JP2010182636A - 燃料電池セルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスケットを射出成形する際に注入された樹脂の樹脂圧に対して電解質膜の端部が持ち上げられてガスケットの端面に臨み、これがガスのクロスリーク路を形成してクロスリーク耐久を低下させるという課題を簡易な製造方法にて解決することのできる、燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】電解質膜1とその両側の触媒層2,2’とからなり、電解質膜1が触媒層2,2’よりも側方へ張り出している膜電極接合体3を製造する第1の工程と、第1の工程において製造された膜電極接合体3を構成する電解質膜1の少なくとも側方へ張り出している箇所1aを収縮させる第2の工程と、膜電極接合体3の両側にガスケット8を成形し、側方へ張り出している箇所1aが該ガスケット8内に埋設されている燃料電池セル10を製造する第3の工程と、からなる、製造方法である。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池セルの製造方法に関するものである。
固体高分子型燃料電池の燃料電池セルは、イオン透過性の電解質膜と、該電解質膜を挟持するアノード側およびカソード側の触媒層とから膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)が形成され、このMEAとこれを挟持するアノード側およびカソード側のガス拡散層(GDL)とから電極体(MEGA:Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly)が形成され、電極体に燃料ガスもしくは酸化剤ガスを提供するとともに電気化学反応によって生じた電気を集電するための多孔体からなるガス流路層とセパレータが電極体の両側に配されて構成されている。実際の燃料電池スタックは、所要電力に応じた基数の燃料電池セルが積層され、スタッキングされることによって形成されている。
上記構成の燃料電池セルにおいては、膜電極接合体に供給される燃料ガスや酸化剤ガス、さらにはセルの昇温を抑止するための冷却水などの流体をシールするためのガスケットが電極体および金属多孔体の周縁に形成されている。このガスケットは燃料電池セルごとに形成されており、電極体および金属多孔体の周縁にガスケットを有した燃料電池セルを所定の基数だけ積層した後にスタッキングがおこなわれている。なお、このガスケットの成形は一般に射出成形や圧縮成形にておこなわれている。たとえば射出成形の場合を取り上げると、成形型のキャビティ内にセパレータを収容し、次いでガス流路となるアノード側もしくはカソード側の一方の金属多孔体を収容し、次いで電極体を収容し、次いでアノード側もしくはカソード側の他方の金属多孔体を収容した姿勢で、電極体および金属多孔体の周縁のガスケット成形用キャビティに樹脂を注入するものである。
上記するセパレータは、たとえばチタンやステンレスからなる2枚のプレートの間に流路が形成されたプレートが介層された3層構造のものや、中間層を樹脂製の枠材とし、2枚のプレートの一方から多数のディンプルや流路を画成するリブを突出させて冷却水流路を形成するものなどがある。この3層構造のセパレータは、当該セル自体のアノード側もしくはカソード側のいずれか一方のセパレータであると同時に、積層姿勢において隣接するセルのアノード側もしくはカソード側の他方のセパレータとなるものである。すなわち、この3層構造セパレータを有する燃料電池セルのセル構成部材は、一つの3層構造セパレータと、アノード側およびカソード側の金属多孔体(ガス流路層)と、電極体と、からなり、複数の燃料電池セルが積層された姿勢において、任意の燃料電池セルは、その両端にアノード側およびカソード側のセパレータを有することとなる。
ところで、ガス拡散層や触媒層に対して電解質膜の端部は側方に張り出しており、ガスケットが成形された際の姿勢においては、電解質膜の張り出し端部がガスケットの内部に埋め込まれた構造を呈するのが一般的である。このような構造を適用する理由として、その一つは、両極のガス拡散層や金属多孔体(ガス流路層)が接触して短絡するのを防止することである。また、他の理由は、一方の極(たとえばカソード極)から他方の極(たとえばアノード極)へ電解質膜の側端をガスが回り込んでクロスリークするのを防止するために、ある程度の張り出し長さを確保し、この張り出し部をガスケット内に埋設させた構造を適用しているというものである。
