JP2010198332A - ファームウェア更新装置、ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、およびファームウェア更新プログラム - Google Patents

ファームウェア更新装置、ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、およびファームウェア更新プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに負担をかけずに、効率的、かつ確実にファームウェアの更新処理を可能にする。
【解決手段】UI制御部501は、ファームウェア更新のためのメニュー画面を表示したり、ファームウェアの更新スケジュール設定画面を表示したりする。更新スケジュール制御部502は、UI制御部501で制御されるUIの設定に応じてファームウェアの更新スケジュールを設定する。判定部503は、ファームウェアの更新スケジュールを設定する際に、ファームウェアのバージョンの更新が可能か否かを判定する。更新工程保持部504は、スケジュールされた更新のための情報を保持する。更新処理部505は、更新工程保持部504に保持された情報をもとにファームウェアの更新を実行する。通信制御部506は、ネットワークとの接続を制御し、ファームウェア配信サーバ101とのデータの送受信を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、デバイスのファームウェアをネットワーク経由で更新するために有益な、ファームウェア更新装置、ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、およびファームウェア更新プログラムに関する。
従来より、ファームウェア配信サーバからネットワークを経由してファームウェア更新装置へファームウェアをダウンロードし、ファームウェア更新装置のファームウェアの更新を行う技術が提案されている。また、この技術では、指定時刻に自動的にファームウェアを更新することが可能になっている(たとえば、特許文献1を参照。)。
上記技術では、ファックス機能を含むデバイス等で何らかの原因により正常な更新処理が行えなかった場合は、重要なファックスを受信し損ねるなど大きな問題が発生することがあるため、動作保証されたバージョン間でのみ自動更新が行えるようになっている。
特開2006−129362号公報
しかしながら、上記従来技術では、例えば動作保証されているのが「バージョン1からバージョン2への更新」または「バージョン2からバージョン3への更新」だけであった場合、バージョン1からバージョン3への自動更新は設定できないという問題がある。
また、近年ファームウェアの肥大化の影響で、バグ修正版をリリースする機会も多くなり、全てバージョン間での組み合わせで更新の可否を評価することが困難になってきた。このためバージョンの更新を行う際に自動更新が行えず、ユーザによる手動更新が要求されることが多くなってきている。これは、ユーザの負担を増加させ、ファームウェアの効率的な運用を阻害する要因となりうる。
本発明は、上述した従来技術による問題点の少なくともひとつを解消するため、ユーザに負担をかけずに、効率的、かつ確実にファームウェアの更新処理を可能にすることを目的とする。
上述した課題の少なくともひとつを解決するため、本発明にかかるファームウェア更新方法は、ファームウェア情報を取得するファームウェア情報取得工程と、前記ファームウェア情報取得工程で取得した情報を元に更新対象のファームウェアのバージョンをユーザに指定させるファームウェアバージョン指定工程と、現在使用のファームウェアのバージョンから前記ファームウェアバージョン指定工程で指定されたファームウェアのバージョンへの更新が、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより可能であるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程によって、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新が可能であると判定された場合には、ファームウェアのバージョン更新を行う更新実行工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに負担をかけずに、効率的、かつ確実にファームウェアの更新処理が可能になる。
本発明の実施形態にかかるファームウェア更新システムの構成の一例を示す図である。 ファームウェア配信サーバ101のハードウェア構成を示すブロック図である。 ファームウェア更新装置103,104,105のハードウェア構成を示すブロック図である。 ファームウェア配信サーバ101の主要部の機能的構成を示すブロック図である。 ファームウェア更新装置103,104,105の主要部の機能的構成を示すブロック図である。 ファームウェア更新メニュー画面の一例を示す図である。 ファームウェア更新情報設定画面の一例を示す図である。 バージョン表示領域701に表示されるファームウェアバージョンと、デバイス内の個々のファームウェアのバージョンとの対応の一例を示す表である。 ファームウェア登録画面の一例を示す図である。 ファームウェアを登録する際に、ファイル指定領域901に表示されるファイルの内容の一例を示す図である。 ファームウェア配信サーバ101におけるファームウェア登録処理の手順を示すフローチャートである。 ファームウェア情報テーブルの一例を示す表である。 ファームウェア更新装置103,104,105がファームウェア配信サーバ101へファームウェア情報リスト配信要求を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。 ファームウェア配信サーバ101がファームウェア更新装置103,104,105からのファームウェア情報リスト配信要求を受信した場合の処理手順を示すフローチャートである。 キーコードと特別ファームウェアとの対応テーブルの一例を示す表である。 ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア情報リスト取得後の処理手順を示すフローチャートである。 選択されたバージョンの自動更新の可否を判定する処理(図16のステップS1601)の詳細な手順を示すフローチャートである。 ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新のスケジュール設定処理の手順を示すフローチャートである。 (A)は、更新タイミングが「自動」に設定されているファームウェア更新工程情報ファイルの一例を示す図である。(B)は、更新タイミングが「手動」に設定されているファームウェア更新工程情報ファイルの一例を示す図である。 ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新処理の手順を示すフローチャートである。 ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新確認処理の手順を示すフローチャートである。 ファームウェア配信要求を受けた際のファームウェア配信サーバ101の処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
