JP2010212903A - 応対制御装置、応対制御方法、応対制御プログラム、応対機器、及び応対システム - Google Patents

応対制御装置、応対制御方法、応対制御プログラム、応対機器、及び応対システム Download PDF

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Abstract

【課題】来訪者応対と電話応対が重なる場合において、相手に応じたより適切な応対を行うことが可能な応対制御装置、応対制御方法、応対制御プログラム、応対機器、及び応対システムを提供する。
【解決手段】電話相手との間で通信を行う第一の通信手段と、来訪相手との間で通信を行う第二の通信手段と、電話相手と来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、データベースから少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、第一の通信手段の動作及び第二の通信手段の動作を制御する制御手段とを備えた応対制御装置であって、制御手段は、第一の通信手段と第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、何れか他方の通信手段と通信を行うための機器から呼出信号を受信したとき、属性情報取得手段により取得された属性情報に基づいて第一の通信手段及び第二の通信手段の動作を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば玄関の外側に設置された玄関子機と、室内に設置された親機を備える応対システム等の技術分野に関する。
この種の応対システムに関する技術として、例えば特許文献1には、室外に設置され、訪問者を撮影するためのカメラを含む子機と、室内に設置され、前記カメラにより撮影された訪問者の画像情報を表示するための親機と、予め訪問を予定している人物の画像情報を記憶しておく記憶手段と、新たに撮影された訪問者の画像情報と予め記憶手段に記憶させておいた画像情報とが一致するか否かを判別する画像情報判定手段と、入室および録画を許可する許可手段とを備えた画像記録装置が開示されている。
この画像記録装置では、カメラにより撮影された訪問者の画像情報と、予め記憶されている人物の画像情報とが一致するか否かが判別され、一致すると判別された場合には、訪問者の入室が許可されて玄関の扉が開くことができるようになっているが、ユーザは、予め記憶されている訪問予定のある人物が来訪したことを即座に知ることができず、また、訪問者に応じて異なる応対を行うことができないという問題点がある。
一方、特許文献2には、訪問者を監視するカメラと、予め登録された訪問の予定のある人物を訪問予約登録者として記憶するための記憶部と、撮影された訪問者の顔画像データに基づいて訪問者が訪問予約登録者であるか否かを判別する顔判別手段と、ユーザ側に設置された第1表示装置と、カメラが設置される訪問領域に設置された第2表示装置とを備えた訪問者監視システムが開示されている。
この訪問者監視システムでは、訪問者を撮影するカメラが顔判別手段に基づいて、撮影された訪問者の顔画像データが予め登録された訪問の予定のある人物と判断した場合に、第1表示装置に訪問者の来訪が表示されるとともに、第2表示装置に訪問者に対してのメッセージが表示されるようになっており、これにより、ユーザは、予め登録された訪問の予定のある人物が来訪したことを即座に知ることができるとともに、メッセージの表示により訪問者に応じて異なる応対を行うことができる。
特開2001−245287号公報 特開2008−165614号公報
ところで、近年、ユーザが親機に設けられた送受話器を用い、玄関子機を通じて来訪者と通話ができるインターホン機能と、同送受話器を用いて電話相手の電話機器を通じて当該電話相手と通話ができる電話機能とを兼ね備えた応対システムが知られている。
このような応対システムでは、例えばユーザが電話相手と電話中に、来訪者(来訪相手)が来訪した(来訪者が子機に設けられた呼出ボタンを押下した)場合、一方の相手を待たせておき、もう一方の相手に応対する必要があった。このことは、例えばユーザが来訪相手の応対中に電話がかかってきた場合も同様である。
しかしながら、応対した相手がユーザとは関係ない者等である場合もあり、かかる場合、ユーザは無駄な時間を費やし、また、待っていた相手に不快感を与えることになる。
従来の応対システムでは、例えば特許文献2に開示されるように、来訪者に応じて異なる応対を行うことができるものの、来訪者応対と電話応対が重なる場合において、相手に応じたより適切な応対を行うことは困難であった。
本発明は、以上の点等に鑑みてなされたものであり、来訪者応対と電話応対が重なる場合において、相手に応じたより適切な応対を行うことが可能な応対制御装置、応対制御方法、応対制御プログラム、応対機器、及び応対システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電話相手の電話機器との間で通信を行う第一の通信手段と、来訪相手に応対するための応対機器との間で通信を行う第二の通信手段と、前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、前記データベースから前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記第一の通信手段の動作及び前記第二の通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えた応対制御装置であって、前記制御手段は、前記第一の通信手段と前記第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された前記属性情報に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の応対制御装置において、前記属性情報には、前記電話相手の優先順位と前記来訪相手の優先順位が含まれており、前記電話相手及び前記来訪相手を特定する特定手段を更に備え、前記制御手段は、前記特定された電話相手の優先順位と前記特定された来訪相手の優先順位とを比較し、その比較結果に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の応対制御装置において、前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位より前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が低い場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された不在応答制御信号を送信することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の応対制御装置において、前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、前記制御手段は、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から受信した前記呼出信号による前記呼出音の発生を制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の応対制御装置において、前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位より前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が高い場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記呼出音発生手段により呼出音を発生させ、さらに、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された前記待ち応答制御信号を送信し、その後、前記何れか一方の前記通信手段の通信動作から前記何れか他方の通信手段と通信動作に切り換えