JP2010155382A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃液タンクに貯留された光硬化性の液体が外部に漏れ出してしまうのを防止する。
【解決手段】インクジェットヘッド3及びUV照射装置4は、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動可能となっている。インクジェットヘッド3及びUV照射装置4は、これらの下方に配置されたプラテン5と対向している。プラテン5は、透明であり、その下方には廃液タンク12が配置されている。そして、プラテン5上に配置された記録用紙Pに、インクジェットヘッド3からUV硬化性インクを吐出させるとともに、UV照射装置4から紫外線を照射させることにより、記録用紙Pに印刷を行わせる。また、フラッシング及びパージの直後などに、UV照射装置4からプラテン5に向けて紫外線を照射させることにより、この紫外線がプラテン5を透過して廃液タンク12に達し、これにより廃液タンク12内のインクを硬化させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ノズルから光硬化性の液体を吐出する液体吐出装置に関する。
特許文献1に記載の印刷装置においては、インクジェットヘッド及びUV光源ユニットが、ガイドロッドに沿って走査方向に往復移動する筐体に担持されており、筐体とともに走査方向に往復移動するインクジェットヘッドから記録媒体にUV硬化性のインクを吐出して記録媒体にインクを着弾させるとともに、同じく筐体とともに走査方向に往復移動するUV光源ユニットから紫外線を照射して記録媒体に着弾したインクを硬化させることにより、記録媒体に印刷を行っている。また、この印刷装置においては、パージキャップによりインクジェットヘッドのノズル面を覆った状態で、パージキャップからインクジェットヘッド内のインクを吸引するパージを行うことが可能となっている。
特開2008−105403号公報
ここで、特許文献1に記載の印刷装置では、パージを行うことによりインクジェットヘッドから吸引したインクを貯留しておくために廃液タンクが設ける必要があるが、廃液タンクにインクが貯留されていると、印刷装置を持ち運ぶ際などに、廃液タンク内のインクが外部に漏れ出してしまう虞がある。
本発明の目的は、廃液タンク内の液体が外部に漏れ出してしまうのを防止することが可能な、光硬化性の液体を吐出する液体吐出装置を提供することである。
第1の発明に係る液体吐出装置は、ノズルから光硬化性の液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドにより液体が吐出された吐出対象に光を照射する第1光照射手段と、前記液体吐出ヘッドから排出された液体を貯留するための廃液タンクと、前記廃液タンク内の液体に光を照射する第2光照射手段とを備えていることを特徴とするものである。
これによると、廃液タンクに排出された液体を硬化させることができるので、液体吐出装置を持ち運ぶ際などに、廃液タンク内の液体が外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
第2の発明に係る液体吐出装置は、第1の発明に係る液体吐出装置であって、前記第1光照射手段が、前記第2光照射手段を兼ねていることを特徴とするものである。
これによると、第1光照射手段と別に第2光照射手段を設ける必要がないので、液体吐出装置の構成を簡単にすることができる。
第3の発明に係る液体吐出装置は、第2の発明に係る液体吐出装置であって、前記吐出対象を、前記液体吐出ヘッド及び前記第1光照射手段と反対側から支持する支持部材をさらに備えており、前記廃液タンクが、前記支持部材の、前記第1光照射手段と反対側に配置されており、前記支持部材は、前記第1光照射手段により前記支持部材に照射された光が、前記支持部材の前記第1光照射手段と反対側まで透過するように構成されていることを特徴とするものである。
これによると、廃液タンクが支持部材の第1照射手段と反対側に配置されているとともに、第1光照射手段により照射された光が支持部材を透過するため、吐出対象に光を照射するための第1光照射手段により、容易に、廃液タンク内の液体に光を照射することができる。
第4の発明に係る液体吐出装置は、第3の発明に係る液体吐出装置であって、前記支持部材が光透過性の材料によって構成されていることを特徴とするものである。
これによると、支持部材を、容易に、第1光照射手段により照射された光が第1光照射手段と反対側まで透過するように構成することができる。
第5の発明に係る液体吐出装置は、第3の発明に係る液体吐出装置であって、前記支持部材に、前記支持部材を貫通して前記第1光照射手段側の面から前記第1光照射手段と反対側の面まで延びたスリットが形成されていることを特徴とするものである。
これによると、支持部材を、容易に、第1光照射手段により照射された光が第1光照射手段と反対側まで透過するように構成することができる。
