JP2010171491A - 撮影装置、撮影方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置構成を複雑にすることなく、被写体の動きに応じて連写間隔を変更することである。
【解決手段】撮影装置1は、連写撮影して撮影画像データを生成する画像データ生成部21と、画像データ生成部21の連写撮影中に、画像データ生成部21により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出し、当該抽出した被写体領域の大きさを算出し、当該算出した被写体領域の大きさに基づいて、画像データ生成部21の連写間隔を算出し、当該算出した連写間隔を画像データ生成部21に設定する制御部204と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影装置、撮影方法及びプログラムに関する。
従来、移動する被写体を連写撮影(連続撮影)して複数の撮影画像データを生成する連写撮影機能を有するデジタルカメラ等の撮影装置が知られている。
連写撮影において、被写体の移動速度は、一定でない場合がある。この場合、連写速度を一定にすると、被写体の動きが緩慢なときに冗長な撮影をし、被写体の動きが俊敏なときに決定的な撮影タイミングを逃すような撮影をするおそれがあった。
このため、撮像部で撮像された被写体の光像を測光部又は焦点検出部で、測光量又はデフォーカス量として取得し、この取得した被写体の光像の変動に応じて連写速度を変化させるカメラが考えられている(例えば、特許文献1参照)。このカメラは、動きの無い被写体に対して低速で連写撮影し、動きの激しい被写体に対して高速で連写撮影していた。
特開平10−3110号公報
しかし、従来の構成では、撮像部と別に測光部又は焦点検出部を設けねばならず、装置構成が複雑となっていた。
本発明の課題は、装置構成を複雑にすることなく、被写体の動きに応じて連写間隔(連写速度)を適切に変更することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の撮影装置は、
連写撮影して撮影画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段の連写撮影中に、前記撮影手段により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出し、当該抽出した被写体領域の大きさを算出し、当該算出した被写体領域の大きさに基づいて、前記撮影手段の連写間隔を算出し、当該算出した連写間隔を前記撮影手段に設定する制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置において、
前記制御手段は、前記被写体領域の移動量及び大きさを算出し、当該算出した被写体領域の移動量及び大きさに基づいて、前記被写体領域が重ならない連写間隔を算出して設定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮影装置において、
前記制御手段は、前記連写撮影において前記撮影手段により生成された複数の撮影画像データを合成して移動する被写体の複数の被写体部分を示す画像を含む動体連写合成画像データを生成する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置において、
前記制御手段は、前記被写体領域の大きさを算出し、当該被写体領域の大きさが大きくなるにつれて、より短い連写間隔を算出して設定する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の撮影装置において、
画像を表示する表示手段と、
画像を前記表示手段に再生表示させるための再生手段と、を備え、
前記制御手段は、前記撮影手段により生成された複数の撮影画像データを所定の時間間隔で前記再生手段に再生表示させる。
請求項6に記載の発明の撮影方法は、
連写撮影して撮影画像データを生成する撮影装置の撮影方法であって、
当該連写撮影中の撮影装置により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出するステップと、
前記抽出した被写体領域の大きさを算出するステップと、
前記算出した被写体領域の大きさに基づいて連写間隔を算出するステップと、
前記算出した連写間隔を当該連写撮影中の撮影装置に設定するステップと、
を含む。
請求項7に記載の発明のプログラムは、
連写撮影して撮影画像データを生成する撮影装置を制御するコンピュータに、
当該連写撮影中の撮影装置により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出する機能と、
前記抽出した被写体領域の大きさを算出する機能と、
前記算出した被写体領域の大きさに基づいて連写間隔を算出する機能と、
前記算出した連写間隔を当該連写撮影中の撮影装置に設定する機能と、
を実現させる。
本発明によれば、撮影画像データの被写体領域の移動速度又は大きさに応じて連写速度を変更するので、装置構成を複雑にすることなく、被写体の動きに応じて連写間隔を適切に変更することができる。
