JP2010187043A - リーダライタ装置 - Google Patents

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健輔 山内
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田中  義則
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Abstract

【課題】 移動体との非接触通信に用いるアンテナの共振周波数を通信に適した周波数となるように調整するリーダライタ用のアンテナ制御装置を提供する。
【解決手段】 自動調整機能付きループアンテナAの自動調整部12は、移動体との間で情報を通信することが可能になるように共振回路部13が調整された状態におけるループアンテナ部14への給電電圧レベルを基準値として記憶しておき、移動体との間で情報を通信する場合にアンテナへの給電電圧レベルを測定し、当該測定された給電電圧レベルが基準値よりも小さい場合に給電電圧レベルが大きくなるように共振回路部13を調整し、当該調整された状態における給電電圧レベルを以後の基準値として記憶(更新)する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁誘導作用を用いた非接触通信により移動体との間で情報を通信するリーダライタ用のアンテナ制御装置に関し、特に、移動体との非接触通信に用いるアンテナの共振周波数を通信に適した周波数となるように調整するアンテナ制御装置に関する。
近年、RFIDタグやICカード等の移動体との間で電磁誘導作用を用いた非接触通信を行うことにより、当該移動体から情報を読み取り又は当該移動体に情報を書き込むリーダライタ装置を用いたシステムが実用化されており、RFIDシステムなどと称せられている。
このようなRFIDシステムにおいては、通常、リーダライタ装置の設置時の段階でそのアンテナについて最適な調整(例えば、アンテナの共振周波数を13.56MHzに調整)が実施される。このとき、アンテナ近辺にはICタグや同じ共振周波数の別アンテナが無く、調整しようとするアンテナに対して特性が変化していない環境・状態を条件としている。特に読み取り範囲をできる限り大きくしようとした場合、アンテナの感度は高くなり、設置環境の影響を受け易くなる為、このような調整は不可欠である。調整を終えたアンテナでは、アンテナの大きさ・感度によるが、少数枚(1枚〜数十枚程度)のICタグを読み取るのに十分な性能を得ることができる。
ここで、多数枚のICタグを一括で読み取るアンテナは、多数枚のICタグが読み取り範囲に入るとアンテナの特性が変化してしまい、全てのICタグを読み取ることができなくなってしまう。この問題に対処するために、多数枚のICタグが読み取り範囲にある状態でアンテナの調整を行うことで、全てのICタグを読み取ることができるようになる。
しかしながら、多数枚のICタグを配置した状態でアンテナを調整した後に、何枚かのICタグを抜き取ってから残り(少数枚)のICタグの読み取りを実行すると、多数枚では読み取れていたにも拘らず読み取りできなくなることがある。
また、これらの現象は、アンテナとICタグの距離に関しても同様なことが言える。すなわち、アンテナに対してICタグが極端に近づくと読み取りできなくなってしまい、或る程度これらの距離を離すと読み取りができるようになる。
このように、読み取り時におけるアンテナとICタグの枚数や距離により、読み取り性能が変化してしまい、システム・装置の信頼性に大きな影響を与える。
これらの原因としては、以下のことが考えられる。
すなわち、例えば13.56MHzのRFIDシステムでは、リーダライタ装置のアンテナとICタグのアンテナは共にループアンテナであることが多い。ICタグがアンテナ(リーダライタ装置)の読み取り範囲にある場合、これらのループアンテナはコイル間の疎結合の状態にある。しかしながら、多数のICタグがアンテナの読み取り範囲にある場合や極端に近づいた場合には、これらのループアンテナは密結合の状態にある。
そして、密結合の状態にあるとき、アンテナの特性は崩れ、アンテナの共振周波数は当初の周波数から外れてしまい、読み取りができなくなってしまう。
