JP2010098730A - リンク情報の提供装置、表示装置、システム、方法、プログラム、記録媒体及びリンク情報の送受信システム - Google Patents

リンク情報の提供装置、表示装置、システム、方法、プログラム、記録媒体及びリンク情報の送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】
動画のコンテンツと共に提供する、コンテンツに関連する極めて多くの告知情報を、コンテンツが時間と共に移り変わって行くのと同様に移り変わるように、且つユーザーが自由な意志で容易に選択出来るように、表示することを可能にする。
【解決手段】
コンテンツの表示に合わせて適時に表示させるための広告などの告知情報を取得するためのリンク情報を送信し、これ等を受信して、コンテンツは表示装置の表示画面のコンテンツ表示領域に表示し、これとは別にリンク情報はコンテンツ表示領域の中に設けたリンク情報表示領域に適時に、時間と共に移り変わるように且つリンク情報をユーザーが選択し得るようにして表示するようにした。
【選択図】 図1

Description

これまでテレビジョン放送やインターネットの動画配信サービスでは、時々刻々と移り変わる場面場面のその時々の内容に合わせた広告などの告知情報を次々と提供して、ユーザーがこれらにいつでもアクセス出来るようにすると言うようなことはそもそも考えられたことがなかった。初めてこの点に着目したのが当発明者であるが(PCT/JP2008/058236)、時々刻々と登場しては消えて行く人物、物品、スポット、アイデア、楽曲等々の登場内容に関連する告知情報をどのようにしたらタイミング良く提供することが出来るのかの解決は困難であった。この発明はこのような問題に係るものである。
すなわち本発明は、インターネットなどのネットワークを介したダウンロード形式やストリーミング放送形式のようなネットワーク型配信によって(通信によって)、動く映像いわゆる動画や時に連れる音楽などのデジタル化されたコンテンツをユーザーに提供したり、放送によって番組コンテンツをユーザーに提供する際に、登場内容に係る広告などの告知情報を取得するためのリンク情報を、登場内容の出現のタイミングに合わせてユーザーに提供する技術に関する。またユーザー側に於いて動画等コンテンツ再生窓上でリンク情報をタイミング良く提示すると言う画期的な技術に関する。なお上記デジタル化されたコンテンツデータのことをコンテンツと呼ぶことにする。
ユーチューブ(商標)に代表される動画共有サービスが大躍進を遂げ、テレビジョン放送で放送済みの映像をIP(インターネット・プロトコル)網を利用したネットワーク型配信によって再利用したり、放送と同時に再送信したり、初めからネットワーク型配信のための番組を制作する動きが活発化している。しかしながらインターネットでは概して無料のサービスが多く、コンテンツのネットワーク型配信に課金することは大変に難しい。そこで多くの動画提供サイトではいわゆるディスプレイ型のバナ−広告やテキスト広告が用いられている。
民放局は番組中に広告を挿入して放送しているが、広告部分をスキップして番組のみを視聴可能にする録画技術によってテレビコマーシャルの崩壊が叫ばれ出し、現実にスポンサーが放送に掛ける広告支出が減少し始めている。視聴者ユーザーにしてみれば、好きな広告は見たいが、殆どの広告は見たくないと言うのが本音である。そこで特開2005−184183号では、受信した好みのコマーシャルを記憶しておき、テレビ番組を受信している状態でコマーシャルが開始されたら、この記憶しておいた好みのコマーシャルに差し替えて再生するようにしている。また前記受信した好みのコマーシャルを放送局のセンタ装置に通知して、これと同種のコマーシャルを通信によって取得しておき、これを上記のように差し替えて再生するようにしている。これにより実質的に広告部分のスキップ視聴をなくそうと言うのである。
特開2005−184183号(図2、図4) PCT/JP2008/058236 ユーチューブ(商標)のインターネットWWWサイト<URL:http://www.youtube.com/>
IP網を利用したネットワーク型配信の場合、コンテンツはユーザーのクライアントコンピュータの表示画面のコンテンツ表示エリアに表示し、広告に付いてはコンテンツ表示エリアの上側や右側の比較的狭い広告表示エリアにバナ−広告などとして表示している。バナ−広告自体に動画を用いる場合もある(いわゆる動画広告である)。テレビジョン放送の場合は、一般的には番組もコマーシャルも画面の全体を使って広く表示しているため、コマーシャルは番組の間間に挿入される。これは特開2005−184183号でも同様である。
IP網を利用したネットワーク型配信では殆どが広告スキップを出来ないようにしている。テレビジョン放送の場合は広告スキップを防ぐ手立てがないことから、ドラマの中に商品広告を組み込んだ(プロダクト・プレースメントいわゆるドラマ内広告)番組を制作する試みがなされている。しかしながらこれがどれほどの効果を奏するかは未知である。ドラマ内広告の提示には見えていても意識されないなどの知覚の曖昧さや危うさが付きまとう。そこでその広告商品を目立たせるべく縁取りなどのマーキングを行なうことも考えられるが、肝心の広告よりも鬱陶しさばかりが印象に残ってしまう危惧がある。またコマーシャルは言わばコンテンツのタイトル或いは放送時間の枠に対して付けられるものであるから、1つのコンテンツに極めて多数のコマーシャルを割り振ることは不可能である。しかしながら上述した押し付けがましい広告ではなく視聴者が見たいと欲する広告を提供することが出来るのであれば、例えばドラマが時間軸に沿って進行して行く間にも、この男優のCDや関連する書籍が欲しい、この女優がいまドラマで履いている靴を買いたい、この料理屋さんに行って見たい、いま流れている曲の題名が知りたい、等々時々刻々と浮かぶアイデア(広告用語AIDMAの「D」である)に対して適時適切な情報を提供することが出来るのであれば、これが正しく効果的な広告であり、番組にスポンサーを付けると言う意味自体が変わってしまうことは間違いない。そしてこのような適時適切に提供される多数の情報から気になる情報をユーザーが自分の意志で選択出来るとなればこれほど素晴しいことはない。またネットワーク型配信でユーザーが投稿する動画コンテンツなどにも広告を付けることが出来るが、これに付いてもコンテンツに関連する多数の情報を、コンテンツが時間軸に沿って移り変わるのと同様に、時間軸に沿って提供してユーザーの意志で選択させることを可能にしたいものである。これにより動画商品販売に於いてもロングテール化が始まるに違いない。制作者が直接広告収入を得ることが出来るようになるからである。
何れにせよ従来のように番組の間間にコマーシャルを挿入したり、ドラマ内広告にしたり、バナー広告を表示したりするやり方では、そこに盛り込める広告の情報量があまりにも少なすぎるため、ユーザーの意志で見たい広告を選択させることは不可能であり、従って押し付け的な広告を見せるしか手がないのである。結局コマーシャルは詰らないものと言う意識が固定されてしまっている。これは広告に限らずニュースやお知らせなどユーザーに告知したい内容を掲載する場合でも同様である。従って本発明はこのような問題の解決を課題とする。
この問題に付いて鋭意研究する内に、コンテンツに関係のあるたくさんの広告をユーザーに提供して、その中からユーザーの意志で広告を選択してもらえるようにすること、広告はコンテンツの進行に合わせて変化進行して行くようにすること、そしてコンテンツ進行中のその時々の内容にマッチする内容であると共に広告商品とは画面に登場するタイミングが一致した広告を得ることが出来るようにすることが重要であるとの認識に至った。従ってコンテンツを表示するクライアントの側に於いても広告をコンテンツの進行に合わせると共に、広告商品等の登場にタイミングを合わせて表示するようにするのである。
上記課題は、動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントを記録するための付帯情報記憶部と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、前記付帯情報記憶部のキャプションを分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックのコンテンツ中の時間軸上での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得るトピック生成手段と、各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、から構成されるリンク情報の提供装置を提供することにより達成される。すなわち動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与されたキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とを有しており、前記付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、各々のトピックの動画中の時間軸上での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定した出現位置情報を得ておき、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成して、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するのである。
ここで重要なのは付帯情報としてのタグは主として名詞や形容詞の単語から成るものであるため、単語はそのままトピックとすることが可能である。また付帯情報としてのコメントやキャプションは主語や述語や目的語などから成っているため、キャプションを分析することで主語や述語や目的語などを得ることが可能である。そしてこれ等は動画の内容を端的に表すものとしてのトピックとして扱うことが出来るのである(なお「ライオン」と「獅子」のように観念類似するものをマッチングさせるようにしても良く、このために例えば「ライオン」と「獅子」とを対応させた一覧表を作っておくなどする)。また付帯情報は動画中で表示開始のタイミングが指定されているものであるため、キャプションから得られたトピックに付いても動画中の時間軸上での出現位置を特定することが可能である。従ってトピックは動画のその時々の内容を、正にその時点で端的に表すものとして利用することが出来る。一方アドレス情報は、例えば上記「ライオン」などのトピックが登場したらこの時に告知したいとするものであるから、アドレス情報中にこの「ライオン」に対応するものを含むようにする。これにより付帯情報とアドレス情報とのマッチングが計れるのである。そこでこのようにして得られた各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、出現位置情報を有するリンク情報を作成して、受信側で利用し得るように提供するのである。なお予め付帯情報に文章を追加したり削除するなどの編集を行なっておいても良い。
或いは上記課題は、動画のコンテンツを構成する複数個のフレームの内の何れかのフレームに付与されたこのフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を記録するための付帯情報記憶部と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現フレーム情報を得るトピック生成手段と、各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、から構成されるリンク情報の提供装置を提供することにより達成される。すなわち動画のコンテンツを構成する複数個のフレームの内の何れかのフレームに付与されたこのフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とを有しており、前記付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を調べて、各々のトピックの出現位置を特定した出現フレーム情報を得ておき、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成して、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するのである。
前記付帯情報は動画の内容を端的に表すものとしてのトピックとして扱うことが出来る。また付帯情報はフレームに付与されている。動画を1秒間に30コマ(フレーム)として連続して見せる例を上げることが出来るが、この例の場合にはその1コマ1コマに付帯情報を振れる可能性があるのであり、所要のフレームにタブを設けるなどしてここに付帯情報を記載するようにすれば良い。フレームは送り再生では番号の若い方から順に再生され(巻き戻し再生ではその逆順)、実質的に動画中の時間軸上での再生のタイミングが明らかなものである。従って付帯情報から得られたトピックに付いても動画中での再生のタイミング(どのフレームに属しているかの出現フレーム情報)を特定することが可能である。このためトピックは動画のその時々の内容を、正にその時点で端的に表すものとして利用することが出来る。そこでこのようにして得られた各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、出現フレーム情報を有するリンク情報を作成して、受信側で利用し得るように提供するのである。なお予め付帯情報に文章を追加したり削除するなどの編集を行なっておいても良い。
或いはまた上記課題は、動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を記録するための付帯情報記憶部と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得るトピック生成手段と、または前記付帯情報記憶部の付帯情報から操作者が複数個のトピックを得るトピック特定手段と、各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定してトピックに出現位置情報を付与する出現位置情報付与手段と、各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、から構成されるリンク情報の提供装置を提供することにより達成される。すなわち動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とを有しており、前記付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、または前記付帯情報から操作者が複数個のトピックを特定すると共に、各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定してトピックに出現位置情報を付与しておき、各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成して、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するのである。
ここで重要なのはトピックを得るのに、機械的に付帯情報を分析して複数個のトピックを得るトピック生成手段を用いるか、または人為的に操作者が付帯情報から複数個のトピックを抽出するトピック特定手段を用いるかのどちらかの手段を採用するようにしている点である。なおトピックに出現位置情報を付与する出現位置情報付与手段に付いては、各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定することによっている。従って操作者はユーザーの立場から出現位置情報を有するリンク情報を作成して、受信側のユーザーに提供することが出来るのである。
さて、動画のコンテンツそのものの取り扱いに関しては本発明では必須要件ではないが、動画のコンテンツは、インターネットなどのネットワークを介したダウンロード形式やストリーミング放送形式のようなネットワーク型配信によって(通信によって)、ユーザーのクライアントコンピュータの表示画面にまたはネットワーク接続されたテレビジョン受信機の表示画面に提供される。或いは番組のコンテンツは放送によってユーザーのテレビジョン受信機の表示画面に提供される。なお通信による提供や放送による提供は何れも送信に含まれる。
この発明が取り扱うリンク情報は、後述するように受信側の処理によってその表示画面に上述した動画のコンテンツと共に表示される。広告などの告知情報を単に表示画面上に表示するものも考えられるが、これでは単に動画と共に告知情報が見えると言うだけで、WWWページ上にバナー広告を貼り付けるのと何等変わるところがないわけである。またいわゆる動画広告は広告を動画で表現したものに過ぎない。ところがこの発明によれば、動画の進行中のその時々の内容にマッチする内容の告知情報が、リンク情報として次々に且つタイミングを合わせながら出現して来るので、ここに大きな価値があると言うことが出来る。この次々と出現しては消えて行く表示は一種のティッカー表示であると見ることも可能である。しかもこれが適時に行なわれるのである。
上記出現のタイミングに関して、受信側でリンク情報に含まれる出現位置情報や出現フレーム情報を見つけて、アドレス情報に係るリンク情報の表示を動画の表示に同期(タイミングの一致)させる。そもそも付帯情報はコンテンツの内容に関係付けられているものであるから、コンテンツの提供に合わせて提供されていさえすれば、上述したように見ていてコンテンツの内容と告知情報の内容とが一致していることが分かる。しかしながら例えば動画の画面に赤い靴が映っており、この赤い靴に関する情報が今すぐ欲しい場合には、タイミング良くリンク情報がティッカに表示されている方が好ましい。このようなことを可能にするために前記同期と言うことは重要である。この出現位置情報や出現フレーム情報の一実施形態としては、コンテンツの開始から終了までのタイムライン上で、告知情報の出現はコンテンツの開始から何分後であるとか、コンテンツの開始時刻を何時何分とすれば目的の告知情報の出現は何時何分であるとか、コンテンツの全体の長さを100パーセントとすれば告知情報の出現は何パーセント目であるとか、告知情報の出現は何フレーム目である、と言った目印情報であるとする。なお後々コンテンツを再生するに当たり任意の出現位置や出現フレームから、例えば上記の赤い靴の出現位置や出現フレームの箇所から再生し得るような設計とすることも便利である。なおコンテンツに赤い靴が登場したら、リンク情報の表示にも同様の赤い靴の画像が表示されるようであると、ユーザーには極めて分かりやすく告知情報にアクセスする意欲を高めることが出来る。
動画上に表示する、動画の付帯情報から得たトピックに係るリンク情報の表示を、動画の表示に同期させることは正に本発明ならではのものである。
近年のテレビジョン放送では、テレビジョン受信機の画面にクローズドキャプション(closed captioning)などの文字多重放送による付帯情報が表示されるようになっている。また前出ユーチューブ(商標)に投稿された動画には制作者によって複数個のタグが、この動画の内容を端的に表現する付帯情報として付されている。また閲覧者がタグを追加するように設計することが可能である。一実施形態としてこのタグを付帯情報として番組コンテンツに付与することが出来る。また現在テレビ番組中に表示している検索用のキーワードを付帯情報として用いても良い。なおこれ等のタグは一般的には文章ではなく単語や熟語である。あるいは上記クローズドキャプションまたはこれに類するものや、動画に付けられたコメントなどを、インデクサによる分かち書きやスペース区切りの検出などの処理によって単語や熟語からなるトピックにすることや、番組や動画の音声認識を行ってテキスト化し、ここからトピックを取り出すようなことも可能である。なおこの際にトピックに重み付けをして意味解釈を行ったり、適切なフィルタを用いて不要なトピックを除去したりすることも出来る。
動画と付帯情報とは別々のデータであるが、クローズドキャプションのように動画に多重化(一体化)して取り扱われる場合がある。一実施形態として付帯情報を動画とは別体のものとして取り扱うが、番組や動画のコンテンツに付帯するキャプションやタグ等の付帯情報は付帯情報記憶部に記録しておく。なお動画をも取り扱う実施形態であれば、動画のコンテンツの記憶部と付帯情報記憶部は別々の記憶装置上に設けられたり同一の記憶装置上に設けられたりする。また次に述べるアドレス情報記憶部に関しても同様である。なお付帯情報が文章である場合に、一例この文章をインデクサに掛けたり意味解釈処理したりするが、予めこれを行った上で付帯情報記憶部に記録しておくことも、或いは後述する付帯情報とアドレス情報とを比較して付帯情報にマッチングするアドレス情報を選び出してリンク情報を生成する際に、付帯情報記憶部から読み出してこれを行うように設計することも可能である。
広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報はアドレス情報記憶部に記録しておく。アドレス情報は識別情報であり、一実施形態として広告主のWWW(World Wide Web)ページのURL(Uniform Resource Locator)とこのページの表題との組であり、これ等が記載されたテキストファイルがアドレス情報記憶部に記録される。或いは広告ポータルサイトとでも称し得るような広告の一大集積場をWWWページにして、このURLとこのページの表題との組を提供するようにしても良い。なおURLと表題の他に、検索用のキーワードやキャッチフレーズや広告主としての広告支出順位などをアドレス情報に加えることができる。この場合にはキーワードを付帯情報との比較に用いる実施形態を上げる。