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の応対制御装置において、前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位より前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が高い場合には、前記何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器からの信号を他の通信機器に転送することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の応対制御装置において、前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位と前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が同じ場合において、当該優先順位が基準順位以上である場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記呼出音発生手段により呼出音を発生させ、さらに、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された前記待ち応答制御信号を送信し、その後、前記何れか一方の前記通信手段の通信動作から前記何れか他方の通信手段と通信動作に切り換えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2に記載の応対制御装置において、前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位と前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が同じ場合において、当該優先順位が基準順位以上である場合には、前記何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器からの信号を他の通信機器に転送することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2に記載の応対制御装置において、前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位と前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が同じ場合において、当該優先順位が基準順位未満である場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された不在応答制御信号を送信することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の応対制御装置において、前記制御手段は、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された不在応答制御信号を送信することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の応対制御装置において、前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、前記制御手段は、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から受信した前記呼出信号による前記呼出音の発生を制御することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1に記載の応対制御装置において、前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、前記制御手段は、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記呼出音発生手段により呼出音を発生させ、さらに、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された待ち応答制御信号を送信し、その後、前記何れか一方の前記通信手段の通信動作から前記何れか他方の通信手段と通信動作に切り換えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1に記載の応対制御装置において、前記制御手段は、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器からの信号を他の通信機器に転送することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項2乃至9の何れか一項に記載の応対制御装置において、前記特定手段は、カメラにより撮像された前記来訪相手の画像より当該来訪相手を特定することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項2乃至9の何れか一項に記載の応対制御装置において、前記特定手段は、電子情報読取器により読み取られた前記来訪相手のIDを認識することにより当該来訪相手を特定することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項2乃至13の何れか一項に記載の応対制御装置において、前記特定手段は、前記電話相手の電話機器の電話番号により当該電話相手を特定することを特徴とする。
請求項17に記載の応対制御プログラムの発明は、コンピュータを請求項1乃至16の何れか一項に記載の応対制御装置として機能させることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項3、5、7、9、10、及び12の何れか一項に記載の応対制御装置から送信されてきた前記応答制御信号を受信する前記応対機器であって、表示手段と、前記応答制御信号が受信された場合には、予め保持する応答情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項3、5、7、9、10、及び12の何れか一項に記載の応対制御装置から送信されてきた前記応答制御信号を受信する前記応対機器であって、音声発生手段と、前記応答制御信号が受信された場合には、予め保持する応答情報を前記音声発生手段から音声により発生させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、電話相手の電話機器との間で通信を行う第一の通信手段と、来訪相手に応対するための応対機器との間で通信を行う第二の通信手段と、前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、前記データベースから前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記第一の通信手段の動作及び前記第二の通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えた応対制御装置における応対制御方法であって、前記第一の通信手段と前記第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された前記属性情報に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、来訪相手に応対するための応対機器と、電話相手の電話機器との間で通信を行う第一の通信手段と、前記応対機器との間で通信を行う第二の通信手段と、前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、前記データベースから前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記第一の通信手段の動作及び前記第二の通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えた応対システムであって、前記制御手段は、前記第一の通信手段と前記第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された前記属性情報に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする。
