JP2010097736A - 面状光源及び液晶表示装置 - Google Patents

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崇 志村
Makoto Yasuhara
良 安原
Taku Kumasaka
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健 荻原
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Abstract

【課題】 面状光源及び液晶表示装置において、導光板を使用せず、軽量化が可能であると共に、従来の直下型に比べて薄型化を可能にすること。
【解決手段】 上面が反射面とされた反射板と、該反射板の上方に設置され透過する光を拡散させる拡散板と、前記反射板上に開口面を上方に向けて設置されると共に内周面4aが反射面とされた反射枠体4と該反射枠体4の内側に設置されると共に反射枠体4の内周面4aに光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源5とから構成される複数の単位照明部6と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示パネルなどを照明する面状光源及び液晶表示装置に関する。
薄型テレビジョン装置や薄型モニター等の大型ディスプレイには、画像表示のための液晶表示装置が広く採用されている。この液晶表示装置には、液晶表示パネルの裏面側から光を照射して表示画面の輝度を高めるバックライトユニットが用いられている。
上記バックライトユニットでは、例えば導光板と、該導光板の側端面に配置させたLED等の光源と、を備え、光源からの光を導光して主面全体から液晶表示パネルに向けて出射させているものがある。また、他のバックライトユニットとしては、導光板を用いず、拡散板の直下に距離を空けて複数のLED光源を設置し、各LEDから直上の拡散板に光を出射する直下型バックライトがある。
近年、液晶テレビジョン装置の大型化に伴って、その軽量化や薄型化がさらに要望されているが、導光板を用いたバックライトユニットでは、大型の導光板又は複数の導光板を並べて設置する必要があり、重量が増してしまう問題がある。これに対して、導光板を用いない上記直下型バックライトでは、導光板の無い分、軽量化が可能であるが、混色性や輝度ムラを無くすために、LED光源と拡散板との距離を長く設定するか、LED光源の配列ピッチを狭くする必要がある。
すなわち、点光源であるLED光源が指向性を持っているため、LED光源の光出射方向である直上が非常に明るくなってしまう、いわゆるホットスポットとなり、輝度ムラが生じてしまうため、上記方法により、輝度の均一性及び混色性を向上させる必要がある。しかしながら、バックライト全体が厚くなると共に、より多くのLED光源が必要になり、高コストとなる不都合があった。
従来、例えば特許文献1には、表示部の背面に設置された拡散板と光学レンズを搭載したLED光源との間に、LED光源からの光を光源側に拡散させる反射部材と、該反射部材の周囲に配置され光を表示部側に拡散させながら透過させる透過拡散部材とを備えたバックライト装置が提案されている。すなわち、このバックライト装置では、LED光源から拡散板側に向かう中心部分の光を反射部材で反射して拡散板に直接入射することを阻止すると共に、透過拡散部材で拡散された光を拡散板に入射することで、拡散板に入力する光の強度を均一にしている。
特開2006−310045号公報(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、反射部材や透過拡散部材を追加することで、光の強度をある程度均一化させているが、直下型バックライトであるため、やはり拡散板とLED光源との距離を長く設定する必要があると共に、拡散板とLED光源との間に、反射部材及び透明拡散部材を設置しなければならず、バックライト全体が厚くなってしまう不都合があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、導光板を使用せず、軽量化が可能であると共に、従来の直下型に比べて薄型化が可能な面状光源及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の面状光源は、上面が反射面とされた反射板と、該反射板の上方に設置され透過する光を拡散させる拡散板と、前記反射板上に開口面を上方に向けて設置されると共に内周面が反射面とされた反射枠体と該反射枠体の内側又は内部に設置されると共に前記反射枠体の内周面に光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源とから構成される複数の単位照明部と、を備えていることを特徴とする。
この面状光源では、反射板上に設置されると共に内周面が反射面とされた反射枠体と、該反射枠体の内側又は内部に設置されると共に反射枠体の内周面に光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源と、から構成される複数の単位照明部を備えているので、LED光源から出射された光の多くが上方の拡散板に直接入射されず、反射枠体の内周面で反射された後に拡散板に入射されることで、点光源であるLED光源からの光を反射枠体に囲まれた範囲に対応した面形状で面光源化させることができる。
また、LED光源の上方ではなく周囲に反射枠体を設けると共にLED光源の光出射方向が直上の拡散板側ではなく、周囲の反射枠体の内周面側であるため、LED光源と拡散板との間を狭く設定することができ、ライトユニット全体を薄型化することができる。
したがって、反射枠体を用いることで、従来の導光板方式に比べて軽量化することができ、さらに反射枠体の内周面に向けて光を出射可能にLED光源を設置することで、従来の直下型バックライトに比べて輝度ムラを低減して輝度均一性を向上させることができると共に薄型化することができる。
