JP2010093652A - 無線通信装置、ゲートウェイ装置、アクセスポイント、無線lanモジュール及び無線通信システム並びに方法 - Google Patents

無線通信装置、ゲートウェイ装置、アクセスポイント、無線lanモジュール及び無線通信システム並びに方法 Download PDF

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Abstract

【課題】他の無線通信装置が無線接続しようとする無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換え、該切り換えられた無線接続モードを用いて、他の無線通信装置と無線接続すること。
【解決手段】複数の無線通信装置により構成される無線通信システムにおける1の無線通信装置は、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に無線LANが適用されるシステムに関する。
これまで、無線LANモジュールは、ノートPCへほぼ標準的に実装されてきた。しかし、近年では、無線LANモジュールは、ノートPC以外の携帯用端末への実装が進んでいる。例えば、各社から、携帯電話用の通信用モジュールに加え、無線LANモジュールも実装された携帯電話が販売されている。携帯電話に、携帯電話用の通信用モジュールに加え、無線LANモジュールを実装することにより、該携帯電話の機能を向上させることができ、ユーザの利便性及び魅力向上が図られている。
また、インターネット上で離れた相手との対戦を実現できるネットゲームが普及しつつある。これを利用するために、一部の携帯ゲーム機器についても、無線LANモジュールの実装が進んでいる。
さらに、携帯音楽プレーヤなどについても、簡易にコンテンツをダウンロードするために、無線LANモジュールが実装され始めている。
一方で、無線LANが適用されるシステム(以下、無線LANシステムと呼ぶ)自体も急速に普及しつつある。例えば、無線LAN用基地局は、コンシューマ用途として安価に入手可能であるため、一般家庭への普及が進んでいる。また、公衆エリアへの無線LAN基地局の設置についても、例えば、喫茶店等特定エリアで客にインターネットアクセスを提供するために、普及が急速に進んでいる。
無線LANシステムでは、インフラストラクチャモードと呼ばれる、1台の基地局に対して、複数台の無線LAN端末を無線接続する形式が一般的に利用されている(例えば、非特許文献1参照)。例えば、無線LANシステムでは、オフィス内や無線LANを利用可能な公衆ホットスポット等に設置された無線LAN基地局へ、ノートPCや携帯ゲーム機器を無線接続する形式が一般的である。
また、上述したように、携帯ゲーム機器への無線LANモジュールの実装が進んできている。このような携帯ゲーム機器では、インターネット回線を介して他の携帯ゲーム機器とゲームを行う対戦形態のほか、同一エリアに存在する他の携帯ゲーム機器との間では、アドホックモードを利用してゲームを行う対戦形態も普及しつつある(例えば、非特許文献2参照)。
IEEE802.11標準規格2003年版(A compilation based on IEEE Std 802.11TM-1999 (R2003) and its amendments) IEEE802.11e標準規格
しかしながら、無線LANシステムに、無線LANモジュールが実装された携帯端末(以下、無線LAN携帯端末と呼ぶ)を適用した場合、無線接続モードの切り換え及び無線接続相手の検索に関して、以下の問題が発生する場合がある。
<無線接続モードの切り替え>
一般的に、無線LANの無線接続モードついては、新規に無線接続しようとする端末が事前或いは無線接続するタイミングで設定するのが一般的である。ここで、無線接続モードには、アドホックモード、インフラストラクチャモードが含まれてもよい。また、アドホックモードには、メッシュ接続モードが含まれてもよい。しかしながら、例えば、無線接続する度に、接続先を選択し、無線接続モードを切り替えるのは、ユーザの利便性を著しく低下させることとなる。特に、携帯ゲーム機器等では、アドホックモードのみでの通信が可能であるケースが多い。
<無線接続相手の検索>
無線LAN携帯端末がアドホックモードを利用する場合、周囲にアドホックモードを利用する他の無線LAN携帯端末が存在する場合には、無線LAN携帯端末は、標準規格で規定されている方式で通信を開始する。一方、周囲にアドホックモードを利用する他の無線LAN携帯端末が存在しない場合には、無線LAN携帯端末が携帯ゲーム機器などであり、ゲームデバイス等アドホックモードのみサポートする場合については通信自体を行うことができない。
無線接続の一例について説明する。
例えば、図1に示すように、無線LAN携帯端末はアクティブスキャンと呼ばれる方式により、無線接続先の検索を行う。アクティブスキャンでは、無線接続を要求する無線LAN携帯端末は、近隣の他の無線LAN携帯端末を発見するために、プローブリクエスト(Probe Request)と呼ばれるパケットをブロードキャストにより送信する。一方、基地局或いはアドホックモードで通信中である他の無線LAN携帯端末、アドホックモードで通信行うことが可能な他の無線LAN携帯端末は、Probe Requestに対してプローブレスポンス(Probe Response)と呼ばれるパケットをユニキャストで送信する。すなわち、新規に通信を開始しようとする無線LAN携帯端末は、同一エリアに複数の無線接続可能な基地局或いはアドホックモードで動作する他の無線LAN携帯端末が存在した場合は複数のProbe Responseパケットを受信する。新規に通信を開始しようとする無線LAN携帯端末は受信した1或いは複数のProbe Responseパケットのうち、最適な無線接続先を選択した上で通信を開始する。
そこで、本発明は上述した問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、その目的は、他の無線通信装置が無線接続しようとする無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換え、該切り換えられた無線接続モードを用いて、他の無線通信装置と無線接続することができる無線通信装置、ゲートウェイ装置、アクセスポイント、無線LANモジュール及び無線通信システム並びに方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本無線通信装置は、
複数の無線通信装置により構成される無線通信システムにおける1の無線通信装置であって、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、
該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部と
を有する。
本ゲートウェイ装置は、上記無線通信装置を有する。
本アクセスポイントは、上記無線通信装置を有する。
本無線LANモジュールは、
無線通信装置に搭載される無線LANモジュールであって、
無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線LANモジュールの無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、
