JP2010206713A - 機器制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】人の入室を正確に検出することによって、負荷機器の誤動作を防止した低コストの機器制御システムを提供する。
【解決手段】本システムは、制御対象の照明器具2が設置された部屋で、人体から放射される熱線を検知することによって人の存在を検知する人感センサ5及び部屋内で発生する音を検出するマイク4を具備したセンサ子器tと、人感センサ5及びマイク4の検出結果に基づいて照明器具2の動作を制御するコントローラ1とを備えている。コントローラ1のCPU10は、人が部屋に入室する際に発生する入室音をマイク4が検出した後、所定時間が経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すると、予め設定された制御内容に基づいて照明器具2の動作を制御する負荷制御動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器制御システムに関するものである。
従来、トイレや廊下などに設置された照明器具を自動点灯させる機器制御システムとして、焦電型の赤外線検出センサからなる人感センサを用い、検知エリアにおける人の存在を検知すると、制御対象である照明器具を点灯させるようにしたシステムが提供されている。
この種の機器制御システムは、人感センサにより人の存在が検知されると制御対象の照明器具を点灯させており、人感センサにより人の存在が検知できない場合は照明器具が消灯されるので、不要な場所の照明器具を消灯させることで省電力を図ることができ、また人が検出されると照明器具が自動的に点灯するので、照明器具のオン操作が不要になって使い勝手が向上するという利点があった。
また、人感センサとして赤外線センサを用いた警備システムとして、例えば特許文献1に開示されるような自主警備及び在宅動静システムが従来提案されている。この自主警備及び在宅動静システムでは、人の動きやドアの開閉などによる振動を検出する微分微差圧計式のセンサと、赤外線センサとを備え、微分微差圧計式のセンサまたは赤外線センサの何れかが異常を検知すると所定の連絡先に警報を発したり、微分微差圧計式のセンサ及び赤外線センサの差動が少なくなると在宅している人が動けない状態であると判断して、所定の連絡先に連絡するようになっていた。
特開平10−208170号公報
上述した機器制御システムは、玄関やトイレや廊下などで既に実用化されているが、その適用範囲を広げ、リビングやダイニングや寝室などの居住空間において、人感センサにより人が検知されると照明器具を点灯させたり、空調装置を作動させることが考えられる。しかしながら、焦電型の赤外線検出素子を用いた人感センサでは、外光のゆらぎやカーテンのゆれによる入射光量の変化を誤検出して、照明器具の誤動作が発生するという問題があった。
また上述した特許文献1の自主警備及び在宅動静システムでは、微分差圧計式のセンサと赤外線センサの2種類のセンサを備えることで、在室検知の高精度化を図っているが、微分差圧計式のセンサまたは赤外線センサの何れかが検知すると人を検知したと判断しているので、外光のゆらぎやカーテンのゆれによる入射光量の変化があると、やはり赤外線センサが誤検出する可能性があり、赤外線センサの誤検出によって、照明器具が誤動作する虞があった。
上述のような誤検出を防止するためには、例えば検出エリアの画像を画像センサで撮像し、画像処理を行うことによって人の在室、不在を検出すればよいが、人感センサに比べて画像センサやその処理回路は高価であり、機器制御システムのコストアップを招くという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、人の入室を正確に検出することによって、負荷機器の誤動作を防止した低コストの機器制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、制御対象の負荷機器が設置された部屋で、人体から放射される熱線を検知することによって人の存在を検知する人感センサと、部屋内で発生する音を検出する音検出手段と、人感センサ及び音検出手段の検出結果に基づいて負荷機器の動作を制御する制御手段とを備え、制御手段は、人が部屋に入室する際に発生する入室音を音検出手段が検出した後、所定時間が経過するまでの間に人感センサが人を検知すると、予め設定された制御内容に基づいて負荷機器の動