JP2010193614A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】HVDC入力端子間に直列接続された複数個の直列接続コンバータの入力電圧バランスを制御する回路が簡素である電力変換装置を提供することを目的とする。
【解決手段】HVDC入力端子間に複数個のコンバータの入力を直列接続し、各コンバータへの入力電圧を分割して高電圧対応し、各コンバータの出力側の接続点はチョーク入力型フィルタ回路の出力、いわゆる最終出力ポイントではなく、チョーク入力型フィルタ回路の入力、すなわち整流回路の出力で共通接続し、さらに、各コンバータの駆動信号に同一のパルス幅を用いることによって、複雑な電圧バランス制御を行うことなく、各コンバータの入力電圧が入力直流電源電圧のほぼ1/nとなるように、自動的に電圧平衡をとり、高電圧交流電源電圧の入力に対応する電力変換装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、データセンタのルータ、サーバ等に、数V〜48V程度の直流電力を供給するIP用整流器、また直流スパッタリング装置に使用されている400V〜800VのDC電源等で、特にAC400V〜480Vの高電圧の商用交流電源系の電力変換を行う電力変換装置に関する。
データセンタ向けIP用整流器は、ルータ、サーバ等に数V〜48Vの直流電力を供給し、近年、インターネットの普及によって消費電力が数100kWにも増大し、20kW程度の単位整流器を複数台、並列運転している。
また、直流スパッタリング装置は、液晶パネル製造装置、太陽電池パネル製造装置に使用され、ガラスまたはシリコン基板の大型化によって、使用されているスパッタリング用直流電源装置の定格電力は、近年、数100kWにも及び、20kW程度の単位整流器を複数台、並列運転している。
このような整流器やスパッタリング用電源のAC入力電圧は、AC200V〜220Vが一般的であったが、近年の大容量の整流器、スパッタリング用直流電源では、交流受電設備の交流入力電流を低減するために、AC入力電圧400V〜480Vが採用されていることが多い。以後、上記AC入力電圧400V〜480V(高電圧商用交流電源電圧)を、「HVAC」という。
これらの大容量の整流器、スパッタリング用直流電源において、交流電源電圧を整流する整流回路の後に、DC/DCコンバータが接続され、入出力絶縁と出力制御とをDC/DCコンバータで行うことが一般的である。
上記AC200V〜220Vでは、交流電源電圧を単に整流した整流出力電圧は300V程度であり、力率改善回路の出力電圧は、AC200V〜220Vの波高値以上(たとえば360V程度)であるので、ダブルフォワード型、ハーフまたはフルブリッジ系等、使用スイッチング素子に加わる電圧が電源電圧に制限されている電圧型コンバータ回路を採用すれば、コンバータ回路のスイッチング半導体素子として低オン抵抗、低耐圧で安価な汎用FET(たとえば500V耐圧の汎用FET)を使用することができる。
ところが、入力電圧がAC400V〜480VであるHVACである場合、上記整流回路の整流出力電圧は、変動分を考慮すると、最大でほぼ620V〜744V、力率改善回路の出力電圧は、AC400V〜480Vの波高値以上(800V近い直流高電圧)(AC400V〜480Vの波高値は、HVDCである)が、コンバータ入力電圧になる。したがって、コンバータ回路のスイッチング半導体素子の耐圧は、少なくとも1000V程度は必要である。しかし、FETのオン抵抗は、耐圧が上昇すると、耐圧比の2乗で高くなり、1000V耐圧のFETのオン抵抗は、500V耐圧のFETの4倍近くになる。FETの代わりにIGBTを使用することが考えられるが、IGBTはスイッチング周波数を高くすることができないという欠点がある。
このために、HVDC入力間に500V耐圧のFETを使用したコンバータを2個直列接続し、各コンバータの入力電圧をHVDC入力(たとえば800V)の1/2に低減し、また、各コンバータの直流出力を合成し、DC出力電圧Voを出力する方式が採用されている。
しかし、この直列方式では、各コンバータの入力インピーダンス(すなわち入力電流)を同一に制御しないと、各コンバータの入力電圧がアンバランスになり、HVDC入力の1/2に維持することができず、一方の入力電圧が上昇し過ぎ、これによって、コンバータが破壊することがある。
