JP2010136840A - 風呂水利用洗濯機システム - Google Patents

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Abstract

【構成】この発明の風呂水利用洗濯機システムは、外箱と、この外箱内に収容された水槽と、風呂水を前記水槽に給水することと風呂水を前記外箱外に供給することを切り換える方向切り換え弁と、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水ポンプとを備え、方向切り換え弁および風呂水ポンプは外箱内に設置され、方向切り換え弁の吸水側に、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水吸水経路を繋ぎ、その排水側の一方に水槽給水経路を繋ぎ、他方に外部給水経路を繋ぎ、方向切り換え弁の上流側に前記風呂水ポンプを設置し、風呂水ポンプ及び方向切り換え弁の操作部は外箱内に設置されている。
【効果】洗濯機を用意するのみで、風呂水の残り湯を洗濯水として使用可能であるとともに水洗便器の流し水や庭への散水,洗車,打ち水等として使用可能である。特別な工事をすることなく、簡易に、風呂水の節水効果を高めることができ、100パーセント利用することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は風呂水利用洗濯機システムに関し、洗濯機を設置することによって、浴槽の残り湯を洗濯以外、例えば、庭の散水,洗車,夏の打ち水等に利用する際に使用されるものである。
従来における電気洗濯機(以下、「洗濯機」と記す)は風呂水ポンプを備え、この風呂水ポンプの作動によって浴槽の残り湯を吸水し洗濯水として利用することにより風呂水の節水効果を図っている。また、風呂水利用装置として、家屋内に配管等を設置して、風呂水を洗濯水として使用する以外に水洗便器等に供給され流し水として使用し、節水率を向上させる方法も存在する。
特開2004−167033号公報 特開2008−253706号公報
しかしながら、前者にあっては、設置することが容易であるにも関わらず、入浴時の水量が約200〜220Lであるのに対して、洗濯水として使用される風呂水が約60Lであるため、約160Lの残り湯が排水されることになり、節水効果を向上させることができないという不都合を有した。
特に、最近の洗濯機は節水効率が高いが故に、必要とする洗濯水の量が少なくてすむため、風呂水の残り湯の余りが多くなり、この結果、前記不都合は顕著にあらわれた。
また、後者にあっては、風呂水の節水効果を向上させることができるが、洗濯機の風呂水ポンプ以外に、水洗便器等に給水させるためのポンプを別途に必要とするため、設置するにあたって、家屋等への工事が必要となり、この結果、簡易に利用することができないという不都合を有した。
この発明の課題はこれらの不都合を解消するため、風呂水の残り湯を100パーセント利用可能とする風呂水利用洗濯機システムを提供することである。
この発明(請求項1)に係る風呂水利用洗濯機システムにおいては、外箱と、この外箱内に収容された水槽と、この水槽内に回転可能に設置された洗濯槽と、前記水槽に水道水を供給する水道水供給手段と、風呂水を前記水槽に給水することと風呂水を前記外箱外に供給することを切り換える方向切り換え弁と、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水ポンプとを備え、前記方向切り換え弁および前記風呂水ポンプは前記外箱内に設置され、前記方向切り換え弁の吸水側に、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水吸水経路を繋ぎ、且つ、その排水側の一方に水槽給水経路を繋ぐとともに他方に外部給水経路をつなぎ、更に、前記風呂水吸水経路における前記方向切り換え弁の上流側に前記風呂水ポンプを設置し、且つ、前記風呂水ポンプおよび前記方向切り換え弁の操作部は前記外箱内に設置されているものである。