作を制御する負荷制御動作を行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、入室音とは、音圧レベルが所定の閾値以上の音であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、負荷制御動作が行われる制御時間帯を記憶する時刻記憶手段を備え、制御手段は、制御時間帯においてのみ、人感センサ及び音検出手段の検出結果に基づいて負荷機器の動作を制御する負荷制御動作を行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、負荷制御動作が行われる制御時間帯を記憶する時刻記憶手段と、制御時間帯の一部を少なくとも含む所定期間に音検出手段から出力される音検出信号の履歴を記憶する音記憶手段と、当該音記憶手段に記憶された音検出信号の履歴に基づいて静音状態の音圧レベルを求めるとともに、静音状態の音圧レベルに基づいて制御時間帯の閾値を設定する閾値設定手段とを備え、制御手段は、制御時間帯においてのみ、人感センサ及び音検出手段の検出結果に基づいて負荷機器の動作を制御する負荷制御動作を行うことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、所定の入室音の音響モデルを記憶する音響モデル記憶部を備え、制御手段は、音検出手段により検出された音と、音響モデル記憶部に記憶された音響モデルとを比較し、検出された音が音響モデルと合致してから所定時間が経過するまでの間に人感センサが人を検知すると、予め設定された動作内容に基づいて負荷機器の動作を制御することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、所定の入室音とは、部屋の出入口に設置された戸の開閉音であることを特徴とする。
ところで、宅内の人が部屋に入室する際には足音やドアの開閉音などの入室音が発生すると考えられるが、請求項1の発明によれば、入室音を音検出手段が検出した後、所定時間が経過するまでの間に人感センサが人を検知すると、制御手段が、予め設定された制御内容に基づいて負荷機器の動作を制御する負荷制御動作を行っており、入室音が検出されていない状態で人感センサから検知信号が入力された場合は制御手段が負荷制御動作を行わないから、外乱光の影響で人感センサが誤検出した場合でも負荷機器が誤動作することがない。したがって、画像センサのような高価なセンサを用いることなく、人の入室を正確に検出することによって、負荷機器の誤動作を防止した低コストの機器制御システムを実現することができる。
請求項2の発明によれば、音圧レベルが所定の閾値以上の音を検出した後、所定時間が経過するまでの間に人感センサが人を検知すれば、予め設定された制御内容で負荷機器の動作を制御しているので、例えば宅外の音など音圧レベルが閾値未満のノイズを入室音と誤検出することがないから、負荷機器の誤動作を更に低減することができる。
また、部屋への入室を検知して負荷機器を自動的に動作させるような負荷制御動作は特定の時間帯、例えば早朝や深夜のように部屋内が暗い時間帯に利用されると考えられるが、請求項3の発明によれば、時刻記憶手段に制御時間帯を予め設定しておくことによって、設定された制御時間帯以外の時間帯に上述の負荷制御動作が行われることがないから、誤動作が発生する可能性をさらに低減することができる。
請求項4の発明によれば、閾値設定手段は、音記憶手段に記憶された所定期間の音検出信号に基づいて静音状態の音圧レベルを求めるとともに、静音状態の音圧レベルから閾値を設定しており、時間帯に応じて静音状態の音圧レベルが異なる場合でも、静音状態の音圧レベルに基づいて閾値を設定しているので、例えば宅外の音など音圧レベルが閾値未満のノイズを入室音と誤検出することがなく、負荷機器の誤動作を更に低減することができる。
請求項5の発明によれば、制御手段は、音検出手段により検出された音が音響モデルに合致してから所定時間が経過するまでの間に人感センサが人を検知すると、上記の負荷制御動作を行っているので、入室前に人が移動する足音や入室に伴うドアの開閉音などの音響モデルを予め登録しておけば、足音やドアの開閉音などを検出した後に人感センサが人を検知した場合のみ、負荷機器を動作させることができ、負荷機器の誤動作を防止することができる。
請求項6の発明によれば、戸の開閉音を検知した後で人感センサが人を検知した場合のみ、負荷機器を動作させることができ、負荷機器の誤動作を防止することができる。