この電圧アンバランスを補正するために、HVDC入力端子間に、複数個のコンバータの入力を直列接続し、各コンバータの入力電圧を分割することによって高電圧対応し、さらに、上記直列接続されたコンバータの入力電圧のアンバランスを検出し、各コンバータに入力されているオンパルス幅を個別に制御することによって、入力電圧のアンバランスを補正する回路が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−033967号
図11は、従来例の等価回路900を示す図である。
上記従来例において、各コンバータの入力電圧がアンバランスになる理由について、以下、説明する。
従来例の等価回路900は、単位コンバータ10a、10b毎に個別のチョーク入力フィルタ回路30a、30bを設けた回路である。
図11に示す従来の並列接続において、仮に、2個のコンバータの回路定数が全く同一であり、FETの同一駆動信号に対するスイッチング時間が同一であれば、2個のコンバータの入力電流は同じになり、直流入力コンデンサC1a、C1bの電圧は等しくなり、出力電流分担も同一となる。
しかし、実際には、2個のコンバータの回路定数が全く同一であっても、2個のコンバータのFETの同一駆動信号に対するスイッチング時間のばらつきをゼロにすることはできない。
図12は、従来例の動作を示すタイムチャートである。
今、コンバータ10aの回路インピーダンス(抵抗、漏れインダクタンス、ダイオード順電圧)が、コンバータ10bの回路インピーダンスとほぼ同一であるとする。ただし、FET12a、15aのスイッチング特性によってこの組のオン時間が、FET12b、15bの組のオン時間に対して、相対的に長く、Δt(たとえば10%)長いと仮定する。この結果、FET12a、15aと、FET12b、15bとに同一信号が加えられてオンしたときに、図12の(1)、(2)に示すように、チョーク31aに加わる図示極性の電圧時間積は、チョーク31bに加わる図示極性の電圧時間積よりも大きい。FET12a、15aとFET12b、15bとに同時にオフ信号が加えられると、各チョーク31a、31bは、それぞれのフライホイールダイオード23a、23bをオンさせ、出力電圧Voでリセットする。リセットは、加えられた電圧時間積と同じ電圧時間積の逆電圧を発生させるか、または、加えられた電圧で増加した電流増分がゼロになるまで、電流を減少させることによって、変化した磁束を元へ戻すことである。
しかし、出力電圧Voが共通であるので、Vo=E1×t1/T=E2×(t1−Δt)/Tになる。つまり、V1/V2=(t1−Δt)/t1になり、Δt=10%である場合、V1/V2=0.9になる。E1、E2は、Vin1、Vin2と比例関係にあるので、コンバータの入力電圧は、10%のアンバランスになる。
図13は、図11に示す従来例におけるシミュレーション結果を示す図である。
図13(1)に示すVch1は、直流入力コンデンサC1aの両端電圧であり、Vch2は、直流入力コンデンサC1bの両端電圧であり、電圧差が大きくアンバランスになり、図13(1)に示すように、約40Vの電圧差が生じている。なお、図13(2)は、チョーク31a、31bの電圧を示し、図13(3)は、チョーク31a、31bの電流を示し、図13(4)は、FET12a、12bの電流を示し、電圧の高い方の電流が大きくなり、電圧の低い方の電流が小さくなる。
しかし、上記従来例では、入力電圧がアンバランスになるので、たとえば、各単位コンバータのオン時間を制御することによって、各コンバータの入力電圧のアンバランスを補正しようとすると、制御回路が複雑になるという問題がある。
本発明は、HVDC入力端子間に直列接続された複数個の直列接続コンバータの入力電圧バランスを制御する回路が簡素である電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明は、低耐圧のスイッチング半導体素子、IGBT、特に安価で低オン抵抗のFETを使用してAC400V系等の商用高電圧交流電源電圧の電力変換に適用できるものであり、HVDC入力端子間に複数個(2以上の自然数n)のコンバータの入力を直列接続して、各コンバータへの入力電圧を分割して高電圧対応する思想は上記特許文献1と同様であるが、各コンバータの出力側の接続点はチョーク入力型フィルタ回路の出力、いわゆる最終出力ポイントではなく、チョーク入力型フィルタ回路の入力、すなわち整流回路の出力で共通接続し、さらに、各コンバータの駆動信号に同一にオンオフさせる同一のパルス幅を用いることによって、複雑な電圧バランス制御を行うことなく、各コンバータの入力電圧が入力直流電源電圧のほぼ1/nとなるように、自動的に電圧平衡をとり、高電圧交流電源電圧の入力に対応する電力変換装置である。
