JP2010136008A - ネットワーク構成装置、管理装置および通信ネットワーク - Google Patents

ネットワーク構成装置、管理装置および通信ネットワーク Download PDF

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Abstract

【課題】広域ネットワークに設定されたパスにおいて円滑な通信を可能とするネットワーク構成装置を得ること。
【解決手段】LAN回線を収容するLANインタフェース収容部20−Nと、広域ネットワーク回線を収容する広域ネットワークインタフェース収容部21と、加入者装置と広域ネットワークとの間でパケットを中継する中継部22と、制御ネットワーク回線を収容する制御部23とを備え、制御部23は、自装置がパスの一端である場合に、自装置と自装置が接続する加入者装置との間で整合させたLAN属性を他端のネットワーク構成装置へ送信し、他端のネットワーク構成装置から同様にLAN属性を受信すると、LAN属性同士を比較し、低位のLAN属性に合わせるように自装置のLAN属性を整合させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、広域ネットワークに接続されるネットワーク構成装置に関する。
従来、イーサネット(登録商標)においては、IEEE 802.3ab(下記、非特許文献1参照)に規定されるオートネゴシエーション機能によって、端末とスイッチとの間で、全二重/半二重といったインタフェース属性や、伝送速度などの属性を整合させていた。
また、IEEE 802.1AB(下記、非特許文献2参照)に規定されるLLDP(Link Layer Discovery Protocol)では、規定されたマルチキャストフレームを端末とスイッチ間で送受信することによって、オートネゴシエーション機能のイーサネット(登録商標)属性に含まれない属性情報を互いに通知し、下位の属性に両装置の属性を統一し、整合させることを可能にしている。
近年、広域ネットワークを介して、加入者のイーサネット(登録商標)装置(加入者装置:スイッチやルータに相当)間を相互接続する広域サービスや、当該サービスに対応した専用線などが、通信キャリアにより提供されている。広域サービスでは、加入者装置からのパケットに加入者を識別するヘッダ情報を追加し、広域イーサネット(登録商標)用スイッチを用いて広域ネットワーク内を中継することが主流であった。その後、加入者トラヒックの増大や、MPLS(Multi Protocol Label Switching)技術,時分割多重技術,波長多重技術といった伝送技術の進展にともない、これらの技術によって広域ネットワーク上にパスを設定する広域ネットワーク構成装置を用い、広域ネットワーク上に設定されるパスを経由して加入者装置からのパケットを転送することも可能となった。広域ネットワーク構成装置間にパスを設定する方法としては、広域ネットワークの管理装置から広域ネットワーク構成装置に対して設定する方法と、広域ネットワーク構成装置間でシグナリングプロトコルを用いて設定する方法とが知られる(たとえば、下記特許文献1)。
IEEE 802.3ab,1000BASE-T,1999年 IEEE 802.1AB-2005,Station and Media Access Control-Connectivity Discovery,2005年4月 特開2007−67813号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、加入者装置からのパケットは、広域ネットワークではパスに収容されて中継されるが、必ずしも広域ネットワーク構成装置で終端されない。一方、IEEE 802.3abに規定されるオートネゴシエーションは、加入者装置と広域ネットワーク構成装置のインタフェースとの間で終端されるため、パスの両端となる広域ネットワーク構成装置のインタフェースの間では、オートネゴシエーション属性の整合結果は必ずしも一致しない。したがって、たとえば、第1のパス端点の広域ネットワーク構成装置と、第2のパス端点の広域ネットワーク構成装置とが、それぞれオートネゴシエーションを行った結果、異なるイーサネット(登録商標)属性(伝送速度など)を持ったとする。この場合、伝送速度が低い方の広域ネットワーク構成装置のインタフェースがボトルネックとなり、パケットの滞留ないし廃棄が発生しうる、という問題があった。すなわち、広域ネットワーク構成装置の間にパスを設定する場合、リソースの使用に無駄が生じ、円滑な通信が妨げられる、という問題があった。
