JP2010134578A - 情報処理装置、およびコンテンツ保護方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録再生装置からメディアに記録されたコンテンツを、その記録再生装置での利用に限り許可すること。
【解決手段】記録再生装置100から外部のメディア110に、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツA〜Cを記録する場合、記録対象となるコンテンツの記録再生装置100固有のハッシュ値を生成し、そのコンテンツと関連付けて保持する。一方、メディア110内のコンテンツを記録再生装置100で利用する際には、メディア110内のコンテンツのハッシュ値を生成して、記録再生装置100に保持されているハッシュ値との一致確認をおこなう。ここで、一致が確認された場合に限り、そのハッシュ値の生成元であるコンテンツの記録再生装置100での利用(たとえば、再生、複製、移動など)を許可する。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを記録・再生する技術に関する。
近年、映像や音楽などのコンテンツ(デジタルコンテンツ)の著作権管理の強化にともなって、ユーザの利便性を考慮しながら、著作権者の権利を適切に保護するための技術が提供されている。たとえば、保護対象のコンテンツを記録装置からメディアにコピーする際に、そのコンテンツを暗号化する技術がある。これによれば、同技術をサポートしていない機器でのコンテンツの利用を禁止することができる。
また、コンテンツの利用可能回数を管理情報として記録装置に保持し、予め決められた回数の利用を許可する技術がある。さらに、管理情報が書き換えられる恐れがあるため、管理情報のハッシュ値を生成して不揮発性メモリに記憶することで、管理情報の改ざんを防止する技術がある(たとえば、下記特許文献1または2参照。)。
また、記録装置から携帯端末にコンテンツを転送する際に、記録装置側のコンテンツを暗号化し、その暗号鍵を携帯端末に転送する技術がある(たとえば、下記特許文献3参照。)。これによれば、携帯端末を記録装置に接続したときにのみ、記録装置側のコンテンツを復号するという動作が許可される。
特開2000−306328号公報 特開2001−075868号公報 特開2005−332092号公報
しかしながら、上述した従来技術では、記録装置とその記録装置からコンテンツを複製したメディアとを、1対1かつセキュアに関連付けることが難しい。このため、メディア内のコンテンツを、そのコンテンツの記録に使用された記録装置での利用に限り許可するという動作を実現することが難しいという問題がある。
なお、上述した特許文献3に記載の従来技術によれば、携帯端末の利用自体を記録装置に接続したときにのみ限定するという応用により、上記動作を実現することが考えられる。ところが、メディアにコンテンツを記録する際に、記録装置側に依存した暗号鍵をメディアに記録することは通常おこなわれない。さらに、コンテンツのヘッダ部分の空き領域などに暗号鍵を記録するとしても、将来的にその空き領域を他の用途に使用する可能性もあるため望ましくないという問題もある。
また、特許文献3に記載の従来技術により上記動作を実現した場合であっても、つぎのような問題がある。具体的には、この従来技術に対応した記録再生装置Xを使用して書き換え可能なメディアaにコンテンツAを記録したとしても、この従来技術に未対応の他の記録再生装置Yでメディアaを利用できる。このため、記録再生装置Yを使用して、メディアa内のコンテンツAを消去し、別のコンテンツBを記録することが可能である。それ故に、このようにして作成されたものもメディアaと認識され、記録されているものがコンテンツBであっても記録再生装置Xで利用することができるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、メディア内のコンテンツを、そのコンテンツの記録に使用された記録装置での利用に限り許可することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この開示技術は、着脱可能なメディアが記録装置に装着されたことを検出し、前記メディアが装着されたことが検出された場合、前記メディアから任意のコンテンツを抽出し、抽出されたコンテンツの識別情報を生成し、前記記録装置からメディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツから得られる前記記録装置固有の識別情報を格納するテーブルの中から、生成された識別情報を検索し、その検索結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御することを要件とする。
この開示技術によれば、記録装置から外部のメディアに記録された記録済みのコンテンツのハッシュ値と、現在装着されているメディア内のコンテンツのハッシュ値とが一致する場合に、そのコンテンツの本記録装置での利用を許可することができる。
この開示技術によれば、メディア内のコンテンツを、そのコンテンツの記録に使用された記録装置での利用に限り許可することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この情報処理装置、およびコンテンツ保護方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。この情報処理装置、およびコンテンツ保護方法では、記録装置からメディアに複製された複製コンテンツを、複製可能回数を減らすことを条件に、その記録装置に再複製し、再複製コンテンツの他メディアへの複製を可能とすることにより、ユーザの利便性を向上させる。なお、本明細書において、情報処理装置とはコンテンツの記録・再生が可能な記録再生装置であり、コンテンツ保護プログラムとは情報処理装置にインストールされたプログラムである。
(実施の形態1)
まず、本技術の概要について説明する。図1は、本技術の概要を示す説明図である。(1)記録再生装置100には、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツA〜Cが格納されている。コンテンツとは、たとえば、デジタルデータで表現された映像、音楽、画像、文字列、およびこれらを組み合わせた情報の集合である。コンテンツ保護規定としては、たとえば、コンテンツの再生、移動および複製(コピー)などの利用を制限するものがある。
(2)記録再生装置100から外部のメディア110にコンテンツA〜Cを記録する場合、記録対象となるコンテンツの記録再生装置100固有のハッシュ値を生成し、そのコンテンツと関連付けて保持する。たとえば、コンテンツAをメディア110に複製する際には、(2−1)コンテンツAの記録再生装置100固有のハッシュ値を生成し、(2−2)コンテンツAと関連付けて保持する。
(3)このあと、記録再生装置100において、メディア110に記録されているコンテンツA,F,Kを利用する際には、まず、(3−1)メディア110内のコンテンツA,F,Kのハッシュ値HA,HF,HKを生成する。そして、(3−2)生成されたハッシュ値と一致するハッシュ値を、記録再生装置100に保持されているハッシュ値の中から検索する。
なお、メディア110内のコンテンツAは、記録再生装置110を使用してメディア110に記録されたコンテンツである。また、コンテンツFは、他の記録装置を使用してメディア110に記録されたコンテンツである。また、コンテンツKは、本技術をサポートする他の記録再生装置を使用してメディア110に記録されたコンテンツである。
(4)本技術では、一致するハッシュ値が検索された場合に限り、そのハッシュ値の生成元であるコンテンツの記録再生装置100での利用(たとえば、再生、複製、移動など)を許可する。ここでは、メディア110内のコンテンツAのハッシュ値HAのみ、一致するハッシュ値が検索される。
このため、メディア110内のコンテンツA,F,KのうちコンテンツAのみ、記録再生装置100での利用が許可される。一方、コンテンツF,Kについては、一致するハッシュ値が検索されないため、記録再生装置100での利用が禁止される。すなわち、記録再生装置100では、コンテンツF,Kの再生、複製および移動いずれもおこなうことができない。
このように、本技術によれば、記録再生装置100を使用して記録されたコンテンツAの利用のみを許可することができる。一方で、他の記録装置を使用してメディア110に記録されたコンテンツFの記録再生装置100での利用を禁止することができる。さらに、検索対象となるハッシュ値が記録再生装置100固有のハッシュ値のため、本技術をサポートする他の記録再生装置を使用してメディア110に記録されたコンテンツKについても、記録再生装置100での利用を禁止することができる。
(記録再生装置のハードウェア構成)
つぎに、実施の形態1にかかる記録再生装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかる記録再生装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2において、記録再生装置100は、プロセッサ201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、HDD(Hard Disk Drive)204と、不揮発性メモリ205と、RAM用暗号復号化部206と、HDD用暗号化部207と、不揮発性メモリ用暗号化部208と、コンテンツ受信部209と、復号化部210と、CAS(Conditional Access Systems)部211と、操作パネル212と、エンコーダ/デコーダ部213と、映像信号生成部214と、ハッシュ値生成部215と、メディアI/F(Interface)216と、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ217と、を備えている。また、各構成部はバス240によってそれぞれ接続されている。
