JP2010135642A - 基板検査方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度高く基板の検査を行うことができる基板検査方法を提供すること。
【解決手段】3次元のワールド座標系における座標が既知である基準点を含む治具を撮像カメラにより撮像し、撮像素子のピクセル群により特定される画像座標系上の前記基準点の座標を取得する。そして、その基準点の座標を撮像カメラに設定されたカメラ座標系の座標へと変換し、ワールド座標系とカメラ座標系との変換パラメータを演算により求める。そして、その変換パラメータを用いて、被検査基板を撮像して得られるピクセル座標系上の画像データをワールド座標系上の画像データへと変換して検査を行う。このワールド座標系における被検査基板の画像は、撮像手段の位置及び姿勢による歪みが抑えられているので、被検査基板の検査精度を高くすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば半導体ウエハやLCD基板(液晶ディスプレイ用ガラス基板)などの基板を撮像して、検査を行う基板検査方法及び記憶媒体に関する。
半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィ工程では、例えば半導体ウエハW(以下ウエハWという)上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、当該レジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウエハW上に所定のレジストパターンが形成される。
そして、一連のフォトリソグラフィが行われたウエハについては、例えば上記レジスト塗布処理及び現像処理を行う塗布、現像装置内に設けられた検査モジュールに搬入され、検査装置内に設けられた撮像カメラによりその表面が撮像される。その撮像されたウエハWの画像が出力画面に表示され、その表示に基づいてその検査ウエハWの表面に所定のレジスト膜が形成されているか否か、またその表面に傷、異物の付着があるか否かなどを検査するいわゆるマクロ欠陥検査が行われている。特許文献1にはその検査モジュールの構成について示されている。
ところで、図16はピンホールカメラである撮像カメラ1と被検査基板であるウエハWとを示している。図中11はレンズであり、その後方にはレンズ11を介して被撮像体からの光を受ける投影面13を有するCCDからなる撮像素子12を備えている。図中の一点鎖線は撮像カメラ1の光軸であり、A1はウエハWにおいてその光軸と交わる点を示している。また、図中の二点鎖線はレンズ11とウエハWとの距離が最短となる点A2を結ぶ線を示している。
この図16の場合、レンズ11からの距離の違いにより点A2は点A1に比べてレンズ11に大きく写ることになり、そして、そのように歪んだ画像が撮像素子13に投影される。前記出力画面に出力される画像は、この撮像素子13に投影された画像に対応するので、出力画面に表示されるウエハWの画像は実際のウエハWに対して歪む。つまり、通常出力画面に出力されるウエハWの画像は歪んでおり、その歪みは撮像カメラ1のウエハWに対する三次元的な位置関係に応じて変化する。なお、実際には出力画面に表示されるウエハWの画像は、この位置関係の他に撮像カメラ固有の内部パラメータによっても歪みが生じるが、これについては後述する。
出力画面に出力される画像の歪みが大きいと、上記の欠陥検査の精度が低下する恐れがあるので、この歪みをできるだけ抑えるように撮像カメラ1の検査モジュールへの取り付けが行われていた。ここで、図17は撮像カメラ1の投影中心oを原点とし、撮像カメラ11の光軸方向をZ軸、そしてZ軸に夫々90°直交する軸を夫々X軸、Y軸としている。つまり、各軸は撮像カメラ1の投影中心oを原点としたカメラ座標系を示している。また、図17ではX軸、Y軸、Z軸周りの回転量を夫々α’、β’、γ’として表している。そして、画像の歪みをできるだけ抑えるように撮像カメラ1を取り付けようとすると、X〜Z軸における位置及び回転量α’〜γ’についてすべて調整しなければならない。このように調整する要素が多いので、その取り付けに多くの手間と作業時間とを要してしまうという問題があった。
また、このように調整するパラメータが多いことから、装置間で作業者による取り付けに若干のずれが生じやすい。さらに例えばレンズの歪みなど撮像カメラ自体に個体差がある場合、一の検査モジュールで最適な画像が得られるように撮像カメラ1の取り付け位置及び姿勢を設定しても、その設定を他の検査モジュールに適用した場合に得られる画像が最適なものとはならないおそれがある。これらのことも撮像カメラ1の取り付けに多くの時間を要したり、撮像した画像の歪みを大きくして検査ミスを生じさせるおそれの要因となったりしていた。
また、上記の欠陥検査では、前記出力画面に表示される画像を見てオペレータが検査を行うことも考えられるが、一般的には例えばコンピュータのメモリ内に理想的なパターンが形成された照合用のウエハWの画像データを入力しておき、その照合用ウエハWの画像データと、既述のように撮像素子13に投影されたウエハWの画像データとを照合することで当該検査が行われる。しかし、上記のようにこの取得される画像データは、撮像カメラ1の取り付け誤差により歪み方が違うので、装置毎に最適な照合用の画像データは異なる。従って、ある検査装置のために照合用画像データを作成しても、それを他の検査装置に照合用画像データとして適用した場合、例えばその照合により実際には欠陥でない箇所が欠陥としてコンピュータに認識されてしまうような不具合が発生する場合がある。しかし、検査装置毎に最適な照合用画像データを作るのは手間である。
そこで、各装置で共通の照合用画像データを使用するが、上記のような不具合の発生を防ぐために前記欠陥の検出感度を落とす、つまり照合用画像データと取得した画像データとが大きくずれていても欠陥とは認識せずに許容するようにして装置を運用する場合がある。従ってこのような場合にも、検査精度の向上を図り難かった。
特許文献1にはこのような問題を解決する手法については記載されていない。また、特許文献2には撮像した画像を画像処理により補正して、光学系の調整の誤差などによる歪みを除去することが記載されているが、この補正をどのように行うかについては記載されておらず、上記の問題を解決できるものではない。
