JP2010182765A - 固体撮像装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロレンズによって取り込んだ光を、導波路を通して光電変換部に導く経路中における光量ロスを低減できるようにする。
【解決手段】導波路構造を有する画素が複数配置されてなるCMOSイメージセンサにおいて、導波路40の中心Oがマイクロレンズ42の中心Qを通る主光線(光軸R)に対して導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれた導波路構造とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像装置および電子機器に関し、特に導波路構造の固体撮像装置および当該固体撮像装置を有する電子機器に関する。
固体撮像装置としては、光電変換部が形成される素子形成部の配線層側の面(表面)側から入射光を取り込む、いわゆる表面入射型の固体撮像装置が一般的である。この表面入射型の固体撮像装置は、光電変換部の領域の上に配線層、保護膜、カラーフィルタ、マイクロレンズなどの画素構成部材が設けられた構成となっている。
ところで、表面入射型を含む固体撮像装置では、画素サイズ(セルサイズ)の微細化が1μm程度まで進んだことで、マイクロレンズ上に結像する像光(入射光)の光量は少なくならざるを得ない。しかも、マイクロレンズと光電変換部との間に配線層等が介在するために、マイクロレンズ上に結像した光が光電変換部にたどり着くまでに配線層等において大きな光量ロスが生じる。その結果、画素の感度が大きく低下する。
そこで、光を効率的に光電変換部に導くために、即ち集光効率を上げるために、画素中央部に導波路を設け、当該導波路内に光を閉じ込めることで光量ロスの低減を図った、いわゆる導波路構造の固体撮像装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−210975号公報
表面入射型の固体撮像装置において、画素サイズの微細化が進むと、基板上の光電変換部や画素トランジスタのレイアウトの自由度が無くなる。その結果、導波路構造の固体撮像装置では、光電変換部の領域重心がマイクロレンズや導波路の中心からずれる。このように、マイクロレンズや導波路の中心に対して光電変換部の領域重心がずれることで、入射光の一部が光電変換部の領域から外れるためにその外れた分だけ光量ロスが生じる。
そこで、本発明は、マイクロレンズによって取り込んだ光を、導波路を通して光電変換部に導く経路中における光量ロスを低減可能とした導波路構造の固体撮像装置および当該固体撮像装置を有する電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、
レンズと、
前記レンズを介して入射する光を電気信号に変換する光電変換部と、
前記レンズと前記光電変換部との間に設けられた導波路と
を有する複数の画素を備え、
前記導波路は少なくとも出射側の部位の中心が前記レンズの中心を通る主光線に対して当該導波路の出射側端部と前記光電変換部の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれて配置された
構成となっている。
導波路の例えば全体の中心がレンズの中心を通る主光線に対して導波路と光電変換部の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれていると、レンズと導波路との間で生じる光量ロスが、導波路の全体の中心がレンズの中心と一致している場合に比べて多少大きくなる。一方、導波路と光電変換部の領域とが重なる面積が大きいため、導波路内に閉じ込められた光は、効率良く光電変換部の受光面に導かれる。
ここで、導波路−光電変換部間の光量ロスは、レンズや導波路の中心に対して光電変換部の領域重心がずれている場合の導波路−光電変換部間の光量ロスに比べて小さい。したがって、導波路の中心がレンズの中心を通る主光線に対して導波路と光電変換部の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれた構造を採ることで、レンズ−光電変換部間の経路(光路)中におけるトータルでの光量ロスを低減できる。
本発明によれば、レンズ−光電変換部間の経路中での光量ロスを、レンズや導波路の中心に対して光電変換部の領域重心がずれている場合に比べて低減できる。
本発明が適用されるCMOSイメージセンサの構成の概略を示すシステム構成図である。 単位画素の回路構成の一例を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る導波路構造を有する画素の端面構造を示す断面図である。 第1実施形態に係る導波路構造におけるマイクロレンズと導波路とフォトダイオードとの位置関係を示す平面図である。 第1実施形態に係る導波路構造を有する画素についての製造方法の工程の一例を示す工程図である。 第1実施形態に係る製造方法の変形例を示す図である。 従来例に係る導波路構造を有する単位画素の断面構造の一例を示す断面図である。 従来例に係る導波路構造におけるマイクロレンズと導波路とフォトダイオードとの位置関係を示す平面図である。 受光領域上のエネルギー分布についてのシミュレーション結果を、従来例に係る導波路構造の場合(A)と第1実施形態に係る導波路構造の場合(B)とを対比して示す図である。 本発明の第2実施形態に係る導波路構造を有する画素の端面構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る導波路構造におけるマイクロレンズと導波路とフォトダイオードとの位置関係を示す平面図である。 第2実施形態に係る導波路構造を有する画素についての製造方法の工程の一例を示す工程図(その1)である。 第2実施形態に係る導波路構造を有する画素についての製造方法の工程の一例を示す工程図(その1)である。 受光領域上のエネルギー分布についてのシミュレーション結果を、従来例に係る導波路構造の場合(A)と第2実施形態に係る導波路構造の場合(B)とを対比して示す図である。 本発明による電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.本発明が適用される固体撮像装置(CMOSイメージセンサの例)
