JP2010114621A - 光通信システム、onuの送信器、oltの受信器、およびonuの上り信号送信方法 - Google Patents

光通信システム、onuの送信器、oltの受信器、およびonuの上り信号送信方法 Download PDF

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岩月  勝美
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Abstract

【課題】 波長可変フィルタを用いずにパワースプリッタ型WDM−PONおよび自発光方式に対応するカラーレスONUを実現する。
【解決手段】 局側のOLTと、複数のユーザ側のONUがパワースプリッタおよび光ファイバ伝送路を介して接続された光通信システムにおいて、各ONUは、ONUごとに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられ、そのサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成するRF変調手段と、所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有しRF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する光源とを含む送信器を備え、OLTは、各ONUからそれぞれ送信された上り信号をパワースプリッタを介してサブキャリア多重された上り信号として受光して電気信号に変換する受光器と、各ONUに割り当てられたサブキャリア周波数に基づいて電気信号から各ONUの送信信号を復調する各ONU対応のRF復調器とを含む受信器を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光アクセスシステムの高速化に適する光通信システムに関する。また、本発明は、光通信システムにおけるONUの送信器、OLTの受信器、およびONUの上り信号送信方法に関する。
光アクセスシステムの高速化は著しく、この5年程度の間に 100倍の高速・広帯域化が進み、ギガビットクラスのブロードバンドサービスがGE−PON(Gigabit Ethernet( 登録商標)−Passive Optical Network)システムの商用導入で経済的に提供されている。さらなる高速・広帯域化に向けた次世代PON技術のアプローチとしては、主に、これまでの延長技術である時間軸上でユーザ多重を行う時間多重(TDM)方式と、波長軸上でユーザ多重を行う波長多重(WDM)方式があり、後者をWDM−PONと呼んでいる。
図1は、WDM−PONシステムの構成例を示す(非特許文献1)。
図において、局側に配置されるOLT(Optical Line Terminal:光加入者線終端盤)10と、ユーザ側に配置されるONU(Optical Network Unit:光ネットワーク終端装置)20−1〜20−n(nは自然数)とが、光ファイバ伝送路31、波長スプリッタ33またはパワースプリッタ34、n本の光ファイバ伝送路32を介して1対nで接続される。
図1(a) の波長スプリッタ型WDM−PONでは、ONU20−1〜20−nにそれぞれ対応する波長λd1〜λdnの下り信号は、波長スプリッタ33で波長分波して各ONUに伝送される。また、ONU20−1〜20−nからそれぞれ出力される波長λu1〜λunの上り信号は、波長スプリッタ33で波長合波してOLT10に伝送される。
図1(b) のパワースプリッタ型WDM−PONでは、ONU20−1〜20−nにそれぞれ対応する波長λd1〜λdnの下り信号は、パワースプリッタ34でn分岐して各ONUに伝送される。各ONUは、それぞれ対応する波長λd1〜λdnの下り信号を選択して受信する。ONU20−1〜20−nからそれぞれ出力される波長λu1〜λunの上り信号は、パワースプリッタ34で合流してOLT10に伝送される。
WDM−PONの物理的なトポロジーはパッシブダブルスターで、伝送路である光ファイバを複数のユーザで共用しているが、ユーザごとに異なる波長を割り当てているため、論理的なトポロジーはシングルスターとなっている。このため、伝送路をユーザで共用しながら、他のユーザに影響を与えることなく、ユーザごとに独立にサービスを設定・変更することができる。
K.Iwatsuki, J.Kani, H.Suzuki, and M.Fujiwara,"Access and Metro Networks based on WDM Technologies", IEEE J.Lightwave Technol.,Vol.22, No.11, pp.2623-2630,(2004)
WDM−PONでは、各ONUに波長が固定的に割り当てられるため、ユーザごとに送信波長が異なるONUを用意しなければならず、ユーザの利便性や保守運用性に欠けることになる。このため、波長を意識することなく使いやすいONUを実現するには、ONUを単一品種化し、局側(OLT側)からONUの送信波長を設定できるようにする必要があり、このような機能を実現する技術をONUのカラーレス技術と呼んでいる。
カラーレス技術は、自発光方式と搬送波供給方式に大別できる。自発光方式は、図2(a) に示すように、ONU自身に波長選択性をもつ光源が搭載されており、開通時に局側から各ONUの送信波長を設定する。ここでは、ONU20−1〜20−nの送信器がそれぞれ波長λu1〜λunの上り信号を送信する。