本発明に係る実施の形態の撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 撮影装置による左から右へ動く被写体の撮影の様子を示す図である。 「撮影処理」を示すフローチャートである。 撮影処理における「第1の連写間隔設定処理」を示すフローチャートである。 撮影処理における「記憶処理」を示すフローチャートである。 記憶処理における「合成処理」を示すフローチャートである。 撮影処理における「表示処理」を示すフローチャートである。 実施の形態における動体連写合成画像を示す。 撮影装置による後ろから前へ動く被写体の撮影の様子を示す図である。 「第2の連写間隔設定処理」を示すフローチャートである。 変形例における動画像を示す。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態及びその変形例を順に詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図11を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態の撮影装置1の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態の撮影装置1の機能構成を示す。
以下、撮影装置1で撮影する対象を被写体という。また、連続して撮影した写真データをフレームといい、フレームに含まれる撮影範囲を画角という。また、被写体が画角内で移動している複数のフレームの被写体領域画像を1枚の背景画像に合成することを動体連写合成(又は合成)といい、この動体連写合成によって生成した、被写動体の動き(移動の様子)を表す画像を動体連写合成画像という。
撮影装置1は、デジタルカメラ等の撮影装置であり、複数枚の画像を連続撮影する連写機能(連続撮影機能)を有する。また、撮影装置1は、連写撮影した画像を合成して、動体連写合成画像を生成する画像合成機能を有する。また、撮影装置1は、連写撮影した画像を動画像として表示する動画表示機能を有する。
図1に示すように、撮影装置1は、被写体を撮影する撮影手段としての画像データ生成部21と、画像処理を行うデータ処理部22と、使用者に処理経過を見せ、操作を受けるユーザインタフェース部23と、を備える。
画像データ生成部21は、光学レンズ部101と、イメージセンサ102と、を備える。
光学レンズ部101は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズなどで構成されたものであり、焦点、露出等のカメラ設定パラメータを調整するための周辺回路を備える。イメージセンサ102は、光学レンズ部101が光を集光することによって結像した画像を、デジタル化した画像データとして取り込むためのものであり、CCD(Charge Coupled Device)等によって構成される。
なお、画像データ生成部21は、高解像度画像撮影と低解像度画像撮影(ライブビュー撮影)が可能である。低解像度画像撮影は、例えば、画像解像度がXGA(1024×768ドット)程度で解像度は低いが、画像を30fps(フレーム/秒)の速さで動画撮影と画像読み出しが可能になる。他方、高解像度画像撮影は、たとえば、撮影可能な最大の画素数、例えば、撮影装置1が400万画素のカメラである場合は、その400万画素の画像撮影を行う。ただし、高解像度画像撮影での画像読み取りは遅くなる。
データ処理部22は、メモリ201と、再生手段としてのビデオ出力部202と、画像処理部203と、制御手段としての制御部204と、プログラムメモリ205と、を備える。
メモリ201は、RAM(Random Access Memory)で構成され、撮影する毎に、イメージセンサ102が取り込んだ画像データを一時記憶するためのものである。また、メモリ201は、画像処理に必要な画像データ、各種フラグの値、閾値等も記憶する。また、メモリ201は、画像表示をおこなうための表示画像データを保存と読み出しをおこなうためのメモリ領域も含まれている。
ビデオ出力部202は、画像データからRGB信号を生成するものである。ビデオ出力部202は、メモリ201の表示メモリ領域に格納された表示画像データを読み出し、RGB信号を生成し、生成したRGB信号をユーザインタフェース部23の液晶表示部301へ出力する。また、ビデオ出力部202は、RGB信号を外部インタフェース303を介して、テレビ、PC(Personal Computer)、プロジェクタ等の外部機器へ出力して表示させることも可能である。
画像処理部203は、メモリ201に一時記憶されている画像データに対して、画像表示を行うための所定の画像処理を施す。当該画像処理を施された画像データは、表示画像データとしてメモリ201の表示メモリ領域に格納される。また、画像処理部203は、静止画像データをJPEG(Joint Photographic Expert Group)方式等のファイルに圧縮・符号化する機能と、逆に伸長・復号化する機能とを有する。例えば、メモリ201に記憶されている静止画像データが読み出されて、画像処理部203によりJPEG方式で圧縮・符号化されて外部メモリ304に記憶される。また、外部メモリ304に記憶されている静止画像のJPEGファイルが読み出されて、画像処理部203により伸長・復号化されて静止画像データとしてメモリ201に記憶される。
