JP2010210869A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動部材60にカートリッジを収納し、移動部材を装置本体100A内の内側位置100Bから外側の引き出し位置100Cに引き出した状態でカートリッジ50を交換する構成の画像形成装置100において、移動部材60の移動に伴う重心移動による画像形成装置の傾斜を抑制する。
【解決手段】移動部材60の内側位置100Bから引き出し位置100Cへの移動、及び、引き出し位置から内側位置への移動に伴う装置本体100Aの重心移動を緩和する重心移動緩和手段18を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カートリッジを装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。ここで、画像形成装置には、例えば、電子写真方式・静電記録方式・磁気記録方式等の複写機、プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フアクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。また、カートリッジは、潜像が形成される像担持体又は像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段の少なくとも1つを有し、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なものである。装置本体はカートリッジ及びカートリッジを取り外し可能に支持して移動可能なカートリッジ支持部材を除いた画像形成装置部分である。像担持体は、現像剤で現像される潜像(静電荷潜像、電位潜像、抵抗潜像、磁気潜像等)が形成される部材である。例えば、電子写真プロセスにおける電子写真感光体(光導電体)、静電記録プロセスにおける静電記録誘電体、磁気記録プロセスにおける磁気記録磁性体などが挙げられる。
カートリッジは、使用者自身によって画像形成装置の装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。カートリッジとは、例えば、プロセスカートリッジ或いは現像カートリッジであって、画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着されて、記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスに寄与するものである。電子写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジは、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、装置本体に取り外し可能に装着するものである。従って、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての現像手段と、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、装置本体に取り外し可能に装着するものも含まれる。また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、装置本体に取り外し可能に装着するものも含まれる。尚、電子写真感光体ドラムと現像手段とを一体的に有するプロセスカートリッジを所謂一体型と称する。また、電子写真感光体ドラムと現像手段以外のプロセス手段とを一体的に有するプロセスカートリッジを所謂分離型と称する。プロセスカートリッジは、使用者自身によって装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。プロセス手段は、電子写真感光体ドラムに作用するものである。また、現像カートリッジとは、現像ローラを有し、現像ローラによって、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するのに用いられる現像剤(トナー)を収納しており、装置本体に取り外し可能に装着されるものである。現像カートリッジの場合には、電子写真感光体ドラムは装置本体に取り付けられている。或いは、電子写真感光体ドラムは、前記所謂分離型プロセスカートリッジに設けられている(この場合には、プロセスカートリッジは、現像手段を有してはいない)。現像カートリッジも、使用者自身によって装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。そこで、カートリッジとしては、前記所謂一体型又は所謂分離型のプロセスカートリッジが含まれる。また、カートリッジとしては、所謂分離型のプロセスカートリッジと前記現像カートリッジが対になって用いられる場合が含まれる。また、カートリッジとしては、前記電子写真感光体ドラムが前記装置本体に取り付けられており、前記電子写真感光体ドラムに作用可能に前記現像カートリッジが着脱可能に用いられる場合が含まれる。
電子写真技術を用いて複数色又はフルカラーの画像を形成するための画像形成装置の一方式として、複数の画像形成ステーションを略一列に並べた、インライン方式やタンデム方式と称される画像形成装置が知られている。この様な画像形成装置において、各画像形成ステーションはそれぞれ異なる色(例えば、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)の画像形成を担い、各画像ステーションで形成された単色画像を重畳した複色画像を記録材に転写・定着することで画像を形成する。各単色画像を記録材に転写する手段としては、記録材を各画像形成ステーションに搬送して直接記録材上に転写・重畳する構成と、各単色画像を一旦中間転写体に転写・重畳した複色画像を記録材に二次転写する構成とが知られている。各画像形成ステーションは各々、像担持体(以下、感光ドラムと記す)、現像剤供給手段、現像手段、帯電手段、クリーニング手段、露光手段、転写手段などのプロセス手段で構成されている。これらのプロセス手段の一部を着脱可能なカートリッジとして装置のメンテナンス性を向上させたものが知られている。例えば、現像剤を内包した現像装置を現像カートリッジとして交換可能とした構成(特許文献1)や、感光ドラムと現像剤供給手段と現像手段と帯電手段とクリーニング手段を着脱可能なプロセスカートリッジとした構成(特許文献2)が広く知られている。特許文献2には、画像形成装置の装置本体に対するカートリッジの交換方式として、引き出し部材(移動部材、引き出しトレイ)に複数のカートリッジを収納し、引き出し部材を前方に引き出した状態でカートリッジを交換する構成が記載されている。
特開2006−276726号公報 特開2007−213024号公報
