JP2010111454A - 用紙重ね合わせ部 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成部と用紙の後処理を行う後処理部との間に介在させる用紙重ね合わせ部で、前記画像形成部で発生した無効紙を有効紙と区別して円滑かつ複雑な制御を必要とすることなく排出することを可能にする。
【解決手段】画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を受け取って複数枚を重ね合わせて後処理部に向けて排出する待機部と、画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を待機部を介することなく後処理部に向けて排出するバイパス部と、用紙の搬送方向を待機部とバイパス部のいずれかに選択する制御部を備え、該制御部は、画像形成部から無効紙が排出される場合、待機部に待機中の有効紙があるとき、所定の条件に従い、待機中の有効紙を排出してから無効紙を排出するか、無効紙をバイパス部を介して先に排出してから待機部内の有効紙を排出するかを決定する。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成が行われた用紙の後処理を行う後処理部との間に介在させて前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を受け取り複数枚を重ね合わせて前記後処理部に向けて排出する用紙重ね合わせ部に関するものである。
画像データに基づいて高速で用紙に画像を形成する画像形成装置では、様々な後処理機能を有する後処理装置が接続されて、幅広いユーザーニーズに応えることができる。後処理装置に備える後処理機能としては、穿孔処理機能、綴じ止め処理機能や折り処理機能などがあり、複数の後処理機能を有する後処理機も提供されている。
なお、機能向上によって画像形成速度は益々高速化が進んでおり、一方、後処理装置では、後処理機能を果たすために用紙を一時停止させて処理することも多く、処理速度の向上には限度がある。このため、生産性の高い画像形成部に生産性の低い後処理装置を接続して使用する場合が多く、画像形成部の生産性を維持することができないという問題が生じる。このような問題を解決するため、画像形成部と後処理装置の間に用紙重ね合わせ部を介在させ、画像形成部から排出される用紙を用紙重ね合わせ部で重ねて後処理装置に搬送することで画像形成部の生産性を維持することを可能にするものが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、画像形成部では、種々の理由で画像形成が良好に行われず、印刷物として使用できないものが発生する場合がある。このような用紙は、無効紙として有効紙から排除することが必要である。例えば、特許文献2では、用紙の重送を検知した場合、設定の排紙先(有効紙が排紙される排紙先)と違う場所へ搬送することが記載されている(段落0058)。また、上記特許文献1で示された用紙重ね合わせ部では、用紙を待機させて重ね合わせる待機部の他に、該待機部を介することなく用紙を排紙できるバイパス部を有しており、前記無効紙を検出した場合、画像形成が適切に行われた有効紙が待機している上記待機部を介さずに上記バイパス部を通して無効紙を排出することも可能になる。
特開2008−110510号公報 特開2006−160484号公報
上記のように用紙重ね合わせ部では、画像形成部からの無効紙排出時に、用紙重ね合わせ部の待機部内に待機中の有効紙がある場合、有効紙を生かすためには有効紙と無効紙を重ねずに排出する必要がある。このため、特許文献1に示されるバイパス部を通して無効紙を排出することが考えられる。しかし、用紙重ね合わせ部は、画像形成部と後処理部の間にあって、画像形成部の生産性より後処理部の生産性が低い場合に重ね合わせを行うことで画像形成部の生産性を維持する目的で設けられたものであり、用紙を重ね合わせて後処理部に搬送することを前提として画像形成部の生産性を維持している場合に、用紙を重ねずに排出する場合は後処理部における後続紙との間隔が十分でなくなる。後処理部では、必要な後処理を行うために、用紙間の間隔は所定以上確保されていることが必要であり、この間隔が確保されないと後処理自体が困難になったり、後処理部での紙詰まりなどが生じてしまう。また、本来重ねるべきものが重ね合わせ部の直前で重ねないと判明した場合は、重ね合わせ部で紙詰まりが発生する恐れがある。これらの問題を回避するため、重ねずに排出した用紙の後続紙については、重ね合わせ部の受取りもしくは排出を遅らせる必要がある。
しかし、いずれも用紙サイズ、搬送路の長さ、画像形成部の生産性、後処理部の生産性、搬送速度、重ねないことが判明したタイミング等、多数の条件を考慮に入れた複雑な制御を必要とする。さらに、重ねずに排出する紙が複数連続する場合は、重ね合わせ部の受取り/排出を遅らせることはできない。この場合は有効紙と無効紙を重ねざるを得ず、有効紙が無駄となってしまう。また、画像形成部の生産性を一時的に落とすことも考えられるが、生産性を落とすためには予め重ねないことが分かっている必要があり、画像形成中に無効紙となったものに関して生産性を落とすことはできない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、画像形成部で無効紙が発生した場合に、有効紙と無効紙とを重ねずに、後処理部での間隔を十分に保って無効紙を排出することができる用紙重ね合わせ部を提供することを目的とする。