たとえば、成形型内に一つの3層構造セパレータと、金属多孔体とガス拡散層と膜電極接合体を収容して型閉めし、膜電極接合体の側方に画成されたガスケット用のキャビティ内に樹脂を注入してガスケットを成形する場合において、成形型内で膜電極接合体側に流れてきた樹脂の圧力により、側方に張り出した電解質膜の端部が上方に持ち上げられ、これがガスのクロスリーク路を形成してクロスリーク耐久を低下させるという課題が生じていた。
これを図6とその一部を拡大した図7に基づいて説明する。図6は、固定型S1と可動型S2のキャビティ内に電極体eとガス流路層となる金属多孔体f1、f2、および一つの3層構造セパレータgが収容され、ガスケット用の樹脂が注入されている状況を説明したものである。まず、電解質膜aとこれを挟持するカソード側およびアノード側の触媒層b1、b2とから膜電極接合体cが形成され、この膜電極接合体cをカソード側およびアノード側のガス拡散層d1、d2が挟持して電極体eが形成されたものを用意する。
なお、各部材を成形型内へ収容するに際して、膜電極接合体とガス拡散層が予め一体に形成されていてもよいし、双方が分離されていて、それぞれを順に成形型内に収容するものであってもよい。ここで、電解質膜aの端部は電極体eの側方に張り出している(側方へ張り出している箇所a1)。また、セパレータgは、2枚のステンレス製もしくはチタン製のプレートg1、g2と、このプレート間に介在してガスや冷却水などの流体用の流路を画成する中間層g3と、から構成されており、成形型内に、セパレータg、金属多孔体f2、電極体e、金属多孔体f1が積層姿勢を成した状態で型閉めされる。
なお、この収容された構成部材のユニットで一つの燃料電池セルが形成されるものである。なお、この3層構造のセパレータgは、それが組み込まれる燃料電池セルのアノード側の金属多孔体f2に燃料ガス(流れ方向Z1)を提供するためのガス流通孔g3aと、セルが積層された姿勢において隣接するセルのカソード側の金属多孔体に酸化剤ガス(流れ方向Z2)を提供するためのガス流通孔g3bを備えている。
型閉めの後に、注入孔Hを介してガスケット成形用のキャビティC内に樹脂が注入される(Y方向)。樹脂が注入されると、キャビティC内で水平方向に延びている電解質膜aの側方へ張り出している箇所a1には、図7で示すようにその樹脂圧が作用し、該張り出している箇所a1は上方に持ち上げられてキャビティCの上面に当接する。
この姿勢でガスケットが成形されて燃料電池セルが製造されると、側方へ張り出している箇所a1の端部がガスケットの上面に臨んだ状態となってしまう(側方へ張り出している箇所a1が外部に臨む)。このような燃料電池セルを所定の基数だけ接着させることなく積み重ね、スタッキングすることにより、従来の燃料電池は形成されている。燃料電池セル同士を密着させないことにより、たとえば発電不良となった燃料電池セルを抜き出して他の燃料電池セルと入れ替えるといったメンテナンスが可能となる。したがって、一つの燃料電池セルに着目した際に、その構成部材であるアノード側およびカソード側の金属多孔体の一方には3層構造のセパレータがガスケットの射出成形の際に接着しており、他方の金属多孔体には積層姿勢において隣接する燃料電池セルのセパレータが接着されることなく当接した状態となっている。
燃料電池セル同士が接着されることなく積み重ねられているのみの構造であるため、上記するようにそのメンテナンスは可能となる一方で、当該燃料電池セルと隣接セルのセパレータとの間に外部に連通する隙間が生じることは避けられない。それに加えて、上記のごとく電解質膜の端部が外部に臨んだ状態となっていることから、電解質膜が外部に通じる状態が形成されることとなり、このことは、ガスのクロスリーク路が形成されることを意味するものであり、燃料電池のクロスリーク耐久低下の一因となるものである。
なお、本出願人によってなされた従来の公開技術として特許文献1を挙げることができ、当該文献には、射出成形に際して、成形型内で電解質膜の端部を押圧部材でセパレータ側に押圧した姿勢で射出成形する技術が開示されている。