上記のような画像形成装置においては、引き出し部材を引き出した際に、引き出し部材と引き出し部材に収納されたカートリッジ(画像形成ステーション)との質点が引き出し部材操作方向へ移動する。そのため、画像形成装置全体の重心も引き出し部材操作方向に移動する。この際、画像形成装置の傾斜や転倒を防止するためには、引き出し部を引き出した状態においても、画像形成装置の重心が画像形成装置の設置足の間に留まる必要がある。しかし、画像形成装置の小型化・軽量化や各画像形成ステーションのトナー容量増加を試みた場合、画像形成装置全体に対する引き出し部材及び画像ステーションの重量比が大きくなる。そのため、引き出しを引き出した状態において、画像形成装置の重心を設置足の間に留めることが困難となる可能性がある。この様な場合の対策として、引き出し部の引き出し方向と逆側にウェイト部材を固定することが考えられる。しかし、画像形成装置の重心は引き出し部材を押し込んだ際にも設置足の間に留める必要がある。このため、ウェイト部材を設置足の外側に配置する場合は、ウェイト部材の質量に制限があった。更に、ウェイト部材を用いた場合、引き出し部材を押し込んだ際には装置の重心がウェイト部材寄りに偏る。そのため、画像形成装置の搬送時などにバランスがとりずらいという問題が生じる。具体的に、装置の操作面を引き出し部材の引き出し方向とした場合、画像形成装置の重心が使用者(ユーザー)からみて奥側に位置することとなる。また、装置の操作面を引き出し部材の引き出し方向に直交する面とした場合、使用者の一方の腕に負荷が偏ることとなる。
本発明は前述した従来の構成を更に発展させたものである。本発明の目的は、前述の様な重心移動による画像形成装置の傾斜を抑制可能で、かつ、引き出し部材が押し込まれた状態と引き出されて状態での重心移動を抑制可能な画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、潜像が形成される像担持体又は像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段の少なくとも1つを有するカートリッジを支持して、画像形成装置の装置本体の外側に引き出されて前記カートリッジを前記装置本体の外側において着脱できる引き出し位置と、前記カートリッジを前記装置本体の内側の装着部に位置させるための内側位置と、を取り得る移動可能な移動部材とを有する画像形成装置において、前記移動部材の前記内側位置から前記引き出し位置への移動、及び、前記引き出し位置から前記内側位置への移動に伴う前記装置本体の重心移動を緩和する重心移動緩和手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、移動部材の移動に伴う重心移動による画像形成装置の傾斜を抑制可能で、かつ、移動部材が前記内側位置へ移動している状態と前記引き出し位置に移動している状態での重心移動を抑制可能な画像形成装置を提供することができる。
(a)は第一の実施形態に係わる画像形成装置の概略構成図、(b)は(a)の画像形成装置における1つのカートリッジ部分の拡大図である。 第一の実施形態に係わる画像形成装置における重心移動緩和手段の構成と動作の説明図である。 第二の実施形態に係わる画像形成装置における重心移動緩和手段の構成と動作の説明図である。 第三の実施形態に係わる画像形成装置の説明図である。 第四の実施形態に係わる画像形成装置における重心移動緩和手段の構成と動作の説明図である。 第五の実施形態に係わる画像形成装置における重心移動緩和手段の構成と動作の説明図である。 第六の実施形態に係わる画像形成装置における重心移動緩和手段の構成と動作の説明図である。
[第一の実施形態]:《画像形成装置例の全体的な概略構成及び作像動作》図1の(a)は本発明に従う画像形成装置の一例の概略構成図である。この画像形成装置100は、複数のカートリッジ50(50y・50m・50c・50k)が着脱可能な、4色フルカラーの電子写真レーザービームプリンタである。画像形成装置100はパソコン・イメージリーダ・相手方ファクシミリ装置等のホスト装置300から制御回路部(制御手段:CPU)200に入力する電気的な画像信号に基いてシート状の記録媒体Sに対するカラー画像形成を実行する。記録媒体Sは、例えば、用紙、樹脂シート、ラベル等である。制御回路部200はホスト装置300や操作部(不図示)との間で各種の電気的情報の授受をすると共に、画像形成装置100の画像形成動作を所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。
ここで、以下の説明において、画像形成装置100に関して、前側(正面側)とは、装置を開閉するための開閉部材であるドア15を配設した側である。後側とは、それとは反対側である。前後方向とは、画像形成装置100の後側から前側に向かう方向(前方向)と、その逆の方向(後方向)である。左右とは画像形成装置100を前側から見て左または右である。左右方向とは、右から左に向かう方向(左方向)と、その逆の方向(右方向)である。装置本体100Aとは、カートリッジ50及び後述するカートリッジ支持部材(移動部材)としてのカートリッジトレイ60以外の画像形成装置構成部分である。また、電子写真感光体ドラム1の長手方向(軸線方向)の一端側が駆動側、他端側が非駆動側である。
画像形成装置100は載置台・机・床等のほぼ水平な載置面(設置面)Dに載置されている。16aと16bは画像形成装置100の底面に設けられた前側の設置足と後側の設置足である。装置本体100A内には、カートリッジ収納部100Bが設けられている。カートリッジ収納部100Bは、装置本体100A内の後側から前側にかけて、複数のカートリッジ50が配設されている。本実施形態においては第一から第四の4つのカートリッジ50(50y・50m・50c・50k)がほぼ水平方向(横方向)に並べられて配設(インライン構成、タンデム型)されている。水平方向とは画像形成装置100の載置面Dに実質的に水平であることである。各カートリッジ50は、収容させた現像剤T(Ty・Tm・Tc・Tk)としてのトナーの色が異なるだけで、互いに同様の電子写真プロセス機構である。各カートリッジ50は、カートリッジ収納部100Bに収容されている。カートリッジ収納部100Bは、各カートリッジ50が収容される部屋である。この部屋に位置している各カートリッジPに装置本体100Aから回転駆動力が伝達される。また、この部屋に位置しているカートリッジ50に装置本体100Aからバイアスが供給される。本実施形態における各カートリッジ50は、所謂一体型のプロセスカートリッジである。図1の(b)は1つのカートリッジ部分の拡大図である。各カートリッジ50は、現像剤で現像される潜像が形成される像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)1を有する。また、このドラム1に作用するプロセス手段としての帯電装置(帯電手段)2・現像装置(現像手段)4・クリーニング装置(クリーニング手段)6を有する。そして、上記のドラム1・帯電装置2・現像装置4・クリーニング装置6がカートリッジ枠体(外装ケース、筐体)51に一体に組み付けられている。各カートリッジ50は、ドラム1の軸線方向を左右方向とし、この左右方向を長手とする横長箱型のアセンブリである。本実施形態においては、帯電装置2は接触帯電ローラである。現像装置4は、現像剤Tとして一成分非磁性トナーを用いた接触現像装置である。以下、現像剤Tをトナーと記す。現像装置4は、トナーTを収容している現像容器41、ドラム1に形成された潜像をトナー像として現像する現像ローラ42、現像ローラ42にトナーを塗布する供給ローラ43、現像ローラ42上のトナーの量を規制する規制ブレード44等を有する。クリーニング装置6はブレード式である。第一のカートリッジ50yは、現像容器41にイエロー(y)色のトナーTyが収容されていて、ドラム1面にy色のトナー像を形成する。第二のカートリッジ50mは、現像容器41にマゼンタ(m)色のトナーTmが収容されていて、ドラム1面にm色のトナー像を形成する。第三のカートリッジ50cは、現像容器41にシアン(c)色のトナーTcが収容されていて、ドラム1面にc色のトナー像を形成する。第四のカートリッジ50kは、現像容器41にブラック(k)色のトナーTkが収容されていて、ドラム1面にk色のトナー像を形成する。
