JP2010157917A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010157917A
JP2010157917A JP2008335158A JP2008335158A JP2010157917A JP 2010157917 A JP2010157917 A JP 2010157917A JP 2008335158 A JP2008335158 A JP 2008335158A JP 2008335158 A JP2008335158 A JP 2008335158A JP 2010157917 A JP2010157917 A JP 2010157917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
image data
data
speed
buffer means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008335158A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Shirakawa
雄資 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008335158A priority Critical patent/JP2010157917A/ja
Publication of JP2010157917A publication Critical patent/JP2010157917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】記録媒体の種類にかかわらず、撮像装置としてのレスポンスを損なうことなく、快適な操作性を実現した撮像装置を提供すること。
【解決手段】被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影手段と、前記画像信号から画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データを記録するために、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体と、前記画像データをバッファする第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段と、前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを前記外部記録媒体に記録するデータ記録手段と、前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出手段と、前記第2のバッファ手段の書き込み動作を制御する動作制御手段とを設け、前記使用率検出手段により検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置及び撮像方法に関し、特に、デジタルカメラ等の撮像装置において画像データをバッファするために用いて好適な技術に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置は、画素数やコマ速が向上したり、ハイビジョンのような高解像度の動画も撮影できるようになってきたりした結果、単位時間当たりに生成されるデータ量や、データのサイズそのものが大きくなってきている。また、撮像装置で生成する画像データを記録する記録媒体としては、CFカードやSDカードに代表されるフラッシュメモリが主に用いられている。近年の撮像装置においては、画像データを生成する機能が向上したことにより、記録媒体に要求される性能が非常に厳しくなってきている。
一方で、安価で大容量かつ高性能になってきたNANDフラッシュメモリや、PRAM、FeRAM、MRAMといった、次世代の不揮発性メモリが生まれてきており、撮像装置においても、これらの不揮発性メモリを内蔵するデジタルカメラも発売されつつある。
従来、このような記録媒体や不揮発性メモリの種類に応じて、さまざまな使い分けがされてきた。例えば、特許文献1では、撮影した画像データを記録する記録媒体の種類に応じて動作モードを切り替えることにより、記録媒体に最適な動作モードで記録動作を行うようにする撮像装置が開示されている。
また、特許文献2では、メモリカードと光ディスクとを接続することが可能な撮像装置において、不揮発性メモリカードを光ディスクのキャッシュとして使用するデジタルカメラが開示されている。この特許文献2に記載の技術では、メモリの種類によっては、撮影した画像データのキャッシュやバッファとして不揮発性メモリを使用することも考えられてきている。
特開2002−232816号公報 特開2002−330385号公報
しかしながら、前述の特許文献1,2に開示された従来技術では、ユーザが意図した撮影が制限されていた。また、メモリを使用する動作条件が限られていた。この結果、撮影性能が向上している撮像装置で使用する場合に、記録媒体やメモリの特徴を必ずしも活かしきることができていなかった。
また、撮影した画像データのバッファとして不揮発性メモリを使用する場合に、不揮発性メモリを常にバッファとして使用すると、不揮発性メモリに書き込む作業と、最終的に記録する記録媒体に書き込む作業とが生じる。このため、画像データのバッファとして不揮発性メモリを使用すると書き込み作業が二度手間になってしまい、トータルの書き込み時間や、消費電力の面で不利が生じる問題点があった。
さらに、低コスト化を図るために、NANDフラッシュROMを内蔵の記録装置として使用することがあるが、NANDフラッシュROMは書き込み耐久回数が少ない。このため、NANDフラッシュROMをバッファとして使用すると、書き込みと消去を繰り返す使い方となるので、装置の寿命が短くなってしまうといった問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、外部接続された記録媒体の種類に係わりなく撮像装置としてのレスポンスを最大限に確保できるようにして、快適な操作性を実現した撮像装置を提供できるようにすることを第1の目的としている。
また、低コストで長寿命の撮像装置を提供できるようにすることを第2の目的としている。
