JP2010128115A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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和久 須藤
Ichiro Kadota
一郎 門田
Naoyuki Ozaki
直幸 尾崎
Takuya Suganuma
卓也 菅沼
Shin Kayahara
伸 茅原
Yoshinori Nakagawa
悦典 中川
Atsushi Kurokawa
篤 黒川
Masahide Yamashita
昌秀 山下
Shigekazu Enoki
繁和 榎木
Masanori Kawasumi
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Abstract

【課題】現像剤の循環経路にてトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されて、出力画像上に濃度ムラが発生する不具合が軽減される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1現像剤搬送手段55Yによって現像剤を長手方向に搬送しながら現像剤担持体51Yに現像剤を供給する第1現像剤搬送部53Yと、第1現像剤搬送部53Yの搬送方向下流側から送入された現像剤を第2現像剤搬送手段56Y、57Yによって長手方向に搬送して第1現像剤搬送部53Yの搬送方向上流側に送出する第2現像剤搬送部54Yと、を備える。第2現像剤搬送手段は複数のスクリュ状回転部材56Y、57Yであって、複数のスクリュ状回転部材のうち少なくとも1つのスクリュ状回転部材57Yのスクリュ部の頂部の位置が他のスクリュ状回転部材56Yのスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設される。
【選択図】図3

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される現像装置及びプロセスカートリッジとに関し、特に、2成分現像剤を用いた現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置における現像装置において、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(添加剤等を添加する場合も含むものとする。)が収容された複数の現像剤搬送部を設けて、2成分現像剤を長手方向に搬送して複数の現像剤搬送部によって循環経路を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1〜4等参照。)。
詳しくは、現像装置は、現像ローラ(現像剤担持体)、搬送スクリュやオーガ等のスクリュ状回転部材がそれぞれ内設された2つの現像剤搬送部、ドクターブレード(現像剤規制部材)等で構成され、その内部には2成分現像剤が収容されている。
そして、現像装置内におけるトナー消費に応じて、現像装置の一端に設けられたトナー補給口から装置内に適宜にトナーが補給される。補給されたトナーは、現像装置内の現像剤とともに、2つのスクリュ状回転部材によって、装置内を長手方向(現像ローラの長手方向と同方向である。)に循環しながら混合される。その混合された現像剤は、その一部が、第1現像剤搬送部に設置された第1搬送スクリュに対向する現像ローラ上に担持される。現像ローラに担持された現像剤は、ドクターブレードによって適量に規制された後に、その現像剤中のトナーが感光体ドラム(像担持体)との対向位置で感光体ドラム上の潜像に付着する。
また、このような現像装置では、現像剤の循環経路にて補給トナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されずに現像剤の上面(剤面)に浮遊しやすく(このような現象を、トナーの「上滑り」という。)、出力画像上にトナーの帯電不良による濃度ムラが発生してしまう問題が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2等参照。)。
このような問題を解決するために、特許文献1等には、トナー補給口の上流側からエアーを噴出する技術が開示されている。
また、特許文献2等には、搬送部材(スクリュ状回転部材)の周囲の隔壁を円筒状に形成する技術が開示されている。
また、特許文献3等には、現像剤の循環経路中に永久磁石を設置することによって現像剤の拘束域を形成する技術が開示されている。
また、特許文献4等には、ドクターブレードの位置で現像ローラから離脱した現像剤をトナー補給口の下流側に落下させる技術が開示されている。
特開2008−26572号公報 特開2006−106171号公報 特開2006−58696号公報 特開2006−58667号公報
上述した従来の現像装置は、種々の条件化において、現像剤の循環経路にてトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されずにトナーの「上滑り」が生じて、出力画像上に濃度ムラが発生してしまう可能性があった。
具体的に、特許文献1等の技術は、出力画像の画像比率の大小によってエアー噴出口の周囲の現像剤の嵩密度が変動したときに、エアーによる現像剤の撹拌・混合性に変化が生じる可能性があった。
また、特許文献2、特許文献3等の技術は、現像剤の剤面の高さがある程度以上確保されないと、トナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されない可能性があった。
