JP2010147196A - 発光モジュールおよび灯具ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】高光度を実現可能な発光モジュールを提供する。
【解決手段】発光モジュール40において、第1半導体発光素子48および第2半導体発光素子50は、双方の合成光が白色となる青色光Lbおよび黄色光Lyのうち青色光Lbを主として発するよう設けられる。光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50が発する主となる青色光Lbを波長変換して、双方の合成光が白色となる青色光Lbおよび黄色光Lyのうち黄色光Lyを主として出射するよう設けられる。光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48が発する主となる青色光Lbを透過し、光波長変換部材52から出射される黄色光Lyを反射することにより、双方の光の合成光として合成白色光Lwを出射する。
【選択図】図3
【解決手段】発光モジュール40において、第1半導体発光素子48および第2半導体発光素子50は、双方の合成光が白色となる青色光Lbおよび黄色光Lyのうち青色光Lbを主として発するよう設けられる。光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50が発する主となる青色光Lbを波長変換して、双方の合成光が白色となる青色光Lbおよび黄色光Lyのうち黄色光Lyを主として出射するよう設けられる。光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48が発する主となる青色光Lbを透過し、光波長変換部材52から出射される黄色光Lyを反射することにより、双方の光の合成光として合成白色光Lwを出射する。
【選択図】図3
Description
本発明は、発光モジュールおよび発光モジュールを備える灯具ユニットに関する。
近年、高寿命化や消費電力低減などを目的として、車両前方に光を照射する灯具ユニットなど強い光を照射するための光源としてLED(Light Emitting Diode)などの発光素子を有する発光モジュールを用いる技術の開発が進められている。しかし、このような用途で用いるためには発光モジュールに高輝度や高光度が求められることになる。このため、例えば白色光の取り出し効率を向上させるべく、主として青色光を発光する発光素子と、青色光により励起されて主として黄色光を発光する黄色系蛍光体と、発光素子から青色光を透過させ、黄色系蛍光体からの黄色光以上の波長の光を反射する青色透過黄色系反射手段と、を備える照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−59864号公報
上述の特許文献に記載される技術は、単一の発光素子からの白色光の取り出し効率の向上を図るものである。しかし、上述のように車両前方に光を照射する灯具ユニットなどに利用可能な発光モジュールを実現するためには、単一の発光素子では光量が不足する場合が考えられる。これに対して、例えば全体としての光度を高めるために複数の発光素子を並設した場合、光源が分散したことによる影響がその投影像に及ぶおそれがある。
また、上述のLEDなどの発光素子は、ある特定の波長の光を発するよう設けられている場合がある。このような発光素子を利用して、その発光素子が発する光の色とは異なる色の光を高光度で照射するためには、互いに異なる特定の波長の光を発するよう設けられた複数の発光素子の各々が発した光を合成して照射する態様が考えられる。しかしながら、このように発する光の色が互いに異なる複数種類の発光素子の点灯および消灯の制御は複雑化しがちである。また、このように複数種類の発光素子を用いた場合は、すべて共通の発光素子を用いる場合に比べて、生産数増大による発光素子のコストダウンは難しいものとなる。
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高光度を実現可能な発光モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の発光モジュールは、ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、第2発光素子が発する光を波長変換して出射する光波長変換部材と、第1発光素子が発する主となる波長の光および光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、を備える。
この態様によれば、まず2つの発光素子を用いて合成光を出射するため、光源の分散を回避しつつ発する光の光度を高めることが可能となる。また、略同一範囲の波長の光を主として発する複数の発光素子を用いて合成光を出射することが可能となる。このため、互いに異なる波長の光を主として発する複数の発光素子を用いる場合に比べ、発光素子の点灯制御を容易にすることができ、また、発光素子の共通化が可能となる。
第1発光素子は、双方の合成光が白色となる第1波長の光および第2波長の光のうち一方を主として発するよう設けられ、光波長変換部材は、第2発光素子が発する光を波長変換して、第1波長の光および第2波長の光のうち他方を主として出射するよう設けられてもよい。