また、この場合、前記外部給水経路における前記方向切り換え弁の近傍に逆止弁を設置するとともに前記風呂水ポンプに水圧センサを設置し、前記外部給水経路に流れる風呂水の水圧が一定圧に達したときに前記風呂水ポンプを停止し、一定圧以下になった場合には再稼働するようにすることもできる。
更に、この場合、前記外部給水経路を前記方向切り換え弁から延びている補助給水経路と、家屋の床下に設置され屋外まで延びている固定給水経路とから構成し、この固定給水経路の内端を洗濯機を載置する載置部材に開口し、この開口に前記補助給水経路を着脱可能に設置することもできる。
また、この発明(請求項4)に係る風呂水利用洗濯機システムにおいては、外箱と、この外箱内に収容された水槽と、この水槽内に回転可能に設置された洗濯槽と、この水槽に水道水を供給する水道水供給手段と、風呂水をこの外箱内に吸水し前記水槽に給水する風呂水ポンプと、風呂水をこの外箱内に吸水し前記外箱外に供給する外部利用ポンプとを備え、前記風呂水ポンプ及び前記外部利用ポンプは前記外箱内に設置され、これらのボンプは選択的に作動するとともにその操作部は前記外箱内に設置されているものである。
この発明に係る風呂水利用洗濯機システムは上記のように構成されているため、即ち、 外箱と、この外箱内に収容された水槽と、この水槽内に回転可能に設置された洗濯槽と、前記水槽に水道水を供給する水道水供給手段と、風呂水を前記水槽に給水することと風呂水を前記外箱外に供給することを切り換える方向切り換え弁と、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水ポンプとを備え、前記方向切り換え弁および前記風呂水ポンプは前記外箱内に設置され、前記方向切り換え弁の吸水側に、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水吸水経路を繋ぎ、且つ、その排水側の一方に水槽給水経路を繋ぐとともに他方に外部給水経路をつなぎ、更に、前記風呂水吸水経路における前記方向切り換え弁の上流側に前記風呂水ポンプを設置し、且つ、前記風呂水ポンプおよび前記方向切り換え弁の操作部を前記外箱内に設置したため、
前記操作部を介して前記外箱内の風呂水ポンプを使用するのみで、前記方向切り換え弁の切り換えにより、風呂水の残り湯を、水槽給水経路に流したり、外部給水経路に流すことができるものである。
よって、この風呂水利用洗濯機システムを使用すれば、洗濯機を用意するのみで、風呂水の残り湯を洗濯水として使用できるとともに水洗便器の流し水や庭への散水,洗車,打ち水等として使用(以下「外部利用」と記す)することができるため、特別な工事をすることなく、簡易に、風呂水の節水効果を高めることができ、風呂水の残り湯を100パーセント利用することができる。
この場合、前記外部給水経路における前記方向切り換え弁の近傍に逆止弁を設置するとともに前記風呂水ポンプに水圧センサを設置し、前記外部給水経路に流れる風呂水の水圧が一定圧に達したときに前記風呂水ポンプを停止し、一定圧以下になった場合には再稼働するようにすれば、前記外部給水経路内に滞留する風呂水は常時一定圧を維持することができ、使用者は常に一定圧の風呂水を水洗便器の流し水や庭への散水,洗車,打ち水等として使用することができる。
更に、この場合、前記外部給水経路を前記方向切り換え弁から延びている補助給水経路と、家屋の床下に設置され屋外まで延びている固定給水経路とから構成し、この固定給水経路の内端を洗濯機を載置する載置部材に開口し、この開口に前記補助給水経路を着脱可能に設置するようにすれば、家屋等を設置した際に固定給水経路を配設しておけば、この洗濯機を載置部材に設置するのみで、補助給水経路と固定給水経路とを簡易に連結することができるため、風呂水の外部利用が容易にできるものである。
また、この発明(請求項4)に係る風呂水利用洗濯機システムは上記のように構成されているため、即ち、外箱と、この外箱内に収容された水槽と、この水槽内に回転可能に設置された洗濯槽と、この水槽に水道水を供給する水道水供給手段と、風呂水をこの外箱内に吸水し前記水槽に給水する風呂水ポンプと、風呂水をこの外箱内に吸水し前記外箱外に供給する外部利用ポンプとを備え、前記風呂水ポンプ及び前記外部利用ポンプは前記外箱内に設置され、これらのボンプは選択的に作動するとともにその操作部は前記外箱内に設置されているため、
