JP2010165074A - Webページ共有システム、Webページ共有方法、及びWebページ共有プログラム - Google Patents

Webページ共有システム、Webページ共有方法、及びWebページ共有プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webページ共有において、コンテンツの表示レイアウトが異なるWebブラウザ間では、コンテンツの共有を行うことが難しい。
【解決手段】本発明によるWebページ共有システムは、制御元ブラウザと、制御先ブラウザとを備え、制御元ブラウザは、制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出手段を含み、制御先ブラウザは、コンテンツ検出手段が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段と、はみ出し判定手段の判定結果に基づいてコンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段と、スクロール幅算出手段の算出結果に基づいてコンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール手段とを含むことを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、Webページを複数のWebブラウザ間でリアルタイムに共有するWebページ共有システム、Webページ共有方法、及びWebページ共有プログラムに関する。また、本発明は、Webページ共有システムが備える制御元端末及び制御先端末に関する。
特許文献1には、Webページをリアルタイムに共有する方法が記載されている。特許文献1に記載された方法では、表示領域の大きさが異なる2つのWebブラウザでWebページをリアルタイムに共有する際に、まず、表示領域の横の長さが大きい方のWebブラウザにおいて、表示領域の左側に空白領域を挿入することによって白紙のマージンを挿入する。そして、2つのWebブラウザ間で表示領域内のコンテンツ表示領域の横の長さを揃えることで、Webブラウザ間で表示内容を同期させる。
また、特許文献2に記載された方法では、ウェブコンテンツを表示するウェブブラウザと、このウェブコンテンツ上のオブジェクトのうち、同期の基準として選択されたオブジェクトの識別情報を取得して、協調作業の相手である他の端末装置に送信する。そして、他の端末装置は、受信した識別情報に基づいて、該当するオブジェクトのウェブコンテンツに対する位置を計算し、このオブジェクトの位置に基づいてウェブブラウザを制御する。
ここで、本発明におけるコンテンツとは、Webページを構成する部品データのことを指す。具体的には、テキストデータ、静止画像データ、Flash(登録商標)ファイルやPDFファイルやSilverlightファイルなどのプラグインデータ、及び動画像データなどである。Webページは、通常このような複数のコンテンツにより構成される。
特開2007−087303号公報 特開2002−149640号公報
特許文献1に記載された方法の第1の問題点は、片方のWebブラウザで、一部のコンテンツがWebブラウザの表示領域の外にはみ出してレイアウトされ、そのコンテンツが共有できない場合があることである。
その理由は、特許文献1に記載された方法では、Webブラウザ間で、表示領域の大きさ、Webブラウザが表示されるディスプレイの大きさ(SXGA、UXGAなど)、使用されるテキストのフォントの大きさ(10ポイント、12ポイントなど)、フォントの種類(MS UI Gothic、MS Pゴシックなど)、レイアウト用のアルゴリズム(Internet Explororが使うアルゴリズム、Firefoxが使うアルゴリズムなど)などに差異がある場合、コンテンツの表示レイアウトがWebブラウザ間で異なってしまうからである。
例えば、上部にテキストデータ、下部に静止画像データやプラグインデータを含むWebページを、表示領域の縦の長さが異なる2つのWebブラウザで共有する場合を考える。この場合、表示領域の縦の長さが大きい方のWebブラウザでは、上部も下部も両方表示されるが、表示領域の縦の長さが小さい方のWebブラウザでは、下部はWebブラウザの表示領域の外にはみ出してレイアウトされ、上部だけしか表示されない場合が発生し得る。
従って、表示領域の縦の長さが大きい方のWebブラウザを操作するユーザが、下部のコンテンツについて、表示領域の縦の長さが小さい方のWebブラウザを操作するユーザに対して説明しようとしても、表示領域の縦の長さが小さい方のWebブラウザを操作するユーザは、下部のコンテンツを見ることができないので、説明を理解できない。
また、例えば、Webページを、フォントの大きさの設定が異なる2つのWebブラウザで共有する場合を考える。この場合、小さいフォントを使用する設定のWebブラウザでは上部も下部も両方表示されるが、大きいフォントを使用する設定のWebブラウザでは下部はWebブラウザの表示領域の外にはみ出してレイアウトされ、上部だけしか表示されない場合が発生し得る。
従って、小さいフォントを使用する設定のWebブラウザを操作するユーザが、下部のコンテンツについて、大きいフォントを使用する設定のWebブラウザを操作するユーザに対して説明しようとしても、大きいフォントを使用する設定のWebブラウザを操作するユーザは、下部のコンテンツを見ることができないので、説明を理解できない。
その結果、例えば、コンテンツ下部が地図の静止画像データである場合、地図を用いて目的地までの行き方を説明することができなくなってしまう。また、例えば、コンテンツ下部が金融商品の収益のシミュレーションが可能なFlashファイルなどのプラグインデータである場合、Flashファイルが備えるインタラクティブなアニメーション効果が施されたグラフを用いて収益のシミュレーション結果を説明することができない。
