JP2010140657A - Induction heating cooking appliance - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、交流電源から電力の供給を受けて加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、交流電源とインバータ回路との間に介在するノイズフィルタ回路とを備えた誘導加熱調理器に関する。 The present invention relates to an induction heating cooker including an inverter circuit that receives power from an AC power supply and supplies a high-frequency current to a heating coil, and a noise filter circuit interposed between the AC power supply and the inverter circuit.
調理容器を誘導加熱するための加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路は、高周波且つ高電圧となるため、金属で構成された筐体との間において絶縁する必要がある。このため、インバータ回路を含む電気回路ユニットは、絶縁材料により構成されたケース内に収容されている。また、交流電源とインバータ回路との間には、インバータ回路により発生する高周波ノイズ(コモンモードノイズ)が交流電源側に回り込まないようにするためにノイズフィルタ回路が介装されている(例えば特許文献1〜3参照)。
上記従来の構成のノイズフィルタ回路において、コモンモードノイズを短絡してインバータ回路側へ戻すためのアースコンデンサのアース端子は、例えばリード線を用いてケース外まで引き出した後、接地された筐体と電気的に接続される。このため、上記リード線には長いものが使用される。このような長いリード線は、インバータ回路において生じる例えば数MHz〜数十MHzの高周波ノイズ成分に対し、インダクタンスになるとともに、表皮効果により高周波抵抗が大きくなる。 In the noise filter circuit having the above-described conventional configuration, the earth terminal of the earth capacitor for short-circuiting the common mode noise and returning it to the inverter circuit side is, for example, drawn out of the case using a lead wire, Electrically connected. For this reason, a long lead wire is used. Such a long lead wire becomes an inductance with respect to a high frequency noise component of, for example, several MHz to several tens of MHz generated in the inverter circuit, and high frequency resistance is increased due to a skin effect.
このようなことから、アースコンデンサのアース端子と筐体との間のインピーダンスが大きくなり、コモンモードノイズがアースコンデンサで短絡されにくくなる。この結果、コモンモードノイズが交流電源側に回り込むと、この交流電源に接続される他の機器においてノイズによる障害が発生してしまう。このノイズ障害を防止するために、上記リード線や交流電源に接続される電源コードにノイズ防止用のコイルなどを介装することも考えられる。しかし、この場合、部品点数が増加するため構成が複雑化するとともにコスト高になってしまう。 For this reason, the impedance between the earth terminal of the earth capacitor and the housing is increased, and common mode noise is less likely to be short-circuited by the earth capacitor. As a result, when the common mode noise circulates to the AC power supply side, a failure due to noise occurs in other devices connected to the AC power supply. In order to prevent this noise disturbance, it is also conceivable that a noise prevention coil or the like is interposed in the power cord connected to the lead wire or the AC power source. However, in this case, since the number of parts increases, the configuration becomes complicated and the cost increases.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成を複雑化させることなく、インバータ回路において生じるコモンモードノイズが交流電源側に回り込むことを抑制できる誘導加熱調理器を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the said situation, The objective provides the induction heating cooking appliance which can suppress that the common mode noise which arises in an inverter circuit wraps around to an alternating current power supply side, without complicating a structure. There is.
上記した目的を達成するために、本発明の誘導加熱調理器は、調理容器が載置されるトッププレートと、このトッププレートの下方に配置され、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、交流電源から電力の供給を受けて前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記交流電源と前記インバータ回路との間に介在され、コモンモードコイルと一端子が接地電位に接続されるアースコンデンサとを有するノイズフィルタ回路と、前記インバータ回路および前記ノイズフィルタ回路が搭載されるプリント配線板と、前記プリント配線板が収容される絶縁材料からなる基板ケースと、前記加熱コイルおよび前記基板ケースが収容される金属材料からなる筐体とを備え、前記プリント配線板は、前記基板ケースを介して前記筐体に固定され、前記筐体は、アース線を介して接地され、前記アースコンデンサの一端子と前記筐体とは、前記プリント配線板と前記筐体とが対向する位置で電気的に接続され、前記筐体と前記アース線とは、前記プリント配線板と前記筐体とが対向する位置とは異なる位置で電気的に接続されていることを特徴とする。 In order to achieve the above-described object, an induction heating cooker according to the present invention includes a top plate on which a cooking container is placed, a heating coil that is disposed below the top plate and that induction-heats the cooking container, and an alternating current. An inverter circuit that receives a supply of power from a power source and supplies a high-frequency current to the heating coil, and an earth capacitor that is interposed between the AC power source and the inverter circuit, and has a common mode coil and one terminal connected to a ground potential A noise filter circuit comprising: a printed circuit board on which the inverter circuit and the noise filter circuit are mounted; a substrate case made of an insulating material in which the printed wiring board is accommodated; and the heating coil and the substrate case A housing made of a metallic material, and the printed wiring board is attached to the housing via the substrate case. The housing is grounded via a ground wire, and one terminal of the earth capacitor and the housing are electrically connected at a position where the printed wiring board and the housing face each other, The housing and the ground wire are electrically connected at a position different from a position where the printed wiring board and the housing face each other.