前記操作部を介して前記外箱内の風呂水ポンプ又は外部利用ポンプを使用するのみで、風呂水の残り湯を、水槽給水経路に流したり、外部給水経路に流すことができるものである。
よって、この風呂水利用洗濯機システムを使用すれば、洗濯機を用意するのみで、風呂水の残り湯を洗濯水として使用できるとともに水洗便器の流し水や庭への散水,洗車,打ち水等として使用(以下「外部利用」と記す)することができるため、特別な工事をすることなく、簡易に、風呂水の節水効果を高めることができ、風呂水の残り湯を100パーセント利用することができる。
この発明に係る風呂水利用洗濯機システムは、前記方向切り換え弁および前記風呂水ポンプが前記外箱内に設置されている。前記方向切り換え弁の吸水側に、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水吸水経路を繋ぐ。その排水側の一方に水槽給水経路を繋ぐとともに他方に外部給水経路を繋ぐ。前記風呂水吸水経路における前記方向切り換え弁の上流側に風呂水ポンプを設置する。前記風呂水ポンプおよび前記方向切り換え弁の操作部は前記外箱に設置する。前記外部給水経路における前記方向切り換え弁の近傍に逆止弁を設置するとともに前記風呂水ポンプに水圧センサを設置する。前記外部給水経路に流れる風呂水の水圧が一定圧に達したときに前記風呂水ポンプを停止し、一定圧以下になった場合には再稼働するようにする。前記外部給水経路を前記方向切り換え弁から延びている補助給水経路と、家屋の床下に設置され屋外まで延びている固定給水経路とから構成する。この固定給水経路の内端を洗濯機を載置する載置部材に開口し、この開口に前記補助給水経路を着脱可能に設置できるようにすることに最も主要な特徴を有する。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係る風呂水利用洗濯機システムの概略図、図2はこの発明に係る風呂水利用洗濯機システムの第二実施例の概略図である。
図1に基づいて、第一実施例について説明する。
図1おいて、1は家屋の床面、2はこの床面1に設置された洗濯機載置部材である。この洗濯機載置部材2は後記洗濯機4を載置するためのものであり、通常、パレット状をしている。21は排水開口であり、前記洗濯機載置部材2に形成されている。この排水開口21は洗濯水を排水するためのものであり、排水管22に繋がっている。
3は外部固定給水経路(この発明の「外部給水経路」に相当する)であり、前記床面1の裏側に設置され、その一端は前記洗濯機載置部材2の表面に開口し、他端を屋外の蛇口等の水供給具(コック式開閉バルブ,ジャック式開閉バルブ)31に繋がれている。この水供給具31に通常のホース等が接続され、風呂水Wを庭への散水、洗車、夏の打ち水として使用することができる。なお、ジャック式開閉バルブの場合には、接続することによって開放し、取り外すことによって閉止する。
32は連結部材であり、前記外部固定給水経路3における前記洗濯機載置部材2の開口部に設置されている。この連結部材32の機能については後記する。
4は洗濯機であり、前記洗濯機載置部材2に載置されている。41は洗濯機3の外箱であり、仮想線で図示したが、実際は通常の形状をしている。43は水槽であり、前記外箱41に収容されている。この水槽43に洗濯水が給水される。45は洗濯槽であり、前記水槽43内に回転可能に設置されている。この洗濯槽45には洗濯物を収容され、所要数の透孔で前記水槽43と連通している。なお、431は水量感知センサーであり、前記水槽43の内壁面に設置されている。この水量感知センサー431は前記水槽43内の水量を感知して、満杯になったときに前記コントロール部Cをに知らせる。
47は水道水供給路(この発明の「水道水供給手段」に相当する)であり、前記外箱41に設置されている。この水道水供給路47を介して前記水槽43に水道水が供給される。