特開2007−240519(図4など) 特開2007−93330(段落0027)
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、精度高く基板の検査を行うことができる基板検査方法及びその検査方法を実施するコンピュータプログラムを含む記憶媒体を提供することである。
本発明の基板検査方法は、撮像素子を用いた撮像カメラと、この撮像カメラにより撮像される被検査基板が載置される載置台と、を備えた検査装置を用いて検査を行う基板検査方法において、
三次元のワールド座標系における座標が既知である基準点を含む治具を、前記載置台に載置して前記撮像カメラにより撮像し、撮像素子においてマトリクス状に配列されたピクセル群により特定される画像座標系上の前記基準点の座標を取得する工程と、
前記画像座標系上の前記基準点の座標をピクセルの縦、横の寸法に基づいて、前記撮像カメラにて撮像した画面上の座標系である画像平面座標系の座標に変換する工程と、
前記画像平面座標系上の前記基準点の座標を、撮像カメラの光学系のパラメータを含む機器パラメータにより補正して、撮像カメラに設定された二次元座標系であるカメラ座標系の座標に変換する工程と、
前記一連の工程により前記カメラ座標系上の前記基準点の座標を少なくとも6点取得し、これら基準点の各々の座標と、ワールド座標系上の各基準点の座標と、カメラ座標系及びワールド座標系の間の変換式と、に基づいて、ワールド座標系に対するカメラ座標系のX方向、Y方向、Z方向の各々ずれ量とX軸回りの回転角、Y軸回りの回転角及びX軸回りの回転角とからなる両座標系の変換パラメータを演算により求める工程と、
前記載置台に載置された被検査基板を前記撮像カメラで撮像し、前記画像座標系上の画像データを取得する工程と、
この工程で取得された前記画像座標系上の画像データを、ピクセルの縦、横の寸法に基づいて前記画像平面座標系上の画像データに変換し、更にこの画像データを前記機器パラメータに基づいて前記カメラ座標系上の画像データに変換し、更にこの画像データを、前記カメラ座標系及びワールド座標系の間の変換式及び既に取得した前記変換パラメータを用いてワールド座標系上の画像データに変換する工程と、
この工程で得られたワールド座標系上の画像データに基づいて被検査基板の検査を行う工程と、を含むことを特徴とする。
前記治具は、例えばその表面に基準点が形成された補正用基板である。その場合例えば、前記検査方法は、前記補正用基板の撮像後、当該補正用基板を回転させ、その向きを変える工程と、
向きを変えた補正用基板をさらに撮像する工程と、
を含み、
前記基準点のワールド座標系における座標は基板の向きを変える前後で既知であり、その基板の向きを変える前後で前記画像座標系上の前記基準点の座標を取得する工程と、それらの基準点の座標を前記画像平面座標系の座標に変換する工程と、さらにその画像平面座標系の基準点の座標を前記カメラ座標系の座標に変換する工程と、が行われ、
そのカメラ座標系の各基準点の座標と、ワールド座標系上の各基準点の座標と、に基づいて前記変換パラメータが演算により求められる。
本発明の記憶媒体は、その基板の検査を行う基板検査装置に用いられるコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、上述の基板検査方法を実施するためのものであることを特徴とする。
本発明によれば、三次元のワールド座標系における座標が既知である基準点を含む治具を撮像カメラにより撮像し、撮像素子のピクセル群により特定される画像座標系上の前記基準点の座標を取得した後、その基準点の座標を撮像カメラに設定されたカメラ座標系の座標へと変換し、ワールド座標系とカメラ座標系との変換パラメータを演算により求める。そして、そのパラメータを用いて、被検査基板を撮像して得られる画像座標系上の画像データをワールド座標系上の画像データへと変換して検査を行う。このワールド座標系における被検査基板の画像は、撮像手段の位置及び姿勢による歪みが抑えられているので、被検査基板の検査精度を高くすることができる。
先ず、本発明の検査方法を実施する検査装置2について説明する。図1、図2は検査装置2の縦断平面、横断平面を夫々示している。検査装置2は、その筐体20内にウエハWの裏面側中央部を吸着し、ウエハWを水平に保持する載置台であるチャック21を備えている。図中22はウエハWを筐体20内に搬入及び筐体20内から搬出するための搬送口である。
チャック21は回転駆動部23に接続されており、回転駆動部23によりチャック21は後述する制御部4から送信される制御信号に従ってウエハWを保持した状態で鉛直軸周りに回転する。回転駆動部23は水平駆動部24に支持されている。筐体20内において搬送口21が開口している側を手前側とすると、手前側から奥側に向かって伸びたガイドレール25に沿って水平駆動部24は水平移動自在に構成されており、前記制御部4から送信された制御信号に従って回転駆動部23及びチャック21を伴って移動する。
図中26は平面視C字型に形成された支持部であり、支持部26は3本の上方に向かう支持ピン27を備えている。支持部26は不図示の昇降部により昇降自在に構成されており、搬送口21から筐体20内に進入する不図示の搬送機構とチャック21との間で、支持ピン27を介してウエハWが受け渡される。
ガイドレール25上には当該ガイドレール25の伸長方向に対して斜めにハーフミラー31が設けられている。また、ハーフミラー31の上方には当該ハーフミラー31を介して下方に光を照射する照明装置32が設けられている。
ハーフミラー31の奥側には背景技術の欄で説明したレンズ11と、CCDからなる撮像素子12とを備えた撮像カメラ1が設けられている。撮像カメラ1はステージ33上において後述するようにウエハWが移動するときにそのウエハW全体を撮像することができるように取り付けられている。そして、制御部4からの制御信号に応じて撮像し、撮像データを制御部4に送信する。
