JP2010160210A - データ表示装置、データ表示方法、そのためのコンピュータプログラム、及び当該コンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示される情報量と、表示される文字の読みやすさとの調整を図りながら、文字の視認性を高める。
【解決手段】データ表示装置は、文字列を含む画像を表示するための表示部と、表示対象の文字コード列を所定のソースから受ける入力部301と、入力部301が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を表示部によって表示する際の仮倍率を決定する仮倍率決定部と、漢字のみからなる文字列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一する倍率統一部302と、入力部301が受けた文字コード列を、仮倍率決定部によって決定された仮倍率と、倍率統一部302によって統一された倍率とにしたがって表示部上に描画する描画部303とを含む。
【選択図】 図3
【解決手段】データ表示装置は、文字列を含む画像を表示するための表示部と、表示対象の文字コード列を所定のソースから受ける入力部301と、入力部301が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を表示部によって表示する際の仮倍率を決定する仮倍率決定部と、漢字のみからなる文字列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一する倍率統一部302と、入力部301が受けた文字コード列を、仮倍率決定部によって決定された仮倍率と、倍率統一部302によって統一された倍率とにしたがって表示部上に描画する描画部303とを含む。
【選択図】 図3
Description
この発明はデータ(文字、図形、記号、テキスト)を表示する装置に関し、特に、携帯電話のメール画面、携帯電話のインターネットブラウザ画面、携帯小説、TV画面のEPG表示、TV設定メニュー、ウェブブラウザ、等におけるテキストの表示の改善に関する。
近年、携帯電話等の情報端末は小型化が求められる一方で、画面の高解像度化が進んでおり、限られた表示領域において、見やすい画面表示が望まれている。また、TVにおいてはデジタル情報化が進んでおり、番組表、番組情報などのサービスが普及し、限られた領域での見やすい表示が望まれている。
例えば、表示領域が限られている場合、画面上に表示される文字の表示サイズを小さくする場合がある。この場合、画面上に表示される文字数が増加し、情報量を増加させることはできるが、文字の視認性又は可読性が低下する場合がある。逆に、文字の表示サイズを大きくした場合、個々の文字は読みやすくなるが、画面上に表示される情報量の減少が起こりえる。
そこで、特許文献1では、文字データ等が表示領域内に収まるか否かを判別し、収まらないと判別された場合には、表示領域に収まるように、ストロークの太さ、又は水平方向/垂直方向に対する拡大率をそれぞれ独立に調整し、調整後のデータを表示する方法が提案されている。
特許文献1に記載の方法では、各文字によって、各々独立した拡大率で表示される。したがって、データ全体を表示することはできるが、個々の文字の大きさにバラツキが生じる。文字の大きさにバラツキがあると、文字データの読みやすさという点で問題が生じる。また、データ全体を表示することに重点が置かれているため、個々の文字の読みやすさという点では改善の余地がある。すなわち、込み入った文字について分かりやすく表示することは二の次になってしまい、視認性が悪くなるという問題がある。
したがって本発明の目的は、表示される情報量と、表示される文字の読みやすさとの調整を図りながら、文字の視認性を高めることができるデータ表示装置、データ表示方法、及びそのためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に係るデータ表示装置は、画面上の定められた領域内に、文字コード列により表される文字列を表示するデータ表示装置である。文字コードは、第1及び第2の種類に分類される。データ表示装置は、文字列を含む画像を表示するための表示手段と、表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるための入力手段と、入力手段が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を表示手段によって表示する際の仮倍率を決定するための仮倍率決定手段と、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するための倍率統一手段と、入力手段が受けた文字コード列を、仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって表示手段上に描画するための描画手段とを含む。
入力手段が文字コード列を受けると、仮倍率決定手段が、文字コード列に含まれる各文字コードに対応する文字の各々について、表示手段に表示する際の仮倍率を決定する。倍率統一手段は、文字コード列のうち、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一する。描画手段は、仮倍率と、倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって、文字コード列に対応する文字列を表示手段上に描画する。
文字単位で仮倍率を決定するので、文字ごとに好ましい倍率での表示が可能になり、表示される情報量を調整できる。しかも仮倍率を決定した後、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々については、対応する文字列を表示する際の表示倍率が統一される。表示倍率が統一されるため、その文字列については表示がさらに見やすくなるという効果がある。その結果、表示される情報量と、表示される文字の読みやすさとの調整を図りながら、文字の視認性を高めることができるデータ表示装置を提供できる。
好ましくは、倍率統一手段は、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を、当該文字コード列に含まれる文字コード列の仮倍率のうち、最小の仮倍率に統一するための手段を含む。
第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率が最小の仮倍率に統一される。表示面積が一定である場合、表示できる情報量が多くなり、しかも第1の種類の文字コードからなる文字コード列については表示の倍率が統一されるので、多くの情報量を見やすく表示することができる。
倍率統一手段は、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を、当該文字コード列に含まれる文字コード列の仮倍率のうち、最大の仮倍率に統一するための手段を含んでもよい。
第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率が最大の仮倍率に統一される。第1の種類の文字コードからなる文字コード列については表示の倍率が大きな値に統一されるので、込み入った文字からなる文字列でも見やすく表示することができる。
より好ましくは、仮倍率決定手段は、文字コードと、当該文字コードにより表される文字の仮表示倍率との組合せを記憶するための仮倍率記憶手段と、入力手段が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、仮倍率決定手段を参照して対応する文字を表示する際の仮倍率を決定するための手段とを含む。