また、本発明の面状光源は、前記反射枠体が、白色樹脂で形成されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、反射枠体が、白色樹脂で形成されているので、特に反射加工等を施すことなく、内周面を反射効果及び拡散効果を有する白色面とすることができる。
また、本発明の面状光源は、前記反射枠体が、前記LED光源の直上部分を覆うひさし部を有していることを特徴とする。すなわち、この単位照明部では、反射枠体が、LED光源の直上部分を覆うひさし部を有しているので、LED光源から直上の拡散板方向へ向かう光をひさし部で遮光することができ、ホットスポットをさらに低減することができる。
さらに、本発明の面状光源は、前記ひさし部の下面が、前記LED光源の光出射面に対向する前記反射枠体の内周面に向いて傾斜した下向き傾斜反射面とされていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、ひさし部の下面が、LED光源の光出射面に対向する反射枠体の内周面に向いて傾斜した下向き傾斜反射面とされているので、LED光源から直上へ向かう光をひさし部の下面で対向する反射枠体の内周面側へ反射することで、ひさし部で遮光した光も全体の輝度に寄与させることができる。
また、本発明の面状光源は、前記反射枠体の内周面のうち、前記LED光源の光出射面に対向する内周面が前記開口面側に向けて傾斜した上向き傾斜面とされていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、反射枠体の内周面のうち、LED光源の光出射面に対向する内周面が開口面側に向けて傾斜した上向き傾斜面とされているので、LED光源からの光を開口面側に配されている拡散板側へ向けて反射することで、より輝度を向上させることができる。
また、本発明の面状光源は、前記反射枠体と前記拡散板との間に隙間があることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、反射枠体が拡散板に対して離間して設置され、互いに間に隙間があるので、隙間を介して反射枠体外へ光が出射されるため、隣接する反射枠体間で相互に光が行き交い、拡散板の照射面に照射される反射枠体に応じた光形状の境界が不明確になる。したがって、この反射枠体と拡散板との隙間を調整することで、反射枠体内の光の閉じ込め程度を設定可能になり、拡散板の照射面に照射される光形状に反映される反射枠体の輪郭や隣接する反射枠体の間を目立たなくすることができる。
また、本発明の面状光源は、前記反射枠体が、正方形状又は長方形状とされ、前記単位照明部が、複数の縦列及び横列からなるマトリクス状に配置されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、反射枠体が正方形状又は長方形状とされた上記単位照明部が、複数の縦列及び横列からなるマトリクス状に配置されているので、単位照明部別にLED光源を部分駆動する部分輝度コントロールによって、いわゆるローカルディミングを容易に具現させることができる。例えば、ローカルディミングとして、液晶表示パネルに表示される画像の輝度やコントラスト等に応じて、バックライトの輝度を制御し、液晶表示パネルに入力される画像データに基づいてバックライトの輝度を単位照明部毎に場所的及び時間的に制御して明るさを調整することで、消費電力の低減及びコントラストや動画追従性等を向上させることが可能になる。
また、本発明の面状光源は、前記反射枠体が、正方形枠状又は長方形枠状とされていると共に外周面も反射面とされ、前記単位照明部が、互いの角部を近接させた状態で千鳥配置され、隣接する前記単位照明部の間に、前記反射枠体の外周面に光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源が設置されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、反射枠体の外周面も反射面とされ、互いの角部を近接させた状態で千鳥配置された複数の単位照明部の間に、反射枠体の外周面に光出射面を対向させたLED光源が設置されているので、隣接する単位照明部の間の領域において、周囲を反射枠体の外周面に囲まれたLED光源からの出射光が該外周面で反射されることで、この領域でも拡散板に向けて光を出射することができる。したがって、反射枠体を一つおきに互い違いに配置することで、並べて設置する反射枠体の数が全体として半分で済み、部材コストを低減することができる。
また、本発明の面状光源は、複数の前記反射枠体が、格子状に組まれた複数の短冊状部材で構成された格子状枠体に一体化されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、複数の反射枠体が、格子状に組まれた複数の短冊状部材で構成された格子状枠体として一体化されているので、反射枠体が連続してマトリクス状に複数配列された格子状枠体を複数の短冊状部材で容易に作製することができ、個別部材の反射枠体を並べる場合よりも部材コスト及び実装工程数等を削減することができる。
さらに、本発明の面状光源は、互いに交差する前記短冊状部材の少なくとも一方に延在方向に対して所定角度で傾斜した切り込みが形成され、該切り込みに他方が差し込まれて格子状に組まれていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、互いに交差する短冊状部材の少なくとも一方に延在方向に対して所定角度で傾斜した切り込みが形成され、該切り込みに他方が差し込まれて格子状に組まれているので、切り込みの角度によって差し込んだ短冊状部材の内周面及び外周面を容易に所定の傾斜角度とすることができる。
また、本発明の面状光源は、前記短冊状部材の表面に、前記LED光源が実装されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、短冊状部材の表面に、LED光源が実装されているので、格子状枠体に組み立てる前に予め対応する各短冊状部材にLED光源を実装しておくことで、容易に内周面にLED光源が実装された反射枠体を構成することができる。