実施形態1の機器制御システムの概略構成図である。 同上のセンサ子器を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するタイムチャートである。 実施形態2の機器制御システムの概略構成図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するタイムチャートである。 実施形態3の機器制御システムの概略構成図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するタイムチャートである。 実施形態4の機器制御システムの概略構成図である。 実施形態5の機器制御システムの概略構成図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するタイムチャートである。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図3に基づいて説明する。図1は実施形態1の概略的なシステム構成図であり、部屋内に設置された負荷機器である照明器具2と、マイク4(音検出手段)および人感センサ5を具備し照明器具2の設置された部屋の天井に取り付けられたセンサ子器3と、センサ子器3の検出情報に基づいて照明器具2の動作状態を制御するコントローラ(制御手段)1とを主要な構成として備えている。
センサ子器3は、部屋内の音を集音して電気信号に変換するためのマイク4と、部屋内で人の存在を検知する人感センサ5とを備える。人感センサ5は、人体から放射される熱線を検出することによって、検知エリアにおける人の存在を検出する焦電型の赤外線検出素子を有し、照明器具2が設置された部屋で人の在室を検知すると人体検知信号をコントローラ1に出力する。
このセンサ子器3の器体20は、図2(a)(b)に示すように下側に円盤状のフランジ部21を有する有底筒状の合成樹脂成形品からなり、天井に設けられた埋込孔にフランジ部21を除く部位が埋め込まれる形で収納され、フランジ部21の上面側に固定されている一対の取付金具22,22とフランジ部21との間で天井材を挟んで天井に取り付けられる。ここで、フランジ部21の下面中央には人感センサ5に可視光及び熱線を集光するためのレンズ23が設けられている。またフランジ部21の下面には、マイク4に対応する部位に音を通過させるための音孔24が開口している。尚、取付金具22を含むセンサ子器3の構造は従来周知であるから、詳細な説明は省略する。
コントローラ1は、CPU10と、A/D変換部11と、機器駆動部12とを備えている。A/D変換部11は、マイク4から入力される音検出信号の音圧レベル(アナログ信号)をデジタル信号に変換してCPU10に出力する。機器駆動部12は、CPU10から入力される制御命令に基づいて照明器具2を駆動する。CPU10は、A/D変換部11によってデジタル信号に変換された音検出信号の音圧レベルと、人感センサ5から入力される人体検知信号とに基づいて、部屋に人が入室してきたのを検知すると照明器具2を点灯させる制御命令を機器駆動部12に出力する。
ここで、人感センサ5には焦電型の赤外線検出素子を用いているので、外光が入射する居間やダイニングなどの部屋にセンサ子器3が設置されている場合、外光の変化やカーテンのゆれによって人感センサ5に入射する光量が変化し、人が在室していないのに在室していると誤検出する可能性がある。
ところで、人が部屋に入室する際には、入室前に部屋の外側から内側に歩いてくる足音や、部屋の出入口に設けられた開き戸や引き戸を開閉する開閉音などの入室音が発生すると考えられるので、先ずマイク4によって入室音が検出されてから、人感センサ5が人体検知信号を出力すると考えられる。
そこで、コントローラ1のCPU10では、図3(a)に示すようにマイク4により入室音が検出されていない状態で人感センサ5から人体検出信号が入力された場合は、人感センサ5の誤検出と判断して、照明器具2を点灯させない。一方、図3(b)に示すようにマイク4が入室音S1を検出した後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5から人体検知信号が入力されると、CPU10は、人が部屋に入室したと判断して照明器具2を所定の点灯保持時間点灯させる制御命令を機器駆動部12に出力し、機器駆動部12によって照明器具2を点灯させている。尚、CPU10は、照明器具2を点灯させてから点灯保持時間が経過するまでの間に、人感センサ5から人体検知信号が再度入力されると、照明器具2の点灯時間を点灯保持時間だけ延長しており、部屋内に人が在室している間は照明器具2を点灯させておくことができる。