第6の発明に係る液体吐出装置は、第2の発明に係る液体吐出装置であって、前記液体吐出ヘッドと前記第1光照射手段とを担持するとともに、所定の走査方向に移動可能なキャリッジ手段を備えており、前記廃液タンクが、前記走査方向に関して、前記支持部材に隣接して配置されていることを特徴とするものである。
第1光照射手段を廃液タンクと対向する位置まで移動させた状態で、第1光照射手段から光を照射することにより、容易に、第1光照射手段により廃液タンク内の液体に光を照射することができる。
第7の発明に係る液体吐出装置は、第1〜第6のいずれかの発明に係る液体吐出装置であって、前記液体吐出ヘッド、前記第1光照射手段、前記第2光照射手段及び前記キャリッジ手段を制御する制御手段をさらに備えていることを特徴とするものである。
これによると、制御手段により液体吐出ヘッド、第1光照射手段、第2光照射手段及びキャリッジ手段を制御して、液体移送装置を適切に動作させることができる。
第8の発明に係る液体吐出装置は、第7の発明に係る液体吐出装置であって、前記制御手段は、前記液体吐出ヘッドに、前記吐出対象と対向していない状態で前記ノズルから液体を吐出させることにより、液体吐出ヘッド内の液体を前記廃液タンクに排出するフラッシングを行わせるとともに、前記液体吐出ヘッドに前記フラッシングを行わせた直後に、前記第2光照射手段によって前記廃液タンク内の液体に光を照射させるよう制御することを特徴とするものである。
これによると、フラッシングを行わせると、廃液タンクに比較的多量の液体が排出されることになるが、フラッシングを行わせた直後に、廃液タンク内の液体に光を照射させることにより、フラッシングにより廃液タンクに排出された液体を直ちに硬化させ、廃液タンク内の液体が外部に漏れ出してしまうのを確実に防止することができる。
第9の発明に係る液体吐出装置は、第7又は第8の発明に係る液体吐出装置であって、前記制御手段に制御されるものであって、前記液体吐出ヘッド内の液体を前記ノズルから強制的に前記廃液タンクに排出させるパージを行うパージ手段をさらに備えており、前記制御手段は、前記パージ手段に前記パージを行わせた直後に、前記第2光照射手段によって前記廃液タンク内の液体に光を照射させるように制御することを特徴とするものである。
これによると、パージを行わせると、廃液タンクに比較的多量の液体が排出されることになるが、パージを行わせた直後に、廃液タンク内の液体に光を照射させることにより、パージにより廃液タンクに排出された液体を直ちに硬化させ、廃液タンク内の液体が外部に漏れ出してしまうのを確実に防止することができる。
本発明によれば、廃液タンクに排出された液体を硬化させることができるので、液体吐出装置を持ち運ぶ際などに、廃液タンク内の液体が外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタの概略構成図であり、(a)が後述するプラテン5上に記録用紙Pが配置されている状態、(b)がプラテン5上に記録用紙Pが配置されていない状態をそれぞれ示している。図2は、図1の平面図である。図3は、図2を矢印IIIの方向から見た図であり、(a)が後述するように印刷を行っている状態、(b)が後述する廃液タンク12に紫外線を照射している状態を示している。なお、図1(b)においては、後述する搬送ローラ6、7の図示を省略している。
プリンタ1(液体吐出装置)は、持ち運びが可能な比較的小型のものであり、図1〜図3に示すように、キャリッジ2、インクジェットヘッド3(液体吐出ヘッド)、2つのUV照射装置4(光照射手段)、プラテン5(支持部材)、搬送ローラ6〜9、吸引キャップ10、ポンプ11、廃液タンク12などを備えている。また、プリンタ1の動作は、制御装置20によって制御されている。
キャリッジ2は、図1の左右方向(走査方向)に延びたガイド軸13に沿って往復移動する。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2の下面に配置されており(キャリッジ2に担持されており)、その下面に形成されたノズル15から記録用紙P(吐出対象)に向かってUV硬化性(光硬化性)のインク(液体)を吐出する。2つのUV照射装置4は、キャリッジ2の走査方向に関する両側面にそれぞれ配置されている(キャリッジ2に担持されている)。UV照射装置4は、UV光源を有しており、記録用紙P又はプラテン5(廃液タンク12)に向かって紫外線(UV)を照射する。
プラテン5は、キャリッジ2の下方に、キャリッジ2(インクジェットヘッド3及びUV照射装置4)と対向するように配置されており、インクジェットヘッド3からインクが吐出されるとともに、UV照射装置4により紫外線が照射される記録用紙Pを下方(インクジェットヘッド3及びUV照射装置4と反対側)から支持する。また、プラテン5は、透明であり(光透過性の材料によって構成されており)、UV照射装置4からプラテン5に照射された紫外線はプラテン5を透過して、プラテン5の下方まで照射される。搬送ローラ6〜9は、プラテン5により支持される記録用紙Pを図1の手前方向(紙送り方向)に搬送する。