本発明によれば、ノイズフィルタ回路を構成するアースコンデンサの接地電位側の端子と金属材料からなる筐体とは、ノイズフィルタ回路を搭載したプリント配線板と筐体とが対向する位置で電気的に接続される。このため、アースコンデンサの接地電位側の端子と筐体との間を短い距離で接続でき、それらの間のインピーダンスを小さくできる。従って、構成が複雑化することなく、ノイズフィルタ回路によるノイズ抑制効果を高めることができ、インバータ回路において生じるコモンモードノイズが交流電源側に回り込むことを抑制できる。 According to the present invention, the terminal on the ground potential side of the earth capacitor constituting the noise filter circuit and the housing made of the metal material are electrically connected to the printed wiring board on which the noise filter circuit is mounted and the housing. Connected to. For this reason, the terminal on the ground potential side of the earth capacitor can be connected to the housing at a short distance, and the impedance between them can be reduced. Therefore, the noise suppression effect by the noise filter circuit can be enhanced without complicating the configuration, and the common mode noise generated in the inverter circuit can be suppressed from flowing to the AC power supply side.
(第1の実施形態)
以下、本発明を据え置きタイプの誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)に適用した第1の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、誘導加熱調理器の分解斜視図である。この図1に示すように、誘導加熱調理器の本体1は、上面が開口した矩形箱状の金属材料からなる本体ケース2(筐体に相当)と、この本体ケース2の上面に装着されるトッププレート組立3とを備えている。トッププレート組立3は、例えばガラス製のトッププレート4と、このトッププレート4を支持した金属例えばアルミニウム製のトッププレート枠5とを備えている。トッププレート4の上面には、調理容器W(図3参照)が載置される。
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment in which the present invention is applied to a stationary induction heating cooker (IH cooking heater) will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is an exploded perspective view of an induction heating cooker. As shown in FIG. 1, a
本体ケース2内の一方側である、前方から見て右側には、後述するファン装置6および電気回路ユニット7(図2参照)が配設され、他方側となる左側にはロースタユニット8が配設されている。本体ケース2内において、右側のファン装置6および電気回路ユニット7と左側のロースタユニット8との間には前後方向に延びる仕切板10が設けられている。本体ケース2内は、この仕切板10により左右に仕切られている。
A
ロースタユニット8は、前面が開口したロースタ用ケーシング11内にロースタ用のヒータ(図示せず)が配設されているとともに、扉13を有した引き出しユニット14が出し入れ可能に設けられ、その引き出しユニット14に、受け皿と焼き網(いずれも図示せず)が取り付けられるようになっている。ロースタ用ケーシング11の後部には、ロースタ用排気口部15が上向きに設けられている。トッププレート枠5の後部には、ロースタ用排気口部15に連通するロースタ用排気口5a(図1に点線で示す)が設けられていて、ロースタ用ケーシング11内の空気が、ロースタ用排気口部15およびロースタ用排気口5aを通して排出されるようになっている。なお、トッププレート枠5の後部には、ロースタ用排気口5aの左側に位置させて本体排気口5b(図1に点線で示す)が形成されている。ロースタ用排気口5aおよび本体排気口5bは、多数の通気孔を有する排気口カバー9により覆われている。
The
本体ケース2内の上部には、トッププレート4の下方に位置させて仕切体16が配設されている。この仕切体16は、右側のファン装置6および電気回路ユニット7と左側のロースタユニット8に跨った状態で配置されている。仕切体16は、非磁性の導電材料、例えばアルミニウムにより形成されたもので、外周部に立ち上がった側壁16aを枠状に有した浅底の矩形の容器状をなしていて、側壁16aの上端部に全周わたって設けたパッキン17(図2参照)を介してトッププレート4の下面に密着させている。ここで、仕切体16は、トッププレート4の下方の空間を上空間18と下空間19とに仕切るように設けられている(図2参照)。トッププレート4と仕切体16との間に形成された上空間18は、トッププレート4と仕切体16との間がパッキン17を介して密閉されるような空間とされている。
A