文字コードと仮表示倍率との組合せが仮倍率記憶手段に記憶される。文字コードの各々について、この仮倍率記憶手段に記憶された仮表示倍率を読出すという簡単な処理で、仮倍率を決定することができ、文字を表示する際の処理量を小さく抑えることができる。
さらに好ましくは、描画手段は、入力手段が受けた文字コード列に対応する文字列を、所定の配列方向に沿って表示手段上に、かつ当該配列方向における描画の倍率を、仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって描画するための手段を含む。
日本語のように横書きと縦書きとが可能な言語の場合、配列方向に沿って文字の表示倍率を変更することにより、倍率を小さくすればより多くの情報量を表示でき、倍率を大きくすれば文字をより見やすく表示できる。しかも第1の種類の文字コードに対応する文字からなる文字列については配列方向の倍率が統一されるため、一つのまとまりとして読取りやすくなるという効果がある。
倍率統一手段は、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、当該文字コード列に含まれる文字コードの仮倍率が異なる場合には、対応する文字を表示する際の倍率を、第2の種類の文字コードに対して仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と異なる倍率に統一するための手段を含んでもよい。
第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列について、その文字コード列に含まれる文字の仮表示倍率が異なる場合、第2の文字コードに対して決定された仮表示倍率と異なる倍率に表示倍率が決定される。さらに、第1の文字コード列のうち、仮表示倍率が異なる文字を含むものは第2の文字コードに対して決定された仮表示倍率と異なる表示倍率で表示される。第1の文字コード列に対応する文字列は、それぞれ統一された倍率で表示されるので、データ全体の見易さが改善される。第1の文字コード列に対応する文字列の表示倍率を第2の文字コードの仮表示倍率より小さくすれば、より多くの情報量が表示できる。第1の文字コード列に対応する文字列の表示倍率を第2の文字コードの仮表示倍率より大きくすれば、複雑な文字を見やすく表示することができる。
本発明の第2の局面に係るデータ表示方法は、画面上の定められた領域内に、文字コード列により表される文字列を表示するデータ表示装置におけるデータ表示方法である。文字コードは、第1及び第2の種類に分類される。データ表示装置は、文字列を含む画像を表示するための表示手段と、表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるための入力手段と、入力手段が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を表示手段によって表示する際の仮倍率を決定するための仮倍率決定手段と、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するための倍率統一手段と、入力手段が受けた文字コード列を、仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって表示手段上に描画するための描画手段とを含む。このデータ表示方法は、入力手段が表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるステップと、仮倍率決定手段が、入力手段が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を表示手段によって表示する際の仮倍率を決定するステップと、倍率統一手段が、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するステップと、描画手段が、入力手段が受けた文字コード列を、仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって表示手段上に描画するステップとを含む。
本発明の第3の局面に係るコンピュータプログラムは、表示装置に接続されるコンピュータにより実行されると、当該コンピュータを、表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるための入力手段と、入力手段が受けた文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を表示装置によって表示する際の仮倍率を決定するための仮倍率決定手段と、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するための倍率統一手段と、入力手段が受けた文字コード列を、仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって表示手段上に描画するための描画手段として機能させる。
本発明の第4の局面に係る記録媒体は、上記コンピュータプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、文字単位で仮倍率を決定するので、文字ごとに好ましい倍率での表示が可能になり、表示される情報量を調整できる。しかも仮倍率を決定した後、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々については、対応する文字列を表示する際の表示倍率が統一される。表示倍率が統一されるため、その文字列については表示がさらに見やすくなるという効果がある。その結果、表示される情報量と、表示される文字の読みやすさとの調整を図りながら、文字の視認性を高めることができる。
さらに、第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を最小の仮倍率に統一すれば、表示の見易さを確保しながら、表示できる情報量が多くなる。最大の仮倍率に統一すれば、表示の見易さを確保しながら、込み入った文字からなる文字列でも見やすく表示できる。
以下の説明において、同一の部品には同一の参照番号を付す。それらの機能及び名称も同一である。したがって、それらに関する詳細な説明は繰返さない。以下の説明で「テキスト」とは、文字列データのことをいう。文字列データとは、文字、記号、図形などを、コードと対応付けて系列化したデータのことをいう。いわゆる「フォント」が典型的な例であるが、表示されるものは文字とは限らない。要するに、何らかの図形(文字も図形の一種である。)をコードと対応付けておき、コードが与えられると対応する図形を表示することができるようなデータのことをいう。
<第1の実施の形態>
[構成]
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るデータ表示装置を採用した情報処理システム200は、所定のプログラムを実行することにより情報処理の中心的機能を実現するための、実質的にコンピュータからなる情報処理装置220と、情報処理装置220に接続され、情報処理装置220の制御にしたがって、テキストなどを含む画像を表示するためのモニタ203と、情報処理装置220と無線による通信が可能なリモートコントローラ204とを含む。
[構成]
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るデータ表示装置を採用した情報処理システム200は、所定のプログラムを実行することにより情報処理の中心的機能を実現するための、実質的にコンピュータからなる情報処理装置220と、情報処理装置220に接続され、情報処理装置220の制御にしたがって、テキストなどを含む画像を表示するためのモニタ203と、情報処理装置220と無線による通信が可能なリモートコントローラ204とを含む。
