JP2010095938A - 耐力壁用化粧パネル - Google Patents

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【課題】地震等によりせん断力を受けた際のせん断抵抗が高く、意匠性に優れ、構造が簡単で容易に製造及び施工が可能な耐力壁用化粧パネルを提供する。
【解決手段】平面状の頂部1aの両側に斜め下方に向けて折曲された第1傾斜面1b,1bと互いに接近する方向に折曲された第2傾斜面1c,1cと互いに離れる方向に折曲された第3傾斜面1d,1dとから成る凸条部Aを谷部B,B間にそれぞれ形成させ両側部が谷部Bで構成された板厚がt1の金属製の化粧板1の谷部Bの裏面に、板厚がt2の金属製の平板2をその両端を揃えた状態で固定し、平板2の一方の側部をその底面が段部2aによって他方の側部よりt1+t2の厚さだけ表面側に位置させ、他方側に位置する第3傾斜面1dの下部にはt1+t2の厚さより僅かに大きな凹状部1eを折曲形成させ、側部同士を連結させた耐力壁用化粧パネル間をそのばね作用によって嵌合される金属製の連結部用キャップ材3で隠蔽する。
【選択図】図4

Description

本発明は、地震等によりせん断力を受けた際のせん断抵抗が高く、意匠性に優れ、構造が簡単で容易に製造及び施工が可能な耐力壁用化粧パネルに関する。
住宅等の建築物では、地震や風力に耐え得るように耐力壁と呼ばれる壁が建築物の各所にバランス良く配される必要がある。この耐力壁は筋かいや面材耐力壁(構造用パネル、構造用合板、土塗り壁、石膏用ボード等)から成り、これらが適宜組み合わされて構成されている。
また建築物の外壁として化粧パネルが取り付けられることがあるが、化粧パネルの多くは凸条部を形成した折板状をなしていて、地震等によりせん断力を受けた際に凸条部が開いた状態に簡単に変形し破損し易いため、耐力壁として十分な役割を担わせることが難しいのである。
このような問題に対し、せん断抵抗を高めるために折板状の化粧板に平板(版体)を接合して補強したパネルがある(例えば、特許文献1参照。)。しかしながらこのパネルのように折板状の化粧板と平板とを一体にしただけでは、パネル同士を連結する場合、パネルの端部同士は柱などに釘打ち等されて固定されるため、釘打ち等されたパネルの端部は地震等により大きな力を受け破損し易く、更にパネルの端部の表面は釘跡等により意匠性が大きく損なわれることが多いのである。
またこのようなパネルでは折板状の化粧板と平板とを一体にするためにパネル全体で折板状の化粧板と平板とを接合する必要がある。そのため化粧板と平板とを溶接やリベット等で接合させる場合には、化粧板の表面全体に溶接痕やリベットが見え意匠性が大きく損なわれ、化粧パネルとして使用することが難しい場合がある。
特開2007−162430号公報
本発明は前記の問題に鑑み、地震等によりせん断力を受けた際のせん断抵抗が高く、意匠性に優れ、構造が簡単で容易に製造及び施工が可能な耐力壁用化粧パネルを提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、平面状の頂部の両側に頂部から離れる方向に斜め下方に向けて折曲された第1傾斜面とこの第1傾斜面の下端から頂部の裏面側に互いに接近する方向に折曲された第2傾斜面とこの第2傾斜面の下端から互いに離れる方向に折曲された第3傾斜面とから成る長手方向と平行な凸条部が頂部と平行な谷部間にそれぞれ形成されており両側部が谷部で構成されている板厚がt1の金属製の化粧板の谷部の裏面に板厚がt2の金属製の平板がその両端を揃えた状態で固定された耐力壁用化粧パネルに、平板の一方の側部をその底面が化粧板の凸条部の第3傾斜面間に位置する部位に形成された段部で他方の側部よりt1+t2の厚さだけ表面側に位置させ、化粧板の凸条部の他方側に位置する第3傾斜面の下部にt1+t2の厚さより僅かに大きな凹状部を折曲形成させ、隣接する耐力壁用化粧パネル間を化粧板の谷部と凸条部の第3