JP2010188176A - プレフィルド注射器用の安全シールドシステム - Google Patents

プレフィルド注射器用の安全シールドシステム Download PDF

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Abstract

【課題】針の突刺しによる損傷の危険を軽減するためのシールドを、容易に展開させる。
【解決手段】シールドシステムおよびシールドシステムに結合された注射器を含む医療装置が提供される。シールドシステムは、注射器ホルダおよびホルダに滑動可能に結合されたシールドを含む。ばねは、弾力によってシールドを収縮位置から伸長位置まで押す。収縮位置にシールドを維持するためにホルダおよびシールド上にストップ部材が提供される。注射器は、ホルダに滑動可能に結合され、シールドの内側に延びる。ホルダに対する注射器の軸方向の移動は、ストップ部材の分離を引き起こし、ばねがシールドを伸長位置へ移動させることを可能にする。伸長位置にシールドを維持するためにホルダ上に係合子が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明の分野は、針の突刺しによる偶発的な損傷を防ぐためのシールドシステム(shield system)に関する。
注射器は、患者に薬剤を投与するためのよく知られている医療装置である。プレフィルド注射器(prefilled syringe)は一般に、薬剤の選択された投与量が製薬会社によって充填された、最終使用者に配布されるための注射器であるとみなされている。プレフィルド注射器はしばしば、薬剤を含むガラスまたはプラスチックの外筒と、外筒の中に滑動可能に取り付けられたピストンとからなる。外筒の一端は、それに固定された針等を含み、またはルーアーフィッティング(Luer fitting)などの針アセンブリ用のコネクタを含む。注射器の他端は、プランジャロッドの挿入を可能にするために開いている。プランジャロッドは、使用者が手の力をピストンに加えて、針または他の穿孔部品を通して薬剤を送達することを可能にする。
先の鋭く尖った穿孔部品の使用には、針を偶発的に突き刺す危険が伴う。このような事故を防ぐため、従来技術の多くの皮下注射器は、注射器外筒の上にはめられた堅い円筒形の安全シールドを含む。このシールドは、使用するために針が露出した収縮位置とシールドが針を取り囲む伸長位置との間を移動することができる。特許文献1、2、3および4は、皮下注射器用のさまざまなシールドシステムを開示している。後者の2つの特許はばね駆動式のシールドを開示している。通常、針シールドを保護された位置にロックすることが望ましく、従来技術のいくつかの設計がこのようなロッキングを提供している。特許文献5、6および7に開示されているシステムなど、いくつかのシステムは、ロックされた伸長位置からシールドを収縮することができるように設計されている。
プレフィルド注射器の穿孔部品を保護するためのシールドシステムが特許文献8に開示されている。この開示のシステムは、注射器外筒のつばに結合されたホルダと、ホルダに伸縮自在に取り付けられたシールドとを含む。このシステムを操作するためには2本の手が必要である。
米国特許第4425120号明細書 米国特許第4573976号明細書 米国特許第4850994号明細書 米国特許第4923447号明細書 米国特許第5201708号明細書 米国特許第5242240号明細書 米国特許第5318538号明細書 欧州特許出願公開第0740942A1号明細書
本発明は注射器用の安全シールドシステムに関する。本発明の好ましい実施形態によれば、使用者は、注射器外筒の内容物を注射した後に注射器のプランジャロッドに単純に圧力を加えることよって、注射器の針をシールドすることができる。したがってこのシールドは、1本の手だけを使用することによって自動的に展開される。いかなる目的でも針の近くに手を置く必要がないため、針の突刺しによる損傷の危険は軽減される。
本発明の目的によれば、注射器に結合されたシールドシステムは医療装置を構成することができる。本発明のシールドシステムは、エンクロージャを画定するホルダを含む。注射器外筒は、少なくとも部分的に、好ましくはほぼ完全にこのエンクロージャの内部に延びる。外筒はホルダ内を滑動可能である。ホルダには保持装置が配置されており、この保持装置は外筒と係合可能である。保持装置は、外筒がホルダから外れることを防ぐ。ホルダにはシールドが取り付けられており、このシールドは、外筒の少なくとも一部分の周囲に配置されている。シールドは、収縮位置と伸長位置との間をホルダに対して軸方向に移動可能である。シールドは、伸長位置にあるときに針先を覆うことを意図したものである。ばねがシールドと係合し、伸長位置に向かってシールドを押す。シールドを収縮位置に解放可能に保持するための相補構造が、シールドおよびホルダ上に提供される。シールドおよびホルダ上には、シールドを伸長位置にロッキングによって保持するための相補構造も提供される。シールドに第1のストップ部材が配置され、ホルダに第2のストップ部材が配置される。第2のストップ部材は、シールドが収縮位置にあるときに第1のストップ部材と解放可能に係合可能である。第1のストップ部材と第2のストップ部材の分離を引き起こすのには、ばねの力は単独では不十分である。外筒は、外筒の軸方向の十分な移動が第1のストップ部材と第2のストップ部材の分離を引き起こすように、シールドに動作可能に結合されている。外筒のこのような移動は通常、外筒の内容物を完全に注射した後に注射器のプランジャロッドに圧力をかけることによって引き起こされる。第1のストップ部材と第2のストップ部材の分離の後、ばねがシールドを伸長位置まで移動させる。
ホルダの近位端は、注射器外筒の近位端に提供された注射器のつばと係合しこれを保持するように適合されていることが好ましい。シールドの軸方向の移動は、ホルダ上に形成された一組のロッキング係合子によって制限されることが好ましい。シールドは、ばねの一端がシールドの一部分と係合し、ばねの反対端がホルダまたは注射器の一部分と係合するように、ホルダ内に配置されることが好ましい。
