JP2010092692A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】快適で臨場感を高めた視聴環境を実現することができる照明装置を提供する。
【解決手段】 映像データ入力部54は、画像表示装置から画像フレームを構成する各画素の色情報としてのRGB信号を取得する。色差算出部55は、撮像時点の異なる2つのフレーム間で、各画素の色差を算出する。画素特定部56は、色差算出部55で算出した色差が所定の色差閾値より小さい画素を特定する。色度算出部57は、色差が色差閾値より小さい各画素の色情報としてのL*、a*、b*を用いて、L*、a*、b*それぞれの平均値を算出し、算出した平均値を用いてRGB値に変換して色度を算出する。光色制御部512は、色度算出部57で算出した色度を用いて光源部2、3の光色を制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像表示装置等の機器が設置された室内で当該機器の周辺の照明を行う照明装置に関する。
近年、液晶表示装置やEL(Electroluminescence)表示装置等の画像表示装置の高性
能化及びデジタル放送技術の進展による放送配信技術の発達により、高品質な映像を観賞することができる環境が整備されつつある。また、一方で、映画等の映像を鑑賞する場合に、快適性や心地よさ、あるいは、臨場感・迫力・活動性などを高めるために画像表示装置が設置された室内の照明を制御する方法が研究されている。
例えば、カラーテレビ画像の三色信号及び輝度信号を取り出し、画像毎の三色信号を積分して色信号を求めるとともに、画像毎の輝度信号から平均輝度を求め、色信号と輝度信号とから照明光源の適正混光照度比を算出する。そして、算出した適正混光により映像の観賞に有効な照明光を瞬時に実現することができる光色可変形照明装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開平2−158094号公報
しかしながら、特許文献1の照明装置にあっては、カラーテレビの画面に映し出された画像全体の平均色を用いて光源の光色を制御するので、仮に画面内で人や物体の映像が頻繁に移り変るような場合には、照明の光色も頻繁に変化することになり、観賞者にとっては、映像が見辛い、目が疲れるなどの問題があった。また、画像毎、すなわち、1フレーム単位の画像だけで照明の光色を設定しているので、フレーム間で平均色が変動した場合には、照明のチラツキが生じ、不快感を与えるという問題もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、快適で臨場感を高めた視聴環境を実現することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、光源を備え、画像表示装置の周辺を照明するための照明装置において、光源の光色を制御する光色制御手段と、前記画像表示装置で表示される動画像の動きの少ない領域の色度を算出する色度算出手段とを備え、前記光色制御手段は、前記色度算出手段で算出した色度に応じて光源の光色を制御するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記画像表示装置で表示される動画像の画像データを取得する取得手段を備え、前記色度算出手段は、前記取得手段で取得した画像データを用いて、異なるフレームの画像を構成する各画素の色差の小さい領域を動画像の動きの少ない領域として色度を算出するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、異なるフレームの画像を構成する各画素の色情報を用いて、該各画素の色差を算出する色差算出手段と、該色差算出手段で算出した色差が所定の色差閾値より小さい画素を特定する特定手段とを備え、前記色度算出手段は、前記特定手段で特定した画素の色情報を用いて色度を算出するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記光源の光量を制御する光量制御手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、照明装置は、画像表示装置で表示される動画像の動きの少ない領域の色度を算出し、算出した色度に応じて光源の光色を制御する。動画像は、例えば、1秒間に30フレームの画像が順次表示される場合や、静止画像が比較的長い時間間隔(例えば、1秒間に2回など)で表示されるような場合を含む。また、動画像の動きの少ない領域は、背景画像に限定されず、例えば、画像表示装置の画面内を移動する人や物体の背景部分、画面内で背景が移動している場合に手前で静止している人や物体などの部分である。算出した色度が、比較的大きい場合、光源の光色を色度に応じて寒色系の色に変化させ、算出した色度が、比較的小さい場合には、光源の光色を色度に応じて暖色系の色に変化させる。これにより、画面内を人や物体の映像が頻繁に移り変るような場合であっても、光源の光色が頻繁に変化することを抑制し、快適性や心地よさを保つことができる。また、光源の光色は、画像の色度を用いて制御するので、観賞者から見た画面周辺の光色と画面の色度とに一体感を持たせることができ、臨場感・迫力・活動性の高い視聴環境を実現することができる。