傾斜面と第2傾斜面とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の連結部用キャップ材で隠蔽すれば、耐力壁用化粧パネルの一方の側部に重ね合わせ用の段部が形成されていて、他方の側部には隣接する耐力壁用化粧パネルの端部を差し込むための凹状部とが形成されているので、隣接する耐力壁用化粧パネルを容易且つ確実に重ね合わせて連結することができ、また連結部用キャップ材によってこの耐力壁用化粧パネル間の連結部を覆い隠すことによって意匠性を向上させることができ、更にこの連結部用キャップ材によって化粧板の側部の凸条部の形状を維持させることによって凸条部が地震等のせん断力によって開いて破損することがなく、耐力壁用化粧パネルをこのように構成させることにより、化粧板の裏面側は平板で補強され、破損し易い化粧板の端部に対しては更に化粧板の表面側から連結部用キャップ材によって補強された非常に高いせん断抵抗を有する化粧パネルとすることができることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、平面状の頂部の両側に頂部から離れる方向に斜め下方に向けて折曲された第1傾斜面とこの第1傾斜面の下端から頂部の裏面側に互いに接近する方向に折曲された第2傾斜面とこの第2傾斜面の下端から互いに離れる方向に折曲された第3傾斜面とから成る長手方向と平行な凸条部が頂部と平行な谷部間にそれぞれ形成されており両側部が谷部で構成されている板厚がt1の金属製の化粧板の谷部の裏面に、板厚がt2の金属製の平板がその両端を揃えた状態で固定された耐力壁用化粧パネルであって、平板の一方の側部はその底面が化粧板の凸条部の第3傾斜面間に位置する部位に形成された段部で他方の側部よりt1+t2の厚さだけ表面側に位置しており、化粧板の凸条部の他方側に位置する第3傾斜面の下部にはt1+t2の厚さより僅かに大きな凹状部が折曲形成されており、隣接する耐力壁用化粧パネル間が、化粧板の谷部と凸条部の第3傾斜面と第2傾斜面とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の連結部用キャップ材で隠蔽されることを特徴とする耐力壁用化粧パネル
である。
また本発明に係る耐力壁用化粧パネルにおいて、凸条部の第2傾斜面と当接する金属製の連結部用キャップ材の両先端部を内側に向けて折り返せば、連結部用キャップ材を装着する際に手指等を傷付けたり連結部用キャップ材の先端部によって化粧板の表面を傷付けて意匠性を損なわせるようなことがなくて好ましく、化粧板上の隣接する凸条部のそれぞれの第3傾斜面と第2傾斜面と凸条部間の谷部とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の凸条部間用キャップ材を更に設ければ、化粧板と平板とを一体にするために溶接やリベット等で接合されているような場合であっても、化粧板の表面にできる溶接痕やリベットを覆い隠すことができ、また化粧板の端部の凸条部だけでなく、化粧板の中央側の凸条部に対しても凸条部間用キャップ材によって凸条部の形状を維持させることができ、地震等によって凸条部が開かないようにすることでせん断抵抗を高めることができて好ましく、またこのような凸条部間用キャップ材が設けられている態様において、凸条部の第2傾斜面と当接する金属製の凸条部間用キャップ材の両先端部を内側に向けて折り返せば、凸条部間用キャップ材を装着する際も、手指等を傷付けたり凸条部間用キャップ材の先端部によって化粧板の表面を傷付けて意匠性を損なわせるようなことがなくて好ましいのである。