本発明に基づくシールドシステムは、ホルダ、シールド、ばねおよびエンドフィッティングからなる。ホルダは、少なくとも注射器の外筒のつば部分を受け取るように適合されており、つばを保持するために、軸方向に離隔した対向する当接面を含む。これらの当接面間の距離は、ホルダに取り付けられたときに注射器がホルダに対して軸方向に移動することができる距離に対応する。シールドはホルダに滑動可能に取り付けられ、収縮位置と伸長位置の間を移動可能である。ばねは、伸長位置に向かってシールドを押す。ホルダは、収縮位置にシールドを保持するためにシールドと係合可能なストップ部材を含む。シールドの十分な軸方向の移動はストップ部材の分離を引き起こし、ばねがシールドを伸長位置まで移動させることを可能にする。ホルダに注射器を挿入する前にばねの配置を維持するため、システムにエンドフィッティングが組み込まれることが好ましい。
このシールドシステムは、プレフィルド注射器の安全な使用を容易にするが、このシールドシステムを、使用の直前に充填される注射器など、先の鋭く尖った他の医療装置に対して適合させることもできる。注射器と共に使用されるとき、このシステムは、注射器の内容物を従来の方法で放出することを許す。注射後にプランジャロッドに引き続き圧力を加えることによって、好ましくはより大きな圧力を加えることによって、注射器外筒は軸方向に移動し、それによってシールドを軸方向に変位させ、シールドおよびホルダ上の相補構造の分離を引き起こす。このような変位はストップ部材の解放を引き起こし、ばねが注射器の針の上にシールドを移動させるようにし、したがって針の突刺しによる損傷を防ぐ。
本発明の一実施形態は、その中に薬剤を保持することができる空室を画定する外筒を有する注射器と共に使用するための安全シールドシステムを対象とする。注射器は、外筒に固定され空室と流体連絡した針を有する。注射器はさらに、注射ストロークに沿って空室内を選択的に移動可能なプランジャロッドおよびピストンを含み、薬剤は、空室内でのプランジャロッドおよびピストンの移動によって針を通して空室から放出される。この実施形態の発明の安全シールドシステムは、ホルダと、ホルダ上に画定され、係合子と、対向して配置された2つの表面とを含む保持装置とを含む。この保持装置は、注射器外筒のつばをホルダの内部に固定し、ホルダ内でのホルダに対する外筒の軸方向の移動を許す。外筒の保持装置に対する軸方向の移動は、空室内でのプランジャロッドおよびピストンの移動によって引き起こされる。本発明の安全シールドシステムはさらに、ホルダに結合されたシールドを含み、このシールドは、針の一部がシールドに囲まれていない収縮位置および針がシールドに囲まれている伸長位置から、ホルダに対して軸方向に移動可能である。本発明の安全シールドシステムはさらに、伸長位置に向かってシールドを押すばねと、シールドとホルダのうちの一方に備えられた第1のストップ部材と、シールドとホルダのうちの他方に備えられ、収縮位置でシールドを解放可能に保持するために第1のストップ部材と係合可能な第2のストップ部材とを含む。注射器の外筒は、針の方向の外筒の軸方向の十分な移動が、第1のストップ部材と第2のストップ部材の分離を引き起こし、ばねがシールドを伸長位置まで移動させることを可能にするように、シールドに動作可能に結合されている。
本発明の他の実施形態は、その中に薬剤を保持することができる空室を画定する外筒を有する注射器と共に使用するための安全シールドシステムを対象とする。注射器は、外筒に固定され空室と流体連絡した針を有する。注射器はさらに、注射ストロークに沿って空室内を選択的に移動可能なプランジャロッドおよびピストンを含み、薬剤は、空室内でのプランジャロッドおよびピストンの移動によって針を通して空室から放出される。この実施形態の発明の安全シールドシステムは、ホルダと、ホルダ上に画定され、片持ち梁状の柄に設けられた係合子を含む保持装置とを含む。この保持装置は、注射器外筒のつばをホルダの内部に固定し、ホルダ内でのホルダに対する外筒の軸方向の移動を許す。外筒の保持装置に対する軸方向の移動は、空室内でのプランジャロッドおよびピストンの移動によって引き起こされる。本発明の安全シールドシステムはさらに、ホルダに結合されたシールドであって、針がシールドに囲まれている伸長位置と針の一部がシールドに囲まれていない収縮位置の間で、ホルダに対して軸方向に移動可能なシールドを含む。本発明の安全シールドシステムはさらに、伸長位置に向かってシールドを押すばねと、ホルダ上に画定された係合子と、シールド上に画定され、シールドを伸長位置に固定するために係合子と係合可能なリブとを含む。シールドは最初、伸長位置に展開されており、患者の皮膚と接触するときに伸長位置から収縮位置まで移動可能であり、ばねは、患者の皮膚との接触が除かれるときに収縮位置から伸長位置までシールドを押し、係合子およびリブは、シールドを伸長位置にロッキングによって固定する。
本発明の他の実施形態は、安全シールドシステムに結合された注射器を含む医療装置を対象とする。この注射器は、その中に薬剤を保持することができる空室を画定する外筒と、外筒の端に設けられ、皮膚係合面を画定するハブと、先端を有し、空室と流体連絡した針であって、針の先端は、前記皮膚係合面から0.5mmから3mm延びる針と、固定されたピストンを有するプランジャロッドとを含む。このピストンは、注射ストロークに沿って空室内を選択的に移動可能であり、薬剤は、注射ストロークに沿った空室内でのピストンの移動によって針を通して空室から放出される。