さらに、本発明の面状光源は、前記短冊状部材の表面に、前記LED光源に接続されると共に外部への接続端子を備えた実装回路部が形成されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、短冊状部材の表面に、LED光源に接続されると共に外部への接続端子を備えた実装回路部が形成されているので、短冊状部材自体がLED光源の実装基板となり、フレキシブルプリント基板等の実装基板を別途用意して実装する必要がなくなり、部材コスト及び実装工程数の削減を図ることができる。
また、本発明の面状光源は、複数の前記反射枠体が、一体成型により格子状に形成された格子状枠体として一体化されていることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、複数の反射枠体が、一体成型により格子状に形成された格子状枠体として一体化されているので、短冊状部材等の複数の部材で構成する場合よりも、さらに部材コスト及び実装工程数の削減を図ることができる。
また、本発明の面状光源は、一定方向の列に並ぶ前記単位照明部が、隣接する他の列の前記単位照明部と異なる向きに前記LED光源の光出射面を配していることを特徴とする。すなわち、この面状光源では、一定方向の列に並ぶ単位照明部が、隣接する他の列の単位照明部と異なる向きにLED光源の光出射面を配しているので、隣接する列毎に光の入射方向が異なり、隣接する列同士で輝度分布の高低が相違し、輝度が平均化されて全体として良好な輝度均一性を得ることができる。
本発明の液晶表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの裏面側に配された上記本発明の面状光源と、を備えていることを特徴とする。すなわち、この液晶表示装置では、上記本発明の面状光源を備えているので、軽量でかつ薄型であって、良好な輝度が得られる大面積の画像表示が可能となる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る面状光源によれば、内周面が反射面とされた反射枠体と、反射枠体の内側又は内部に設置されると共に反射枠体の内周面に光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源と、で構成される複数の単位照明部を備えているので、反射枠体を用いることで軽量化及び薄型化することができると共に、反射枠体の内周面に向けて光を出射することで、輝度ムラを低減して輝度均一性を向上させることができる。
したがって、この面状光源を備えた液晶表示装置によれば、軽量でかつ薄型であって、良好な輝度が得られる大面積の画像表示が可能となる。
以下、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第1実施形態を、図1から図3に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態における面状光源1は、液晶表示装置に用いるバックライトであって、図1から図3に示すように、上面が反射面とされた反射板2と、該反射板2の上方に設置され透過する光を拡散させる拡散板3と、反射板2上に開口面を上方に向けて設置されると共に内周面4aが反射面とされた反射枠体4と該反射枠体4の内側に設置されると共に反射枠体4の内周面4aに光出射面5aを対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源5とから構成される複数の単位照明部6と、を備えている。なお、一つの反射枠体4とその内側のLED光源5とで構成される単位照明部6は、一つのライトユニットを構成している。
上記反射枠体4は、白色樹脂で正方形枠状又は長方形枠状に形成されている。この反射枠体4では、各内周面4aが開口面に対して垂直に形成されており、LED光源5の光出射面5aに対向する内周面4aは光出射面5aに対して平行であって、LED光源5の光軸に対して直交している。
上記LED光源5は、それぞれフレキシブルプリント基板(図示略)に接続されている白色LEDである。このLED光源5は、四角形枠状である反射枠体4の一片の内周面4aに近接させて配され、該内周面4aと平行に光出射面5aを配して設置されている。すなわち、LED光源5は、反射枠体4の開口面に平行な水平方向に光出射面5aを向けてフレキシブルプリント基板と共に反射板2上に実装されたている。このLED光源5とされる白色LEDは、例えば基板5b上の半導体発光素子(図示略)を封止樹脂5cで封止したものであり、半導体発光素子として、例えば青色(波長λ:470〜490nm)LED素子又は紫外光(波長λ:470nm未満)LED素子であって、例えばサファイア基板などの絶縁性基板上に窒化ガリウム系化合物半導体(例えばInGaN系化合物半導体)の複数の半導体層が積層されて形成されたものである。
また、この半導体発光素子を封止する封止樹脂5cは、シリコーン樹脂を主剤とし、例えばYAG蛍光体が添加されている。このYAG蛍光体は、半導体発光素子からの青色光又は紫外光を黄色光に変換させて混色効果により白色光を生じさせるものである。なお、LED光源5は、先端面からのみ光が出射されるように先端面(光出射面5a)以外の封止樹脂5c側面には、反射枠が形成されているが、より広い指向性にして光の広がり角を大きくするために、反射枠の無い封止樹脂5cを採用してもよい。また、白色LEDとしては、上記以外でも種々のものが採用可能である。
上記拡散板3は、並べられた複数の反射枠体4上に配され下方からの光を拡散させて面内の光強度を均一にする拡散板本体7と、該拡散板本体7上に配された拡散シート8と、で構成されている。これら拡散板本体7と拡散シート8とは、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂などの透明樹脂にシリカ粒子などを分散させた板材及びシート材で形成されている。
上記反射板2は、板本体上に反射シートが両面テープ等が貼られて反射面とされたものであり、該反射シートが、光反射機能を有する金属板、フィルム、箔等であって、本実施形態では銀蒸着膜を設けたフィルムが採用されている。なお、上記銀蒸着膜の代わりに、アルミ金属蒸着膜などを採用しても構わない。