ところでインターネット広告の分野にいわゆる検索連動型広告と言うものがあり、これはユーザーが検索したキーワードにマッチングさせた広告を検索結果のページに表示するものである。またいわゆるコンテンツ連動型広告と言うものがあり、これはWWWサイトの文章中に含まれる単語などからこのサイトの内容を解析して、サイトの内容に合致する広告をこのサイトのWWWページに表示するものである。本発明では一実施形態として、コンテンツに付与したタグやキャプションや音声認識結果のテキストデータなどの付帯情報から得たトピックに付いて、上記キーワードマッチングしたりコンテンツマッチングする告知情報へのリンク情報を生成する。このような技術は現在では一般化しているため煩雑となるのを避けてその詳細な説明を省略するが、特表2005−521971や特表2006−500698が参考になる。なおこの分野の将来のより優れた技術を採用して良いことは勿論である。こうして生成されたリンク情報には、一実施形態として、表題と広告主のWWWページのURLとが記載されるが、このリンク情報はこの表題が受信側の表示画面上でマウスなどの入力装置によって選択された時に、広告主のWWWページにアクセスすることが出来るようにするためにハイパーリンク形式で記述される。また一実施形態として、このリンク情報はこれを受信側の表示画面上でマウスなどでクリックされた時に、この表示中のコンテンツに関連が深い他のコンテンツにアクセスし得るようにするためにハイパーリンク形式で記述される。或いは受信側の表示画面上にスイッチを表示して、このスイッチがマウスなどで選択されたら、プログラムがこのスイッチのリンク情報に含まれるアドレス情報を解釈して対応するWWWページや動画コンテンツ等にアクセスするように設計することが出来る。スイッチの名前属性に前記表題を用いると良い。
前記リンク情報生成手段は、受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含めるものとすることが出来る。上述した表題は文字以外にもイメージとすることが可能である。イメージの一般的なものはアイコンであるが、これは静止画としたり動画としたりすることが出来る。すなわち受信側の表示画面上に表示されるように画像情報または動画情報をリンク情報に含めて送信したり、画像情報または動画情報が取得出来るURLを送信するのである。イメージは広告の内容を端的に表すものとして利用価値がより高い。
このリンク情報を、前記コンテンツの送信に合わせて(上述したように動画のコンテンツそのものの取り扱いに関しては本発明では必須要件ではない)、或いはクライアントコンピュータからの送信要求に従うなどして、リンク情報送信手段を用いてクライアントコンピュータの表示画面上に、またはネットワーク接続可能なテレビジョン受信機の表示画面上に表示されるように送信するか、またはテレビジョン受信機の表示画面上に表示されるように放送する。後述するがこの表示位置を例えば動画上の右上隅などとしておくと、ここをリンク情報の表示領域として、ここに前記リンク情報が一例アイコンによる表題として入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように表示する。そしてこの際に前記出現位置情報に基づいて適時に表示するのである。適時に表示するとは、ピタリとタイミングを合わせる場合の他に、予告的にほんの少し前となるタイミングで表示し始めたり、動画上で例えば広告商品が登場したらこれが視聴者に知覚されるタイミングを見計らって表示を開始することを言う。このようにして表示されたリンク情報は、次のリンク情報を表示するまでは表示し続けるようにしたり、設定により所定の時間が経過するなどの条件が満たされたならば表示を消すようにすれば良い。リンク情報はこのように適時に表示されるので、ユーザーはこれに関連しているコンテンツを楽しみながら、気になるリンク情報が見つかったならばこれを選択するだけで、付帯情報に対応した告知情報を得ることが出来るのである。なお一実施形態としてコンテンツに作成したリンク情報を合成して送る場合もあるが、この場合にはコンテンツ送信手段とリンク情報送信手段とを一体のものとして考えることが出来る。一例としてコンテンツの表示領域の右上隅にアイコンを表示するための領域を追加しておき、ここにリンク情報をクリッカブルに合成するのである。なおこの際に両者間に境界線を描画するようにしても良い。動画に合成した場合でもリンク情報は動画の表示の進行に伴って表示が変化するように見える。すなわちリンク情報は適時に表示されることになる。
なお前記リンク情報生成手段は、各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として、前記送信装置を以て各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものであるか、または前記リンク情報生成手段は、複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出して、これを前記送信装置を以て複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものとすることが出来る。前者の一実施形態として受信側の表示画面上でユーザーが選択したリンク情報に関する情報(選択された広告が何であるかなど)を受けて、このユーザーに固有の嗜好情報として記憶装置のユーザー情報記憶部に記録しておき、後にこのユーザーにリンク情報を提示する際には前記嗜好情報をユーザー情報記憶部の該当するユーザー領域から読み出して、この嗜好情報にマッチングする付帯情報を用いて、いわゆるレコメンドとしての新たなリンク情報を作成する嗜好情報処理手段を含めることが出来る。前記嗜好情報はまた動画のコンテンツの選択の際にも利用することが可能である。従ってコンテンツそのものやタグなどの付帯情報にはユーザーの嗜好が反映される。例えばこのユーザーは車に興味がある、好きな俳優は誰それである、ダンスが好みの分野である、などの傾向が分かるため、このユーザーがコンテンツを消費する際にはこの傾向の広告を選んで付帯情報に加えるようにする。こうしてユーザーの購買意欲(広告用語AIDMAの「D」である)を高めることが出来るのである。この他上記嗜好情報以外にも、特に携帯電話機でコンテンツを楽しむ場合などでは、その携帯電話機が存在している位置情報を利用してその携帯電話機の周辺地域のみの情報を提供することが可能である。これには基地局の位置から携帯電話機の位置を推定したり、携帯電話機にGPSを備えさせてそれからの位置情報を利用すれば良い。これは広告にもコンテンツにも適用し得る。或いは上述したキーワード検索の結果をリンク情報に反映させることなども可能である。また後者の一実施形態として多数のユーザーから各々の表示画面上でのリンク情報の選択を受けてランキング情報を作成し、このランキング情報を全てのユーザーの表示画面のリンク情報表示領域に提示することを上げる。このようにして現在多くのユーザーが何に興味を持っているかを全てのユーザーに告知することが出来る。
さて上記課題は、動画のコンテンツを記録しておくためのコンテンツ記憶システムと、予め動画を構成するフレームに広告などの告知情報へのリンク情報を付与しておくためのリンク情報入力システムと、前記リンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信システムと、から構成されるシステムであって、前記コンテンツ記憶システムは、動画を記録しておくためのコンテンツ記憶部を備え、前記リンク情報入力システムは、前記コンテンツ記憶部から読み出した動画を表示する表示装置と、この動画を表示しながら、動画を構成する複数個のフレームの内の任意フレームに、このフレームの内容からトピックを見出してこのトピックに関連する広告などの告知情報へのリンク情報を付すべく、このリンク情報を入力するための、及び前記入力装置から入力された、前記トピックがどのフレームに出現しているかを示す出現フレーム情報を、または前記トピックが出現している動画中の時間軸上での出現位置情報を、前記リンク情報に付加するための、入力装置と、この出現フレーム情報または出現位置情報が付加されたリンク情報を記録するためのリンク情報記憶部と、を備え、前記リンク情報送信システムは、出現フレーム情報または出現位置情報が付加されたリンク情報を前記リンク情報記憶部から読み出して、前記受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置、を備えていることを特徴とするリンク情報の提供システムを提供することにより達成される。
これは動画を構成するフレームにリンク情報を操作者が付すためのシステムであって、リンク情報入力システムを備えており、コンテンツ記憶部から読み出した動画を操作者に見せるべく表示するための表示装置と、動画を表示しつつ操作者が任意のフレームの内容からトピックを見出して、このトピックに関連する広告などの告知情報へのリンク情報をこのフレームに付すためのものであると共に、このトピックがどのフレームに出現しているかを示す出現フレーム情報を、またはこのトピックが出現している動画中の時間軸上での出現位置情報を、リンク情報に付加するための入力装置と、このリンク情報を記録するためのリンク情報記憶部と、から構成されている点に特徴を有する。すなわち操作者はこのリンク情報入力システムを使用して、予め動画を構成する任意のフレームに広告などの告知情報へのリンク情報を付与しておくようにするのである。そもそもリンク情報は、上述したようなコンテンツの付帯情報に係るマッチング処理によって導かれたものに限定されず、コンテンツの内容を見るなどして人為的に作成したり用意されたものを受け付けたりして付与したものであってよい。しかしながらこの場合であってもコンテンツの内容とリンク情報とは密接な関係にあると言うことが出来る。そしてこのリンク情報がリンク情報送信システムによって受信側の表示画面に表示されるように送信される。例えば表示中の動画の場面場面の内容から、この男優は誰でありこういうタイトルのDVDを出している、この女優が履いている赤い靴は何というブランドのものである、いま流れている曲の題名は何である、あれは何温泉の何旅館である、等々のトピックを見出して各々のトピックに関連する広告などの告知情報へのリンク情報を動画中での出現のタイミングを示すマーカと共に入力しておくことが可能となるのである。トピックとは話の種であり題目であり、単語や熟語やフレーズなどで表わされる。上述したキャプションのインデクサによる処理結果などもトピックであると言うことが出来る。このマーカに付いて別の見地から説明すると、動画を1秒間に略30コマ(フレーム)として連続して見せる例では、その1コマ1コマにタグやコメント等を振れる可能性があり、これ等を検索してマッチングするアドレス情報を得ることが出来るわけである。またこのシステムに関してもユーザーからのキーワードを受け付けてこれにマッチングするコンテンツを索出して、この結果をコンテンツ選択肢として提示するものとすることが出来る。
また上記課題は、動画のコンテンツを記録しておくためのコンテンツ記憶システムと、予め動画を構成するフレームに広告などの告知情報へのリンク情報を付与しておくためのリンク情報入力システムと、前記リンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信システムと、から構成されるシステムであって、前記コンテンツ記憶システムは、動画を記録しておくためのコンテンツ記憶部を備え、前記リンク情報入力システムは、前記コンテンツ記憶部から読み出した動画を表示する表示装置と、この動画を表示しながら、動画を構成する複数個のフレームの内の任意フレームに、このフレームの内容からトピックを見出してこのトピックに関連する広告などの告知情報へのリンク情報を付すべく、このリンク情報を入力するための入力装置と、この入力されたリンク情報を記録するためのリンク情報記憶部と、を備え、前記表示装置は動画の表示を任意のフレームで一時停止させる一時停止機能を備えており、前記リンク情報入力システムは、前記トピックの出現位置を、動画の表示が一時停止された位置のフレームの動画中での出現位置を示す出現フレーム情報またはトピックの動画中の時間軸上での出現位置情報を用いて、前記リンク情報に加えることを可能にするものであると共に、このリンク情報を前記リンク情報記憶部から読み出して、前記受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置、を備えていることを特徴とするリンク情報の提供システムを提供することにより達成される。
この発明は一時停止させたフレームの出現情報(前記出現フレーム情報または前記出現位置情報)を自動で付すシステムであって、リンク情報入力システムを備えており、これは操作者が前記表示装置の一時停止機能を用いて動画の表示を任意のフレームで一時停止させると、前記リンク情報入力システムが、前記トピックの出現位置を、動画の表示が一時停止された位置のフレームの動画中での出現位置を示す出現フレーム情報またはトピックの動画中の時間軸上での出現位置情報を用いて、前記リンク情報に加える点に特徴を有するものである。これによれば操作者がこれはと思った時点で動画の表示を一時停止させるだけで、システムが自動的に出現情報をリンク情報に追加してくれるので便利である。なおこのようにして追加される出現情報を編集し得るように前記リンク情報入力システムを構成しても良い。
なお上記の2つのシステムに付いても、リンク情報を人為的に操作者が付与するものと、上述した機械的なマッチング処理によりリンク情報を得るものと、を混用したリンク情報を生成する実施形態が実現可能であり十分に実用的である。また前記受信側の表示画面に前記リンク情報が静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含ませるようなシステムとすることが可能である。また各々のユーザーのリンク情報表示領域上でのリンク情報の選択を受けて個人的な嗜好情報に基づくレコメンデーションを提示したり、多数のユーザーのリンク情報の選択を受けて全てのユーザーに対するレコメンデーションを提示するものとすることが出来る。なお動画のコンテンツをも受信側に送信する場合であって、リンク情報入力システムがリンク情報を、出現フレーム情報または出現位置情報に基づいて適時に出現するようにこの動画に合成してから、送信するようなシステムとすることも可能である。
さてリンク情報の受信側に付いてであるが、動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントなどを分析して得られるものであると共にコンテンツ中の時間軸上での出現位置が特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、前記動画と、を受信する受信装置と、表示画面に動画とリンク情報とを表示するための表示装置と、前記受信装置や表示装置の制御装置と、を備えており、この制御装置は、前記リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示装置とした。すなわち動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントなどを分析して得られるものであると共に動画中の時間軸上での出現位置が特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、前記動画と、を受信装置により受信して、表示装置により表示画面に動画とリンク情報とを表示し、前記リンク情報を、このリンク情報がマウスなどの入力装置で選択された時に、前記アドレス情報が指し示す告知情報を取得し得るように、動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示方法とした。
これによれば表示画面に動画を表示すると共にリンク情報をこの動画上に表示するのであるが、このリンク情報が、動画中の時間軸上での出現位置を示す前記出現位置情報に基づいて適時に表示されるため、動画の進行中のその時々の内容にマッチする内容の告知情報がリンク情報として次々に且つタイミングを合わせながら動画上に出現して来る。リンク情報はこのように適時に表示されるので、ユーザーはこれに関連しているコンテンツを楽しみながら、多数のリンク情報から気になるリンク情報が見つかったならばこれを自由に選択することが出来る。このリンク情報をマウスなどの入力装置で選択するだけで、付帯情報に対応した告知情報を得ることが出来る。また動画を表示するコンテンツ表示領域の中にリンク情報表示領域を設けてリンク情報は動画上に表示されるようにしているため、リンク情報表示領域をコンテンツ表示領域の外に取る場合に比べてコンテンツ表示領域の全体サイズを圧迫しないで済む。
或いは、動画のコンテンツを構成する複数個のフレームに付与されたフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を横断的に検索して、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とのマッチングを分析することにより得られるものであると共に、付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を示す出現フレーム情報が特定されて出現フレーム情報が付与されたものであるリンク情報と、前記動画と、を受信する受信装置と、表示画面に動画とリンク情報とを表示するための表示装置と、前記受信装置や表示装置の制御装置と、を備えており、この制御装置は、前記リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示する際に、前記出現フレーム情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示装置とした。すなわち動画のコンテンツを構成する複数個のフレームに付与されたフレームの内容を表わすタグやコメントなどの付帯情報を横断的に検索して、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とのマッチングを分析することにより得られるものであると共に、付帯情報が属するフレームの動画中での出現位置を示す出現フレーム情報が特定されて出現フレーム情報が付与されたものであるリンク情報と、前記動画と、を受信して、表示画面に動画とリンク情報とを表示し、前記リンク情報を、このリンク情報がマウスなどの入力装置で選択された時に、前記アドレス情報が指し示す告知情報を取得し得るように、動画上に表示する際に、前記出現フレーム情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示方法とした。
これによれば表示画面に動画を表示すると共にリンク情報をこの動画上に表示するのであるが、このリンク情報が、付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を示す前記出現フレーム情報に基づいて適時に表示されるため、動画の進行中のその時々の内容にマッチする内容の告知情報がリンク情報として次々に且つタイミングを合わせながら動画上に出現して来る。ユーザーはコンテンツを楽しみながら、この時事刻々の内容に関連して動画上に適時に表示されるリンク情報の中に気になるリンク情報があったならば、これを入力装置で自由に選択することが可能であり、これにより付帯情報に対応した告知情報を得ることが出来るのである。
或いはまた、動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を分析して得られるものであるかまたはこの付帯情報から操作者が特定して得られるものであると共に、動画中の時間軸上での出現位置が操作者により特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、前記動画と、を受信する受信装置と、表示画面に動画とリンク情報とを表示するための表示装置と、前記受信装置や表示装置の制御装置と、を備えており、この制御装置は、前記リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示装置とした。すなわち動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を分析して得られるものであるかまたはこの付帯情報から操作者が特定して得られるものであると共に、動画中の時間軸上での出現位置が操作者により特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、前記動画と、を受信して、表示画面に動画とリンク情報とを表示し、前記リンク情報を、このリンク情報がマウスなどの入力装置で選択された時に、前記アドレス情報が指し示す告知情報を取得し得るように、動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示方法とした。
これによれば表示画面に動画を表示すると共にリンク情報をこの動画上に表示するのであるが、このリンク情報が、動画中の時間軸上での出現位置を示す前記出現位置情報に基づいて適時に表示されるため、動画の進行中のその時々の内容にマッチする内容の告知情報がリンク情報として次々に且つタイミングを合わせながら動画上に出現して来る。リンク情報はこのように適時に表示されるので、ユーザーはコンテンツを楽しみながら、この時事刻々の内容に関連して動画上に表示されるリンク情報の中に気になるリンク情報が見つかれば、これを入力装置で選択して付帯情報に対応した告知情報を得ることが出来る。