該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部と
を有する。
本無線通信システムは、
複数の無線通信装置により構成される無線通信システムであって、
該無線通信システムに含まれる無線通信装置は、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、前記無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、
該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部と
を有する。
本方法は、
複数の無線通信装置により構成される無線通信システムにおける1の無線通信装置における方法であって、該無線通信装置は、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替ステップと、
該無線接続モード切替ステップにより切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続ステップと
を有する。
開示の無線通信装置、ゲートウェイ装置、アクセスポイント、無線LANモジュール及び無線通信システム並びに方法によれば、他の無線通信装置が無線接続しようとする無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換え、該切り換えられた無線接続モードを用いて、他の無線通信装置と無線接続すること他の無線通信装置が無線接続しようとする無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換え、該切り換えられた無線接続モードを用いて、他の無線通信装置と無線接続することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
(無線通信システム)
本実施例に係る無線通信システムについて、図2を参照して説明する。
無線通信システム1000は、ゲートウェイ装置100(kは、k>0の整数)を有する。また、無線通信システム1000は、無線LANモジュールが実装された端末装置(以下、無線LAN端末装置と呼ぶ)を有する。該無線LAN端末装置には、アクセスポイントが含まれてもよい。具体的には、無線LAN端末装置には、携帯ゲーム機器200(lは、l>0の整数)、携帯端末300(mは、m>0の整数)、ノートPC400(nは、n>0の整数)が含まれてもよい。図2には、一例として、ゲートウェイ装置100、携帯ゲーム機器200及び200、携帯端末300及び300、ノートPC400及び400が示される。
ゲートウェイ装置100は、無線LANインターフェースを有する。また、ゲートウェイ装置100は、広域無線網用インターフェースを有するようにしてもよい。ゲートウェイ装置100は、無線LANインターフェースを介して、携帯ゲーム機器200及び200、携帯端末300及び300、ノートPC400及び400との間で通信を行う。広域無線網用インターフェースを介して、ゲートウェイ装置100と広域無線基地局500とが無線接続される。該広域無線基地局500は、インターネット600と有線接続される。ここで、広域無線網には、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)によりアクセス可能な通信網、例えば携帯電話網などが含まれる。
なお、ゲートウェイ装置100はバッテリー駆動であってもよいし、電源等に接続される形式のゲートウェイ装置であってもよい。
(無線通信装置)
本実施例に係る無線通信装置150について、図3を参照して説明する。無線通信装置150は、ゲートウェイ装置100が有するようにしてもよいし、無線LAN端末装置が有するようにしてもよい。
無線通信装置150は、無線LAN通信部152と、広域無線網用通信部154と、信号生成部156と、ビーコン生成部158と、制御部160と、トラヒック監視部164とを有する。制御部160は、送信制御部162を有する。
無線LAN通信部152は、無線LANインターフェースを有し、無線LANにより通信を行う。例えば、無線LAN通信部152は、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換える。また、無線LAN通信部152は、切り換えられた無線接続モードを用いて、他の無線通信装置と無線接続を行う。複数の無線接続モードには、インフラストラクチャモード及びアドホックモードが含まれる。また、該無線接続モードに、メッシュ接続モードが含まれるようにしてもよい。該メッシュ接続モードは、アドホックモードに含まれてもよい。無線LAN通信部152は、無線LANモジュールにより構成してもよい。
広域無線網用通信部154は、広域無線網用のインターフェースを有し、広域無線網基地局500を介し、インターネット600に無線接続する。
ビーコン生成部158は、ビーコンを生成する。例えば、ビーコン生成部158は、インフラストラクチャモード又はアドホックモードで動作する他の無線通信装置に対するビーコンを生成する。
信号生成部156は、プローブ応答信号(Probe response)を生成する。また、信号生成部156は、プローブ要求信号(Probe request)を生成する。また、信号生成部156は、アソシエーション要求信号を生成する。また、信号生成部156は、アソシエーション応答信号を生成する。
送信制御部162は、ビーコンの送信制御を行う。また、送信制御部162は、信号生成部156において生成された信号の送信制御を行う。該信号生成部156において生成された信号には、プローブ応答信号、プローブ要求信号、アソシエーション要求信号、アソシエーション応答信号が含まれてもよい。
トラヒック監視部164は、当該無線通信装置150と無線接続されたアドホックモード又はインフラストラクチャモードで動作する他の無線通信装置におけるトラヒックを監視する。トラヒック監視部164は、無線通信装置毎にトラヒックの監視を行ってもよいし、無線接続モード毎にトラヒックの監視を行ってもよい。制御部160は、トラヒック監視部164において監視されたトラヒックに基づいて、アドホックモードで動作する他の無線通信装置と、インフラストラクチャモードで動作する他の無線通信装置に対するトラヒックの配分を変更する。
(ビーコン送信方法)
無線通信装置150におけるビーコン送信方法について説明する。
ビーコン生成部158は、インフラストラクチャモード用ビーコンと、アドホックモード用ビーコンとを生成する。そして、送信制御部162は、図4に示すように、ビーコン生成部158において生成されたインフラストラクチャモード用ビーコンと、アドホックモード用ビーコンとを同一のインターフェースから異なる時間において送信されるように制御する。図4には、ゲートウェイ装置としての端末1におけるビーコン送信間隔と、無線LAN端末装置としての端末2及び3におけるビーコン送信間隔とが示される。端末2及び3はアドホックモードで無線接続しようとする。図4によれば、端末1は、インフラストラクチャモード用ビーコンと、アドホックモード用ビーコンとを送信する際に、アドホックモード用ビーコンの送信間隔の間に、インフラストラクチャモード用ビーコンを送信する。また、インフラストラクチャモード用ビーコン及びアドホックモード用ビーコンの送信間隔については、図5に示すように、アドホックモード用ビーコンの送信間隔と、インフラストラクチャモード用ビーコンの送信間隔とを等しくするのが、パケット(ビーコン)の衝突を回避する観点からは望ましい。