仕切体16内の上空間18内には、複数、この場合2個の誘導加熱用の加熱コイル21、22が配設されている。これら加熱コイル21、22は、トッププレート4上に載置される調理容器Wを誘導加熱するためのものである。これらの加熱コイル21、22は、それぞれコイルベース23に支持された状態で、ばね24(図2参照)により上方のトッププレート4側に付勢されていて、加熱コイル21、22と仕切体16の内面との間に風が通るように隙間が形成されている。各加熱コイル21、22のコイルベース23の中央部には、温度センサ25(図2参照)が設けられている。温度センサ25は、トッププレート4上に載置される調理容器Wの温度を検出するためのものである。
In the
仕切体16の右前部には、右側のコイル22の前方に位置させて、開口部からなる連通部26が2個形成されている。また、仕切体16の左後部には、左側の加熱コイル21の後方に位置させて、開口部からなる排気口27が形成され、仕切体16の左右の中央部の後部に、右側の加熱コイル22の左後方に位置させて排気口28が形成されている。
Two communicating
仕切体16の中央部には、左右の加熱コイル21、22間に位置させて、端子台用開口部29が形成されている。この端子台用開口部29には、中継端子台30の一部が挿入されるようになっていて、その端子台用開口部29は、中継端子台30によって閉鎖される。中継端子台30は、仕切板10の上端部にあって、前後方向の中央部に固定されている。中継端子台30は、電気回路ユニット7と、加熱コイル21、22との間を電気的に接続するためのものである。
A
仕切体16の内部である上面には、左右に隣り合った2個の加熱コイル21、22間で、且つ前部の連通部26と後部の排気口27、28との間に位置させて、左右方向に延びる第1仕切部36が設けられているとともに、この第1仕切部36の後部側において、左右の隣り合った排気口27、28間を仕切る第2仕切部37が設けられている。仕切体16の上面には、左側の加熱コイル21のコイルベース23の外周部と左側の側壁16aとの間、および右側の加熱コイル22のコイルベース23の外周部と右側の側壁16aとの間を接続する第3仕切部38がそれぞれ設けられている。
仕切体16の前方には、スイッチからなる操作部40や表示部41などを備えた操作パネルユニット42が設けられている。操作パネルユニット42は、トッププレート枠5の前部に設けられたカバー部42aにてカバーされている。
On the upper surface, which is inside the
An
続いて、電気回路ユニット7およびファン装置6側の構成について、図2も参照して説明する。図2は、図1におけるX−X線に沿う縦断側面図である。電気回路ユニット7とファン装置6は、絶縁材料からなる基板ケース45に設けられている。基板ケース45は、本体ケース2の下空間19における仕切板10の右側に配置されている。この基板ケース45内の底部には、1枚のプリント配線板からなる回路基板46が収容配置されている。これにより、回路基板46は、基板ケース45を介して本体ケース2の底部に固定されている。また、回路基板46は、本体ケース2の底面部と互いに平行となるように配置されている。
Next, the configuration of the electric circuit unit 7 and the
この回路基板46に、後述する電気部品66を実装することにより、電気回路ユニット7が構成されている。電気回路ユニット7は、加熱コイル21、22に高周波電流を供給するインバータ回路88、このインバータ回路88などを制御する制御回路97、ノイズフィルタ回路80などを備えている(いずれも図4参照)。このような電気回路ユニット7には、電源コード67を介して電力が供給される。
The electric circuit unit 7 is configured by mounting
本実施形態では、インバータ回路88および制御回路97と、回路基板46のうちこれらが搭載される部分とから制御ユニット7aが構成されている。また、ノイズフィルタ回路80と、回路基板46のうちこれらが搭載される部分とからノイズフィルタユニット7bが構成されている。
In the present embodiment, the control unit 7a is configured by the
本体ケース2内における基板ケース45の後側には、第1の吸気ダクト47が設けられている。この第1の吸気ダクト47の上部は吸気口48とされ、この吸気口48は、前記トッププレート枠5の後部の右部に設けられた第1の吸気口49(図1には点線で示す)に連通している。第1の吸気口49は、本体吸気口にも相当している。第1の吸気口49は、多数の通気孔を有する吸気口カバー49aにより覆われている。第1の吸気ダクト47には、前部に通気口50が形成されているとともに、内部の上部に立下がり壁51が設けられていて、第1の吸気口49および吸気口48から吸気された外部の空気(外気)が立下がり壁51の下を通って通気口50側へ流れるように、U字状に迂回する構成となっている。立下がり壁51は、第1の吸気口49および吸気口48から水等が第1の吸気ダクト47内に入った際に、その水が通気口50側へ浸入することを防止する作用がある。
A
基板ケース45の後部の上部に、回路基板46の上方に位置させてファン装置6が取り付けられている。このファン装置6は、縦軸型の遠心ファンからなる冷却ファン53と、この冷却ファン53を回転駆動するファンモータ54と、冷却ファン53を囲繞するファンケーシング55とを備えている。ファンモータ54は、ファンケーシング55の上部にねじ55aにより取り付けられていて、回転軸54aを下に向けている。ファンケーシング55の上面と仕切体16の下面との間は離間している。ファンケーシング55の吐出口56は前方に向けられていて、その吐出口56の上部の先端部56aは、上に向けられて、仕切体16の下面に当接している。冷却ファン53は、これの回転軸となるファンモータ54の回転軸54aが第1の吸気口49よりも前方に位置していて、右側の加熱コイル22の下方にまで臨む大きさに構成されている。
The