<ファームウェア更新システム>
図1は、本発明の実施形態にかかるファームウェア更新システムの構成の一例を示す図である。このファームウェア更新システム100は、それぞれネットワーク102に接続された、ファームウェア配信サーバ101と、ファームウェア更新装置103,104,105と、コンピュータ106と、を含み構成される。なお、ここに示すファームウェア更新装置103,104,105の一例として、本実施形態では各種画像形成を実行する画像形成装置を想定している。このファームウェア更新システム100では、例えば、ファームウェア更新装置103,104はA社が所有しており、ファームウェア更新装置105はB社が所有しているものとする。また、コンピュータ106は、ファームウェアの販売会社が所有しているものとする。
ファームウェア配信サーバ101は、ファームウェア更新装置103,104,105の要求に応じてファームウェアに関する情報の送信やファームウェア自体の配信を行う。ファームウェア更新装置103,104,105は、コピーやプリントなどの機能をもつデバイスであり、スキャナー制御やプリンタ制御などのための複数のファームウェアが組み込まれている。ファームウェア更新装置103,104,105は、ファームウェア配信サーバ101経由で必要なファームウェアを取得して、更新することが可能である。販売会社のコンピュータ106は、ファームウェア配信サーバ101に対して、配信対象のファームウェアの登録・削除やファームウェア情報の更新など、ファームウェア配信サーバ101におけるファームウェアの管理を行う。なお、ファームウェアの種類には、通常のファームウェアの他に、顧客に応じてカスタマイズされた特別なファームウェアも存在する。例えば、A社のファームウェア更新装置103とB社のファームウェア更新装置105に対しては、同じ機種であったとしても機能的に異なる別のファームウェアをダウンロードして運用することもできる。
<ファームウェア配信サーバのハードウェア構成>
次に、本実施形態にかかるファームウェア配信サーバのハードウェア構成について説明する。図2は、ファームウェア配信サーバ101のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、第1CPU201、第2CPU202は、ファームウェア配信サーバ101の各機能部の制御を司る。ROM203は、ファームウェア配信サーバ101の各処理に関わるファームウェア更新プログラムやデータを記憶する。RAM204は、ファームウェア配信サーバ101の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。第1HDD205、第2HDD206は、ファームウェア配信サーバ101の各処理に関わるプログラムや、各種データ、ファームウェアを配信するファームウェア更新装置に関する情報、配信対象となるファームウェア、当該ファームウェアの情報などを記憶する。
ファームウェア配信サーバ101では、本実施形態のファームウェア配信を実行するためのプログラムを第1HDD205または第2HDD206に格納している。このプログラムは、RAM204を一時保存領域として使用し、第1CPU201もしくは第2CPU202によって呼び出され実行される。
入力装置207は、ファームウェア配信サーバ101への指示入力を受け付ける。これは、キーボードやポインティングデバイスなどで構成される。表示部208は、ファームウェア配信サーバ101の動作状況や、ファームウェア配信サーバ101上で動作する各プログラムが出力する情報を表示する。ネットワークI/F(インターフェース)209は、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部装置との情報交換を行う。外部機器I/F(インターフェース)210は、外部記憶機器等との接続を制御する。上記の各機能部は装置内部のデータの流れを司るシステムバス211を介して接続される。
<ファームウェア更新装置のハードウェア構成>
次に、本実施形態にかかるファームウェア更新装置のハードウェア構成について説明する。図3は、ファームウェア更新装置103,104,105のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態で用いるファームウェア更新装置としては、プリンタおよびファクシミリ機能が統合的に設けられた複合機が想定される。また、PCなどからデータを受信し印刷するプリンタ(電子写真方式及びインクジェット方式を含む)や、スキャナーや、ファクシミリなどでもよい。なお、図3に示すファームウェア更新装置の構成は、複合機を想定している。
図3において、原稿給送部301は、読み取り原稿をイメージリーダ302へ送り込む。イメージリーダ302は、原稿給送部301から送られた原稿を読み込み、印刷画像に変換・印刷出力する。画像形成部303は、後述するHDD(ハードディスク)309などの記憶手段に記憶されているデータやネットワーク経由で受信したデータを、印刷画像に変換・印刷出力する。排紙部304は、印刷出力した紙を排出し、ソートやステイプルといった処理を行う。ネットワークI/F305は、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部装置と情報交換を行う。CPU306は、コピーや、スキャン、プリントといった処理をはじめとして、ファームウェア更新装置全体の制御を司る。不揮発性記憶手段であるROM307は、ファームウェア更新装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。書換え可能な記憶手段であるRAM308は、ファームウェア更新装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。HDD309は、ファームウェア更新装置の各処理に関わるプログラムや、データ、外部装置から送信されてきたユーザデータなどを記憶する。ファームウェア更新装置は、画像形成を実行するプログラムをHDD309に有している。このプログラムは、RAM308を一時保存領域として使用し、CPU306によって呼び出され実行される。操作部310は、ファームウェア更新装置への指示入力を受け付ける。表示部311は、ファームウェア更新装置の動作状況および操作部310に対する操作に関わる情報を表示する。上記の各機能部は装置内部のデータの流れを司るシステムバス312を介して接続される。
<ファームウェア配信サーバの機能的構成>
