JP2010137467A - 画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラム - Google Patents

画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より簡単にコストパフォーマンスの良い画像形成手段を選択可能にする画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラムの提供。
【解決手段】
印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置を含む印刷システムにおける印刷支援方法であって、第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換する第1のステップと、第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換する第2のステップと、前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出する第3のステップと、前記印刷システムを構成する何れかの装置の表示部に、算出した前記色差を表示する第4のステップと、を少なくとも有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成装置を含む印刷システムにおける印刷支援方法並びに印刷支援プログラムに関する。
プリンタやデジタル複合機などの印刷装置(以下、画像形成装置と呼ぶ。)が普及している。この画像形成装置では、コンピュータ端末から送信される印刷ジョブに基づいて画像を形成し、帯電された感光体に画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ローラや転写ベルトなどの中間転写体を介して用紙に転写する処理を行う。
ここで、画像形成装置に使用されるトナーなどの部材には各々、色の特性があり、再現しやすい色もあれば再現しにくい色もある。そこで、画像形成に際して、これらの部材の色の特性を考慮して、元の画像の色をできるだけ忠実に再現できるように所定の画像処理を行っている。
例えば、下記特許文献1には、対象となる画像の特性を自動認識し、その画像特性に応じて最適な色再現処理(カラーマッチング)方式に切り替える色再現処理切替装置が開示されている。また、下記特許文献2には、視覚限界領域に収まるように画像を彩度強調する画像処理装置が開示されている。また、下記特許文献3には、画像の彩度強調処理結果(色つぶれの有無等)を即座に認識可能にし、彩度強調レベルを適切に変更させる画像処理装置が開示されている。
特開2002−182634号公報 特開2004−96444号公報 特開2005−27161号公報
上記画像処置により、元の画像に近い色を再現することは可能であるが、CMY又はCMYKの各トナーで構成されるトナー群には、再現可能な色の範囲(色再現域と呼ぶ。)があり、元の画像の中に色再現域外の色が含まれる場合は、色再現域外の色を色再現域内の色に変換して画像形成を行うことになるため、元の画像の色を忠実に再現できない場合が生じる。
このような背景から、近年、従来使用されてきたトナー群(以下、通常トナーと呼ぶ。)よりも彩度の高い鮮やかな色が再現できるトナー群(以下、Vividトナーと呼ぶ。)が開発されており、このVividトナーを搭載した画像形成装置を利用することにより、通常トナーの色再現域外の色をより忠実に再現することが可能である。
しかしながら、Vividトナーは通常トナーよりも高価なため、元の画像が双方のトナーで再現可能な色(双方のトナーの色再現域内の色)のみで構成されている場合に、Vividトナーを使用して印刷を行うと、印刷コストが上昇してしまう。また、Vividトナーで印刷すると鮮やかな色となるため、例えば、彩度の低い深みのある色などを再現したい場合には、通常トナーを使用した方が再現性がよくなる場合もある。
従って、印刷コストを抑え、かつ、色再現性を高めるためには、個々の画像特性や画像形成装置の色再現域を考慮して適切な画像形成手段を選択する必要があるが、そのためには専門知識が必要であり、一般の使用者がコストパフォーマンスの良い画像形成手段を選択することは難しいという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、より簡単にコストパフォーマンスの良い画像形成手段を選択可能にする画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置において、第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換し、第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出し、算出した色差を表示部に表示させる制御部を備えるものである。
また、本発明は、印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置を含む印刷システムにおける印刷支援方法であって、第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換する第1のステップと、第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換する第2のステップと、前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出する第3のステップと、前記印刷システムを構成する何れかの装置の表示部に、算出した前記色差を表示する第4のステップと、を少なくとも有するものである。