吸引キャップ10は、プラテン5の左側に隣接して配置されており、上下方向に移動可能に構成されている。これにより、インクジェットヘッド3が吸引キャップ10と対向する位置にある状態で、吸引キャップ10を上方に移動させることにより、インクジェットヘッド3のノズル面を吸引キャップ10により覆うことができるようになっている。
ポンプ11は、吸引キャップ10に接続されている。吸引キャップ10及びポンプ11は、後述するパージを行うためのものであり、これらが、本発明に係るパージ手段に相当する。
廃液タンク12は、プラテン5の下方(UV照射装置4と反対側)に配置されており、その内部に、前述のフラッシングやパージによって排出されたインクが貯留される。また、廃液タンク12はその上面が開口しているとともに、この開口を塞ぐようにプラテン5が配置されている。これにより、UV照射装置4からプラテン5に照射された紫外線は、透明なプラテン5を透過して、プラテン5の下方に位置する廃液タンク12に照射される。
次に、プリンタ1の動作を制御する制御装置20について説明する。図4は、制御装置20のブロック図である。プリンタ1は、後述するように、記録用紙Pへの印刷、フラッシング、パージ、廃液タンク12に貯留されたインクの硬化などの動作を行うことができるように構成されており、制御装置20は、プリンタ1にこれらの動作を行わせる際の、プリンタ1の各部分の動作を制御するものである。制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などからなり、これらが、キャリッジ制御部22、ヘッド制御部23、UV照射制御部24、用紙搬送制御部25、キャップ制御部26及びポンプ制御部27などとして動作する。
キャリッジ制御部22は、記録用紙Pへの印刷、フラッシング、パージ、廃液タンク12内のインクの硬化を行う際などのキャリッジ2の動作を制御する。ヘッド制御部23は、記録用紙Pへの印刷、フラッシング、パージを行う際などのインクジェットヘッド3の動作を制御する。
UV照射制御部24は、記録用紙Pへの印刷、廃液タンク12内のインクの硬化を行う際などのUV照射装置4の動作を制御する。用紙搬送制御部25は、記録用紙Pへの印刷を行う際などの搬送ローラ6〜9の動作を制御する。キャップ制御部26は、パージを行う際などの吸引キャップ10の動作を制御する。ポンプ制御部27は、フラッシング、パージを行う際などのポンプ11の動作を制御する。
次に、記録用紙Pへの印刷、フラッシング、パージ、廃液タンク12に貯留されたインクの硬化を行わせる際の、プリンタ1の動作についてそれぞれ説明する。
まず、記録用紙Pへの印刷を行わせる際のプリンタ1の動作について説明する。プリンタ1において記録用紙Pに印刷を行わせる際には、制御装置20により制御を行って、図3(a)に示すように、搬送ローラ6〜9により記録用紙Pを紙送り方向に搬送させる。そして、記録用紙Pがキャリッジ2(インクジェットヘッド3、UV照射装置4)と対向する位置にきたときに、キャリッジ2とともに走査方向に移動するインクジェットヘッド3からインクを吐出させて、記録用紙Pにインクを着弾させる。さらに、同じくキャリッジ2とともに走査方向に移動するUV照射装置4から紫外線を照射させて、記録用紙Pに着弾したインクを硬化させる。これにより、記録用紙Pに印刷が行われる。なお、このとき、記録用紙Pはプラテン5により支持されている。
このとき、UV照射装置4が、走査方向に関するインクジェットヘッド3の両側に配置されているため、キャリッジ2の移動方向の上流側に位置するUV照射装置4から紫外線を照射させることにより、記録用紙Pに着弾したインクを直ちに硬化させることができる。したがって、インクを記録用紙Pに浸透する途中に硬化させることができ、印刷された画像の縁がぼやけてしまうのを防止することができる。
次に、フラッシングを行わせる際のプリンタ1の動作について説明する。プリンタ1においてフラッシングを行わせる際には、制御装置20により制御を行って、インクジェットヘッド3が吸引キャップ10と対向する位置にくるようにキャリッジ2を移動させる。そして、この状態(インクジェットヘッド3が記録用紙Pと対向していない状態)で、インクジェットヘッド3から吸引キャップ10に向かってインクを吐出させる。これにより、ノズル15内の増粘したインクなどが吸引キャップ10に排出される。さらに、その後、ポンプ11を駆動させる。これにより、吸引キャップ10に排出されたインクが廃液タンク12に移送される。
次に、パージを行う際のプリンタ1の動作について説明する。プリンタ1においてパージを行わせる際には、制御装置20により制御を行って、インクジェットヘッド3が吸引キャップ10と対向する位置にくるようにキャリッジ2を移動させる。そして、この状態で、吸引キャップ10を上方に移動させて、インクジェットヘッド3のノズル面を吸引キャップ10により覆い、続いてポンプ11を駆動させる。これにより、吸引キャップ10を介してノズル15からインクジェットヘッド3内の増粘したインクや異物などが吸引される(強制的に排出される)とともに、吸引されたインクが、廃液タンク12に移送される。