上記する公開技術によれば、図6,7で示すガスのクロスリーク路の形成が効果的に抑制される。しかしその一方で、キャビティ内に押圧部材が介在することで注入された樹脂の樹脂流れが阻害されること、押圧部材に作用する樹脂の注入圧に対して該押圧部材の所期の姿勢を保持しながら膜端部をセパレータ側に十分に押さえ付けることが困難であることなどに鑑み、本発明者等は更なる改良を試みてこれらの課題を改善できる技術思想に到達した。
特開2008−123885号公報
本発明は、上記する問題に鑑みてなされたものであり、燃料電池セルを構成する膜電極接合体とガス透過層の周縁にガスケットを射出成形して燃料電池セルを製造する方法に関し、注入された樹脂の樹脂圧に対して電解質膜の端部が持ち上げられてガスケットの端面に臨み、これがガスのクロスリーク路を形成して燃料電池のクロスリーク耐久を低下させるという課題を簡易な製造方法にて解決することのできる、燃料電池セルの製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明による燃料電池セルの製造方法は、電解質膜とその両側の触媒層とからなり、電解質膜が触媒層よりも側方へ張り出している膜電極接合体を製造する第1の工程と、前記第1の工程において製造された膜電極接合体を構成する電解質膜の少なくとも側方へ張り出している箇所を収縮させる第2の工程と、膜電極接合体の両側にガスケットを成形し、電解質膜の側方へ張り出している箇所が該ガスケット内に埋設されている燃料電池セルを製造する第3の工程と、からなるものである。
本発明の燃料電池セルの製造方法は、電解質膜が触媒層よりも側方へ張り出している膜電極接合体の周縁に、電解質膜の側方へ張り出している箇所をその内部に埋設するようにしてガスケットを成形するに際し、予め電解質膜の側方へ張り出している箇所を収縮させてその平面積を小さくしておき、その後にガスケット成形をおこなうものであり、これにより、上記するガスケット成形時の樹脂圧によって該側方へ張り出している箇所が仮に持ち上げられた場合であっても、その端部をガスケットの端面まで到達させないようにし、もって、これがガスケットの端面まで到達してガスのクロスリーク路を形成するのを効果的に抑止するものである。
ここで、第1の工程で製造されるのは、少なくとも膜電極接合体であり、たとえば、この膜電極接合体の両側にガス透過層がさらに配され、いずれか一方のガス透過層のさらに外側に、積層されたセルを画成するとともに双方のセルに燃料ガスと酸化剤ガスのいずれか一方を提供するセパレータが配されてなる積層ユニットが製造されるものであってもよい。
そして、この積層ユニットから燃料電池セルが形成される場合のセル構造は、膜電極接合体(MEA)のアノード側とカソード側の双方に拡散層基材と集電層からなるガス拡散層を具備する形態、アノード側とカソード側のいずれか一方は集電層のみを具備する(拡散層基材が廃された)形態の双方を含んでいる。また、本明細書では、これらのいずれの形態も電極体(MEGA)と称呼している。また、いわゆるフラットタイプのセパレータと電極体の間に、ガス流路層(エキスパンドメタル等の金属多孔体)が配されたセル構造の他にも、電極体の両側にガス流路溝が形成されたセパレータが直接配された従来一般のセル構造を含むものである。さらに、「ガス透過層」とは、ガス拡散層とガス流路層の双方を含む意味である。したがって、ガス流路層を具備しないセル形態においては「ガス透過層」は「ガス拡散層」を意味するものであり、ガス拡散層とガス流路層の双方を具備するセル形態においては「ガス透過層」は「ガス拡散層」と「ガス流路層」の双方もしくはいずれか一方を意味するものである。
本発明の製造方法では、膜電極接合体もしくは膜電極接合体とガス透過層、セパレータからなる積層ユニットを製造し(第1の工程)、その後に射出成形もしくは圧縮成形にて膜電極接合体の周縁にガスケットを成形して燃料電池セルを製造する(第3の工程)前の段階において、電解質膜の少なくとも側方へ張り出している箇所を収縮させるものである(第2の工程)。
この電解質膜を収縮する方法として、膜電極接合体が製造される際の外部環境における相対湿度RH1よりも低い相対湿度RH2の環境下に膜電極接合体を置く方法を挙げることができる。
一般に、電解質膜は定常状態である、25℃、相対湿度RH50%程度の条件で製造されており、この両側に触媒層をホットプレスする際においても、電解質膜製造時と同程度の相対湿度が維持されている。