また、本発明は、印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置を含む印刷システムで動作する印刷支援プログラムであって、コンピュータを、第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換し、第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出し、前記印刷システムを構成する何れかの装置の表示部に、算出した前記色差を表示させる制御部、として機能させるものである。
本発明の画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラムによれば、個々の画像データについて、所定の画像形成手段を用いて画像形成を行った場合の色再現性を確認することができるため、使用者はより簡単にコストパフォーマンスの良い画像形成手段を選択することができる。
その理由は、画像データと印刷画像データとを画像形成手段に依存しない共通の色空間のデータに変換して色差を算出し、算出した色差を画面上に表示するからである。
背景技術で示したように、先行技術では所定の色域に収まるように画像の色再現方法や彩度強調方法を変更する方法を提案しているが、これらは印刷対象となる画像データに対する処理であり、画像形成後の印刷画像データの色再現域を考慮していないため、画像処理の色域が画像形成装置の色再現域に収まるかどうかを判断することはできない。そのため、画像データに最適な画像形成手段を選択することが難しいという問題があった。
そこで、本発明では、印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存しない所定の色空間のデータ(例えば、画像データLab)に変換すると共に、画像形成後の印刷画像データも上記所定の色空間のデータ(例えば、印刷画像データL'a'b')に変換してその色差ΔEを算出し、算出した色差を画面上に表示して色再現性を確認できるようにする。
なお、本発明では、画像形成装置の違いによる色再現性の違いだけでなく、画像処理方法による色再現性の違いも表示することができるため、トナーの違いに限らず、画像処理方法、画像形成装置等の組合せで変化する画像データの色再現性が確認可能となる。そのため、様々な画像形成手段の中から、使用者が目的に応じてより最適な画像形成手段を選択することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置及び印刷支援方法並びに印刷支援プログラムについて、図1乃至図20を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す図であり、図2は、コンピュータ端末の構成、図3及び図4は、画像形成装置の構成を示す図である。また、図5乃至図13は、画像形成装置の動作を示すフローチャート図であり、図14乃至図20は、画像形成装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、印刷ジョブを送受信する1又は複数のコンピュータ端末10と、印刷ジョブを受信して印刷を実行する1又は複数の画像形成装置20とで構成され、これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク30によって接続されている。
また、図2に示すように、コンピュータ端末10は、制御部11と、表示部12と、操作部13などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリ11b、HDD(Hard Disk Drive)11c、通信I/F部11dなどを備え、これらはバスを介して接続されている。CPU11aは、各部の制御を行う。メモリ11bは、HDD11c、通信I/F部11dから読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する部分であり、記憶されたデータはCPU11aによって処理され、必要に応じてHDD11cや通信I/F部11dに転送される。HDD11cは、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、印刷ジョブなどを格納し、CPU11aにより必要に応じて読み出され、メモリ11b上で実行処理される。通信I/F部11dは、通信ネットワーク30を介して繋がっている機器との接続を確立し、データの送受信を実行する。
上記制御部11は、文書を作成するためのアプリケーションや文書の印刷を指示するプリンタドライバとして機能し、アプリケーションで作成した文書データは、プリンタドライバにより、画像形成装置20で読み取り可能な言語(PCL(Printer Control Language)やPS(Post Script)などのPDL(Page Description Language))の印刷ジョブに変換され、通信I/F部11dを介して画像形成装置20に送信される。
表示部12は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置等からなり、画像形成装置20へ送信する印刷ジョブを設定するためのプリンタドライバ画面やプロパティ画面等を表示する。
操作部13は、表示部12上に表示された情報を操作したり、情報を入力したりする部分であり、ポインティングデバイス、キーボード、トラックボール、トラックパッド、タブレット、及びスタイラスペンなどで構成される。
また、図3に示すように、画像形成装置20は、制御部21と、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)22と、画像読取部23と、表示部24と、操作部25と、給紙部26と、画像形成部27と、後処理部28などで構成される。
