーンセーバー起動中であることを示す“スリープ”の情報と、利用者端末200aでのプリンタ利用形態がデフォルトプリンタとしての利用であることを示す“利用レベル=高”の情報とが含まれる。
また、利用者端末200bがスクリーンセーバーを起動した場合は、例えば図8に示す3つの情報を含む通知情報を、論理プリンタ情報記憶部204にIPアドレスが記憶されている全ての論理プリンタ宛てに送信することになる。利用者端末200bから送信される通知情報には、利用者端末200bの識別情報を示す“IP=192.168.1.202”の情報と、利用者端末200bの状態がスクリーンセーバー起動中であることを示す“スリープ”の情報と、利用者端末200bでのプリンタ利用形態が通常の論理プリンタとしての利用であることを示す“利用レベル=中”の情報とが含まれる。
また、利用者端末200cがスクリーンセーバーを起動した場合は、例えば図9に示す3つの情報を含む通知情報を、ブロードキャストに適用されるIPアドレス(IP=255.255.255.255)宛てに送信することになる。利用者端末200cから送信される通知情報には、利用者端末200cの識別情報を示す“IP=192.168.1.203”の情報と、利用者端末200bの状態がスクリーンセーバー起動中であることを示す“スリープ”の情報と、利用者端末200bでのプリンタ利用形態が不明であることを示す“利用レベル=低”の情報とが含まれる。
(利用者端末のスクリーンセーバー起動中の処理)
図10は利用者端末200でスクリーンセーバー起動中に行なわれる処理の手順を示すフローチャートである。まず、スクリーンセーバー制御部201は、利用者によって入力装置(マスク、キーボード等)の操作が行なわれたかどうかを監視する(ステップS11)。そして、入力操作が行なわれたと判断すると、スクリーンセーバー制御部201は、スクリーンセーバーを停止する(ステップS12)。
次に、通知部202は、表示装置の使用状態がスクリーンセーバー停止中の状態であることを通知する第2の通知情報を、送信先記憶部203に記憶されている送信先に送信する(ステップS13)。例えば、通知情報の送信先が「デフォルトプリンタ」に設定されている場合は、当該デフォルトプリンタ宛てに通知情報を送信する。また、通知情報の送信先が「全ての論理プリンタ」に設定されている場合は、論理プリンタ情報記憶部204に記憶されている全ての論理プリンタ宛てに通知情報を送信する。また、通知情報の送信先が「ブロードキャスト」に設定されている場合は、通信網103に接続されている全ての外部装置宛てに(換言するとブロードキャスト方式で)通知情報を送信する。
このため、利用者端末200aがスクリーンセーバーを停止した場合は、例えば図11に示す3つの情報を含む通知情報を、デフォルトプリンタに設定されている画像形成装置100a(IP=192.168.1.101)宛てに送信することになる。利用者端末200aから送信される通知情報には、利用者端末200aの識別情報を示す“IP=192.168.1.201”の情報と、利用者端末200aの状態がスクリーンセーバー停止中であることを示す“復帰”の情報と、利用者端末200aでのプリンタ利用形態がデフォルトプリンタとしての利用であることを示す“利用レベル=高”の情報とが含まれる。
また、利用者端末200bがスクリーンセーバーを停止した場合は、例えば図12に示す3つの情報を含む通知情報を、論理プリンタ情報記憶部204にIPアドレスが記憶されている全ての論理プリンタ宛てに送信することになる。利用者端末200bから送信される通知情報には、利用者端末200bの識別情報を示す“IP=192.168.1.202”の情報と、利用者端末200bの状態がスクリーンセーバー停止中であることを示す“復帰”の情報と、利用者端末200bでのプリンタ利用形態が通常の論理プリンタとしての利用であることを示す“利用レベル=中”の情報とが含まれる。
また、利用者端末200cがスクリーンセーバーを停止した場合は、例えば図13に示す3つの情報を含む通知情報を、ブロードキャストに適用されるIPアドレス(IP=255.255.255.255)宛てに送信することになる。利用者端末200cから送信される通知情報には、利用者端末200cの識別情報を示す“IP=192.168.1.203”の情報と、利用者端末200bの状態がスクリーンセーバー停止中であることを示す“復帰”の情報と、利用者端末200bでのプリンタ利用形態が不明であることを示す“利用レベル=低”の情報とが含まれる。