すなわち、第1の本発明の用紙重ね合わせ部は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成が行われた用紙の後処理を行う後処理部との間に介在する用紙重ね合わせ部であって、
前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を受け取って複数枚を重ね合わせて前記後処理部に向けて排出する待機部と、前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を前記待機部を介することなく前記後処理部に向けて排出するバイパス部と、前記画像形成部から搬送される用紙の搬送方向を前記待機部と前記バイパス部のいずれかに選択する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成部から無効紙が排出される場合、前記待機部に待機中の有効紙があるとき、所定の条件に従い、待機中の前記有効紙を排出してから前記無効紙を排出するか、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出してから前記待機部内の有効紙を排出するかを決定することを特徴とする。
第2の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第1の本発明において、前記制御部は、前記画像形成部から前記無効紙が排出される場合、前記待機部に待機中の有効紙と前記無効紙との間隔が前記後処理部における用紙受取りに必要な間隔以上であれば、前記待機部内の前記有効紙を排出してから前記無効紙を前記後処理部に向けて排出し、前記間隔が前記の必要な間隔よりも小さければ、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出してから前記待機部内の有効紙を排出することを特徴とする。
第3の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第1または第2の本発明において、前記制御部は、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出した後に前記待機部に待機中の前記有効紙を排出する場合、前記待機部内の前記有効紙と前記無効紙の次に搬送される有効紙とを前記待機部内で重ね合わせた後、排出することを特徴とする。
第4の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第1または第2の本発明において、前記制御部は、前記待機部内の有効紙を排出してから前記無効紙を排出する場合、前記無効紙を前記待機部経由で排出することを特徴とする。
第5の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第1〜第4の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記待機部内に待機中の有効紙がない場合、前記無効紙を前記待機部経由で排出することを特徴とする。
第6の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第4または第5の本発明において、前記制御部は、前記無効紙を前記待機部経由で排出する場合、無効紙が複数枚連続しているときは、無効紙同士を前記待機部で重ね合わせた後、排出することを特徴とする。
第7の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第6の本発明において、前記制御部は、前記無効紙を前記待機部で重ね合わせる場合、前記無効紙の枚数が所定枚数に達すると、排出を行うことを特徴とする。
第8の本発明の用紙重ね合わせ部は、前記第4〜第7の本発明において、前記制御部は、前記無効紙を前記待機部経由で排出する場合、無効紙の次に有効紙が搬送されるとき、前記無効紙を排出した後、前記有効紙を前記待機部に待機させることを特徴とする。