搬送波供給方式は、図2(b) に示すように、ONU20−1〜20−nの送信器に光変調器が搭載されており、OLT10の光源から送信された波長λu1〜λunの連続光を波長スプリッタ33で波長分波し、各ONUに供給される各波長の連続光を変調して上り信号を生成している。例えば、ONU20−1に波長λd1の下り信号と波長λu1の連続光が入力し、波長λu1の連続光を変調して上り信号として折り返す構成を示す。
図3は、既存PON(GE−PON)とWDM−PONが共存するシステム構成例を示す。ここでは、既存PONの光スプリッタはパワースプリッタであるため、共存するWDM−PONは図1(b) に示すパワースプリッタ34を用いた構成となる。
図において、GE−PONに対応するOLT(GE−OLT)とONU(GE−ONU)、WDM−PONで波長λ1 を占有するOLT(λ1 −OLT)とONU(λ1 −ONU)、WDM−PONで波長λ2 を占有するOLT(λ2 −OLT)とONU(λ2 −ONU)は、波長合分波器35、光ファイバ伝送路31、パワースプリッタ34、光ファイバ伝送路32を介して接続される。GE−PONは、1波長を複数のONUで共用し、複数のONUで帯域を時間的にシェアする帯域共有サービスである。WDM−PONは、GE−PONとは別の波長帯でONUごとに1つの波長λ1,λ2を割り当て、各波長ごとに伝送速度の設定が可能な帯域占有サービスである。
図3に示すパワースプリッタ型WDM−PONにおいて、自発光方式のカラーレスONUの送信器は、波長可変光源の発振波長を変化させる手法、または広帯域な光源の光スペクトルを波長可変フィルタで切り出す(波長可変フィルタの中心波長が送信波長となる)手法が用いられる。しかし、応答性が高く、広帯域で選択波長を可変できる安価な波長可変フィルタを実現することは困難であり、自発光方式のカラーレスONUを実現する上で課題になっていた。また、自発光方式では、局側から波長をモニタし他のONUと波長が重複しないように波長管理を行う必要があり、柔軟な運用を行う上で課題になっていた。
本発明は、波長可変フィルタを用いずにパワースプリッタ型WDM−PONおよび自発光方式に対応するカラーレスONUを実現できる光通信システム、ONUの送信器、OLTの受信器、およびONUの上り信号送信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、局側に配置されるOLTと、複数のユーザ側にそれぞれ配置されるONUがパワースプリッタおよび光ファイバ伝送路を介して接続された光通信システムにおいて、各ONUは、ONUごとに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられ、それぞれ割り当てられたサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成するRF変調手段と、所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有しRF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する光源とを含む送信器を備え、OLTは、各ONUからそれぞれ送信された上り信号をパワースプリッタを介してサブキャリア多重された上り信号として受光して電気信号に変換する受光器と、各ONUに割り当てられたサブキャリア周波数に基づいて電気信号から各ONUの送信信号を復調する各ONU対応のRF復調器とを含む受信器を備える。
また、OSUの光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、RF変調信号でCW光を変調した変調光を上り信号として送信する光変調器を備えてもよい。また、OSUの光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、RF変調信号でCW光を変調し、かつ片側の変調スペクトルのみを有する変調光を上り信号として送信する光変調器を備えてもよい。
また、OLTは、広帯域な上り信号を各波長成分に分波する波長分波器と、各ONU対応の受光器とを備え、波長分波器で分波された各波長成分の上り信号を各ONU対応の受光器でそれぞれ電気信号に変換し、各ONU対応のRF復調器で復調する構成としてもよい。
第2の発明は、第1の発明の光通信システムのONUの送信器において、各ONUに対して互いに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられ、それぞれ割り当てられたサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成するRF変調手段と、所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有する出力光をRF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する光源とを備える。
また、光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、RF変調信号でCW光を変調した変調光を上り信号として送信する光変調器を備えてもよい。また、光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、RF変調信号でCW光を変調し、かつ片側の変調スペクトルのみを有する変調光を上り信号として送信する光変調器を備えてもよい。