上記単位照明部6は、複数の縦列及び横列からなるマトリクス状に配置されている。例えば、大型サイズのバックライトで主流の縦横比である16:9となるように、反射枠体4の形状及び設置枚数を決定しても構わない。
さらに、一定方向の列に並ぶ単位照明部6は、隣接する他の列の単位照明部6と異なる向きにLED光源5の光出射面5aを配している。例えば、図1に示すように、上下2列に単位照明部6が配列されている場合、上段の横一列では、図中の左側に向けて光出射面5aが配されていると共に、下段の横一列では、図中の右側に向けて光出射面5aが配されている。
また、この面状光源1では、図3に示すように、反射枠体4が拡散板3に対して離間して設置され、互いに間に隙間Sが設けられている。この隙間S(反射枠体4と拡散板3との距離)は、拡散板3に反射枠体4の形状が浮かび上がらないように適宜設定される。なお、図3中の仮想線(2点鎖線)による矢印は、光の進行方向の例を示している。
本実施形態の液晶表示装置10は、例えば大型液晶テレビジョン装置等の液晶ディスプレイに適用される表示装置であって、図3に示すように、液晶表示パネル11と、該液晶表示パネル11の裏面側に配された上記面状光源1と、を備えている。
すなわち、この液晶表示装置10は、上記面状光源1と、上記拡散板3上に配され拡散板3からの光を液晶表示パネル11に向けた上方向への照射光として出射するプリズムシート12と、該プリズムシート12上に配された上記液晶表示パネル11と、を備えている。
なお、本実施形態では、液晶表示パネル11の画面側及び面状光源1の光出射面側を表面側又は上面側として記載している。
上記プリズムシート12は、拡散シート8からの光を上面側に集光するための透明シート状の部材であり、平行な複数の稜線を有するプリズム部を上面側に有している。また、プリズムシート12は、LED光源5の光軸に対して、プリズム部の稜線がねじれの位置に設定され、特に、上方への高い指向性が得られる方向として、LED光源5の光軸に直交する方向と平行に設定される。
上記液晶表示パネル11は、透過型又は半透過型の液晶表示パネルが採用される。例えば、透過型の液晶表示パネル11の場合、透明電極、配向膜及び偏光板をそれぞれ有する上基板と下基板との間隙に液晶材料をシール材で封止したTFT液晶方式、STN液晶方式やTN液晶方式等のパネル本体を備えたものである。
このように実施形態の面状光源1は、反射板2上に設置されると共に内周面4aが反射面とされた反射枠体4と、該反射枠体4の内側に設置されると共に反射枠体4の内周面に光出射面5aを対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源5と、から構成される複数の単位照明部6を備えているので、LED光源5から出射された光の多くが上方の拡散板3に直接入射されず、反射枠体4の内周面4aで反射された後に拡散板3に入射されることで、点光源であるLED光源5からの光を反射枠体4に囲まれた範囲に対応した面形状で面光源化させることができる。
また、LED光源5の上方ではなく周囲に反射枠体4を設けると共にLED光源5の光出射方向が直上の拡散板3側ではなく、周囲の反射枠体4の内周面4a側であるため、LED光源5と拡散板3との間を狭く設定することができ、ライトユニット全体を薄型化することができる。
したがって、反射枠体4を用いることで、従来の導光板方式に比べて軽量化することができ、さらに反射枠体4の内周面4aに向けて光を出射可能にLED光源5を設置することで、従来の直下型バックライトに比べて輝度ムラを低減して輝度均一性を向上させることができると共に薄型化することができる。
また、反射枠体4が、白色樹脂で形成されているので、特に反射加工等を施すことなく、内周面4aを反射効果及び拡散効果を有する白色面とすることができる。
さらに、反射枠体4と拡散板3との間に隙間Sがあるので、隙間Sを介して反射枠体4外へ光が出射されるため、隣接する反射枠体4間で相互に光が行き交い、拡散板3の照射面に照射される反射枠体4に応じた光形状の境界が不明確になる。したがって、この反射枠体4と拡散板3との隙間Sを調整することで、反射枠体4内の光の閉じ込め程度を設定可能になり、拡散板3の照射面に照射される光形状に反映される反射枠体4の輪郭や隣接する反射枠体4の間を目立たなくすることができる。
また、反射枠体4が正方形状又は長方形状とされた上記単位照明部6が、複数の縦列及び横列からなるマトリクス状に配置されているので、単位照明部6別にLED光源5を部分駆動する部分輝度コントロールによって、いわゆるローカルディミングを容易に具現させることができる。例えば、ローカルディミングとして、液晶表示パネル11に表示される画像の輝度やコントラスト等に応じて、バックライトの輝度を制御し、液晶表示パネル11に入力される画像データに基づいてバックライトの輝度を単位照明部6毎に場所的及び時間的に制御して明るさを調整することで、消費電力の低減及びコントラストや動画追従性等を向上させることが可能になる。
さらに、一定方向の列に並ぶ単位照明部6が、隣接する他の列の単位照明部6と異なる向きにLED光源5の光出射面5aを配しているので、隣接する列毎に光の入射方向が異なり、隣接する列同士で輝度分布の高低が相違し、輝度が平均化されて全体として良好な輝度均一性を得ることができる。
したがって、この面状光源1をバックライトユニットとして採用した液晶表示装置10では、軽量でかつ薄型であって、良好な輝度が得られる大面積の画像表示が可能となる。
次に、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第2から第10実施形態について、図4から図14を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、四角形枠状である反射枠体4の一片の内周面4aに近接させて配され、該内周面4aと平行に光出射面5aを配して設置されているのに対し、第2実施形態の面状光源21では、図4に示すように、LED光源5が四角形枠状である反射枠体4の四隅の一つに配置されて、反射枠体4の対角線上に光軸が配されるように設置されている点である。