照明装置32からの照明がハーフミラー31を通過し、ハーフミラー31の下方の照射領域34に当てられる。そして、この照射領域33における物体の反射光がハーフミラー31で反射し、撮像カメラ1に取り込まれる。すなわち撮像カメラ1は、照射領域34に位置する物体を撮像することができる。そして、ウエハWがガイドレール25に沿ってハーフミラー31の下方を手前側から奥側に向けて移動しているときに、撮像カメラ1が制御部4の制御信号に従って間欠的に撮像を行い、ウエハWの表面全体が撮像される。
続いて、例えばコンピュータからなる制御部4について図3を参照しながら説明する。制御部4はバス41を備え、バス41にはCPU42及びプログラム43が接続されている。前記プログラム43には制御部4から検査装置2の各部に制御信号を送り、後述の処理を進行させるように命令(各ステップ)が組み込まれており、このプログラム43はコンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)等からなるプログラム格納部44に格納された状態で制御部4にインストールされている。
ここで、制御部4の構成を説明するために、図4に示す撮像カメラ1の透視図を用いて、ウエハWの任意の点がピンホールカメラである当該撮像カメラ1に映し出され、それが制御部4で処理される画像データに変換される様子について説明する。説明のために撮像カメラ1の外部の座標系を、任意の位置を原点Oとした、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸から成る三次元座標系であるワールド座標系(X,Y,Z)と呼ぶことにする。また、図中X、Y、Zで表される三次元座標系は、撮像カメラ1のレンズ11の投影中心oを原点としたカメラ座標系であり、前記Z軸はレンズ12の光軸に一致し、X軸及びY軸はZ軸に直交する。また、図5中の(a)は前記ワールド座標系に置かれたウエハWの表面を示している。
ワールド座標系(X,Y,Z)におけるウエハWの任意の点Pwa(Xwa,Ywa,Zwa)が前記カメラ座標系(X,Y,Z)の原点oを通過して、画像平面座標系(u,v)をなす撮像素子12の投影面13に投影される。画像平面座標系(u,v)は、撮像素子12により構成されるカメラ座標系(X,Y,Z)の前記Z軸に垂直な投影面で、カメラ座標(X,Y,Z)の原点oから後方距離fの位置にある二次元座標系である。u軸、v軸は夫々カメラ座標系のX軸、Y軸に夫々並行する。ここではfは任意の定数である。
この画像平面座標系(u,v)において、前記Zc軸との交点が画像の主点(c,c)と呼ばれ、この主点が画像の放射状の歪みの中心となる。図5(b)は図5(a)のウエハWが撮像素子12に投影された像の一例を示している。なお、実際には撮像カメラ1は進行方向に移動するウエハWを一部ずつ、間欠的に撮像するので、撮像素子12の投影面13にはウエハWの一部が投影され、投影された各像に応じた画像が撮像されたタイミングに基づいて、出力画面47の所定の表示領域内の各部に出力されて、1枚のウエハWの画像として表示される。しかし、図4〜図7では説明を容易にするために、撮像カメラ1によりウエハW全体が撮像され、その像が撮像素子12の投影面13に投影され、その全体像に応じた画像が出力画面47に表示されるものとして示している。
ここで、レンズ11に歪みがない場合、画像平面座標系(u,v)においてPwaは図4中に点線の矢印で示した当該Pwaとレンズ11の投影中心oとの延長線上の点P(u,v)として投影されるが、実際はレンズ11の歪みによってそのP(u,v)からずれた点P(u,v)に投影される。しかし、このずれ量、ずれ方向はレンズ11の歪みに応じて決定され、制御部4は後述するようにこの歪みを補正するためのパラメータを含んでいるので、このパラメータを用いてレンズ11の歪みによるずれの補正が行われ、図5(b)の画像は、前記投影面13において例えば図5(c)のように投影されているものとして扱われ、そして前記点Pは点Pに近似する位置P'(u',v')に投影されているものとして扱われる。
ところで、ワールド座標系(X,Y,Z)、カメラ座標系(X,Y,Z)及び画像平面座標系(u,v)の単位はmmであり、上記のように画像平面座標系(u,v)へと変換されたデータを出力画面46に表示するために、この画像平面座標系のデータは、撮像素子12においてマトリクス状に配列されたピクセル群により特定される、ピクセルを単位とする画像座標系(r,c)のデータへと変換される。図4及び図5(d)の点R(r,c)は、上記の画像平面座標系の点P'(u',v')が変換された画像座標系(ピクセル座標系)の点である。画像座標系のr軸、c軸は画像平面座標系のu軸、v軸及びピクセルの配列方向に夫々平行である。
このように、ワールド座標系(X,Y,Z)の点の座標値と、カメラ座標系(X,Y,Z)の座標値と、画像平面座標系(u,v)の座標値と、画像座標系(r,c)の座標値とは互いに対応し、ワールド座標系のウエハWは、この画像座標系(r,c)における画像へと変換され、この画像座標系(r,c)の画像に対応する画像が、選択されている処理モードに応じて出力画面46の所定の表示領域に出力される。
ここで、この検査装置2においては、画像座標系(r,c)と画像平面座標系(u,v)とカメラ座標系(X,Y,Z)との間で座標を変換するためのパラメータが予め設定されている。そして、この検査装置2の処理の概略を説明すると、検査装置2は2つの処理モードを有しており、その処理モードの1つである設定モードではワールド座標系(X,Y,Z)における座標が既知である基準点を有するウエハW(以降、基準ウエハW1と記載する)を撮像する。その後、その基準点の画像座標系(r,c)における投影点の座標から、その投影点のカメラ座標系(X,Y,Z)における座標への変換を行い、このカメラ座標系(X,Y,Z)における投影点の座標と、ワールド座標系(X,Y,Z)における基準点の座標とから、互いの座標を変換する変換式に用いる変換パラメータを演算して決定する。この変換パラメータはワールド座標系に対するカメラ座標系のX方向、Y方向、Z方向の各々のずれ量とX軸回りの回転角、Y軸回りの回転角及びX軸回りの回転角とからなるパラメータである。
