JP2010154445A - 携帯型電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体内にアンテナ実装のための格別な収納スペースを確保する必要がなく、小型化と防水性を確保することができる携帯型電子装置を提供する。
【解決手段】操作部5を備えた第1の筐体2と、液晶表示装置22を備えた第2の筐体3とをヒンジ機構4によって開閉可能に連結した携帯電話機1において、第1の筐体2を構成する第1前面筐体6と第1背面筐体7との接合面間に第1のシール部材を介装してシール構造とするとともに、この第2のシール部材内に第1のアンテナを埋設する。第2の筐体3を構成する第2前面筐体20と第2背面筐体21との接合面間に同じく第2のシール部材を介装するとともに、この第2のシール部材内に前記第1のアンテナとともにダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナを埋設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイバーシティ受信方式の通信形態を採用した携帯型電子装置に関するものである。
近年、ダイバーシティ受信方式の通信形態を採用した携帯電話機が主流になりつつある。携帯電話機で通信を行なう場合、携帯電話機は、直接基地局から届く電波と、建物などの障害物に当たって反射した電波等の様々な電波を受信する。これらの電波が互いに干渉し合うと、電話機に届く電波の強さが大きく変化する電波障害を起こし、通信品質が低下する。このような電波の強弱現象を「フェージング」と称し、このフェージング現象を改善し通信品質の維持と安定性を向上させるための受信方式として、ダイバーシティ受信方式が知られている。
ダイバーシティ受信方式は、複数の受信系統から最も受信状態の良好な電波を自動的に選択して受信することにより、受信電波のレベル変動を極力少なくする受信方式である。この場合、2つのアンテナを互いに相関関係が少ない位置、言い換えれば空間的に離間した適切な場所に設置することが必要で(スペースダイバーシティ受信)、受信電波の波長の約半分程度離れていることが望ましいとされる。このようなダイバーシティ受信方式を採用した携帯電話機としては、例えば、特許文献1〜4に開示されているように、従来から種々提案されている。
特許文献1に開示されている携帯通信端末は、ヒンジ機構によって相対的に回動自在に連結された第1、第2の端末本体を備え、第1の端末本体のヒンジ機構とは反対側端部に第1のアンテナを設け、この第1のアンテナとでダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナを前記ヒンジ機構の近傍部に設けている。
特許文献2に記載されている携帯電話機は、本体に回転軸を中心として回動可能なアンテナ支持体を設け、本体内に前記回転軸と平行な第1のアンテナを配設し、アンテナ支持体に第2のアンテナを前記第1のアンテナと平行に配設している。
特許文献3に記載されている携帯電話機は、携帯電話機の外部に突き出す送受共用のホイップアンテナと、携帯電話機内部の受信専用アンテナを、プリント基板上に備え付けた折り畳み式のダイバーシティ方式携帯電話機において、前記ホイップアンテナと前記受信専用アンテナの両者の機能を一つにしたアンテナを、電話機の折り畳み自在なヒンジ部に埋設している。
特許文献4に記載されている携帯端末は、第1の筐体と、表示部を有する第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを略同一平面上で回転させる第1の回転軸とを有する携帯端末において、前記第1の筐体に配置された第1のアンテナと、前記第2の筐体に配置された第2のアンテナとを備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体との相対的な回転により前記第1のアンテナの長軸方向と前記第2のアンテナの長軸方向とが交差する停止位置を受信位置としている。
特開2004−128971号公報 特開2006−121382号公報 特開2004−96302号公報 特開2007−306347号公報
上記した引用文献1〜4に開示されている携帯電話機は、そのいずれも筐体内にアンテナを配設しているため、アンテナ実装のための収納スペースを確保する必要があるという問題があった。