この態様によれば、ある同一範囲の波長の光を主として発する複数の発光素子を用いて白色光を出射することができる。このため、例えば車両前照灯に含まれる灯具ユニットなどに発光モジュールを利用することが可能となり、広範な種類の用途に適用可能な発光モジュールを提供することができる。
なお、第1発光素子および第2発光素子は、ともに青色の波長の光を主として出射してもよい。光波長変換部材は、青色の光を波長変換して黄色の波長の光を主として出射してもよい。光学フィルタは、青色の波長の光を透過して黄色の波長の光を反射することにより、双方の光の合成光である白色合成光を出射してもよい。または、光学フィルタは、青色の波長の光を反射して黄色の波長の光を透過することにより、双方の光の合成光である白色合成光を出射してもよい。
本発明のある態様の発光モジュールは、反射面をさらに備えてもよい。第2発光素子は、第1発光素子と同一面上に配置され、光学フィルタは、第1発光素子が発した光および光波長変換部材から出射された光のうち一方が入射する位置に配置され、反射面は、第1発光素子が発した光および光波長変換部材から出射された光のうち他方を光学フィルタの出射面に向けて反射するよう配置されてもよい。
この態様によれば、第1発光素子と第2発光素子とを同一面上に配置することが可能となる。このため、例えば第1発光素子および第2発光素子の双方がLEDによって構成されている場合、双方を同一基板に配置することができることから、基板の構成を簡素にすることができる。
本発明の別の態様もまた、発光モジュールである。この発光モジュールは、ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、第1発光素子が発する光を波長変換して出射する第1光波長変換部材と、第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、第2発光素子が発する光を波長変換して、第1光波長変換部材から出射される光の主となる波長と異なる波長の光を主として出射する第2光波長変換部材と、第1光波長変換部材から出射される主となる波長の光および第2光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、を備える。
この態様によれば、第1光波長変換部材が波長変換して出射する光の波長と第2光波長変換部材が変換して出射する光の波長との設定状況によって、様々な色の光を出射することが可能となる。このため、広範な用途に適用可能な発光モジュールを提供することが可能となる。
第1発光素子および第2発光素子は、紫外光を主として発してもよい。このような光波長変換部材は、一般的により波長の長い光に波長変換する。このため、入射される光が可視光よりも波長の短い紫外光であれば、光波長変換部材が出射する光の波長を可視光の範囲内で広く設定することが可能となる。このため、より様々な色の光を出射することが可能となる。
本発明のさらに別の態様は、灯具ユニットである。この灯具ユニットは、ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、第2発光素子が発する光を波長変換して出射する光波長変換部材と、第1発光素子が発する主となる波長の光および光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、を有する発光モジュールと、発光モジュールから出射された光を集光する光学部材と、を備える。
この態様によれば、高光度の発光モジュールを利用した灯具ユニットを提供することができる。このため、例えば車両用前照灯など、高光度の光が必要な様々な用途に適用した灯具ユニットを提供することができる。
本発明のさらに別の態様もまた、灯具ユニットである。この灯具ユニットは、ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、第1発光素子が発する光を波長変換して出射する第1光波長変換部材と、第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、第2発光素子が発する光を波長変換して、第1光波長変換部材から出射される光の主となる波長と異なる波長を主として出射する第2光波長変換部材と、第1光波長変換部材が出射する主となる波長の光および第2光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、を有する発光モジュールと、発光モジュールから出射された光を集光する光学部材と、を備える。
この態様においても、高光度の発光モジュールを利用した灯具ユニットを提供することができる。このため、例えば車両用前照灯など、高光度の光が必要な様々な用途に適用した灯具ユニットを提供することができる。
本発明によれば、高光度を実現可能な発光モジュールを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る車両用前照灯10の構成を示す断面図である。車両用前照灯10は、灯具ボディ12、前面カバー14、および灯具ユニット16を有する。以下、図1において左側を灯具前方、右側を灯具後方として説明する。また、灯具前方にみて右側を灯具右側、左側を灯具左側という。図1は、灯具ユニット16の光軸を含む鉛直平面によって切断された車両用前照灯10を灯具左側から見た断面を示している。なお、車両用前照灯10が車両に装着される場合、車両には互いに左右対称に形成された車両用前照灯10が車両左前方および右前方のそれぞれに設けられる。図1は、左右いずれかの車両用前照灯10の構成を示している。