請求項1、20、又は21に記載の発明によれば、第一の通信手段と第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、何れか他方の通信手段と通信を行うための機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された属性情報に基づいて第一の通信手段及び第二の通信手段の動作を制御するように構成したので、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、電話相手と来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報に基づき、相手に応じたより適切な応対を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、電話相手の優先順位と来訪相手の優先順位の比較結果に基づき、相手に応じたより適切な応対を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、現在、通信動作中の一方の通信手段と通信を行う機器側の優先順位が高い相手の応対を自動的に優先させ、他方の通信手段と通信を行う機器側の優先順位が低い相手に対しては自動的に不在応答することができる。
請求項4に記載の発明によれば、不在応答される側の機器からの呼出信号による呼出音をロックしたり音量を低下させたりする等の制限ができ、これにより、在宅者に当該機器からの呼出を気にさせないようにすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、現在、通信動作中でない他方の通信手段と通信を行う機器側の優先順位が高い相手の応対に効率良く切り換えることができる。
請求項6に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、他の在宅者に効率良く応対させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合において、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位以上と高い場合には、現在、通信動作中でない他方の通信手段と通信を行う機器側の相手の応対に効率良く切り換えることができる。
請求項8に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合において、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位以上と高い場合には、他の在宅者に効率良く応対させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合において、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位未満と低い場合には、現在、通信動作中の一方の通信手段と通信を行う機器側の相手の応対を自動的に優先させ、他方の通信手段と通信を行う機器側の相手に対しては自動的に不在応答することができる。
請求項10に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、現在、通信動作中の一方の通信手段と通信を行う機器側の相手の応対を自動的に優先させ、他方の通信手段と通信を行う機器側の相手に対しては自動的に不在応答することができる。
請求項11に記載の発明によれば、不在応答される側の機器からの呼出信号による呼出音をロックしたり音量を低下させたりする等の制限ができ、これにより、在宅者に当該機器からの呼出を気にさせないようにすることができる。
請求項12に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、現在、通信動作中でない他方の通信手段と通信を行う機器側の相手の応対に効率良く切り換えることができる。
請求項13に記載の発明によれば、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、他の在宅者に効率良く応対させることができる。
本実施形態に係る応対システムの概要構成例を示す図である。 データベース301に登録された属性情報の一例を示す図である。 親機2における通話制御部22(動作制御部22c)の応対制御処理の一例を示すフローチャートである。 図3に示すステップS7の後続インターホン対応処理の詳細を示すフローチャートである。 図3に示すステップS12の後続電話対応処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、電話機能及びインターホン機能を有する応対システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
1.応対システムの構成及び機能
始めに、図1等を参照して、本実施形態に係る応対システムの構成及び機能について説明する。
図1は、本実施形態に係る応対システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、応対システムSは、例えば建物(住宅やオフィス)の玄関(出入口)の外側に設置される玄関子機1(来訪相手に応対するための応対機器の一例)、及び室内に設置される親機2(応対制御装置の一例)等を備えて構成されており、玄関子機1と親機2とは例えば通信ケーブルKにより接続されている。なお、応対システムSは、図示しないが、親機2と通信可能な(有線又は無線による)室内子機が備えられている。
玄関子機1は、照明部10、マイク11、スピーカ12、通話制御部13、カメラ14、カメラ制御部15、画像信号制御部16、人感センサ17、呼出ボタン18、及び通信I/F19等を備えている。
通話制御部13は、通信I/F19及び通信ケーブルKを介して親機2との間で通信を行う。即ち、通話制御部13は、マイク11により集音された来訪者の音声を取り込み、その音声信号を通信I/F19及び通信ケーブルKを介して親機2に送信し、また、通話制御部13は、親機2から通信ケーブルKを介して送信されてきた音声信号(在宅者の音声信号)を通信I/F19を介して受信し、当該音声信号をスピーカ12に出力する。
カメラ制御部15は、例えば人感センサ17により来訪者が検知された場合に、カメラ14を起動させる。また、このとき、照明部10は、照度センサを備えており、検出された照度が所定の閾値より低い場合に、玄関子機1近傍を照明するために点灯する。
画像信号制御部16は、カメラ14により撮像された来訪者の画像を取り込み、その画像信号を通信I/F19及び通信ケーブルKを介して親機2に送信する。
なお、来訪者により呼出ボタン18が押下されると、呼出信号が通信I/F19及び通信ケーブルKを介して親機2に送信される。
一方、親機2は、マイク20、スピーカ21、通話制御部22、電話通信I/F23、インターホン通信I/F24、特定手段の一例としての個人照合処理部25、呼出音発生部26、モニタ27、表示制御部28、記録制御部29、不揮発性半導体メモリやハードディスク等からなる記憶部30、及び複数の操作ボタンを備える操作部31等を備えている。なお、マイク20及びスピーカ21は、図示しない送受話器に備えられる。
呼出音発生部26は、電話機器3又は玄関子機1から送信された呼出信号を受信すると、通話制御部22の指示に応じて、呼出音(電話機器3からの呼出信号の場合、電話のベル音、玄関子機1からの呼出信号の場合、インターホンのチャイム音)をスピーカ21から発生させる。なお、呼出音の発生は、後述するように、通話制御部22からの指示によりロックされる場合がある。
表示制御部28は、玄関子機1から送信された画像信号をインターホン通信I/F24を介して受信すると、当該画像信号に係る画像をモニタ27上に表示させる。