ここで、プロセッサ201は、記録再生装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、一時データの格納領域として使用される。一時データは、RAM用暗号復号化部206によって暗号化されて格納される。また、RAM203内の一時データを使用する際には、RAM用暗号復号化部206によって復号化されて使用される。
HDD204は、プロセッサ201の制御にしたがってハードディスクに対するデータのリード/ライトを制御する。HDD204に格納されるデータは、HDD用暗号化部207によって暗号化される。このとき用いられる暗号鍵は、暗号化処理ごとにプロセッサ201によってランダムに生成される。
不揮発性メモリ205は、記録再生装置100の電源がオフ状態となっても保持する必要があるデータを記憶する。また、HDD204に格納されるデータを暗号化する際に用いられた暗号鍵は、不揮発性メモリ用暗号化部208によって暗号化されて不揮発性メモリ205に格納される(図3に示す「復号用鍵」に相当)。
コンテンツ受信部209は、IP(Internet Protocol)網や放送波などのネットワーク230を介して、映像データや音楽データなどのコンテンツを受信する。復号化部210は、暗号化データを復号化する。CAS部211は、特定のユーザだけが利用できるように暗号化されたコンテンツを復号化するための復号鍵を保持する。
たとえば、コンテンツ受信部209によって暗号化された状態のコンテンツを受信した場合、復号化部210が、CAS部211から得られる復号鍵を用いて、その暗号化コンテンツを復号化する。なお、コンテンツ受信部209によって受信されたコンテンツは、HDD用暗号化部207によって暗号化されてHDD204に格納される。
操作パネル212は、文字、数字、各種指示(たとえば、コンテンツの記録指示、再生指示)などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。この操作パネル212は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。エンコーダ/デコーダ部213は、復号化部210によって復号化されたコンテンツをデコードする。
映像信号生成部214は、Video DAC(Digital to Analog Converter)214aおよびHDMI(High Definition Multimedia Interface)暗号化部214bを備え、エンコーダ/デコーダ部213から送られてくるコンテンツから映像信号を生成する。
Video DAC214aは、デジタル映像信号をアナログ信号に変換して、アナログモニタ218に出力する。HDMI暗号化部214bは、デジタル映像信号をHDMI暗号化して、デジタルモニタ219に出力する。なお、アナログモニタ218、デジタルモニタ219は、記録再生装置100が備える構成であってもよく、また、別体に設けられていてもよい。
ハッシュ値生成部215は、コンテンツのハッシュ値を生成する。具体的には、たとえば、ハッシュ値生成部215が、SHA(Secure Hash Algorithm)やMD(Message Digest)などのハッシュ関数にコンテンツを与えることで、そのコンテンツのハッシュ値を生成することができる。
メディアI/F216は、CPRM(Content Protection for Recordable Media)暗号復号化部216aを備え、磁気ディスクや光ディスクなどの外部メディア(ここでは、DVD220のみ表記)からのデータの入出力を制御する。CPRM暗号復号化部216aは、コンテンツに対してCPRM暗号化処理を実行する。
DVDドライブ217は、プロセッサ201の制御にしたがってDVD220に対するデータのリード/ライトを制御する。DVD220は、DVDドライブ217の制御で書き込まれたデータを記憶したり、DVD220に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
(コンテンツの再生)
ここで、コンテンツを再生する際の記録再生装置100の動作概要について説明する。コンテンツを再生する場合、まず、プロセッサ201が、再生対象となるコンテンツをHDD204から読み出す。つぎに、復号化部210が、そのコンテンツの暗号化に用いられた暗号鍵(図3に示す「復号用鍵」に相当)を不揮発性メモリ205から読み出して、その暗号鍵を復号化する。
そして、復号化部210が、この暗号鍵を用いて、HDD204から読み出されたコンテンツを復号化する。さらに、エンコーダ/デコーダ部213が、そのコンテンツをデコードする。ここで、アナログ出力する場合、映像信号生成部214が、Video DAC214aによりデジタル映像信号をアナログ信号に変換し、アナログモニタ218に出力する。一方、デジタル出力する場合、映像信号生成部214が、HDMI暗号化部214bによりコンテンツに対してHDMI暗号化処理を実行し、デジタルモニタ219に出力する。
(コンテンツのメディアへの記録)
つぎに、コンテンツをメディア(ここでは、DVD220)に記録する際の記録再生装置100の動作概要について説明する。コンテンツをDVD220に記録する場合、まず、プロセッサ201が、記録対象となるコンテンツをHDD204から読み出す。つぎに、復号化部210が、そのコンテンツの暗号化に用いられた暗号鍵を不揮発性メモリ205から読み出して、その暗号鍵を復号化する。
そして、復号化部210が、この暗号鍵を用いて、HDD204から読み出されたコンテンツを復号化する。このあと、メディアI/F216が、CPRM暗号復号化部216aによりコンテンツに対してCPRM暗号化処理を実行する。最後に、DVDドライブ217が、CPRM暗号化処理が施されたコンテンツをDVD220に書き込む。
なお、ここでは記録先のメディアとしてDVD220を例に挙げて説明したが、他のメディアにコンテンツを記録する場合には、そのメディア専用の暗号復号化部(上記CPRM暗号復号化部216a相当)によってコンテンツが暗号化されてメディアに記録されることとなる。また、ここではハッシュ値生成部215など専用のハードウェア構成を備えることとしたが、プロセッサ201を用いて実現することとしてもよい。
(コンテンツ情報テーブルの記憶内容)
つぎに、図2に示した不揮発性メモリ205に格納されているコンテンツ情報テーブルの記憶内容について説明する。図3は、コンテンツ情報テーブルの記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。
図3において、コンテンツ情報テーブル300は、コンテンツ名、再生可能回数、複製可能回数、利用期限、復号用鍵およびハッシュ値といったフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、利用制限が設定されたコンテンツに関するコンテンツ情報300−1〜300−nがレコードとして記憶されることとなる。
ここで、コンテンツ名とは、コンテンツを識別する名称である。再生可能回数とは、コンテンツを再生可能な残余の回数である。複製可能回数とは、コンテンツを複製可能な残余の回数である。利用期限とは、コンテンツを利用可能な期限(年/月/日)である。
復号用鍵とは、HDD用暗号化部207によってコンテンツを暗号化する際に用いられた暗号鍵である。HDD204から読み出されたコンテンツは、この復号用鍵を用いて復号化される。ハッシュ値とは、コンテンツから得られる固定長のビット列である。このハッシュ値は、記録再生装置100固有のものである。ここでのハッシュ値は、図2に示したCPRM暗号復号化部216aによってCPRM暗号化処理が施された暗号化コンテンツのハッシュ値である。
一例として、コンテンツ情報300−2を例に挙げると、コンテンツC2の残余の再生可能回数は「7回」、残余の複製可能回数は「3回」、利用期限は「2008年10月29日」、復号用鍵は「復号用鍵K2」、ハッシュ値は「ハッシュ値H2」である。なお、コンテンツ情報300−1〜300−nは、不揮発性メモリ用暗号化部208によって暗号化されて記憶されている。また、図示は省略するが、コンテンツ情報300−1〜300−nには、記録先のメディアを識別するメディアIDが含まれていてもよい。
(記録再生装置の機能的構成)
つぎに、実施の形態1にかかる記録再生装置100の機能的構成について説明する。ここで説明する機能的構成は、メディア内のコンテンツを利用する際に、記録再生装置100からそのメディアに記録されたコンテンツに限り、記録再生装置100での利用を許可するためのものである。
図4は、実施の形態1にかかる記録再生装置の機能的構成を示すブロック図である。図4において、記録再生装置100は、検出部401と、抽出部402と、生成部403と、検索部404と、制御部405と、決定部406と、取得部407と、更新部408と、を含む構成である。この制御部405となる機能(検出部401〜更新部408)は、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、HDD204などの記憶領域に記憶されたプログラムをプロセッサ201に実行させることにより、その機能を実現する。