図1は、第1の実施形態に係る車両用前照灯10の構成を示す断面図である。車両用前照灯10は、灯具ボディ12、前面カバー14、および灯具ユニット16を有する。以下、図1において左側を灯具前方、右側を灯具後方として説明する。また、灯具前方にみて右側を灯具右側、左側を灯具左側という。図1は、灯具ユニット16の光軸を含む鉛直平面によって切断された車両用前照灯10を灯具左側から見た断面を示している。なお、車両用前照灯10が車両に装着される場合、車両には互いに左右対称に形成された車両用前照灯10が車両左前方および右前方のそれぞれに設けられる。図1は、左右いずれかの車両用前照灯10の構成を示している。
灯具ボディ12は開口を有する箱状に形成される。前面カバー14は透光性を有する樹脂またはガラスによって椀状に形成される。前面カバー14は、縁部が灯具ボディ12の開口部に取り付けられる。こうして、灯具ボディ12と前面カバー14とによって覆われる領域に灯室が形成される。
灯室内には、灯具ユニット16が配置される。灯具ユニット16は、エイミングスクリュー18によって灯具ボディ12に固定される。下方のエイミングスクリュー18はレベリングアクチュエータ20が作動することにより回転するよう構成されている。このため、レベリングアクチュエータ20を作動させることで、灯具ユニット16の光軸を上下方向に移動することが可能となっている。
灯具ユニット16は、投影レンズ30、支持部材32、リフレクタ34、ブラケット36、発光モジュール基板38、および放熱フィン42を有する。投影レンズ30は、灯具前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズからなり、その後方焦点面上に形成される光源像を反転像として灯具前方に投影する。支持部材32は、投影レンズ30を支持する。発光モジュール基板38には発光モジュール40が設けられている。リフレクタ34は、発光モジュール40からの光を反射して、投影レンズ30の後方焦点面に光源像を形成する。このようにリフレクタ34および投影レンズ30は、発光モジュール40が発した光を灯具前方に向けて集光する光学部材として機能する。放熱フィン42は、ブラケット36の後方側の面に取り付けられ、主に発光モジュール40が発した熱を放熱する。
支持部材32には、シェード32aが形成されている。車両用前照灯10はロービーム用光源として用いられ、シェード32aは、発光モジュール40から発せられリフレクタ34にて反射した光の一部を遮ることで、車両前方においてロービーム用配光パターンにおけるカットオフラインを形成する。ロービーム用配光パターンは公知であることから説明を省略する。
図2は、第1の実施形態に係る発光モジュール基板38の構成を示す図である。発光モジュール基板38は、発光モジュール40、基板44、および透明カバー46を有する。基板44はプリント配線基板であり、上面に発光モジュール40が取り付けられている。発光モジュール40は、無色の透明カバー46によって覆われており、内部は中空となっている。
発光モジュール40は、第1半導体発光素子48、第2半導体発光素子50、光波長変換部材52、光学フィルタ54、支持基板56、および支持部材58を備える。第1半導体発光素子48は、基板44に取り付けられる。光学フィルタ54は板状に形成され、第1半導体発光素子48の上方に傾斜した状態で配置されるよう、支持部材58を介して基板44に固定される。第2半導体発光素子50は、垂直に立てられた状態で光学フィルタ54に向けて水平方向に光を発する姿勢が維持されるよう支持基板56を介して基板44に固定される。光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50の発光面に取り付けられる。
図3は、第1の実施形態に係る発光モジュール40の構成を示す図である。第1半導体発光素子48は、発光面48aが水平になるよう配置される。第2半導体発光素子50は、第1半導体発光素子48より上方において、発光面50aが第1半導体発光素子48の発光面48aと互いに直角を成すよう配置される。光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50の発光面50aに取り付けられるため、光波長変換部材52の出射面52aと第1半導体発光素子48の発光面48aとは互いに直角を成す。
第1半導体発光素子48は、LED素子によって構成される。第1の実施形態では、第1半導体発光素子48として、青色の波長の光を主として発する青色LEDが採用されている。具体的には、第1半導体発光素子48は、サファイヤ基板上にInGaN系半導体層を結晶成長させることにより形成されるInGaN系LED素子によって構成されている。第1半導体発光素子48は、例えば1mm角のチップとして形成され、発する青色光Lbの中心波長は470nmとなるよう設けられている。なお、第1半導体発光素子48の構成や発する光の波長が上述したものに限られないことは勿論である。第2半導体発光素子50は、第1半導体発光素子48と同じものが採用されており、第1半導体発光素子48と同じ青色光Lbを主として発する。