動画のコンテンツは通信または放送によって取得され、時間と共に移り変わる性質を有する。この動画のコンテンツの受信に合わせて前記リンク情報が通信または放送により取得される。このリンク情報は、一例ハイパーリンク形式のものであり、入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示されるものである。なおこの際には前記出現位置情報や前記出現フレーム情報に基づき適時に表示するように為されている。これ等の取得に付いて、一実施形態として、動画のコンテンツもリンク情報も共に通信によって取得する場合に、両者を一括して受信してから動画部分はコンテンツ表示領域に、リンク情報部分は動画上のリンク情報表示領域に振り分けて渡す設計が可能であり、または各々の表示領域に直接渡すべく最初から別々に受信する設計が可能である。また動画のコンテンツの受信とリンク情報の受信とが時間的にずれたような場合には、一例として動画の表示を優先させてリンク情報は届き次第表示するようにしたり、リンク情報が届くのを待って両者を表示開始するようにしたりする。またこのような選択肢を提示してユーザーが選択し得るように設計することも可能である。
インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータは、通信によってコンテンツを取得するものであるが、テレビジョン受信機を備えることで放送のコンテンツを取得することが出来る。いわゆるワンセグ放送では、テレビジョン受信機は携帯電話機、電子辞書、携帯型DVDプレーヤや音楽プレーヤなどにも備えられている。後述する中継装置に付いても同様である。携帯電話機などはいわゆるネット接続が可能となっているから、通信でも放送でも動画や番組などのコンテンツを取得し得る。一方テレビジョン受信機でもインターネットに接続するものがあり、やはり両方の経路からコンテンツを取得することが出来るようになっている。動画のコンテンツやリンク情報はこのような機器の表示画面に表示され、動画はコンテンツ表示領域に、リンク情報は動画上のリンク情報表示領域に表示される。後述するがこのリンク情報表示領域の表示位置を例えば動画上の右上隅などとしておく。コンテンツの付帯情報の一例として、コンテンツに付与されるタグやキャプション、コンテンツの音声部分を音声認識した結果のテキストデータなどを上げたが、何れもコンテンツの内容と密接に関連している。ユーザーはリンク情報表示領域に時間と共に移り変わって表示される幾つものリンク情報の中から興味あるものを選択することでその情報に容易にアクセスすることが出来る。また最近のテレビ広告では広告の最後にタグを表示して、インターネットでこのタグをキーワードとして検索してもらうと言う試みがなされているが、このような意味合いのタグがコンテンツの付帯情報に加えられていれば、このリンク情報を一例ハイパーリンクとしてリンク情報表示領域に現わすことが出来るため、これから直ぐに告知情報にアクセスすることが出来る。またこのタグをキーワードとして検索した検索結果のページ(各種辞書を横断検索した結果を表示するページなどを含む)に誘導することも可能である。或いはこのタグから電子掲示板などへも誘導し得る。
前記リンク情報表示領域の表示位置の一例として、動画上の右上隅、***、左上隅、右下隅、下中央、左下隅を上げる。この表示位置は例えば動画上の右上隅に固定しても良いが、表示位置をランダムに変えるなどの設計も可能である。また前記リンク情報表示領域には一時にただ1つのリンク情報のみが表示されるようにしたり、2つ、3つのリンク情報が並んで表示されるようにしても良い。或いは出現位置情報が重なったり近接したりしてほぼ同時に複数個のリンク情報を表示しなくてはならないような場合に、その表示順位を決めるのではなく、表示出来るリンク情報表示領域の数を増やす、すなわちリンク情報表示領域の数を増減させる制御が行ない得るようにしても良い。なお複数個のリンク情報を並べて且つ表示順位を伴って表示する場合、例えば現在のタイミングで表示を開始したものを1つ、これに先立って表示されたものを1つ、更にその前に表示されたものを1つ表示し、次のタイミングで一番古いリンク情報を消して他のものを1つずつ詰めて、空いた部分に最新のリンク情報を表示するように設計することが可能である。前の表示を一定時間継続して表示することで、ユーザーが気になるリンク情報が提示されていることに遅れて気付いたとしても、慌てることなく選択する余裕がユーザーに与えられる。また例えば3つのリンク情報を表示するものであって中央を現在のタイミングで表示を開始したものとし、この直前に表示したもの(現在では過去となったもの)を左端に移動させ、予告的にこの後となるもの(未来のタイミングのもの)を右端に表示するような設定も可能である。このような方式に付いても上述のように出現位置情報が重なったり近接するような場合に、同上の処理を行なったり、表示時間を可変とするなどの処理を行なうように設計して良い。なお前記リンク情報表示領域の中で例えば静止画を表示するような場合に、この静止画を淡く明滅させたりスクロールするように表示すると視認性が向上する。また前記リンク情報表示領域の数を2以上として複数個のリンク情報を隣へ順次送るようにする表示も、これをティッカー表示であると見ることも可能である。しかも現在のタイミングで表示を開始したものは適時なリンク情報の提供に他ならない。
本発明の表示装置及び表示方法の特長は、告知情報へのリンク情報を動画上に設けたリンク情報表示領域にタイミング良く表示するため、どんなに多くの数のリンク情報を取得したとしても、全体を部分部分に分けて一部分ずつを、順次に差し替えして次々と表示して行くことが出来る点にある。従って極めて多数のトピックとアドレス情報とを関連付けることが可能である。この動画上に出現させるリンク情報には、文字、アニメーション表示させた文字、文字を書き込んだボタンなどのアイコンなどを自由に採用することが出来る。あまり文字を目立たせたくない場合には、表示する文字の背景を表示中の動画の平均的な色調で表わすようにしても良い。また請求項に記載したように、前記リンク情報にアイコンを表示するための画像ファイルまたは動画ファイルが含まれている場合には、これを以てリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するようにしても良い。例えばリンク情報をクリッカブルな静止画やフラッシュ(商標)などによる動画として動画上に表示するのである。静止画には絵文字というものもある。静止画に表示領域内でゆっくり動くようなエフェクトを掛けることが可能である。ただでさえ狭いと感じられる表示画面であるからコンテンツを表示するのに表示画面は出来るだけ広くして使いたいとする要望が多いが、本発明の表示装置及び表示方法によれば殆ど場所を取らずに、また従来では納め切れないほどの極めて多くの情報を表示するのに実に都合が良い。すなわちこのリンク情報によればバナー広告やテキスト広告を置くよりもずっとずっと多くの情報を、限られた表示領域に掲載することが可能である。そしてこのリンク情報から一例としてWWWブラウザを用いて更に情報量の豊富な告知情報を得ることが出来るのである。なお各々のリンク情報は「適時に」1度だけ表示させたり、2度以上の所定の回数だけ表示させたり(この場合には2度目以降は「適時」ではなくなる)、或いはエンドレスでループさせて表示するなどと、任意に設定することが出来る。また動画上に登場させるタイミングの調節も可能である。また複数のリンク情報を表示するに当っては、リンク情報間の間隔をリンク情報の多少や詰り具合や空き具合等で自動調節したり、出現位置情報または出現フレーム情報が付いていないものがあれば、付いているものを付いていないものに優先させて表示したり、出現時間が重なるものを調整したりと、自由な設定が可能なのも本発明ならではである。
また本発明では、コンテンツ表示領域とリンク情報表示領域とが一緒に表示画面に表示されており同時に見ることが出来るため、見ていてコンテンツの内容と告知情報(へのリンク情報)の内容とが一致し、且つ進行が一致していることが分かる。なおリンク情報表示領域は動画上の動画再生の邪魔になりにくい箇所に設けることが好ましいが、この辺りは任意な設計が可能である。本発明のリンク情報表示領域によれば、告知情報の数が増加しようともいかに多くとも、告知情報は決められたリンク情報表示領域内に納められており、これが溢れ出してコンテンツ表示領域を汚すようなことが起らない。このことはテレビジョン受信機などのキャプション表示領域をリンク情報表示領域に転用或いは併用した場合でも同様である。なおキャプションそのものをハイパーリンクとする考えもあるが、キャプションは表示されている時間が極めて短く直ぐに次のキャプションに移ってしまうため、ユーザーが容易に選択し得るようなものではないが、リンク情報に丸めて表示したものであれば、次々と移って行く動きを比較的に遅くすることが出来るため選択は極めて容易である。そこに本発明の動画上に設けたリンク情報表示の先進性と有効性とが見られるのである。なお本発明のコンテンツ表示領域とリンク情報表示領域とを、第三者のWWW文書にエンベットさせて表示するように設計することも可能である。従って本発明の表示装置及び表示方法は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置にインストールしておき必要に応じて起動させるタイプのものや、インターネットなどを経由するいわゆるネットワークローダブルなソフトウェアとしても実現することが出来る。
なお一般的なプログラミング作法としてコンテンツ表示領域もリンク情報表示領域も表示画面から隠したり現わしたりすることが出来るが、そのように設計してもよい。すると一実施形態としてコンテンツ表示領域を隠してリンク情報表示領域を表示しておくと言う使い方が可能になる。また表示するリンク情報がない時には動画上に何も表示しないようにしたり、リンク情報表示領域であることを示すために例えば窓枠のみの表示を行なうなどしても良い。また表示の一実施形態としてリンク情報表示領域のリンク情報が選択された時に、コンテンツ表示領域に告知情報を表示するようにしたり、コンテンツ表示領域の別窓やWWWブラウザの別窓を立ち上げてここに告知情報を表示するように設計することが出来る。なおそれ等の窓にもリンク情報表示領域を設けることが可能であり、ここにも本発明の優秀さが現われている。また後述するように、リンク情報が選択された際には通信ならばコンテンツ表示を一時停止させることが出来るように仕組んだり、放送ならば録画やいわゆる追いかけ再生の仕組みを導入することが可能である。これにより続きから再生出来るようになる。またリンク情報表示のみ一時停止させる機能を付けたり、リンク情報表示の内容を一時記録しておき、コンテンツの表示中にリンク情報表示だけ巻き戻して見るようにすることも可能である。また各表示領域のサイズを可変としたり、新たに立ち上げる表示領域をカスケード表示にするなどの設計も可能である。なおリンク情報が選択された後に告知情報をどのように表示するかは任意設計事項である。
さて、前記制御装置は、リンク情報にアイコンを表示するための画像情報または動画情報が含まれている場合には、これを以てリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するようにすることが出来る。これは上述した通りである。
また前記制御装置は、表示画面に表示した動画の全部範囲または一部範囲をキャプチャして静止画または動画によるアイコンを生成し、リンク情報に係る表示を、このアイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで表示するものとしても良い。例えばリンク情報を表示する際に、現在表示中の人物の顔部分をキャプチャして、この人物に付いて解説されたWWWにハイパーリンク化されたアイコンを表示するなどすると、ユーザーは現在動画上に登場している人物と表示されているアイコンとの関係を容易に理解することが出来る。上述した赤い靴の例もこれである。
また前記制御装置は、動画上に表示する前記リンク情報に係る表示にエフェクトを掛ける制御を可能にするものとしても良い。リンク情報の表示にエフェクトを掛ける制御の一例として、拡大縮小を繰り返したり、ぼかしたり鮮明化したりを繰り返したり、変形動作させたり、移動の動きを与えたり、表示を反転させたりすることを上げる。表示は文字であっても画像であってもエフェクトを掛けることが可能である。或いはリンク情報の表示の背景のみをぼかしたり透明化するなどの制御も可能である。
また前記制御装置は、前記リンク情報に係る表示の透過度の制御を可能にするものとしても良い。リンク情報の表示に透過度を変化させる制御とは、例えば最小透過度を0とし、最大透過度を100として、この間の透過度を動画上に表示するリンク情報の表示に与えるのである。透過度が大きくなればなるほど、動画上でのリンク情報の表示がより透明になるように見えて目立たないものとなる。今の気分でリンク情報の表示が目障りと感じるような場合には透過度を大きくする調節をすれば良いし、告知情報にとても興味があるというような場合には透過度を0または0に近くしてはっきりと目立つようにするのである。なお透過度の制御以外では、リンク情報の表示を表示中の動画の平均的な色調で表わすようにしたり対照的な色調としたり、リンク情報の表示に枠を付けたり外したりというような制御も可能である。
また、更にリンク情報記憶部を備え、前記制御装置は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を非表示等の目立たない表示にしておき、ユーザーによる入力装置からの保存命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものとすることが出来る。例えばリンク情報に係る表示を非表示にしておいたとしても、動画上には表示が見えないとしても、リンク情報は適時に存在している。従ってユーザーからの保存命令があった時には後から見られるように保存しておくことが出来る。動画を最後まで見終わったら、或いは切りの良い所まで見たら、リンク情報にアクセスしたいというような場合に便利である。動画がそうであるようにリンク情報もその表示が時間と共に移り変わって行く。従ってリアルタイムで告知情報を利用するのでない限り、後からではリンク情報が失われてしまう場合も受信側の設計如何であり得る。しかしながらユーザーが自らの意志で選んだ動画に関しては、その中に登場しているさまざまなものに関して更に詳しい情報が欲しくなるものである。そのような場合にこの保存されたリンク情報を再利用させることで、例えば動画のコンテンツを消費した後の時間をその広告のために費やすように誘導することが出来る。そこでリンク情報を必要に応じて読み出し表示し得るように保存しておくのである。なおこの際の表示は全リンク情報一覧のような大きな表示であっても良い。また出現位置情報や出現フレーム情報が記載されたものであれば、この出現情報ごとリンク情報を保存することも可能である。またこのようにして保存されたリンク情報をユーザーが取捨選択して再保存し得るような編集手段を設けても良い。そこで更に検索手段を設けるなどすると便利である。動画のシーンに合わせて見つけやすくするとなお良い。また他の実施形態として、ユーザーからのキーワードを受け付けておき、これにマッチングするリンク情報がリンク情報表示領域に登場して来たら、そのリンク情報を通常よりも目立たせて表示するような設計も可能である。これによりコンテンツ表示領域に於いてただいま気になる場面に遭遇していることをユーザーに知らせることが出来る。なおリンク情報の保存に当たりリンク情報をコンテンツやコンテンツのスナップショット画像と共に保存し得るような設計も可能である。リンク先の情報の表示と共にそのスナップショット画像を表示するのである。あるいはリンク情報のみ保存しておいてこの読み出しの際にこれに対応するコンテンツやコンテンツのスナップショット画像を配信サーバや中継サーバからダウンロードするように設計することも出来る。またこれとは別にリンク情報を配信サーバや中継サーバに保存しておき、これを検索して希望のコンテンツを配信サーバや中継サーバに提供させるような設計も可能である。
また前記制御装置は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示を前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように、アイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで行なうものとすることが出来る。例えば今の気分でリンク情報の表示を目立たないようにしておきたいが、かと言ってリンク情報も気になる、或いはリンク情報に直ぐにアクセス出来るようにしておきたいというような場合に重宝する機能である。なお表示命令があった時から以降はリンク情報を目立つように表示し続けるようにしたり、その時のリンク情報の本来の存続期間中だけ目立ち表示とするなどの制御が可能である。また表示命令があった時点で表示するリンク情報がない場合にはその旨の表示を行なったり、更に関連するリンク情報を検索してその結果のリンク情報を表示するなどするとより便利である。
また前記制御装置は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示をリンク情報があることを知らせるアイコンで行ない、更にユーザーによる入力装置からの再度の表示命令があるかまたはこのアイコンの選択によって、前記リンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を一覧表形式で表示するものとすることが出来る。リンク情報があることはアイコンの表示で知らせ(リンク情報がない場合にはその旨の表示を行なうようにしても良い)、更にユーザーの要望があればリンク情報を一覧表形式で表示して閲覧の便に供するようにしたのである。アイコンを見て興味がないようであればそこまでとして動画鑑賞に戻り、興味があれば先に進んでリンク情報にアクセスすることが出来るようにした。
また上述したリンク情報に係る表示を通常は非表示等の目立たない表示をしておくものに関して、更にリンク情報記憶部を備え、前記制御装置は、ユーザーによる入力装置からの前記表示命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものとしても良い。動画の鑑賞中にリンク情報にアクセスするような場合であってもそうでなくても、動画を見終わった後からリンク情報にアクセスしたいという場合があるが、このような時に便利な処理である。このリンク情報記憶部への保存は追記とするのが好ましい。
また、リンク情報の表示に関して、更に前記リンク情報を後から見られるように保存しておくためのリンク情報記憶部を備えているものとすることが出来る。動画鑑賞中にタイミング良くリンク情報にアクセスし得るようにすることが本発明の主眼であるが、更にリンク情報をリンク情報記憶部に記憶させておき、後からこれにアクセス可能としたのである。
また、リンク情報記憶部にリンク情報を記憶することに関して、前記制御装置は、前記リンク情報記憶部から読み出したリンク情報に係る動画のコンテンツの再生命令が、ユーザーによって入力装置から入力された場合には、そのリンク情報が含む前記出現位置情報または前記出現フレーム情報を用いて、その出現情報に係る設定位置またはその近傍から動画を再生して前記表示装置の表示画面に表示するものとしても良い。近傍とは前記設定位置の前または後のことであるが、前とするのがより良いであろう。なお前または後とする時間をユーザー側で設定可能であるようにしておくとなお良い。このようにすることで、リンク情報にアクセスしつつ動画を振り返るだけでなく、実際にそのリンク情報が表示された場面を再生することが出来るようになるのである。
さて、リンク情報の表示方法に関して、前記リンク情報を表示するに当たり、前記出現位置情報が重なるものがある場合には、または前記出現フレーム情報が重なるものがある場合には、表示する順位を決める処理をまたは表示する位置を決める処理を行なうことを含むものとすることが出来る。動画の表示は時々刻々と進んで行くため、リンク情報の表示が重ならないように時間的に前後に配置して表示する制御が可能である。或いは複数箇所に同時に表示出来るようにしている場合には、前記重なっているリンク情報の表示場所を違える制御が可能である。或いはまた前記表示が重なる場合に、表示し切る数だけ表示場所を増やすような制御も可能である。
また前記リンク情報を表示するに当たり、連続するリンク情報の出現位置情報または出現フレーム情報を調べて、相互のリンク情報の表示が重ならないように表示時間の調整の処理をまたは相互の表示位置を調整する処理を行なうことを含むものとすることが出来る。これは例えば一定の時間内に幾つのリンク情報が存在しているかを監視していて、時間的にも場所的にも、リンク情報表示の間隔が等しくなるようにするなどの処理のことである。これによりリンク情報が表示されている時間が短くなりユーザーが選択し難くなるのを回避することが出来る。
また前記リンク情報を表示するに当たり、動画上でリンク情報がマウスなどの入力装置によって選択された場合には、動画の表示を一時停止することを含むものとすることが出来る。上述したようにリンク情報が選択された時の動画の表示処理をどのようにするかには各種あり一時停止もこの一であるが、これによればリンク情報に係る告知情報を見ている内は動画の進行を止めておくことが出来、告知情報が見終わったならば動画をまた先程の続きから見られるようになるので便利である。