そして、検査装置2における他の処理モードである検査モードでは、マクロ欠陥検査を行うための塗布、現像処理を終え、レジストパターンが形成された検査対象のウエハW(以降、検査対象ウエハW2と記載する)を撮像する。そして、画像座標系における画像を、画像平面座標系における画像、カメラ座標系における画像へと画像を順に変換していき、そして検査モードで算出した前記パラメータを用いて、カメラ座標系における画像からワールド座標系における画像へと変換を行い、当該ワールド座標系における画像を取得する。即ち撮像カメラ1の姿勢による歪みがない画像へと変換する。そして、得られたワールド座標系における画像の単位をmmからピクセルに変換し、変換された画像が後述の出力画面46に出力され、さらにその変換された画像は、制御部4に格納された照合用画像と照合され、欠陥の有無が検出される。
図4では実際の撮像カメラ1の構成に従ってレンズ11の後方側に撮像素子12による画像平面があるものとして説明してきたが、上記のように各座標系間で座標の変換を行う場合に、図6に示すように投影中心oの正面fの距離に撮像素子12があるとみなした方が、レンズ11を通過することによって生じる、投影される画像の上下の反転が無いため、既述の各座標系間で座標変換を行う計算式が簡略化される。後述のこれらの座標系間で座標変換を行う各式は、この図6のように撮像素子12があるとみなした上で設定されているものである。
図7は、前記設定モードで用いられる基準ウエハW1の表面を示している。この基準ウエハW1は多数の矩形領域51、縦横に間隔をおいて配列されている。この矩形領域51と、領域52は、後述するようにこれらのコントラストに基づいて基準点に対応した投影点の座標を決定できるように、そのコントラストが所定の値よりも大きくなるように設定されており、例えば矩形領域51は黒色、それ以外の領域52は黄色に構成されている。なお、図中の領域51内の斜線は、このように領域51、52間でコントラストがあることを示したものであり、断面を意味するものではない。矩形領域51の長さ方向に向かってノッチNが形成されており、図中の鎖線の枠内は矩形領域51の1つを拡大表示したものである。なお、この基準ウエハW1の周縁部には矩形領域51以外の黒色領域が形成されているが、この領域については基準点は設定されず、また、後述するようにその基準点に対応する投影点として認識されることはない。
図3に戻って、制御部4の構成の説明を続ける。制御部4のバス41には例えばマウスやキーボードなどの入力手段45が接続されており、装置のオペレータはこの入力手段45から既述の設定モードあるいは検査モードの実行を選択できるようになっている。また、前記入力手段45からは、前記基準ウエハWの各矩形領域51の角部の各点を基準点Pwk(k=1〜n:nは整数)として、それらの各座標をワールド座標系における基準座標(Xwk,Ywk,Zwk、k=1〜n:nは整数)として入力することができる。この入力する各基準点Pwkは、例えば基準ウエハW1の中心をワールド座標系の原点Oとし、ウエハW1を撮像する際においてノッチNが撮像カメラ側に向かって移動する方向を向くとき(ノッチN位置0°とする)の座標である。ただし、ウエハWはチャック21に水平に保持されるため各基準点において例えばZwk=0として入力される。
また、バス41には例えばディスプレイなどからなる出力画面46が接続されている。図8は出力画面46の一例であり、この出力画面46は、第1の表示領域46Aと第2の表示領域46Bと第3の表示領域46Cとを備えている。第1の表示領域46Aは、前記検査モード選択時に、後述するように各ノッチ位置で撮像された基準ウエハW1が表示される領域である。
第2の表示領域46Bには、後述する検査装置2の処理モードとして検査モードが選択されたときに、撮像された検査対象ウエハW2が表示される。これら第1、第2の表示領域46A,46Bに夫々表示されるウエハWの画像は既述のレンズ11の歪みによる歪みは補正されて除去されているが、背景技術の欄で説明した撮像カメラ1とウエハWとの位置関係により生じる歪みは除去されていない。そして、第3の表示領域46Cには、検査モード選択時においてその位置関係により生じる歪みが除去された検査用ウエハW2の画像が表示される。
また、バス41にはメモリ47が接続されている。このメモリ47には前記カメラ座標系(X,Y,Z)と画像座標系(r,c)との間で座標の変換を行うためのパラメータf,κ,s,s,c及びcが記憶されている。これらは撮像カメラ毎に固有の内部パラメータと呼ばれる機器パラメータであり、f、c、及びcについては既述したので他のパラメータについて説明すると、κは放射歪み係数と呼ばれる係数であり、既述のレンズの歪みによって撮像素子に投影される画像の放射歪みの程度を表す光学系のパラメータである。
また、s、sはスケールファクタであり、夫々CCDカメラにおけるu軸方向、v軸方向の1ピクセルの寸法を示している。これらは画像平面座標系(u,v)と画像座標系(r,c)との間で変換を行うために用いられ、例えば14μm/ピクセルである。
また、メモリ47には照合用ウエハW3の画像データが記憶されている。この画像データは欠陥なくレジストパターンが形成されたウエハWの画像データである。この照合用ウエハW3の画像データは、カメラの位置及び姿勢や内部パラメータによる歪みがないウエハWの画像データであり、その単位はピクセルである。
また、バス41には後述の各種の演算を行うワークメモリ48が接続されている。前記メモリ47の各内部パラメータはこのワークメモリ48に読み出され、各演算に用いられる。またワークメモリ48には各演算値が記憶される。
ここで上記の座標系の変換について理解を容易にするために、極めて模式的な説明を加えておく。今ワールド座標系における基準点のX,Y座標が(1.6mm、1.6mm)であり、カメラ座標系(カメラの光軸に直交する三次元平面の座標系)における基準点の座標、つまり前記基準点をカメラ座標系であるX,Y平面に投影したときの座標が(1.5mm、1.5mm)であったとする(ここでは説明の便宜上、ワールド座標系及びカメラ座標系のZ座標は無視する)。しかしCCDカメラのレンズ系により画像が歪むため、この座標はレンズ系を通した後の画像平面座標系では(1.4mm、1.4mm)になり、CCD素子のピクセル群の座標系では(100、100)に相当するものとする。この場合逆から辿っていくと、つまりコンピュータのメモリ内における基準点の座標が100、100)であったとすると、ピクセルは14μm×14μmのサイズであることから、CCD素子で捉えられた基準点の位置を画像平面座標系の座標に変換すると、(1.4mm、1.4mm)となり、この座標を内部パラメータを用いてカメラ座標系の座標に変換すると(1.5mm、1.5mm)になるということである。
