JP2010124309A - 画像表示装置及び画像調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示される画像の画質を最適化する。
【解決手段】画像処理エンジン(A−ch)16、画像処理エンジン(B−ch)17は、画像信号のデジタル処理を行うプロセッサであり、それぞれが独立した構成であり、独立に各種の処理を行う。従って、この画像信号は各々の画像処理エンジン内で独立に調整され、その後、オーバーレイ装置20で合成されて1つの画像に対応する画像信号として出力される。メモリ(A−ch)18、メモリ(B−ch)19がそれぞれ画像処理エンジン(A−ch)16、画像処理エンジン(B−ch)17に接続されている。調整モードにおいては、上記の2つの画像処理エンジンで処理された独立の画像が同時にFPD22で表示される。ここで、表示されるのは静止画像ではなく、動画像であるため、I/P変換、3次元YC分離処理、DNR処理、超解像処理等の調整も容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画質の調整を適切に行うことができる画像調整方法及びその機能を備えた画像表示装置に関する。
液晶ディスプレイ等の画像表示装置においては、表示される画像における画質の微調整を利用者が行うことによって画像を最適化する作業が行われ、この作業を容易にするための各種の技術が報告されている。この微調整の内容としては、画面の輝度、コントラスト、色調や、ノイズ低減処理等における各種パラメータの設定がある。
この微調整は、調整後の画像を利用者が肉眼で確認して行われるが、実際にはその差異は微妙な場合が多い。従って、例えば、調整前の画像と調整後の画像を同一画面に表示させ、利用者がこれらを対比しやすい形態としてこの作業を行わせるという方法が有効である。このため、特許文献1には、調整されるパラメータの複数の値に応じた画像をそれぞれ作成し、この複数の画像とデフォールトの画像とを同一画面中で同時に表示する画像表示装置が記載されている。
また、特許文献2には、同様の調整を行った画像を同一画面で表示させるに際し、ある画像の一部分を取り出してその調整前の画像と調整後の画像とを並べて表示させたり、調整前の画像の一部分と調整後の画像の他の一部分とを1つの画像を形成するように配置して表示する技術が記載されている。
特許文献3には、テレビジョン受像機において、調整前の画像と、調整後の画像とを同時に表示し、かつ電子番組情報に応じた調整パラメータの推奨値も同時に表示する技術が記載されている。
こうした技術を用いて、画像における画質の調整を利用者が容易に行うことができた。
特開2002−218350号公報 特開2005−228295号公報 特開2006−13618号公報
上記のどの技術においても、比較される画像は静止画像同士である。しかしながら、例えば、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、3次元YC分離処理、NR(ノイズリダクション)処理等においては、動画像データが用いられる。従って、この調整においては、動画像同士で比較することが必要であり、静止画像同士の比較を行っても、これらの最適な調整は不可能である。また、前記の通り、この場合においても、その差異は人間の感覚においては微妙であり、調整前後の画像を比較することが必要であるのに対し、上記の技術ではこれは不可能であった。
すなわち、従来の技術においては、表示される画像の画質を最適化することは困難であった。
本発明は、斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の画像表示装置は、入力された画像信号を処理して動画像を表示させる画像表示装置であって、上記画像信号がそれぞれ入力され、動画像を出力する複数の画像処理エンジンと、該複数の画像処理エンジンから出力された複数の動画像を同時に表示する表示部とを具備し、前記複数の画像処理エンジンのうち少なくとも1つは、前記動画像の調整機能を具備することを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記複数の画像処理エンジンが出力した画像信号による画像を前記表示部で重畳させて表示させるオーバーレイ部を具備し、前記複数の画像処理エンジンは、それぞれ、前記入力された画像信号に応じた画像を一部に含む画像の画像信号を出力することを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記複数の画像処理エンジンが出力する画像信号に対応する画像において、前記入力された画像信号に応じた画像の占める位置及び大きさが利用者により設定できる構成とされることを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記複数の画像処理エンジンにそれぞれ接続され、前記画像信号を記憶する複数のメモリを具備することを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記表示部において、前記複数の画像処理エンジンで処理された動画像における異なる時刻に対応した画像が同時に表示されることを特徴とする。
本発明の画像表示装置において、前記調整機能は、1つの軸を時間軸とした3次元画像処理を行うことを特徴とする。
本発明の画像表示装置において、前記調整機能は、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、3次元YC分離処理、DNR(デジタルノイズリダクション)処理、MNR(モスキートノイズリダクション)処理、BNR(ブロックノイズリダクション)処理、超解像処理のうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする。
