JP2010210251A - 濃度測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時間が経過しても、濃度測定器が測定する予め定められた気体の濃度を正確に測定することができる濃度測定装置を提供する。
【解決手段】濃度測定装置としてのラジオゾンデ1は雰囲気中の二酸化炭素の濃度を測定する二酸化炭素モジュール6と大気中の雰囲気を二酸化炭素モジュール6まで導くインレットパイプ5とインレットパイプ5が導入した雰囲気から二酸化炭素を除去する除去槽9と切換部11とコントロールユニット16を備えている。切換部11はインレットパイプ5雰囲気を直接に二酸化炭素モジュール6に導く第1の状態と雰囲気を除去槽9を介して二酸化炭素モジュール6に導く第2の状態とに切換可能である。コントロールユニット16は第2の状態のときの二酸化炭素の濃度ΔDに基づいて、第1の状態のときの二酸化炭素の濃度DIを補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、二酸化炭素などの所定の気体の濃度を測定する濃度測定装置に関する。
例えば、空中に浮遊する気球などを備えて、二酸化炭素などの所定の気体の濃度を測定する濃度測定装置としての所謂ラジオゾンデが用いられている。この種の所謂ラジオゾンデは、雰囲気が充填されて当該雰囲気中の予め定められた気体の濃度を測定する濃度測定器と、大気中の雰囲気を前記濃度測定器まで導く雰囲気導入部と、前記濃度測定器が測定した前記予め定められた気体の濃度を地上局に向かって送信する送信機と、前記濃度測定器と雰囲気導入部と送信機などを収容した収容箱と、前記収容箱に取り付けられて当該収容箱を空中に浮遊させる気球と、を備えている。
前述したラジオゾンデは、一旦、空中に放たれると、電源から前記送信機に電力を供給できる間は、前述した濃度測定器が前記予め定められた気体の濃度を測定し続け、当該測定した気体の濃度などを示す情報を地上局に向かって送信し続ける。このため、ラジオゾンデは、一旦、空中に放たれると、作業員などのメンテナンスを受けることが一切ない。
前述した従来のラジオゾンデは、一旦、空中に放たれると、作業員などのメンテナンスを受けることが一切ないために、使用時間の経過とともに、前記濃度測定器が測定する前記予め定められた気体の濃度の誤差が徐々に大きくなり、最後には、前述した予め定められた気体の濃度を正確に測定することが困難となっていた。
そこで、本発明は、使用時間が経過しても、濃度測定器が測定する予め定められた気体の濃度を正確に測定することができることを目的としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、雰囲気が充填されて当該雰囲気中の予め定められた気体の濃度を測定する濃度測定器と、大気中の雰囲気を前記濃度測定器まで導く雰囲気導入部と、前記雰囲気導入部が導入した雰囲気から前記予め定められた気体を除去する除去手段と、前記雰囲気導入部を、前記雰囲気を直接前記濃度測定器に導く第1の状態と、前記雰囲気を前記除去手段を介して前記濃度測定器に導く第2の状態とに切換可能な切換手段と、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態とに切り換えて、前記濃度測定器が測定した前記第2の状態のときの前記予め定められた気体の濃度に基づいて、前記濃度測定器が測定した前記第1の状態のときの前記予め定められた気体の濃度を補正する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段が、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態とに交互に切り換えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記予め定められた気体を予め定められた濃度含んだ気体を収容する基準気体収容部と、前記切換手段が、前記雰囲気導入部を、前記第1の状態と、前記第2の状態と、前記基準気体収容部内の気体を前記濃度測定器に導く第3の状態とに切換可能であり、前記制御手段が、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態と前記第3の状態に切換えて、前記濃度測定器が測定した前記第2の状態のときの前記予め定められた気体の濃度と前記濃度測定器が測定した前記第3の状態のときの前記予め定められた気体の濃度とに基づいて、前記濃度測定器が測定した前記第1の状態のときの前記予め定められた気体の濃度を補正することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記制御手段が、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