制御部21は、各構成部を制御する部分で、CPU21a、ROMやRAMなどのメモリ21b、HDD21c、通信I/F部21dなどを備え、これらはバスを介して接続されている。CPU21aは各部の制御などを行う。メモリ21bは、HDD21c、画像読取部23、通信I/F部21dから読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する部分で、記憶されたデータはCPU21aによって画像処理され、必要に応じてHDD21cや画像形成部27に転送される。HDD21cは、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、画像データを印刷可能なデータ(以下、印刷画像データと呼ぶ。)に変換するためのテーブル、画像データ及び印刷画像データを所定の色空間のデータに変換するためのテーブル、後述するICC(International Color Consortium)プロファイルなどを格納し、CPU21aにより必要に応じて読み出され、メモリ21b上で実行処理される。通信I/F部21dは、通信ネットワーク30を介して繋がっている機器との接続を確立し、データの送受信を実行する。
上記制御部21は、印刷ジョブの各ページをラスタライズしてページ毎の画像データを生成し、必要に応じて画像処理やスクリーニングを行った後、画像形成部27で印刷可能な印刷画像データに変換する画像処理部としても機能する。
また、制御部21は、印刷対象となる画像データを装置に依存しない所定の色空間のデータ(例えば、画像データLab)に変換すると共に、画像データを印刷画像データ(例えば、印刷画像データC'M'Y'K')に変換した後、印刷画像データを上記所定の色空間のデータ(例えば、印刷画像データL'a'b')に変換し、それらの色差ΔEを算出し、算出した色差を所定の画面(後述するサムネイル表示画面や詳細表示画面、色空間表示画面など)に表示して色再現性を確認するための情報を提供する印刷支援部としても機能する。この印刷支援部はハードウェアとして構成してもよいし、コンピュータを印刷支援部として機能させる印刷支援プログラムとして構成し、この印刷支援プログラムを制御部21上で実行する構成としてもよい。
ADF22は、単数もしくは複数枚の原稿用紙を自動で画像読取部23へ搬送する部分である。
画像読取部23は、原稿台上の原稿用紙から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
表示部24は、液晶表示装置や有機EL表示装置等からなり、画像形成装置20を操作するための画面や色差を表示する画面等を表示する。また、操作部25は、ボタンやスイッチ等からなり、各種設定や指示を行う。なお、表示部24と操作部25は別々の装置としても良いし、表示部24上に、透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチパネル)25を設けた一体の装置としてもよく、タッチパネルの場合は、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部21に出力する。
給紙部26は、各種サイズの用紙を格納する用紙トレイで構成される。また、格納された用紙を画像形成部27へ送り出す部分を含む。
画像形成部27は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、画像読取部23から読み込んだ画像データ、あるいは通信I/F部21dを介して受け取った印刷ジョブに基づいて、指定された用紙に画像を形成し、後処理部28に送り出す。
具体的には、画像形成部27は、図4に示すように、書き込みユニットと感光体ユニットと転写ユニットと搬送ユニットなどで構成される。書き込みユニットは、レーザダイオードなどで構成され、画像処理部から入力された印刷画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する。感光体ユニットは、感光体ドラム、現像器、帯電器、感光体クリーニング部などで構成され、感光体ドラム上に現像器から供給されたトナーの潜像を形成する。例えば、所定の色再現域を有する第1のトナー群(ここでは通常トナー)のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)と、前記所定の色再現域とは異なる色再現域を有する第2のトナー群(ここではVividトナー)のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)と、黒(K)の計7色のトナーに対応する7つの感光体ユニットを備える。転写ユニットは、1次転写ドラム、中間転写ベルト、ベルトクリーニング部、2次転写ローラ、ローラクリーニング部などで構成され、感光体ユニットで形成されたトナー像を中間転写体として機能する中間転写ベルトに転写した後、中間転写ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する。定着ユニットは、定着器、定着器クリーニング部などで構成され、用紙に転写されたトナー像を定着させる。搬送ユニットは、給紙ローラ、レジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラなどで構成され、給紙部27から所望の用紙を2次転写ローラに搬送し、定着後の用紙を後処理部28に排出する。
後処理部28は、画像形成部27から搬送される用紙を、制御部21からの指示により、パンチ・ステープル・製本などのユーザの希望するフィニッシング処理を加えて出力する。
なお、図1乃至図4は本実施例の一例であり、適宜変更可能である。例えば、画像形成装置20の画像形成部27に、色再現域の異なる2種類のトナー群を配置したが、色再現域の異なるトナー群を搭載した複数の画像形成装置20を通信ネットワーク30に接続してもよい。
また、本実施例では、画像形成装置20で色差を算出して表示する構成とするが、コンピュータ端末10の制御部11で上記印刷支援プログラムを動作させ、通信ネットワーク30を介して画像データ、画像形成装置20及び変換テーブルを取得し、画像データ及び印刷画像データを同じ色空間のデータに変換して色差を算出し、算出した色差をコンピュータ端末10の表示部12に表示したり、画面データを他の装置に送信して当該他の装置の表示部に表示させてもよい。