カートリッジ収納部100Bの上方部には、露光装置としてのレーザースキャナユニット3が配設されている。ユニット3は、ホスト装置300から制御回路部200に入力する各色の画像情報に対応して変調したレーザー光Lを出力する。そのレーザー光Lがカートリッジ枠体51の上面側の露光窓52を通して各カートリッジ50内に進入する。これにより、ドラム1の表面にレーザー走査露光がなされる。カートリッジ収納部100Bの下方部には中間転写ベルトユニット5が配置されている。このユニット5はエンドレスベルト5aを有する。ベルト5aは、記録媒体(以下、用紙と記す)Sに画像を形成するために、各カートリッジ50のドラム1と接触する中間転写体(中間転写ベルト)である。ベルト5aは、誘電体製で、可撓性を有する。ベルト5aの内側には、ベルト5aを張設して循環移動させる駆動ローラ5b・ターンローラ5cが設けられている。駆動ローラ5bは装置本体100A内の前側に配設されている。ターンローラ5cは装置本体100A内の後側に配設されている。各カートリッジ50のドラム1の下面はベルト5aの上行側ベルト部分の上面に接している(一次転写ニップ部)。ベルト5aの内側には、4個の一次転写ローラ5dが配設されている。一次転写ローラ5dは、ベルト5aの上行側ベルト部分を介して各カートリッジ50のドラム1に対向している。ターンローラ5cには、ベルト5aを介して二次転写ローラ5eが当接している(二次転写ニップ部)。ユニット5の下方部には、用紙カセット10が配設されている。装置本体100A内の後側の上部には、定着装置12と、排出ローラ対13が配設されている。装置本体100Aの上面に排紙トレイ14が設けられている。カートリッジ収納部100Bに収容されている各カートリッジ50は、押圧手段(不図示)により装置本体100A側の位置決め部(不図示)に押し付けられて位置決め固定されている。また、各カートリッジ50の駆動入力部(不図示)に対して装置本体100A側の駆動出力部(不図示)が結合している。また、各カートリッジ50の入力電気接点(不図示)に対して装置本体100A側の給電系統(不図示)が導通している。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。第一乃至第四の各カートリッジ50のドラム1が矢印の反時計回りに所定の制御速度で回転駆動される。ベルト5aも矢印の時計回り(ドラム回転に順方向)にドラム1の速度に対応した速度で回転駆動される。スキャナユニット3も駆動される。この駆動に同期して、各カートリッジ50においてそれぞれ所定の制御タイミングで帯電ローラ2がドラム1の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。スキャナユニット3は各ドラム1の表面を各色の画像信号に応じて変調されたレーザー光Lで走査露光する。これにより、各ドラム1の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は対応色の現像装置4の現像ローラ42によりトナー像として現像される。各一次転写ローラ5dには所定の制御タイミングにて所定の一次転写バイアスが印加される。上記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第一のカートリッジ50yのドラム1にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するy色のトナー像が形成され、そのトナー像がベルト5a上に一次転写バイアスと一次転写圧により一次転写される。第二のカートリッジ50mのドラム1にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するm色のトナー像が形成され、そのトナー像が、ベルト5a上にすでに転写されているy色のトナー像に重畳されて一次転写バイアスと一次転写圧により一次転写される。第三のカートリッジ50cのドラム1にはフルカラー画像のシアン成分に対応するc色のトナー像が形成され、そのトナー像が、ベルト5a上にすでに転写されているy色+m色のトナー像に重畳されて一次転写バイアスと一次転写圧により一次転写される。第四のカートリッジ50kのドラム1にはフルカラー画像のブラック成分に対応するk色のトナー像が形成され、そのトナー像が、ベルト5a上にすでに転写されているy色+m色+c色のトナー像に重畳されて一次転写バイアスと一次転写圧により一次転写される。かくして、ベルト5a上にy色+m色+c色+k色の4色フルカラーの未定着現像剤像が合成形成される。各カートリッジ50において、ベルト5aに対するトナー像の一次転写後のドラム1面に残留した転写残トナーはクリーニング装置6により除去され、ドラム1は再び帯電から始まる作像に供される。
一方、所定の制御タイミングで給送ローラ11が駆動される。これにより、用紙カセット10に積載収納されている用紙Sが1枚分離給送されて、二次転写ローラ5eとベルト5aとのニップ部(二次転写ニップ部)に導入される。二次転写ローラ5eには所定の制御タイミングにて所定の二次転写バイアスが印加される。これにより、用紙Sが該ニップ部を挟持搬送されていく過程でベルト5a上の4色重畳のトナー像が用紙Sの面に順次に二次転写バイアスと二次転写圧により一括二次転写される。用紙Sはベルト5aの面から分離されて定着装置12へ導入され、定着ローラ(熱ローラ)12aと加圧ローラ12bとの圧接部である定着ニップ部で挟持搬送されて加熱・加圧される。これにより、各色トナー像の混色及び用紙Sへの定着がなされる。そして、用紙Sは定着装置12を出て、フルカラー画像形成物として排出ローラ対13により排紙トレイ14上に排出される。用紙分離後のベルト5aの表面に残留した二次転写残トナーは、本実施形態の場合は、例えば第一のカートリッジ50の一次転写部においてドラム1の表面に静電的に付着し、クリーニング装置6にて除去される。ベルト5aに対して専用のベルトクリーニング装置6を配設してもよい。
《カートリッジ交換方式》各カートリッジ50は、画像形成に使用されるにつれて、それぞれ、現像装置4の現像容器41に収容されているトナーTが消費される。そこで、例えば、個々のカートリッジ50のトナー残量を検知する手段(不図示)を具備させて、制御回路部200において、検知残量値を、予め設定したカートリッジ寿命予告や寿命警告のための閾値と比較させる。そして、検知残量値が閾値よりも少ない残量値となったカートリッジについては、操作部の表示部(不図示)或いはホスト装置300の表示部(不図示)に、そのカートリッジについての寿命予告あるいは寿命警告を表示させる。これにより使用者に、交換用のカートリッジの準備を促す、あるいはカートリッジの交換を促して、出力画像の品質を維持するようにしている。本実施形態の画像形成装置100において、カートリッジ50の交換は、ユーザビリティ向上のために、カートリッジ支持部材としての引き出し式の移動部材60に乗せて、フロントアクセスにより交換する方式である。画像形成装置100の前面側には、装置本体100Aにカートリッジ50を挿入させる、及び装置本体100Aからカートリッジ50を取り出すために、カートリッジを通過させるための開口部17が設けられている。そして、この開口部17を閉じる閉鎖位置と、開口部17を開放する開放位置と、の間を移動可能な開閉部材としてのドア15が設けられている。本実施形態においては、このドア15はドア下辺側の横軸(ヒンジ軸)15aを中心に立て起し回動させて、図1の(a)のように、開口部17を十分に閉じた閉鎖位置に移動させることができる。また、ドア15は、横軸15aを中心に手前側に倒し回動させて、図2の(a)のように、開口部17を十分に開放した開放位置に移動させることができる。ドア15の開閉移動は使用者の手動操作によりなされる。
