JP2010141530A - 放送受信装置及び放送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】LTOD(Local Time Offset Descriptor)を用いることなくサマータイムの開始又は終了を判断することができる放送受信装置及び放送受信方法を提供すること。
【解決手段】放送受信装置10では、放送局から番組と共に送信された番組情報が受信される。この番組情報には、各番組の放送開始時刻及び放送時間が含まれている。このため、放送開始時刻及び放送時間から、番組の放送終了時刻を算出することができる。受信部11で番組情報が受信されると、算出部17で先行番組の放送終了時刻が算出される。そして、時間差判断部18によって、先行番組に続く後続番組の放送開始時刻と先行番組の放送終了時刻との時間差の有無が判断される。開始終了判断部19は、時間差があることを条件として、サマータイムが開始又は終了されると判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、番組の名称、放送日時、内容の説明などの番組に関する情報を受信する放送受信装置及び放送受信方法に関する。
太陽が出ている時間帯を有効活用するために、夏の間だけ時間を進める所謂サマータイム(Summer Time )制度が導入されている国や地域が存在する。このサマータイム制度は、地球温暖化対策の一環として、日本でも本格的な導入が検討されている。このサマータイム制度が実施された場合には、標準時間(ウインタータイム)とサマータイムとが切り替えられる際に様々な不具合が生じる。例えば、放送を受信する放送受信装置では、電子番組表(EPG:Electric Program Guide)に表示されている時刻が標準時間であるのかサマータイムであるのかが明確ではなく、ユーザが所望の番組を視聴できないおそれがあった。かかる問題を解決するものとしては、特許文献1に開示されている映像信号受信装置がある。
特許文献1に記載の映像信号受信装置は、サマータイムの開始日時と終了日時、標準時間とサマータイムとの時間差(例えば1時間)が予め記憶されている。この映像信号受信装置では、サマータイムの開始日時に時間を1時間進めることで、標準時間からサマータイムに変更される。また、サマータイムの終了日時に時間を1時間遅らせることで、サマータイムから標準時間に戻される。この映像信号受信装置で表示される電子番組表(以下「EPG」ともいう。)では、サマータイムの開始に伴って削除される時間帯が他の時間帯とは異なる色で表示される。また、サマータイムの終了時には、時間を遅らせるためにAM1:00〜AM2:00が2回存在するので、AM1:00(FIRST)、AM1:00(SECOND)、AM2:00のように時刻が表示される。このため、ユーザは、EPGからサマータイムの開始又は終了を容易に把握することができる。
日本のデジタル放送には、サマータイムの実施に備えて、TOT(Time Offset Table)と呼ばれる時間情報を送信する規格が存在する(非特許文献1,2参照)。このTOTには、日本の現在の日時及び時刻を示すJST_time に加え、LTOD(Local Time Offset Descriptor)と呼ばれるサマータイムに関する情報を更に含めることができる。このため、特許文献1の映像信号受信装置は、LTODを含むTOTを受信することによって、サマータイムの開始日時と終了日時、標準時間とサマータイムとの時間差を取得することが可能である。
特許第3937153号明細書 ARIB STD−B10(デジタル放送に使用する番組配列情報 ) ARIB TR−B15(BS/広帯域CSデジタル放送運用規定 第2分冊)
ところで、日本ではサマータイム制度が本格的に導入されておらず、TOTにLTODを含めるといった運用が行われていないのが現状である。このため、サマータイム制度が本格的に導入された場合に、現在の規格とは異なる運用がなされることも考えられる。例えば、TOTにLTODを含める代わりに、JST_time そのものを例えば1時間進めたり遅らせたりするといった運用がなされることも考えられる。このような運用がなされた場合、従来の放送受信装置では、サマータイムの開始又は終了を判断することができない。その結果、放送受信装置のユーザが、EPGからサマータイムの開始又は終了を認識することができなくなるといった不利益を被るおそれがある。
それ故に、本発明の目的は、LTODを用いることなくサマータイムの開始又は終了を判断することができる放送受信装置及び放送受信方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一局面は、番組を受信する放送受信装置であって、受信部と、分離部と、番組情報抽出部と、算出部と、時間差判断部と、開始終了判断部とを備える。受信部は、各番組の放送開始時刻及び放送時間を含む番組情報を放送信号として受信し、トランスポートストリームとして出力する。分離部は、前記トランスポートストリームから前記番組情報を分離する。番組情報抽出部は、前記番組情報から各番組の放送開始時刻及び放送時間を抽出する。算出部は、先行番組の前記放送開始時刻に前記先行番組の前記放送時間を加算して当該先行番組の放送終了時刻を算出する。時間差判断部は、前記先行番組に続く後続番組の放送開始時刻と前記先行番組の放送終了時刻との時間差の有無を判断する。開始終了判断部は、前記時間差判断部によって時間差があると判断されたことを条件として、サマータイムが開始又は終了されると判断する。