続いて、上記の検査装置2で行われる処理手順について、図9及び図10に示した設定モード及び検査モードのフローチャートを参照しながら説明する。検査を行う前に予め検査装置2に撮像カメラ1を任意の位置及び姿勢で取り付けておく。このとき撮像カメラ1は、厳密に取り付け位置及び姿勢を設定する必要はないが、ウエハW全体を撮像できるような位置及び姿勢で取り付けるものとする。
そして装置2のオペレータは、入力画面から設定モードを選択し(ステップS1)、既述のように基準ウエハW1の中心を原点O、また、ノッチNの位置を0°(6時の位置)としたときの基準ウエハW1の各矩形領域51の角部の基準点Pwkのワールド座標(Xwk,Ywk,Zwk)を基準座標として入力手段45から入力する。入力された各基準点Pwkのワールド座標は、このノッチNの位置と対応付けられてワークメモリ48に記憶される。
制御部4は、入力されたノッチNの位置が0°であるときの各角部Lの座標からノッチNの位置が90°(3時の位置)、ノッチNの位置が180°(12時の位置)、ノッチNの位置が270°(9時の位置)であるときの各角部Lのワールド座標を演算し、演算した各座標をノッチNの位置と対応付けて、基準座標としてワークメモリ48に記憶する(ステップS2)。
然る後、基準ウエハW1を不図示の搬送機構によりチャック21に搬送し(ステップS3)、チャック21が基準ウエハW1の裏面側中央部を吸着する。このとき図11(a)に示すようにノッチNの位置は0°である。そして、基準ウエハWが照明領域32の下方を通過し、撮像カメラ1がその基準ウエハW1を撮像して、既述のように撮像素子12、つまり画像平面座標系(u,v)に投影された画像が画像座標系(r,c)の画像へと変換され、出力画面46の第1の表示領域46Aにその基準ウエハW1の画像が表示される。
続いて基準ウエハW1は検査装置2の搬送口21側の前記搬送機構との受け渡し位置に戻り、鉛直軸周りに回転して、図11(b)に示すようにノッチNの位置が90°になる。そして、基準ウエハW1が照射領域34の下方を奥側に通過し、撮像カメラ1がその基準ウエハWを撮像する。そして、ノッチN位置が0°の場合と同様に画像平面座標系(u,v)に投影された画像が画像座標系(r,c)の画像へと変換され、出力画面46の第1の表示領域46Aにその基準ウエハW1の画像が表示される。
以降、同様に基準ウエハW1の照射領域34の手前側と奥側との間を移動し、図11(c)、図11(d)で夫々示すようにノッチNの位置が180°、270°となったときに照射領域32の下方を通過し、これらのノッチ位置のウエハWが撮像され、出力画面46の第1の表示領域46Aにそれらの画像が表示される(ステップS4)。ノッチN位置が270°のときの基準ウエハW1を撮像後、当該ウエハW1は前記受け渡し位置へ戻り、不図示の搬送機構により、検査装置2の外部へ搬出される。
図12(a)はワールド座標系におけるノッチN位置が0°の基準ウエハW1であり、図12(b)は撮像カメラ1により撮像され、画像座標系(r,c)に投影された、その基準ウエハW1を示している。ただし、図示の便宜上、矩形領域51の数は、図7よりも少なく示している。基準ウエハW1の矩形領域51とそれ以外の領域52は所定のコントラストを持つので、この画像座標系(r,c)においても基準ウエハW1の矩形領域51と前記領域52とはそのコントラストに応じたコントラストを持って投影されている。
制御部4は、この画像座標系(r,c)の像について、その周囲から所定の閾値以上のコントラストを示す像を抽出し、さらにその像のサイズが所定の範囲内にあるか否かを判定する。そして、制御部4はそのサイズが所定の範囲内にあると判定したものを矩形領域51の像として認識し、その像の形状から前記基準点Pwkに相当する各投影点Rを認識する。そして制御部4は、各投影点Rについてその画像座標系(r,c)おける座標(r,c)を設定する(ステップS5)。図12(c)では便宜上1つのみ投影点Rを示しているが、認識された矩形領域51の角部すべてについて投影点Rが設定され、その座標が定義されて、ワークメモリ48に記憶される
制御部4は、ノッチN位置が夫々90°、180°、270°の画像座標系(r,c)の画像についても同様に、画像座標系(r,c)における基準点Pwkに対応する投影点Rを認識し、その投影点Rの座標(r,c)を設定する。
続いて制御部4は、各投影点R=(r,c)を下記の(1)式に従って、それに対応する画像平面座標系(u,v)における投影点P’=(u',v')に変換する。この投影点P'は既述のようにワールド座標系(X,Y,Z)から画像平面座標系(u,v)に投影された点について、内部パラメータによってレンズ11の歪みによる画像平面座標系内のずれを補正するように変換された点である。
Figure 2010135642
投影点P'の座標(u',v')を算出後、制御部4は下記の(2)式に従って、実際にワールド座標系(X,Y,Z)から画像平面座標系(u,v)に投影された基準点Pwk=(Xwk,Ywk,Zwk)の投影点Pkの座標(u,v)を算出する。即ちこの座標(u,v)は、内部パラメータによる前記レンズ11の歪みによるずれが補正されていない、
Figure 2010135642
続いて制御部4は、下記の(3)式に従って画像平面座標系の投影点P=(u,v)からカメラ座標系(X,Y,Z)における投影点Pck=(Xck,Yck,Zck)を算出する(ステップS6)。
Figure 2010135642
前記ノッチN位置0°における投影点の座標(Xck,Yck,Zck)を算出後、制御部4は、ノッチN位置が90°、180°、270°における画像座標系(r,c)の投影点R=(r,c)についてステップS5〜ステップS6を実行し、これらの投影点Rをカメラ座標系の投影点Pckに変換し、その座標(Xck,Yck,Zck)を算出する。
カメラ座標系の点の座標Pck=(Xck,Yck,Zck)とワールド座標系の点の座標Pwk=(Xwk,Ywk,Zwk)との関係は下記の(4)式で表される。R=(α,β,γ)は回転行列であり、(5)式で表される。Tは平行移動ベクトルでありT=(t,t,t)である。α、β、γはカメラ座標系におけるX軸、Y軸、Z軸を中心とする回転角である。