態とに交互に予め定められた所定回数切り換えた後に、前記切換手段を前記第3の状態に切り換えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、断熱材で構成されかつ前記濃度測定器を覆う断熱槽を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の発明において、少なくとも前記濃度測定器を収容した収容箱と、前記収容箱を空中に浮遊させる気球と、前記制御手段が算出した補正後の前記予め定められた気体の濃度を示す情報を送信する送信機と、を備えたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記収容箱3は、断熱材で構成されていることを特徴としている。
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、切換手段により大気中の雰囲気を直接濃度測定器に導く第1の状態と、大気中の雰囲気を除去手段を介して濃度測定器に導く第2の状態とを切り換えて、雰囲気中の予め定められた所定の気体の濃度を測定する。このため、予め定められた所定の気体を全く含まない雰囲気の前述した所定の気体の濃度、即ち所定の気体の濃度が零である雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、大気中の雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、を切り換えて測定することとなり、使用時間とともに濃度測定器の測定結果の誤差が大きくなっても、当該誤差の影響を除去して、使用時間が経過しても正確に雰囲気中の前述した所定の気体の濃度を測定することができる。
請求項2に記載の発明によれば、切換手段により第2の状態と第1の状態とを交互に切り換えて、雰囲気中の予め定められた所定の気体の濃度を測定するため、予め定められた所定の気体を全く含まない雰囲気の前述した所定の気体の濃度、即ち所定の気体の濃度が零である雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、大気中の雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、を交互に測定することとなり、使用時間とともに濃度測定器の測定結果の誤差が大きくなっても、当該誤差の影響を除去して、使用時間が経過してもより正確に雰囲気中の前述した所定の気体の濃度を測定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、切換手段により、前述した第2の状態と、第1の状態と、気体収容部内の前記予め定められた気体を予め定められた濃度含んだ気体を濃度測定器に導く第3の状態とを切り換えて、雰囲気中の予め定められた所定の気体の濃度を測定する。このため、所定の気体の濃度が零である雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、大気中の雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、前記予め定められた気体が予め定められた濃度含んだ気体の前述した所定の気体の濃度と、を切り換えて測定することとなり、使用時間とともに濃度測定器の測定結果の誤差が大きくなっても、当該誤差の影響を除去して、使用時間が経過しても正確に雰囲気中の前述した所定の気体の濃度を測定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、切換手段により第1の状態と第2の状態とを交互に所定回数切り換えた後に、第3の状態に切り換える。このため、所定の気体の濃度が零である雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、大気中の雰囲気の前述した所定の気体の濃度と、を交互に所定回数測定した後に、気体収容部内の気体の濃度を測定するので、誤差の修正にかかる所要時間が長時間化することを防止できる。
請求項5に記載の発明によれば、濃度測定器を断熱槽により覆っているので、外部環境の熱が濃度測定器に伝わることを防止でき、濃度測定器内の雰囲気の温度が上下することを防止できる。したがって、より正確に所定の気体の濃度を測定することができる。
請求項6に記載の発明によれば、濃度測定装置は、前述した濃度測定器などを備えているので、使用時間が経過しても正確に雰囲気中の前述した所定の気体の濃度を測定することができる。
請求項7に記載の発明によれば、濃度測定器を収容した収容箱を断熱材で構成しているので、外部環境の熱が濃度測定器に伝わることを防止でき、濃度測定器内の雰囲気の温度が上下することを防止できる。したがって、より正確に所定の気体の濃度を測定することができる。
