JP2010154065A - 基地局及び下りバースト領域の割り当て方法 - Google Patents

基地局及び下りバースト領域の割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】下りバースト領域において未使用のスロットの数を抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブチャネルあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブチャネルの数と一致し、さらに互いに異なった値となるように定められている。バースト領域割り当て部16は、複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際の必要スロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が複数の参照値の間で存在する場合には、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように、当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
【選択図】図2

Description

本発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で定義された複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局と、当該基地局における下りバースト領域の割り当て方法に関する。
従来から無線通信に関して様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、WiMAXと呼ばれる、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で通信を行う無線通信技術が開示されている。
WiMAXでは、サブチャネル配置法として様々な方法が規定されている。そのうちの、下り方向の通信で適用される下りPUSC(Partial Usage of Subchannels)では、それぞれが複数のサブチャネルで構成された複数のメジャーグループが規定されている。
一方で、WiMAXでは、基地局から通信端末に向けて信号が送信される際に使用される下りサブフレーム内には、ユーザデータを送信するための下りバースト領域が割り当てられる。アレイアンテナを有する基地局が、下りバースト領域でのサブチャネル配置法として下りPUSCを採用し、アレイアンテナの指向性を制御するビームフォーミングを行って通信端末に信号を送信する場合には、メジャーグループ単位で下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる必要がある。
また、WiMAXでは、横軸にOFDMシンボルをとり、縦軸にサブチャネルをとった、OFDMシンボル(時間)−サブチャネル平面上において矩形となるように下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる必要がある。
さらに、WiMAXでは、一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルで構成される、「スロット」と呼ばれる単位で下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる必要がある。
特開2008−48236号公報
上述のように、WiMAXでは、下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる際には様々な制約が存在しているため、下りバースト領域を構成する複数のスロットでは、ユーザデータの送信に使用されないスロットが多く存在することがある。そのため、無線リソースを効率的に使用できない場合がある。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、下りバースト領域において未使用のスロットの数を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る基地局は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局であって、時間−サブチャネル平面上で定義される下りサブフレーム内に少なくとも一つの下りバースト領域を割り当てるバースト領域割り当て部と、前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に割り当てた下りバースト領域を用いてデータを送信する送信部とを備え、前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、前記バースト領域割り当て部は、時間−サブチャネル平面上で下りバースト領域が矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で当該下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に下りバースト領域を割り当てる際に使用する複数の参照値が定められており、前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、さらに互いに異なった値となるように定められており、前記バースト領域割り当て部は、前記複数の参照値のうちの一のある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、当該余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
また、本発明に係る基地局の一態様では、前記バースト領域割り当て部は、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する場合には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、当該余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合において、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該参照値から差し引いて得られる値が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する際には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
また、本発明に係る基地局は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局であって、時間−サブチャネル平面上で定義される下りサブフレーム内に少なくとも一つの下りバースト領域を割り当てるバースト領域割り当て部と、前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に割り当てた下りバースト領域を用いてデータを送信する送信部とを備え、前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、前記バースト領域割り当て部は、時間−サブチャネル平面上で下りバースト領域が矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で当該下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に下りバースト領域を割り当てる際に使用する複数の参照値が定められており、前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められており、前記バースト領域割り当て部は、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該一致する参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、当該一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
また、本発明に係る基地局の一態様では、前記バースト領域割り当て部は、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する場合には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、当該一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合において、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する際には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