本発明の画像表示装置において、前記調整機能は、前記動画像における輝度(ブライトネス)、コントラスト、色度、色相、RGBバランス、色温度、γカーブのうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする。
本発明の画像表示装置において、前記画像信号は、映像再生装置から入力されることを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記表示部において、前記複数の画像処理エンジンで処理された動画像が同時に前記表示部で表示される際に、前記調整機能におけるパラメータの値を表示する調整用画像が重畳して表示されることを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記表示部において、前記調整機能において行われる処理のメニュー画面が重畳して表示されることを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、動画像を表示するために、入力された画像信号を調整する画像調整方法であって、同一の画像信号を独立した複数の画像処理エンジンに入力させ、出力された複数の画像を同一画面で同時に表示する表示工程と、該複数の画像処理エンジンのうちの少なくとも1つにおいて、画像の調整処理を利用者に行わせ、該調整処理後の画像を含む前記複数の画像を同一画面で同時に再表示する調整工程と、を具備することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記表示工程及び調整工程において、前記複数の画像処理エンジンは、それぞれ、前記入力された画像信号に応じた画像を一部に含む画像の画像信号を出力し、該画像信号による画像を重畳させて表示することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記複数の画像処理エンジンが出力する画像信号に対応する画像において、前記入力された画像信号に応じた画像の占める位置及び大きさを利用者により設定させることを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記利用者による設定がリモコン送信機の操作キーを用いて行われることを特徴とする。
本発明の画像調整方法において、前記画像処理エンジンは、前記入力された画像信号を記憶させ、記憶された画像信号に基づいた画像を出力することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記表示工程及び前記調整工程において、前記複数の画像処理エンジンで処理された動画像における異なる時刻に対応した画像を同時に表示することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整処理において、1つの軸を時間軸とした3次元画像処理を行うことを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整処理において、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、3次元YC分離処理、DNR(デジタルノイズリダクション)処理、MNR(モスキートノイズリダクション)処理、BNR(ブロックノイズリダクション)処理、超解像処理のうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整処理において、前記動画像における輝度(ブライトネス)、コントラスト、色度、色相、RGBバランス、色温度、γカーブのうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整工程において、前記複数の画像と共に、前記調整処理におけるパラメータの値を表示する調整用画像を重畳して表示することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整工程において、前記調整機能において行われる処理のメニュー画面を重畳して表示することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整工程において、前記入力された画像信号による1つの画像を形成するように、前記複数の画像を隙間無く隣接して表示することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整工程において、前記複数の画像のうちの少なくとも1つにおける部分的拡大画像を表示することを特徴とする。
本発明の画像調整方法は、前記調整工程において、前記複数の画像のうちの少なくとも1つを静止画として表示することを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、表示される画像の画質を最適化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態となる画像表示装置について説明する。この画像表示装置10においては、入力信号として各種の画像信号が用いられる。このため、アナログの画像信号をデジタル信号に変換する画像信号用A/Dコンバータ11、HDMI(High Definition Multimedia Interface)信号やDVI(Digital Visual Interface)信号入力用のHDMI/DVI信号用レシーバ12、ビデオ信号をデジタル信号用に変換するビデオ信号デコーダ13、テレビジョン受像機等のチューナ14が入力用インターフェースとして設けられている。これらから出力された信号は入力マルチプレクサ15に入力され、同一の画像信号が2系統で出力される。この2系統とは、それぞれ画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17である。すなわち、この画像表示装置10は、2つの独立した画像処理エンジンを具備する。なお、メモリ(A−ch)18、メモリ(B−ch)19がそれぞれ画像処理エンジン(A−ch)16、画像処理エンジン(B−ch)17に接続されており、これらにおける画像信号を記憶することができる。