無線LANのインフラストラクチャモードでは、ビーコンは近隣の無線LAN端末がアクセスポイントを発見し、また、該無線LAN端末が無線接続に必要な共通情報を取得するために、アクセスポイントから周期的に送信される。例えば、図6に示すように、無線LANのインフラストラクチャモードでは、ビーコンは周期的に送信される。ビーコンの送信時刻はターゲットビーコン送信時刻(TBTT: Target Beacon Transmission Time)と呼ばれる。インフラストラクチャモードで無線接続しようとする無線LAN端末がビーコンを送信する時刻はTTBTT_Iにより示される。実際には、ビーコンの送信は、アクセスポイントが送信前に無線区間のキャリアセンスを行うことにより、周囲の端末の送信状況を考慮した上で送信される。これはランダムバックオフと呼ばれ、パケット送信ごとに一定の時間範囲内からランダムな時間を選択した上でパケットは送信される。図6では、ランダムバックオフを「ランダム時刻」により示す。一方、アドホックモードにおいては、ビーコンパケットは同一エリアにおいてアドホックモードにて動作しているすべての端末が公平に送信する。例えば、図7に示すように、アドホックモードである端末1−3は、ビーコンの送信時刻においてビーコンを送信する。図7においては、端末1−3がビーコンの送信時刻でビーコンを送信しようとするが、最初のビーコンの送信時刻には、端末2及び3は、キャリアセンスを行うことにより端末1がビーコン信号を送信することを検知するため送信しない。次のビーコンの送信時刻には、端末1及び3は、キャリアセンスを行うことにより端末2がビーコン信号を送信することを検知するため送信しない。アドホックモードである無線LAN端末がビーコンを送信する時刻をTTBTT_Aにより示す。ただし、アドホックモードにおける実際のビーコンの送信は、他の端末がビーコンを送信したことを確認した場合は送信しない。よって、実際のビーコンの送信間隔は、以下の式(1)により表される。
BINT_A=BINT_ORG_A/NA (1)
式(1)において、BINT_Aはアドホックモードにおける実際のパケット送信間隔であり、BINT_ORG_Aはビーコン送信間隔の初期値であり、NAはアドホックモードで通信を行っている端末数である。
また、アナウンスメントトラヒックインフォメーションメッセージウインドウ(ATIM(Announcement Traffic Information Message) Window)の値について説明する。ATIM Windowは、アドホックネットワークにおいて、各ビーコンの送信直後に続く短い時間を示す。このATIM Windowでは、アドホックモード向けのパワーセーブ用フレーム(ATIM)を送信することが可能である。このATIM Windowの値は、インフラストラクチャモード用ビーコンの送信間隔に応じて変更されてもよい。このようにすることにより、無駄なパケットの衝突を防ぐことができる。例えば、ATIM Windowの値をTATIMとし、アドホックモード用のビーコン送信時刻をTTBTT_Aとし、インフラストラクチャモード用のビーコンの送信時刻をTTBTT_Iとした場合、式(2)により示される範囲で、アドホックモード用のビーコンの送信間隔又はATIM Windowサイズを設定してもよい。
TTBTT_I- TTBTT_A>TATIM (2)
また、無線通信装置150が、バッテリー駆動するゲートウェイ装置100に含まれる場合、パケット送信回数を可能な限り減らすことにより無駄な消費電力を削減することが望ましい。例えば、制御部160は、バッテリー残量(PLeft)に応じて、インフラストラクチャモード用ビーコンの送信間隔を以下の式(3)に示されるように設定してもよい。
BINT_I=BINT_ORG_A/PLeft (3)
式(3)において、BINT_Iはインフラストラクチャモードにおける実際のパケット送信間隔であり、BINT_ORG_Aはアドホックモード用のビーコン送信間隔の初期値であり、PLeftはバッテリー残量である。
また、ビーコン生成部158は、新規にアドホックモードとインフラストラクチャモードで共通となるビーコンフレーム(以下、共通ビーコンフレームと呼ぶ)を生成するようにしてもよい。例えば、ビーコン生成部158は、以下に示す方法により、共通ビーコンフレームを生成するようにしてもよい。
(I)インフラストラクチャモードにおいて送信されるビーコンフレーム(インフラストラクチャモード用ビーコンフレーム)に、通常アドホックモードにおいて送信されるビーコン(アドホックモード用ビーコンフレーム)にのみ挿入される独立基本サービスセットパラメータセット(IBSS(Independent Basic Service Set) Parameter Set)フィールドを追加する。
(II)ビーコンフレームにおいて、タイプ(Type)及びサブタイプ(Subtype)を新規に定義し、新規のフレームとして定義する。
(III)ビーコンフレームにおいて、性能情報(Capability Information)へ新規モードを規定する。
(II)について説明する。図8には、ビーコンフレームの一例が示される。図8を参照し、Type及びSubtypeを新規のビーコンフレームに定義する方法を示す。ビーコンフレームには、複数のフィールドが含まれる。複数のフィールドには、Frame Control、Duration、DA、SA、BSS ID、Sequence Control、Frame Body、FCSが含まれる。図8において、各フィールドの上に示される数値は、各フィールドの情報量(バイト単位)である。これらのフィールドの内、フレーム制御フィールドには、Protocol Version、Control、Subtype、ToDS、From DS、More Frag、Retry、Pwr Mgt、More Data、WEP、Order B15が含まれる。図8において、各フィールドの下に示される数値は、各フィールドの情報量(ビット単位)である。
ビーコンフレームには、上述したようにフレーム制御(Frame Control)フィールドと呼ばれる2バイトのフィールドが含まれる。該フレーム制御フィールドには、Typeフィールド及びSubtypeフィールドと呼ばれるそれぞれ2ビット及び4ビットのフィールドが含まれる。無線通信装置150は、Typeフィールド及びSubtypeフィールドの値により、受信したフレームのパケット種別を判断する。通常、ビーコンフレームはType=00、Subtype=1000に設定されている。これを新規のインフラモード用及びアドホックモード用で共通のビーコンとして、例えば、Type=00、Subtype=1111と設定する。このようにすることにより、無線通信装置150は、新規の共通ビーコンフレームであると判別できる。