また、特許文献2に記載された方法では、オブジェクトの左上に不可視のマーカーが挿入される(特許文献2の図4、5)。定期的な検査によるスクロール同期の方法(特許文献2の段落0056〜0060、図11)や、操作イベントによるスクロール同期の方法(特許文献2の段落0061〜0065、図12)では、受信側ブラウザで、マーカーができるだけ中心点に近い位置に来るように、スクロール同期が行われるにすぎない。このように、特許文献2に記載された方法では、オブジェクトの縦や横の長さを考慮して、表示領域の見えない部分をスクロール表示できるものではない。
例えば、送信側ブラウザを操作するユーザが、受信側ブラウザを操作するユーザに見せたいオブジェクトが、縦長で、かつ、縦の長さが受信側ブラウザの表示領域の高さより短いオブジェクトだった場合を考える。この場合、スクロール同期をしたとしても、オブジェクトの下の一部が、受信側ブラウザの下にはみ出てしまい、表示できないという問題が発生する。
従って、例えば、送信側ブラウザを操作するユーザがオブジェクトの下の部分の表示内容を、受信側ブラウザを操作するユーザに説明したいと思ったとしても、受信側ブラウザでは該当するオブジェクトの下半分が非表示になるという問題が発生する。
そこで、本発明は、Webページ共有において、コンテンツの表示レイアウトがWebブラウザ間で異なるために、片方のWebブラウザで、一部のコンテンツがWebブラウザの表示領域の外にはみ出してレイアウトされた場合でも、そのコンテンツを共有することができるWebページ共有システム、Webページ共有方法、及びWebページ共有プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるWebページ共有システムは、制御元ブラウザと、制御先ブラウザとを備え、制御元ブラウザは、制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出手段を含み、制御先ブラウザは、コンテンツ検出手段が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段と、はみ出し判定手段の判定結果に基づいてコンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段と、スクロール幅算出手段の算出結果に基づいてコンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール手段とを含むことを特徴とする。
本発明による制御元端末は、制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出手段を備えたことを特徴とする。
本発明による制御先端末は、制御元端末が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段と、はみ出し判定手段の判定結果に基づいてコンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段と、スクロール幅算出手段の算出結果に基づいてコンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によるWebページ共有方法は、制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出ステップと、検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定ステップと、判定結果に基づいてコンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出ステップと、算出結果に基づいてコンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロールステップとを含むことを特徴とする。
本発明によるWebページ共有プログラムは、コンピュータに、制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出処理を実行させるためのものである。
本発明によるWebページ共有プログラムは、コンピュータに、制御元端末が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定処理と、判定結果に基づいてコンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出処理と、算出結果に基づいてコンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール処理とを実行させるためのものである。
本発明によれば、Webページ共有において、コンテンツの表示レイアウトがWebブラウザ間で異なるために、片方のWebブラウザで、一部のコンテンツがWebブラウザの表示領域の外にはみ出してレイアウトされた場合でも、そのコンテンツを共有することができる。
本発明によるWebページ共有システムの構成の一例を示すブロック図である。 Webページ共有システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 Webページ共有システムにおけるWebページのデータ構造の一例を示す説明図である。 Webページ共有システムが実行する処理例を示す流れ図である。 コンテンツが制御先ブラウザ領域からはみ出す例を示す説明図である。 片方のWebブラウザで、コンテンツがWebブラウザからはみ出してレイアウトされる具体例を示す説明図である 図6に示すパターン1及びパターン2における、ユーザの操作と画面遷移との具体例を示す説明図である。 Webページ共有システムの最小の構成例を示すブロック図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明によるWebページ共有システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、Webページ共有システムは、制御元ブラウザ1と、制御先ブラウザ2と、Webサーバ3とを含む。また、制御元ブラウザ1とWebサーバ3、及び制御先ブラウザ2とWebサーバ3とはLANやインターネット等の通信ネットワークを介して相互に接続されている。なお、図1に示す例では、制御元ブラウザ1と制御先ブラウザ2とによるペアを1組しか図示していないが、ペアは何組(例えば、2組以上)あってもよい。