本発明にあっては、照明装置は、動画像の画像データを取得し、取得した画像データを用いて、異なるフレームの画像を構成する各画素の色差の小さい領域を動画像の動きの少ない領域として色度を算出する。これにより、画面内の占有面積が比較的小さい人や物体の映像が高速で移動するような場合であっても、移動する人や物体の映像により光源の光色が頻繁に変化する事態を抑制して、照明のチラツキを防止し、快適性や心地よさを向上させることができる。また、映像場面が異なる場面(シーン)に変化するような場合には、最小限の遅延時間(例えば、1フレーム相当の時間)の後、場面が変化した後の画面内の画素の色度を用いて光源の光色を制御することができるので、大きな場面変更があった場合には、それに追随して光源の光色が変化し、臨場感・迫力・活動性を高めることができる。
本発明にあっては、照明装置は、異なるフレームの画像を構成する各画素の色情報を用いて、該各画素の色差を算出し、算出した色差が所定の色差閾値より小さい画素を特定する。そして、特定した画素の色情報を用いて色度を算出する。異なるフレームは、連続する2つのフレームを用いてもよく、あるいは、1又は複数のフレームを間引きした後の2つのフレームでもよい。画素の色情報として、例えば、RGB信号を用い、このRGB信号をCIE LAB(L***)表色系に変換し(L*は明度、a*、b*は色相と彩度にかかわる量である)、L*、a*、b*を用いて色差ΔEab*を算出する。色差ΔEab*が所定の色差閾値(例えば、1.5)以下の画素を特定する。そして、特定した画素が有する色情報(例えば、L*、a*、b*)の平均値、中央値、あるいは最頻値などを用いてRGB信号に変換し、変換したRGB信号に応じた色度を算出する。異なるフレーム間の画素の色差を用いることにより、場面が変更される場合には、それに追随して光色を変更させて、臨場感・迫力・活動性を高めるとともに、画面内を速く移動する映像により光源の光色が頻繁に変化する事態を抑制して、照明のチラツキを防止し、快適性や心地よさを向上させることができる。
本発明にあっては、照明装置は、光源の光量を制御する光量制御手段を備える。光量の制御は、例えば、ユーザが所望の光量に設定するようにしてもよく、あるいは、光源から照射された光が反射面で反射する際に、その反射面の輝度を検出し、検出した輝度と所定の輝度閾値とを比較し、比較結果に応じて、光源の光量を制御することもできる。これにより、ユーザの所望の状態に光量を設定することができ、あるいは、所要の一定光量に設定することができ、快適性や心地よさをさらに向上させることができる。
本発明によれば、画像表示装置の映像変化に関わらず快適で臨場感を高めた視聴環境を実現することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る照明装置100の外観斜視図であり、図2は本発明に係る照明装置100の外観正面図である。照明装置100は、複数の発光ダイオード(以下、「LED」という。)が直線状に配置された光源部2、3、光源部2、3を支持するための金属製(例えば、アルミニウム)の支持部4を備えている。
支持部4は、断面形状が矩形状であって適長の長さを有し、その両端には、光源部2、3の一端を軸支する軸(不図示)を有する回動部5、6を設けてある。これにより、光源部2、3は、回動部5、6の軸回りに回動可能に構成してある。なお、回動部5、6は、光源部2、3が所望の角度で保持されるように、所定の大きさの摩擦力を有する。なお、光源部2、3を所望の角度で安定して保持するための保持機構を設けてもよい。
光源部2、3の他端には、係止部7、8を設けてある。係止部7、8は、お互いに対向する面に凹部及び凸部からなる一組の嵌合構造(図示せず)を有し、凹部と凸部が嵌合することにより、光源部2、3の他端同士を固定することができる。係止部7、8を相互に係止することにより、光源部2、3及び支持部4とで略三角形状をなすように構成することができる。なお、係止構造としては、凹部及び凸部からなる嵌合構造に限定されず、他の形状の嵌合構造でもよく、あるいは、磁石などの磁性体により係止される構造でもよい。
支持部4の略中央部には、交流電圧(例えば、AC100V)を所定の直流電圧に変換するとともに、光源部2、3のLEDを所要の明るさ、色合いで点灯するため、LEDに供給する電流を制御するための制御回路が組み込まれた電源制御部10を設けてある。
支持部4の中央部から適長離隔した位置には、照明装置100を床に設置するための脚部12、13を固定してある。脚部12、13は、それぞれ、支持部4を挟持する断面形状がコの字状の保持部14、一端が保持部14に固定され、取り付けた状態で支持部4と所定の角度をなして保持部14を支持する脚本体部15、脚本体部15の他端に設けられ、照明装置100が安定に立設するように適度な重さを有する安定部16などを備えている。なお、支持部4、電源制御部10などを覆う部材(カバー)などを設けることもできる。