次に、本実施形態にかかるファームウェア配信サーバ主要部の機能的構成について説明する。図4は、ファームウェア配信サーバ101の主要部の機能的構成を示すブロック図である。このファームウェア配信サーバ101は、通信制御部401と、Web UI(ユーザインターフェース)制御部402と、ファームウェア管理部403と、ファームウェア送信制御部404と、を備えている。
通信制御部401は、ネットワークとの接続を制御し、ファームウェア更新装置103,104,105やコンピュータ106とのデータの送受信を行う。この通信制御部401は、例えば図2に示した第1CPU201または第2CPU202とネットワークI/F209などでその機能を実現できる。
Web UI制御部402は、外部のコンピュータ106の制御に基づき、ファームウェア管理を行うためのUIを制御する。この通信制御部401は、例えば図2に示した第1CPU201または第2CPU202と入力装置207と表示部208とで構成し、第1CPU201または第2CPU202が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
ファームウェア管理部403は、Web UI制御部402経由でファームウェアの登録・削除や、登録されているファームウェアの情報の管理を行う。このファームウェア管理部403は、例えば図2に示した第1CPU201または第2CPU202が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
ファームウェア送信制御部404は、ファームウェア更新装置103,104,105などからの要求に応じて、ファームウェア情報やファームウェアの選択・送信を行う。このファームウェア送信制御部404は、例えば図2に示した第1CPU201または第2CPU202が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
<ファームウェア更新装置の機能的構成>
次に、本実施形態にかかるファームウェア更新装置主要部の機能的構成について説明する。図5は、ファームウェア更新装置103,104,105の主要部の機能的構成を示すブロック図である。図5に示す各機能部は、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新に関わる処理を司るものである。ファームウェア更新装置103,104,105は、UI制御部501と、更新スケジュール制御部502と、判定部503と、更新工程保持部504と、更新処理部505と、通信制御部506と、を備えている。
UI制御部501(ファームウェアバージョン指定手段、自動更新選択手段)は、ファームウェア更新のためのメニュー画面を表示したり、ファームウェアの更新スケジュール設定画面を表示したりする。そして、ファームウェア配信サーバ101から取得した情報を元に更新対象のファームウェアのバージョンをユーザに指定させる。また、ユーザに自動更新を行うか否かを選択させる。このUI制御部501は、例えば図3に示したCPU306と操作部310と表示部311とにより構成し、CPU306が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
更新スケジュール制御部502は、UI制御部501で制御されるUIの設定に応じてファームウェアの更新スケジュールを設定する。この更新スケジュール制御部502は、例えば図3に示したCPU306が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
判定部503は、ファームウェアの更新スケジュールを設定する際に、ファームウェアのバージョンの更新が可能か否かを判定する。例えば、現在使用のファームウェアのバージョンから指定されたファームウェアのバージョンへの更新が、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより可能であるか否かを判定する。この判定部503は、例えば図3に示したCPU306が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
更新工程保持部504は、スケジュールされた更新のための情報(いつファームウェアをダウンロードするか、ダウンロードしたファームウェアをいつ適用するか、どのような手順でファームウェアを適用するか等の情報)を保持する。この更新工程保持部504は、例えば図3に示したCPU306と、RAM308やHDD309などでその機能を実現できる。
更新処理部505は、更新工程保持部504に保持された情報を元にファームウェアの更新を実行する。例えば、UI制御部501により自動更新が選択された場合には、ファームウェア配信サーバ101から前記指定されたファームウェアのバージョンをダウンロードして更新処理を実行する。また、UI制御部501により自動更新が選択さなかった場合には、ファームウェア配信サーバ101から前記指定されたファームウェアのバージョンをダウンロードするのみで更新処理を実行しない。この更新処理部505は、例えば図3に示したCPU306が所定のプログラムを実行することでその機能を実現できる。
通信制御部506(ファームウェア情報取得手段)は、ネットワークとの接続を制御し、ファームウェア配信サーバ101とのデータの送受信を行う。例えば、ファームウェアの更新スケジュールを設定する際にファームウェア配信サーバ101からファームウェア情報を受信したり、ファームウェア更新を行う際にファームウェア配信サーバ101からファームウェアを受信したりする。この通信制御部506は、例えば図3に示したCPU306とネットワークI/F305などでその機能を実現できる。
<ファームウェア更新に関する各処理>
以下では、本実施形態におけるファームウェア更新に関する各処理について説明する。
図6は、ファームウェア更新メニュー画面の一例を示す図である。このファームウェア更新メニュー画面600は、ファームウェア更新装置103,104,105の設定メニューからファームウェア更新を選択すると表示部311に表示される。このファームウェア更新メニュー画面は、ボタン601と、キーコード入力エリア602と、ボタン603とからなる。
ボタン601は、ファームウェア更新の設定を行う画面に遷移するためのボタンである。キーコード入力エリア602は、キーコードを入力するためのエリアである。特別なファームウェアに更新する場合に、このキーコード入力エリア602に所定のキーコードを入力する。通常のファームウェアを利用する場合は、ここにキーコードを入力する必要はない。また、ボタン603は、既にダウンロード済みのファームウェアが存在する場合、当該ファームウェアを適用するためのボタンである。
図7は、ファームウェア更新情報設定画面の一例を示す図である。このファームウェア更新情報設定画面700は、図6のボタン601が押下された後に表示部311に表示される。このファームウェア更新情報設定画面700は、バージョン表示領域701と、コンボボックス702と、日時入力エリア703と、トグルボタン704,705と、ボタン706,707と、を含み構成されている。
