JP2010163004A - 船舶用フライホイール蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主電源が供給する電力の消費を増大さえることなく、フライホイールの回転数を維持することが出来る船舶用フライホイール蓄電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】船舶用フライホイール蓄電装置が、フライホイール蓄電装置と、フライホイールを保持し、船体に固定され、かつ回転自在の1つまたは複数の回転軸によって構成されるジンバル機構と、ジンバル機構の回転軸に連結し、回転軸の回転に応じて電力を発電する発電機と、発電機が発電した電力を整流することによって電力の変換を行い、変換した電力をフライホイール蓄電装置へ供給する電力変換手段とを、具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、船舶用フライホイール蓄電装置に関する。
フライホイールを使用して電力の蓄電を行うフライホイール蓄電装置は、フライホイール、容器、モータ/発電機及び軸受部から構成されている。フライホイール蓄電装置は、電力エネルギーをフライホイールの回転エネルギーに変換することによって蓄電するようにしたものである。このフライホイール蓄電装置では、蓄電時のフライホイール及びモータ/発電機の回転を阻害する空気抵抗及び軸受の摩擦をできるだけ低減する必要がある為、モータ/発電機及びフライホイールは真空の容器の中で作動している。さらに、モータ/発電機を支持する軸受に、磁気軸受等を採用することによって軸受によって生じる摩擦を軽減している。
このようなフライホイール蓄電装置に関する発明として、下記特許文献1には、フライホイール蓄電装置のフライホイールを緊急停止させる技術が開示されている。また、下記特許文献2には、フライホイールに装着された回転軸の端部に、永久磁石を備えた被制動筒を固定し、強磁性体を備えた制動筒を被制動筒と同心に配置し、緊急時にこの制動筒を被制動筒に対向させことによって制動筒に渦電流が惹起されて、回転軸に制動力が加わり、フライホイールが停止する技術が開示されている。
そして、現在、このようなフライホイール蓄電装置をジンバル機構によって保持し、船舶に蓄電装置として搭載する発明が考案されている。従来、船舶では、ディーゼル発電機等の主電源によって発電された電力を蓄電する為に鉛蓄電池が搭載されている。しかし、鉛蓄電池は高温及び塩害に弱いという欠点があった。その為、このような鉛蓄電池の欠点を持たない蓄電装置としてフライホイール蓄電装置を船舶へ搭載することが考えられている。なお、フライホイール蓄電装置をジンバル機構によって保持する理由は、波による揺動の影響を抑える為である。
特開平08−247183号公報 特開平09−233803号公報
ところで、上記従来技術では、真空中でフライホイールを回転させ、さらに軸受として磁気軸受を採用することによって、フライホイールの回転を阻害する摩擦を極力低減している。しかしながら、それでも取り除くことが出来なかった摩擦の影響により時間の経過と共にフライホイールの回転数は落ちてしまう。その為に、定期的にモータ/発電機へ電力を供給して、モータ/発電機にフライホイールを再加速させて回転数を維持させている。そして、同様に、フライホイール蓄電装置を搭載した船舶では、ディーゼル発電機が発電した電力をフライホイール蓄電装置に蓄電した後にも、継続して電力を供給しなければならなくなってしまう。船舶は、限られた燃料を使用して洋上で活動する為に、主電源である発電機が発電した電力を効率良く消費することが求められる。しかし、フライホイール蓄電装置を船舶に搭載すると、フライホイールの回転数を維持する必要がある為に、主電源が供給する電力の消費が増大してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、主電源が供給する電力の消費を増大さえることなく、フライホイールの回転数を維持することが出来る船舶用フライホイール蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、船舶用フライホイール蓄電装置に係る第1の解決手段として、フライホイール蓄電装置と、前記フライホイールを保持し、船体に固定され、かつ回転自在の1つまたは複数の回転軸によって構成されるジンバル機構と、前記ジンバル機構の前記回転軸に連結し、前記回転軸の回転に応じて電力を発電する発電機と、前記発電機が発電した電力を整流することによって電力の変換を行い、変換した電力を前記フライホイール蓄電装置へ供給する電力変換手段とを、具備するという手段を採用する。
本発明では、船舶用フライホイール蓄電装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記ジンバル機構は、前記回転軸の1つとして、水平かつ両端が船首及び船尾の方向を向く第1の回転軸を有し、船体のローリングによって前記第1の回転軸が振動運動すると、前記第1の回転軸の振動運動によって発電機が電力を発電するという手段を採用する。