本発明の撮像装置は、被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像データをバッファする第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段と、前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体に記録するデータ記録手段と、前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出手段と、前記第2のバッファ手段の書き込み動作を制御する動作制御手段とを備え、前記動作制御手段は、前記使用率検出手段により検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換えることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の他の特徴とするところは、被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段により生成される画像データの生成速度を検出する生成速度検出手段と、前記データ記録手段が、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体へデータを書き込む速度を検出するアクセス速度検出手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像データをバッファする第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段と、前記第2のバッファ手段の動作を制御する動作制御手段とを備え、前記動作制御手段は、前記生成速度検出手段で検出したデータ生成速度と、前記アクセス速度検出手段で検出したデータ書き込み速度との大小関係に応じて、前記第2のバッファ手段の動作を動的に切り換えることを特徴とする。
本発明の撮像方法は、被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体に記録するデータ記録工程と、前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出工程と、前記第2のバッファ工程の書き込み動作を制御する動作制御工程とを有し、前記動作制御工程は、前記使用率検出工程において検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換えることを特徴とする。
また、本発明の撮像方法の他の特徴とするところは、被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、前記画像データ生成工程において生成される画像データの生成速度を検出する生成速度検出工程と、前記データ記録工程において、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体へデータを書き込む速度を検出するアクセス速度検出工程と、前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程、及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、前記第2のバッファ手段の動作を制御する動作制御工程とを備え、前記動作制御工程においては、前記生成速度検出工程において検出されたデータ生成速度と、前記アクセス速度検出工程において検出されたデータ書き込み速度との大小関係に応じて、前記第2のバッファ手段の動作を動的に切り換えることを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体に記録するデータ記録工程と、前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出工程と、前記第2のバッファ工程の書き込み動作を制御する動作制御工程とを有し、前記動作制御工程は、前記使用率検出工程において検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換える撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムの他の特徴とするところは、被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、前記画像データ生成工程において生成される画像データの生成速度を検出する生成速度検出工程と、前記データ記録工程において、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体へデータを書き込む速度を検出するアクセス速度検出工程と、前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程、及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、前記第2のバッファ手段の動作を制御する動作制御工程とを備え、前記動作制御工程においては、前記生成速度検出工程において検出されたデータ生成速度と、前記アクセス速度検出工程において検出されたデータ書き込み速度との大小関係に応じて、前記第2のバッファ手段の動作を動的に切り換える撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、第1のバッファ手段の使用率に応じて第2のバッファ手段の動作を切り換えるようにしたので、外部接続された記録媒体の種類に係わりなく撮像装置としてのレスポンスを最大限に確保することが可能となる。これにより、快適な操作性を実現した撮像装置を提供することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、第2のバッファ手段を内部記録媒体の一部の領域を使用して構成するとともに、所定回数使用した後に、再び使用する場合には以前に使用した領域とは異なる領域を使用するようにした。これにより、低コストで長寿命の撮像装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる、撮像装置の構成例を説明するブロック図である。本実施形態の撮像装置100は、ユーザによって電源スイッチ(操作ボタン)107がONされると、NORフラッシュROM114に保存されているプログラムが読み出され、全体制御/画像処理を行うCPU(全体制御/画像処理CPU)108が起動する。
ユーザが動画や静止画の撮影操作を行うと、CPU108は、レンズ制御CPU102と通信して交換レンズ101を駆動し、測光動作/測距動作を行うとともに、センサー駆動回路112を介して撮像素子103を駆動し、被写体を撮影する。
撮像素子103は入力された光学像から画像信号を生成してAFE(Analog Front End)104に出力する。AFE(Analog Front End)104は、撮像素子103から入力されたアナログの画像信号アナログ=デジタル変換して画像データを生成し、CPU108に入力する。CPU108では、入力された画像データをさらに画作り処理することによって、JPEG等の最終的に記録装置に保存するデータ形式に変換する。このようにして生成された画像データは、最終的な記録装置に保存する前に、DRAM113上に構成されたバッファ部にいったんバッファされる。そして、TFT表示装置105や液晶表示装置106に表示されるとともに、最終的な記録装置に保存される。115はリアルタイムクロックであり、カレンダー及び時刻情報をCPU108に伝達するためのものである。117は各部に動作電力を供給するバッテリーである。