バージョン表示領域701は、現在動作しているファームウェアのバージョンを示す。なお、ここに表示されるバージョンは、デバイス内で動作している個々のファームウェアのバージョンではなく、デバイス内で動作しているファームウェアのバージョンの組みあわせに対して割り振ったバージョンを表示している。図8は、バージョン表示領域701に表示されるファームウェアバージョンと、デバイス内の個々のファームウェアのバージョンとの対応の一例を示す表である。
コンボボックス702は、更新対象のファームウェアのバージョンを選択するUIである。ここで選択可能なバージョンは、ファームウェア配信サーバ101から受信した情報に基づいて決定される。現在のバージョンよりも新しいバージョンだけでなく、場合により古いバージョンの選択が可能である。
日時入力エリア703は、ファームウェア配信サーバ101からファームウェアのダウンロードを行う日時を指定するためのUIである。なお、過去の日時が設定された場合は、直ちにダウンロード処理が開始されることになる。
トグルボタン704は、ファームウェア配信サーバ101からダウンロードしたファームウェアを実際にファームウェア更新装置103,104,105に適用するタイミングを指定するためのUIである。「自動」を選択するとダウンロード完了直後に自動的に適用される。また、「手動」を選択すると配信日時にダウンロードだけを行い、図6のボタン603が押下されることでダウンロードしたファームウェアを適用することになる。なお、適用タイミングで「自動」が選択できるのは現在のバージョンから指定されたバージョンへの更新が動作保証されている場合、もしくは動作保証されている更新を繰り返すことで指定したバージョンに到達できる場合のみである。この条件を満たさない場合は、「自動」を選択することはできない。
トグルボタン705は、動作保証された更新を繰り返すことで指定したバージョンに到達できるが、更新タイミングを手動に設定した場合にのみ設定可能となるボタンである。ここで「いいえ」が選択されると、動作保証された更新を繰り返すことでファームウェアの更新処理を行う。一方、「はい」が選択されると、直接指定されたバージョンに更新する。なお、更新タイミングが「自動」になっている場合は、このボタンは操作できず、「いいえ」が選択された場合と同じ動作になる。
ボタン706は、設定項目を決定するためのボタンである。このボタンが押下されると設定内容に基づいてファームウェアの更新がスケジュールされる。
ボタン707は、設定を取り消すためのボタンであり、このボタンが押下されると設定された内容が破棄され元の画面に戻る。
図9は、ファームウェア登録画面の一例を示す図である。まず、コンピュータ106からファームウェア配信サーバ101のファームウェア管理のためのURLに接続すると、コンピュータ106の表示部にファームウェア管理画面が表示される。ここでは、ファームウェアの登録・削除・情報の更新を行うことができる。そして、前記ファームウェア管理画面において、ファームウェアの登録を選択すると、コンピュータ106の表示部に、図9に示すファームウェア登録画面900が表示される。このファームウェア登録画面900は、ファイル指定領域901と、参照ボタン902と、チェックボックス903,904と、ボタン905,906と、を含み構成されている。
ファイル指定領域901は、登録するファームウェアのファイルを設定するためのUIである。ファイル指定領域901に登録するファームウェアのファイル名を表示させ参照ボタン902を押すと、OSのファイルブラウザが開き当該ファイルが選択可能になる。そして、ファイルブラウザでファイルを選択すると、ファイル指定領域901に選択したファイルが設定される。チェックボックス903,904は、動作保証されているバージョンを指定するためのUIである。チェックボックス903は、どのバージョンから登録ファームウェアへの更新処理が動作保証されているかを設定するものである。チェックボックス904は、登録ファームウェアからどのバージョンへの更新処理が動作保証されているかを設定するものである。ボタン905はキャンセルボタンであり、設定されている内容を破棄してファームウェア管理画面に戻るためのボタンである。また、ボタン906は登録ボタンであり、設定した内容をファームウェア配信サーバ101に登録するためのボタンである。
図10は、ファームウェアを登録する際に、ファイル指定領域901に表示されるファイルの内容の一例を示す図である。ファイルは、複数のファイルをまとめたものになっており、情報ファイル1001、複数のファームウェアファイル1002,1003,1004、署名ファイル1005から構成されている。
この例では、メインコントローラのファームウェア1002、プリンタコントローラのファームウェア1003、スキャナコントローラのファームウェア1004の3種類のファームウェアを含んでいる。情報ファイル1001は、中に含んでいる各ファームウェアの種別とファイル名の対応情報やバージョン情報を含む。署名ファイル1005は、ファイルが改竄されていないことを検証するために利用する。
次に、外部のコンピュータ106からの要求により、ファームウェア配信サーバ101がファームウェアの登録を行う手順を示す。図11は、ファームウェア配信サーバ101におけるファームウェア登録処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すフローチャートにおいて、まず、ファームウェア登録要求を受信する(ステップS1101)。この処理は、例えば図4に示した通信制御部401が行う。なお、ファームウェア登録要求には、ファームウェアのファイルも含まれる。
次に、ファイルが正当であるか否かを判定する(ステップS1102)。具体的には、図4に示したファームウェア管理部403が、受信したファームウェアのファイルの署名検証や受信したファイル内の情報ファイルの書式が所定の形式であるか否かを判定する。ここで、ファイルが正当でないと判定された場合(ステップS1102:No)は、エラー画面を返信する(ステップS1106)。具体的には、図4に示したWeb UI制御部402が通信制御部401を介して、コンピュータ106にファームウェア登録にエラーが発生した旨を示す画面を送信する。
一方、ステップS1102においてファイルが正当であると判定された場合(ステップS1102:Yes)は、ファームウェアファイルを保存する(ステップS1103)。ここでは、例えば図4に示したファームウェア管理部403が、受信したファームウェアファイルを図2に示した第1HDD205や第2HDD206などに保存する。
次に、ファームウェア情報テーブルを更新する(ステップS1104)。具体的には、ファームウェア管理部403が、受信した登録要求に含まれる情報をもとにファームウェア情報テーブル(詳細は後述)を更新し、これを第1HDD205や第2HDD206などに保存する。