また、リーダライタ装置のアンテナとICタグのアンテナ間においては、各々のアンテナの距離や方向性等の配置関係によって磁界強度が弱まった空間(若しくは箇所)が生まれ、その空間(若しくは箇所)にあるICタグの読み取りができなくなる。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、移動体との非接触通信に用いるアンテナの共振周波数を通信に適した周波数となるように調整するリーダライタ用のアンテナ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、電磁誘導作用を用いた非接触通信により移動体との間で情報を通信するリーダライタ用のアンテナ制御装置を、以下のように構成した。
すなわち、本発明に係るアンテナ制御装置は、アンテナへのRF入力に基づき当該アンテナへの給電電圧レベルを検知し、共振周波数調整回路を調整することにより当該アンテナの共振周波数を変化させる調整手段と、移動体との間で情報を通信することが可能になるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路が調整された状態における前記アンテナへの給電電圧レベルを基準値として記憶する記憶手段と、移動体との間で情報を通信する場合に前記アンテナへの給電電圧レベルを測定し、当該測定された給電電圧レベルが前記記憶手段に記憶されている基準値よりも小さいか大きいかを判定する判定手段と、前記調整手段が、共振周波数に近づくに従って前記アンテナへの給電電圧レベルが大きくなる場合は、前記判定手段により前記測定された給電電圧レベルが前記記憶手段に記憶されている基準値よりも小さいと判定されると、前記アンテナへの給電電圧レベルが前記測定された給電電圧レベルよりも大きくなるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整し、前記調整手段が、共振周波数に近づくに従って前記アンテナへの給電電圧レベルが小さくなる場合は、前記判定手段により前記測定された給電電圧レベルが前記記憶手段に記憶されている基準値よりも大きいと判定されると、前記アンテナへの給電電圧レベルが前記アンテナへの給電電圧レベルが前記測定された給電電圧レベルよりも小さくなるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整し、当該調整された状態における前記アンテナへの給電電圧レベルで前記記憶手段に記憶されている基準値を更新する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成を採用した本発明に係るアンテナ制御装置によると、共振周波数に近づくに従ってアンテナへの給電電圧レベルが大きくなる場合は、IDタグやICカード等の移動体との間で情報を通信する場合の給電電圧レベルが、移動体との間で情報を通信することが可能になるように調整された状態における給電電圧レベル(基準値)より小さいと、給電電圧レベルが大きくなるように調整され、また、その調整された状態における給電電圧レベルが以後の基準値として記憶手段(例えば、メモリ)に記憶されることから、通信環境の変化等によってアンテナ(例えば、ループアンテナ)の共振周波数が所期の周波数から外れてしまっても自動的に通信に適した周波数へ調整され、移動体との通信を効率的に行うことができる。
なお、共振周波数に近づくに従ってアンテナへの給電電圧レベルが小さくなる場合は、上記と逆に、給電電圧レベルが基準値より大きいと、給電電圧レベルが小さくなるよう調整される。
以下の説明においては、共振周波数に近づくに従ってアンテナへの給電電圧レベルが小さくなる場合を例として説明する。
ここで、本発明に係るアンテナ制御装置は、種々な構成により実現することができる。
すなわち、例えば、アンテナ装置のそれぞれが上記アンテナ制御装置に係る各手段(調整手段、記憶手段、判定手段、制御手段)を備えてもよく、1又は複数のアンテナ装置に接続されたリーダライタ装置が上記アンテナ制御装置に係る各手段を備えてもよく、リーダライタ装置の動作を制御する上位の装置が上記アンテナ制御装置に係る各手段を備えてもよい。また、これらの装置に上記アンテナ制御装置に係る各手段を分散して備えるようにしてもよい。
また、共振周波数調整回路は、アンテナ装置の内部に設けてもよく、或いは外部(例えばリーダライタ装置)に設けてもよい。
また、共振周波数調整回路は、種々の構成により実現することができ、例えば、コンデンサ、コイル、リレー等の回路素子により構成することができる。
また、共振周波数調整回路の調整は、少なくとも移動体からの情報の読み取りが可能になるような調整でもよく、少なくとも移動体への情報の書き込みが可能になるような調整でもよく、読み取り及び書き込みの双方が可能になるような調整でもよい。
また、移動体との間における通信としては、移動体からの情報の読み取りであってもよく、移動体への情報の書き込みであってもよく、これらの双方であってもよい。