また、図1では、印刷システムをコンピュータ端末10と画像形成装置20とで構成したが、画像データを印刷画像データに変換するRIP(Raster Image Processor)コントローラ等の制御装置を通信ネットワーク30に接続してもよい。更に、この制御装置上で上記印刷支援プログラムを動作させ、画像データ及び印刷画像データを同じ色空間のデータに変換して色差を算出し、算出した色差を制御装置の表示部に表示したり、画面データを他の装置に送信して当該他の装置の表示部に表示させてもよい。
次に、上記構成の画像形成装置20の全体動作について説明する。
コピーにおいては画像形成装置のADF22もしくは、画像読取部23の原稿台に原稿用紙が置かれ、ユーザがコピースタートボタンを押下、またネットワークプリントにおいては画像形成装置の通信I/F部21dを介して通信ネットワーク30からプリントジョブを受信すると、画像形成装置20は形成した画像を印刷出力すべく、指定された給紙部26から給紙を行う。
なお、コピーにおいては画像読取部23から読み取られた画像データ、またネットワークプリントにおいては通信I/F部21dから受信したプリントジョブを総じて「印刷ジョブ」と呼ぶことにする。
この印刷ジョブは、印刷ジョブ情報と、例えばCMYKの4色からなる画像データとで構成される。印刷ジョブは、メモリ21bに一時的に保持され、画像形成部27で印刷用紙に画像形成可能な印刷画像データへメモリ21b上で変換処理される。印刷ジョブを印刷可能な印刷画像データへと変換するための各種プログラムはHDD21cに格納されており、CPU21aによって必要なプログラムが読み出される。
図5は、印刷ジョブの画像データと、画像データを印刷用紙に画像形成可能な形式に変更した印刷画像データを共通の色空間に統一した上で比較し、色再現性の違いを表示する流れを示す。なお、図5では色空間をLabに統一しているが、画像データと印刷画像データの色空間をデバイスインディペンドカラー(Device Independent Color:装置非依存色)に統一できればどのような色空間でもよい。
コンピュータ端末10上の操作部13から色再現性表示が指示された場合(S501:Yes)、画像形成装置20の制御部21(印刷支援プログラム)は、色再現性表示が指示された画像データと印刷画像データの色空間を以下の手順で統一する。
まず、画像データをLab(L:明るさ、a:緑〜赤、b:青〜黄)で表される色空間上のデータ(画像データLabと呼ぶ。)に変換する(S502)。変換方法は図6に示す。
次に、画像データを印刷用紙に画像形成可能な形式に変更したデータ(印刷画像データC'M'Y'K'と呼ぶ。)に変換する(S503)。変換方法は図7に示す。
次に、印刷画像データC'M'Y'K'をデバイスディペンドカラーに変換する色変換テーブル(CMYK→Lab)を取得する(S504)。色変換テーブル(CMYK→Lab)は画像形成装置の出力条件毎にあらかじめ用意しておく必要があるが、印刷画像データを画像データと共通のデバイスインディペンドカラーに変換することができればどのような形式でもよい。図5の場合、色空間をLabに統一しているため印刷画像データC'M'Y'K'をLab値に変換するCMYK→Lab変換テーブルが必要となる。
次に、色変換テーブル(CMYK→Lab)を利用して印刷画像データC'M'Y'K'をLab値で表される色空間上のデータ(印刷画像データL'a'b'と呼ぶ。)に変換する(S505)。
次に、上記手順でデバイスインディペンドカラーに統一した画像データLabと印刷画像データL'a'b'の色差ΔEを算出する(S506)。
そして、色差を基準に色再現性の違いを表示する(S507)。色再現表示のフローチャートは図8に示す。
なお、Vividトナーを搭載した画像形成装置と通常トナーを搭載した画像形成装置など、画像形成装置が異なる画像形成物の色再現性を比較する場合、制御部21で他の画像形成装置の印刷画像データC'M'Y'K'や印刷画像データL'a'b'が算出できないケースが考えられる。その場合には、画像形成装置20の通信I/F部21dからコンピュータ端末10の通信I/F部11dを経由してコンピュータ端末10が他の画像形成装置から取得した印刷画像データC'M'Y'Kや印刷画像データL'a'b'を取得してもよい。
また、本実施例では、色再現性の違いを表示する画面を画像形成装置20の表示部24に表示させる場合を示すが、当該画面をコンピュータ端末10で利用できるようにしてもよい。
以下、個別の処理について詳述する。
[画像データ→画像データLabの変換]
図6は画像データをICC Profile(各デバイスの色に関する特性が記述されたデバイスプロファイル)を利用して画像データLabに変換する手順を示す。
入力された画像データ(S601)をICC Profileを利用して画像データLabに変換し(S602)、変換結果を返す(S603)。
このプロファイル変換は、画像データと印刷画像データの色空間をデバイスインディペンドカラーに統一する目的で行う。ここでは画像データを画像データLabに変換しているが、デバイスインディペンドカラーに統一できればどのような形式でもよい。
[画像データ→印刷画像データC'M'Y'K'の変換]
図7は画像データを画像処理方法に従って、印刷用紙に画像形成可能な印刷画像データC'M'Y'K'に変換する手順を示す。
入力された画像データ及び、画像処理方法(S701)に従って、画像形成処理を行う(S702)。次にICC Profileを利用して画像処理後のデータを印刷画像データC'M'Y'K'に変換(S703)し、変換結果を返す(S704)。
この処理は画像形成部27で行うことを想定しているが、画像形成部27で形成する印刷画像データと同じ出力結果が得られればどこで行ってもよく、例えば、RIPコントローラ等で行ってもよい。
[色再現性表示]
図8は色差を基準に色再現性の違いを表示する手順を示す。
色再現性表示が指示された場合、(S801:Yes)、元画像の表示に必要な画像データ(S802)、画像データLab(S803)を取得する。