次に、廃液タンク12内のインクを硬化させる際のプリンタ1の動作について説明する。プリンタ1において、廃液タンク12内のインクを硬化させる際には、制御装置20により制御を行って、図3(b)に示すように、プラテン5上に記録用紙Pがない状態で、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させる。より詳細には、UV照射装置4からプラテン5に紫外線を照射させることにより、照射された紫外線が、透明なプラテン5をその下方(UV照射装置4と反対側)まで透過して、廃液タンク12に照射される。これにより、廃液タンク12内のインクに紫外線が照射され、廃液タンク12内のインクが硬化する。
ここで、廃液タンク12内のインクを硬化させていないと、プリンタ1を持ち運ぶ際などに、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまう虞がある。しかしながら、本実施の形態では、上述のように、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させることで廃液タンク12内のインクを硬化させているので、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態では、上述のフラッシング及びパージの直後に、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させる。フラッシングやパージが行われると、比較的多量のインクが廃液タンク12に排出されることになり、このインクを硬化させないままにしておくと、プリンタ1を持ち運ぶ際などに、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまいやすい。
しかしながら、本実施の形態では、上述のように、フラッシング及びパージの直後に、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させることにより、フラッシングやパージによって廃液タンク12に排出されたインクを直ちに硬化させることができるので、プリンタ1を持ち運ぶ際などに、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまうことを確実に防止することができる。
また、本実施の形態では、上述したように、インクが着弾した記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置4により、廃液タンク12に紫外線を照射している。すなわち、本実施の形態においては、本発明に係る第1光照射手段に相当するUV照射装置4が、本発明に係る第2光照射手段を兼ねている。したがって、UV照射装置4とは別に、廃液タンク12に紫外線を照射するための専用のUV照射装置などを設ける必要がなく、プリンタ1の構成が簡単になる。
また、本実施の形態では、プラテン5が透明であるとともに、廃液タンク12がプラテン5の下方(UV照射装置4と反対側)に配置されているので、プラテン5上に記録用紙Pがない状態で、UV照射装置4からプラテン5に紫外線を照射させることにより、この紫外線がプラテン5を透過して廃液タンク12に照射される。したがって、記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置4から、容易に、廃液タンク12に紫外線を照射させることができる。
また、プラテン5が透明とすることにより、容易に、UV照射装置4から照射された紫外線を、プラテン5の下方(UV照射装置4と反対側)まで透過するように構成することができる。
以上に説明した実施の形態によると、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させて、廃液タンク12内のインクを硬化させているので、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまうことを防止することができる。
さらに、フラッシングやパージが行われると、比較的多量のインクが廃液タンク12に排出されることになり、このインクを硬化させないままにしておくと、プリンタ1を持ち運ぶ際などに、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまいやすい。しかしながら、フラッシング及びパージの直後に、UV照射装置4から廃液タンク12への紫外線の照射を行うことにより、フラッシングやパージによって廃液タンク12に排出されたインクを直ちに硬化させることができるので、プリンタ1を持ち運ぶ際などに、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまうことを確実に防止することができる。
また、記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置4から廃液タンク12に向けて紫外線を照射させることにより廃液タンク12内のインクを硬化させているので、UV照射装置4とは別に、廃液タンク12に紫外線を照射するための専用のUV照射装置などを設ける必要がなく、プリンタ1の構成を簡単にすることができる。