この実施形態の安全シールドシステムは、ホルダと、ホルダ上に画定され、片持ち梁状の柄に設けられた係合子と、対向して配置された2つの表面とを含む保持装置とを含む。この保持装置は、注射器外筒のつばをホルダの内部に固定し、ホルダ内でのホルダに対する外筒の軸方向の移動を許す。外筒の保持装置に対する軸方向の移動は、空室内でのプランジャロッドおよびピストンの移動によって引き起こされる。本発明の安全シールドシステムはさらに、ホルダに結合されたシールドを含み、このシールドは、針の一部がシールドに囲まれていない収縮位置および針がシールドに囲まれている伸長位置から、ホルダに対して軸方向に移動可能である。本発明の安全シールドシステムはさらに、伸長位置に向かってシールドを押すばねと、シールドとホルダのうちの一方に提供された第1のストップ部材と、シールドとホルダのうちの他方に提供され、収縮位置でシールドを解放可能に保持するために第1のストップ部材と係合可能な第2のストップ部材とを含む。注射器の外筒は、針の方向への外筒の軸方向の十分な移動が、第1のストップ部材と第2のストップ部材の分離を引き起こし、ばねがシールドを伸長位置まで移動させることを可能にするように、シールドに動作可能に結合されている。
本発明の他の実施形態は、安全シールドシステムに結合された注射器を含む医療装置を対象とする。この注射器は、その中に薬剤を保持することができる空室を画定する外筒と、外筒の端に設けられ、皮膚係合面を画定するハブと、先端を有し、空室と流体連絡した針であって、針の先端は、前記皮膚係合面から0.5mmから3mm延びる針と、固定されたピストンを有するプランジャロッドとを含む。このピストンは、注射ストロークに沿って空室内を選択的に移動可能であり、薬剤は、注射ストロークに沿った空室内でのピストンの移動によって針を通して空室から放出される。
この実施形態の発明の安全シールドシステムは、ホルダと、ホルダ上に画定され、片持ち梁状の柄に設けられた係合子と、対向して配置された2つの表面とを含む保持装置とを含む。この保持装置は、注射器外筒のつばをホルダの内部に固定し、ホルダ内でのホルダに対する外筒の軸方向の移動を許す。外筒の保持装置に対する軸方向の移動は、空室内でのプランジャロッドおよびピストンの移動によって引き起こされる。本発明の安全シールドシステムはさらに、ホルダに結合されたシールドであって、針がシールドに囲まれている伸長位置と針の一部がシールドに囲まれていない収縮位置の間で、ホルダに対して軸方向に移動可能なシールドを含む。本発明の安全シールドシステムはさらに、伸長位置に向かってシールドを押すばねと、ホルダ上に画定された係合子と、シールド上に画定され、シールドを伸長位置に固定するために係合子と係合可能なリブとを含む。シールドは最初、伸長位置に展開されており、患者の皮膚と接触するときに伸長位置から収縮位置まで移動可能であり、ばねは、患者の皮膚との接触が除かれるときに収縮位置から伸長位置までシールドを押し、係合子およびリブは、シールドを伸長位置にロッキングによって固定する。
本発明の第1の実施形態に基づく医療装置を示す分解透視図である。 組み立てられた医療装置の上面透視図である。 その立断面図である。 シールドシステム作動後の装置の断面図である。 シールドシステム作動前の装置の近位部分の拡大断面図である。 シールドシステム作動後の、注射器ホルダの遠位部分を含む装置の部分を示す拡大断面図である。 図3に示した図を90度回転させた、装置の立断面図である。 図4に示した図を90度回転させた、シールドシステム作動後の装置の立断面図である。 シールドシステム作動後の装置の近位端部分の拡大断面図である。 図6に示した図を90度回転させた同様の拡大断面図である。 シールドシステム作動後の装置の遠位端を示す部分破断拡大透視図である。 装置の注射器ホルダの端面図である。 注射器ホルダの代替実施形態の端面図である。 図1〜12に示した医療装置で使用されるシールドシステムの透視図である。 本発明の第2の実施形態に基づく医療装置を示す分解透視図である。 その透視図である。 シールドシステム作動前の装置を示すその断面図である。 シールドシステム作動後の装置を示す断面図である。 シールドシステム作動直後の近位部分の拡大断面図である。 シールドシステム作動後の装置の一部を示す拡大断面図である。 本発明に基づく医療装置の代替実施形態の透視図である。 本発明に基づく医療装置の代替実施形態の透視図である。 図20a〜20bに示した医療装置の側面図である。 図21に示した医療装置の側断面図である。 本発明に基づく医療装置の代替実施形態の透視図である。
図1〜11に、注射器12に結合され、患者に薬剤を注射するための医療装置10を構成する安全シールドシステム14の第1の実施形態を示す。
注射器は通常、外筒として知られる全体に円筒形の部分と、外筒の一端に固定された針あるいは他の穿孔または接続部品と、外筒の中に滑動可能に配置されたピストンまたはストッパとからなる。針は外筒に取り外し可能に固定してもよいが、外筒がガラスからなるときには外筒に永久に固定するほうが適当である。プレフィル可能な(prefillable)注射器ではガラス製の外筒が一般的に使用され、通常は1回量の薬物を含む。当技術分野ではプラスチック製のプレフィルド注射器も知られている。本明細書に開示されるシールドシステム14は、外筒16と、外筒に永久に固定された針18などのカニューレと、外筒に滑動可能に配置されたピストン20と、ピストンと係合可能なプランジャロッド22とを含む、プレフィル可能注射器と共に使用される。注射器外筒16は、注射器12をシールドシステム14に結合するために使用される半径方向外側へ延びるつば24を含む。
本発明に基づくシールドシステム14は、ホルダ26と、ホルダに結合されたシールド28と、ばね30とを含む。本発明に基づくシールドシステム14はさらに、ばねの一端と係合したホルダエンドフィッティング32を含むことが好ましい。ばね30を除き、システムのこれらの構成要素は全て、ポリプロピレンなどの半硬質プラスチック材料から製造される。ばね30は金属コイルばねであることが好ましい。
ホルダ26は、全体に円筒形のエンクロージャ36を画定する全体に円筒形の細長いボディ34からなることが好ましい。ホルダは、エンクロージャへのアクセスを提供する第1および第2の開放端を有する。第2の開放端に近いホルダボディから半径方向外側へ、つば38が延びている。ホルダ26のつば38およびボディ34は、注射を実施する際に片手で簡単に使用できるように設計される。