(III)について説明する。図9には、図8を参照して説明したビーコンフレームにおけるフレームボディ(Frame Body)の一例が示される。図9を参照し、性能情報固定フィールドへ新規モードを追加する方法を示す。フレームボディには性能情報固定フィールド(Capability Information fixed field)が含まれる。Capability Information fixedフィールドは、ESS、IBSS、CF Pollable、CF-Poll Request、Privacy、Short Preamble、PBCC、Channel Agility、Common Beacon、Reservedが含まれる。Capability Information fixedフィールドに、Common Beaconを含めることにより、通常のビーコンフレームへ共通モードフレームをサポートすることを無線通信装置に通知することができる。Capability Information fixedフィールドは、ビーコンフレームだけでなく、プローブレスポンスなどの他のフレームへ含まれてもよい。
(プローブレスポンス送信方法)
無線通信装置150におけるプローブレスポンス送信方法について説明する。例えば、無線通信150は、アクティブスキャン方式において、複数のプローブ応答信号を送信する。プローブ応答信号には、インフラストラクチャモード用のプローブ応答信号と、アドホックモード用のプローブ応答信号とが含まれてもよい。例えば、信号生成部156は、インフラストラクチャモード用のプローブ応答信号と、アドホックモード用のプローブ応答信号とを生成する。
プローブ要求のフレームには、接続しようとする他の無線通信装置がアドホックモードで無線接続しようとしているのかインフラストラクチャモードで無線接続しようとしているのかを識別するためのフィールドは一般的には含まれていない。そのため、接続先の無線通信装置は、無線接続を要求する無線通信装置がアドホックモードで動作しているのか、インフラストラクチャモードで動作しているのかを識別することはできない。
本実施例に係る無線通信装置150は、アドホックモード及びインフラストラクチャモードの両方をサポートするため、無線接続を要求する無線通信装置がアドホックモードで動作している場合でも、インフラストラクチャモードで動作している場合でも、いずれの無線接続モードであっても無線接続することが可能である。無線通信装置150は、図10に示すように、両方の無線接続モードのプローブ応答フレームを送信する。例えば、両方の無線接続モードのプローブ応答フレームを異なる時間で送信するようにしてもよい。このようにすることにより、無線接続を要求する無線通信装置の無線接続モードによらず、無線接続要求(プローブ要求)を受け付けることが可能となる。また、例えば、両方のモードで共通となるプローブ応答フレームを新たに定義してもよい。具体的には上述した(I)−(III)の方法により定義できる。
(アドミッションコントロール)
本実施例に係る無線通信装置150は、当該無線通信装置と複数の他の無線通信装置とが無線接続され、該複数の他の無線通信装置がアドホックモードで動作する無線通信装置と、インフラストラクチャモードで動作する無線通信装置とを含む場合について、アドミッションコントロールを行う。言い換えれば、アドホックモードで動作する他の無線通信装置と、インフラストラクチャモードで動作する他の無線通信装置とが混在する場合について、当該無線通信装置は、アドミッションコントロールを行う。
無線LANの通信品質制御技術に、IEEE802.11eで規格化された優先制御(EDCA: Enhanced Distribution Channel Access)がある。EDCAでは、無線LANにおけるトラヒックを4つの優先度(AC_VO,VI,BE,BK)に対応付けることにより、無線LAN基地局と無線LAN端末に対して複数の通信品質を提供する。優先制御に加え、無線リソースの状況を踏まえ、ユーザが要求する通信品質が提供可能な場合にのみ、無線リソースの利用を許可する受付制御が行われてもよい。
アドミッションコントロールでは、振る舞いの悪いトラヒックや収容効率の悪いトラヒックを流す経路の設定を禁じることで、他の振る舞いの良いトラヒックなどの収容本数を増やす処理が行われる。アドミッションコントロールでは、トラヒックの振る舞いや設定しようとする経路が通るリンクの状態を検知することで、振る舞いの悪いトラヒックの送信を禁止し、そして、非常に多くの帯域を消費するようなトラヒックの送信を禁止することなどを行うようにしてもよい。
制御部160において行われるアドミッションコントロールについて、図11を参照して説明する。
無線通信装置150は、アドホックモードで無線接続された無線通信装置のトラヒックを監視する(ステップS1102)。例えば、トラヒック監視部164は、アドホックモードで無線接続された無線通信装置のトラヒックを監視する。
無線通信装置150は、インフラストラクチャモードで無線接続された無線通信装置のトラヒックを監視する(ステップS1104)。例えば、トラヒック監視部164は、インフラストラクチャモードで無線接続された無線通信装置のトラヒックを監視する。
無線通信装置150は、トラフィック配分の演算を行う(ステップS1106)。例えば、制御部164は、トラヒック監視部164において監視されたインフラストラクチャモード又はアドホックモードで無線接続された無線通信装置のトラヒックに基づいて、アドホックモードで無線接続された無線通信装置におけるトラヒックとインフラストラクチャモードで無線接続された無線通信装置におけるトラヒックとの配分を決定する。例えば、アドホックモードで無線接続された無線通信装置におけるトラヒックとインフラストラクチャモードで無線接続された無線通信装置におけるトラヒックとが等しくなるように配分するようにしてもよい。
無線通信装置150は、他の無線通信装置において送信されたADDTS(ADD Traffic Stream)リクエストを受信する(ステップS1108)。IEEE802.11e標準では、EDCAにおける受付制御において、TSPEC(Traffic SPECification)ネゴシエーションが規定されている。例えば、他の無線通信装置は、VoIPや映像などの高優先度(AC_VO、VI)通信の開始に際し、これから使用するアプリケーションの要求品質、例えば平均速度、パケット長、物理速度などを表すパラメータを、TSPECに設定してADDTSリクエストにより、通知する。
無線通信装置150は、ADDTS(ADD Traffic Stream)レスポンスを送信する(ステップS1110)。例えば、無線通信装置150は、他の無線通信装置により送信されたADDTSの受付が可能か否かを判断し、その結果をADDTSレスポンスにより送信する。
他の無線通信装置は、ADDTSレスポンスの受付が許可されたものである場合に、高優先度通信を開始する。
(変形例)
本変形例について、図12を参照して説明する。
図12には、携帯ゲーム機器200と200とが、ゲートウェイ装置100及び100を介し、アドホックモードにより遠隔で無線通信を行う状態が示される。また、図12には、ノートPC400及び400が、それぞれ、ゲートウェイ端末100及び100と無線接続され、携帯電話回線700及びゲートウェイ800を介して、インターネット600へ無線接続される状態が示される。