また、IEEE 802.1ABに規定されるLLDPによって通知されるイーサネット(登録商標)属性についても、第1のパス端点の広域ネットワーク構成装置と第2のパス端点の広域ネットワーク構成装置とで、加入者装置との間の属性が異なる場合があるため、同様の問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、広域ネットワーク上に設定されたパスにおいて円滑な通信を実行可能なネットワーク構成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の加入者装置を接続可能な広域ネットワークを構成し、当該広域ネットワーク上に設定されたパスを介してパケットの送受信を実行可能なネットワーク構成装置であって、前記加入者装置と接続するためのLAN(Local Area Network)回線を収容するLANインタフェース収容手段と、前記広域ネットワークと接続するための広域ネットワーク回線を収容する広域ネットワークインタフェース収容手段と、前記LANインタフェース収容手段および前記広域ネットワークインタフェース収容手段を用いて、前記加入者装置と前記広域ネットワークとの間でパケットを中継する中継手段と、所定のシグナリングプロトコルによる制御情報を転送するための制御ネットワーク回線を収容し、ネットワーク構成装置間でLAN属性を整合させるための処理を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、自装置が前記パスのいずれか一方の端である場合に、自装置が接続する加入者装置のLAN属性情報を、前記LAN回線を介して検知すると、自装置および当該加入者装置のLAN属性情報を整合させて第1のLAN属性情報とし、当該第1のLAN属性情報を、前記制御ネットワーク回線を介して他端のネットワーク構成装置へ送信し、前記他端のネットワーク構成装置と当該他端のネットワーク構成装置が収容する加入者装置との間で整合させた第2のLAN属性情報を、前記制御ネットワーク回線を介して受信すると、当該第2のLAN属性情報と前記第1のLAN属性情報とを比較し、低位のLAN属性情報に合わせるように自装置のLAN属性情報を整合させる、ことを特徴とする。
この発明によれば、広域ネットワーク上に設定されたパスにおいて円滑な通信が実行可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信ネットワークの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における通信ネットワークの構成例を示す図である。図1の通信ネットワークは、広域ネットワーク構成装置1および2と、加入者装置3および4と、LAN回線5および6とを備える。広域ネットワーク構成装置1および2は、広域ネットワークを構成する装置であって、広域ネットワーク構成装置1は、LAN回線5を介して加入者装置3を収容し、広域ネットワーク構成装置2は、LAN回線6を介して加入者装置4を収容する。LAN回線5および6は、たとえばイーサネット(登録商標)回線である。また、広域ネットワーク構成装置1と、広域ネットワーク構成装置2との間には、両装置を端点とするパス7が形成される。以下、パス7の広域ネットワーク構成装置1側の端を端点A,広域ネットワーク構成装置2側の端を端点Bと呼ぶ。
パス7は、LANの物理信号を透過的に中継可能な広域ネットワークのパスである。なお、パス7は、広域ネットワークが、たとえば、SONET(Synchronous Optical NETwork:同期光伝送網)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy:同期デジタル・ハイアラーキ)にて規定される時分割多重技術を採用している場合は、SONET/SDHのタイムスロットによって識別され、また、光信号を波長多重する波長多重技術を採用している場合は、波長によって識別される。本実施の形態の通信ネットワークは、広域ネットワークで上記のような技術のいずれが使用されるかには依存しない。なお、この広域ネットワークにおいては、IETF RFC 3209に規定されるシグナリングプロトコルRSVP−TE(RSVP Traffic Engineering)によって、パスの設定および解放が行われる。