ファンケーシング55の上部には、ファンモータ54よりも大きな形状の上部吸込口57が形成されている。この上部吸込口57は、冷却ファン53と、仕切体16ひいては右側の加熱コイル22との間に位置していて、第1の吸気ダクト47の通気口50と連通している。冷却ファン53がファンモータ54により回転駆動された際には、第1の吸気ダクト47を通して上部吸込口57へと外気(冷却風)が吸い込まれる。この外気が通る経路を第1の吸気経路58としている。
An
ファンケーシング55の下部には、上部吸込口57の下方に対応する部位に位置させて下部吸込口59が形成されている。この場合、ファン装置6は、下端部6aが基板ケース45の底部45aに対して上方に離間した状態で基板ケース45に取り付けられていて、ファン装置6の下端部6aと基板ケース45の底部45aとの間に回路基板46が配置された形態となっている。
A
基板ケース45の前下部の左右方向の中央部には、前後方向に延びる第1の送風ダクト60が設けられ、基板ケース45の前部の上部には、第1の送風ダクト60の上方に位置させて第2の送風ダクト61が設けられている。このうち、第1の送風ダクト60の後部はファンケーシング55の吐出口56の下部に連通し、前部は開口している。第1の送風ダクト60の後部の下部には、案内板62が設けられている。この案内板62の上部の後端部は、ファンケーシング55の吐出口56の先端部下部に連なり、案内板62の前部の下端部は、回路基板46の上面に当接している。この場合、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風の一部は、第1の送風ダクト60を通って前方へ流れる。
A
回路基板46において第1の送風ダクト60内に位置する部分には、電気部品の中でも特に発熱量が多いインバータのスイッチング素子(例えばIGBT)66aおよび放熱部材66bが配置されている。従って、第1の送風ダクト60内を通る冷却風によって、これらスイッチング素子66aおよび放熱部材66bが冷却されるようになっている。
A switching element (for example, IGBT) 66a and a
第2の送風ダクト61の後部はファンケーシング55の吐出口56の上部に連通し、前部は仕切体16の連通部26に連通している。第2の送風ダクト61の底面61aは、後部から連通部26に向けて高くなるような傾斜面とされている。この場合、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風の一部は、第2の送風ダクト61を通って連通部26へ案内される。第1の送風ダクト60と第2の送風ダクト61との間の後部の仕切部分を分流板部63としていて、この分流板部63により、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風を、第1の送風ダクト60側と第2の送風ダクト61側とに分けられるようになっている。
The rear part of the
なお、基板ケース45の下部には、詳細には示されていないが、第1の送風ダクト60および案内板62とは区切られた状態で第2の吸気経路65が形成されている。この第2の吸気経路65は、後部がファンケーシング55の下部吸込口59に連通し、前部は、本体ケース2の底部に形成された第2の吸気口(図示せず)を介して機外と連通している。回路基板46において、第1の送風ダクト60の外側およびファンケーシング55の下方に対応する部分には、電気部品66のうち、発熱量が比較的少ないものが配置されている。これらの電気部品は、ファン装置6の駆動時に、外気が第2の吸気口(図示せず)から第2の吸気経路65を通り、下部吸込口59からファンケーシング55内へ吸い込まれる冷却風によって冷却されるようになっている。
Although not shown in detail in the lower part of the
基板ケース45の前部と本体ケース2の前部の背面との間には、上から見てL字形をなす補助板70が設けられていて、この補助板70と、基板ケース45の前部と、本体ケース2の前壁と、仕切板10の前部とにより補助ダクト71を形成している。補助ダクト71の下部は、第1の送風ダクト60の前面開口部と連通していて、第1の送風ダクト60を通った冷却風がこの補助ダクト71に排出される。仕切板10の前部には、矩形状の孔からなる通気口72が2個形成されていて、補助ダクト71内を通った冷却風が左側のロースタユニット8側へ案内されるようになっている。本体ケース2の前面の右部には、化粧カバー73が装着されている。
Between the front portion of the
本体ケース2の底面部において、回路基板46の後部に対向する位置には絞り部2aが設けられている。また、基板ケース45の底部において、絞り部2aに対向する位置には開口部45b(図3参照)が設けられている。詳細は後述するが、回路基板46のアース部と絞り部2aとは、基板−筐体接続部68を介して電気的に接続されている。本体ケース2の後部には、筐体−電源接続部69が設けられている。電源コード67の電源線67a、67bは、回路基板46の後部に接続されている。電源コード67のアース線67cと本体ケース2とは、筐体−電源接続部69において電気的に接続されている。
On the bottom surface of the
筐体−電源接続部69は、詳しくは図示しないが、例えば本体ケース2に設けられた孔部に挿通されるねじをナットにねじ込んで固定するとともに、これらねじとナットとの間にアース線67cの端部を挟み込む構成とすればよい。また、電源コード67の3端子プラグは、商用交流電源(交流電源に相当、図4に符号81を付して示す)に接続される。
Although not shown in detail, the housing-power
図3は、図2の一部構成を拡大して示す図であり、基板−筐体接続部68の詳細構成を示している。この図3に示すように、回路基板46に設けられたスルーホール74、75には、その下側から断面がU字状をなすアース接続端子76が挿入されている。アース接続端子76は、回路基板46の上面側に突出する脚部76a、76bにおいて例えばはんだによりスルーホール74、75と電気的に接続されている。スルーホール74、75は、回路基板46のアース部(詳細は後述する)に電気的に接続されている。
