JP2010148382A - データセンター排熱利用植物栽培システム - Google Patents

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Abstract


【課題】サーバ室内の作業環境を快適に保ち、しかもデータセンターからの排熱有効利用して植物栽培することができるデータセンター排熱利用植物栽培システムを提供する。
【解決手段】建物10内を、底部チャンバー12とサーバ室13と天井チャンバー14とに区画し、建物10外に亜熱帯室11を構築し、前記サーバ室13内に、多段にサーバ16を格納するサーバラック17を、その前面がサーバ室13に開口するように設置し、そのサーバラック17の背面に排熱通路20を形成すると共に、その排熱通路20を上方の天井チャンバー14に接続し、その天井チャンバー14を接続ダクト42を介して亜熱帯室11に接続し、空調機23からの冷気を、前記底部チャンバー12を通してサーバ室13内に供給し、そのサーバ室13に供給された冷気をサーバラック17を通して排熱通路20に流し、サーバ16で加熱された暖気を、天井チャンバー14と接続ダクト42を介して亜熱帯室11に供給するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物内にネットワーク機器やサーバやデータなどを設置・保管するインターネットデータセンターの空調システムに係り、特にそのインターネットデータセンターから排出される排熱を利用して植物を栽培するデータセンター排熱利用植物栽培システムに関するものである。
インターネットデータセンター(IDC)では、高度なセキュリティや災害対策を備え完備された建物内に、ネットワーク機器やサーバやデータストレージ機器などを設置・保管する安全な場所を提供すると共に、インターネット接続などの各種通信網へのアクセスインフラ網を提供するサービスやその運用・監視業務なども同時に行っている。このIDCは、首都圏に集中しているが、災害など不慮の事態に対するリスク回避として全国各所にバックアップセンターにもなりうる大型IDCを設置する動きが加速している。
IDCのサーバ室内には、サーバラックに多数のサーバが収納されており、このサーバが、発熱で過熱状態となって暴走しないように複数のパッケージ型エアコン(PAC)でサーバ室内を空調している。
従来の空調システムとしては、床面を二重床とし、サーバ室内に設置したパッケージ型エアコンからの冷気を床面から上向流で吹き出してサーバラック内のサーバを冷却し、サーバ室の上部の空気(暖気)をパッケージ型エアコンで吸い込んで空調(冷房)するようにしている。
この際に、ラック同士を背中合わせに向かい合わせ、その間に冷気導入室を形成し、床面からの冷気を冷気導入室に導入し、その冷気導入室からラックの各段のサーバに冷気を分配して流して各サーバを効率的に冷却するシステム(特許文献1)や過熱状態にあるサーバラック上に排熱吸引ダクトを設けて局所的に集中冷却するシステム(特許文献2)が提案されている。
特開2007−316989号公報 特開2008−51475号公報
しかしながら、上述のシステムは、ラック内のサーバを冷却するのには有効であるものの暖気が、そのままサーバ室に放出されてしまう問題がある。すなわち、サーバを冷却した空気は30℃以上(30〜38℃)になり、これがサーバ室温度となるため、サーバ室内で常時作業する技術作業者にとっては劣悪な環境となってしまう。
またそもそもサーバ室内で、発熱するサーバを冷却することは、その分の排熱を建物外に排出すること、またはPACのリターン側へ戻し強制冷却することに他ならず、IDCの周辺環境に影響を及ぼし兼ねない懸念があると共に省エネルギーの観点からも看過できない問題がある。
サーバを暖房機器としてみたときのデータセンター(サーバ室)の暖房能力は、敷地1平方メートル当たり、3.0kW(2,580kcal/h)であり、例えばデータセンターのサーバ室の面積を2,700m2とした場合には、8,100kW(696,600kcal/h)の熱が、周辺環境に常時排出されていることになる。