検出部401は、記録再生装置100にメディアが装着されたことを検出する機能を有する。ここで、メディアとは、データを記録するための記録媒体である。メディアとしては、たとえば、DVD220、CD(Compact Disk)、BD(Blu ray Disk)などがある。
具体的には、たとえば、検出部401が、メディアの挿入口に設けられたセンサ(不図示)からの信号を受け付けることで、メディアが装置本体に装着されたことを検出することとしてもよい。なお、検出された検出結果は、たとえば、RAM203やHDD204などの記憶領域に記憶される。
抽出部402は、メディアが装着されたことが検出された場合、そのメディアから任意のコンテンツを抽出する機能を有する。各メディアには、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツが記録されている。このコンテンツには、たとえば、再生可能回数、複製可能回数および移動可能回数など所定の利用制限が設定されている。
さらに、コンテンツは、コンテンツ保護規定で定められた方式により暗号化された状態で各メディアに記録されている。暗号化方式としては、たとえば、著作権保護技術の一つであるCPRM方式がある。これによれば、同技術をサポートしていない機器でのコンテンツの利用を禁止することができる。
具体的には、たとえば、抽出部402が、図2に示したDVDドライブ217により、DVD220から任意のコンテンツを読み出す。なお、抽出された抽出結果は、たとえば、RAM203やHDD204などの記憶領域に記憶される。また、この抽出処理は、たとえば、DVD220から抽出されていない未抽出のコンテンツがなくなるまで繰り返しおこなわれる。
生成部403は、抽出された任意のコンテンツ(以下、「抽出コンテンツ」)を一意に特定する識別情報を生成する機能を有する。ここで、識別情報とは、たとえば、ハッシュ関数にコンテンツを与えることで得られるハッシュ値である。以降において、識別情報を各コンテンツから得られるハッシュ値として説明する。
具体的には、たとえば、生成部403が、図2に示したハッシュ値生成部215により、抽出コンテンツの一部または全部をハッシュ関数に与えることで、抽出コンテンツのハッシュ値を生成することとしてもよい。なお、生成された生成結果は、たとえば、RAM203やHDD204などの記憶領域に記憶される。
検索部404は、記録再生装置100からメディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツを一意に特定する記録再生装置100固有のハッシュ値を格納するテーブルから、生成されたハッシュ値を検索する機能を有する。このテーブルは、たとえば、不揮発性メモリ205に格納されているコンテンツ情報テーブル300(図3参照)である。
具体的には、たとえば、検索部404が、コンテンツ情報300−1〜300−nを参照して、生成されたハッシュ値と一致するハッシュ値をハッシュ値群H1〜Hnの中から検索する。なお、参照時において、コンテンツ情報300−1〜300−nは、不揮発性メモリ用暗号化部208によって復号化されている。検索された検索結果は、たとえば、RAM203やHDD204などの記憶領域に記憶される。
決定部406は、検索された検索結果に基づいて、メディア内のコンテンツの利用の可否を決定する機能を有する。具体的には、たとえば、決定部406が、抽出コンテンツのハッシュ値が検索された場合、当該抽出コンテンツを利用可能に決定する。一方、抽出コンテンツのハッシュ値が検索されなかった場合には、当該抽出コンテンツを利用不能に決定する。
ここで、決定部406によって決定された決定結果のデータ保持について説明する。ここでのデータ保持では決定結果テーブルを用いる。決定結果テーブルは、たとえば、RAM203やHDD204などの記憶領域に記憶されている。図5は、決定結果テーブルを示す説明図(その1)である。
図5において、決定結果テーブル500は、コンテンツ名および許可フラグのフィールドを有し、各コンテンツのコンテンツ名が書き込まれている。コンテンツ名は、DVD220から抽出されたコンテンツの名称である。また、許可フラグがONの場合はコンテンツの利用可能を示し、OFFの場合はコンテンツの利用不能を示す。なお、初期状態ではOFFである。
図5の(5−1)は初期状態をあらわしている。このあと、(5−2)では、決定部406による決定処理が実行される。ここでは、コンテンツC1のハッシュ値がハッシュ値群H1〜Hn(図3参照)の中から検索されたため、コンテンツC1の許可フラグがOFFからONにセットされる。
一方、コンテンツC2のハッシュ値は検索されなかったため、コンテンツC2の許可フラグはOFFのままである。これは、DVD220内のコンテンツC2が、本記録再生装置100を使用して記録されたものではなく、他の記録装置を使用して記録されたものであることをあらわしている。
制御部405は、決定された決定結果に基づいて、記録再生装置100からメディア内のコンテンツへのアクセスを制御する機能を有する。具体的には、たとえば、制御部405が、図5に示した決定結果テーブル500を参照して、許可フラグがONとなっているコンテンツの記録再生装置での利用を許可する。
ここでは、コンテンツC1の許可フラグがONのため、記録再生装置100でのコンテンツC1の利用が許可される。この結果、コンテンツC1の再生指示や複製指示があった場合、その指示に応じた処理が実行される。なお、各種指示は、たとえば、図2に示した操作パネル212を用いたユーザの操作入力により受け付ける。
一方、コンテンツC2の許可フラグはOFFのため、記録再生装置100でのコンテンツC2の利用が禁止される。この結果、コンテンツC2の再生指示や複製指示があったとしても、その指示に応じた処理は実行されない。すなわち、他の記録装置を使用してDVD220に記録されたコンテンツC2の本記録再生装置100での利用を禁止することができる。
また、決定部406は、検索された検索結果と、コンテンツの利用権限に関する情報とに基づいて、メディア内のコンテンツの利用の可否を決定することとしてもよい。具体的には、たとえば、抽出コンテンツのハッシュ値が検索され、かつ、抽出コンテンツの利用期限が切れていない場合に、抽出コンテンツを利用可能に決定することとしてもよい。
上述したコンテンツC1を例に挙げると、DVD220から抽出されたコンテンツC1のハッシュ値が検索された結果、決定部406が、コンテンツ情報300−1を参照して、現在日がコンテンツC1の利用期限2008/10/13内の場合に、コンテンツC1を利用可能に決定する。なお、現在日は、たとえば、記録再生装置100内で計測されている。
さらに、決定部406は、抽出コンテンツのハッシュ値が検索され、かつ、抽出コンテンツの利用を制限する残余の利用可能回数がある場合に、抽出コンテンツを利用可能に決定することとしてもよい。コンテンツの利用を制限する利用可能回数としては、たとえば、再生可能回数、複製可能回数および移動可能回数などがある。
上述したコンテンツC1を例に挙げると、DVD220から抽出されたコンテンツC1のハッシュ値が検索された結果、決定部406が、コンテンツ情報300−1を参照して、利用形態(ここでは、再生、複製)ごとに、残余の利用可能回数がある場合に、コンテンツC1を利用可能に決定する。
この場合、制御部405は、抽出コンテンツが利用可能に決定された結果、上記テーブル(たとえば、コンテンツ情報テーブル300)に格納されている抽出コンテンツの利用可能回数から所定回数(たとえば、1回)を減算することにより、記録再生装置100での抽出コンテンツの利用を許可することとしてもよい。
ここで、DVD220から抽出されたコンテンツC1を例に挙げて、決定結果テーブルの記憶内容について説明する。図6は、決定結果テーブルを示す説明図(その2)である。図6において、決定結果テーブル600は、コンテンツ名および許可フラグのフィールドを有している。また、許可フラグには、再生フラグと複製フラグが設定されている。
再生フラグがONの場合はコンテンツの再生可能を示し、OFFの場合はコンテンツの再生不能を示す。複製フラグがONの場合はコンテンツの複製可能を示し、OFFの場合はコンテンツの複製不能を示す。なお、初期状態ではOFFである。
図6の(6−1)は初期状態をあらわしている。このあと、(6−2)では、検索結果と再生可能回数とに基づく決定処理が実行される。ここでは、コンテンツC1のハッシュ値が検索され、かつ、コンテンツC1の残余の再生可能回数「10回」があるため、コンテンツC1の再生フラグがOFFからONにセットされる。さらに、(6−3)では、複製可能回数に基づく決定処理が実行される。ここでは、コンテンツC1の残余の複製可能回数「10回」があるため、コンテンツC1の複製フラグがOFFからONにセットされる。
この場合、制御部405は、コンテンツC1に関するコンテンツ情報300−1および決定結果テーブル600を参照して、記録再生装置100からDVD220内のコンテンツC1へのアクセスを制御する。ここで、ユーザからのコンテンツC1の再生指示および複製指示があった場合の制御処理の具体例について説明する。