図2は、本実施の形態における広域ネットワーク構成装置の構成の一例を示すブロック図である。図2の広域ネットワーク構成装置は、加入者装置に接続されるLAN回線30−M(M=1,2,…)を収容するLANインタフェース収容部20−N(N=1,2,…)と、広域ネットワーク回線31を収容する広域ネットワークインタフェース収容部21と、LANインタフェース収容部20−Nおよび広域ネットワークインタフェース収容部21を用いて、加入者装置と広域ネットワークとの間でパケットを中継する中継部22と、装置全体を制御し、また、制御ネットワーク回線32を収容する制御部23と、を備える。LAN回線30−Mは、たとえばイーサネット(登録商標)回線である。制御ネットワーク回線32は、シグナリングプロトコルによる制御データを他の広域ネットワーク構成装置に転送する回線である。また、制御部23は、パスの設定や解放にあたり、LANインタフェース収容部20−N、広域ネットワークインタフェース収容部21、中継部22に対し、パケットを送受信するための設定情報の設定および削除を行う。
図3は、シグナリングプロトコルを拡張したフォーマットの一例を示す図である。図3のフォーマットは、複数の32ビット長のフィールドにより表現され、LAN属性(イーサネット(登録商標)属性情報)の転送に用いられる。このフォーマットは、情報全体の長さを示すObject Length40と、Class-Number41と、C-Type42と、Type43と、Type43以降のフィールド全体の長さを示すLength44と、Reserved45と、LAN属性の値を格納するValue46と、を備える。ここで、シグナリングプロトコルとしてはRFC 3209により規定されるRSVP−TEを使用し、LAN属性を格納するためにRFC 4420によって規定されるLSP属性クラス(LSP_ATTRIBUTES object class)を用いる。したがって、Class-Number41には、LSP(Label Switched Path)属性クラスを表す値として“197”がセットされる。また、C-Type42には、LAN属性を識別するために適宜定義された固有値がセットされる。また、Type43には、フォーマットにセットされる情報が、LAN属性に含まれる各情報のうちいずれの情報であるかを示すために適宜定義された、LAN属性のクラスの固有値がセットされる。C-Type42およびType43の固有値は、どのように定義してもよい。たとえば、Type43がIEEE 802.3abに規定されるオートネゴシエーション属性のいずれかのクラスを示す場合は、オートネゴシエーションのファーストリンクパルスにより転送されるページ情報が、Value46の先頭から、ページ情報の構成単位である16ビットを単位として格納される。
つづいて、以上のように構成された通信ネットワークにおいて、パスの両端で、LAN属性を整合させる動作について説明する。以下では、LAN属性が、イーサネット(登録商標)属性であるとする。図4は、図1の通信ネットワークにおいて属性を整合させる動作を示すシーケンス図である。以下、当該動作のシーケンスを、手順(1)〜(4)に分けて説明する。
手順(1)
広域ネットワーク構成装置1のLANインタフェース収容部(ここでは、LANインタフェース収容部20−1とする)は、加入者装置3との間で、ファーストリンクパルスを用いてLAN属性を相互に通知するオートネゴシエーションを行い、その結果、たとえば、伝送速度を1G(bit/s)としてLAN属性を整合させたとする(ステップS1)。同様に、広域ネットワーク構成装置2のLANインタフェース収容部は、加入者装置4との間でオートネゴシエーションを行い、その結果、たとえば、伝送速度を100M(bit/s)としてLAN属性を整合させたとする(ステップS2)。ここでは、手順(1)が完了した時点で、広域ネットワーク構成装置1と広域ネットワーク構成装置2とは伝送速度が不整合である。
手順(2)
広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、ステップS1の処理の後、RSVP−TEシグナリングのPATHメッセージに図3で説明したフォーマットを搭載し、制御ネットワーク回線32を介して、パス端点Aにおける伝送速度:1G(bit/s)を含むLAN属性を広域ネットワーク構成装置2へ通知する(ステップS3)。同様に、広域ネットワーク構成装置2の制御部23は、上記PATHメッセージへの応答であるRESVメッセージに図3で説明したフォーマットを搭載し、制御ネットワーク回線32を介して、パス端点Bにおける伝送速度:100(Mbit/s)を含むLAN属性を、広域ネットワーク構成装置1へ通知する(ステップS4)。手順(2)により、パス7の両端において、広域ネットワーク構成装置1および2は、パス7の他端のLAN属性を通知される。