本発明の用紙重ね合わせ部によれば、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成が行われた用紙の後処理を行う後処理部との間に介在する用紙重ね合わせ部であって、前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を受け取って複数枚を重ね合わせて前記後処理部に向けて排出する待機部と、前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を前記待機部を介することなく前記後処理部に向けて排出するバイパス部と、前記画像形成部から搬送される用紙の搬送方向を前記待機部と前記バイパス部のいずれかに選択する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成部から無効紙が排出される場合、前記待機部に待機中の有効紙があるとき、所定の条件に従い、待機中の前記有効紙を排出してから前記無効紙を排出するか、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出してから前記待機部内の有効紙を排出するかを決定するので、待機部に有効紙がある場合にも、複雑な制御を必要とすることなく無効紙と有効紙とを重ねずに排紙でき、また、後処理部における用紙間隔を確保することが可能になる。また、上記により、無効紙発生時に前後の有効紙をすべて生かすことができるという効果がある。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の用紙重ね合わせ部を備える画像形成システムの機械的構成の概略を示す図である。
該画像形成システムは、画像形成部4を有する画像形成装置Aと、用紙重ね合わせ部Bと、用紙後処理部Cとを備えている。以下に、各装置、各部について詳細に説明する。
<画像形成装置>
画像形成装置Aは、図1に示すように、自動原稿搬送装置DF及び大容量給紙装置LTを有するとともに、画像読取部1、画像制御部2、用紙供給部3、画像形成部4、用紙排出部5、記憶部6、通信部9を有する。
画像形成部4は、感光体ドラム4A、帯電部4B、現像部4C、転写部4D、分離部4E、クリーニング部4F、画像書込部4G、定着装置4H等から構成されている。
用紙供給部3は、給紙カセット3A、第1給紙部3B、第2給紙部3C、搬送部3D、両面画像形成時の裏面画像形成において表面に画像が形成された用紙を画像形成部4に再給紙する再給紙を行う再給紙部(ADU)3Fにより構成されており、さらに画像形成部4から搬送される用紙を排出する用紙排出部5を備えている。
画像形成装置本体Aの上部前面側には、入力部及び表示部から成る操作表示部8が配置されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿は画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、光電変換されたアナログ信号は、画像制御部2におけるアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等の処理後に、画像書込部3に送られる。なお、画像制御部2は、画像形成装置A全体の制御を行うものであり、CPUとこれを動作させるプログラムなどによって構成される。
画像書込部4Gにおいては、半導体レーザからの出力光が感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング、定着等の処理が行われる。
第1給紙部3Bにより給送された用紙Sは転写部4Dにより画像が用紙Sに転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置4Hにより定着処理され、用紙排紙部5から用紙重ね合わせ部Bに送り込まれる。或いは、再給紙部3Fに送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像形成部4において両面画像処理後、用紙排紙部5により排出され、用紙重ね合わせ部Bに送り込まれる。
なお、用紙排紙部5へと搬送される用紙に対しては、無効紙検出部7によって無効紙の検出がされる。無効紙検出部7の検出結果は画像制御部2へと送信され、検出結果に基づいて無効紙であるか有効紙であるかの判定を行う。なお、本発明における無効紙は、画像形成に失敗した用紙であり、画像形成が適切になされた有効紙と区別される。無効紙としては、画像形成そのものが行われなかったものや、画像形成がなされたものの画像形成が不良または不良の可能性が高いものが挙げられる。
無効紙検出部7は、検出方法によって構成や配置位置が異なっている。例えば、画像形成部4に至る搬送路で用紙の紙曲がりなどを検出する場合、画像形成部4の上流側で紙曲がりを検出し、画像制御部2では、紙曲がりが所定量以上である場合、無効紙と判定する。また、この他に、転写部4Dに備える転写ベルトなどの速度を無効紙検出部7により測定し、画像制御部2で速度ムラが生じていると判定される場合に、該転写部4Dを介して画像形成が行われた用紙を無効紙と判定することができる。さらに、この他に、定着装置4Hにおける温度を無効紙検出部7により測定し、画像制御部2で測定温度が所定範囲外である場合に、該定着装置4Hで定着がされた用紙を無効紙と判定することができる。
なお、無効紙であるか否かの判定基準は、不揮発の記憶部6に格納しておき、画像制御部2によって判定基準データを読み出して上記判定を行うことができる。
用紙排紙部5は、定着装置4Hから排出された用紙Sをストレートに水平搬送し排紙するストレート排紙路SH及び定着装置4Hから排出された用紙Sを表裏反転して排紙する反転排紙路HHを有する。反転排紙路HHは再給紙部3Fの用紙導入部と再給紙部3Fから用紙排出部5にスイッチバックする搬送路とで構成される。