また、本発明に係る下りサブバースト領域の割り当て方法は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局における下りバースト領域の割り当て方法であって、前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、下りバースト領域は、時間−サブチャネル平面上で矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で下りサブフレーム内に割り当てられ、下りサブフレーム内に下りバースト領域が割り当てられる際に使用される複数の参照値が定められており、前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められており、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、当該余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
また、本発明に係る下りサブバースト領域の割り当て方法は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局における下りバースト領域の割り当て方法であって、前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、下りバースト領域は、時間−サブチャネル平面上で矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で下りサブフレーム内に割り当てられ、下りサブフレーム内に下りバースト領域が割り当てられる際に使用される複数の参照値が定められており、前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められており、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該一致する参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、当該一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる。
本発明によれば、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、さらに互いに異なった値となるように定められた複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が複数の参照値の間で存在する場合には、複数のメジャーグループのうち、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そして、余りが零となる参照値が存在しない場合には、複数の参照値のうちのある参照値であって、必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そのため、一つの下りバースト領域を構成する複数のスロットにおいて、データの送信に使用されないスロットの数を抑制できる。
また、本発明の一態様によれば、複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が複数存在する場合には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そして、余りが零となる参照値が存在しない場合において、複数の参照値のうちのある参照値であって、必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該参照値から差し引いて得られる値が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が複数存在する際には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そのため、一つの下りバースト領域の時間方向の長さを抑制することができ、当該一つの下りバースト領域に対して時間方向で隣り合って他の下りバースト領域を配置しやすくなる。その結果、一つの下りサブフレーム内に複数の下りバースト領域を効率よく配置することができる。
また、本発明によれば、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められた複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が複数の参照値の間で存在する場合には、複数のメジャーグループのうち、当該一致する参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そして、一致する参照値が存在しない場合には、複数の参照値のうちのある参照値であって、必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そのため、一つの下りバースト領域を構成する複数のスロットにおいて、データの送信に使用されないスロットの数を抑制できる。
また、本発明の一態様によれば、複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が複数存在する場合には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そして、一致する参照値が存在しない場合において、複数の参照値のうちのある参照値であって、必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が複数存在する際には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てている。そのため、一つの下りバースト領域の時間方向の長さを抑制することができ、当該一つの下りバースト領域に対して時間方向で隣り合って他の下りバースト領域を配置しやすくなる。その結果、一つの下りサブフレーム内に複数の下りバースト領域を効率よく配置することができる。
図1は本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。また図2は、本実施の形態に係る無線通信システムが備える基地局1の構成を示す図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、例えば、IEEE802.16eに規定されているモバイルWiMAXに準拠したシステムであって、基地局1はOFDMA方式で複数の通信端末2と双方向の無線通信を行う。OFDMA方式で通信を行う基地局1は、サブチャネルとOFDMシンボルとで特定される無線リソースを複数の通信端末2のそれぞれに個別に割り当てることによって、当該複数の通信端末2と同時に通信することが可能となっている。
図2に示されるように、基地局1は、無線受信部11及び無線送信部12を有する無線通信部10と、データ処理部14と、ウェイト算出部15と、バースト領域割り当て部16とを備えている。無線受信部11及び無線送信部12は、アンテナとして、複数のアンテナ素子13aから成るアレイアンテナ13を共有している。つまり、アレイアンテナ13は、通信端末2に無線信号を送信する送信アンテナ及び通信端末2からの無線信号を受信する受信アンテナとして機能する。基地局1は、アレイアンテナ13を構成する複数のアンテナ素子13aのそれぞれにウェイト付け(重み付け)を行うことによってビームフォーミングを行い、アレイアンテナ13による指向性を通信対象の通信端末2に向けることが可能である。
無線受信部11は、アレイアンテナ13の複数のアンテナ素子13aで受信された信号のそれぞれに対して増幅処理やダウンコンバートを行って、複数のアンテナ素子13aで受信された信号をそれぞれベースバンド信号に変換して出力する。
ウェイト算出部15は、通信対象の通信端末2ごとに、通信端末2から送信されてくる既知のサウンディング信号に基づいて、当該通信端末2に割り当てる各サブキャリアの伝送路の品質を推定する。通信端末2からのサウンディング信号はデータ処理部14で取得される。そして、ウェイト算出部15は、その推定結果に基づいて、通信対象の通信端末2ごとに、アレイアンテナ13に適用する受信用のウェイトと送信用のウェイトを、通信端末2に割り当てる各サブキャリアについて算出する。ウェイト算出部15では、受信用及び送信用のウェイトは、例えば、LMS(Least Mean Square)アルゴリズムなどを用いた収束演算で算出される。
例えば、ある通信端末2が基地局1にデータを送信する際に使用するサブキャリアとして100本のサブキャリアが割り当てられている場合には、本実施の形態に係るアレイアンテナ13は3つのアンテナ素子13aで構成されていることから、ウェイト算出部15では、当該通信端末2について、(100×3)個の受信用のウェイトが算出される。また、基地局1がある通信端末2にデータを送信する際に使用するサブキャリアとして150本のサブキャリアが割り当てられている場合には、ウェイト算出部15では、当該通信端末2について、(150×3)個の送信用のウェイトが算出される。
このように、ウェイト算出部15では、受信用及び送信用のそれぞれについて、アレイアンテナ13を構成するアンテナ素子13aの数と、通信端末2に割り当てられたサブキャリアの数とを掛け合わせて得られる数のウェイトが、通信端末2ごとに求められる。