ck=R・Pwk+T・・・(4)
Figure 2010135642
制御部4は、ノッチN位置が0°、90°、180°、270°のときに設定した各矩形領域51の角部の基準点Pwkの各ワールド座標(Xwk,Ywk,Zwk)と、各ノッチN位置0°のときのカメラ座標(Xck,Yck,Zck)とを下記のカメラ座標系の点とワールド座標系の点との間の変換式である(4)式に適用する。つまり、ノッチN位置n°のときの基準点PwkをPwkn、カメラ座標の投影点CをCknとして表すと、制御部4は下記の各(6)〜(9)式を設定する。
k0=R・Pwk0+T・・・(6)
k90=R・Pwk90+T・・・(7)
k180=R・Pwk180+T・・・(8)
k270=R・Pwk270+T・・・(9)
そして、制御部4は(6)〜(9)式から例えば最小二乗法によりR及びTを算出し、これらR及びTがワークメモリ48に記憶され(ステップS7)、回転行列R及び平行移動ベクトルTが算出された旨が出力画面46に表示される。
然る後、検査装置2のオペレータにより入力手段45から検査モードが選択されると(ステップS8)、検査対象ウエハW2が検査装置2に搬送される(ステップS9)。そして、検査対象ウエハW2はチャック21に載置され、照射領域34を移動して撮像され(ステップS10)、既述のように撮像素子12、つまり画像平面座標系(u,v)に投影された画像が画像座標系(r,c)の画像へと変換され、出力画面46の第2の表示領域46Bにその検査対象ウエハW2の画像が表示される。
そして、制御部4は画像座標系(r,c)における各座標の点を変換された式1を用いて画像平面座標系(u,v)への変換を行い、この画像平面座標系(u,v)における画像を得る。得られた画像は、既述のようにレンズ11の歪みが補正された画像であり、式2を用いてその画像の各点を変換し、レンズ11の歪みが補正されていない画像を得る。さらにそのレンズ11の歪みが補正されていない、画像平面座標系(u,v)の画像の各座標を式3を用いて、カメラ座標系(X,Y,Z)における各座標へと変換し、カメラ座標系における画像を得る(ステップS11)。
然る後、ワークメモリ48に記憶されたR及びTを用いて、(4)式の演算を実行し、そのカメラ座標(X,Y,Z)における各座標をワールド座標系(X,Y,Z)における各座標に変換し、ワールド座標系における検査対象ウエハW2の画像を得る(ステップS12)。
そして、ワールド座標系における検査対象ウエハW2の画像はその大きさの単位がmmであるため、制御部4はこの単位をピクセルに変換し、その単位が変換された画像を出力画面46の第3の表示領域46Cに表示する。そして、制御部4は、その変換されたウエハW2の画像をメモリ47に記憶された照合用ウエハW3の画像データと照合し、その照合に基づいてウエハW2の欠陥が発生している箇所について、第3の表示領域46Cに表示されたウエハW2の画像上にマーカーMを表示する(ステップS13)。なお、このような照合を行う代わりに装置2のオペレータがこの表示領域46Cの画像を目視して検査を行ってもよい。
この検査装置2により行う検査手法によれば、設定モード選択時においてワールド座標における基準点Pwkの座標が既知である基準ウエハWを撮像し、この撮像された画像における基準点Pwkからカメラ座標系における基準点Pwkの座標に対応する座標を算出してカメラ座標系の座標と、ワールド座標系の座標とを互いに変換するパラメータを演算する。そして検査モード選択時においてそのパラメータを用いて撮像して得られたウエハWの画像をその前記パラメータを用いてワールド座標系の画像へと変換し、その画像に応じた画像に基づいて検査が行われる。パラメータを用いて得られたワールド座標系における画像は撮像カメラ1の姿勢による歪みがないので、装置のユーザーは精度高く欠陥検査を行うことができ、これによって、撮像カメラ1の検査装置2への取り付けが簡素化される。
また、この手法によれば、少なくとも検査対象ウエハW2のレジストパターン形成領域及び基準ウエハW1の基準点を撮像することができればよいため、例えば撮像カメラ1をカメラ座標系におけるX軸における位置の調整のみを行い、回転角αβγについては調整を行わず任意の姿勢に設置してもよい。また、個体差がある撮像カメラ、つまり互いに内部パラメータが異なる撮像カメラを、夫々検査装置に取り付ける場合であっても、その内部パラメータの違いにより、取り付け位置を装置毎に変える必要が無いので、取り付け作業の手間が軽減される。また、装置間で撮像カメラの取り付けに個人差があっても、装置間で得られる画像の差が抑えられるので検査の精度への影響を抑えることができる。
ところで、複数の検査装置2を用意して検査を行う場合において、いずれの検査装置2においても撮像された画像座標系の検査用ウエハW2の画像データを歪みのないワールド座標系の画像データに変換するので、各装置2で同じ照合用ウエハW3の画像データを用いて照合を行った場合には、各装置2間で同等の検査精度が得られる。従って一の検査装置2のために最適な検査結果が得られるように照合用のウエハW3の画像データを作成し、そのデータを他の検査装置2に使い回しても、その一の検査装置2と同等な検査精度を得ることができる。このことから、装置2毎に個別に参照用画像データを用意する手間が必要ないし、また、欠陥の誤検出を防ぐために検出感度を落とす必要がないので精度高い欠陥検出を行うことができる。
また、この設定モードではノッチNの方向を90°毎に変えて基準ウエハW1を撮像し、撮像された画像から得たカメラ座標系におけるウエハWの基準点Lの座標と、ワールド座標系における基準点Lの座標とからカメラ座標系とワールド座標系とを変換する行列R及びベクトルTを算出している。従って、ウエハWの方向を変えないで撮像する場合に比べて、前記行列を求めるための情報が多くなる。従って行列R及びベクトルTを精度高く算出することができ、検査モードにて得られる検査対象ウエハW2の画像の歪みをより確実に抑えた補正画像が得られることができるので好ましい。なお、基準ウエハW1の向きの変更は90°毎に限られず任意であり、取得する基準ウエハW1の画像も4枚に限られるものではない。