大容量給紙装置LTは、用紙積載手段3G、第1給紙手段3H等から成り、連続して大量の用紙Sを給送して画像形成装置Aに送り込む。
なお、大容量給紙装置LTを後述の用紙重ね合わせ部Bに接続して、大容量給紙装置LTに収容した印刷済みの大量の用紙Sを直接、用紙重ね合わせ部Bに送り込むようにしても良い。
画像形成装置Aの図示の左側面の用紙排紙部5側には、用紙重ね合わせ部Bが連結されている。画像形成装置Aと用紙重ね合わせ部Bとは、画像形成装置Aに備える通信部9と用紙重ね合わせ部Bに備える前段通信部101とによって双方向通信可能になっており、通信部9は、前段通信部101に対し、動作開始、動作停止、用紙(無効紙および有効紙)の排出や、無効紙検出などの通知を行う。
<用紙重ね合わせ部>
用紙重ね合わせ部Bは、図1〜図3に示すように、画像形成装置Aから排出された用紙Sを受け取る用紙受取り部B0、複数枚の用紙を集積する待機部B1、用紙Sを水平に搬送するバイパス部B2及び用紙Sを後処理装置Cに排出する用紙排出部B3、用紙重ね合わせ部B全体の制御を行う制御部100、前記画像形成装置Aの通信部9と双方向通信を行う前段通信部101、データの格納が可能が記憶部102、前記待機部B1内での待機用紙の検知を行う待機部内用紙検知部103、後述する用紙後処理部Cの通信部201との間で双方向通信を行う後段通信部104などを備える。前記制御部100は、CPUとこれを動作させるプログラムなどによって構成される。
図2に示すように、用紙受取り部B0は上下一対のガイド板111により形成され、待機部B1は、用紙受取り部B0からの用紙Sを斜め下方に案内する一対のガイド板131、用紙Sが集積される垂直な一対のガイド板121及び用紙Sを左上方に案内する一対のガイド板132により形成され、バイパス部B2は上下に配置されて水平な一対のガイド板141により形成され、用紙排出部B3は上下に配置された一対のガイド板134により形成される。
113は実線の位置113Aと点線の位置113Bとに設定され、待機部B1またはバイパス部B2とに搬送路を切り換える切り換えゲートであり、前記制御部100の制御を受けて軸113Cを中心に回転して搬送路を切り換える。133は用紙Sの上端を整合する整合部材であり、実線の位置133Aと点線の位置133Bとに軸133Cを中心に回転して設定される。実線133Aの位置において、搬送路に先端が臨むことにより、整合部材133は用紙の整合を行い、点線の位置に退避して、用紙Sが左上方に進行可能となる。なお、待機部B1の上部、バイパス部B2及び用紙排出部B3を図3に拡大して示す。
用紙受取り部B0に一対のローラからなる搬送ローラR1が、待機部B1に搬送ローラR2、R3及び従動ローラR4が、用紙排出部B3に一対のローラからなる排紙ローラR5がそれぞれ設けられる。
従動ローラR4は図3に示すように、実線の位置と点線の位置とに変位し、搬送ローラR2はバネ135により従動ローラR4に圧接しており、従動ローラR4の変位に従って、実線の位置と点線の位置と変位する(図3参照)。左右一対の幅整合板122は、図示しないモータによって駆動され、搬送方向に直角な幅方向の用紙整合を行う。
用紙重ね合わせ部Bの動作を説明する。切り換えゲート113は、通常は113Aの位置に設定されているとともに、搬送ローラR2及び従動ローラR4は図3の実線位置にある。画像形成装置Aの用紙排出部5の排紙ローラと同一の線速で回転する搬送ローラR1、R2に挟持されて搬送される1枚目の用紙S1は、切り換えゲート113により待機部B1にガイドされ、下方に進行する。待機部B1に搬送された1枚目の用紙Sの先端(下端)は、支持部材123の水平なストッパ123Aに当接して停止する。この用紙は、待機部内用紙検知部103によって検知される。該用紙の堆積に際し、図示しないモータにより支持部材123のストッパ123Aが所定距離上方の第1位置に移動する。
2枚目の用紙Sは搬送ローラR1、R2により搬送されて待機部B1へと搬送される。2枚目の用紙Sの搬入時に、支持部材123の上昇により、1枚目の用紙Sの上端が上昇しているので、用紙S、S間の衝突が防止される。2枚目の用紙Sの下端がストッパ123Aに到達し、2枚の用紙S、Sが待機部B1に集積される。この時、支持部材123は前記第1位置から初期位置に下降している。また、従動ローラR4が右方に移動して、搬送ローラR3と従動ローラR4との間に間隙が形成される。搬送ローラR3は従動ローラR4に押されて右方に移動する。
支持部材123が図示しないモータの駆動で、第1位置より更に上方で、初期位置から所定距離上方の第2位置に移動し、重ね合わされた2枚の用紙S、Sの上端部が縦整合部材133に当接し停止して、縦整合、即ち、搬送方向の縦整合が行われる。縦整合された2枚の用紙S、Sの上端部停止位置は、搬送ローラR3よりも搬送方向下流側(上方)である。縦整合と同時又は終了後に、幅整合板122が図示しないモータにより駆動されて、用紙S、Sの幅方向の側縁を押圧して横整合、即ち、幅方向の整合を行う。