データ処理部14は、無線受信部11から出力される複数のベースバンド信号のそれぞれに対してFFT(Fast Fourier Transform)処理を行って、当該複数のベースバンド信号のそれぞれについて、それに含まれる複数のサブキャリアを分離して取得する。データ処理部14は、複数のベースバンド信号に含まれていた同一周波数のサブキャリアごとに、当該同一周波数のサブキャリアのそれぞれに対して、ウェイト算出部15で算出された、対応する受信用のウェイトを設定して、各サブキャリアの位相及び振幅を制御する。そして、データ処理部14は、複数のベースバンド信号に含まれていた同一周波数のサブキャリアごとに、ウェイト設定後の当該同一周波数のサブキャリアを合成する。これにより、アレイアンテナ13のビームを希望波に向けることができ、妨害波を除去することができる。データ処理部14は、ウェイト設定後の同一周波数のサブキャリアを合成して得られた信号(以後、「合成サブキャリア」と呼ぶ)のそれぞれに対して復調処理等を行って、通信端末2からのサウンディング信号等の各種データを再生する。
また、データ処理部14はシリアル送信データを生成する。データ処理部14は、生成したシリアル送信データをパラレル送信データに変換して、当該パラレル送信データで、送信に使用する複数のサブキャリアを変調する。この変調後の複数のサブキャリアから成るサブキャリア群は、アンテナ素子13aの数だけ準備される。本実施の形態では、同一の3つのサブキャリア群が準備される。データ処理部14は、複数のサブキャリア群に含まれる同一周波数のサブキャリアごとに、当該同一周波数のサブキャリアのそれぞれに対して、ウェイト算出部15で算出された、対応する送信用のウェイトを設定する。そして、データ処理部14は、複数のサブキャリア群のそれぞれについて、当該サブキャリア群に含まれるウェイト設定後の複数のサブキャリアを合成してベースバンド信号を生成する。これにより、アレイアンテナ13のアンテナ素子13aの数だけ、ベースバンド信号が生成される。データ処理部14は、生成された複数のベースバンド信号を無線送信部12に出力する。
バースト領域割り当て部16は、基地局1から通信端末2へ信号を送信するための下りサブフレーム内に、ユーザデータの下り方向の送信に使用される少なくとも一つの下りバースト領域を割り当てる。下りバースト領域は、OFDMシンボルとサブチャネルとで特定され、一つの下りバースト領域には少なくとも一つの通信端末2向けのユーザデータが含められる。下りサブフレーム内に下りバースト領域が割り当てられることによって、基地局1では、通信対象の通信端末2にユーザデータを送信する際に使用する無線リソースが決定する。
また、バースト領域割り当て部16は、通信端末2から基地局1へ信号を送信するための上りサブフレーム内に、ユーザデータの上り方向の送信に使用される上りバースト領域を割り当てる。上りバースト領域は、OFDMシンボルとサブチャネルとで特定され、一つの上りバースト領域には一つの通信端末2からのユーザデータが含められる。上りサブフレーム内に上りバースト領域が割り当てられることによって、基地局1では、通信対象の通信端末2がユーザデータを送信する際に使用する無線リソースが決定する。
無線送信部12は、データ処理部14から入力された複数のベースバンド信号を、アップコンバート及び増幅処理を行った後、複数のアンテナ素子13aにそれぞれ入力する。これにより、アレイアンテナ13からは、通信対象の通信端末2に向かって無線信号が送信される。
次に、モバイルWiMAXでのフレーム100の構成について説明する。図3はフレーム100の構成例を示す図である。モバイルWiMAXでは、基地局1と通信端末2との間の複信方式には、TDD(Time Division Duplexing、時分割複信)方式が採用されている。図3に示されるように、一つのフレーム100は、基地局1から通信端末2へ信号を送信するための下りサブフレーム101と、通信端末2から基地局1に信号を送信するための上りサブフレーム102とで構成されている。そして、フレーム100内には、基地局1が送信から受信に切り替える際のガード時間であるTGG(Transmit Transition Gap)と、基地局1が受信から送信に切り替える際のガード時間であるRTG(Receive Transition Gap)が設けられている。
図3に示されるように、下りサブフレーム101と上りサブフレーム102のそれぞれは、OFDMシンボルの番号で与えられる時間軸と、サブチャネルの番号で与えられる周波数軸とから成る2次元で表現される。言い換えれば、下りサブフレーム101と上りサブフレーム102のそれぞれは、時間−サブチャネル平面上で定義される。OFDMA方式では、複数のサブキャリアが複数のサブチャネルにグループ分けされ、通信端末2へのサブキャリアの割り当ては、サブチャネル単位で行われる。また、OFDMA方式では、各通信端末2に対する無線リソースの割り当てが、周波数軸と時間軸とで表現される2次元で行われる。
下りサブフレーム101内には、例えば、プリアンブル領域101a、FCH(Frame Control Header)領域101b、DL−MAP(Downlink Map)領域101c、UL−MAP(Uplink Map)領域101d及び複数の下りバースト領域101eが割り当てられる。下りサブフレーム101における、プリアンブル領域101a等の各領域の範囲は、サブチャネル数とOFDMシンボル数とで決定される。
一方で、上りサブフレーム102内には、例えば、レンジング領域102a、CQICH領域102b、ACK領域102c、サウンディングゾーン102d及び複数の上りバースト領域102eが割り当てられる。下りサブフレーム101と同様に、上りサブフレーム102における、レンジング領域102a等の各領域の範囲は、サブチャネル数とOFDMシンボル数とで決定される。
プリアンブル領域101aには、通信端末2が基地局1との同期をとるために必要な信号が含められる。FCH領域101bには、DL−MAP領域101c中の後述のDL−MAPメッセージの長さと、そこで使用されている誤り訂正符号の方式及び繰り返し符号の繰り返し数を示すDLFP(Downlink Frame Prefix)などが含められる。通信端末2はDLFPの内容に従ってDL−MAPメッセージを復調する。
複数の下りバースト領域101eのそれぞれには、少なくとも一つの通信端末2をDL−MAPメッセージ101cによって割り当てることが可能であって、各下りバースト領域101eには、対応する通信端末2へのユーザデータが含められる。図3の下りサブフレーム101では、♯1〜♯5までの5つの下りバースト領域101eが配置されている。時間−サブチャネル平面上で下りバースト領域101eが占める時間帯(OFDMシンボル)及びサブチャネルが、当該下りバースト領域101eに対応付けられた通信端末2に割り当てられた無線リソースとなる。
DL−MAP領域101cには、それが属する下りサブフレーム101において通信を行う各通信端末2に対する無線リソースの割り当てを示すDL−MAPメッセージが含められる。DL−MAPメッセージには、下りサブフレーム101において各下りバースト領域101eがどの領域に割り当てられているのか、各下りバースト領域101eに対してどの通信端末2が割り当てられているのかなどの情報が含まれている。したがって、DL−MAPメッセージによって、それが属する下りサブフレーム101で通信を行う通信端末2と、当該通信端末2と通信を行う際に使用されるサブチャネルと、当該通信端末2と通信を行う時間帯とが特定される。各通信端末2は、DL−MAPメッセージの内容を解析することによって、自装置宛のデータが基地局1からどの時間帯(OFDMシンボル)でどのサブチャネルを使用して送信されるかを知ることができる。その結果、各通信端末2では、基地局1からの自装置宛のデータを適切に受信することができる。
UL−MAP領域101dには、それが属する下りサブフレーム101に続く上りサブフレーム102において通信対象となる各通信端末2に対する無線リソースの割り当てを示すUL−MAPメッセージが含められる。UL−MAPメッセージには、上りサブフレーム102において各上りバースト領域102eがどの領域に割り当てられているのか、上りサブフレーム102中の各上りバースト領域102eに対してどの通信端末2が割り当てられているのかなどの情報が含まれている。したがって、UL−MAPメッセージによって、それが属する下りサブフレーム101に続く上りサブフレーム102において通信を行う通信端末2と、当該通信端末2と通信を行う際に使用されるサブチャネルと、当該通信端末2と通信を行う時間帯とが特定される。各通信端末2は、UL−MAPメッセージの内容を解析することによって、基地局1宛のデータをどの時間帯でどのサブチャネルを使用して送信すべきかを知ることができる。
上りサブフレーム102での複数の上りバースト領域102eのそれぞれには、互いに異なった通信端末2がUL−MAPメッセージによって割り当てられており、各上りバースト領域102eには、対応する通信端末2が送信するユーザデータが含められる。図3の上りサブフレーム102では、♯1〜♯4までの4つの上りバースト領域102eが割り当てられている。時間−サブチャネル平面上で上りバースト領域102eが占める時間帯(OFDMシンボル)及びサブチャネルが、当該上りバースト領域102eに対応付けられた通信端末2に割り当てられた無線リソースとなる。