また、利用者の好み、画像表示装置の大きさ、光源部2、3の床面からの高さ調節のために、脚部12、13の脚本体部15が支持部4となす角度は、利用者が任意に設定できるように構成することもできる。
光源部2、3、支持部4で構成される三角形状の各頂点付近には、画像表示装置の周辺(後方)の壁面(反射面)の輝度あるいは輝度分布などを検出するための受光部91、92、93を配置してある。なお、受光部91〜93の詳細は後述する。
なお、図1、図2では、2つの光源部2、3、及び支持部4とで三角形状を構成する例を示しているが、これに限定されるものではなく、四角形状、多角形状であってもよい。また、光源部の数は2つに限定されるものではなく、1つでもよく、あるいは、3つ以上でもよい。光源部を1つ備える場合には、例えば、直線状の光源部が画像表示装置の後方であって画像表示装置の上側縁部に沿って水平に配置されるような構成とすることができる。また、3つ以上の光源部を用いる場合には、各光源部が、略円状に配置されるように構成することができる。
図3は光源部2の構成の一例を示す説明図である。なお、光源部3も同様の構成を有するので、光源部2についてのみ説明する。光源部2は、筐体部21、筐体部21に収容される基板23、基板23に実装された複数のLED22などを備えている。
筐体部21は、適長のアルミニウム製の枠体であって、一側面が開口してあり、長手方向に基板23を収容する構成をなす。これにより、LED22で発生する熱を効率よく放熱することができる。筐体部21の開口側の断面には、基板23の裏面が当接する傾斜面211と底面212とを有し、基板23が傾斜面211に固定された状態で、基板23の基板面が所定の角度をなすように配置される。
例えば、傾斜面211と底面212とのなす角度を略30度とすることが好ましい。傾斜面211の傾斜角度が小さく、底面212と略同一面となる場合には、画像表示装置の後方の壁面と略平行な方向にLED22からの光が照射されることになり、壁面の照度(輝度)が低下する。また、傾斜面211の傾斜角度が大きく、底面212と略直角面となる場合には、画像表示装置の後方の壁面と略垂直な方向にLED22からの光が照射され、画像表示装置の直後方の壁面だけが照射されることになり、画像表示装置の後方周辺の壁面の照度(輝度)が低下するからである。従って、LED22からの光が効率よく画像表示装置の後方の壁面に照射されるためには、適度な角度が必要となる。なお、LED22から発せられる光が筐体部21自身で遮られないように、底面212の高さを設定することが好ましい。
基板23は、例えば、ガラスエポキシ基板であり、複数のLED22の他に、抵抗素子、コネクタ(いずれも不図示)などの実装部品を実装してある。なお、基板23の表面であって、LED22等の実装部品が実装されていない箇所は、LED22から発せられる光が基板23で吸収されないように、白色にしておくことが望ましい。
LED22は、例えば、赤色(R)LED素子、青色(B)LED素子、緑色(G)LED素子の三色のLED素子をパッケージした表面実装型のパッケージLEDである。RGBの各LED素子の発光強度を制御することができ、各色のLED素子の発光強度(輝度)を調整することによって、LEDは複数色の照射が可能である。これにより、所要の光色、光量で画像表示装置の周辺(後方の壁面など)を照明することができる。なお、LED22は、RGBのLED素子からなるパッケージLEDではなく、RGBの各色のLEDチップであり、光源部にRGBの各色のLEDチップを並べた構成でもよい。
なお、光源としてはLEDに限定されるものではなく、蛍光灯又は冷陰極管等の他の光源を用いてもよい。ただし、LEDは指向性が強いので、画像表示装置の周辺の壁面を効率よく照射でき、照射方向の制御も容易である。なお、蛍光灯のように指向性が強くなく全方向に照射される光源を用いる場合には、光源部2の内部に照射された光を反射する反射部材を設けることが好ましい。
図3の例では、光源部2に1つの基板23を収容する構成であったが、これに限定されるものではなく、2つ以上の基板を収容する構成であってもよい。仮に基板上のLEDが故障した場合でも、故障したLEDが実装された基板のみを交換すればよく、取り替え時のコストを低減することができる。
また、複数の基板の寸法をさらに短くし、基板同士を離隔配置することにより、光源部2、3の中央部付近に実装されるLEDの数を削減することができ、照明装置全体のコストを下げることが可能である。図2に示すように、光源部2、3が三角形の2辺をなすように構成した照明装置100の場合に、この照明装置100を画像表示装置の後方(裏側)に配置したときには、光源部2、3の中央部付近のLEDが実装されていない部分は、画像表示装置の周辺縁から離れた位置にあるため、観賞者から見て画像表示装置の画面の上側周辺及び左右周辺の壁面の照度(輝度)に対する影響は小さく、観賞者に対する間接照明の効果(臨場感)を与えるための照明環境(光環境)を十分に確保することができる。