また、特許文献3に記載の伸縮可能なホイップアンテナを備えた携帯電話機においては、防水構造とする場合、伸縮構造およびアンテナの収納構造に防水構造を用いる必要があるため、アンテナ取付部の筐体構造が複雑になるという問題があった。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、筐体内にアンテナ実装のための格別な収納スペースを確保する必要がなく、またホイップアンテナのように伸縮させたりする必要がない携帯型電子装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、第1、第2の筐体を備え、不使用時において前記第1、第2の筐体を互いに重なり合うように連結した通信機能を有する携帯型電子装置において、前記第1の筐体を構成する第1前面筐体と第1背面筐体との接合面間に介装された第1のシール部材と、前記第1のシール部材に埋設された第1のアンテナと、前記第2の筐体を構成する第2前面筐体と第2背面筐体との接合面間に介装された第2のシール部材と、前記第2のシール部材に埋設され前記第1のアンテナとともにダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナとを備えているものである。
また本発明は、上記発明において、携帯型電子装置が携帯電話機からなり、第1、第2のアンテナのいずれか一方が送受信用のアンテナで、他方が受信用のアンテナである。
また本発明は、上記発明において、携帯型電子装置が地上波デジタル放送受信対応のテレビ受信機を含み、第1、第2のアンテナがともに受信用のアンテナである。
また本発明は、上記発明において、携帯型電子装置がパーソナルコンピュータからなり、第1、第2のアンテナのいずれか一方が送受信用のアンテナで、他方が受信用のアンテナである。
また本発明は、上記発明において、第1の筐体と第2の筐体がヒンジ機構によって折り畳み自在に連結されているものである。
また本発明は、上記発明において、第1の筐体と第2の筐体がスライド機構によって同一平面上において相対的にスライド自在に連結されているものである。
また本発明は、上記発明において、第1の筐体と第2の筐体が連結軸によって同一平面上において相対的に回動自在に連結されているものである。
さらに本発明は、上記発明において、第1、第2のアンテナがそれぞれダイポールアンテナである。
本発明において、第1前面筐体と第1背面筐体との接合面間に介装された第1のシール部材は、第1の筐体を気密にシールし、防水構造とする。同じく、第2前面筐体と第2背面筐体との接合面間に介装された第2のシール部材は、第2の筐体を気密にシールし、防水構造とする。第1、第2のシール部材には、ダイバーシティアンテナを構成する第1、第2のアンテナが介装されているので、第1、第2の筐体内にはアンテナを収納するための格別なスペースを確保する必要がなく、またホイップアンテナのように伸縮する必要がないので、取り扱いが容易である。
本発明においては、通信機能を備えた携帯型電子装置として、携帯電話機、地上波デジタル放送受信対応のテレビ受信機および防水型のパーソナルコンピュータなどに適用することができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明を折り畳み式携帯電話機に適用した一実施の形態を示す使用時の斜視図、図2は携帯電話機不使用時の斜視図、図3は第1の筐体と第2の筐体の内部を示す平面図、図4は第1の筐体の防水構造を示す図で、(A)は第1の筐体をシールする前の状態においる図1のA−A線断面図、(B)は第1の筐体をシールした状態における図1のA−A線断面図である。図5は第2の筐体の防水構造を示す図で、(A)は第2の筐体をシールする前の状態における図1のB−B線断面図、(B)は第2の筐体をシールした状態における図1のB−B線断面図である。
図1〜図3において、折り畳み式の携帯電話機1は、第1の筐体2と、第2の筐体3とを備え、これら両筐体2、3をヒンジ機構4によってその操作面2aおよび表示面3aと直交する方向に相対的に略180°の角度範囲で回動可能に連結することにより、不使用時においては図2に示すように第1の筐体2と第2の筐体3が互いに重なり合って操作面2aと表示面3aが密接し、図1に示すように使用時においては第2の筐体3が第1の筐体2に対して相対的にヒンジ機構4の軸線周りに略180°回動して開き、操作面2aと表示面3aが同方向を向く所謂折り畳み式の電話機を構成している。
前記第1の筐体2は、操作面2aに各種の操作部5を有する第1前面筐体6と、電源8プリント基板9およびマイクロホン13を収納する第1背面筐体7とで構成されている。プリント基板9には、給電部10と、ダイバーシティ受信回路を有し信号を受信し復調する無線部11および制御部12等が実装されている。給電部10は、図3においてプリント基板9の左上隅部に設けられている。