なお、49は電動開閉弁であり、前記外箱41内における前記水道水供給路47に設置されている。この電動開閉弁49は水道水供給路47を開閉させるためのものであり、後記コントロールCによって自動制御されている。
次に、5は排水方向切り換え弁であり、前記外箱41内に設置されている。この方向切り換え弁5は、所謂、電動式三方向弁であり、風呂水Wを前記水槽43に給水することと風呂水Wを前記外箱41外、所謂、外部利用として供給することを切り換えるためのものである。
51は風呂水吸水経路であり、前記排水方向切り換え弁5の吸水側に繋がれている。この風呂水吸水経路51は、風呂水をこの外箱内に吸水するための水路である。52は水槽給水経路であり、前記排水方向切り換え弁5の排水側の一方に繋がれている。この水槽給水経路52は風呂水Wを前記水槽43に給水するための水路である。また、53は外部補助給水経路(この発明の「外部給水経路」に相当する)であり、前記排水方向切り換え弁5の排水側の他方に繋がれている。この外部補助給水経路53は風呂水Wを前記外箱41外、所謂、外部利用として供給するための水路であり、その先端は、前記洗濯機載置部材2の前記連結部材32を介して水密的に前記外部固定給水経路3に着脱可能に繋がれている。この場合、前記外部補助給水経路53における少なくとも前記外箱41の外側の部分は可撓性のホース91によって構成され、前記連結部材32への位置決めを容易にしている。
なお、前記外部固定給水経路3を設置する代わりに、前記ホース91をそのまま延ばして前記水供給具31等に繋げるようにすれば、前記したように外部固定給水経路3を床下に設置しなくても使用できるため、簡易のこのシステムを実施することができる。
54は逆止弁であり、前記外部補助給水経路53における前記排水方向切り換え弁5の近傍に設置されている。この逆止弁54は前記外部補助給水経路53および前記外部固定給水経路3に流れる風呂水の逆流を防止して、これらの経路53,3内に常時一定の加圧水を滞留させるためのものである。また、58は圧力センサーであり、前記外部補助給水経路53又は前記外部固定給水経路3に設置されている。この圧力センサー58は前記外部補助給水経路53又は前記外部固定給水経路3に滞留する風呂水が所定圧以上になったときに前記コントロール部Cをに知らせる
P1は風呂水ポンプ(水道水以上の水圧排水可能な)であり、前記外箱41内に設置されている。この風呂水ポンプP1は前記風呂水吸水経路51における前記排水方向切り換え弁5の上流側に配置され、作動することによって、風呂水を吸水し、前記排水方向切り換え弁5方向に送水する。なお、風呂水ポンプP1として高圧ポンプ(既存ポンプを1MPS以上増圧)を使用すれば、既存のドラム式洗濯機に比して、洗浄能力が上昇する。
6は操作パネル(この発明の「操作部」に相当する)であり、前記外箱41の上面に設置されている。この操作パネル6を介して、この洗濯機4の作動は全て操作されるものである。この発明に関する操作態様は後記する。
次に、7は家屋に設置された浴槽であり、前記洗濯機載置部材2の近傍に位置している。この浴槽7に収容された風呂水(残り湯)に前記風呂水吸水経路51の先端部が侵入し、前記風呂水ポンプP1の作動によって前記洗濯機4方向に吸水される。なお、前記風呂水吸水経路51における少なくとも前記外箱41の外側の部分は可撓性のホース55によって構成され、前記浴槽7への位置決めを容易にしている。また、このホース55の部分を前記外箱41に対して着脱可能にすることもできる。
56は水量感知センサーであり、前記ホース55の先端部に設置されている。この水量感知センサー56は前記浴槽7内の風呂水Wの量が減水を感知して、前記コントロール部Cをに知らせる。なお、この先端部が水中において倒れないように、前記ホース55の先端部は係止具57によって前記浴槽7の端縁に掛け止めされている。
次に、8は吸水方向切り換え弁であり、前記外箱41内における前記風呂水吸水経路51における前記風呂水ポンプP1の上流側に配置されている。この吸水方向切り換え弁8は、所謂、電動式三方向弁であり、風呂水Wから吸水することと前記水槽(洗濯機4の)43から吸水することを切り換えるためのものである。