以上説明したように、本システムでは、入室音S1をマイク4が検出した後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すると、CPU10が、予め設定された制御内容に基づいて照明器具2の動作を制御する負荷制御動作を行っており、入室音が検出されていない状態で人感センサ5から検知信号が入力された場合はCPU10が負荷制御動作を行わないので、外乱光の影響で人感センサ5が誤検出した場合でも照明器具2が誤動作することはない。したがって、画像センサのような高価なセンサを用いることなく、人の入室を正確に検出することによって、照明器具2の誤動作を防止した低コストの機器制御システムを実現することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図4及び図5に基づいて説明する。図4は実施形態2の概略的なシステム構成図であり、コントローラ1と、照明器具2と、マイク4および人感センサ5を具備したセンサ子器3とを主要な構成として備えている。
コントローラ1のCPU10は、実施形態1と同様に、マイク4が入室音を検出した後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が在室を検知できれば、部屋に人が入室したと判断して照明器具2を点灯させる。ここで、入室時に発生する足音や戸の開閉音などの入室音は環境音に比べて音圧レベルが非常に大きいので、本実施形態ではコントローラ1に、静音状態の音圧レベルよりもやや高い音圧レベルに設定された閾値Th1を記憶する閾値記憶部13を設けてある。そして、CPU10は、A/D変換部11から入力される検出音の音圧レベルと、閾値記憶部13に設定された閾値Th1との大小を比較して、検出音の音圧レベルが閾値Th1を超えると、入室音が発生したと判断している。尚、コントローラ1に設けられた閾値記憶部13以外は実施形態1と同様の構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述のようにCPU10では、マイク4により検出された音の音圧レベルが閾値Th1を超えると、入室音が発生したと判断しているので、図5(a)に示すように、マイク4により検出された音S1の音圧レベルが閾値Th1より低い場合は、その後所定時間内に人感センサ5が人を検知しても、入室とは判定せず、照明器具2を点灯させない。一方、図5(b)に示すように、マイク4により検出された音S1の音圧レベルが閾値Th1以上であれば、CPU10は入室音と判断し、入室音S1を検知してから所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5から人体検知信号が入力されると、人が部屋に入室したと判断して照明器具2を所定の点灯保持時間点灯させる制御命令を機器駆動部12に出力し、機器駆動部12によって照明器具2を点灯させている。尚、CPU10は、照明器具2を点灯させてから点灯保持時間が経過するまでの間に、人感センサ5から人体検知信号が再度入力されると、照明器具2の点灯時間を点灯保持時間だけ延長しており、部屋内に人が在室している間は照明器具2を点灯させておくことができる。
而して、本システムでは、マイク4によって音圧レベルが閾値Th1以上の音が検出された後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すれば、コントローラ1のCPU10が機器駆動部12を用いて照明器具2を点灯させているので、例えば宅外の音など音圧レベルが閾値未満のノイズを入室音と誤検出することがなく、負荷機器の誤動作を更に低減することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図6及び図7に基づいて説明する。
本実施形態の機器制御システムは、図6のシステム構成図に示すように、コントローラ1と、照明器具2と、マイク4および人感センサ5を具備したセンサ子器3とを主要な構成として備え、コントローラ1のCPU10では、実施形態1、2と同様に、マイク4が入室音を検出した後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が在室を検知できれば、部屋に人が入室したと判断して照明器具2を点灯させている。