まず、コンテンツC1の再生指示があった場合、制御部405が、決定結果テーブル600内のコンテンツC1の再生フラグがONであるか否かを判断する。ここでは、再生フラグがONのため、後述する更新部408によりコンテンツ情報300−1の再生可能回数を10回から9回に書き換えて、記録再生装置100でのコンテンツC1の再生を許可する。
また、コンテンツC1の複製指示があった場合、制御部405が、決定結果テーブル600内のコンテンツC1の複製フラグがONであるか否かを判断する。ここでは、複製フラグがONのため、後述する更新部408によりコンテンツ情報300−1の複製可能回数を10回から9回に書き換えて、記録再生装置100でのコンテンツC1の複製を許可する。
さらに、コンテンツの利用時において、暗号化されたコンテンツを復号化するために、メディアIDの一致確認をおこなうこととしてもよい。具体的には、たとえば、DVD220内のコンテンツC1の利用時に、DVD220のメディアIDとコンテンツ情報300−1に含まれているメディアID(不図示)との一致確認をおこなう。
そして、このメディアIDが一致する場合に、CPRM暗号処理が施されたコンテンツC1の復号化を許可する。一方、メディアIDが一致しない場合には、コンテンツC1の復号化を禁止する。これにより、記録再生装置100と記録再生装置100からコンテンツC1を複製したDVD220とを、1対1かつセキュアに関連付けることができる。
(テーブルの構築)
ここで、コンテンツを一意に特定する記録再生装置100固有のハッシュ値を格納するテーブルの構築手法の具体例について説明する。まず、取得部407は、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを取得する。具体的には、たとえば、取得部407が、コンテンツ受信部209によりコンテンツを受信する。なお、取得されたコンテンツは、たとえば、HDD用暗号化部207によって暗号化されてHDD204に格納される。
このあと、更新部408は、テーブルが有する利用権限に関するフィールドに情報を設定して、新たなレコードを作成する。具体的には、たとえば、更新部408が、受信されたコンテンツについて、コンテンツ情報テーブル300内のコンテンツ名、再生可能回数、複製可能回数、利用期限および復号用鍵のフィールドに情報を設定して、新たなレコードを作成する。
なお、コンテンツ名、再生可能回数、複製可能回数および利用期限に関する情報は、たとえば、受信されたコンテンツのヘッダ部分に記述されている。また、復号用鍵は、HDD用暗号化部207による暗号化の際に用いられた暗号鍵である。
また、生成部403は、記録再生装置100からメディアにコンテンツが記録される際に、そのコンテンツの記録再生装置100固有のハッシュ値を生成する。なお、メディアに記録されるコンテンツは、各メディアに応じて暗号化されている(たとえば、DVD220に記録されるコンテンツは、CPRM暗号復号化部216aによってCPRM暗号化されている。)。
具体的には、たとえば、生成部403が、DVD220に記録されるCPRM暗号化コンテンツをハッシュ関数に与えることで、そのCPRM暗号化コンテンツのハッシュ値を生成する。このとき、たとえば、生成されたハッシュ値の末尾に記録再生装置100固有の製造番号を付加することで、記録再生装置100固有のハッシュ値を生成する。
そして、更新部408は、テーブル内の該当レコードのハッシュ値のフィールドに、生成されたハッシュ値を設定する。具体的には、たとえば、更新部408が、コンテンツ名を手掛かりに、コンテンツ情報テーブル300内の該当レコードのハッシュ値のフィールドに、生成されたCPRM暗号化コンテンツのハッシュ値を設定する。
これにより、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを記録再生装置100からメディアに記録する場合に、その都度、そのコンテンツに関する新たなレコードがコンテンツ情報テーブル300に作成されることとなる。なお、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを利用する際には、その都度、コンテンツ情報300−1〜300−nを参照・更新する。また、参照・更新時において、対応するコンテンツ情報が存在しないコンテンツがあった場合、HDD204からそのコンテンツを削除することとしてもよい。
(記録再生装置のコンテンツ保護処理手順)
つぎに、実施の形態1にかかる記録再生装置100のコンテンツ保護処理手順について説明する。なお、ここでは決定部406による決定結果のデータ保持として、決定結果テーブル(たとえば、決定結果テーブル500)を用いる場合を例に挙げて説明する。また、着脱可能なメディアとしてDVD220を例に挙げて説明する。
図7は、実施の形態1にかかる記録再生装置のコンテンツ保護処理手順の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、検出部401により、DVD220が装着されたことが検出されたか否かを判断する(ステップS701)。
ここで、DVD220が装着されるのを待って(ステップS701:No)、DVD220が装着された場合(ステップS701:Yes)、抽出部402により、DVD220から任意のCPRM暗号化コンテンツを抽出する(ステップS702)。そして、生成部403により、抽出されたCPRM暗号化コンテンツ(以下、「抽出コンテンツ」)のハッシュ値を生成する(ステップS703)。
このあと、検索部404により、コンテンツ情報テーブル300から、生成されたハッシュ値と同一のハッシュ値を検索し(ステップS704)、同一のハッシュ値が検索されたか否かを判断する(ステップS705)。ここで、同一のハッシュ値が検索された場合(ステップS705:Yes)、決定部406により、抽出コンテンツを利用可能に決定し、決定結果テーブル内のその抽出コンテンツの許可フラグをOFFからONに設定する(ステップS706)。
そして、抽出部402により、DVD220から抽出されていない未抽出のCPRM暗号化コンテンツがあるか否かを判断し(ステップS707)、未抽出のCPRM暗号化コンテンツがある場合(ステップS707:Yes)、ステップS702に戻る。
一方、未抽出のCPRM暗号化コンテンツがない場合(ステップS707:No)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。また、ステップS705において、同一のハッシュ値が検索されなかった場合(ステップS705:No)、ステップS707に移行する。
以上説明した実施の形態1によれば、記録再生装置100からメディアに記録された記録済みのコンテンツのハッシュ値と、現在装着されているメディア内のコンテンツのハッシュ値とが一致する場合に、そのコンテンツの利用を許可することができる。これにより、記録再生装置100からメディアに記録されたコンテンツに限り、記録再生装置100での利用を許可することができる。
また、コンテンツの利用制限に関するコンテンツ情報300−1〜300−nを、外部からの読み取りが困難な不揮発性メモリ205に格納することで、コンテンツ情報300−1〜300−nの改ざんを防止することができる。さらに、メディア内の暗号化コンテンツを復号化して利用する際に、メディアIDの一致確認をおこなうことで、記録再生装置100と記録再生装置100からコンテンツを記録したメディアとを、1対1かつセキュアに関連付けることができる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2にかかる記録再生装置800(図8参照)について説明する。実施の形態1では、DVD220内のコンテンツ(CPRM暗号化コンテンツ)が記録再生装置100を使用して記録されたことを、そのコンテンツから得られるハッシュ値とコンテンツ情報テーブル300に格納されているハッシュ値との一致確認によって判断する。
この一致確認に用いるハッシュ値としては、一方向性が高いものが用いられる。すなわち、あるハッシュ値に対応するデータを見つけることが困難であり、また、衝突回避性が高く、異なるデータから得られるハッシュ値が同一のものとなる可能性が十分に小さいものが用いられる。
ところが、偶発的に、または、計算機能力の進歩や脆弱性の発見により、比較的短時間で同一のハッシュ値が得られるコンテンツが生成される可能性がある。そこで、実施の形態2では、コンテンツから得られるハッシュ値の一致確認を二重におこなうことで、安全性の向上を図る手法を提案する。
具体的には、たとえば、まず、DVD220から抽出されたCPRM暗号化コンテンツから得られるハッシュ値の一致確認をおこなう(1回目の一致確認)。これは実施の形態1と同様である。ここで、一致が確認されると、そのCPRM暗号化コンテンツを復号化する。
そして、復号化されたコンテンツから得られるハッシュ値の一致確認をおこなう(2回目の一致確認)。これにより、記録再生装置100からメディアに記録されたコンテンツに限り、記録再生装置100での利用を許可する動作を実現するとともに、安全性の向上を図る。なお、以降において、実施の形態1で説明した箇所と同一箇所については、同一符号を付して説明を省略する。
(記録再生装置のハードウェア構成)
まず、実施の形態2にかかる記録再生装置800のハードウェア構成について説明する。図8は、実施の形態2にかかる記録再生装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図8において、記録再生装置800は、プロセッサ201〜DVDドライブ217を備えている。