本発明の一実施形態にかかるラジオゾンデの構成を示す説明図である。 図1に示されたラジオゾンデの二酸化炭素モジュールの構成を示す説明図である。 図2に示された二酸化炭素モジュールの受光ユニットの正面を模式的に示す説明図である。 図3中のVI−VI線の断面を模式的に示す説明図である。 図2に示された二酸化炭素モジュールが出力する二酸化炭素の濃度と実際の濃度との関係を示す説明図である。 図1に示されたラジオゾンデのコントロールユニットが大気中の二酸化炭素の濃度を測定するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る濃度測定装置としてのラジオゾンデ1を、図1乃至図5を参照して説明する。
ラジオゾンデ1は、図1に示すように、気球2と、収容箱3と、ひも状の複数の吊り紐4とを備えている。気球2は、ヘリウムなどの空気よりも軽い気体が充填されて、空中に放たれる。気球2は、収容箱3を空中に浮遊させる。収容箱3は、周知の断熱材で構成され、かつ箱状に形成されているとともに、吊り紐4により気球2に結び付けられている。
収容箱3は、図1に示すように、雰囲気導入部としてのインレットパイプ5と、雰囲気が充填されて当該雰囲気中の予め定められた気体としての二酸化炭素の濃度を測定する濃度測定器としての二酸化炭素モジュール6と、断熱槽7と、アウトレットパイプ8と、除去手段としての除去槽9と、基準気体収容部10と、切換手段としての切換部11と、ポンプ12と、圧力センサ13と、連結パイプ17と、電源としての電池14と、送信機15と、制御手段としてのコントロールユニット16とを収容している。即ち、ラジオゾンデ1は、これらの雰囲気導入部としてのインレットパイプ5と、二酸化炭素モジュール6と、断熱槽7と、アウトレットパイプ8と、除去槽9と、基準気体収容部10と、切換部11と、ポンプ12と、圧力センサ13と、連結パイプ17と、電池14と、送信機15と、コントロールユニット16とを備えている。
インレットパイプ5は、メインパイプ18と、複数の分岐管19a,19b,19cとを備えている。メインパイプ18は、管状に形成され、かつ一端が収容箱3の外表面に開口しており、この収容箱3外即ち外部の大気中の雰囲気を収容箱3内即ち二酸化炭素モジュール6まで導く。複数の分岐管19a,19b,19cは、それそれ、管状に形成され、かつ、メインパイプ18と除去槽9と基準気体収容部10と後述する切換弁31a,31bとを後述するように互いに連結している。
二酸化炭素モジュール6は、図2に示すように、測定セル20と、発光部21と、受光部22とを備えている。
測定セル20は、円筒状に形成されて、後述する光源23からの赤外線を受光ユニット25に導くように形成されている。測定セル20は、インレットパイプ5のメインパイプ18により所定の雰囲気が充填される。
発光部21は、測定セル20の一端に備えられて例えば略箱状に形成され、内部に光源23が設けられている。光源23は、電圧が印加されることで、光としての赤外線を測定セル20の一端部から他端部に向かって放射する。光源として、例えば黒体炉、電球等が用いられる。また、光源23には、リフレクタ24が取り付けられている。リフレクタ24は、光源23から出射された光を反射させ、受光ユニット25へ平行光として向かわせる。
受光部22は、測定セル20の他端に備えられて例えば略箱状に形成され、内部に受光ユニット25が設けられている。受光ユニット25は、図3及び図4に示すように、ユニット本体26と、複数の受光器27と、を備えている。ユニット本体26は、箱状に形成されている。
受光器27は、図示例では、2つ設けられている。受光器27は、それぞれ、センサとしての赤外線センサ29と、透過部材30とを備えている。赤外線センサ29は、ユニット本体26に取り付けられている。複数の受光器27の赤外線センサ29は、同一平面上に配置されている。赤外線センサ29は、光源23が発しかつ透過部材30を透過した赤外線を受光し、この赤外線の熱を電気エネルギーに変換する。赤外線センサ29は、赤外線の熱を電気エネルギーに変換して、センサ出力として後述するコントロールユニット16に向かって出力する。赤外線センサ29として、例えばサーモパイル型のものが用いられる。
透過部材30は、ユニット本体26に取り付けられて、赤外線センサ29と光源23との間に配置されている。複数の受光器27の透過部材30は、同一平面上に配置されている。透過部材30は、それぞれ、光源23からの赤外線のうち予め定められた波長の赤外線のみを透過して、当該透過した波長の赤外線を赤外線センサ29まで導く。複数の受光器27の透過部材30は、互いに透過する赤外線の波長が異なる。