ところで、部屋への入室を検知して照明器具2を自動的に動作させるような負荷制御動作は特定の時間帯、例えば起床時や夕方の帰宅時や深夜に起き出した時など、部屋内が暗く、しかも負荷機器が停止していることが多い時間帯に利用されると考えられるので、本実施形態では、マイク4及び人感センサ5の検出結果に基づいて負荷制御動作を行う制御時間帯が予め記憶された時刻記憶部14をコントローラ1に設けており、CPU10では、時刻記憶部14に記憶された制御時間帯においてのみ、マイク4及び人感センサ5の検出結果に基づいた負荷制御動作を行っている。ここで、表1は時刻記憶部14に設定された制御時間帯の一例を示し、起床時や帰宅時に照明器具2の自動点灯を行うため、6時30分から7時30分までの早朝時間帯と、17時30分から18時30分までの帰宅時間帯とが制御時間帯として登録されるとともに、深夜に起き出してきたときに照明器具2を自動点灯させるため、2時から5時までの深夜時間帯が制御時間帯として登録されている。尚、時刻記憶部14を設け、時刻記憶部14に記憶された制御時間帯においてのみ負荷制御動作を行うようにした点を除いては実施形態2と同様の構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
Figure 2010206713
上述のようにコントローラ1は、時刻記憶部14に予め登録された制御時間帯においてのみ、負荷制御動作を行っているので、図7(a)に示すように制御時間帯以外の時間帯では、マイク4による検出音S1の音圧レベルが閾値Th1を超えた後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が人を検知しても、CPU10では、照明器具2の点灯制御は行わない。一方、図7(b)に示すように時刻t1以後は制御時間帯となっているので、制御時間帯において、マイク4による検出音S1の音圧レベルが閾値Th1を超えた後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すれば、CPU10は、照明器具2を点灯させる制御命令を機器駆動部12に出力し、機器駆動部12によって照明器具2を点灯させている。
而して、本実施形態では予め設定された制御時間帯においてのみ、CPU10がマイク4及び人感センサ5の検出結果に基づいた負荷制御動作を行っており、時刻記憶部14に設定された制御時間帯以外の時間帯には上述の負荷制御動作が行われることはなく、誤動作が発生する可能性をさらに低減することができる。
尚、実施形態1で説明したコントローラ1に上述の時刻記憶部14を設け、時刻記憶部14に予め登録された制御時間帯においてのみ、マイク4及び人感センサ5の検出結果に基づいて照明器具2の動作を制御する負荷制御動作を行うようにしてもよく、上述と同様の効果がある。
(実施形態4)
本実施形態の機器制御システムは、図8のシステム構成図に示すように、コントローラ1と、照明器具2と、マイク4および人感センサ5を具備したセンサ子器3とを主要な構成として備え、コントローラ1のCPU10では、実施形態1−3と同様に、マイク4が入室音を検出した後、所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が在室を検知できれば、部屋に人が入室したと判断して照明器具2を点灯させている。
ところで、上述の各実施形態では、CPU10は、A/D変換部11から入力される検出音の音圧レベルと、閾値記憶部13に設定された閾値Th1との大小を比較し、検出音の音圧レベルが閾値Th1を超えると、入室音が発生したと判断しているが、時間帯に応じて周囲の騒音などが異なり、それによって静音状態の音圧レベルが異なると予想されるので、閾値Th1を各時間帯ごとに設定するのが好ましい。
そこで、本実施形態では、負荷制御動作の行われる制御時間帯が予め登録された時刻記憶部14と、各制御時間帯の一部を少なくとも含む所定期間にA/D変換部11によりデジタル信号に変換された音検出信号の履歴を記憶する時刻別音圧記憶部16(音記憶手段)と、各制御時間帯における閾値を記憶する時刻別閾値記憶部15とを設けてあり、CPU10では、時刻記憶部14に登録された制御時間帯の一部を少なくとも含み所定期間に、A/D変換部11から入力された音検出信号を時刻別音圧記憶部16に記憶させるとともに、各所定期間において時刻別音圧記憶部16に記憶された音検出信号(すなわち検出音の音圧レベル)の履歴に基づいて静音状態の音圧レベルを求め、静音状態の音圧レベルに基づいて各制御時間帯における閾値を決定し、時刻別閾値記憶部15に記憶させている。尚、時刻別閾値記憶部15及び時刻別音圧記憶部16を備えた点を除いては実施形態2と同様の構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