光波長変換部材52は、いわゆる発光セラミック、または蛍光セラミックと呼ばれるものであり、青色光によって励起される蛍光体であるYAG(Yttrium Alminum Garnet)粉末を用いて作成されたセラミック素地を焼結することにより得ることができる。このような光波長変換セラミックの製造方法は公知であることから詳細な説明は省略する。
こうして得られた光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50の発光面に取り付けられたときに、第2半導体発光素子50が主として発する青色光Lbの波長を変換して黄色光Lyを出射する。なお、第1の実施形態に係る光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50が発する青色光Lbが高い確率で黄色光Lyに変換されるよう、蛍光体の含有率の比較的高いものが用いられている。
このように、第1半導体発光素子48は、双方の合成光が白色となる青色光Lbおよび黄色光Lyのうち青色光Lbを主として発するよう設けられる。一方、光波長変換部材52は、第2半導体発光素子50が発する光を波長変換して、双方の合成光が白色となる青色光Lbおよび黄色光Lyのうち黄色光Lyを主として出射するよう設けられる。
なお、光波長変換部材52は、透明なものが採用されている。第1の実施形態において「透明」とは、変換波長域の光の全光線透過率が40%以上のことを意味するものとする。発明者の鋭意なる研究開発の結果、変換波長域の光の全光線透過率が40%以上の透明な状態であれば、光波長変換部材52による光の波長を適切に変換できると共に、光波長変換部材52を通過する光の光度の減少も適切に抑制できることが判明した。したがって、光波長変換部材52をこのように透明な状態にすることによって、第1半導体発光素子48が発する光をより効率的に変換することができる。なお、光波長変換部材52は透明でないが透光性を有するものであってもよい。
また、光波長変換部材52はバインダーレスの無機物で構成され、バインダーなどの有機物を含有する場合に比べて耐久性の向上が図られている。このため、例えば発光モジュール40に1W(ワット)以上の電力を投入することが可能となっており、発光モジュール40が発する光の輝度および光度を高めることが可能となっている。
光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48の発光面48aおよび光波長変換部材52の出射面52aの各々に対して45度の角度を成すよう第1半導体発光素子48の上方に配置される。このとき、第1半導体発光素子48が発した光によって照らされる面が入射面54aとなり、光波長変換部材52から出射された光によって照らされる面が出射面54bとなる。
光学フィルタ54は、光波長変換部材52の一方の面上に屈折率の異なる材料を交互に蒸着して積層することにより多層膜化したダイクロイックミラーにより構成される。第1の実施形態では、光学フィルタ54は、青色光Lbを透過し、黄色光Lyを反射するよう設けられている。なお、光学フィルタ54は上述したものに限られないことは勿論であり、例えばロングパスフィルタ、ショートパスフィルタ、またはバンドパスフィルタが採用されてもよい。
光学フィルタ54は、上述の角度で傾斜して配置されるため、第1半導体発光素子48が発した青色光Lbを透過して出射面54bから出射する方向に向けて、光波長変換部材52から出射された黄色光Lyを出射面54bで反射する。したがって、光学フィルタ54の出射面54bは、青色光Lbと黄色光Lyの双方の合成光である合成白色光Lwを出射する。これにより、まず2つの発光素子を用いて合成光を出射するため、発光モジュール40から出射される光の光度を高めることが可能となる。また、第1半導体発光素子48と第2半導体発光素子50とを共通化することも可能となる。
なお、第1半導体発光素子48は青以外の波長の光を主として発するものが採用されてもよい。この場合も、光波長変換部材52には、第1半導体発光素子48が発する主とする光の波長を変換するものが採用される。なお、光波長変換部材52は、この場合においても第1半導体発光素子48が主として発する波長の光と組み合わせることにより白色または白色に近い色の波長の光となるよう、第1半導体発光素子48が発する光の波長を変換してもよい。
また、第1の実施形態において、「透過する」とは、透過後の光度が透過前の光度より50%以上となることを意味するものとする。また、「反射する」とは、反射後の光度が反射前の光度より50%以上となることを意味するものとする。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る発光モジュール60の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール60が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、第2の実施形態に係る発光モジュール60の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール60が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