FIG. 3 is an enlarged view showing a part of the configuration of FIG. 2, and shows a detailed configuration of the board-
アース接続端子76の底部76cの下面は、基板ケース45の開口部45bの下端に位置しており、本体ケース2の絞り部2aの上面に当接している。アース接続端子76の底部76cおよび絞り部2aの中央部には孔部が設けられている。これら孔部には、絞り部2aの下面側からねじ77(係止部材に相当)が挿通されており、このねじ77は、アース接続端子76の底部76cの上面に配設されたナット78にねじ込まれて固定されている。
The lower surface of the
このような構成により、回路基板46のアース部と絞り部2aとは、回路基板46と本体ケース2とが対向する位置において、基板ケース45に設けられた開口部45bを通じて電気的に接続されている。本実施形態では、アース接続端子76とナット78とにより被係止部材が構成される。なお、アース接続端子76の孔部をねじ77に対応するねじ孔とすれば、ナット78を省略することができる。
With such a configuration, the ground portion of the
図4は、誘導加熱調理器の電気構成を概略的に示している。なお、図4では、操作パネルユニット42側の構成については省略されている。まず、加熱コイル21に関する構成について説明する。ダイオードをブリッジ状に接続してなる整流器79の交流入力端子は、ノイズフィルタ回路80および電源コード67を介して商用交流電源81に接続されている。
FIG. 4 schematically shows the electrical configuration of the induction heating cooker. In FIG. 4, the configuration on the
ノイズフィルタ回路80は、抵抗R1、コンデンサC1〜C4およびコモンモードコイルL1を備えている。商用交流電源81の交流出力端子81a、81b間には、電源コード67を介して抵抗R1、コンデンサC1(線間コンデンサ)およびコモンモードコイルL1の入力端子間が互いに並列に接続されている。整流器79の交流入力端子間には、コンデンサC2とC3(アースコンデンサに相当)の直列回路およびコンデンサC4(線間コンデンサ)が互いに並列に接続されている。
The
コンデンサC2とC3の相互接続点Neは、回路基板46のアース部に相当し、この相互接続点Neは本体ケース2に電気的に接続されている。本体ケース2には、商用交流電源81のアース端子81cが電源コード67を介して電気的に接続されている。このような構成のノイズフィルタ回路80は、コモンモードノイズを低減するフィルタであり、後述するインバータ回路88において発生する高周波のノイズが商用交流電源81側に回り込まないようにするために設けられている。
An interconnection point Ne between the capacitors C2 and C3 corresponds to the ground portion of the
整流器79の直流出力端子は、リアクタ82を介して平滑コンデンサ83の両端子に接続されている。平滑コンデンサ83の両端子には、直流母線84、85を介して正側および負側のスイッチング素子としてIGBT86および87からなるアームが接続されている。これにより、ハーフブリッジ形のインバータ回路88が構成されている。IGBT86、87の各コレクタ、エミッタ間には、それぞれ還流ダイオードが接続されている。インバータ回路88の出力端子には、加熱コイル21の一方の端子が接続されており、加熱コイル21の他方の端子と直流母線84、85との間には、共振コンデンサ89、90が接続されている。このような構成のインバータ回路88は、加熱コイル21に高周波電流を供給するためのものである。
The DC output terminal of the
整流器79の交流入力側には、カレントトランス91が介挿されており、そのカレントトランス91の検出信号は、電流検出回路92に与えられるようになっている。インバータ回路88の出力側には、カレントトランス93が介挿されており、そのカレントトランス93の検出信号は、高周波電流検出回路94に与えられるようになっている。
A
加熱コイル22に関する構成は、上記した加熱コイル21に関する構成と同様であるため、 加熱コイル21に関する構成と同一符号を付して説明は省略する。入力電圧検出回路95は、トランス96を介して整流器79への入力電圧を検出するようになっている。制御回路97は、マイクロコンピュータを主体に構成されたもので、これには、電流検出回路92、高周波電流検出回路94および入力電圧検出回路95からの信号と、図示しないが操作パネルユニット42の操作部40からの信号とが与えられるようになっている。制御回路97は、与えられる信号に基づいて、フォトカプラ98およびインバータ駆動回路99を介してインバータ回路88の駆動を制御するとともに、操作パネルユニット42の表示部41に各種の表示などを行わせるようになっている。
Since the configuration related to the
上記構成によれば、次のような作用および効果が得られる。
本実施形態の誘導加熱調理器では、ノイズフィルタ回路80を構成するコンデンサC2とC3の相互接続点Ne(回路基板46のアース部)と、アース線67cを介して接地された本体ケース2とは、回路基板46と本体ケース2とが対向する位置において、基板−筐体接続部68を介して電気的に接続されている。このため、相互接続点Neと本体ケース2との間を短い距離で接続できる。これにより、相互接続点Neと本体ケース2との間のインピーダンス(インダクタンス、高周波抵抗など)を小さくできる。
According to the above configuration, the following operations and effects can be obtained.