また、移動体との間で通信する情報は任意であり、例えば、移動体に識別情報(ID)を問い合わせる質問信号を送信し、その応答信号として送信される識別情報を受信する。
また、移動体との間で情報を通信することが可能になるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路が調整された状態とは、例えば、アンテナへの給電電圧レベルが最小(又はその付近)になるように調整された状態である。なお、移動体との間で情報を通信することが可能か否かは、例えば、移動体から送信される情報に基づいて判定できる。具体的には、例えば、質問信号に対する応答信号を移動体から正常に(例えば、CRC誤りなく)受信できたか否かに基づいて判定する。
また、アンテナへの給電電圧レベルが前記測定された給電電圧レベルよりも小さくなるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整する態様としては、種々の態様を採用することができ、例えば、アンテナへの給電電圧レベルが最小(又はその付近)になるように調整する。或いは、例えば、給電電圧レベルを一定刻みずつ増加させる処理を所定回数(又は所定時間)繰り返して調整する。
ここで、上記のようにして共振周波数の調整を行った後で、更に、共振周波数を補正するようにしてもよい。
すなわち、例えば、IDタグの応答周波数を受信するため、受信回路部(リーダライタ装置)に目標の周波数(例えば、13.56MHz)より高域の周波数信号を通過させる高域通過フィルタを使用している場合には、給電電圧レベルが最小となるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整した後、その共振周波数で移動体から情報を読み取ることができない場合に、共振周波数が高くなるように更に前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整する。
或いは、例えば、受信回路部(リーダライタ装置)に目標の周波数(例えば、13.56MHz)より低域の周波数信号を通過させる低域通過フィルタを使用している場合には、給電電圧レベルが最小となるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整した後、その共振周波数で移動体から情報を読み取ることができない場合に、共振周波数が低くなるように更に前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整する。
これにより、給電電圧レベルが最小となるように調整した結果、アンテナの共振周波数がフィルタの通過帯域から外れてしまった場合には、フィルタの通過帯域となるようにアンテナの共振周波数が補正される。
なお、共振周波数の補正は種々の態様により行うことができ、例えば、一定の周波数分を高める(或いは低める)補正を行う。
なお、本発明は、方法や、プログラムや、記録媒体などとして提供することも可能である。
本発明に係る方法では、装置において各手段が各種の処理を実行する。
本発明に係るプログラムでは、装置を構成するコンピュータに実行させるものであって、各種の機能を当該コンピュータにより実現する。
本発明に係る記録媒体では、装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記録したものであって、当該プログラムは各種の処理を当該コンピュータに実行させる。
本発明に係るアンテナ制御装置によると、移動体との間で情報を通信する場合の給電電圧レベルが、移動体との間で情報を通信することが可能になるように調整された状態における給電電圧レベル(基準値)より大きい場合には、給電電圧レベルが小さくなるように調整され、また、その調整された状態における給電電圧レベルが以後の基準値として記憶手段に記憶されることから、通信環境の変化等によってアンテナの共振周波数が所期の周波数から外れてしまっても自動的に通信に適した周波数へ調整され、移動体との通信を効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る調整機能付きループアンテナ装置の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る調整部のブロック図の一例である。 本発明の一実施形態に係る切替制御部及び共振回路部のブロック図の一例である。 本発明の他の実施形態に係る調整機能付きループアンテナ装置の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係るRFIDシステムの構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る調整フロー例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る共振周波数の補正例を示す図である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る調整機能付きのループアンテナ装置の構成例を示してある。