他の局面では、前記開始終了判断部は、前記後続番組の放送開始時刻が前記先行番組の放送終了時刻よりも後の時刻であるか前の時刻であるかを判断し、後の時刻である場合にサマータイムが開始されると判断し、前の時刻である場合にサマータイムが終了されると判断する。
他の局面では、前記時間差判断部は、2以上の所定数の放送チャンネルについて前記時間差の有無を判断し、前記開始終了判断部は、前記時間差判断部によって前記所定数の放送チャンネルの全てについて時間差があると判断された場合に、サマータイムが開始又は終了されると判断する。
他の局面では、前記受信部は、現在の日付と時刻を示す現在時刻情報、及び前記現在時刻情報が示す時刻とサマータイムとの時間差を示す時差情報のうち、少なくとも前記現在時刻情報を含む時間情報を放送信号として更に受信し、前記受信部によって受信された時間情報に前記現在時刻情報及び前記時差情報の両方が含まれているか否かを判断する時間情報判断部を更に備える。この場合、前記開始終了判断部は、前記時間情報判断部によって両方が含まれていると判断された場合に、前記現在時刻情報及び前記時差情報に基づいて、サマータイムが開始又は終了されることを判断する。
他の局面は、前記番組情報及び開始終了判断部の判断結果に基づいて、サマータイムの開始又は終了を示す電子番組表を作成する制御部と、前記制御部によって作成された電子番組表を表示する表示部とを更に備える。
また、本発明の一局面は、番組を受信する放送受信方法であって、各番組の放送開始時刻及び放送時間を含む番組情報を放送信号として受信し、トランスポートストリームとして出力するステップと、前記トランスポートストリームから前記番組情報を分離するステップと、前記番組情報から各番組の放送開始時刻及び放送時間を抽出するステップと、先行番組の前記放送開始時刻に前記先行番組の前記放送時間を加算して当該先行番組の放送終了時刻を算出するステップと、前記先行番組に続く後続番組の放送開始時刻と前記先行番組の放送終了時刻との時間差の有無を判断するステップと、前記時間差の有無を判断するステップで時間差があると判断した場合に、サマータイムが開始又は終了されると判断するステップとを含む。
本発明によれば、電子番組表を生成するために必要な番組情報に基づいてサマータイムの開始又は終了が判断される。したがって、LTODを用いることなくサマータイムの開始又は終了を判断することができる。
(第1の実施形態)
以下、適宜図面を参照しつつ本発明の第1の実施形態について説明する。まず、本発明の第1の実施形態に係る放送受信装置10の構成について説明する。なお、本実施形態では、本発明に係る放送受信装置が放送局からデジタル放送を受信するデジタル放送受信装置である形態について説明する。ただし、本発明に係る放送受信装置は、アナログ放送を受信するアナログ放送受信装置であってもよいし、デジタル放送とアナログ放送の双方を受信可能な放送受信装置であってもよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放送受信装置10の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、放送受信装置10は、受信部11、信号分離部12、音声生成部13、映像生成部14、映像合成部15、番組情報抽出部16、算出部17、時間差判断部18、開始終了判断部19、制御部20、表示部21、及びスピーカ22を備えている。
受信部11は、放送局(例えばテレビ局)から送信されるデジタル放送を受信するものである。本実施形態では、受信部11が4つの放送チャンネルのデジタル放送を受信する形態について説明するが、受信部11が受信する放送チャンネル数はこれに限定されるものではない。受信部11が受信する放送チャンネル数は6つや8つ等であってもよい。
受信部11で受信されるデジタル放送には、番組を構成する映像信号及び音声信号に加えて、番組情報、時間情報等が含まれている。ここで、番組情報は、番組に関する情報であり、各番組の名称、各番組の放送開始時刻や放送時間、各番組の内容の説明などを含んでいる。時間情報は、現在の日付や時刻などの時間に関する情報を含むものである。日本のデジタル放送では、番組に関する情報をEIT(Event Information Table )に記述し、時間に関する情報をTOT(Time Offset Table )に記述して、映像信号や音声信号等と共に送信することが非特許文献1において定められている。したがって、本実施形態では、番組情報がEITであり、時間情報がTOTである場合について説明する。
TOTには、JST_time (図2参照)を記述することが非特許文献1で定められている。このJST_time は、現在の日本標準時(JST)と修正ユリウス日(MJD)による現在の日付と時刻を示す現在時刻情報である。このJST_time が記述されたTOTを受信部11が受信すると、放送受信装置10のシステム時刻がJST_time で示される時刻に更新される。これにより、放送受信装置10は、放送局からの放送に連動した形で、時刻表示や録画予約などの時刻に関係する機能を実現することができる。