さらに、特許文献4等の技術はトナーが浮遊する現像剤の上から現像剤を落下させるものであって、それだけではトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されない可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像剤の循環経路にてトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されて、出力画像上に濃度ムラが発生する不具合が軽減される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対向するとともに、現像剤を担持する現像剤担持体と、第1現像剤搬送手段によって現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1現像剤搬送部と、前記第1現像剤搬送部に仕切部材を介して対向するように配設されるとともに、前記第1現像剤搬送部の搬送方向下流側から送入された現像剤を第2現像剤搬送手段によって長手方向に搬送して前記第1現像剤搬送部の搬送方向上流側に送出する第2現像剤搬送部と、を備え、前記第1現像剤搬送手段及び前記第2現像剤搬送手段のうち少なくとも一方は、複数のスクリュ状回転部材であって、前記複数のスクリュ状回転部材のうち少なくとも1つのスクリュ状回転部材は、そのスクリュ部の頂部の位置が他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記複数のスクリュ状回転部材は、互いに同方向に回転するものである。
また、請求項3記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記1つのスクリュ状回転部材は、前記他のスクリュ状回転部材の回転方向とは異なる方向に回転するものである。
また、請求項4記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記複数のスクリュ状回転部材を回転駆動するギア列を備え、前記ギア列は、前記1つのスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置が前記他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに組み付けができないように構成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項4に記載の発明において、前記ギア列は、複数のスクリュ状回転部材の軸部に形成された嵌合部に係合する被嵌合部が形成されるとともに、歯面を有さないツバ部の一部に切欠きが形成された複数のギアを具備し、前記複数のギアは、前記1つのスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置が前記他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに前記ツバ部が他のギアに干渉するように、前記被嵌合部に対する前記切欠きの位置が定められたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、回転軸方向に直交する断面でみたときに、前記1つのスクリュ状回転部材の前記スクリュ部と、隣接する前記他のスクリュ状回転部材の前記スクリュ部と、が異なるタイミングで相手のスクリュ状回転部材に交互に接近するように構成されたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明において、前記複数のスクリュ状回転部材は、前記スクリュ部のスクリュピッチ及びスクリュ径が互いに同じになるように形成されて、同じ回転数で回転駆動されるものである。
また、請求項8記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記複数のスクリュ状回転部材は、前記第2現像剤搬送部に配設されて、前記第1現像剤搬送手段は、単数のスクリュ状回転部材であって、前記第2現像剤搬送部は、その搬送方向上流側にトナーが補給されるトナー補給口を具備したものである。
また、この発明の請求項9記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたものである。
また、この発明の請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたものである。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部(帯電装置)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部(クリーニング装置)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるユニットと定義する。
また、本願において、トナー補給口から補給される「トナー」とは、現像装置に新たに補給されるトナーであって、新品のトナーの他に、リサイクルトナー(例えば、クリーニング部で回収されたトナーを再び現像装置に補給する場合のものである。)も含むものとする。
本発明は、第1現像剤搬送部に設置された第1現像剤搬送手段と、第2現像剤搬送部に設置された第2現像剤搬送手段と、のうち少なくとも一方を複数のスクリュ状回転部材として、そのうち少なくとも1つのスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置が他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように構成している。これにより、現像剤の循環経路にてトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されて、出力画像上に濃度ムラが発生する不具合が軽減される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図7にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
図示は省略するが、トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置が配設されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置によって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、像担持体としての感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
詳しくは、図2及び図3を参照して、現像装置5Y内には、トナーとキャリア(磁性キャリア)とからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像装置5Y内の現像剤Gは、不図示の磁気センサによって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)が所定の範囲内になるように調整される。すなわち、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー補給装置によってトナー補給口64Yを介して第2現像剤搬送部54Y内に、トナー(補給トナー)が補給される。