In the induction heating cooker of this embodiment, the connection point Ne (the ground portion of the circuit board 46) of the capacitors C2 and C3 constituting the
このような構成によれば、構成を複雑化させることなく、ノイズフィルタ回路80によるノイズ抑制効果を高めることができ、インバータ回路88において生じるコモンモードノイズが商用交流電源81側に回り込むことを抑制できる。すなわち、インバータ回路88の搭載された回路基板46上の銅箔配線(パターン)や電子部品等と、本体ケース2との間の浮遊容量を介して、電子部品等−浮遊容量−本体ケース2−アース線67c−大地−商用交流電源81−電子部品等という経路でコモンモードノイズが伝播することを防止できる。従って、商用交流電源81に接続される他の機器にノイズによる障害が発生することを抑制できる。つまり、誘導加熱調理器の雑音端子電圧を低減することができる。
According to such a configuration, the noise suppression effect by the
電源コード67のアース線67cと本体ケース2とは、基板−筐体接続部68とは異なる位置に設けられた筐体−電源接続部69において電気的に接続されている。このように、相互接続点Neと本体ケース2とを電気的に接続する位置と、本体ケース2とアース線67c(大地)とを電気的に接続する位置とを離れた位置とすることで、コモンモードノイズが商用交流電源81側に回り込むための経路が長くなるため、ノイズフィルタ回路80によるノイズ抑制効果を一層高めることができる。
また、回路基板46と本体ケース2の底面部とが互いに平行となるように構成した。これにより、基板−筐体接続部68において回路基板46のアース部と本体ケース2との間の接続距離が長くなってしまうことを抑制できる。
The
The
基板−筐体接続部68は、回路基板46に配設されるとともに相互接続点Neと電気的に接続されたアース接続端子76と、本体ケース2に設けられた絞り部2aとを、基板ケース45の開口部45bを通じて接触させることにより、回路基板46のアース部と本体ケース2とを電気的に接続する構成とした。つまり、回路基板46と本体ケース2とを近接させる配置とした。このような構成によれば、相互接続点Neと本体ケース2との間のインピーダンスを一層小さくできる。また、金属材料からなる本体ケース2により回路基板46がシールドされることになり、インバータ回路88において生じるノイズが本体ケース2内の他の部分に伝播してしまうことを防止できる。
The board-
また、アース接続端子76の底部76cおよび絞り部2aの中央部に設けられた孔部に、絞り部2aの下面側からねじ77を挿通し、このねじ77をアース接続端子76の底部76cの上面に配設されたナット78にねじ込んで固定する構成とした。これにより、アース接続端子76と絞り部2aとの接触状態を良好にすることができ、ひいては相互接続点Neと本体ケース2との間のインピーダンスを一層小さくできる。
Further, a
回路基板46は、1枚のプリント配線板により構成した。つまり、同一のプリント配線板上にインバータ回路88とノイズフィルタ回路80とが搭載される構成とした。このような構成では、インバータ回路88と商用交流電源81への接続端子とを基板上で十分に電気的に離間させることが難しくなり、インバータ回路88により生じるコモンモードノイズが商用交流電源81側に回り込んでしまう可能性が高まる。しかし、本実施形態の構成によれば、ノイズフィルタ回路80によるノイズ抑制効果が高められるため、このような基板構成であっても、コモンモードノイズが商用交流電源81側に回り込むことを抑制できる。
The
(第2の実施形態)
以下、回路基板46のアース部と本体ケース2との電気的接続の構成を変更した本発明の第2の実施形態について図5を参照しながら説明する。図5は、第1の実施形態における図3相当図であり、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(Second Embodiment)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention in which the configuration of the electrical connection between the ground portion of the
本体ケース2の底面部において、その上方に回路基板46が存在しない部分に絞り部2bが設けられている。回路基板46に設けられたスルーホール101、102には、その上側から断面が逆U字状をなすアース接続端子103が挿入されている。アース接続端子103は、回路基板46の下面側に突出する脚部103a、103bにおいて例えばはんだによりスルーホール101、102と電気的に接続されている。スルーホール101、102は、回路基板46のアース部(コンデンサC2とC3の相互接続点Ne)に電気的に接続されている。
In the bottom surface portion of the
基板ケース45の下面には、導電体104が設けられている。この導電体104は、導電材料を板状にしたものである。なお、導電体104として、銅箔のパターンを用いてもよい。この導電体104は、一端側が絞り部2bを臨む位置とし、他端側がアース接続端子103を臨む位置となるように配置されている。
A
アース接続端子103の上辺部103cの中央部には孔部が設けられている。導電体104および基板ケース45において、アース接続端子103の上辺部103cの中央部と対向する位置にも孔部が設けられている。これら孔部には、基板ケース45の下面側からねじ105(係止部材に相当)が挿通されており、このねじ105は、アース接続端子103の上辺部103cの上面に配設されたナット106にねじ込まれて固定されている。
A hole is provided in the central portion of the
また、回路基板46と基板ケース45との間において、ねじ105の周囲には、円筒形状の樹脂からなるサポート部材107が配設されている。このような構成により、回路基板46のアース部と導電体104とは、アース接続端子103、ねじ105およびナット106を介して電気的に接続されている。本実施形態では、アース接続端子103とナット106とにより被係止部材が構成される。なお、アース接続端子103の孔部をねじ105に対応するねじ孔とすれば、ナット106を省略することができる。
A
