JP2010160008A - 光線式検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投光ユニットを2つ内蔵した投光器と、受光ユニットを2つ内蔵した受光器とで構成され、2つの受光ユニットの受光信号が同時に検知信号発生レベルまで低下したときに検知信号を発するようにした光線式検知装置の、2つの受光ユニット間の受光状態のバランスを考慮すること。
【解決手段】受光器の各受光ユニットに、対応する投光器の各投光ユニットからの赤外線変調光を個別に受光させ、その受光レベルを出力する受光量出力部を設け、受光器内には、各受光ユニットの受光量出力部の受光レベルを読み取り、予め設定した受光レベルに達していない受光ユニットが存在する場合には、再調整を促す再調整警告手段を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、赤外線変調光を発する投光器と、この赤外線変調光を受ける受光器とで構成される光線式検知装置に関するものである。
この種の光線式検知装置は、投光器と受光器を所定の距離だけ離して設置するものである。投光器から受光器に達する赤外線変調光の強さは、雨や霧等の気象条件や、装置のカバーや窓部の汚れによる減衰を考慮し、余裕を持った値としてある。例えば100mの距離を警戒する装置の場合、受光器側の受光信号レベルが最大時の1/100まで減衰しても検知信号を発しない程度にするのが一般的である。この種の装置は所定の警戒距離よりも短い距離で設置されることもあるため、必要以上に受光レベルが上昇するのを防ぐ目的で、適正レベルとなる状態を記憶させ、再度調整作業をおこなうまで電源供給の断続に関わらず、その状態の記憶を維持させるようにしていた(例えば特許文献1参照)。
実開平5−45587号公報
従来の光線式検知装置では、所定の警戒距離よりも短い距離で設置した場合に、適正な状態となるよう調整する機能は有していたが、投光ユニットを2つ内蔵した投光器と、受光ユニットを2つ内蔵した受光器とで構成され、2つの受光ユニットの受光信号が同時に検知信号発生レベルまで低下したときに検知信号を発するようにした光線式検知装置では、次に示すような問題点があった。
2つの受光ユニットで受光した赤外線変調光の増幅後の受光信号の総和をもとに、適正レベルかどうかを判定し、増幅器の増幅度を変更していただけであり、2つの受光ユニットの受光状態のバランスまでは考慮してなかった。このため、極端な場合、一方の受光ユニットの受光レベルがほとんどない状態であっても、適正レベルになったものとして設定されてしまうことになり、2つの受光ユニットを内蔵した効果が得られなくなるという問題があった。
本発明では、受光器の各受光ユニットに、対応する投光器の各投光ユニットからの赤外線変調光を個別に受光させ、その受光レベルを出力する受光量出力部を設け、受光器内には設定完了信号入力部からの信号入力を受け、各受光ユニットの受光量出力部の受光レベルを読み取り、予め設定した受光レベルに達していない受光ユニットが存在する場合には、再調整を促す再調整警告手段を備えた。
本発明の光線式検知装置では、複数の投光ユニットと、それらに対応する複数の受光ユニットの間の赤外線変調光伝達状況を個別に確認し、設定完了信号入力部からの信号入力を受け、各受光ユニットの受光レベルを読み取り、予め設定した受光レベルに達していない受光ユニットが存在する場合、再調整するよう警告信号が発せられるので、受光レベルが低い受光ユニットを内蔵した受光器がそのまま運用されてしまうという不都合がなくなる。
図1は、本発明の光線式検知装置の受光器の構成を示したブロック図である。
11は、第1の受光ユニット、12は第2の受光ユニット、13は信号処理部、14は判定部、15は出力部である。2つの投光ユニットを備えた投光器(図示省略)から受光器に向けて発射された赤外線変調光は、受光器内の2つの受光ユニットで受光される。第1の受光ユニット11と、第2の受光ユニット12は、上下方向に並べられ、投光器の2つの投光ユニットも受光器と同様に上下方向に並べられている。
受光ユニット11と受光ユニット12は、放物面反射鏡等の光学系とその焦点に置かれたフォトダイオードとで構成されており、ここで電気信号に変換され、信号処理部13に送られる。投光器の2つの投光ユニットから発射される赤外線変調光は、同期がとられており、2つの受光ユニットから出力される電気信号は、加算されてひとつの信号処理部13で処理される。信号処理部13で処理された信号は、判定部14へ送られ、基準値と比較して、信号が基準値を下まわったときに出力部15を作動させ、出力信号として外部へ送り出す。16は、第1の受光量出力部であり、第1の受光ユニット11の出力信号を受け、その信号の大きさに応じた直流信号に変換する。17は、第2の受光量出力部であり、第2の受光ユニット12の出力信号を受け、その信号の大きさに応じた直流信号に変換する。18は、再調整警告手段であり、第1の受光量出力部16と、第2の受光量出力部17の信号レベルを読み取り、どちらか一方でも予め設定したレベルに達していない場合に警告信号を発生させる。19は、設定完了信号入力部であり、受光器のカバーの本体からの脱着に応じて作動し、再調整警告手段に対し作動信号を入力する。設定完了信号入力部は、信号処理部13に内蔵された増幅度変更手段(図示省略)も作動させる。