従動ローラR4が左方に移動し搬送ローラR3に圧接し、用紙S、Sが搬送ローラR3と従動ローラR4とにより挟持される。搬送ローラR2は従動ローラR4に追従して左方に移動する。これにより、次の用紙を待機部B1に導入可能な状態となる。
支持部材123が、そのストッパ123Aの位置が初期位置まで下降し元の位置に復帰し、整合部材133が退避位置に変位して用紙の通過を可能にする。整合部材133が退避した状態で、搬送ローラR3、R5が回転して用紙S、Sを排紙する。
さらに、用紙S、Sの排紙と同時に3枚目の用紙Sが搬送ローラR1、R2により搬送されて、待機部B1に搬入される。
用紙S、Sの排紙完了により、整合部材133が図3の実線で示す位置に復帰する。
なお、この例では、2枚の用紙を待機部で重ね合わせて排出するものとして説明しているが、本発明としては重ね合わせの枚数が限定されるものではない。重ね合わせの枚数は、例えば記憶部102に記憶しておき、用紙重ね合わせ部100で読み込むことで、所定枚数で重ね合わせて排出を行うことができる。
待機部B1を用いず、バイパス部B2を用いて用紙搬送を行う場合には、切り換えゲート113が図3の113Bで示す位置に移動して、用紙Sをバイパス部B2にガイドする。
待機部B1に用紙Sを搬送し排紙する搬送モードでは、用紙Sを集積することなく、1枚ずつ排紙することも可能であり、3枚以上の用紙を集積し、排紙することも可能である。
用紙重ね合わせ部Bの図示の左側の用紙排出部B3側には、後処理部Cが連結されている。
なお、この実施形態では、用紙重ね合わせ部Bは、画像形成装置Aとは独立したものとして説明しているが、用紙重ね合わせ部が画像形成装置に含まれるものであってもよい。
<後処理部>
以下に、用紙後処理部Cについて説明する。
後処理部としては、穿孔折り機、平綴じ機、中綴じ機、くるみ製本機などが挙げられるが、本発明としては特定の後処理を目的とするものに限定されない。
用紙後処理部Cは、用紙重ね合わせ部Bから排出された用紙を受け取る用紙受取り部C0、該用紙受取り部C0に導入された用紙を搬送する用紙搬送部C1、前記用紙搬送部C1から送られる複数枚の用紙に所定の後処理を行う後処理部C3、用紙Sを排出する用紙排出部C4、用紙後処理部C全体の制御を行う後処理制御部200、前記用紙重ね合わせ部Bの後段通信部104と双方向通信を行う通信部201、データの格納が可能が記憶部202とを備える。前記後処理制御部200は、CPUとこれを動作させるプログラムなどによって構成される。
また、前記用紙排出部C4には、メイントレイ205とサブトレイ206とを備えており、前記用紙搬送部C1には、前記用紙受取り部C0から搬送される用紙を前記後処理部C3に搬送する搬送路203と、前記用紙受取り部C0から搬送される用紙をサブトレイに搬送する搬送路204とを備えており、該搬送路203、204の選択は、後処理制御部200によって行われる。
すなわち、後処理制御部200は、前記用紙重ね合わせ部Bの後段通信部104と通信部201との通信によって、用紙重ね合わせ部Bの制御部100から有効紙排出の通知を受けると、用紙搬送部C1において搬送路203を選択し、用紙を後処理部C3に搬送して必要な後処理を行う。後処理を行った用紙は、用紙排出部C4におけるメイントレイ205に排出する。また、前記用紙重ね合わせ部Bの後段通信部104と通信部201との通信によって、用紙重ね合わせ部Bの制御部100から無効紙排出の通知を受けると、前記後処理制御部200は、用紙搬送部C1において搬送路204を選択し、用紙に後処理を行うことなく、用紙排出部C4におけるサブトレイ206に排出する。また、サブトレイ206には、後処理が必要とされない有効紙を排出する排出先とすることもできる。
次に、図4は画像形成システムの用紙搬送等の制御を行う制御系のブロック図である。
画像形成装置Aでは、画像制御部2によって画像形成装置全体の制御がなされており、該画像制御部2に、用紙供給部3、画像形成部4、用紙排出部5、記憶部6、無効紙検出部7、操作表示部8、通信部9が制御可能に接続されている。無効紙検出部7の検出結果は、前記したように画像制御部2に送信されており、画像制御部2では、記憶部6に記憶されている判定基準データを読み出して、該基準データに基づいて、有効紙、無効紙の判定がなされる。画像制御部2の制御によって、用紙は用紙排出部5から用紙重ね合わせ部Bの用紙受取り部B0に排出される。また、画像制御部2では、通信部9を通して用紙重ね合わせ部の前段通信部101に、動作開始、動作停止、用紙の排出、有効紙、無効紙の別などの通知を行う。
用紙重ね合わせ部Bでは、制御部100によって用紙重ね合わせ部全体の制御がなされており、該制御部100に、用紙受取り部B0、待機部B1、バイパス部B2、用紙排出部B3、前段通信部101、記憶部102、待機部内用紙検知部103、後段通信部104が制御可能に接続されている。
制御部100では、用紙受取り部B0の下流側で、待機部B1とバイパス部B2との選択が可能であり、画像形成装置Aから有効紙が搬送される場合、制御部100は、用紙受取り部B0から待機部B1に有効紙を搬送する制御を行う。一方、画像形成装置Aから無効紙が搬送される場合、制御部100は、待機部B1に有効紙がなければ該待機部B1に搬送して待機させる制御を行う。無効紙も待機部B1に搬送することで、有効紙、無効紙の別に関係なく、用紙間の間隔を維持することができる。