ホルダの内面は、第2の開放端に隣接した円錐台形の部分40を含む。この面の内側端には第1の当接面42が形成されている。第1の当接面の反対側にはホルダボディによって、第2の当接面44が形成されている。後述のとおり、これらの面間の軸方向の間隔は、注射器がホルダに対して移動することができる軸方向の距離に対応するが、それに等しくはない。これらの当接面のところで測定したホルダの内径は、注射器のつば24の縁と縁の間の距離よりも小さい。したがって、つば24が当接面42と44の間にくるように注射器がホルダに十分に挿入されると、注射器はホルダに滑動可能に結合される。ばね30は、注射器のつばを押して第1の当接面42と係合させる。
ホルダボディには、開口46A、46Bなどの1つまたは複数の開口が形成されている。これらの開口は互いに反対側にあり、ホルダのつば38の最大寸法を含む軸とは約90度ずれている。これらの開口は、第1の当接面42とホルダの第1の開放端までの距離の約半分の距離の点との間に延びている。開口のサイズは、ホルダボディの所望の可撓性の量に基づいて選択される。ホルダボディまたはシールドの可撓性は、これらの部品を構成する材料およびその壁厚によっても提供することができる。それぞれは、第1の当接面42とつば38の間に比較的に幅の広い部分を含む。
ホルダには、内側へ延びる突起の形態の全体に環形のストップ部材48が提供されている。あるいは、互いに分離した複数の一連の突起(図示せず)を使用してもよい。このストップ部材は、開口46A、46Bによって中断されており、ホルダボディの第2の開放端に面した傾斜面を含む。
ホルダの第1の開放端またはその近くには、一対の第1のデテント50が提供されている。それぞれの第1のデテントは、ホルダのボディから半径方向内側へ延びる突起の形態をとる。図12Aに示すとおり、第1のデテント50は互いに反対側にある。あるいは、図12Bに示すように、環形のカラー(collar)50の形態の単一の連続するデテントを提供することもできる。
ホルダには、一対の第2のデテント52が提供されており、これらは第1のデテントから軸方向に離隔されている。これらのデテント52はそれぞれ、ホルダボディ34と一体の、ホルダボディ34に対して回動可能(pivotable)な軸方向に延びるアーム54上に形成されている。ホルダの第1の開放端に面したそれぞれのデテントの端面は、ホルダの縦軸に対して実質的に垂直である。それぞれのデテントの反対側には傾斜した端面が提供されており、この端面は第2の開放端に面している。
シールド28は、実質的に円筒形のボディ56からなる。その直径は、ホルダの内側に収まり、かつ注射器の外筒16の外側にぴったりとはまる大きさであることが好ましい。シールドのボディ56には、半径方向外側へ延びるカラーの形態のストップ部材58が形成されている。このストップ部材は、ホルダのストップ部材48の傾斜面と係合可能な傾斜面を有する。ボディの内面には、注射器の外筒と係合するための軸方向に延びるリブ62を提供してもよい。シールドの開口60はシールドボディに可撓性を提供する。これらのリブによる注射器外筒の弾力的な係合は、外筒とシールドの間の過剰な横方向の遊びなしに、シールドが外筒に関して滑動することを可能にする。
ばね30のサイズは、シールドの外側にぴったりとはまり、ばねの一端がシールドのストップ部材58を押すように決められる。ばねの反対端は、注射器のつば24のエンドフィッティング32を押す。
シールドが収縮位置にあるときにばねが完全に圧縮されている場合、注射器外筒が軸方向に移動したときに、ばねを使用して、シールドを軸方向に移動させることができる。好ましい実施形態では提供される注射器のつば24とシールドの直接係合はこのような配置では不要であろう。シールド、ばね、エンドフィッティングおよび注射器外筒が直接に係合されようとまたは間接的に係合されようと、注射器外筒の軸方向の移動がシールドの軸方向の移動を引き起こす限り、この装置の動作は達成される。後に論じるとおり、エンドフィッティングの使用は任意である。
エンドフィッティング32は、ホルダのボディ34の中に挿入することができる円筒形のボディ64を含む。ばね30の一端は、エンドフィッティングの中に挿入可能である。円筒形のボディ64の一端には環状壁66が提供され、環状壁66は円筒形のボディ64と一体であることが好ましい。この壁は、円筒形のボディ64に関して半径方向外側および半径方向内側へ延びる。壁の半径方向外側へ延びる部分は、ホルダの第2の開放端の円錐台形部分の奥にスナップばめすることができるように、第1の当接面42と係合するように適合される。壁のこの部分は、ホルダ内の所定の位置にばね30を維持するために使用され、それによってシールドシステムを注射器を含まないアセンブリとして製造することができる。壁の半径方向内側へ延びる部分は、ばね30の第1の端部と注射器のつば24との間に係合するように適合される。したがって壁のこの部分はばねとの直接の接触からつばを保護する。このような保護は、シールドシステムがガラス製の注射器と共に使用される場合に、破損を防ぐために望ましい。任意選択のエンドフィッティング32がない場合、第1の当接面42は、注射器のつばと直接に係合することによってホルダの中に注射器を保持するように機能する。装置の使用中、注射器がホルダに滑動可能に結合されたままである限り、この1つまたは複数の保持装置の特定の構造は重要ではない。注射器の軸方向の移動は、エンドフィッティングの対応する軸方向の移動を引き起こし、ついには、環状壁66の内側へ延びる部分がシールド28の第1の端面と係合する。エンドフィッティングがない場合には、注射器のつば24がこの面と直接に係合する。