制御元ブラウザ1及び制御先ブラウザ2は、具体的には、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ(PC)や、携帯型コンピュータ(PDA)、携帯電話機、スマートフォン、固定電話機、街頭マルチメディア端末、車載端末、ネットワーク接続機能付きテレビジョン受信機、ネットワーク接続機能付きセットトップボックス、ゲーム機、ネットワーク接続機能付きプリンタ、ネットワーク接続機能付きスキャナ、外部と情報をやり取りする機能を備えたその他の類似装置に搭載される。
なお、この実施形態では、制御元ブラウザが実行するや制御先ブラウザが実行するなどの表現を用いるが、具体的には、ブラウザを搭載するパーソナルコンピュータなどのCPUがブラウザに従って処理を実行することである。このことは、ブラウザによって実現される他の手段についても同様である。
Webサーバ3は、具体的には、プログラムに従って動作するPCなどの情報処理装置によって実現される。
図2は、Webページ共有システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。また、図3は、Webページ共有システムにおけるWebページのデータ構造の一例を示す説明図である。以下、これらの図を参照して説明する。なお、図3に示す例では、制御元ブラウザ1は、制御先ブラウザ2よりもコンテンツの表示領域が大きく、かつ、制御先ブラウザ2は、制御元ブラウザ1よりも大きいフォントを使用する設定がされている場合を示している。
<制御元ブラウザ1の説明>
図2に示すように、制御元ブラウザ1は、マウス重なり検出手段10と座標検出手段11とを含む。
図3に示す制御元ブラウザ領域は、制御元ブラウザ1におけるコンテンツの表示領域である。例えば、PCのようにWebブラウザが個別のウィンドウで表示される場合には、制御元ブラウザ領域は、Webブラウザのウィンドウ内のコンテンツの表示領域に相当する。また、例えば、携帯電話機のようにWebブラウザが全画面で表示される場合には、制御元ブラウザ領域は、全画面表示されたWebブラウザにおけるコンテンツの表示領域に相当する。
図3に示す制御元コンテンツ領域は、Webページを構成する静止画像データ、FlashファイルやPDFファイルやSilverlightファイルなどのプラグインデータ、動画像データなどのコンテンツを表示する表示領域である。なお、Webページを構成する各コンテンツには、それぞれコンテンツを識別するための識別子が割り当てられている。
図3に示す制御元ドキュメント領域は、Webページを構成する全コンテンツを包含するために必要な最小の面積に相当する領域である。PCでのWebブラウザのウィンドウを題材に説明すると、ユーザがマウスを操作してウィンドウの大きさを変えることで、制御元ブラウザ領域が制御元ドキュメント領域より小さくなると、PCは、Webブラウザのウィンドウにスクロールバーを表示する。逆に、制御元ブラウザ領域が制御元ドキュメント領域より大きくなると、PCは、Webブラウザのウィンドウに表示していたスクロールバーを消す。なお、大きいフォントを使用する設定のWebブラウザでは、小さいフォントを使用する設定のWebブラウザよりも、制御元ドキュメント領域の縦の長さが大きくなる。
マウス重なり検出手段10は、制御元ブラウザ1が表示するマウスポインタの表示位置とコンテンツの表示位置との重なりを検出する機能を備えている。
座標検出手段11は、マウスポインタの表示位置やコンテンツの表示位置などの座標を検出する機能を備えている。また、座標検出手段11は、制御元ブラウザ左上X、制御元ブラウザ左上Y、制御元ブラウザ右下X、制御元ブラウザ右下Y、制御元コンテンツ左上X、制御元コンテンツ左上Y、制御元コンテンツ右下X、制御元コンテンツ右下Y、制御元ドキュメント右下X、及び制御元ドキュメント右下Yを制御元ブラウザ1を搭載する情報処理装置が備えている記憶部(図示せず)に格納させる。
制御元ブラウザ左上Xと制御元ブラウザ左上Yとは、それぞれ制御元ドキュメント領域の左上の点を基点とした、制御元ブラウザ領域の左上の点のX座標とY座標とである。
制御元ブラウザ右下Xと制御元ブラウザ右下Yとは、それぞれ制御元ドキュメント領域の左上の点を基点とした、制御元ブラウザ領域の右下の点のX座標とY座標とである。
制御元コンテンツ左上Xと制御元コンテンツ左上Yとは、それぞれ制御元ドキュメント領域の左上の点を基点とした、制御元コンテンツ領域の左上の点のX座標とY座標とである。
制御元コンテンツ右下Xと制御元コンテンツ右下Yとは、それぞれ制御元ドキュメント領域の左上の点を基点とした、制御元コンテンツ領域の右下の点のX座標とY座標とである。
制御元ドキュメント右下Xと制御元ドキュメント右下Yとは、それぞれ制御元ドキュメント領域の左上の点を基点とした、制御元ドキュメント領域の右下の点のX座標とY座標とである。
<制御先ブラウザ2の説明>
制御先ブラウザ2は、図2に示すように、はみ出し判定手段20と座標検出手段21と自動スクロール手段22とを含む。
図3に示す制御先ブラウザ領域、制御先コンテンツ領域、及び制御先ドキュメント領域の役割は、制御元ブラウザの各領域と同等である。
はみ出し判定手段20は、コンテンツが制御先ブラウザ領域からはみ出しているか否かを判定する機能を備えている。