そこで、ガスケット成形前に、たとえば、電解質膜もしくは膜電極接合体製造時の相対湿度未満の相対湿度雰囲気下(たとえば、製造時が上記する50%程度の場合に、20〜30%の相対湿度雰囲気)に所定時間載置することで、電解質膜中の水分の少なくとも一部が蒸発され、この水分蒸発に伴って電解質膜をたとえば平面的に縮小させることができる。この相対湿度を低下させる方法としては、膜電極接合体を相対的に高温な炉内もしくは室内に載置する方法などがコスト面から好ましく、この簡易な方法により、空気中もしくは電解質膜中で含み得る水蒸気量を低下させ(すなわち、相対湿度を低下させ)ることができ、相対的に高温となったことで電解質膜が含み得なくなった水分が蒸発されて、その収縮が図られる。
本発明者等によれば、電解質膜の素材や厚み、平面寸法によっても相違するものの、たとえば、相対湿度RH50%程度の条件で製造されている電解質膜を20〜30%の相対湿度雰囲気下に置くことにより、30%程度の平面寸法変化率が期待できるとの知見が得られており、たとえば、張り出している箇所の張り出し長さが1mm程度の場合に、該張り出している箇所を収縮させることで、その張り出し長さを600〜700μm程度に調整することが可能となる。
上記する本発明の製造方法によれば、ガスケット成形前に、相対湿度環境を変化させるという極めて簡易な方法によって電解質膜の側方へ張り出している箇所を収縮させるだけで、ガスケット成形時にこの張り出している箇所が持ち上げられ、その端部がガスケットの端面に臨んでガスのクロスリーク路を形成するという課題を効果的に解消することができる。
なお、ガスケット成形前に、電解質膜の張り出している箇所に錘等で重量を付与し、たとえば張り出している箇所の端部に下方へ垂れ下がるようなくせ付けをおこなう方法も考えられるが、この方法では、200〜400基の燃料電池セルから形成される燃料電池スタックを一基製造する際に、それぞれの燃料電池セルに上記するくせ付けを実行する必要が生じ、燃料電池スタックの製造時間を格段に長期化させることとなってしまい、効果的な方法とは言い難い。
また、本発明による燃料電池セルの製造方法の他の実施の形態において、前記第3の工程におけるガスケットの成形は、成形型内に膜電極接合体を収容し、射出成形もしくは圧縮成形にておこなわれるものであり、第1の工程にて製造された膜電極接合体が第2の工程において成形型内に収容され、該成形型内の温度を第1の工程の際の温度よりも相対的に高温とすることで、該第1の工程の際の相対湿度よりも低い相対湿度雰囲気に調整し、電解質膜内の水分の少なくとも一部を蒸発させて収縮させた後に第3の工程にてガスケットが成形されるものであってもよい。
実際に射出成形等が実行される成形型内を相対的に高温とすることでその相対湿度を低下させ、この相対湿度低下に伴って電解質膜中に含み得ない水分が蒸発し、もって電解質膜の全体もしくは無拘束状態の側方へ張り出している箇所のみを収縮させることができる。この電解質膜を収縮させる工程と、ガスケットを成形する工程と、を成形型内で連続的に実行することにより、製造効率を一層高めることが可能となる。
上記する本発明の燃料電池セルの製造方法は、少なくとも膜電極接合体をガスケット成形前に低湿度環境下に置く等して収縮させるだけの極めて簡易な方法であり、何等の製造コスト増を招来するものではない。なお、この製造方法によって製造された燃料電池セルが所定基数積層され、スタッキングされることによって燃料電池スタックが製造される。この燃料電池スタックは、家庭用の定置型燃料電池や車載用燃料電池など、その適用分野は他方面に亘るが、特に、近時その生産が拡大しており、車載機器により一層の高性能、低製造コストを要求する電気自動車やハイブリッド車に好適である。
以上の説明から理解できるように、本発明の燃料電池セルの製造方法によれば、ガスケット成形前に電解質膜を収縮させ、特にその側方へ張り出している箇所を収縮させるだけの極めて簡易な方法により、電解質膜の張り出している箇所がたとえばガスケット成形時の樹脂圧によって持ち上げられ、これが外部に臨んでガスのクロスリーク路を形成するといった課題を効果的に解消することができる。