さらに、このとき、プラテン5が透明であり、廃液タンク12がプラテン5の下方に配置されているため、プラテン5上に記録用紙Pがない状態で、UV照射装置4からプラテン5に紫外線を照射させることにより、この紫外線がプラテン5を透過して廃液タンク12に照射される。したがって、記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置4から、容易に、廃液タンク12に紫外線を照射させることができる。
また、プラテン5が透明とすることにより、容易に、UV照射装置4から照射された紫外線を、プラテン5の下方まで透過するように構成することができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
一変形例では、図5に示すように、プリンタ30において、プラテン31が透明でない(光透過性の材料により構成されていない)とともに、プラテン31に複数のスリット31aが形成されている。複数のスリット31aは、それぞれ、紙送り方向に延びているとともに、プラテン31をその厚み方向に貫通して、その上面から下面まで延びている。また、複数のスリット31aは、走査方向に配列されている(変形例1)。
この場合には、廃液タンク12内のインクを硬化させる際に、キャリッジ2を走査方向に移動させながら、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させる。より詳細には、UV照射装置4からプラテン31に紫外線を照射させることにより、照射させた紫外線が、スリット31aと通過してプラテン31の下方(UV照射装置4と反対側)まで透過して、プラテン31の下方に配置された廃液タンク12に照射される。これにより、廃液タンク12内のインクに紫外線が照射され、廃液タンク12内のインクが硬化する。
また、この場合には、プラテン31にスリット31aを形成することにより、容易に、UV照射装置4から照射された紫外線を、プラテン31の下方(UV照射装置4と反対側)まで透過するように構成することができる。
別の一変形例では、図6に示すように、プリンタ40において、その上面が開口した廃液タンク41が、プラテン5の左側に(走査方向に関してプラテン5に隣接して)配置されている。なお、この場合には、プラテン5は透明でなくても(光透過性の材料により構成されていなくても)よい(変形例2)。
この場合には、廃液タンク41が、走査方向に関してプラテン5に隣接して配置されているので、UV照射装置4をキャリッジ2とともに走査方向に廃液タンク41と対向する位置まで移動させ、この状態で、UV照射装置4から紫外線を照射させることにより、廃液タンク41内に貯留されたインクを硬化させることができる。
そして、このように、記録用紙Pに着弾させたインクを硬化させるためのUV照射装置4を用いて、廃液タンク41内のインクを硬化させることができるため、UV照射装置4とは別に、廃液タンク41内のインクに紫外線を照射するための専用のUV照射装置などを設ける必要がなく、プリンタ40の構成が簡単になる。
また、この場合には、インクジェットヘッド3をキャリッジ2とともに走査方向に廃液タンク41と対向する位置にくるまで移動させ、この状態(インクジェットヘッド3が記録用紙Pと対向していない状態)で、インクジェットヘッド3から廃液タンク41に直接インクを吐出させることによりフラッシングを行わせることができる。これにより、フラッシングの際にポンプ11を駆動させる必要がなく、ポンプ11の消費電力を低減することができる。
また、以上の説明では、インクジェットヘッド3がキャリッジ2とともに走査方向に往復移動する、いわゆるシリアル式のインクジェットヘッドであったがこれには限られない。
図7は、以下に説明する変形例3のプリンタ50の概略構成図である。図8は図7を矢印VIIIの方向から見た図であり、(a)が印刷を行っている状態、(b)がフラッシングを行っている状態、(c)が後述する廃液タンク57内のインクを硬化させている状態をそれぞれ示している。
変形例3では、図7、図8に示すように、プリンタ50において、略円筒形状の2つの搬送ローラ51、52にベルト53が巻きかけられており、搬送ローラ51、52が反時計回りに回転することで、ベルト53が反時計回りに回転し、これにより、ベルト53の上面に配置された記録用紙Pが図8の左方に搬送される。また、ベルト53には、その一部に、ベルト53の幅方向(図8の紙面垂直方向)に延びた略矩形の貫通孔53aが形成されている。
また、インクジェットヘッド54が、ベルト53の上面と対向するように配置されている、さらに、インクジェットヘッド54の、ベルト53の移動方向の下流側(図9の左側)には、UV照射装置55が配置されている。なお、インクジェットヘッド44はいわゆるラインヘッドであり、ベルト53の幅方向に、ベルト53により搬送される記録用紙Pとほぼ同じ長さだけ延びている。また、UV照射装置55も、ベルト53の幅方向に、この記録用紙Pとほぼ同じ長さだけ延びている。そして、前述の貫通孔53aは、ベルト53の幅方向に、インクジェットヘッド54及びUV照射装置55と同じ長さだけ延びている。