レンジング領域102aには、帯域要求やレンジングを行うための信号が含められる。CQICH領域102bにはチャネル品質情報が含められる。ACK領域102cには、基地局1からのHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)に対するACK(Acknowledgement)あるいはNACK(Negative Acknowledgement)が含められる。
サウンディングゾーン102dには、基地局1のウェイト算出部15がアレイアンテナ13に適用するウェイトを算出する際に使用する既知のサウンディング信号が含められる。サウンディングゾーン102dには、すべてのサブチャネル、つまりすべてのサブキャリアが割り当てられている。サウンディングゾーン102dに割り当てられている複数のサブチャネルは、当該サウンディングゾーン102dが属する上りサブフレーム102において基地局1と通信を行う複数の通信端末2に対して重複しないように割り振られている。上りサブフレーム102において基地局1と通信を行う各通信端末2は、サウンディング信号を、割り当てられているサブチャネルを使用して基地局1に送信する。なお、上りサブフレーム102において基地局1と通信を行う通信端末2が一つの場合には、当該一つの通信端末2にすべてのサブチャネルが割り当てられ、当該一つの通信端末2は、すべてのサブチャネルを使用してサウンディング信号を送信する。
通信端末2に対する、サウンディング信号用のサブキャリアの割り当ては、UL−MAP領域101d中のUL−MAPメッセージで行われている。UL−MAPメッセージでは、それが属する下りサブフレーム101に続く上りサブフレーム102において基地局1と通信する各通信端末2がサウンディング信号を送信する際にどのサブチャネルを使用するかが記述されている。UL−MAPメッセージが送られる下りサブフレーム101の後に続く上りサブフレーム102において基地局1と通信を行う各通信端末2は、当該UL−MAPメッセージにおいて自装置用として指定されているサブチャネルを使用してサウンディング信号を基地局1に送信する。具体的には、通信端末2は、指定された複数のサブキャリアをサウンディング信号で変調し、変調後の複数のサブキャリアを重畳して得られる信号を基地局1に送信する。
モバイルWiMAXでは、サブチャネル配置法として、様々な方法が規定されている。そのうちのPUSC(Partial Usage of Subchannels)では、下り方向の通信で適用される下りPUSCと、上り方向の通信で適用される上りPUSCとが存在する。下りPUSCでは、それぞれが複数のサブチャネルを含む複数のメジャーグループが規定されている。図4は、FFTサイズが1024の場合において、下りPUSCで規定されている6つのメジャーグループ0〜5の構成を示す図である。
図4に示されるように、メジャーグループ0,2,4のそれぞれは6つのサブチャネルで構成されており、メジャーグループ1,3,5のそれぞれは4つのサブチャネルで構成されている。基地局1が、下りバースト領域101eでのサブチャネル配置法として下りPUSCを採用し、本実施の形態のようにビームフォーミングを行って通信端末2にユーザデータを送信する場合には、下りバースト領域101eはメジャーグループ単位で下りサブフレーム101内に割り当てる必要がある。つまり、基地局1は、ユーザデータを送信する対象の通信端末2に対するサブチャネルの割り当てはメジャーグループ単位で行わなければならない。一つの下りバースト領域101eは、一つのメジャーグループを占めるように割り当てても良いし、複数のメジャーグループを占めるように割り当てても良い。図4において太線で示された下りバースト領域101eは、3つのメジャーグループ0〜2を占めるように割り当てられている。以後、下りバースト領域101eのサブチャネル配置法としては、下りPUSCが採用されているものとする。
また、モバイルWiMAXでは、下りバースト領域101eについては、図3や図4のように、横軸にOFDMシンボルをとり、縦軸にサブチャネルをとった、OFDMシンボル(時間)−サブチャネル平面上において、その形状が矩形とならなければならない。一つの下りバースト領域101eが複数のメジャーグループを占める場合には、下りバースト領域101eが矩形となるように、連続した番号の複数のメジャーグループを占めるように割り当てられる。
さらに、モバイルWiMAXにおいては、下りサブフレーム101内での、下りバースト領域101e等の各領域の割り当てと、上りサブフレーム102内での、上りバースト領域102e等の各領域の割り当てとは、「スロット」と呼ばれる単位で行われる。サブチャネル配置法として下りPUSCを採用した場合には、1つサブチャネルと2つのOFDMシンボルで1つのスロットが構成される。なお、上りPUSCでは1つサブチャネルと3つのOFDMシンボルで1つのスロットが構成され、FUSC(Full Usage of Subchannels)では1つサブチャネルと1つのOFDMシンボルで1つのスロットが構成される。
本実施の形態に係る基地局1では、一の下りバースト領域102eでユーザデータを送信する際に必要なスロットの数(以後、「必要スロット数」と呼ぶ)に基づいて、当該一の下りバースト領域102eを下りサブフレーム101内に適切に割り当てることによって、当該一の下りバースト領域102eを構成する複数のスロットにおいて、ユーザデータの送信に使用されないスロットの数を少なくすることができる。言い換えれば、一の下りバースト領域102eでユーザデータを送信する際の必要スロット数と、当該一の下りバースト領域102eを構成する複数のスロットの数との差を低減することができる。これにより、無線リソースを効率的に使用できる。以下にこのことについて詳細に説明する。
図5はバースト領域割り当て部16が下りサブフレーム101内に下りバースト領域101eを割り当てる際の当該バースト領域割り当て部16の動作を示すフローチャートである。本実施の形態に係る無線通信システムでは、バースト領域割り当て部16が下りバースト領域102eを下りサブフレーム101内に割り当てる際に使用する複数の参照値が定められている。この複数の参照値は、それぞれ、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められている。本実施の形態では、例えば、“4”、“6”及び“10”の3つの参照値が予めバースト領域割り当て部16に記憶されている。参照値“4”は、例えばメジャーグループ1を構成するサブチャネルの数と一致し、参照値“6”は、例えばメジャーグループ0を構成するサブチャネルの数と一致し、参照値“10”は、例えばメジャーグループ0,1を構成するサブチャネルの数と一致する。
なお、FFTサイズが128あるいは512の場合には、奇数番号のメジャーグループは存在しない。したがって、この場合における「番号が連続する複数のメジャーグループ」とは、0番及び2番の2つのメジャーグループ、2番及び4番の2つのメジャーグループ、0番、2番及び4番の3つのメジャーグループのいずれかとなる。
図5に示されるように、まずステップs1において、バースト領域割り当て部16は、数フレーム先の一の下りサブフレーム101(以後、「対象下りサブフレーム101」と呼ぶ)内に割り当てる下りバースト領域101eの数を決定する。ここで、ステップs1で決定される下りバースト領域101eの数をM(≧1)とする。バースト領域割り当て部16は、対象下りサブフレーム101でユーザデータを送信すべき通信端末2の数や当該通信端末2と基地局1との通信品質等に基づいて、対象下りサブフレーム101内に割り当てる下りバースト領域101eの数を決定する。通信端末2と基地局1との間の通信品質は、通信端末2からの送信信号に基づいてデータ処理部14が判定することができる。
次にステップs2において、バースト領域割り当て部16は、ステップs1で決定されたM個の下りバースト領域101eの一つを対象下りバースト領域101eとし、当該対象下りバースト領域101eでユーザデータを送信する際の必要スロット数Nslotを求める。ステップs2では、バースト領域割り当て部16は、まず、対象下りバースト領域101eでユーザデータを送信する対象の通信端末2を決定する。つまり、バースト領域割り当て部16は、対象下りバースト領域101eに対応付ける通信端末2を決定する。そして、バースト領域割り当て部16は、決定した通信端末2についてのQoS(Quality of Service)や過去の送信データ量に基づいて、対象下りバースト領域101eに含めるユーザデータのデータ量を決定し、当該データ量に基づいて必要スロット数Nslotを求める。
次にステップs3において、バースト領域割り当て部16は、予め記憶する複数の参照値のそれぞれについて、ステップs2で求めた必要スロット数Nslotを参照値で除算した際の余りを求める。例えば、必要スロット数Nslotが“41”の場合、これを参照値の“4”、“6”及び“10”で除算すると、余りはそれぞれ“1”、“5”及び“1”となる。以後、必要スロット数Nslotを参照値の“4”、“6”及び“10”で除算した際の余りをそれぞれ“r4”、“r6”及び“r10”とする。