2.第1実施形態(導波路が1段の場合の例)
3.第2実施形態(導波路が多段の場合の例)
4.変形例
5.電子機器(撮像装置の例)
<1.本発明が適用される固体撮像装置>
(システム構成)
図1は、本発明が適用される固体撮像装置、例えばX−Yアドレス型固体撮像装置の一種であるCMOSイメージセンサの構成の概略を示すシステム構成図である。ここで、CMOSイメージセンサとは、CMOSプロセスを応用して、または部分的に使用して作成されたイメージセンサである。
図1に示すように、本適用例に係るCMOSイメージセンサ10は、半導体基板(チップ)18上に形成された画素アレイ部11と、当該画素アレイ部11と同じ半導体基板18上に集積された周辺回路部とを有する構成となっている。周辺回路部としては、例えば垂直駆動部12、カラム処理部13、水平駆動部14およびシステム制御部15が設けられている。
画素アレイ部11には、入射する可視光をその光量に応じた電荷量に光電変換する光電変換部(例えば、フォトダイオード)を含む図示せぬ単位画素(以下、単に「画素」と記述する場合もある)が行列状に2次元配置されている。そして、画素個々には、図示を省略するが、入射光を集光するレンズ、いわゆるマイクロレンズや、カラー対応の場合にはカラーフィルタなどが設けられる。単位画素の具体的な構成については後述する。
画素アレイ部11にはさらに、行列状の画素配列に対して行ごとに画素駆動線16が図の左右方向(画素行の画素配列方向/水平方向)に沿って形成され、列ごとに垂直信号線17が図の上下方向(画素列の画素配列方向/垂直方向)に沿って形成されている。図1では、画素駆動線16について1本として示しているが、1本に限られるものではない。画素駆動線16の一端は、垂直駆動部12の各行に対応した出力端に接続されている。
垂直駆動部12は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどによって構成されている。ここでは、具体的な構成については図示を省略するが、垂直駆動部12は、読出し走査系と掃出し走査系とを有する構成となっている。読出し走査系は、信号を読み出す単位画素について行単位で順に選択走査を行う。
一方、掃出し走査系は、読出し走査系によって読出し走査が行われる読出し行に対し、その読出し走査よりもシャッタスピードの時間分だけ先行して当該読出し行の単位画素の光電変換素子から不要な電荷を掃き出す(リセットする)掃出し走査を行う。この掃出し走査系による不要電荷の掃き出し(リセット)により、いわゆる電子シャッタ動作が行われる。ここで、電子シャッタ動作とは、光電変換素子の光電荷を捨てて、新たに露光を開始する(光電荷の蓄積を開始する)動作のことを言う。
読出し走査系による読出し動作によって読み出される信号は、その直前の読出し動作または電子シャッタ動作以降に入射した光量に対応するものである。そして、直前の読出し動作による読出しタイミングまたは電子シャッタ動作による掃出しタイミングから、今回の読出し動作による読出しタイミングまでの期間が、単位画素における光電荷の蓄積時間(露光時間)となる。
垂直駆動部12によって選択走査された画素行の各単位画素から出力される信号は、垂直信号線17の各々を通してカラム処理部13に供給される。カラム処理部13は、画素アレイ部11の画素列ごとに、選択行の各画素20から出力されるアナログの画素信号に対してあらかじめ定められた信号処理を行う。
カラム処理部13での信号処理としては、例えばCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)処理が挙げられる。CDS処理は、選択行の各画素から出力されるリセットレベルと信号レベルとを取り込み、これらレベルの差を取ることによって1行分の画素の信号を得るとともに、画素の固定パターンノイズを除去する処理である。カラム処理部13に、アナログの画素信号をデジタル化するAD変換機能を持たせる場合もある。
水平駆動部14は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどによって構成され、カラム処理部13の画素列に対応した回路部分を順番に選択走査する。この水平駆動部14による選択走査により、カラム処理部13で画素列ごとに信号処理された画素信号が順番に出力される。
システム制御部15は、半導体基板18の外部から与えられるクロックや、動作モードを指令するデータなどを受け取り、また、本CMOSイメージセンサ10の内部情報などのデータを出力する。システム制御部15はさらには、各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータを有し、当該タイミングジェネレータで生成された各種のタイミング信号を基に垂直駆動部12、カラム処理部13および水平駆動部14などの駆動制御を行う。
(単位画素の回路構成)
図2は、単位画素20の回路構成の一例を示す回路図である。図2に示すように、本回路例に係る単位画素20は、光電変換部である例えばフォトダイオード21に加えて、例えば転送トランジスタ22、リセットトランジスタ23、増幅トランジスタ24および選択トランジスタ25の4つのトランジスタを有する構成となっている。
ここでは、4つのトランジスタ22〜25として、例えばNチャネルのMOSトランジスタを用いている。ただし、ここで例示した転送トランジスタ22、リセットトランジスタ23、増幅トランジスタ24および選択トランジスタ25の導電型の組み合わせは一例に過ぎず、これらの組み合わせに限られるものではない。