また、LED22が実装された基板23を保護するため合成樹脂製の透明のカバーを設けてもよい。また、カバーは、LED22から発せられる光を拡散させるための拡散フィルタなどを備えてもよい。これにより、指向性が高いLED22の光を拡散させて、画像表示装置の後方の壁面の明るさの分布をなだらかにすることができる。
図4は本発明に係る照明装置100の設置例を示す説明図である。図4に示すように、画像表示装置の後方であって、画像表示装置と後方の壁面(反射面)との間に照明装置100を設置する。照明装置100が設置された状態で、光源部3は、画像表示装置の後方の壁面を照射するように構成してある。また、光源部2(不図示)も同様である。
図5は本発明に係る照明装置100の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、照明装置100は、上述の受光部91〜93、光源部2、3の他に、光源制御部51、データ比較部52、入力信号受信部53、動画像の画像データの取得手段としての映像データ入力部54、色差算出手段としての色差算出部55、特定手段としての画素特定部56、色度算出手段としての色度算出部57などを備え、光源制御部51は、光量制御手段としての光量制御部511、光色制御手段としての光色制御部512などを備えている。
受光部91は、フォトセンサ(不図示)を備えている。フォトセンサは、少なくとも可視光波長領域に感度を有する光電変換素子、例えば、CdSセル、フォトダイオード、フォトトランジスタなどの素子であり、光源部2、3のLED22から発せられた光が反射する反射面(壁面)の輝度を検出することができる。なお、受光部92、93も受光部91と同様の構成を有する。
入力信号受信部53は、例えば、ユーザが携帯するリモコン(不図示)が送信した入力信号を受信し、受信した入力信号を光源制御部51へ出力する。入力信号としては、例えば、照明装置100の照明をオン/オフするための照明オン/オフ信号、受光部91で反射面(壁面)の輝度等を検出するか否かを制御するためセンサオン/オフ信号、照明装置100の照明の輝度、輝度分布、色度などをユーザが所望の量に設定するための照明設定信号などを含んでいる。なお、リモコンに相当する操作部を照明装置100本体に設ける構成として、操作部から有線で入力信号を取得するようにしてもよい。
データ比較部52は、入力信号にセンサオン信号が含まれる場合、光源制御部51の制御のもと、受光部91〜93で反射面(壁面)の輝度や輝度分布などを検出して得られた光情報Sと、予め記憶した光情報Tとを比較する。データ比較部52は、比較結果を光源制御部51へ出力する。光情報S、Tとしては、輝度や輝度分布などの情報を含む。なお、データ比較部52に予め記憶された光情報Tは、理想的な壁面の前方の所定位置に画像表示装置及び照明装置を設置した場合の壁面における光情報とすることができる。
光量制御部511は、入力された比較結果に応じて、光源部2、3の光量を増減する。なお、この処理は、光情報Sと光情報Tとが、所定の一致条件(例えば、光情報S、Tの差異が所定の範囲内に入る状態)を満たすまで光源部2、3の発光の調整を繰り返すことで、様々な設置場所に対応可能な照明装置100を実現することができる。
なお、画像表示装置が設置された環境によっては、壁面の輝度や輝度分布などが通常の場合に比べて極端に異なる状況があり、このような場合に、壁面の輝度や輝度分布などを所望の範囲内に調整することができない状況を起こり得るため、観賞者に対して何らかの警告を通知する必要がある。
映像データ入力部54は、画像表示装置等の機器から動画像の画像データとして、例えば、所定のフレームレート(1秒間に30フレーム)でフレームの画像を構成する各画素の色情報としてのRGB信号を取得する。なお、RGB信号は、フレーム単位で画像表示装置から出力される。映像データ入力部54は、取得したRGB信号をフレーム単位で色差算出部55へ出力する。なお、動画像は、1秒間に30フレームの画像が順次表示される場合だけでなく、静止画像が比較的長い時間間隔(例えば、1秒間に2回など)で表示されるような場合を含む。
色差算出部55は、2フレーム分の画像メモリを備え、異なる2つのフレーム間で、各画素の色差を算出する。色差の算出は、例えば、RGB信号をCIE LAB(L***)表色系に変換し(L*は明度、a*、b*は色相と彩度にかかわる量である)、変換後のL*、a*、b*を用いて色差ΔEab*を算出する。ここで、色差ΔEab*は、L*、a*、及びb*をそれぞれ2乗して合計し、合計した値の2分の1乗により求めることができる。なお、色差は、L***色立体の表色系に代えて、Lab色立体の表色系で求めた値を用いてもよい。上述のように、画像メモリは2フレーム分のみのデータを備えればよいので、少ないメモリ容量で実現することができる。さらに、入力される映像データが、画素毎のデータを順次取得していくことが可能な形式(例えば、アンテナからテレビ等の画像表示装置に入力される映像信号など)の場合には、画素毎に順次データを取得して、メモリに記憶された前フレーム画像中の対応する画素データと比較していく方法が可能であり、画素毎の計算処理を行うたびに、画素毎にメモリ上の画素データを置換していくことで、画像メモリは1フレーム分のみで構成することもできる。また、色差の算出は、フレーム単位で行うことができる。例えば、動画像が1秒間に30フレームで構成されている場合、画像を構成する各画素の色差は、1秒間30回算出することができる。なお、異なる撮像時点は、連続する2つのフレームを用いてもよく、あるいは、1又は複数のフレームを間引きした後の2つのフレームでもよい。