次に、コンテンチの中継装置として本発明を構成することが出来る。すなわち時間と共に移り変わる性質を有すると共にキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報が関連付けされている、動画のコンテンツを中継する中継装置であって、少なくともコンテンツの主要部を受信側となるクライアントコンピュータの表示画面のコンテンツ表示領域に表示されるように、通信によって転送するか、またはクライアントコンピュータからコンテンツの送信側にコンテンツ送信要求を出させるようにするコンテンツ中継手段と、受信した、前記コンテンツに関連付けされている付帯情報、を記録するための付帯情報記憶部と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックの動画中の時間軸上での出現位置を、または各々のトピックに係る付帯情報が属す各種あり一時停止もこの一であるが、これによればリンク情報に係る告知情報を見ている内は動画の進行を止めておくことが出来、告知情報が見終わったならば動画をまた先程の続きから見られるようになるので便利である。
次に、コンテンツの中継装置として本発明を構成することが出来る。すなわち時間と共に移り変わる性質を有すると共にキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報が関連付けされている、動画のコンテンツを中継する中継装置であって、少なくともコンテンツの主要部を受信側となるクライアントコンピュータの表示画面のコンテンツ表示領域に表示されるように、通信によって転送するか、またはクライアントコンピュータからコンテンツの送信側にコンテンツ送信要求を出させるようにするコンテンツ中継手段と、受信した、前記コンテンツに関連付けされている付帯情報、を記録するための付帯情報記憶部と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックの動画中の時間軸上での出現位置を、または各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を、調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得るトピック生成手段と、各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するまたは前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、から構成されるリンク情報の提供装置である。これはリンク情報の提供装置ではあるがコンテンツの中継装置でもある。なお上記でクライアントコンピュータから送信側にコンテンツ送信要求を出させるものでは、この中継装置がクライアントコンピュータにプレイリストを提供し、これに基づいてクライアントコンピュータがプレイリスト中の複数のコンテンツを順次送信側に送信要求する設計が可能である。この一実施形態としてクライアントコンピュータのWWWブラウザからこの中継装置にコンテンツ送信要求が出されたら、中継装置はコンテンツ表示手段とリンク情報表示手段と(すなわち動画等プレーヤである)が埋め込まれたWWWページをクライアントコンピュータに送信し、これを以てクライアントコンピュータが送信側にコンテンツの送信要求を行なってコンテンツを取得すると共に、中継装置にリンク情報の送信要求を行なってリンク情報を取得し、これ等を前記動画等プレーヤで再生するものを上げる。
また時間と共に移り変わる性質を有すると共にキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報が関連付けされている、動画のコンテンツを中継する中継方法であって、少なくともコンテンツの主要部を受信側となるクライアントコンピュータの表示画面のコンテンツ表示領域に表示されるように、通信によって転送するか、またはクライアントコンピュータからコンテンツの送信側にコンテンツ送信要求を出させるようにすること、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を有すること、前記コンテンツに関連付けされている付帯情報を取得すること、この付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックの動画中の時間軸上での出現位置を、または各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を、調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得ること、各々のトピックと前記アドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するまたは前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成すること、このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信すること、を含むリンク情報の提供方法である。このリンク情報の提供方法の一例として、コンテンツ表示手段とリンク情報表示手段と(すなわち動画等プレーヤ手段である)が埋め込まれたWWWページを受信側に送信し、これを以て受信側が送信側にコンテンツの送信要求を行なってコンテンツを取得すると共に、中継装置にリンク情報の送信要求を行なってリンク情報を取得し、これ等を前記動画等プレーヤで再生するものを上げる。このリンク情報の提供方法によれば、受信側ではコンテンツの複数の送信側に対して動画の送信要求を行なうことが出来、中継装置側でもコンテンツの複数の送信側から付帯情報を取り寄せて、リンク情報に加工して受信側に提供することが出来るという利点がある。
この中継方法に関して、受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示が静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含ませるようにしても良い。上述したように動画に例えば赤い靴が登場したら、リンク情報の表示にも同様の赤い靴の静止画または動画によるアイコンが表示されるようであると、ユーザーには極めて分かりやすいものとなるため、告知情報にアクセスする意欲を高めることが出来る。
また中継方法に関して、各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するか、または複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出してこれを複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信することを含むようにしても良い。上述したようにいわゆるレコメンドとしての新たなリンク情報をユーザーに提供することが出来、新たな需要を生むことが可能になる。
なお、上述した本発明のリンク情報の提供側とリンク情報の表示側とでリンク情報の送受信システムを構築することが出来る。すなわち送信側に於いてリンク情報生成手段により、動画のコンテンツに付与された付帯情報から得たトピックと、動画のコンテンツの表示に合わせて表示させるための告知情報を取得するためのアドレス情報と、を比較してトピックにマッチングするアドレス情報を選び出し、これに前記トピックの出現位置情報または出現フレーム情報を付加してリンク情報を生成し、これを受信側に送信し、受信側に於いて動画と前記リンク情報とを受信して、動画及びリンク情報表示手段により、動画を表示装置の表示画面に表示すると共に、リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように前記動画上に、前記出現位置情報または出現フレーム情報に基づいて適時に表示する、リンク情報の送受信システムである。
このようなリンク情報の送受信システムに付いて、送信側の前記リンク情報生成手段は、受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含めるものとすることが出来る。また送信側の前記リンク情報生成手段は、各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として、前記リンク情報送信手段を以て各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものであるか、または前記リンク情報生成手段は、複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出して、これを前記リンク情報送信手段を以て複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものとすることが出来る。
また受信側の前記動画及びリンク情報表示手段は、リンク情報にアイコンを表示するための画像情報または動画情報が含まれている場合には、これを以てリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するものとすることが出来る。また受信側の前記動画及びリンク情報表示手段は、表示画面に表示した動画の全部範囲または一部範囲をキャプチャして静止画または動画によるアイコンを生成し、リンク情報に係る表示を、このアイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで表示するものとすることが出来る。また本発明のリンク情報の送受信システムや上述のリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するものに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示する前記リンク情報に係る表示にエフェクトを掛ける制御を可能にするものとすることが出来る。なおこのエフェクトに関連して前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報に係る表示の透過度の制御を可能にするものとすることが出来る。また本発明のリンク情報の送受信システムや上述のリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するものに関して、更に受信側にリンク情報記憶部を備え、前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を非表示等の目立たない表示にしておき、ユーザーによる入力装置からの保存命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものとすることが出来る。また本発明のリンク情報の送受信システムや上述のリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するものに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示を前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように、アイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで行なうものとすることが出来る。なおこれに関して、更に受信側にリンク情報記憶部を備え、前記動画及びリンク情報表示手段は、ユーザーによる入力装置からの前記表示命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するようにしても良い。また本発明のリンク情報の送受信システムや上述のリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するものに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示をリンク情報があることを知らせるアイコンで行ない、更にユーザーによる入力装置からの再度の表示命令があるかまたはこのアイコンの選択によって、前記リンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を一覧表形式で表示するものとすることが出来る。なおこれに関して、更に受信側にリンク情報記憶部を備え、前記動画及びリンク情報表示手段は、ユーザーによる入力装置からの前記表示命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するようにしても良い。また本発明のリンク情報の送受信システムに関して、更に前記リンク情報を後から見られるように保存しておくためのリンク情報記憶部を受信側に備えているものとすることが出来る。また上述したリンク情報記憶部に保存するものに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報記憶部から読み出したリンク情報に係る動画のコンテンツの再生命令が、ユーザーによって入力装置から入力された場合には、そのリンク情報が含む前記出現位置情報または前記出現フレーム情報を用いて、その出現情報に係る設定位置またはその近傍から動画を再生して前記表示装置の表示画面に表示するものとすることが出来る。また本発明のリンク情報の送受信システムに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報を表示するに当たって、前記出現位置情報が重なるものがある場合には、または前記出現フレーム情報が重なるものがある場合には、表示する順位を決める処理をまたは表示する位置を決める処理を行なうものとすることが出来る。また本発明のリンク情報の送受信システムに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報を表示するに当たって、連続するリンク情報の出現位置情報または出現フレーム情報を調べて、相互のリンク情報の表示が重ならないように表示時間の調整の処理をまたは相互の表示位置を調整する処理を行なうものとすることが出来る。また本発明のリンク情報の送受信システムに関して、前記動画及びリンク情報表示手段は、前記表示画面でリンク情報がマウスなどの入力装置によって選択された場合には、前記動画の表示を一時停止するようにするものとすることが出来る。これ等の作用は既述の通りである。
この他、ユーザーからのキーワードを受け付けて、動画のコンテンツまたは付帯情報を検索してキーワードにマッチングする動画を索出する動画検索手段を備え、この検索結果の動画を選択肢として前記受信側の表示画面に提示するものとすることが出来る。一例としてユーザーが「旅番組」「トラベル」と言ったキーワードを前記送信側に送信したら、動画のコンテンツを検索して該当する動画の一覧表示を行ったり、付帯情報を検索してキーワードにマッチングする付帯情報に対応する動画の一覧表示を行うのである。こうして索出されユーザーに指定された動画は受信側に提供される。
また本発明の送信側が動画のコンテンツの送信手段をも備える場合には、通信を利用するものでは一実施形態としてIP網を利用したダウンロード方式やストリーミング方式と言ったネットワーク型配信を利用して受信側のクライアントコンピュータに動画を送信する。動画は送信に先立って圧縮処理され、受信側のクライアントコンピュータで再生時に解凍処理されるのが一般的である。
なお本発明の装置やシステムはCPUを用いたコンピュータシステムとしても構成し得る。また上述したリンク情報の提供方法やリンク情報の表示方法は、CPUで処理可能な命令として記憶装置に記録されるコンピュータに実行させるプログラムとして提供することが出来るし、またこのプログラムはDVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録した状態で提供することが出来る。またリンク情報の提供装置とリンク情報の表示装置とでリンク情報の送受信システムを構成することが可能である。
本発明によれば、別々の表示領域であるコンテンツ表示領域とリンク情報表示領域とが、表示画面上でコンテンツ表示領域の上にリンク情報表示領域が重なる形態で提供され、両方を同時に見ることが出来、動画のコンテンツが時間と共に移り変わって行くのと同様に、この動画に関連する告知情報へのリンク情報も、リンク情報表示領域の中で時間と共に移り変わって表示されるため、リンク情報表示領域は殆ど場所を取らないにも係わらず、極めて多数のリンク情報を動画の進行に合わせて提供することが出来る。リンク情報表示領域の存在により、このように多量の情報がこの表示領域に押し込められて、コンテンツ表示領域にまで溢れることがなくなっている点が重要である。このリンク情報表示領域で表示されるリンク情報は動画のコンテンツの付帯情報から導かれており、両者は密接な関係にある。このように動画の進行中のその時々の内容にマッチする内容の告知情報が、リンク情報として次々に且つタイミングを合わせながら動画上に出現して来るのである。またこのリンク情報はハイパーリンク(或いは上述したリンク情報を含んだスイッチ)となっているため、ユーザーはリンク情報表示領域から好みのリンク先に即座にアクセスすることが出来る。この選択はユーザーの自由意志で行い得る。なお本発明の効果の他の側面として、携帯電話機の液晶画面のような極く小さい画面でも、リンク情報表示領域によって極めて多くの告知情報が得られることを上げる。
以下に述べる実施形態は例示であって、当業者であればいろいろなバリエーションを与えることが出来る。そしてそれ等もまた本願発明の権利範囲内のものである。
(第1実施形態)
図1乃至図11は本発明の第1実施形態を表わすが、このものはストリーミングによって動画を送信しこれとは別にリンク情報を送信する配信サーバ1と、これ等を受信して再生するクライアントコンピュータ3とから構成された送受信システムに関するものであり、インターネットを利用して情報のやり取りを行うものである(図1)。またリンク情報は動画の付帯情報から導かれているため、動画の内容とリンク情報とは密接な関係にある。
図2ではこの配信サーバがCPU10を用いて実現された場合のハードウェア構成で表わされており、図1の配信処理部100は下記プログラムをCPU10上で動作させることで実現している。CPU10にはメモリ11、記憶装置であるハードディスク12、インターネットに接続するためのLANカード15、表示装置であるディスプレイ13、入力装置であるキーボード及びマウス14、CD−DVDドライブ16が接続されている。ハードディスク12には、オペレーティングシステム(OS)2、配信処理を統括する配信処理プログラム20、送信する動画のコンテンツ記憶部21、コンテンツ送信プログラム22、動画に付与したタグの付帯情報記憶部23、アドレス情報記憶部24、トピック生成プログラム25、リンク情報生成プログラム26、リンク情報送信プログラム27が記録されている。これ等のプログラムは、CD−DVDドライブ16を介してCD−ROM17からインストールされたものである。
図3ではCPU30を用いたハードウェア構成のクライアントコンピュータ3が表わされており、図4の受信処理部300は下記プログラムをCPU30上で動作させることで実現している。CPU30にはメモリ31、記憶装置であるハードディスク32、表示装置であるディスプレイ33、入力装置であるキーボード及びマウス34、インターネットに接続するためのLANカード35、CD−DVDドライブ36が接続されている。ハードディスク32には、オペレーティングシステム(OS)200、受信処理を統括する受信処理プログラム201、コンテンツ受信プログラム202、動画のコンテンツを再生するコンテンツ表示プログラム203、リンク情報受信プログラム204、この受信したリンク情報からこのリンク情報に係るトピックの出現位置情報を取得するリンク情報処理プログラム205、この出現位置情報に基づいて適時にリンク情報を表示するリンク情報表示プログラム206、リンク情報で指定されたリンク先の情報を表示するためのWWWブラウザプログラム207が記録されている。これ等のプログラムはCD−DVDドライブ36を介してCD−ROM37からインストールされたものである。
図1で表わすように配信サーバ1とクライアントコンピュータ3とはインターネットで接続されている。クライアントコンピュータ3にはディスプレイ33が接続されており、この図では配信サーバ1から送信された動画を表示するためのコンテンツ表示領域5とリンク情報を表示するためのリンク情報表示領域6とが表示されている。このリンク情報表示領域6はコンテンツ表示領域5に重ねて、コンテンツ表示領域5の上のレイヤに見えるように表示される。またリンク情報表示領域6はコンテンツ表示領域5の右上隅に2つのリンク情報表示窓6−1,6−2を左右に並べて含んでおり、リンク情報は最初のものがリンク情報表示窓6−2に表示され、次のものがリンク情報表示窓6−2に表示されるようになるとリンク情報表示窓6−1へ移り、更に次のものがリンク情報表示窓6−2に表示されるとリンク情報表示窓6−1から消えるようにリンク情報処理プログラム205が処理する。コンテンツ表示領域5もリンク情報表示領域6もこの実施形態のために設計されたものであるが、WWWブラウザをこれ等の表示のために利用する設計もまた可能である。配信サーバ1の配信処理部100ではコンテンツ提示部101が、視聴を希望するユーザーのコンテンツ表示領域5に動画リストを送信し、ユーザーがここに表示される品目の中から希望のものを選んでマウスでクリックすると、視聴要求として品目情報が配信処理部100に送られる(図示せず)。