この単位画素20に対して、画素駆動線16として、例えば、転送線161、リセット線162および選択線163の3本の駆動配線が同一画素行の各画素について共通に設けられている。これら転送線161、リセット線162および選択線163の各一端は、垂直駆動部12の各画素行に対応した出力端に、画素行単位で接続されている。
フォトダイオード21は、アノード電極が負側電源(例えば、グランド)に接続されており、受光した光をその光量に応じた電荷量の光電荷(ここでは、光電子)に光電変換する。フォトダイオード21のカソード電極は、転送トランジスタ22を介して増幅トランジスタ24のゲート電極と電気的に接続されている。増幅トランジスタ24のゲート電極と電気的に繋がったノード26をFD(フローティングディフュージョン)部と呼ぶ。
転送トランジスタ22は、フォトダイオード21のカソード電極とFD部26との間に接続されている。転送トランジスタ22のゲート電極には、高レベル(例えば、Vddレベル)がアクティブ(以下、「Highアクティブ」と記述する)の転送パルスφTRFが転送線161を介して与えられる。これにより、転送トランジスタ22はオン状態となり、フォトダイオード21で光電変換された光電荷をFD部26に転送する。
リセットトランジスタ23は、ドレイン電極が画素電源Vddに、ソース電極がFD部26にそれぞれ接続されている。リセットトランジスタ23のゲート電極には、HighアクティブのリセットパルスφRSTがリセット線162を介して与えられる。これにより、リセットトランジスタ23はオン状態となり、フォトダイオード21からFD部26への信号電荷の転送に先立って、FD部26の電荷を画素電源Vddに捨てることによって当該FD部26をリセットする。
増幅トランジスタ24は、ゲート電極がFD部26に、ドレイン電極が画素電源Vddにそれぞれ接続されている。そして、増幅トランジスタ24は、リセットトランジスタ23によってリセットした後のFD部26の電位をリセット信号(リセットレベル)Vresetとして出力する。増幅トランジスタ24はさらに、転送トランジスタ22によって信号電荷を転送した後のFD部26の電位を光蓄積信号(信号レベル)Vsigとして出力する。
選択トランジスタ25は、例えば、ドレイン電極が増幅トランジスタ24のソース電極に、ソース電極が垂直信号線17にそれぞれ接続されている。選択トランジスタ25のゲート電極には、Highアクティブの選択パルスφSELが選択線163を介して与えられる。これにより、選択トランジスタ25はオン状態となり、単位画素20を選択状態として増幅トランジスタ24から出力される信号を垂直信号線17に中継する。
なお、選択トランジスタ25については、画素電源Vddと増幅トランジスタ24のドレインとの間に接続した回路構成を採ることも可能である。
また、単位画素20としては、上記構成の4つのトランジスタからなる画素構成のものに限られるものではない。例えば、増幅トランジスタ24と選択トランジスタ25とを兼用した3つのトランジスタからなる画素構成のものなどであっても良く、その画素回路の構成は問わない。
(瞳補正)
上記構成のCMOSイメージセンサ10は、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、携帯電話機などの撮像機能を有する電子機器に撮像デバイスとして搭載されて用いられる。そして、このような用途に当たって、一般的に、射出瞳距離の短い薄型のカメラ・レンズに対して、周辺減光を軽減する目的で、瞳補正と呼ばれる周知の技術が用いられる。
この瞳補正とは次のような技術である。先ず、撮像面となる画素アレイ部11の中央部では、画素20個々に入射される光を取り込むマイクロレンズの中心とフォトダイオード21の開口の中心(即ち、フォトダイオード21の領域重心)とを一致させる。ここで、レンズは一つの軸の周りに回転対称な面でできており、その回転対称軸が光軸となる。そして、回転対称軸とレンズ球面とが交わる点をマイクロレンズの中心となる。因みに、画素アレイ部11の中心の画素位置は像高0割と呼ばれる。
一方、画素アレイ部11の周辺部では、マイクロレンズの中心の位置をフォトダイオード21の開口の中心に対して、外側に向かうにつれて主光線の向きに合わせてずらしている。ここで、主光線とは、マイクロレンズの中心を通る一本の光線を言う。そして、画素個々のマイクロレンズの中心を通る主光線は、画素アレイ部11の中央部ではマイクロレンズの光軸と一致し、画素アレイ部11の周辺部ではマイクロレンズの光軸に対して傾きを持つことになる。因みに、画素アレイ部11の周辺角部、即ち画素アレイ部11の中心から一番遠い画素位置は像高10割と呼ばれる。
このように、画素アレイ部11の周辺部において、マイクロレンズの中心位置とフォトダイオード21の開口中心との間にオフセットを持たせる技術が瞳補正である。この瞳補正の技術を用いることで、カメラ・レンズの薄型化が進み、マイクロレンズへの入射光が撮像面に対して様々な角度で入ってきたとしても、フォトダイオード21の開口周辺部での光のケラレを回避できる。これにより、画素アレイ部11全体(撮像面全面)に亘って画素20個々の集光効率をほぼ一定にすることができるために、感度における総合的な性能向上を図ることができる。
以上説明した本発明の適用例に係るCMOSイメージセンサ10は、画素20個々に入射する光を効率的にフォトダイオード21に導く(即ち、集光効率を上げる)ことを目的として、画素中央部に導波路を設けた導波路構造を有している。そして、本発明は、導波路構造を有するCMOSイメージセンサ10において、マイクロレンズによって取り込んだ光を、導波路を通してフォトダイオード21に導く経路(光路)中における光量ロスを低減するための構造を特徴としている。この光量ロスを低減するための具体的な実施形態について以下に説明する。
<2.第1実施形態>
(画素構造)