本例のループアンテナ装置Aは、I/O部11にリーダライタ装置RW(図示せず)が接続されており、このリーダライタ装置RWからI/O部11を介して入力されたRF信号(例えば質問信号)をループアンテナ部14から無線により送出し、その応答としてICタグT(図示せず)から送信されたRF信号(例えば応答信号)をループアンテナ部14により受信して、I/O部11を介してリーダライタ装置RWへ出力する。
また、本例のループアンテナ装置Aでは、自動調整部12が、共振回路部13から得られたアンテナ振幅入力(給電電圧レベルの信号)に基づいて共振回路部13を切り替え制御することで、ループアンテナ部14の共振周波数を調整する。
図2には、本例のループアンテナ装置Aにおける自動調整部12のブロック図の一例を示してある。
本例の自動調整部12では、マイクロプロセッサ(MPU)22による制御の下で、ループアンテナ部14の共振周波数を調整する。すなわち、共振回路部13から得られたアンテナ振幅入力をAD変換部24にてアナログ値からデジタル値へ変換して現時点でのループアンテナ部14への給電電圧レベルを測定し、当該測定された給電電圧レベル(測定値)とメモリ21に記憶されている給電電圧レベルの基準値とを比較して、給電電圧レベルの測定値が基準値より大きい場合(つまり、ループアンテナ部14の共振周波数が所期の周波数帯から外れた場合)に、周波数調整のための制御信号をMPU22から切替制御部23に出力して共振回路部13を切り替え制御させる。
ここで、メモリ21に記憶されている給電電圧レベルの基準値は、初期値として、所定の個数のICタグTがループアンテナ装置Aの通信範囲に配置された状態(例えば、ループアンテナ装置Aが内部に設けられた棚板上に、ICタグTを付した商品や書籍などの物品が置かれた状態)において、ループアンテナ部14の共振周波数が目標の周波数(又はその付近)となるように事前に調整された給電電圧レベルが設定されており、その後に共振周波数の調整が実施されたことに応じて、その調整が行われた状態における給電電圧レベルの測定値が以後の給電電圧レベルの基準値として設定(メモリ21の記憶内容を更新)される。
図3には、本例のループアンテナ装置Aにおける切替制御部23及び共振回路部13のブロック図の一例を示してある。
本例では、切替制御部23にn個のリレー31(1)、31(2)、・・・、31(n)が設けられ、共振回路部13にn個の共振素子41(1)、41(2)、・・・、41(n)及び共振回路42が設けられている。共振素子41(1)〜41(n)は並列に設けられており、これらの共振素子41(1)〜41(n)に対してリレー31(1)〜31(n)がそれぞれ直列に設けられている。
なお、共振回路部13は、ループアンテナ部14から磁界を発生させることにより、ICタグTへ電力やデータを送信し、或いはICタグTからデータを受信する部分である。本例では、共振素子41(1)〜41(n)として、インダクタンス(例えばコイル)やコンダクタンス(例えばコンデンサ)を用いている。
また、各リレー31(1)〜31(n)の開閉の切り替えは、MPU22から入力される制御信号に基づいて行われる。
つまり、MPU22による制御によって切替制御部23内のリレー31(1)〜31(n)を切り替えて、ループアンテナ部14のインピーダンスを調整する。なお、本構成は一例に過ぎず、例えば、リレー31(1)〜31(n)の代わりにダイオードなどを用いてもよい。
このように、本例では、ループアンテナ装置A内のリレー31(1)〜31(n)にそれぞれコンデンサなどの共振素子41(1)、41(2)、・・・、41(n)を接続し、リレー31(1)〜31(n)を制御することでループアンテナ部14のインピーダンスを変化させる。なお、それぞれのリレー31(1)〜31(n)に接続する共振素子41(1)、41(2)、・・・、41(n)の定数を変更することで、共振周波数を現在の環境に適したものに調整可能なので、アンテナ(ループアンテナ部14)のサイズや形状は決められたものでなくても構わない。