情報処理装置220は、バス207と、バス207に接続されたCPU(Central Processing Unit)206と、バス207に接続されたROM(Read−Only Memory)208と、バス207に接続されたRAM(Random Access Memory)209と、バス207に接続されたハードディスク212と、バス207に接続され、光ディスク210が装着可能で、光ディスク210に対する情報の書込及び光ディスク210からの情報の読出が可能な光ディスクドライブ201と、バス207に接続され、磁気ディスク211が装着可能で、磁気ディスク211に対する情報の書込及び磁気ディスク211にからの情報の読出が可能な磁気ディスクドライブ202と、バス207に接続され、リモートコントローラ204との間の無線通信に関するインタフェースを提供するためのリモートコントローラインタフェース(以下「リモコンI/F」と呼ぶ。)205と、無線によりインターネットへの接続を提供する無線I/F214とを含む。モニタ203は、図示しないモニタインタフェースを介してバス207に接続されている。
バス207、ROM208、RAM209、ハードディスク212、光ディスクドライブ201、磁気ディスクドライブ202、モニタ203及びリモコンI/F205は、いずれもCPU206の制御のもとに協調して動作し、情報処理システム200において種々のアプリケーションによる処理を実現する。それらアプリケーションは、例えば電子メールの送信及び受信、光ディスク210に記録された映像の再生、ワードプロセッサによる文書の作成などを含む。
情報処理装置220にこの実施の形態に係るデータ表示装置としての動作を行なわせるためのコンピュータプログラムは、光ディスクドライブ201または磁気ディスクドライブ202に挿入される光ディスク210または磁気ディスク211に記憶され、さらにハードディスク212に転送される。または、プログラムは図示しないネットワークを通じて情報処理装置220に送信されハードディスク212に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM209にロードされる。光ディスク210から、磁気ディスク211から、またはネットワークを介して、直接にRAM209にプログラムをロードしてもよい。
このプログラムは、情報処理装置220にこの実施の形態のデータ表示装置として動作を行なわせる複数の命令を含む。この動作を行なわせるのに必要な基本的機能のいくつかは情報処理装置220上で動作するオペレーティングシステム(OS)もしくはサードパーティのプログラム、または情報処理装置220にインストールされる各種ツールキットのモジュールにより提供される。従って、このプログラムはこの実施の形態のシステムおよび方法を実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能または「ツール」を呼出すことにより、上記したデータ表示装置としての動作を実行する命令のみを含んでいればよい。情報処理装置220の実体であるコンピュータの一般的動作は周知であるので、ここでは繰返さない。
以下の実施の形態では、情報処理システム200が、テレビ放送の番組一覧をテキストにより表示することを想定する。現在ではケーブルテレビ放送及び衛星テレビ放送を含めて多数のチャンネルで種々の番組が放送されている。番組一覧画面は一覧性が要求されるため、できるだけ多くのチャンネルのできるだけ幅広い時間帯の番組の情報をモニタ203に表示することが求められる。モニタ203の画面の面積は限られているため、モニタ203の画面をできるだけ多くの小さな区画に区分し、かつ各区画内において、必要な情報を読みやすく表示することが必要である。本発明に係るデータ表示装置はそのために用いられる。なお、データ表示装置のハードウェアは情報処理装置220のハードウェアと共通であり、情報処理装置220のハードウェアと、以下に説明するデータ表示方法を実現するプログラムとが協調して動作することによって、本発明の第1の実施の形態に係るデータ表示装置が実現される。
なおこの第1の実施の形態では、文字を漢字とそれ以外の文字(ひらがな、カタカナ、記号、数字、アルファベットなど。これらを以後「漢字以外の文字」と呼ぶ。)とに分類する。そして、漢字については、その漢字を包含する最小の矩形の中で、空白以外の部分(文字を構成する部分)の面積の割合が所定のしきい値以下である文字については、文字の配列方向の表示倍率を通常の75%とする。つまり、横書きの場合には、その文字の横方向の表示倍率を通常の75%、高さは100%で表示し、縦書きの場合には、その文字の横方向の表示倍率は通常の100%、高さは75%で表示する。さらに、表示倍率は文字ごとに仮決定し、さらに漢字のみで構成される単語ごとに表示倍率を統一する。本実施の形態では、漢字からなる単語中に一文字でも表示倍率を75%で表示すべきものがあれば、単語全体の文字の表示倍率を75%とし、単語中の全漢字が100%であるときにはその単語全体の文字を100%で表示する。
なお、各漢字については予め上記した空白以外の部分(ストローク部分)の割合を計算しておき、その漢字を通常の何パーセントの大きさで表示すべきかについてを示す仮表示倍率(倍率情報)を各漢字ごとに保持した倍率テーブルを予め準備してハードディスク212に保持しておくものとする。
図2を参照して、本実施の形態に係るデータ表示装置を実現するためのプログラムは、より上位のプログラム(例えばメール送受信プログラム)がテキストを表示するときに呼び出される。このプログラムは、表示すべきテキストデータを取得するステップ301と、ステップ301において取得された文字列の仮表示倍率を文字ごとに仮決定し、さらに漢字のみからなる単語ごとに表示倍率を統一するステップ302と、ステップ302において表示倍率が決定された文字列を、ステップ302の処理により決定された表示倍率にしたがってRAM209に描画した後、モニタ203の画面に表示するステップ303とを含む。
図4を参照して、図3のステップ302の倍率決定処理を実現するプログラムルーチンは、変数i及びjに0を代入するステップ400を含む。変数iは、ステップ401において取得されたテキストデータの内、処理対象のテキストの順番を示す変数である。変数jは、読込んだテキストデータの内、漢字以外の文字で最後に読込まれたものの番号を示す変数である。
このプログラムはさらに、変数iに1を加算し、ステップ301において取得された文字のうちi番目の文字コード(以下、簡単のためにこの文字コードを「文字コード(i)」と書き、文字コード(i)により表される文字を「文字(i)」と書く。)を取得するステップ401と、ステップ401に続いて実行され、ステップ401で取得された文字コード(i)が倍率変更の対象か否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ402とを含む。ステップ402では、ステップ401で取得した文字コード(i)が漢字以外、すなわち所定範囲外の文字コードであればNOと判定する。文字コード(i)が所定範囲内であれば倍率変更の対象となる漢字でるからYESと判定する。なお、本実施の形態でいう「表示倍率変更の対象」とは、文字ごとに横(又は縦)方向の倍率を100%とするか、75%とするかを判定する対象の文字のことをいう。ひらがな、カタカナ、記号、数字及びアルファベットは本実施の形態では常に100%で表示されるため、倍率変更の対象ではない。