配信処理部100はコンテンツ提示部101がユーザーに提示してユーザーが選択した動画の品目の情報を受信すると(ステップS1)、トピック生成部103が該当する動画コンテンツに付与されている付帯情報ファイル4を付帯情報記憶部23から読み出すと共に、アドレス情報ファイル42をアドレス情報記憶部24から読み出しす。そして先ず付帯情報ファイル4の中身であるタグ40の各々を形態素解析して「管弦楽組曲第2番」からは「管弦楽組曲」と「第2番」を、「ランパル」からは「ランパル」を、「フルートとハープ」からは「フルート」と「ハープ」をトピックとして生成すると共に、付帯情報ファイル4に記載された、タグ40の出現位置情報であるところの時間マーカ41から出現位置情報を得る(ステップS2)。例えば「フルート」も「ハープ」も共に同じ時間マーカ41の「01:20」を有する。そして図6で示したように、リンク情報生成部104が付帯情報ファイル4から生成した各々のトピックとアドレス情報ファイル42のキーワードとを比較して、トピックにマッチングするアドレス情報を選び出し、タグ40に係るところのトピックとアドレス情報とから図7で示したリンク情報ファイル43を生成する(ステップS3)。そしてコンテンツ送信部102が動画のコンテンツをコンテンツ記憶部21から読み出してクライアントコンピュータ3のコンテンツ受信部301に送信する。またリンク情報送信部105が前記リンク情報ファイル43をクライアントコンピュータ3のリンク情報受信部303に送信する(ステップS4)。
前記付帯情報ファイル4には、動画の内容を端的に表わすタグ40が記載されている。またアドレス情報ファイル42には、キーワード、タイトル、要約、URL、順位の各項目がある。この実施形態ではアドレス情報ファイル42にURLを記載して自己の広告に導こうとする広告出稿者の例を上げているが、キーワードを「ランパル」とした複数の広告出稿者の中で高値を付けた順に番号が振られて、これが順位の項目に記載されている。そこでキーワード「ランパル」でトピックを検索(ここではトピックでキーワードを検索しても同じ)してこれにマッチングする、ここでは最高値と次に高い値段を付けた2名の広告出稿者をアドレス情報ファイル42から索出して、先ずタイトル「管弦楽組曲第2番」とURLとをリンク情報ファイル43に書き込む。この際にタグ40の「管弦楽組曲第2番」に記載されている時間マーカ「00:30」を読み込んでリンク情報ファイル43に書き込む。次にタイトル「ランパル、20世紀の最も偉大なフルート奏者」とURLとをリンク情報ファイル43に書き込む。またこの際にタグ40の「ランパル」に記載されている時間マーカ「00:50」を読み込んでリンク情報ファイル43に書き込む。なお図6でアドレス情報ファイル42は他にもカスケード表示されているように、「フルート」「ハープ」などをキーワードとして登録している広告出稿者のものが存在する。従ってこのアドレス情報ファイルに付いてもトピックとのマッチングを調べてリンク情報ファイルを作成して、これに係るリンク情報をリンク情報表示窓6−1,6−2に適時に表示するようにするのである。このリンク情報ファイル43はHTML(Hyper Text Markup Language)で記載されており、その主要部はアンカータグに記されたHREF属性のURL46とハイパーリンク表題44とTIME属性の時間マーカ45とである。なおTIME属性の時間マーカ45はこの実施形態が独自に定義したものであるため、一般的にはこの時間マーカ45は読み飛ばされて無害であるが、図4で示したこの実施形態の受信処理部300のリンク情報処理部304は、これを認識して処理することが出来るようになっている。このハイパーリンク表題44が図9のリンク情報表示窓6−1,6−2に、マウスカーソル60でクリック出来るように現わされ、この何れか一の上をクリックすると、URL46が指し示す文書がWWWブラウザの別窓を開いてそこに表示される(TARGET属性による)。なおここではリンク情報表示窓6−1,6−2に現わすものをハイパーリンク表題44としたが、これを前記タイトルとすることも可能である。またこの後に続けて要約を表示するようにする設定も可能である。このようなことはユーザー側の利便性を考慮するなどして自由に設計して良い。
次に受信処理部300の処理を図8を用いて説明するが、ここに表示されているステップS5〜ステップS7は図5のステップS4から続くものではなく、図10のステップS8に続くものでもなく、一つの独立した処理ステップである。以下同様である。先ず前記コンテンツ送信部102から送信されて来た動画のコンテンツをコンテンツ受信部301で受信し、また前記リンク情報送信部105から送信されて来たリンク情報ファイル43をリンク情報受信部303で受信する(ステップS5)。次にリンク情報処理部304にて、先に取得したリンク情報ファイル43に時間マーカ45が記載されているか否かを調べて、記載があればこれを取得する(ステップS6)。次いで受信した動画はコンテンツ表示部302がディスプレイ33の表示画面にコンテンツ表示領域5を設けて表示する。また受信したリンク情報ファイル43をリンク情報表示部305が前記コンテンツ表示領域5の中の右上隅にリンク情報表示領域6を設けてこの中のリンク情報表示窓6−1,6−2に表示するが、この際にトピックの出現位置情報である時間マーカ45に基づいて適時に表示するのである(ステップS7)。なお時間マーカ45の記載がない場合には表示開始時間を合わせるような処理を行わずにそのままハイパーリンク表題44の表示を行うようにしているが、時間マーカ45の記載がないものは表示しない設定とすることも可能である。ハイパーリンク表題44をどのように2つのリンク情報表示窓6−1,6−2に表示するかは上述した通りである。図9で示された例ではマウスカーソル60で右側のリンク情報表示窓6−2のハイパーリンク表題44の「ランパル、20世紀の最も偉大なフルート奏者」をクリックした状態が表わされている。これはリンク情報ファイル43に記載の時間マーカ45の通り00:50に表示が開始されたものである。従って動画中に「ランパル」と言う人物が登場する時間が動画再生開始から50秒後であり、この開始時間に合わせてハイパーリンク表題44の「ランパル、20世紀の最も偉大なフルート奏者」をリンク情報表示窓6−2に登場させることが出来るのである。これは重要なことであり、動画の画面上に見えている者や物、またシチュエーションやアイディアなどと、リンク情報表示窓に表示されている広告などの告知情報とを一致させることが出来、画面上で気になるものや事柄に直ぐにアクセスし得るように構成することが可能であり、経済面から見てもその効果は大変に大きいと言うことが出来る。なおハイパーリンク表題の中に付帯情報ファイルのタグの表示を必ず挿入するようにして、この部分をクリッカブルに設定することも可能である。上記の例で言えばリンク情報表示の「ランパル、20世紀の最も偉大なフルート奏者」の「ランパル」はタグに相当し、この「ランパル」部分のみをハイパーリンクとする処理を行うのである。
次に図10で示すように、リンク情報表示窓6−1,6−2内でハイパーリンク表題47−1,47−2が選択されたら(ステップS8)、コンテンツ表示窓5とその中のリンク情報表示窓6−1,6−2に対してWWWブラウザの別窓をカスケード表示すると共に(図示せず)、コンテンツ表示窓5での動画再生とリンク情報の表示を一時停止させて、コンテンツ表示窓5に再生開始ボタン50を表示する(ステップS9)。そしてWWWブラウザの別窓にURL46が指し示す文書を表示する(ステップS10)。続いて他のハイパーリンク表題47が選択される度にWWWブラウザには選択されたURL46が指し示す文書が表示される。そして再生開始ボタン50がマウスカーソル60でクリックされたら、コンテンツ表示窓5での動画再生とリンク情報表示窓6−1,6−2でのリンク情報の表示とを再開させるのである(ステップS11)。
この実施形態を分かりやすくイメージしたものが図11であるが、再生中の動画が流れるタイムライン51とリンク情報が流れるタイムライン48とが並行して表わされており、符号52は動画再生の現時点表示であり、恰もこの時点の前後を範囲とする限られた表示面積のリンク情報表示窓6−1,6−2の中に幾つものハイパーリンク表題44が時間マーカ45に従って流れるように表示されている。ハイパーリンク表題44は動画コンテンツの内容と関連がある。リンク情報ファイル43に記載するハイパーリンク表題44の数は、動画が流れるタイムライン51の時間内に収まるようにすれば良い。或いは後述するようにリンク情報表示窓を追加表示して、全体として表示し得るリンク情報の数を増やすことも可能である。またこの数が少ないようであればリンク情報表示をループさせるなどすれば良い。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態では付帯情報としてタグ40を利用している。同様のものとして動画に付属させるコメントやクローズドキャプションなどが利用可能である。第2実施形態は動画をテレビ画面53に表示するが、この際に動画の付帯情報としての字幕49(クローズドキャプション)からトピックを生成して利用するものとしている。
字幕はテレビ画面53の下側に設けられた帯状の字幕表示部54に、その時々の動画の内容を端的に表すものとして表示される。図12はこの実施形態のマッチング処理とテレビ画面との関係を模式的に表したものであるが、字幕49から形態素解析によりトピック400を生成し、図示しないアドレス情報ファイルのキーワードとトピック400とのマッチングを調べてリンク情報を生成し、これをテレビ画面53の右上隅に設けたリンク情報表示領域61の2つのリンク情報表示窓61−1,61−2にハイパーリンク表題401−1,401−2として表示するものである。
(第3実施形態)
多くのビデオ(動画)編集ソフトウェアにはタイトルオーバーレイの付与機能が搭載されているが、この機能を表示にではなく例えばタグやコメント等の付与に利用し得るように設計することが出来る。そこで図13で示したこの実施形態は、動画を構成する複数のフレーム55の一つ一つにフレームダブ402を設けてここにタグを記載し、こうしておいて全てのフレーム55−1,55−2,55−3・・55−nのフレームダブ402−1,402−2,402−3・・402−nを通しで(図13では分かりやすく一点鎖線で表わした)処理してトピック403を生成し、このトピック403にマッチングするアドレス情報からリンク情報を生成するようにしている。この際にトピック403の出現位置を特定して出現フレーム情報を得る。図13ではフレーム55−3のフレームダグ402−3にトピック403−3を見出した状態が表わされているが、このトピック403−3はフレーム55−3に位置していることから、フレーム位置は自ずと明白であり、この出現フレーム情報をリンク情報に引き継ぐようにするのである。こうして動画のフレーム55−3が再生されるのに合わせて該当するリンク情報をリンク情報表示窓に表示することが可能になる。従って例えばフレーム55−3に赤い靴が登場し始め、フレームダブ402−3にこの商品名が記載されていれば、トピック403−3はこの商品名であり、赤い靴の登場に合わせて都合良く、トピック403−3にマッチングしたリンク情報がリンク情報表示窓に表示され始めるのである。
図14は受信側での処理をフローチャートを用いて説明したものであるが、リンク情報を受信して出現フレーム情報を取り出し(ステップS12)、表示装置の表示画面にコンテンツ表示領域を設けて動画を再生し、このコンテンツ表示領域の中にリンク情報表示領域を設け、このリンク情報表示領域にリンク情報を、前記出現フレーム情報に従って適時に表示するのである(ステップS13)。
(第4実施形態)
図15乃至図17は本発明の第4実施形態を表わす。そもそもリンク情報は、上述したような動画のコンテンツの付帯情報に係るマッチング処理によって導かれたものに限定されず、操作者がコンテンツの内容を見るなどして人為的に作成したり用意されたものを受け付けたりして付与したものであってよい。しかしながらこの場合であってもコンテンツの内容とリンク情報とは密接な関係にあると言うことが出来る。上述した赤い靴の例が参考になる。本実施形態ではトピックを得るのに、機械的に付帯情報を分析して複数個のトピックを得るトピック生成手段を用いるか(図15(a)及び図16のもの)、または人為的に操作者が付帯情報から複数個のトピックを抽出するトピック特定手段を用いるか(図15(b)及び図17のもの)、の何れかの手段を採用するようにしている。またトピックに出現位置情報を付与する出現位置情報付与手段は、各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定することによっている。なおリンク情報の生成は機械的に行なうようにしている。
図15(a)で表したものはハードディスク12にインストールされた配信処理プログラム28であり、トピック生成プログラム29が生成したトピックを元にリンク情報生成プログラム26がリンク情報を生成する。操作者は動画を再生表示させつつ前記トピックがどこで登場するのが良いかを見定めて出現位置情報付与プログラム208にて前記トピックに出現位置情報を付与するのである。このことを図16を用いて説明すると、トピック生成プログラム29は付帯情報記録部23から読み出したコンテンツに係る付帯情報を分析して複数個のトピックを得るが(ステップS14)、このトピックを利用して操作者は、各々のトピックの出現位置を動画を見ながら特定して出現位置情報を付与する(ステップS15)。そしてリンク情報生成プログラム26が各々のトピックとアドレス情報とを比較してマッチングしたアドレス情報から前記出現位置情報を有するリンク情報を生成し(ステップS16)、これをクライアントコンピュータの表示画面のリンク情報表示領域に送信する(ステップS17)。
また図15(b)で表したものはハードディスク12にインストールされた配信処理プログラム209であり、操作者はトピック特定プログラム210を操作し付帯情報を分析して複数個のトピックを得る。次に操作者は動画を再生表示させつつ前記トピックがどこで登場するのが良いかを見定めて出現位置情報付与プログラム208にて前記トピックに出現位置情報を付与するのである。これを図17を用いて説明すると、付帯情報記録部23から読み出したコンテンツに係る付帯情報を分析して複数個のトピックを得て(ステップS18)、操作者は各々のトピックの出現位置を動画を見ながら特定して出現位置情報を付与する(ステップS19)。そしてリンク情報生成プログラム26が各々のトピックとアドレス情報とを比較してマッチングしたアドレス情報から前記出現位置情報を有するリンク情報を生成し(ステップS20)、これをクライアントコンピュータの表示画面のリンク情報表示領域に送信する(ステップS21)。なお操作者は上述した出現位置情報付与プログラム、トピック特定プログラムを、便宜的に図2を借りて説明すれば、配信サーバ1でディスプレイ33に向かいつつキーボード及びマウス14を扱いつつ動作させるものである。
(第5実施形態)
本実施形態は、図18(b)で表すように配信処理プログラム211のリンク情報作成プログラム212とリンク情報付加プログラム213に特徴を有すると共に、図18(a)で表すように受信処理プログラムのリンク情報分離プログラム215とリンク情報表示プログラム216とに特徴を有している。すなわち図20(b)ではこの配信サーバがCPUを用いて実現された場合のハードウェア構成の一部であるハードディスク12に表わされており、下記プログラムをCPU上で動作させることで実現している。すなわちハードディスク12には、オペレーティングシステム(OS)2、配信処理を統括する配信処理プログラム211、送信する動画のコンテンツ記憶部21、コンテンツ送信プログラム22、上述したマッチング処理によらずにリンク情報を作成するリンク情報作成プログラム212、このリンク情報を動画のコンテンツに多重化させるリンク情報付加プログラム213が記録されている。配信処理プログラム211はユーザーに提供可能な動画の品目の情報を提示することが出来るが、この提供可能な動画品目の一つ一つに付いて、このサービスを提供する側で操作者がリンク情報作成プログラム212によりリンク情報を作成することが出来る。リンク情報は例えば図7で示したリンク情報ファイルである(リンク情報に前記マーカを加える処理を行なっているが、ここでの時間マーカ45の代わりに出現フレーム情報を用いるようにしても良い)。すなわちサービスを提供する側では、図示しない表示装置と入力装置と記憶装置(便宜的に図2の配信サーバ1の構成を借りて説明すれば表示装置であるディスプレイ13と入力装置であるキーボード及びマウス14と記憶装置であるハードディスク12)を用いて、表示装置にコンテンツを表示しながら、この中から例えば「赤い靴」などのトピックを見出し、この登場する時間で好適と思われるタイミングを定め、このトピックに関連するリンク情報を入力装置から入力して、これを一旦記憶装置に記録しておくことになるが、この表示装置や入力装置や記憶装置がこのシステムのリンク情報作成部を構成するのである。なおリンク情報作成作業の一部をユーザー側から行い得るように設計することも可能である。さて提示した品目情報の中からユーザーが選択したコンテンツに関する品目情報を受信したら、リンク情報付加部110によりこの動画品目に上記で作成したものの中から該当するリンク情報をこの動画コンテンツに多重化して、コンテンツ送信プログラム22によりクライアントコンピュータへ送信する。なお選択された品目情報を受信してからリンク情報付加プログラム213を動作させるのではなく、予めリンク情報付加プログラム213によって各々の動画コンテンツにこれに対応するリンク情報を多重化させたものをコンテンツ記憶部21に記録しておくようにしても良いことは言うまでもない。なお上記ではリンク情報に前記時間マーカを加える処理をリンク情報作成プログラム212を動作させて手動で行なっているが、これを自動処理とすることが可能である。すなわちコンテンツを表示装置に表示しつつトピックを見出す作業に於いては前記表示装置でのコンテンツの表示を一時停止させることが行なわれるが、一時停止された場面にはトピックが登場していることから、この一時停止をトリガーとしてこの時点で前記時間マーカを作成中のリンク情報に自動的に加える処理を行わせるように設計するのである。
一方、図18(a)ではCPUを用いたハードウェア構成のクライアントコンピュータのハードディスク32部分が表わされており、下記プログラムをCPU上で動作させることで受信処理の機能を実現している。ハードディスク32には、オペレーティングシステム(OS)200、受信処理を統括する受信処理プログラム201、コンテンツ受信プログラム202、コンテンツを再生するコンテンツ表示プログラム203、動画コンテンツに多重化されているリンク情報をコンテンツから分離させるリンク情報分離プログラム215、この分離したリンク情報をリンク情報表示窓にトピックの推移と共に書き換えられるように表示するリンク情報表示プログラム216、リンク情報で指定されたリンク先の情報を表示するためのWWWブラウザプログラム207が記録されている。リンク情報分離プログラム215によって分離されたリンク情報、例えば図7で示したリンク情報ファイルは、リンク情報表示プログラム216がコンテンツ表示窓の中にリンク情報表示窓を設けて表示するが、ここに表示されるリンク情報は適時に現われ時間の経過と共に(後に続くリンク情報に表示のタイミングが訪れるなどして)リンク情報表示窓から消えて行くようになっている。この表示されている間にハイパーリンク表題が選択されたならば、WWWブラウザの別窓を開いて、WWWブラウザプログラム207がハイパーリンク表題に係るURLが指し示す文書を取得して表示する。また動画はコンテンツ表示プログラム203によってコンテンツ表示窓に表示される。
(第6実施形態)
図19及び図20は本発明の第6実施形態を表わす。このものはテレビ画面53に動画を表示すると共に、動画の右上端に動画上に表示されるようにリンク情報表示領域62(特に枠囲いなどがあるわけではない)の2つのリンク情報表示窓62−1,62−2にクリッカブルイメージ406−1,406−2を表示するものである。図示しない配信サーバ側での処理を説明すると、トピックとアドレス情報とを比較してマッチングするアドレス情報を選び出し(ステップS22)、図示しないアドレス情報ファイルに表示したいイメージの記載があるか否かを判定し(ステップS23)、イメージの記載がある場合にはイメージの取得先を含めるようにしてリンク情報ファイルを作成するが(ステップS24)、イメージの記載がない場合には上述したハイパーリンク表題を含めてリンク情報ファイルを作成する(ステップS25)。またイメージの記載がある場合にはリンク情報ファイルの送信に併せて画像ファイルを送信するようにする。なお画像ファイルが破損するなどの何等かの理由で受信側で画像が表示出来ないような場合に備えて、次に説明するイメージ属性405にコメントを付しておき、これを受信側で画像に代えて表示させるように設計することも好ましい。
このクリッカブルイメージ406−1,406−2の表示はリンク情報ファイル404の記載に基づいている。すなわちこの中のURL46にイメージ属性405の記載があり、ここでリンク情報ファイル404の受信と共に受信した静止画と動画(GIF(登録商標)アニメ)のファイルが指定されている。動画で現在主流となっているのがFLASH(登録商標)アニメであるが、どのような画像でも扱い得る。なおここでは2つの画像ファイルはリンク情報ファイル404と同じディレクトリに保存されているが、リンク情報ファイル404のイメージ属性405に画像ファイルの在処を示すURLアドレスを記載しておくようにすることが出来る。或いは後述のようにテレビ画面のキャプチャリングにより画像を受信側で作成することが可能である。