図3は、本発明の第1実施形態に係る導波路構造を有する画素の断面構造を示す断面図である。ここでは、図面の簡素化のために、画素アレイ部11の中央部に位置するある1つの単位画素20についての導波路構造を示している。図4に、第1実施形態に係る導波路構造におけるマイクロレンズと導波路とフォトダイオードとの位置関係を示す。
図3において、半導体基板、例えばシリコン基板31の表層部には、光電変換を行う受光センサ部(光電変換部)32が形成されている。受光センサ部32は、例えばP型拡散層とその表面側のN型拡散層とによって構成されたダイオード(図2のフォトダイオード21に相当)として形成される。この受光センサ部32については、P型拡散層からなる正孔蓄積層によってさらに表面を覆う構成としても良い。
シリコン基板31上には、下地絶縁膜33を介して層間絶縁膜34が成膜されている。この層間絶縁膜34の表面側には、溝パターン内に導電性材料を埋め込んでなる配線35が形成されている。そして、層間絶縁膜34の成膜と溝パターン内への配線35の形成とを繰り返し、最後に層間絶縁膜34を成膜することによって多層配線層36が形成されている。
多層配線層36の受光センサ部32(フォトダイオード21)の上方の部位には、導波路用の孔37が形成されている。この孔37はその中心(孔37の横断面の中心)Oが、受光センサ部32の開口の中心(即ち、受光センサ部32の領域重心)Pと好ましくは一致するように形成されている。また、孔37はその底部の面積が、受光センサ部32の領域面積よりも小さくなるように形成されている。
孔37の内部には、その内壁面、即ち多層配線層36の露出表面に沿って導波膜38が形成されている。そして、導波膜38の内部に光透過性埋込み層(透明膜)39が埋め込まれることで、導波路40が形成されている。これにより、孔37の中心Oが導波路40の中心となる。したがって、導波路40の中心Oと受光センサ部32の領域重心Pとが一致することになる。ここで、導波路40の中心とは、導波路40の横断面の中心を言うものとする。また、導波路40の出射側(図の下側)の端部の面積は、受光センサ部32の領域面積よりも小さいことになる。
導波路40の上方には所定の色のカラーフィルタ41が形成され、当該カラーフィルタ41の上にはレンズ、具体的にはオンチップレンズと称されるマイクロレンズ42が設けられている。ここで、導波路40の中心Oと受光センサ部32の領域重心Pとが一致しているのに対して、マイクロレンズ42はその中心Qが、導波路40の中心Oに対してずれるように形成されている。
このとき、導波路40はその中心Oが、マイクロレンズ42の中心Qを通る主光線に対して導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれて配置されることになる。ここで、画素アレイ部11の中心部では、マイクロレンズ42には中心Qを含む光軸Rに対して平行に光が入射するために中心Qを通る主光線は光軸Rと一致する。
一方、画素アレイ部11の周辺部では、マイクロレンズ42には中心Qを含む光軸Rに対して斜めに光が入射するために中心Qを通る主光線は光軸Rに対して角度を持つ。したがって、先述した瞳補正の技術を採用するCMOSイメージセンサにあっては、マイクロレンズ42の中心Qに対する導波路40の中心Oのずれについては、マイクロレンズ42の中心Qや光軸Rを基準にするのではなく、中心Qを通る主光線を基準としている。
(製造方法)
続いて、上述した第1実施形態に係る導波路構造を有する画素についての製造方法の工程の一例について、図5の工程図を用いて説明する。図5において、図3と同等部分には同一符号を付して示している。
〔工程1〕多層配線層36までの形成
受光センサ部32が表層部に形成されたシリコン基板31上に下地絶縁膜33を成膜する。次に、下地絶縁膜33上に層間絶縁膜34を成膜し、次いで、この層間絶縁膜34の表面側に溝パターンを形成して当該溝パターンの内部に例えばメタルを埋め込むことによって配線35を形成する。そして、層間絶縁膜34の成膜と溝パターン内への配線35の形成とを繰り返し、最後に層間絶縁膜34を成膜することによって多層配線層36を形成する。
〔工程2〕導波路用の孔37の形成
次に、例えばCG系ガスを用いたドライエッチングにより、レジストマスク51を使用して導波路用の孔37を多層配線層36に形成する。その際に、導波路用の孔37と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなるように当該孔37をレイアウトする。これにより、マイクロレンズ42の中心Q(光軸R)と異なる位置に導波路40の中心Oが位置することになる。このときのマイクロレンズ42の中心Qに対する導波路40の中心Oのシフト量としては、光量ロスを最小限に抑える上では、10〜200nm程度が望ましい。
また、例えばメタルからなる配線35の露出を避けるためには、例えば次の2つの製法を採ることが考えられる。その1つは、導波路用の孔37の径を小さく形成して、導波路40と配線35との間の距離を保つ製法である。他の1つは、図6に示すように、多層配線層36の層間絶縁膜34とエッチングレートが違う材料、具体的には層間絶縁膜34よりもエッチングレートが低い(エッチングされにくい)材料を用いた保護層52を形成する製法である。ここで、エッチングレートとは、エッチングすべき膜をエッチングする際の単位当たりの速度のことである。
〔工程3〕導波膜38の形成
次に、多層配線層36の上に、さらには導波路用の孔37の内部にその内壁に沿って、即ち多層配線層36の露出表面に沿って導波膜38を形成する。導波膜38の材料としては、従来の導波路構造などで用いられている周知の材料を用いることができる。
〔工程4〕導波路用の孔37の埋込み
次に、導波路用の孔37の内部に、導波膜38を介して光透過性の材料を埋め込むことによって光透過性埋込み層39を形成する。このとき埋め込む光透過性の材料としては、従来の導波路構造などで用いられている周知の材料、即ち高屈折率材料を用いることができる。そして、導波膜38および光透過性埋込み層39によって導波路40が形成されることになる。