この第2実施形態では、反射枠体4の四隅の一つにLED光源5を設置しているため、光出射面5aに対向する内周面4aが2面になり、LED光源5から出射された光を主に2つの内周面4aで反射させる。
なお、第2実施形態においても、隣接する他の列の単位照明部26と異なる向きにLED光源5の光出射面5aを配している。例えば、図4に示すように、上下2列に単位照明部6が配列されている場合、上段の横一列では、図中の右斜め下側に向けて光出射面5aが配されていると共に、下段の横一列では、図中の左斜め上側に向けて光出射面5aが配されている。
なお、上述したように、単位照明部26を上記配列とすることが好ましいが、第2実施形態の他の例として、図5に示すように、全て同一方向にLED光源5の光出射面5aの向きを設定して単位照明部26を並べても構わない。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、LED光源5の直上と拡散板3との間には何も設けていないのに対し、第3実施形態の面状光源31では、図6に示すように、単位照明部36の反射枠体34が、LED光源5の直上部分を覆うひさし部35を有している点である。
このひさし部35は、LED光源5に近い反射枠体34の内周面4aからLED光源5の上方に突出状態に設けられた四角形状の板部である。
また、第4実施形態の面状光源41においても、図7に示すように、単位照明部46の反射枠体44が、LED光源5の直上部分を覆うひさし部45を有している点で、第2実施形態の他の例と異なっている。このひさし部45は、LED光源5に近い反射枠体44の四隅の一つからLED光源5の上方に突出状態に設けられた三角形状の板部である。
これらのように第3及び第4実施形態では、反射枠体34,44が、LED光源5の直上部分を覆うひさし部35,45を有しているので、LED光源5から直上の拡散板3方向へ向かう光をひさし部35,45で遮光することができ、ホットスポットをさらに低減することができる。
第5実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、反射枠体4の内周面4aが反射板2上に垂直に配されてLED光源5光出射面5aに対向する内周面4aが光出射面5aに対して平行であるのに対し、第5実施形態の面状光源51は、図8に示すように、反射枠体54の内周面54aのうち、LED光源5の光出射面5aに対向する内周面54aが開口面側に向けて傾斜した上向き傾斜面とされている点である。
この第5実施形態では、反射枠体54の内周面54aのうち、LED光源5の光出射面5aに対向する内周面54aが開口面側に向けて傾斜した上向き傾斜面とされているので、LED光源5からの光を開口面側に配されている拡散板3側へ向けて反射することで、より輝度を向上させることができる。
また、第5実施形態では、LED光源5の背面側に配された反射枠体54の内周面54aが傾斜しており、LED光源5の直上部分を覆うひさし部としても機能している点で第1実施形態と異なっている。すなわち、ひさし部の下面となる上記背面側の内周面54aが、LED光源5の光出射面5aに対向する反射枠体54の内周面54aに向いて傾斜した下向き傾斜反射面とされている点で第1実施形態と異なっている。なお、図8中の仮想線(2点鎖線)による矢印は、光の進行方向の例を示している。
したがって、第5実施形態では、LED光源5の背面側にある上記内周面54aが、ひさし部として機能すると共にLED光源5の光出射面5aに対向する反射枠体54の内周面54aに向いて傾斜した下向き傾斜反射面とされているので、LED光源5から直上へ向かう光を上記背面側の内周面54a(ひさし部の下面)で対向する反射枠体54の内周面54a側へ反射することで、上記背面側の内周面54a(ひさし部)で遮光した光も全体の輝度に寄与させることができる。
第6実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、単位照明部6がマトリクス状に配列されているのに対し、第6実施形態の面状光源61では、図9に示すように、反射枠体4の外周面4bも反射面として利用され、単位照明部66が、互いの角部を近接させた状態で千鳥配置され、隣接する単位照明部66の間に、反射枠体4の外周面4bに光出射面5aを対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源5が設置されている点である。
すなわち、第6実施形態の面状光源61では、反射枠体4の外周面4bも反射面として利用され、互いの角部を近接させた状態で千鳥配置された複数の単位照明部66の間に、反射枠体4の外周面4bに光出射面5aを対向させたLED光源5が設置されているので、隣接する単位照明部66の間の領域において、周囲を反射枠体4の外周面4bに囲まれたLED光源5からの出射光が該外周面4bで反射されることで、この領域でも単位照明部66と同様に拡散板3に向けて光を出射することができる。したがって、反射枠体4を一つおきに互い違いに配置することで、並べて設置する反射枠体4の数が全体として半分で済み、部材コストを低減することができる。
第7実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、LED光源5が反射枠体4の内側に設置されているのに対し、第7実施形態の面状光源71では、図10に示すように、反射枠体74の内部、すなわち反射枠体74下部の一部に矩形状の切り欠き凹部74cが形成されており、この切り欠き凹部74c内にLED光源5が収納設置されている点である。
したがって、第7実施形態では、反射枠体74の内部にLED光源5が設置されているので、LED光源5が反射枠体74内に隠れてLED光源5自体が光の反射や拡散の障害物とならず、反射枠体74の内周面4aにおける反射をより効率的に行うことができる。また、LED光源5の直上に反射枠体74が配されることで、LED光源5の直上に向けて出射される光が反射枠体74に遮光されてホットスポットの発生を抑制することもできる。