トナー補給装置は、トナー容器32Yに接続されている。なお、図示は省略するが、トナー補給装置は、トナー容器32Y(トナーボトル)を回転駆動する駆動部や、トナー容器32Yから排出されたトナーを貯留するトナータンク部や、トナータンク部に貯留されたトナーをトナー落下経路に向けて搬送するトナー搬送部や、トナー搬送部によって搬送されたトナーを現像装置5Y(第2現像剤搬送部54Y)に向けて自重落下させるトナー落下経路、等で構成されている。
図2及び図3を参照して、その後、トナー補給口64Yを介して第2現像剤搬送部54Y内に補給されたトナー(補給トナー)は、3つの搬送スクリュ55Y〜57Y(スクリュ状回転部材)によって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、仕切部材で隔絶された第1現像剤搬送部53Yと第2現像剤搬送部54Yとを循環する(図3中の破線矢印で示す循環である。)。
詳しくは、図3を参照して、第1現像剤搬送部53Y内の現像剤Gは、第1現像剤搬送手段としての第1搬送スクリュ55Y(スクリュ状回転部材)によって、紙面の右側から左側に搬送される。こうして、現像ローラ51Yの長手方向に沿って現像剤Gを搬送する第1搬送経路が形成される。これに対して、第2現像剤搬送部54Y内の現像剤Gは、第2現像剤搬送手段としての第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Y(2つのスクリュ状回転部材))によって、紙面の左側から右側に搬送される。こうして、第1搬送経路とは逆方向に現像剤Gを搬送する第2搬送経路が形成される。
また、第1搬送経路が形成される第1現像剤搬送部53Yと、第2搬送経路が形成される第2現像剤搬送部54Yと、は長手方向両端部を除く領域に配設された仕切部材によって隔絶されるとともに、仕切部材の介在しない長手方向両端部で連通する。すなわち、第1現像剤搬送部53Yにて搬送された現像剤Gは、第1連通部Aで第2現像剤搬送部54Yの上流側に流動して、その後に第2現像剤搬送部54Yの第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Y(第2現像剤搬送手段)によって搬送される。第2現像剤搬送部54Yにて搬送された現像剤Gは、第2連通部Bで第1現像剤搬送部53Yの上流側に流動して、その後に第1現像剤搬送部53Yの第1搬送スクリュ55Y(第1現像剤搬送手段)によって搬送される。さらに換言すると、第1現像剤搬送部53Yに仕切部材を介して対向するように配設された第2現像剤搬送部54Yでは、第1現像剤搬送部53Yの搬送方向下流側から送入された現像剤Gが第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Y(第2現像剤搬送手段)によって長手方向に搬送されて第1現像剤搬送部53Yの搬送方向上流側に送出される。こうして、2つの現像剤搬送部53Y、54Yの間に現像剤Gの循環経路が形成される。
なお、本実施の形態1では、第2現像剤搬送部54Yに設置された第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yは、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部の頂部の位置が第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向(図3の左右方向である。)にずれるように配設されているが、これについては後で詳しく説明する。
このように循環経路中を循環する現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、周囲に複数の磁極が形成された現像ローラ51Y上にキャリアとともに担持される。
ここで、図3を参照して、現像ローラ51Yは、内部に固設されてローラ周面に複数の磁極を形成するマグネット51bと、マグネット23a1の周囲を回転するスリーブ51aと、で構成される。そして、複数の磁極が形成されたマグネット51bの周囲をスリーブ51aが回転することで、その回転にともない現像剤Gが現像ローラ51Y上(スリーブ51a上である。)を移動することになる。
現像剤担持体としての現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、現像ローラ51Yの矢印方向の回転にともなって搬送されて、現像剤規制部材としてのドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で適量に規制された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。
詳しくは、マグネット51bによって現像ローラ51Y(スリーブ51a)の周囲には、汲上げ磁極、主磁極、搬送磁極、剤離れ磁極等の複数の磁極が形成されている。
そして、まず、汲上げ磁極が磁性体としてのキャリアに作用して、第1現像剤搬送部53Yに収容された現像剤Gが現像ローラ51Y上に担持される。現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、その一部がドクターブレード52Y(現像剤規制部材)の位置で掻き取られて、現像剤搬送部53Yに戻される。一方、ドクターブレード52Yと現像ローラ51Yとのドクターギャップを通過して現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、主磁極の位置で穂立ちして現像領域において磁気ブラシとなって感光体ドラム1Yに摺接する。こうして、現像ローラ51Yに担持された現像剤G中のトナーが感光体ドラム1Y上の潜像に付着する。その後、主磁極(現像領域)の位置を通過した現像剤G(トナー濃度が低くなっている。)は、搬送磁極によって剤離磁極の位置まで搬送される。そして、剤離れ磁極の位置で、現像ローラ51Y上に担持されていた現像工程後の現像剤Gが現像ローラ51Yから脱離される。脱離後の現像剤Gは、再び第1現像剤搬送部53Yに戻されて、2つの現像剤搬送部53Y、54Y内を循環する。このような一連の現像剤Gの流れが繰り返される。