〔工程5〕カラーフィルタ41およびマイクロレンズ42の形成
最後に、多層配線層36上に光透過性埋込み層39を介して各副画素に対応した色のカラーフィルタ41を画素単位で形成し、次いで、カラーフィルタ41上にマイクロレンズ42を画素単位で形成する。
(作用効果)
以上説明したように、第1実施形態に係る導波路構造は、導波路40の中心Oがマイクロレンズ42の中心Qを通る主光線に対して導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれた構造となっている。そして、第1実施形態に係る導波路構造によれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態に係る導波路構造を採ることで、マイクロレンズ42と導波路40との間で生じる光量ロスが、導波路40の中心Oがマイクロレンズ42の中心Qと一致している場合に比べて多少大きくなる。一方、導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きいため、導波路40内に結合した(閉じ込められた)光は、効率良く受光センサ部32の受光面に導かれる。
ここで、導波路40−受光センサ部32間の光量ロスは、図7および図8に示すように、マイクロレンズ42の中心Qや導波路40の中心Oに対して受光センサ部32の領域重心Pがずれている場合の導波路40−受光センサ部32間の光量ロスに比べて小さい。特に、導波路40の中心Oと受光センサ部32の領域重心Pとが一致しており、しかも導波路40の出射側端部の面積が受光センサ部32の領域面積よりも小さいために、導波路40−受光センサ部32間の光量ロスを極めて小さい抑えることができる。
したがって、導波路40の中心Oがマイクロレンズ42の中心Qを通る主光線に対してずれた本実施形態に係る画素構造を採ることで、マイクロレンズ42−受光センサ部32間の経路(光路)中におけるトータルでの光量ロスを低減できる。すなわち、マイクロレンズ42−受光センサ部32間の経路中での光量ロスを、図7および図8に示すように、マイクロレンズ42や導波路40の中心Q,Oに対して受光センサ部32の領域重心Pがずれている場合に比べて低減できる。図7および図8において、図3および図4と同等部分には同一符号を付して示している。
図9に、受光センサ部32の受光領域上のエネルギー分布についてのシミュレーション結果を、従来例に係る導波路構造の場合(A)と第1実施形態に係る導波路構造の場合(B)とを対比して示す。
CMOSイメージセンサ10がカラー対応の場合には、カラー画像を形成する単位となる1つの画素は複数の副画素(サブピクセル)から構成され、この副画素が画素20に相当する。より具体的には、1つの画素は、例えば、赤色(R)光を受光する副画素、緑色(G)光を受光する副画素、青色(B)光を受光する副画素の3つの副画素から構成される。
図9には、1つの画素が2つのG副画素と各々1つのR,B副画素とからなる場合を示している。そして、図9において、G副画素の受光領域(受光センサ部32の領域)32Gを実線で、R副画素の受光領域32Rを破線で、B副画素の受光領域32Bを一点鎖線でそれぞれ示している。また、本シミュレーション結果では、2つのG副画素の受光領域32Gに入射する緑色光のエネルギー分布について代表して示している。
マイクロレンズ42や導波路40の中心Q,Oに対して受光センサ部32の領域重心Pがずれている従来例に係る導波路構造の場合には、図9(A)に示すように、受光領域32Gに入射する光の一部が当該受光領域32Gからはみ出す(外れる)。その結果、そのはみ出した分だけ、導波路40−受光センサ部32間で光量ロスが生じるために、画素の感度(平行光感度)で低下する。
これに対して、本実施形態に係る導波路構造の場合には、図9(B)から明らかなように、受光領域32Gへの入射光の当該受光領域32Gからのはみ出しを減らすことができる。これは、特に、導波路40の中心Oと受光センサ部32の領域重心Pとが一致しており、しかも導波路40の出射側端部の面積が受光センサ部32の領域面積よりも小さいことによる。そして、受光領域32Gからの光のはみ出しを低減できる分だけ画素の感度向上を図ることができる。
このように、本実施形態に係る導波路構造を採ることで、従来例に係る導波路構造に比べて感度を向上できることで、画素サイズのさらなる微細化に対応できる。具体的には、画素サイズのさらなる微細化が進み、基板上の受光センサ部32や画素トランジスタ(図2のトランジスタ22〜25)のレイアウトの自由度が無くなる。その結果、受光センサ部32の領域重心Pがマイクロレンズ42の中心Qからずれたとしても、入射光の一部が受光センサ部32の領域からはみ出すことに伴う感度低下を最小限に抑えることができるために、画素サイズのさらなる微細化に寄与できることになる。
なお、本実施形態では、導波路40の出射側端部の位置を多層配線層36の最下層の配線35の位置までとしたが、これに限られるものではなく、例えば図3に破線で示すように、受光センサ部32の受光面に接する位置とすることも可能である。このような構造とすることで、導波路40−受光センサ部32間の光量ロスを、導波路40の出射側端部が受光センサ部32の受光面から離れている図3の構造の場合よりも小さい抑えることができる。
<3.第2実施形態>
(画素構造)
図10は、本発明の第2実施形態に係る導波路構造を有する画素の断面構造を示す断面図であり、図中、図3と同等部分には同一符号を付して示している。
ここでは、図面の簡素化のために、画素アレイ部11の中央部に位置するある1つの単位画素20についての導波路構造を示している。図11に、第2実施形態に係る導波路構造におけるマイクロレンズと導波路とフォトダイオードとの位置関係を示す。
第1実施形態に係る導波路構造は、導波路40を1段構成とし、導波路40全体の中心Oをマイクロレンズ42の中心Qを通る主光線に対して導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずらす構成を採っている。