図6は画素の色差の算出例を示す説明図である。図6(a)はフレーム(n−1)の画像(前フレームの画像)を示し、図6(b)はフレーム(n)の画像(現在のフレームの画像)を示す。図6に示すように、異なるフレーム間で、同じ座標の画素(i,j)の色情報(例えば、RGB値)に基づいて、各画素の色差を算出する。同様の処理をフレーム内の全画素について行う。画素の色差の算出は、1つのフレーム内のすべての画素について行った後は、次のフレーム内の画素に対して、同様の処理を繰り返す。
画素特定部56は、色差算出部55で算出した色差が所定の色差閾値より小さい画素を特定する。より具体的には、画素特定部56は、各画素の色差に基づいて、同一の色差の画素がいくつあるかを計数し、1フレーム内のすべて画素の色差の分布を求める。
図7は画素の特定方法の一例を示す説明図である。図7において、横軸は色差を示し、縦軸は度数(画素数)を示す。図7に示すように、画素特定部56は、1フレーム内のすべての画素の色差の分布から、色差が所定の色差閾値より小さい(例えば、色差≦1.5)画素を特定する。なお、色差ΔEab*が0〜1.5の範囲では、色の変化がわずかであり、ほとんど判別できない状態であり、色差ΔEab*が1.5〜3.0の範囲では、色の変化が感知し得る状態であり、色差ΔEab*が3.0以上では、色の変化が十分認識できる状態である。そこで、色差閾値として、1.5を用いることで1フレームの画像内で画素の色差の小さい領域、すなわち、動画像の動きの少ない領域の画素を用いて色度を算出することができる。なお、色差閾値は、他の値を用いることもできる。
色度算出部57は、色差が色差閾値より小さい各画素の色情報としてのL*、a*、b*を用いて、L*、a*、b*それぞれの平均値を算出し、算出した平均値を用いてRGB値に変換して色度を算出する。なお、平均値に代えて、中央値や最頻値を用いてもよい。
光色制御部512は、色度算出部57で算出した色度を用いて光源部2、3の光色を制御する。例えば、算出した色度が、比較的大きい場合、光源部2、3の光色を色度に応じて寒色系の色に変化させ、算出した色度が、比較的小さい場合には、光源部2、3の光色を色度に応じて暖色系の色に変化させる。これにより、光源部2、3の光色を、1フレームの画像が表示される都度、算出された色度に応じて制御することができる。なお、光量制御部511、光色制御部512を別個に設けることにより、光量と光色とを独立に制御することができる。
上述のように、本実施の形態にあっては、画像表示装置の画面に映し出される動画像の異なるフレーム間で、動きの少ない領域、あるいは変化の少ない領域(色差の小さい画素の集合)の色情報を抽出し、抽出した色情報を用いて色度を算出して光源の光色を制御する。このように映像の変化に連動した映像連動方式の照明光制御を実現することができる。
図8、図9及び図10は映像連動方式の概要を示す説明図である。図8は前フレームの画像を示す。前フレームは、例えば、現在のフレームの1つ前の撮像時点のフレームである。図8に示すように、前フレームの時点で、ピンク色の映像(人や物体など)が画面に右側から現われたとする。そして、図9及び図10は現フレームの画像を示す。図9及び図10に示すように、前フレームの時点で現われたピンクの映像は、現フレーム時点では画面の中央部に移動したとする。なお、図9は本発明との比較のために例示するものであり、従来例(例えば、画面全体の画素の平均色を用いて光源の光色を制御するような方法)の場合を示し、図10は本発明により得られる状態を例示するものである。
図9に示すように、従来の方法にあっては、画面に急に映し出されたピンクの映像の影響により画面全体の画素の平均色がピンクに近づく。このため、画像表示装置の背面周辺の照明が全体として淡いピンクに変化する。このように、画面中で素早く変化する映像コンテンツの影響により、光源の光色が変化し、チラツキ等が発して快適性や心地よさを低下させる結果となる。
一方、図10に示すように、本発明の場合には、映像コンテンツ(例えば、図中のピンクの映像)の動きの少ない領域の色度に応じた光色で光源を制御する。映像コンテンツの動きの少ない領域を検出する方法として、前のフレーム画像と現在のフレーム画像において、画素毎に色差を算出し、算出した色差が所定の色差閾値より小さい画素領域の色度を平均するので、細かく速すぎる映像コンテンツの変化の影響を受けにくく、チラツキ等による快適性や心地よさを低下させるということがない。また、画面全体の映像が変化するような大きな場面変化には、場面変化後の2つのフレーム間で動きの少ない領域の色度に応じた光色で光源を制御するので、場面変化後の映像に合わせて光色を変化させることができ、臨場感・迫力・活動性を維持又は高めることができる。このように、本発明の映像連動方式にあっては、快適性や心地よさを保つことができるとともに、臨場感・迫力・活動性の高い視聴環境を実現することができる。