そして、登録完了画面を送信する(ステップS1105)。具体的には、Web UI制御部402が通信制御部401を介して、コンピュータ106にファームウェア登録が完了した旨を示す画面を送信する。
次に、ファームウェア配信サーバ101が保持するファームウェア情報テーブルについて説明する。図12は、ファームウェア情報テーブルの一例を示す表である。
図12に示すように、ファームウェア情報テーブル1200のレコードは、ID、種別、機種、バージョン、動作保証バージョン、ファイル名の各情報から構成される。IDは、各レコードに割り振られた識別子である。種別は、ファームウェアの種別を示すものである。例えば、通常のファームウェア、ある顧客に特化した特別なファームウェア、市場で発生した問題を解析するための問題解析用ファームウェアなどが存在する。機種は、どの機種に対応するファームウェアであるかを示す情報である。バージョンは、当該ファームウェアのバージョンを示す情報である。動作保証バージョンは、どのバージョンからの更新が動作保証されているかを示すものである。例えば、バージョン1.1.1のファームウェアは、バージョン1.0.1のファームウェアからの更新処理は動作保証されているが、その他のバージョンからの更新処理は動作保証されていないことを示している。また、ファイル名は、ファームウェア配信サーバ101の記憶装置(第1HDD205など)に記憶される際のファイル名である。
次に、ファームウェア更新装置103,104,105がファームウェア配信サーバ101へファームウェア情報リスト配信要求を行う場合の処理について説明する。図13は、ファームウェア更新装置103,104,105がファームウェア配信サーバ101へファームウェア情報リスト配信要求を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
図13に示すフローチャートにおいて、まず、ファームウェア情報リスト取得要求を送信する(ステップS1301)。なお、画面で601のボタンを押すとフローチャートが開始する。
具体的には、例えば図5に示した更新スケジュール制御部502が、UI制御部501で制御されるUIの設定に応じて、ファームウェア配信サーバ101に対してファームウェア情報リスト取得要求を送信する。ファームウェア情報リスト取得要求には、当該ファームウェア更新装置の機種情報、装着されているオプション情報を含む。また、キーコードが入力されていればキーコードの情報も要求に含まれている。
次に、応答を受信する(ステップS1302)。ここでは、図5に示した通信制御部506が、ファームウェア配信サーバ101からの応答を受信する。
次に、正常にファームウェア情報リストを取得できたか否かを判定する(ステップS1303)。この判定は、更新スケジュール制御部502が行う。
ステップS1303において正常にファームウェア情報リストを取得できた場合(ステップS1303:Yes)は、ファームウェア更新情報設定画面を表示する(ステップS1304)。具体的には、図5に示したUI制御部501が、取得したファームウェア情報を元にファームウェア更新情報設定画面(図7))を構成し、図3に示した表示部311に表示する。図7では、ファームウェアバージョンが表示されているが、最初は、702にはファームウェアバージョンを選択してくださいという表示にしてもよい。そして、702の操作に応答して、プルダウンメニューを表示し、ファームウェア情報リストに基づき選択可能なファームウェアのバージョンを表示するようにしてもよい。
一方、ステップS1303において正常にファームウェア情報リストを取得できなかった場合(ステップS1303:No)は、エラー画面を表示する(ステップS1305)。具体的には、図5に示したUI制御部501が、正常にファームウェア情報リストを取得できなかった旨を示すエラー表示画面を構成し、図3に示した表示部311に表示する。
次に、ファームウェア配信サーバ101がファームウェア更新装置103,104,105からのファームウェア情報リスト配信要求を受信した場合の処理について説明する。図14は、ファームウェア配信サーバ101がファームウェア更新装置103,104,105からのファームウェア情報リスト配信要求を受信した場合の処理手順を示すフローチャートである。
図14に示すフローチャートにおいて、まず、ファームウェア情報リスト配信要求を受信する(ステップS1401)。この処理は、例えば図4に示した通信制御部401が行う。
次に、キーコードが含まれるか否かを判定する(ステップS1402)。具体的には、図4に示したファームウェア送信制御部404が、ステップS1401で受信したファームウェア情報リスト配信要求にキーコードが含まれるか否かを判定する。
ステップS1402においてキーコードが含まれない場合(ステップS1402:No)は、通常のファームウェア情報を送信する(ステップS1403)。ここでは、ファームウェア送信制御部404が、通信制御部401を介して、前記ファームウェア情報配信得要求に含まれる機種情報に基づいて当該機種に対応した通常のファームウェア情報リストを要求元(ファームウェア更新装置103など)へ送信する。
一方、ステップS1402においてキーコードが含まれる場合(ステップS1402:Yes)は、対応するファームウェアがあるか否かを判定する(ステップS1404)。ここでは、ファームウェア送信制御部404が、例えば図15に示すようなキーコードと特別ファームウェアとの対応テーブルを参照して、当該キーコードに対応するファームウェアが存在するか否かを判定する。
ステップS1404において対応するファームウェアが存在する場合(ステップS1404:Yes)は、キーコードに対応する種類のファームウェア情報を送信する(ステップS1405)。具体的には、ファームウェア送信制御部404が、通信制御部401を介し、前記ファームウェア情報リスト配信要求に含まれる機種情報に基づき、キーコードに対応する種類のファームウェア情報リストを要求元(ファームウェア更新装置103など)へ送信する。
一方、ステップS1404において対応するファームウェアが存在しない場合(ステップS1404:No)は、エラー発生情報を送信する(ステップS1406)。具体的には、ファームウェア送信制御部404が、通信制御部401を介して、該当するファームウェア情報リストがない旨を示すエラー発生情報を要求元(ファームウェア更新装置103など)へ送信する。
次に、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア情報リスト取得後の処理について説明する。図16は、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア情報リスト取得後の処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、図13のステップS1304において表示された図7の702において、ファームウェアバージョンが指示又は入力されるのに応答して実行される処理である。この処理の結果に応じて、図7の画面の表示を変更する。