次にステップs4において、バースト領域割り当て部16は、各参照値について、ステップs3で求めた余りを参照値から差し引いた値を求める。つまり、ステップs4では、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”が求められる。
次にステップs5において、バースト領域割り当て部16は、対象下りバースト領域101eがどのバーストグループに属するかを特定する。ここで、本実施の形態に係る基地局1では、複数のバーストグループが定めらており、下りバースト領域101eが属するバーストグループに応じて当該下りバースト領域101eを下りサブフレーム101内のどの領域に割り当てるかが決定される。本実施の形態では、参照値“4”に対応付けられたバーストグループG4と、参照値“6”に対応付けられたバーストグループG6と、参照値“10”に対応付けられたバーストグループG10の3つのバーストグループが定められている。バーストグループG4には、r4=0となる下りバースト領域101eと、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうち“4−r4”が最も小さい値となる下りバースト領域101eとが属する。バーストグループG6には、r6=0となる下りバースト領域101eと、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうち“6−r6”が最も小さい値となる下りバースト領域101eとが属する。バーストグループG10には、r10=0となる下りバースト領域101eと、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうち“10−r10”が最も小さい値となる下りバースト領域101eとが属する。
バースト領域割り当て部16は、ステップs3で求めたr4、r6及びr10と、ステップs4で求めた“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”とに基づいて、対象下りバースト領域101eが属するバーストグループを特定する。バースト領域割り当て部16は、r4=0の場合にはバーストグループG4に、r6=0の場合にはバーストグループG6に、r10=0の場合にはバーストグループG10に対象下りバースト領域101eが属すると判定する。また、バースト領域割り当て部16は、r4、r6及びr10のいずれもが零でない場合には、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうちで最も小さいものを特定し、“4−r4”が最も小さい場合にはバーストグループG4に、“6−r6”が最も小さい場合にはバーストグループG6に、“10−r10”が最も小さい場合にはバーストグループG10に対象下りバースト領域101eが属すると判定する。
ステップs5において対象下りバースト領域101eが属するバーストグループが特定されると、ステップs6において、バースト領域割り当て部16は、対象下りバースト領域101eが属するバーストグループに応じて、対象下りバースト領域101eを対象下りサブフレーム101内に割り当てる。
バースト領域割り当て部16は、対象下りバースト領域101eがバーストグループG4に属する場合には、それに対応する参照値“4”と同じ数のサブチャネルで構成される少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを対象下りサブフレーム101内に割り当てる。バースト領域割り当て部16は、例えば図6に示されるように、4つのサブチャネルで構成される1番のメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを割り当てる。
また、バースト領域割り当て部16は、対象下りバースト領域101eがバーストグループG6に属する場合には、それに対応する参照値“6”と同じ数のサブチャネルで構成される少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを対象下りサブフレーム101内に割り当てる。バースト領域割り当て部16は、例えば図7に示されるように、6つのサブチャネルで構成される0番のメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを割り当てる。
また、バースト領域割り当て部16は、対象下りバースト領域101eがバーストグループG10に属する場合には、それに対応する参照値“10”と同じ数のサブチャネルで構成される少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを対象下りサブフレーム101内に割り当てる。バースト領域割り当て部16は、例えば図8に示されるように、10個のサブチャネルで構成される0番及び1番の2つのメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを割り当てる。
なお、対象下りバースト領域101eが複数のバーストグループに存在する場合には、当該複数のバーストグループのうち、対応する参照値が最も大きいバーストグループに対応する参照値と同じ数のサブチャネルで構成される少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを割り当てる。例えば、r4及びr6ともに零の場合には、下りバースト領域101eはバーストグループG4,G6の両方に属することになる。この場合には、対応する参照値が大きいバーストグループG6に対応する参照値と同じ数のサブチャネルで構成される一つのメジャーグループだけを占めるように対象下りバースト領域101eを割り当てる。
また、下りバースト領域101eの形状は必ず矩形となることから、参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループが複数のメジャーグループである場合には、当該複数のメジャーグループは、番号が連続する複数のメジャーグループとなる。
ステップs6において対象下りバースト領域101eの割り当てが完了すると、ステップs7において、バースト領域割り当て部16は、対象下りサブフレーム101内に未だ割り当てられていない下りバースト領域101eが存在する否かを判定し、存在すれば、未割り当ての一の下りバースト領域101eを新たな対象下りバースト領域101eとして、ステップs2以降の処理を順次実行する。一方で、ステップs7において、対象下りサブフレーム101内に未だ割り当てられていない下りバースト領域101eは存在しないと判定されると、つまり、ステップs1で決定されたM個の下りバースト領域101eがすべて対象下りサブフレーム101内に割り当てられると、バースト領域割り当て部16は、下りバースト領域101eの割り当て処理を終了する。
以上のようにして、M個すべての下りバースト領域101eの対象下りサブフレーム101内への割り当てが終了すると、対象下りサブフレーム101においてユーザデータの送信対象となる全通信端末2に対する無線リソースの割り当てが完了する。データ処理部14及び無線送信部12から成る送信部は、対象下りサブフレーム101での通信対象の通信端末2に割り当てられた無線リソースを用いて、ビームフォーミングを行いつつ当該通信端末2にユーザデータを送信する。
図9は、♯1〜♯9の9個の下りバースト領域101eを下りサブフレーム101内に割り当てる際に求められる、r4、r6、r10、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”の一例を示す図である。図10は、図9の例における、♯1〜♯9の下りバースト領域101eの割り当て例を示す図である。図9の例では、♯1〜♯9の下りバースト領域101eでデータを送信する際の必要スロット数Nslotは、それぞれ“41”、“42”、“26”、“32”、“53”、“36”、“27”、“32”及び“140”となっている。