透過部材30は、その透過する赤外線の波長は、濃度測定装置1が濃度の測定対象とする気体に応じて定められる。なお、受光器27は、二酸化炭素を測定対象の気体としている。図示例では、一方の受光器27は、基準として用いられ、その透過部材30が大気中で全く減衰しない波長が4.0μm付近の赤外線のみを透過する。他方の受光器27は、二酸化炭素の濃度を測定するために用いられ、その透過部材30が前述した二酸化炭素中で透過若しくは通過しやすい波長が4.3μm付近の赤外線のみを透過する。
断熱槽7は、周知の断熱材で構成され、箱状に形成されている。断熱槽7は、測定セル20即ち二酸化炭素モジュール6を覆っている。
アウトレットパイプ8は、管状に形成され、かつ一端が二酸化炭素モジュール6の測定セル20に取り付けられているとともに他端が収容箱3の外表面に開口している。アウトレットパイプ8は、二酸化炭素モジュール6の測定セル20内の雰囲気を外部へ排出する。
除去槽9は、二酸化炭素を吸着する吸着剤(例えば、ソーダ石灰)を収容した容器である。除去槽9は、インレットパイプ5の分岐管19aによりメインパイプ18に連結している。また、除去槽9は、後述する切換弁31a,31bなどを介して分岐管19bによりインレットパイプ5のメインパイプ18に連結している。除去槽9は、インレットパイプ5のメインパイプ18及び分岐管19aから大気中の雰囲気が導入され、当該導入された雰囲気中の二酸化炭素を吸着剤に吸着して、当該雰囲気から二酸化炭素を除去する。そして、除去槽9は、二酸化炭素を除去した雰囲気を、分岐管19bなどを介してインレットパイプ5のメインパイプ18まで導くことができる。
基準気体収容部10は、予め定められた濃度D(図5に示す)の二酸化炭素を含んだ気体を収容した容器である。基準気体収容部10は、インレットパイプ5の分岐管19cなどを介して、インレットパイプ5のメインパイプ18に連結している。基準気体収容部10は、前述した濃度Dの二酸化炭素を含んだ気体をインレットパイプ5のメインパイプ18まで導くことができる。
切換部11は、複数の切換弁31a,31bを備えている。図示例では、切換弁31a,31bは、二つ設けられ、それぞれ、周知の三方弁となっている。一つの切換弁31aは、インレットパイプ5のメインパイプ18の中央部即ち分岐管19aよりも二酸化炭素モジュール6寄りに設けられ、三つの流路のうち二つの流路がインレットパイプ5のメインパイプ18に連結している。他の切換弁31bは、三つの流路のうち二つの流路が、除去槽9及び基準気体収容部10に連結した分岐管19a,19cに連結している。さらに、これら二つの切換弁31a,31bの残りの流路は、互いに分岐管19bにより連結されている。
前述した構成に切換部11は、切換弁31a,31bの各弁体の開閉により、インレットパイプ5を、当該インレットパイプ5のメインパイプ18が導入した大気中の雰囲気のみを直接二酸化炭素モジュール6に導く第1の状態と、インレットパイプ5のメインパイプ18が導入した大気中の雰囲気のみを除去槽9を介して(に通して)二酸化炭素モジュール6に導く第2の状態と、インレットパイプ5のメインパイプ18が導入した大気中の雰囲気を直接間接問わずに二酸化炭素モジュール6に導くことなく、基準気体収容部10内の予め定められた濃度Dの二酸化炭素を含んだ気体のみを二酸化炭素モジュール6に導く第3の状態とに切換可能となっている。
ポンプ12は、インレットパイプ5のメインパイプ18に取り付けられ、切換弁31aと二酸化炭素モジュール6との間に設けられている。ポンプ12は、インレットパイプ5のメインパイプ18を介して大気中の雰囲気又は基準気体収容部10内の気体を二酸化炭素モジュール6内に吸引する。
圧力センサ13は、管状の連結パイプ17によりインレットパイプ5のメインパイプ18のポンプ12と二酸化炭素モジュール6との間の箇所に連結されており、当該連結パイプ17を介して、大気中の雰囲気が供給される。圧力センサ13は、例えば半導体式の圧力センサなどで構成されて、大気中の雰囲気の絶対圧(完全真空を基準とした圧力、静圧ともいう)を測定するセンサである。
電池14は、送信機15、コントロールユニット16及び二酸化炭素モジュール6などに電力を供給する。
送信機15は、二酸化炭素モジュール6が測定することなどにより得られた大気中の雰囲気の二酸化炭素の濃度DF(図5に示す)や、圧力センサ13が測定した大気中の雰囲気の圧力(静圧)を示す情報を地上局などに向かって送信する。