ここで、現像装置5Y内の現像剤は、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、粉体収容部としてのトナーボトル32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置によってトナー補給口64Yを介して第2現像剤搬送部54Y内に補給される。
図2を参照して、上述した現像工程の後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ12〜14、中間転写クリーニング部10、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材に12〜14よって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部10の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
以下、本実施の形態1において特徴的な、現像装置5Yの構成・動作について詳述する。
本実施の形態1における現像装置5Yは、第1現像剤搬送手段及び第2現像剤搬送手段のうち少なくとも一方を複数のスクリュ状回転部材としている。具体的には、図2〜図6に示すように、第2現像剤搬送部54Yにおいて現像剤を長手方向に搬送する第2現像剤搬送手段として、2つのスクリュ状回転部材としての第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yを用いている。
そして、複数の搬送スクリュ56Y、57Y(スクリュ状回転部材)のうち少なくとも1つの搬送スクリュは、そのスクリュ部の頂部の位置が他の搬送スクリュのスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されている。具体的には、図3及び図4を参照して、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1(羽根)の頂部の位置が、第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1(羽根)の頂部の位置に対して、回転軸方向(図3及び図4の左右方向である。)に距離Xだけずれるように(オフセットするように)構成されている。なお、距離X(ずれ量)は、ゼロよりも大きく、第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1のスクリュピッチよりも小さくなるように設定されている。
このように構成することで、第2現像剤搬送部54Yにおいて、一方の搬送スクリュ(第3搬送スクリュ57Y又は第2搬送スクリュ56Y)のスクリュ部(羽根)によって上方に汲み上げられる現像剤Gに、他方の搬送スクリュ(第2搬送スクリュ56Y又は第3搬送スクリュ57Y)のスクリュ部(羽根)が近づいて、現像剤Gを上下方向にせん断するような力が作用する。これにより、第2現像剤搬送部54Y内で搬送される現像剤Gは、トナー補給口64Yから補給されたトナーが現像剤Gの上面を浮遊することなく(「上滑り」することなく)、上下方向に効率的かつ確実に撹拌・混合されることになる。したがって、トナーの帯電性も向上することになる。
ここで、本実施の形態1における現像装置5Yは、図5等を参照して、2つの搬送スクリュ(第2搬送スクリュ56Y、及び、第3搬送スクリュ57Y)が互いに同方向に回転するように構成されている。詳しくは、図6を参照して、2つの搬送スクリュ56Y、57Yを回転駆動するギア列は、第2搬送スクリュ56Yの軸部56Y2に設置されたギア71Y、第3搬送スクリュ57Yの軸部57Y2に設置されたギア72Y、2つのギア71Y、72Yに噛合するアイドラギア73Y(現像装置5Yのケースに起立する不図示のスタッドに回転自在に保持されている。)、で構成される。このギア列71Y〜73Yは、現像ローラ51Yや第1搬送スクリュ55Yを回転駆動するギア列とともに、現像装置5Yのケースの側部(図3の左方にて破線で囲んだ領域Mである。)に設置されていて、不図示の現像モータから駆動力を受けることになる。なお、図6中の直線矢印は、現像剤の搬送方向を示すものである。
このように、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとが、互いのスクリュ部56Y1、57Y1の頂部が回転軸方向に重ならないように配設されるとともに、同方向に回転駆動されることで、2つの搬送スクリュ56Y、57Yが近接する位置で、第3搬送スクリュ57Yの回転に沿って上方に汲み上げられる現像剤Gと、第2搬送スクリュ56Yの回転に沿って下方に移動される現像剤Gと、が互いにぶつかり合いながら上下に混ざり合うことになる。これにより、現像装置5Y(第2現像剤搬送部54Y)における現像剤Gの撹拌性と帯電性とが高められる。
また、本実施の形態1では、回転軸方向に直交する断面(図5を参照できる。)でみたときに、第3搬送スクリュ57Y(1つのスクリュ状回転部材)のスクリュ部57Y1と、第2搬送スクリュ56Y(隣接する他のスクリュ状回転部材)のスクリュ部56Y1と、が異なるタイミングで相手の搬送スクリュ(スクリュ状回転部材)に交互に接近するように構成されている。詳しくは、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、同位相で同回転数で回転するように構成されている。さらに具体的に、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、スクリュ部56Y1、57Y2のスクリュピッチ及びスクリュ径が互いに同じになるように形成されて、同じ回転数で回転駆動されている。第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、スクリュ部56Y1、57Y2の頂部の位置が回転軸方向に交互にずれるように構成されている点以外は同じに構成されている。
これにより、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、互いのスクリュ部56Y1、57Y2が1回転周期ごとに定期的に接近するために、現像剤Gが上下方向に撹拌・混合される機会が充分に確保されるとともに、現像剤のバランスも安定することになる。したがって、現像装置5Y(第2現像剤搬送部54Y)における現像剤Gの撹拌性と帯電性とが高められる。