これに対して、第2実施形態に係る導波路構造では、先ず、導波路40を多段構成、例えば2段構成としている。具体的には、導波路40は、マイクロレンズ42に近い側(図の上側)に位置する第1導波路40Aと、受光センサ部32に近い側(図の下側)に位置する第2導波路40Bとの2段構成となっている。
この2段構成の導波路40において、第1導波路40Aは、その中心O1がマイクロレンズ42の中心を通る主光線(本例では、光軸Rと一致)と一致するように配置されている。ここで、第1導波路40Aの中心O1とは、当該導波路40Aの横断面の中心を言うものとする。また、第1導波路40Aは、はその出射側端部が第2導波路40Bの入射側端部と接している。
一方、第2導波路40Bはその中心O2がマイクロレンズ42の中心を通る主光線に対して導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれて配置されている。ここで、第2導波路40Bの中心O2とは、当該導波路40Bの横断面の中心を言うものとする。
より具体的には、第2導波路40Bと受光センサ部32との間での光量ロスを最小限に抑えるためには、第2導波路40Bはその中心O2が受光センサ部32の領域重心Pと一致するようにレイアウトされるのが好ましい。さらには、第2導波路40Bはその出射側端部(図の下端部)の面積が受光センサ部32の受光面積よりも小さく、当該出射側端部が受光センサ部32の受光面に接している(実際には、下地絶縁膜33を介して接している)。
(製造方法)
続いて、上述した第2実施形態に係る導波路構造を有する画素についての製造方法の工程の一例について、図12および図13の工程図を用いて説明する。図12および図13において、図10と同等部分には同一符号を付して示している。
〔工程1〕最下層の層間絶縁膜34までの形成
受光センサ部32が表層部に形成されたシリコン基板31上に下地絶縁膜33を成膜する。次いで、下地絶縁膜33上に多層配線層36における最下層の層間絶縁膜34を成膜する。
〔工程2〕第2導波路40B用の孔37Bの形成
次に、例えばCG系ガスを用いたドライエッチングにより、レジストマスク51Bを使用して第2導波路40B用の孔37Bを最下層の層間絶縁膜34に形成する。その際に、第2導波路40B用の孔37Bを、受光センサ部32の領域と重なる面積が大きくなるようにレイアウトする。
〔工程3〕第2導波路40B用の孔37Bの埋込み
次に、第2導波路40B用の孔37Bの内部に、CVD(Chemical Vapor Deposition;化学気相成長)法などにより、SiNなどの光透過性の材料を埋め込むことによって第2光透過性埋込み層(透明膜)39Bを形成する。そして、第2光透過性埋込み層39Bにより第2導波路40Bが形成される。この第2導波路40Bの出射側端部(下端部)は、受光センサ部32の受光領域に収まる大きさが望ましい。
〔工程4〕平坦化
次に、第2導波路40B用の孔37Bに埋め込んだ第2光透過性埋込み層39Bの表面を、CMP(Chemical Mechanical Polishing;化学的機械研磨)などにより研磨し、平坦化する。
〔工程5〕多層配線層36の形成
次に、第2光透過性埋込み層39B上に層間絶縁膜34を成膜し、この層間絶縁膜34の表面側に溝パターンを形成して当該溝パターンの内部に例えばメタルを埋め込むことによって配線35を形成する。そして、層間絶縁膜34の成膜と溝パターン内への配線35の形成とを繰り返し、最後に層間絶縁膜34を成膜することによって多層配線層36を形成する。
〔工程6〕第1導波路40A用の孔37Aの形成
次に、例えばCG系ガスを用いたドライエッチングにより、レジストマスク51Aを使用して第1導波路40A用の孔37Aを多層配線層36に形成する。その際、第1導波路40A用の孔37Aをその中心(第1導波路40Aの中心O1)が、マイクロレンズ42の中心Q(光軸R)と重なるようにレイアウトする。
〔工程7〕導波膜38の形成
次に、多層配線層36の上に、さらには第1導波路40A用の孔37Aの内部にその内壁に沿って、即ち多層配線層36の露出表面に沿って導波膜38を形成する。導波膜38の材料としては、従来の導波路構造などで用いられている周知の材料を用いることができる。
〔工程8〕第1導波路40A用の孔37Aの埋込み
次に、第1導波路40A用の孔37Aの内部に、導波膜38を介して光透過性の材料を埋め込むことによって第1光透過性埋込み層39Aを形成する。そして、導波膜38および第1光透過性埋込み層39Aによって第1導波路40Aが形成される。
ここで、第1導波路40A用の孔37Aに埋め込む光透過性の材料、即ち第1導波路40Aの材料としては、従来の導波路構造などで用いられている周知の材料、即ち高屈折率材料を用いることができる。ただし、第1導波路40Aの材料は、第2導波路40Bの材料と同一であることが望ましい。また、第1導波路40Aの材料と第2導波路40Bの材料の屈折率は同じまたは近い値であることが望ましい。
第1導波路40Aと第2導波路40Bとを単一の材料によって構成することで、第1導波路40Aから第2導波路40Bに至る光路中での反射をなくすことができる。また、第1導波路40Aの材料と第2導波路40Bの材料の屈折率は同じまたは近い値であることで、第1導波路40Aから第2導波路40Bに至る光路中で屈折が生じる界面ができないようにすることができる。その結果、ために、第1導波路40Aと第2導波路40Bとの間で生じる光量ロスを最小限に抑えることができる。
〔工程9〕カラーフィルタ41およびマイクロレンズ42の形成
最後に、多層配線層36上に光透過性埋込み層39Aを介して各副画素に対応した色のカラーフィルタ41を画素単位で形成し、次いで、カラーフィルタ41上にマイクロレンズ42を画素単位で形成する。
(作用効果)