このプログラムはさらに、ステップ402における判定結果がNOであるときに実行され、変数jに変数iの値を代入するステップ406を含む。すなわち、変数jには、最後に読込んだ倍率変更対象外の文字の番号が格納される。
このプログラムはさらに、ステップ402において、文字(i)が表示倍率変更の対象となる文字コード範囲の文字であると判定されたときに実行され、その文字を含め、直前の、表示倍率変更の対象となる一連の文字列の表示倍率を統一する処理を実行するステップ403と、ステップ406及びステップ403に続いて実行され、文字の表示倍率を決定するステップ404と、ステップ404に続き、次の文字が存在するか否かを判定し、次の文字が存在する場合には制御をステップ401に戻し、次の文字が存在しない場合にはこの処理を終了するステップ405とを含む。
ステップ402で特定する表示倍率変更の対象となる文字コードの範囲は、言語によって異なってよく、バラツキが発生すると読みにくいか否かの基準で範囲を指定するとよい。日本語の場合には、典型的には上記したようにいわゆる漢字か、漢字以外の文字かが文字コード表上で明確に区分されているため、ステップ402を実行する上では都合がよい。
ステップ403での処理の詳細については図4を参照して後述する。ステップ404では、次のような処理を行なう。すなわち、文字コード(i)が所定範囲外である場合には、その文字の表示倍率を100%に決定する。文字コード(i)が所定範囲内である場合には、直前の一連の同種の文字列について、その表示倍率をステップ403の処理で統一された表示倍率に決定する。
図4を参照して、ステップ403の表示倍率統一処理を実現するプログラムルーチンは、文字(i)の文字コードの仮表示倍率を倍率テーブルから取得するステップ501を含む。ここでは仮表示倍率は75%と100%との2通りであるものとする。
このプログラムルーチンはさらに、ステップ502で取得された文字(i)の仮表示倍率に基づき、文字(j+1)から文字(i)までの文字からなる直前の文字列の文字が同じ仮表示倍率を有するか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ502と、ステップ502で直前の文字列の文字の倍率がすべて同じではないと判定されたことに応答して実行され、現在の文字表示が横書きか否かを判定し判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ503と、ステップ503において文字表示が横書きであると判定されたことに応答して実行され、直前の文字列に含まれる各文字の横方向の表示倍率をいずれも75%に変更することにより表示倍率を統一するステップ504と、ステップ503において文字表示が横書きでない(すなわち縦書きである)と判定されたことに応答して実行され、直前の文字列に含まれる各文字の縦方向の表示倍率をいずれも75%に変更することにより表示倍率を統一するステップ505と、ステップ504又はステップ505で統一された倍率を、直前の文字列に含まれる各文字に対して保持(記憶)してこの処理を終了するステップ506を含む。
このプログラムルーチンはさらに、ステップ502において、直前の文字列に含まれる各文字の表示倍率がすべて同じであると判定された場合に実行され、文字(i)についてステップ501で取得された仮表示倍率をそのまま文字(i)に対する表示倍率として記憶して処理を終了するステップ508を含む。
[動作]
情報処理システム200は以下のように動作する。図1を参照して、上記したプログラムは予め光ディスク210又は磁気ディスク211に格納されており、光ディスクドライブ201又は磁気ディスクドライブ202を介してハードディスク212にインストールされる。プログラム実行時には、利用者がモニタ203及びリモートコントローラ204を用いてデータ表示処理を含むプログラムを起動したことに応答して、上記したデータ表示のためのプログラムがハードディスク212から読出されてRAM209にロードされ、CPU206により実行される。CPU206によるプログラムの実行形式は、プログラムカウンタと呼ばれるレジスタの値をアドレスとして用いてRAM209から命令を読出し、RAM209及びハードディスク212など、CPU206がアドレス指定してアクセスできるデータを読出してその命令により指定される処理を行なう、というものである。命令の実行結果もまた、その命令で指定されるアドレスに出力される。
情報処理システム200は以下のように動作する。図1を参照して、上記したプログラムは予め光ディスク210又は磁気ディスク211に格納されており、光ディスクドライブ201又は磁気ディスクドライブ202を介してハードディスク212にインストールされる。プログラム実行時には、利用者がモニタ203及びリモートコントローラ204を用いてデータ表示処理を含むプログラムを起動したことに応答して、上記したデータ表示のためのプログラムがハードディスク212から読出されてRAM209にロードされ、CPU206により実行される。CPU206によるプログラムの実行形式は、プログラムカウンタと呼ばれるレジスタの値をアドレスとして用いてRAM209から命令を読出し、RAM209及びハードディスク212など、CPU206がアドレス指定してアクセスできるデータを読出してその命令により指定される処理を行なう、というものである。命令の実行結果もまた、その命令で指定されるアドレスに出力される。
データ表示処理が呼び出されたものとする。このときには、表示領域を指定する情報と、表示対象のデータのアドレスとがデータ表示プログラムに引数として渡される。このプログラムは、指定されたテキストデータを指定されたアドレスから読出す(図2のステップ301)。ステップ302では、このテキストに含まれる各文字の表示倍率が決定される。
図3を参照して、変数i及びjに0を代入し(ステップ400)、変数iに1を加算して、取得されたテキストデータのi番目の文字コードを取得する(ステップ401)。その文字コードが所定範囲内の文字コード(漢字)であれば倍率統一処理(ステップ403)を行なった後、その倍率を保持する(ステップ404)。一方、取得された文字コードが所定範囲外の文字コード(ひらがな、カタカナ、記号、アルファベット、数字など)であれば、変数jに変数iの値を代入して(ステップ406)、文字(i)の倍率を100%に決定し保持する(ステップ404)。
次の文字が存在するか否かを判定して(ステップ405)、存在すればステップ401に戻り、次の文字について上記した処理を繰返す。存在しなければ倍率決定処理を終了する。
倍率統一処理では以下のような処理が実行される。図4を参照して、文字(i)の仮表示倍率を倍率テーブルから取得する(ステップ501)。文字(j+1)〜文字(i)の文字が同じ仮表示倍率か否かを判定する(ステップ502)。文字(j)は最後に読込んだ、漢字以外の文字であるから、文字(j+1)〜文字(i)は直前に読込んだ漢字からなる文字列である。これら文字列を構成する全ての文字の仮表示倍率が同じであれば新たに読込んだ文字の仮表示倍率をそのままその文字の表示倍率として記憶して処理を終了する(ステップ508)。異なる仮表示倍率を持つ文字が一つでもあれば(ステップ502でNO)、文字の配列方向が縦書きか横書きかを判定し、横書きなら直前の漢字文字列の横方向の表示倍率を最小の仮表示倍率に統一し(ステップ504)、縦書きなら直前の漢字文字列の縦方向の表示倍率を最小の仮表示倍率に統一する(ステップ505)。このようにして決定された表示倍率を直前の漢字文字列に含まれる文字全てに対して記憶し(ステップ506)、この処理を終了する。