本発明の燃料電池セルの製造方法の第1の工程、および第2の工程を説明した縦断面図である。 図1のII−II矢視図であって、第1の工程から第2の工程にかけて、電解質膜の張り出している箇所が収縮している状況を説明した図である。 本発明の燃料電池セルの製造方法の第3の工程を説明した縦断面図である。 燃料電池セルを積層する前の状態を説明した縦断面図である。 燃料電池セルを積層し、スタッキングされた状態を説明した縦断面図である。 従来の方法によって、成形型内でガスケットを成形している状況を説明した縦断面図である。 図6において、電解質膜の張り出し端部が樹脂圧によって上方に持ち上げられている状況を説明した拡大図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3は、本発明の燃料電池セルの製造方法の第1の工程、および第2の工程を説明した縦断面図であって、それぞれ、燃料電池セルの異なる実施の形態を取上げて示した図である。
図1で示す燃料電池セルは、電解質膜1と、カソード側およびアノード側の触媒層2,2’と、から膜電極接合体3が形成され、これをカソード側およびアノード側のガス拡散層4,4’(ガス透過層)が挟持して電極体5が形成され、これをカソード側およびアノード側のガス流路層6,6’(ガス透過層、金属多孔体)が挟持し、さらに、アノード側のガス流路層6’側に3層構造のセパレータ7が配されて構成される。なお、カソード側の金属多孔体6とガス拡散層4とから第2のガス透過層が形成され、アノード側の金属多孔体6'とガス拡散層4’とから第1のガス透過層が形成されている。
触媒層2,2’は電解質膜1に比してそれらの面積が狭小であり、したがって、電解質膜1の両側の触媒層2,2’の周縁には該触媒層2,2’が存在しない露出領域が形成され、この露出領域には、カソード側およびアノード側の不図示の保護フィルムが配されて、ガス拡散層4,4’から突出する毛羽が電解質膜1の露出領域に突き刺さるのを防護している。
ここで、膜電極接合体3を構成する電解質膜1は、たとえば、スルホン酸基やカルボニル基を持つフッ素系イオン交換膜、置換フェニレンオキサイドやスルホン化ポリアリールエーテルケトン、スルホン化ポリアリールエーテルスルホン、スルホン化フェニレンスルファイドなどの非フッ素系のポリマーなどから形成される。
また、触媒層2,2’は、触媒が担持された導電性担体(粒子状のカーボン担体など)と、電解質と、分散溶媒(有機溶媒)と、を混合して触媒溶液(触媒インク)を生成し、これを電解質膜1やガス拡散層4,4’等の基材に塗工ブレードにて層状に引き伸ばして塗膜を形成し、温風乾燥炉等で乾燥することで触媒層が形成される。ここで、触媒溶液を形成する電解質は、プロトン伝導性ポリマーである、有機系の含フッ素高分子を骨格とするイオン交換樹脂、例えばパーフルオロカーボンスルフォン酸樹脂、スルホン化ポリエーテルケトン、スルホン化ポリエーテルスルホン、スルホン化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホン化ポリスルホン、スルホン化ポリスルフィド、スルホン化ポリフェニレン等のスルホン化プラスチック系電解質、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルケトン、スルホアルキル化ポリエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリスルホン、スルホアルキル化ポリスルフィド、スルホアルキル化ポリフェニレンなどのスルホアルキル化プラスチック系電解質などを挙げることができる。なお、市販素材としては、ナフィオン(Nafion)(登録商標、デュポン社製)やフレミオン(Flemion)(登録商標、旭硝子株式会社製)などを挙げることができる。
また、分散溶媒としては、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルイミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、プロピレンカーボネート、酢酸エチルや酢酸ブチルなどのエステル類、芳香族系あるいはハロゲン系の種々の溶媒を挙げることができ、さらには、これらを単独で、もしくは混合液として使用することができる。