装置本体100Aの骨格となるメインフレームの左フレームの内側と右フレームの内側には左右一対のトレイ保持部材としてのレール部材(不図示)が配設されている。左右のレール部材はそれぞれが対向して設けられていて、装置本体100Aの前後方向を長手方向としている。カートリッジ50を乗せる引き出し式の移動部材60(カートリッジトレイ:以下トレイと記す)は枠型部材であり、前枠板と後枠板と左枠板と右枠板とが結合された矩形の大枠部を有する。そして、左右の枠板がそれぞれ左右のレール部材間に支持されている。そして、トレイ60はレール部材に案内されて図2の矢印Xの引き出し方向(装置本体の前方向)と、それとは逆の矢印Yの押し込み方向(装置本体の後方向)とにスライド移動可能である。トレイ60には、その大枠部内に後側から前側にかけて第一乃至第四のカートリッジ50y・50m・50c・50kがそれぞれ長手方向を左右方向にして取り外し可能に装着される4つの装着部60aが形成されている。各カートリッジ50はこのトレイ60にカートリッジの長手方向(ドラム軸線方向)がトレイ60の移動方向と交差する方向になるように並べて支持されている。トレイ60は個々のカートリッジ50をそれぞれ対応する装着部60aに真上に取り出し可能に支持している。また、個々のカートリッジ50をそれぞれ対応する装着部60aに真下に向かって移動させることによって支持する。
図1の(a)のように閉鎖位置にあるドア15を図2の(a)のように開放位置に移動すると、開口部17が開放されてトレイ60の前枠板側が開口部17に露呈した状態になる。また、このドア15の開き移動動作に連動する連動機構(不図示)により、本実施形態においては、トレイ60を支持している左右のレール部材がガイド部材(不図示)に沿って前方と上方とに所定量移動する。このレール部材の移動に連動して各カートリッジ50の駆動入力部に対する装置本体100A側の駆動出力部(不図示)の結合が解除された状態になる。また、各カートリッジ50を位置決め固定している加圧部材(不図示)の加圧が解除される。そして、各カートリッジ50を支持しているトレイ60がレール部材と共に上方に移動する。これにより、各カートリッジ50が位置決め部(不図示)より浮き上がる。従って、各カートリッジ50のドラム1の下面がベルト5aの上面から離間して非接触状態になる。また、トレイ60を装置本体100Aに係止しているロック部材(不図示)のロック状態が解除される。この状態において、トレイ60は装置本体100A内の内側位置(第一位置:カートリッジ収納部100B)から装置本体100Aの外側の所定の引き出し位置(第二位置)に引き出し可能となる。そこで、使用者が、開口部17に露呈しているトレイ60の前枠板側に設けられている取手部(不図示)に手指を掛けてトレイ60をレール部材に対して前方向Xに水平にスライド移動させる。そして、図2の(b)のように、トレイ60を開口部17から装置本体100Aの外側の所定の引き出し位置100Cまで十分に引き出す。これにより、トレイ60に保持されている第一乃至第四の4つのカートリッジ50y・50m・50c・50kの全体が開口部17を通過して装置本体100Aの外側に露出して、全カートリッジ50の上面が露出する。トレイ60は、所定の引き出し位置100Cまで十分に引き出されると、ストッパー(不図示)によりそれ以上の引き出し移動が阻止される。また、トレイ60は、所定の引き出し位置100Cまで水平に引き出されている状態がレール部材により安定に保たれている。トレイ60が装置本体100Aの最も外側に引き出された際には、全てのカートリッジ50y・50m・50c・50kが装置本体100Aの外側に出る。従って、使用者が、トレイ60に対してカートリッジ50を交換する際に、交換作業が行い易い。トレイ60は、個々のカートリッジ50をそれぞれ対応する装着部60aに真上に取り出すことができるようにラフに支持している。また、トレイ60は、個々のカートリッジ50をそれぞれ対応する装着部60aに真下に向かって落とし込むことによって支持する。そこで、使用者は、交換すべき使用済みのカートリッジ50を、トレイ60から上方に持ち上げて抜き出す。そして、新しいカートリッジをトレイ60の装着部60aに対して上から嵌め込む。
使用者は、トレイ60に対するカートリッジ50の新旧交換をしたら、今度は上記とは逆の手順で、引き出されているトレイ60を、トレイ60を押すことでレール部材に対して後方向Yに水平にスライド移動させる。トレイ60は、装置本体100A内に所定の内側位置(押し込み位置)100Bまで十分に押し込まれると、ストッパー(不図示)によりそれ以上の押し込み移動が阻止される。そして、開放位置にあるドア15を閉鎖位置に移動する。このドア15の閉じ移動動作に連動する連動機構により、レール部材が装置本体100A内をガイド部材に沿って後方と下方に所定量戻り移動する。このレール部材の戻り移動に連動する連動機構により、加圧部材が各カートリッジ50を加圧する。各カートリッジ50は、加圧部材の加圧力によって、本***置決め部に位置決め固定される。また、各カートリッジ50の駆動入力部に対する装置本体側の駆動出力部の結合がなされる。また、各カートリッジ50側の入力電気接点に対する装置本体側の給電系統の導通化がなされる。また、ロック部材によりトレイ60が装置本体100Aに対して係止される。これにより、各カートリッジ50の有するドラム1の下面がベルト5aの面に接触状態になって、各カートリッジ50が装置本体100A内における潜像形成位置に装着された図1の(a)に示す状態に復帰する。即ち、各カートリッジ50は、カートリッジ収納部100Bに収容される。そして、画像形成装置100は、画像形成動作が可能な状態になる。