このように通信網300に接続されている各々の利用者端末200からは、表示装置の使用状態が、スクリーンセーバー停止中からスクリーンセーバー起動中に変化するか、スクリーンセーバー起動中からスクリーンセーバー停止中に変化するたびに、それを通知する通知情報が、送信先記憶部203に記憶されている送信先の設定にしたがって、デフォルトプリンタ宛て、全ての論理プリンタ宛て、又はブロードキャストに送信される。また、利用者端末200から送信された通知情報を受信した画像形成装置100は、その通知情報をネットワーク通信部101で受信した後、情報取得部102で取得する。さらに、情報取得部102で取得した通知情報を情報管理部103が情報管理テーブルに登録(記憶)する。その際、情報管理部103は、端末IDで識別される利用者端末200ごとに通知情報を情報管理テーブルに登録する。
これにより、例えば、画像形成装置100aが利用者端末200aから上記図7又は図11に示す通知情報を受信した場合は、当該通知情報が利用者端末200aと対応付けて情報管理テーブルに登録される。また、画像形成装置100aが利用者端末200bから上記図8又は図12に示す通知情報を受信した場合は、当該通知情報が利用者端末200bと対応付けて情報管理テーブルに登録される。また、画像形成装置100aが利用者端末200cから上記図9又は図13に示す通知情報を受信した場合は、当該通知情報が利用者端末200cと対応付けて情報管理テーブルに登録される。
また、画像形成装置100aの情報管理部103が管理する情報管理テーブルに上記図7に示す通知情報が利用者端末200aに対応付けて登録されている状況で、当該利用者端末200aから上記図11に通知情報を受信した場合は、後から受信した最新の通知情報(図11の通知情報)が利用者端末200aに対応付けて情報管理テーブルに登録(上書き)される。この点は、他の利用者端末200(200b,200c)から時系列に複数回にわたって通知情報を受信した場合にも同様である。
(画像形成装置の処理)
図14は画像形成装置100で行なわれる処理の手順を示すフローチャートである。
まず、いずれかの利用者端末200から送信された通知情報をネットワーク通信部101が受信すると、当該通知情報を情報取得部102が取得する(ステップS21、S22)。次に、通知情報管理部103は、上記ステップS22で情報取得部102が取得した通知情報を、情報管理テーブルへの登録によって記憶する(ステップS23)。
次に、電源制御部105は、自装置の電源状態が通常状態であるかどうかを判別する(ステップS24)。そして、自装置の電源状態が通常状態であれば、第1の電源制御処理を行ない(ステップS25)、自装置の電源状態が通常状態でなければ(省電力状態であれば)、第2の電源制御処理を行なう(ステップS26)。また、第1の電源制御処理又は第2の電源制御処理を終えると、上記ステップS21に戻る。このため、画像形成装置100においては、利用者端末200から送信された通知情報を受信するたびに、そのときの画像形成装置100の電源状態に応じて、第1の電源制御処理又は第2の電源制御処理が実施されることになる。
(第1の電源制御処理)
図15は電源制御部105によって行なわれる第1の電源制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、電源制御部105は、その段階で情報管理部103が管理している情報管理テーブルに登録されている通知情報を参照して、省電力状態への移行要否を判定するための判定ポイントを算出する(ステップS31)。このとき電源制御部105が参照する通知情報は、利用者端末200の利用状態がスクリーンセーバー起動中であることを示す“スリープ”の情報を含む通知情報となる。判定ポイントは、例えば、図16に示すように、通知情報に含まれる利用レベルに応じて、例えば、“利用レベル=高”の場合は1台の利用者端末につき10ポイント、“利用レベル=中”の場合は1台の利用者端末につき3ポイント、“利用レベル=低”の場合は、1台の利用者端末につき1ポイントといった具合に重み付けを行なう。
これにより、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに上記図7に示す通知情報が登録されていた場合は、当該通知情報に“スリープ”の情報と“利用レベル=高”の情報が含まれるため、当該通知情報に関しては10ポイントが付与される。また、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに上記図8に示す通知情報が記憶されていた場合は、当該通知情報に“スリープ”の情報と“利用レベル=中”の情報が含まれるため、当該通知情報に関しては3ポイントが付与される。また、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに上記図9に示す通知情報が記憶されていた場合は、当該通知情報に“スリープ”の情報と“利用レベル=低”の情報が含まれるため、当該通知情報に関しては1ポイントが付与される。