ここで、メディアI/F216は、CPRM暗号復号化部216aおよび暗号化部216bを備えている。暗号化部216bは、CPRM暗号復号化部216aによって復号化されたコンテンツを暗号化する。なお、CPRM暗号復号化部216aによる復号化対象となるコンテンツは、DVD220から読み出されたCPRM暗号化コンテンツである。
暗号化部216bによる暗号化に用いられる暗号鍵は、プロセッサ201によって生成され、後述する図9のコンテンツ情報テーブル900に格納されている。また、暗号化部216bによって暗号化された暗号化コンテンツはHDD204に格納される。このとき、HDD用暗号化部207による暗号化はおこなわれない。
(暗号化部216bによる暗号化)
ここで、暗号化部216bによる暗号化について説明する。コンテンツのハッシュ値を生成するために大量のバッファ領域が必要となる際には、ハッシュ値生成部215内部のバッファ領域では不足する場合がある。この場合、ハッシュ値の生成対象となるデータを一時的にRAM203やHDD204などの記憶領域に格納する必要がある。
たとえば、上述した2回目の一致確認において、CPRM暗号復号化部216aによって復号化されたコンテンツのハッシュ値を生成する場合、そのコンテンツを一時的にRAM203やHDD204などの記憶領域に格納することとなる。ところが、2回目の一致確認では、ハッシュ値の生成対象となるコンテンツは、復号化されたコンテンツすなわち平文である。
平文であるコンテンツのハッシュ値を生成する際に、頻繁に、または、長期間にわたってRAM203やHDD204に転送するのは、盗み取りや改ざんなどの不正行為に配慮された経路上であっても安全面で望ましくない。そこで、安全性を考慮して、ハッシュ値の生成対象となるデータを暗号化部216bによって暗号化して、HDD204などの記憶領域に転送できるようにする。
(コンテンツ情報テーブルの記憶内容)
つぎに、記録再生装置800の不揮発性メモリ205に格納されているコンテンツ情報テーブルの記憶内容について説明する。図9は、コンテンツ情報テーブルの記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。
図9において、コンテンツ情報テーブル900は、コンテンツ名、再生可能回数、複製可能回数、利用期限、復号用鍵、暗号用鍵、暗号化フラグ、第1ハッシュ値および第2ハッシュ値といったフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、利用制限が設定されたコンテンツに関するコンテンツ情報900−1〜900−nがレコードとして記憶されることとなる。
ここで、復号用鍵とは、HDD用暗号化部207によってコンテンツを暗号化する際に用いられた暗号鍵である。暗号用鍵とは、暗号化部216bによってコンテンツを暗号化する際に用いられた暗号鍵である。暗号化フラグとは、ハッシュ値の生成対象が、暗号化部216bによって暗号化されているか否かを特定するフラグである。暗号化フラグが「0」の場合は暗号化されていないことを示し、「1」の場合は暗号化されていることを示すなお、初期状態では「0」である。
第1ハッシュ値は、2回目の一致確認に用いられるハッシュ値である。この第1ハッシュ値は、たとえば、DVD220への記録時にCPRM暗号復号化部216aによって暗号化される前のコンテンツ(平文)のハッシュ値である。第2ハッシュ値は、1回目の一致確認に用いられるハッシュ値である。第2ハッシュ値は、たとえば、CPRM暗号復号化部216aによって暗号化された暗号化コンテンツのハッシュ値である。
一例として、コンテンツ情報900−2を例に挙げると、コンテンツC2の残余の再生可能回数は「7回」、残余の複製可能回数は「3回」、利用期限は「2008年10月29日」、復号用鍵は「鍵Kd2」、暗号用鍵は「鍵Ke2」、第1ハッシュ値は「ハッシュ値H2−1」、第2ハッシュ値は「ハッシュ値H2−2」である。
(記録再生装置の機能的構成)
つぎに、実施の形態2にかかる記録再生装置800の機能的構成について説明する。図10は、実施の形態2にかかる記録再生装置の機能的構成を示すブロック図である。図10において、記録再生装置800は、検出部401〜更新部408と、復号/暗号部1001と、を含む構成である。この制御部405となる機能(検出部401〜更新部408、復号/暗号部1001)は、具体的には、たとえば、図8に示したROM202、RAM203、HDD204などの記憶領域に記憶されたプログラムをプロセッサ201に実行させることにより、その機能を実現する。
まず、抽出部402は、メディアから任意の暗号化コンテンツを抽出する。具体的には、たとえば、DVD220から任意のCPRM暗号化コンテンツを抽出する。生成部403は、抽出された暗号化コンテンツのハッシュ値を生成する。具体的には、たとえば、抽出されたCPRM暗号化コンテンツをハッシュ関数に与えることで、そのCPRM暗号化コンテンツのハッシュ値を生成する。
検索部404は、生成された暗号化コンテンツのハッシュ値を、テーブル(たとえば、コンテンツ情報テーブル900)から検索する。具体的には、コンテンツ情報900−1〜900−nを参照して、第2ハッシュ値群H1−2〜Hn−2の中から、生成されたハッシュ値と一致するハッシュ値を検索する。
復号/暗号部1001は、暗号化コンテンツのハッシュ値が検索された場合、暗号化コンテンツを復号化する機能を有する。具体的には、たとえば、復号/暗号部1001が、CPRM暗号復号化部216aにより、DVD220から抽出されたCPRM暗号化コンテンツを復号化する。
また、生成部403は、復号化された暗号化コンテンツ(以下、「復号化コンテンツ」)のハッシュ値を生成する。具体的には、たとえば、CPRM復号化コンテンツをハッシュ関数に与えることで、そのCPRM復号化コンテンツのハッシュ値を生成する。
そして、検索部404は、生成された復号化コンテンツのハッシュ値をテーブルから検索する。具体的には、コンテンツ情報900−1〜900−nを参照して、第1ハッシュ値群H1−1〜Hn−1の中から、生成されたCPRM復号化コンテンツのハッシュ値と一致するハッシュ値を検索する。
決定部406は、復号化コンテンツのハッシュ値が検索された場合、任意の暗号化コンテンツを利用可能に決定する。具体的には、たとえば、CPRM復号化コンテンツのハッシュ値が検索された場合、当該コンテンツを利用可能に決定する。一方、CPRM復号化コンテンツのハッシュ値が検索されなかった場合には、当該コンテンツを利用不能に決定する。なお、決定結果のデータ保持では、たとえば、実施の形態1で説明した決定結果テーブルを用いる。
また、上述したように、ハッシュ値を生成するために大量のバッファ領域が必要となる場合には、安全性を考慮して、ハッシュ値の生成対象となるコンテンツを暗号化する。具体的には、復号/暗号部1001は、テーブルに格納されている暗号化フラグを参照して、復号化コンテンツを暗号化する機能を有する。
具体的には、たとえば、まず、復号/暗号部1001が、復号化コンテンツのコンテンツ名を手掛かりに、コンテンツ情報900−1〜900−nを参照して、復号化コンテンツの暗号化フラグが「1」となっているか否かを判断する。ここで、暗号化フラグが「1」の場合、復号/暗号部1001が、暗号化部216bにより復号化コンテンツを暗号化する。
このとき用いる暗号鍵は、コンテンツ情報テーブル900に格納されている暗号用鍵である。すなわち、復号化コンテンツのコンテンツ名を手掛かりに、復号化コンテンツの暗号用鍵をコンテンツ情報テーブル900から読み出し、その暗号用鍵を用いて、復号化コンテンツを暗号化する。
この場合、生成部403は、復号/暗号部1001によって暗号化された暗号化コンテンツのハッシュ値を生成することとなる。このように、ハッシュ値の生成対象となるデータを暗号化してHDD204などの記憶領域に転送可能とすることにより、ハッシュ値生成時における安全性を向上させることができる。
(テーブルの構築)
ここで、コンテンツ情報テーブル900の構築手法の具体例について説明する。なお、実施の形態1で説明したテーブルの構築手法と同様の箇所(コンテンツ情報テーブル900内に新たなレコードを作成するまでの説明)については説明を省略する。
生成部403は、記録再生装置800からDVD220にコンテンツが記録される際に、CPRM暗号復号化部216aによって暗号化される前のコンテンツの記録再生装置800固有のハッシュ値を生成する。具体的には、たとえば、ハッシュ値生成部215により、記録対象のコンテンツのハッシュ値を生成する。
更新部408は、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードの第1ハッシュ値のフィールドに、生成されたハッシュ値を設定する。具体的には、たとえば、記録対象のコンテンツ名を手掛かりに、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードを特定し、第1ハッシュ値のフィールドに生成されたハッシュ値を設定する。
さらに、生成部403は、CPRM暗号復号化部216aによって暗号化されたCPRM暗号化コンテンツの記録再生装置800固有のハッシュ値を生成する。具体的には、たとえば、ハッシュ値生成部215により、記録対象のCPRM暗号化コンテンツのハッシュ値を生成する。