上記において、トレイ60は、各カートリッジ50を横方向へ並べて支持した状態で、カートリッジ50が有するドラム1の長手方向(軸線方向)とは交差する方向に直線的に移動可能である。そして、トレイ60は、装置本体100Aの内側と外側との間を移動可能である。また、トレイ60は、開口部17を通過してカートリッジ50を装置本体100Aの外側において着脱出来る引き出し位置と、カートリッジ50を装置本体100Aの内側に装着するための装着位置と、ドラム1に静電潜像を形成できる潜像形成位置と、を取り得る。トレイ60が移動部材である。本実施形態においては、トレイ60は、装置本体100Aの外側から内側へ移動する移動方向において、上流側から下流側へ、カートリッジ50k、50c、50m、及び50yをこの順番に並べて支持している。カートリッジ50k、50c、50m、及び50yはそれぞれ、k色、c色、m色、y色のトナーTを収納している。このように本実施形態によれば、他のカートリッジと比較してトナーTの消費の多い、即ち、交換頻度の高いカートリッジ50kが、装置本体100Aの手前側でもって、トレイ60に支持されている。従って、カートリッジ50kを交換する際には、トレイ60を僅かに装置本体100Aの外側へ引き出せば、カートリッジ50kを装置本体100Aの外側へ露出することができる。カートリッジ50kを交換する際に、ストッパーによって引き出し移動を規制される位置までトレイ60を引き出すことは必要ない。よって、カートリッジ50kの交換操作性が向上した。また、左右のレール部材が、トレイ60を、カートリッジ50を着脱出来る引き出し位置に移動する前に、トレイ60を装着位置から上方向に移動させる、および、装着位置へ向かって下方向に移動させる。即ち、レール部材は、トレイ60を支持する支持部材であって、トレイ60を前記引き出し位置と前記装着位置との間で移動させるための第一の位置と、トレイ60を前記潜像形成位置に位置させるための第二の位置とを取り得る。そして、ドア15が閉じるのに連動して、レール部材は、前記第一の位置から前記第二の位置に移動する。また、ドア15が開かれるのに連動して、レール部材は、前記第二の位置から前記第一の位置に移動する。このレール部材が移動手段である。また、トレイ60が、カートリッジ50を支持して、開口部17を通過して装置本体から外側へ引き出されてカートリッジ50を装置本体100Aの外側において着脱出来る引き出し位置を取り得る移動可能な移動部材である。また、トレイ60が、と、装置本体100Aの内側に位置させるための内側位置を取り得る移動可能な移動部材である。そして、トレイ60は複数のカートリッジ50を並べて支持可能である。また、トレイ60は、前記複数のカートリッジを、前記内側位置から前記引き出し位置まで移動される間において移動方向下流側のカートリッジから順に取り外し可能に支持する。そして、前記引き出し位置において複数のカートリッジの全てが取り外し可能となる。また、トレイ60は、カートリッジ50を前記引き出し位置において上方に取り出し可能に支持する、及び、カートリッジを下方に向かって移動させることによって支持する。
《重心移動緩和手段》次に、移動部材であるトレイ60の前記内側位置から前記引き出し位置への移動、及び、引き出し位置から内側位置への移動に伴う装置本体100Aの重心移動を緩和する重心移動緩和手段18について図2を参照して説明する。本実施形態の画像形成装置100においては、上記の重心移動緩和手段18は、第一ラック部60b、ピニオンギア61、ウェイト部材63、ウェイト保持部材62、第二ラック部62aなどで構成されている。第一ラック部60bはトレイ60の後側に下向きにトレイ60に一体に設けられている。ピニオンギア61は装置本体100A内の前側において装置本体100Aの不動部材(不図示)に対して回転自在に軸支されて設けられている。ウェイト保持部材62は前後方向に長い部材であり、装置本体100A内においてガイド部材(不図示)に保持されて矢印Xの前方向と矢印Yの後方向とにスライド移動可能に保持されて設けられている。ウェイト部材63はウェイト保持部材62の後端部に支持されている。第二ラック部62aはウェイト保持部材62の前側に上向きに設けられていて、ピニオンギア61の下側においてピニオンギア61に対して常時噛合している。第一ラック部60bは、トレイ60が内側位置100Bから引き出し位置100Cに引き出されていく途中からピニオンギア61に対して上側から噛合する。
図2の(a)のように、トレイ60が装置本体100Aの内側位置100Bに位置している状態時には、第一ラック部60bは装置本体100A内の後側に位置していて装置本体100A内の前側にあるピニオンギア61には噛合していない。ウェイト保持部材62は装置本体100A内を前方に所定に移動した状態に保持されている。このウェイト保持部材62の前方移動位置を第一移動位置とする。このウェイト保持部材62の第一移動位置において、ウェイト部材63は、画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも前側(内側)に位置(前側と後側の設置足16aと16bとの間の後側の設置足16b寄りの位置)している。
カートリッジ交換の際に、使用者がドア15を開いてトレイ60を装置本体100A内の内側位置100Bから装置本体100Aの外側の引き出し位置100Cまで引き出す。そうすると、トレイ60側の第一ラック部60bは、トレイ60が内側位置100Bから引き出し位置100Cに引き出されていく途中からピニオンギア61に対して上側から噛合する。即ち、図2の(a)において、トレイ60が内側位置100Bから引き出し方向(前方向)Xに移動されて引き出し位置100Cに到達する前の所定の移動位置から第一ラック部60bがピニオンギア61に対して噛合を開始する。そして、引き続くトレイ60の引き出し方向Xへの移動に伴って第一ラック部60bによってピニオンギア61が図2において時計回りに回転し、このピニオンギア61の回転により第二ラック部62a即ちウェイト保持部材62が後方向Yに移動する。このウェイト保持部材62の後方向Yへの移動はトレイ60が引き出し位置100Cに到達するまでなされる。このウェイト保持部材62の後方移動位置を第二移動位置とする。かくして、図2の(b)のように、トレイ60が引き出し位置100Cまで十分に引き出された際には、ウェイト部材63は画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも後側(外側)に移動して位置している状態になる。
以上のように、本実施形態によれば、使用者がトレイ60を内側位置100Bから引き出し位置100Cに引き出した際に、トレイ60とトレイ60に搭載されたカートリッジ50の重量が図2の(b)において前方向Xに移動する。これに対して、ウェイト部材63とウェイト保持部材62の重量を後方向Yに移動せしめることで装置本体100Aの重心移動が軽減されている。即ち、使用者がトレイ60を移動操作した際に、ウェイト部材63をトレイ60の移動方向と逆方向に移動せしめ、ウェイト部材63をカウンターウェイトとして作用させる。これにより、トレイ60を引き出した際の画像形成装置の重心移動を抑制して、画像形成装置の傾斜を防止している。
また、逆に、図2の(b)のように引き出し位置100Cに引き出されたトレイ60を押し込み方向Yに移動させて(a)のように内側位置100Bに押し込んだ際には、第一ラック部60bが後方向Yに移動する。これにより、ピニオンギア61が図2において反時計回りに回転し、第二ラック部62aが第二ラック部62a即ちウェイト保持部材62が右向の前方向Xに戻り移動する。ウェイト保持部材62が第二移動位置から第一移動位置に戻った時点で、第二ラック部62aのピニオンギア61に対する噛合が解除されてウェイト保持部材62のそれ以上の戻り移動が停止する。これにより、ウェイト部材63が画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも内側に移動して位置している状態に戻る。トレイ60は引き続き所定の内側位置100Bまで押し込み移動される。そして、ドア15が閉じられることで、画像形成装置100は画像形成可能状態に復帰する。本実施形態においては、第一ラック部60b、ピニオンギア61、ウェイト部材63、第二ラック部62aが、ウェイト保持部材62をトレイ60の移動に連動してトレイ60の移動方向とは逆方向に移動させる移動機構である。