また、搬送ローラ51、52に巻きかけられたベルト53の内側には、インクジェットヘッド54と対向するように、ベルト53とともに記録用紙Pを支持するためのプラテン56が配置されており、プラテン56のインクジェットヘッド54と対向する部分には、上面が開口したインク受け56aが形成されている。また、プラテン56の図8の左側には、UV照射装置55と対向する位置に、その上面が開口した廃液タンク57が配置されている。また、インク受け56aは、廃液タンク57に接続されている。
また、プリンタ50は、制御装置58によりその動作が制御される。制御装置58は、制御装置20(図4参照)と同様のヘッド制御部23、UV照射制御部24、用紙搬送制御部25などを備えており、ヘッド制御部23がインクジェットヘッド54の動作を制御し、UV照射制御部24がUV照射装置55の動作を制御し、用紙搬送制御部25が搬送ローラ51、52の動作を制御する。
そして、プリンタ50においては、図8(a)に示すように、搬送ローラ51、52(ベルト53)を回転させることにより、ベルト53上に配置された記録用紙Pを搬送させ、記録用紙Pがインクジェットヘッド54と対向する位置にきたときに、インクジェットヘッド54からインクを吐出させるとともに、記録用紙PがUV照射装置55と対向する位置にきたときに、UV照射装置55から紫外線を照射させることにより、記録用紙Pに印刷を行わせる。
また、ベルト53(搬送ローラ51、52)を回転させて、図8(b)に示すように、ベルト53に形成された貫通孔53aがインクジェットヘッド54と対向する位置にきたときに(記録用紙Pと対向しない状態で)、インクジェットヘッド54からインクを吐出させることによりフラッシングを行わせる。このとき、吐出されたインクは、貫通孔53aを通過して、インク受け56aに達し、インク受け56aから廃液タンク57に移送される。
また、搬送ローラ51、52を回転させることによってベルト53を回転させ、図8(c)に示すように、貫通孔53aがUV照射装置55と対向する位置にきたときに、UV照射装置55から紫外線を照射させることにより、紫外線が貫通孔53aを通過して廃液タンク57に達し、廃液タンク57内のインクを硬化させることができる。これにより、プリンタ50を持ち運ぶ際などに廃液タンク57内のインクが外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
ここで、上述したようにフラッシングを行うと、比較的多くのインクがインク受け56aから廃液タンク57に流れ込むため、廃液タンク57内のインクを硬化させていないと、プリンタ50を持ち運ぶ際などに廃液タンク57内のインクが外部に漏れ出してしまいやすい。
しかしながら、UV照射装置55が、ベルト53の移動方向に関してインクジェットヘッド54の下流側に隣接して配置されているので、前述したように、フラッシングを行わせた後、ベルト53(搬送ローラ51、52)を回転させると、すぐに貫通孔53aがUV照射装置55と対向する位置までくるので、フラッシングを行わせた直後に、UV照射装置55から廃液タンク57に紫外線を照射させて、廃液タンク57内のインクを硬化させることができる。これにより、廃液タンク57内のインクが外部に漏れ出してしまうのを確実に防止することができる。
また、この場合にも、インクジェットヘッド54からインクが吐出された記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置55から廃液タンク57に紫外線を照射して、廃液タンク57内のインクを硬化させているため、すなわち、本発明に係る第1光照射手段が、本発明に係る第2光照射手段を兼ねているため、UV照射装置55とは別に、廃液タンク57に紫外線を照射するためのUV照射装置などを設ける必要がなく、プリンタ50の構成が簡単になる。
なお、変形例3のプリンタ50においては、廃液タンク57と接続されているとともに、インクジェットヘッド54を覆うことが可能な吸引キャップ、及び、廃液タンクの吸引キャップとの間に設けられたポンプをさらに備えており、吸引キャップによりインクジェットヘッド54を覆った状態でポンプを駆動させることにより、インクジェットヘッド54内の増粘したインクや異物などを吸引させるとともに、吸引させたインクを廃液タンク57に移送させる(インクジェットヘッド54内のインクをノズルから強制的に廃液タンク57に排出させる)パージを行わせることができるように構成されていてもよい。
この場合には、パージが行われると比較的多量のインクが廃液タンク57に排出されるが、パージの直後に、上述したのと同様にしてUV照射装置55から廃液タンク57に紫外線を照射させて廃液タンク57内のインクを硬化させれば、プリンタ50を持ち運ぶ際などに、廃液タンク57内のインクが外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
なお、この場合には、吸引キャップは、例えば、パージを行うとき以外は、印刷などの邪魔にならないよう、図示しない位置に退避しており、パージを行うときにのみインクジェットヘッド54と対向する位置まで移動してきて、インクジェットヘッド54のノズル面を覆うように構成される。