また仮に、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに“スリープ”の情報を含む通知情報が合計14個登録され、その内訳が、“利用レベル=高”になっている通知情報が5個で、利用レベルが“中”になっている通知情報が1個で、利用レベルが“低”になっている通知情報が8個である場合は、それぞれの個数(該当する利用者端末の台数)を重み付けのポイント数に掛け合わせて、それらを足し合わせた総ポイントを上記判定ポイントとして求める。
すなわち、“利用レベル=高”になっている5個の通知情報については、その個数に重み付けのポイント数である10ポイントを掛け合わせることで、小計が50ポイントとなる。また、利用レベルが“中”になっている1個の通知情報については、その個数に重み付けのポイント数である3ポイントを掛け合わせることで、小計が3ポイントとなる。また、利用レベルが“低”になっている8個の通知情報については、その個数に重み付けのポイント数である1ポイントを掛け合わせることで、小計が8ポイントとなる。したがって、それらの小計を足し合わせた総ポイント(判定ポイント)は61ポイントとなる。
こうして判定ポイントを求めたら、電源制御部105は、その判定ポイントが第1の閾値以上であるかどうかを判断する(ステップS32)。第1の閾値は、第1の電源制御処理に適用するために予め閾値記憶部104に記憶されるものである。このため、電源制御部105は、電源制御部105から第1の閾値を読み出して、その値を判定ポイントと比較し、その比較結果に基づいてステップS32の判断を行なう。そして、判定ポイントが第1の閾値以上であれば、自装置の電源状態を通常状態から省電力状態に切り換えるように電源切換部106に指示を与えることにより、自装置の電源状態を省電力状態に移行させる(ステップS33)。また、判定ポイントが第1の閾値未満であれば、ステップS33の処理をパスして、そのまま第1の電源制御処理を抜ける。
なお、上記第1の電源制御処理において、画像形成装置100の電源状態を通常状態から省電力状態に移行させる条件は、上述した条件に限らず、他の条件を適用してもよい。例えば、画像形成装置101が処理待ちで待機している時間(実質的な未使用状態)が予め設定された時間に到達した場合に、画像形成装置101の電源状態を通常状態から省電力条件に移行させるように制御してもよい。また、これ以外にも、例えば、通信網300に接続されている複数の利用者端末200のうち、稼動中(電源オン状態)の利用者端末200の台数が予め設定された台数未満になった場合に、画像形成装置100の電源状態を通常状態から省電力状態に移行させるように制御してもよい。また、利用レベルに応じた重み付けを行なわずに、稼動中の利用者端末200のうち、表示装置の使用状態が使用中(スクリーンセーバー停止中)になっている利用者端末200の台数が予め設定された台数未満となった場合に、画像形成装置100の電源状態を通常状態から省電力状態に移行させるように制御してもよい。
(第2の電源制御処理)
図17は電源制御部105によって行なわれる第2の電源制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、電源制御部105は、その段階で情報管理部103が管理している情報管理テーブルに登録されている通知情報を参照して、通常状態への復帰要否を判定するための判定ポイントを求める(ステップS41)。このとき電源制御部105が参照する通知情報は、利用者端末200の利用状態がスクリーンセーバー停止中であることを示す“復帰”の情報を含む通知情報となる。判定ポイントは、例えば、上記図16と同様に、通知情報に含まれる利用レベル(高、中、低)に応じて重み付けを行なう。
これにより、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに上記図11に示す通知情報が記憶されていた場合は、当該通知情報に“復帰”の情報と“利用レベル=高”の情報が含まれるため、当該通知情報に関しては10ポイントが付与される。また、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに上記図12に示す通知情報が記憶されていた場合は、当該通知情報に“復帰”の情報と“利用レベル=中”の情報が含まれるため、当該通知情報に関しては3ポイントが付与される。また、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに上記図13に示す通知情報が記憶されていた場合は、当該通知情報に“復帰”の情報と“利用レベル=低”の情報が含まれるため、当該通知情報に関しては1ポイントが付与される。
また仮に、画像形成装置100の情報管理部103が管理している情報管理テーブルに“スリープ”の情報を含む通知情報が合計8個登録され、その内訳が、“利用レベル=高”になっている通知情報が1個で、利用レベルが“中”になっている通知情報が2個で、利用レベルが“低”になっている通知情報が4個である場合は、それぞれの個数(該当する利用者端末の台数)を重み付けのポイント数に掛け合わせて、それらを足し合わせた総ポイントを判定ポイントとして求める。