図4において、第1の筐体2の第1前面筐体6と第1背面筐体7は、第1のシール部材14を介して一体的に結合されることにより気密防水構造を構成している。このため、第1前面筐体6と第1背面筐体7の接合面6a、7aには、前記第1のシール部材14を収納するシール溝15、16が全周にわたってそれぞれ形成されている。また、第1のシール部材14の内部には、図3に示すように広帯域な特性が要求される送受信用のアンテナとして機能する第1のアンテナ17が埋設されている。第1のアンテナ17としては、第1、第2のアンテナエレメント17A、17BからなるV字型のダイポールアンテナが用いられ、第1のアンテナエレメント17Aの一端が給電部10に接続され、第2のアンテナエレメント17Bの一端が接地側として第1前面筐体6に接続されている。第1のシール部材14としては、第1のアンテナ17を埋設するために径の大きいものを用いる必要がなく、従来のシール部材と同等の外径を有するものが用いられる。
図1〜図3および図5において、前記第2の筐体3は、同じく第2前面筐体20と、第2背面筐体21とからなり、内部に液晶表示装置22とスピーカ23を搭載したプリント基板24が収納されている。液晶表示装置22の表示面22aは、第2前面筐体20の表示面3aに露呈している。プリント基板24は、フレキシブルプリント基板25によって前記第1の筐体2のプリント基板9に電気的に接続されている。フレキシブルプリント基板25は、第2背面筐体21からヒンジ機構4の内部を通って第1背面筐体7に導かれている。
図5において、第2前面筐体20と第2背面筐体21は、第2のシール部材28を介して一体的に結合されることにより気密防水構造を構成している。このため、第2前面筐体20と第2背面筐体21の接合面20a、21aには、第2のシール部材28を収納するシール溝29、30が全周にわたってそれぞれ形成されている。
また、第2のシール部材28の内部には、図3に示すように受信用のアンテナからなる第2のアンテナ31が埋設されている。この第2のアンテナ31は、前記第1のアンテナ17とともにダイバーシティアンテナを構成するもので、受信する信号帯の1/4波長の長さをそれぞれ持つ第1、第2のアンテナエレメント31A、31BからなるV字型のダイポールアンテナが用いられ、第1のアンテナエレメント31Aの一端が前記プリント基板24に設けた給電部32に接続され、第2のアンテナエレメント31Bの一端が接地側として前記第2背面筐体21に接続されている。給電部32は、不使用時において第1の筐体2の給電部10と重なり合わないようにするために、図3においてプリント基板24の右下隅部に設けられている。第2のアンテナ31または第1のアンテナ7によって受信され無線部11に入力された受信信号は、復調され制御部12によって信号処理され情報として取り出される。第2のアンテナ31は、受信用のため送受信用の第1のアンテナ17に比べて狭帯域な特性のものが用いられる。なお、第2のシール部材28としては、第2のアンテナ31を埋設するために径の大きいものを用いる必要がなく、第1のシール部材14と同様、従来のシール部材と同等の外径を有するものが用いられる。
このような構造からなる携帯電話機1においては、第1の筐体2を構成する第1前面筐体6と第1背面筐体7の接合面6a、7a間をシールする第1のシール部材14内に第1のアンテナ17を埋設し、第2の筐体3を構成する第2前面筐体20と第2背面筐体21の接合面20a、21a間をシールする第2のシール部材28内に、第1のアンテナ17とともにダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナ31を埋設しているので、受信状態の良好な電波を自動的に選択して受信することにより、受信電波のレベル変動が少なく、携帯電話機1の受信品質を向上させることができ、また第1の筐体2と第2の筐体3の内部にアンテナを組込む必要がないので、これら筐体内の構造の簡素化、ひいては携帯電話機1自体の小型化を実現することが可能である。
また、第1、第2のアンテナ17、31として、V字型ダイポールアンテナを用いているので、ホイップアンテナのように伸縮する必要がなく取り扱いが容易で、所要の長さを確保することができる。
また、第1、第2の筐体2、3を第1、第2のシール部材14、28によってそれぞれシールしているので、第1、第2の筐体2、3の防水性を向上させることができる。
さらに、使用時に第2の筐体3を第1の筐体2に対して相対的に略180°回動させて開くと、第1のアンテナ17と第2のアンテナ31との間の距離を十分に長くとることができるため、良好なダイバーシティ効果を得ることができる。