また、以上の説明では、インクが着弾した記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置4、55から直接廃液タンク12、57に紫外線を照射することにより、廃液タンク12、57内のインクを硬化させていたが、これには限られない。
別の一変形例では、図11に示すように、プリンタ60において、廃液タンク61が、UV照射装置4よりも図11における手前に配置されており、キャリッジ2をどの位置に移動させても、UV照射装置4を廃液タンク61と対向させることができない、すなわち、UV照射装置4から廃液タンク61に直接紫外線を照射することができないようになっている。また、UV照射装置4には光ファイバ62が延びており、光ファイバ62は、廃液タンク61の上方の、廃液タンク61と対向する位置まで延びている。なお、この場合には、プラテン5は、透明でなくても(光透過性の材料により構成されていなくても)よい(変形例4)。
この場合には、フラッシング及びパージの後などに、UV照射装置4から照射させた紫外線を、光ファイバ62を介して廃液タンク61に紫外線を照射させることにより、廃液タンク61内のインクを硬化させることができ、これにより、プリンタ60を持ち運ぶ際などに、廃液タンク61内のインクが外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
また、この場合には、UV照射装置4から照射した紫外線を、光ファイバ62を介して廃液タンク61に照射させるため、UV照射装置4とは別に、廃液タンク61に紫外線を照射するための専用のUV照射装置などを設ける必要がなく、プリンタ60の構成を簡単にすることができる。
別の一変形例では、プリンタ70において、変形例4と同様の廃液タンク61を備えているとともに、廃液タンク61の上方に、廃液タンク61と対向するように。UV照射装置4(第1光照射手段)とは別のUV照射装置71(第2光照射手段)が配置されている(変形例5)。なお、変形例5では、制御装置20のUV照射制御部24(図4参照)が、UV照射装置4及びUV照射装置71の動作を制御する。
この場合には、フラッシング及びパージの後などに、UV照射装置71から廃液タンク61に紫外線を照射させることにより、廃液タンク61内のインクを硬化させることができ、これにより、プリンタ70を持ち運ぶ際などに、廃液タンク61内のインクが外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
ただし、この場合には、インクが着弾した記録用紙Pに紫外線を照射するためのUV照射装置4(第1光照射手段)とは別に、廃液タンク61に紫外線を照射するための専用のUV照射装置71(第2光照射手段)を設ける必要がある。
また、上述の実施の形態では、フラッシング及びパージの直後に廃液タンク12に、UV照射装置4から紫外線を照射させたが、これには限られず、例えば、パージの直後にはUV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させるが、フラッシングの直後にはUV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させなくてもよい。
パージが行われると、廃液タンク12には特に多量のインクが排出されるため、廃液タンク12内のインクを硬化させないままにしておくと、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまいやすいが、パージの直後に、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させて廃液タンク12内のインクを硬化させることにより、廃液タンク12内のインクが外部に漏れ出してしまうのを防止することができる。
一方、フラッシングが行われると、比較的多量のインクが廃液タンク12に排出されるものの、その量はパージが行われたときと比較すれば少量であるため、廃液タンク12内のインクを硬化させないままの状態にしていたとしても、パージが行われることによって廃液タンク12に排出されたインクを硬化させないままの状態にしていた場合と比較すれば、廃液タンク12内のインクは外部に漏れ出しにくい。
したがって、フラッシングの直後には、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させないことにより、UV照射装置4の消費電力を低減することができる。なお、この場合には、パージの直後にUV照射装置4から廃液タンク12に照射させる紫外線により、パージが行われることにより廃液タンク12に排出されたインクとともに、パージよりも前に行われたフラッシングにより廃液タンク12に排出されたインクを硬化させることができる。
さらには、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させるのは、フラッシング及びパージの直後には限られず、例えば、所定時間が経過する毎に、UV照射装置4から廃液タンク12に紫外線を照射させるなどしてもよい。