手順(3)
ここでは、パス両端のLAN属性は異なり、広域ネットワーク構成装置2によって通知される伝送速度の方が、広域ネットワーク構成装置1によって通知される伝送速度よりも下位である。したがって、広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、自装置の伝送速度を100M(bit/s)とし、広域ネットワークインタフェース収容部21と、LANインタフェース収容部20−1に対して設定する。そして、広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、LANインタフェース収容部20−1を、加入者装置3との間で再度オートネゴシエーションを行うよう制御する(ステップS5)。加入者装置3は、伝送速度を100M(bit/s)に変更するので、パス7の両端でLAN属性が整合する。
手順(4)
つづいて、広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、上述同様、RSVP−TEシグナリングのPATHメッセージに図3で説明したフォーマットを搭載し、制御ネットワーク回線32を介して、パス端点Aにおける伝送速度100M(bit/s)を含むLAN属性を広域ネットワーク構成装置2へ通知する(ステップS6)。これを受けた広域ネットワーク構成装置2の制御部23は、PATHメッセージへの応答であるRESVメッセージに図3で説明したフォーマットを搭載し、制御ネットワーク回線32を介して、パス端点Bにおける伝送速度100M(bit/s)を含むLAN属性を広域ネットワーク構成装置1へ通知する(ステップS7)。手順(4)により、パス7の両端において広域ネットワーク構成装置1および2は、パス7の他端のLAN属性を再度通知されるが、この場合、相手装置から通知されるLAN属性が自装置のLAN属性と整合しているため、各ネットワーク構成装置の制御部23は、更なるオートネゴシエーションを起動しない。
以上説明したように、本実施の形態では、加入者装置と広域ネットワーク構成装置との間でLAN属性を整合させることに加えて、パス両端につながる広域ネットワーク構成装置同士の間で、シグナリングプロトコルにLAN属性を搭載して互いに通知し、その内容が異なった場合には整合させることとした。これにより、パスを介して接続される広域ネットワーク構成装置間で、LAN属性の不整合に起因するパケットの滞留や廃棄といった問題が解消可能となる。また、通信ネットワーク上のリソースの利用効率を向上可能となる。すなわち、広域ネットワーク上に設定されたパスにおいて、円滑な通信を実行可能となる。
なお、本実施の形態では、パス両端の広域ネットワーク構成装置は、オートネゴシエーションにより得たLAN属性を整合させることとしたが、これに加えて、IEEE 802.1ABに規定されるLLDPによって加入者装置から通知されるLAN属性をも整合させることとしてもよい。この場合、上記実施の形態同様、広域ネットワーク構成装置の制御部23は、シグナリングプロトコルのPATHメッセージに、LLDPにより得られたLAN属性を搭載して、制御ネットワーク回線32を介してパス他端の広域ネットワーク構成装置へ通知する。この場合、図3のフォーマットでは、C-Type42に上記と同じ値をセットし、また、Type43に、LLDPにより得られるLAN属性のクラスの固有値をセットする。LAN属性を整合させるための動作は、図4と同様である。なお、オートネゴシエーションによるLAN属性の整合動作と、LLDPによるLAN属性の整合動作は、まとめて行ってもいいし、別々に行ってもよい。
また、上記実施の形態のLAN属性に加えて、IEEE 802.1に規定されるフレーム優先度に基づく優先制御を行うかどうかの属性をも、整合させてもよい。また、上記実施の形態のLAN属性に加えて、IEEE 802.3azにおいて標準化を検討している電力節約手順を使用可能かどうかの属性、および、使用可能である場合に、使用状態が通常電力および節約電力のいずれであるかの属性をも、整合させてもよい。いずれの場合も、LAN属性を整合させるための動作は、図4と同様である。
実施の形態2.