座標検出手段21は、コンテンツの表示位置などの座標を検出するする機能を備えている。座標検出手段21は、制御先ブラウザ左上X、制御先ブラウザ左上Y、制御先ブラウザ右下X、制御先ブラウザ右下Y、制御先コンテンツ左上X、制御先コンテンツ左上Y、制御先コンテンツ右下X、制御先コンテンツ右下Y、制御先ドキュメント右下X、及び制御先ドキュメント右下Yを制御先ブラウザ2を搭載する情報処理装置が備えている記憶部(図示せず)に格納させる。なお、制御先ブラウザ2が格納するそれぞれのデータの役割は、制御元ブラウザ1が格納するデータの役割と同様である。
自動スクロール手段22は、はみ出し判定手段20の判定結果に基づいてブラウザの表示内容をスクロールする機能を備えている。自動スクロール手段22は、図示しない自動スクロール幅Xと、図示しない自動スクロール幅Yとを制御元ブラウザ2を搭載する情報処理装置が備えている記憶部に格納させる。
<Webサーバ3の説明>
Webサーバ3は、図2に示すように、コマンド中継手段30を含む。
コマンド中継手段30は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインターフェース部によって実現される。コマンド中継手段30は、端末間で送受信されるコマンドやデータなどを中継する機能を備えている。また、Webサーバ3は、各種Webページの情報を蓄積するデータベースを備え、通信ネットワークを介して制御元ブラウザ1や制御先ブラウザ2にWebページの情報を配信する機能を備えている。
<動作の説明>
次に、Webページ共有システムの動作について説明する。図4は、Webページ共有システムが実行する処理例を示す流れ図である。図5は、コンテンツが制御先ブラウザ領域からはみ出す例を示す説明図である。なお、本実施形態では、説明の都合上、ユーザ1が制御元ブラウザ1を使用し、ユーザ2が制御先ブラウザ2を使用する前提で説明する。
<ステップS40>
制御元ブラウザ1のマウス重なり検出手段10は、マウスポインタの表示位置と重なるコンテンツがあるか否か監視する。座標検出手段11は、マウスポインタの表示位置と、マウスポインタが重なっているコンテンツの表示位置とを制御元ブラウザ1に組み込まれたJavaScript(登録商標)などのスクリプト言語を用いて検出する。なお、座標検出手段11は、スクリプト言語を用いて制御元コンテンツ左上X、制御元コンテンツ左上Y、制御元コンテンツ右下X、及び制御元コンテンツ右下Yに基づくコンテンツの表示位置を検出する。
ユーザがマウスを操作することによって、マウス重なり検出手段10が重なりを検出すると、制御元ブラウザ1は、検出対象であるコンテンツの識別子を特定し、コマンド中継手段30を経由して、はみ出し判定手段20に送信する(ステップS40)。
例えば、特許文献2に記載された方法では、端末でJavaアプレットを稼働させることが必須となっている(特許文献2の段落0044及び図3)。しかしながら、現在普及しているOS、例えば、Windows(登録商標)XP SP2やWindowsXP SP3、WindowsVista(登録商標)などでは、初期状態ではJavaアプレットがインストールされていない。そのため、ユーザはJavaアプレットという新たなソフトウェアをインストールする必要がある。しかしながら、ソフトウェアのインストール作業は、PCの初心者には相当困難な作業である。
これに対して、本実施形態では、各端末は、ブラウザに最初から組み込まれており、ブラウザで稼働するJavaScriptなどのスクリプト言語を用いて動作する。
従って、本実施形態では、新たなソフトウェアのインストールが不要であるという効果がある。ユーザが、Webサイトの操作が分からなくなった時に、オペレータによりユーザの操作を支援する、いわゆるオンライン・ヘルプデスクなどは、主にPCの初心者が利用すると考えられるので、この効果が功を奏する。
<ステップS41>
制御先ブラウザ2のはみ出し判定手段20は、制御元ブラウザ1からコンテンツの識別子を受信すると、受信したコンテンツの識別子と同一の識別子を持つコンテンツを制御先ブラウザ2のWebページ内から特定する。また、制御先ブラウザ2は、自動スクロール幅X及び自動スクロール幅Yの値を0で初期化する。
座標検出手段21は、制御先ブラウザ2に組み込まれたJavaScriptなどのスクリプト言語を用いて、制御先ブラウザ左上Y、制御先ブラウザ右下Y、制御先コンテンツ左上Y、及び制御先コンテンツ右下Yを検出する。
そして、はみ出し判定手段20は、座標検出手段21が検出したこれらの4つの数値に基づいて、コンテンツが制御先ブラウザ領域から上下方向にはみ出しているか否かを判定する(ステップS41)。
「(制御先コンテンツ右下Y)>(制御先ブラウザ右下Y)」の場合には、図5(A)に示す例のように下方向にはみ出していると判定し、Webページ共有システムは、ステップS42の処理に移行する。
「(制御先ブラウザ左上Y)>(制御先コンテンツ左上Y)」の場合には、図5(B)に示す例のように上方向にはみ出していると判定し、Webページ共有システムは、ステップS42の処理に移行する。それ以外の場合には、上下方向にはみ出していないと判定し、Webページ共有システムは、ステップS43の処理に移行する。
<ステップS42>
ステップS41において、図5(A)に示す例のように下方向にはみ出していると判定すると、制御先ブラウザ2は、自動スクロール幅Yとして「(制御先コンテンツ右下Y)−(制御先ブラウザ右下Y)」を算出する。そして、制御先ブラウザ2は、算出した自動スクロール幅Yを制御先ブラウザ2の記憶部に格納させる(ステップS42)。その後、Webページ共有システムは、ステップS43の処理に移行する。