上記した処理をテキストデータを構成する全ての文字に対して繰返した後、図3のステップ405においてNO)、図2のステップ303において、各文字をそれぞれの倍率にしたがって描画しモニタ203に表示する。
この処理の結果、漢字文字列に、縮小対象となる文字が含まれていれば、その漢字文字列に含まれる全ての文字の表示倍率が最小倍率に統一される。縮小対象となる文字が全くなければ、その漢字文字列に含まれる全ての文字の表示倍率が100%に統一される。
図5及び図6はそれぞれ、従来の表示方法と、本実施の形態にしたがって表示した文字列の具体例を比較して説明するための図である。ここでは、規定された倍率として、ストローク数が10本より少ない文字に該当する文字コードの文字幅は、文字幅を75%に縮小すると設定する。
図5において、2行目にある「丁度地獄の底に」という文字列が文字単位に計算された倍率で描画したものである。図5により示されるように、「丁」は、文字幅が75%に縮小されるが、「度」、「地」、「獄」は、文字幅が100%のまま表示される。そのため、個々の文字の大きさにバラツキが生じて非常に読みにくい。
これに対して図6に示す本実施の形態により表示された文字列では、「丁度地獄」という一連の文字列に含まれる文字がすべて横方向75%に統一された倍率で表示されている。この結果、漢字からなる一連の文字列を構成する文字が統一された倍率で表示され、表示される文字列が図5と比較してはるかに読みやすくなる。
図7は縦書きについて従来の方法で表示した表示結果を示し、図8は同じ文字列について、本発明にしたがって縦書きで表示した結果を示す。図7と図8とを比較して明らかなように、例えば「丁度地獄」という文字列に含まれる文字の表示倍率が個別に算出された場合(図7)と比較して、この表示倍率を統一したときには、図8に示すようにこの文字列がはるかに見やすくなっている。
なお、本実施の形態では、仮表示倍率は、一文字の面積中でストローク部分(黒部分)が占める面積によって決定している。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、漢字のストローク数によって分類されたテーブルを参照して決定してもよい。又は、基準がどのようなものであるかを問わず、表示倍率を変更するか否かを指定するテーブルを参照してもよい。
また、表示倍率についても上記した実施の形態のように2通りの倍率だけではなく、3通り以上の倍率を用いるようにしてもよい。このように、使用する倍率を何通りかに固定する場合には、倍率テーブルには倍率そのものを記憶する必要はなく、倍率を特定するための情報(例えばフラグなど)を記憶するようにしてもよい。さらに、デフォルトの仮表示倍率(例えば100%)を固定する場合には、デフォルトの倍率で表示する文字については倍率テーブルに倍率を記憶しておく必要がないことはもちろんである。
本実施の形態では、倍率の統一処理では、直前の文字列に含まれる文字の表示倍率がすべて同じではない場合には、直前の文字列に含まれる文字の表示倍率を、その中の最小の倍率に統一する。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されない。倍率の統一処理は、あらかじめ規定されたルールにより統一を行なうものであればどのようなものでもよい。例えば、直前の漢字列に含まれる文字の倍率の平均を計算し、漢字文字列中の全文字の倍率をその値に統一してもよい。平均値として、同じ倍率の文字数を考慮した重み付の平均値を用いてもよい。
さらに、上記した実施の形態では倍率テーブルを予め準備していた。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されず、文字を構成するストローク部分の面積率を準備したテーブルのみを予め準備しておいてもよい。この場合、ストローク部分の面積率に応じて、その関数として縮小率をその都度算出するようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
[構成]
第1の実施の形態に係るデータ表示装置は日本語表示に関するものであった。文字表記方法は、言語を表記するための文字群の構成により大きく左右される。以下に説明する第2の実施の形態に係るデータ表示装置は、英語表示に関するものである。英語では、日本語と異なり、単語に使用される文字(アルファベット及び記号)の数が非常に少ないという特徴がある。さらに、単語と単語とが空白又は句読点により分かち書きされる。即ち、英語で使用される広い意味での「文字」は、アルファベット及び記号と、空白及び句読点との2つのグループに分類される。英語では表記の方向は横書きのみである。本実施の形態では、アルファベット及び記号を「表示倍率変更対象の文字」と呼ぶ。
[構成]
第1の実施の形態に係るデータ表示装置は日本語表示に関するものであった。文字表記方法は、言語を表記するための文字群の構成により大きく左右される。以下に説明する第2の実施の形態に係るデータ表示装置は、英語表示に関するものである。英語では、日本語と異なり、単語に使用される文字(アルファベット及び記号)の数が非常に少ないという特徴がある。さらに、単語と単語とが空白又は句読点により分かち書きされる。即ち、英語で使用される広い意味での「文字」は、アルファベット及び記号と、空白及び句読点との2つのグループに分類される。英語では表記の方向は横書きのみである。本実施の形態では、アルファベット及び記号を「表示倍率変更対象の文字」と呼ぶ。
一方で、英語では、例えば文字によってその横幅又は高さにばらつきがあり、しかもその差が比較的大きい。そのため、文字ごとに横方向の表示倍率が異なるプロポーショナルフォントが使用されることがある。しかし、特に表示範囲が狭い場合には、隣り合う文字同士の間隔が狭くなり、読みにくくなる場合がある。文字の左右端に上下方向のストロークが存在する場合にそうした場合がよく生じる。例えばB,D,E,F,I,J,K,L,M,N,P,R,U,b、d、f、h、i、m、p、n、uなどがそうした文字である。本実施の形態では、表示倍率変更対象の文字のうち、これらの文字については横方向の表示を125%に拡大して文字を見やすくするとともに、単語内に上記した文字が一つでも含まれる場合にはその単語に含まれる文字をすべて横方向に125%の倍率で表示することにより、単語単位での視認性を向上させる。英文では縦書きはないため、表示倍率が変更されるのは横方向のみである。
本実施の形態に係るデータ表示装置のハードウェア構成は図1に示すものと同じである。このハードウェア上で実行されるプログラムの構成は図2と概略で同じであるが、ステップ302で実行される倍率決定処理が第1の実施の形態での処理とは異なる。
図9を参照して、この第2の実施の形態に係るデータ表示装置のための倍率決定処理のプログラムは、取得された文字列データを空白及び句読点によって単語に分割するステップ600と、変数iMAXに、ステップ600で分割された単語数を代入するステップ602と、処理対象となる単語の順番を示す変数iに0を代入するステップ604とを含む。
このプログラムはさらに、変数iの値に1を加算するステップ606と、変数iの値が変数iMAXの値を超えたか否かを判定し、判定結果に従って制御の流れを分岐させるステップ608とを含む。変数iの値が変数iMAXの値を超えたということは、処理対象の単語について、すべて倍率変更の処理を完了したということであり、したがって処理を終了する。なお以下の説明では、i番目の単語を「単語(i)」と呼ぶ。