本発明によれば、400V系等の高電圧商用交流電圧を整流した直流電圧の変動分を考慮しても、その最大値よりも耐圧の低い安価で順方向電圧降下の低いFETのようなスイッチング半導体素子を使用して電力変換装置を構成する場合、HVDC入力端子間に直列接続された複数個の直列接続コンバータの入力電圧バランスを制御する回路が簡素であるという効果を奏する。
本発明の実施例1である電力変換装置100を示す回路図である。 実施例1の等価回路100Eを示す図である。 実施例1の動作を示すタイムチャートである。 実施例1におけるシミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施例2である電力変換装置200を示す回路図である。 本発明の実施例3である電力変換装置300を示す回路図である。 本発明の実施例4である電力変換装置400を示す回路図である。 本発明の実施例5である電力変換装置500を示す回路図である。 本発明の実施例6である電力変換装置600を示す回路図である。 本発明の実施例7である電力変換装置700を示す回路図である。 従来例の等価回路900を示す図である。 従来例の動作を示すタイムチャートである。 従来例におけるシミュレーション結果を示す図である。
発明を実施するための形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である電力変換装置100を示す回路図である。
電力変換装置100は、通信用48V出力の整流器を有する。
HVAC入力は、通常三相であるが、ここでは、三相HVAC電源の1相線間電圧に交流入力端子I1と端子I2とが接続されている1つの単相ブロックについて説明する。
1つの単相ブロックは、U−V線間に接続されているブリッジ整流器BR1と、平滑用チョークコイル81と、直流入力コンデンサC1A、C1Bと、バランス抵抗R1、R2と、直流―直流変換回路5とを有する。
直流入力コンデンサC1A、C1Bは、入力高圧直流電源端子間に直列に接続されている複数の直流入力コンデンサの例である。
ブリッジ整流器BR1の出力端子に、平滑用チョークコイル81と、電解コンデンサで構成されている直流入力コンデンサC1A、C1Bとが直列接続されている。単位コンバータ10A、10Bが停止しているときに、直流入力コンデンサC1A、C1Bの漏れ電流によるアンバランスを補償するために、バランス抵抗R1、R2が並列接続されている。
単位コンバータ10A、10Bは、上記複数の直流入力コンデンサのそれぞれの両端に接続され、上記直流入力コンデンサの数と同じ数だけ設けられている単位コンバータであり、半導体スイッチング素子とトランスと整流回路とを含む単位コンバータであって、出力端子が、上記チョーク入力型フィルタ回路の入力端子に並列接続されている複数個の単位コンバータの例である。
ブリッジ整流回路BR1の出力電圧は、入力電源電圧(AC400V〜480V)の最大ピーク値よりも高い約800Vである。通常の電解コンデンサの耐圧は、450V程度であるので、整流電圧を平滑する直流入力コンデンサC1A、C1Bとして、耐圧450Vの電解コンデンサが2個直列接続されている。
各直流入力コンデンサC1A、C1Bには、同一構成の単位コンバータ10A、10Bが接続されている。同一構成であるので、単位コンバータ10Aの構成要素には、サフィックスAを、単位コンバータ10Bの構成要素には、サフィックスBを付してある。
単位コンバータ10Aは、直流入力コンデンサC1Aに跨って、FET12Aと、トランス13Aの1次巻き線14Aと、FET15Aとが直列接続されているコンバータである。
つまり、直流入力コンデンサC1A、C1Bは、ブリッジ整流回路の出力端子に直列に接続されている複数の直流入力コンデンサの例である。また、単位コンバータ10A、10Bは、上記複数の直流入力コンデンサのそれぞれの両端に接続され、上記直流入力コンデンサの数と同じ数だけ設けられている単位コンバータであり、半導体スイッチング素子とトランスと整流回路とを含む単位コンバータであって、入力高圧直流電源端子間に、直列接続され、出力端子が、上記チョーク入力型フィルタ回路の入力端子に並列接続されている複数個の単位コンバータの例である。