[第二の実施形態]:図3は本実施形態の構成説明図である。本実施形態の画像形成装置100の構成は、第一の実施形態の画像形成装置100との対比において、重心移動緩和手段18の構成が異なる以外は同じであるので、主として重心移動緩和手段18の構成について説明する。図3の(a)は画像形成装置100の開口部17に対してドア15が閉じられている時における重心移動緩和手段18の状態を示している。(b)はドア15が開かれて、かつトレイ60が引き出し位置100Cに引き出された時における重心移動緩和手段18の状態を示している。本実施形態における重心移動緩和手段18は、トレイ60に対して具備させた前後方向に長いリンク溝60c、第一リンク部材64、第二リンク部材65、ウェイト部材70などで構成されている。第二リンク部材65は装置本体100A内の後側において長手方向のほぼ中央部が装置本体100Aの不動部材(不図示)に対して軸部65aにより軸支されて配設されており、軸部65aを中心に回動可能である。第一リンク部材64の前端部には摺動ピン64aが設けられていて、そのピン64aがトレイ60側のリンク溝60cにスライド可能にはめ込まれている。また、第一リンク部材64の後端部は第二リンク部材65の下向き側腕部の先端部と回動ピン64bと回動穴65bとにより連結されている。上記のトレイ60と第一リンク部材64と第二リンク部材65とでリンク機構を構成している。第二リンク部材65の上向き側腕部の先端部にはウェイト部材70が取り付けられている。本実施形態においては、画像形成装置100を駆動するためのモータをウェイト部材70として兼用している。
図3の(a)のように、トレイ60が装置本体100A内の内側位置100Bに位置している状態時には、リンク溝60cの先端側内壁と第一リンク部材64の摺動ピン64aとが当接している。第二リンク部材65は軸部65aを中心に図面上時計回りに回動されていて、ウェイト部材兼用のモータ70の駆動ピニオンギア71が装置本体100A側に定置配設されているアイドラギア72と噛合している。ウェイト部材兼用のモータ70は、第二リンク部材65の軸部65aの位置よりも前側であり、また画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも前側に位置している。モータ70は、画像形成時には駆動ピニオンギア71を駆動してアイドラギア72を回転させる。そして、アイドラギア72の回転が不図示のギア列を介して各カートリッジ50やその他のプロセス機器に対して駆動力として伝達される。上記の図3の(a)のリンク機構の動作状態を第一動作状態とする。
前述したように、カートリッジ交換の際には、図3の(b)のように、使用者がドア15を開いてトレイ60を装置本体100A内の内側位置100Bから装置本体100Aの外側の引き出し位置100Cまで引き出す。リンク機構は、引き出し方向Xに移動するトレイ60のリンク溝60cの後端側内壁が第一リンク部材64の摺動ピン64aの位置に到達するまでは一点鎖線示のように第一動作状態が保持されている。更にトレイ60が引き出し方向Xに移動されることで、摺動ピン64aがリンク溝60cの後端側内壁で前方に引かれていく、即ち、第一リンク部材64が前方に引かれていく。そうすると、第二リンク部材65が軸部65aを中心に図面上反時計回りに回動されていき、ウェイト部材兼用のモータ70が本体装置100A内の後方に移動していく。モータ70の移動により駆動ピニオンギア71はアイドラギア72から離間する。モータ70の後方向Yへの移動はトレイ60が引き出し位置100Cに到達し、第二リンク部材65がストッパーピン66に受け止められるまでなされる。かくして、図3の(b)のように、トレイ60が引き出し位置100Cまで十分に引き出された際には、ウェイト部材兼用のモータ70は、第二リンク部材65の軸部65aの位置よりも後側に位置する。また、モータ70は、画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも後側に位置する。上記の図3の(b)のリンク機構の動作状態を第二動作状態とする。
以上のように、本実施形態によれば、使用者がトレイ60を内側位置100Bから引き出し位置100Cに引き出した際に、トレイ60とトレイ60に搭載されたカートリッジ50の重量が図3の(b)において前方向Xに移動する。これに対して、ウェイト部材兼用のモータ70の重量を後方向Yに移動せしめることで装置本体100Aの重心移動が軽減されている。即ち、使用者がトレイ60を移動操作した際に、ウェイト部材兼用のモータ70をトレイ60の移動方向と逆方向に移動せしめ、ウェイト部材兼用のモータ70をカウンターウェイトとして作用させる。これにより、トレイ60を引き出した際の画像形成装置の重心移動を抑制して、画像形成装置の傾斜を防止している。また、画像形成装置の駆動装置であるモータをウェイト部材として移動させることで、専用のウェイト部材を不要とし、装置本体の重量増加を最小限に留めつつ、第一の実施形態と同様の効果を実現している。
また、逆に、図3の(b)のように引き出し位置100Cに引き出されたトレイ60を押し込み方向Yに移動させて(a)のように内側位置100Bに押し込んだ際には次のようになる。即ち、トレイ60の押し込み方向Yへの移動途中から第一リンク部材64の摺動ピン64aがリンク溝60cの前端側内壁によって後方に押されていく。そうすると、第二リンク部材65が軸部65aを中心に図面上時計回りに回動されていき、ウェイト部材兼用のモータ70が本体装置100A内の前方に移動していく。かくして、トレイ60が内側位置100Bに移動した状態においては、リンク機構が第二動作状態から第一動作状態に戻される。そして、ドア15が閉じられることで、画像形成装置100は画像形成可能状態に復帰する。
本実施形態においては、リンク溝60c、第一リンク部材64、第二リンク部材65が、ウェイト部材兼用のモータ70をトレイ60の移動に連動してトレイ60の移動方向とは逆方向に移動させる移動機構である。本実施形態では、モータ70をウェイト部材として利用した構成を説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば定着器などの他の部品やユニットをウェイト部材として用いても良い。
[第三の実施形態]:図4は本実施形態の説明図である。本実施形態における画像形成装置100の構成は、第一の実施形態の画像形成装置100との対比において、各カートリッジ50(50y・50m・50c・50k)を一体型のプロセスカートリッジから分離型のプロセスカートリッジにしたものである。それ以外の画像形成装置構成は重心移動緩和手段18も含めて第一の実施形態の画像形成装置100と同じであるので再度の説明を省略する。
分離型のプロセスカートリッジ50は、図4の(a)のように、現像装置4が現像カートリッジ40(40y、40m、40c、40k)としてプロセスカートリッジ50(50y、50m、50c、50k)に対して着脱自在に構成されている。従って、カートリッジの交換は、現像カートリッジ40だけ交換することもできるし、現像カートリッジ40を除いたプロセスカートリッジ50だけ交換にすることもできるし、現像カートリッジ40とプロセスカートリッジ50の両方を交換することもできる。