最近では、寒冷地で、データセンターの横に温室栽培工場を作り、雪を冷熱エネルギーとして活用し、夏に貯蔵した雪でデータセンターを冷房し、余剰となった冷気を、冬はデータセンターからの排熱を利用して野菜の栽培を行うことが提案されているが、サーバ室の空気を直接温室に導入しても、単位体積当たりの熱量は僅かであり、灯油などで温室内を加熱するのと違って、温室を有効に加熱することは不可能である。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、サーバ室内の作業環境を快適に保ち、しかもデータセンターの周辺環境に影響を与えずに排熱を有効利用して植物を栽培することができるデータセンター排熱利用植物栽培システムを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、データセンター建物内を、底部チャンバーとサーバ室と天井チャンバーとに区画し、建物外に亜熱帯植物を栽培する亜熱帯室を構築し、前記サーバ室内に、多段にサーバを格納するサーバラックを、その前面がサーバ室に開口するように設置し、そのサーバラックの背面に排熱通路を形成すると共に、その排熱通路を上方の天井チャンバーに接続し、その天井チャンバーを接続ダクトを介して亜熱帯室に接続し、他方空調機からの冷気を、前記底部チャンバーを通してサーバ室内に供給し、そのサーバ室に供給された冷気をサーバラックを通して排熱通路に流し、サーバラック内のサーバで加熱された暖気を、天井チャンバーと接続ダクトを介して亜熱帯室に供給するようにしたことを特徴とするデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
請求項2の発明は、サーバ室に、サーバラックを背中合わせに設置すると共にその間に、サーバ室床面から天井チャンバーまで垂直に延びる排熱通路を形成した請求項1記載のデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
請求項3の発明は、サーバ室内に空調機械室が区画形成され、その空調機械室内に空調機が設置され、その空調機の冷気吹出口が前記底部チャンバーに接続され、空調機械室に、前記天井チャンバーからの暖気の一部を導入する暖気導入口が設けられると共に、外気を導入する外気導入口が設けられる請求項1又は2記載のデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
請求項4の発明は、前記天井チャンバー内に、霊芝、アガリスクなどの茸類を栽培する茸類栽培エリアが形成される請求項1又は2記載のデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
請求項5の発明は、亜熱帯室はガラス張りで形成され、その亜熱帯室に前記接続ダクトに接続された暖気浸み出しダクトが亜熱帯室の床に沿って設けられる請求項1又は2記載のデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
請求項6の発明は、前記接続ダクトから供給される30〜38℃暖気で、亜熱帯室内が亜熱帯雰囲気に保たれ、その亜熱帯室でマンゴー、パパイヤなどの亜熱帯植物を栽培する請求項1〜5いずれかに記載のデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
請求項7の発明は、亜熱帯室で、前記天井チャンバー内の茸類栽培エリアで栽培した茸類を、さらに栽培する請求項6記載のデータセンター排熱利用植物栽培システムである。
本発明によれば、底部チャンバーからサーバ室に冷気を流し、その冷気をサーバラックを通して排熱通路に流すことで、サーバ室内の作業環境を最適に保つことができ、しかも、排熱通路に排気された暖気は、亜熱帯室に供給することで、従来の温室のように暖房のための燃料を必要とせずに、常時亜熱帯植物の栽培に適した環境とすることができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図3は本発明のデータセンター排熱利用植物栽培システムの概略図を示し、図1は全体正面図、図2は図1に示したサーバ室の平面図、図3は図1に示した天井チャンバーと亜熱帯室の平面図である。
図1〜3において、10はインターネットデータセンター建物で、この建物10に隣接してガラス張りで形成された亜熱帯室11が構築される。
建物10内は、底部チャンバー12とサーバ室13と天井チャンバー14とに区画される。サーバ室13の床面15上には、多段にサーバ16を格納するサーバラック17が多数設置される。サーバラック17は、2台が背中合わせになるように設置され、その間に床面15から上部壁18を通して天井チャンバー14まで垂直に延びる排熱通路20が形成される。
サーバ室13には、仕切壁21にて空調機械室22が区画形成され、その空調機械室22にパッケージ型エアコンからなる空調機23が設置される。空調機23は、ケーシング24内に冷却器25と送風ファン26が設けられ、ケーシング24の上部に吸込口27が設けられ、ケーシング24下部に底部チャンバー12に開口する吹出口28が設けられて構成される。また図には示していないが冷却器25には、冷媒を供給循環する外調機が接続されている。
空調機械室22には外気OAの導入口30が設けられ、また上部壁18に天井チャンバー14からの空気(暖気)を一部導入する暖気導入口31が設けられる。