記録制御部29は、通話制御部22からの指示に応じて、玄関子機1から送信された来訪相手の音声信号及び画像信号をインターホン通信I/F24を介して受信して記憶部30に記録(録画)させたり、或いは、電話機器3から送信された電話相手の音声信号を電話通信I/F23を介して受信して記憶部30に記録(録音)させる。
記憶部30には、在宅者の電話相手と来訪相手の少なくとも何れか一方の相手となることが予想される者の属性情報を登録するためのデータベース301が構築されている。なお、データベース301に属性情報が登録された者を、以下「登録者」という。かかる登録者の属性情報は在宅者からの操作部31を介した指示にしたがって任意に登録可能になっている。
登録者の属性情報としては、例えば、名前、電話番号、優先順位、登録者との関係、及び登録者を特定するための登録者特徴情報等が挙げられる。また、登録者特徴情報としては、例えば、顔画像データ、指紋データ、個人識別用ID(識別情報)等が挙げられる。
図2は、データベース301に登録された属性情報の一例を示す図である。図2に示す登録例では、氏名が「AAA」の登録者と氏名が「BBB」である登録者については、電話番号、優先順位、登録者との関係、及び顔画像データが登録されている。一方、氏名が「CCC」の登録者と氏名が「DDD」である登録者については、優先順位、登録者との関係、及び顔画像データが登録されているが、電話番号については登録されていない。また、「EEE」は未登録者を示しており、当該未登録者については、優先順位のみが登録され、電話番号、登録者との関係、及び顔画像データについては登録されていない。なお、図2に示す例では、優先順位の値が小さいほど優先順位が高い(つまり、優先順位“1”が最も高い)。未登録者の優先順位は“4”であり、一番低い優先順位に設定されている。
通話制御部22は、例えばマイクロコンピュータ等からなり、当該コンピュータにより所定のプログラム(本発明の応対制御プログラムを含む)が実行されることにより、電話通信部22a(第一の通信手段の一例)、インターホン通信部22b(第二の通信手段の一例)、及び動作制御部22c(制御手段及び属性情報取得手段の一例)として機能する。
電話通信部22aは、電話通信I/F23及び電話回線Cを介して、電話相手の電話機器3との間で通信を行う。例えば、電話通信部22aは、マイク20により集音された在宅者の音声を取り込み、その音声信号を電話通信I/F23及び電話回線Cを介して電話機器3に送信し、また、電話通信部22aは、電話機器3から電話回線Cを介して送信されてきた音声信号(電話相手の音声信号)を電話通信I/F23を介して受信し、当該音声信号をスピーカ21に出力する。これにより、在宅者は、電話相手と通話することができる。
なお、電話機器3としては、据置型電話機、携帯電話機、IP電話機能を有するパソコン等が挙げられる。
インターホン通信部22bは、インターホン通信I/F24及び通信ケーブルKを介して、玄関子機1との間で通信を行う。例えば、インターホン通信部22bは、マイク20により集音された在宅者の音声を取り込み、その音声信号をインターホン通信I/F24及び通信ケーブルKを介して玄関子機1に送信し、また、インターホン通信部22bは、玄関子機1から通信ケーブルKを介して送信されてきた音声信号(来訪者の音声信号)をインターホン通信I/F24を介して受信し、当該音声信号をスピーカ21に出力する。これにより、在宅者は、来訪相手と通話することができる。
動作制御部22cは、電話通信部22aの動作及びインターホン通信部22bの動作を制御する。本実施形態においては、親機2には、マイク20及びスピーカ21を備える送受話器が1つだけ備えられているので、在宅者は、当該送受話器を用いて同時に電話相手と来訪相手の双方と通話することができず何れか一方の相手と通話可能になるよう、動作制御部22cにより制御される。
そして、動作制御部22cは、電話通信部22aとインターホン通信部22bの何れか一方の通信動作中に、何れか他方と通信を行うための機器(電話機器3又は玄関子機1)から呼出信号を受信(インターホン通信I/F24を介して受信)したとき、データベース301に登録された上記属性情報に基づいて電話通信部22a及びインターホン通信部22bの動作を制御する。
例えば、動作制御部22cは、後述するように個人照合処理部25により特定された電話相手の優先順位(以下、「優先順位α」という)と当該個人照合処理部25により特定された来訪相手の優先順位(以下、「優先順位β」という)をデータベース301から取得して双方の優先順位を比較し、その比較結果に基づいて電話通信部22a及びインターホン通信部22bの動作を制御する。
この場合、例えば、電話相手の優先順位αより来訪相手の優先順位βが高い場合、電話相手の優先順位αと来訪相手の優先順位βが同じ場合、及び電話相手の優先順位αより来訪相手の優先順位βが低い場合の夫々の場合に応じた動作内容がプログラムにより定義されて記憶部30に記憶されており、上記比較結果に基づき何れかの動作内容に応じた制御がなされる(詳細は後述)。
個人照合処理部25は、電話相手の電話機器3から通知された電話番号と、データベース301に登録されている電話番号を照合することにより当該電話相手を特定する。
また、個人照合処理部25は、玄関子機1から送信された画像信号より来訪相手の顔画像を認識し、当該顔画像と、データベース301に登録されている顔画像とを照合することにより来訪相手を特定する。例えば、個人照合処理部25は、認識した顔画像と、データベース301に登録されている顔画像とを照合して類似性の有無を判断し、当該類似性が有る顔画像に対応する登録者を来訪相手として特定する。
ここで、類似性有無の判断手法は、公知であるので詳しい説明を省略するが、例えば、上記認識された顔画像から顔の特徴をよく表す顔特徴点(例えば、目、鼻、口等)が抽出され、これらの特徴点を結ぶ顔グラフが作成される。そして、作成された顔グラフと、データベース301に登録された顔画像に基づき上記と同じように作成された顔グラフ(当該顔グラフをデータベース301に予め登録しておいてもよい)との一致度の割合が算出され、その割合が所定値以上である場合に、類似性有と判断される。
なお、上記抽出された顔画像と上記登録されている顔画像の向きが異なると、類似性が失われてしまうだけでなく、顔特徴点の検出もうまく行えなくなるという問題が生じるため、最初に顔の向きを推定(例えば、右目、左目、及び口の3点を頂点とする三角形の形状から顔の向きを推定)し、その向きに応じて顔グラフを変換することで当該問題を解消することができる。
2.応対システムの動作
次に、図3等を参照して、本実施形態に係る応対システムSの構成及び動作例について説明する。
図3は、親機2における通話制御部22(動作制御部22c)の応対制御処理の一例を示すフローチャートである。図4は、図3に示すステップS7の後続インターホン対応処理の詳細を示すフローチャートであり、図5は、図3に示すステップS12の後続電話対応処理の詳細を示すフローチャートである。
図3に示す処理は、例えば親機2の電源オンにより開始され、待機状態となり(ステップS1)、この待機状態では、例えば、玄関子機1又は電話機器3からの呼出信号の受信を監視したり、在宅者による送受話器の取り上げ(オフフック)を監視したりする等の処理が行われる。
そして、通話制御部22は、呼出信号を受信すると(ステップS2:YES)、当該呼出信号の送信元が電話機器3であるか玄関子機1であるかを判別し(ステップS3)、電話機器3である場合にはステップS4に進み、玄関子機1である場合にはステップS9に進む。なお、このとき、通話制御部22の指示に応じて呼出音発生部26により、電話のベル音又はインターホンのチャイム音がスピーカ21から発せられる。
ステップS4では、通話制御部22は、電話機器3の電話相手の優先順位αを確認する処理を行う。例えば、通話制御部22は、電話機器3から電話番号が通知された場合、当該電話番号とデータベース301に登録されている電話番号との照合(通知された電話番号がデータベース301に登録されているか否かの判別)を個人照合処理部25に行わせることにより電話相手(通知された電話番号に対応する登録者)を特定し、当該特定された電話相手の優先順位α(図2に示す登録例では、1、2、3の何れか)をデータベース301から取得してメモリに記憶する。一方、電話機器3から電話番号の通知がされていない場合、又は通知された電話番号がデータベース301に登録されていない場合には、通話制御部22は、当該電話相手の優先順位αとして最も低い値(例えば、4)をメモリに記憶する。