次に、本発明に係る照明装置100の動作について説明する。図11及び図12は照明装置100の処理手順を示すフローチャートである。光源制御部51は、照明オン信号を受信したか否かを判定し(S11)、照明オン信号を受信していない場合(S11でNO)、ステップS11の処理を続ける。
照明オン信号を受信した場合(S11でYES)、光源制御部51は、発光データを取得し(S12)、取得した発光データに応じた光源制御データを生成し(S13)、光源を点灯させる(S14)。発光データは、予め定められた初期値やユーザが設定した値などを用いることができる。
光源制御部51は、センサオン信号を受信したか否かを判定し(S15)、センサオン信号を受信した場合(S15でYES)、反射面(壁面)の輝度を検出する(S16)。光源制御部51は、検出した輝度と所定の輝度閾値とを比較する(S17)。ここで、輝度閾値は、反射面の輝度に対する閾値である。
光源制御部51は、比較結果に応じて光源部2、3の光量を制御する(S18)。センサオン信号を受信しなかった場合(S15でNO)、光源制御部51は、ステップS16〜S18の処理を行わずに後述のステップS19の処理を行う。
光源制御部51は、映像データ(画像データ)を取得したか否かを判定し(S19)、映像データを取得した場合(S19でYES)、異なるフレーム間の各画素の色差を算出する(S20)。光源制御部51は、フレーム内のすべての画素について処理が終了したか否かを判定し(S21)、すべての画素の処理が終了していない場合(S21でNO)、ステップS20以降の処理を続ける。
すべての画素の処理が終了した場合(S21でYES)、光源制御部51は、算出した色差が色差閾値より小さい画素を特定し(S22)、特定した画素があるか否かを判定する(S23)。特定した画素がない場合(S23でNO)、光源制御部41は、ステップS19以降の処理を続け、特定した画素がある場合(S23でYES)、特定した画素の色度を算出する(S24)。この場合、色度の算出は平均値でもよく、あるいは中央値や最頻値でもよい。光源制御部51は、算出した色度に応じて光色を制御する(S25)。映像データを取得していない場合(S19でNO)、光源制御部51は、ステップS20〜S25の処理を行わずに後述のステップS26の処理を行う。
光源制御部51は、照明オフ信号を受信したか否かを判定し(S26)、照明オフ信号を受信しなかった場合(S26でNO)、ステップS15以降の処理を続け、照明オフ信号を受信した場合(S26でYES)、光源を消灯し(S27)、処理を終了する。
なお、上述のステップS23で特定した画素がない(皆無の)場合は、例えば、画面全体が青一色から赤一色に変化するような場合であり、色差閾値(例えば、1.5)以下の画素を特定する際、その条件を満たす画素が皆無になる場合である。このような極端な画面変化(シーンチェンジ)の場合には、色度算出、光色の制御を行わず、その時点の光色を維持させる。これにより、極端な場面変更による影響を防止することができる。
次に、本発明の照明装置100による評価結果について説明する。図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19及び図20は映像コンテンツの一例を示す模式図である。各図とも5フレーム毎に画像を抽出したものであり、図中の番号はフレーム番号を示す。時間経過とともに番号が大きくなっている。また、図中の図形は、例えば、人や物体などの映像を模式的に表わしている。
図13はフレーム01から46までの映像の移り変わりを示し、カメラは固定され、映像コンテンツの動きは少ない状態である。また、図中の左側の矩形状の映像は紺色であり、右側の矩形状の映像は淡い緑色であるとする。
図14はフレーム51から86までの映像の移り変わりを示し、カメラはズームインされ、背景の芝生(例えば、黄緑色)の映像が画面から消える。図中の矩形状の映像は紺色である。
図15はフレーム91から116までの映像の移り変わりを示し、カメラは固定され、紺色の映像の手前を青紫の映像が侵入している状態を示す。
図16はフレーム121から156までの映像の移り変わりを示し、大きく場面変更(シーンチェンジ)が行われ、場面変更後は背景がほぼ一定であり、ピンク色の映像に追随している状態を示す。
図17はフレーム161から186までの映像の移り変わりを示し、ピンク色の映像に対して急ズームインを行い、芝生が消失する状態を示す。
図18はフレーム191から231までの映像の移り変わりを示し、背景がほぼ一定であり、ズームインしたピンク色の映像に追随している状態を示す。