図6は本発明の他の実施の形態を示す携帯電話機の使用時における外観斜視図、図7は携帯電話機の不使用時における外観斜視図、図8は第1の筐体と第2の筐体の内部を示す平面図である。上記した実施の形態と同一構成部品、部分については、同一符号をもって示し、その説明を適宜省略する。
これらの図において、本実施の形態は、第1の筐体41と第2の筐体42をスライド機構(図示せず)によって同一平面上において相対的に長手方向(矢印44方向)にスライド自在に連結した携帯型電話機40に適用した例を示す。
第1の筐体41は、操作面41aに複数の操作部5を有し、この操作面41aに沿って第2の筐体42が矢印44方向にスライド自在に配設されている。
第2の筐体42は、表示面42aを上にして第1の筐体41の操作面41a上にスライド機構によりスライド自在に配設され、不使用時においては図7に示すように第1の筐体41上に重なり合って収納され、使用時においては図6に示すように第1の筐体2の前端側に所定量引出されるように構成されている。第1、第2の筐体41、42のスライド機構としては、従来周知の溝とこの溝に沿って摺動する摺動子とで構成されている。
すなわち、本実施の形態における携帯電話機40は、第1の筐体41と第2の筐体42をスライド機構によって同一平面上においてスライド自在に連結した点が、上記した実施の形態で示した第1の筐体2と第2の筐体3をヒンジ機構4によって折り畳み自在に連結した携帯電話機1と異なるだけで、その他の構成は略同一である。
このため、第1の筐体41は、第1前面筐体45と、第1背面筐体46とを備え、これら両筐体45、46の接合面には、内部に第1のアンテナ17(図3、図4)を埋設した第1のシール部材14が介装されている。同じく、第2の筐体42は、第2前面筐体47と、第2背面筐体48とを備え、その接合面には、前記第1のアンテナ17とともにダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナ31(図3、図5)を埋設した第2のシール部材28が介装されている。
このようなスライド型の携帯電話機40においても、スライド機構による影響を受けにくく、上記した折り畳み式の携帯電話機1と同様に安定した通信品質が得られる。
図9は本発明のさらに他の実施の形態を示す携帯電話機の不使用時における外観斜視図である。本実施の形態は、第1の筐体51と第2の筐体52が連結軸53によって、矢印54で示すように同一平面上において相対的に回動自在に連結された携帯電話機50に適用した例を示す。
第2の筐体52は、図6〜図8に示した携帯電話機40の第2の筐体42と同様に、表示面52aを上にして第1の筐体51の操作面上に連結軸53を介してその軸線回りに回動自在に配設され、不使用時に第1の筐体51の上に重なり合い、使用時には不使用時の状態から180°回動した位置に移動して第1の筐体51の前端側に飛び出すように構成されている。連結軸53は、第1の筐体51と第2の筐体52の上端部中央を互いに回動自在に連結している。
第1の筐体51と第2の筐体52の構造は、上記した第1の筐体2、41と第2の筐体3、42と略同一である。このため、第1の筐体51を構成する第1前面筐体55と第1背面筐体56との接合面には、図4に示すように第1のアンテナ17を埋設した第1のシール部材14が介装され、同じく、第2の筐体52を構成する第2前面筐体57と第2背面筐体58との接合面には、図5に示すように第1のアンテナ17とともにダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナ31を埋設した第2のシール部材28が介装されている。
このような構造からなる携帯電話機50においても上記した携帯電話機1、40と同様な効果が得られることは明らかであろう。
なお、上記した実施の形態においては、いずれも第1の筐体2、41、51をシールする第1のシール部材14に送受信用の第1のアンテナ17を埋設し、第2の筐体2、42、52をシールする第2のシール部材28に受信用の第2のアンテナ31を埋設したが、本発明はこれに何ら特定されるものではなく、第1のシール部材14に受信用の第2のアンテナ31を埋設し、第2のシール部材28に送受信用の第1のアンテナ17を埋設してもよい。