サーバラック17は、その前面がサーバ室13に開口するように形成され、そのサーバラック17の前面の床面15には、底部チャンバー12からの冷気を上向流でサーバ室13に吹き出す冷気口32が設けられる。
天井チャンバー14内には、霊芝、アガリスクなどの茸類33を高温・暗所で栽培する茸類栽培エリア34が形成される。この茸類栽培エリア34は、図3に示すように、排熱通路20の両側に沿うように設けられた栽培コンベア35からなり、その栽培コンベア35上に、茸類33が栽培用の密閉容器36に収容されると共に密閉容器36内が生育に必要な湿度を保てるようにされる。
また栽培コンベア35の搬出入端には、栽培コンベア35を手動で移動するための回転ハンドル37が設けられる。
この天井チャンバー14の上部壁18の床面18fには、作業者となるシルバーや視覚障害者が車いす38で移動できる通路40が形成され、また建物10には天井チャンバー14内に作業者や生産物を入出するためのエレベータ装置41が設けられる。
天井チャンバー14と亜熱帯室11とは接続ダクト42で接続され、その接続ダクト42にファン43が接続されると共に接続ダクト42に、外気を導入するダンパー装置45が接続される。このダンパー装置45には、導入する外気の温度が低いときに外気を加熱するヒータ(図示せず)が設けられる。
ファン43には、亜熱帯室11に暖気を吹き出すための暖気浸み出しダクト46が接続され、その暖気浸み出しダクト46が亜熱帯室11の床11fの上に沿って設けられる。暖気浸み出しダクト46は、ダクトに多数の小孔を穿って形成され、小孔から暖気を吹き出すことで、亜熱帯室11にくまなく暖気を吹き出すように構成される。
亜熱帯室11では、マンゴー、パパイヤ、観葉植物、蘭などの花卉類、柑橘類などの亜熱帯植物50を栽培する亜熱帯植物エリア51と、天井チャンバー14で栽培した茸類33をさらに成長させる茸類エリア52が形成され、これらエリア51,52が間仕切り53で仕切られるようになっている。また亜熱帯植物エリア51と茸類エリア52に沿って作業用の通路54が形成され、亜熱帯室11の上部には、暖気を排出するための排気口55が形成される。
次に本発明の作用を説明する。
サーバ室13に設置したサーバラック17に多段に格納したサーバ16からは、24時間安定的に多量の低温発熱が発生している。
空調機23では、暖気導入口31と外気OAの導入口30から空調機械室22に導入された暖気と外気OAを冷却し、その冷気を吹出口28から底部チャンバー12に吹き出し、サーバラック17の前面の冷気口32から上向流で吹き出す。冷気はサーバラック17内を水平に流れて各段のサーバ16を冷却することで昇温され、30〜38℃程度の暖気となって排気通路20に流れる。
このように冷気を冷気口32からサーバ室13に吹き出すことで、従来のように暖気をサーバ室に排出するのと違って、サーバ室13の環境を最適にすることができると共に排気通路20に流れた暖気はサーバ16の発熱を回収した熱量の高いのもが得られる。
次に排気通路20に排出された暖気は、天井チャンバー14に流れ、天井チャンバー14から接続ダクト42を介し、ファン43から暖気浸み出しダクト46にて亜熱帯室11に吹き出され、亜熱帯室11から上部の排気口55を通して排気される。この排気空気は亜熱帯室11を暖房した後の空気であり、しかも亜熱帯植物50が消費した空気であり、周辺環境にもよいものとなる。
また、天井チャンバー14と亜熱帯室11は、常時温度が30〜38℃の暖気が供給され、約30℃の雰囲気に保たれる。天井チャンバー14は、建物10内にあるため、照明器具などを特に使用しないで栽培できる茸類33の初期成育環境に適している。すなわち霊芝(茸類33)の菌糸体は30〜40℃で良く成長するため、これを密閉容器36に入れ、適度の湿度を与えることで生育に適した環境とすることができる。
亜熱帯室11では、天井チャンバー14で、ある程度生育した茸類33を密閉容器36から取り出して栽培し、またマンゴーやパパイヤなどの亜熱帯植物50を栽培する環境に適したものとすることができる。また接続ダクト42のダンパー装置45から接続ダクト42内に外気をそのまま導入したり、この導入外気をヒータで加熱することで亜熱帯室11に吹き出す暖気量と暖気の温度を自在に調整することも可能となる。
上述したように、サーバ室13でのサーバ16の発熱量は、通常敷地1平方メートル当たり、3.0kW(2,580kcal/h)であり、サーバ室の面積を2,700m2とした場合には、8,100kW(6,966,000kcal/h)の発熱量となる。