実施の形態1では、広域ネットワーク構成装置間で自律的にLAN属性を整合させることとした。本実施の形態では、通信ネットワークが広域ネットワーク管理装置を備え、この広域ネットワーク管理装置が整合の制御を行う場合について説明する。
図5は、本実施の形態における通信ネットワークの構成例を示す図である。図5の通信ネットワークは、図1の構成に加えて、広域ネットワーク管理装置8をさらに備える。広域ネットワーク管理装置8は、たとえば、SNMP(Simple Network Management Protocol)などのネットワーク管理プロトコルを用いて、広域ネットワーク構成装置1および2に対し、パスの設定または解放を指示する。また、図1の通信ネットワークと同様、広域ネットワーク構成装置1と、広域ネットワーク構成装置2との間には、両装置をそれぞれ端点Aまたは端点Bとするパス7が形成されるとする。なお、本実施の形態の広域ネットワーク管理装置8は、制御ネットワーク回線32を介して各ネットワーク構成装置と接続する。
つづいて、以上のように構成された通信ネットワークにおいて、パスの両端でLAN属性を整合させる動作について説明する。図6は、図5の通信ネットワークにおいてLAN属性を整合させる動作を示すシーケンス図である。以下、当該動作のシーケンスを、手順(1)〜(4a)に分けて説明する。手順(1)は実施の形態1と同様であるが、手順(2a)〜(4a)は、手順(2)〜(4)とは異なる。
手順(2a)
上述同様、ステップS1およびS2の処理(手順(1))が実行されると、広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、SNMPのメッセージによって、パス端点Aにおける伝送速度1G(bit/s)を含むLAN属性を、制御ネットワーク回線32を介して広域ネットワーク管理装置8へ通知する(ステップS11)。同様に、広域ネットワーク構成装置2の制御部23は、SNMPのメッセージによって、パス端点Bにおける伝送速度100M(bit/s)を含むLAN属性を、制御ネットワーク回線32を介して広域ネットワーク管理装置8へ通知する(ステップS12)。
手順(3a)
広域ネットワーク管理装置8においては、パス7の両端の広域ネットワーク構成装置1および2から通知されたLAN属性を比較する。そして、不整合があると判断した場合には、より高位のLAN属性を通知した広域ネットワーク構成装置に対して、制御ネットワーク回線32を介して、LAN属性の再設定を指示する。ここでは、パス端点Aにおける伝送速度1G(bit/s)が、パス端点Bにおける伝送速度100M(bit/s)と不整合であるため、広域ネットワーク管理装置8は、伝送速度が高位である広域ネットワーク構成装置1に対して、通信I/F部50を用いて、低位の伝送速度100M(bit/s)に整合させる旨の指示を、SNMPのメッセージによって送信する(ステップS13)。これを受けた広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、加入者装置3との間で、再度、ステップS1と同じオートネゴシエーションを起動するようLANインタフェース収容部20−1を制御する(ステップS14)。これにより、加入者装置3は、伝送速度を100M(bit/s)として広域ネットワーク構成装置1と整合させるため、パス7の両端においてLAN属性が整合する。
手順(4a)
つづいて、広域ネットワーク構成装置1の制御部23は、SNMPメッセージによって、パス端点Aにおける伝送速度100M(bit/s)を含む再設定後のLAN属性を、制御ネットワーク回線32を介して広域ネットワーク管理装置8へ通知する(ステップS15)。広域ネットワーク管理装置8は、この通知を受けると、さらなるLAN属性の整合は不要であると判断し、LAN属性の整合を指示しない。
図7は、本実施の形態の広域ネットワーク管理装置8の構成例を示す図である。広域ネットワーク管理装置8は、一般的な情報処理端末の機能を有しており、広域ネットワークとの間のインタフェースであって、制御ネットワーク回線32を収容する通信I/F部50と、広域ネットワーク構成装置間のLAN属性を整合させる制御部51と、メモリなどで構成され、広域ネットワーク上に設定されるパスの情報や、各広域ネットワーク構成装置の情報などを記憶する記憶部52とを備える。