また、本実施の形態1では、図3を参照して、第2現像剤搬送部54Yの搬送方向上流側(図3の左側である。)に、トナーが補給されるトナー補給口64Yを設けている。
これにより、第2現像剤搬送部54Yにおいて2つの搬送スクリュ56Y、57Yによってトナーを現像剤G中に撹拌・混合される時間を充分に確保することができる。すなわち、トナーは、第2現像剤搬送部54Yの経路長を移動する充分な時間をかけて現像剤G中に撹拌・混合されることになる。
また、本実施の形態1では、2つの搬送スクリュ56Y、57Y(第2現像剤搬送手段)を回転駆動するギア列71Y〜73Yが、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1の頂部の位置が第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに、それらの組み付けができないように構成されている。
詳しくは、図6及び図7を参照して、第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yの駆動側の軸部56Y2、57Y2には、それぞれ、嵌合部としてのDカット部56Y20、57Y20が形成されている。そして、これらのDカット部56Y20、57Y20は、Dカット部56Y20、57Y20を真上に向けたときに双方のスクリュ部56Y1、57Y1の位相がずれるように形成されている。
一方、2つの搬送スクリュ56Y、57Yに設置されるギア71Y、72Yは、Dカット部56Y20、57Y20に嵌合する被嵌合部としてのD字状穴部71Y1、72Y1や、歯面を有さないツバ部71Y2、72Y2が形成されている。さらに、ツバ部71Y2、72Y2の一部には、切欠き71Y20、72Y20が形成されている。ツバ部71Y2、72Y2の外周面(切欠き71Y20、72Y20を除く位置である。)はギア71Y、72Yの歯先とほぼ同じ高さに形成されていて、切欠き71Y20、72Y20はギア71Y、72Yの歯底よりも低い位置に形成されている。そして、切欠き71Y20、72Y20は、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1の頂部の位置が第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに、ツバ部71Y2、72Y2が他のギア(本実施の形態1ではアイドラギア73Yである。)に干渉するように、D字状穴部71Y1、72Y1(被嵌合部)に対する切欠き71Y20、72Y20の位置が定められている。
具体的に、図7(A)に示すように2つの搬送スクリュ56Y、57YのDカット部56Y20、57Y20(D字状穴部71Y1、72Y1)が真上に向けられた状態のときにのみ、図7(B1)〜(B2)に示すようにギア列71Y〜73Yが互いに干渉することなく組み付けられることになる。
これに対して、図7(C)に示すように2つの搬送スクリュ56Y、57YのDカット部56Y20、57Y20(D字状穴部71Y1、72Y1)が真上に向けられない状態のときには、図7(D1)〜(D2)に示すようにギア列71Y〜73Yが破線丸部で互いに干渉して組み付けられないことになる。
このような構成により、2つの搬送スクリュ56Y、57Yが双方のスクリュ部56Y1、57Y1の位相がずれるように確実に組み付けられるために、上述した現像剤Gの撹拌性と帯電性とを高める効果が確実に発揮されることになる。
以上説明したように、本実施の形態1では、第1現像剤搬送部53Yに設置された第1現像剤搬送手段と、第2現像剤搬送部54Yに設置された第2現像剤搬送手段と、のうち少なくとも一方を複数の搬送スクリュ56Y、57Y(スクリュ状回転部材)として、そのうち少なくとも1つの搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1の頂部の位置が他の搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように構成している。これにより、現像剤Gの循環経路53Y、54Yにてトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されることになり、出力画像上に濃度ムラが発生する不具合が軽減される。
なお、本実施の形態1において、作像部6Y、6M、6C、6Kの一部又は全部をプロセスカートリッジとすることもできる。その場合であっても、上述した本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、搬送スクリュ56Y、57Yとギア71Y、72Yとを一体的に回転させる(駆動伝達させる)ために、搬送スクリュ56Y、57Yの軸部56Y2、57Y2には嵌合部としてDカット部56Y20、57Y20を設け、ギア71Y、72YにはDカット部56Y20、57Y20に嵌合する被嵌合部としてD字状穴部71Y1、72Y1を設けた。しかし、搬送スクリュ56Y、57Yの軸部56Y2、57Y2に形成される嵌合部と、ギア71Y、72Yに形成される被嵌合部と、の構成はこれに限定されることはない。例えば、搬送スクリュ56Y、57Yの軸部56Y2、57Y2に形成される嵌合部を台形状や卵形状にして、その形状に合わせてギア71Y、72Yに形成される被嵌合部を台形状や卵形状の穴部とすることもできる。また、搬送スクリュ56Y、57Yの軸部56Y2、57Y2に形成される嵌合部をキー(又はキー溝)として、ギア71Y、72Yに形成される被嵌合部をキー溝(又はキー)とすることもできる。そして、それらの場合であっても、上述した本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図8〜図12にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図8は、実施の形態2における現像装置5Yの第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yを示す拡大上面図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。図9は、図8の第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yを回転軸方向にみた図であって、前記実施の形態1における図5に相当する図である。図10は、図8の第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yにギア列71Y、72Yが設置される状態を示す斜視図であって、前記実施の形態1における図6に相当する図である。さらに、図11は、図8の第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yにギア列71Y、72Yが組み付けられる状態を示す概略図である。