ところで、非特許文献1では、サマータイムの開始又は終了を通知するために、TOTにLTOD(Local Time Offset Descriptor)を含めることが定められている。このLTODは、JST_time が示す時刻とサマータイムとの時間差を示す時差情報である。実際に現在の規格でサマータイムの開始又は終了を通知する場合には、JST_time 及びLTODを両方含んだTOTが放送局から送信されることになる。
図2は、LTODが挿入されたTOTの構造を示す図である。TOTに含まれる情報のうち、本発明と直接関係する情報について以下に説明する。JST_time は、上述のように、現在の日付と時刻を示す現在時刻情報である。Local_time_offset_polarity は、local_time_offset 及びnext_time_offsetの極性を指定する1ビットの情報である。local_time_offset_polarity が「0」の場合、JST_time に対して時間をオフセット時間分進めることを意味し、「1」のときはJST_time に対して時間をオフセット時間分遅らせることを意味する。local_time_offset は、JST_time が示す時刻とサマータイムとの時間差(オフセット時間)を示す情報である。time_of_changeは、次の異なるオフセット時間へ変更される日付と時刻を示す。next_time_offsetは、time_of_changeで指定された日付と時刻以降に適用される時間差(オフセット時間)を示す情報である。
例えば、local_time_offset_polarity が「0」、local_time_offset が0分、time_of_changeが2009年4月1日の午前2時、next_time_offsetが1時間である場合、現在の日付及び時刻がJST_time で示される標準時間であり、2009年4月1日の午前2時にJST_time で示される日付及び時刻を1時間進めて、標準時間(ウインタータイム)からサマータイムに切り替えることを意味している。また、例えば、local_time_offset_polarityが「0」、local_time_offset が1時間、time_of_changeが2009年10月1日の午前2時、next_time_offsetが0時間である場合、現在の日付及び時刻が、JST_time で示される日付及び時刻よりも1時間進んだサマータイムであり、2009年10月1日の午前2時にサマータイムからJST_time で示される標準時間(ウインタータイム)に戻ることを意味している。
このように、TOTにLTODが含まれている場合には、TOTに基づいて、サマータイムが開始又は終了されることを判断することが可能である。しかしながら、現在の日本では、一部の地域でサマータイム制度の実証実験が行われているものの、サマータイム制度が本格的に実施されている訳ではない。このため、サマータイム制度が本格的に実施されることになれば、例えば、TOTにLTODを含める代わりに、サマータイムの開始又は終了を基準時間(JST_time)を変更することにより実施してしまうことも考えられる。このことを考慮して、本実施形態に係る放送受信装置10は、LTODを用いることなくサマータイムの開始又は終了を判断する機能を備えている。この判断処理については、後に詳述する。
図3は、EITの構造を示す図である。EITには、電子番組表(EPG:Electric Program Guide)を作成するために必要な情報が記述されている。このEITに記述されている情報のうち、本発明と直接関係する情報について以下に説明する。start_time は、日本標準時(JST)と修正ユリウス日(MJD)で番組の放送開始時刻を示す情報である。durationは、番組の放送時間(継続時間)を示す情報である。受信部11は、各番組のstart_time (以下「放送開始時刻」ともいう。)及びduration(以下「放送時間」ともいう。)を含むEITをTOTと共に放送局から放送信号として受信し、トランスポートストリームとして信号分離部12へ出力する。
図1に示される信号分離部12は、受信部11から出力されたトランスポートストリームに含まれている各情報を分離して各部13,14,16,20へ出力するものである。具体的には、信号分離部12は、受信部11によって受信されたデジタル放送のうち、音声信号を音声生成部13へ出力し、映像信号を映像生成部14へ出力し、EITを番組情報抽出部16へ出力し、TOTを制御部20へ出力する。
音声生成部13は、信号分離部12から出力された音声信号を復号してスピーカ22へ出力するものである。これにより、スピーカ22から番組の音声が出力される。映像生成部14は、信号分離部12から出力された映像信号を復号して映像合成部15へ出力する。映像合成部15は、映像生成部14から出力された映像信号と制御部20によって作成された電子番組表(以下「EPG」ともいう。)とを合成して表示部21へ出力するものである。これにより、EPGを含む番組の映像が表示部21に表示される。
番組情報抽出部16は、信号分離部12から出力されたEITに記述されている全ての情報を制御部20へ出力するものである。すなわち、番組情報抽出部16は、EPGを作成するために必要な情報を制御部20へ出力する。さらに、番組情報抽出部16は、信号分離部12から出力されたEITから各番組の放送開始時刻及び放送時間を抽出して算出部17へ出力する。