ステップS41において、図5(B)に示す例のように上方向にはみ出していると判定すると、制御先ブラウザ2は、自動スクロール幅Yとして「(−1)×(制御先ブラウザ左上Y)−(制御先コンテンツ左上Y)」を算出する。そして、制御先ブラウザ2は、算出した自動スクロール幅Yを制御先ブラウザ2の記憶部に格納させる(ステップS42)。その後、Webページ共有システムは、ステップS43の処理に移行する。
このようにすることで、本実施形態では、コンテンツの全部分が上下方向にはみ出している場合だけでなく、一部分だけが上下方向にはみ出している場合にも対応できる。
<ステップS43>
座標検出手段21は、制御先ブラウザ2に組み込まれたJavaScriptなどのスクリプト言語を用いて、制御先ブラウザ左上X、制御先ブラウザ右下X、制御先コンテンツ左上X、及び制御先コンテンツ右下Xを検出する。
そして、はみ出し判定手段20は、座標検出手段21が検出したこれらの4つの数値に基づいて、コンテンツが制御先ブラウザ領域から、左右方向にはみ出しているか否かを判定する(ステップS43)。
「(制御先コンテンツ右下X)>(制御先ブラウザ右下X)」の場合には、図5(C)に示す例のように右方向にはみ出していると判定し、Webページ共有システムは、ステップS44の処理に移行する。
「(制御先ブラウザ左上X)>(制御先コンテンツ左上X)」の場合には、図5(D)に示す例のように左方向にはみ出していると判定し、Webページ共有システムは、ステップS44の処理に移行する。それ以外の場合には、左右方向にははみ出していないと判定し、Webページ共有システムは、ステップS45の処理に移行する。
<ステップS44>
ステップS43において、図5(C)に示す例のように右方向にはみ出していると判定すると、制御先ブラウザ2は、自動スクロール幅Xとして「(制御先コンテンツ右下X)−(制御先ブラウザ右下X)」を算出する。そして、制御先ブラウザ2は、算出した自動スクロール幅Xを制御先ブラウザ2の記憶部に格納させる(ステップS44)。その後、Webページ共有システムは、ステップS45の処理に移行する。
ステップS43において、図5(D)に示す例のように左方向にはみ出していると判定すると、制御先ブラウザ2は、自動スクロール幅Xとして「(−1)×(制御先ブラウザ左上X)−(制御先コンテンツ左上X)」を算出する。そして、制御先ブラウザ2は、算出した自動スクロール幅Xを制御先ブラウザ2の記憶部に格納させる(ステップS44)。その後、Webページ共有システムは、ステップS45の処理に移行する。
このようにすることで、本実施形態では、コンテンツの全部分が左右方向にはみ出している場合だけでなく、一部分だけが左右方向にはみ出している場合にも対応できる。また、ステップS41において上下方向のはみ出していると判定した後に、ステップS43において左右方向のはみ出しを判定することで、本実施形態では、コンテンツが斜め上方向や斜め下方向にはみ出している場合にも対応できる。
<ステップS45>
自動スクロール手段22は、制御先ブラウザ2に組み込まれたJavaScriptなどのスクリプト言語を用いて、制御先ブラウザ2の記憶部が格納する自動スクロール幅Yの値に基づいて制御先ブラウザ2で上下方向にスクロールを行う。なお、自動スクロール手段22は、自動スクロール幅Yの値が正の値の場合には、上方向にスクロールし、負の場合には、下方向にスクロールする。
さらに、自動スクロール手段22は、制御先ブラウザ2の記憶部が格納する自動スクロール幅Xの値に基づいて制御先ブラウザ2で左右方向にスクロールを行う。なお、自動スクロール手段22は、自動スクロール幅Xの値が正の値の場合には、右方向にスクロールし、負の場合には、左方向にスクロールする。その後、Web共有システムは、ステップS40の処理に移行する。
以上のように、本実施形態では、コンテンツの一部分または全部分が、制御先ブラウザ領域から上下方向または左右方向または斜め上方向または斜め下方向にはみ出していると、コンテンツが表示されるように自動スクロールを行う。そのため、コンテンツを制御先ブラウザ2内に表示することができ、Webブラウザ間でコンテンツの表示レイアウトが異なる場合であっても、コンテンツを共有することができる。その結果、ユーザ2とユーザ1との両方が同じコンテンツを見ることができるので、ユーザ2は、ユーザ1に対して、コンテンツを用いて説明をすることができる。
また、本実施形態では、まず、制御元ブラウザは、制御元ブラウザのマウスポインタがコンテンツに重なったことを検出する。すると、制御元ブラウザは、Webサーバを経由して、制御先ブラウザに対して、コンテンツが制御先ブラウザの表示領域をはみ出してレイアウトされているか否かを判定するよう指示を送信する。次に、制御先ブラウザは、コンテンツがはみ出してレイアウトされていると判定した場合、制御先ブラウザでスクロールを行うことで、コンテンツを表示領域内に移動して表示する。
これにより、ユーザが制御元ブラウザでマウスポインタをコンテンツに重ねる操作を行うだけで、コンテンツが制御元ブラウザと制御先ブラウザとの両方で表示されるようになる。
また、特許文献2に記載された方法とは異なり、本実施形態では、オブジェクト(コンテンツ)全体が受信側ブラウザに表示されることを保証するために、オブジェクト(コンテンツ)の縦や横の長さを考慮したスクロール同期が行われる。そのため、本実施形態には、スクロール同期の結果、オブジェクト(コンテンツ)全体が、受信側ブラウザに表示されることが保証できるという効果がある。
例えば、本発明を適用する用途として想定するオンラインのコンタクトセンターサービスでは、Flashコンテンツのような高度なアニメーション効果があり、デザイン性が高いコンテンツを、顧客とオペレータが共有しながら、オペレータが遠隔コンサルテーションを行う。
遠隔コンサルテーションでは、例えば、金融商品についてFlashコンテンツを用いて説明する際に、オペレータが顧客の現在の収入や支出の数値をFlashコンテンツ内の入力フォームに入力し、顧客が金融商品を購入することで顧客の資産が将来に渡ってどのように変化するかなどを、Flashコンテンツの高度なアニメーション効果を用いてグラフ化して顧客に見せるようなことが行われる。