画像処理エンジン(A−ch)16、画像処理エンジン(B−ch)17は、画像信号のデジタル処理を行うプロセッサであり、それぞれが独立した構成であり、独立に各種の処理を行う。従って、この画像信号は各々の画像処理エンジン内で独立に調整され、その後、オーバーレイ装置(オーバーレイ部)20で合成されて1つの画像に対応する画像信号として出力される。また、ここではメニュー画面等の他の画像もOSD(On Screen Display)描画ブロック21で作成され、この画像に重畳された形態の画像となる画像信号が出力される。
この画像信号による画像がFPD(Flat Panel Display)22で表示される。このため、この画像信号は出力フォーマッタ23で調整されてからパネルドライバ24に入力される。これによって、FPD22が動作し、画像となって出力される。また、上記の構成要素の他に、この画像表示装置10は、これらの全ての構成要素を制御する制御部25と、この制御に必要な情報を記憶するメモリ(制御用)26とを具備する。なお、図1においては、制御部25と上記の構成要素との接続の記載は省略されている。また、制御部25には、利用者がもつリモコン送信機からの信号を受信してその信号を制御部25に入力するリモコン受信部27も設けられている。
ここで、画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17が出力する画像信号における画像について説明する。最終的にFPD22で表示される画像の画素は1920×1080であるとする。図2(a)に示されるように、画像処理エンジン(A−ch)16が出力する画像は、この大きさの画像の左半分にのみ実際の画像201が表示され、右半分はブランク領域202となっている画像である。画像処理エンジン(B−ch)17が出力する画像は、図2(b)に示されるように、これとは逆に、右半分にのみ実際の画像203が表示され、左半分がブランク領域204となっている。従って、オーバーレイ装置20で合成後の画像は、図2(c)に示されるように、画像201が左側に、画像203が右側に表示された形態となる。すなわち、各画像処理エンジンは、それぞれ、入力された画像信号に応じた画像を一部に含む画像の画像信号を出力し、オーバーレイ装置20は、各画像処理エンジンが出力した画像信号による画像をFPD22で重畳させて表示させる。
ここで、画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17は、それぞれが独立に動画像の調整機能をもつ。ここで行われる調整機能とは、一般的にカラー動画像に対して知られる画質調整機能として輝度(ブライトネス)、コントラスト、色度、色相、RGBバランス、色温度、γカーブの調整や、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、3次元YC分離処理、DNR(デジタルノイズリダクション)処理、MNR(モスキートノイズリダクション)処理、BNR(ブロックノイズリダクション)処理、超解像処理(画像を拡大した場合のノイズを低減して擬似的に解像度を向上させるように見せる技術)におけるフィルターの調整がある。また、画像の切り出し、拡大、縮小等の機能も、それぞれが独立に行うことができる。
ここで、輝度(ブライトネス)、コントラスト、色度、色相、RGBバランス、色温度、γカーブ等の調整は、これらが出力する画像が静止画である場合と動画である場合のいずれにおいても同様に行われる。
これに対して、例えばI/P変換、3次元YC分離処理、DNR処理、超解像処理等は動画像において用いられる処理である。すなわち、これらの処理は、2次元の画像情報ではなく、一軸を時間軸とした3次元画像処理として行われる。
ここで、I/P変換処理が適正に行われないと、残像やコーミング(櫛状の模様)が出ることがある。DNR処理、MNR処理、BNR処理等のノイズ低減処理が適正に行われないと、解像度が劣化し、ぼやけた映像となることがある。3次元YC分離処理が適正に行われないと、残像感の大きな画像となる。超解像処理が適正に行われないと、特に拡大時の画像が劣化する。従って、これらの処理を最適化することが必要である。
ここでは、入力マルチプレクサ15から出力される画像信号における画像が図3に示す画像31である場合について、この画像表示装置10の動作について説明する。この画像表示装置10は、動画像の調整パラメータを調整するための調整モードと、フルスクリーンで動画像を表示させる通常モードの2つのモードで動作する。
調整モードにおいては、上記の2つの画像処理エンジンで処理された独立の画像が同時にFPD22で表示される。以下では、この際の動作について説明する。
図4(a)は、画像処理エンジン(A−ch)16、画像処理エンジン(B−ch)17がこの画像信号をそれぞれ横方向に50%縮小して最終的にFPD22で表示される画像について示す。ここで、調整モードにおいては、前記の通り、左側には画像処理エンジン(A−ch)16で処理された画像41が、右側には画像処理エンジン(B−ch)17で処理された画像42が並んで表示される。ただし、画像処理エンジン(A−ch)16においては前記の各種調整におけるパラメータは全て初期値となっている。これに対して、画像処理エンジン(B−ch)17においては前記の各種調整パラメータが利用者によって変更されている。この際の調整のための画像が図4における調整用画像43であり、ここでは各パラメータの値がバーで示されており、この値は利用者がリモコン送信機等を用いた操作によって自由に設定できる。この再設定された値に応じた値が新たにバー表示される。