本発明では、船舶用フライホイール蓄電装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記電力変換手段の電力の供給先を前記フライホイール蓄電装置及び系統負荷のいずれかに切り替える切替手段と、前記フライホイール蓄電装置のフライホイールの回転数が定格回転域である場合には、前記電力変換手段の電力の供給先を前記フライホイール蓄電装置から前記系統負荷へ前記切替手段に切り替えさせ、前記フライホイール蓄電装置のフライホイールの回転数が定格回転域より下がっている場合には、前記電力変換手段の電力の供給先を前記系統負荷から前記フライホイール蓄電装置へ前記切替手段に切り替えさせる制御手段とを、具備するという手段を採用する。
本発明によれば、船舶用フライホイール蓄電装置が、フライホイール蓄電装置と、フライホイールを保持し、船体に固定され、かつ回転自在の1つまたは複数の回転軸によって構成されるジンバル機構と、ジンバル機構の回転軸に連結し、回転軸の回転に応じて電力を発電する発電機と、発電機が発電した電力を整流することによって電力の変換を行い、変換した電力をフライホイール蓄電装置へ供給する電力変換手段とを、具備する。これにより、船舶用フライホイール蓄電装置では、フライホイール蓄電装置が、発電機が発電した電力を活用し、フライホイールを再加速させて回転数を維持することが出来る為に、主電源が供給する電力の消費を増大することなくなくフライホイールの回転数を維持することが出来る。
本発明の一実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aの外観の概要及び設置場所を示す平面模式図である。 本発明の一実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aの外観の概要及び設置場所を示す側面模式図である。 本発明の一実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aの機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本発明の船舶用フライホイール蓄電装置に関する。
まず、船舶用フライホイール蓄電装置Aの外観の概要及び設置場所を、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aの外観の概要及び設置場所を示す平面模式図であり、図2は、本実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aの外観の概要及び設置場所を示す側面模式図である。
船舶用フライホイール蓄電装置Aは、図1及び図2に示すように、船舶の船体内に設けられ、チャンバ1によって、フライホイール、モータ/発電機等の各内部機構を保持している。この船舶用フライホイール蓄電装置Aは、このチャンバ1に保持されるモータ/発電機に電力が供給されると、電力をフライホイールの回転エネルギーに変換して保存する。そして、各内部機構を収容するチャンバ1の側面には、図1及び図2に示すように、回転軸2が設けられている。この回転軸2は、図1及び図2に示すように、水平かつその両端が船首及び船尾の方向を向くように、船体内に固定された支持台3の軸受によって回転自在に支持されている。これにより、チャンバ1は、回転軸2を中心として自在に傾動することが出来る。
さらに、この船舶用フライホイール蓄電装置Aでは、図1に示すように、回転軸2は、船舶の船体の船首と船尾とを結ぶ中央線に沿って設けられている、すなわち船体の右舷と左舷との中間地点に設けられている。船舶用フライホイール蓄電装置Aでは、上記チャンバ1、回転軸2及び支持台3によってジンバル機構を構成している。このジンバル機構は、フライホイールの姿勢を安定させることを目的として設けている。船舶は、港湾内の航行のように、低速で航行するような場合に、波の影響を受け易くなる。その為、船舶用フライホイール蓄電装置Aでは、ジンバル機構を設けることによって、波によって発生する船体の揺動(特に、ローリング)をフライホイールの回転に影響を与えないようにすることが出来る。
次に、船舶用フライホイール蓄電装置Aの機能構成について、図3を参照して、説明する。図3は、実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aの機能ブロック図である。なお、図3における実線矢印は電力の流れを示し、点線矢印は制御信号の流れを示す。船舶用フライホイール蓄電装置Aは、図3に示すように、チャンバ1、回転軸2、支持台3、フライホイール蓄電装置4、発電機5、発電機用コンバータ6、インバータ7、主電源用コンバータ8及び切替スイッチ9から構成されている。
そして、上記フライホイール蓄電装置4は、フライホイール4a、モータ/発電機4bインバータ/コンバータ4c及び制御部4dから構成されている。このフライホイール蓄電装置4は、船舶が港湾内を航行している時などに、ディーゼル発電機等の主電源の出力が低下すると、船舶の各種設備及び機器等のAC負荷の二次電源として活用されるものである。AC負荷(例えばAC440V)には、船舶の通常航行時に、主電源からAC直送経路を介して電力が供給されるが、主電源からの電力が不足した場合に、フライホイール蓄電装置4が、AC負荷へ電力を供給する。
フライホイール4aは、モータ/発電機4bのフライホイール回転軸と同心に誘導回転している円盤である。このフライホイール4aは、モータ/発電機4bの回転駆動によって回転し、モータ/発電機4bによる回転駆動が停止しても慣性によって回転し続ける。