以上説明したように、第2実施形態に係る導波路構造は、導波路40が例えば2段構成で、第2導波路40Bの中心O2がマイクロレンズ42の中心を通る主光線に対して導波路40と受光センサ部32の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれた構造となっている。そして、第2実施形態に係る導波路構造によれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2導波路40Bが受光センサ部32の領域と重なる面積が大きくなるようにレイアウトされていることで、第2導波路40B−受光センサ部32間の光量ロスを、図7の従来例に係る導波路構造の場合よりも小さい抑えることができる。特に、第2導波路40Bの中心O2が受光センサ部32の領域重心Pと一致し、しかも、第2導波路40Bの出射側端部の面積が受光センサ部32の受光面積よりも小さいことで、第2導波路40Bと受光センサ部32との間での光量ロスを最小限に抑えることができる。
また、第1導波路40Aの中心O1がマイクロレンズ42の中心を通る主光線と一致するレイアウトとなっていることで、マイクロレンズ42−第1導波路40A間の光量ロスを、第1実施形態に係る導波路構造の場合よりも小さい抑えることができる。その結果、第1導波路40A−第2導波路40B間で多少の光量ロスはあるものの、両者の端部間が接していることで、マイクロレンズ42に入射した光を、第1導波路40Aおよび第2導波路40Bを経由して効率良く受光センサ部32へ導くことができる。
図14に、受光センサ部32の受光領域上のエネルギー分布についてのシミュレーション結果を、従来例に係る導波路構造の場合(A)と第2実施形態に係る導波路構造の場合(B)とを対比して示す。
図14には、1つの画素が2つのG副画素と各々1つのR,B副画素とからなる場合を示している。そして、図14において、G副画素の受光領域(受光センサ部32の領域)32Gを実線で、R副画素の受光領域32Rを破線で、B副画素の受光領域32Bを一点鎖線でそれぞれ示している。また、本シミュレーション結果では、2つのG副画素の受光領域32Gに入射する緑色光のエネルギー分布について代表して示している。
マイクロレンズ42や導波路40の中心Q,Oに対して受光センサ部32の領域重心Pがずれている従来例に係る導波路構造の場合には、図14(A)に示すように、受光領域32Gに入射する光の一部が当該受光領域32Gからはみ出す(外れる)。その結果、そのはみ出した分だけ、導波路40−受光センサ部32間で光量ロスが生じるために、画素の感度(平行光感度)で低下する。
これに対して、本実施形態に係る導波路構造の場合には、図14(B)から明らかなように、受光領域32Gへの入射光の当該受光領域32Gからのはみ出しを、第1実施形態に係る導波路構造の場合よりも減らすことができる。これは、特に、第1導波路40Aの中心O1がマイクロレンズ42の中心を通る主光線と一致し、かつ、第2導波路40Bが受光センサ部32の領域と重なる面積が大きくなるようにレイアウトされていることによる。
したがって、本実施形態に係る画素構造を採ることで、第1実施形態に係る画素構造に比べて感度をさらに向上でき、その結果、画素サイズのさらなる微細化に対応できる。すなわち、画素サイズのさらなる微細化が進み、受光センサ部32の領域重心Pがマイクロレンズ42の中心Qからずれたとしても、それに伴う感度低下を最小限に抑えることができるために、画素サイズのさらなる微細化に寄与できることになる。
<3.変形例>
上記各実施形態では、本発明が適用される固体撮像装置として、瞳補正の技術を採用したCMOSイメージセンサを示したが、本発明は、瞳補正の技術を採用したCMOSイメージセンサへの適用に限られるものではない。すなわち、瞳補正の技術を採用していないCMOSイメージセンサに対しても同様に、第1,第2実施形態に係る技術を適用することが可能である。
また、上記各実施形態では、CMOSイメージセンサに適用した場合を例に挙げて説明したが、CMOSイメージセンサへの適用に限られるものではない。すなわち、可視光の光量に応じた電荷を物理量として検知して電気信号として出力する単位画素が行列状に配置されてなるX−Yアドレス型の固体撮像装置全般に適用可能である。さらには、X−Yアドレス型の固体撮像装置に限らず、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサに代表される電荷転送型の固体撮像装置にも適用可能である。
なお、固体撮像装置はワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
<4.電子機器>
本発明は、固体撮像装置への適用に限られるものではなく、撮像装置などの電子機器にも適用可能である。ここで、電子機器とは、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置(カメラシステム)や、撮像機能を有する携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などのモバイル機器などのことを言う。なお、電子機器に搭載される上記モジュール状の形態、即ちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
[撮像装置]
図15は、本発明による電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。図15に示すように、本発明に係る撮像装置100は、レンズ群101等を含む光学系、撮像素子102、カメラ信号処理部であるDSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106、操作系107および電源系108等を有している。そして、DSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106、操作系107および電源系108がバスライン109を介して相互に接続された構成となっている。