この吸水方向切り換え弁8の第一吸水側には前記風呂水吸水経路51が繋がれ、第二吸水側には前記水槽水吸水経路81が繋がれている。「すすぎ」の際には、この吸水方向切り換え弁8が前記水槽水吸水経路81側にきり代わる。
このように構成されている風呂水利用洗濯機システムの使用方法を説明する。
まず、前記ホース55の先端部を前記浴槽7の風呂水W内に侵入させる。この状態で、前記操作パネル6のメインスイッチをONにする。すると、コントロール部Cを介して、自動的に、「洗濯モード」になり、前記吸水方向切り換え弁8の吸水側は前記風呂水吸水経路51に繋がれ、且つ、前記排水方向切り換え弁5の排水側は前記水槽給水経路52に繋がれることにより、前記水槽(洗濯機4の)43に風呂水Wが送水される状態となる。このとき、前記水道水供給路47の前記電動開閉弁49は閉止した状態である。
この状態で、前記操作パネル6のボンプ作動スイッチをONにすると、コントロール部Cを介して、前記風呂水ポンプP1が作動して、前記風呂水吸水経路(ホース55を含む)51を介して前記浴槽7の風呂水Wを吸引し、前記水槽(洗濯機4の)43に風呂水Wが送水される。そして、前記水槽(洗濯機4の)43が満水になったときには、前記水量感知センサー431および前記コントロール部Cを介して前記風呂水ポンプP1は停止する。
吸水途中で、前記浴槽7内の風呂水Wの量が減水した場合には、前記水量感知センサー56および前記コントロール部Cを介して前記風呂水ポンプP1は停止し、前記電動開閉弁49を開放して、前記水道水供給路47から前記水槽41に吸水される。
洗濯の途中に、続けて、「すすぎ」をしたい場合には、前記操作パネル6において「すすぎモード」を洗濯する。すると、コントロール部Cを介して、前記吸水方向切り換え弁8の吸水側は前記水槽水吸水経路81に繋がれ、前記水槽(洗濯機4の)43の洗濯水Wが強制循環されて洗濯物はすすぎの状態となる。このとき、前記排水方向切り換え弁5は「洗濯モード」の状態を維持している。
一方、風呂水Wを外部利用したい場合には、前記操作パネル6において「外部利用モード」を選択する。すると、コントロール部Cを介して、前記吸水方向切り換え弁8の吸水側は前記風呂水吸水経路51に繋がれ、且つ、前記排水方向切り換え弁5の排水側は前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53に繋がれ、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3に送水される状態となる。この状態で、前記操作パネル6のボンプ作動スイッチをONにすると、コントロール部Cを介して、前記風呂水ポンプP1が作動して、前記風呂水吸水経路(ホース55を含む)51を介して前記浴槽7の風呂水Wを吸引し、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3に送水される。。そして、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3内に滞留する風呂水Wが所定圧(1気圧以上,上水道圧以上)に達すると、前記センサー58および前記コントロール部Cを介して前記風呂水ポンプP1を一時的に停止させる。
この状態で、前記水供給具31を介して庭への散水、洗車、夏の打ち水等に風呂水Wが使用され、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3内に滞留する風呂水Wが所定圧以下になると、前記センサー58および前記コントロール部Cを介して前記風呂水ポンプP1は再起動する。この状態を繰り返し、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3内に滞留する風呂水Wは、常時、一定圧(1気圧,上水道圧)の状態を維持している。
なお、「外部利用モード」において、一定時間(約 分間)外部利用をしない場合には、コントロール部Cを介して、前記風呂水ポンプP1は完全停止して、自動的に「外部利用モード」は解除され、「洗濯モード」の選択された状態となる。