制御部100では、待機部B1に無効紙が待機していること、およびその枚数を記憶部102に記憶しておく。制御部100は、待機部B1での無効紙の待機枚数が所定枚数に達すると待機部B1から後処理部Cに向けて無効紙を排出する。該所定枚数データは、記憶部102に格納しておき、制御部100によって該データを読み出して無効紙の排出制御を行う。この所定枚数は1枚でも、2枚以上でもよい。また、待機部B1に無効紙が待機している場合、制御部100では、後続紙が有効紙であると、待機部B1から無効紙を排出した後、有効紙を待機部B1に待機させる。
また、無効紙が画像形成装置Aから搬送される際に、待機部B1に有効紙が待機している場合、制御部100は、待機部B1から排出される有効紙と、後続の無効紙との間隔が十分か否かの判定を行う。該間隔の判定基準は記憶部102に格納しておき、該判定基準によって前記判定を行う。なお、当該判定基準は、下流側の用紙後処理部Cで適切に後処理を行うのに十分(または必要)な間隔であるか否かによって設定されており、判定基準よりも小さい間隔で用紙が用紙後処理部Cに搬送されると、後処理が適切にされなかったり、紙詰まりが生じたりする不具合が発生するおそれがある。上記判定によって間隔が十分な場合、待機部B1の有効紙が先に排出される。また、間隔が不足する場合、無効紙をバイパス部B2を介して先に排出する。
用紙重ね合わせ部Bからの用紙の排出や有効紙、無効紙の別は、制御部100によって後段通信部104、用紙後処理部Cの通信部201を介して用紙後処理部Cに通知される。用紙重ね合わせ部Bから排出される用紙は、用紙排出部B3から用紙後処理部Cの用紙受取り部C0に搬送される。
用紙後処理部Cでは、後処理制御部200によって後処理部全体の制御がなされており、後処理制御部200に、用紙受取り部C0、用紙搬送部C1、後処理部C3、用紙排出部C4、通信部201、記憶部202が制御可能に接続されている。後処理制御部200では、記憶部202に記憶されているプロセスパラメータに従って、用紙重ね合わせ部Bから無効紙の検出通知を受けると、後処理制御部200は、用紙搬送部C1において搬送路204を選択し、無効紙をサブトレイ206に排出する。また、有効紙の排出通知を受けるか無効紙の検出通知を受けることなく排出通知を受けると、後処理制御部200は、用紙搬送部C1において搬送路203を選択し、有効紙を後処理部C3に搬送し、複数枚の用紙に対し、所定の後処理を行う。後処理が行われた用紙はメイントレイ205に排出する。
次に、上記用紙重ね合わせ部Bにおける用紙搬送手順について図5〜図7のフローチャートに基づいて説明を行う。
処理の開始に伴い、ルーチン1の始まりとして画像形成装置からの動作停止通知があるか否かの判定を行う(ステップs1)。ここで、動作停止通知があれば(ステップs1、YES)、ルーチン3へ移行する。一方、動作停止通知がなければ(ステップs1、NO)があれば、画像形成装置Aからの無効紙検出通知があったか否かの判定を行う(ステップs2)。該通知がなければ(ステップs2、NO)、ステップ2に移行する。
上記無効紙検出通知があれば(ステップs2、YES)、待機部内に有効紙があるか否かの判定を行う(ステップs3)。待機部内に有効紙があれば(ステップs3、YES)、待機中の有効紙と無効紙との間隔が十分か否かの判定を行う(ステップs4)。待機部内に有効紙がなければ(ステップs3、NO)、ステップs6に移行する。ステップs4での間隔が十分でなければ(ステップs4、NO)、画像形成装置からの無効紙排出通知を待って(ステップs12)、無効紙をバイパス部を介して排出し(ステップs13)、ルーチン2に移行する。
上記ステップs4の判定で待機中の有効紙と無効紙との間隔が十分であると判定される場合(ステップs4、YES)、待機部で待機中の有効紙を排出し(ステップs5)、画像形成装置からの無効紙排出通知を待つ(ステップs6)。無効紙排出通知があると、待機部内に無効紙があるか否かの判定を行い(ステップs7)、待機部内に無効紙がなければ(ステップs7、NO)、上記無効紙を待機部内に待機させ(ステップs8)、ルーチン1の始まりに戻る。一方、待機部内に無効紙があれば(ステップs7、YES)、待機部内の無効紙と後続の無効紙の枚数が所定枚数に達した否かの判定を行う(ステップs9)。所定枚数に達していなければ、後続の無効紙を待機部内の無効紙と重ね合わせて待機し(ステップs11)、ルーチン1の始まりに戻る。待機部内の無効紙と搬送されてくる無効紙とで所定枚数に達していれば(ステップs9、YES)、後続の無効紙を待機部内に受け取り、先に待機していた待機部内の無効紙に重ね合わせて排出する。なお、無効紙を何枚重ねて排出するか否かは適宜の設定が可能であり、該所定枚数を記憶部102に記憶しておき、制御部100によって読み出して上記判定を行うことができる。なお、所定枚数は1枚とすることも可能であり、その場合は、ステップs7を経ることなく無効紙を待機部内に受け入れて排出し、ルーチン1の始まりに戻ることができる。