従って、利用者は、同時に表示された画像41と画像42とを直接見比べ、かつ調整用画像43を見て、画像が所望のものとなるように、調整をすることができる。ここで、表示されるのは静止画像ではなく、動画像であるため、I/P変換、3次元YC分離処理、DNR処理、超解像処理等の調整も容易に行うことができる。また、独立した2つの画像処理エンジンを用いているため、それぞれの画像を縮小して表示することも容易である。また、図4(a)のように、画像41と42とを隙間無く並べて表示させることによって、画像同士を比較することも容易である。その後、通常モードにおいては、画像処理エンジン(B−ch)17によって調整後の画像が図4(b)に示されるようにフルスクリーンでFPD22に表示される。
なお、上記の形態において、図4(a)における画像41、42は、利用者の嗜好に応じて、静止画又は動画として設定できる。ただし、前記のI/P変換等の調整を行う場合には41、42共に動画とすることが好ましい。
調整モードにおいて表示される2つの画像の表示形態としては、この他に様々なものが可能である。図5は、この一例である。この例では、画像処理エンジン(A−ch)16は図3の画像の左半分だけを取り出し、画像処理エンジン(B−ch)17は図3の画像の右半分だけを取り出し、画像処理エンジン(B−ch)17においてのみ調整パラメータが変更されている。すなわち、この場合には、入力された画像信号による1つの画像を形成するように、2つの画像が隙間無く隣接して表示される。この結果、FPD22においては、左側に画像51が、右側に画像52が表示され、OSD処理によって調整用画像53が表示される。この表示を用いた場合でも、利用者は、同様に画像の調整を容易に行うことができる。図4の場合には、画像41、42は表示される画像の解像度は図3の画像31よりも縮小された分だけ劣化するが、この場合には解像度の変動は全くない。従って、解像度を等しく保ったままで調整を行うことができる。また、特に画像51と52との境界(図4中の左右の中心線)付近での比較をすることが特に容易である。なお、この際に、画像51の水平方向の長さと画像52の水平方向の長さの比を任意とすることができ、図4の場合では1:1であるものを、例えば1:2等とすることにより、より比較がしやすい形態とすることができる。
また、比較するどちらの画像の全体も見たい場合には、図6のように、画像61と画像62を、共に図3の画像を等倍縮小した画像として形成し、調整用画像63と同時に表示させることができる。この場合の画像61、62の解像度は劣化するものの、画像全体での比較ができる。この際、縦横の比率は縮小比率は同一とする。画像信号が解像度720×480のNTSC規格に準拠したものであれば、画像61、62の解像度は、画像のアスペクト比が4:3の場合には720×480、16:9の場合には853×480として、前記の1920×1080の画面に表示することができる。PAL規格に準拠したものであれば、画像のアスペクト比が4:3の場合には768×576、16:9の場合には963×576として左右をカットした形態とすれば、有効表示ライン数を維持した状態として比較することができる。この場合には、最終的に表示される画像における画素数が同一の状態での比較ができるため、より適正な調整をすることができる。なお、この場合には、各画像処理エンジンが出力する画像は図2の形態とは異なり、画像処理エンジン(A−ch)16には図6の画像における調整用画像63を除く左半分の画像だけを取り出して右半分をブランクとした画像を出力させ、画像処理エンジン(B−ch)17には同じく右半分の画像だけを取り出して左半分をブランクとした画像を出力させる。
一方、画像を縦方向又は横方向の倍率を変えた場合、その画質が異なって見える場合があるため、倍率を変えずに、元の画像(図3)の一部分だけを切り出して、同様の操作を行うこともできる。図7はこの場合に表示される画像の一例である。ここでは、画像71と画像72は、共に元の画像の倍率を変えずにその一部である同じ箇所を切り出した画像であり、同様に調整用画像73が表示されている。
また、特に画像の中に特に着目すべき部分があれば、この部分を拡大した画像を図7と同様に表示させることもできる。この例を図8に示す。ここで、図8(a)は図4(a)の画像41、42に対応する画像であり、その中で破線で囲まれた領域が、図3の画像における着目すべき部分である。この部分を拡大してかつFPD22の表示画面に収まるように加工された画像が、図8(b)に示されるようにパンスキャンされて画像81、82として調整用画像83と共に表示される。この場合には、この着目する部分についての比較が特に容易に行われる。
なお、調整用画像の表示に際しては、これを半透明とすることによって、上記の比較をより容易に行うことができる。例えば、図9に示されるように、画像91、92上に半透明の調整用画像93をOSD表示することもできる。
また、上記の例では、いずれも、左側の画像と右側の画像とを並べて表示させている、いわゆるPAP(Picture And Picture)表示を用いていたが、これに限られるものではない。例えば、一方の画面をフルスクリーン表示させ、他方の画像をこれよりも小さくして一部に表示するPIP(Picture In Picture)表示を用いることもできる。