図19はフレーム236から256までの映像の移り変わりを示し、大きく場面変更(シーンチェンジ)が行われ、場面変更後は背景がほぼ一定であり、黄緑色の映像に追随している状態を示す。
図20はフレーム261から296までの映像の移り変わりを示し、背景がほぼ一定であり、黄緑色の映像の手前を青紫色の映像が通過するとともに、黄緑の映像に追随している状態を示す。
図21及び図22は本発明に係る照明装置100による色度評価結果を示す説明図である。図21及び図22に示す評価結果は、上述の図13〜図20に示す映像コンテンツに対するものである。図21において、横軸はフレーム数を示し、縦軸はCIE 1976 UCS色度座標のu′を示す。また、図22において、横軸はフレーム数を示し、縦軸はCIE 1976 UCS色度座標のv′を示す。また、図21及び図22において、黒丸印で示すデータは、本発明による映像連動方式により得られた評価結果を示し、三角印で示すデータは、比較例(従来例)としてフレーム画像毎に画像全体の平均色度を示す。
図21に示すように、従来例の場合には、フレーム121〜156におけるシーンチェンジの影響を受けて色度u′が変動している。また、フレーム161〜186における急ズームインの影響を受けて色度u′が変動している。また、フレーム191〜231におけるピンク色の映像の動きによる影響を受けて色度u′が変動している。また、フレーム236〜256におけるシーンチェンジの影響を受けて色度u′が変動している。さらに、フレーム261〜296における青紫の映像の動きによる影響を受けて色度u′が変動している。このように、従来例にあっては、動きの速い映像などにより色度が変動することが分かる。
一方、図21に示すように、本発明によれば、フレーム191〜231におけるピンク色の映像の動きにより、色度u′が変動しているものの、短時間で元の状態に戻っている。また、大きなシーンチェンジがあった場合には、それに応じて追随して光色変化はするものの、動きの速い映像による影響は受けにくいことが分かる。
また、図22に示すように、従来例の場合には、フレーム91〜116における青紫の映像の侵入の影響を受けて色度v′が変動している。また、フレーム121〜156におけるシーンチェンジの影響を受けて色度v′が変動している。また、フレーム161〜186における急ズームインの影響を受けて色度v′が変動している。また、フレーム236〜256におけるシーンチェンジの影響、追随対象の変化の影響を受けて色度v′が変動している。さらに、フレーム261〜296における青紫の映像の動きによる影響を受けて色度v′が変動している。このように、従来例にあっては、動きの速い映像などにより色度が変動することが分かる。
一方、図22に示すように、本発明によれば、フレーム121〜156におけるシーンチェンジによる背景の変化の影響により、色度v′が変動しているものの、背景の色合いに合わせて光色が比較的長い時間継続しているので却って臨場感などを高めることができうる。また、動きの速い映像による影響は受けにくいことが分かる。
次に画像表示装置の背面照明についての評価結果について説明する。図23は評価のための視聴環境の一例を示す模式図であり、図24は評価語の一例を示す説明図であり、図25及び図26は照明評価結果の一例を示す説明図である。図23に示すように、画像表示装置として52型の液晶テレビを用い、液晶テレビと壁面との間に本発明に係る照明装置100を設置している。また、液晶テレビから所定の距離だけ離れた位置に複数(例えば、3名)の観賞者(被験者)の席を設けている。なお、図中、Hは画像表示装置の画面の縦寸法である。また、図24に示すような評価語を記載した用紙を予め準備しておき、観賞者に所定の映像を観賞させた後に感想を記入することにより評価を行った。そして、結果を数値化した後、因子分析を行い、各評価語に対して因子負荷量を算出し、快適性・心地よさという因子と、臨場感・迫力・活動性という因子の2つの切り口で評価を行った。なお、観賞者に見せる映像は、適宜決定することができる。
図25に示すように、背面照明を施した場合には、照明がない場合に比べて快適性・心地よさが向上していることが分かる。また、天井照明のみ、あるいは天井照明と背面照明とを組み合わせた場合に比べて、背面照明のみの場合の方が臨場感・迫力・活動性が高まっていることが分かる。
また、図26に示すように、背面照明のみの場合において、照明の光色を単に淡い赤、淡い緑、淡い青、白色のように一定の光色で照明する場合に比べて、画面内の画像の色に応じた光色で照明する方が、快適性・心地よさ、臨場感・迫力・活動性が向上していることが分かる。
以上説明したように、本発明によれば、画像表示装置の画面内を人や物体の映像が頻繁に移り変るような場合であっても、光源の光色が頻繁に変化することを抑制し、快適性や心地よさを保つことができる。また、光源の光色は、画像の色度を用いて制御するので、観賞者から見た画面周辺の光色と画面の色度とに一体感を持たせることができ、臨場感・迫力・活動性の高い視聴環境を実現することができる。