次に再調整警告手段18の動きを説明する。
図2は、2つの投光ユニットとそれらに対応する2つの受光ユニットとが正対するように光軸調整を行い、受光器のカバーを閉じ、設定完了信号入力部19から作動信号が発せられた後の再調整警告手段18の動きを示したフローチャートである。設定完了信号入力部19からの信号入力を受け(ステップ001)、第1の受光量出力部16の信号レベルを読み取り、適正値かどうか判定する(ステップ002)。適正レベルを下まわっている場合には、不適正であることを記憶する(ステップ003)。次に第2の受光量出力部17の信号レベルを読み取り、適正値かどうか判定する(ステップ004)。適正レベルを下まわっている場合には、不適正であることを記憶し(ステップ005)、警告信号を発する(ステップ006)。
次に、第1の受光量出力部16の信号レベルと、第2の受光量出力部17の信号レベルを比較し、その差が適正値であるかどうかを判定する(ステップ007)。適正値でない場合には、警告信号を発する(ステップ008)。再調整警告手段18から発せられる信号は、ブザー音、表示灯の点滅、「再度、光軸調整を行ってください」という内容の音声メッセージ等、どのような形態でもよい。
設定完了信号入力部19からの信号入力により、信号処理部13内の増幅度変更手段が作動し、増幅した後の信号レベルが予め設定した値以下となるよう増幅器の増幅度を変更し、その状態で増幅度を固定する。
以上の説明のとおり、再調整警告手段18が適正レベルをチェックし、警告信号を発するので、第1の受光ユニット11と第2の受光ユニット12がバランスのとれた状態で設置され運用されるようになる。第1の受光ユニット11の受光レベルと、第2の受光ユニット12の受光レベルが、適正な状態となるまで、再調整警告手段18から信号が発せられるので、調整作業が完全な形で完了されるようになり、一方の受光ユニットの受光レベルがほとんどない状態で運用が開始されるということが回避できる。
増幅度変更手段の作動は、上記の説明のように再調整警告手段の一連の動作の終了後におこなってもよいが、それよりも前におこなってもよい。
以上は、上下方向に2つの投光ユニットを配置した投光器と、上下方向に2つの受光ユニットを配置した受光器とで構成される光線式検知装置についての説明であるが、3つ以上の投光ユニット・受光ユニットを配置した光線式検知装置についても同様である。
本発明の光線式検知装置の受光器の構成を示したブロック図である。 再調整警告手段の動きを示したフローチャートである。
11・・・第1の受光ユニット
12・・・第2の受光ユニット
13・・・信号処理部
14・・・判定部
15・・・出力部
16・・・第1の受光量出力部
17・・・第2の受光量出力部
18・・・再調整警告手段
19・・・設定完了信号入力部

Claims (2)

  1. 照準装置と方向可変機能を備えた投光ユニットを、上下方向に複数個配置した投光器と、照準装置と方向可変機構を備えた受光ユニットを上下方向に複数個配置した受光器とで構成され、受光器内に、投光器からの赤外線変調光を受光し、増幅した後の受光信号レベルが予め設定した値となるよう増幅器の増幅度を変更し、その状態で増幅度を固定する増幅度変更手段と、前記増幅度変更手段を作動させる設定完了信号入力部とを備えた光線式検知装置において、受光器の各受光ユニットには、対応する投光ユニットからの赤外線変調光を受光し、その受光レベルを出力する受光量出力部を設け、受光器には、前記設定完了信号入力部からの信号入力を受け、各受光ユニットの受光量出力部の受光レベルを読み取り、予め設定した受光レベルに達していない受光レベルの受光ユニットが存在することを受けて信号を発する再調整警告手段を備えたことを特長とする光線式検知装置。
  2. 前記再調整警告手段は、設定完了信号入力部からの信号入力を受け、各受光ユニットの受光量出力部の受光レベルを読み取り、受光レベルの最大値と最小値の差が予め設定した値以上であることを受けて、信号を発するものであることを特長とする請求項1に記載の光線式検知装置。
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