♯1の下りバースト領域101eでは、r4、r6及びr10のいずれもが零でなく“6−r6”が最も小さいため、♯1の下りバースト領域101eはバーストグループG6に属する。したがって、♯1の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、6つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯2の下りバースト領域101eでは、r6=0であるため、♯2の下りバースト領域101eはバーストグループG6に属する。したがって、♯2の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、6つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯3の下りバースト領域101eでは、r4、r6及びr10のいずれもが零でなく“4−r4”が最も小さいため、♯3の下りバースト領域101eはバーストグループG4に属する。したがって、♯3の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、4つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯4の下りバースト領域101eでは、r4=0であるため、♯4の下りバースト領域101eはバーストグループG4に属する。したがって、♯4の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、4つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯5の下りバースト領域101eでは、r4、r6及びr10のいずれもが零でなく、“6−r6”が最も小さいため、♯5の下りバースト領域101eはバーストグループG6に属する。したがって、♯5の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、6つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯6の下りバースト領域101eでは、r4及びr6ともに零であるため、♯6の下りバースト領域101eはバーストグループG4,G6に属する。バーストグループG4,G6では、バーストグループG6の方が、対応する参照値の値が大きいため、♯6の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、6つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯7の下りバースト領域101eでは、r4、r6及びr10のいずれもが零でなく、“4−r4”が最も小さいため、♯7の下りバースト領域101eはバーストグループG4に属する。したがって、♯7の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、4つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯8の下りバースト領域101eでは、r4=0であるため、♯8の下りバースト領域101eはバーストグループG4に属する。したがって、♯8の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、4つのサブチャネルで構成されたメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
♯9の下りバースト領域101eでは、r4及びr10ともに零であるため、♯8の下りバースト領域101eはバーストグループG4,G10に属する。バーストグループG4,G10では、バーストグループG10の方が、対応する参照値の値が大きいため、♯9の下りバースト領域101eは、図10に示されるように、10個のサブチャネルで構成された2つのメジャーグループのみを占めるように割り当てられている。
以上のように、本実施の形態では、余りr4,r6,r10のうち、値が零となる余りが存在する場合には、つまり、複数の参照値(“4”、“6”及び“10”)のうちのある参照値であって、必要スロット数Nslotを当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が複数の参照値の間で存在する場合には、複数のメジャーグループのうち、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを下りサブフレーム101内に割り当てている。したがって、下りバースト領域101eを構成する複数のスロットのすべてを使用して、ユーザデータを送信することができる。
例えば、Nslot=42の場合、r6=0となることから、下りバースト領域101eは、6つのサブチャネルで構成されたメジャーグループを占めるように割り当てられる。このとき、必要スロット数Nslotと、下りバースト領域101eを構成する複数のスロットの数とを一致させることができることから、図11に示されるように、下りバースト領域101eを構成する複数のスロット400は、すべてユーザデータの送信に使用されることになる。なお、図11では、ユーザデータの送信に使用されるスロット400を斜線の四角形で示している。後述の図12〜16も同様である。
これに対して、Nslot=42の場合に、4つのサブチャネルで構成されたメジャーグループを占めるように下りバースト領域101eを割り当てると、図12に示されるように、下りバースト領域101eを構成する複数のスロット400には、ユーザデータの送信に使用されないスロット400(斜線の無い四角形)が2つ存在することになる。また、Nslot=42の場合に、10個のサブチャネルで構成された2つのメジャーグループを占めるように下りバースト領域101eを割り当てると、図13に示されるように、下りバースト領域101eを構成する複数のスロット400には、ユーザデータの送信に使用されないスロット400が8つ存在することになる。
このように、必要スロット数Nslotを、それ自身の値で除算したときの余りが零となるような参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを下りサブフレーム101内に割り当てることによって、下りバースト領域101eを構成する複数のスロットのすべてを使用してユーザデータを送信することができる。その結果、無線リソースを効率的に利用できる。
また、本実施の形態では、余りr4,r6,r10のいずれもが零とならない場合には、 “4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうちで最も小さい値を特定し、その値に対応した参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを下りサブフレーム101内に割り当ている。つまり、本実施の形態では、複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数Nslotを当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が複数の参照値の間で存在しない場合には、複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数Nslotを当該ある参照値で除算したときの余り(r4、r6、r10)を当該ある参照値の値から差し引いて得られる値(“4−r4”、“6−r6”、“10−r10”)が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを下りサブフレーム101内に割り当てている。これにより、下りバースト領域101eを構成する複数のスロットのうちユーザデータの送信に使用されないスロットの数を低減することができる。
例えば、Nslot=41の場合、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうち“6−r6”が最も小さくなることから、下りバースト領域101eは、6つのサブチャネルで構成されたメジャーグループを占めるように割り当てられる。このとき、図14に示されるように、下りバースト領域101eを構成する複数のスロット400のうち、ユーザデータに使用されないスロット400を一つだけにすることができる。
これに対して、Nslot=41の場合に、4つのサブチャネルで構成されたメジャーグループを占めるように下りバースト領域101eを割り当てると、図15に示されるように、下りバースト領域101eを構成する複数のスロット400には、ユーザデータの送信に使用されないスロット400(斜線の無い四角形)が3つ存在することになる。また、Nslot=41の場合に、10個のサブチャネルで構成された2つのメジャーグループを占めるように下りバースト領域101eを割り当てると、図13に示されるように、下りバースト領域101eを構成する複数のスロット400には、ユーザデータの送信に使用されないスロット400が9つ存在することになる。
このように、必要スロット数Nslotを、それ自身の値で除算したときの余りをそれ自身の値から差し引いて得られる値が複数の参照値の間で最も小さくなるような参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを割り当てることによって、下りバースト領域101eを構成する複数のスロットのうちユーザデータの送信に使用されないスロットの数を抑えることができる。
また、本実施の形態では、余りr4,r6,r10のうち零となるものが複数存在する場合には、それらに対応する参照値のうち最も大きいものと同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを割り当てるため、時間−サブチャネル平面上での下りバースト領域101eの時間方向の長さを抑えることができる。