さらに、触媒が担持された導電性担体に関し、この導電性担体としては、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバーなどの炭素材料のほか、炭化ケイ素などに代表される炭素化合物などを挙げることができ、この触媒(金属触媒)としては、たとえば、白金や白金合金、パラジウム、ロジウム、金、銀、オスミウム、イリジウムなどのうちのいずれか一種を使用することができ、好ましくは白金または白金合金を使用するのがよい。さらに、この白金合金としては、たとえば、白金と、アルミニウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、ガリウム、ジルコニウム、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、バナジウム、タングステン、レニウム、オスミウム、イリジウム、チタンおよび鉛のうちの少なくとも一種との合金を挙げることができる。
また、ガス拡散層4,4’は、拡散層基材と集電層(MPL)からなるものであり、拡散層基材としては、電気抵抗が低く、集電を行えるものであれば特に限定されるものではないが、たとえば、導電性無機物質を主とするものを挙げることができ、この導電性無機物質としては、ポリアクリロニトリルからの焼成体、ピッチからの焼成体、黒鉛及び膨張黒鉛等の炭素材やこれらのナノカーボン材料、ステンレススチール、モリブデン、チタン等を挙げることができる。また、拡散層基材の導電性無機物質の形態は特に限定されるものではなく、たとえば繊維状あるいは粒子状で用いられるが、ガス透過性の点から無機導電性繊維であって、特に炭素繊維が好ましい。無機導電性繊維を用いた拡散層基材としては、織布あるいは不織布いずれの構造のものも使用することができ、カーボンペーパーやカーボンクロスなどを挙げることができる。織布としては、紋織、平織など、特に限定されるものではなく、不織布としては、抄紙法、ウォータージェットパンチ法によるものなどが挙げられる。さらに、この炭素繊維としては、フェノール系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、ポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維などを挙げることができる。さらに、集電層はアノード側、カソード側の触媒層2,2’から電子を集める電極の役割を果たすものであり、導電性材料である、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、イリジウム、金、銀、銅及びこれらの化合物または合金、導電性炭素材料などから形成できる。
また、金属多孔体6,6’は、エキスパンドメタルや金属発泡焼結体などから形成でき、たとえば、チタンやステンレス、銅、ニッケル等の耐食性に優れた金属素材の発泡焼結体からガス流路層が形成されるものである。
また、3層構造のセパレータ7は、ステンレスやチタンからなる金属プレート71,72と、その間に、金属素材で冷却水流路やガス流路が形成された中間層73が介層されたものである。なお、樹脂素材の枠材を中間層とし、2枚の金属プレートの一方のプレートから多数のディンプル、もしくは流路画成用のリブが突出された形態であってもよい。
なお、図示するセパレータ7では、自身が構成要素となる燃料電池セルのアノード側の多孔体6'に燃料ガスを供給するためのガス流路73aと、セルの積層姿勢において隣接するセルのカソード側の多孔体6に酸化剤ガスを供給するためのガス流路73bが形成されており、さらには、不図示の冷却水流路が中間層73に形成されている。
さらに、図示を省略しているが、触媒層の周縁であって電解質膜が該触媒層と密着していない露出領域には、ガス拡散層から突出する毛羽が電解質膜に突き刺さるのを防止し、さらには、射出成形されるガスケットに対して電解質膜を補強する効果を奏する保護ポリマーフィルムが接着されている。この保護ポリマーフィルムは、ポリテトラフルオロエチレン、PVDF(二フッ化ポリビニル)、ポリエチレン、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、コポリアミド、ポリアミドエラストマ、ポリイミド、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマ、シリコーン、シリコンゴム、シリコンベースのエラストマなどから形成されるものである。
図1に戻り、本発明の製造方法を概説する。まず、図1で示すように、ガスケットが成形される前の燃料電池セルを組み付ける。この組み付け姿勢において、カソード側の金属多孔体6やガス拡散層4に比して、電解質膜1はその端部が張り出している。また、セパレータ7は電解質膜1よりも側方に張り出している(第1の工程)。