以上では、インクジェットヘッドから記録用紙にUV硬化性のインクを吐出することにより、記録用紙に印刷を行うプリンタに本発明を適用した例について説明したが、インク以外の光硬化性の液体を記録用紙以外の吐出対象に吐出する液体吐出装置に本発明を適用することも可能である。
本発明における実施の形態に係るプリンタの概略構成図であり、(a)がプラテン上に記録用紙が配置されている状態、(b)がプラテン上に記録用紙が配置されていない状態をそれぞれ示している。 図1の平面図である。 図2を矢印IIIの方向から見た図ある。 図1の制御装置のブロック図である。 変形例1の図1(b)相当の図である。 変形例2の図1(b)相当の図である。 変形例3に係るプリンタの概略構成図である。 図7を矢印VIIIの方向から見た図であり、(a)が印刷を行っている状態、(b)がフラッシングを行っている状態、(c)が廃液タンク内のインクを硬化させている状態をそれぞれ示している。 変形例4の図1(b)相当の図である 変形例5の図1(b)相当の図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 キャリッジ
3 インクジェットヘッド
4 UV照射装置
5 プラテン
10 吸引キャップ
11 ポンプ
12 廃液タンク
20 制御装置
30 プリンタ
31 プラテン
31a スリット
40 プリンタ
41 廃液タンク
50 プリンタ
53 ベルト
54 インクジェットヘッド
55 UV照射装置
57 廃液タンク
58 制御装置
60 プリンタ
61 廃液タンク
70 プリンタ
71 UV照射装置

Claims (9)

  1. ノズルから光硬化性の液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドにより液体が吐出された吐出対象に光を照射する第1光照射手段と、
    前記液体吐出ヘッドから排出された液体を貯留するための廃液タンクと、
    前記廃液タンク内の液体に光を照射する第2光照射手段とを備えていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第1光照射手段が、前記第2光照射手段を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記吐出対象を、前記液体吐出ヘッド及び前記第1光照射手段と反対側から支持する支持部材をさらに備えており、
    前記廃液タンクが、前記支持部材の、前記第1光照射手段と反対側に配置されており、
    前記支持部材は、前記第1光照射手段により前記支持部材に照射された光が、前記支持部材の前記第1光照射手段と反対側まで透過するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記支持部材が光透過性の材料によって構成されていることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記支持部材に、前記支持部材を貫通して前記第1光照射手段側の面から前記第1光照射手段と反対側の面まで延びたスリットが形成されていることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  6. 前記液体吐出ヘッドと前記第1光照射手段とを担持するとともに、所定の走査方向に移動可能なキャリッジ手段を備えており、
    前記廃液タンクが、前記走査方向に関して、前記支持部材に隣接して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  7. 前記液体吐出ヘッド、前記第1光照射手段、前記第2光照射手段及び前記キャリッジ手段を制御する制御手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の液体吐出装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記液体吐出ヘッドに、前記吐出対象と対向していない状態で前記ノズルから液体を吐出させることにより、液体吐出ヘッド内の液体を前記廃液タンクに排出するフラッシングを行わせるとともに、
    前記液体吐出ヘッドに前記フラッシングを行わせた直後に、前記第2光照射手段によって前記廃液タンク内の液体に光を照射させるよう制御することを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記制御手段に制御されるものであって、前記液体吐出ヘッド内の液体を前記ノズルから強制的に前記廃液タンクに排出させるパージを行うパージ手段をさらに備えており、
    前記制御手段は、
    前記パージ手段に前記パージを行わせた直後に、前記第2光照射手段によって前記廃液タンク内の液体に光を照射させるように制御することを特徴とする請求項7又は8に記載の液体吐出装置。
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