また、画像処理部203は、連写撮影された動画像データをMPEG(Moving Picture Experts Group)−4方式等のファイルに圧縮・符号化する機能と、逆に伸長・復号化する機能とを有する。例えば、メモリ201に記憶されている動画像データが読み出されて、画像処理部203によりMPEG−4方式で圧縮・符号化されて外部メモリ304に記憶される。また、外部メモリ304に記憶されている動画像のMPEGファイルが読み出されて、画像処理部203により伸長・復号化されて動画像データとしてメモリ201に記憶される。
制御部204は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(図示略)等を備え、撮影装置1の各部を制御する。制御部204において、CPUは、プログラムメモリ205に記憶されたプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAMに格納し、RAMに展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
プログラムメモリ205は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の記憶装置から構成され、制御部204の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶する。特に、プログラムメモリ205は、後述する撮影プログラムを記憶している。
ユーザインタフェース部23は、表示手段としての液晶表示部301と、操作部302と、外部インタフェース303と、外部メモリ304と、を備えて構成される。
液晶表示部301は、ビデオ出力部202から出力されたRGB信号に基づいて撮影画像を表示する。具体的には、画像データ生成部21により生成された複数の画像データ(画像フレーム)に基づいたライブビュー画像や、録画中に外部メモリ304に記録される動画像を表示したり、外部メモリ304に記録された動画像を再生表示したりする。なお、液晶表示部301は、ビデオ出力部202から適宜出力される表示画像データを一時的に記憶するビデオメモリ(図示せず)を備えるようにしてもよい。また、液晶表示部301に代えて、ELD(ElectroLuminescent Display)等の表示部としてもよい。
操作部302は、各種機能キー、選択キー、メニューキー、撮影キー、電源キー等のキーを備え、ユーザからの各キーへのキー操作入力を受け付け、当該操作入力に応じた操作信号を制御部204に出力する。
外部インタフェース303は、テレビやPC、プロジェクタ等の外部機器との接続用端子であり、所定の通信ケーブルを介してデータの送受信を行う。外部メモリ304は、例えば、SD(Secure Digital)カード、メモリースティック等の不揮発性メモリやハードディスク等により構成され、画像データ生成部21により撮影された被写体画像の画像データを、複数記憶する。外部メモリ304には、例えば、JPEGファイルやMPEGファイルに変換された画像データが記憶される。
次に、図2〜図8を参照して、撮影装置1の動作を説明する。先ず、図2を参照して、本実施の形態の連写撮影の概要を説明する。図2に、撮影装置1による左から右へ動く被写体O1の撮影の様子を示す。
図2に示すように、本実施の形態の連写撮影の一例として、左から右へ歩く人物としての被写体O1を連写撮影して動体連写合成するケースを説明する。撮影装置1は、撮影時に、三脚等、又は撮影者の把持により、固定状態にされる。このため、画角A1内で、被写体O1のみが移動することになる。
動体連写合成画像の生成では、連写した複数の撮影画像から”動いていない背景領域”と”その背景内で動いている被写体領域”とを識別し、被写体領域のみを抽出することを要する。動いていない背景、とはいっても、多少のパンニングによる移動が生じても、複数映像位置合わせ(位置ずれの補正)等の技術を利用して、それが「背景である」と識別することは可能である。
動体連写合成画像において、被写体O1が激しく重なり合わず、被写体O1の位置が適度に分散されるような配置が好ましい。このため、被写体O1の移動速度が画角A1内で一定である場合には、動体連写合成画像で被写体O1が適切な配置にされるような一定の連写間隔(連写速度)で撮影装置1により連写撮影されることが好ましい。
しかし、被写体O1の移動速度が一定でない場合、例えば、被写体O1の移動速度が画角A1内の途中で大きくなるよう変化した場合に、一定の連写間隔では、動体連写合成画像で被写体O1が適切な配置にされない。
上記のように、被写体領域を単独で抽出することができるわけであるから、動体連写合成画像で被写体O1が適切な配置にされる程度の連写間隔がどの程度であるか識別可能である。より具体的には、本実施の形態では、連写撮影した撮影画像から、連写撮影したフレーム間の被写体領域R1の移動距離としての移動画素数Nvと、被写体O1の被写体領域R1の運動方向(水平方向)の幅としての幅画素数Nwと、が算出される。
そして、次式(1)により、連写間隔Tが算出される。
T=α・(Nw/Nv) …(1)
但し、αは正の定数である。また、連写間隔T=1/連写速度である。