本変形例によれば、ゲートウェイ装置100及び100は、無線接続された端末(それぞれ、携帯ゲーム機器200及び200)から受信したパケットを携帯電話回線700側へ転送するか、或いは折り返して同一エリア内部に存在する他の端末へ転送するかを、自律的に判断する。すなわち、ゲートウェイ装置100及び100は、受信したパケットを無線接続されている端末(携帯ゲーム機器200、200及び200、ノートPC400及び400)へ転送するかを、自律的に判断する。このようにすることにより、ゲートウェイ装置は、新たな機能の追加を行わずに、端末間の通信を助けることができる。
例えば、アドホックモードで通信を行っている携帯ゲーム機器200は、プローブパケット等を送信することにより、近隣に位置する携帯ゲーム機器200と通信を開始する。しかし、携帯ゲーム機器200と200との距離が離れている場合には、電波伝搬距離が長くなるために通常は通信ができない。そのため、ゲートウェイ装置100は、携帯ゲーム機器200及び200がアドホックモードで通信を実施しているにもかかわらず、仮想的な中継装置として動作し、携帯ゲーム機器200と200との間の通信を助ける。
本変形例に係る無線通信装置150は、配下の端末がアドホックモードで通信を行っているか否かを判断する。そして、無線通信装置150は、受信したパケットを他の端末へ送信するか(折り返すか)、携帯電話回線700側へ転送するかを判断する。
本変形例に係る無線通信装置150は、図13に示すように、図3を参照して説明した無線通信装置において、端末管理テーブル166を有する。端末管理テーブル166には、アソシエーション中の端末のMACアドレス及び/又はIPアドレス等が記録される。端末管理テーブル166により、当該無線通信装置150と他の無線通信装置との間のパケットの経路を管理することができる。
無線通信装置150は、端末管理テーブル166を参照し、受信したパケットを他の無線通信装置へ送信するか(折り返すか)、携帯電話回線700側へ転送するかを判断する。例えば、受信したパケットの宛先が端末管理テーブル160に記録されたアソシエーション中の端末に含まれる場合に、該端末に転送するようにしてもよい。
また、無線通信装置150は、配下の他の無線通信装置が実際にアドホックモードで通信しているか否かを、パケットに含まれるTODS/FROMDSビットにより判別するようにしてもよい。例えば、TODS及びFROMDSの両方のビットが1に設定されているデータを送信しているノードについては、アドホック通信を実施しているものと判断する。或いは、端末がビーコンパケットを送信している場合には、上述した性能情報固定フィールド中のIBSSフラグや、IBSS Parameterセット等が含まれていることを確認することにより、IBSSフラグや、IBSS Parameterセット等が含まれている場合に、アドホックモードで通信していると判別するようにしてもよい。
また、他の無線通信装置側への新規機能の実装を許容するものであれば、特定のフレームをゲートウェイ装置から送信し、他の無線通信装置側からのレスポンス情報から判別するようにしてもよい。例えば、ゲートウェイ装置100からアドホック通信を実施しているかを確認するアドホック通信実施確認フレーム等を送信する。他の無線通信装置は、アドホック通信実施確認フレームを受信した場合、確認応答フレームを送信する。他の無線通信装置は、該確認応答フレームを、アドホック通信を実施している場合に送信するようにしてもよい。
このようにすることにより、ゲートウェイ装置は、配下の他の無線通信装置がアドホックモードで通信を実施していることを確認できる。
ゲートウェイ装置は、アドホックモード通信用のパケットを仲介して宛先の他の無線通信装置へ送信する。アドホックモードである場合には、宛先の他の無線通信装置への送信は、通常は無線通信装置同士で実施される。本変形例によれば、宛先の他の無線通信装置への送信は、送信元と宛先との中間に位置するゲートウェイ装置により中継される。例えば、パケットのアドレスフィールドは、該パケットが中継される際にはソースアドレスフィールドが当該無線通信装置(つまり、ゲートウェイ装置のアドレス)に書き換えられるが、本変形例では、ゲートウェイ装置は、受信したパケットをそのまま転送する。それにより、ゲートウェイ装置は、新規に機能実装をすることはなく、近隣の他の無線通信装置間の通信を助けることができる。
また、他の無線通信装置間の距離が離れている場合、例えば、アドホックモードで動作中である携帯ゲーム機器200と200との間は、例えば、ゲートウェイ装置100と100とがインターネット600を介して無線接続されている。この場合には、ゲートウェイ装置100と100はアドホックモードフレームを、互いにインターネット600を介して相手のゲートウェイ800経由で通知することができる。その結果、携帯ゲーム機器200、ゲートウェイ装置100、インターネット600、ゲートウェイ装置100、携帯ゲーム機器200へ無線フレームが送信されることにより、アドホックモードで動作中である携帯ゲーム機器200と200との間の通信を行うことができる。
例えば、ゲートウェイ装置100には、図14に示されるようなプロトコルスタックが実装される。図14に示されるプロトコルスタックでは、第1層、第2層及び第3層として、それぞれセルラ網、VPN及び無線LAN MACフレームが示される。VPNでは、アイピーセック(IPsec: Security Architecture for Internet Protocol)、ピーピーピーオーイー(PPPoE: PPP(Point to Point Protocol) over Ethernet(登録商標))、ピーピーティーピー(PPtP: Point-to-Point Tunneling Protocol)が適用されてもよい。
図14によれば、ゲートウェイ装置端末間では、セルラ網経由でVPN(Virtual Private Network)による無線接続を実施することができる。例えば、VPN上にアドホックモードで動作する無線LANのMACフレームをそのまま実装することにより、無線通信装置へ変更を加えることなく、パケットを送受信することが可能となる。
本実施例において、プローブ要求フレームを受信した場合、無線LANインターフェースを実装する無線通信装置は、該プローブ要求フレームを送信した他の無線通信装置の無線接続モード(例えば、インフラストラクチャモード)によらず、両方の無線接続モードのフレームを別々に送信するようにしてもよい。
本実施例において、無線通信装置が無線接続時に別途送信するアソシエーション要求フレームについても、無線接続モードに依存せず、インフラストラクチャモード用のアソシエーション要求フレームのみならず、アドホックモード用のアソシエーション要求フレームも別の時刻に送信するようにしてもよい。
本実施例において、無線通信装置は、他の無線通信装置からアソシエーション要求フレームを受信した場合、該受信したアソシエーション要求フレームに含まれる無線接続モード(例えば、インフラストラクチャモード)によらず、両方の無線接続モードのフレームを別々に送信するようにしてもよい。
本実施例において、アドホックモード及びインフラストラクチャモードで共用できるビーコンフレーム、プローブ要求フレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション要求フレーム、アソシエーション応答フレームを新規に規定するようにしてもよい。