次に、この成形型内を、少なくとも膜電極接合体3を製造する際の外部温度よりも相対的に高い温度雰囲気に調整して(したがって、膜電極接合体3を製造する際の相対湿度よりも相対的に低い相対湿度雰囲気に調整して)所定時間経過させる。
この際の電解質膜1の張り出している箇所1aの平面的な収縮を図2に説明している。同図において、2点鎖線で示した図は、収縮前の電解質膜1の張り出している箇所1aの外郭線、および、ガス拡散層4を示しており、実線は、収縮後の張り出している箇所1aとガス拡散層4を示している。ガス拡散層4はほとんど収縮しない一方で、成形型内の温度が高められたことで膜電極接合体3製造時よりも相対湿度が低下し、これにより、電解質膜1は含有水分の一部が蒸発して、特に無拘束でフリーな状態の張り出している箇所1aが中央側に向かって収縮し(Z方向)、全体面積も図中の△Aだけ小さくなる。
これにより、以後の工程においてガスケット用の樹脂が流れてきて、電解質膜1の張り出している箇所1aがたとえば上方に持ち上げられた際に、この張り出している箇所1aが外部に臨まない程度の長さに収縮されることで(たとえば図5参照)、既述するガスのクロスリーク路が形成されるという問題は完全に解消される。
次に、本発明の製造方法の第3の工程を説明するとともに、製造された燃料電池セルをスタッキングして燃料電池スタックを製造する方法を概説する。
図3で示すように、固定型S1と可動型S2を型閉めし、固定型S1に開設された注入孔Hを介して、樹脂をガスケット成形用キャビティC内に注入する(Y方向)。この射出成形の際には、金属多孔体6’の端面6'aに臨む不図示の気孔を介して、張り出している箇所1aとガス拡散層4’、および金属多孔体6’で画成された隙間Gに、注入された樹脂が浸入する(Y1方向)。なお、図4の断面はガスケットにマニホールドが形成される箇所で切断した断面である。
ここで、注入される樹脂としては、ブチル系ゴムやウレタン系ゴム、シリコーンRTVゴム、耐メタノール性を有するエポキシ系樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、炭化水素樹脂などを挙げることができる。
図6で示す従来の製造方法と異なり、本発明の製造方法では、電解質膜1の張り出している箇所1aが収縮してその張り出し長さが短くなっており、膜電極接合体3の側方から流れてきた樹脂の樹脂圧によって該張り出している箇所1aが上方に持ち上げられたとしても、その端部がガスケットの端面に臨むことがない。
この射出成形により、セパレータ7の表面上にガスケットが直接成形されることから、セパレータとガスケットの密着領域は十分に接着され、したがって、これらの界面が外部に流体連通することはない。このことから、この界面側に配向する電解質膜1の張り出している箇所1aも同様に外部に連通することはなく、図7で示すように、ガスケットのうち、セパレータと接着しない側の表面に電解質膜の端部が臨んでこれが外部と流体連通し、ガスのクロスリーク路を形成するという問題は生じ得ない。
図4は、図3で示す第3の工程にて製造された2つの燃料電池セル10,10を示しており、より具体的には、これらが積層される前の状態を示している。
なお、たとえば300基の燃料電池セル10,…を積層して燃料電池スタックを形成する場合には、図1〜3の方法でそれぞれの燃料電池セルを製造し、各燃料電池セル10のセパレータを具備しない側に積層姿勢で隣接する燃料電池セル10のセパレータ7を上載するようにして300基の燃料電池セル10,…を積層し、スタッキングが実行される。
図5は、複数の燃料電池セル10,…が積層され、スタッキングされた後の2つの燃料電池セル10,10を取り出して図示したものである。なお、射出成形されてできたガスケット8にマニホールドMが形成され、無端のシールリブ8aがマニホールドMを囲繞するようにガスケット8の上面(セパレータ7の存在しない面)に形成される。
図5から明らかなように、積層姿勢の各燃料電池セル10,…がスタッキングされた際に、任意の燃料電池セル10は、自身の構成部材であるセパレータ7と隣接する燃料電池セル10のセパレータ7がその両側に配される構造となる。スタッキングされることによってマニホールドM周りのシールリブ8aが隣接する燃料電池セル10のセパレータ7にて潰され、シール構造が形成される。