このように、連写撮影画像に基づいて適切な連写間隔Tのリアルタイムな算出が可能になる。したがって、本実施の形態では、リアルタイムに算出した連写間隔に基づいて、画像データ生成部21の連写間隔を連写中に自動的に最適調整する。
次いで、図3〜図7を参照して、撮影装置1で実行される撮影処理を説明する。図3に、撮影処理の流れを示す。図4に、撮影処理における第1の連写間隔設定処理の流れを示す。図5に、撮影処理における記憶処理の流れを示す。図6に、記憶処理における記憶処理の流れを示す。図7に、撮影処理における表示処理の流れを示す。
本実施の形態の撮影処理は、左右方向に移動する被写体の移動速度に応じて連写間隔をリアルタイムに変更しながら連写撮影を行い、その連写撮影により生成される複数の撮影画像データを合成し動体連写合成画像データを生成して記憶及び表示する、又は前記複数の撮影画像データを動画データとして記憶及び表示する処理である。また、撮影装置1は、連写撮影の間に固定されているものとする。
撮影装置1において、予め、露光時間等、撮影に必要な諸条件と、連写撮影の連写間隔(連写速度)の初期値とが、ライブビュー表示時等に、ユーザからの操作部302を介する操作入力に応じて適宜設定され、その各設定情報がメモリ201に記憶されているものとする。
撮影装置1において、例えば、ライブビュー表示がなされている場合に、ユーザからの操作部302の撮影キー押下入力に応じて、ユーザから操作部302に撮影処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、プログラムメモリ205に記憶された撮影プログラムに従って、制御部204により、撮影処理が実行される。
図3に示すように、先ず、被写体が画角に入っていない状態で、画像データ生成部21により背景画像が撮影され、その背景画像データが生成されてメモリ201に記憶される(ステップS11)。そして、画像データ生成部21で生成されたライブビュー画像データが、ビデオ出力部202により液晶表示部301にライブビュー画像として表示される(ステップS12)。
そして、連写撮影が開始されたか否かが判別される(ステップS13)。ステップS13では、例えば、ユーザによる操作部302の撮影キーの押下の有無に応じて連写撮影開始か否かが判別される。また、ステップS13では、被写体がフレームインしたか否かに応じて連写撮影開始か否かが判別される。
例えば、撮影フレームにおいて、被写体がフレームインする部分を含む領域が開始評価領域として予め設定されているものとする。ステップS12において、画像データ生成部21により生成された直近の2つのライブビュー画像データの開始評価領域が画像比較される。背景が撮影されている段階では、2つの開始評価領域の画像がほぼ同じ画像であり、連写撮影開始でないと判別される。開始評価領域の画像がほぼ同じでなくなった場合に、被写体が開始評価領域に入った(フレームインした)ものとして、連写撮影開始であると判別される。
連写撮影が開始されてない場合(ステップS13;NO)、ステップS12に移行される。連写撮影が開始された場合(ステップS13;YES)、現在設定中の連写間隔(連写速度)で画像データ生成部21による連写撮影が開始され、その撮影した撮影画像データがメモリ201に記憶されていく(ステップS14)。
そして、メモリ201に記憶されている背景画像データ及び撮影画像データに基づいて、撮影中の被写体に対応する被写体領域画像が推定される(ステップS15)。ステップS15では、例えば、メモリ201に記憶されている背景画像データの背景画像と、最新の1つの撮影画像データの撮影画像とが比較され、同じ座標で互いに画素値が異なる画素領域が被写体領域画像であると推定される。
そして、連写撮影を終了するか否かが判別される(ステップS16)。ステップS16では、例えば、操作部302の撮影キーの押下中に連写撮影が継続されるものとすると、ユーザによる操作部302の撮影キーの押下終了の有無に応じて連写撮影終了か否かが判別される。また、ステップS16では、被写体がフレームアウトしたか否かに応じて連写撮影開始か否かが判別される。
例えば、撮影フレームにおいて、被写体がフレームアウトする部分を含む領域が終了評価領域として予め設定されているものとする。ステップS16において、画像データ生成部21により生成された直近の2つのライブビュー画像データの開始評価領域が画像比較される。被写体がフレームアウトする前の段階では、2つの終了評価領域の画像がほぼ同じ画像であり、連写撮影終了でないと判別される。終了評価領域の画像がほぼ同じでなくなった場合に、被写体が終了評価領域に入った(フレームアウトした)ものとして、連写撮影終了であると判別される。
連写撮影を終了しない場合(ステップS16;NO)、連写撮影の連写間隔を変更設定する第1の連写間隔設定処理が実行され(ステップS17)、ステップS14に移行される。連写撮影を終了する場合(ステップS16;YES)、連写撮影した撮影画像データを動体連写合成画像データ又は動画像データに変換して外部メモリ304に記憶する記憶処理が実行される(ステップS18)。そして、ステップS18で生成された各画像データに対応する動体連写合成画像又は動画像を液晶表示部301に表示する表示処理が実行され(ステップS19)、撮影処理が終了する。ステップS17の第1の連写間隔設定処理と、ステップS18の記憶処理と、ステップS19の表示処理とは、詳細に後述される。