次に、印刷画像データの表示に必要な印刷画像データC'M'Y'K'(S804)、印刷画像データL'a'b'(S805)、色再現性の違いの表示に必要な色差ΔE(S806)を取得する。そして、色再現性の表示件数(元画像との色再現性の違いを表示する画像形成手段のパターン数)に達するまで(S807)、S804〜806の処理を繰り返す。
色再現性の表示方法設定(S808)では、全ての表示で利用する色差ΔEの分類方法とその表示方法、詳細表示の表示設定、拡大表示のデフォルトの座標設定等を行う。その具体例を以下に示す。
<サムネイル表示(図13、図17)に必要な設定>
・色差ΔEの3パターンの図示方法設定例
パターン1:細かいドットのハッチングで表示
パターン2:縦線のハッチングで表示
パターン3:斜め格子状のハッチングで表示。
・色差ΔEの3パターンの分類方法設定例(図13の1件の色再現性表示の場合)
パターン1:ΔE 3.6以下を表示
パターン2:ΔE 3.7以上6.7以下を表示
パターン3:ΔE 6.8以上を表示
なお、パターン2をΔE 3.6超6.7以下、パターン3を6.7超とすれば全ての色差ΔEを表示可能である。
・色差ΔEの3パターンの分類方法設定例(図17:2件の色再現性表示の場合)
パターン1:ΔE デバイスA 3.6以下、 デバイスB 6.8以上を表示
パターン2:ΔE デバイスA 6.8以上、 デバイスB 3.6以下を表示
パターン3:ΔE デバイスA 6.8以上、 デバイスB 6.8以上を表示。
・サムネイル初期表示ON/OFF設定例
パターン1〜パターン3はOFF(非表示)、画像はON(表示)。
<詳細表示(図14、18)の表示に追加で必要な設定>
・画像範囲指定例
x座標:700〜800を表示
y座標:100〜175を表示。
・詳細初期表示ON/OFF設定例
パターン1〜パターン2はOFF(非表示)、パターン3、画像範囲指定はON(表示)。
なお、拡大表示(図15、19)の表示は、上記の範囲指定設定を拡大範囲指定として表示しているが、拡大範囲を自動的に設定して表示してもよい。初期表示についてもサムネイルの初期表示と同じ設定で表示しているが、拡大表示用に設定可能にしてもよい。
<色空間表示(図16、20)の表示に追加で必要な設定>
・サムネイル初期表示ON/OFF設定例
パターン1〜パターン2はOFF(非表示)、パターン3はON(表示)。
そして、表示方法設定(S808)後、サムネイル表示(S809)を行う。
[サムネイル表示]
図9は色再現性の違いをサムネイル表示する手順を示す。
サムネイル表示では、表示方法設定(S808)で設定した表示方法を取得(S901)する。そして分類方法設定に沿って色差ΔEの3パターンが全体に占める割合を算出し、テキスト表示する(S902)。同様に色差ΔEの3パターンのサムネイル情報を生成する(S903)。
次にサムネイル表示画面をクリア(S904)し、画面の初期化を行う。画像表示切替がONの場合(S905:Yes)、サムネイル表示画面に画像を表示する(S906)。色差ΔEの分類パターン分の表示が終わっていなければ(S907:No)、パターンnの表示設定を確認し、表示切替がONの場合(S908:Yes)、図示方法設定で指定された図示方法でサムネイル表示画面にパターンnの色差を表示する(S909)。
表示切替ボタンが押下された場合(S910:Yes)、サムネイル表示画面クリア(S904)に戻る。拡大表示が選択された場合(S911:Yes)、拡大表示(S912)を行う。拡大表示のフローチャートは図10に示す。詳細表示が選択された場合(S913:Yes)、詳細表示(S914)を行う。詳細表示のフローチャートは図11に示す。色空間表示が選択された場合(S915:Yes)、色空間表示(S916)を行う。色空間表示のフローチャートは図12に示す。表示終了が選択された場合(S917:Yes)、サムネイル表示を終了する。
[拡大表示]
図10は色再現性の違いを拡大表示する手順を示す。
拡大表示では、表示方法設定(S808)で設定した表示方法を取得(S1001)する。そして拡大表示する範囲を取得(S1002)し、その範囲の色差ΔEの3パターンの情報を生成する(S1003)。
次に拡大表示画面をクリア(S1004)し、画面の初期化を行う。画像表示切替がONの場合(S1005:Yes)、拡大表示画面に画像を表示する(S1006)。色差ΔEの分類パターン分の表示が終わっていなければ(S1007:No)、パターンnの表示設定を確認し、表示切替がONの場合(S1008:Yes)、図示方法設定で指定された図示方法で拡大表示画面にパターンnの色差を表示する(S1009)。
次に拡大表示画面内のカーソル位置情報を取得(S1010)する。そして、このカーソル位置のLab値や色差ΔEをテキスト表示する。(S1011)。
表示切替ボタンが押下された場合(S1012:Yes)、拡大表示画面クリア(S1004)に戻る。拡大図内のカーソル位置が変更された場合(S1013:Yes)も、拡大表示画面クリア(S1004)に戻る。拡大範囲が変更された場合(S1014:Yes)、拡大表示範囲取得(S1002)に戻る。表示終了が選択された場合(S1015:Yes)、拡大表示を終了する。
[詳細表示]
図11は色再現性の違いを詳細表示する手順を示す。
詳細表示では、表示方法設定(S808)で設定した表示方法を取得(S1101)する。そして詳細表示する座標範囲を取得(S1102)する。そして、画像範囲全体の色差ΔEの詳細表示情報を取得する(S1103)。
次に詳細表示画面をクリア(S1104)し、画面の初期化を行う。座標範囲指定表示切替がONでない場合(S1105):No)、取得した詳細表示情報(S1103)から座標範囲指定での設定範囲外の詳細情報を非表示とする(S1106)。色差ΔEの分類パターン分の表示が終わっていなければ(S1107:No)、パターンnの表示設定を確認し、表示切替がONでない場合(S1108:No)、設定された分類パターンの詳細情報を非表示とする(S1109)。そして非表示分を除く詳細情報を表示する(S1110)。