DRAM113は、OSやアプリケーションプログラムが格納される領域や、スタックや変数といったデータを格納する領域、または画像処理に必要なデータを格納する領域等を有する。しかし、大部分の領域は、画像データを一時的に保存しておくための第1のバッファ手段として使用される。
一方、画像データが最終的に保存される保存先の記録装置は、ユーザの操作によって、予め決められている。本実施形態の撮像装置100の場合、最終的な保存先としては、図1に示したように、NANDフラッシュROM109、SDカード110、CFカード111、外付けHDD(外部HDD)119の中から選択することができる。外付けHDD119に対するデータ記録は、CPU108→USBインターフェース116→USBホストコネクタ118→外付けHDD119の経路で行われる。また、CFカード111に対するデータ記録は、CPU108からダイレクトに行われる。
NANDフラッシュROM109は、専用のインターフェースでCPU108に接続されており、SDカード110やCFカード111等と比較しても高速なアクセスが可能であり、容量も大きい。また、撮像装置100に内蔵された内部記録媒体として配設されており、自由に取り外すことができないように配置されている。一方、SDカード110、CFカード111、外付けHDD119は、撮像装置100に対して取り外しが可能であり、いろいろな種類のカードやHDDが外部記録媒体として撮像装置100に接続可能である。
画像データの最終保存先の選択方法としては、前述の4つの中から一つだけ選ぶ方法だけではない。例えば、静止画の場合であれば、RAW画像はCFカード111に保存し、JPEG画像はSDカード110に保存するといった選択方法や、RAW画像とJPEG画像をCFカード111内の別のフォルダに保存するといった選択方法も可能である。
CPU108としては、NANDフラッシュROM109、SDカード110、CFカード111、外付けHDD119などに対して独立したインターフェースで接続されている。これにより、4つの保存先に対して、同時にリードアクセスやライトアクセスを行うことができ、CPU108上で動作するアプリケーションソフトウェアによって、撮像装置100の特徴に合わせた使い方ができるようになっている。
本実施形態では、撮像装置100の構成を単純に説明するために、生成する画像データのデータ形式としては、静止画はJPEG形式、最終保存先としてCFカード111を選択しているものとして説明する。静止画を1枚だけ撮影した場合には、DRAM113上にバッファされた画像データは、即座に、最終保存先であるCFカード111にダイレクトに書き込まれる。
この場合においては、CFカード111の書き込みスピードが遅くても、次に撮影動作が行われ、画像データが生成されるまでの間に書き込みが終わってしまうので、撮像装置全体としてレスポンスが損なわれることは無い。
静止画の連写撮影時は、前述のような流れで画像データが連続して生成されていく。生成された画像データは、DRAM113にバッファされていくと同時に、即座に最終的な画像保存先であるCFカード111に書き込まれていく。このとき、CFカード111の書き込みスピードが遅い場合には、バッファとして機能しているDRAM113の使用率が次第に上がっていく。そして、DRAM113のバッファ領域を全て使ってしまうまで連写撮影が継続した場合には、画像データを保存しておく領域が、DRAM113のどこにもなくなってしまう。このため、次の撮影を行うことができず、撮像装置100としてのレスポンスを著しく悪化させることになる。
そこで、本実施形態においては、CPU108が、第1のバッファ手段として機能しているDRAM113の使用率検出を常に行っている。さらに、高速で大容量なNANDフラッシュROM109内に領域を確保し、CPU108で動作するプログラムにより確保した領域を管理することによって、第2のバッファ手段120として使用するようにしている。
また、DRAM113の使用率が高くなってきた場合には、DRAM113から最終的な画像の保存先であるCFカード111にダイレクトに書き込むのではない。すなわち、第2のバッファ手段120であるNANDフラッシュROM109に書き込み先を切り換えるようにする、書き込み動作制御を行っている。
図2は、第1の実施形態におけるバッファ制御の手順を説明するフローチャートであり、図3は、撮像装置全体の動作の流れを時間軸上に表現した図である。
図2に示したように、ステップS201において連写撮影が開始されると、DRAM113にバッファされた画像データは、最初はユーザが指定した最終保存先であるCFカード111へ書き込まれる(ステップS202)。
CPU108は、画像データがCFカード111へ書き込まれている間に、撮影終了か否かを検出する。この検出の結果、撮影が終了していない場合にはそのまま連写撮影が継続し、ステップS204においてDRAM113の使用率が80%以上か否かを判断する。この判断の結果、使用率が80%以上になると、ステップS205に進む。ステップS205においては、書き込み先をCFカード111から第2のバッファ手段120を構成するNANDフラッシュROM109に切り換える。
図3を用いて、ステップS201〜ステップS205の動作を説明する。ステップS201において撮影動作が開始されると、直後に生成された画像データがDRAM113に書き込まれる。DRAM113への書き込みが完了した直後から、CFカード111への書き込みが始まる(ステップS202)。この間、CPU108はDRAM113の使用率を常に検出している。
5枚目の撮影動作が行われ、5枚分の画像データがDRAM113へ書き込まれた時点で、DRAM113の使用率が80%を超えたと検出されている(ステップS204の判断の結果がYES)。この時点でCFカード111に対しては3枚目の画像が書き込まれているが、書き込み途中なので、この画像を書き込み終わるまでは動作を継続する。それと同時に、NANDフラッシュROM109に対しては、4枚目の画像を書き込むように制御を切り換える。
JPEG形式の静止画撮影の場合、生成される画像データのサイズは小さく、本実施形態においては、NANDフラッシュROM109は、連写撮影によって生成される画像データの生成速度よりも、高速な画像データ書き込みが可能である。つまり、画像データ1枚をNANDフラッシュROM109へ書き込むのにかかる時間が、連写撮影の1コマの間隔よりも短い。