また、画面内の占有面積が比較的小さい人や物体の映像が高速で移動するような場合であっても、移動する人や物体の映像により光源の光色が頻繁に変化する事態を抑制して、照明のチラツキを防止し、快適性や心地よさを向上させることができる。また、映像場面が異なる場面(シーン)に変化するような場合には、最小限の遅延時間(例えば、1フレーム相当の時間)の後、場面が変化した後の画面内の画素の色度を用いて光源の光色を制御することができるので、大きな場面変更があった場合には、それに追随して光源の光色が変化し、臨場感・迫力・活動性を高めることができる。
また、異なるフレーム間の画素の色差を用いることにより、場面が変更される場合には、それに追随して光色を変更させて、臨場感・迫力・活動性を高めるとともに、画面内を速く移動する映像により光源の光色が頻繁に変化する事態を抑制して、照明のチラツキを防止し、快適性や心地よさを向上させることができる。
また、光色と独立して光量を制御することができるので、ユーザの所望の状態に光量を設定することができ、あるいは、所要の一定光量に設定することができるため、光量変化が映像データの影響を全く受けず、快適性や心地よさをさらに向上させることができる。
上述の実施の形態では、RGBの色情報をL*、a*、b*変換して色差ΔEab*を算出し、算出した色差が所定の色差閾値よりも小さい画素を特定する構成であったが、これに限定されるものではなく、CIE 1976 UCS色度座標(u′、v′)において、座標間の距離が所定の閾値より小さい画素を特定するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、光源としてLEDを用いる構成を説明したが、光源はLEDに限定されるものではなく、動画像のフレームレートに追随して光色の変化を制御することができるものであれば、他の光源を用いることもできる。また、光源にとってフレームレートが速すぎる場合には、1又は複数のフレームを間引きして、フレームレートを擬似的に遅くすることで光源が追随できるようにしてもよい。
本発明に係る照明装置の外観斜視図である。 本発明に係る照明装置の外観正面図である。 光源部の構成の一例を示す説明図である。 本発明に係る照明装置の設置例を示す説明図である。 本発明に係る照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 画素の色差の算出例を示す説明図である。 画素の特定方法の一例を示す説明図である。 映像連動方式の概要を示す説明図である。 映像連動方式の概要を示す説明図である。 映像連動方式の概要を示す説明図である。 照明装置の処理手順を示すフローチャートである。 照明装置の処理手順を示すフローチャートである。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 映像コンテンツの一例を示す模式図である。 本発明に係る照明装置による色度評価結果を示す説明図である。 本発明に係る照明装置による色度評価結果を示す説明図である。 評価のための視聴環境の一例を示す模式図である。 評価語の一例を示す説明図である。 照明評価結果の一例を示す説明図である。 照明評価結果の一例を示す説明図である。
符号の説明
2、3 光源部
51 光源制御部
511 光量制御部
512 光色制御部
52 データ比較部
53 入力信号受信部
54 映像データ入力部
55 色差算出部
56 画素特定部
57 色度算出部
91、92、93 受光部

Claims (4)

  1. 光源を備え、画像表示装置の周辺を照明するための照明装置において、
    光源の光色を制御する光色制御手段と、
    前記画像表示装置で表示される動画像の動きの少ない領域の色度を算出する色度算出手段と
    を備え、
    前記光色制御手段は、
    前記色度算出手段で算出した色度に応じて光源の光色を制御するように構成してあることを特徴とする照明装置。
  2. 前記画像表示装置で表示される動画像の画像データを取得する取得手段を備え、
    前記色度算出手段は、
    前記取得手段で取得した画像データを用いて、異なるフレームの画像を構成する各画素の色差の小さい領域を動画像の動きの少ない領域として色度を算出するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 異なるフレームの画像を構成する各画素の色情報を用いて、該各画素の色差を算出する色差算出手段と、
    該色差算出手段で算出した色差が所定の色差閾値より小さい画素を特定する特定手段と
    を備え、
    前記色度算出手段は、
    前記特定手段で特定した画素の色情報を用いて色度を算出するように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源の光量を制御する光量制御手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の照明装置。
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