本実施の形態2における現像装置5Yは、第3搬送スクリュ57Yが第2搬送スクリュ56Yの回転方向と異なる方向に回転する点が、前記実施の形態1とは相違する。
本実施の形態2における現像装置5Yも、前記実施の形態1のものと同様に、現像剤の長手方向の循環経路を形成する第1現像剤搬送部53Y及び第2現像剤搬送部54Yが設けられている。そして、第1現像剤搬送部53Yには、現像ローラ51Y、ドクターブレード52Y、第1搬送スクリュ55Y(第1現像剤搬送手段)、等が設置されている。また、第2現像剤搬送部54Yには、第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Y(第2現像剤搬送手段)、トナー補給口64Y、等が設けられている。
また、図8を参照して、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1(羽根)の頂部の位置が、第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1(羽根)の頂部の位置に対して、回転軸方向(図8の左右方向である。)に距離Xだけずれるように(オフセットするように)構成されている。
ここで、図8〜図10を参照して、本実施の形態2における現像装置5Yは、前記実施の形態1のものとは異なり、第3搬送スクリュ57Y(1つのスクリュ状回転部材)が、第2搬送スクリュ56Y(他のスクリュ状回転部材)の回転方向とは異なる方向に回転するように構成されている。詳しくは、第2搬送スクリュ56Yが図9の時計方向に回転するのに対して、第3搬送スクリュ57Yは図9の反時計方向に回転する。
図10を参照して、2つの搬送スクリュ56Y、57Yを回転駆動するギア列は、第2搬送スクリュ56Yの軸部56Y2に設置されたギア71Yと、第3搬送スクリュ57Yの軸部57Y2に設置されたギア72Yと、で構成されて、2つのギア71Y、72Yは互いに噛合する。このギア列71Y、72Yは、現像ローラ51Yや第1搬送スクリュ55Yを回転駆動するギア列とともに、現像装置5Yのケースの側部(図3の左方にて破線で囲んだ領域Mである。)に設置されていて、不図示の現像モータから駆動力を受けることになる。なお、図10中の直線矢印は、現像剤の搬送方向を示すものである。
このように、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとが、互いのスクリュ部56Y1、57Y1の頂部が回転軸方向に重ならないように配設されるとともに、逆方向に回転駆動されることで、2つの搬送スクリュ56Y、57Yが近接する位置で、第3搬送スクリュ57Yの回転に沿って上方に汲み上げられる現像剤Gと、第2搬送スクリュ56Yの回転に沿って上方に汲み上げられる現像剤Gと、が回転軸方向にタイミングをずらして互いに入り乱れるようにぶつかり合いながら上下に混ざり合うことになる。これにより、現像装置5Y(第2現像剤搬送部54Y)における現像剤Gの撹拌性と帯電性とが高められる。
特に、2つの搬送スクリュ56Y、57Yのスクリュ部56Y1、57Y1の位相をずらすとともに、2つの搬送スクリュ56Y、57Yを逆方向に回転駆動することで、図12(A1)及び図12(A2)に示すように、第2現像剤搬送部54Yにおける現像剤Gの上面(喫水線)に、大きな凹凸がスクリュピッチに対応して周期的に形成される。これにより、現像剤Gが高い位置(凸部)から低い位置(凹部)に雪崩れのように移動して、現像剤Gの撹拌性がさらに高められる。
図12(B1)及び図12(B2)は、2つの搬送スクリュ56Y、57Yのスクリュ部56Y1、57Y1の位相をずらさずに(距離X=0として)、2つの搬送スクリュ56Y、57Yを逆方向に回転駆動したときの、第2現像剤搬送部54Yにおける現像剤Gの上面(喫水線)の状態を示したものである。これからも、2つの搬送スクリュ56Y、57Yのスクリュ部56Y1、57Y1の位相をずらすことで、現像剤Gの上面(喫水線)に大きな凹凸が形成されることがわかる。
なお、図12(A1)及び図12(B1)は第2現像剤搬送部54Yにおける現像剤Gのみを高さ方向に示す正面図であって、図12(A2)及び図12(B2)は第2現像剤搬送部54Yにおける現像剤Gを2つの搬送スクリュ56Y、57Yとともに示す斜視図である。
また、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、回転軸方向に直交する断面でみたときに、第3搬送スクリュ57Y(1つのスクリュ状回転部材)のスクリュ部57Y1と、第2搬送スクリュ56Y(隣接する他のスクリュ状回転部材)のスクリュ部56Y1と、が異なるタイミングで相手の搬送スクリュ(スクリュ状回転部材)に交互に接近するように構成されている。詳しくは、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、同位相で同回転数で逆方向に回転するように構成されている。さらに具体的に、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、スクリュ部56Y1、57Y2のスクリュピッチ及びスクリュ径が互いに同じになるように形成されて、同じ回転数で回転駆動されている。第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、スクリュ部56Y1、57Y2の頂部の位置が回転軸方向に交互にずれるように構成されている点と、スクリュ部56Y1、57Y2の螺旋方向(ねじり方向)が逆方向に設定されている点と、を除き同じに構成されている。