このプログラムはさらに、ステップ608において変数iの値が変数iMAX以下であると判定されたことに応答して実行され、単語(i)が倍率変更対象の文字のうち、倍率を125%とする必要のある文字を一つでも含むか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ610と、ステップ610において、単語(i)が倍率を125に変更すべき文字を含むと判定されたことに応答して実行され、単語(i)に含まれる文字の横方向の表示倍率をすべて125%に統一する処理をするステップ612と、ステップ612に続き、又はステップ610において単語(i)が表示倍率を125%に変更すべき文字を含まないと判定されたことに応答して実行され、単語(i)を構成する文字の表示倍率を決定し保持して制御をステップ606に戻すステップ614とを含む。ステップ614では、ステップ612を経由したときにはステップ612で統一された倍率(すなわち横方向125%)に単語(i)の各文字の倍率を決定し保持する。一方、ステップ610で単語(i)が表示倍率を変更すべき文字を含まないと判定されたときには、単語(i)に含まれる文字の表示倍率はすべて100%に決定される。
[動作]
この第2の実施の形態に係るデータ表示装置は、倍率決定処理において以下のように動作する。テキストデータを読込んだ後、空白及び句読点を区切り文字としてテキストを単語に分割する(ステップ600)。変数iMAXにステップ600の処理により得られた単語数を代入する(ステップ602)。続いて変数iに0を代入する(ステップ604)。
この第2の実施の形態に係るデータ表示装置は、倍率決定処理において以下のように動作する。テキストデータを読込んだ後、空白及び句読点を区切り文字としてテキストを単語に分割する(ステップ600)。変数iMAXにステップ600の処理により得られた単語数を代入する(ステップ602)。続いて変数iに0を代入する(ステップ604)。
以下、変数iに1を加算しながら(ステップ606)、i番目の単語について次の処理を繰返す。まず変数iの値が変数iMAXの値を超えたか否かを判定し、超えていれば終了する(ステップ608においてYES)。超えていなければ(ステップ608においてNO)、単語(i)が表示倍率変更の対象となる文字を含んでいるか否かを判定する(ステップ610)。含まれていなければその単語に含まれる文字の表示倍率をすべて100%として(ステップ614)次の単語の処理に進む。1文字でも含まれていれば、倍率統一処理(ステップ612)を実行し、その単語に含まれる文字の表示倍率を全て125%に決定し(ステップ614)、次の単語の処理に進む。
こうして、全ての単語について倍率を決定する処理が完了すれば(ステップ608においてYES),倍率決定処理は終了である。
図10は、単に文字単位で倍率を変更したときの英文の表示例を示す。ここでは、英文字において、文字の端に垂直なストロークが有する文字に該当する文字コードの文字幅は、文字幅を125%に拡大すると設定する。文字幅が125%に拡大されたものと、100%のままのものが混在して表示されるため、個々の文字の大きさにバラツキが生じ、非常に読みにくい。
図11は、本実施の形態により、文字単位ではなく、単語単位で文字の倍率を調整したときの英文の表示例を示す。図11に示されるように、本実施の形態によれば、例えば「display」などの単語に含まれる各文字の文字幅が統一される。この結果、バラツキの少ない文字表示が可能となり、表示されるデータの視認性を高めることができるようなる。
<第3の実施の形態>
[構成]
図11に示した第2の実施の形態では、単語単位で文字幅の統一を行なった。その結果、単語に含まれる文字の表示倍率が統一され、英文として読みやすくなる。しかし、図11を図10と比較すれば分かるように、この第2の実施の形態では、限られた表示範囲に表示可能な文字数が少なくなるという問題がある。すなわち、元の表示より表示される情報が減少している。表示を見やすくする効果を得ながら、表示される情報量が減少しないようにできればより好ましい。この第3の実施の形態では、第2の実施の形態にしたがって単語単位で表示倍率を決定した後、さらに図10に示される場合と同様の改行が行なわれるように、テキスト全体の横方向の倍率を調整する。
[構成]
図11に示した第2の実施の形態では、単語単位で文字幅の統一を行なった。その結果、単語に含まれる文字の表示倍率が統一され、英文として読みやすくなる。しかし、図11を図10と比較すれば分かるように、この第2の実施の形態では、限られた表示範囲に表示可能な文字数が少なくなるという問題がある。すなわち、元の表示より表示される情報が減少している。表示を見やすくする効果を得ながら、表示される情報量が減少しないようにできればより好ましい。この第3の実施の形態では、第2の実施の形態にしたがって単語単位で表示倍率を決定した後、さらに図10に示される場合と同様の改行が行なわれるように、テキスト全体の横方向の倍率を調整する。
図12は、第2の実施の形態にしたがって単語単位で文字の表示倍率を調整した後、改行位置が図10と同様になるように各文字を表示メモリに書き込んだ際の各文字の位置を示す図である。図12を参照して、このようにすると、図10と同じ情報量をメモリに書き込むことができる。しかし、実際に表示可能な範囲は一点鎖線650で示されるように限られている。そのため、図11に示す例ではこの範囲で各行が折り返されている。本実施の形態では、一点鎖線650の左側に各行が収まるように各行を同じ倍率で横方向に縮小する。
図13は、本実施の形態に係るデータ表示装置を実現するための描画処理を実現するためのプログラムルーチンの制御構造を示すフローチャートである。この処理は、第2の実施の形態において、図2のステップ303に相当する処理を置き換える形で行なわれる。
図13を参照して、このルーチンは、第2の実施の形態にしたがって全ての文字を配列した結果、文字単位で倍率を調整したときに表示されるテキストと同じテキストが全て表示できるか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ680と、ステップ680において全文字が表示できるわけではないと判定されたことに応答して実行され、図12のように配列された行のうち、最も幅が大きな行を選択するステップ684と、ステップ684で選択された行が、表示可能な範囲内に収まるように縮小する倍率を決定し、全文字の拡大表示率に、ステップ684で決定された倍率を乗算することにより各文字の倍率を調整するステップ686と、ステップ686の後、調整後の倍率にしたがって全文字を描画して処理を終了するステップ694とを含む。ステップ680で全文字が表示可能と判定されたときには、倍率の調整は行なわずそのままステップ694の処理を実行し、全文字を表示して処理を終了する。
[動作]
本実施の形態に係るデータ表示装置の動作は、描画処理(図2のステップ303)を除き、第2の実施の形態の装置の動作と同じである。描画処理では本実施の形態に係るデータ表示装置は以下のように動作する。
本実施の形態に係るデータ表示装置の動作は、描画処理(図2のステップ303)を除き、第2の実施の形態の装置の動作と同じである。描画処理では本実施の形態に係るデータ表示装置は以下のように動作する。
最初に図2のステップ302までの処理でメモリに書き込んだテキストデータについて、指定された画面に全て表示できるか否かを判定する(ステップ680)。全て表示できるなら(ステップ680でYES)、そのまま画面に描画して(ステップ694)処理を終了する。全てが表示できるわけではない場合(ステップ680でNO)には、次のような処理を実行する。
図2のステップ302までの処理でメモリに書き込まれたテキストデータのうち、最大幅の行を選択する(ステップ684)。そしてその行が、指定された大きさの画面の横幅に収まるようにするための縮小率を決定する。その縮小率で、テキストデータの全てについて横方向に縮小する(ステップ686)。この処理の結果、全てのテキストデータの画像が、指定された大きさの画面に収まるようになる。そのテキストデータの画像をそのままモニタ203に表示させる(ステップ694)。