また、図4〜9の場合には、左側の画像には調整パラメータが初期値に設定された画像を、右側に調整パラメータの変更後の画像が表示されたが、これに限られるものではなく、左側の画像用の調整用画像と右側の画像用の調整用画像を表示させ、左右両側の画面で独立にその調整を行うこともできる。その場合には、例えばリモコン送信機に切替スイッチを設けることによって、利用者がどちらの画像に対して設定を行うかの選択をした上で、調整パラメータの値を、リモコン送信機上の操作キーを用いて設定することができる。
また、上記の例では、いずれも左右に表示される画像は図3に示される同一の画像であった。しかしながら、左右で異なる画像を元にした表示、例えば動画像における異なる時刻に対応した画像をそれぞれ表示させることもできる。図10は、左側の画像101と右側の画像102の画像の元となる画像を異なるものとした場合の表示例である。これは、メモリ(A−ch)18とメモリ(B−ch)19が入力マルチプレクサ15から出力された動画像の画像信号を記憶しており、画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17とがこの動画像における異なる時刻の画像を表示している場合に対応する。この場合、前記の場合とは異なり、画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17の両方で、調整用画像93の表示に対応する調整パラメータに応じた画像を出力することができる。例えば、動画像中で背景が最も明るい画像となっている箇所を画像101として表示させ、同じ動画像中で背景が最も暗い画像となっている箇所を画像102として表示させる。この場合、この2つの画像で調整パラメータが最適化できれば、背景がこの2つの画像の中間となる他の場面においても、良好な画質が得られる。この画像表示装置10においては、メモリと画像処理エンジンとの組み合わせを複数有しているために、こうした処理が特に容易に行われる。こうした動作は、特にDVD等の再生画面を表示させる場合、すなわち、図1において、DVD再生機等の映像再生装置から入力される画像信号を用いる場合に好適である。従ってメモリ(A−ch)18、メモリ(B−ch)19が長時間の画像を記憶できることが好ましく、このためにはこれらの容量は大きいことが好ましい。
また、前記と同様に、一方の画像だけを動画とし、他方の画像を静止画像とすることもできる。また、上記の調整を利用者がより行いやすくするために、各種のインターフェースを図1の構成に加えて設け、各処理毎のメニュー画面をOSD描画ブロック21に作成させ、前記の調整用画像の代わりに、あるいはこれと同時に表示させてもよい。
この調整モードにおいては、左側の画像(81等)と右側の画像(82等)の大きさや元の画像(図3)における位置等を自由に設定することができる。これは、図2(a)に示される画像201の位置及び大きさ、図2(b)に示される画像203の位置及び大きさ、あるいは、画像201、203の元の画像(図3)中の範囲を利用者が自由に設定できる構成とすることにより実現される。
利用者によるこの操作は、リモコン送信機の操作キーによって行うことができる構成が好ましい。このため、例えば図11にその外観を示すリモコン送信機150を用いることができる。このリモコン送信機150においては、多数の操作キーが用いられており、電源キー151の他に、倍率変更(MAGNIFY)キー部152、ポインターキー153、ポインター移動キー部154、リサイズキー155等が用いられている。倍率変更キー部152には、+キー1521と−キー1522があり、ポインター移動キー部154には、左側キー1541、右側キー1542、上側キー1543、下側キー1544、決定(ENTER)キー1545がある。また、画面構成を変える操作を行うための画面変更キー156が設けられている。このリモコン送信機150は、これらの操作キーの操作に応じた信号を発信し、リモコン受信部27はこの信号を受信して制御部25は画像処理エンジン(A−ch)16及び画像処理エンジン(B−ch)17にこれに応じた画像の変更を行わせる。
例えば、画像81、82の倍率を変える場合には、+キー1521又は−キー1522を操作することによって所望の倍率とすることができる。また、ポインターキー153を押すことによって表示中の画像においてポインターを表示させ、例えばその位置を左側キー1541等を用いて利用者に移動させて決定キー1545を用いて図8(a)の拡大箇所に対応する4つの頂点を指定させてこの箇所を指定させることができる。また、リサイズキー155を操作することによって、倍率を標準に戻すことができる。
画面の構成として、図4〜10のどの設定とするかは、例えば画面変更キー156の操作によって図12に示すようなメニュー画面をOSD描画ブロック21に作成させ、この中から所望の画面構成を上側キー1543等を用いて利用者が設定することができる。図12において、例えば「Right」が選択された場合、画像処理エンジン(B−ch)17における調整パラメータが利用者によって設定される画面となり、右側に調整後の画像が表示される。「Left」が選択された場合にはこの逆に左側に調整後の画像が表示される。こうした処理を、画像において着目すべき箇所が右側、左側のどちらにあるかに応じて自由に設定することができる。
「Shrink」が選択された場合には、図6に示されたように、画面全体が縮小されて表示される。「Native Reso」が選択された場合には、元の画像の解像度が保たれた状態で表示される。この選択は、画像の調整を画像の一部に着目して行うか、全体に着目して行うかに応じて自由に設定することができる。
また、「1:2(Right)」が選択された場合には、図5における左側の画像と右側の画像の水平方向の長さの比を1:2として、利用者が特に画像の右側に注目することができる構成とすることができる。「2:1(Left)」が選択された場合にはこの逆の構成とすることができる。これも、画像における着目すべき箇所に応じて自由に設定することができる。