上記のような用途では、Flashコンテンツ全体が、受信側ブラウザに表示されることが保証できることが非常に重要である。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、第1の実施形態で示したWebページ共有システムを用いてWebページのスクロール表示を行う場合の具体例を説明する。図6は、片方のWebブラウザで、コンテンツがWebブラウザからはみ出してレイアウトされる具体例を示す説明図である。図6に示すパターン1は、2つのWebブラウザ間で表示領域の大きさが異なるために、Flashファイルの位置がはみ出す例である。また、図6に示すパターン2は、2つのWebブラウザ間で表示領域の大きさが同一であるが、フォントの大きさの設定が異なるために、Flashファイルの位置がはみ出す例である。
図7は、図6に示すパターン1及びパターン2における、ユーザの操作と画面遷移との具体例を示す説明図である。図7に示すパターン1及びパターン2において、(1)に示すように片方のユーザの操作に従って、マウスポインタをFlashファイルの表示位置に重ねる。すると、(2)に示すように、もう片方のユーザが操作するWebブラウザ(制御先ブラウザ)は、第1の実施形態で示した処理に従って対応するFlashファイルがWebブラウザ外にはみ出してレイアウトされていることを検出する。そして、(3)に示すように、第1の実施形態で示した処理に従って自動スクロールによりFlashファイルをWebブラウザ内に移動して表示する。
以上のように、本実施形態では、2つのWebブラウザ間で表示領域の大きさが異なる場合や、フォントの大きさの設定が異なる場合であっても、自動スクロールにより、コンテンツを制御先ブラウザ2内に表示することができる。
次に、本発明によるWebページ共有システムの最小構成について説明する。図8は、Webページ共有システムの最小の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、Webページ共有システムは、最小の構成要素として、制御元ブラウザ100と、制御先ブラウザ200とを含む。また、制御元ブラウザ100は、コンテンツを検出するコンテンツ検出手段110を含む。また、制御先ブラウザ200は、コンテンツ検出手段110が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザ200におけるコンテンツを表示可能な表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段220と、はみ出し判定手段220の判定結果に基づいて制御先ブラウザのスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段221と、スクロール幅算出手段221の算出結果に基づいて制御先ブラウザ200をスクロールするスクロール手段222とを含む。
図8に示す最小構成のWebページ共有システムによれば、制御元ブラウザ100において、コンテンツ検出手段110がコンテンツを検出する。そして、制御先ブラウザ200において、はみ出し判定手段220は、コンテンツ検出手段110が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザ200におけるコンテンツを表示可能な表示領域からはみ出しているか否かを判定する。そして、スクロール幅算出手段221は、はみ出し判定手段220の判定結果に基づいて制御先ブラウザ200のスクロール幅を算出する。そして、スクロール手段222は、スクロール幅算出手段221の算出結果に基づいて制御先ブラウザ200をスクロールする。
従って、制御元ブラウザ100において、マウスポインタをコンテンツに重ねる操作を行うだけで、コンテンツが制御元ブラウザ100と制御先ブラウザ200との両方で表示され、コンテンツの表示レイアウトが異なるWebブラウザ間であっても、コンテンツの共有を行うことができる。
なお、本実施形態では、以下の(1)〜(7)に示すようなWebページ共有システム及びWebページ共有方法の特徴的構成が示されている。
(1)Webページ共有システムは、制御元ブラウザ(例えば、制御元ブラウザ1によって実現される)と、制御先ブラウザ(例えば、制御先ブラウザ2によって実現される)とを備え、制御元ブラウザは、制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出手段(例えば、マウス重なり検出手段10によって実現される)を含み、制御先ブラウザは、コンテンツ検出手段が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域(例えば、制御先ブラウザ領域)からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段(例えば、はみ出し判定手段21によって実現される)と、はみ出し判定手段の判定結果に基づいてコンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段(例えば、座標検出手段21及び制御先ブラウザ2によって実現される)と、スクロール幅算出手段の算出結果に基づいてコンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール手段(例えば、自動スクロール手段22によって実現される)とをを含むことを特徴とする。
(2)Webページ共有システムにおいて、スクロール幅算出手段は、制御先ブラウザの表示領域におけるコンテンツの座標(例えば、制御先コンテンツ右下Xなど)と表示領域の座標(例えば、制御先ブラウザ右下Xなど)とに基づいてスクロール幅を算出するように構成されていてもよい。