本発明は、通信機能を備えた携帯型電子装置として、いずれも携帯電話機1、40、50に適用した例について説明したが、これに何ら限定されるものではなく電話機以外の電子装置にも適用することができる。例えば、地上波デジタル放送受信対応の防水型テレビ受信機や、防水型のパーソナルコンピュータにも適用することが可能である。地上波デジタル放送を受信するテレビ受信機に適用する場合は、送信用のアンテナを必要としないため、第1、第2のアンテナ17、31をともに受信用アンテナとすることができる。特に本発明においては、第1、第2のシール部材14、28内にV字型のダイポールアンテナからなる第1、第2のアンテナ17、31を埋設しているので、地上波デジタル放送のように比較的波長の長い周波数帯の信号を受信する場合、良好な受信特性を得ることができ有効である。
本発明を折り畳み式携帯電話機に適用した一実施の形態を示す使用時の斜視図である。 携帯電話機不使用時の斜視図である。 第1の筐体と第2の筐体の内部を示す平面図である。 第1の筐体の防水構造を示す図で、(A)は第1の筐体をシールする前の状態においる図1のA−A線断面図、(B)は第1の筐体をシールした状態における図1のA−A線断面図である。 第2の筐体の防水構造を示す図で、(A)は第2の筐体をシールする前の状態における図1のB−B線断面図、(B)は第2の筐体をシールした状態における図1のB−B線断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す携帯電話機の使用時における外観斜視図である。 携帯電話機の不使用時における外観斜視図である。 第1の筐体と第2の筐体の内部を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施の形態を示す携帯電話機の不使用時における外観斜視図である。
符号の説明
1…携帯電話機、2…第1の筐体、2a…操作面、3…第2の筐体、3a…表示面、4…ヒンジ機構、5…操作部、6…第1前面筐体、7…第1背面筐体、14…第1のシール部材、17…第1のアンテナ、 20…第2前面筐体、21…第2背面筐体、22…液晶表示装置、28…第2のシール部材、31…第2のアンテナ、40…携帯電話機、41…第1の筐体、42…第2の筐体、50…携帯電話機、51…第1の筐体、52…第2の筐体、53…連結軸。

Claims (8)

  1. 第1、第2の筐体を備え、不使用時において前記第1、第2の筐体を互いに重なり合うように連結した通信機能を有する携帯型電子装置において、
    前記第1の筐体を構成する第1前面筐体と第1背面筐体との接合面間に介装された第1のシール部材と、
    前記第1のシール部材に埋設された第1のアンテナと、
    前記第2の筐体を構成する第2前面筐体と第2背面筐体との接合面間に介装された第2のシール部材と、
    前記第2のシール部材に埋設され前記第1のアンテナとともにダイバーシティアンテナを構成する第2のアンテナとを備えている携帯型電子装置。
  2. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    携帯型電子装置が携帯電話機からなり、第1、第2のアンテナのいずれか一方が送受信用のアンテナで、他方が受信用のアンテナである携帯型電子装置。
  3. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    携帯型電子装置が地上波デジタル放送受信対応のテレビ受信機を含み、第1、第2のアンテナがともに受信用のアンテナである携帯型電子装置。
  4. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    携帯型電子装置がパーソナルコンピュータからなり、第1、第2のアンテナのいずれか一方が送受信用のアンテナで、他方が受信用のアンテナである携帯型電子装置。
  5. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    第1の筐体と第2の筐体がヒンジ機構によって折り畳み自在に連結されている携帯型電子装置。
  6. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    第1の筐体と第2の筐体がスライド機構によって同一平面上において相対的にスライド自在に連結されている携帯型電子装置。
  7. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    第1の筐体と第2の筐体が連結軸によって同一平面上において相対的に回動自在に連結されている携帯型電子装置。
  8. 請求項1記載の携帯型電子装置において、
    第1、第2のアンテナがそれぞれダイポールアンテナである携帯型電子装置。
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