本発明に係る耐力壁用化粧パネルは、平面状の頂部の両側に頂部から離れる方向に斜め下方に向けて折曲された第1傾斜面とこの第1傾斜面の下端から頂部の裏面側に互いに接近する方向に折曲された第2傾斜面とこの第2傾斜面の下端から互いに離れる方向に折曲された第3傾斜面とから成る長手方向と平行な凸条部が頂部と平行な谷部間にそれぞれ形成されており両側部が谷部で構成されている板厚がt1の金属製の化粧板の谷部の裏面に板厚がt2の金属製の平板がその両端を揃えた状態で固定された耐力壁用化粧パネルであって、平板の一方の側部はその底面が化粧板の凸条部の第3傾斜面間に位置する部位に形成された段部で他方の側部よりt1+t2の厚さだけ表面側に位置しており、化粧板の凸条部の他方側に位置する第3傾斜面の下部にはt1+t2の厚さより僅かに大きな凹状部が折曲形成されており、隣接する耐力壁用化粧パネル間が、化粧板の谷部と凸条部の第3傾斜面と第2傾斜面とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の連結部用キャップ材で隠蔽されているから、耐力壁用化粧パネルの一方の側部に重ね合わせ用の段部が形成されていて、他方の側部には隣接する耐力壁用化粧パネルの端部を差し込むための凹状部が形成されているので、隣接する耐力壁用化粧パネルを容易且つ確実に重ね合わせて連結することができ、また連結部用キャップ材によってこの耐力壁用化粧パネル間の連結部を覆い隠すことによって意匠性を向上させることができ、更にこの連結部用キャップ材によって化粧板の端部の凸条部の形状を維持させることによって凸条部が地震等のせん断力によって開いて破損することがなく、耐力壁用化粧パネルをこのように構成させることにより、化粧板の裏面側は平板で補強され、破損し易い化粧板の側部に対しては更に化粧板の表面側から連結部用キャップ材によって補強された非常に高いせん断抵抗を有する化粧パネルとすることができるのである。
また本発明に係る耐力壁用化粧パネルにおいて、隣接する凸条部の第2傾斜面と当接する金属製の連結部用キャップ材の両先端部が内側に向けて折り返されている場合には、連結部用キャップ材を装着する際に手指等を傷付けたり連結部用キャップ材の先端部によって化粧板の表面を傷付けて意匠性を損なわせるようなことがなくて好ましく、化粧板上の隣接する凸条部のそれぞれの第3傾斜面と第2傾斜面と凸条部間の谷部とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の凸条部間用キャップ材が更に設けられている場合には、化粧板と平板とを一体にするために溶接やリベット等で接合されているような場合であっても、化粧板の表面にできる溶接痕やリベットを覆い隠すことができ、また化粧板の端部の凸条部だけでなく、化粧板の中央側の凸条部に対しても凸条部間用キャップ材によって凸条部の形状を維持させることができ、地震等によって凸条部が開かないようにすることでせん断抵抗を高めることができて好ましく、またこのような凸条部間用キャップ材が設けられている態様において、凸条部の第2傾斜面と当接する金属製の凸条部間用キャップ材の両先端部が内側に向けて折り返されている場合には、凸条部間用キャップ材を装着する際も、手指等を傷付けたり凸条部間用キャップ材の先端部によって化粧板の表面を傷付けて意匠性を損なわせるようなことがなくて好ましいのである。
以下、図面を用いて本発明に係る耐力壁用化粧パネルについて詳細に説明する。
図1は本発明に係る耐力壁用化粧パネルの一実施例を示す正面図、図2は図1の耐力壁用化粧パネルの底面図、図3は図1の耐力壁用化粧パネルの拡大底面図、図4は図1の耐力壁用化粧パネルの連結部の状態を示す拡大底面図、図5は図1の耐力壁用化粧パネルに凸条部間用キャップ材を嵌合させた状態を示す拡大底面図、図6は図5の耐力壁用化粧パネルの連結部の状態を示す拡大底面図、図7は本発明に係る耐力壁用化粧パネルの他の実施例を示す拡大底面図である。