したがって、第1のバッファ手段であるDRAM113から見ると、画像データ1枚あたりの書き込み時間よりも、NANDフラッシュROM109へ画像データ1枚を書き出す時間のほうが短いため、装置の動作が進むにつれ、使用率が次第に下がってくる。このように書き込み先を切り換えることで、生成された画像データの書き込み先を常に確保し続けることができるので、次の撮影が常に可能なように制御する。
図2のステップS206において、CPU108がDRAM113の使用率が30%を下回ったことを検出した場合には、ステップS207に進み、書き込み先を再びCFカード111に切り換える。
このように制御することにより、撮像装置100のレスポンスをNANDフラッシュROM109がバッファ動作する時間を最小限に抑えることができる。これにより、撮影動作が可能な状態を常に維持しながら、無駄なバッファ動作を抑えて、最終的な書き込み先へすべての画像を書き終わるまでの、トータルの時間を抑えると同時に、消費電力を削減することも可能としている。
図3においては、NANDフラッシュROM109にして4枚目から7枚目まで書き込みが終わった時点で、DRAM113の使用率が30%を下回っている。この時点で、NANDフラッシュROM109に対しては、画像データを書き込まないように制御を切り換える。CFカード111に対して画像データを再び書き込むことになるが、9枚目の撮影で一連の連写が終了する。このため、DRAM113の使用率が80%を再び上回るようなことは無く、CFカード111に書き出していても、さらにDRAM113の使用率が下がっていくことになる。
そして、8枚目の画像データをCFカード111に書き出し終わった時点で、DRAM113の使用率が10%を下回る(ステップS208)。この時点で、CPU108は、NANDフラッシュROM109からCFカード111へデータを移動する動作へ切り換えても大丈夫だと判断する。
実際には、CFカード111へ9枚目の画像データを書き込んでいる途中なので、この動作が完了してからステップS209に進み、NANDフラッシュROM109に一時的にバッファされている、4枚目から7枚目の画像データを移動し始める。7枚目の画像データの移動が完了した時点で、ステップS203に戻り一連の連写撮影動作が完了する。
また、ステップS208の判断の結果、DRAM113の使用率が10%を下回っていない場合にはステップS210に進んでDRAM113の使用率が30%を下回っているか否かを判断する。この判断の結果、下回っている場合にはステップS208に戻り、そうでない場合にはステップS204に戻る。
このように、第1のバッファ手段であるDRAM113の使用率によって、第2のバッファ手段120を構成するNANDフラッシュROM109の制御を切り換えるようにしている。これにより、常にNANDフラッシュROM109をバッファとして使う場合と比較して、NANDフラッシュROM109へのアクセス動作を必要最小限に抑えることができる。したがって、不要な消費電力を費やすことなく、NANDフラッシュROM109の書き込み回数が減るため、書き込み耐久性の面でも有利であり、撮像装置全体の寿命を延ばすことが可能である。
本実施形態では、図3において、簡単のためにDRAM113の使用率が30%を下回るまでは、CFカード111への書き込みと、NANDフラッシュROM109への書き込みとを同時に行う制御はしていなかった。しかしながら、多少複雑になるが、これを同時に行うように制御すれば、全体の処理時間をさらに短くすることが可能である。
また、本実施形態ではDRAM113の使用率に対する閾値が80%、30%、10%のときに第2のバッファ手段120の制御を切り換えるようにした。しかし、この値は一例であり、実際の撮像装置100においては、撮影モード毎に、画像データの生成速度と、DRAM113の容量と、NANDフラッシュROM109への書き込み速度を考慮して決められるのが望ましい。このように決めることにより、撮像装置100としてのレスポンスを最大限に確保することが可能となる。
さらに、本実施形態では、静止画の画像ファイル1枚単位のバッファを前提として説明した。しかし、将来的にPRAMやFeRAM、MRAMといった高速アクセス可能で大容量な不揮発性メモリが、DRAMに代わる画像データの保存先として実用化される可能性がある。その場合には、静止画の処理においても、第1のバッファ手段としてDRAMではなく、全体制御/画像処理を行うCPU108の中に設けられた小容量のバッファ手段を介してから、不揮発性メモリにダイレクトに書き込まれる構成であってもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を、図1の撮像装置100を用いて説明する。本実施形態では、動画を撮影する場合の撮像装置100の動作を説明する。動画の撮影では、どの程度の時間撮影するかは予め決まっていない。そのため、動画ファイルの容量は事前に予測できず、ファイル単位でのバッファ制御は難しい。
そのため、動画ファイルを扱う際には、第2のバッファ手段120を構成するNANDフラッシュROM109の制御は、512バイトや1024バイトといった、ある大きさを単位として制御する方法が適している。本実施形態の撮像装置100においては、CFカード111やNANDフラッシュROM109を管理するために、FAT32等のファイルシステムが用いられることが多い。
本実施形態では、ファイルシステムとしての管理単位である、クラスタ(セクタ)単位で第2のバッファ手段120を管理する。このクラスタ単位のバッファ管理も本発明の実施形態の一例であり、クラスタのような小さな容量を単位とすると、管理のためのオーバーヘッドが大きい場合には、クラスタの集合をひとつの単位として管理してもかまわない。
ユーザの操作で動画撮影が開始されると、CPU108は、静止画の撮影と同様に、交換レンズ101を駆動するとともに、センサー駆動回路112を介して撮像素子103の動作を駆動し、動画の撮影を行い、画像信号を生成して撮像素子103に出力する。撮像素子103から出力される画像データは、AFE104によってアナログ=デジタル変換され、CPU108に入力する。
動画の撮影においては、秒間30フレームや60フレームといったフレームレートで撮像素子103が駆動され、撮影が行われる。CPU108では、動画用の画作り処理が行われた後、フレーム内圧縮やフレーム間圧縮といった圧縮処理が行われる。このように生成された画像データは、第1のバッファ手段であるDRAM113にいったんバッファされる。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、画像データの最終保存先として、予めCFカード111が選択されているものとして説明する。
DRAM113にバッファされた画像データは、ファイルシステムにおけるクラスタを単位として読み出され、撮影開始時は、最終的な画像データの保存先であるCFカード111に保存される。