本実施例において、無線通信装置は、インフラストラクチャモード用及びアドホックモード用のビーコンを異なる時刻に送信する際は、該ビーコンの送信間隔は、当該無線通信装置の消費電力に基づいて、省電力動作モードとなるように設定することが望ましい。ビーコン送信時刻は、TBTTと呼ばれる。インフラストラクチャモードでは、TBTTは一定周期で規定される。一方、アドホックモードでは、ビーコン自体、各無線通信装置が送信する必要がある。そのため、アドホックモード用のビーコンフレームは、インフラストラクチャモード用ビーコンよりも少ない頻度で送信されてもよい。
本実施例によれば、アドホックモードで動作する端末とインフラストラクチャモードで動作する端末とを共存させることができる。これまで、アドホックモードで動作する端末とインフラストラクチャモードで動作する端末は、同時に同一装置に無線接続することはできなかった。本実施例によれば、無線LANインターフェースを実装する無線通信装置は、他の無線通信装置の無線接続モードがいずれの無線接続モードに設定がなされていても、他の無線通信装置の無線接続モードによらず、無線接続することが可能となる。
本実施例によれば、無線LANインターフェースを実装する無線通信装置は、該無線LANインターフェースから、インフラストラクチャモード用のビーコンのみならず、アドホックモード用のビーコンを、インフラストラクチャモード用のビーコンとは別の時刻に送信する。
本実施例によれば、無線LANインターフェースを実装する無線通信装置は、ビーコンとは別に、無線通信装置が無線接続しようとする周辺ノード発見のために送信するプローブ要求フレームについても、無線接続モードによらず、インフラストラクチャモード用のプローブ要求フレームのみならず、アドホックモード用のプローブ要求フレームを別の時刻に送信する。
本実施例によれば、プローブ要求フレームを受信した場合、無線LANインターフェースを実装する無線通信装置は、該プローブ要求フレームを送信した他の無線通信装置の無線接続モード(例えば、インフラストラクチャモード)によらず、両方の無線接続モードのフレームを別々に送信する。
本実施例によれば、無線通信装置が無線接続時に別途送信するアソシエーション要求フレームについても、無線接続モードに依存せず、インフラストラクチャモード用のアソシエーション要求フレームのみならず、アドホックモード用のアソシエーション要求フレームも別の時刻に送信する。
本実施例によれば、無線通信装置は、他の無線通信装置からアソシエーション要求フレームを受信した場合、該受信したアソシエーション要求フレームに含まれる無線接続モード(例えば、インフラストラクチャモード)によらず、両方の無線接続モードのフレームを別々に送信する。
本実施例によれば、アドホックモード用及びインフラストラクチャモード用のビーコンフレーム、プローブ要求フレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション要求フレーム、アソシエーション応答フレームを新規に規定するようにしてもよい。
本実施例によれば、無線通信装置は、インフラストラクチャモード用及びアドホックモード用のビーコンを異なる時刻に送信する際は、該ビーコンの送信間隔は、当該無線通信装置の消費電力に基づいて、省電力動作モードとなるように設定することが望ましい。ビーコン送信時刻は、TBTTと呼ばれる。インフラストラクチャモードでは、TBTTは一定周期で規定される。一方、アドホックモードでは、ビーコン自体、各無線通信装置が送信する必要がある。そのため、アドホックモード用のビーコンフレームは、インフラストラクチャ用ビーコンよりも少ない頻度で送信されてもよい。 また、無線通信装置がゲートウェイ装置に含まれる場合には、バッテリーの残量に応じてビーコンの送信間隔を設定してもよい。例えば、バッテリー残量を配下の他の無線通信装置が当該無線通信装置へ通知し、無線通信装置は、配下の他の無線通信装置のバッテリー残量が少ない場合にはDTIM(Delivery Traffic Indication Message)の間隔を長めに設定することにより、他の無線通信装置がWake-Upするためのインターバルを長く設定する。その結果、他の無線通信装置のバッテリー消費量を低減させることが可能となる。DTIMとは、他の無線通信装置宛のデータが届くと、速やかに受け取るように仮眠状態の他の無線通信装置に向けて無線通信装置から送出される信号である。
また、アドホックモード用の共通通知情報を、当該無線通信装置と無線接続されたアドホックモードで動作する他の無線通信装置に中継するようにしてもよい。
本実施例によれば、アドホックモードで無線接続する無線通信装置とインフラストラクチャモードで無線接続する無線通信装置が混在した場合には、アドホックモードの通信料をインフラストラクチャ側のアドミッションコントロール方式へ考慮することができる。例えば、ゲートウェイ装置において、アドホックモードで無線接続する無線通信装置とインフラストラクチャモードで無線接続する無線通信装置の両方が同時に無線接続されている場合には、ゲートウェイ装置は、アドホックモードで無線接続する無線通信装置のトラフィックをモニターすることが可能である。
本実施例によれば、アドホックモードで無線接続する無線通信装置向けのパワーセーブ用フレーム(ATIM)を送信することが可能なATIM Windowの値は、インフラストラクチャモード用ビーコンの送信間隔に応じて変更されてもよい。これにより、無駄なパケット衝突を防ぐことができる。例えば、ATIM Windowの値をTATIM、アドホックモード用のビーコン送信時刻をTTBTT_A、インフラストラクチャモード用のビーコン送信時刻をTTBTT_Iとした場合、上述した式(2)で示される範囲で、ビーコンの送信間隔又はATIM Windowサイズを設定するようにしてもよい。
本実施例によれば、ビーコンの送信間隔は、当該無線通信装置の配下の他の無線通信装置の数に応じて制御するようにしてもよい。この場合、無線接続モード毎の他の無線通信装置の数に応じて制御するようにしてもよい。例えば、アドホックモードで動作する無線通信装置の数が増加した場合、インフラストラクチャモード用のビーコンの送信間隔も、該アドホックモードで動作する無線通信装置の数に応じて設定するのが望ましい。具体的には、当該無線通信装置の配下のアドホックモードで動作する他の無線通信装置の数をNAとした場合、インフラストラクチャモード用のビーコン送信間隔は、以下の式(4)に示されるように設定してもよい。
BINT_I=BINT_ORG/NA (4)
式(4)において、BINT_Iは実際のインフラストラクチャモードにおけるビーコン送信間隔、BINT_ORGは、当初に設定されたビーコン送信間隔である。式(4)により示されるようにインフラストラクチャモード用のビーコン間隔を設定することにより、ビーコンパケット間のパケット衝突が避けられるのみならず、ビーコンによる無線帯域の消費量を削減することが可能となる。