モータ/発電機4bは、慣性によって回転するフライホイール4aの回転速度を減速させることにより回転エネルギーを電気エネルギーへ変換する発電機として交流電力を発生させるものであり、当該交流電力をインバータ/コンバータ4cへ出力する。
また、このモータ/発電機4bは、モータとしてインバータ/コンバータ4cから供給される交流の駆動電力によって、フライホイール4aを回転駆動する。なお、フライホイール蓄電装置4では、フライホイール4a及びモータ/発電機4bの動作を妨げる空気抵抗を低減する為に、フライホイール4a及びモータ/発電機4bは、真空にされた容器に収容されている。
インバータ/コンバータ4cは、制御部4dによる制御の下、インバータとして発電機用コンバータ6及び主電源用コンバータ8から供給されるDC中間電圧(例えば、600V)の直流の駆動電力を交流の駆動電力に変換し、当該駆動電力によってモータ/発電機4bをモータとして駆動する。また、インバータ/コンバータ4cは、制御部4dによる制御の下、コンバータとしてモータ/発電機4bから供給される交流電力をDC中間電圧の直流電力に変換して、この直流電力をインバータ7へ出力する。
制御部4dは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)から構成される内部メモリ並びにインバータ/コンバータ4cと信号の入出力をそれぞれ行うインタフェース回路等から構成されており、上記ROMに記憶された制御プログラムに基づいて船舶用フライホイール蓄電装置Aの全体動作を制御する。
発電機5は、チャンバ1の側面に設けられた回転軸2の端部に連結し、回転軸2の回転に応じて発電する。例えば、船舶が港湾内を低速で航行中に横波の影響によってローリングすると、船体のローリングに応じてチャンバ1が傾動を繰り返することによって回転軸2が振動運動を行い、この振動運動を基に上記発電機5は発電を行う。そして、チャンバ1が保持するフライホイール構成機器は1〜2トンの総重量を持ち、大きな慣性質量を有している為、船体の揺動によって得られる大きなトルクによって発電機5は大きな電力を発電する。そして、この発電機5、発電した電力を発電機用コンバータ6へ出力する。なお、船体のローリングに基づき発電機5が発電する電力は、脈動電力である。
発電機用コンバータ6は、整流回路及び平滑回路を有し、発電機5から入力される脈動電力を整流回路及び平滑回路によってDC中間電圧の直流電力に変換し、この直流電力をインバータ/コンバータ4c又はインバータ7へ出力する。
インバータ7は、インバータ/コンバータ4c又は発電機用コンバータ6から入力されたDC中間電圧の直流電力を交流電力に変換し、この交流電力をAC負荷に供給する。
主電源用コンバータ8は、ディーゼル発電機等の主電源から供給される交流の電力をDC中間電圧の直流電力に変換し、この直流電力をインバータ/コンバータ4cへ出力する。
切替スイッチ9は、制御部4dの制御の下、発電機用コンバータの電力の供給先をフライホイール蓄電装置4及びインバータ7のいずれかに切り替える。
次に、このように構成された船舶用フライホイール蓄電装置Aの動作について詳しく説明する。
まず、制御部4dは、フライホイール蓄電装置4へ主電源から交流電力が供給されると、インバータ/コンバータ4cをインバータとして作動させて、モータ/発電機4bにフライホイール4aを回転駆動させる。そして、制御部4dは、モータ/発電機4bによる駆動によって、5分〜15分をかけてフライホイール4aを13000rpm(revolutions per minute:毎分回転数)まで加速させる。そして、制御部4dは、フライホイール4aが、13000rpmまで加速すると、船舶の揺動が少ない為に発電機5による発電量が少ない場合に、主電源から供給される最低源の電力のみをモータ/発電機4bへインバータ/コンバータ4cに供給させて、フライホイール4aの定格回転域である12500〜13000rpmの回転数を維持する。
そして、船舶が港湾内を低速で航行している際に、横波によって船体がローリングすると、回転軸2が振動運動する為に、発電機5は、脈動電力を発電し、この脈動電力を発電機用コンバータ6へ出力する。
発電機用コンバータ6は、発電機5から入力される脈動電力をDC中間電圧の直流電力に変換し、当該直流電力をインバータ/コンバータ4cへ出力する。
制御部4dは、発電機用コンバータ6からインバータ/コンバータ4cへDC中間電圧の直流電力が入力されると、インバータ/コンバータ4cにインバータとして作動させることによってモータ/発電機4bへ交流電力を供給し、フライホイール4aが12500rpm以下になると、モータ/発電機4bによりフライホイール4aを再加速させて、13000rpmとする。
また、制御部4dは、加速時または、再加速によってフライホイール4aの回転数が13000rpmになると、発電機用コンバータ6の電力の供給先をフライホイール蓄電装置4からインバータ7へ切替スイッチ9に切り替えさせる。これにより、発電機5によって発電された電力がAC負荷に供給される。
さらに、制御部4dは、フライホイール4aの回転数が12500rpmより下がると、発電機用コンバータ6の電力の供給先をインバータ7からフライホイール蓄電装置4へ切替スイッチ9に切り替えさせる。なお、制御部4dは、図示しない回転数センサの検出結果に基づいてフライホイール4aの回転数を判断する。