レンズ群101は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで撮像素子102の撮像面上に結像する。撮像素子102は、レンズ群101によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この撮像素子102として、先述した第1,第2実施形態に係る導波路構造を有する画素が複数配置されてなるCMOSイメージセンサが用いられる。
表示装置105は、液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、撮像素子102で撮像された動画または静止画を表示する。記録装置106は、撮像素子102で撮像された動画または静止画を、ビデオテープやDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録する。
操作系107は、ユーザによる操作の下に、本撮像装置が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源系108は、DSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106および操作系107の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
このような撮像装置100は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールに適用される。この撮像装置100の撮像素子102として先述した第1,第2実施形態に係るCMOSイメージセンサを用いることで、当該CMOSイメージセンサは感度を向上できるために、画質に優れた電子機器を提供できることになる。また、感度を向上できることで、画素サイズの微細化に対応できるために、多画素化に伴う高精細な撮像画像を提供できることになる。
10…CMOSイメージセンサ、11…画素アレイ部、12…垂直駆動部、13…カラム処理部、14…水平駆動部、15…システム制御部、18…半導体基板、20…単位画素、21…フォトダイオード、22…転送トランジスタ、23…リセットトランジスタ、24…増幅トランジスタ、25…選択トランジスタ、26…FD(フローティングディフュージョン)部、31…シリコン基板、32…受光センサ部、33…下地絶縁膜、34…層間絶縁膜、35…配線、36…多層配線層、37…導波路用の孔、38…導波膜、39…光透過性埋込み層、40…導波路、40A…第1導波路、37A…第1導波路用の孔、37B…第2導波路用の孔、40B…第2導波路、41カラーフィルタ、42…マイクロレンズ、O…導波路の中心、O1…第1導波路の中心、O2…第2導波路の中心、P…受光センサ部の領域重心、Q…マイクロレンズの中心、R…マイクロレンズの光軸

Claims (10)

  1. レンズと、
    前記レンズを介して入射する光を電気信号に変換する光電変換部と、
    前記レンズと前記光電変換部との間に設けられた導波路と
    を有する複数の画素を備え、
    前記導波路は少なくとも出射側の部位の中心が前記レンズの中心を通る主光線に対して前記導波路の出射側端部と前記光電変換部の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれて配置されている
    固体撮像装置。
  2. 前記導波路はその出射側端部の面積が前記光電変換部の領域面積よりも小さい
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記導波路はその出射側端部が前記光電変換部の受光面に接している
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記導波路は、前記レンズに近い側に位置する第1の導波路と、前記光電変換部に近い側に位置する第2の導波路との少なくとも2つの導波路からなり、
    前記第1の導波路はその中心が前記レンズの中心を通る主光線と一致するように配置され、
    前記第2の導波路はその中心が前記レンズの中心を通る主光線に対して当該導波路と前記光電変換部の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれて配置されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記第2の導波路はその中心が前記光電変換部の領域重心と一致するように配置されている
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記第2の導波路はその出射側端部の面積が前記光電変換部の領域面積よりも小さく、当該出射側端部が前記光電変換部の受光面に接している
    請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1の導波路はその出射側端部が前記第2の導波路の入射側端部と接している
    請求項4記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1の導波路と前記第2の導波路とは単一の材料によって構成されている
    請求項4記載の固体撮像装置。
  9. 前記第1の導波路の材料と前記第2の導波路の材料の屈折率が同じまたは近い値である
    請求項4記載の固体撮像装置。
  10. レンズと、
    前記レンズを介して入射する光を電気信号に変換する光電変換部と、
    前記レンズと前記光電変換部との間に設けられた導波路と
    を有する複数の画素を備え、
    前記導波路の少なくとも出射側の部位の中心が前記レンズの中心を通る主光線に対して前記導波路の出射側端部と前記光電変換部の領域とが重なる面積が大きくなる方向にずれている
    固体撮像装置を有する電子機器。
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