次に、本発明のこの好ましい実施形態の組立ておよび使用について説明する。シールド28は、ホルダの第2の開放端から挿入することによってホルダに滑動可能に取り付けられる。ストップ部材48、58の係合はこのような挿入を制限する。ばねは、ホルダの第2の開放端からシールドの外側に、シールドのストップ部材58に当接するまで挿入される。最終使用者にシールドシステムを提供する前の最終ステップとして、ばねの露出した端部の外側にエンドフィッティング32が滑らされ、ホルダの第2の開放端を通して押し込まれる。ばねはこのステップの間に実質的に圧縮される。シールドは、弾力によってホルダの第1の開放端に向かって押され、エンドフィッティングは第2の開放端に向かって押される。ストップ部材48と58および環状壁66と第1の当接面42の係合のため、どの部品も移動することができない。ばね30の力は、これらのストップ部材を分離させるには不十分である。このシールドシステムは、最終使用者または製薬会社に図13に示した形態で提供することができる。
シールドシステム14は、ホルダの第2の開放端を通して適当なサイズの注射器を受け取る。図示のシステムは、つばを含む注射器を受け取るように設計されている。注射器はシールドの内側に、つば24が第1の当接面42の後ろでスナップばめされるまで挿入される。この手順中にエンドフィッティング32がわずかに変位する。このとき注射器の針は通常、カバーによって保護されているので、注射器はシールドシステムに安全に結合することができる。
ストップ部材48と58を分離させるのに必要な力は、注射器外筒の内容物を放出するのに必要な力よりも大きくなければならない。プランジャロッドを使用して、外筒の内容物が完全に放出されるまでピストン20を注射器外筒に沿って移動させる。(もちろん注射の前にカバーは取り外す。)プレフィル可能注射器の外筒の内容物は通常、処方された薬剤の1回量に対応する。
患者から針18を引き抜いた後、使用者は、注射中に加えた力よりも大きな力をプランジャロッドに加える。このような力によって、エンドフィッティング、ばねおよびシールドがホルダに対して軸方向に変位する。エンドフィッティングの環状壁66(またはつば24)と第2の当接面44の間の距離は、第1のストップ部材48による第2のストップ部材58の保持がばねの力に負けるところまで第2のストップ部材58が軸方向に十分に移動するのに十分な距離である。この好ましい実施形態では、これが、ストップ部材の傾斜面が互いを通り越して滑動するときに達成される。このような滑動が起こるとき、第1のストップ部材48は、それに隣接するホルダボディ部分の可撓性によって半径方向にも変位される。
ストップ部材48と58が分離されると、ばね30は急速に伸び、ホルダおよび注射器外筒に対してシールドを軸方向に滑動させる。ストップ部材58は第2のデテント52を通り越して移動し、そのときに第2のデテント52を半径方向外側へ偏向させ、次いでそれらを当初の位置まで内側へ偏向させる。最終的にストップ部材58は第1のデテント50と係合する。このように係合すると、針18は、図4および8に示すようにシールドによって完全かつ恒久的に覆われる。ストップ部材58と第2のデテントとの係合のため、針先が露出するほどシールドを十分に収縮させることはできない。ストップ部材58は第1のデテント50から先に移動することができないので、ホルダからシールドを取り外すことはできない。
1本の手だけを使用して実施することができるので上記の手順は特に安全である。ボタンを押しまたは他の作動部材を使用してばねを解放するための第2の手は必要ない。作動ボタンとの不注意による接触によるシールドの偶発的な作動の危険は排除される。その上、片手システムはほとんどの人にとってより使用しやすい。このシールドシステムを、大幅な変更なしで、さまざまな形状およびサイズの注射器と共に使用できるように適合させることができることは容易に明らかである。
ホルダに対する注射器外筒の軸方向変位に応答したシールドの展開は、針の突刺しを防ぐ安全で有効な方法である。以上に説明した本発明の好ましい実施形態は、使用者および製造会社にとって有利である。構成要素は比較的に製造しやすく、組み立てやすい。しかし、この装置の基本的な動作モードを変更することなく、修正を加えることができることを理解されたい。
本発明の第2の実施形態を図14〜19に示す。この実施形態は、図1〜11に示した実施形態ほどには好ましくないが、器具の軸方向の移動に応答して針または先が鋭く尖った他の同様の器具のシールディングを提供するのに依然として有効である。本発明のこの実施形態ではエンドフィッティングが使用されない。その代わりに、ばねは、注射器のつば24によって所定の位置に直接に保持される。
図14に示すように、注射器12と、ホルダ102と、シールド104と、コイルばね106とを含む装置100が提供される。ホルダ102は、シールド104を受け取るための円筒形のエンクロージャを画定する円筒形のボディ108を含む。装置の使用者によって容易に取り扱われ、シールドを収容する限りにおいて、ホルダの具体的な形状は重要ではない。ホルダの一端の近くに、半径方向に延びるつば110が提供される。ホルダのこの端部はさらに、本発明の第1の実施形態10で使用されたものと同様の注射器のつば24を滑動可能に保持するためのハウジング112を含む。ハウジング112は、注射器のつばがホルダに対して移動することができる距離を制限する2つの対向する表面を含む。さまざまなサイズおよび形状の注射器つばを収容するためにハウジングの形状は変更することができる。
ばね106は、シールド104の近位端および注射器のつば24の遠位面を押す。シールドの近位端は半径方向に拡大されてカラー114を形成している。ホルダの内面には環状のストップ部材116が形成されており、注射器の使用の前にはカラー114と係合する。図16にこれらの構造の係合を示す。ばねの巻線は、注射器がこの図に示された位置にあるときに互いに実質的に当接している。
ホルダの遠位端は、カラー114がストップ部材116を通り越して移動した後にシールド104がホルダから外れるのを防ぐ少なくとも1組の第1のデテント118を含む。これらのデテントは、カラー114と係合可能な半径方向内側へ延びる突起からなる。ばねは、針18の外側の保護位置にシールドを維持するが、この位置にシールドを恒久的に維持することが好ましい。それに応じて、ホルダの内面に、1組のくさび形のデテント120が提供される。この第2の1組のデテントは、ばねが伸びるときにカラー114の通過を妨げないが、デテントの肩の部分にカラーが当接したときにシールドの収縮を妨げる。ホルダとシールドの一方または両方は、デテントならびにカラーおよびストップ部材の動作を容易にするために、ある程度の弾力性を含むことが好ましい。