これにより、第2搬送スクリュ56Yと第3搬送スクリュ57Yとは、互いのスクリュ部56Y1、57Y2が1回転周期ごとに定期的に接近するために、現像剤Gが上下方向に撹拌・混合される機会が充分に確保されるとともに、現像剤のバランスも安定することになる。したがって、現像装置5Y(第2現像剤搬送部54Y)における現像剤Gの撹拌性と帯電性とが高められる。
また、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、2つの搬送スクリュ56Y、57Y(第2現像剤搬送手段)を回転駆動するギア列71Y、72Yが、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1の頂部の位置が第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに、それらの組み付けができないように構成されている。
詳しくは、図10及び図11を参照して、第2搬送スクリュ56Y及び第3搬送スクリュ57Yの駆動側の軸部56Y2、57Y2には、それぞれ、Dカット部56Y20、57Y20(嵌合部)が形成されている。そして、これらのDカット部56Y20、57Y20は、Dカット部56Y20、57Y20を真上に向けたときに双方のスクリュ部56Y1、57Y1の位相がずれるように形成されている。
一方、2つの搬送スクリュ56Y、57Yに設置されるギア71Y、72Yは、Dカット部56Y20、57Y20に嵌合するD字状穴部71Y1、72Y1(嵌合部)や、歯面を有さないツバ部71Y2、72Y2が形成されている。さらに、ツバ部71Y2、72Y2の一部には、切欠き71Y20、72Y20が形成されている。ツバ部71Y2、72Y2の外周面(切欠き71Y20、72Y20を除く位置である。)はギア71Y、72Yの歯先とほぼ同じ高さに形成されていて、切欠き71Y20、72Y20はギア71Y、72Yの歯底よりも低い位置に形成されている。そして、切欠き71Y20、72Y20は、第3搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1の頂部の位置が第2搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに、ツバ部71Y2、72Y2が互いに干渉するように、D字状穴部71Y1、72Y1に対する切欠き71Y20、72Y20の位置が定められている。なお、第2搬送スクリュ56Yに設置されるギア71Yのツバ部71Y2は軸部56Y20への挿入方向に対して外側に配設され、第3搬送スクリュ57Yに設置されるギア72Yのツバ部72Y2は軸部57Y20への挿入方向に対して内側に配設されている。
具体的に、図11(A)に示すように2つの搬送スクリュ56Y、57YのDカット部56Y20、57Y20(D字状穴部71Y1、72Y1)がどちらも真上に向けられた状態のときにのみ、図11(B1)〜(B3)に示すようにギア列71Y、72Yが互いに干渉することなく組み付けられることになる。
これに対して、図11(C)や図11(E)に示すように2つの搬送スクリュ56Y、57YのDカット部56Y20、57Y20(D字状穴部71Y1、72Y1)のどちらもが真上に向けられていない状態のときには、図11(D1)〜(D2)や図11(F1)〜(F2)に示すようにギア列71Y、72Yが破線丸部で互いに干渉して組み付けられないことになる。
このような構成により、2つの搬送スクリュ56Y、57Yが双方のスクリュ部56Y1、57Y1の位相がずれるように確実に組み付けられるために、上述した現像剤Gの撹拌性と帯電性とを高める効果が確実に発揮されることになる。
なお、本実施の形態2では、図9に示すように、2つの搬送スクリュ56Y、57Yのスクリュ部56Y1、57Y1が下方から上方に移動するときに接近するように、2つの搬送スクリュ56Y、57Yを互いに逆方向に回転駆動した。これに対して、2つの搬送スクリュ56Y、57Yのスクリュ部56Y1、57Y1が上方から下方に移動するときに接近するように、2つの搬送スクリュ56Y、57Yを互いに逆方向に回転駆動することもできる。具体的に、第2搬送スクリュ56Yを図9の反時計方向に回転させて、第3搬送スクリュ57Yを図9の時計方向に回転させることもできる。その場合にも、2つの搬送スクリュ56Y、57Yが双方のスクリュ部56Y1、57Y1の位相がずれるように回転駆動されることで、本実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、第1現像剤搬送部53Yに設置された第1現像剤搬送手段と、第2現像剤搬送部54Yに設置された第2現像剤搬送手段と、のうち少なくとも一方を複数の搬送スクリュ56Y、57Y(スクリュ状回転部材)として、そのうち少なくとも1つの搬送スクリュ57Yのスクリュ部57Y1の頂部の位置が他の搬送スクリュ56Yのスクリュ部56Y1の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように構成している。これにより、現像剤Gの循環経路53Y、54Yにてトナーが現像剤中に充分に撹拌・混合されることになり、出力画像上に濃度ムラが発生する不具合が軽減される。
なお、前記各実施の形態では、第2現像剤搬送部54Yに2つの搬送スクリュ56Y、57Yを設置したが、第2現像剤搬送部54Yに3本以上の搬送スクリュ(スクリュ状回転部材)を設置することもできる。その場合にも、3本以上設置した搬送スクリュのうち少なくとも1つの搬送スクリュのスクリュ部の頂部の位置が他の搬送スクリュのスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように構成することで、前記各実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態では、第2現像剤搬送部54Yに複数の搬送スクリュ56Y、57Yを設置したが、第1現像剤搬送部53Yに複数の搬送スクリュ(スクリュ状回転部材)を設置することもできるし、第1現像剤搬送部53Yと第2現像剤搬送部54Yとにそれぞれ複数の搬送スクリュ(スクリュ状回転部材)を設置することもできる。