図8は、広域ネットワーク管理装置8の動作を示すフローチャートである。広域ネットワーク管理装置8の通信I/F部50は、パス7の両端の広域ネットワーク構成装置1および2の制御部23から、パス端点AおよびBにおけるLAN属性を受信する(ステップS21)。つぎに、広域ネットワーク管理装置8の制御部51は、パス7の両端のLAN属性を比較し、不整合があるかどうかを判断する(ステップS22)。LAN属性が整合していると判断した場合は(ステップS22:Yes)、制御部51は、図8の動作を終了する。一方、整合していないと判断した場合は(ステップS22:No)、制御部51は、通信I/F部50を介して、より高位のLAN属性を通知した広域ネットワーク構成装置(ここでは、広域ネットワーク構成装置1)に対し、パス7の他端の広域ネットワーク構成装置(ここでは、広域ネットワーク構成装置2)から通知された、より低位のLAN属性に合わせて、LAN属性を再設定する旨の指示を送信する(ステップS23)。これを受けた広域ネットワーク構成装置1では、LAN属性の再設定が行われる。その後、通信I/F部50は、広域ネットワーク構成装置1の制御部23から、再設定されたLAN属性を通知されると、この通知を制御部51に出力する(ステップS24)。この場合、制御部51は、ステップS22の処理に戻ってパス7の両端のLAN属性を再度比較し(ステップS22)、不整合があるかどうかを判断する。
以上説明したように、本実施の形態では、広域ネットワーク構成装置の代わりに広域ネットワーク管理装置が、LAN属性の整合性を維持する制御を行うこととした。これにより、各広域ネットワーク構成装置の属性情報を一元管理でき、効率のよい管理が実行可能である。
以上のように、本発明にかかるネットワーク構成装置は、広域ネットワークに有用であり、特に、広域ネットワーク上に設定するパスの両端でLAN属性を整合させる場合に適している。
実施の形態1における通信ネットワークの構成例を示す図である。 実施の形態1における広域ネットワーク構成装置の構成の一例を示すブロック図である。 シグナリングプロトコルを拡張したフォーマットの一例を示す図である。 図1の通信ネットワークにおいてLAN属性を整合させる動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2における通信ネットワークの構成例を示す図である。 図5の通信ネットワークにおいてLAN属性を整合させる動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2の広域ネットワーク管理装置の構成例を示す図である。 広域ネットワーク管理装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2 広域ネットワーク構成装置
3,4 加入者装置
5,6 LAN回線
7 パス
8 広域ネットワーク管理装置
20−N LANインタフェース収容部
21 広域ネットワークインタフェース収容部
22 中継部
23 制御部
30−M LAN回線
31 広域ネットワーク回線
32 制御ネットワーク回線
40 Object Length
41 Class-Number
42 C-Type
43 Type
44 Length
45 Reserved
46 Value
50 通信I/F部
51 制御部
52 記憶部

Claims (9)

  1. 複数の加入者装置を接続可能な広域ネットワークを構成し、当該広域ネットワーク上に設定されたパスを介してパケットの送受信を実行可能なネットワーク構成装置であって、
    前記加入者装置と接続するためのLAN(Local Area Network)回線を収容するLANインタフェース収容手段と、
    前記広域ネットワークと接続するための広域ネットワーク回線を収容する広域ネットワークインタフェース収容手段と、
    前記LANインタフェース収容手段および前記広域ネットワークインタフェース収容手段を用いて、前記加入者装置と前記広域ネットワークとの間でパケットを中継する中継手段と、
    所定のシグナリングプロトコルによる制御情報を転送するための制御ネットワーク回線を収容し、ネットワーク構成装置間でLAN属性を整合させるための処理を行う制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    自装置が前記パスのいずれか一方の端である場合に、
    自装置が接続する加入者装置のLAN属性情報を、前記LAN回線を介して検知すると、自装置および当該加入者装置のLAN属性情報を整合させて第1のLAN属性情報とし、当該第1のLAN属性情報を、前記制御ネットワーク回線を介して他端のネットワーク構成装置へ送信し、
    前記他端のネットワーク構成装置と当該他端のネットワーク構成装置が収容する加入者装置との間で整合させた第2のLAN属性情報を、前記制御ネットワーク回線を介して受信すると、当該第2のLAN属性情報と前記第1のLAN属性情報とを比較し、低位のLAN属性情報に合わせるように自装置のLAN属性情報を整合させる、
    ことを特徴とするネットワーク構成装置。
  2. 複数のネットワーク構成装置と当該ネットワーク構成装置を管理する管理装置とを備え、複数の加入者装置を接続可能な広域ネットワークにおいて、当該広域ネットワーク上に設定されたパスを介してパケットの送受信を実行可能な前記ネットワーク構成装置であって、
    前記管理装置が、前記パスの両端のネットワーク構成装置からLAN属性情報を受信し、当該パスの両端のLAN属性情報を比較し、LAN属性情報が整合していないと判断した場合に、高位のLAN属性情報を送信したネットワーク構成装置に対し、前記パスの他端のネットワーク構成装置から送信された低位のLAN属性情報に合わせてLAN属性情報を再設定する旨を指示する場合において、