[第四の実施形態]:図5は本実施形態の説明図である。本実施形態における画像形成装置100の構成は、第二の実施形態の画像形成装置100との対比において、各カートリッジ50を一体型のプロセスカートリッジから第三の実施形態のような分離型のプロセスカートリッジにしたものである。それ以外の画像形成装置構成は重心移動緩和手段18も含めて第二の実施形態の画像形成装置100と同じであるので再度の説明を省略する。本実施形態の場合も第三の実施形態の画像形成装置100と同様に、カートリッジの交換は、現像カートリッジ40だけ交換にすることもできるし、現像カートリッジ40を除いたプロセスカートリッジ50だけ交換にすることもできる。また、現像カートリッジ40とプロセスカートリッジ50の両方を交換にすることもできる。
[第五の実施形態]:図6は本実施形態の説明図である。本実施形態の画像形成装置100の構成は、第一の実施形態の画像形成装置100との対比において、重心移動緩和手段18の構成が異なる。また、カートリッジ50(50y、50m、50c、50k)が第二の実施形態の分離型プロセスカートリッジである。それ以外の構成は同じであるので、主として重心移動緩和手段18の構成について説明する。図6の(a)は画像形成装置100の開口部17に対してドア15が閉じられている時における重心移動緩和手段18の状態を示している。(b)はドア15が開かれて、かつトレイ60が引き出し位置100Cに引き出された時における重心移動緩和手段18の状態を示している。本実施形態における重心移動緩和手段18は、ワイヤ80、第一と第二のプーリー81・82、ウェイト部材63などで構成されている。第一と第二のプーリー81・82は装置本体100A内の後側と前側においてそれぞれ不動部材(不図示)に対して回転可能に配設されている。ワイヤ80はこの第一と第二のプーリー81・82間に懸回張設されている。ワイヤ80の上行側ワイヤとトレイ60の後端側のワイヤクランプ部60dとが固定されている。また、ワイヤ80の下行側ワイヤにウェイト部材63が固定されている。
図6の(a)のように、トレイ60が装置本体100A内の内側位置100Bに位置している状態時には、ワイヤクランプ部60dは第一のプーリー81寄りの位置、即ち装置本体100A内の後側に位置している。また、ウェイト部材63は第二のプーリー82寄りの位置、即ち装置本体100A内の前側に位置している。上記の図6の(a)の重心移動緩和手段18の動作状態を第一動作状態とする。
前述したように、カートリッジ交換の際には、図6の(b)のように、使用者がドア15を開いてトレイ60を装置本体100A内の内側位置100Bから装置本体100Aの外側の引き出し位置100Cまで引き出す。このトレイ60の引き出し方向Xへの移動に伴って、ワイヤクランプ部60dにてトレイ60に固定されたワイヤ80が引っ張られてワイヤ80が図6において時計回りに回動する。このワイヤ80の回転に伴い、ワイヤ80に固定されたウェイト部材63が装置本体100A内を前側から後側に移動していく。かくして、図6の(b)のように、トレイ60が引き出し位置100Cまで十分に引き出された際には、ワイヤクランプ部60dは第二のプーリー82寄りの位置、即ち装置本体100A内の前側に位置する。また、ウェイト部材63は第一のプーリー81寄りの位置、即ち装置本体100A内の後側に位置する。上記の図6の(b)の重心移動緩和手段18の動作状態を第二動作状態とする。ここで、トレイ60と各プロセスカートリッジ50(50y、50m、50c、50k)及び各現像カートリッジ40(40y、40m、40c、40k)の重量が前方向Xに移動するのに対して、ウェイト部材63の重量が後方向Yに移動する。これにより、装置本体の重心移動が軽減され、トレイ60を引き出した際の画像形成装置の重心移動を抑制している。即ち、使用者がトレイ60を移動操作した際に、ウェイト部材63をトレイ60の操作方向と逆方向に移動せしめ、ウェイト部材63をカウンターウェイトとして作用させる。これにより、トレイ60を引き出した際の画像形成装置の重心移動を抑制して、画像形成装置の傾斜を防止している。
また、逆に、図6の(b)のように引き出し位置100Cに引き出されたトレイ60を押し込み方向Yに移動させて(a)のように内側位置100Bに押し込んだ際には、ワイヤ80が図6において反時計回りに回動する。かくして、トレイ60が内側位置100Bに移動した状態においては、重心移動緩和手段18が第二動作状態から第一動作状態に戻される。そして、ドア15が閉じられることで、画像形成装置100は画像形成可能状態に復帰する。本実施形態においては、ワイヤ80、第一と第二のプーリー81・82が、ウェイト部材63をトレイ60の移動に連動してトレイ60の移動方向とは逆方向に移動させる移動機構である。
[第六の実施形態]:図7は本実施形態の説明図である。本実施形態の画像形成装置100の構成は、第一の実施形態の画像形成装置100との対比において、重心移動緩和手段18の構成が異なる。また、カートリッジ50(50y、50m、50c、50k)が第二の実施形態の分離型プロセスカートリッジである。それ以外の構成は同じであので、主として重心移動緩和手段18の構成について説明する。図7の(a)は画像形成装置100の開口部17に対してドア15が閉じられている時における重心移動緩和手段18の状態を示している。(b)はドア15が開かれて、かつトレイ60が引き出し位置100Cに引き出された時における重心移動緩和手段18の状態を示している。本実施形態における重心移動緩和手段18は、トレイ60の移動操作に連動して装置本体内でウェイト部材としての液体を電子制御機構により位置移動移送することで、画像形成装置の重心移動を抑制している。本実施形態における重心移動緩和手段18は、センサ90、ポンプコントローラ91、ポンプ92、液体を貯留するための第一タンク(第一の貯留部)93及び第二タンク(第二の貯留部)94などで構成されている。センサ90はトレイ60の内側位置100Bと引き出し位置100Cとの間における位置(引き出し量)を検知するセンサである。このセンサ90のトレイ位置に関する電気的な検知情報がポンプコントローラ91に入力する。第一タンク93と第二タンク94は装置本体100A内における位置を異にしている。第二タンク94は装置本体100A内の後側に配設されている。本実施形態においては、第二タンク94は画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも後側に配設されている。第一タンク93は装置本体100A内において第二タンク94よりも前側に配設されている。本実施形態においては、第一タンク93は画像形成装置100の底面に設けられた後側の設置足16bの位置よりも前側に配設されている。第一タンク93と第二タンク94は配管で接続されており、ポンプ92はポンプコントローラ91により駆動制御されて、第一タンク93から第二タンク94へ、逆に第二タンク94から第一タンク93へウェイト部材としての液体Fを移送する。液体Fは例えば水や油などである。