すなわち、“利用レベル=高”になっている1個の通知情報については、その個数に重み付けのポイント数である10ポイントを掛け合わせることで、小計が10ポイントとなる。また、利用レベルが“中”になっている2個の通知情報については、その個数に重み付けのポイント数である3ポイントを掛け合わせることで、小計が6ポイントとなる。また、利用レベルが“低”になっている4個の通知情報については、その個数に重み付けのポイント数である1ポイントを掛け合わせることで、小計が4ポイントとなる。したがって、それらの小計を足し合わせた総ポイント(判定ポイント)は20ポイントとなる。
こうして判定ポイントを求めたら、電源制御部105は、その判定ポイントが第2の閾値以上であるかどうかを判断する(ステップS42)。第2の閾値は、第2の電源制御処理に適用するために予め閾値記憶部104に記憶されるものである。このため、電源制御部105は、電源制御部105から第2の閾値を読み出して、その値と判定ポイントと比較し、その比較結果に基づいてステップS42の判断を行なう。そして、判定ポイントが第2の閾値以上であれば、自装置の電源状態を省電力状態から通常状態に切り換えるように電源切換部106に指示を与えることにより、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる(ステップS43)。また、判定ポイントが第2の閾値未満であれば、ステップS43の処理をパスして、そのまま第2の電源制御処理を抜ける。
なお、上記ステップS41で判定ポイントを算出する場合に適用する重み付けは、通知情報に含まれる利用レベルだけでなく、例えば、過去の印刷通信履歴に応じて、重み付けの値を変えてもよい。具体的には、画像形成装置100が利用者端末200から印刷の処理要求を受けた場合に、当該処理要求元の利用者端末200の識別情報(IPアドレス等)と当該処理要求を受けた日時とを印刷通信履歴として画像形成装置100のメモリ等に蓄積しておく。そして、過去一定時間内(例えば、1時間以内)に印刷の処理要求を行なった利用者端末200から受信した通知情報に関しては、相対的に判定ポイントが高くなるように(例えば、上記の付与ポイントを2倍とするように)重み付けの値を設定し、過去一定時間内(例えば、1時間以内)に印刷の処理要求を行わなかった利用者端末200から受信した通知情報に関しては、相対的に判定ポイントが低くなるように(例えば、上記の付与ポイントを1倍とするように)重み付けの値を設定する。
また、画像形成装置100においては、上記第2の電源制御処理とは別に、省電力状態のもとで電源制御部105が処理要求の有無を監視し、実際に処理要求を受けると、これをきっかけにして電源制御部105が電源切換部106に電源状態の変更指示を与えることで、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる仕組みになっている。このため、省電力状態にある画像形成装置100は、上記第2の電源制御処理で判定ポイントが第2の閾値以上となったとき、又は、自装置を操作する利用者や利用者端末200を操作する利用者から処理要求を受けたときに、通常状態に復帰することになる。
また、上記第2の電源制御処理において、画像形成装置100の電源状態を省電力状態から通常状態に復帰させる条件は、上述した条件に限らず、他の条件を適用してもよい。例えば、通信網300に接続されている複数の利用者端末200のうち、稼動中(電源オン状態)の利用者端末200の台数が予め設定された台数以上になった場合に、画像形成装置100の電源状態を省電力状態から通常状態に復帰させるように制御してもよい。また、利用レベルに応じた重み付けを行なわずに、稼動中の利用者端末200のうち、表示装置の使用状態が使用中(スクリーンセーバー停止中)の利用者端末200の台数が予め設定された台数以上となった場合に、画像形成装置100の電源状態を省電力状態から通常状態に復帰させるように制御してもよい。
さらに、通信網300に接続されている利用者端末200の利用状態を示す利用状態情報としては、利用者端末200における入力装置の使用状態を示す情報を通知情報として通知する仕組みとしてもよい。その場合は、スクリーンセーバーの制御とは別に、マスクやキーボード等の入力装置の動作状態を検出し、入力装置が操作されていない時間が予め設定された時間に到達した場合に、無操作状態であることを示す情報を通知情報に含めて送信する一方、無操作状態で入力装置が操作された場合に、操作中であることを示す情報を通知情報に含めて送信する仕組みとすればよい。また、利用者端末の表示装置使用状態や入力装置使用状態を示す情報としては、スクリーンロックの状態(ロック中、ロック解除中)を示す情報を用いてもよい。