なお、在宅者が送受話器を取り上げ、電話相手の電話機器3に対して電話をかける場合にも、当該電話相手の優先順位αを確認する処理が行われ、ステップS5に進むことになる。
次いで、通話制御部22は、在宅者が送受話器を取り上げる(オフフック)ことにより電話機器3と電話通信部22aとの通信を開始させる(ステップS5)。
こうして電話通信部22aの通信動作中に、通話制御部22は、玄関子機1から呼出信号が受信されたか否かを判別し(ステップS6)、当該呼出信号が受信された場合には(ステップS6:YES)、ステップS7に進み、当該呼出信号が受信されていない場合には(ステップS6:NO)、ステップS8に進む。なお、ステップS7の後続インターホン対応処理の詳細については後述する。
ステップS8では、通話制御部22は、通話が終了(例えば、電話機器3と電話通信部22aとの通信が終了(オンフックによる))したか否かを判別し、当該通話が終了した場合には(ステップS8:YES)には、上記メモリに記憶された電話相手の優先順位αを削除し、ステップS1に戻り、当該通話が終了していない場合には(ステップS8:NO)、ステップS6に戻る。
一方、ステップS9では、通話制御部22は、来訪相手の優先順位βを確認する処理を行う。例えば、通話制御部22は、玄関子機1から送信されてきた画像信号から来訪相手の画像(カメラ14により撮像された来訪相手の画像)を取得し、上述したように当該画像を用いた照合を個人照合処理部25に行わせることにより、来訪相手を特定し、当該特定された来訪相手の優先順位β(図2に示す登録例では、1、2、3の何れか)をデータベース301から取得してメモリに記憶する。なお、玄関子機1から送信されてきた画像信号に係る画像を用いた照合により来訪相手を特定できない(玄関子機1からの画像信号から認識された顔画像と類似性が有る顔画像がデータベース301に登録されていない場合(或いは顔画像が認識できない場合))場合には、通話制御部22は、当該来訪相手の優先順位βとして最も低い値(例えば、4)をメモリに記憶する。
次いで、通話制御部22は、在宅者が送受話器を取り上げることにより玄関子機1(通話制御部13)とインターホン通信部22bとの通信を開始させる(ステップS10)。
こうしてインターホン通信部22bの通信動作中に、通話制御部22は、電話機器3から呼出信号が受信されたか否かを判別し(ステップS11)、当該呼出信号が受信された場合には(ステップS11:YES)、ステップS12に進み、当該呼出信号が受信されていない場合には(ステップS11:NO)、ステップS13に進む。なお、ステップS12の後続電話対応処理の詳細については後述する。
ステップS13では、通話制御部22は、通話が終了(例えば、玄関子機1とインターホン通信部22bとの通信が終了)したか否かを判別し、当該通話が終了した場合には(ステップS13:YES)には、上記メモリに記憶された来訪相手の優先順位βを削除し、ステップS1に戻り、当該通話が終了していない場合には(ステップS13:NO)、ステップS11に戻る。
(後続インターホン対応処理)
次に、ステップS7の後続インターホン対応処理においては、図4に示すように、通話制御部22は、上記ステップS9と同様、玄関子機1から送信された画像信号から来訪相手の画像を取得し、来訪相手の優先順位βを確認する処理を行う(ステップS72)。これにより、上記ステップS9と同様、来訪相手の優先順位βがメモリに記憶される。
次いで、通話制御部22は、メモリに記憶された電話相手の優先順位αと来訪相手の優先順位βを比較する(ステップS73)。
そして、当該比較結果、電話相手の優先順位αより来訪相手の優先順位βが低い場合には(ステップS73:優先順位α>優先順位β)、通話制御部22は、電話機器3と電話通信部22aとの通信を継続(電話通信部22aの通話動作を継続)させる(ステップS74)。
次いで、通話制御部22は、受信された呼出信号によるインターホンのチャイム音の発生を制御する(ステップS75)。例えば、通話制御部22は、呼出音発生部26からのチャイム音の発生をロックしたり、或いは呼出音発生部26から発生されるチャイム音の音量を最小音量にする等の制御を行う。これにより、在宅者に、玄関子機1からの呼出を気にさせないようにすることができる。
次いで、通話制御部22は、予め設定された不在応答制御信号をインターホン通信I/F24及び通信ケーブルKを介して玄関子機1に送信する(ステップS76)。これにより、当該不在応答制御信号を受信した玄関子機1の通話制御部13は、予め保持(記憶)する不在応答メッセージ(応答情報の一例)を、スピーカ12(音声発生手段の一例)から音声により発生させる。なお、玄関子機1に表示パネルを有する表示部(表示手段の一例)が設けられている場合、玄関子機1の通話制御部13は、当該表示パネル上に不在応答メッセージを表示させる。
これにより、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、優先順位が高い電話相手の応対を自動的に優先させ、優先順位が低い来訪相手に対しては自動的に不在応答することができる。
ここで、不在応答メッセージの内容としては、例えば、来訪相手に対して留守中を示すもの、更には、伝言依頼を示すもの等が挙げられる。例えば、来訪相手が、伝言依頼を示すメッセージに応じて発した伝言に係る音声(マイク11により集音)及び当該来訪相手の画像(カメラ14により撮像)のデータは、通話制御部22の指示に応じて記録制御部29により記憶部30に記録される。
なお、不在応答メッセージは玄関子機1に保持されているのではなく、親機2に保持されるようにし、通話制御部22は、上記不在応答制御信号には不在応答メッセージが含まれるように構成してもよい。
一方、上記ステップS73における比較結果、電話相手の優先順位αより来訪相手の優先順位βが高い場合には(ステップS73:優先順位α<優先順位β)、通話制御部22は、電話機器3と電話通信部22aとの通信を継続(電話通信部22aの通話動作を継続)させる(ステップS77)。
次いで、通話制御部22は、呼出音発生部26によりインターホンのチャイム音を発生させる(ステップS78)。
次いで、通話制御部22は、予め設定された待ち応答制御信号をインターホン通信I/F24及び通信ケーブルKを介して玄関子機1に送信する(ステップS79)。これにより、当該待ち応答制御信号を受信した玄関子機1の通話制御部13は、予め保持(記憶)する待ち応答メッセージ(応答情報の一例)を、スピーカ12(音声発生手段の一例)から音声により発生させる。なお、玄関子機1に表示パネルを有する表示部(表示手段の一例)が設けられている場合、玄関子機1の通話制御部13は、当該表示パネル上に待ち応答メッセージを表示させる。
ここで、待ち応答メッセージの内容としては、例えば、来訪相手に対して電話中であるので暫く待ってもらう旨を示すもの等が挙げられる。こうして来訪相手に待ってもらっている間に、在宅者は、例えば、電話相手に対して電話をかけ直す旨を伝え、操作部31における切り替えボタンを押すと、通話制御部22は、電話通信部22aの通信動作を終了させ、インターホン通信部22bの通信動作を開始させる。つまり、通話制御部22は、電話通信部22aの通信動作からインターホン通信部22bの通信動作に切り換える(ステップS80)。なお、応答制御信号の送信後、所定時間内に在宅者が切り替えボタンを押さない場合、通話制御部22は、自動的に、電話通信部22aの通信動作を終了させ、インターホン通信部22bの通信動作を開始させる。
こうして、送受話器を持っている在宅者は来訪者の応対を行うことができる。したがって、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、現在、優先順位が高い来訪相手の応対に効率良く切り換えることができる。