第8実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、個別に四角形枠状に作製された複数の反射枠体4がそれぞれマトリクス状に配列されて設置されているのに対し、第8実施形態の面状光源81では、図11及び図12に示すように、複数の反射枠体84が、格子状に組まれた複数の短冊状部材85A,85Bで構成された格子状枠体86として一体化されている点である。
また、第8実施形態では、短冊状部材85Bの表面に、図示しないフレキシブルプリント基板に実装されたLED光源5が貼り付けられて実装されている点でも第1実施形態と異なっている。
さらに、格子状枠体86は、互いに交差する短冊状部材85A,85Bの一方(短冊状部材85A)に、延在方向に対して所定角度で傾斜した切り込み85aが所定間隔を空けて複数形成され、これら切り込み85aに他方(短冊状部材85B)が上方から差し込まれて格子状に組まれている。
なお、本実施形態では、切り込み85aの角度は45°に設定しているが、任意の傾斜角度を設定可能である。また、本実施形態では、上部に切り込み85aが入った短冊状部材85Aよりも切り込み85aに上方から差し込まれる短冊状部材85Bの方が幅を狭く設定されており、組み立て状態で、各短冊状部材85A,85Bの上端面が面一になるように設定され、反射枠体84の高さを均一にしている。
また、短冊状部材85Bに延在方向に対して垂直な切り込みを設ければ、下方に隙間の無い反射枠体を組み立てることができる。
このように第8実施形態の面状光源81では、複数の反射枠体84が、格子状に組まれた複数の短冊状部材85A,85Bで構成された格子状枠体86として一体化されているので、反射枠体84が連続してマトリクス状に複数配列された格子状枠体86を複数の短冊状部材85A,85Bで容易に作製することができ、個別部材の反射枠体を並べる場合よりも部材コスト及び実装工程数等を削減することができる。
また、短冊状部材85Bの表面に、LED光源5が実装されているので、格子状枠体86に組み立てる前に予め対応する各短冊状部材85BにLED光源5を実装しておくことで、容易に内周面にLED光源5が実装された反射枠体84を構成することができる。
さらに、互いに交差する短冊状部材85A,85Bの一方(短冊状部材85A)に延在方向に対して所定角度で傾斜した切り込み85aが形成され、該切り込み85aに他方(短冊状部材85B)が差し込まれて格子状に組まれているので、切り込み85aの角度によって差し込んだ短冊状部材85Bの内周面及び外周面を容易に所定の傾斜角度とすることができる。
なお、第8実施形態では、反射枠体84の2辺に相当する互いに対向して平行な短冊状部材85Bだけを傾斜した切り込み85aに差し込むことで傾斜させているが、反射枠体84の4辺に相当する互いに交差する全ての短冊状部材85A,85Bに傾斜した切り込み85aを形成し、互いにそれぞれ切り込み85aに差し込んで格子状とすることで、全ての短冊状部材85A,85Bを傾斜させても構わない。この場合、反射枠体84の全ての内周面が傾斜することになり、特に、反射枠体84の四隅の少なくとも一つにLED光源5を配置する場合であって、LED光源5の背面側の内周面を傾斜させる場合に好適である。
第9実施形態と第8実施形態との異なる点は、第8実施形態では、互いに交差する短冊状部材85A,85Bの一方にのみ傾斜した切り込み85aを入れて他方を差し込むことで格子状枠体86を構成しているのに対し、第9実施形態の面状光源91では、図13に示すように、互いに交差すると共に同一幅とされた短冊状部材95A,95Bの両方に延在方向に対して垂直な切り込み95a,95bを入れ、互いに差し込むことで、格子状枠体96を構成している点である。すなわち、格子状枠体96を構成するマトリクス状配列の反射枠体94はいずれも第1実施形態と同様に垂直な内周面を有している。
上記短冊状部材95Aの切り込み95aは、上部に等間隔で複数形成されていると共に、短冊状部材95Bの切り込み95bは、下部の切り込み95aに対応した位置に複数等間隔で形成されている。
また、第9実施形態では、短冊状部材95Bの表面に、LED光源5に接続されると共に外部への接続端子97aを備えた実装回路部97が形成されている点で第8実施形態と異なっている。すなわち、LED光源5は、短冊状部材95B表面に直接実装されており、実装回路部97に電気的に接続されている。
上記実装回路部97は、短冊状部材95Bに沿ってパターン配線されていると共に、接続端子97aが短冊状部材95Bの端部に配されている。
このように、第9実施形態の面状光源91では、交差する短冊状部材95A,95Bの両方に切り込み95a,95bを入れて互いに差し込んで格子状枠体96を構成しているので、各短冊状部材85の下端面及び上端面を面一にすることができ、反射枠体94の高さを均一にすると共に、反射板2上へ安定した実装が可能になる。
また、短冊状部材95Bの表面に、LED光源5に接続されると共に外部への接続端子97aを備えた実装回路部97が形成されているので、短冊状部材95B自体がLED光源5の実装基板となり、フレキシブルプリント基板等の実装基板を別途用意して実装する必要がなくなり、部材コスト及び実装工程の削減を図ることができる。
第10実施形態と第9実施形態との異なる点は、第9実施形態では、複数の短冊状部材95A,95Bを格子状に組んで格子状枠体96を構成しているのに対し、第10実施形態の面状光源101では、図14に示すように、複数の反射枠体104が、一体成型により格子状に形成された格子状枠体106として一体化されている点である。
なお、第10実施形態では、LED光源5は、第8実施形態と同様に図示しないフレキシブルプリント基板に実装されて反射枠体104の内周面に貼り付けられている。
このように第10実施形態の面状光源101では、格子状枠体106が一体成型により形成されているので、短冊状部材等の複数の部材で構成する場合よりも、さらに部材コスト及び実装工程数の削減を図ることができる。
次に、本発明に係る面状光源及び液晶表示装置を、実施例により図15から図22を参照して具体的に説明する。
まず、第1実施形態の単位照明部6及び第2実施形態の単位照明部26を単体で点灯させた状態で、上方から見た見栄えを示す写真を、図15及び図16に示す。これらの写真中、白線の四角枠は、反射枠体4の位置を示している。これら写真から分かるように、点光源であるLED光源5から出射された光が反射枠体4内に面状に広がって上方に出射されていることが確認できる。