算出部17は、番組情報抽出部16から出力された放送開始時刻に放送時間を加算して、番組の放送終了時刻を算出するものである。例えば、ある番組の放送開始時刻が2時20分でその放送時間が40分である場合、その番組の放送終了時刻は3時00分と算出することができる。この算出部17によって算出された番組の放送終了時刻は、時間差判断部18へと出力される。
時間差判断部18は、先行番組の放送終了時刻と後続番組の放送開始時刻との時間差の有無を判断するものである。具体的には、時間差判断部18は、ある先行番組の放送終了時刻を算出部17から取得するとともに、その先行番組に続く後続番組の放送開始時刻を番組情報抽出部16から取得する。そして、時間差判断部18は、後続番組の放送開始時刻と、先行番組の放送終了時刻とが一致するか否かを判断する。この時間差判断部18の判断結果は、開始終了判断部19へ出力される。
開始終了判断部19は、時間差判断部18によって時間差があると判断されたことを条件として、サマータイムが開始又は終了されると判断するものである。換言すれば、開始終了判断部19は、時間差判断部18によって時間差があると判断された場合に、標準時間からサマータイムに切り替えられる、或いは、サマータイムから標準時間に切り替えられると判断する。ただし、時間差がある場合でも、放送休止時間(番組が放送されていない時間帯)はサマータイムの開始/終了判断から除く。この開始終了判断部19の判断処理については、後に詳述する。
制御部20は、信号分離部12、音声生成部13、及び映像合成部15を含む放送受信装置10の各部の動作を制御するものである。この制御部20は、信号分離部12から出力されたTOTに含まれているJST_time に基づいて、放送受信装置10のシステム時刻を校正する。また、制御部20は、番組情報抽出部16から出力されたEITの情報に基づいて、表示部21で表示するためのEPGを作成する。なお、開始終了判断部19によってサマータイムが開始又は終了されると判断された場合には、制御部20は、番組情報抽出部16から出力されたEITの情報及び開始終了判断部19の判断結果に基づいて、サマータイムの開始又は終了を示すEPGを作成する。
なお、放送受信装置10は、ハードウェアとしてはCPU、ROM、RAM、ハードディスク、チューナ、デコーダ、ディスプレイ、スピーカ等から構成され、ROM又はハードディスクには、コンピュータプログラムが記憶されている。放送受信装置10のCPUがこのコンピュータプログラムに従って動作することにより、本実施形態に係る放送受信装置10の機能が実現される。
以下、本実施形態に係る放送受信方法について図4に基づいて説明する。図4は、デジタル放送を受信した場合に、第1の実施形態に係る放送受信装置10で行われる処理の手順を例示するフローチャートである。なお、以下のフローチャートに基づいて説明する放送受信装置10の処理は、上記コンピュータプログラムに基づいて上記CPUが発行する命令に従って行われる。
受信部11は、放送局から送信されたデジタル放送を受信したか否かを判断する(ステップS1)。すなわち、受信部11は、映像信号、音声信号、EIT、及びTOTを含む信号を受信したか否かを判断する。映像信号、音声信号、EIT、及びTOTを受信していないと制御部20が判断した場合(ステップS1:NO)、待機状態となる。映像信号、音声信号、EIT、及びTOTを受信したと受信部11が判断した場合(ステップS1:YES)、信号分離部12は、受信部11が受信した信号からEIT及びTOTを抽出する(ステップS2)。ところで、放送局からは、映像信号、音声信号、EIT、TOT等を細切れのパケットにし、これらのパケットを多重化したトランスポートストリーム(TS)が送信される。このため、ステップS2において、信号分離部12は、受信部11によって受信されたTSを多重化される前の個別のデータに分離する処理を行う。これにより、映像信号が映像生成部14へ出力され、音声信号が音声生成部13へ出力され、EITが番組情報抽出部16へ出力され、TOTが制御部20へ出力される。
上述のように、TOTには、現在の日時及び時刻を示すJST_time が含まれている。このため、制御部20は、信号分離部12から出力されたTOTに含まれているJST_timeに基づいて、放送受信装置10が備える内部時計を校正する(ステップS3)。すなわち、システム時刻をJST_time が示す時刻に更新する。
信号分離部12からEITが出力されると、番組情報抽出部16は、受信部11がデジタル放送を受信可能な4つの放送チャンネルの中から、いずれか1つの放送チャンネルを選択する(ステップS4)。次に、番組情報抽出部16は、選択した放送チャンネルの全番組の中からいずれか1つの番組を先行番組として指定する(ステップS5)。そして、番組情報抽出部16は、信号分離部12から出力されたEITの情報の中から、先行番組として指定した番組の放送開始時刻及び放送時間を抽出して算出部17へと出力するとともに、先行番組に続く後続番組の放送開始時刻をEITから抽出して時間差判断部18へと出力する。
番組情報抽出部16から先行番組の放送開始時刻及び放送時間が出力されると、算出部17は、その放送開始時刻に放送時間を加算して、先行番組の放送終了時刻を算出する(ステップS6)。例えば、先行番組Aの放送開始時刻が2時20分であり、放送時間が40分である場合、先行番組Aの放送終了時刻は3時00分となる。この算出部17が算出した先行番組の放送終了時刻は、時間差判断部18へと出力される。