ところで、上記の実施形態では、矩形領域51の4隅の点を予めワールド座標を設定した基準座標としているが、基準座標としてはこの4隅の点に限られるものではなく、例えば各矩形領域51の重心位置を基準座標として設定してもよい。また、基準ウエハW1の矩形領域51の数としては任意であるが、基準点の数は多いほど行列R及びベクトルTの値が精度高く算出できるため好ましい。ただしカメラ座標系からワールド座標系への変換を行うにあたり、未知のパラメータは既述のt、t、t、α、β、γの6つであるため、6つ以上の基準点を設定する必要がある。
また、この検査方法では、ウエハWに矩形領域51を形成し、ワールド座標系における基準点を設定し、そして既述のステップを実行し、行列R及びベクトルTを設定できる。このように設定を行うための治具として、検査対象と同じウエハWを用いているので、他の治具を用いる場合に比べて、検査装置2内への搬送、検査装置2内での位置合わせを容易に行うことができる。従って、上記設定モードにおける各ステップの実施が容易になる。
既述の実施形態では撮像カメラ1はピンホールカメラであり、撮像素子12への投影は透視投影であるのでカメラ座標系(X,Y,Z)と画像平面座標系(u,v)との変換は既述の式3が用いられるが、撮像カメラ1としてテレセントリックカメラを用いた場合は、前記投影は平行投影であるため、カメラ座標系(X,Y,Z)と画像平面座標系(u,v)とを変換するために(3)式の代わりに下記の(10)式が用いられる。
Figure 2010135642
この場合、カメラ座標系のZ軸の値Zck=0として取り扱われる。
また、この例においては撮像カメラ1の内部パラメータが予めメモリ47に記憶されているが、これらの内部パラメータは検査装置ごとに設定される。この内部パラメータの設定については任意の値を与えた上で、ワールド座標系における任意の物体を撮像し、その物体のワールド座標系における像と、内部パラメータによって変換された画像との誤差が最小になる最適値を、例えば直線探索法などにより算出し、初期値からその最適値に内部パラメータを書き換えることで行われる。
続いて前記検査装置を組み込んだ塗布、現像装置に、露光部(露光装置)T4を接続したレジストパターン形成システムの一例について簡単に説明する。図13は前記システムの平面図であり、図14は同システムの斜視図である。また、図15は前記塗布、現像装置の縦断側面図である。この装置には、キャリアブロックT1が設けられており、このブロックT1では、載置台61上に載置された密閉型のキャリア60から受け渡しアームCがウエハWを取り出して、当該ブロックT1に隣接された検査ブロックT5を介して処理ブロックT2に受け渡すと共に、前記受け渡しアームCが、処理ブロックT2にて処理され、検査ブロックT5にて検査済みのウエハWを受け取って前記キャリア60に戻すように構成されている。
検査ブロックT5は、図15に示すように受け渡しユニットTRS7と、受け渡しユニットTRS8と、前記検査装置2に相当する検査モジュール7と、を備えている。また検査ブロックT5には、受け渡しユニットTRS7と処理ブロックT2との間でウエハWを搬送する受け渡しアーム71と、受け渡しユニットTRS8と検査モジュール7と、処理ブロックT2との間でウエハWを搬送する受け渡しアーム72とが設けられている。
前記処理ブロックT2は、図14に示すように、この例では現像処理を行うための第1のブロック(DEV層)B1、レジスト膜の下層側に形成される反射防止膜の形成処理を行なうための第2のブロック(BCT層)B2、レジスト液の塗布処理を行うための第3のブロック(COT層)B3、レジスト膜の上層側に形成される反射防止膜の形成処理を行なうための第4のブロック(TCT層)B4を下から順に積層して構成されている。
前記第2のブロック(BCT層)B2と第4のブロック(TCT層)B4とは、各々反射防止膜を形成するための薬液をスピンコーティングにより塗布する塗布部を3つ含んだ液処理モジュール62と、この液処理モジュールにて行われる処理の前処理及び後処理を行うための加熱・冷却系の処理ユニット群と、前記液処理モジュールと処理ユニット群との間に設けられ、これらの間でウエハWの受け渡しを行なう搬送アームA2,A4とを備えている。第3のブロック(COT層)B3においては、前記薬液がレジスト液であり、疎水化処理ユニットが組み込まれることを除けば同様の構成である。一方、第1の処理ブロック(DEV層)B1については、例えば一つのDEV層B1内に現像ユニットが2段に積層されている。そして当該DEV層B1内には、これら2段の現像ユニットにウエハWを搬送するための共通の搬送アームA1が設けられている。さらに処理ブロックT2には、図13及び図15に示すように、棚ユニットU5が設けられ、この棚ユニットU5の各部同士の間では、前記棚ユニットU5の近傍に設けられた昇降自在な受け渡しアームD1によってウエハWが搬送される。
このような塗布、現像装置では、上記のように設定モードを実行する場合にウエハWはキャリア60から、基準ウエハW1が受け渡しアームC→受け渡しユニットTRS8→受け渡しアーム72→検査モジュール7→受け渡しユニットTRS8→受け渡しアームCの順に搬送され、キャリア60に戻される。
そして、上記検査モードを実行する場合には、キャリア60からの検査対象ウエハW2が、受け渡しアームC、受け渡しステージTRS7、受け渡しアーム71を順に介して、前記棚ユニットU5の一つの受け渡しユニット、例えば第2のブロック(BCT層)B2の対応する受け渡しユニットCPL2に搬送され、ここからウエハW2は受け渡しアームD1、受け渡しユニットCPL3及び搬送アームA3を介して第3のブロック(COT層)B3に搬入され、疎水化処理ユニットにおいてウエハ表面が疎水化された後、液処理モジュールにてレジスト膜が形成される。レジスト膜形成後のウエハWは、搬送アームA3により、棚ユニットU5の受け渡しユニットBF3に受け渡される。
その後、ウエハW2は受け渡しユニットBF3→受け渡しアームD1→受け渡しユニットCPL4を介して搬送アームA4に受け渡され、レジスト膜の上に反射防止膜が形成された後、搬送アームA4により受け渡しユニットTRS4に受け渡される。なおレジスト膜の上の反射防止膜を形成しない場合や、ウエハWに対して疎水化処理を行う代わりに、第2のブロック(BCT層)B2にて反射防止膜が形成される場合もある。