コントロールユニット16は、周知の予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)、CPUのためのプログラム等(基準気体収容部内の気体の二酸化炭素の濃度Dも含む)を格納した読み出し専用のメモリであるROM、各種のデータを格納するとともにCPUの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM、オフ状態の間も記憶内容の保持が可能な電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリ、カウンタ、タイマーなどを内蔵したマイクロコンピュータであり、切換弁31a,31b、ポンプ12、二酸化炭素モジュール6、送信機15及び圧力センサ13の動作を制御して、ラジオゾンデ1全体の制御をつかさどる。このように、コントロールユニット16は、予め定められたプログラムに従って動作するコンピュータである。
コントロールユニット16は、二酸化炭素モジュール6を以下のように制御して、測定セル20内の雰囲気中の二酸化炭素の濃度を測定する。まず、コントロールユニット16は、光源23を点滅(パルス点灯)させて、この光源23からの赤外線を各赤外線センサ29で受光させる。そして、コントロールユニット16は、赤外線センサ29に受光した赤外線の強さなどに基づいて、予め定められた気体(図示例では、二酸化炭素)の測定セル20内の雰囲気中の濃度を測定する。具体的には、コントロールユニット16は、基準として用いられる赤外線センサ29で受光した赤外線の強さと、二酸化炭素を測定するための赤外線センサ29で受光した赤外線の強さとを比較して、測定対象の二酸化炭素の濃度を測定する。
また、コントロールユニット16は、ラジオゾンデ1が空中に放たれた後に、以下のように、当該ラジオゾンデ1全体を制御する。コントロールユニット16は、図6のステップS1では、n=1とカウントして、このn=1をメモリに記憶した後、ステップS2に進む。ステップS2では、コントロールユニット16は、切換部11にインレットパイプ5を第2の状態に切換させて、除去槽9により二酸化炭素が除去された大気中の雰囲気を測定セル20内に充填させて、当該雰囲気の二酸化炭素の濃度を二酸化炭素モジュール6に測定させる。すると、例えば、コントロールユニット16は、当該雰囲気の二酸化炭素の濃度ΔD(図5に示す)を得る。この濃度ΔDが零でない場合には、この濃度ΔDとなる受光器27の電気エネルギなどからこの濃度ΔDが零となる受光器27の電気エネルギなどを算出して、当該電気エネルギなどをメモリに記憶する。即ち、コントロールユニット16は、ステップS2において、二酸化炭素の濃度が零である雰囲気を濃度測定器 が二酸化炭素の濃度が零であると測定できるように調整する。そして、ステップS3に進む。
ステップS3では、コントロールユニット16は、切換部11にインレットパイプ5を第1の状態に切換させて、大気中の雰囲気を直接測定セル20内に充填させて、当該雰囲気の二酸化炭素の濃度を二酸化炭素モジュール6に測定させる。そして、コントロールユニット16は、前述したステップS2においてメモリに記憶した電気エネルギなどに基づいて測定して得た二酸化炭素の濃度を補正して、前述した大気中の雰囲気の実際の二酸化炭素の濃度DF(図5に示す)を算出する。さらに、コントロールユニット16は、圧力センサ13に大気中の雰囲気の圧力を測定させる。そして、コントロールユニット16は、結果をメモリに記憶して、ステップS4に進む。ステップS4では、コントロールユニット16は、大気中の二酸化炭素の実際の濃度DF及び大気中の雰囲気の圧力を送信機15に地上局に向かって送信させて、ステップS5に進む。
ステップS5では、コントロールユニット16は、Nが予め定められた所定回数P以上であるか否かを判定する。Nが予め定められた所定回数P以上でないと判定すると、ステップS6に進み、Nが予め定められた所定回数P以上であると判定すると、ステップS7に進む。ステップS6では、コントロールユニット16は、nをn+1とカウントして、ステップS1に戻る。こうして、コントロールユニット16は、Nが予め定められた所定回数P以上となるまで、ステップS1からステップS6を繰り返す。要するに、コントロールユニット16は、ステップS1からステップS6において、切換部11を第2の状態と第1の状態とに交互に切り換える。また、コントロールユニット16は、ステップS1からステップS6を繰り返すことで、切換部11を第2の状態と第1の状態とに切り換えて、二酸化炭素モジュールが測定した第2の状態のときの二酸化炭素の濃度ΔDに基づいて、二酸化炭素モジュール6が測定した第1の状態のときの二酸化炭素の濃度を補正して、実際の濃度DFを算出する。
ステップS7では、コントロールユニット16は、切換部11にインレットパイプ5を第3の状態に切換させて、基準気体収容部10内の気体を測定セル20内に充填させて、当該気体の二酸化炭素の濃度を二酸化炭素モジュール6に測定させる。すると、例えば、コントロールユニット16は、当該気体の二酸化炭素の濃度Di(図5に示す)を得る。コントロールユニット16は、前記気体の濃度Dをこの濃度Diで除した値D/Diをメモリに記憶して、ステップS8に進む。ステップS8では、コントロールユニット16は、カウントを零にリセットして、ステップS1に戻る。こうして、コントロールユニット16は、電池の電力がなくなるまで、ステップS1からステップS8を繰り返す。