さらに、FET12Aのソース電極から、直流入力コンデンサC1Aの負極(−)に向かって、ダイオード16Aが逆接続され、FET15Aのドレイン電極から、直流入力コンデンサC1Aの正極(+)に向かって、ダイオード17Aが接続されている。
また、トランス13Aの2次巻き線21Aに、整流回路20Aが接続されている。整流回路20Aは、整流ダイオード22Aを有する。
整流回路20Aと整流回路20Bとが接続されている出力端子に、単位コンバータ10A、10Bに共通のチョーク入力型フィルタ回路30が接続されれば、いわゆるダブルフォワード型コンバータを構成する。チョーク入力型フィルタ回路30は、チョーク31と、フィルタ回路コンデンサ32と、フライホイールダイオード23とによって構成されている。
これと同様に、単位コンバータ10Bは、直流入力コンデンサC1Bに跨ってFET12B、トランス13Bの1次巻き線14B、FET15Bが直列接続されているコンバータである。さらに、FET12Bのソース電極から、直流入力コンデンサC1Bの負極(−)に向かって、ダイオード16Bが逆接続されている。FET15Bのドレイン電極から、直流入力コンデンサC1Bの正極(+)に向かって、ダイオード17Bが接続されている。
また、トランス13Bの2次巻き線21Bに、整流ダイオード22Bと、共通のフライホイールダイオード23とが接続されている。
ところで、図11に示す従来例であれば、単位コンバータ10a、10bは、それぞれの2次整流回路に、チョーク入力型フィルタ回路を有し、このフィルタ回路の出力側で並列接続されている。
しかし、実施例1では、単位コンバータ10A、10Bは、共通のチョーク入力型フィルタ回路30の入力側にあるフライホイールダイオード23で並列接続している点で、構成上、従来例とは異なる。
実施例1では、単位コンバータ10A、10Bは、共通のチョーク入力型フィルタ回路30を通して直流出力端子O1、O2に接続されている。
制御回路60は、通信用整流器であれば、直流出力電圧50を検出し、また、スパッタ電源であれば、直流出力電流41または直流出力電圧50と直流出力電流41との積である出力電力を検出し、定電圧、定電流、定電力制御するために、単位コンバータ10A、10BのFET12A、15A、12B、15Bに同じオンオフタイミングのパルス幅信号、またはデュティ信号を、駆動信号として送る。
実施例1では、コンバータ10A、10Bは、ダブルフォワード型コンバータであるので、コンバータ10Aの2個のFET12A、15A、またはコンバータ10Bの2個のFET12B、15Bは、同一信号で、同一時間オンする。実施例1では、さらに、両コンバータ10A、10Bにおける4個のFET12A、15A、12B、15Bの全てを、同一の制御信号によって、同一時間オンさせる。
つまり、チョーク入力型フィルタ回路30は、共通のチョークとコンデンサとフライホイールダイオードとを具備するチョーク入力型フィルタ回路の例である。単位コンバータ10A、10Bは、直流入力コンデンサの両端に直列接続されている半導体スイッチング素子とトランスと整流回路とを含む単位コンバータであって、入力高圧直流電源端子間に、直列接続され、出力端子が、上記チョーク入力型フィルタ回路の入力端子に並列接続されている複数個の単位コンバータの例である。
電流検出手段40、直流出力電圧50は、チョーク入力型フィルタ回路の直流出力電流または直流出力電圧を検出する検出手段の例である。
制御回路60は、複数の単位コンバータ内の上記半導体スイッチング素子を同時にオンオフさせることにより、上記チョーク入力型フィルタ回路の出力電圧または出力電流または出力電力を制御し、上記複数個の単位コンバータの入力電流を略等しくすることによって、上記複数個の単位コンバータの入力電圧を平衡させる制御回路の例である。
次に、実施例1における電流バランスについて説明する。
図2は、実施例1の等価回路100Eを示す図である。
実施例1の等価回路100Eは、直流入力コンデンサC1A、C1Bのそれぞれに、単位コンバータ10A、10Bを接続し、また、共通のチョーク入力フィルタ回路30が設けられている。