CPU108は、撮影動作が行われている間、第1のバッファ手段であるDRAM113への書き込み速度、つまり、画像データの生成速度と、CFカード111への書き込み速度の両方を検出し続ける、生成速度検出及び書き込み速度検出を常に行っている。CFカード111等のメモリカードは、平均的な書き込み速度が、動画の画像データの生成速度を上回っていても、ファイルシステムによるファイル管理上の都合で、連続したクラスタに書き込むことができない。したがって、ばらばらのクラスタに書き込むように制御される場合には、書き込み速度が極端に遅くなる場合がある。本実施形態において、CFカード111への書き込み速度、及び読み出し速度の両方をアクセス速度と総称し、CFカード111へのアクセス速度検出を常に行っている。
CPU108は、このような状態を検知し、画像データの生成速度とCFカード111への書き込み速度を比較する。そして、CFカード111への書き込み速度が生成速度を大幅に下回っている場合には、書き込み先を第2のバッファ手段120であるNANDフラッシュROM109に切り換える制御を行う。
図4は、この動作の様子を時間軸上に表現したタイムチャートである。この例では、動画撮影は、秒間60フレームで行われる。
このように撮影した画像データは、CPU108にて画像処理、圧縮処理された後、第1のバッファであるDRAM113に書き込まれる。通常は、DRAM113に対しては特にファイルシステムを意識することなく画像データが書き込まれるが、図4においては、便宜上、クラスタ単位で書き込まれているものとして、クラスタを単位とした番号を振ってある。
DRAM113へ1番目のクラスタへのデータの書き込みが完了すると、直後にCFカード111への書き込みが開始される。1番目から3番目のクラスタへのデータをCFカード111へ書き込むときには、十分な書き込み速度を持って書き込みが完了している。
しかし、4番目のクラスタへのデータは、何らかの理由によりCFカード111への書き込み速度が大幅に遅くなっている。CPU108は、この書き込み速度の遅れを検知し、画像データの生成速度を大幅に下回っていると判断して、画像データの書き込み先を第2のバッファ手段120として用いられるNANDフラッシュROM109に切り換える。
ここでは、5番目と6番目のクラスタへのデータをNANDフラッシュROM109に書き込んでいる。CPU108は、この後も画像データ生成速度と、CFカード111への書き込み速度の検出を続ける。7番目のクラスタへの画像データがDRAM113へ保存されたときには、CFカード111へ書き込み途中のデータは無いため、画像データはCFカードへ再び書き込まれる。
このとき、CFカード111への書き込み速度は、画像データの生成速度に対して、十分に速いスピードを有している。このため、CPU108は、次のデータもNANDフラッシュROM109へ書き込む必要は無いと判断して、8番目のクラスタへの画像データも、引き続きCFカード111へ書き込むように制御する。
また、7番目のクラスタへの画像データがCFカード111に書き込まれる際には、5番目と6番目のクラスタへの画像データが書き込まれる前に、後から撮影された7番目のクラスタに対する画像データが書き込まれることになる。
CFカード111内の連続したクラスタに対して7番目のクラスタへの画像データが書き込まれると、動画ファイルがすべて書き込まれた後で、クラスタの順番とデータの撮影時間との関係が崩れてしまう。これを避けるために、後から5番目と6番目のクラスタに対するデータが、クラスタの並び順を前後しないように書き込まれるように、7番目のクラスタに対するデータは、2つ順番を飛ばした番号のクラスタに書き込まれるように制御する。
以降、11番目のクラスタに対する画像データが撮影された時点で、動画撮影は終了する。9、10、11番目のクラスタに対する画像データがCFカード111に書き込まれる際も、十分な書き込み速度で書き込まれているため、NANDフラッシュROM109へ書き込まれるように制御が再び切り換わることは無い。
11番目のクラスタに対する画像データが書き込まれた後、NANDフラッシュROM109上にバッファされている、5番目と6番目のクラスタに対する画像データが、CFカード111へ移動するように、動作を切り換える。このとき、CFカード111上のクラスタとしては、4番目のデータを書き込んだクラスタと7番目のデータを書き込んだクラスタの間のクラスタが、2つ空けてある。これにより、クラスタ番号とデータの撮影時間との関係が前後することの無いように、空いている2つのクラスタに対して5番目と6番目のデータが書き込まれるように制御することができる。
前述のように、本実施形態の撮像装置100においては、画像データの生成速度と、記録媒体への書き込み速度を検出する。そして、その大小関係によって第2のバッファ手段120を構成するNANDフラッシュROMに対する動作をダイナミック(動的)に切り換えている。これにより、CFカード111へのデータ書き込み速度が突然遅くなっても、第2のバッファ手段120を必要最小限に使いながら、撮像装置100としての性能を損なわない制御を行うことが可能になり、不要な消費電力を費やすことを防止することができる。
さらに、動画ファイルを再生する場合において、CFカード111からのデータ読み出し速度が突然遅くなった場合には、再生するためのデータが用意できずにコマ落ちしたり、画面が一時停止したりする可能性がある。このため、CFカード111の読み出し速度に応じて、十分な容量のバッファを用意してやる必要がある。
本実施形態においては、前述したように、CFカード111への書き込み速度を常に検出している他、動画や静止画の再生時には、CFカード111からの読み出し速度を検出している。CFカード111の書き込み速度や読み出し速度は、常に一定ではない。このため、平均的な書き込み速度、読み出し速度の他に、ベストの書き込み/読み出し速度、また、ワーストの書き込み/読み出し速度がどの程度の時間続くのかといった、統計的なアクセス情報を求める。
このように検出した書き込みの平均速度と最悪速度等を、CFカード111の所定領域に書き込んでおき、常に速度を検出した結果、アクセス情報に変化がある場合には、常にCFカード111内の情報を更新するようにする。
図5は、この動作の概念を示した図である。CFカード111には、動画ファイルが記録されているが、別の場所には、予め撮像装置で検出されたアクセス情報が記録されている。このようにCFカード111の所定領域に、アクセス情報がある場合には、撮像装置が起動したタイミングや、CFカード111が撮像装置に挿入されたタイミングで、アクセス情報を読み出しておく。