続いて、時間差判断部18は、後続番組の放送開始時刻と先行番組の放送終了時刻との時間差の有無を判断する(ステップS7)。具体的には、時間差判断部18は、番組情報抽出部16から出力された後続番組の放送開始時刻と、ステップS6で算出された先行番組の放送終了時刻とを比較して、これらの時刻が一致するか否かを判断する。例えば、先行番組Aに続く後続番組Bの放送開始時刻が3時00分である場合、時間差はゼロであり、後続番組Bの放送開始時刻と先行番組Aの放送終了時刻とが一致していると判断することができる。また、例えば、後続番組Bの放送開始時刻が2時00分である場合、1時間の時間差があると判断することができる。この時間差判断部18の判断結果は、開始終了判断部19へと出力される。
時間差判断部18によって時間差がないと判断された場合(ステップS7:NO)、番組情報抽出部16は、ステップS4で選択した放送チャンネルの全番組について、時間差判断部18が時間差の有無を判断したか否かを判断する(ステップS8)。時間差の有無を判断していない番組があると番組情報抽出部16が判断した場合(ステップS8:NO)、処理がステップS5へ戻される。すなわち、ステップS4で選択された放送チャンネルについて、先行番組と後続番組とが順次変更されながら、時間差判断部18による時間差の有無の判断処理が行われる。例えばEITに8日分の番組情報が含まれている場合、時間差判断部18は、番組情報抽出部16が選択したチャンネルの8日分の全番組について時間差の有無を判断する。
ステップS4で選択された放送チャンネルの全番組について後続番組の放送開始時刻と先行番組の放送終了時刻とに時間差がなかった場合(ステップS8:YES)、開始終了判断部19は、サマータイムが開始も終了もされないと判断することができる。換言すれば、標準時間とサマータイムとの切り替えは行われないと判断することができる。このような場合、制御部20は、番組情報抽出部16から出力されたEITの情報に基づいて通常のEPGを作成し、映像合成部15に映像信号と合成させてから表示部21に表示させる(ステップS9)。このため、表示部21には、サマータイムの開始又は終了を示す情報が含まれていないEPGが表示される。
開始終了判断部19は、後続番組の放送開始時刻と先行番組の放送終了時刻との時間差があると判断した場合(ステップS7:YES)、受信部11がデジタル放送を受信可能な全放送チャンネル(ここでは4つの放送チャンネル)のうち、ステップS4で選択されていない他の放送チャンネルがあるか否かを判断する(ステップS10)。他の放送チャンネルがあると開始終了判断部19が判断した場合(ステップS10:YES)、処理がステップS4へ戻される。したがって、本実施形態では、開始終了判断部19によって、後続番組の放送開始時刻と先行番組の放送終了時刻との時間差の有無を判断する処理が4つの放送チャンネル(本発明の所定数の一例)について行われる(図5及び図7参照)。
続いて、開始終了判断部19は、後続番組の放送開始時刻が先行番組の放送終了時刻よりも後の時刻であるか否かを判断する(ステップS11)。ここでは、4つの放送チャンネルについて、先行番組と後続番組の時間差が生じている。このため、開始終了判断部19は、時間差がある先行番組と後続番組について、後続番組の放送開始時刻が先行番組の放送終了時刻よりも後の時刻であるか前の時刻であるかを、4つの放送チャンネルについてそれぞれ判断する。
図5は、EITからサマータイムの開始又は終了を判断する処理について説明するための図である。図5に示される例では、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻が、先行番組A,C,E,Gの放送終了時刻よりも1時間後の時刻となっている。ところで、サマータイムの開始に際しては、時刻を例えば1時間進めるといった運用がなされる。このため、図5に示される例では、先行番組A,C,E,Gの放送終了時刻は標準時間であり、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻はサマータイムで示されていると考えられる。つまり、サマータイムが開始されると判断することができる。したがって、開始終了判断部19は、後続番組の放送開始時刻が先行番組の放送終了時刻よりも後の時刻であると判断した場合(ステップS11:YES)、サマータイムが開始されると判断する(ステップS12)。この判断結果は、開始終了判断部19から制御部20へと出力される。制御部20は、番組情報抽出部16から出力されたEITの情報及び開始終了判断部19の判断結果に基づいて、サマータイムの開始を示すEPGを作成する。このようにして作成されたEPGは、映像合成部15によって映像信号と合成されて、表示部21に表示される(ステップS13)。
図6は、サマータイムが開始されることを示すEPGの表示例を示す図である。図5に示される例では、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻が先行番組A,C,E,Gの放送終了時刻よりも1時間遅れている。このような場合、制御部20は、後続番組B、D、F、Hの放送開始時刻の直前の正時から時間を1時間進ませ、標準時間とサマータイムとの境界を示す表記(図6中の波線を参照)を含んだEPG(EPG画像)を生成する(図6参照)。したがって、ユーザは、図6に示されるEPGを見て、標準時間がサマータイムに変更されること、すなわちサマータイムが開始されることを容易に認識することができる。