また、「外部利用モード」の状態で、前記風呂水ポンプP1の作動スイッチをOFFにした場合でも前記風呂水ポンプP1は停止し、自動的に「外部利用モード」は解除され、「洗濯モード」の選択された状態となる。
図2は第二実施例を示したものであり、第一実施例における排水方向切り換え弁5の代わりに、別途に、風呂水をこの外箱41内に吸水し、外箱41外に供給する外部利用ポンプ(水道水以上の水圧排水可能な)P2を設置し、前記風呂水ポンプP1とこの外部利用ポンプP2を選択的に使用し、前記風呂水ポンプP1を選択することによって風呂水を前記水槽(洗濯機4)43内へ供給し、又、前記外部利用ポンプP2を選択することによって、風呂水を外部利用に供給するものである。なお、風呂水吸水経路51が前記風呂水ポンプP1と前記外部利用ポンプP2とに分流される個所には、方向切り換え弁を設置することもできるし、各々の分流点の下流側に逆止弁を設置することもできる。この場合、風呂水ポンプP1としては、単に風呂水を前記水槽(洗濯機4)43内へ供給することができれば良く、第一実施例のように、水道水以上の水圧排水可能なものを使用する必要はない。
第二実施例の使用方法を説明する。
まず、前記ホース55の先端部を前記浴槽7の風呂水W内に侵入させる。この状態で、前記操作パネル6のメインスイッチをONにする。この状態で、操作パネル6の「洗濯モード」を選択する。すると、コントロール部Cを介して、前記風呂水ポンプP1のみが作動して、前記風呂水吸水経路(ホース55を含む)51を介して前記浴槽7の風呂水Wを吸引し、前記水槽(洗濯機4の)43に風呂水Wが送水される。そして、前記水槽(洗濯機4の)43が満水になったときには、前記水量感知センサー431および前記コントロール部Cを介して前記風呂水ポンプP1は停止する。このとき、前記水道水供給路47の前記電動開閉弁49は閉止した状態である。
吸水途中で、前記浴槽7内の風呂水Wの量が減水した場合には、前記水量感知センサー56および前記コントロール部Cを介して前記風呂水ポンプP1は停止し、前記電動開閉弁49を開放して、前記水道水供給路47から前記水槽41に吸水される。
一方、風呂水Wを外部利用したい場合には、前記操作パネル6において「外部利用モード」を選択する。すると、コントロール部Cを介して、前記外部利用ポンプP2のみが作動して、前記風呂水吸水経路(ホース55を含む)51を介して前記浴槽7の風呂水Wを吸引し、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3に送水される。そして、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3内に滞留する風呂水Wが所定圧(1気圧以上,上水道圧以上)に達すると、前記センサー58および前記コントロール部Cを介して前記外部利用ポンプP2を一時的に停止させる。
この状態で、前記水供給具31を介して庭への散水、洗車、夏の打ち水等に風呂水Wが使用され、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3内に滞留する風呂水Wが所定圧以下になると、前記センサー58および前記コントロール部Cを介して前記外部利用ポンプP2は再起動する。この状態を繰り返し、前記外部補助給水経路(外部吸水経路)53および前記外部固定給水経路(外部吸水経路)3内に滞留する風呂水Wは、常時、一定圧(1気圧,上水道圧)の状態を維持している。
なお、「外部利用モード」において、一定時間(例えば約30分間)外部利用をしない場合には、コントロール部Cを介して、前記外部利用ポンプP2は完全停止状態となり、自動的に「外部利用モード」は解除される。
なお、前記風呂水吸水経路51における前記風呂水ポンプP1と前記外部利用ポンプP2とに分流される個所に方向切り換え弁を設置した場合には、選択したポンプの方向へ風呂水が流れるように、コントロール部Cを介して、この方向切り換え弁は作動する。