本実施例によれば、アドホックモードで動作している他の無線通信装置から受信したパケットを、セルラ側に転送するか、同一エリアに存在する該パケットを送信した他の無線通信装置以外の他の無線通信装置に再度送信するかを判断することができる。一部のゲームデバイス等の無線LAN端末は、アドホックモードのみで動作することが可能である。そのため、同一エリアにいる他の端末と通信するために、中継端末を介して通信することはできないことが一般的である。本実施例によれば、ゲームデバイスの送信するパケットの宛先フィールドを監視し、該パケットを中継するゲートウェイ装置は近隣のアドホックモードで動作する端末の存在の確認をすることにより、ゲームデバイス同士の通信をサポートすることができる。
本実施例によれば、アドホックモードで動作する端末の通信エリアを拡張できる。アドホックモードにおいては、通信エリアは限定的であるが、本実施例によればゲートウェイ端末による中継により、端末側へ変更を加えることなく、アドホックモード端末の通信エリアを拡張できる。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、それらは単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。実施例又は項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の実施例又は項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
アクティブスキャンを示す説明図である。 一実施例に係る無線通信システムを示す説明図である。 一実施例に係る無線通信装置を示す機能ブロック図である。 一実施例に係るビーコン送信方法を示す説明図である。 一実施例に係るビーコン送信方法を示す説明図である。 インフラストラクチャモードの端末におけるビーコン送信方法を示す説明図である。 アドホックモードの端末におけるビーコン送信方法を示す説明図である。 一実施例に係るビーコンフレームを示す説明図である。 一実施例に係るビーコンフレームを示す説明図である。 一実施例に係るプローブ応答信号の送信方法を示す説明図である。 一実施例に係るアドミッションコントロールを示すフロー図である。 一変形例に係る無線通信システムを示す説明図である。 一変形例に係る無線通信装置を示す機能ブロック図である。 一実形例に係るプロトコルスタックを示す説明図である。
符号の説明
100(kは、k>0の整数) ゲートウェイ装置
150 無線通信装置
152 無線LAN通信部
154 広域無線網用通信部
156 信号生成部
158 ビーコン生成部
160 制御部
162 送信制御部
164 トラヒック監視部
166 端末管理テーブル
200(lは、l>0の整数) 携帯ゲーム機器
300(mは、m>0の整数) 携帯端末
400(nは、n>0の整数) ノートPC
500 無線基地局
600 通信網(インターネット)
700 携帯電話回線
800 インターネットゲートウェイ
1000 無線通信システム

Claims (26)

  1. 複数の無線通信装置により構成される無線通信システムにおける1の無線通信装置であって、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
    無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、
    該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    アドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置に対する共通通知情報を生成する共通通知情報生成部と、
    該共通通知情報生成部により生成された共通通知情報を送信する送信部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項2に記載の無線通信装置において、
    前記共通通知情報生成部は、アドホックモード用及びインフラストラクチャモード用の共通通知情報を生成し、
    前記送信部は、前記共通通知情報生成部により生成されたアドホックモード用及びインフラストラクチャモード用の共通通知情報の送信間隔を制御することを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項3に記載の無線通信装置において、
    前記送信部は、当該無線通信装置のバッテリーの残量に基づいて、前記アドホックモード用及びインフラストラクチャモード用の共通通知情報の送信間隔を制御することを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項3に記載の無線通信装置において、
    前記送信部は、無線接続しようとする他の無線通信装置の数に基づいて、前記アドホックモード用及びインフラストラクチャモード用の共通通知情報の送信間隔を制御することを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項2に記載の無線通信装置において、
    前記共通通知情報生成部は、アドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置で共用される共通通知情報を生成することを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項2ないし6のいずれか1項に記載の無線通信装置において、
    前記送信部は、インフラストラクチャモード用の共通通知情報の送信間隔に基づいて、ATIM(Announce Traffic Information Message) Windowの値を制御することを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    無線接続しようとする他の無線通信装置により送信されたプローブ要求に対するプローブ応答を生成するプローブ応答生成部
    を有し、
    前記送信部は、前記プローブ応答生成部により生成されたプローブ応答を送信し、
    前記プローブ応答生成部は、アドホックモード及びインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置に対するプローブ応答を生成することを特徴とする無線通信装置。
  9. 請求項8に記載の無線通信装置において、
    前記プローブ応答生成部は、アドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置で共用されるプローブ応答を生成することを特徴とする無線通信装置。
  10. 請求項8又は9に記載の無線通信装置において、
    アドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置で共用されるプローブ要求を生成するプローブ要求生成部
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  11. 請求項8ないし10のいずれか1項に記載の無線通信装置において、
    他の無線通信装置により送信されたプローブ応答に基づいて、当該無線通信装置が無線接続しようとする前記他の無線通信装置に対して、アドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置で共用されるアソシエーション要求を生成するアソシエーション要求生成部