また、図17に示すように、第1実施形態の単位照明部6を2つ並べた面状光源とした場合に点灯させた状態で、反射板2と拡散板3との間隔を同じにして、反射枠体4の高さhを4mmとした場合と、反射枠体4の高さhを2mmとした場合と、でそれぞれ上方から見た見栄えを示す写真を、図18及び図19に示す。これら写真から分かるように、反射枠体4の高さhが高く拡散板3との隙間Sを狭くした場合に比べて、反射枠体4の高さhが低く拡散板3との隙間Sを広くした場合では、全体的に輪郭がぼんやりとして不明確となり、反射枠体4の形状や反射枠体4同士の間もほとんど目立たなくなっている。
次に、図20に示すように、第2実施形態の単位照明部26を5つ並べて面状光源を構成し、全ての単位照明部6を点灯させた場合と、5つのうち3つの単位照明部26だけを選択的に点灯させた場合と、で上方から見た見栄えを示す写真を、それぞれ図21及び図22に示す。これら写真から分かるように、5つ全部の単位照明部26を点灯した場合に比べて3つの単位照明部26だけを選択的に点灯した場合は、明確に点灯領域が単位照明部26毎に区分され、部分的に輝度コントロールされていることがわかる。したがって、各単位照明部26の個別の輝度制御によって、液晶表示パネル11に表示される画像の輝度やコントラスト等に応じてローカルディミングを行うことが可能である。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記各実施形態では、正方形枠状又は長方形枠状の反射枠体を用いているが、三角形枠状や六角形枠状等の他の多角形状の反射枠体を採用しても構わない。
また、LED光源としてRGB−LEDを用いて、あらゆる色の光を出射させることも可能である。例えば、RGB−LEDとして、一つのパッケージに赤色LED素子(R)、緑色LED素子(G)及び青色LED素子(B)を実装したLEDを光源とする場合や、一つの反射枠体に互いに発光色の異なるLED光源をそれぞれ配置しても構わない。これらの場合、各LEDにおいて印加電流を制御することで、面状光源全体又は単位照明部毎に、様々な色の光で照明することが可能になる。
また、上記各実施形態の面状光源では、拡散板として拡散板本体及び拡散シートを各1枚用いているが、いずれか一方を省略したり、少なくとも一方を複数枚使用しても構わない。さらに、拡散板を、プリズムシートと液晶表示パネルとの間に配置したバックライトユニットとしても構わない。すなわち、拡散板(拡散板本体及び拡散シート)は、輝度ムラ調整のため、その枚数やヘイズを考慮して適宜、設置位置及び枚数等が設定される。
また、1枚のプリズムシートを用いているが、2枚のプリズムシートを採用したバックライトユニットとしても構わない。
なお、上記各実施形態では、液晶表示パネルの大きさに対応した大きさの拡散板、拡散シート及びプリズムシートを採用しているが、これらを第1実施形態の反射枠体のように複数に分割したものを並べて配置する構成を採用しても構わない。
本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第1実施形態において、6つの単位照明部を並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す平面図及び側面図である。 第1実施形態において、4つの単位照明部を並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す斜視図である。 第1実施形態において、液晶表示装置を示す要部の拡大断面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第2実施形態において、6つの単位照明部を並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す平面図及び側面図である。 第2実施形態の他の例において、4つの単位照明部を並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す斜視図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第3実施形態において、4つの単位照明部を並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す斜視図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第4実施形態において、4つの単位照明部を並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す斜視図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第5実施形態において、液晶表示装置を示す要部の拡大断面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第6実施形態において、単位照明部を千鳥配置に並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す平面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第7実施形態において、液晶表示装置を示す要部の拡大断面図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第8実施形態において、短冊状部材の差し込み時における格子状枠体を示す斜視図である。 