また、ユーザが動画ファイルを再生する操作を行った場合には、動画ファイルのフォーマットを調べて、必要な読み出し速度を求める。それと同時に、以前に読み出しておいたアクセス情報の中から、平均読み出し速度と、ワースト読み出し速度、さらに、ワースト読み出し/書き込み状態の持続時間といった情報とを比較して、必要なバッファサイズを求める。そして、平均読み出し速度が動画ファイルの再生に必要な読み出し速度を下回っている場合には、再生時にコマ落ちや一時停止が頻発してしまうので、ユーザに警告表示をして、本当に再生するかどうかを問い合わせる。
平均読み出し速度が動画ファイルの再生に必要な読み出し速度を上回っている場合には、求めたサイズのバッファを、図5に示すように、NANDフラッシュROM109上に第2のバッファ手段120を確保する。そして、CFカード111に記録されている動画ファイルの先頭の、確保したサイズ分の動画像データを予め読み出しておく。
この読み出しのタイミングは、動画ファイルを再生するときでもよいが、よりレスポンスを良くするために、再生モードに移行したタイミングで行ってもよい。また、撮像装置100が起動したタイミングや、操作が行われていないアイドル状態を検知したタイミングで行ってもよい。また、ワースト読み出し速度も動画ファイルの再生に必要な読み出し速度を上回っている場合には、NANDフラッシュROM109上にバッファ手段120は確保せず、CFカード111から直接読み出すように制御する。
このようにして、本実施形態においては、CFカード111に予め書き込んであるアクセス情報を読み出して、再生時にも最適な形でバッファを制御するように切り換えるようにしている。これにより、どんな記録装置であっても、画像ファイルを正しく再生することが可能であり、無駄なアクセスを省いて消費電力を抑えることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態を、図6を用いて説明する。図6は、以前に使用した領域とは異なるように、NANDフラッシュROMの内部のバッファ領域を確保する方法を説明する図である。
本実施形態においては、NANDフラッシュROM109をバッファとして使用する際に、クラスタ(セクタ)を単位として管理する場合を想定して説明する。しかし、別の実施形態では、ファイル単位での管理でもかまわないし、クラスタの集合を単位として管理してもかまわない。
第1の実施形態及び第2の実施の形態において、第2のバッファ手段120をNANDフラッシュROM109上に構成した。NANDフラッシュROM109は、安価で大容量なNANDフラッシュROMであるので、システムのコストを抑えることが可能であるが、一方で書き込み耐久回数が最も少ないものでは約1000回程度である。これは、ハードディスクやDRAM等に比べて非常に少なく、バッファのような書き込みと消去を繰り返すような使い方をすると、すぐに寿命が尽きてしまうという問題があった。
本実施形態において、NANDフラッシュROM109上で使用中でないクラスタは、すべてバッファとして使用可能とし、一度、もしくは、複数回バッファとして使い終わったら開放する。図6においては、NANDフラッシュROM109上に第1の画像ファイル、第2の画像ファイルが存在するが、それ以外は、すべてバッファとして使用してよい領域である。
バッファとして使用するクラスタ(セクタ)は、ファイルシステムにおける既知のFATの中に、通常のFAT情報とは別に、そのクラスタがバッファとして使用中であるかどうかの情報を示すフラグを立てておき、使用し終わったら、フラグを下げる。
そして、最後にバッファとして使ったクラスタ番号をNORフラッシュROM114等に記憶しておく。次に、NANDフラッシュROM109内に構成されるバッファを使う場合は、記憶しておいたクラスタ番号よりも後のクラスタをサーチする。サーチした結果、未使用のクラスタ、すなわち、通常のファイルも記録されておらず、バッファとしても使用中のフラグが立っていないクラスタを発見したら、そのクラスタをバッファとして使用するようにする。
図6においては、1回目に使用したバッファは、使用後に使用中のフラグを下げ、領域をひとつ上に移動する。2回目に使用したバッファも、使用後には使用中のフラグを下げ、領域をひとつ上に移動する。これによって、バッファとして使用するクラスタが、NANDフラッシュROM109の中を、どんどん移動していくことになる。図6において一番上の領域をバッファとして使用した後は、一番下に戻って、未使用領域をサーチすることになる。
このようにして、一度、もしくは、複数回バッファとして使用したクラスタは、バッファとしての役割を終える。また、未使用クラスタに戻った後も、NANDフラッシュROM109内のすべての未使用クラスタを使い切った後でないと、再びバッファとして使われることはない。このため、書き込み/読み出しが頻繁に行われるバッファとして使われても、一つのクラスタに書き込み/消去が集中することは無く、NANDフラッシュROM109全体として書き込み/消去が行われるクラスタを平滑化することができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、第2のバッファ手段120は、第2の記録手段であるNANDフラッシュROM109の一部の領域を使用する。そして、所定回数使用した後に、第2のバッファ手段120として再び利用するときには、NANDフラッシュROM109の別の領域を使用するようにしたので、全体として書き込み耐久回数を向上させることができる。このため、低コストで長寿命の撮像装置を実現することが可能になる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した撮像方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態を示し、撮像装置の構成例を説明するブロック図である。 第1の実施形態を示し、第1の実施形態における撮像装置の動作のフローチャートである。 第1の実施形態を示し、撮像装置の動作の様子を説明するタイムチャートである。 第2の実施形態を示し、撮像装置の動作の様子を説明するタイムチャートである。 第2の実施形態を示し、アクセス情報に変化がある場合には、CFカード内の情報を更新する動作の概念を説明する図である。 第3の実施形態を示し、以前に使用した領域とは異なるように、NANDフラッシュROMの内部のバッファ領域を確保する方法を説明する図である。
符号の説明
100 撮像装置
101 交換レンズ
102 レンズ制御CPU
103 撮像素子
104 AFE
105 TFT表示装置
106 液晶表示装置
107 操作ボタン
108 全体制御/画像処理CPU
109 NANDフラッシュROM
110 SDカード
111 CFカード
112 センサー駆動回路
113 DRAM
114 NORフラッシュROM
115 リアルタイムクロック
116 USBインターフェース
117 バッテリー
118 USBホストコネクタ
119 外部HDD
120 第2のバッファ手段

Claims (15)