操作時、装置100は、図16に示された部品の配置から出発して従来の注射器と実質的に同じ方法で使用される。使用者は、自分の人さし指および中指をホルダのつばにかけ、同じ手の親指を使用してプランジャロッドを押す。ピストンが注射器外筒の端部の当接位置まで移動した後、プランジャロッドにさらに圧力をかけると注射器自体の軸方向の移動が生じる。ばねの巻線相互間の当接によって、ばねは実質的に、注射器のつばとシールドの近位端の間に強固な接続を形成する。それに応じて注射器の軸方向の移動は、シールドの対応する軸方向の移動を引き起こし、ついには図18に示すように、カラー114がストップ部材116を越えて移動する。ばねの伸長は、図17に示すようにシールドを伸長位置まで移動させる。
次に図20〜23を参照すると、本発明の代替実施形態が示されており、これを詳細に説明する。安全シールドシステム214および注射器216を含む医療装置200が示されており、次にこれを詳細に説明する。図20a〜bに示した安全シールドシステム214は、図1〜19に示した以前に説明した実施形態と実質的に同じである。しかし、これらの実施形態間には以下で詳細に論じるある違いが存在する。図20〜23に示す実施形態が図1〜19に示した実施形態と実質的に同じである点では、本発明の安全シールドシステムの以前の説明が図20〜23の実施形態にも当てはまる。
次に図22を参照すると、本発明の安全シールドシステム214の側断面図が示されている。安全シールドシステム214は、ホルダ226とシールド228とを含み、これらは、ホルダ226に対するシールド228の選択的な滑動可能な移動のために相互接続されている。シールド228は、針218の先端219が露出した図21および22に示された収縮位置から、針218の先端219がシールド228の中に含まれた図20cに示された伸長位置まで移動可能である。収縮位置から伸長位置へのシールド228の移動は、ホルダ226およびシールド228にそれぞれ提供された相補構造の分離およびばね230の助力によって達成される。
図20、21および22に示された注射器212と、図1〜19に示された注射器とは、大きく2つの点で異なる。第1に、プランジャロッド222は、交差する2枚の壁304、306が横切る複数の円板302からなる親指パッド300を有する。第2の大きな違いは、注射器ボディ216のハブ310の構成の長さおよび針218の長さである。ハブ310は、その上に一体に画定された全体に平らな皮膚係合面292を有する。全体に平らな皮膚係合面292は、注射中に患者の皮膚と接触する表面となる。針218の先端219は、皮膚係合面292から所定の距離、好ましくは0.5mmから3mmの距離に位置する。このような構成は、針218の注射の深さを患者の皮膚の皮内領域に限定する。皮膚係合面292と針218の軸は、互いに概ね垂直に配置することができる。
図22に示すように、使用者の視点(すなわち保健提供者(health care provider)の視点)から、ホルダ226上の指つば(finger flange)238の配置は、後に詳細に論じるように、ホルダ226および使用者に対してシールド228を移動させる。ホルダ226の指つば238の選択的な配置のため、このような構成および配向は本発明の実施形態にとって好ましい。その選択的な配置は、ホルダ226に対するシールド228の移動を容易にし、使用者は、注射の完了後、ホルダ226のホールドを維持する。あるいは、注射の完了後にホルダ226がシールド228に対して移動するような方法で指つば238を構築することもできる。
シールド228が、図22に示された収縮位置にあるとき、ばね230は、伸長位置に向かってシールド228を押す圧縮された状態にある。前述のとおり、ホルダ226およびシールド228上にそれぞれ提供された相補構造は、シールド228を収縮位置に解放可能に固定する。このような相補構造の非限定的な例が図3に示されており、参照符号48、248(図22には示されていない)および58、258によって示されている。その実施形態では、ホルダ26に、内側へ延びる突起の形態の全体に環形のストップ部材48が提供されている。あるいは、互いに分離した複数の一連の突起(図示せず)を使用してもよい。シールド28、228には、半径方向外側へ延びるカラーの形態のストップ部材58、258が提供されている。このストップ部材58、258は、ホルダ26、226のストップ部材48、248の表面と係合可能な表面を有することができる。このような係合は、ばね30、230の押す力が加わった状態でストップ部材48、248と58、258の解放を妨げるのに十分である。ストップ部材48、248と58、258の解放は、後にさらに詳細に説明するように、注射器12、212の軸方向への十分な移動時に起こる。この移動によってはじめて、シールド28、228は、ばね30、230によって、収縮位置から伸長位置まで移動することができる。ばね30、230は独力で、ストップ部材48、248と58、258の間の解放可能なロッキングに打ち勝つことができない。図3に開示され先に論じたストップ部材は、本発明の一実施形態の例示的な例である。ホルダ226およびシールド228に代替の相補構造を提供して、ストップ部材の前述の所望の解放可能な固定機能を実行することもできる。例えば、それがホルダ226の中または表面に画定された相補構造と解放可能に係合することができる限りにおいて、図3に示したものと同様の環状ストップ部材を、シールド上のどこか(すなわち、どちらかの端部またはその近く、中間など)に提供することができる。