ここで、空調機械室22に導入する外気OAと天井チャンバー14から導入する暖気の各導入量は、季節によって調整するが、冬季には、外気OAの全量を空調機23に流すことで、空調機23は、外気を冷却器25で冷却することなく送風ファン26のみを稼動することができると共に6,966000kcal/hの暖房能力が得られる。
また夏季では外気温が30℃以上と高い場合には、天井チャンバー14からの暖気を導入循環して空調機23で冷却するが、天井チャンバー14からの暖気の全量を循環すると亜熱帯室11への暖気量がなくなるため、最低でも、例えば、循環量を83%、外気導入量17%とすると、8,100kW×0.17=(1,377kW(1,184,220kcal/h)の暖房能力が得られる。
この亜熱帯室11での必要暖房能力は、敷地1平方メートル当たり、0.25kW(215kcal/h)であり、最低限の暖房の能力で換算した栽培面積は、1,377kW÷0.25kW=5,508m2であり、建物10の壁面や接続ダクト42での外気負荷による熱ロスの影響を考慮して有効利用排熱を30%としても、約1600m2の栽培面積を確保、すなわちデータセンターのサーバ室13の床面積の約60%の栽培面積を得ることが可能となる。
亜熱帯果実であるマンゴーは、従来温室栽培で広く栽培されているが、栽培適温は24〜30℃であり、冬季では、その温度を常時維持すると暖房費がかさむため、7〜8℃の温度で休眠させて越冬させ、6〜9月に果実を成熟させるようにしている。本発明の亜熱帯室11は30〜38℃の暖気を常時供給できるため、マンゴーの栽培適温24〜30℃の亜熱帯雰囲気に常時保つことが可能であり、一年中マンゴーの増殖と結実を行うことが可能となり、しかもサーバ16からの排熱を利用するため、冷房に要する空調機23の負荷もすくなくランニングコストを低くできると共に、栽培した茸類33や亜熱帯植物50の果実は、商品として生産販売できるため、省エネルギーとランニングコストの低減化が図れる。
このように、本発明はインターネットデータセンターから常時排出される排熱を利用して茸類や亜熱帯植物を栽培することが可能となる。
本発明の一実施の形態を示す全体正面図である。 図1に示したサーバ室の平面図である。 図1に示した天井チャンバーと亜熱帯室の平面図である。
符号の説明
10 建物
11 亜熱帯室
12 底部チャンバー
13 サーバ室
14 天井チャンバー
16 サーバ
17 サーバラック
20 排熱通路
23 空調機
42 接続ダクト

Claims (7)

  1. データセンター建物内を、底部チャンバーとサーバ室と天井チャンバーとに区画し、建物外に亜熱帯植物を栽培する亜熱帯室を構築し、前記サーバ室内に、多段にサーバを格納するサーバラックを、その前面がサーバ室に開口するように設置し、そのサーバラックの背面に排熱通路を形成すると共に、その排熱通路を上方の天井チャンバーに接続し、その天井チャンバーを接続ダクトを介して亜熱帯室に接続し、他方空調機からの冷気を、前記底部チャンバーを通してサーバ室内に供給し、そのサーバ室に供給された冷気をサーバラックを通して排熱通路に流し、サーバラック内のサーバで加熱された暖気を、天井チャンバーと接続ダクトを介して亜熱帯室に供給するようにしたことを特徴とするデータセンター排熱利用植物栽培システム。
  2. サーバ室に、サーバラックを背中合わせに設置すると共にその間に、サーバ室床面から天井チャンバーまで垂直に延びる排熱通路を形成した請求項1記載のデータセンター排熱利用植物栽培システム。
  3. サーバ室内に空調機械室が区画形成され、その空調機械室内に空調機が設置され、その空調機の冷気吹出口が前記底部チャンバーに接続され、空調機械室に、前記天井チャンバーからの暖気の一部を導入する暖気導入口が設けられると共に、外気を導入する外気導入口が設けられる請求項1又は2記載のデータセンター排熱利用植物栽培システム。
  4. 前記天井チャンバー内に、霊芝、アガリスクなどの茸類を栽培する茸類栽培エリアが形成される請求項1又は2記載のデータセンター排熱利用植物栽培システム。
  5. 亜熱帯室はガラス張りで形成され、その亜熱帯室に前記接続ダクトに接続された暖気浸み出しダクトが亜熱帯室の床の上に沿って設けられる請求項1又は2記載のデータセンター排熱利用植物栽培システム。
  6. 前記接続ダクトから供給される30〜38℃暖気で、亜熱帯室内が亜熱帯雰囲気に保たれ、その亜熱帯室でマンゴー、パパイヤなどの亜熱帯植物を栽培する請求項1〜5いずれかに記載のデータセンター排熱利用植物栽培システム。
  7. 亜熱帯室で、前記天井チャンバー内の茸類栽培エリアで栽培した茸類を、さらに栽培する請求項6記載のデータセンター排熱利用植物栽培システム。
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