  1. 被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データをバッファする第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段と、
    前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体に記録するデータ記録手段と、
    前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出手段と、
    前記第2のバッファ手段の書き込み動作を制御する動作制御手段とを備え、
    前記動作制御手段は、前記使用率検出手段により検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換えることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ生成手段により生成される画像データの生成速度を検出する生成速度検出手段と、
    前記データ記録手段が、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体へデータを書き込む速度を検出するアクセス速度検出手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データをバッファする第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段と、
    前記第2のバッファ手段の動作を制御する動作制御手段とを備え、
    前記動作制御手段は、前記生成速度検出手段で検出したデータ生成速度と、前記アクセス速度検出手段で検出したデータ書き込み速度との大小関係に応じて、前記第2のバッファ手段の動作を動的に切り換えることを特徴とする撮像装置。
  3. 前記画像データ生成手段により生成された画像データを記録するための内部記録媒体を内蔵したことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記アクセス速度検出手段は、前記外部記録媒体に記録されているデータを読み出す機能を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記動作制御手段は、前記第2のバッファ手段にデータを書き込む動作と、
    第2のバッファ手段から前記外部記録媒体にデータを移動する動作と、
    前記外部記録媒体から第2のバッファ手段にデータを移動する動作と、
    前記第2のバッファ手段を使用しないようにする動作とを切り換える動作制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  6. 前記内部記録媒体は、不揮発性メモリであることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記第2のバッファ手段は、前記内部記録媒体の中に構成されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記動作制御手段は、前記アクセス速度検出手段により検出した書き込み速度、または読み出し速度のいずれか一方、または両方の情報を前記外部記録媒体へ書き込むよう前記データ記録手段を制御することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記動作制御手段は、前記アクセス速度検出手段により書き込みの平均速度と最悪速度のいずれか一方、または両方を検出し、前記外部記録媒体へ書き込むよう前記データ記録手段を制御することを特徴とする請求項2〜8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記動作制御手段は、前記内部記録媒体の中に構成されている前記第2のバッファ手段を所定回数使用した後に再び使用される場合には、以前に使用した領域とは別の領域を使用することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  11. 被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、
    前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、
    前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、
    前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体に記録するデータ記録工程と、
    前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出工程と、
    前記第2のバッファ工程の書き込み動作を制御する動作制御工程とを有し、
    前記動作制御工程は、前記使用率検出工程において検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換えることを特徴とする撮像方法。
  12. 被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、
    前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、
    前記画像データ生成工程において生成される画像データの生成速度を検出する生成速度検出工程と、
    前記データ記録工程において、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体へデータを書き込む速度を検出するアクセス速度検出工程と、
    前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程、及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、
    前記第2のバッファ手段の動作を制御する動作制御工程とを備え、
    前記動作制御工程においては、前記生成速度検出工程において検出されたデータ生成速度と、前記アクセス速度検出工程において検出されたデータ書き込み速度との大小関係に応じて、前記第2のバッファ手段の動作を動的に切り換えることを特徴とする撮像方法。
  13. 被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、
    前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、
    前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、