絞り部2bの中央部には孔部が設けられている。また、導電体104において、絞り部2bと対向する位置にも孔部が設けられている。これら孔部には、絞り部2bの上面側からねじ108が挿通されており、このねじ108は、絞り部2bの下面に配設されたナット109にねじ込まれて固定されている。これにより、導電体104の下面と絞り部2bの上面とが接触した状態、つまり導電体104と絞り部2bとが電気的に接続された状態とされている。
A hole is provided in the central portion of the
上記のとおり構成された本実施形態の基板−筐体接続部110は、基板ケース45と本体ケース2の底面部との間に介在するように、基板ケース45の下面に導電体104を設けた。そして、回路基板46のアース部(相互接続点Ne)と本体ケース2とを、導電体104を介して電気的に接続した。このような構成によっても、回路基板46のアース部と本体ケース2との間のインピーダンスを小さくできるので、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
The substrate-
ねじ105をナット106にねじ込んだ状態で、基板ケース45を本体ケース2内に収容し、その後、ねじ108をナット109にねじ込むように組立作業を行えば、組立時の作業性が向上する。また、アース接続端子103を回路基板46の上面から挿入して配置する構成(部品面配置)としたので、輸送時における振動などの影響を受けにくくできる。
If the
導電体104を板状に構成したことにより、回路基板46のアース部と本体ケース2との間のインダクタンスを小さくできる。また、導電体104を例えばアルミなどの非磁性且つ低抵抗材料で構成すれば、表皮効果が低減されるため、回路基板46のアース部と本体ケース2との間の高周波抵抗を小さくできる。さらに、板状にした導電体104と、本体ケース2の底面部とが対向する部分がコンデンサとして作用することにより、コモンモードノイズの低減効果が一層高まる。
By configuring the
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
基板−筐体接続部68は、図1に示した位置に限らず、回路基板46と本体ケース2とが対向する位置に設ければよい。基板−筐体接続部68における回路基板46のアース部(相互接続点Ne)と本体ケース2との電気的接続方法は、絞り部2a、アース接続端子76、ねじ77およびナット78を用いる方法に限らない。例えば、回路基板46のアース部と本体ケース2との間をワイヤを用いて電気的に接続してもよい。
係止部材はねじに限らず、被係止部材はアース接続端子やナットに限らない。例えば、被係止部材として孔部を有する金属部材を回路基板46に取り付け、係止部材としての金属製のピン状部材を上記孔部に挿入した後かしめることにより係止する構成でもよい。
(Other embodiments)
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
The board-
The locking member is not limited to a screw, and the locked member is not limited to a ground connection terminal or a nut. For example, the metal member which has a hole as a to-be-latched member may be attached to the
筐体−電源接続部69は、回路基板46と本体ケース2とが対向する位置以外の位置に設ければよい。回路基板46と本体ケース2の底面部とが互いに平行となるように配置しなくてもよい。回路基板46は、例えばインバータ回路88を搭載するプリント配線板と、ノイズフィルタ回路80を搭載するプリント配線板とに分けてもよい。すなわち、回路基板46は、複数枚のプリント配線板により構成してもよい。
インバータ回路88は、ハーフブリッジ形に限らず、フルブリッジ形など、他の構成を用いてもよい。上記各実施形態においては、本発明を2つのIH加熱部(2つのインバータ回路)を有する誘導加熱調理器に適用した例を示したが、本発明は、1つのIH加熱部(1つのインバータ回路)を有する誘導加熱調理器や、3つ以上のIH加熱部(3つ以上のインバータ回路)を有する誘導加熱調理器にも適用可能である。上記した各実施形態では、本発明を据え置きタイプの誘導加熱調理器に適用した場合を例示したが、キッチンに組み込まれる組み込みタイプの誘導加熱調理器にも適用することができる。
The housing-power
The
図面中、2は本体ケース(筐体)、4はトッププレート、21、22は加熱コイル、45は基板ケース、45bは開口部、46は回路基板(プリント配線板)、67cはアース線、76、103はアース接続端子(被係止部材)、77、105はねじ(係止部材)、78、106はナット(被係止部材)、80はノイズフィルタ回路、81は商用交流電源(交流電源)、88はインバータ回路、104は導電体、C2、C3はアースコンデンサ、L1はコモンモードコイル、Wは調理容器を示す。 In the drawing, 2 is a main body case (housing), 4 is a top plate, 21 and 22 are heating coils, 45 is a board case, 45b is an opening, 46 is a circuit board (printed wiring board), 67c is a ground wire, 76 , 103 are ground connection terminals (locked members), 77 and 105 are screws (locking members), 78 and 106 are nuts (locked members), 80 is a noise filter circuit, and 81 is a commercial AC power supply (AC power supply). , 88 is an inverter circuit, 104 is a conductor, C2 and C3 are earth capacitors, L1 is a common mode coil, and W is a cooking vessel.
Claims (7)
このトッププレートの下方に配置され、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