    前記加入者装置と接続するためのLAN回線を収容するLANインタフェース収容手段と、
    前記広域ネットワークと接続するための広域ネットワーク回線を収容する広域ネットワークインタフェース収容手段と、
    前記LANインタフェース収容手段および前記広域ネットワークインタフェース収容手段を用いて、前記加入者装置と前記広域ネットワークとの間でパケットを中継する中継手段と、
    前記管理装置との間で制御情報を転送するための制御ネットワーク回線を収容し、ネットワーク構成装置間でLAN属性を整合させるための処理を行う制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    自装置が前記パスのいずれか一方の端である場合に、
    自装置が接続する加入者装置のLAN属性情報を、前記LAN回線を介して検知すると、自装置および当該加入者装置のLAN属性情報を整合させて第1のLAN属性情報とし、当該第1のLAN属性情報を、前記制御ネットワーク回線を介して前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置から、前記制御ネットワーク回線を介して他端のネットワーク構成装置の第2のLAN属性情報およびLAN属性情報を再設定すべき旨の指示を受信した場合に、当該第2のLAN属性情報に合わせて自装置のLAN属性情報を設定する、
    ことを特徴とするネットワーク構成装置。
  3. 前記LAN属性情報には、IEEE 802.3abに規定されるオートネゴシエーションにおける属性情報が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク構成装置。
  4. 前記LAN属性情報には、IEEE 802.1ABに規定されるLLDP(Link Layer Discovery Protocol)の属性情報が含まれることを特徴とする請求項1、2または3に記載のネットワーク構成装置。
  5. 前記LAN属性情報には、IEEE 802.1に規定されるイーサネット(登録商標)フレーム優先度に基づく優先制御に対応しているかどうかの属性情報が含まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のネットワーク構成装置。
  6. 前記LAN属性情報には、IEEE 802.3azにおいて標準化が検討されている電力節約手順を使用しているかどうかの属性情報、および当該電力節約手順を使用している場合には電力の現在の状態を示す属性情報、が含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のネットワーク構成装置。
  7. 前記制御手段は、IETF RFC 3209に規定されるRSVP−TE(RSVP Traffic Engineering)を拡張したシグナリングプロトコルによって、前記LAN属性情報を送信することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のネットワーク構成装置。
  8. 複数のネットワーク構成装置により構築され、ネットワーク構成装置間に設定されたパスを介してパケットの送受信を実行可能で、かつ、複数の加入者装置を接続可能な広域ネットワークにおいて、前記ネットワーク構成装置を管理する管理装置であって、
    前記広域ネットワークとの間のインタフェースであって、前記パスの両端のネットワーク構成装置からLAN属性情報を受信する通信I/F手段と、
    前記パスの両端のLAN属性情報を比較し、LAN属性情報が整合していないと判断した場合は、前記通信I/F手段を介して、高位のLAN属性情報を送信したネットワーク構成装置に対し、前記パスの他端のネットワーク構成装置から送信された低位のLAN属性情報に合わせてLAN属性情報を再設定する旨を指示する制御手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1つに記載のネットワーク構成装置を複数備えた広域ネットワークと、
    複数の加入者装置と、
    を備えることを特徴とする通信ネットワーク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012001753A1 (ja) * 2010-06-28 2012-01-05 パナソニック株式会社 アクセス制御装置
JP2012070037A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Hitachi Cable Ltd メディアコンバータ、スイッチングハブ、及びオートネゴシエーションシステム

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