(第7実施形態)
図21で示したこの実施形態は、ユーザーが動画上のリンク情報表示領域上で告知情報としての広告をマウスやリモコンで選択した際に、この広告選択情報を受けて、第1にユーザーに固有の嗜好情報を利用すること、第2に広告視聴数の集計を行って言わば広告視聴率を算出することを行なう。配信サーバは後述する嗜好情報処理部106と広告視聴数集計部107と記憶装置であるハードディスク12とリンク情報合成部108とを備える。ユーザーが前回選択した広告の情報を嗜好情報処理部106で処理し、このユーザーの嗜好を把握してこのユーザー好みの広告品目をハードディスク12に記録しておくと共に、広告視聴数集計部107がこの情報を利用して母集団の広告視聴率を算出する。次に同じユーザーに対して今回、ティッカ表示領域に送信するリンク情報に、リンク情報合成部108がハードディスク12に記録してあるこのユーザー好みの広告品目を読み出して追加し、ティッカ表示領域での今回提示広告とするのである(リンク情報表示領域への今回提示広告407)。なお前記広告視聴数集計部107が算出した広告視聴率を活用すれば一例として次のようなことが可能となる。すなわち同じ番組を視聴しているユーザーで構成する集団で最も多く選択されている広告のランキングを集計して、これ等の広告をレコメンドとして、リンク情報合成部108で今回ティッカ表示領域に送信するリンク情報に追加するのである。これによって多くのユーザーに見られている広告であることを皆に伝えることが出来、この広告の注目度を更に高めることが出来るのである。なお広告のランキングは全ての番組を通して集計したものとすることも可能である。
(第8実施形態)
図22で示したこの実施形態は、テレビジョン受像機で動画と告知情報とを表示する場合に好適な方法であるが、動画を構成する多数のフレームの中でも特に出現フレーム情報が付されたフレーム(例えば図13のものを参照)の表示画像をキャプチャして(ステップS26)、この画像の中に人の顔が写っているか否かを図示しない顔画像検出手段によって分析し(ステップS27)、人の顔が写っている場合にはこのキャプチャ画像の中から主要な人の顔の部分をトリミング加工してアイコンを作成し(ステップS28)、ハイパーリンク表題の表題として表示される部分をこのアイコンによる表示に差し替えるが(ステップS30)、ステップS27で人の顔が写っていないとされた場合には前記キャプチャ画像の全体を縮小加工してアイコンを作成し(ステップS29)、ハイパーリンク表題の表題として表示される部分をこのアイコンによる表示に差し替える(ステップS30)ものである。なお人の顔が写っているかの判定以外にも、写っているものを切り出して類似画像検索を行ない、この結果の画像を表示するようなことも可能である。この場合の画像は自己が所有するものでも良いが、インターネット経由で検索して取得出来るようにするのでも良い。なお顔画像検出手段には既に多数の技術が存在しているため詳しい説明を省略する。
(第9実施形態)
図23で示したこの実施形態は、リンク情報表示窓に表示する画像のテレビジョン受像機での加工方法に関するものである。図23(a)ではリンク情報を取得したら(ステップS31)、リンク情報を出現位置情報に基づいて適時に表示するのであるが、この際にASCII文字表示のハイパーリンク表題の表示に波がうねるようなエフェクト処理を施している(ステップS32)。これは動画の表示に紛れてしまいそうな文字表示を目立たせようとするものである。
また図23(b)ではリンク情報を取得したら(ステップS33)、リンク情報を出現位置情報に基づいて適時に表示するのであるが、この際にクリッカブルイメージのアイコンの表示を透過してその下の動画の表示が薄く見えるような処理を施している(ステップS34)。これはアイコンの表示が気になるような場合に目立たせなくするための効果的な処理方法である。
(第10実施形態)
図24で示したこの実施形態はリンク情報の記録装置への記憶に関するものである。すなわち受信処理部307にリンク情報記憶部308とリンク情報読出部309とを備え、リンク情報表示部が表示するリンク情報ファイルを一旦リンク情報記憶部308に記録しておき、後々このリンク情報ファイルをリンク情報読出部309を用いて読み出して再度表示させようと言うものである。リンク情報ファイルは、動画のように時間と共に移り変わる性質を有するコンテンツと同様、リンク情報表示領域に時間と共に移り変わるように表示されるため、流れに任せておけばリンク情報表示領域から消えてしまい、ユーザーが選択することが出来なくなる。そこでリンク情報ファイルを情報記憶部308に記録しておくようにしたのである。またこれが可能であれば、動画を鑑賞し終わった後でゆっくりと、何が知りたかったのかを忘れることなく、必要な情報にアクセスすることが出来て便利である。
(第11実施形態)
図25で示した2つの実施形態は、リンク情報の表示の処理方法とリンク情報の保存の処理方法とに関するものである。図25(a)ではリンク情報を動画上に通常は薄く表示するが(ステップS35)、ユーザーによるマウスやリモコンなどの入力装置からのリンク情報の保存命令があった時には(ステップS36)、リンク情報をファイルとしてリンク情報記憶部に保存する(例えば上述した第10実施形態の情報記憶部308)。これはリンク情報を動画上に薄く表示してリンク情報があることを知らせておき、ユーザーが必要と思ったらこれを保存出来るようにしたものである。この保存したリンク情報ファイルはリンク情報がクリッカブルであるようにハイパーリンクで記載してあるため、ここから告知情報にアクセスすることが出来る。従ってこのようにリンク情報があること、ユーザー所望のリンク情報がリンク情報ファイルであり、ここから告知情報にアクセスし得ることから、この実施形態もこの発明の権利範囲内のものであると言うことが出来る。なお動画上に薄く表示するリンク情報表示をハイパーリンクとして良いことは言うまでもない。
(第12実施形態)
また図25(b)ではリンク情報を動画上で通常は非表示にしておくのであるが(ステップS38)、ユーザーによるマウスやリモコンなどの入力装置からのリンク情報の表示命令があった時には(ステップS39)、リンク情報を、アイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで表示すると共に、リンク情報をファイルとしてリンク情報記憶部に保存する(ステップS40)。リンク情報は非表示ではあるが、そもそもこのような仕組が備わっていることをユーザーに告知しておけば、ユーザーは必要に応じてマウスやリモコンなどの入力装置を操作してこれを非表示の状態から表示の状態に変えることが出来る。表示されたリンク情報はリンクボタンであるから容易に告知情報にアクセスすることが出来る。またここで告知情報にアクセスしなくとも、リンク情報の存在が確認されたリンク情報はリンク情報記憶部に保存されているため、動画を見終わった後からでも告知情報にアクセスすることが可能である。この実施形態もこの発明の権利範囲内のものである。
(第13実施形態)
図26(a)のリンク情報の処理方法は、リンク情報を動画上で通常は非表示にしておくのであるが(ステップS41)、ユーザーによるマウスやリモコンなどの入力装置からのリンク情報の表示命令があった時には(ステップS42)、リンク情報をアイコンで表示し(ステップS43)、ユーザーによるマウスやリモコンなどの入力装置からのリンク情報の表示命令が再度あるか、または前記アイコン表示のリンク情報が選択されたされた時には(ステップS44)、リンク情報を一覧表で表示する処理を行なう(ステップS45)。リンク情報は非表示ではあるがここに存在しており、ユーザーは必要に応じてマウスやリモコンなどの入力装置を操作してこれを非表示の状態から表示の状態に変えることが出来るのであり、この一覧表表示されたリンク情報がリンク情報ファイルであり、ここから告知情報にアクセスし得ることから、この実施形態もこの発明の権利範囲内のものであると言うことが出来る。
(第14実施形態)
図26(b)のリンク情報の処理方法は本発明に於いて、リンク情報をリンク情報受信部で受信したら(ステップS46)、このリンク情報をリンク情報記憶部に保存するというものである(ステップS47)。一つのリンク情報毎にファイルを作って保存しても、或いは一つのリンク情報ファイルに追記して行くようにしても良い。何れにして動画上に表示されているリンク情報はそれとして、リンク情報記憶部に保存されたリンク情報からいつでも、後からでも告知情報にアクセスし得るのは便利なことである。
(第15実施形態)
図27で示したこの実施形態は、リンク情報から、このリンク情報が作成される元となったトピックが生成された動画の一場面に戻ってここから動画を再生し得るようにする動画の再生方法に付いてのものである。すなわち上述したリンク情報の保存方法に関して、リンク情報記憶部から読み出したリンク情報が選択されたら(ステップS48)、告知情報にアクセスするのは勿論であるが、これとは別にこのリンク情報に係る動画を再生するが、この際にこのリンク情報に係るトピックの出現位置から再生を開始する処理を行なう(ステップS49)。「赤い靴」のリンク情報は、この「赤い靴」が登場した動画の場面にタイミングが合っている所の付帯情報から導かれたトピックを元に生成されたリンク情報であるから、これを逆に辿る形ですなわち出現位置情報や出現フレーム情報を用いて動画のこの場面に戻って、この「赤い靴」が登場した場面から再生するようにした。元々このユーザーはこの「赤い靴」かこれを履いている俳優かこの販売店などに興味があるわけであるから、動画の初めからではなくこの「赤い靴」の場面から再生出来るのは極めて便利である。
(第16実施形態)
図28で示したこの実施形態は、複数のリンク情報がリンク情報表示窓に表示される時間を調整して表示されないものが出たり表示されても表示時間が短くなったりすることがないようにする処理方法に関するものである。複数のリンク情報を取得して各々のリンク情報の出現時間を調べ(ステップS50)、表示時間が重なるものがあれば(ステップS51)、リンク情報同士が重ならないように表示する順位を調整したり、またはリンク情報表示領域を増やして表示位置を割り振り(ステップS52)、リンク情報をリンク情報表示領域に表示する処理を行なう(ステップS53)。なお表示時間が重なっていなければそのままステップS53の処理に移る。
(第17実施形態)
図29で示したこの実施形態は、複数のリンク情報の間隔を調べて、リンク情報の間が開くように調整する処理方法に関するものである。所定の時間内に表示される予定のリンク情報を監視して、リンク情報同士の間隔を調べ(ステップS54)、複数のリンク情報の間隔が開くように各々のリンク情報の表示開始時間を調節するか、またはリンク情報表示領域の数を増減して表示位置を割り振り(ステップS55)、リンク情報をリンク情報表示領域に表示する処理を行なう(ステップS56)。このようにすることでユーザーにとってリンク情報の選択に慌てずに済み操作が容易となりストレスが少ない。
(第18実施形態)
図30にはインターネットに接続されたクライアントコンピュータ3や携帯電話機Cにコンテンツを提供するものとして、テレビジョンの放送局B、配信サーバ1、中継サーバ7が描かれている。一つの実施形態として、放送局Bは電波を利用してコンテンツを放送するが、この際にリンク情報は電波に重畳させたり、配信サーバ1を経由する通信によってユーザーに提供することが出来る。配信サーバ1は放送をネットワーク型配信によって再利用したり、放送と同時に再送信したり、初めからネットワーク型配信のための番組を制作して配信するが、この際にリンク情報を送信することが出来る。
図30乃至図32は本発明の第18実施形態を表わすが、このものは中継サーバ7であって、コンテンツに関しては放送局Bや配信サーバ1から受信したものをクライアントコンピュータ3や携帯電話機Cに中継する処理を行ったり、動画の再生装置である動画プレーヤをクライアントコンピュータ3や携帯電話機Cにネットワークローダブルに送信して動作させ、ここから直接に放送局Bや配信サーバ1に動画のダウンロード要求を出させるということを行なうが、この際にコンテンツの付帯情報を取得してここから新たにリンク情報を生成し、これをクライアントコンピュータ3や携帯電話機Cに送信する処理を行う点に特徴を有する。ここでもリンク情報は動画の付帯情報から導かれているため、動画の内容とリンク情報とは密接な関係にあることが分かる。なおこの中継サーバ7で生成されるリンク情報は、他の実施形態として、上述した第3、第4、第5実施形態のようにコンテンツの内容を表示装置で表示しつつ、リンク情報の入力を入力装置で受け付けたものとする設計が可能である。
図31ではこの中継サーバ7がCPU70を用いて実現された場合のハードウェア構成で表わされており、図30の配信処理部700は下記プログラムをCPU70上で動作させることで実現している。CPU70にはメモリ71、記憶装置であるハードディスク72、表示装置であるディスプレイ73、入力装置であるキーボード及びマウス74、インターネットに接続するためのLANカード75、CD−DVDドライブ76が接続されている。ハードディスク72には、オペレーティングシステム(OS)8、中継処理を統括する配信処理プログラム80、転送するコンテンツを受信するためのコンテンツ受信プログラム81、この受信したコンテンツを転送するためのコンテンツ転送プログラム82、前記受信したコンテンツが付帯情報(一例としてクローズドキャプション)を含んでいる場合にこれを抽出するための付帯情報抽出プログラム83、アドレス情報記憶部84、リンク情報生成プログラム85、リンク情報送信プログラム86が記録されている。これ等のプログラムは、CD−DVDドライブ76を介してCD−ROM77からインストールされたものである。
配信処理部700はユーザーが指定したコンテンツを受信し、このコンテンツの付帯情報を抽出して、この付帯情報にインデキシング処理を掛けて単語化や短文化を行ない、これを都合良くフィルタ処理して付帯情報ファイルを生成する(ステップS57)。次にアドレス情報ファイルをアドレス情報記憶部84から読み出して前記付帯情報ファイルと比較し、付帯情報ファイルの内容にマッチングするアドレス情報を選び出して、例えば図7で示したようなリンク情報ファイルを生成する(ステップS58)。そしてコンテンツ転送部701が前記受信したコンテンツをクライアントコンピュータ3のコンテンツ受信部に送信する。またリンク情報送信部704が前記リンク情報ファイルをクライアントコンピュータ3のリンク情報受信部に送信する(ステップS59)。従って転送されたコンテンツは表示装置33の画面のコンテンツ表示領域に表示され、新たに送信された前記リンク情報ファイルは、コンテンツ表示領域に重ねて見えるように表示されるリンク情報表示領域に、表示されることになる。クライアントコンピュータ3ではコンテンツの再生を機にリンク情報のクリッカブルイメージ表示を開始するように設定されている。従ってコンテンツの受信開始とリンク情報の受信開始との間に時間差がある場合には、一方が他方の到着を待つ処理を行なうようにするのである。しかしながら経験的にはこのような処理を行わなくても実用になる。上述した時間マーカの仕組は有効である。なおクライアントを携帯電話機Cとする設計も可能である。なおこの他の実施形態として、コンテンツ転送部がコンテンツを転送せずに、クライアントコンピュータにこのコンテンツへのアクセス情報を送信して、クライアントコンピュータ自身でこのコンテンツを配信サーバ1から直接受信するものを上げることが出来る。これにはクライアントコンピュータの記憶装置にインストールしておくタイプのものや、インターネットなどを経由するいわゆるネットワークローダブルなソフトウェアとして動作するタイプのものなどがある。なお図30中で符号702は付帯情報抽出部を、符号703はリンク情報生成部を、また符号704はリンク情報送信部を指す。
なおコンテンツのネットワーク型配信に課金することは大変に難しいことを既に説明したが、本発明によればリンク情報表示領域は全く場所を取らないにも係わらず、極めて多数のリンク情報を動画のコンテンツの進行に合わせて提供することが出来るため、テレビジョン放送の再送信や、ユーチューブ(登録商標)に代表される動画共有サービスなどでも大きな広告収入を上げることが出来る。また個人による動画投稿に於いても広告スポンサーから経済的な価値が付けられるため、動画コンテンツの制作者に制作費用の一部でも補助することが出来るようになる。本発明は、商品としての動画販売に於けるロングテール化を初めて実用化し得る発明であり、この分野の産業の発展に大きく貢献することが出来る発明である。
本発明は動画のみならず、ゲーム画面やスクロール可能な地図やグーグルストリートビュー(登録商標)などのデジタル化された動きのあるコンテンツに適用可能である。また告知情報も広告に限らず、地域のお知らせなどに広く利用可能である。またコンテンツ及びリンク情報の提供先はパーソナルコンピュータに限らず、ネットワークに接続されないテレビジョン受像器や、ネットワーク接続が可能なテレビジョン受像器や可搬型情報端末や携帯電話機なども含まれる。また本発明は動画の販売にも利用することが出来る。すなわち例えば試聴動画に付けたリンク情報から広告にアクセスさせ、これによって購入料金を割り引いたり無料にするのである。
また動画中に登場する物品や人物等の画像を個別に認識して、その各々にマッチングする告知情報をリンク情報表示領域に(文字列や前記画像に関連する画像にて)表示させるようなことも実現可能である。また例えばテレビジョン受像機のリンク情報表示領域を隠して、携帯電話機側のリンク情報表示領域と連係させる設計も可能である。テレビジョン受像機側で動画(放送の動く映像を含む)を楽しませ、携帯電話機側で告知情報にアクセスさせたりコンテンツを選択させたりするためである(すでに現在ではテレビを見ながら携帯電話機でいわゆるネット接続を楽しむくらいであるから、両者は一体であると見做すことが可能である)。これ等もまたこの発明の権利範囲内にある。
第1実施形態のネットワーク構成を示す説明図。 配信サーバのハードウェア構成を示す説明図。 クライアントコンピュータのハードウェア構成を示す説明図。 クライアントコンピュータの受信処理部を示す説明図。 配信サーバの処理を示すフローチャート。 付帯情報ファイルとアドレス情報ファイルの処理を示す説明図。 生成されたリンク情報ファイルを示す説明図。 クライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 クライアントコンピュータの表示画面を示す説明図。 クライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 動画コンテンツのタイムラインとティッカ表示との関係を示す説明図。 第2実施形態のマッチング処理とテレビ画面とを説明する説明図。 第3実施形態のマッチング処理を説明する説明図。 クライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 (a)(b)は第4実施形態の配信サーバのハードウェア構成を示す説明図。 (a)の配信サーバの処理を示すフローチャート。 (b)の配信サーバの処理を示すフローチャート。 (a)は第5実施形態の配信サーバのハードウェア構成を示す説明図。 (b)はクライアントコンピュータのハードウェア構成を示す説明図。 第6実施形態の生成されたリンク情報ファイルとテレビ画面との関係を示す説明図。 配信サーバの処理を示すフローチャート。 第7実施形態の配信サーバのリンク情報処理を説明する説明図。 第8実施形態のテレビジョン受像機の処理を示すフローチャート。 (a)(b)は第9実施形態のテレビジョン受像機の処理を示すフローチャート。 第10実施形態のクライアントコンピュータの受信処理部を示す説明図。 (a)は第11実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 (b)は第12実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 (a)は第13実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 (b)は第14実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 第15実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 第16実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 第17実施形態のクライアントコンピュータの処理を示すフローチャート。 第18実施形態のネットワーク構成を示す説明図。 中継サーバのハードウェア構成を示す説明図。 中継サーバの処理を示すフローチャート。
1 配信サーバ
10 CPU
11 メモリ
12 ハードディスク
13 ディスプレイ
14 キーボード・マウス
15 LANカード
16 CD−DVDドライブ
17 CD−ROM
100配信処理部
101コンテンツ提示部
102コンテンツ送信部
103トピック生成部
104リンク情報生成部
105リンク情報送信部
106嗜好情報処理部
107広告視聴数集計部
108リンク情報合成部
2 OS
20 配信処理プログラム
21 コンテンツ記憶部
22 コンテンツ送信プログラム
23 付帯情報記憶部
24 アドレス情報記憶部
25 トピック生成プログラム
26 リンク情報生成プログラム
27 リンク情報送信プログラム