第3の発明は、第1の発明の光通信システムのOLTの受信器において、各ONUからそれぞれ送信された上り信号をパワースプリッタを介してサブキャリア多重された上り信号として受光して電気信号に変換する受光器と、各ONUに割り当てられたサブキャリア周波数に基づいて電気信号から各ONUの送信信号を復調する各ONU対応のRF復調器とを備える。
第4の発明は、第1の発明の光通信システムのONUの上り信号送信方法において、各ONUに対して互いに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられたRF変調手段が、それぞれ割り当てられたサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成し、所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有する光源からRF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する。
また、光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力する光変調器を用い、RF変調信号でCW光を変調した変調光を上り信号として送信してもよい。また、光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力する光変調器を用い、RF変調信号でCW光を変調し、かつ片側の変調スペクトルのみを有する変調光を上り信号として送信してもよい。
本発明は、互いに異なるサブキャリア周波数を利用する各ONUにおいて、サブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成し、所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有する光源からRF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する。各ONUから送信された上り信号は、パワースプリッタを介してサブキャリア多重された上り信号としてOLTに入力される。OLTでは、この上り信号を電気信号に変換し、各ONUに割り当てられたサブキャリア周波数に基づいて電気信号から各ONUの送信信号を復調する。
このように、RF搬送波のサブキャリア周波数を各ONUとOLTの各RF復調器で対応させることにより、ONUとRF変調器が1対1に対応し、波長可変フィルタを用いずにパワースプリッタ型WDM−PONおよび自発光方式に対応するカラーレスONUを実現することができる。なお、ONUに電子回路からなるRF変調手段をもたせた方が、ONUに光モジュールである波長可変フィルタをもたせるよりも圧倒的に安価なONUを実現することができる。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の光通信システムの第1の実施形態を示す。
図において、局側に配置されるOLT10と、複数のユーザ側にそれぞれ配置されるONU20−1〜20−nは、光ファイバ伝送路31,32およびパワースプリッタ34を介して1対nに接続される。ここでは、ONU20−1〜20−nの送信器および各ONUに対応する上り信号を受信するOLT10の受信器の構成例を示し、下り信号の伝送系であるOLT10の送信器およびONU20−1〜20−nの受信器の構成は省略している。
ONU20−nの送信器は、乗算器21でサブキャリア周波数fn のRF搬送波にベースバンド送信信号を重畳し、フィルタ22で乗算器21から出力されるRF変調信号の片側帯波およびRF搬送波成分を切り出し、増幅器23およびバイアスT回路24を介して広帯域なスペクトルをもつスーパールミッセントダイオード(SLD)25に入力する構成である。ONU20−nのSLD25は、サブキャリア周波数fn のRF変調信号で変調された広帯域の変調光を出力する。なお、フィルタ23は省いてもよい。
ここで、ONU20−1〜20−nの各送信器でベースバンド送信信号が重畳されるRF搬送波は、互いに異なるサブキャリア周波数f1 〜fn が用いられる。したがって、パワースプリッタ34で各ONUからの上り信号(変調光)が合流したときに、広帯域光に対してそれぞれサブキャリア周波数f1 〜fn の変調成分がサブキャリア多重された状態になる。
OLT10の受信器は、受信する変調光を受光器12で電気信号に変換し、増幅器13で増幅し、増幅した電気信号を分配器14で各ONU対応の中心周波数f1 〜fn のRF復調器15−1〜15−nに分配する構成である。中心周波数fn のRF復調器15−nは、電気信号からサブキャリア周波数fn 成分を復調することにより、ONU20−nから送信されたベースバンド送信信号を抽出する。
このように、RF搬送波のサブキャリア周波数f1 〜fn をONU20−1〜20−nとOLT10のRF復調器15−1〜15−nで対応させることにより、ONUとRF変調器が1対1に対応し、波長可変フィルタを用いずにパワースプリッタ型WDM−PONおよび自発光方式に対応するカラーレスONUを実現することができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の光通信システムの第2の実施形態を示す。
第1の実施形態は、各ONUにおいてSLD25をRF変調信号で直接変調する構成であるが、本実施形態はSLD25に代えて光変調器26を用い、外部の広帯域なスペクトルをもつSLD等の光源から入力するCW光を外部変調する構成を特徴とする。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の光通信システムの第3の実施形態を示す。