図14に、この第3の実施の形態にしたがって倍率を調整したときのテキストの表示例を示す。図14を参照して、この例では、図10と同じ数の文字が表示されている。しかも、単語単位で文字の倍率が統一されているため、図10と比較してテキストの読み易さがはるかに向上しているのは第2の実施の形態の場合と同様である。
なお、本実施の形態は英文表記を例としているが、日本語の場合にも同様である。その場合には、文字の配列方向にしたがって横方向の倍率を調整するか、縦方向の倍率を調整するかを決定すればよい。
<第4の実施の形態>
[構成]
第1の実施の形態では日本語を例とし、第2及び第3の実施の形態では英語を例とした。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されず、およそ文字を使用する言語の全てに対して適用することができる。以下に説明する第4の実施の形態に係るデータ表示装置は、中国語の簡体字テキストの表示装置に関する。
[構成]
第1の実施の形態では日本語を例とし、第2及び第3の実施の形態では英語を例とした。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されず、およそ文字を使用する言語の全てに対して適用することができる。以下に説明する第4の実施の形態に係るデータ表示装置は、中国語の簡体字テキストの表示装置に関する。
中国語では、英語のような分かち書きはされない。また日本語のようにひらがな、カタカナを混在させることもない。しかし、文字単位で、画数の多い文字と少ない文字とを区別することができる。一般的に、画数の多い文字は大きく表示する必要があるのに対し、画数の少ない文字は多少縮小しても読み易さはあまり損なわれない。この第4の実施の形態では、各文字の画数に関する情報を予めテーブル化して簡体字文字全てに対して保持しておき、予め定めるしきい値よりも小さな画数の文字のときには横方向の仮表示倍率を75%とし、それ以外の場合には仮表示倍率100%とし、さらに漢字からなる文字列の表示倍率を統一して文字の表示を行なう。中国語の場合には分かち書きはされず、かつ一般的にひらがな、カタカナが混在することもない。すなわち、中国語の文字は、漢字と句読点とに分離できる。本実施の形態では、日本語の場合よりも単純に、句読点でテキストデータを文字列に分割し、文字列ごとに表示倍率を統一することにする。
図15は、簡体字の文字コードごとに、その文字の画数を格納した画数テーブルの構成を示す図である。中国語では一般的にはひらがな、カタカナなどは使用されないが、文字コード表にはそうした文字が漢字の一部として含まれている。そうした文字も含め、全ての文字に対してこの画数テーブルを予め準備し、記憶しておくものとする。
図16を参照して、この第4の実施の形態に係るデータ表示装置の倍率決定処理を実現するプログラムルーチンは、読込んだテキストデータを、句読点を区切り文字として文字列に分割するステップ800と、ステップ800に続き、変数iMAXにステップ800の処理の結果得られた文字列の数を代入するステップ802と、ステップ802に続き、変数iに0を代入するステップ804とを含む。
このルーチンはさらに、ステップ804に続いて実行され、変数iに1を加算するステップ806と、ステップ806に続き、変数iの値が変数iMAXの値を超えたか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ808と、ステップ808において変数iの値が変数iMAXの値以下と判定されたときに実行され、i番目の文字列(以下これを「文字列(i)」と呼ぶ。)が「画数<しきい値」という条件を充足する文字を含むか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ812とを含む。ステップ808において変数iの値が変数iMAXの値を超えたと判定されたときにはこの処理を終了する。文字の画数がしきい値より小さいか否かを判定するということは、その文字の仮表示倍率を75%とするか100%とするかを決定することと等価である。
このプログラムはさらに、ステップ812において文字列(i)が上記した条件を充足する文字を含むと判定されたときに実行され、文字列(i)に含まれる各文字の横方向の表示倍率を75%に統一処理を実行するステップ814と、ステップ814の後、又はステップ812で文字列(i)が上記した条件を充足する文字を一つも含まないと判定されたときに実行され、各文字の表示倍率を決定し保持して制御をステップ806に戻すステップ816とを含む。
ステップ816では、ステップ814の処理が実行されたときには、文字列(i)内の各文字の表示倍率を、ステップ814で統一された倍率に決定する。ステップ812で文字列(i)が上記した条件を充足する文字を一つも含まないと判定されたときには、その文字列(i)に含まれる各文字の表示倍率をもともとの表示倍率(100%)に決定する。
[動作]
この第4の実施の形態に係るデータ表示装置は以下のように動作する。最初に、読込んだテキストデータを、中国語で使用される句読点を区切り文字として複数の文字列に分割する(図16のステップ800)。変数iMAXに、ステップ800の処理で得られた文字列の数を代入する(ステップ802)。続いて変数iに0を代入する(ステップ804)。
この第4の実施の形態に係るデータ表示装置は以下のように動作する。最初に、読込んだテキストデータを、中国語で使用される句読点を区切り文字として複数の文字列に分割する(図16のステップ800)。変数iMAXに、ステップ800の処理で得られた文字列の数を代入する(ステップ802)。続いて変数iに0を代入する(ステップ804)。
ステップ806では、変数iの値に1を加算し、変数iの値が変数iMAXの値を超えたか否かを判定する(ステップ808)。判定結果がYESであれば処理を終了する。判定結果がNOであれば、文字列(i)に含まれる文字のいずれかが、画数<しきい値という条件を充足しているか否かを判定する(ステップ812)。そうした文字が1文字でもあれば(ステップ812でYES)、その文字列の横方向の表示倍率を最小倍率に統一する処理を実行し(ステップ814)、その倍率をその文字列に対して保存して(ステップ816)、次の文字列の処理に進む。上記した条件を充足する文字が文字列(i)内に全く存在しなければ、その文字列の各文字の表示倍率を100%として保存し(ステップ816)。次の文字列の処理に進む。
全ての文字列に対してこの処理を実行し、ステップ808での判定結果がNOとなれば倍率決定処理を終了し、指定された倍率で各文字を画面に描画する。
図17を参照して、文字単位で文字の表示単位を決定したときには、文字830及び文字列832の文字はいずれも75%の表示倍率で表示されるが、文字列834のように比較的画数の多い文字からなる文字列は100%の表示倍率で表示される。この表示の変更は単語の切れ目などとは無関係に行なわれるため、読みにくい表示となっている。
それに対して、本実施の形態に係るデータ表示装置によれば、図18に示されるように、句読点で分割される文字列ごとに、表示倍率が統一される。その結果、テキストデータがより見やすくなるという効果がある。