この発明は、洗濯機を用意するのみで、風呂水の残り湯を洗濯水として使用できるとともに水洗便器の流し水や庭への散水,洗車,打ち水等として使用(以下「外部利用」と記す)することができる。特別な工事をすることなく、簡易に、風呂水の節水効果を高めることができるため、風呂水の有効利用に利用することができるものである。
図1はこの発明に係る風呂水利用洗濯機システムの第一実施例の概略図である。 図2はこの発明に係る風呂水利用洗濯機システムの第二実施例の概略図である。
符号の説明
C … コントロール部
P1 … 風呂水ポンプ
P2 … 外部利用ポンプ
1 … 家屋の床面
2 … 洗濯機載置部材
21 … 排水開口
22 … 排水管
3 … 外部固定給水経路(外部給水経路)
31 … 水供給具
32 … 連結部材
4 … 洗濯機
41 … 外箱
43 … 水槽
431… 水量感知センサー
45 … 洗濯槽
47 … 水道水供給路(水道水供給手段)
49 … 電動開閉弁
5 … 排水方向切り換え弁
51 … 風呂水吸水経路
52 … 水槽給水経路
53 … 外部補助給水経路(外部給水経路)
54 … 逆止弁
55 … ホース
56 … 水量感知センサー
57 … 係止具
58 … 圧力センサー
6 … 操作パネル(操作部)
7 … 浴槽
8 … 吸水方向切り換え弁 81 … 水槽水吸水経路

Claims (4)

  1. 外箱と、この外箱内に収容された水槽と、この水槽内に回転可能に設置された洗濯槽と、この水槽に水道水を供給する水道水供給手段と、風呂水を前記水槽に給水することと風呂水を前記外箱外に供給することを切り換える方向切り換え弁と、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水ポンプとを備え、前記方向切り換え弁および前記風呂水ポンプは前記外箱内に設置され、前記方向切り換え弁の吸水側に、風呂水をこの外箱内に吸水する風呂水吸水経路を繋ぎ、且つ、その排水側の一方に水槽給水経路を繋ぐとともに他方に外部給水経路をつなぎ、更に、前記風呂水吸水経路における前記方向切り換え弁の上流側に前記風呂水ポンプを設置し、且つ、前記風呂水ポンプおよび前記方向切り換え弁の操作部は前記外箱内に設置されていることを特徴とする風呂水利用洗濯機システム。
  2. 請求項1の風呂水利用洗濯機システムにおいて、前記外部給水経路における前記方向切り換え弁の近傍に逆止弁を設置するとともに前記風呂水ポンプに水圧センサを設置し、前記外部給水経路に流れる風呂水の水圧が一定圧に達したときに前記風呂水ポンプを停止し、一定圧以下になった場合には再稼働するようにしたことを特徴とする風呂水利用洗濯機システム。
  3. 請求項1の風呂水利用洗濯機システムにおいて、前記外部給水経路を前記方向切り換え弁から延びている補助給水経路と、家屋の床下に設置され屋外まで延びている固定給水経路とから構成し、この固定給水経路の内端を洗濯機を載置する載置部材に開口し、この開口に前記補助給水経路を着脱可能に設置したことを特徴とする風呂水利用洗濯機システム。
  4. 外箱と、この外箱内に収容された水槽と、この水槽内に回転可能に設置された洗濯槽と、この水槽に水道水を供給する水道水供給手段と、風呂水をこの外箱内に吸水し前記水槽に給水する風呂水ポンプと、風呂水をこの外箱内に吸水し前記外箱外に供給する外部利用ポンプとを備え、前記風呂水ポンプ及び前記外部利用ポンプは前記外箱内に設置され、これらのボンプは選択的に作動するとともにその操作部は前記外箱内に設置されていることを特徴とする風呂水利用洗濯機システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014101968A1 (en) 2012-12-31 2014-07-03 Arcelik Anonim Sirketi Pump assembly connectible to a household appliance having washing function
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