図示するマニホールドMは燃料ガスが流入するマニホールドであり、供給された燃料ガスは3層構造セパレータ7の中間層73からプレート71に亘って形成された供給ガス流路73aを介してアノード側の多孔体6’に供給される(Z1方向)。一方、ガスケット8の他の断面には酸化剤ガスが流入する別途のマニホールドが形成されており、この別途のマニホールドを介して酸化剤ガスが流入し、セパレータ7の中間層73からプレート72に亘って形成された供給ガス流路73bを介して隣接セルのカソード側の多孔体6に供給される(Z2方向)。
上記する本発明の燃料電池セルの製造方法によれば、射出成形時の樹脂圧によって電解質膜の張り出している箇所が持ち上げられ、該張り出している箇所がセパレータと接着していない側のガスケットの端面に臨んで外部と流体連通し、ガスのクロスリーク路となることが効果的に抑止される。しかも、膜電極接合体製造時よりも低相対湿度雰囲気下に膜電極接合体を載置し、もって電解質膜の張り出している箇所を収縮させるという極めて簡易な方法によってクロスリーク耐久の高い燃料電池を製造するものであることから、その製造効率も高く、需要増に伴う燃料電池の大量生産に好適である。
なお、実際に電気自動車等に車載される燃料電池システムは、燃料電池(燃料電池スタック)と、水素ガスや空気を収容する各種タンク、これらのガスを燃料電池に提供するためのブロア、燃料電池を冷却するためのラジエータ、燃料電池で生成された電力を蓄電するバッテリ、この電力で駆動する駆動モータ等から大略構成されるものである。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…電解質膜、1a…張り出している箇所、2…カソード側の触媒層、2’…アノード側の触媒層、3…膜電極接合体、4…カソード側のガス拡散層(ガス透過層)、4’…アノード側のガス拡散層(ガス透過層)、5…電極体、6…カソード側の金属多孔体(ガス透過層、ガス流路層)、6’…アノード側の金属多孔体(ガス透過層、ガス流路層)、7…セパレータ、71、72…プレート、73…中間層、8…ガスケット、10…燃料電池セル、M…マニホールド、S1…固定型、S2…可動型、H…注入孔、C…キャビティ

Claims (5)

  1. 電解質膜とその両側の触媒層とからなり、電解質膜が触媒層よりも側方へ張り出している膜電極接合体を製造する第1の工程と、
    前記第1の工程において製造された膜電極接合体を構成する電解質膜の少なくとも側方へ張り出している箇所を収縮させる第2の工程と、
    膜電極接合体の両側にガスケットを成形し、電解質膜の側方へ張り出している箇所が該ガスケット内に埋設されている燃料電池セルを製造する第3の工程と、からなる、燃料電池セルの製造方法。
  2. 前記電解質膜の少なくとも側方へ張り出している箇所を収縮させる方法は、第1の工程にて膜電極接合体が製造された際の相対湿度よりも低い相対湿度雰囲気下に該膜電極接合体を載置し、電解質膜内の水分の少なくとも一部を蒸発させる方法である、請求項1に記載の燃料電池セルの製造方法。
  3. 前記第3の工程におけるガスケットの成形は、成形型内に膜電極接合体を収容し、射出成形もしくは圧縮成形にておこなわれるものであり、
    第1の工程にて製造された膜電極接合体が第2の工程において成形型内に収容され、該成形型内の温度を第1の工程の際の温度よりも相対的に高温とすることで、該第1の工程の際の相対湿度よりも低い相対湿度雰囲気に調整し、電解質膜内の水分の少なくとも一部を蒸発させて収縮させた後に第3の工程にてガスケットが成形される、請求項1または2に記載の燃料電池セルの製造方法。
  4. 前記第1の工程では、前記膜電極接合体の両側にガス透過層がさらに配され、いずれか一方のガス透過層のさらに外側に、積層されたセルを画成するとともに双方のセルに燃料ガスと酸化剤ガスのいずれか一方を提供するセパレータが配されてなる積層ユニットが製造されるものである、請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池セルの製造方法。
  5. 前記ガス透過層が、ガス拡散層、もしくは、金属多孔体からなるガス流路層、もしくは、ガス拡散層と金属多孔体からなるガス流路層の積層体、のいずれか一方からなる、請求項4に記載の燃料電池セルの製造方法。
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