なお、図2において、トランスを省略し、1次回路のFETを2次回路の整流ダイオードに直列接続して変換し、直流入力コンデンサC1A、C1Bの直列接続を無視してある。つまり、等価回路の目的が、直流入力コンデンサC1A、C1Bに接続されている単位コンバータ10A、10Bの入力インピーダンスが等しいことを説明できればよいので、上記のような等価回路100Eを記載してある。
次に、実施例1の動作について説明する。
図3は、実施例1の動作を示すタイムチャートである。
実施例1の等価回路100Eにおいて、単位コンバータ10A、10Bは、共通のチョーク入力型フィルタ回路30の入力側にあるフライホイールダイオード23と並列接続されている。
制御回路60は、通信用整流器であれば、直流出力電圧50等のパラメータを検出し、また、スパッタ電源であれば、直流出力電流41または出力電力を検出し、定電圧、定電流、定電力制御をするために、単位コンバータ10A、10BのFETにパルス幅信号、またはデュティ信号を駆動信号として送る。
次に、実施例1において、単位コンバータ10A、10Bに設けられている4個のFETのスイッチング特性にバラツキがあり、同一のオン信号に対して、単位コンバータ10AのFETのオン時間が、単位コンバータ10BのFETのオン時間よりも長く、たとえば10%のデュティ差がある場合について考える。
たとえば、オンした直後に、直流入力コンデンサC1Aと直流入力コンデンサC1Bとの両端電圧が同じである場合、単位コンバータ10AのFETのオン時間が、単位コンバータ10Bのオン時間よりも、Δt大きければ、Δt時間は、ダイオード19Bがオフし、ダイオード19Aがオンして、直流入力コンデンサC1Aから電流が放電し続け、直流入力コンデンサC1Aの両端電圧が、直流入力コンデンサC1Bの両端電圧よりも、低下する。
次のオンの最初には、両端電圧が高い直流入力コンデンサC1Bのみがダイオード19Bを通して放電し、直流入力コンデンサC1Aの両端電圧と、直流入力コンデンサC1Bの両端電圧とがバランスしたタイミングから、ダイオード19Aもオンして直流入力コンデンサC1Aも放電を始め、デュティ差がある時間は、直流入力コンデンサC1Aから電流が再び放電し続ける。
この場合における直流入力コンデンサC1Bの電圧低下ΔVは、CV=ITであるので、ΔV=Ip×Δt/(直流入力コンデンサC1Aの容量)である。
なお、図2と図3において、チョーク31が共通であるので、E1=E2である。Δt時間においては、コンバータ10Aのみが電流を放電する。
図4は、実施例1におけるシミュレーション結果を示す図である。
図4(1)に示すVch1は、直流入力コンデンサC1Aの両端電圧であり、Vch2は、直流入力コンデンサC1Bの両端電圧であり、電圧差が約12Vと小さく、バランスしていることを波形が示していあるが、いずれも2つの波形が重なっているので、1つの波形に見える。なお、図4(2)、図4(3)は、それぞれチョーク31の電圧、電流を示す図である。図4(4)は、FET12A、12Bの電流Ip1、Ip2を示し、FETオン時は電圧の高い方のみから電流が供給され、電圧がバランスした時点以降、両方のFETからの電流が供給される。FETオフ時は、パルス幅の長いFETからのみ、電流が供給され、若干の電圧差が生じる。2つになっている部分が差異であり、1つに見えるところは2つの波形が重なっている時間である。
図4に示す実施例のシミュレーションと、図13に示す従来例のシミュレーションとを見れば、同一条件で測定した結果、直流入力コンデンサC1Aと直流入力コンデンサC1Bとの両端電圧差に大きな違いが生じることが分かる。実施例のシミュレーション(図4)によれば、コンバータのスイッチング周波数を50kHzとし、デュティを0.5とし、Δtを1μsとし、Ipを22.5A×0.25=5.625Aとし、直流入力コンデンサC1Aの容量を1μFとすると、ΔV=5.625Vになり、約12Vの電圧差になった。一方、従来例では、約40Vの電圧差が発生した。
さらに、実際に使用される条件では、直流入力コンデンサC1Aは、商用電圧を平滑する目的から、通常は、その容量が数百μF以上であり、直流入力コンデンサC1A以外を同じ条件とすると、実施例のシミュレーションでは、電圧差のアンバランスが1/100以下しか生じない。
実施例1は、基本的には、入力直流電源に跨って2個の入力コンデンサを直列接続すると共に、低耐圧のFETによって構成された2個のコンバータを、上記入力コンデンサの両端にそれぞれ接続し、かつ各コンバータの2次整流回路の出力を並列接続し、また各コンバータのFETに供給される制御信号を同一信号とすることによって、2個の入力コンデンサの電圧平衡をとり、上記入力直流電源電圧よりも低い耐圧以下で、FETのようなスイッチング半導体素子を使用する。