ここで、時刻記憶部14には、上記の表1に示すように、制御時間帯として6時30分から7時30分までの早朝時間帯と、17時30分から18時30分までの帰宅時間帯と、2時から5時までの深夜時間帯とが登録されているものとし、各制御時間帯における閾値を設定する手順を以下に説明する。
CPU10は、各制御時間帯(早朝時間帯、帰宅時間帯、深夜時間帯)の開始時刻までの所定期間(例えば5分間)に、A/D変換部11から入力される音圧レベルのピーク値を毎秒毎に時刻別音圧記憶部16に記憶させている。表2は、時刻別音圧記憶部16に記憶された音圧レベルのデータを示し、早朝時間帯、帰宅時間帯、深夜時間帯の各々について、開始時刻の5分前から開始時刻までの所定期間(例えば早朝時間帯の場合は6時25分から6時30分まで、帰宅時間帯の場合は17時25分から17時30分まで、深夜時間帯の場合は1時55分から2時まで)の音圧レベルのデータが記憶されている。そして、CPU10は、各制御時間帯の開始時刻までの所定期間において音圧データの蓄積が完了すると、時刻別音圧記憶部16から開始時刻までの所定期間の音圧データを読み込み、その平均値を求めることによって静音状態の音圧レベルを求め、静音状態の音圧レベルよりもやや高い音圧レベルを閾値として時刻別閾値記憶部15に記憶させている。表3は時刻別閾値記憶部15に記憶された閾値を示し、制御時間帯毎に周囲騒音に応じた閾値が登録されている。
Figure 2010206713
Figure 2010206713
そして、各制御時間帯において、CPU10は、A/D変換部11から入力される検出音の音圧レベルと、閾値記憶部13に設定された制御時間帯毎の閾値との大小を比較し、検出音の音圧レベルが閾値を超えると、入室音が発生したと判断しており、入室音を検出した後、所定時間が経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すれば、照明器具2を点灯させている。
上述のように、コントローラ1のCPU10は、制御時間帯の一部を含む所定期間の音検出信号の履歴を記憶させ、音検出信号の履歴をもとに音圧レベルの平均を求めることによって、静音状態の音圧レベルを求めているので、制御時間帯によって周囲の騒音が異なる場合でも、各制御時間帯における静音状態の音圧レベルを求めることができ、静音状態の音圧レベルよりもやや高い音圧レベルを閾値として設定することで、時間帯によって周囲の騒音が変化する場合でも、例えば宅外の音など音圧レベルが閾値未満の周囲の騒音を入室音と誤検出することがなく、負荷機器の誤動作を更に低減することができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5を図9及び図10に基づいて説明する。
本実施形態の機器制御システムは、図9のシステム構成図に示すように、所定の入室音、例えば部屋の出入口に設置された戸(開き戸、引き戸)の開閉音の音響モデルを記憶する音響モデル記憶部17を備え、CPU10では、A/D変換部11を介して入力された音のパターンと、音響モデル記憶部17に記憶された音響モデルとのパターンマッチングを行い、両者の相関度が所定の基準値を超えれば、所定の入室音を検出できたと判断しており、入室音を検出した後、所定時間が経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すれば、照明器具2を点灯させている。尚、音響モデル記憶部17を備え、所定の入室音の音響モデルと検出音とのパターンマッチングを行う点を除いては、上述した実施形態1の機器制御システムと同様の構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述のようにコントローラ1のCPU10では、所定の入室音の音響モデルと検出音とのパターンマッチングを行うことによって入室音の有無を判断しており、図10(a)に示すように検出音S2が音響モデルと一致しなければ、その後所定時間内に人感センサ5が人を検知しても照明器具2を点灯させず、図10(b)に示すように検出音S2が音響モデルと一致した場合は入室音が発生したと判断し、その後所定時間Taが経過するまでの間に人感センサ5が人を検知すれば、照明器具2を点灯させている。