座標範囲が変更された場合(S1111:Yes)、詳細表示画面クリア(S1104)に戻る。表示切替ボタンが押下された場合(S1112:Yes)、詳細表示画面クリア(S1104)に戻る。表示終了が選択された場合(S1113:Yes)、詳細表示を終了する。
[色空間表示]
図12は色再現性の違いを色空間表示する手順を示す。
色空間表示では、表示方法設定(S808)で設定した表示方法を取得(S1201)する。そして色空間表示する画像形成装置の色空間を取得する(S1202)。表示する色差ΔEの3パターン毎にLab値情報を取得する(S1203)。
次に色空間表示画面をクリア(S1204)し、画面の初期化を行う。画像形成装置の色空間を表示する(S1205)。色差ΔEの分類パターン分の表示が終わっていなければ(S1206:No)、パターンnの表示設定を確認し、表示切替がONの場合(S1207:Yes)、図示方法設定で指定された図示方法で色空間表示画面にパターンnのLab値の分布を表示する(S1208)。
表示切替ボタンが押下された場合(S1209:Yes)、色空間表示画面クリア(S1204)に戻る。表示終了が選択された場合(S1210:Yes)、拡大表示を終了する。
以下、上記フローによって表示される画面の具体的構成について説明する。
図13〜16は、画像データをある出力条件で画像形成する際の色再現性の表示例である。
図13は色差の違いをサムネイル表示する画面であり、画面切替ボタンを押下することにより、画像又は各パターンが表示されるようになっている。(a)は画像のみ、(b)はパターン1と3、(c)はパターン3と画像、(d)はパターン1〜3が表示された例であり、画像とパターンを任意に組み合わせて表示することにより、所望の色再現性が得られるかを容易に判断することができる。
図14は図13のサムネイル表示画面で「詳細」ボタンが押下された場合に表示される詳細表示画面であり、予め設定した座標における色差やLabが数値として表示されるようになっている。この画面で色差の違いを詳細に確認することによって、所望の色再現性が得られるかを確実に判断することができる。
図15(b)は図15(a)のサムネイル表示画面で範囲を指定した場合に表示される拡大表示画面である。この画面で色差の違いを詳細に確認することによって、所望の色再現性が得られるかを確実に判断することができる。
図16は図13のサムネイル表示画面で「色空間」ボタンが押下された場合に表示される色空間表示画面(色空間は平面的に表示してもよいし立体的に表示してもよい。)であり、Labと画像形成装置の色空間とを比較することができる。この画面で色差の違いを詳細に確認することによっても、所望の色再現性が得られるかを確実に判断することができる。
また、複数の画像形成手段の色再現性を比較したい場合、画像形成手段毎に印刷画像データL'a'b'を求め、それぞれ画像データLabとの色差ΔEを算出することで、複数の出力条件での色再現性を表示することができる。
図17〜20は、複数の出力条件での画像形成物の色再現性の表示例である。
図17は色差の違いをサムネイル表示する画面であり、画面切替ボタンを押下することにより、画像や複数の画像形成手段のパターンが表示されるようになっている。この画面で色差の違いを画像形成手段毎に比較することによって、どの画像形成手段を選択すれば所望の色再現性が得られるかを容易に判断することができる。
図18は図17のサムネイル表示画面で「詳細」ボタンが押下された場合に表示される詳細表示画面であり、予め設定した座標における複数の画像形成手段の色差やLabが数値として表示されるようになっている。この画面で色差の違いを画像形成手段毎に比較することによって、どの画像形成手段を選択すれば所望の色再現性が得られるかを確実に判断することができる。
図19(b)〜(d)は図19(a)のサムネイル表示画面で範囲を指定した場合に表示される拡大表示画面であり、(b)は複数の画像形成手段の色差を同時に表示する画面、(c)、(d)は各画像形成手段の色差を個別に表示する画面である。この画面で色差の違いを画像形成手段毎に比較することによって、どの画像形成手段を選択すれば所望の色再現性が得られるかを確実に判断することができる。
図20は図17のサムネイル表示画面で「色空間」ボタンが押下された場合に表示される色空間表示画面(色空間は平面的に表示してもよいし立体的に表示してもよい。)であり、Labと複数の画像形成装置(若しくは複数種類のトナーを搭載している画像形成装置の場合は複数の画像形成手段)の色空間とを比較することができる。この画面で色差の違いを画像形成手段毎に比較することによっても、どの画像形成手段を選択すれば所望の色再現性が得られるかを確実に判断することができる。
なお、色再現性に対する要求は画像データ毎に異なるため、ここで認識すべき色差の違いも画像データ毎に異なる。そのため、表示する色差はデフォルト設定だけでなく、ユーザ設定も可能とする。
例えば、通常トナー搭載機器とVividトナー搭載機を比較する場合、認識したい色再現性の違いに応じて色差の設定を変更すればよい。ここでは、仮に再現できる色をΔE6.5未満、再現できない色をΔE6.5以上としている。
1.通常トナー搭載機でもVividトナー搭載機でも再現できる色
通常トナー搭載機及び、Vividトナー搭載機のΔEが6.5未満のものを表示する。
2.Vividトナー搭載機でのみ再現できる色
通常トナー搭載機のΔEが6.5以上、Vividトナー搭載機のΔEが6.5未満のものを表示する。
3.通常トナー搭載機で再現できるが、Vividトナー搭載機で再現できない色
通常トナー搭載機のΔEが6.5未満、Vividトナー搭載機のΔEが6.5以上のものを表示する。
4.どちらでも再現できない色
通常トナー搭載機および、Vividトナー搭載機のΔEが6.5以上のものを表示する。
上記条件に、通常トナー搭載機とVividトナー搭載機のΔEの差が一定値以上のものを対象とする等の設定を追加すると、より精度のよい色再現性が認識可能となる。