図16に示すフローチャートにおいて、まず、選択されたバージョンは自動更新可能か否かを判定する(ステップS1601)。この処理は、主に図5に示した判定部503およびUI制御部501が行う。なお、詳細は後述する。ここで、選択されたバージョンが自動更新不可能な場合(ステップS1601:No)は、自動更新の選択UIを無効化する(ステップS1602)。この処理は、図5に示したUI制御部501が行う。自動更新の選択UIを無効化することで、当該バージョンをUI上でユーザが選択できないようになる。ここで、無効化とは、図7の画面が選択不可能に表示することである。例えば、自動更新が無効化されるときには、自動のラジオボタンをグレーアウトしたり、ラジオボタンを消去したりすることが考えられる。また、「自動」のラジオボタンが選択された後に、選択された設定はエラーである旨を報知することも、「無効化」に含まれる。
一方、ステップS1601において選択されたバージョンが自動更新可能な場合(ステップS1601:Yes)は、自動更新の選択UIを有効化する(ステップS1603)。この処理も、図5に示したUI制御部501が行う。自動更新の選択UIを有効化することで、当該バージョンをUI上でユーザが選択できるようになる。
次に、選択されたバージョンの自動更新の可否を判定する処理(図16のステップS1601)の詳細を説明する。図17は、選択されたバージョンの自動更新の可否を判定する処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図17に示すフローチャートにおいて、まず、指定バージョンへの更新が動作保証されているか否かを判定する(ステップS1701)。ここでは、判定部503が、受信したファームウェア情報リストを参照し、現在のバージョンから指定されたバージョンへのファームウェア更新について動作保証がされているかどうかを判定する。以下特に明示しない限りは、図17の処理は判定部503の処理である。
ステップS1701において指定バージョンへの更新が動作保証されている場合(ステップS1701:Yes)は、直接前記指定バージョンへの更新を実行するように設定する(ステップS1702)。すなわち、ファームウェア更新時の適用タイミングを自動にする場合の更新手順として、UI制御部501が直接指定バージョンに更新されるUI設定が可能になるように設定画面の制御を行う。そして、判定部503が、自動更新を可能と判断する(ステップS1703)。この判断処理の結果、UI制御部501が、ファームウェアの更新タイミングとしてユーザが「自動」を選択可能な状態になるように設定画面を制御する。
一方、ステップS1701において指定バージョンへの更新が動作保証されていない場合(ステップS1701:No)は、現在のバージョンからの更新が動作保証されているバージョンがあるか否かを検索する(ステップS1704)。この処理は、判定部503が、前記ファームウェア情報リストを参照し、現在のバージョンからの更新が動作保証されているバージョンがあるか否かを検索する。ここで、現在のバージョンからの更新が動作保証されているバージョンがある場合(ステップS1704:Yes)は、更新可能なバージョン間の組み合わせを記憶する(ステップS1705)。この処理は、判定部503がたとえば図3に示したらM308やHDD309に更新可能なバージョン間の組み合わせを記憶する。
次に、さらなる更新が動作保証されているバージョンがあるか否かを検索する(ステップS1706)。この処理は、判定部503が、前記ファームウェア情報リストを参照し、さらなる更新が動作保証されているバージョンがあるか否かを検索する。ここで、さらなる更新が動作保証されているバージョンがある場合(ステップS1706:Yes)は、更新可能なバージョン間の組み合わせを記憶する(ステップS1707)。この処理は、判定部503が例えば図3に示したM308やHDD309に更新可能なバージョン間の組み合わせを記憶する。この後、再度ステップS1706の処理を実行する。
一方、ステップS1706においてさらなる更新が動作保証されているバージョンがない場合(ステップS1706:No)は、記憶されたバージョン間の組み合わせの中から指定バージョンへ到達する組み合わせがあるか否かを判定する(ステップS1708)。具体的には、判定部503が、ステップS1705およびステップS1707において記憶されている各組み合わせを検索して、現在のバージョンから指定されたバージョンへの更新が可能となる組み合わせがあるか否かを判定する。
ステップS1708において記憶されたバージョン間の組み合わせの中から指定バージョンへ到達する組み合わせがある場合(ステップS1708:Yes)は、最短の更新で指定されたバージョンへ到達する組み合わせを選択する(ステップS1709)。この処理も、判定部503が行う。この後、前述したステップS1703の処理を実行する。
なお、前述のステップS1704において現在のバージョンからの更新が動作保証されているバージョンがない場合(ステップS1704:No)は、自動更新を不可能と判定部が判定する(ステップS1710)。具体的には、UI制御部501が、ファームウェアの更新タイミングとしてユーザが「自動」を選択不可能な状態になるように設定画面を制御する。また、前述のステップS1708において記憶されたバージョン間の組み合わせの中から指定バージョンへ到達する組み合わせがない場合(ステップS1708:No)も、同様にステップS1710の処理を実行する。
次に、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新のスケジュール設定について説明する。図18は、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新のスケジュール設定処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、図7のOKボタン706が押下された後に開始される。
図18に示すフローチャートにおいて、まず、自動更新が選択されているか否かを判定する(ステップS1801)。ここでは、図5に示した更新スケジュール制御部502が、UI制御部501で制御されるUIの設定(例えば図7に示した適用タイミングの設定を示すトグルボタン704の状態)を参照し、自動更新が選択されているか否かを判定する。
ステップS1801において自動更新が選択されている場合(ステップS1801:Yes)は、動作保証された更新を複数回繰り返すようにスケジュール設定を行う(ステップS1802)。具体的には、更新スケジュール制御部502が、動作保証されたファームウェア更新処理を繰り返すことによりファームウェアの更新実行がされるようにファームウェア更新工程情報ファイルを設定する。そして、図5に示した更新工程保持部504が、前記ファームウェア更新工程情報ファイルを格納する。なお、このファームウェア更新工程情報ファイルの詳細は後述する。