このように、上述した実施形態1では音の入力があれば入室音と判断し、また実施形態2〜4では音圧レベルが閾値以上の音が入力されれば入室音と判断しているのに対して、本実施形態では検出音のパターンと所定の入室音の音響モデルとのパターンマッチングを行い、検出音が入室音の音響モデルに合致した場合に、入室音が発生したと判断しているので、突発的に大きな騒音が発生した場合でも騒音を入室音と誤検出することがなく、誤検出によって照明器具2が点灯してしまうのを防止することができる。
尚、本実施形態では戸の開閉音の音響モデルを音響モデル記憶部17に記憶させているが、入室音の音響モデルを戸の開閉音の音響モデルに限定する趣旨のものではなく、部屋の外側から内側に入室する際に発生する足音の音響モデルを入室音の音響モデルとして記憶させてもよい。
また上述の各実施形態では、マイク4と人感センサ5の検知情報に基づいて照明器具2の動作を制御する形態について説明したが、制御対象の負荷機器を照明器具2に限定する趣旨のものではなく、例えば床暖房装置や空調装置の動作を制御してもよく、制御対象の負荷機器はどのような機器でもよい。
1 コントローラ
2 照明器具(負荷機器)
3 センサ子器
4 マイク(音検出手段)
5 人感センサ
10 CPU(制御手段、閾値設定手段)
11 A/D変換部
12 機器駆動部
13 閾値記憶部
14 時刻記憶部
15 時刻別閾値記憶部
16 時刻別音圧記憶部(音記憶手段)
17 音響モデル記憶部

Claims (6)

  1. 制御対象の負荷機器が設置された部屋で、人体から放射される熱線を検知することによって人の存在を検知する人感センサと、前記部屋内で発生する音を検出する音検出手段と、人感センサ及び音検出手段の検出結果に基づいて前記負荷機器の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、人が部屋に入室する際に発生する入室音を前記音検出手段が検出した後、所定時間が経過するまでの間に前記人感センサが人を検知すると、予め設定された制御内容に基づいて前記負荷機器の動作を制御する負荷制御動作を行うことを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記入室音とは、音圧レベルが所定の閾値以上の音であることを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  3. 前記負荷制御動作が行われる制御時間帯を記憶する時刻記憶手段を備え、前記制御手段は、前記制御時間帯においてのみ、前記人感センサ及び前記音検出手段の検出結果に基づいて前記負荷機器の動作を制御する前記負荷制御動作を行うことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の機器制御システム。
  4. 前記負荷制御動作が行われる制御時間帯を記憶する時刻記憶手段と、前記制御時間帯の一部を少なくとも含む所定期間に前記音検出手段から出力される音検出信号の履歴を記憶する音記憶手段と、当該音記憶手段に記憶された音検出信号の履歴に基づいて静音状態の音圧レベルを求めるとともに、静音状態の音圧レベルに基づいて前記制御時間帯の閾値を設定する閾値設定手段とを備え、前記制御手段は、前記制御時間帯においてのみ、前記人感センサ及び前記音検出手段の検出結果に基づいて前記負荷機器の動作を制御する前記負荷制御動作を行うことを特徴とする請求項2記載の機器制御システム。
  5. 所定の入室音の音響モデルを記憶する音響モデル記憶部を備え、前記制御手段は、前記音検出手段により検出された音と、音響モデル記憶部に記憶された音響モデルとを比較し、検出された音が音響モデルと合致してから所定時間が経過するまでの間に前記人感センサが人を検知すると、予め設定された動作内容に基づいて前記負荷機器の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  6. 前記所定の入室音とは、部屋の出入口に設置された戸の開閉音であることを特徴とする請求項5記載の機器制御システム。
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