第8実施形態において、面状光源を示す斜視図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第9実施形態において、短冊状部材の差し込み時における面状光源を示す斜視図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の第10実施形態において、面状光源を示す斜視図である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例において、第1実施形態の単位照明部単体を点灯させた際の写真である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例において、第2実施形態の単位照明部単体を点灯させた際の写真である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例において、第1実施形態の単位照明部を2つ並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す平面図である。 図17の面状光源において、高さ4mmの反射枠体の単位照明部を点灯させた際の写真である。 図17の面状光源において、高さ2mmの反射枠体の単位照明部を点灯させた際の写真である。 本発明に係る面状光源及び液晶表示装置の実施例において、第2実施形態の単位照明部を5つ並べた面状光源を、拡散板及び反射板を除いて示す平面図である。 図20の面状光源において、5つ全ての単位照明部を点灯させた際の写真である。 図20の面状光源において、3つ選択された単位照明部を点灯させた際の写真である。
符号の説明
1,21,31,41,51,61,71,81,91,109…面状光源、2…反射板、3…拡散板、4,34,44,54,74,84,94,104…反射枠体、4a,54a…反射枠体の内周面、4b…反射枠体の外周面、5…LED光源、6,26,36,46,66…単位照明部、7…拡散板本体、8…拡散シート、10…液晶表示装置、11…液晶表示パネル、12…プリズムシート、35,45…ひさし部、S…反射枠体と拡散板との間の隙間、85A,85B,95A,95B…短冊状部材、85a,95a,95b…切り込み、86,96,106…格子状枠体、97…実装回路部、97a…接続端子

Claims (15)

  1. 上面が反射面とされた反射板と、
    該反射板の上方に設置され透過する光を拡散させる拡散板と、
    前記反射板上に開口面を上方に向けて設置されると共に内周面が反射面とされた反射枠体と該反射枠体の内側又は内部に設置されると共に前記反射枠体の内周面に光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源とから構成される複数の単位照明部と、を備えていることを特徴とする面状光源。
  2. 請求項1に記載の面状光源において、
    前記反射枠体が、白色樹脂で形成されていることを特徴とする面状光源。
  3. 請求項1又は2に記載の面状光源において、
    前記反射枠体が、前記LED光源の直上部分を覆うひさし部を有していることを特徴とする面状光源。
  4. 請求項3に記載の面状光源において、
    前記ひさし部の下面が、前記LED光源の光出射面に対向する前記反射枠体の内周面に向いて傾斜した下向き傾斜反射面とされていることを特徴とする面状光源。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の面状光源において、
    前記反射枠体の内周面のうち、前記LED光源の光出射面に対向する内周面が前記開口面側に向けて傾斜した上向き傾斜面とされていることを特徴とする面状光源。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の面状光源において、
    前記反射枠体と前記拡散板との間に隙間があることを特徴とする面状光源。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の面状光源において、
    前記反射枠体が、正方形枠状又は長方形枠状とされ、
    前記単位照明部が、複数の縦列及び横列からなるマトリクス状に配置されていることを特徴とする面状光源。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の面状光源において、
    前記反射枠体が、正方形枠状又は長方形枠状とされていると共に外周面も反射面とされ、
    前記単位照明部が、互いの角部を近接させた状態で千鳥配置され、
    隣接する前記単位照明部の間に、前記反射枠体の外周面に光出射面を対向させて一定の広がり角を持って光を出射するLED光源が設置されていることを特徴とする面状光源。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載の面状光源において、
    複数の前記反射枠体が、格子状に組まれた複数の短冊状部材で構成された格子状枠体として一体化されていることを特徴とする面状光源。
  10. 請求項9に記載の面状光源において、
    互いに交差する前記短冊状部材の少なくとも一方に延在方向に対して所定角度で傾斜した切り込みが形成され、該切り込みに他方が差し込まれて格子状に組まれていることを特徴とする面状光源。
  11. 請求項9又は10に記載の面状光源において、
    前記短冊状部材の表面に、前記LED光源が実装されていることを特徴とする面状光源。
  12. 請求項11に記載の面状光源において、
    前記短冊状部材の表面に、前記LED光源に接続されると共に外部への接続端子を備えた実装回路部が形成されていることを特徴とする面状光源。
  13. 請求項1から6のいずれか一項に記載の面状光源において、
    複数の前記反射枠体が、一体成型により格子状に形成された格子状枠体として一体化されていることを特徴とする面状光源。
  14. 請求項7から13のいずれか一項に記載の面状光源において、
    一定方向の列に並ぶ前記単位照明部が、隣接する他の列の前記単位照明部と異なる向きに前記LED光源の光出射面を配していることを特徴とする面状光源。
  15. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの裏面側に配された請求項1から14のいずれか一項に記載の面状光源と、を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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