したがって、実施例1では、入力直流電源に跨ってn個の入力コンデンサを直列接続すると共に、低耐圧のFETによって構成されているn個のインバータを、上記入力コンデンサの両端にそれぞれ接続し、かつ各インバータの入力電圧が、入力直流電源電圧のほぼ1/nとなるように、各インバータに供給される制御信号を制御し、n個の直列接続された入力コンデンサの電圧平衡をとるようにしてもよい。
また、実施例1は、単相交流入力のコンバータ回路であるが、実施例1を三相の場合に適用することができる。
実施例1において、フライホイールダイオード23は、1個設けられているが、単位コンバー10A、10Bのそれぞれについて、フライホイールダイオード23を設けるようにしてもよい。
図5は、本発明の実施例2である電力変換装置200を示す回路図である。
電力変換装置200は、電力変換装置100において、力率改善回路(PFC回路)70が付加されている装置であり、1つの単相ブロックにおいて、U−V線間に接続されている力率改善回路70と、直流―直流変換回路5とを有する。
力率改善回路70は、U−V線間に接続されているブリッジ整流器BR1を有し、ブリッジ整流器BR1の出力に、昇圧用チョークコイル81と、FET82とが直列接続され、また、FET82と並列に、逆流防止ダイオード83と直流入力コンデンサC1A、C1Bとの直列回路が接続されている。単位コンバータ10A、10Bが停止しているときに、直流入力コンデンサC1A、C1Bの漏れ電流によるアンバランスを補償するために、バランス抵抗R1、R2が並列接続されている。
力率改善回路70の出力電圧は、入力電源電圧(AC400V〜480V)の最大ピーク値よりも高い約800Vである。通常の電解コンデンサの耐圧は450V程度であるので、整流電圧を平滑する直流入力コンデンサC1A、C1Bは、耐圧450Vの電解コンデンサを2個直列接続している。
各直流入力コンデンサC1A、C1Bには、互いに同一構成の単位コンバータ10A、10Bが接続されている。同一構成であるので、単位コンバータ10Aの構成要素には、サフィックスAを、単位コンバータ10Bの構成要素には、サフィックスBを付してある。なお、各直流入力コンデンサC1A、C1Bは、力率改善回路70の構成要素であり、また、単位コンバータ10A、10Bの構成要素でもある。
力率改善回路70は、入力高圧直流電源端子と、直列接続されている複数の上記単位コンバータの入力端子との間に、上記直流入力コンデンサを含む昇圧チョッパが構成され、この昇圧チョッパとブリッジ整流回路とによって構成されている力率改善回路の例である。
図6は、本発明の実施例3である電力変換装置300を示す回路図である。
電力変換装置300は、電力変換装置200において、シングルフォワードのコンバータを採用した実施例である。
電力変換装置200において、単位コンバータ10A、10Bの代わりに、単位コンバータ103A、103Bが設けられている。
また、制御回路60の代わりに、制御回路61が設けられ、制御回路61は、FET12A、12Bを制御する互いに同一の制御パルスを出力する。
図7は、本発明の実施例4である電力変換装置400を示す回路図である。
電力変換装置400は、電力変換装置200において、ハーフブリッジのコンバータを採用した実施例である。
電力変換装置200において、単位コンバータ10A、10Bの代わりに、単位コンバータ104A、104Bが設けられている。
図8は、本発明の実施例5である電力変換装置500を示す回路図である。
電力変換装置500は、電力変換装置200において、ハーフブリッジのコンバータを採用した実施例である。
電力変換装置200において、単位コンバータ10A、10Bの代わりに、単位コンバータ105A、105Bが設けられている。
図9は、本発明の実施例6である電力変換装置600を示す回路図である。
電力変換装置600は、電力変換装置200において、フルブリッジのコンバータを採用した実施例である。
電力変換装置200において、単位コンバータ10A、10Bの代わりに、単位コンバータ106A、106Bが設けられている。