図7は、EITからサマータイムの開始又は終了を判断する処理について説明するための図である。図7に示される例では、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻が、先行番組A,C,E,Gの放送終了時刻よりも1時間前の時刻となっている。ところで、サマータイムの終了に際しては、時刻を例えば1時間戻すといった運用がなされる。このため、図7に示される例では、先行番組A,C,E,Gの放送終了時刻はサマータイムであり、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻は標準時刻で示されていると考えられる。つまり、サマータイムが終了されると判断することができる。したがって、開始終了判断部19は、後続番組の放送開始時刻が先行番組の放送終了時刻よりも前の時刻であると判断した場合(ステップS11:NO)、サマータイムが終了されると判断する(ステップS14)。この判断結果は、開始終了判断部19から制御部20へと出力される。制御部20は、番組情報抽出部16から出力されたEITの情報及び開始終了判断部19の判断結果に基づいて、サマータイムの終了を示すEPGを作成する。このようにして作成されたEPGは、映像合成部15によって映像信号と合成されて、表示部21に表示される(ステップS15)。
図8は、サマータイムが終了されることを示すEPGの表示例を示す図である。図7に示される例では、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻が先行番組A,C,E,Gの放送終了時刻よりも1時間遡っている。このような場合、制御部20は、後続番組B,D,F,Hの放送開始時刻の直前の正時から時間を1時間戻し、サマータイムと標準時間との境界を示す表記(図8中の波線を参照)を含んだEPG(EPG画像)を生成する(図8参照)。したがって、ユーザは、図8に示されるEPGを見て、サマータイムが標準時間に変更されること、すなわちサマータイムが終了されることを容易に認識することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る放送受信装置10によれば、EITに含まれる放送開始時刻及び放送時間に基づいて、サマータイムが開始又は終了されることが判断される。このため、LTODを用いることなくサマータイムの開始又は終了を判断することができる。したがって、サマータイム制度の運用に際して、TOTにLTODを含める代わりに、例えばTOTのJST_time を変更するような運用がなされた場合でも、サマータイムの開始又は終了を判断することができる。
また、本実施形態では、4つの放送チャンネル全てについて時間差があることを条件としてサマータイムが開始又は終了されると判断される。このため、例えば1つの放送チャンネルに対して時間差があることを条件としてサマータイムが開始又は終了されると判断される場合に比べて、判断処理の確度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、サマータイムに移行する前の標準時間と、サマータイムとの時間差が1時間である形態について説明したが、この時間差は、1時間に限定されるものではない。標準時間とサマータイムとの時間差は、日照条件等により適宜変更されるものであり、例えば30分や2時間であってもよい。
また、本実施形態では、時間差の長さに関係なく、時間差がある場合にサマータイムが開始又は終了されると判断する形態について説明したが、時間差が極端に短い場合(例えば数分)は、サマータイムが開始又は終了されるとは考えにくい。したがって、閾値(例えば1時間)を設定し、時間差がこの閾値以上であることを条件として、サマータイムが開始又は終了されると判断するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態に係る放送受信装置10の構成を示すブロック図である。図9に示されるように、放送受信装置10は、受信部11、信号分離部12、音声生成部13、映像生成部14、映像合成部15、番組情報抽出部16、算出部17、時間差判断部18、開始終了判断部19、制御部20、表示部21、スピーカ22、及び時間情報判断部25を備えている。第2の実施形態に係る放送受信装置10は、時間情報判断部25を更に備えている点が異なる他は、第1の実施形態と同様の構成である。以下、この異なる構成部分を中心に、第2の実施形態に係る放送受信装置10について説明する。
信号分離部12は、抽出したTOTを制御部20と共に時間情報判断部25へも出力する。時間情報判断25は、信号分離部12から出力されたTOTに、JST_time 及びLTODの両方が含まれているか否かを判断する。この判断結果は、開始終了判断部19へと出力される。なお、TOTにJST_time 及びLTODの両方が含まれている場合には、JST_time 及びLTODが時間情報判断部25から開始終了判断部19へと出力される。この場合、開始終了判断部19は、JST_time 及びLTODに基づいて、サマータイムが開始又は終了されることを判断する。
以下、本実施形態に係る放送受信方法について図10に基づいて説明する。図10は、デジタル放送を受信した場合に、第2の実施形態に係る放送受信装置10で行われる処理の手順を例示するフローチャートである。なお、図10において、図4と同一の処理を行うステップについては、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