図4には、他の実施形態に係る調整機能付きのループアンテナ装置の構成例を示してある。本例では、上述した自動調整部12の機能を、リーダライタ装置RW及びループアンテナ装置Aに分離して設けた構成となっている。
具体的には、リーダライタ装置RWにアンテナ振幅入力が入力されて、リーダライタ装置RWにて給電電圧レベルを測定し、当該測定された給電電圧レベル(測定値)がリーダライタ装置RWのメモリに記憶されている給電電圧レベルの基準値より小さいか否かを判定し、給電電圧レベルの測定値が基準値より大きい場合に、調整のための制御信号をループアンテナ装置Aの調整部51に出力する。ループアンテナ装置Aの調整部51は、MPU、リレーなどを有しており、リーダライタ装置RWから前記の制御信号が入力された場合に、MPU制御によるリレー切り替えで共振回路部52を切り替え制御し、ループアンテナ装置A(ループアンテナ部53)の共振周波数を調整する。
なお、本構成は一例に過ぎず、例えば、リレーの代わりにダイオードなどを用いてもよい。また、リーダライタ装置RWに対して複数のループアンテナ装置Aを設けてもよく、この場合には、比較対象となる給電電圧レベルの基準値をそれぞれのループアンテナ装置Aに対応付けてメモリに記憶させておき、それぞれのループアンテナ装置Aの共振周波数を個別に調整する構成とすることができる。また、例えば、リーダライタ装置RWの動作を制御する制御PC(S)が、給電電圧レベルの測定値をメモリ内の基準値と比較し、測定値が基準値より小さいと判定した場合に調整のための制御信号をリーダライタ装置RWを介してループアンテナ装置Aに出力し、ループアンテナ装置Aの共振周波数を調整させてもよい。
次に、図1〜図4に例示したような調整機能付きのループアンテナ装置Aを用いた実施例を説明する。
図5には、第1実施例に係るRFIDシステムの構成例を示してある。
本実施例に係るRFIDシステムでは、4個のループアンテナ装置A(1)、A(2)、A(3)、A(4)がアンテナ切替器SWを介してリーダライタ装置RWに接続されており、ループアンテナ装置A(1)、A(2)、A(3)、A(4)の順番で切り替えられる。
本実施例では、ループアンテナ装置A(1)〜A(4)のそれぞれについて、読み取り対象のICタグTの種類(サイズ、アンテナパターンなど)、読み取り時のICタグTの方向(ICタグTの向き)、ICタグTとの距離などの非接触通信に関する条件の組み合わせ毎に、ICタグTの最大同時読み取り数を予め設定しており、その設定内容はリーダライタ装置RWのメモリに保持されている。
各ループアンテナ装置A(1)〜A(4)は、リーダライタ装置RWからのRF入力(搬送波入力)によって給電電圧レベル(共振周波数の入力レベル)を測定(検出)する回路を有しており、給電電圧レベルを測定してメモリに記憶することができる。また、各ループアンテナ装置A(1)〜A(4)は、ICタグTの最大同時読み取り数における最適な給電電圧レベルを基準値の初期値として記憶している。
各ループアンテナ装置A(1)〜A(4)は、RF入力の都度、測定した給電電圧レベルを、メモリに記憶している基準値(初期値若しくは直前に調整された状態における給電電圧レベルの測定値)と比較し、差異が生じた場合(給電電圧レベルの測定値が基準値より大きい場合)に調整を実行する。そして、給電電圧レベルの測定値が調整範囲内において最小値(回路構成等によっては最大値)となるように、リレーなどによる共振容量の挿抜調整を行って共振周波数を調整し、当該調整された状態における給電電圧レベルの測定値を以後の基準値としてメモリに記憶(更新)させる。
なお、上記のように、給電電圧レベルの測定値が基準値よりも大きい場合に無条件に調整を開始するのではなく、例えば、給電電圧レベルの測定値と基準値との差が閾値以上となったことを条件に調整を開始したり、給電電圧レベルの測定値が基準値よりも大きくなった回数が所定の回数以上となったことを条件に調整を開始したり、給電電圧レベルの測定値が基準値よりも大きい状態の時間が所定の時間以上となったことを条件に調整を開始したりしてもよい。
図6には、本実施例に係るRFIDシステムによる調整フロー例を示してある。
対象のループアンテナ装置Aが選択されて当該ループアンテナ装置AへRF入力が行われ(ステップS1)、その給電電圧レベルの測定が行われる(ステップS2)。
次に、測定した現状の給電電圧レベルと以前の給電電圧レベル(メモリに記憶されている基準値)とを比較し(ステップS3)、現状の給電電圧レベルが以前の給電電圧レベル以下の場合には現状維持(調整無し)とし(ステップS7)、現状の給電電圧レベルが以前の給電電圧レベルより大きい場合には、最小電圧レベルの探索を開始し(ステップS4)、以下の処理を行う。