図4を参照して、ステップS17の第1の連写間隔設定処理を詳細に説明する。先ず、ステップS15で取得された直近の2つの被写体領域画像及びそのフレームから、その被写体領域画像の左右方向の移動画素数Nvが算出される(ステップS21)。そして、ステップS15で取得された直近の2つの被写体領域画像及びそのフレームから、その被写体領域画像の左右方向の幅画素数Nwが算出される(ステップS22)。そして、ステップS21,S22で算出された移動画素数Nv及び幅画素数Nwを用いて、上記式(1)により連写間隔Tが算出される(ステップS23)。
そして、ステップS23で算出された連写間隔T(又は連写間隔Tに対応する連写速度)が画像データ生成部21の連写間隔(連写速度)に設定され(ステップS24)、第1の連写間隔設定処理が終了する。
図5を参照して、ステップS18の記憶処理を詳細に説明する。先ず、操作部302を介するユーザからの動体連写合成をするか否かの操作入力に応じて、撮像画像データに対し動体連写合成をするか否かが判別される(ステップS31)。動体連写合成をする場合(ステップS31;YES)、撮影画像データを動体連写合成して動体連写合成画像データを生成する合成処理が実行される(ステップS32)。ステップS32の合成処理は、詳細に後述される。
そして、ステップS32で生成された動体連写合成画像データがJPEG方式で圧縮・符号化され、JPEGファイルが生成される(ステップS33)。そして、ステップS34で生成されたJPEGファイルとしての動体連写合成画像データが外部メモリ304に記憶され(ステップS34)、記憶処理が終了する。
動体連写合成をしない場合(ステップS31;NO)、メモリ201に記憶されている複数の撮影画像データが読み出されて、MPEG−4方式で圧縮・符号化され、動画像データとしてのMPEGファイルが生成される(ステップS35)。そして、ステップS35で生成されたMPEGファイルとしての動画像データが外部メモリ304に記憶され(ステップS36)、記憶処理が終了する。
図6を参照して、合成処理を詳細に説明する。先ず、メモリ201に記憶されている連写撮影された複数の撮影画像データが読み出され、全フレームの画像の特徴点が合致するよう位置ずれが補正される(ステップS41)。そして、疑似背景画像が生成され、変動閾値が生成される(ステップS42)。
疑似背景画像とは、全撮影画像データから生成される疑似的な背景画像である。ステップS42において、例えば、撮影画像データのフレーム内において、1点の座標が選択され、全フレームの前記選択した同一座標の画素値の中央値と座標標準偏差とが算出されることが、全座標について繰り返されることにより、その中央値の集まりとしての疑似背景画像が生成される。座標標準偏差は、下記の式(2)により算出される。
Figure 2010171491
但し、fd(n,x,y)=|fb(x,y)−f(n,x,y)|、pageは全フレーム数、nはフレーム番号(1〜page)、である。ここで、fd(n,x,y)はフレームnにおける座標(x,y)のピクセル差分値であって、fb(x,y)は座標(x,y)の中央値(疑似背景ピクセル値)、f(n,x,y)はフレームnにおける座標(x,y)のピクセル値、である。
そして、ステップS42において、フレーム内の前記算出した座標標準偏差を超えるピクセル値が抽出されることが、全フレーム及び全座標について繰り返され、抽出されたピクセル値の変動閾値が算出される。変動閾値moveは、次式(3)で算出される。
Figure 2010171491
但し、maxmはfs(x,y)<fd(n,x,y)を満たした数、また、over[m](0<m≦maxm)はfs(x,y)<fd(n,x,y)を満たしたfd(n,x,y)、である。
そして、ステップS42で算出された変動閾値を用いて全フレームの被写体領域画像抽出のための領域マスクデータを生成する被写体抽出処理が実行される(ステップS43)。ステップS43において、1つのフレームが選択され、そのフレーム内の全座標について、ピクセル差分値が変動閾値moveを超える座標の値が「1」とされ、超えない座標の値が「0」とされる。そして、ステップS43において、「1」の連続している領域のうち最大の領域のみが有効とされ、この有効とされた領域に対して、膨張、穴埋め、収縮といった欠損を補完するための処理が行われ、被写体領域画像抽出のための領域マスクデータが生成される。ステップS43において、前記領域マスクデータ生成が、全フレームにおいて行われる。
そして、ステップS43で生成された領域マスクデータを用いて、メモリ201に記憶された撮影画像データから全フレームの被写体領域画像が抽出され、時間的に最後の被写体領域画像を含むフレーム(1枚の撮影画像データ)が取得される(ステップS44)。そして、ステップS44で取得された最後の被写体領域画像を含むフレームへの被写体領域画像の上書きが終了したか否かが判別される(ステップS45)。ステップS45では、後述するステップS46において、上書き対象の被写体領域画像を含むフレームが取得されなかった場合に、上書きが終了したと判別される。