第2の実施形態は、各ONUにおいて光変調器26を用い、外部光源から入力するCW光を外部変調する構成であるが、本実施形態は光変調器26に代えてSSB(Single Sid Band) 光変調器27を用い、片側の変調スペクトル成分のみの変調光を下り信号として送信する構成を特徴とする。その他の構成は第1の実施形態および第2の実施形態と同様である。
なお、通常の光変調器では、AM変調で生じる両側帯波のように光キャリア(CW光)の両側に変調スペクトルが生じるが、SSB光変調器27では片側の変調スペクトルのみが得られます。通常の光変調器で発生したSCM変調光を送信する場合には、光ファイバの分散により両側の変調スペクトルの干渉状態に影響して波形劣化を生じさせるが、SSB光変調器27を利用することにより分散による波形劣化を低減できる効果がある。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の光通信システムの第4の実施形態を示す。
本実施形態は、第1の実施形態のOLT10の構成を変更したものであるが、ONU20−1〜20−nとRF搬送波のサブキャリア周波数f1 〜fn を1対1に対応させ、よってONU20−1〜20−nとOLT10の中心周波数f1 〜fn のRF復調器15−1〜15−nを1対1で対応させるところは同じである。
本実施形態のOLT10は、上り信号として入力する広帯域の変調光を波長フィルタ16で波長λ1 〜λn の成分に分波し、各波長の変調光をそれぞれ対応するOSU(Optical Subscriber Unit:光加入者線終端装置) 17−1〜17−nに入力する。なお、各波長の変調光には、サブキャリア周波数f1 〜fn の成分がサブキャリア多重されている。例えばOSU17−nの受信器は、受信する波長λn の変調光を受光器12で電気信号に変換し、増幅器13で増幅し、増幅した電気信号を中心周波数fn のRF復調器15−nに入力する構成である。中心周波数fn のRF復調器15−nは、波長λn の変調光に対応する電気信号から周波数fn 成分を復調することにより、ONU20−nから送信されたベースバンド送信信号を抽出する。なお、本実施形態においてもOSUの下り信号の送信系の構成は省略している。
また、本実施形態のOLT10およびOSU17の構成は、第2の実施形態および第3の実施形態においても同様に適用することができる。
(第5の実施形態)
第1〜第4の実施形態では、ONU20−1〜20−nとRF搬送波のサブキャリア周波数f1 〜fn を1対1に対応させ、よってONU20−1〜20−nとOLT10の中心周波数f1 〜fn のRF復調器15−1〜15−nを1対1で対応させていた。
第1〜第4の実施形態において、各ONUに割り当てるRF搬送波のサブキャリア周波数を複数とし、例えば互いに異なるサブキャリア周波数のRF搬送波に複数のベースバンド送信信号を重畳した複数のRF変調信号を多重し、多重RF変調信号で波長λ1 〜λn のCW光を変調する。ONUの送信器の一例を図8に示す。図8では、ベースバンド送信信号a,bをそれぞれサブキャリア周波数fa,fb のRF搬送波で変調したRF変調信号を加算器28で加算し、多重RF変調信号としている。一方、OLT10においても各ONUごとに複数のサブキャリア周波数に対応させた中心周波数を有するRF復調器を用いることにより、各ONUに割り当てる帯域の増大が可能となる。
また、各ONUに割り当てる複数のRF搬送波のサブキャリア周波数を固定的ではなく、OLTからの制御信号により動的に変更することにより、各ONUに割り当てる帯域を可変制御することができる。例えば、ONUの変調方式にOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing) を利用し、OFDMの各周波数成分をONUとOLTのRF復調器との間で割り当てることにより、帯域割り当てのきめ細かい制御が可能となる。
WDM−PONシステムの構成例を示す図。 カラーレスONUを用いたWDM−PONシステムの構成例を示す図。 既存PON(GE−PON)とWDM−PONが共存するシステム構成例を示す図。 本発明の光通信システムの第1の実施形態を示す図。 本発明の光通信システムの第2の実施形態を示す図。 本発明の光通信システムの第3の実施形態を示す図。 本発明の光通信システムの第4の実施形態を示す図。 本発明の光通信システムの第5の実施形態におけるONUの送信器の一例を示す図。
符号の説明
10 OLT(光加入者線終端盤)
12 受光器
13 増幅器
14 分配器
15 RF復調器
16 波長フィルタ
17 OSU(光加入者線終端装置)
20 ONU(光ネットワーク終端装置)
21 乗算器
22 フィルタ
23 増幅器
24 光変調器
25 スーパールミッセントダイオード(SLD)
26 光変調器
27 SSB光変調器
28 加算器
31,32 光ファイバ伝送路
33 波長スプリッタ
34 パワースプリッタ
35 波長合分波器

Claims (11)

  1. 局側に配置される光加入者線終端盤(以下「OLT」という)と、複数のユーザ側にそれぞれ配置される光ネットワーク終端装置(以下「ONU」という)がパワースプリッタおよび光ファイバ伝送路を介して接続された光通信システムにおいて、