すなわち、複数のリレー開閉によるアンテナ共振回路への容量挿入制御を行って、給電電圧レベルを測定する。これを、目標となる共振周波数の可変域をトレースしながら行って、その範囲内で給電電圧レベルの測定値が最小となるリレーの開閉態様を見つけ出し、これを調整結果として設定して調整完了とする(ステップS5)。
その後、見つけ出した最小の給電電圧レベルの測定値を以後の給電電圧レベルの基準値としてメモリに記憶させる(ステップS6)。
なお、本例では、給電電圧レベルが最小となるような調整を行っているが、これに限定するものではなく、給電電圧レベルが小さくなるような調整であればよい。
また、調整の実行を判断(給電電圧レベルを比較判断)するタイミングは任意であり、例えば、(1)アンテナ初期設置時、(2)ICタグ読み取り直前、(3)ICタグ読み取り直後のタイミングなどで行われる。また、例えば、定期的(一定時間毎)に調整の実行を判断するようにしてもよい。
次に、共振周波数の調整が実行される場面について幾つか説明する。
例えば、アンテナ設置環境の変化に応じて調整が実行される。具体的には、ループアンテナ装置Aの近傍に金属体が近づき、共振周波数がズレた場合などが挙げられる。つまり、リーダライタ装置RWからの搬送波入力によって検知される給電電圧レベルは、金属体の影響から共振周波数がズレたことによって著しく変化する。この場合、ループアンテナ装置A(或いはリーダライタ装置RWなど)は、定期的又は読み取りの実行直前に給電電圧レベルを測定し、この測定値をメモリに記憶している給電電圧レベルの基準値(初期値若しくは前回調整後の給電電圧レベルの測定値)と比較して、共振周波数の調整を実行する判断が得られた場合に調整を行う。
例えば、ICタグTの同時読み取り数が前回の読み取り時から変化したことに応じて調整が実行される。具体的には、ループアンテナ装置Aでこれから読み取るICタグTの枚数が、直前(前回)の読み取り時の枚数と比べて増加又は減少し、共振周波数がズレた場合などが挙げられる。つまり、リーダライタ装置RWからの搬送波入力によって検知される給電電圧レベルは、ループアンテナ装置AとICタグTの結合の変化により共振周波数がズレて変化が生じる。この場合、ループアンテナ装置A(或いはリーダライタ装置RWなど)は、読み取りの実行直前に給電電圧レベルを測定し、この測定値をメモリに記憶している給電電圧レベルの基準値(初期値若しくは前回調整後の給電電圧レベルの測定値)と比較して、共振周波数の調整を実行する判断が得られた場合に調整を行い、その後にICタグTの読み取りを実行する。
例えば、ICタグTの読み取り実行中における同時読み取り数の変化に応じて調整が実行される。具体的には、ループアンテナ装置Aで読み取り実行中にICタグTの枚数が増加又は減少し、共振周波数がズレた場合などが挙げられる。この場合、ループアンテナ装置A(或いはリーダライタ装置RWなど)は、読み取りを実行する直前に給電電圧レベルを測定してメモリに基準値として記憶しておき、読み取り実行後に給電電圧レベルを再度測定し、この測定値をメモリに記憶している給電電圧レベルの基準値(読み取り直前の給電電圧レベルの測定値)と比較して、共振周波数の調整を実行する判断が得られた場合に調整を行い、その後に再度ICタグTの読み取りを実行する。
なお、本実施例では、各ループアンテナ装置A(1)〜A(4)がそれぞれ単独で自己のアンテナについて共振周波数を自動調整しているが、これらループアンテナ装置A(1)〜A(4)に接続されたリーダライタ装置RWにより自動調整を行ってもよく、或いは他の装置(例えば、リーダライタ装置RWの動作を制御する制御PCなど)により自動調整を行ってもよい。
具体的には、例えば、電磁誘導作用を用いた非接触通信により、ICタグTの情報を読み取り、またはICタグTヘ情報を書き込むリーダライタ装置RWであって、リーダライタアンテナ(ループアンテナ装置A)ヘの給電電圧レベルを、ICタグTの情報を読み取り、またはICタグTヘ情報を書き込むことが可能なレベルになるよう、共振周波数調整回路を調整して、そのときの第1の給電電圧レベルを(基準値として)記憶しておき、次にICタグTの情報を読み取り、またはICタグTヘ情報を書き込む際に、リーダライタアンテナ(ループアンテナ装置A)ヘの給電電圧レベルを測定し、該測定した第2の給電電圧レベルが前記記憶していた第1の給電電圧レベル(基準値)よりも大きいときは、前記測定した第2の給電電圧レベルよりも小さいレベルとなるよう共振周波数調整回路を調整し、そのときの第3の給電電圧レベル(調整後の給電電圧レベル)を(以後の基準値として)記憶しておくようにしたリーダライタ装置RWとして実現する。