上記ステップS3の処理に続いて、時間情報判断25は、TOTにLTODが含まれているか否かを判断する(ステップS22)。換言すれば、時間情報判断25は、受信部11によって受信されたTOTにJST_time 及びLTODの両方が含まれているか否かを判断する。TOTにLTODが含まれていないと時間情報判断25が判断した場合(ステップS22:NO)、処理が上述したステップS4へ進められる。つまり、TOTにLTODが含まれていない場合には、第1の実施形態で説明したように、後続番組の放送開始時刻と先行番組の放送終了時刻との時間差の有無に基づいて、サマータイムが開始又は終了されることが判断される。
TOTにLTODが含まれていると時間情報判断25が判断した場合(ステップS22:YES)、開始終了判断部19は、TOTに基づいて、サマータイムが開始又は終了されることを判断する(ステップS23)。このTOTに基づく判断処理は第1の実施形態で上述した通りであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
この開始終了判断部19の判断結果は、制御部20へ出力される。制御部20は、番組情報抽出部16から出力されたEITの各情報、及び開始終了判断部19の判断結果に基づいて、サマータイムの開始又は終了を示すEPGを作成する。このEPGは、映像合成部15によって映像信号と合成されてから表示部21に表示される(ステップS24)。このステップS24で表示されるEPGは、図6や図8で例示されたものと同様のものである。
以上説明したように、第2の実施形態に係る放送受信装置10では、TOTにLTODが含まれている場合には、TOTに基づいて、サマータイムが開始又は終了されることが判断される。したがって、サマータイムの開始又は終了が、TOTにLTODを含めることによって通知される場合と、JST_time を変更することによって通知される場合とのいずれの場合であっても、サマータイムが開始又は終了されることを確実に判断することができる。
なお、本実施形態では、TOTにLTODが含まれている場合(ステップS22で「YES」)に、番組情報抽出部16、算出部17、及び時間差判断部18にステップS4〜ステップS11の処理を実行させることなく、開始終了判断部19がTOTに基づいてサマータイムの開始又は終了を判断する形態について説明した。これに代えて、上述のように時間差判断部18に時間差の有無を判断させ、開始終了判断部19が時間差判断部18の判断結果及びTOTのいずれか一方を選択して、サマータイムの開始又は終了を判断するようにしてもよい。
また、時間差判断部18の判断結果、及びTOTに含まれている情報の両方を考慮して、開始終了判断部19がサマータイムの開始又は終了を判断してもよい。これにより、仮に誤ったサマータイムの情報を含むTOTが放送局から送信された場合でも、時間差判断部18の判断結果を用いてサマータイムの開始又は終了を正確に判断することができるので、サマータイムの開始又は終了を判断する処理の確度がさらに向上する。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、4つの放送チャンネル全てについて時間差がある場合にサマータイムが開始又は終了されると判断する形態について説明したが、本発明の所定数は「4」に限定されるものではない。例えば、放送受信装置10が番組を受信可能な4つの放送チャンネルのうち、2つの放送チャンネルで時間差がある場合に、サマータイムが開始又は終了されると判断してもよい。この第3の実施形態に係る放送受信装置10は、第2の実施形態に係る放送受信装置10と同じ構成を有している。
図11は、デジタル放送を受信した場合に、第3の実施形態に係る放送受信装置10で行われる処理の手順を例示するフローチャートである。図11において、図4及び図10と同一の処理を行うステップについては、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
時間差判断部18によって時間差があると判断された場合(ステップS7:YES)、開始終了判断部19は、時間差がある放送チャンネルが所定数(例えば2つ)あるか否かを判断する(ステップS26)。時間差がある放送チャンネルが所定数未満である、すなわち、時間差がある放送チャンネルが1つであると判断した場合(ステップS26:NO)、処理がステップS10へ進められる。逆に、時間差がある放送チャンネルが所定数あると開始終了判断部19が判断した場合(ステップS26:YES)、処理がステップS11へ進められる。
すなわち、放送受信装置10がデジタル放送を受信可能な全て(例えば4つ)の放送チャンネルのうち、所定数(例えば2つ)の放送チャンネルについて時間差があれば、サマータイムが開始又は終了されると判断される。したがって、ある程度の確度を維持しつつ、サマータイムが開始又は終了されることを迅速に判断することができる。