このとき、このステップS1からステップS8の二周目以降のステップS3では、二酸化炭素モジュールが測定した二酸化炭素の濃度がDI(図5に示す)である場合には、コントロールユニット16は、DIに(D/Di)を乗算する(かける)ことで、大気中の二酸化炭素の実際の濃度DF(図5に示す)を算出する。即ち、大気中の二酸化炭素の実際の濃度をDFとすると、DF=DI×(D/Di)が成立する。要するに、図5中の実線は、二酸化炭素モジュールが測定した濃度DIと実際の濃度DFとが一致する場合即ち二酸化炭素モジュール6に測定誤差がない場合を示しているが、使用時間の経過とともに、二酸化炭素モジュールが測定した濃度DIと実際の濃度DFとが一致しなくなって、例えば図5中の一点鎖線で示すように誤差が生じても、正確に大気中の雰囲気の二酸化炭素の実際の濃度DFを測定できるようにしている。
こうして、コントロールユニット16は、ステップS1からステップS8を繰り返すことで、切換部11を第2の状態と第1の状態と第3の状態に切換えて、二酸化炭素モジュール6が測定した第2の状態のときの二酸化炭素の濃度ΔDと二酸化炭素モジュール6が測定した第3の状態の二酸化炭素の濃度Diとに基づいて、二酸化炭素モジュール6が測定した第1の状態のときの二酸化炭素の濃度DIを補正する。また、コントロールユニット16は、ステップS1からステップS8を繰り返すことで、切換部11を第2の状態と第1の状態とに交互に予め定められた所定回数P切り換えた後に、切換部を第3の状態に切り換える。
本実施形態によれば、切換部11により大気中の雰囲気を直接二酸化炭素モジュール6に導く第1の状態と、大気中の雰囲気を除去槽9を介して二酸化炭素モジュール6に導く第2の状態とを切り換えて、雰囲気中の予め定められた二酸化炭素の濃度を測定する。このため、予め定められた二酸化炭素を全く含まない雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度ΔD、即ち二酸化炭素の濃度が零である雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度ΔDと、大気中の雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度と、を切り換えて測定することとなり、使用時間とともに二酸化炭素モジュール6の測定結果の誤差が大きくなっても、当該誤差の影響を除去して、使用時間が経過しても正確に雰囲気中の二酸化炭素の濃度を測定することができる。
切換部段により第1の状態と第2の状態とを交互に切り換えて、雰囲気中の二酸化炭素の濃度を測定するため、二酸化炭素を全く含まない雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度ΔD、即ち二酸化炭素の濃度が零である雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度ΔDと、大気中の雰囲気の前述した二酸化炭素と、を交互に測定することとなる。よって、使用時間とともに二酸化炭素モジュール6の測定結果の誤差が大きくなっても、当該誤差の影響を除去して、使用時間が経過してもより正確に雰囲気中の前述した二酸化炭素の濃度を測定することができる。
また、切換部11により、前述した第1の状態と、第2の状態と、基準気体収容部10内の前記二酸化炭素を予め定められた濃度D含んだ気体を二酸化炭素モジュール6に導く第3の状態とを切り換えて、雰囲気中の予め定められた二酸化炭素の濃度を測定する。このため、二酸化炭素の濃度が零である雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度ΔDと、大気中の雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度と、前記二酸化炭素が予め定められた濃度D含んだ気体の前述した二酸化炭素の濃度Diと、を切り換えて測定することとなり、使用時間とともに二酸化炭素モジュール6の測定結果の誤差が大きくなっても、当該誤差の影響を除去して、使用時間が経過しても正確に雰囲気中の前述した二酸化炭素の濃度を測定することができる。
切換部11により第2の状態と第1の状態とを交互に所定回数P切り換えた後に、第3の状態に切り換える。このため、二酸化炭素の濃度が零である雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度ΔDと、大気中の雰囲気の前述した二酸化炭素の濃度と、を交互に所定回数P測定した後に、基準気体収容部10内の気体の濃度を測定するので、誤差の修正にかかる所要時間が長時間化することを防止できる。