また、利用者端末の利用状態を示す利用状態情報としては、利用者端末の表示装置使用状態や入力装置使用状態を示す情報だけでなく、例えば、次のような情報を用いてもよい。すなわち、通信網103に図示しないサーバー装置が接続されている場合は、このサーバー装置に対する利用者端末のログイン状態(ログイン中、ログオフ中)を示す情報を、利用状態情報として用いてもよい。その場合は、画像形成装置100からサーバー装置に利用者端末のログイン状態の情報提供を要求し、この要求に応じてサーバー装置から送信(返信)される情報を画像形成装置100が取得する仕組みとすればよい。
また、利用者端末の稼働状態(電源オンオフ状態)や、利用者端末のCPU使用状態を示す情報を、利用状態情報として用いてもよい。利用者端末の稼働状態は、利用者端末の電源オンオフ状態を示すものとすればよい。利用者端末のCPU使用状態は、利用者端末のCPU使用率を示すものとすればよい。
また、利用者端末の利用状態情報としては、上述した利用者端末の表示装置使用状態、利用者端末の入力装置使用状態、利用者端末の稼働状態、利用者端末のログイン状態、利用者端末のCPU使用状態のうち、少なくとも1つの状態を示す情報を取得する仕組みとすればよい。また、その取得方法についても、利用者端末から画像形成装置に通知される情報を受信して取得するだけでなく、画像形成装置が各々の利用者端末に利用状態を問い合わせる問い合わせ信号を、例えばブロードキャスト方式で送信し、その問い合わせ信号に対する応答信号を受信することで取得する仕組みとしてもよい。また、利用者端末から画像形成装置に通知する仕組みと、画像形成装置が利用者端末に問い合わせる仕組みを組み合わせてもよい。
100(100a,100b)…画像形成装置、200(200a,200b,200c)…利用者端末、300…通信網、102…情報取得部、103…情報管理部、104…閾値記憶部、105…電源制御部、106…電源切換部

Claims (4)

  1. 自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した前記利用状態情報を管理する情報管理手段と、
    予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、前記情報管理手段が管理中の前記利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御手段と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記情報取得手段は、前記利用状態情報として、利用者端末の表示装置使用状態、利用者端末の入力装置使用状態、利用者端末の稼働状態、利用者端末のログイン状態、利用者端末のCPU使用状態のうち、少なくとも1つの状態を示す情報を取得する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 複数の利用者端末と、前記複数の利用者端末が共有する画像形成装置とを有し、
    前記画像形成装置は、
    自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した前記利用状態情報を管理する情報管理手段と、
    予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、前記情報管理手段が管理中の前記利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御手段とを備える
    システム。
  4. 複数の利用者端末と通信網を介して接続される画像形成装置のコンピュータを、
    自装置と同じ通信網に接続されている各々の利用者端末の利用状態を示す利用状態情報を取得する情報取得手段、
    前記情報取得手段が取得した前記利用状態情報を管理する情報管理手段、
    予め設定された条件を満たした場合に自装置の電源状態を省電力状態に移行させるとともに、当該省電力状態に移行した後に、前記情報管理手段が管理中の前記利用状態情報に基づいて、自装置の電源状態を通常状態に復帰させる電源制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012125949A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013188971A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Brother Industries Ltd プリンタとネットワークシステム

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