    前記各ONUは、ONUごとに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられ、それぞれ割り当てられたサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成するRF変調手段と、所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有し前記RF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する光源とを含む送信器を備え、
    前記OLTは、前記各ONUからそれぞれ送信された前記上り信号を前記パワースプリッタを介してサブキャリア多重された上り信号として受光して電気信号に変換する受光器と、前記各ONUに割り当てられたサブキャリア周波数に基づいて前記電気信号から前記各ONUの送信信号を復調する各ONU対応のRF復調器とを含む受信器を備えた
    ことを特徴とする光通信システム。
  2. 請求項1に記載の光通信システムにおいて、
    前記OSUの光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、前記RF変調信号でCW光を変調した変調光を上り信号として送信する光変調器を備えた
    ことを特徴とする光通信システム。
  3. 請求項1に記載の光通信システムにおいて、
    前記OSUの光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、前記RF変調信号でCW光を変調し、かつ片側の変調スペクトルのみを有する変調光を上り信号として送信する光変調器を備えた
    ことを特徴とする光通信システム。
  4. 請求項1に記載の光通信システムにおいて、
    前記OLTは、広帯域な前記上り信号を各波長成分に分波する波長分波器と、前記各ONU対応の受光器とを備え、前記波長分波器で分波された各波長成分の上り信号を前記各ONU対応の受光器でそれぞれ電気信号に変換し、前記各ONU対応のRF復調器で復調する構成である
    ことを特徴とする光通信システム。
  5. 請求項1に記載の光通信システムのONUの送信器において、
    前記各ONUに対して互いに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられ、それぞれ割り当てられたサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成するRF変調手段と、
    所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有する出力光を前記RF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する光源と
    を備えたことを特徴とするONUの送信器。
  6. 請求項5に記載の光通信システムOSUの送信器において、
    前記光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、前記RF変調信号でCW光を変調した変調光を上り信号として送信する光変調器を備えた
    ことを特徴とするOSUの送信器。
  7. 請求項5に記載の光通信システムOSUの送信器において、
    前記光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力し、前記RF変調信号でCW光を変調し、かつ片側の変調スペクトルのみを有する変調光を上り信号として送信する光変調器を備えた
    ことを特徴とするOSUの送信器。
  8. 請求項1に記載の光通信システムのOLTの受信器において、
    前記各ONUからそれぞれ送信された前記上り信号を前記パワースプリッタを介してサブキャリア多重された上り信号として受光して電気信号に変換する受光器と、
    前記各ONUに割り当てられたサブキャリア周波数に基づいて前記電気信号から前記各ONUの送信信号を復調する各ONU対応のRF復調器と
    を備えたことを特徴とするOLTの受信器。
  9. 請求項1に記載の光通信システムのONUの上り信号送信方法において、
    前記各ONUに対して互いに異なる少なくとも1つのサブキャリア周波数が割り当てられたRF変調手段が、それぞれ割り当てられたサブキャリア周波数のRF搬送波を送信信号で変調したRF変調信号を生成し、
    所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有する光源から前記RF変調信号で変調した変調光を上り信号として送信する
    ことを特徴とするONUの上り信号送信方法。
  10. 請求項9に記載のONUの上り信号送信方法において、
    前記光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力する光変調器を用い、前記RF変調信号でCW光を変調した変調光を上り信号として送信する
    ことを特徴とするONUの上り信号送信方法。
  11. 請求項9に記載のONUの上り信号送信方法において、
    前記光源に代えて、外部光源から所定の中心波長で広帯域なスペクトルを有するCW光を入力する光変調器を用い、前記RF変調信号でCW光を変調し、かつ片側の変調スペクトルのみを有する変調光を上り信号として送信する
    ことを特徴とするONUの上り信号送信方法。
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