    前記第1のバッファ手段または第2のバッファ手段から出力されるデータを、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体に記録するデータ記録工程と、
    前記第1のバッファ手段の使用率を検出する使用率検出工程と、
    前記第2のバッファ工程の書き込み動作を制御する動作制御工程とを有し、
    前記動作制御工程は、前記使用率検出工程において検出された前記第1のバッファ手段の使用率に応じて前記第2のバッファ手段の動作を切り換える撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 被写体を撮影した光学像から画像信号を生成する撮影工程と、
    前記撮影工程において生成された画像信号から画像データを生成する画像データ生成工程と、
    前記画像データ生成工程において生成される画像データの生成速度を検出する生成速度検出工程と、
    前記データ記録工程において、撮像装置に対して取り外し可能に接続された外部記録媒体へデータを書き込む速度を検出するアクセス速度検出工程と、
    前記画像データ生成工程において生成された画像データを第1のバッファ手段にバッファする第1のバッファ工程、及び第2のバッファ手段にバッファする第2のバッファ工程と、
    前記第2のバッファ手段の動作を制御する動作制御工程とを備え、
    前記動作制御工程においては、前記生成速度検出工程において検出されたデータ生成速度と、前記アクセス速度検出工程において検出されたデータ書き込み速度との大小関係に応じて、前記第2のバッファ手段の動作を動的に切り換える撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 請求項13または14に記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2008335158A 2008-12-26 2008-12-26 撮像装置及び撮像方法 Pending JP2010157917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335158A JP2010157917A (ja) 2008-12-26 2008-12-26 撮像装置及び撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335158A JP2010157917A (ja) 2008-12-26 2008-12-26 撮像装置及び撮像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010157917A true JP2010157917A (ja) 2010-07-15

Family

ID=42575476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008335158A Pending JP2010157917A (ja) 2008-12-26 2008-12-26 撮像装置及び撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010157917A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060587A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 瑞▲いー▼半導體股▲ふん▼有限公司 メモリカードアクセス装置、その制御方法及びメモリカードアクセスシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060587A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 瑞▲いー▼半導體股▲ふん▼有限公司 メモリカードアクセス装置、その制御方法及びメモリカードアクセスシステム
US9471498B2 (en) 2013-09-18 2016-10-18 Realtek Semiconductor Corporation Memory card access device, control method thereof, and memory card access system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6137980B2 (ja) 記録装置およびその制御方法
JP2015136073A (ja) 記録装置、撮像装置、記録装置の制御方法、及びプログラム
JP5268569B2 (ja) 記録装置及び記録方法
KR20170121992A (ko) 프리-이벤트 순환 저장 방식 영상녹화장치
JP5634057B2 (ja) 記録装置及び記録方法
JP2015029231A (ja) 記録装置およびその制御方法
JP2008250718A (ja) 不揮発性キャッシュメモリを用いた記憶装置とその制御方法
JP2014165735A (ja) 記録装置、記録方法およびプログラム
US8867888B2 (en) Recording apparatus for simultaneously recording the same moving image to a plurality of recording media
JP2010157917A (ja) 撮像装置及び撮像方法
US20060263036A1 (en) Information recording apparatus and information recording/reproducing apparatus
JP2009283046A (ja) 情報記録方法及び情報記録装置
JP5178355B2 (ja) 記録装置
JP2014175954A (ja) データ記録装置、その制御方法及びコンピュータプログラム
JP2009110612A (ja) 記録再生装置
US10950274B2 (en) Image recording apparatus, method for controlling same, and non-transitory computer-readable storage medium
JP5950798B2 (ja) 記録装置及びその制御方法
JP4350585B2 (ja) 再生装置
JP2011097525A5 (ja)
JP4972909B2 (ja) データ記録装置
JP2005057460A (ja) 映像及び音声信号記録装置
JP5489818B2 (ja) 記録再生装置及びその制御方法
JP2005085081A (ja) 不揮発性半導体メモリを記録媒体とするデータ記録装置
JP2006065903A (ja) 記憶再生装置及び撮像装置
JP6112972B2 (ja) 撮像装置