28 配信処理プログラム
29 トピック生成プログラム
200OS
201受信処理プログラム
202コンテンツ受信プログラム
203コンテンツ表示プログラム
204リンク情報受信プログラム
205リンク情報処理プログラム
206リンク情報表示プログラム
207WWWブラウザプログラム
208出現位置情報付与プログラム
209配信処理プログラム
210トピック特定プログラム
211配信処理プログラム
212リンク情報作成プログラム
213リンク情報付加プログラム
214配信処理プログラム
215リンク情報分離プログラム
216リンク情報表示プログラム
3 クライアントコンピュータ
30 CPU
31 メモリ
32 ハードディスク
33 ディスプレイ
34 キーボード・マウス
35 LANカード
36 CD−DVDドライブ
37 CD−ROM
300受信処理部
301コンテンツ受信部
302コンテンツ表示部
303リンク情報受信部
304リンク情報処理部
305リンク情報表示部
306WWWブラウザ部
307受信処理部
308リンク情報記憶部
309リンク情報読出部
4 付帯情報ファイル
40 タグ
41 時間マーカ
42 アドレス情報ファイル
43 リンク情報ファイル
44 ハイパーリンク表題
45 時間マーカ
46 URL
47−1ハイパーリンク表題
47−2ハイパーリンク表題
48 リンク情報が流れるタイムライン
49 字幕
400トピック
401−1ハイパーリンク表題
401−2ハイパーリンク表題
402フレームタブ
403トピック
404リンク情報ファイル
405イメージ属性
406−1クリッカブルイメージ
406−2クリッカブルイメージ
407リンク情報表示領域への今回提示広告
T 字幕の時間
5 コンテンツ表示領域
50 再生開始ボタン
51 動画が流れるタイムライン
52 現時点表示
53 テレビ画面
54 字幕表示部
55 フレーム
6 リンク情報表示領域
6−1リンク情報表示窓
6−2リンク情報表示窓
60 マウスカーソル
61 リンク情報表示領域
61−1リンク情報表示窓
61−2リンク情報表示窓
62 リンク情報表示領域
62−1リンク情報表示窓
62−2リンク情報表示窓
7 中継サーバ
70 CPU
71 メモリ
72 ハードディスク
73 ディスプレイ
74 キーボード・マウス
75 LANカード
76 CD−DVDドライブ
77 CD−ROM
700配信処理部
701コンテンツ転送部
702付帯情報抽出部
703リンク情報生成部
704リンク情報送信部
8 OS
80 配信処理プログラム
81 コンテンツ受信プログラム
82 コンテンツ転送プログラム
83 付帯情報抽出プログラム
84 アドレス情報記憶部
85 リンク情報生成プログラム
86 リンク情報送信プログラム

Claims (71)

  1. 動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントなどを記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックのコンテンツ中の時間軸上での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得るトピック生成手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、
    から構成されるリンク情報の提供装置。
  2. 動画のコンテンツを構成する複数個のフレームの内の何れかのフレームに付与されたこのフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現フレーム情報を得るトピック生成手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、
    から構成されるリンク情報の提供装置。
  3. 動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得るトピック生成手段と、または前記付帯情報記憶部の付帯情報から操作者が複数個のトピックを得るトピック特定手段と、
    各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定してトピックに出現位置情報を付与する、出現位置情報付与手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、
    から構成されるリンク情報の提供装置。
  4. 前記リンク情報生成手段は、受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含めるものである、請求項1または請求項2または請求項3に記載のリンク情報の提供装置。
  5. 前記リンク情報生成手段は、各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として、前記送信装置を以て各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものであるか、または前記リンク情報生成手段は、複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出して、これを前記送信装置を以て複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものである、請求項1または請求項2または請求項3に記載のリンク情報の提供装置。
  6. 動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与されたキャプションやタグやコメントなどの付帯情報と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、を有すること、
    前記付帯情報を分析して複数個のトピックを得ること、
    トピックのコンテンツ中の時間軸上での出現位置を調べて、各々のトピックの出現位置を特定した出現位置情報を得ること、
    各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成すること、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信すること、
    を含むリンク情報の提供方法。
  7. 動画のコンテンツを構成する複数個のフレームの内の何れかのフレームに付与されたこのフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、を有すること、
    前記付帯情報を分析して複数個のトピックを得ること、
    各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を調べて、各々のトピックの出現位置を特定した出現フレーム情報を得ること、
    各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成すること、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信すること、
    を含むリンク情報の提供方法。
  8. 動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報と、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、を有すること、
    前記付帯情報を分析して複数個のトピックを得ること、または前記付帯情報から操作者が複数個のトピックを特定すること、
    各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定してトピックに出現位置情報を付与すること、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成すること、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信すること、
    を含むリンク情報の提供方法。
  9. 受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示が静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含ませる、請求項6または請求項7または請求項8に記載のリンク情報の提供方法。
  10. 各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するか、または複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出してこれを複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信することを含む、請求項6または請求項7または請求項8に記載のリンク情報の提供方法。
  11. 請求項6乃至請求項10の何れか1に記載のリンク情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  12. 請求項6乃至請求項10の何れか1に記載のリンク情報の提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 動画のコンテンツを記録しておくためのコンテンツ記憶システムと、予め動画を構成するフレームに広告などの告知情報へのリンク情報を付与しておくためのリンク情報入力システムと、前記リンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信システムと、から構成されるシステムであって、
    前記コンテンツ記憶システムは、動画を記録しておくためのコンテンツ記憶部を備え、
    前記リンク情報入力システムは、前記コンテンツ記憶部から読み出した動画を表示する表示装置と、この動画を表示しながら、動画を構成する複数個のフレームの内の任意フレームに、このフレームの内容からトピックを見出してこのトピックに関連する広告などの告知情報へのリンク情報を付すべく、このリンク情報を入力するための、
    及び前記入力装置から入力された、前記トピックがどのフレームに出現しているかを示す出現フレーム情報を、または前記トピックが出現している動画中の時間軸上での出現位置情報を、前記リンク情報に付加するための、
    入力装置と、
    この出現フレーム情報または出現位置情報が付加されたリンク情報を記録するためのリンク情報記憶部と、を備え、
    前記リンク情報送信システムは、出現フレーム情報または出現位置情報が付加されたリンク情報を前記リンク情報記憶部から読み出して、前記受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置、を備え、
    ていることを特徴とするリンク情報の提供システム。
  14. 動画のコンテンツを記録しておくためのコンテンツ記憶システムと、予め動画を構成するフレームに広告などの告知情報へのリンク情報を付与しておくためのリンク情報入力システムと、前記リンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信システムと、から構成されるシステムであって、
    前記コンテンツ記憶システムは、動画を記録しておくためのコンテンツ記憶部を備え、
    前記リンク情報入力システムは、前記コンテンツ記憶部から読み出した動画を表示する表示装置と、この動画を表示しながら、動画を構成する複数個のフレームの内の任意フレームに、このフレームの内容からトピックを見出してこのトピックに関連する広告などの告知情報へのリンク情報を付すべく、このリンク情報を入力するための入力装置と、この入力されたリンク情報を記録するためのリンク情報記憶部と、を備え、
    前記表示装置は動画の表示を任意のフレームで一時停止させる一時停止機能を備えており、
    前記リンク情報入力システムは、前記トピックの出現位置を、動画の表示が一時停止された位置のフレームの動画中での出現位置を示す出現フレーム情報またはトピックの動画中の時間軸上での出現位置情報を用いて、前記リンク情報に加えることを可能にするものであると共に、
    このリンク情報を前記リンク情報記憶部から読み出して、前記受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置、を備え、
    ていることを特徴とするリンク情報の提供システム。
  15. 前記受信側の表示画面に前記リンク情報が静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含ませる、請求項13または請求項14に記載のリンク情報の提供システム。
  16. 各々のユーザーに係る表示画面上でどのリンク情報が選択されたかの選択リンク情報を受ける受信装置を備え、前記リンク情報入力システムは、この選択リンク情報に係るリンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係るリンク情報として各々のユーザーの表示画面上に表示されるように送信するか、または複数のユーザーからの各々の表示画面上でどのリンク情報が選択されたかの選択リンク情報を受ける受信装置を備え、前記リンク情報入力システムは、より多く選択された選択リンク情報に係るリンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を複数のユーザーの表示画面上に表示されるように送信する、請求項13または請求項14に記載のリンク情報の提供システム。
  17. 動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントなどを分析して得られるものであると共にコンテンツ中の時間軸上での出現位置が特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、
    のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、
    前記動画と、を受信する受信装置と、
    表示画面に動画とリンク情報とを表示するための表示装置と、
    前記受信装置や表示装置の制御装置と、を備えており、
    この制御装置は、前記リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示装置。
  18. 動画のコンテンツを構成する複数個のフレームに付与されたフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を横断的に検索して、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とのマッチングを分析することにより得られるものであると共に、付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を示す出現フレーム情報が特定されて出現フレーム情報が付与されたものであるリンク情報と、前記動画と、を受信する受信装置と、
    表示画面に動画とリンク情報とを表示するための表示装置と、
    前記受信装置や表示装置の制御装置と、を備えており、
    この制御装置は、前記リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示する際に、前記出現フレーム情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示装置。
  19. 動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を分析して得られるものであるかまたはこの付帯情報から操作者が特定して得られるものであると共に、コンテンツ中の時間軸上での出現位置が操作者により特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、
    のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、
    前記動画と、を受信する受信装置と、
    表示画面に動画とリンク情報とを表示するための表示装置と、
    前記受信装置や表示装置の制御装置と、を備えており、
    この制御装置は、前記リンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示装置。
  20. 前記制御装置は、リンク情報にアイコンを表示するための画像情報または動画情報が含まれている場合には、これを以てリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示する、請求項17または請求項18または請求項19に記載のリンク情報の表示装置。
  21. 前記制御装置は、表示画面に表示した動画の全部範囲または一部範囲をキャプチャして静止画または動画によるアイコンを生成し、リンク情報に係る表示を、このアイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで表示する、請求項17または請求項18または請求項19に記載のリンク情報の表示装置。
  22. 前記制御装置は動画上に表示する前記リンク情報に係る表示にエフェクトを掛ける制御を可能にするものである、請求項17乃至請求項21の何れか一に記載のリンク情報の表示装置。
  23. 前記制御装置は前記リンク情報に係る表示の透過度の制御を可能にするものである、請求項22に記載のリンク情報の表示装置。
  24. 更にリンク情報記憶部を備え、前記制御装置は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を非表示等の目立たない表示にしておき、ユーザーによる入力装置からの保存命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものである、請求項17乃至請求項21の何れか一に記載のリンク情報の表示装置。
  25. 前記制御装置は動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示を前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように、アイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで行なうものである、請求項17乃至請求項21の何れか一に記載のリンク情報の表示装置。
  26. 前記制御装置は動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示をリンク情報があることを知らせるアイコンで行ない、更にユーザーによる入力装置からの再度の表示命令があるかまたはこのアイコンの選択によって、前記リンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を一覧表形式で表示するものである、請求項17乃至請求項21の何れか一に記載のリンク情報の表示装置。
  27. 更にリンク情報記憶部を備え、前記制御装置は、ユーザーによる入力装置からの前記表示命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものである、請求項25または請求項26に記載のリンク情報の表示装置。
  28. 更に前記リンク情報を後から見られるように保存しておくためのリンク情報記憶部を備えている、請求項17または請求項18または請求項19に記載のリンク情報の表示装置。
  29. 前記制御装置は、前記リンク情報記憶部から読み出したリンク情報に係る動画のコンテンツの再生命令が、ユーザーによって入力装置から入力された場合には、そのリンク情報が含む前記出現位置情報または前記出現フレーム情報を用いて、その出現情報に係る設定位置またはその近傍から動画を再生して前記表示装置の表示画面に表示するものである、請求項24または請求項27または請求項28に記載のリンク情報の表示装置。
  30. 動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントなどを分析して得られるものであると共に動画中の時間軸上での出現位置が特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、
    のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、
    前記動画と、を受信装置により受信して、
    表示装置により表示画面に動画とリンク情報とを表示し、
    前記リンク情報を、このリンク情報がマウスなどの入力装置で選択された時に、前記アドレス情報が指し示す告知情報を取得し得るように、動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示方法。
  31. 動画のコンテンツを構成する複数個のフレームに付与されたフレームの内容を表わすタグやコメントなどの付帯情報を横断的に検索して、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報とのマッチングを分析することにより得られるものであると共に、付帯情報が属するフレームの動画中での出現位置を示す出現フレーム情報が特定されて出現フレーム情報が付与されたものであるリンク情報と、前記動画と、を受信して、
    表示画面に動画とリンク情報とを表示し、