上書きが終了した場合(ステップS45;YES)、合成処理が終了する。上書きが終了していない場合(ステップS45;NO)、メモリ201に記憶された全フレームの中から、最後に上書きした被写体領域画像のフレーム(初回はステップS44で取得されたフレーム)の直前のフレームが選択され、その選択フレームの被写体領域画像が取得される(ステップS46)。
そして、ステップS46で取得された被写体領域画像が、ステップS44で取得された最後の被写体領域画像を含むフレームの被写体領域画像が重複しない画像部分に上書きされ(ステップS47)、ステップS45に移行される。ステップS46で被写体画像領域が取得されない場合は、ステップS47でも上書きされない。
図7を参照して、ステップS19の表示処理を詳細に説明する。先ず、ステップS31の判別結果に応じて、動画連写合成画像を表示するか否かが判別される(ステップS51)。ステップS31において動体連写合成すると判別されていると、動画連写合成画像を表示すると判別され、ステップS31において動体連写合成しないと判別されていると、動画を再生表示する(動画連写合成画像を表示しない)と判別される。
動画連写合成画像を表示する場合(ステップS51;YES)、メモリ201に記憶されている動体連写合成データが読み出され、ビデオ出力部202により、この動体連写合成データに基づく動体連写合成画像が液晶表示部301に表示され(ステップS52)、表示処理が終了する。
動画連写合成画像を表示しない場合(ステップS51;NO)、ユーザからの操作部302を介する再生速度設定入力が受け付けられ、その入力された再生速度が動画の再生速度に設定される(ステップS53)。メモリ201に記憶されている連写された複数の撮影画像データが読み出され、ビデオ出力部202により、これらの撮影画像データに基づく動画が、ステップS53で設定された再生速度で液晶表示部301に再生表示され(ステップS54)、表示処理が終了する。
ステップS54においては、連写速度が変更されて撮影された複数の撮影画像データが、ステップS53で設定された所定の時間間隔の再生速度で動画再生される。このため、被写体の移動速度が小さい場合に、被写体が通常の移動速度で移動するよう再生され、被写体の移動速度が大きく(被写体が俊敏に)なると、被写体が低速の移動速度で移動するようスロウ再生される。
次いで、図8を参照して、動体連写合成画像の具体例を説明する。図8に、動体連写合成画像G1を示す。
左から右へ移動する人物である被写体O1を撮影装置1で連写撮影した場合を考える。上記撮影処理による連写撮影及び動体連写合成により、図8に示す動体連写合成画像G1の動体連写合成画像データが生成される。また、連写撮影時に、被写体O1が画角の左端からフレームインした後、画角内で移動速度を速めたものとする。動体連写合成画像G1において、被写体O1が画角内で移動速度を速めたにもかかわらず、被写体O1の被写体領域は、激しく重なり合わず、ほぼフレーム内で適度に分散されているよう配置されている。
以上、本実施の形態によれば、撮影装置1は、画像データ生成部21の連写撮影中に、画像データ生成部21により生成された撮影画像データから被写体領域画像を抽出し、当該抽出した被写体領域画像の画角内の移動速度を示す移動画素数Nv及び幅画素数Nwを算出し、当該算出した移動画素数Nv及び幅画素数Nwに基づいて、画像データ生成部21の連写間隔Tを算出して設定する。このため、撮影画像データを用いて算出される被写体領域画像の移動速度に応じて連写速度を変更するので、測光部等が不要で装置構成を複雑にすることなく、左右方向に移動する被写体の動きに応じて連写間隔(連写速度)を適切に変更することができる。
また、撮影装置1は、被写体領域の移動速度を示す移動画素数Nv及び幅画素数Nwを用いて、式(1)により、当該移動速度が大きくなるにつれて、より短い連写間隔Tを算出して設定する。このため、被写体の動きが緩慢であるときに、冗長な連写間隔で撮影をすることを避けることができる。また、被写体の動きが俊敏であるときに、連写間隔を短くして決定的な瞬間(フレーム)の撮影画像データを残すことができる。
また、撮影装置1は、画像データ生成部21により生成された複数の撮影画像データを合成して動体連写合成画像データを生成する。このため、被写体の動きに応じて連写間隔を適切に変更された動体連写合成画像データを得ることができ、動体連写合成画像データを表示することより、ユーザが被写体の動きを目視で容易に確認できる。
また、撮影装置1は、画像データ生成部21により生成された複数の撮影画像データを、所定の時間間隔でビデオ出力部202により液晶表示部301に再生表示する。このため、被写体を適切な移動速度となるよう動画再生することができる。具体的には、被写体の実際の移動速度が小さい場合に、被写体が通常の移動速度で移動するよう再生でき、被写体の実際の移動速度が大きくなると、被写体が移動速度を小さくするようスロウ再生できる。
(変形例)
図9〜図11を参照して、上記実施の形態の変形例を説明する。上記実施の形態では、画角の左右方向に移動する被写体を連写撮影する構成を説明したが、本変形例では、画角の(撮影装置1に対しての)前後方向に移動する被写体を連写撮影する構成を説明する。また、本変形例の装置として、撮影装置1を用いるものとする。