或いは、通話制御部22は、上記ステップS77〜S80において、電話機器3と電話通信部22aとの通信を継続(電話通信部22aの通話動作を継続)させると共に、呼出音発生部26にインターホンのチャイム音を発生させ、玄関子機1からの信号を室内子機(他の通信機器の一例)に転送する。これにより、電話中の在宅者以外の他の在宅者がいる場合には、当該他の在宅者は室内子機を用いて来訪者の応対を行うことができる。
一方、上記ステップS73における比較結果、電話相手の優先順位αと来訪相手の優先順位βが同じ場合には(ステップS73:優先順位α=優先順位β)、通話制御部22は、双方の優先順位が基準順位(例えば、最高値“1”)以上であるか否かを判断する(ステップS81)。
そして、双方の優先順位が基準順位以上である場合(例えば、優先順位が1)には(ステップS81:YES)、通話制御部22は、ステップS77に移行して上記と同様の処理を行う。これにより、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位以上と高い場合には、後から来訪した来訪相手の応対に効率良く切り換えることができる。
一方、双方の優先順位が基準順位以上でない(未満である)場合(例えば、優先順位が2、3、又は4)には(ステップS81:NO)、通話制御部22は、ステップS74に移行して上記と同様の処理を行う。これにより、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位未満と低い場合には、先に応対していた電話相手の応対を自動的に優先させ、後から来訪した来訪相手に対しては自動的に不在応答することができる。
そして、ステップS82では、通話制御部22は、通話(電話通信部22aの通信動作又はインターホン通信部22bの通信動作)が終了したか否かを判別し、当該通話が終了した場合には(ステップS82:YES)、上記メモリに記憶された電話相手の優先順位αと来訪相手の優先順位βを削除し、図3の処理に戻る。このとき、通話制御部22は、上記ステップS76における伝言依頼を示す不在応答メッセージに対する来訪相手の音声及び画像のデータが記憶部30に記録されているか否かを判別し、記録されている場合には、伝言記録有を示す情報をスピーカ21やモニタ27から出力する。これにより、在宅者は、操作部31を操作して上記記録された音声及び画像を再生させて確認することができる。
(後続電話対応処理)
次に、ステップS12の後続電話対応処理においては、図5に示すように、通話制御部22は、上記ステップS4と同様、電話機器3の電話相手の優先順位αを確認する処理を行う(ステップS122)。これにより、上記ステップS4と同様、電話相手の優先順位αがメモリに記憶される。
次いで、通話制御部22は、メモリに記憶された来訪相手の優先順位βと電話相手の優先順位αとを比較する(ステップS123)。
そして、当該比較結果、来訪相手の優先順位βより電話相手の優先順位αが低い場合には(ステップS123:優先順位β>優先順位α)、通話制御部22は、玄関子機1とインターホン通信部22bとの通信を継続(インターホン通信部22bの通話動作を継続)させる(ステップS124)。
次いで、通話制御部22は、受信された呼出信号による電話のベル音の発生を制御する(ステップS125)。例えば、通話制御部22は、呼出音発生部26からのベル音の発生をロックしたり、或いは呼出音発生部26から発生されるベル音の音量を最小音量にする等の制御を行う。これにより、在宅者に、電話機器3からの呼出を気にさせないようにすることができる。
次いで、通話制御部22は、予め設定された不在応答メッセージが含まれる不在応答制御信号を電話通信I/F23及び電話回線Cを介して電話機器3に送信する(ステップS126)。これにより、当該不在応答メッセージが電話機器3のスピーカから音声により発せられる。なお、電話機器3に表示パネルを有する表示部が設けられている場合、当該表示パネル上に不在応答メッセージが表示される。
これにより、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、優先順位が高い来訪相手の応対を自動的に優先させ、優先順位が低い電話相手に対しては自動的に不在応答することができる。
ここで、不在応答メッセージの内容としては、例えば、電話相手に対して留守中を示すもの、更には、伝言依頼を示すもの等が挙げられる。例えば、電話相手が、伝言依頼を示すメッセージに応じて電話機器3に発した伝言に係る音声のデータは、通話制御部22の指示に応じて記録制御部29により記憶部30に記録(留守録)される。
一方、上記ステップS123における比較結果、来訪相手の優先順位βより電話相手の優先順位αが高い場合には(ステップS123:優先順位β<優先順位α)、玄関子機1とインターホン通信部22bとの通信を継続(インターホン通信部22bの通話動作を継続)させる(ステップS127)。
次いで、通話制御部22は、呼出音発生部26により電話のベル音を発生させる(ステップS128)。
次いで、通話制御部22は、予め設定された待ち応答メッセージが含まれる待ち応答制御信号を電話通信I/F23及び電話回線Cを介して電話機器3に送信する(ステップS129)。これにより、当該待ち応答メッセージが電話機器3のスピーカから音声により発せられる。ここで、待ち応答メッセージの内容としては、例えば、電話相手に対して来客中であるので暫く待ってもらう旨を示すもの等が挙げられる。こうして電話相手に待ってもらっている間に、在宅者は、例えば、来訪相手に対して少し待って欲しい旨を伝え、操作部31における切り替えボタンを押すと、通話制御部22は、インターホン通信部22bの通信動作を終了させ、電話通信部22aの通信動作を開始させる。つまり、通話制御部22は、インターホン通信部22bの通信動作から電話通信部22aの通信動作に切り換える(ステップS130)。なお、応答制御信号の送信後、所定時間内に在宅者が切り替えボタンを押さない場合、通話制御部22は、自動的に、インターホン通信部22bの通信動作を終了させ、電話通信部22aの通信動作を開始させる。
こうして、送受話器を持っている在宅者は電話相手の応対を行うことができる。したがって、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、現在、優先順位が高い電話相手の応対に効率良く切り換えることができる。
そして、通話制御部22は、通話(電話通信部22aの通信動作)が終了したか否かを判別し、当該通話が終了した(つまり、在宅者が電話相手との話しが終わった)場合には(ステップS131:YES)、電話通信部22aの通信動作から、再び、インターホン通信部22bの通信動作に切り換える(ステップS132)。
或いは、通話制御部22は、上記ステップS127〜S132において、通話制御部22は、玄関子機1とインターホン通信部22bとの通信を継続(インターホン通信部22bの通話動作を継続)させると共に、呼出音発生部26に電話のベル音を発生させ、電話機器3からの信号を室内子機に転送する。これにより、接客中の在宅者以外の他の在宅者がいる場合には、当該他の在宅者は室内子機を用いて電話相手の応対を行うことができる。
一方、上記ステップS123における比較結果、来訪相手の優先順位βと電話相手の優先順位αとが同じ場合には(ステップS123:優先順位β=優先順位α)、通話制御部22は、双方の優先順位が基準順位(例えば、最高値“1”)以上であるか否かを判断する(ステップS133)。
そして、双方の優先順位が基準順位以上である場合(例えば、優先順位が1)には(ステップS133:YES)、通話制御部22は、ステップS127に移行して上記と同様の処理を行う。これにより、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位以上と高い場合には、後から電話した電話相手の応対に効率良く切り換えることができる。
一方、双方の優先順位が基準順位以上でない(未満である)場合(例えば、優先順位が2、3、又は4)には(ステップS133:NO)、通話制御部22は、ステップS124に移行して上記と同様の処理を行う。これにより、来訪相手と電話相手の優先順位が同じ場合に双方の優先順位が基準順位未満と低い場合には、先に応対していた来訪相手の応対を自動的に優先させ、後から電話した電話相手に対しては自動的に不在応答することができる。