注射器212は、ホルダ226の上部に画定された保持装置によってホルダ226の中に固定される。ホルダ226の上部は、概ね連続した円筒形の壁270を含み、壁270は、その中に画定された1つまたは複数の開口272を有することができる。この1つまたは複数の開口は、注射器212がホルダ226に挿入されたときにタブ274の移動を可能にする。壁270の内面にはデテント240が画定されており、デテント240は、連続するまたは断続する環状構造とすることができる。デテント240のサイズおよび形状は、注射器212がホルダ226に挿入されたときに注射器212のつば224がその上を通過し、ホルダ226からの注射器212を抜き取ろうとしたときにつば224の通過を妨げるように決められる。デテント240のアンダーカットされた表面242は、注射器212のつば224がその上に載ることができる表面を提供する。つば224は、注射器212をホルダ226の中で軸方向に移動させたときにアンダーカットされた表面242から遠ざかる(後により詳細に説明する)。ホルダ226の中に、アンダーカットされた表面242と向かい合わせに当接面244が画定されている。当接面244は、ホルダ226内での注射器212の軸方向の移動を制限する表面を提供する。アンダーカットされた表面242と当接面244の間の距離は、ホルダ226内での注射器212の軸方向の移動の限度を画定する。この移動限度は、ストップ部材248、258の分離を引き起こすのに十分である。
注射器212のこのような十分な軸方向の移動は、注射ストローク(injection stroke)の終りまたはその付近で(すなわち注射器外筒216によって画定されたレザバー(reservoir)320内でピストン220を移動させたときに)、およびピストン220と注射器212の内側底面との接触係合の後(例えば図8参照)に達成される。プランジャロッド222およびピストン220は、プランジャロッド222の親指パッドに圧力を加えている使用者によって注射ストロークに沿って移動させられる。注射ストロークの終りまたはその付近で、ピストン220は注射器212の内側底面と接触することができ、プランジャロッド222に引き続き圧力をかけると、ホルダ226内で注射器212が軸方向に移動し、ついにはそれによってストップ部材248と258が分離する。次いでシールド228は、ばね230によって、収縮位置から伸長位置まで障害なしに移動し、最終的に、シールド228は、ホルダ226およびシールド228にそれぞれ提供された他の相補構造の係合によって伸長位置にロックされる。このような相補構造の非限定的な例を図21に示す。この図ではホルダ226の両側にデテント252が提供されている。シールドのまわりには環状のリブ268が画定されており、ストップ部材258から軸方向に離隔されている。シールド228は、ばね230によって、環状リブ268がデテント252を通過するまで軸方向に移動させることができ、その位置で、環状リブ268およびデテント252はロッキングによってシールド228を伸長位置に固定し、それによって針218の先端219を覆い、針の突刺しによる偶発的な損傷を防ぐ。
本発明の安全シールドシステム214は、注射中の注射器212の垂直配向(perpendicular orientation)を容易にすることができる。針218が比較的に短いため、注射器212すなわち針218と患者の皮膚との間の概ね垂直な配向は、より信頼できる注射を保証する。全体に平らな皮膚係合面292は、本発明が垂直配向を容易にする1つの方法である。さらに、注射器212を安定させ、注射器212と患者の皮膚との間の垂直配向を容易にするため、注射中に、ホルダ226のリム290(例えば図21参照)を患者の皮膚に対して押し下げることもできる。リム290はさらに、皮内注射中の皮膚に対する針先圧力を限定し、針218の注射深さを制限する働きをすることができる。この場合、リム290は、皮膚係合面の全部または一部を提供する。
次に図23を参照すると、本発明の他の代替実施形態が示されている。この実施形態では、シールド228が最初から伸長位置に展開されている(すなわち針218の先端219を覆っている)。ばね230(図示せず)の押す力のため、医療装置200の使用者は、ばね230の押す力に打ち勝つ十分な圧力を加えなければならない。その圧力は、比較的に迅速な注射移動によって患者の皮膚の最初の穿刺を容易にし、皮膚のより良好な穿刺および注射部位への針218の挿入を可能にすることができる。
この実施形態では、注射時、注射の前にシールド228が患者の皮膚と接触して、シールド228が伸長位置から収縮位置に向かって移動されるように、シールド228をカム(cam)形とすることができる。注射完了後、患者の皮膚から針218を引き抜くと、ばね230がシールド228を再び伸長位置まで移動させ、それによってシールド228が針218の先端219を覆い、伸長位置にロックされる。
添付の請求項の趣旨および範囲から逸脱することなく本発明の追加の修正を考案することができること、および本発明は示された特定の実施形態に限定されないことを当業者は理解されたい。

Claims (18)

  1. その中に薬剤を保持することができる空室を画定する外筒を有する注射器と共に使用するための安全シールドシステムにおいて、前記注射器は、前記外筒に固定され前記空室と流体連絡した針を有し、前記注射器はさらに、注射ストロークに沿って前記空室内を選択的に移動可能なプランジャロッドおよびピストンを含み、前記薬剤は、前記空室内での前記プランジャロッドおよびピストンの移動によって前記針を通して前記空室から放出される、安全シールドシステムであって、
    ホルダと、
    前記ホルダ上に画定され、係合子及び少なくとも一つの係合爪を含み、前記注射器外筒のつばを前記ホルダの内部に固定し、前記ホルダ内での前記ホルダに対する前記外筒の軸方向の移動を許す保持装置であって、前記外筒の前記軸方向の移動は、前記空室内での前記プランジャロッドおよびピストンの移動によって引き起こされる保持装置と、
    前記ホルダに滑動可能に係合されたシールドであって、前記針の一部が前記シールドに囲まれていない収縮位置および前記針が前記シールドに囲まれている伸長位置から、前記ホルダに対して軸方向に移動可能なシールドと、