そして、更新部408は、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードの第2ハッシュ値のフィールドに、生成されたハッシュ値を設定する。具体的には、たとえば、記録対象のコンテンツ名を手掛かりに、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードを特定し、第2ハッシュ値のフィールドに生成されたハッシュ値を設定する。
また、ハッシュ値生成時における安全性を考慮して、第1ハッシュ値の生成対象となるコンテンツのデータ量が所定の閾値より多い場合には、そのコンテンツを暗号化したあとハッシュ値を生成する。なお、所定の閾値は、たとえば、予め任意に設定されてROM202などの記憶領域に記憶されている。
具体的には、たとえば、まず、エンコーダ/デコーダ部213が、復号化部210によって復号化された記録対象のコンテンツをエンコードする。そして、コンテンツのコピー制御信号を、DVD220に記録する際の値(たとえば、Copy−never)に書き換える。
このあと、HDD用暗号化部207が、そのコンテンツを暗号化する。この暗号化コンテンツはHDD204に一時データとして格納される。そして、ハッシュ値生成部215が、HDD204に一時データとして格納されている暗号化コンテンツのハッシュ値を生成する。
つぎに、記録対象のコンテンツ名を手掛かりに、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードを特定し、第1ハッシュ値のフィールドに生成されたハッシュ値を設定し、HDD204に格納されている一時データを消去する。さらに、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードの暗号化フラグのフィールドに「1」を設定する。
これにより、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを記録再生装置800からメディアに記録する場合に、その都度、そのコンテンツに関する新たなレコードがコンテンツ情報テーブル900に作成されることとなる。
(記録再生装置のコンテンツ保護処理手順)
つぎに、実施の形態2にかかる記録再生装置800のコンテンツ保護処理手順について説明する。なお、ここでは決定部406による決定結果のデータ保持として、決定結果テーブルを用いる場合を例に挙げて説明する。図11は、実施の形態2にかかる記録再生装置のコンテンツ保護処理手順の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、検出部401により、DVD220が装着されたことが検出されたか否かを判断する(ステップS1101)。
ここで、DVD220が装着されるのを待って(ステップS1101:No)、DVD220が装着された場合(ステップS1101:Yes)、抽出部402により、DVD220から任意のCPRM暗号化コンテンツを抽出する(ステップS1102)。そして、生成部403により、抽出されたCPRM暗号化コンテンツのハッシュ値を生成する(ステップS1103)。
このあと、検索部404により、コンテンツ情報テーブル900内の第2ハッシュ値群H1−2〜Hn−2の中から、生成されたハッシュ値と同一のハッシュ値を検索し(ステップS1104)、同一のハッシュ値が検索されたか否かを判断する(ステップS1105)。
ここで、同一のハッシュ値が検索された場合(ステップS1105:Yes)、復号/暗号部1001により、抽出されたCPRM暗号化コンテンツを復号化する(ステップS1106)。そして、コンテンツ情報900−1〜900−nを参照して、復号化されたCPRM暗号化コンテンツ(以下、「復号化コンテンツ」)の暗号化フラグがONとなっているか否かを判断する(ステップS1107)。
ここで、復号化コンテンツの暗号化フラグがOFFの場合(ステップS1107:No)、生成部403により、その復号化コンテンツのハッシュ値を生成する(ステップS1108)。このあと、検索部404により、コンテンツ情報テーブル900内の第1ハッシュ値群H1−1〜Hn−1の中から、生成されたハッシュ値と同一のハッシュ値を検索する(ステップS1109)。
また、ステップS1107において、復号化コンテンツの暗号化フラグがONの場合(ステップS1107:Yes)、復号/暗号部1001により、コンテンツ情報テーブル900内の該当レコードの暗号用鍵を用いて、復号化コンテンツを暗号化する(ステップS1110)。なお、該当レコードは、復号化コンテンツのコンテンツ名を手掛かりに特定する。
そして、生成部403により、暗号化された復号化コンテンツ(以下、「暗号化コンテンツ」)のハッシュ値を生成する(ステップS1111)。そして、検索部404により、コンテンツ情報テーブル900内の第1ハッシュ値群H1−1〜Hn−1の中から、生成されたハッシュ値と同一のハッシュ値を検索する(ステップS1109)。
このあと、第1ハッシュ値群H1−1〜Hn−1の中から同一のハッシュ値が検索されたか否かを判断し(ステップS1112)、同一のハッシュ値が検索された場合(ステップS1112:Yes)、決定部406により、抽出されたCPRM暗号化コンテンツ(以下、「抽出コンテンツ」)を利用可能に決定し、決定結果テーブル内のその抽出コンテンツの許可フラグをOFFからONに設定する(ステップS1113)。
そして、抽出部402により、DVD220から抽出されていない未抽出のCPRM暗号化コンテンツがあるか否かを判断し(ステップS1114)、未抽出のCPRM暗号化コンテンツがある場合(ステップS1114:Yes)、ステップS1102に戻る。
一方、未抽出のCPRM暗号化コンテンツがない場合(ステップS1114:No)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。また、ステップS1105において、同一のハッシュ値が検索されなかった場合(ステップS1105:No)、ステップS1114に移行する。同様に、ステップS1112において、同一のハッシュ値が検索されなかった場合(ステップS1112:No)、ステップS1114に移行する。
つぎに、コンテンツ情報テーブル900の構築処理手順について説明する。図12は、コンテンツ情報テーブルの構築処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、DVD220へのコンテンツの記録指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1201)。
ここで、コンテンツの記録指示を待って(ステップS1201:No)、記録指示を受け付けた場合(ステップS1201:Yes)、コンテンツ情報テーブル900内のコンテンツ名、再生可能回数、複製可能回数、利用期限のフィールドに情報を設定して、記録対象のコンテンツに関するレコードを作成する(ステップS1202)。
このあと、記録対象のコンテンツのデータ量が予め設定されている所定の閾値以下か否かを判断する(ステップS1203)。ここで、閾値以下の場合(ステップS1203:Yes)、そのコンテンツの記録再生装置800固有のハッシュ値を生成して(ステップS1204)、生成されたハッシュ値を、該当レコードの第1ハッシュ値のフィールドに設定する(ステップS1205)。
また、ステップS1203において、閾値以下でない場合(ステップS1203:No)、HDD用暗号化部207により、プロセッサ201によって生成された暗号鍵を用いて、記録対象のコンテンツを暗号化する(ステップS1206)。このあと、暗号化されたコンテンツの記録再生装置800固有のハッシュ値を生成する(ステップS1207)。
そして、ステップS1206において暗号化に用いられた暗号鍵を、該当レコードの暗号用鍵のフィールドに設定し(ステップS1208)、さらに、ステップS1207において生成されたハッシュ値を、該当レコードの第1ハッシュ値のフィールドに設定する(ステップS1205)。
このあと、CPRM暗号復号化部216aにより、記録対象のコンテンツをCPRM暗号化する(ステップS1209)。そして、CPRM暗号化されたCPRM暗号化コンテンツのハッシュ値を生成し(ステップS1210)、最後に、生成されたハッシュ値を、該当レコードの第2ハッシュ値のフィールドに設定する(ステップS1211)。
以上説明した実施の形態2によれば、記録再生装置800からメディアに記録されたコンテンツであることを判定するためのハッシュ値の一致確認を二重におこなうことにより、同一のハッシュ値が偶発的または不正に生成されることを防ぐことができ、安全性の向上を図ることができる。
さらに、2回目の一致確認において、コンテンツのハッシュ値を生成するために大量のバッファ領域が必要となる場合には、そのコンテンツを暗号化したあと、RAM203やHDD204などの記憶領域に転送することができる。これにより、ハッシュ値生成時における盗み取りや改ざんなどの不正行為を防ぐことができ、安全性の向上を図ることができる。
(実施例)
つぎに、上述した本実施の形態の実施例について説明する。実施例では、本技術を用いたコンテンツの著作権管理の運用例について説明する。ここでは、実施の形態1で説明した記録再生装置100を使用して、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツC1を外部のメディアに記録する場合の運用例について説明する。なお、実施の形態1、2で説明した箇所と同一箇所については、同一符号を付して説明を省略する。
図13は、コンテンツの著作権管理の運用例を示す説明図である。(i)まず、記録再