(3)Webページ共有方法は、制御元ブラウザ(例えば、制御元ブラウザ1によって実現される)におけるでマウスとコンテンツとの重なりを検出する重なり検出ステップ(例えば、マウス重なり検出手段10によって実現される)と、検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザ(例えば、制御先ブラウザ2によって実現される)におけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域から上下方向にはみ出しているか否かを判定する上下方向はみ出し判定ステップ(例えば、はみ出し判定手段21によって実現される)と、コンテンツ表示領域における上下方向のスクロール幅を算出する上下方向スクロール幅算出ステップ(例えば、座標検出手段21及び制御先ブラウザ2によって実現される)と、同一のコンテンツがコンテンツ表示領域から左右方向にはみ出しているか否かを判定する左右方向はみ出し判定ステップ(例えば、はみ出し判定手段21によって実現される)と、コンテンツ表示領域における左右方向のスクロール幅を算出する左右方向スクロール幅算出ステップ(例えば、座標検出手段21及び制御先ブラウザ2によって実現される)と、制御先ブラウザで自動スクロール表示を実行するスクロールステップ(例えば、自動スクロール手段22によって実現される)とを含むように構成されていてもよい。
(4)Webページ共有方法において、スクロールステップで、コンテンツの下辺の座標(例えば、制御先コンテンツ右下Y)が制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の下辺の座標(例えば、制御先ブラウザ右下Y)を上回っている場合に、コンテンツの下辺の座標とコンテンツ表示領域の下辺の座標との差に基づいてコンテンツ表示領域において上方向にスクロール表示するように構成されていてもよい。
(5)Webページ共有方法において、スクロールステップで、制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の上辺の座標(例えば、制御先ブラウザ左上Y)がコンテンツの上辺の座標(例えば、制御先コンテンツ左上Y)を上回っている場合に、コンテンツ表示領域の上辺の座標とコンテンツの上辺の座標との差に基づいてコンテンツ表示領域において下方向にスクロール表示するように構成されていてもよい。
(6)Webページ共有方法において、スクロールステップで、コンテンツの右辺の座標(例えば、制御先コンテンツ右下X)が制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の右辺の座標(例えば、制御先ブラウザ右下X)を上回っている場合に、コンテンツの右辺の座標とコンテンツ表示領域の右辺の座標との差に基づいてコンテンツ表示領域において左方向にスクロール表示するように構成されていてもよい。
(7)Webページ共有方法において、スクロールステップで、制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の左辺の座標(例えば、制御先ブラウザ左上X)がコンテンツの左辺の座標(例えば、制御先コンテンツ左上X)を上回っている場合に、コンテンツ表示領域の左辺の座標とコンテンツの左辺の座標との差に基づいてコンテンツ表示領域において右方向にスクロール表示するように構成されていてもよい。
本発明を、Webサービスの利用者がWebブラウザを介して遠隔にいるコンタクトセンタやヘルプデスクのオペレータと、お互いに同じWebページを見ながら遠隔相談やコンサルテーションを行うソリューションに適用できる。また、本発明を、オフィスや家庭において、利用者同士でお互いに同じWebページを見ながら電子会議を行うソリューションに適用できる。
1,100 制御元ブラウザ
2,200 制御先ブラウザ
3 Webサーバ
10 マウス重なり検出手段
11,21 座標検出手段
20,220 はみ出し判定手段
22 自動スクロール手段
110 コンテンツ検出手段
221 スクロール幅算出手段
222 スクロール手段

Claims (17)

  1. 制御元ブラウザと、
    制御先ブラウザとを備え、
    前記制御元ブラウザは、
    当該制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出手段を含み、
    前記制御先ブラウザは、
    前記コンテンツ検出手段が検出したコンテンツと同一のコンテンツが該制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段と、
    前記はみ出し判定手段の判定結果に基づいて前記コンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段と、
    前記スクロール幅算出手段の算出結果に基づいて前記コンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール手段とを含む
    ことを特徴とするWebページ共有システム。
  2. スクロール幅算出手段は、
    制御先ブラウザの表示領域におけるコンテンツの座標と該表示領域の座標とに基づいてスクロール幅を算出する
    請求項1記載のWebページ共有システム。
  3. 制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出ステップと、
    検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定ステップと、
    判定結果に基づいて前記コンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出ステップと、
    算出結果に基づいて前記コンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロールステップとを含む