なお、第1の実施形態〜第3の実施形態では、複数の放送チャンネルについて時間差が検出されたことを条件として、サマータイムが開始又は終了されると判断する場合について説明した。これに代えて、時間差がある放送チャンネルが1つでもあれば、サマータイムが開始又は終了されると判断してもよい。すなわち、図4及び図10におけるステップS10の処理、図11におけるステップS26及びステップS10の処理を削除してもよい。ただし、サマータイムが開始又は終了されることをより正確に判断するためには、複数のチャンネルについて時間差の有無を判断することが好ましい。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、EITに番組の放送開始時刻及び放送時間が含まれている場合について説明したが、これに代えて、EITに番組の放送開始時刻及び放送終了時刻が含まれていてもよい。この場合、番組の放送終了時刻を算出する算出部17が不要となるため、放送受信装置10の構成を簡略化することができる。
本発明は、番組の名称、放送日時、内容の説明などの番組に関する情報を受信する放送受信装置や放送受信方法等に適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る放送受信装置10の構成を示すブロック図 LTODが挿入されたTOTの構造を示す図 EITの構造を示す図 デジタル放送を受信した場合に、第1の実施形態に係る放送受信装置10で行われる処理の手順を例示するフローチャート EITからサマータイムの開始又は終了を判断する処理について説明するための図 サマータイムが開始されることを示すEPGの表示例を示す図 EITからサマータイムの開始又は終了を判断する処理について説明するための図 サマータイムが終了されることを示すEPGの表示例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る放送受信装置10の構成を示すブロック図 デジタル放送を受信した場合に、第2の実施形態に係る放送受信装置10で行われる処理の手順を例示するフローチャート デジタル放送を受信した場合に、第3の実施形態に係る放送受信装置10で行われる処理の手順を例示するフローチャート
符号の説明
10 放送受信装置
11 受信部
16 番組情報抽出部
17 算出部
18 時間差判断部
19 開始終了判断部
20 制御部
21 表示部
25 時間情報判断部

Claims (6)

  1. 番組を受信する放送受信装置であって、
    各番組の放送開始時刻及び放送時間を含む番組情報を放送信号として受信し、トランスポートストリームとして出力する受信部と、
    前記トランスポートストリームから前記番組情報を分離する分離部と、
    前記番組情報から各番組の放送開始時刻及び放送時間を抽出する番組情報抽出部と、
    先行番組の前記放送開始時刻に前記先行番組の前記放送時間を加算して当該先行番組の放送終了時刻を算出する算出部と、
    前記先行番組に続く後続番組の放送開始時刻と前記先行番組の放送終了時刻との時間差の有無を判断する時間差判断部と、
    前記時間差判断部によって時間差があると判断されたことを条件として、サマータイムが開始又は終了されると判断する開始終了判断部とを備える、放送受信装置。
  2. 前記開始終了判断部は、前記後続番組の放送開始時刻が前記先行番組の放送終了時刻よりも後の時刻であるか前の時刻であるかを判断し、後の時刻である場合にサマータイムが開始されると判断し、前の時刻である場合にサマータイムが終了されると判断する、請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記時間差判断部は、2以上の所定数の放送チャンネルについて前記時間差の有無を判断し、
    前記開始終了判断部は、前記時間差判断部によって前記所定数の放送チャンネルの全てについて時間差があると判断された場合に、サマータイムが開始又は終了されると判断する、請求項1又は2に記載の放送受信装置。
  4. 前記受信部は、現在の日付と時刻を示す現在時刻情報、及び前記現在時刻情報が示す時刻とサマータイムとの時間差を示す時差情報のうち、少なくとも前記現在時刻情報を含む時間情報を放送信号として更に受信し、
    前記受信部によって受信された時間情報に前記現在時刻情報及び前記時差情報の両方が含まれているか否かを判断する時間情報判断部を更に備え、
    前記開始終了判断部は、前記時間情報判断部によって両方が含まれていると判断された場合に、前記現在時刻情報及び前記時差情報に基づいて、サマータイムが開始又は終了されることを判断する、請求項1から3のいずれかに記載の放送受信装置。
  5. 前記番組情報及び開始終了判断部の判断結果に基づいて、サマータイムの開始又は終了を示す電子番組表を作成する制御部と、
    前記制御部によって作成された電子番組表を表示する表示部とを更に備える、請求項1から4のいずれかに記載の放送受信装置。
  6. 番組を受信する放送受信方法であって、
    各番組の放送開始時刻及び放送時間を含む番組情報を放送信号として受信し、トランスポートストリームとして出力するステップと、
    前記トランスポートストリームから前記番組情報を分離するステップと、
    前記番組情報から各番組の放送開始時刻及び放送時間を抽出するステップと、
    先行番組の前記放送開始時刻に前記先行番組の前記放送時間を加算して当該先行番組の放送終了時刻を算出するステップと、
    前記先行番組に続く後続番組の放送開始時刻と前記先行番組の放送終了時刻との時間差の有無を判断するステップと、
    前記時間差の有無を判断するステップで時間差があると判断した場合に、サマータイムが開始又は終了されると判断するステップとを含む、放送受信方法。
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