その場合にも、1つの現像搬送部に複数設置した搬送スクリュのうち少なくとも1つの搬送スクリュのスクリュ部の頂部の位置が他の搬送スクリュのスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように構成することで、前記各実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す断面図である。 現像装置及び感光体ドラムを上方からみた断面図である。 第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュを示す拡大上面図である。 第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュを回転軸方向にみた図である。 第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュにギア列が設置される状態を示す斜視図である。 第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュにギア列が組み付けられる状態を示す概略図である。 この発明の実施の形態2における現像装置の第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュを示す拡大上面図である。 図8の第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュを回転軸方向にみた図である。 図8の第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュにギア列が設置される状態を示す斜視図である。 図8の第2搬送スクリュ及び第3搬送スクリュにギア列が組み付けられる状態を示す概略図である。 第2現像剤搬送部に収容された現像剤の状態を示す概略図である。
符号の説明
1Y 感光体ドラム(像担持体)、
5Y 現像装置、
51Y 現像ローラ(現像剤担持体)、
52Y ドクターブレード(現像剤規制部材)、
53Y 第1現像剤搬送部、
54Y 第2現像剤搬送部、
55Y 第1搬送スクリュ(第1現像剤搬送手段、スクリュ状回転部材)、
56Y 第2搬送スクリュ(第2現像剤搬送手段、スクリュ状回転部材)、
57Y 第3搬送スクリュ(第2現像剤搬送手段、スクリュ状回転部材)、
56Y1、57Y1 スクリュ部、 56Y2、57Y2 軸部、
56Y20、57Y20 Dカット部(嵌合部)、
71Y〜73Y ギア、
71Y1、72Y1 D字状穴部(被嵌合部)、
71Y2、72Y2 ツバ部、 71Y20、72Y20 切欠き、
100 画像形成装置本体(装置本体)。

Claims (10)

  1. キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向するとともに、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    第1現像剤搬送手段によって現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1現像剤搬送部と、
    前記第1現像剤搬送部に仕切部材を介して対向するように配設されるとともに、前記第1現像剤搬送部の搬送方向下流側から送入された現像剤を第2現像剤搬送手段によって長手方向に搬送して前記第1現像剤搬送部の搬送方向上流側に送出する第2現像剤搬送部と、
    を備え、
    前記第1現像剤搬送手段及び前記第2現像剤搬送手段のうち少なくとも一方は、複数のスクリュ状回転部材であって、
    前記複数のスクリュ状回転部材のうち少なくとも1つのスクリュ状回転部材は、そのスクリュ部の頂部の位置が他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記複数のスクリュ状回転部材は、互いに同方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記1つのスクリュ状回転部材は、前記他のスクリュ状回転部材の回転方向とは異なる方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記複数のスクリュ状回転部材を回転駆動するギア列を備え、
    前記ギア列は、前記1つのスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置が前記他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに組み付けができないように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記ギア列は、複数のスクリュ状回転部材の軸部に形成された嵌合部に嵌合する被嵌合部が形成されるとともに、歯面を有さないツバ部の一部に切欠きが形成された複数のギアを具備し、
    前記複数のギアは、前記1つのスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置が前記他のスクリュ状回転部材のスクリュ部の頂部の位置に対して回転軸方向にずれるように配設されないときに前記ツバ部が他のギアに干渉するように、前記被嵌合部に対する前記切欠きの位置が定められたことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 回転軸方向に直交する断面でみたときに、前記1つのスクリュ状回転部材の前記スクリュ部と、隣接する前記他のスクリュ状回転部材の前記スクリュ部と、が異なるタイミングで相手のスクリュ状回転部材に交互に接近するように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記複数のスクリュ状回転部材は、前記スクリュ部のスクリュピッチ及びスクリュ径が互いに同じになるように形成されて、同じ回転数で回転駆動されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 前記複数のスクリュ状回転部材は、前記第2現像剤搬送部に配設されて、
    前記第1現像剤搬送手段は、単数のスクリュ状回転部材であって、
    前記第2現像剤搬送部は、その搬送方向上流側にトナーが補給されるトナー補給口を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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