このように、本実施例では、画像データを画像形成手段に依存しない色空間のデータ(例えば、画像データLab)に変換すると共に、印刷画像データを同じ色空間のデータ(例えば、印刷画像データL'a'b')に変換し、それらの色差ΔEを上記サムネイル表示画面や詳細表示画面、拡大表示画面、色空間表示画面などで表示し、色再現性の違いを認識できるようにしているため、使用者は画面で提供される情報を参照して、コストパフォーマンスの良い画像形成手段を容易に選択することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、画像データと印刷画像データが同じ色空間で比較可能な限りにおいて適宜変更可能である。例えば、上記実施例では画像データLabと印刷画像データL'a'b'の色差を表示する構成としたが、他の色空間の色差を算出して表示してもよいし、色空間のデータそのものを対比可能に表示してもよい。
本発明は、画像形成装置及び該画像形成装置を含む印刷システムに利用可能である。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示す図であり、(a)は模式図、(b)はブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の画像形成部の具体的構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の制御部の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における画像データを画像データLabに変換する手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における画像データを印刷画像データC'M'Y'Kに変換する手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における色再現表示の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置におけるサムネイル表示の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における拡大表示の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における詳細表示の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における色空間表示の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示されるサムネイル表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示される詳細表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示されるサムネイル表示画面から拡大表示画面への遷移例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示される色空間表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示されるサムネイル表示画面の例(2種類のデバイスの場合)を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示される詳細表示画面の例(2種類のデバイスの場合)を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示されるサムネイル表示画面から拡大表示画面への遷移例(2種類のデバイスの場合)を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示される色空間表示画面の例(2種類のデバイスの場合)を示す図である。
符号の説明
10 コンピュータ端末
11 制御部
11a CPU
11b メモリ
11c HDD
11d 通信I/F部
12 表示部
13 操作部
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
21b メモリ
21c HDD
21d 通信I/F部
22 ADF
23 画像読取部
24 表示部
25 操作部
26 給紙部
27 画像形成部
28 後処理部
30 通信ネットワーク

Claims (18)

  1. 印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置において、
    第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換し、第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出し、算出した色差を表示部に表示させる制御部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、第1の画面で、前記画像データに基づく画像を、その各部の前記色差に対応する図柄で表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の画面から遷移する第2の画面で、前記画像データに基づく画像の各部の前記色差を、数値で表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の画面から遷移する第3の画面で、前記画像データに基づく画像の各部の前記色差を、前記画像形成手段の色再現域と比較可能に表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置に、色再現域の異なる複数種類のトナー群が搭載されている場合、