    ことを特徴とするWebページ共有方法。
  4. スクロール幅算出ステップで、制御先ブラウザの表示領域におけるコンテンツの座標と該表示領域の座標とに基づいてスクロール幅を算出する
    請求項3記載のWebページ共有方法。
  5. 制御元ブラウザにおけるマウスポインタとコンテンツとの重なりを検出する重なり検出ステップと、
    検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域から上下方向にはみ出しているか否かを判定する上下方向はみ出し判定ステップと、
    前記コンテンツ表示領域における上下方向のスクロール幅を算出する上下方向スクロール幅算出ステップと、
    前記同一のコンテンツが前記コンテンツ表示領域から左右方向にはみ出しているか否かを判定する左右方向はみ出し判定ステップと、
    前記コンテンツ表示領域における左右方向のスクロール幅を算出する左右方向スクロール幅算出ステップと、
    制御先ブラウザで自動スクロール表示を実行するスクロールステップとを含む
    ことを特徴とするWebページ共有方法。
  6. スクロールステップで、コンテンツの下辺の座標が制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の下辺の座標を上回っている場合に、前記コンテンツの下辺の座標と前記コンテンツ表示領域の下辺の座標との差に基づいて前記コンテンツ表示領域において上方向にスクロール表示する
    請求項5記載のWebページ共有方法。
  7. スクロールステップで、制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の上辺の座標がコンテンツの上辺の座標を上回っている場合に、前記コンテンツ表示領域の上辺の座標と前記コンテンツの上辺の座標との差に基づいて前記コンテンツ表示領域において下方向にスクロール表示する
    請求項5又は請求項6記載のWebページ共有方法。
  8. スクロールステップで、コンテンツの右辺の座標が制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の右辺の座標を上回っている場合に、前記コンテンツの右辺の座標と前記コンテンツ表示領域の右辺の座標との差に基づいて前記コンテンツ表示領域において左方向にスクロール表示する
    請求項5から請求項7のうちのいずれか1項に記載のWebページ共有方法。
  9. スクロールステップで、制御先ブラウザにおけるコンテンツ表示領域の左辺の座標がコンテンツの左辺の座標を上回っている場合に、前記コンテンツ表示領域の左辺の座標と前記コンテンツの左辺の座標との差に基づいて前記コンテンツ表示領域において右方向にスクロール表示する
    請求項5から請求項8のうちのいずれか1項に記載のWebページ共有方法。
  10. 制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出手段を備えた
    ことを特徴とする制御元端末。
  11. コンテンツ検出手段は、
    マウスポインタの表示位置と重なるコンテンツを検出する
    請求項10記載の制御元端末。
  12. 制御元端末が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定手段と、
    前記はみ出し判定手段の判定結果に基づいて前記コンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出手段と、
    前記スクロール幅算出手段の算出結果に基づいて前記コンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール手段とを備えた
    ことを特徴とする制御先端末。
  13. スクロール幅算出手段は、
    制御先ブラウザの表示領域におけるコンテンツの座標と該表示領域の座標とに基づいてスクロール幅を算出する
    請求項12記載の制御先端末。
  14. コンピュータに、
    制御元ブラウザの表示領域に表示されるコンテンツを検出するコンテンツ検出処理を
    実行させるためのWebページ共有プログラム。
  15. コンピュータに、
    コンテンツ検出処理で、マウスポインタと重なるコンテンツを検出する処理を実行させる
    請求項14記載のWebページ共有プログラム。
  16. コンピュータに、
    制御元端末が検出したコンテンツと同一のコンテンツが制御先ブラウザにおけるコンテンツを表示可能なコンテンツ表示領域からはみ出しているか否かを判定するはみ出し判定処理と、
    判定結果に基づいて前記コンテンツ表示領域におけるスクロール幅を算出するスクロール幅算出処理と、
    算出結果に基づいて前記コンテンツ表示領域においてスクロール表示するスクロール処理とを
    実行させるためのWebページ共有プログラム。
  17. コンピュータに、
    スクロール幅算出処理で、制御先ブラウザの表示領域におけるコンテンツの座標と該表示領域の座標とに基づいてスクロール幅を算出する
    請求項16記載のWebページ共有プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012108129A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 パナソニック株式会社 端末移行システム
KR101646191B1 (ko) * 2015-01-30 2016-08-05 네이버 주식회사 만화 데이터 표시 방법 및 만화 데이터 표시 장치

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