次に、ルーチン2では、図6に示すように、先ず、画像形成装置からの有効紙排出通知があるか否かの判定を行う(ステップs20)。該通知がなければ(ステップs20、NO)、ルーチン1の始まりに戻る。該通知があれば(ステップs20、YES)、待機部内に有効紙があるか否かの判定を行う(ステップs21)。待機部内に有効紙があれば(ステップs21、YES)、後続の有効紙を待機部内で重ね合わせて排出し(ステップs22)、ルーチン1の始まりに戻る。上記判定で待機部内に有効紙がない場合(ステップs21、NO)、待機部内に無効紙があるか否かの判定がなされる(ステップs23)。待機部内に無効紙がない場合(ステップs23、NO)、待機部内に後続の有効紙を受け容れて待機させ(ステップs24)、ルーチン1の始まりに戻る。一方、待機部内に無効紙がある場合(ステップs23、YES)、待機部内の無効紙を排出した後(ステップ25)、待機部内に有効紙を受け容れて待機させ(ステップs24)、ルーチン1の始まりに戻る。
次に、ルーチン3では、図7に示すように、待機部内に無効紙または有効紙があるか否かの判定がなされる(ステップs30)。待機部内に用紙がなければ(ステップs30、NO)、処理を終了する。一方、待機部内に無効紙または有効紙がある場合(ステップs30、YES)、待機部内の用紙を排出し(ステップs31)、その後、処理を終了する。
上記手順を繰り返すことで、画像形成装置から排出される有効紙、無効紙を、画像形成装置の生産性を損なうことなく円滑に後処理部に排出することができる。
次に、用紙重ね合わせ部における用紙搬送の具体例を図8、9のはしご図を用いて説明する。この例では、1〜3枚目まで有効紙が排出され、4枚目が無効紙である場合について説明する。画像形成装置では、無効紙の検出に伴い動作を停止する。
先ず、画像形成装置から動作開始の通知が用紙重ね合わせ部になされると、該通知は、さらに用紙重ね合わせ部によって用紙後処理部に送られる。
画像形成装置から1枚目の有効紙が排出される際に、排出通知が用紙重ね合わせ部に対しなされる。この際に、無効紙検出通知がなされていないため、用紙重ね合わせ部の制御部では該用紙が有効紙であると判定し、搬送される有効紙を待機部内に受け入れる。
さらに、画像形成装置から2枚目の有効紙が排出されと、排出通知が用紙重ね合わせ部に対しなされる。制御部は搬送される有効紙を待機部内に受け入れて、1枚目の有効紙と重ね合わせた後、用紙後処理部に排出通知を行うとともに、用紙を排出する。この例では、待機部に2枚の用紙が重ね合わされると排出するように設定されている。
さらに、画像形成装置から3枚目の有効紙が排出されと、排出通知が用紙重ね合わせ部に対しなされる。制御部は搬送される有効紙を待機部内に受け入れて待機する。
次いで、画像形成装置から無効紙の検出通知がなされると、制御部では、待機部内にある3枚目の有効紙と後から搬送される無効紙との間隔が十分であるか否かの判定を行う。この間隔は、無効紙の検出通知と有効紙の排出通知との間隔で判定を行うことができる。この判定で図8に示すように、間隔が十分であると判定されると、待機部内の3枚目の有効紙を先に排出する。用紙後処理部では、用紙重ね合わせ部から排出通知を受け、有効紙と判定することで、搬送される有効紙を後処理部に搬送する。
画像形成装置からはさらに無効紙排出通知がなされ無効紙が排出される。制御部では、搬送される無効紙を、有効紙が既に排出された待機部内に待機させる。その後に、画像形成装置は、無効紙の検出に伴って、動作停止通知を用紙重ね合わせ部に対し行い、その後、動作停止する。これに従って、用紙重ね合わせ部では、待機部内の無効紙を用紙後処理部に排出し、さらに、動作停止通知を用紙後処理部に行い、動作停止する。
用紙後処理部では、通知にしたがって、無効紙をサブトレイに排出するなどした後、動作停止する。
一方、上記動作において、4枚目の用紙が無効紙であり、その検出通知が用紙重ね合わせ部になされた際に、用紙重ね合わせ部の制御部で、待機部内にある3枚目の有効紙と後から搬送される無効紙との間隔が不十分であると判定される場合を図9に基づいて説明する。なお、それ以前の手順は、図8と同様であるので説明を省略する。
用紙重ね合わせ部の制御部で、上記間隔が不十分であると判定されると、画像形成装置からの無効紙排出通知および無効紙の排出に従って用紙後処理部に無効紙の排出通知を行い、4枚目の無効紙を先にバイパス部を通して用紙後処理部に向けて排出する。用紙後処理部では、通知にしたがって、無効紙をサブトレイに排出するなどする。
その後、画像形成装置で、無効紙の検出に伴って画像形成装置の動作停止を行うと、動作停止通知が用紙重ね合わせ部に対しなされる。これに従って、用紙重ね合わせ部では、待機部内の有効紙の排出通知を用紙後処理部に行うとともに用紙後処理部に向けて排出し、さらに、用紙重ね合わせ部では、その後、用紙後処理部に動作停止通知を行って動作停止する。
用紙後処理部では、通知にしたがって、有効紙を後処理部に搬送し、動作停止する。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の説明に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