生装置100からDVD1301にコンテンツC1を複製する。この場合、コンテンツ情報テーブル300に格納されているコンテンツ情報300−1の複製可能回数が10回から9回に更新される。
(ii)このあと、記録再生装置100のハードディスク容量の有効活用のため、バッ
クアップ対象のコンテンツC1を圧縮してHDD204に格納する。この場合、HDD204に格納されるコンテンツC1の画質は、データ圧縮にともなって劣化することとなる。
ここで、記録再生装置100から上記DVD1301とは異なるDVD1302にコンテンツC1を複製する場合を想定する。通常この場合には、データ圧縮にともなって画質が劣化したコンテンツC1がDVD1302に複製されることになる。しかし、画質が劣化したコンテンツC1よりも高画質のコンテンツC1をDVD1302に複製するほうが望ましい。
(iii)そこで、(i)においてコンテンツC1が複製されたDVD1301を記録
再生装置100に装着し、DVD1301内のコンテンツC1のハッシュ値と、コンテンツ情報テーブル300内のハッシュ値群との一致確認をおこなう。ここでは、DVD1301内のコンテンツC1のハッシュ値と一致するハッシュ値が検索され、記録再生装置100での利用が許可される。
(iv)このあと、記録再生装置100からDVD1301に複製されたコンテンツC
1を、その複製可能回数を減らすことを条件に、記録再生装置100に再複製する。ここでは、DVD1301内のコンテンツC1が記録再生装置100に複製され、コンテンツ情報300−1の複製可能回数が9回から8回に更新される。
(v)最後に、(iv)において再複製されたコンテンツC1を記録再生装置100か
らDVD1302に複製する。この場合、コンテンツ情報テーブル300に格納されているコンテンツ情報300−1の複製可能回数が8回から7回に更新される。
実施例によれば、記録再生装置100からDVD1301に複製されたコンテンツC1を、複製可能回数を減らすことを条件に、その記録再生装置100に再複製することができる。これにより、高画質のコンテンツC1(再複製コンテンツ)の他メディア(たとえば、DVD1302)への複製が可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
すなわち、この運用例では、たとえば、他メディアへの複製が禁止されているコンテンツであっても、そのコンテンツの複製に使用された記録再生装置100での復元(再複製)に限り許可することで、ユーザの利便性を考慮しながら、著作権者の権利を適切に保護することができる。
なお、本実施の形態で説明したコンテンツ保護方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能であってもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを着脱可能なメディアに記録する記録装置にアクセス可能な情報処理装置であって、
前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツを一意に特定する前記記録装置固有の識別情報を格納する格納手段と、
前記メディアが前記記録装置に装着されたことを検出する検出手段と、
前記検出手段によって前記メディアが装着されたことが検出された場合、前記記録装置により前記メディアから任意のコンテンツを抽出させる抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出されたコンテンツを一意に特定する識別情報を生成する生成手段と、
前記格納手段によって格納されている識別情報群の中から、前記生成手段によって生成された識別情報を検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された検索結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記格納手段は、
前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツから得られる前記記録装置固有のハッシュ値を格納し、
前記生成手段は、
前記任意のコンテンツのハッシュ値を生成することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記検索手段によって検索された検索結果に基づいて、前記メディア内のコンテンツの利用の可否を決定する決定手段を備え、
前記制御手段は、
前記決定手段によって決定された決定結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記決定手段は、
前記格納手段によって格納されているハッシュ値群の中から前記任意のコンテンツのハッシュ値が検索された場合、当該任意のコンテンツを利用可能に決定し、
前記制御手段は、
前記任意のコンテンツが利用可能に決定された場合、前記記録装置での前記任意のコンテンツの利用を許可することを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)前記格納手段は、
さらに、前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツの利用権限に関する情報を格納しており、
前記決定手段は、
前記検索手段によって検索された検索結果と、前記格納手段によって格納されているコンテンツの利用権限に関する情報とに基づいて、前記メディア内のコンテンツの利用の可否を決定することを特徴とする付記3または4に記載の情報処理装置。
(付記6)前記格納手段は、
前記コンテンツの利用を制限する利用可能回数に関する情報を格納しており、
前記決定手段は、
前記ハッシュ値群の中から前記任意のコンテンツのハッシュ値が検索され、かつ、当該任意のコンテンツの利用を制限する残余の利用可能回数がある場合に、前記任意のコンテンツを利用可能に決定し、
前記制御手段は、
前記任意のコンテンツが利用可能に決定された場合、前記格納手段によって格納されている前記任意のコンテンツの利用可能回数から所定回数を減算することにより、前記記録装置での前記任意のコンテンツの利用を許可することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)前記記録済みのコンテンツは、前記コンテンツ保護規定により暗号化された暗号化後のコンテンツ(以下、「暗号化コンテンツ」)であり、
前記生成手段は、
前記記録装置から前記メディアに前記暗号化コンテンツが記録される際に、当該暗号化コンテンツの前記記録装置固有のハッシュ値を生成し、
前記格納手段は、
前記メディアに記録された記録済みの暗号化コンテンツごとに、前記生成手段によって生成された暗号化コンテンツのハッシュ値を格納することを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記8)前記抽出手段は、
前記メディアから任意の暗号化コンテンツを抽出し、
前記生成手段は、
前記抽出手段によって抽出された暗号化コンテンツのハッシュ値を生成し、
前記検索手段は、
前記生成手段によって生成された暗号化コンテンツのハッシュ値を、前記格納手段によって格納されたハッシュ値群の中から検索することを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)前記生成手段は、
前記記録装置から前記メディアに前記暗号化コンテンツが記録される際に、前記暗号化コンテンツの前記記録装置固有のハッシュ値(以下、「第1のハッシュ値」)と、当該暗号化コンテンツの暗号化前のコンテンツの前記記録装置固有のハッシュ値(以下、「第2のハッシュ値」)とを生成し、
前記格納手段は、
前記メディアに記録された暗号化コンテンツごとに、前記生成手段によって生成された暗号化コンテンツの第1および第2のハッシュ値を格納することを特徴とする付記2〜8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記10)前記検索手段によって前記任意の暗号化コンテンツのハッシュ値が前記第1のハッシュ値群の中から検索された場合、前記暗号化コンテンツを復号する復号手段を備え、
前記生成手段は、
前記復号手段によって復号された復号後の暗号化コンテンツ(以下、「復号化コンテンツ」)のハッシュ値を生成し、
前記検索手段は、
前記生成手段によって生成された復号化コンテンツのハッシュ値を前記第2のハッシュ値群の中から検索することを特徴とする付記9に記載の情報処理装置。
(付記11)前記格納手段は、
前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとの前記記録装置固有のハッシュ値を不揮発性メモリに格納することを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記12)中央演算処理手段および記憶手段を備え、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを保護するコンピュータが、
前記中央演算処理手段により、着脱可能なメディアが記録装置に装着されたことを検出して、前記記憶手段に記憶する検出工程と、
前記中央演算処理手段により、前記検出工程によって前記メディアが装着されたことが検出された場合、前記記録装置により前記メディアから任意のコンテンツを抽出させて、前記記憶手段に記憶する抽出工程と、
前記中央演算処理手段により、前記抽出工程によって抽出されたコンテンツを一意に特定する識別情報を生成して、前記記憶手段に記憶する生成工程と、