発光モジュール60は、第1半導体発光素子48、第2半導体発光素子50、およびフィルタユニット62を備える。第2の実施形態において、第1半導体発光素子48の取付位置は第1の実施形態と同様である。また、第2半導体発光素子50は、光波長変換部材52が取り付けられていない以外、取付位置などは第1の実施形態と同様である。
フィルタユニット62は、光学フィルタ54と光波長変換部材64によって構成される。光波長変換部材64は、第1の実施形態に係る光波長変換部材52と同様の材質によって形成され、入射した光の波長を変換する蛍光体を含む透明な板状部材として設けられる。
光学フィルタ54は、石英によって形成される。光学フィルタ54は、光波長変換部材64の一面に取り付けられる。なお、光学フィルタ54はフィルタユニット62に蒸着されてもよく、また、板状に形成された光学フィルタ54をフィルタユニット62の一面に取り付けてもよい。
フィルタユニット62は、光学フィルタ54が、第1半導体発光素子48の発光面48aに対して45度の角度を成し、光波長変換部材64が第2半導体発光素子50の発光面50aに対して45度の角度を成すよう第1半導体発光素子48の上方に配置される。このとき、第1半導体発光素子48が発した光によって照らされる光学フィルタ54の面が入射面54aとなり、光波長変換部材52から出射された光によって照らされる光波長変換部材64の面が出射面64aとなる。
光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48から出射された青色光Lbを透過し、光波長変換部材64に入射する。光波長変換部材64は、こうして第1半導体発光素子48から出射された青色光Lbの一部を黄色光Lyに変換し、出射面64aから合成白色光Lwとして出射する。また、また、光波長変換部材64は、第2半導体発光素子50から出射された青色光Lbの一部を黄色光Lyに変換する。第2半導体発光素子50から出射された光は光学フィルタ54の出射面54bによって反射され、光波長変換部材64の出射面64aからから合成白色光Lwとして出射する。
このとき、光学フィルタ54は、上述の角度で傾斜して配置されるため、第1半導体発光素子48が発した青色光Lbを透過する方向に向けて、光波長変換部材52から出射された青色光Lbに基づく合成白色光Lwを出射面54bで反射する。したがって、光波長変換部材64の出射面64aは、第1半導体発光素子48が発する青色光Lbが波長変換された合成白色光Lwと、第2半導体発光素子50が発する青色光Lbが波長変換された合成白色光Lwとの双方の合成光である合成白色光Lwを出射する。このような態様においても、2つの半導体発光素子を利用して合成白色光Lwを出射することができ、高光度の白色光を出射することが可能となる。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る発光モジュール80の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール80が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、第3の実施形態に係る発光モジュール80の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール80が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
発光モジュール80は、第1半導体発光素子48、第2半導体発光素子50、光波長変換部材52、およびフィルタユニット82を備える。フィルタユニット82は、プリズム84および光学フィルタ54を有する。プリズム84は、断面が直角2等三角形となる三角柱状に形成され、他の2つの面と45度の角度をなす被取付面84aに光学フィルタ54が取り付けられる。プリズム84は、直角をなす2つの面の一方が光波長変換部材52の出射面52aに対向し、他方が水平な上面となるよう配置される。これによって光学フィルタ54が、第1の実施形態と同様に、第1半導体発光素子48の発光面48aおよび光波長変換部材52の出射面52aの双方に対して45度の角度をなすように配置される。
これにより光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48が発した青色光Lbを透過して出射面54bから出射する方向に向けて、光波長変換部材52から出射された黄色光Lyを出射面54bで反射する。したがって、光学フィルタ54の出射面54bは、青色光Lbと黄色光Lyの双方の合成光である合成白色光Lwを出射する。このようにプリズム84を利用した場合においても、2つの半導体発光素子を利用して合成白色光Lwを出射することができ、高光度の白色光を出射することが可能となる。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態に係る発光モジュール100の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール100が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第4の実施形態に係る発光モジュール100の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール100が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