第2実施例に係るRFIDシステムでは、第1実施例と同様に、ループアンテナ装置Aの給電電圧レベルの測定結果に応じて共振周波数を調整しており、給電電圧レベルの測定値が最小となったときに、ループアンテナ装置Aの共振周波数は無線通信に適した周波数(例えば、13.56MHz)付近になる。
ここで、本実施例では、共振周波数の調整間隔が広いループアンテナ装置Aを用いており、給電電圧レベルの測定値を用いた調整方式では共振周波数f=13.56MHzに調整することは難しく、例えば、13.56MHzに最も近い周波数のときに給電電圧レベルの測定値が最小となる。
その結果、ループアンテナ装置Aの共振周波数が13.56MHz以上または以下に調整されることがある。ここで、リーダライタ装置RWの受信回路部に13.56MHzより高域の周波数帯を通過させるフィルタを使用している場合には、ループアンテナ装置Aの共振周波数が13.56MHzよりも低域になると、ICタグTの応答信号の上側波帯(fs>13.56MHz)が受信しにくくなる。また、下側波帯(fs<13.56MHz)は受信しやすいが、リーダライタ装置RWのフィルタが13.56MHzよりも低域の周波数帯は通過しにくいので、受信回路で復調処理をかけられない場合もある。
逆に、リーダライタ装置RWの受信回路に13.56MHzより低域の周波数帯を通過させるフィルタを使用している場合において、ループアンテナ装置Aの共振周波数が13.56MHzより高域に調整されたときも同様である。
そこで、本実施例では、共振周波数を調整した後に、当該調整後の共振周波数にソフト制御で補正をかけることにより、上記の問題に対処している。
図7には、調整後の共振周波数fが13.56MHz以下のときの補正例を示してある。同図は、共振周波数f(横軸)とVSWR(Voltage Standing Wave Ratio;電圧定圧波比)(縦軸)の関係をグラフ表示したものであり、符号61の曲線は補正前、符号62の曲線は補正後を表している。
この補正例では、ICタグTの応答信号を受信するために、ループアンテナ装置Aの共振周波数fを低域(f≦13.56MHz)から高域(f≧13.56MHz)へシフトさせている。すなわち、ICタグTからの応答信号を受信するために、ループアンテナ装置Aの共振周波数を高域にシフトさせる。本例では、例えば、ループアンテナ装置Aのインダクタンス、コンダクタンスの値を減らすことで共振周波数を調整する。
ここで、調整後の共振周波数は使用しているフィルタの性能に応じて決定されるが、本例では、13.56MHz以上は使用する周波数帯域なので、フィルタを通過させるために共振周波数を13.56MHz以上へ調整すればよい。そこで、給電電圧レベルが最小値のときの共振周波数から、共振回路部13の制御で調整可能な13.56MHzに近い(又は以上の)共振周波数へ補正する。
例えばリーダライタ装置RW内のフィルタが13.56MHz以下を通過させない場合の補正例について説明する。
まず、共振周波数の調整を開始して、リレーの組み合わせを切り替え、その度に検知回路でループアンテナ装置Aの給電電圧レベルを測定する。この測定結果はそれぞれメモリ内に保存され、全リレーの結果の中から給電電圧レベルが最小値のときにおけるリレー組み合わせ(開閉態様)が求められる。
その後、給電電圧レベルが最小値のときにおけるリレー組み合わせに補正をかける。本例では、最小値のリレー組み合わせよりも高い共振周波数に調整するために、ループアンテナ装置Aのインダクタンス、コンダクタンスの値を減らす。そして、リレーの組み合わせを補正後の組み合わせに切り替えて、調整機能が終了する。
以上のような処理を行うことにより、ループアンテナ装置Aの読み取り精度を向上させることができる。すなわち、例えば、13.56MHz以上の周波数帯域を通過させるフィルタをリーダライタ装置RWに使用しているときは、調整結果の共振周波数が13.56MHzよりも低いとICタグTからの応答信号を受信できない場合があったが、上記の処理によりループアンテナ装置Aの共振周波数を補正する(高める)ことで、13.56MHz以下から13.56MHz以上付近に調整することができ、ICタグTからの応答信号を効率よく受信できるようになる。また、13.56MHz以上付近に調整されているので、ループアンテナ装置Aから発生する磁界も損失が少なく、ループアンテナ装置AとICタグTが通信に適した共振周波数に調整される。
以上では、13.56MHz以上の周波数帯域を通過させるフィルタをリーダライタ装置RWに使用している場合を例に説明したが、例えば、13.56MHz以下の周波数帯域を通過させるフィルタをリーダライタ装置RWに使用している場合も同様である。