また、二酸化炭素モジュール6を断熱槽7により覆っているので、外部環境の熱が二酸化炭素モジュール6に伝わることを防止でき、二酸化炭素モジュール6の測定セル20内の雰囲気の温度が上下することを防止できる。したがって、より正確に二酸化炭素の濃度を測定することができる。
ラジオゾンデ1は、前述した二酸化炭素モジュール6などを備えているので、使用時間が経過しても正確に雰囲気中の前述した二酸化炭素の濃度を測定することができる。
また、二酸化炭素モジュール6などを収容した収容箱3を断熱材で構成しているので、外部環境の熱が二酸化炭素モジュール6に伝わることを防止でき、二酸化炭素モジュール6内の雰囲気の温度が上下することを防止できる。したがって、より正確に所定の気体の濃度を測定することができる。
前述した実施形態では、大気中の二酸化炭素の濃度を測定する場合を示しているが、本発明では、二酸化炭素に限らず種々の気体の濃度を測定しても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 ラジオゾンデ(濃度測定装置)
2 気球
3 収容箱
5 インレットパイプ(雰囲気導入部)
6 二酸化炭素モジュール(濃度測定器)
7 断熱槽
9 除去槽(除去手段)
10 基準気体収容部
11 切換部(切換手段)
15 送信機
16 コントロールユニット(制御手段)
ΔD 第2の状態のときの予め定められた気体の濃度
D 予め定められた濃度
Di 第3の状態のときの予め定められた気体の濃度
DI 第1の状態のときの予め定められた気体の濃度
P 所定回数

Claims (7)

  1. 雰囲気が充填されて当該雰囲気中の予め定められた気体の濃度を測定する濃度測定器と、
    大気中の雰囲気を前記濃度測定器まで導く雰囲気導入部と、
    前記雰囲気導入部が導入した雰囲気から前記予め定められた気体を除去する除去手段と、
    前記雰囲気導入部を、前記雰囲気を直接前記濃度測定器に導く第1の状態と、前記雰囲気を前記除去手段を介して前記濃度測定器に導く第2の状態とに切換可能な切換手段と、
    前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態とに切り換えて、前記濃度測定器が測定した前記第2の状態のときの前記予め定められた気体の濃度に基づいて、前記濃度測定器が測定した前記第1の状態のときの前記予め定められた気体の濃度を補正する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする濃度測定装置。
  2. 前記制御手段が、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態とに交互に切り換えることを特徴とする請求項1記載の濃度測定装置。
  3. 前記予め定められた気体を予め定められた濃度含んだ気体を収容する基準気体収容部と、
    前記切換手段が、前記雰囲気導入部を、前記第1の状態と、前記第2の状態と、前記基準気体収容部内の気体を前記濃度測定器に導く第3の状態とに切換可能であり、
    前記制御手段が、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態と前記第3の状態に切換えて、前記濃度測定器が測定した前記第2の状態のときの前記予め定められた気体の濃度と前記濃度測定器が測定した前記第3の状態のときの前記予め定められた気体の濃度とに基づいて、前記濃度測定器が測定した前記第1の状態のときの前記予め定められた気体の濃度を補正することを特徴とする請求項2記載の濃度測定装置。
  4. 前記制御手段が、前記切換手段を前記第2の状態と前記第1の状態とに交互に予め定められた所定回数切り換えた後に、前記切換手段を前記第3の状態に切り換えることを特徴とする請求項3記載の濃度測定装置。
  5. 断熱材で構成されかつ前記濃度測定器を覆う断熱槽を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の濃度測定装置。
  6. 少なくとも前記濃度測定器を収容した収容箱と、
    前記収容箱を空中に浮遊させる気球と、
    前記制御手段が算出した補正後の前記予め定められた気体の濃度を示す情報を送信する送信機と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の濃度測定装置。
  7. 前記収容箱は、断熱材で構成されていることを特徴とする請求項6記載の濃度測定装置。
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