上記実施の形態では、倍率の統一処理では、文字の表示倍率を、その中の最小の倍率又は最大の倍率に統一する。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されない。第1の実施の形態の末尾でも述べたように、倍率の統一処理は、あらかじめ規定されたルールにより統一を行なうものであればどのようなものでもよい。第1の実施の形態に関連して述べた方法の他、例えば、処理対象の文字列中で同じ倍率の文字数を求め、文字数が最も多い倍率にその文字列全体の倍率を統一してもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
200 情報処理システム
203 モニタ
206 CPU
208 ROM
209 RAM
212 ハードディスク
203 モニタ
206 CPU
208 ROM
209 RAM
212 ハードディスク
Claims (9)
- 画面上の予め定められた領域内に、文字コード列により表される文字列を表示するデータ表示装置であって、
文字コードは、第1及び第2の種類に分類され、
前記データ表示装置は、
前記文字列を含む画像を表示するための表示手段と、
表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるための入力手段と、
前記入力手段が受けた前記文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を前記表示手段によって表示する際の仮倍率を決定するための仮倍率決定手段と、
前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するための倍率統一手段と、
前記入力手段が受けた文字コード列を、前記仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、前記倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって前記表示手段上に描画するための描画手段とを含む、データ表示装置。 - 前記倍率統一手段は、前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を、当該文字コード列に含まれる文字コード列の仮倍率のうち、最小の仮倍率に統一するための手段を含む、請求項1に記載のデータ表示装置。
- 前記倍率統一手段は、前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を、当該文字コード列に含まれる文字コード列の仮倍率のうち、最大の仮倍率に統一するための手段を含む、請求項1に記載のデータ表示装置。
- 前記仮倍率決定手段は、
文字コードと、当該文字コードにより表される文字の仮表示倍率との組合せを記憶するための仮倍率記憶手段と、
前記入力手段が受けた前記文字コード列に含まれる文字コードの各々について、前記仮倍率決定手段を参照して対応する文字を表示する際の仮倍率を決定するための手段とを含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデータ表示装置。 - 前記描画手段は、前記入力手段が受けた文字コード列に対応する文字列を、所定の配列方向に沿って、前記表示手段の前記領域上に、かつ当該配列方向における描画の倍率を、前記仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、前記倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって描画するための手段を含む、請求項4に記載のデータ表示装置。
- 前記倍率統一手段は、前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、当該文字コード列に含まれる文字コードの仮倍率が異なる場合には、対応する文字を表示する際の倍率を、前記第2の種類の文字コードに対して前記仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と異なる倍率に統一するための手段を含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデータ表示装置。
- 画面上の定められた領域内に、文字コード列により表される文字列を表示するデータ表示装置におけるデータ表示方法であって、
文字コードは、第1及び第2の種類に分類され、
前記データ表示装置は、
前記文字列を含む画像を表示するための表示手段と、
表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるための入力手段と、
前記入力手段が受けた前記文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を前記表示手段によって表示する際の仮倍率を決定するための仮倍率決定手段と、
前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するための倍率統一手段と、
前記入力手段が受けた文字コード列を、前記仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、前記倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって前記表示手段上に描画するための描画手段とを含み、
前記データ表示方法は、
前記入力手段が表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるステップと、
前記仮倍率決定手段が、前記入力手段が受けた前記文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を前記表示手段によって表示する際の仮倍率を決定するステップと、
前記倍率統一手段が、前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するステップと、
前記描画手段が、前記入力手段が受けた文字コード列を、前記仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、前記倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって前記表示手段上に描画するステップとを含む、データ表示方法。 - 表示装置に接続されるコンピュータにより実行されると、当該コンピュータを、
表示対象の文字コード列を所定のソースから受けるための入力手段と、
前記入力手段が受けた前記文字コード列に含まれる文字コードの各々について、対応する文字を前記表示装置によって表示する際の仮倍率を決定するための仮倍率決定手段と、
前記第1の種類の文字コードのみからなる文字コード列の各々について、対応する文字を表示する際の倍率を統一するための倍率統一手段と、
前記入力手段が受けた文字コード列を、前記仮倍率決定手段によって決定された仮倍率と、前記倍率統一手段によって統一された倍率とにしたがって前記表示装置上に描画するための描画手段として機能させる、コンピュータプログラム。 - 請求項8に記載のコンピュータプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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JPWO2016031016A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2017-06-01 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法及びプログラム |
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