交流電源から電力の供給を受けて前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
前記交流電源と前記インバータ回路との間に介在され、コモンモードコイルと一端子が接地電位に接続されるアースコンデンサとを有するノイズフィルタ回路と、
前記インバータ回路および前記ノイズフィルタ回路が搭載されるプリント配線板と、
前記プリント配線板が収容される絶縁材料からなる基板ケースと、
前記加熱コイルおよび前記基板ケースが収容される金属材料からなる筐体とを備え、
前記プリント配線板は、前記基板ケースを介して前記筐体に固定され、
前記筐体は、アース線を介して接地され、
前記アースコンデンサの一端子と前記筐体とは、前記プリント配線板と前記筐体とが対向する位置で電気的に接続され、
前記筐体と前記アース線とは、前記プリント配線板と前記筐体とが対向する位置とは異なる位置で電気的に接続されていることを特徴とする誘導加熱調理器。 A top plate on which the cooking container is placed;
A heating coil that is arranged below the top plate and induction-heats the cooking container;
An inverter circuit for receiving a supply of power from an AC power source and supplying a high-frequency current to the heating coil;
A noise filter circuit interposed between the AC power supply and the inverter circuit, and having a common mode coil and an earth capacitor having one terminal connected to a ground potential;
A printed wiring board on which the inverter circuit and the noise filter circuit are mounted;
A substrate case made of an insulating material for accommodating the printed wiring board;
A housing made of a metal material in which the heating coil and the substrate case are accommodated,
The printed wiring board is fixed to the housing via the substrate case,
The housing is grounded via a ground wire,
One terminal of the earth capacitor and the housing are electrically connected at a position where the printed wiring board and the housing face each other,
The induction heating cooker, wherein the casing and the ground wire are electrically connected at a position different from a position where the printed wiring board and the casing face each other.
アースコンデンサの一端子と筐体とは、前記開口部を通じて電気的に接続されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の誘導加熱調理器。 The substrate case has an opening,
The induction heating cooker according to any one of claims 1 to 4, wherein one terminal of the earth capacitor and the casing are electrically connected through the opening.
アースコンデンサの一端子と前記筐体とは、前記導電体を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。 A conductor is provided between the substrate case and the housing,
The induction heating cooker according to any one of claims 1 to 5, wherein one terminal of an earth capacitor and the casing are electrically connected via the conductor.
基板ケースを貫通して前記被係止部材に係止する係止部材とを備え、
前記アースコンデンサの一端子と筐体とは、前記被係止部材および前記係止部材を介して電気的に接続されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の誘導加熱調理器。 A locked member provided on the printed wiring board and electrically connected to one terminal of an earth capacitor;
A locking member that penetrates the substrate case and locks to the locked member;
The induction heating cooking according to any one of claims 1 to 6, wherein one terminal of the earth capacitor and the housing are electrically connected via the locked member and the locking member. vessel.
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-
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