本発明の一実施形態の用紙重ね合わせ部を含む画像形成システムを示す機械的概略図である。 同じく、用紙重ね合わせ部の拡大図である。 同じく、用紙重ね合わせ部における待機部B1の上部、バイパス部B2及び用紙排出部B3の拡大図である。 同じく、画像形成システムの制御ブロック図である。 同じく、用紙重ね合わせ部における搬送制御手順を示すフロー図である。 同じく、用紙重ね合わせ部における搬送制御手順を示すフロー図である。 同じく、用紙重ね合わせ部における搬送制御手順を示すフロー図である。 同じく、画像形成システムの用紙搬送動作を示すはしご図である。 同じく、画像形成システムの用紙搬送動作を示すはしご図である。
符号の説明
A 画像形成装置
B 用紙重ね合わせ部
B1 待機部
B2 バイパス部
B3 用紙排出部
C 用紙後処理部
C0 用紙受取り部
C3 後処理部
2 画像制御部
4 画像形成部
5 用紙排出部
100 制御部

Claims (8)

  1. 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成が行われた用紙の後処理を行う後処理部との間に介在する用紙重ね合わせ部であって、
    前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を受け取って複数枚を重ね合わせて前記後処理部に向けて排出する待機部と、前記画像形成部から一枚ずつ搬送される用紙を前記待機部を介することなく前記後処理部に向けて排出するバイパス部と、前記画像形成部から搬送される用紙の搬送方向を前記待機部と前記バイパス部のいずれかに選択する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成部から無効紙が排出される場合、前記待機部に待機中の有効紙があるとき、所定の条件に従い、待機中の前記有効紙を排出してから前記無効紙を排出するか、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出してから前記待機部内の有効紙を排出するかを決定することを特徴とする用紙重ね合わせ部。
  2. 前記制御部は、前記画像形成部から前記無効紙が排出される場合、前記待機部に待機中の有効紙と前記無効紙との間隔が前記後処理部における用紙受取りに必要な間隔以上であれば、前記待機部内の前記有効紙を排出してから前記無効紙を前記後処理部に向けて排出し、前記間隔が前記の必要な間隔よりも小さければ、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出してから前記待機部内の有効紙を排出することを特徴とする請求項1記載の用紙重ね合わせ部。
  3. 前記制御部は、前記無効紙を前記バイパス部を介して先に排出した後に前記待機部に待機中の前記有効紙を排出する場合、前記待機部内の前記有効紙と前記無効紙の次に搬送される有効紙とを前記待機部内で重ね合わせた後、排出することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙重ね合わせ部。
  4. 前記制御部は、前記待機部内の有効紙を排出してから前記無効紙を排出する場合、前記無効紙を前記待機部経由で排出することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙重ね合わせ部。
  5. 前記制御部は、前記待機部内に待機中の有効紙がない場合、前記無効紙を前記待機部経由で排出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の用紙重ね合わせ部。
  6. 前記制御部は、前記無効紙を前記待機部経由で排出する場合、無効紙が複数枚連続しているときは、無効紙同士を前記待機部で重ね合わせた後、排出することを特徴とする請求項4または5に記載の用紙重ね合わせ部。
  7. 前記制御部は、前記無効紙を前記待機部で重ね合わせる場合、前記無効紙の枚数が所定枚数に達すると、排出を行うことを特徴とする請求項6記載の用紙重ね合わせ部。
  8. 前記制御部は、前記無効紙を前記待機部経由で排出する場合、無効紙の次に有効紙が搬送されるとき、前記無効紙を排出した後、前記有効紙を前記待機部に待機させることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の用紙重ね合わせ部。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014065564A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2015049491A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム
JP2016042108A (ja) * 2014-08-13 2016-03-31 コニカミノルタ株式会社 後処理システム

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