発光モジュール100は、第1半導体発光素子48、第2半導体発光素子50、光波長変換部材52、およびフィルタユニット102を有する。第4の実施形態では、第1半導体発光素子48および第2半導体発光素子50は、ともに基板44の同一面上に配置される。これにより、第1半導体発光素子48と第2半導体発光素子50とを互いに直角に配置する場合に比べ、基板44などの構成を簡素にすることができる。
フィルタユニット102は、第1プリズム104、第2プリズム106、および光学フィルタ54を有する。第1プリズム104は、4つの角のうち鋭角となる2つの角の角度が45度となる平行四辺形状の断面を有する四角柱状に形成される。この第1プリズム104の一面に光学フィルタ54の一面が取り付けられる。第1プリズム104において、被取付面104bに対向する反射面104aは、第1プリズム104内部を通過する光を反射するよう設けられる。第2プリズム106は、断面が直角二等辺三角形となる三角柱形状に形成され、他の2つの面と45度の角度をなす被取付面106aに、光学フィルタ54のうち第1プリズム104に取り付けられた面とは反対の面が取り付けられる。
フィルタユニット102は、第1半導体発光素子48の上方に位置し、反射面104aが第2半導体発光素子50および光波長変換部材52の上方に位置するよう配置される。したがって、第1半導体発光素子48は光学フィルタ54の入射面54aに向けて青色光Lbを発し、光波長変換部材52は反射面104aに向けて黄色光Lyを出射する。
光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48が発した青色光Lbを透過して出射面54bから出射する。反射面104aは、光波長変換部材52から出射された黄色光Lyを光学フィルタ54の出射面54bに向けて反射する。光学フィルタ54の出射面54bは、反射面104aによって反射された黄色光Lyをさらに反射する。
光学フィルタ54が上述の角度で傾斜して配置され、さらに反射面104aが上述の角度で傾斜するよう設けられているため、光学フィルタ54は、第1半導体発光素子48が発した青色光Lbを透過して出射面54bから出射する方向に向けて、光波長変換部材52から出射された黄色光Lyを出射面54bで反射する。したがって、光学フィルタ54の出射面54bは、青色光Lbと黄色光Lyの双方の合成光である合成白色光Lwを出射する。
このように第4の実施形態においても、2つの半導体発光素子を利用して合成白色光Lwを出射することができ、高光度の白色光を出射することが可能となる。また、第1プリズム104および第2プリズム106を利用することで、光学フィルタ54の取り付け精度などを向上させることができ、合成白色光Lwを適切に出射することが可能となる。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態に係る発光モジュール120の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール120が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、第5の実施形態に係る発光モジュール120の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール120が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
発光モジュール120は、第1半導体発光素子122、第2半導体発光素子124、第1光波長変換部材126、第2光波長変換部材128、および光学フィルタ54を備える。第1半導体発光素子122および第2半導体発光素子124は、紫外線領域の波長の光である紫外光を主として発するよう設けられる。
第1半導体発光素子122は、発光面122aが水平になるよう配置される。第2半導体発光素子124は、第1半導体発光素子122よりも上方において、発光面124aが第1半導体発光素子122の発光面122aとが互いに直角を成すよう配置される。第1光波長変換部材126は板状に形成され、第1半導体発光素子122の発光面122aに取り付けられる。第2光波長変換部材128もまた板状に形成され、第2半導体発光素子124の発光面124aに取り付けられる。したがって、第1光波長変換部材126の出射面126aと第2光波長変換部材128の出射面128aとは互いに直角を成す。
第1光波長変換部材126は、第1半導体発光素子122が主として発する紫外光の波長を変換して青色光Lbを出射するよう設けられる。第2光波長変換部材128は、第2半導体発光素子124が主として発する紫外光の波長を変換して黄色光Lyを出射するよう設けられる。第1光波長変換部材126および第2光波長変換部材128は、いわゆる発光セラミック、または蛍光セラミックと呼ばれるものであり、紫外光によって励起される蛍光体粉末を用いて作成されたセラミック素地を焼結することにより各々を得ることができる。第1光波長変換部材126および第2光波長変換部材128は透明なものが採用されている。なお、第1光波長変換部材126および第2光波長変換部材128は透明でないが透光性を有するものであってもよい。