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  12. 請求項11に記載の無線通信装置において、
    他の無線通信装置により送信されたアソシエーション要求に基づいて、当該無線通信装置が前記他の無線通信装置と無線接続を行う場合に、アドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続しようとする他の無線通信装置で共用されるアソシエーション応答を生成するアソシエーション応答生成部
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  13. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    当該無線通信装置と無線接続されたアドホックモード又はインフラストラクチャモードで無線接続する複数の他の無線通信装置におけるトラヒックを監視する監視部と、
    前記監視部において監視されたトラヒックに基づいて、前記複数の他の無線通信装置に対するトラヒックの配分を変更するトラヒック制御部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  14. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    広域網に接続された基地局と無線接続する携帯電話通信部と、
    当該無線通信装置と無線接続された他の無線通信装置がアドホックモードで通信を行っているかを判断する無線接続モード判断部と、
    該無線接続モード判断部における判断に基づいて、受信したパケットを前記基地局へ転送するか当該無線通信装置と無線接続された他の無線通信装置へ転送するかを判断する転送先判断部と、
    前記転送先判断部における判断結果に従って、前記パケットを転送する転送部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  15. 請求項14に記載の無線通信装置において、
    前記転送部は、前記パケットを無線接続された他の無線通信装置へ転送する場合に、当該無線通信装置と無線接続中の他の無線通信装置の識別子を含むアソシエーション端末テーブルを参照し、転送先の他の無線通信装置を決定することを特徴とする無線通信装置。
  16. 請求項14に記載の無線通信装置において、
    前記受信したパケットには、該パケットを送信した他の無線通信装置がアドホックモードで動作中あるかの情報が含まれ、
    前記無線接続モード判断部は、前記パケットを監視することにより、当該無線通信装置と無線接続された他の無線通信装置がアドホックモードで通信を行っているかを判断することを特徴とする無線通信装置。
  17. 請求項14に記載の無線通信装置において、
    無線接続された他の無線通信装置に、無線接続モードを確認するための無線接続モード確認フレームを送信する無線接続モード確認フレーム送信部
    を有し、
    前記無線接続モード判断部は、前記無線接続モード確認フレームに対する応答に基づいて、当該無線通信装置と無線接続された他の無線通信装置がアドホックモードで無線接続されているかを判断し、
    当該無線通信装置と無線接続された他の無線通信装置は、無線接続モード確認フレームを受信した場合に、該無線接続モード確認フレームに前記他の無線通信装置の無線接続モード情報を含めて返信することを特徴とする無線通信装置。
  18. 請求項2に記載の無線通信装置において、
    前記送信部は、アドホックモード用の共通通知情報を、当該無線通信装置と無線接続されたアドホックモードで無線接続された他の無線通信装置に中継することを特徴とする無線通信装置。
  19. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    当該無線通信装置が含まれる無線通信システムにおける無線通信状態に基づいて、当該無線通信装置の無線接続モードを決定する無線接続モード決定部
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  20. 請求項19に記載の無線通信装置において、
    当該無線通信装置の周囲の他の無線通信装置は、該他の無線通信装置と無線接続されたアドホックモードで動作する無線通信装置の情報を送信し、
    前記無線接続モード決定部は、前記他の無線通信装置により通知された無線通信装置の情報に基づいて、当該無線通信装置の無線接続モードを決定することを特徴とする無線通信装置。
  21. 請求項19に記載の無線通信装置において、
    他の無線通信装置は、当該無線通信装置に対して無線接続モードを指示し、
    前記無線接続モード決定部は、前記他の無線通信装置による指示に従って、当該無線通信装置の無線接続モードを決定することを特徴とする無線通信装置。
  22. 請求項1ないし21のいずれか1項に記載の無線通信装置を有することを特徴とするゲートウェイ装置。
  23. 請求項1ないし21のいずれか1項に記載の無線通信装置を有することを特徴とするアクセスポイント。
  24. 無線通信装置に搭載される無線LANモジュールであって、
    無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
    無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線LANモジュールの無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、
    該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部と
    を有することを特徴とする無線LANモジュール。
  25. 複数の無線通信装置により構成される無線通信システムであって、
    該無線通信システムに含まれる無線通信装置は、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
    無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、前記無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替部と、
    該無線接続モード切替部により切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  26. 複数の無線通信装置により構成される無線通信システムにおける1の無線通信装置における方法であって、該無線通信装置は、無線LAN通信方式における複数の無線接続モードを有し、
    無線接続しようとする他の無線通信装置が用いる無線接続モードに応じて、当該無線通信装置の無線接続モードを切り換える無線接続モード切替ステップと、
    該無線接続モード切替ステップにより切り換えられた無線接続モードを用いて、前記他の無線通信装置と無線接続を行う無線LAN接続ステップと
    を有することを特徴とする方法。
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