また、この画像表示装置10においては、2つの独立した画像処理エンジンが用いられているため、上記以外の場合でも、各画像を任意の形、大きさにすることができる。
従って、この画像表示装置10においては、図13に示すフローチャートで画像が調整、表示される。ここでは、調整モードに設定された(S11)後において、独立した画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17から出力された画像が図4〜10の形態で表示される(表示工程:S12)。この際、どちらの画像処理エンジンにおいても調整パラメータの値は初期値となっている。利用者は、これらの画像及び調整用画像を見て、画像の調整処理を行い、画像処理エンジン(B−ch)17はこの調整後の画像を出力し、調整パラメータが初期値のままである画像処理エンジン(A−ch)16から出力された画像と共に再表示する(調整工程:S13)。この調整パラメータの値で所望の画像が得られれば、通常モードに設定され、この調整パラメータの値で処理がなされた画像がフルスクリーンで表示される(S14)。すなわち、この画像表示装置10においては、この表示工程と調整工程とからなる画像調整方法が実行される。
このうち、表示工程から調整工程における動作を示すフローチャートが図14である。まず、表示工程において、FPD22の表示はマルチ画面(2画面)表示となり(S101)、これに調整用画像もOSD表示されて(S102)、例えば図4(a)に示される画像となる。ただし、この段階では画像41と42において用いられる調整パラメータはどちらも初期値であり、同一の画像となる。
その後、調整工程となる。この調整工程においては、利用者は、この2つの画像を見て、前記の調整処理を行う(S103)。この処理は、例えば調整用画像43中のどのパラメータ(例えば輝度、コントラスト等)を調整するかを上側キー1543、下側キー1544を用いて選択し、左側キー1541、右側キー1542を操作することによって選択されたパラメータの値を設定し、最後に決定キー1545を操作することによってなされる。画像処理エンジン(B−ch)17はこれに応じた補正後の画像42を含んだ画像を図2のように出力する。補正された画像42と補正前の画像である41が改めて表示される(S101)。
その後、利用者は、これらの画像を対比する。その際に、これらの画像を拡大して対比することを利用者が望む場合(S104:YES)には、利用者は、リモコン送信機150の +キー1521又は−キー1522を操作する。画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17は、これらの画像を拡大して元の画面に収まらない領域をカットした画像を表示させる(パンスキャン処理:S105)。この操作は、拡大率が所望の値になるまで繰り返される(S106:YES)。所望の値となった場合には、その値で調整された画像82が補正前の画像81と共に例えば図8のように再表示される(S101)。
また、逆に画像を拡大しすぎると利用者が感じた場合には、利用者はリモコン送信機150のリサイズキー155が操作される(S107:YES)ことによって、画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17によって、元の拡大倍率の画像である41、42が出力され(S108)、表示される(S101)。
以上の処理により、例えば全体の画像61、62が表示されたら、利用者は、これらの画像の対比をよりしやすい形態に画面構成を変えることができる(S109:YES)。この操作は、例えば利用者が画像61にポインターを表示させて、これをポインター移動キー部154のいずれかの操作キーを用いて移動させることによって、画像61を所望の位置に移動させることができる。これは、この操作によって設定されたPAPパラメータを制御部25が得て、これを元に画像処理エンジン(A−ch)16が画像61の表示位置を変更することによってなされる(S110)。その後、再表示がなされる(S101)。
また、図12に示されたメニュー上における画面の設定自体の変更を行う場合(S111:YES)には、画面変更キー156の操作によって、図12のメニューをOSD描画ブロック21が作成し、表示させる(S112)。ここで、メニュー上の設定が変更され(S113:YES)、利用者がパラメータの自動調整を選択した場合、その設定に応じたデフォールトのパラメータを制御部25がメモリ(制御用)26から読み出し(S114:YES)、パラメータをこの値に設定した(S110)上で、再表示がなされる(S101)。なお、パラメータの自動調整の選択(S114)の指示は、例えばOSD表示によって画面上に表示することができ、利用者はポインター移動キー部154中の操作キーを用いてこれに回答することができる。以降に説明する設定の指示においても同様である。
メニュー上の設定が変更されない(S113:NO)場合、一方の画像を静止画像とするか否かの設定の指示を画面上に表示させる(S115)。利用者がこれを希望する設定を行った場合には、画像処理エンジン(A−ch)16及び/又は画像処理エンジン(B−ch)17の出力する画像を静止画像とする(S116)。
その後、調整終了か否かの指示を画面に表示させ(S117)、終了の設定があれば(S117:YES)、各パラメータをメモリ(制御用)26に記憶させ(S118)、調整モードが終了となる。終了の設定がない場合(S117)には、再び調整が開始できる状態となる(S102)。また、パラメータの自動調整を選択しなかった場合(S114:NO)においても、調整終了か否かの選択(S117)がなされる。