また、第1光波長変換部材126および第2光波長変換部材128の各々はバインダーレスの無機物で構成され、バインダーなどの有機物を含有する場合に比べて耐久性の向上が図られている。このため、例えば発光モジュール40に1W(ワット)以上の電力を投入することが可能となっており、発光モジュール40が発する光の輝度および光度を高めることが可能となっている。
光学フィルタ54は、第1光波長変換部材126の出射面126aおよび第2光波長変換部材128の出射面128aの各々に対して45度の角度を成すよう第1半導体発光素子48の上方に配置される。このとき、第1半導体発光素子48が発した光によって照らされる面が入射面54aとなり、光波長変換部材52から出射された光によって照らされる面が出射面54bとなる。
光学フィルタ54は、上述の角度で傾斜して配置されるため、第1光波長変換部材126から出射された青色光Lbを透過して出射面54bから出射する方向に向けて、第2光波長変換部材128から出射された黄色光Lyを出射面54bで反射する。したがって、光学フィルタ54の出射面54bは、青色光Lbと黄色光Lyの双方の合成光である合成白色光Lwを出射する。このように第5の実施形態においても、2つの半導体発光素子を利用して合成白色光Lwを出射することができ、高光度の白色光を出射することが可能となる。
(第6の実施形態)
図8は、第6の実施形態に係る発光モジュール140の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール140が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、第6の実施形態に係る発光モジュール140の構成を示す図である。なお、発光モジュール40に代えて発光モジュール140が設けられる以外は、車両用前照灯10の構成は第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
発光モジュール140は、第1半導体発光素子122、第2半導体発光素子124、およびフィルタユニット142を備える。第1半導体発光素子122は、第1光波長変換部材126が取り付けられない以外、取付位置などは第5の実施形態と同様である。また、第2半導体発光素子124は、第2光波長変換部材128が取り付けられない以外、取付位置などは第5の実施形態と同様である。
フィルタユニット142は、光学フィルタ54、第1光波長変換部材144、および第2光波長変換部材146を有する。第1光波長変換部材144の材質は、上述の第1光波長変換部材126と同様である。また、第2光波長変換部材146の材質は、上述の第2光波長変換部材128と同様である。このため、第1光波長変換部材144は、第1半導体発光素子122が主として発する紫外光Luの波長を変換して青色光Lbを出射するよう設けられる。第2光波長変換部材146は、第2半導体発光素子124が主として発する紫外光Luの波長を変換して黄色光Lyを出射するよう設けられる。第1光波長変換部材144は板状に形成され、光学フィルタ54の入射面54aに取り付けられる。第2光波長変換部材146は板状に形成され、光学フィルタ54の出射面54bに取り付けられる。
フィルタユニット142は、光学フィルタ54が第1光波長変換部材144の出射面126aおよび第2光波長変換部材146の出射面128aの各々に対して45度の角度を成すよう第1半導体発光素子48の上方に配置される。このとき、第1半導体発光素子48が発した光によって照らされる第1光波長変換部材144の面が入射面144aとなり、光波長変換部材52から出射された光によって照らされる第2光波長変換部材146の面が出射面146aとなる。
光学フィルタ54は、上述の角度で傾斜して配置されるため、第1光波長変換部材144によって波長変換されて出射される青色光Lbを透過して出射面54bから出射する方向に向けて、第2光波長変換部材146によって波長変換されて出射される黄色光Lyを出射面54bで反射する。したがって、第2光波長変換部材146の出射面146aは、青色光Lbと黄色光Lyの双方の合成光である合成白色光Lwを出射する。このような態様においても、2つの半導体発光素子を利用して合成白色光Lwを出射することができ、高光度の白色光を出射することが可能となる。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そのような例をあげる。
ある変形例では、上述の実施形態のいずれかにおいて、光学フィルタが、青色光Lbを反射し黄色光Lyを透過するよう設けられている。この光学フィルタは、第1半導体発光素子48の発光面48aおよび光波長変換部材52の出射面52aの各々に対して45度の角度を成すよう配置される。これにより、光学フィルタは、光波長変換部材52から出射された黄色光Lyを透過してその出射面から出射する方向に向けて、第1半導体発光素子48が発した青色光Lbをその出射面で反射する。これによっても、光学フィルタの出射面は、青色光Lbと黄色光Lyの双方の合成光である合成白色光Lwを出射することができる。