すなわち、フィルタを通過させるためには共振周波数を13.56MHz以下とすればよいため、給電電圧レベルが最小となるように調整された共振周波数から、共振周波数を低める補正を行う。
なお、共振周波数の調整後の補正は、上記のように無条件に行ってもよく、或いは、調整後の共振周波数でICタグTの情報を読み取ることができない場合に補正を行うようにしてもよい。
具体的には、例えば、受信回路部に13.56MHzより高域の周波数信号を通過させる高域通過フィルタまたは低域の周波数信号を通過させる低域通過フィルタを使用しているリーダライタ装置RWであって、給電電圧レベル(例えば、第1実施例に示した第1の給電電圧レベル)を求める際に、まず給電電圧レベルが最小となるよう共振周波数調整回路を調整した後、その共振周波数でICタグTの情報を読み取ることができない場合に、高域通過フィルタを使用している場合は、共振周波数が高くなるように共振周波数調整回路を調整し(共振周波数を高める補正を行い)、低域通過フィルタを使用している場合は、共振周波数が低くなるように共振周波数調整回路を調整する(共振周波数を低める補正を行い)ようにしたリーダライタ装置RWとして実現する。
すなわち、ICタグTからの情報読み取りの可否を判定する読取判定手段をリーダライタ装置RWに備え、読取判定手段により、ICタグTから情報を読み取れなかったと判定された場合に補正を実行する。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、上記のようなソフトウェア構成に限られず、例えば各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力して実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
A、A(1)〜A(4)・・ループアンテナ装置、 RW・・リーダライタ装置、 T・・ICタグ、 S・・制御PC、 SW・・アンテナ切替器、 11・・I/O部、 12・・調整部、 13・・共振回路部、 14・・ループアンテナ部、 21・・メモリ、 22・・マイクロプロセッサ、 23・・切替制御部、 24・・AD変換部、 31(1)〜31(n)・・リレー、 41(1)〜41(n)・・共振素子、 42・・共振回路、 51・・調整部、 52・・共振回路部、 53・・ループアンテナ部

Claims (1)

  1. 電磁誘導作用を用いた非接触通信により移動体との間で情報を通信するリーダライタ用のアンテナ制御装置であって、
    アンテナへのRF入力に基づき当該アンテナへの給電電圧レベルを検知し、共振周波数調整回路を調整することにより当該アンテナの共振周波数を変化させる調整手段と、
    移動体との間で情報を通信することが可能になるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路が調整された状態における前記アンテナへの給電電圧レベルを基準値として記憶する記憶手段と、
    移動体との間で情報を通信する場合に前記アンテナへの給電電圧レベルを測定し、当該測定された給電電圧レベルが前記記憶手段に記憶されている基準値よりも小さいか大きいかを判定する判定手段と、
    前記調整手段が、共振周波数に近づくに従って前記アンテナへの給電電圧レベルが大きくなる場合は、前記判定手段により前記測定された給電電圧レベルが前記記憶手段に記憶されている基準値よりも小さいと判定されると、前記アンテナへの給電電圧レベルが前記測定された給電電圧レベルよりも大きくなるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整し、前記調整手段が、共振周波数に近づくに従って前記アンテナへの給電電圧レベルが小さくなる場合は、前記判定手段により前記測定された給電電圧レベルが前記記憶手段に記憶されている基準値よりも大きいと判定されると、前記アンテナへの給電電圧レベルが前記アンテナへの給電電圧レベルが前記測定された給電電圧レベルよりも小さくなるように前記調整手段により前記共振周波数調整回路を調整し、当該調整された状態における前記アンテナへの給電電圧レベルで前記記憶手段に記憶されている基準値を更新する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするリーダライタ用のアンテナ制御装置。
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