先ず、図9を参照して、本変形例の連写撮影の概要を説明する。図9に示すように、本変形例の連写撮影の一例として、撮影装置1に対して後ろ(遠く)から前(近く)へ歩く人物としての被写体O2を連写撮影する。撮影装置1は、固定状態にされており、画角A2内で、被写体O2のみが移動している。
上記実施の形態では、「被写体の重なり具合」および「移動速度」などを連写間隔算定のよりどころとした。一方、本変形例では、「被写体のフレーム内での大きさ」を連写間隔算定のよりどころとする。すなわち、動いている被写体の被写体領域画像を抽出できるのであるから、フレーム内における被写体の相対的な大きさが分かる。被写体が「遠く」に居て小さい時には連写間隔を長めに制御する。しかし、被写体が(例えば子供の徒競走で)近付いてきてフレーム内で大きくなってくると、それを決定的瞬間ととらえ、大きさに連動して徐々に連写間隔を短めに推移させる。こうすることによって、決定的瞬間すなわち主要被写体がアップの時ほど連写速度を高速制御でき、最適な写真の1フレームを得やすくなる。
より具体的には、本変形例では、連写撮影した撮影画像から、連写撮影したフレーム間の被写体領域R2の大きさとしての被写体領域画素数Ntと、撮影したフレームの大きさとしてのフレーム画素数Nfと、が算出される。
そして、次式(4)により、連写間隔Tが算出される。
T=β・(Nf/Nt) …(4)
但し、β:正の定数である。
このように、連写撮影画像に基づいて適切な連写間隔Tのリアルタイムな算出が可能になる。したがって、本変形例では、リアルタイムに算出した連写間隔に基づいて、画像データ生成部21の連写間隔を連写中に自動的に最適調整する。
次いで、図10を参照して、撮影装置1で実行される本変形例の撮影処理を説明する。図10に、第2の連写間隔設定処理の流れを示す。
本変形例の撮影処理は、前後方向に移動する被写体に応じて連写間隔をリアルタイムに変更しながら連写撮影を行い、その連写撮影により生成される複数の撮影画像データを動画データとして記憶及び表示する処理である。また、撮影装置1は、連写撮影の間に、固定されているものとする。また、本変形例の撮影処理は、上記実施の形態の撮影処理の第1の連写間隔設定処理を第2の連写間隔設定処理に代えた処理であるため、第2の連写間隔設定処理のみを説明する。また、本変形例の撮影処理は、動体連写合成と、動体連写合成画像データの表示と、を行わないものとする。
図10に示すように、先ず、ステップS11で撮影された背景画像と直近に撮影された撮影画像を比較して、その撮影画像に含まれる被写体領域画像の被写体領域画素数Ntが算出される(ステップS61)。そして、メモリ201に記憶されている直近の撮影画像データ(フレーム)のフレーム画素数Nfが算出される(ステップS62)。そして、ステップS61,S62で算出された被写体領域画素数Nt及びフレーム画素数Nfを用いて、上記式(4)により連写間隔Tが算出される(ステップS63)。
そして、ステップS63で算出された連写間隔T(又は連写間隔Tに対応する連写速度)が画像データ生成部21の連写間隔(連写速度)に設定され(ステップS64)、第2の連写間隔設定処理が終了する。
また、撮影処理における表示処理のステップS54においては、連写速度が変更されて撮影された複数の撮影画像データが、ステップS53で設定された所定の時間間隔の再生速度で動画再生される。このため、被写体領域が小さい場合に、被写体が通常どおり再生され、被写体領域が大きくなる(被写体が撮影装置1に接近する)と、画角内で大きくなった被写体がスロウ再生される。
次いで、図11を参照して、動画像の具体例を説明する。図11に、撮影画像G11〜G14を示す。
後ろから前へ移動する人物である被写体O2を撮影装置1で連写撮影した場合を考える。撮影処理の連写撮影が開始され、撮影画像G11が得られ、引き続き被写体O2が画角内を一定速度で前方向に移動しているものとする。連写が進み、撮影画像G11→G12→G13→G14となるにつれて、被写体O2が一定速度であるが、連写間隔がだんだんと短くなるよう推移される。より具体的には、撮影画像G11,G12において、被写体O2がフレーム内後方の距離d1を移動する間に、2枚撮影されており、撮影画像G12〜G14において、被写体O2がフレーム内前方の距離d1を移動する間に、3枚撮影されている。
以上、本変形例によれば、撮影装置1は、画像データ生成部21の連写撮影中に、画像データ生成部21により生成された撮影画像データから被写体領域画像を抽出し、当該抽出した被写体領域画像の画角内の大きさを示す被写体領域画素数Nt及びフレーム画素数Nfを算出し、当該算出した被写体領域画素数Nt及びフレーム画素数Nfに基づいて、画像データ生成部21の連写間隔Tを算出して設定する。このため、撮影画像データを用いて算出される被写体領域画像の大きさに応じて連写速度を変更するので、測光部等が不要で装置構成を複雑にすることなく、前後方向に移動する被写体の動きに応じて連写間隔(連写速度)を適切に変更することができる。
また、撮影装置1は、被写体領域画像の大きさを示す被写体領域画素数Nt及びフレーム画素数Nfを用いて、式(4)により、当該被写体領域画像の大きさが大きくなるにつれて、より短い連写間隔Tを算出して設定する。このため、被写体が画角の後方にいるときに、冗長な連写間隔で撮影をすることを避けることができる。また、被写体が画角の前方にいるときに、連写間隔を短くして決定的な瞬間(フレーム)の撮影画像データを残すことができる。