以上に述べた調整工程において、利用者が調整前後の画像を所望の状態で比較を行い、適正に調整パラメータを設定することができる。これにより、調整モードが終了する。
調整モードの終了により、この画像表示装置は通常モードに移行し、上記の操作によって設定された調整パラメータの値で画像処理エンジン(A−ch)16又は画像処理エンジン(B−ch)17からの出力をフルスクリーンで図4(b)に示されるようにFPD22で表示する。これによって、利用者は、所望の画質となった動画像をフルスクリーンで見ることができる。
上記の動作においては、この画像表示装置10は、独立した2つの画像処理エンジンを用いているため、2つの画像を利用者が比較しやすい任意の形態で比較することができる。
特に、調整の対象となる画像処理として、I/P変換、DNR処理、MNR処理、BMR処理、3次元YC分離処理等においては、動画像のデータが用いられるため、動画像としての比較が必要である。こうした場合でも、これらの調整をこの画像表示装置10においては容易に行うことができる。
なお、上記の例では、画像処理エンジン(A−ch)16と画像処理エンジン(B−ch)17の両方が共に動画像の調整機能をもっていたが、例えば画像処理エンジン(B−ch)17のみがこの機能をもっている場合でも同様の動作を行うことができる。
また、上記の例では、独立した2つの画像処理エンジンが用いられていたが、この数が3つ以上であり、これに応じて3つ以上の画像を同時に表示させる場合でも、同様の効果を奏することは明らかである。この場合、調整パラメータの値を複数種類として、これに応じた動画像を同時に表示することもできる。この際、調整用画像もこの数に応じて表示させることができる。
本発明の実施の形態となる画像表示装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態となる画像表示装置における画像処理エンジンから出力される画像の構成を示す図である。 表示される画像の一例である。 調整モードにおける表示画面の一例である。 調整モードにおける表示画面の他の一例である。 調整モードにおける表示画面の他の一例である。 調整モードにおける表示画面の他の一例である。 調整モードにおける表示画面の他の一例である。 調整モードにおける表示画面の他の一例である。 調整モードにおける表示画面の他の一例である。 本発明の実施の形態となる画像表示装置において用いられるリモコン送信機の構成の一例である。 本発明の実施の形態となる画像表示装置におけるメニュー画面の一例である。 本発明の実施の形態となる画像表示装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態となる画像調整方法における動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像表示装置
11 画像信号用A/Dコンバータ
12 HDMI/DVI信号用レシーバ
13 ビデオ信号デコーダ
14 チューナ
15 入力マルチプレクサ
16 画像処理エンジン(A−ch)
17 画像処理エンジン(B−ch)
18 メモリ(A−ch)
19 メモリ(B−ch)
20 オーバーレイ装置(オーバーレイ部)
21 OSD描画ブロック
22 FPD
23 出力フォーマッタ
24 パネルドライバ
25 制御部
26 メモリ(制御用)
27 リモコン受信部
41、42、51、52、61、62、71、72、81、82、91、92、101、102 画像
43、53、63、73、83、93、103 調整用画像
150 リモコン送信機
151 電源キー
152 倍率変更(MAGNIFY)キー部
153 ポインターキー
154 ポインター移動キー部
155 リサイズキー
156 画面変更キー
1521 +キー
1522 −キー
1541 左側キー
1542 右側キー
1543 上側キー
1544 下側キー
1545 決定(ENTER)キー

Claims (25)

  1. 入力された画像信号を処理して動画像を表示させる画像表示装置であって、
    上記画像信号がそれぞれ入力され、動画像を出力する複数の画像処理エンジンと、
    該複数の画像処理エンジンから出力された複数の動画像を同時に表示する表示部とを具備し、
    前記複数の画像処理エンジンのうち少なくとも1つは、前記動画像の調整機能を具備することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記複数の画像処理エンジンが出力した画像信号による画像を前記表示部で重畳させて表示させるオーバーレイ部を具備し、
    前記複数の画像処理エンジンは、それぞれ、前記入力された画像信号に応じた画像を一部に含む画像の画像信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記複数の画像処理エンジンが出力する画像信号に対応する画像において、前記入力された画像信号に応じた画像の占める位置及び大きさが利用者により設定できる構成とされることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記複数の画像処理エンジンにそれぞれ接続され、前記画像信号を記憶する複数のメモリを具備することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記表示部において、前記複数の画像処理エンジンで処理された動画像における異なる時刻に対応した画像が同時に表示されることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記調整機能は、1つの軸を時間軸とした3次元画像処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