前記中央演算処理手段により、前記記録装置からメディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツを一意に特定する前記記録装置固有の識別情報を格納するテーブルの中から、前記生成工程によって生成された識別情報を検索して、前記記憶手段に記憶する検索工程と、
前記中央演算処理手段により、前記検索工程によって検索された検索結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御する制御工程と、
を実行することを特徴とするコンテンツ保護方法。
(付記13)コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを着脱可能なメディアに記録する記録装置を制御するコンピュータを、
前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツを一意に特定する前記記録装置固有の識別情報を格納する格納手段、
前記メディアが前記記録装置に装着されたことを検出する検出手段、
前記検出手段によって前記メディアが装着されたことが検出された場合、前記メディアから任意のコンテンツを抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出されたコンテンツを一意に特定する識別情報を生成する生成手段、
前記格納手段によって格納されている識別情報群の中から、前記生成手段によって生成された識別情報を検索する検索手段、
前記検索手段によって検索された検索結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御する制御手段、
として機能させることを特徴とするコンテンツ保護プログラム。
本技術の概要を示す説明図である。 実施の形態1にかかる記録再生装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 コンテンツ情報テーブルの記憶内容の一例を示す説明図(その1)である。 実施の形態1にかかる記録再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 決定結果テーブルを示す説明図(その1)である。 決定結果テーブルを示す説明図(その2)である。 実施の形態1にかかる記録再生装置のコンテンツ保護処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる記録再生装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 コンテンツ情報テーブルの記憶内容の一例を示す説明図(その2)である。 実施の形態2にかかる記録再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる記録再生装置のコンテンツ保護処理手順の一例を示すフローチャートである。 コンテンツ情報テーブルの構築処理手順の一例を示すフローチャートである。 コンテンツの著作権管理の運用例を示す説明図である。
符号の説明
100,800 記録再生装置
300 コンテンツ情報テーブル
401 検出部
402 抽出部
403 生成部
404 検索部
405 制御部
406 決定部
407 取得部
408 更新部
1001 復号/暗号部

Claims (9)

  1. コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを着脱可能なメディアに記録する記録装置にアクセス可能な情報処理装置であって、
    前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツを一意に特定する前記記録装置固有の識別情報を格納する格納手段と、
    前記メディアが前記記録装置に装着されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記メディアが装着されたことが検出された場合、前記記録装置により前記メディアから任意のコンテンツを抽出させる抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたコンテンツを一意に特定する識別情報を生成する生成手段と、
    前記格納手段によって格納されている識別情報群の中から、前記生成手段によって生成された識別情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された検索結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記格納手段は、
    前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツから得られる前記記録装置固有のハッシュ値を格納し、
    前記生成手段は、
    前記任意のコンテンツのハッシュ値を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検索手段によって検索された検索結果に基づいて、前記メディア内のコンテンツの利用の可否を決定する決定手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記決定手段によって決定された決定結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記格納手段によって格納されているハッシュ値群の中から前記任意のコンテンツのハッシュ値が検索された場合、当該任意のコンテンツを利用可能に決定し、
    前記制御手段は、
    前記任意のコンテンツが利用可能に決定された場合、前記記録装置での前記任意のコンテンツの利用を許可することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記格納手段は、
    さらに、前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツの利用権限に関する情報を格納しており、
    前記決定手段は、
    前記検索手段によって検索された検索結果と、前記格納手段によって格納されているコンテンツの利用権限に関する情報とに基づいて、前記メディア内のコンテンツの利用の可否を決定することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記格納手段は、
    前記コンテンツの利用を制限する利用可能回数に関する情報を格納しており、
    前記決定手段は、
    前記ハッシュ値群の中から前記任意のコンテンツのハッシュ値が検索され、かつ、当該任意のコンテンツの利用を制限する残余の利用可能回数がある場合に、前記任意のコンテンツを利用可能に決定し、
    前記制御手段は、
    前記任意のコンテンツが利用可能に決定された場合、前記格納手段によって格納されている前記任意のコンテンツの利用可能回数から所定回数を減算することにより、前記記録装置での前記任意のコンテンツの利用を許可することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記記録済みのコンテンツは、前記コンテンツ保護規定により暗号化された暗号化後のコンテンツ(以下、「暗号化コンテンツ」)であり、
    前記生成手段は、
    前記記録装置から前記メディアに前記暗号化コンテンツが記録される際に、当該暗号化コンテンツの前記記録装置固有のハッシュ値を生成し、
    前記格納手段は、
    前記メディアに記録された記録済みの暗号化コンテンツごとに、前記生成手段によって生成された暗号化コンテンツのハッシュ値を格納することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記格納手段は、
    前記記録装置から前記メディアに記録された記録済みのコンテンツごとの前記記録装置固有のハッシュ値を不揮発性メモリに格納することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 中央演算処理手段および記憶手段を備え、コンテンツ保護規定の適用対象となるコンテンツを保護するコンピュータが、
    前記中央演算処理手段により、着脱可能なメディアが記録装置に装着されたことを検出して、前記記憶手段に記憶する検出工程と、
    前記中央演算処理手段により、前記検出工程によって前記メディアが装着されたことが検出された場合、前記記録装置により前記メディアから任意のコンテンツを抽出させて、前記記憶手段に記憶する抽出工程と、
    前記中央演算処理手段により、前記抽出工程によって抽出されたコンテンツを一意に特定する識別情報を生成して、前記記憶手段に記憶する生成工程と、
    前記中央演算処理手段により、前記記録装置からメディアに記録された記録済みのコンテンツごとに、当該コンテンツを一位に特定する前記記録装置固有の識別情報を格納するテーブルの中から、前記生成工程によって生成された識別情報を検索して、前記記憶手段に記憶する検索工程と、
    前記中央演算処理手段により、前記検索工程によって検索された検索結果に基づいて、前記記録装置から前記メディア内のコンテンツへのアクセスを制御する制御工程と、
    を実行することを特徴とするコンテンツ保護方法。
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