また、本実施の形態では、余りr4,r6,r10のいずれもが零とならない場合には、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうちで最も小さい値を特定し、その最も小さい値が複数存在する際には、それらに対応する参照値のうち最も大きいものと同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように下りバースト領域101eを割り当てるため、時間−サブチャネル平面上での下りバースト領域101eの時間方向の長さを抑えることができる。
図17は、一の下りバースト領域101eを、参照値“4”と同じ数のサブチャネルで構成される3番のメジャーグループを占めるように割り当てた様子と、参照値“6”と同じ数のサブチャネルで構成される0番のメジャーグループを占めるように割り当てた様子とを示す図である。図17に示されるように、下りバースト領域101eを、参照値“6”と同じ数のサブチャネルで構成されるメジャーグループを占めるように割り当てた場合の方が、参照値“4”と同じ数のサブチャネルで構成されるメジャーグループを占めるように割り当てた場合よりも、当該下りバースト領域101eの時間方向の長さが短くなる。これは、下りバースト領域101eを、参照値“6”と同じ数のサブチャネルで構成されるメジャーグループを占めるように割り当てる方が、サブチャネル方向に並べられるスロット400の数が多くなるからである。
このように、下りバースト領域101eの時間方向の長さを抑制することによって、当該下りバースト領域101eに対して時間方向で隣り合って他の下りバースト領域101eを割り当てやすくなる。その結果、一つの下りサブフレーム101内に複数の下りバースト領域101eを効率よく割り当てることができる。
なお、「複数の参照値のある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算した値が零となる参照値」とは、「複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が必要スロット数と一致する参照値」と同義である。例えば、Nslot=42の場合、「複数の参照値のある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算した値が零となる参照値」は“6”となり、「複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が必要スロット数と一致する参照値」も“6”となる。したがって、「複数の参照値のある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算した値が零となる参照値が複数の参照値の間で存在する場合」と、「複数の参照値のある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が必要スロット数と一致する参照値が複数の参照値の間で存在する場合」とは同義であり、「複数の参照値のある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算した値が零となる参照値が複数の参照値の間で存在しない場合」と、「複数の参照値のある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が必要スロット数と一致する参照値が複数の参照値の間で存在しない場合」と同義である。また、「複数の参照値のある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算した値が零となる参照値が複数存在する場合」と、「複数の参照値のある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が必要スロット数と一致する参照値が複数存在する場合」とは同義である。
また、 「複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値」は、「複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要スロット数Nslotとの差が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値」と同義である。例えば、Nslot=41の場合、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”のうち“6−r6”が最も小さい値となり、「複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値」は“6”となる。これに対して、Nslot=41の場合、必要スロット数Nslotよりも大きくかつそれに最も近い“4”の倍数値は“44”、必要スロット数Nslotよりも大きくかつそれに最も近い“6”の倍数値は“42”、必要スロット数Nslotよりも大きくかつそれに最も近い“10”の倍数値は“50”となる。そして、参照値“4”について“44”を必要スロット数Nslotで差し引いて得られる値は“3”、参照値“6”について“42”を必要スロット数Nslotで差し引いて得られる値は“1”、参照値“10”について“50”を必要スロット数Nslotで差し引いて得られる値は“9”となる。したがって、Nslot=41の場合、「複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要スロット数Nslotとの差が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値」は“6”となる。よって、「複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が複数存在する場合」と、「複数の参照値のうちのある参照値であって、必要スロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要スロット数Nslotとの差が複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が複数存在する場合」と同義である。本実施の形態では、バースト領域割り当て部16は、“4−r4”、“6−r6”及び“10−r10”を求めていたが、その代わりに、複数の参照値のそれぞれについて、必要スロット数Nslotよりも大きくかつそれに最も近い倍数値を求め、求めた倍数値と必要スロット数Nslotとの差を求めても良い。この場合には、当該差が複数の参照値の間でもっとも小さい参照値を特定し、特定した参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループを占めるように下りバースト領域101eを割り当てる。
また、本実施の形態では、複数の参照値として、“4”、“6”及び“10”の組み合わせを採用したが、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められた複数の参照値であれば、複数の参照値の組み合わせは他のものでも良い。つまり、FFTサイズが1024の場合には、複数の参照値の組み合わせとして、“4”、“6”、“10”、“14”、“16”、“20”、“24”、“26”及び“30”のうちの任意の2種類以上の値の組み合わせを採用することができる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る基地局の構成を示す図である。 モバイルWIMAXでのフレーム構成例を示す図である。 メジャーグループの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るバースト領域割り当て部の動作を示すフローチャートである。 下りバースト領域の割り当て例を示す図である。 下りバースト領域の割り当て例を示す図である。 下りバースト領域の割り当て例を示す図である。 9つの下りバースト領域を割り当てる際の各計算値を示す図である。 9つの下りバースト領域の割り当て例を示す図である。 下りバースト領域を構成するスロットの様子を例示する図である。 下りバースト領域を構成するスロットの様子を例示する図である。 下りバースト領域を構成するスロットの様子を例示する図である。 下りバースト領域を構成するスロットの様子を例示する図である。 下りバースト領域を構成するスロットの様子を例示する図である。 下りバースト領域を構成するスロットの様子を例示する図である。 下りバースト領域の割り当て例を示す図である。
符号の説明
1 基地局
2 通信端末
12 無線送信部
14 データ処理部
16 バースト領域割り当て部
101 下りサブフレーム
101e 下りバースト領域
400 スロット

Claims (6)

  1. OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局であって、
    時間−サブチャネル平面上で定義される下りサブフレーム内に少なくとも一つの下りバースト領域を割り当てるバースト領域割り当て部と、
    前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に割り当てた下りバースト領域を用いてデータを送信する送信部と
    を備え、
    前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、