そして、ステップS134では、通話制御部22は、通話(電話通信部22aの通信動作又はインターホン通信部22bの通信動作)が終了したか否かを判別し、当該通話が終了した場合には(ステップS134:YES)、上記メモリに記憶された来訪相手の優先順位βと電話相手の優先順位αとを削除し、図3の処理に戻る。このとき、通話制御部22は、上記ステップS126における伝言依頼を示す不在応答メッセージに対する電話相手の音声及び画像のデータが記憶部30に記録されているか否かを判別し、記録されている場合には、伝言記録有を示す情報をスピーカ21やモニタ27から出力する。これにより、在宅者は、操作部31を操作して上記記録された音声及び画像を再生させて確認することができる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、上記応対システムSでは、電話通信部22aとインターホン通信部22bの何れか一方の通信動作中に、何れか他方と通信を行うための機器(電話機器3又は玄関子機1)から呼出信号を受信したとき、データベース301に登録された上記属性情報に基づいて、電話通信部22a及びインターホン通信部22bの動作を制御するように構成したので、来訪者応対と電話応対が重なる場合においても、相手に応じたより適切な応対を行うことができる。例えば、応対した相手が在宅者とは関係ない者等である場合であっても、当該在宅者は無駄な時間を費やしたり、待っていた相手に不快感を与えることを回避することができる。また、上記応対システムSでは、在宅者の電話相手と来訪相手の少なくとも何れか一方の相手となることが予想される者の属性情報をデータベース301に在宅者により登録可能とし、電話通信部22aとインターホン通信部22bの何れか一方の通信動作中に、何れか他方と通信を行うための機器(電話機器3又は玄関子機1)から呼出信号を受信したとき、電話相手の優先順位αと来訪相手の優先順位βを比較し、その比較結果に基づいて電話通信部22a及びインターホン通信部22bの動作を制御するように構成したので、例えば、家族、親戚、友人、その他知り合い等に優先順位を付けそれに応じた適切な応対を行うことができる。
なお、上記実施形態においては、個人照合処理部25が、カメラ14により撮像された画像により来訪相手を特定するように構成したが、別の例として、玄関子機1に備えさせたICカードリーダ(電子情報読取器)により、来訪者が所持している例えばICカードから読み取られた(ICカードがICカードリーダに翳されることによる)来訪相手のIDにより来訪相手を特定するように構成してもよい。この場合、ICカードリーダにより読み取られたIDは親機2に送信され、個人照合処理部25は、当該IDと、データベース301に登録されている個人識別用IDとを照合することにより来訪相手を特定する。
また、玄関子機1に備えさせた指紋読取器により読み取られた来訪者の指紋により来訪相手を特定するように構成してもよい。この場合、指紋読取器により読み取られた指紋のデータは親機2に送信され、個人照合処理部25は、当該指紋のデータと、データベース301に登録されている指紋データとを照合することにより来訪相手を特定する。
また、玄関子機1におけるカメラ14により撮像された来訪者のアイリス(虹彩)により来訪相手を特定するように構成してもよい。この場合、カメラ14により撮影されたアイリスのデータは親機2に送信され、個人照合処理部25は、当該アイリスのデータと、データベース301に登録されているアイリスデータとを照合(公知のアイリス認証)のすることにより来訪相手を特定する。
1 玄関子機
2 親機
3 電話機器
10 照明部
11 マイク
12 スピーカ
13 通話制御部
14 カメラ
15 カメラ制御部
16 画像信号制御部
17 人感センサ
18 呼出ボタン
19 通信I/F
20 マイク
21 スピーカ
22 通話制御部
23 電話通信I/F
24 インターホン通信I/F
25 個人照合処理部
26 呼出音発生部
27 モニタ
28 表示制御部
29 記録制御部
30 記憶部
31 操作部
301 データベース
S 応対システム

Claims (21)

  1. 電話相手の電話機器との間で通信を行う第一の通信手段と、
    来訪相手に応対するための応対機器との間で通信を行う第二の通信手段と、
    前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、
    前記データベースから前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記第一の通信手段の動作及び前記第二の通信手段の動作を制御する制御手段と、
    を備えた応対制御装置であって、
    前記制御手段は、前記第一の通信手段と前記第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された前記属性情報に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする応対制御装置。
  2. 請求項1に記載の応対制御装置において、
    前記属性情報には、前記電話相手の優先順位と前記来訪相手の優先順位が含まれており、
    前記電話相手及び前記来訪相手を特定する特定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記特定された電話相手の優先順位と前記特定された来訪相手の優先順位とを比較し、その比較結果に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする応対制御装置。
  3. 請求項2に記載の応対制御装置において、
    前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位より前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が低い場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された不在応答制御信号を送信することを特徴とする応対制御装置。
  4. 請求項3に記載の応対制御装置において、
    前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、
    前記制御手段は、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から受信した前記呼出信号による前記呼出音の発生を制御することを特徴とする応対制御装置。
  5. 請求項2に記載の応対制御装置において、
    前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、
    前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位より前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が高い場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記呼出音発生手段により呼出音を発生させ、さらに、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された前記待ち応答制御信号を送信し、その後、前記何れか一方の前記通信手段の通信動作から前記何れか他方の通信手段と通信動作に切り換えることを特徴とする応対制御装置。
  6. 請求項2に記載の応対制御装置において、
    前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位より前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が高い場合には、前記何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器からの信号を他の通信機器に転送することを特徴とする応対制御装置。
  7. 請求項2に記載の応対制御装置において、
