JP2010137341A5 - 噴射加工装置および噴射加工方法 - Google Patents

Description

なお、前記障壁部材は、軸方向に沿った断面形状が三角形となるように形成され、当該三角形の底面が前記出口開口と対峙し頂点が前記噴射口に向けて配設されるように構成することが好ましく、前記加速ガス供給手段は、前記加速ノズルの流路内に供給される加速ガスが、前記出口開口と対峙する障壁部材の底面よりも下流側において障壁部材の斜面に沿って供給されるように構成することが好ましい。
また、第２の発明として、供給ノズルの流路内に固体微粒子を供給ガスとともに流下させ、前記供給ノズルの流路内を流下する前記固体微粒子および前記供給ガスを、前記供給ノズルの前記流路の延びる軸方向先端に設けられた出口開口から、前記出口開口の外側を覆って前記供給ノズルよりも前記軸方向下流側に延びるように設けられた加速ノズルの流路内に噴射させ、前記加速ノズルの流路内に前記出口開口と対峙するように設けられた障壁部材に、前記出口開口から前記加速ノズルの流路内に噴射した前記固体微粒子を衝突させ、前記加速ノズルの流路内に加速ガスを供給し、前記障壁部材に衝突させた前記固体微粒子を前記加速ガスにより下流方向に付勢して、前記加速ノズルの噴射口から加工対象に噴射させることを特徴とする噴射加工方法が提供される。

Claims (6)

1. 固体微粒子を供給ガスとともに流下させる流路を有し前記流路の延びる軸方向先端に出口開口を備えた供給ノズルと、
   前記固体微粒子及び供給ガスを流下させる流路を有して前記出口開口の外側を覆って取り付けられ前記供給ノズルよりも前記軸方向下流側に延びて設けられた加速ノズルと、
   前記加速ノズルの流路内に加速ガスを供給し前記出口開口から噴射された固体微粒子を加速して先端の噴射口から噴射させる加速ガス供給手段と、
   前記加速ノズルの流路内に前記出口開口と対峙して設けられた障壁部材とを備え、
   前記出口開口から前記加速ノズルの流路内に噴射された固体微粒子が前記障壁部材に衝突し、当該衝突した固体微粒子が前記加速ガスにより下流方向に付勢されて前記噴射口から加工対象に噴射されるように構成したことを特徴とする噴射加工装置。
2. 前記障壁部材は、前記軸方向に見た投影面積が前記出口開口の流路断面積よりも大きく前記加速ノズルの流路断面積よりも小さいことを特徴とする請求項１に記載の噴射加工装置。
3. 前記障壁部材は、前記軸方向に沿った断面形状が三角形となるように形成され、当該三角形の底面が前記出口開口と対峙し頂点が前記噴射口に向けて配設されることを特徴とする請求項１または２に記載の噴射加工装置。
4. 前記供給ノズルが前記軸方向に延びる中空円筒状に形成されるとともに、前記障壁部材は円錐形に形成され、
   前記円錐形の底面が前記出口開口と対峙し頂点が前記噴射口に向けて前記供給ノズルおよび前記障壁部材が同一軸上に配設されることを特徴とする請求項１または２に記載の噴射加工装置。
5. 前記加速ガス供給手段は、前記加速ノズルの流路内に供給される前記加速ガスが、前記出口開口と対峙する前記障壁部材の底面よりも下流側において前記障壁部材の斜面に沿って供給されるように構成したことを特徴とする請求項３または４に記載の噴射加工装置。
6. 供給ノズルの流路内に固体微粒子を供給ガスとともに流下させ、
   前記供給ノズルの流路内を流下する前記固体微粒子および前記供給ガスを、前記供給ノズルの前記流路の延びる軸方向先端に設けられた出口開口から、前記出口開口の外側を覆って前記供給ノズルよりも前記軸方向下流側に延びるように設けられた加速ノズルの流路内に噴射させ、
   前記加速ノズルの流路内に前記出口開口と対峙するように設けられた障壁部材に、前記出口開口から前記加速ノズルの流路内に噴射した前記固体微粒子を衝突させ、
   前記加速ノズルの流路内に加速ガスを供給し、前記障壁部材に衝突させた前記固体微粒子を前記加速ガスにより下流方向に付勢して、前記加速ノズルの噴射口から加工対象に噴射させることを特徴とする噴射加工方法。