一方、ステップS1801において自動更新が選択されていない場合(ステップS1801:No)は、直接更新が選択されているか否かを判定する(ステップS1803)。ここでは、図5に示した更新スケジュール制御部502が、UI制御部501で制御されるUIの設定(例えば図7に示した直接更新か否かの設定を示すトグルボタン705の状態)を参照し、直接更新が選択されているか否かを判定する。ここで、直接更新が選択されていない場合(ステップS1803:No)は、前述のステップS1802の処理を行う。
一方、ステップS1803において直接更新が選択されている場合(ステップS1803:Yes)は、指定されたバージョンに直接更新するようにスケジュール設定を行う(ステップS1804)。具体的には、更新スケジュール制御部502が、指定されたファームウェアに直接更新するように前記ファームウェア更新工程情報ファイルを設定する。そして、更新工程保持部504が、前記ファームウェア更新工程情報ファイルを格納する。
ここで、前記ファームウェア更新工程情報ファイルについて詳細に説明する。以下では、バージョン1.0.1のファームウェアからバージョン3.0.1のファームウェアに更新する場合を例示して説明する。
図19(A)は、更新タイミングが「自動」に設定されているファームウェア更新工程情報ファイルの一例を示す図である。この例では、更新タイミングが自動である場合、動作保証されている更新を繰り返してバージョン更新を行うようにスケジュールされるため、まずバージョン1.1.1を適用した後にバージョン3.0.1を適用するようになっている。
図19(B)は、更新タイミングが「手動」に設定されているファームウェア更新工程情報ファイルの一例を示す図である。この例は、直接更新する設定にした場合の例である。したがって、バージョン1.0.1からバージョン3.0.1への更新の動作保証はされていないが、直接バージョン3.0.1に更新を行うようにスケジュールされている。
次に、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新処理について説明する。図20は、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新処理の手順を示すフローチャートである。
図20に示すフローチャートにおいて、まず、更新工程情報を取得する(ステップS2101)。具体的には、図5に示した更新処理部505が、更新工程保持部504が保持するファームウェア更新工程情報ファイルから、更新対象のファームウェアバージョン情報を取得する。
次に、更新対象となるバージョンのファームウェアを要求する(ステップS2102)。ここでは、更新処理部505が、通信制御部506を介して、ファームウェア配信サーバ101に対して更新対象であるバージョンのファームウェアの送信要求を送信する。
次に、更新対象となるバージョンのファームウェアを受信する(ステップS2103)。ここでは、更新処理部505が、ファームウェア配信サーバ101から送信された更新対象であるバージョンのファームウェアを通信制御部506を介して受信する。なお、受信したファームウェアは、一時的に記憶手段(例えば図3に示したRAM306など)に格納してもよい。
続いて、ファームウェアを正常に受信できたか否かを判定する(ステップS2104)。この判定は、更新処理部505が行う。ここで、ファームウェアを正常に受信できなかった場合(ステップS2104:No)は、エラー画面を表示する(ステップS2105)。例えば、UI制御部501が図3の表示武311に受信エラーした旨を示す画面を表示する。
一方、ステップS2104においてファームウェアを正常に受信できた場合(ステップS2104:Yes)は、ファームウェアの自動更新が有効になっているか否かを判定する(ステップS2106)。この判定は、更新処理部505が、前記ファームウェア更新工程情報ファイルを参照し、自動更新が有効になっているか否を判定する。ここで、ファームウェアの自動更新が有効になっていない場合(ステップS2106:No)は、直ちに処理を終了する。
一方、ステップS2106においてファームウェアの自動更新が有効になっている場合(ステップS2106:Yes)は、ファームウェア更新装置を再起動する(ステップS2107)。
続いて、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新確認処理について説明する。図21は、ファームウェア更新装置103,104,105におけるファームウェア更新確認処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ファームウェア更新装置103,104,105の再起動(図20のステップS2107の処理)後に実行される。
図21に示すフローチャートにおいて、まず、ダウンロードされたファームウェアファイルが存在するか否かを判定する(ステップS2201)。この処理は、更新処理部505が行う。ここで、ダウンロードされたファームウェアファイルが存在しない場合(ステップS2201:No)は、直ちに処理を終了する。
一方、ステップS2201においてダウンロードされたファームウェアファイルが存在する場合(ステップS2201:Yes)は、更新工程情報を読み込む(ステップS2202)。具体的には、更新処理部505が、前記ファームウェアファイルに対応する更新工程保持部504が保持するファームウェア更新工程情報ファイルを読み込む。
次に、対象のファームウェアは自動更新可能か否かを判定する(ステップS2203)。具体的には、更新処理部505が、ステップS2202で読み込んだファームウェア更新工程情報ファイルを参照し、更新対象のファームウェアが自動更新可能か否かを判定する。ここで、対象のファームウェアが自動更新不可能である場合(ステップS2203:No)は、直ちに処理を終了する。
一方、ステップS2203において対象のファームウェアが自動更新可能である場合(ステップS2203:Yes)は、ファームウェアの展開処理を行う(ステップS2204)。具体的には、更新処理部505が、ステップS2202で読み込んだファームウェア更新工程情報ファイルの進行状況情報に基づき当該ファームウェアの展開処理を行う。
次に、進行状況情報を更新する(ステップS2205)。ここでは、更新スケジュール制御部502が、ファームウェアの更新処理の進行状況に基づき、前記ファームウェア更新工程情報ファイルの進行状況情報を更新する。
続いて、残工程があるか否かを判定する(ステップS2206)。具体的には、更新処理部505が、さらに更新処理を行うべきファームウェアが存在するか否かを判定する。ここで、残工程がある場合(ステップS2206:Yes)は、ファームウェア更新装置を再起動する(ステップS2207)。
一方、ステップS2206において残工程がない場合(ステップS2206:No)は、不要ファイルを削除する(ステップS2208)。この処理は、更新処理部505が行う。なお、不要ファイルとは、ファームウェアの更新が終了して不要となった当該ファームウェアに対応するファームウェア更新工程情報ファイルをはじめとする、後の処理に使用することがないファイルのことである。この処理の後、ステップS2207へ移行する。