    前記リンク情報を、このリンク情報がマウスなどの入力装置で選択された時に、前記アドレス情報が指し示す告知情報を取得し得るように、動画上に表示する際に、前記出現フレーム情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示方法。
  32. 動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を分析して得られるものであるかまたはこの付帯情報から操作者が特定して得られるものであると共に、動画中の時間軸上での出現位置が操作者により特定されて出現位置情報が付与されたものであるトピックと、広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報と、のマッチングが調べられて作成された、前記出現位置情報を有するリンク情報と、前記動画と、を受信して、
    表示画面に動画とリンク情報とを表示し、
    前記リンク情報を、このリンク情報がマウスなどの入力装置で選択された時に、前記アドレス情報が指し示す告知情報を取得し得るように、動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示することを特徴とする、リンク情報の表示方法。
  33. リンク情報にアイコンを表示するための画像ファイルまたは動画ファイルが含まれている場合には、これを以てリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示することを含む、請求項30または請求項31または請求項32に記載のリンク情報の表示方法。
  34. リンク情報を表示する際に、表示画面に表示した動画の全部範囲または一部範囲をキャプチャして静止画または動画によるアイコンを生成し、リンク情報に係る表示を、このアイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで表示することを含む、請求項30または請求項31または請求項32に記載のリンク情報の表示方法。
  35. 動画上に表示する前記リンク情報に係る表示にエフェクトを掛ける制御を含む、請求項30乃至請求項34の何れか一に記載のリンク情報の表示方法。
  36. 前記リンク情報に係る表示の透過度の制御を含む、請求項35に記載のリンク情報の表示方法。
  37. 動画上に表示するリンク情報に係る表示を通常は非表示等の目立たない表示にしておき、ユーザーによる入力装置からの保存命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む前後のリンク情報を、後から見られるように保存しておくことを含む、請求項30乃至請求項34の何れか一に記載のリンク情報の表示方法。
  38. 動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示を前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように、アイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで行なうことを含む、請求項30乃至請求項34の何れか一に記載のリンク情報の表示方法。
  39. 動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示をリンク情報があることを知らせるアイコンで行ない、更にユーザーによる入力装置からの再度の表示命令があるかまたはこのアイコンの選択によって、前記リンク情報をまたはこのリンク情報を含む前後のリンク情報を一覧表形式で表示することを含む、請求項30乃至請求項34の何れか一に記載のリンク情報の表示方法。
  40. ユーザーによる入力装置からの前記表示命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む前後のリンク情報を、後から見られるように保存しておくことを含む、請求項38または請求項39に記載のリンク情報の表示方法。
  41. 前記リンク情報を後から見られるように保存しておくことを含む、請求項30または請求項31または請求項32に記載のリンク情報の表示方法。
  42. 前記保存されているリンク情報に係る動画のコンテンツの再生命令が、ユーザーによって入力装置から入力された場合には、そのリンク情報が含む前記出現位置情報または前記出現フレーム情報を用いて、その出現情報に係る設定位置またはその近傍から動画を再生することを含む、請求項37または請求項40または請求項41に記載のリンク情報の表示方法。
  43. 前記リンク情報を表示するに当たり、前記出現位置情報が重なるものがある場合には、または前記出現フレーム情報が重なるものがある場合には、表示する順位を決める処理をまたは表示する位置を決める処理を行なうことを含む、請求項30または請求項31または請求項32に記載のリンク情報の表示方法。
  44. 前記リンク情報を表示するに当たり、連続するリンク情報の出現位置情報または出現フレーム情報を調べて、相互のリンク情報の表示が重ならないように表示時間の調整の処理をまたは相互の表示位置を調整する処理を行なうことを含む、請求項30または請求項31または請求項32に記載のリンク情報の表示方法。
  45. 前記表示画面でリンク情報がマウスなどの入力装置によって選択された場合には、前記動画の表示を一時停止するようにすることを含む、請求項30または請求項31または請求項32に記載のリンク情報の表示方法。
  46. 請求項30乃至請求項45の何れか1に記載のリンク情報の表示方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  47. 請求項30乃至請求項45の何れか1に記載のリンク情報の表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  48. 時間と共に移り変わる性質を有すると共にキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報が関連付けされている、動画のコンテンツを中継する中継装置であって、
    少なくともコンテンツの主要部をクライアントコンピュータの表示画面のコンテンツ表示領域に表示されるように、通信によって転送するか、またはクライアントコンピュータからコンテンツの送信側にコンテンツ送信要求を出させるようにするコンテンツ中継手段と、
    受信した、前記コンテンツに関連付けされている付帯情報、を記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックの動画中の時間軸上での出現位置を、または各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を、調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得るトピック生成手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するまたは前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信する送信装置と、
    から構成されるリンク情報の提供装置。
  49. 時間と共に移り変わる性質を有すると共にキャプションやタグやコメントなどのような付帯情報が関連付けされている、動画のコンテンツを中継する中継方法であって、
    少なくともコンテンツの主要部をクライアントコンピュータの表示画面のコンテンツ表示領域に表示されるように、通信によって転送するか、またはクライアントコンピュータからコンテンツの送信側にコンテンツ送信要求を出させるようにすること、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を有すること、
    前記コンテンツに関連付けされている付帯情報を取得すること、
    この付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックの動画中の時間軸上での出現位置を、または各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を、調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得ること、
    各々のトピックと前記アドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するまたは前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成すること、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信すること、
    を含むリンク情報の提供方法。
  50. 受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示が静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含ませる、請求項49に記載のリンク情報の提供方法。
  51. 各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するか、または複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出してこれを複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信することを含む、請求項49に記載のリンク情報の提供方法。
  52. 請求項49乃至請求項51の何れか1に記載のリンク情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  53. 請求項49乃至請求項51の何れか1に記載のリンク情報の提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  54. 動画のコンテンツの表示に合わせて表示させるための広告などの告知情報を取得するためのリンク情報を送信し、動画と前記リンク情報を受信して、動画を表示装置の表示画面に表示し、リンク情報を前記動画上に表示するシステムであって、
    送信側に於いて:
    動画のコンテンツの時々刻々の内容に合わせて付与された付帯情報としてのキャプションやタグやコメントなどを記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、トピックのコンテンツ中の時間軸上での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現位置情報を得るトピック生成手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信手段と、
    受信側に於いて:
    表示装置の表示画面に、
    受信した動画を表示するための動画表示領域を表示すると共に、
    受信したリンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように前記動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示する、
    動画及びリンク情報表示手段と、
    を備えているリンク情報の送受信システム。
  55. 動画のコンテンツの表示に合わせて表示させるための広告などの告知情報を取得するためのリンク情報を送信し、動画と前記リンク情報を受信して、動画を表示装置の表示画面に表示し、リンク情報を前記動画上に表示するシステムであって、
    送信側に於いて:
    動画のコンテンツを構成する複数個のフレームの内の何れかのフレームに付与されたこのフレームの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得ると共に、各々のトピックに係る付帯情報が属するフレームのコンテンツ中での出現位置を調べて各々のトピックの出現位置を特定して出現フレーム情報を得るトピック生成手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現フレーム情報を有するリンク情報を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信手段と
    受信側に於いて:
    表示装置の表示画面に、
    受信した動画を表示するための動画表示領域を表示すると共に、
    受信したリンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように前記動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示する、
    動画及びリンク情報表示手段と、
    を備えているリンク情報の送受信システム。
  56. 動画のコンテンツの表示に合わせて表示させるための広告などの告知情報を取得するためのリンク情報を送信し、動画と前記リンク情報を受信して、動画を表示装置の表示画面に表示し、リンク情報を前記動画上に表示するシステムであって、
    送信側に於いて:
    動画のコンテンツに付与されたこのコンテンツの内容を表わすキャプションやタグやコメントなどの付帯情報を記録するための付帯情報記憶部と、
    広告などの告知情報を取得するためのアドレス情報を記録するためのアドレス情報記憶部と、
    前記付帯情報記憶部の付帯情報を分析して複数個のトピックを得るトピック生成手段と、または前記付帯情報記憶部の付帯情報から操作者が複数個のトピックを得るトピック特定手段と、
    各々のトピックのコンテンツ中での出現位置を操作者が特定してトピックに出現位置情報を付与する出現位置情報付与手段と、
    各々のトピックと前記アドレス情報記憶部のアドレス情報とを比較して、各々のトピックにマッチングするアドレス情報を選び出して、前記出現位置情報を有するリンク情報
    を作成するリンク情報生成手段と、
    このリンク情報を受信側の表示画面に表示されるように送信するリンク情報送信手段と、
    受信側に於いて:
    表示装置の表示画面に、
    受信した動画を表示するための動画表示領域を表示すると共に、
    受信したリンク情報を入力装置で選択し得るように且つ前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように前記動画上に表示する際に、前記出現位置情報に基づいて適時に表示する、
    動画及びリンク情報表示手段と、
    を備えているリンク情報の送受信システム。
  57. 前記リンク情報生成手段は、受信側の表示画面に前記リンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示されるようにするための画像情報または動画情報を前記リンク情報に含めるものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  58. 前記リンク情報生成手段は、各々のユーザーに係る受信側の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、この選択リンク情報に関連する告知情報を見出してこの告知情報へのリンク情報を各々のユーザーの嗜好に係る嗜好リンク情報として、前記リンク情報送信手段を以て各々のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものであるか、または前記リンク情報生成手段は、複数のユーザーからの各々の表示画面上でのリンク情報の選択による選択リンク情報を受けて、より多く選択された選択リンク情報を見出して、これを前記リンク情報送信手段を以て複数のユーザーの表示画面に表示されるように送信するものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  59. 前記動画及びリンク情報表示手段は、リンク情報にアイコンを表示するための画像情報または動画情報が含まれている場合には、これを以てリンク情報に係る表示を静止画または動画によるアイコンで表示するものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  60. 前記動画及びリンク情報表示手段は、表示画面に表示した動画の全部範囲または一部範囲をキャプチャして静止画または動画によるアイコンを生成し、リンク情報に係る表示を、このアイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで表示するものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  61. 前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示する前記リンク情報に係る表示にエフェクトを掛ける制御を可能にするものである、請求項54乃至請求項56及び請求項59乃至請求項60の何れか一に記載のリンク情報の送受信システム。
  62. 前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報に係る表示の透過度の制御を可能にするものである、請求項61に記載のリンク情報の送受信システム。
  63. 更に受信側にリンク情報記憶部を備え、前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を非表示等の目立たない表示にしておき、ユーザーによる入力装置からの保存命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものである、請求項54乃至請求項56、請求項59、請求項60の何れか一に記載のリンク情報の送受信システム。
  64. 前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示を前記アドレス情報が指し示す告知情報にアクセスし得るように、アイコンをハイパーリンク化したリンクボタンで行なうものである、請求項54乃至請求項56、請求項59、請求項60の何れか一に記載のリンク情報の送受信システム。
  65. 前記動画及びリンク情報表示手段は、動画上に表示するリンク情報に係る表示を、通常は非表示等の目立たない表示をしておき、ユーザーによる入力装置からの表示命令がある時には、その時点で目立たない表示をしているリンク情報に係る表示を目立つように表示替えするのであるが、この際にこの表示をリンク情報があることを知らせるアイコンで行ない、更にユーザーによる入力装置からの再度の表示命令があるかまたはこのアイコンの選択によって、前記リンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を一覧表形式で表示するものである、請求項54乃至請求項56、請求項59、請求項60の何れか一に記載のリンク情報の送受信システム。
  66. 更に受信側にリンク情報記憶部を備え、前記動画及びリンク情報表示手段は、ユーザーによる入力装置からの前記表示命令がある時には、その時点でのリンク情報をまたはこのリンク情報を含む近傍のリンク情報を、後から見られるように前記リンク情報記憶部に保存するものである、請求項64または請求項65に記載のリンク情報の送受信システム。
  67. 更に前記リンク情報を後から見られるように保存しておくためのリンク情報記憶部を受信側に備えている、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  68. 前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報記憶部から読み出したリンク情報に係る動画のコンテンツの再生命令が、ユーザーによって入力装置から入力された場合には、そのリンク情報が含む前記出現位置情報または前記出現フレーム情報を用いて、その出現情報に係る設定位置またはその近傍から動画を再生して前記表示装置の表示画面に表示するものである、請求項63または請求項66または請求項67に記載のリンク情報の送受信システム。
  69. 前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報を表示するに当たって、前記出現位置情報が重なるものがある場合には、または前記出現フレーム情報が重なるものがある場合には、表示する順位を決める処理をまたは表示する位置を決める処理を行なうものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  70. 前記動画及びリンク情報表示手段は、前記リンク情報を表示するに当たって、連続するリンク情報の出現位置情報または出現フレーム情報を調べて、相互のリンク情報の表示が重ならないように表示時間の調整の処理をまたは相互の表示位置を調整する処理を行なうものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
  71. 前記動画及びリンク情報表示手段は、前記表示画面でリンク情報がマウスなどの入力装置によって選択された場合には、前記動画の表示を一時停止するようにするものである、請求項54または請求項55または請求項56に記載のリンク情報の送受信システム。
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