一方DEV層B1内の上部には、棚ユニットU5に設けられた受け渡しユニットCPL11から棚ユニットU6に設けられた受け渡しユニットCPL12にウエハWを直接搬送するための専用の搬送手段であるシャトルアーム63が設けられている。レジスト膜やさらに反射防止膜が形成されたウエハW2は、受け渡しアームD1により受け渡しユニットBF3、TRS4を介して受け渡しユニットCPL11に受け渡され、ここからシャトルアーム63により棚ユニットU6の受け渡しユニットCPL12に直接搬送され、インターフェイスブロックT3に取り込まれることになる。なお図15中のCPLが付されている受け渡しユニットは、温調用の冷却ユニットを兼ねており、BFが付されている受け渡しユニットは、複数枚のウエハWを載置可能なバッファユニットを兼ねている。
次いで、ウエハW2はインターフェイスアーム64により露光装置T4に搬送され、ここで所定の露光処理が行われた後、棚ユニットU6の受け渡しユニットTRS6に載置されて処理ブロックT2に戻される。戻されたウエハW2は、第1のブロック(DEV層)B1にて現像処理が行われ、搬送アームA1により受け渡しユニットTRS1に受け渡される。その後受け渡しアーム72により検査モジュール7に搬送されて、既述の検査を受ける。そして検査モジュール7→受け渡しユニットTRS8の順に搬送され、受け渡しアームCを介してキャリア60に戻される。なお、図13においてU1〜U4は各々加熱部と冷却部等を積層した処理ユニット群である。
本発明の検査方法を実施する検査装置の縦断側面図である。 前記検査装置の横断平面図である。 前記検査装置の制御部の構成図である。 撮像カメラにより撮像される点の座標変換の概念を示した説明図である。 前記座標の変換によるウエハの像の変化を示した説明図である。 前記座標の変換によるウエハの像の変化を示した説明図である。 本実施形態による計算式を実施するための撮像する点の座標変換の概念を示した説明図である 基準ウエハの表面図である。 本発明の検査方法のフローチャートである。 本発明の検査方法のフローチャートである。 前記基準ウエハが撮像される様子を示した説明図である。 表示画面の表示領域に表示される基準ウエハWを示した説明図である。 前記検査装置が適用された塗布、現像装置の平面図である。 前記塗布、現像装置の斜視図である。 前記塗布、現像装置の縦断側面図である。 撮像カメラの姿勢とウエハとの関係を示す説明図である。 撮像カメラの姿勢とウエハとの関係を示す説明図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
1 撮像カメラ
11 レンズ
12 撮像素子
2 検査装置
21 チャック
23 回転駆動部
31 ハーフミラー
34 照射領域
4 制御部
43 プログラム
45 入力手段
46 出力画面
48 ワークメモリ

Claims (4)

  1. 撮像素子を用いた撮像カメラと、この撮像カメラにより撮像される被検査基板が載置される載置台と、を備えた検査装置を用いて検査を行う基板検査方法において、
    三次元のワールド座標系における座標が既知である基準点を含む治具を、前記載置台に載置して前記撮像カメラにより撮像し、撮像素子においてマトリクス状に配列されたピクセル群により特定される画像座標系上の前記基準点の座標を取得する工程と、
    前記画像座標系上の前記基準点の座標をピクセルの縦、横の寸法に基づいて、前記撮像カメラにて撮像した画面上の座標系である画像平面座標系の座標に変換する工程と、
    前記画像平面座標系上の前記基準点の座標を、撮像カメラの光学系のパラメータを含む機器パラメータにより補正して、撮像カメラに設定された三次元座標系であるカメラ座標系の座標に変換する工程と、
    前記一連の工程により前記カメラ座標系上の前記基準点の座標を少なくとも6点取得し、これら基準点の各々の座標と、ワールド座標系上の各基準点の座標と、カメラ座標系及びワールド座標系の間の変換式と、に基づいて、ワールド座標系に対するカメラ座標系のX方向、Y方向、Z方向の各々ずれ量とX軸回りの回転角、Y軸回りの回転角及びX軸回りの回転角とからなる両座標系の変換パラメータを演算により求める工程と、
    前記載置台に載置された被検査基板を前記撮像カメラで撮像し、前記画像座標系上の画像データを取得する工程と、
    この工程で取得された前記画像座標系上の画像データを、ピクセルの縦、横の寸法に基づいて前記画像平面座標系上の画像データに変換し、更にこの画像データを前記機器パラメータに基づいて前記カメラ座標系上の画像データに変換し、更にこの画像データを、前記カメラ座標系及びワールド座標系の間の変換式及び既に取得した前記変換パラメータを用いてワールド座標系上の画像データに変換する工程と、
    この工程で得られたワールド座標系上の画像データに基づいて被検査基板の検査を行う工程と、を含むことを特徴とする基板検査方法。
  2. 前記治具は、その表面に基準点が形成された補正用基板であることを特徴とする請求項1記載の基板検査方法。
  3. 前記補正用基板の撮像後、当該補正用基板を回転させ、その向きを変える工程と、
    向きを変えた補正用基板をさらに撮像する工程と、
    を含み、
    前記基準点のワールド座標系における座標は基板の向きを変える前後で既知であり、その基板の向きを変える前後で前記画像座標系上の前記基準点の座標を取得する工程と、それらの基準点の座標を前記画像平面座標系の座標に変換する工程と、さらにその画像平面座標系の基準点の座標を前記カメラ座標系の座標に変換する工程と、が行われ、
    そのカメラ座標系の各基準点の座標と、ワールド座標系上の各基準点の座標と、に基づいて前記変換パラメータが演算により求められることを特徴とする請求項2記載の基板検査方法。
  4. その基板の検査を行う基板検査装置に用いられるコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし3のいずれか一つに記載の基板検査方法を実施するためのものであることを特徴とする記憶媒体。
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