図7の(a)のように、トレイ60が装置本体100A内の内側位置100Bに位置している状態時には、液体Fはその大部分が第一タンク93に蓄えられている。この図7の(a)の重心移動緩和手段18の動作状態を第一動作状態とする。前述したように、カートリッジ交換の際には、図7の(b)のように、使用者がドア15を開いてトレイ60を装置本体100A内の内側位置100Bから装置本体100Aの外側の引き出し位置100Cまで引き出す。このトレイ60の引き出し方向Xへの移動に伴って、トレイ60の引出し量がセンサ90により検知され、その引出し量に関する電気的な検知情報がポンプコントローラ91に入力する。ポンプコントローラ91は入力する検知情報に基づいてポンプ92を駆動して液体Fを第一タンク93から第二タンク94へ移送する。図7の(b)のように、トレイ60が引き出し位置100Cまで十分に引き出された際には、第一タンク93内の液体Fの大部分は第二タンク94へ移送された状態になる。上記の図7の(b)の重心移動緩和手段18の動作状態を第二動作状態とする。即ち、トレイ60が引き出し方向Xに引き出された際には、ウェイト部材としての液体Fを装置本体100A内において前側となる第一タンク93から後側となる第二タンク94に移送するのである。これにより、トレイ60と各プロセスカートリッジ50(50y、50m、50c、50k)及び各現像カートリッジ40(40y、40m、40c、40k)の重量が前方向Xに移動するのに対して、液体Fの重量が後方向Yに移動する。そのため、装置本体100Aの重心移動が軽減される。即ち、使用者がトレイ60を移動操作した際に、ウェイト部材としての液体Fをトレイ60の移動方向と逆方向に移動せしめ、液体Fをカウンターウェイトとして作用させる。これにより、トレイ60を引き出した際の画像形成装置の重心移動を抑制して、画像形成装置の傾斜を防止している。
また、逆に、図7の(b)のように引き出し位置100Cに引き出されたトレイ60を押し込み方向Yに移動させて(a)のように内側位置100Bに押し込んだ際には、センサ90がこれを検知する。そして、センサ90の検知結果に基づいてポンプコントローラ91がポンプ92に適切な信号を送り、液体Fを第二タンク94から第一タンク93へ移送する。かくして、トレイ60が内側位置100Bに移動した状態においては、重心移動緩和手段18が第二動作状態から第一動作状態に戻される。そして、ドア15が閉じられることで、画像形成装置100は画像形成可能状態に復帰する。本実施形態においては、センサ90、ポンプコントローラ91、ポンプ92、液体を貯留するための第一タンク93及び第二タンク94が、ウェイト部材としての液体Fをトレイ60の移動に連動してトレイ60の移動方向とは逆方向に移送させる移送機構である。
[その他の実施形態]:ウェイト部材の移動機構は、第一、第二、第三、第四の実施形態に示した機構に限定されるものではなく、その他、例えばエア圧を用いた機構などにしても良い。また、第一から第五の実施形態では、トレイ60とウェイト部材を連動させる機構としてメカニカルな機構を、第六の実施形態では電子制御を用いた機構を説明している。しかし本発明はこれに限定されるものではなく、ウェイト部材の移動を電子制御としたり、液体搬送用のポンプを引き出し部材とメカニカルに連動させても良い。また、カートリッジの構成は第一から第六の実施形態に示した形態の一体型又は分離型のプロセスカートリッジに限定されるものではない。例えば、感光ドラムと帯電装置とクリーニング装置とをトレイ60に配置し、現像装置としての現像カートリッジを直接トレイ60に装着する構成としても良い。あるいは、感光ドラムと帯電装置とクリーニング装置をカートリッジ化したクリーナーカートリッジと、現像カートリッジとを、それぞれ直接トレイ60に装着する構成としても良い。また、第二及び第四の実施形態では、モータ70をウェイト部材として利用した構成を説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば定着器などの他の部品やユニットをウェイト部材として用いても良い。更に、各実施形態では、トレイ60及びウェイトが感光体ドラム中心軸に対して直角方向に移動する構成としているが、トレイ60及びウェイトが感光体ドラム中心軸方向に移動する構成としても良い。カートリッジは、潜像が形成される像担持体又は像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段の少なくとも1つを有するものであればよい。前記プロセス手段は、例えば、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つである。像担持体は現像剤で現像される潜像が形成される部材である。実施形態のように、電子写真プロセスにおける電子写真感光体の他、静電記録プロセスにおける静電記録誘電体、磁気記録プロセスにおける磁気記録磁性体等が挙げられる。移動部材としてのトレイ60は、実施形態においては、その移動方向において、4つのカートリッジ50y・50m・50c・50kを並べて支持するものを示したけれども、トレイ60に支持させるカートリッジは1つにした画像形成装置構成であってもよい。また、トレイ60に、2つ或いは3つ、若しくは5つ以上の複数のカートリッジを並べて支持可能である画像形成装置構成であってもよい。
100・・画像形成装置、100A・・装置本体、100B・・内側位置、100C・・引き出し位置、S・・記録媒体、1・・像担持体、4・・現像手段、T・・現像剤、18・・重心移動緩和手段、50・・カートリッジ、60・・移動部材

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、潜像が形成される像担持体又は像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段の少なくとも1つを有するカートリッジを支持して、画像形成装置の装置本体の外側に引き出されて前記カートリッジを前記装置本体の外側において着脱できる引き出し位置と、前記カートリッジを前記装置本体の内側の装着部に位置させるための内側位置と、を取り得る移動可能な移動部材と、を有する画像形成装置において、前記移動部材の前記内側位置から前記引き出し位置への移動、及び、前記引き出し位置から前記内側位置への移動に伴う前記装置本体の重心移動を緩和する重心移動緩和手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記重心移動緩和手段は、ウェイト部材と、前記ウェイト部材を前記移動部材の移動に連動して移動部材の移動方向とは逆方向に移動させる移動機構と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ウェイト部材は画像形成装置を駆動するためのモータであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記重心移動緩和手段は、液体を貯留するための第一の貯留部と、前記第一の貯留部とは位置を異にしている第二の貯留部と、前記液体を前記第一の貯留部から前記第二の貯留部へ移送する、及び、前記第二の貯留部から前記第一の貯留部へ移送する移送手段と、前記移送手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は前記移動部材の前記内側位置から前記引き出し位置への移動、及び、前記引き出し位置から前記内側位置への移動に伴う前記装置本体の重心移動を緩和する方向に前記液体を前記第一の貯留部から前記第二の貯留部へ、又は前記第二の貯留部から前記第一の貯留部へ移送するように前記移送手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記移動部材は、その移動方向において、複数の前記カートリッジを並べて支持可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
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