    前記伸長位置に向かって前記シールドを押すばねと、
    前記シールドと前記ホルダのうちの一方に備えられた第1のストップ部材と、
    前記シールドと前記ホルダのうちの他方に備えられ、前記収縮位置で前記シールドを保持するために前記第1のストップ部材と係合可能な第2のストップ部材と
    を含み、
    前記外筒は、前記針の方向の前記外筒の軸方向の十分な移動が、前記第1のストップ部材と前記第2のストップ部材の分離を引き起こし、前記ばねが前記シールドを前記伸長位置まで移動させることを可能にするように、前記シールドを前記針に向けて付勢可能である
    ことを特徴とする安全シールドシステム。
  2. 第1のストップ部材は前記シールドから半径方向外側へ延びていることを特徴とする請求項1に記載の安全シールドシステム。
  3. 前記第2のストップ部材は前記ホルダから半径方向内側へ延びていることを特徴とする請求項2に記載の安全シールドシステム。
  4. 前記ホルダに滑動可能に取り付けられており、前記注射器の端と係合したエンドフィッティングをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の安全シールドシステム。
  5. 前記外筒の前記つばは前記エンドフィッティングと係合することを特徴とする請求項4に記載の安全シールドシステム。
  6. 前記シールドは少なくとも部分的に前記ホルダの中に配置されており、前記ホルダは、第1の係合子および第2の係合子を含む概ね円筒形の細長いボディを含み、前記第2の係合子は前記第1の係合子から軸方向に離隔されており、前記シールドは、前記シールドが前記伸長位置にあるときに前記第1の係合子と前記第2の係合子の間に配置可能な第3の係合子を含むことを特徴とする請求項1に記載の安全シールドシステム。
  7. 前記第2の係合子は前記ホルダに対して半径方向に偏向可能であることを特徴とする請求項6に記載の安全シールドシステム。
  8. 前記外筒は前記シールドを前記針に向けて少なくとも一つの中間要素を通じて付勢し、前記中間要素は前記エンドフィッティングであることを特徴とする請求項4に記載の安全シールドシステム。
  9. 前記外筒は前記シールドを前記針に向けて前記ばねの一部を通じて付勢することを特徴とする請求項8に記載の安全シールドシステム。
  10. 注射器
    を含み、前記注射器は、
    その中に薬剤を保持することができる空室を画定する外筒と、
    前記外筒の端に設けられ、皮膚係合面を画定するハブと、
    先端を有し、前記空室と流体連絡した針であって、前記針の前記先端は、前記皮膚係合面から0.5mmから3mm延びる針と、
    固定されたピストンを有するプランジャロッドであって、前記ピストンは、注射ストロークに沿って前記空室内を選択的に移動可能であり、前記薬剤は、前記空室内での前記ピストンの移動によって前記針を通して前記空室から放出されるプランジャロッドと
    を含み、さらに
    安全シールドシステム
    を含み、前記安全シールドシステムは、
    ホルダと、
    前記ホルダ上に画定され、係合子及び少なくとも一つの係合爪を含み、前記注射器外筒のつばを前記ホルダの内部に固定し、前記ホルダ内での前記ホルダに対する前記外筒の軸方向の移動を許す保持装置であって、前記外筒の前記軸方向の移動は、前記空室内での前記プランジャロッドおよびピストンの移動によって引き起こされる保持装置と、
    前記ホルダに結合されたシールドであって、前記針の一部が前記シールドに囲まれていない収縮位置および前記針が前記シールドに囲まれている伸長位置から、前記ホルダに対して軸方向に移動可能なシールドと、
    前記伸長位置に向かって前記シールドを押すばねと、
    前記シールドと前記ホルダのうちの一方に備えられた第1のストップ部材と、
    前記シールドと前記ホルダのうちの他方に備えられ、前記収縮位置で前記シールドを保持するために前記第1のストップ部材と係合可能な第2のストップ部材と
    を含み、
    前記外筒は、前記針の方向の前記外筒の軸方向の十分な移動が、前記第1のストップ部材と前記第2のストップ部材の分離を引き起こし、前記ばねが前記シールドを前記伸長位置まで移動させることを可能にするように、前記シールドを付勢可能である
    ことを特徴とする医療装置。
  11. 第1のストップ部材は前記シールドから半径方向外側へ延びていることを特徴とする請求項10に記載の医療装置。
  12. 前記第2のストップ部材は前記ホルダから半径方向内側へ延びていることを特徴とする請求項11に記載の医療装置。
  13. 前記ホルダに滑動可能に取り付けられており、前記注射器の端と係合したエンドフィッティングをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の医療装置。
  14. 前記外筒の前記つばは前記エンドフィッティングと係合することを特徴とする請求項13に記載の医療装置。
  15. 前記シールドは少なくとも部分的に前記ホルダの中に配置されており、前記ホルダは、第1の係合子および第2の係合子を含む概ね円筒形の細長いボディを含み、前記第2の係合子は前記第1の係合子から軸方向に離隔されており、前記シールドは、前記シールドが前記伸長位置にあるときに前記第1の係合子と前記第2の係合子の間に配置可能な第3の係合子を含むことを特徴とする請求項10に記載の医療装置。
  16. 前記第2の係合子は前記ホルダに対して半径方向に偏向可能であることを特徴とする請求項15に記載の医療装置。
  17. 前記外筒は前記シールドを前記針に向けて少なくとも一つの中間要素を通じて付勢し、前記中間要素は前記エンドフィッティングであることを特徴とする請求項13に記載の医療装置。
  18. 前記外筒は前記シールドを前記針に向けて前記ばねの一部を通じて付勢することを特徴とする請求項17に記載の医療装置。
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