10 車両用前照灯、 16 灯具ユニット、 30 投影レンズ、 34 リフレクタ、 40 発光モジュール、 44 基板、 48 第1半導体発光素子、 48a 発光面、 50 第2半導体発光素子、 50a 発光面、 52 光波長変換部材、 52a 出射面、 54 光学フィルタ、 54a 入射面、 54b 出射面。
Claims (7)
- ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、
前記第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、
前記第2発光素子が発する光を波長変換して出射する光波長変換部材と、
前記第1発光素子が発する主となる波長の光および前記光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、
を備えることを特徴とする発光モジュール。 - 前記第1発光素子は、双方の合成光が白色となる第1波長の光および第2波長の光のうち一方を主として発するよう設けられ、
前記光波長変換部材は、前記第2発光素子が発する光を波長変換して、第1波長の光および第2波長の光のうち他方を主として出射するよう設けられることを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。 - 反射面をさらに備え、
前記第2発光素子は、前記第1発光素子と同一面上に配置され、
前記光学フィルタは、前記第1発光素子が発した光および前記光波長変換部材から出射された光のうち一方が入射する位置に配置され、
前記反射面は、前記第1発光素子が発した光および前記光波長変換部材から出射された光のうち他方を前記光学フィルタの出射面に向けて反射するよう配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の発光モジュール。 - ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、
前記第1発光素子が発する光を波長変換して出射する第1光波長変換部材と、
前記第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、
前記第2発光素子が発する光を波長変換して、前記第1光波長変換部材から出射される光の主となる波長と異なる波長の光を主として出射する第2光波長変換部材と、
前記第1光波長変換部材から出射される主となる波長の光および前記第2光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、
を備えることを特徴とする発光モジュール。 - 前記第1発光素子および前記第2発光素子は、紫外光を主として発することを特徴とする請求項4に記載の発光モジュール。
- ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、前記第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、前記第2発光素子が発する光を波長変換して出射する光波長変換部材と、前記第1発光素子が発する主となる波長の光および前記光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、を有する発光モジュールと、
前記発光モジュールから出射された光を集光する光学部材と、
を備えることを特徴とする灯具ユニット。 - ある範囲の波長の光を主として発する第1発光素子と、前記第1発光素子が発する光を波長変換して出射する第1光波長変換部材と、前記第1発光素子と略同一範囲の波長の光を主として発する第2発光素子と、前記第2発光素子が発する光を波長変換して、前記第1光波長変換部材から出射される光の主となる波長と異なる波長を主として出射する第2光波長変換部材と、前記第1光波長変換部材が出射する主となる波長の光および前記第2光波長変換部材から出射される主となる波長の光のうち一方を透過し他方を反射することにより、双方の光の合成光を出射する光学フィルタと、を有する発光モジュールと、
前記発光モジュールから出射された光を集光する光学部材と、
を備えることを特徴とする灯具ユニット。
Priority Applications (1)
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JP2008321602A JP2010147196A (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | 発光モジュールおよび灯具ユニット |
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JP2014507055A (ja) * | 2011-03-01 | 2014-03-20 | オスラム ゲーエムベーハー | 蛍光体エレメントを有する照明装置 |
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-
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