図面中、1は平面状の頂部1aの両側にその頂部1aから離れる方向に斜め下方に向けて折曲された第1傾斜面1b,1bとその第1傾斜面1b,1bの下端から頂部1aの裏面側に互いに接近する方向に折曲された第2傾斜面1c,1cとその第2傾斜面1c,1cの下端から互いに離れる方向に折曲された第3傾斜面1d,1dとから成る長手方向と平行な凸条部Aが頂部1aと平行な谷部B,B間にそれぞれ形成されており両側部が谷部Bで構成されている板厚がt1の金属製の化粧板である。またこの化粧板1の凸条部Aの他方側に位置する第3傾斜面1dの下部にはt1+t2の厚さより僅かに大きな凹状部1eが折曲形成されている。化粧板1はステンレス鋼板や溶融亜鉛・アルミニウム・マグネシウム塗装鋼板などが好ましく使用できるが、どのような材質のものであっても板厚t1を適宜変更することで剛性を大きくすることができるから、特に材質は限定されない。
2は化粧板1の谷部Bの裏面にその両端を揃えた状態で固定された板厚がt2の金属製の平板であり、この平板2の一方の側部はその底面が化粧板1の凸条部Aの第3傾斜面1d,1d間に位置する部位に形成された段部2aで他方の側部よりt1+t2の厚さだけ表面側に位置している。この平板2は化粧板1の谷部Bの裏面に必ずしも溶接やリベットで接合されている必要はなく、接着剤で接合されていてもよい。
3は隣接する耐力壁用化粧パネル間が、化粧板1の谷部Bと凸条部A,Aの第3傾斜面1d,1dと第2傾斜面1c,1cとに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の連結部用キャップ材である。図2〜図7の如く、凸条部Aの第2傾斜面1c,1cは頂部1aの裏面側に互いに接近する方向に折曲され、凸条部Aの第3傾斜面1d,1dは第2傾斜面1c,1cの下端から互いに離れる方向に折曲されており、凸条部Aの第2傾斜面1cと連続する第3傾斜面1dとは凸条部Aの内部側に向けて窪んだ形状となるので、連結部用キャップ材3の両端部を容易に係止させることができるのである。
4は化粧板1上の隣接する凸条部A,Aのそれぞれの第3傾斜面1d,1dと第2傾斜面1c,1cと凸条部A,A間の谷部Bとに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の凸条部間用キャップ材である。この凸条部間用キャップ材4及び前記連結部用キャップ材3は凸条部Aの第2傾斜面1c,1cと当接するそれぞれその先端部が内側に向けて折り返されている場合には、凸条部間用キャップ材4や連結部用キャップ材3を装着する際にその先端部によって手指等を傷付けたり化粧板1の表面を傷付けることがなく意匠性を損なうことがなくて好ましい。
本発明に係る耐力壁用化粧パネルを実際に製造するには、先ず予め平板を折曲して凸条部A等を形成させて化粧板1を製作する。凸条部Aは意匠性の点から谷部Bと平行な平面状の頂部1aが設けられており、また第2傾斜面1cと第3傾斜面1dとはその境界部が連結部用キャップ材3や凸条部間用キャップ材4の端部と係止させることができるように凸条部Aの内部側に窪んだ状態に形成され、また第1傾斜面1bは嵌合された連結部用キャップ材3や凸条部間用キャップ材4の端部を外部から見え難くするために頂部1aから離れる方向に向けて傾斜させて形成されており、凹状部1eは隣接する耐力壁用化粧パネルの端部を容易に差し込むことができるように形成されている。このような凸条部Aとしては例えば図3〜6に示す形状や図7の如き形状とすることができる。
次に、折曲して形成させた化粧板1の各谷部B,‥の裏面に、化粧板1と略同じ外形を有する平板2を当接させてその当接部分を接合させる。接合は溶接やリベット止めなどによって行うことができるが、溶接やリベット止めの場合には、化粧板1の表面は溶接痕やリベットによって意匠性が低下する。そこでこのような場合には施工の際に凸条部A,A間に必要に応じて凸条部間用キャップ材4を嵌合させて溶接部やリベットを覆い隠すようにするとよく、あるいは化粧板1と平板2とを経時劣化の小さい接着剤等によって接合して化粧板1の表面に溶接痕等ができないようにしてもよい。
また連結部用キャップ材3は、嵌合される化粧板1の谷部Bとその両側に位置する第3傾斜面1d,1dと及び第2傾斜面1c,1cとに略密着するように平板を折曲させて形成させればよく、このように形成させることで、連結部用キャップ材3の無い凸条部A,A間と、連結部用キャップ材3が嵌合された凸条部A,A間との印象が大きく異なることがなく意匠性が損なわれないのである。