トランス13Aの2次巻き線21Aに、整流回路20Aが接続されている。整流回路20Aは、整流ダイオード22Aを有する。トランス13Bの2次巻き線21Bに、整流回路20Bが接続されている。整流回路20Bは、整流ダイオード22Bを有する。
図10は、本発明の実施例7である電力変換装置700を示す回路図である。
電力変換装置700は、電力変換装置200において、フルブリッジのコンバータを採用した実施例である。
電力変換装置700において、単位コンバータ10A、10Bの代わりに、単位コンバータ107A、107Bが設けられている。
トランス13Aの2次巻き線21Aに、整流回路20Aが接続されている。整流回路20Aは、整流ダイオード22A、23Aを有する。トランス13Bの2次巻き線21Bに、整流回路20Bが接続されている。整流回路20Bは、整流ダイオード22B、23Bを有する。
なお、図7〜図10に示す電力変換回路400、500、600、700において、トランス2次電圧が正負対称な全波型のコンバータである場合、1次側FETが全てオフした休止期間には、全てのダイオードが同時にオンし、チョーク電流を分流するモードになり、フライホイールダイオードが必須ではないので、図7〜図10においてフライホイールダイオードの記載を省略した。
上記各単位コンバータは、シングルフォワード型コンバータ、ダブルフォワード型コンバータ、ハーフブリッジ型の電圧型コンバータ、フルブリッジ型の電圧型コンバータのいずれかである。
上記各実施例によれば、400V系等の商用高電圧交流電圧を整流した直流電圧の変動分を考慮しても、その最大値よりも耐圧の低い安価で順方向電圧降下の低いFETのようなスイッチング半導体素子を使用して電力変換装置を構成することができ、高周波化、高効率化、低コスト化が可能となる。したがって、高周波化、高効率化、低コスト化が可能である。
また、上記実施例によれば、400V系等の商用高電圧交流電圧を整流した直流電圧の変動分を考慮しても、その最大値よりも耐圧の低い安価で順方向電圧降下の低いFETのようなスイッチング半導体素子を使用して電力変換装置を構成する場合、HVDC入力端子間に直列接続された複数個の直列接続コンバータの入力電圧バランスを制御する回路が簡素である。
100…電力変換回路、
10A、10B…単位コンバータ、
20…整流回路、
23…フライホイールダイオード、
30…チョーク入力型フィルタ回路、
40…電流検出回路、
41…直流出力電流、
50…直流出力電圧、
60…制御回路、
200、300、400、500、600、700…電力変換回路。

Claims (3)

  1. 共通のチョークとコンデンサとフライホイールダイオードとを具備するチョーク入力型フィルタ回路と;
    入力高圧直流電源端子間に直列に接続されている複数の直流入力コンデンサと;
    上記複数の直流入力コンデンサのそれぞれの両端に接続され、上記直流入力コンデンサの数と同じ数だけ設けられている単位コンバータであり、半導体スイッチング素子とトランスと整流回路とを含む単位コンバータであって、出力端子が、上記チョーク入力型フィルタ回路の入力端子に並列接続されている複数個の単位コンバータと;
    上記チョーク入力型フィルタ回路の直流出力電圧または直流出力電流を検出する検出手段と;
    上記複数の単位コンバータ内の上記半導体スイッチング素子を同時にオンオフさせることにより、上記チョーク入力型フィルタ回路の出力電圧または出力電流または出力電力を制御し、上記複数個の単位コンバータの入力電流を略等しくすることによって、上記複数個の単位コンバータの入力電圧を平衡させる制御回路と;
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、
    上記入力高圧直流電源端子と、直列接続されている複数の上記単位コンバータの入力端子との間に、上記直流入力コンデンサを含む昇圧チョッパが構成され、この昇圧チョッパとブリッジ整流回路とによって構成されている力率改善回路を有することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    上記単位コンバータは、シングルフォワード型コンバータ、ダブルフォワード型コンバータ、ハーフブリッジ型の電圧型コンバータ、フルブリッジ型の電圧型コンバータのいずれかであることを特徴とする電力変換装置。
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