    前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、
    前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位と前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が同じ場合において、当該優先順位が基準順位以上である場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記呼出音発生手段により呼出音を発生させ、さらに、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された前記待ち応答制御信号を送信し、その後、前記何れか一方の前記通信手段の通信動作から前記何れか他方の通信手段と通信動作に切り換えることを特徴とする応対制御装置。
  8. 請求項2に記載の応対制御装置において、
    前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位と前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が同じ場合において、当該優先順位が基準順位以上である場合には、前記何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器からの信号を他の通信機器に転送することを特徴とする応対制御装置。
  9. 請求項2に記載の応対制御装置において、
    前記制御手段は、前記比較結果、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位と前記何れか他方の前記通信手段と通信を行うための前記機器に対応する前記相手の優先順位が同じ場合において、当該優先順位が基準順位未満である場合には、前記何れか一方の前記通信手段の前記通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された不在応答制御信号を送信することを特徴とする応対制御装置。
  10. 請求項1に記載の応対制御装置において、
    前記制御手段は、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された不在応答制御信号を送信することを特徴とする応対制御装置。
  11. 請求項10に記載の応対制御装置において、
    前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、
    前記制御手段は、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から受信した前記呼出信号による前記呼出音の発生を制御することを特徴とする応対制御装置。
  12. 請求項1に記載の応対制御装置において、
    前記呼出信号に応じて呼出音を発生させる呼出音発生手段を備え、
    前記制御手段は、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、
    且つ、前記呼出音発生手段により呼出音を発生させ、
    さらに、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器に対して予め設定された待ち応答制御信号を送信し、
    その後、前記何れか一方の前記通信手段の通信動作から前記何れか他方の通信手段と通信動作に切り換える、
    ことを特徴とする応対制御装置。
  13. 請求項1に記載の応対制御装置において、
    前記制御手段は、前記通信動作中の何れか一方の前記通信手段の当該通信動作を継続させ、且つ、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器からの信号を他の通信機器に転送することを特徴とする応対制御装置。
  14. 請求項2乃至9の何れか一項に記載の応対制御装置において、
    前記特定手段は、カメラにより撮像された前記来訪相手の画像より当該来訪相手を特定することを特徴とする応対制御装置。
  15. 請求項2乃至9の何れか一項に記載の応対制御装置において、
    前記特定手段は、電子情報読取器により読み取られた前記来訪相手のIDにより当該来訪相手を特定することを特徴とする応対制御装置。
  16. 請求項2乃至9の何れか一項に記載の応対制御装置において、
    前記特定手段は、前記電話相手の電話機器の電話番号により当該電話相手を特定することを特徴とする応対制御装置。
  17. コンピュータを請求項1乃至16の何れか一項に記載の応対制御装置として機能させることを特徴とする応対制御プログラム。
  18. 請求項3、5、7、9、10、及び12の何れか一項に記載の応対制御装置から送信されてきた前記応答制御信号を受信する前記応対機器であって、
    表示手段と、
    前記応答制御信号が受信された場合には、予め保持する応答情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする応対機器。
  19. 請求項3、5、7、9、10、及び12の何れか一項に記載の応対制御装置から送信されてきた前記応答制御信号を受信する前記応対機器であって、
    音声発生手段と、
    前記応答制御信号が受信された場合には、予め保持する応答情報を前記音声発生手段から音声により発生させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする応対機器。
  20. 電話相手の電話機器との間で通信を行う第一の通信手段と、
    来訪相手に応対するための応対機器との間で通信を行う第二の通信手段と、
    前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、
    前記データベースから前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記第一の通信手段の動作及び前記第二の通信手段の動作を制御する制御手段と、
    を備えた応対制御装置における応対制御方法であって、
    前記第一の通信手段と前記第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された前記属性情報に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする応対制御方法。
  21. 来訪相手に応対するための応対機器と、
    電話相手の電話機器との間で通信を行う第一の通信手段と、
    前記応対機器との間で通信を行う第二の通信手段と、
    前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を登録するためのデータベースと、
    前記データベースから前記電話相手と前記来訪相手の少なくとも何れか一方の相手の属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記第一の通信手段の動作及び前記第二の通信手段の動作を制御する制御手段と、
    を備えた応対システムであって、
    前記制御手段は、前記第一の通信手段と前記第二の通信手段の何れか一方の通信手段の通信動作中に、前記何れか他方の通信手段と通信を行うための前記機器から呼出信号を受信したとき、前記属性情報取得手段により取得された前記属性情報に基づいて前記第一の通信手段及び前記第二の通信手段の動作を制御することを特徴とする応対システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104539884A (zh) * 2014-12-03 2015-04-22 上海伟视清数字技术有限公司 一种楼宇对讲机的室内机***
JP2019087845A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 室内親機、ドアホンシステム、および、通信方法

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