以上のように、本実施形態に係る船舶用フライホイール蓄電装置Aでは、船舶が港湾内を低速で航行している時などに、横波によって船体がローリングするエネルギーを活用して、ジンバル機構の回転軸2に連結している発電機5に発電させる。そして、この発電機5が発電した脈動電力を発電機用コンバータ6が直流電力に変換し、当該直流電力をフライホイール蓄電装置4へ出力する。そして、船舶用フライホイール蓄電装置Aでは、フライホイール蓄電装置4が、発電機5が発電した電力を活用し、フライホイール4aを再加速させて12500〜13000rpmの定格回転域を維持することが出来る為に、主電源が供給する電力の消費を増大することなくなくフライホイール4aの回転数を維持することが出来る。これにより、主電源が発電した電力を、フライホイール蓄電装置4ではなく、主にAC負荷の為に使用することが出来る。
さらに、制御部4dが、発電機コンバータ6の電力の供給先をフライホイール蓄電装置1からインバータ7へ切替スイッチ9に切り替えることによって、発電機5が発電した電力をAC負荷の為に活用することが出来る。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、船舶用フライホイール蓄電装置では、チャンバ1に設けられた1本の回転軸2によってジンバル機構は構成されているが、本発明はこれに限定されない。
例えば、水平かつ船首及び船尾を結ぶ中央線に対して直角方向を向く回転軸をチャンバ1の側面に設け、当該回転軸の端部に発電機を連結する。これにより、船体のピッチングに応じて当該回転軸が振動運動を行い、当該ピッチングに応じた回転軸の振動運動によって発電機が発電することが出来る。
また、支持台を底面から支えるように回転軸を立設し、当該回転軸の端部に発電機を連結する。これにより、船体のヨーイングに応じて当該回転軸が振動運動を行い、当該ヨーイングに応じた回転軸の振動運動によって発電機が発電することが出来る。さらに、ジンバル機構を2軸以上によって構成し、これらの各軸に発電機を設け、これら発電機が発電する電力を利用するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、回転軸2の片側の端部に発電機5を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、回転軸2の片側の端部だけでなくもう一方の端部にも発電機5を設ける、すなわち回転軸2の両端部に発電機5を設けるようにしてもよい。このように
回転軸2の両端部に発電機5を設けることによって、片側の端部に発電機5を設けた場合と比較して、2倍の電力を発電することが出来る。そして、この電力をフライホイール4aの再加速またはAC負荷に使用することによって、主電源の負担をさらに軽減することが出来る。
A…船舶用フライホイール蓄電装置、1…チャンバ、2…回転軸、3…支持台、4…フライホイール蓄電装置、4a…フライホイール、4b…モータ/発電機、4c…インバータ/コンバータ、4d…制御部、5…発電機、6…発電機用コンバータ、7…インバータ、8…主電源用コンバータ、9…切替スイッチ

Claims (3)

  1. フライホイール蓄電装置と、
    前記フライホイールを保持し、船体に固定され、かつ回転自在の1つまたは複数の回転軸によって構成されるジンバル機構と、
    前記ジンバル機構の前記回転軸に連結し、前記回転軸の回転に応じて電力を発電する発電機と、
    前記発電機が発電した電力を整流することによって電力の変換を行い、変換した電力を前記フライホイール蓄電装置へ供給する電力変換手段とを、
    具備することを特徴とする船舶用フライホイール蓄電装置。
  2. 前記ジンバル機構は、前記回転軸の1つとして、水平かつ両端が船首及び船尾の方向を向く第1の回転軸を有し、
    船体のローリングによって前記第1の回転軸が振動運動すると、前記第1の回転軸の振動運動によって発電機が電力を発電することを特徴とする請求項1に記載の船舶用フライホイール蓄電装置。
  3. 前記電力変換手段の電力の供給先を前記フライホイール蓄電装置及び系統負荷のいずれかに切り替える切替手段と、
    前記フライホイール蓄電装置のフライホイールの回転数が定格回転域である場合には、前記電力変換手段の電力の供給先を前記フライホイール蓄電装置から前記系統負荷へ前記切替手段に切り替えさせ、前記フライホイール蓄電装置のフライホイールの回転数が定格回転域より下がっている場合には、前記電力変換手段の電力の供給先を前記系統負荷から前記フライホイール蓄電装置へ前記切替手段に切り替えさせる制御手段とを、
    具備することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の船舶用フライホイール蓄電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107813905A (zh) * 2017-09-08 2018-03-20 海南大学 一种自稳姿态通信浮标
CN109904868A (zh) * 2019-04-29 2019-06-18 大连海事大学 船舶发电柴油机与飞轮储能***联合工作装置及其使用方法

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