最後に、ファームウェア更新装置103,104,105からのファームウェア配信要求を受けた際のファームウェア配信サーバ101の処理について説明する。図22は、ファームウェア配信要求を受けた際のファームウェア配信サーバ101の処理手順を示すフローチャートである。
図22に示すフローチャートにおいて、まず、ファームウェア配信要求を受信する(ステップS2301)。この処理は、例えば図4に示した通信制御部401が行う。
次に、要求されたファームウェアが存在するか否かを検索する(ステップS2302)。具体的には、図4に示したファームウェア送信制御部404が、サーバ内の記憶手段(例えば図2の第1HDD205など)に要求されたファームウェアがあるか否かを検索する。ここで、要求されたファームウェアが存在する場合(ステップS2302:Yes)は、要求されたファームウェアを送信する(ステップS2303)。具体的には、ファームウェア送信制御部404が、通信制御部401を介して、該当するファームウェアを要求元(ファームウェア更新装置103など)へ送信する。
一方、ステップS2302において要求されたファームウェアが存在しない場合(ステップS2302:No)は、エラー発生情報を送信する(ステップS2304)。具体的には、ファームウェア送信制御部404が、通信制御部401を介して、該当するファームウェアがないことを示すエラー発生情報を要求元(ファームウェア更新装置103など)へ送信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザに負担をかけずに、効率的、かつ確実にファームウェアの更新処理が可能になる。例えば、直接動作確認されていないバージョン間のファームウェアの更新であっても、間に動作保証されたバージョン間の更新を介在させることで自動更新を行うことが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。また、手動でファームウェアの更新を行う場合は、直接指定されたバージョン間の更新が可能であり、ファームウェアの更新に要する時間を短縮することができる。
なお、本実施形態では説明を簡単にするためファームウェアの配信要求に対する認証処理などは示していないが、当然、認証された要求元からの要求のみを処理するようにしてもよい。また、上記実施形態は、本発明を実施するにあたりほんの一例を具体的に示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものでないことは明らかである。すなわち、本発明はその主要な特徴から逸脱することなく、さまざまな形で実施することができる。
503 判定部
504 更新工程保持部
505 更新処理部

Claims (7)

  1. ファームウェア情報を取得するファームウェア情報取得工程と、
    前記ファームウェア情報取得工程で取得した情報を元に更新対象のファームウェアのバージョンをユーザに指定させるファームウェアバージョン指定工程と、
    現在使用のファームウェアのバージョンから前記ファームウェアバージョン指定工程で指定されたファームウェアのバージョンへの更新が、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより可能であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新が可能であると判定された場合には、ファームウェアのバージョン更新を行う更新実行工程と、
    を含むことを特徴とするファームウェア更新方法。
  2. 前記指定されたファームウェアのバージョンの自動更新を行うことを選択する自動更新選択工程を含み、
    前記自動更新選択工程において自動更新が選択された場合には、前記指定されたファームウェアのバージョンをダウンロードして、更新処理を実行すること
    を特徴とする請求項1に記載のファームウェア更新方法。
  3. 前記自動更新選択工程によって自動更新が選択されない場合であって、且つ前記判定工程によって、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新が不可能であると判定された場合には、指定されたファームウェアのバージョンをダウンロードするのみで、ファームウェアのバージョン更新を実行しないこと
    を特徴とする請求項2に記載のファームウェア更新方法。
  4. 前記判定工程で、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新が可能であると判定された場合には、前記更新処理工程は、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新を行うか、現在使用のファームウェアのバージョンから直接前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新を行うかを選択して実行することを特徴とする請求項3に記載のファームウェア更新方法。
  5. 前記判定工程で、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新が可能であると判定された場合であっても、前記自動更新選択工程により自動更新が選択さなかったときには、前記更新処理工程は、現在使用のファームウェアのバージョンから直接前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新を行うこと特徴とする請求項1または2に記載のファームウェア更新方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかひとつに記載のファームウェア更新方法をコンピュータに実行させることを特徴とするファームウェア更新プログラム。
  7. ファームウェア配信サーバからファームウェア情報を取得するファームウェア情報取得手段と、
    前記ファームウェア情報取得手段が取得した情報を元に更新対象のファームウェアのバージョンをユーザに指定させるファームウェアバージョン指定手段と、
    現在使用のファームウェアのバージョンから前記ファームウェアバージョン指定手段により指定されたファームウェアのバージョンへの更新が、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、動作保証された他のバージョン間の更新を介在させることにより、現在使用のファームウェアのバージョンから前記指定されたファームウェアのバージョンへの更新が可能であると判定された場合には、ファームウェアのバージョン更新を行う更新実行手段と
    を備えることを特徴とするファームウェア更新装置。
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