    前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、
    一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、
    前記バースト領域割り当て部は、時間−サブチャネル平面上で下りバースト領域が矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で当該下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に下りバースト領域を割り当てる際に使用する複数の参照値が定められており、
    前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、さらに互いに異なった値となるように定められており、
    前記バースト領域割り当て部は、
    前記複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    当該余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる、基地局。
  2. 請求項1に記載の基地局であって、
    前記バースト領域割り当て部は、
    前記複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する場合には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    当該余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合において、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該参照値から差し引いて得られる値が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する際には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる、基地局。
  3. OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局であって、
    時間−サブチャネル平面上で定義される下りサブフレーム内に少なくとも一つの下りバースト領域を割り当てるバースト領域割り当て部と、
    前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に割り当てた下りバースト領域を用いてデータを送信する送信部と
    を備え、
    前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、
    前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、
    一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、
    前記バースト領域割り当て部は、時間−サブチャネル平面上で下りバースト領域が矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で当該下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    前記バースト領域割り当て部が下りサブフレーム内に下りバースト領域を割り当てる際に使用する複数の参照値が定められており、
    前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められており、
    前記バースト領域割り当て部は、
    前記複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該一致する参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    当該一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる、基地局。
  4. 請求項3に記載の基地局であって、
    前記バースト領域割り当て部は、
    前記複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する場合には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    当該一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合において、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値が前記複数の参照値の間で複数存在する際には、それらのうちの最も大きい参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる、基地局。
  5. OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局における下りバースト領域の割り当て方法であって、
    前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、
    前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、
    一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、
    下りバースト領域は、時間−サブチャネル平面上で矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で下りサブフレーム内に割り当てられ、
    下りサブフレーム内に下りバースト領域が割り当てられる際に使用される複数の参照値が定められており、
    前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められており、
    前記複数の参照値のうちのある参照値であって、一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該余りが零となる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    当該余りが零となる参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数を当該ある参照値で除算したときの余りを当該ある参照値の値から差し引いて得られる値が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる、下りバースト領域の割り当て方法。
  6. OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式での複数のサブキャリアを用いて複数の通信端末と多元接続通信を行うWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)での基地局における下りバースト領域の割り当て方法であって、
    前記複数のサブキャリアは、複数のサブチャネルに分けられ、
    前記複数のサブチャネルは、複数のメジャーグループに分けられ、
    一つのサブチャネルと少なくとも一つのOFDMシンボルとでスロットが構成され、
    下りバースト領域は、時間−サブチャネル平面上で矩形となるように、スロット単位かつメジャーグループ単位で下りサブフレーム内に割り当てられ、
    下りサブフレーム内に下りバースト領域が割り当てられる際に使用される複数の参照値が定められており、
    前記複数の参照値は、それぞれが、一つのメジャーグループを構成するサブキャリアあるいは番号が連続する複数のメジャーグループを構成するサブキャリアの数と一致し、かつ互いに異なった値となるように定められており、
    前記複数の参照値のうちのある参照値であって、当該ある参照値の倍数値が一つの下りバースト領域でデータを送信する際に必要なスロット数と一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在する場合には、前記複数のメジャーグループのうち、当該一致する参照値と同じ数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当て、
    当該一致する参照値が前記複数の参照値の間で存在しない場合には、前記複数の参照値のうちのある参照値であって、前記必要なスロット数よりも大きくかつそれに最も近い当該ある参照値の倍数値と、当該必要なスロット数との差が前記複数の参照値の間で最も小さくなる参照値と同数のサブチャネルで構成された少なくとも一つのメジャーグループだけを占めるように当該一つの下りバースト領域を下りサブフレーム内に割り当てる、下りバースト領域の割り当て方法。
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