またばね作用を利用した連結部用キャップ材3は凸条部A,A間に押し当てて更に押し込むようにすることで嵌合させることができるが、その際に連結部用キャップ材3の端部が手指等を傷付けたり凸条部Aの表面を傷付けることがあるので、連結部用キャップ材3の先端部が内側に向けて折り返されていると好ましいのである。
同様に、必要に応じて使用される凸条部間用キャップ材4も本発明に係る耐力壁用化粧パネルの意匠性を損なわないように、嵌合される化粧板1の谷部Bとその両側に位置する第3傾斜面1d,1dとに略密着するように平板を折曲させて形成させればよく、その端部も嵌合させる際に手指等を傷付けたり凸条部Aの表面を傷付けることがないように先端部が内側に向けて折り返されていると好ましいのである。
本発明に係る耐力壁用化粧パネルの一実施例を示す正面図である。 図1の耐力壁用化粧パネルの底面図である。 図1の耐力壁用化粧パネルの拡大底面図である。 図1の耐力壁用化粧パネルの連結部の状態を示す拡大底面図である。 図1の耐力壁用化粧パネルに凸条部間用キャップ材を嵌合させた状態を示す拡大底面図である。 図5の耐力壁用化粧パネルの連結部の状態を示す拡大底面図である。 本発明に係る耐力壁用化粧パネルの他の実施例を示す拡大底面図である。
符号の説明
1 化粧板
1a 頂部
1b 第1傾斜面
1c 第2傾斜面
1d 第3傾斜面
1e 凹状部
2 平板
2a 段部
3 連結部用キャップ材
3a 内面
4 凸条部間用キャップ材
A 凸条部
B 谷部

Claims (4)

  1. 平面状の頂部(1a)の両側に該頂部(1a)から離れる方向に斜め下方に向けて折曲された第1傾斜面(1b,1b)と該第1傾斜面(1b,1b)の下端から該頂部(1a)の裏面側に互いに接近する方向に折曲された第2傾斜面(1c,1c)と該第2傾斜面(1c,1c)の下端から互いに離れる方向に折曲された第3傾斜面(1d,1d)とから成る長手方向と平行な凸条部(A)が該頂部(1a)と平行な谷部(B,B)間にそれぞれ形成されており両側部が谷部(B)で構成されている板厚がt1の金属製の化粧板(1)の谷部(B)の裏面に、板厚がt2の金属製の平板(2)がその両端を揃えた状態で固定された耐力壁用化粧パネルであって、該平板(2)の一方の側部はその底面が該化粧板(1)の凸条部(A)の第3傾斜面(1d,1d)間に位置する部位に形成された段部(2a)で他方の側部よりt1+t2の厚さだけ表面側に位置しており、該化粧板(1)の凸条部(A)の他方側に位置する第3傾斜面(1d)の下部にはt1+t2の厚さより僅かに大きな凹状部(1e)が折曲形成されており、隣接する耐力壁用化粧パネル間が、該化粧板(1)の谷部(B)と凸条部(A,A)の第3傾斜面(1d,1d)と第2傾斜面(1c,1c)とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の連結部用キャップ材(3)で隠蔽されることを特徴とする耐力壁用化粧パネル。
  2. 凸条部(A,A)の第2傾斜面(1c,1c)と当接する金属製の連結部用キャップ材(3)の両先端部が内側に向けて折り返されている請求項1に記載の耐力壁用化粧パネル。
  3. 化粧板(1)上の隣接する凸条部(A,A)のそれぞれの第3傾斜面(1d,1d)と第2傾斜面(1c,1c)と該凸条部(A,A)間の谷部(B)とに当接するようにそのばね作用によって嵌合される金属製の凸条部間用キャップ材(4)が更に設けられている請求項1又は2に記載の耐力壁用化粧パネル。
  4. 凸条部(A)の第2傾斜面(1c,1c)と当接する金属製の凸条部間用キャップ材(4)の両先端部が内側に向けて折り返されている請求項3に記載の耐力壁用化粧パネル。
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