    前記制御部は、各々の前記トナー群に依存する前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記トナー群毎の前記色差を対比可能に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置に、通信ネットワークを介して他の画像形成装置が接続されている場合、
    前記制御部は、前記他の画像形成装置から前記色空間の第2のデータを取得、若しくは、前記他の画像形成装置から印刷画像データを取得して前記色空間の第2のデータに変換し、前記画像形成装置毎の前記色差を対比可能に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置を含む印刷システムにおける印刷支援方法であって、
    第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換する第1のステップと、
    第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換する第2のステップと、
    前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出する第3のステップと、
    前記印刷システムを構成する何れかの装置の表示部に、算出した前記色差を表示する第4のステップと、を少なくとも有することを特徴とする印刷支援方法。
  8. 前記第4のステップでは、第1の画面で、前記画像データに基づく画像を、その各部の前記色差に対応する図柄で表示することを特徴とする請求項7に記載の印刷支援方法。
  9. 前記第4のステップでは、前記第1の画面から遷移する第2の画面で、前記画像データに基づく画像の各部の前記色差を、数値で表示することを特徴とする請求項7又は8に記載の印刷支援方法。
  10. 前記第4のステップでは、前記第1の画面から遷移する第3の画面で、前記画像データに基づく画像の各部の前記色差を、前記画像形成手段の色再現域と比較可能に表示することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の印刷支援方法。
  11. 前記画像形成装置に、色再現域の異なる複数種類のトナー群が搭載されている場合、
    前記第2のステップでは、各々の前記トナー群に依存する前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、
    前記第3のステップでは、前記第1のデータと前記トナー群毎の前記第2のデータとの色差を算出し、
    前記第4のステップでは、前記トナー群毎の前記色差を対比可能に表示することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載の印刷支援方法。
  12. 通信ネットワークに複数台の画像形成装置が接続されている場合、
    前記第2のステップでは、各々の前記画像形成装置に依存する前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、
    前記第3のステップでは、前記第1のデータと前記画像形成装置毎の前記第2のデータとの色差を算出し、
    前記第4のステップでは、前記画像形成装置毎の前記色差を対比可能に表示することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載の印刷支援方法。
  13. 印刷対象となる画像データを画像形成手段に依存する印刷画像データに変換して印刷を行う画像形成装置を含む印刷システムで動作する印刷支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    第1の変換テーブルを参照して、前記画像データを画像形成手段に依存しない色空間の第1のデータに変換し、第2の変換テーブルを参照して、前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記第1のデータと前記第2のデータとの差分で規定される色差を算出し、前記印刷システムを構成する何れかの装置の表示部に、算出した前記色差を表示させる制御部、として機能させることを特徴とする印刷支援プログラム。
  14. 前記制御部は、第1の画面で、前記画像データに基づく画像を、その各部の前記色差に対応する図柄で表示することを特徴とする請求項13に記載の印刷支援プログラム。
  15. 前記制御部は、前記第1の画面から遷移する第2の画面で、前記画像データに基づく画像の各部の前記色差を、数値で表示することを特徴とする請求項13又は14に記載の印刷支援プログラム。
  16. 前記制御部は、前記第1の画面から遷移する第3の画面で、前記画像データに基づく画像の各部の前記色差を、前記画像形成手段の色再現域と比較可能に表示することを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一に記載の印刷支援プログラム。
  17. 前記画像形成装置に、色再現域の異なる複数種類のトナー群が搭載されている場合、
    前記制御部は、各々の前記トナー群に依存する前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記トナー群毎の前記色差を対比可能に表示することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載の印刷支援プログラム。
  18. 通信ネットワークに複数台の画像形成装置が接続されている場合、
    前記制御部は、各々の画像形成装置に依存する前記印刷画像データを前記色空間の第2のデータに変換し、前記画像形成装置毎の前記色差を対比可能に表示することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載の印刷支援プログラム。
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