記調整機能は、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、3次元YC分離処理、DNR(デジタルノイズリダクション)処理、MNR(モスキートノイズリダクション)処理、BNR(ブロックノイズリダクション)処理、超解像処理のうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記調整機能は、前記動画像における輝度(ブライトネス)、コントラスト、色度、色相、RGBバランス、色温度、γカーブのうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記画像信号は、映像再生装置から入力されることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記表示部において、前記複数の画像処理エンジンで処理された動画像が同時に前記表示部で表示される際に、前記調整機能におけるパラメータの値を表示する調整用画像が重畳して表示されることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  11. 前記表示部において、前記調整機能において行われる処理のメニュー画面が重畳して表示されることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  12. 動画像を表示するために、入力された画像信号を調整する画像調整方法であって、
    同一の画像信号を独立した複数の画像処理エンジンに入力させ、出力された複数の画像を同一画面で同時に表示する表示工程と、
    該複数の画像処理エンジンのうちの少なくとも1つにおいて、画像の調整処理を利用者に行わせ、該調整処理後の画像を含む前記複数の画像を同一画面で同時に再表示する調整工程と、
    を具備することを特徴とする画像調整方法。
  13. 前記表示工程及び調整工程において、
    前記複数の画像処理エンジンは、それぞれ、前記入力された画像信号に応じた画像を一部に含む画像の画像信号を出力し、該画像信号による画像を重畳させて表示することを特徴とする請求項12に記載の画像調整方法。
  14. 前記複数の画像処理エンジンが出力する画像信号に対応する画像において、前記入力された画像信号に応じた画像の占める位置及び大きさを利用者により設定させることを特徴とする請求項13に記載の画像調整方法。
  15. 前記利用者による設定がリモコン送信機の操作キーを用いて行われることを特徴とする請求項14に記載の画像調整方法。
  16. 前記画像処理エンジンは、前記入力された画像信号を記憶させ、記憶された画像信号に基づいた画像を出力することを特徴とする請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  17. 前記表示工程及び前記調整工程において、前記複数の画像処理エンジンで処理された動画像における異なる時刻に対応した画像を同時に表示することを特徴とする請求項16に記載の画像調整方法。
  18. 前記調整処理において、1つの軸を時間軸とした3次元画像処理を行うことを特徴とする請求項12から請求項17までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  19. 前記調整処理において、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、3次元YC分離処理、DNR(デジタルノイズリダクション)処理、MNR(モスキートノイズリダクション)処理、BNR(ブロックノイズリダクション)処理、超解像処理のうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする請求項18に記載の画像調整方法。
  20. 前記調整処理において、前記動画像における輝度(ブライトネス)、コントラスト、色度、色相、RGBバランス、色温度、γカーブのうちの少なくとも1つの調整を行うことを特徴とする請求項12から請求項19までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  21. 前記調整工程において、前記複数の画像と共に、前記調整処理におけるパラメータの値を表示する調整用画像を重畳して表示することを特徴とする請求項12から請求項20までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  22. 前記調整工程において、前記調整機能において行われる処理のメニュー画面を重畳して表示することを特徴とする請求項12から請求項21までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  23. 前記調整工程において、前記入力された画像信号による1つの画像を形成するように、前記複数の画像を隙間無く隣接して表示することを特徴とする請求項12から請求項22までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  24. 前記調整工程において、前記複数の画像のうちの少なくとも1つにおける部分的拡大画像を表示することを特徴とする請求項12から請求項22までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
  25. 前記調整工程において、前記複数の画像のうちの少なくとも1つを静止画として表示することを特徴とする請求項12から請求項24までのいずれか1項に記載の画像調整方法。
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