また、撮影装置1は、画像データ生成部21により生成された複数の撮影画像データを、所定の時間間隔でビデオ出力部202により液晶表示部301に再生表示する。このため、画角内の被写体の時間的変化が適切となるよう被写体を動画再生することができる。具体的には、被写体が後方にいる(被写体領域画像が小さい)場合に、被写体を通常再生でき、被写体が前方にいく(被写体領域画像が大きい)につれて、被写体をスロウ再生できる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る撮影装置、撮影方法及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態と変形例とを適宜組み合わせる構成としてもよい。例えば、撮影装置1が、上記実施の形態のように左右方向に移動する被写体を撮影する左右モードと、上記変形例のように前後方向に移動する被写体を撮影する前後モードと、を有し、ユーザからの操作部302へのモード選択入力に応じて、各モードの撮影処理に切り替えられる構成としてもよい。
また、撮影キー押下又は被写動体のフレームインに応じて連写撮影を開始し、被写動体のフレームアウトに応じて自動的に連写撮影を終了する構成としてもよい。
また、以上の説明では、本発明に係るプログラムをコンピュータ読み取り可能な媒体としてプログラムメモリ205に格納して適用した例を開示したが、この例に限定されない。このようなプログラムの適用方法は任意であり、例えば、CD−ROMやメモリカードなどの記録媒体に格納して適用できる他、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。
また、上記実施の形態及び変形例における撮影装置1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
1…撮影装置、21…画像データ生成部、101…光学レンズ部、102…イメージセンサ、22…データ処理部、201…メモリ、202…ビデオ出力部、203…画像処理部、204…制御部、205…プログラムメモリ、23…ユーザインタフェース部、301…液晶表示部、302…操作部、303…外部インタフェース、304…外部メモリ

Claims (7)

  1. 連写撮影して撮影画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段の連写撮影中に、前記撮影手段により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出し、当該抽出した被写体領域の大きさを算出し、当該算出した被写体領域の大きさに基づいて、前記撮影手段の連写間隔を算出し、当該算出した連写間隔を前記撮影手段に設定する制御手段と、を備える撮影装置。
  2. 前記制御手段は、前記被写体領域の移動量及び大きさを算出し、当該算出した被写体領域の移動量及び大きさに基づいて、前記被写体領域が重ならない連写間隔を算出して設定する請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記制御手段は、前記連写撮影において前記撮影手段により生成された複数の撮影画像データを合成して移動する被写体の複数の被写体部分を示す画像を含む動体連写合成画像データを生成する請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記制御手段は、前記被写体領域の大きさを算出し、当該被写体領域の大きさが大きくなるにつれて、より短い連写間隔を算出して設定する請求項1に記載の撮影装置。
  5. 画像を表示する表示手段と、
    画像を前記表示手段に再生表示させるための再生手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記撮影手段により生成された複数の撮影画像データを所定の時間間隔で前記再生手段に再生表示させる請求項1から4のいずれか一項に記載の撮影装置。
  6. 連写撮影して撮影画像データを生成する撮影装置の撮影方法であって、
    当該連写撮影中の撮影装置により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出するステップと、
    前記抽出した被写体領域の大きさを算出するステップと、
    前記算出した被写体領域の大きさに基づいて連写間隔を算出するステップと、
    前記算出した連写間隔を当該連写撮影中の撮影装置に設定するステップと、
    を含むことを特徴とする撮影方法。
  7. コンピュータを、
    連写撮影して撮影画像データを生成する撮影装置を制御するコンピュータに、
    当該連写撮影中の撮影装置により生成された撮影画像データから被写体領域を抽出する機能と、
    前記抽出した被写体領域の大きさを算出する機能と、
    前記算出した被写体領域の大きさに基づいて連写間隔を算出する機能と、
    前記算出した連写間隔を当該連写撮影中の撮影装置に設定する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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