JP2010088584A - 超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】指定した画像データの関心領域の把握が容易な超音波診断装置を提供する。
【解決手段】被検体Pに超音波の送受波を行う超音波プローブ1と、超音波プローブ1を駆動して被検体Pに超音波走査を行う送受信部2と、送受信部2からの受信信号に基づき画像データを生成する画像データ生成部51と、画像データ生成部51で生成された画像データの関心領域を指定する操作部8と、画像データ生成部51で生成された画像データに対応する超音波プローブ1の位置及び角度データを生成する位置検出部3と、位置検出部3で生成された位置及び角度データに基づいて、指定された関心領域の関心領域データを生成する関心領域データ生成部61と、超音波プローブ1及び指定された関心領域の位置情報を作成する位置情報作成部63とを備え、表示部7に位置情報作成部63で作成された位置情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波により被検体の体内を画像化し診断を行う超音波診断装置に関する。
超音波診断装置は、被検体に対して超音波を放射し、被検体内の組織の音響インピーダンスの差異によって生ずる反射波を受信して表示部に表示するものである。この超音波による診断方法は、超音波プローブを体表面に接触させるだけの簡単な操作で、リアルタイムに表示部に表示される二次元画像データの観察が可能なため、生体内の心臓、血管、腹部、泌尿器などの各種器官の診断や治療に広く用いられている。
近年、超音波診断装置においては超音波の三次元走査により三次元画像データの表示が可能になってきており、その画像による診断も普及してきている。そして、三次元画像データを得るための三次元走査方法には、被検体に接触させた超音波プローブの位置及び角度を検出する位置センサを装着して、複数の位置或いは角度から得られる各二次元画像データ及びこの画像データの位置データの情報を用いることにより、三次元画像データを得ることができる。
ところで、超音波診断装置による診断が例えば腹部の場合、腫瘍等の患部が複数箇所に散在することがある。この場合、表示部に患部を含む二次元画像データや三次元画像データの画像データが表示されたときに、その画像データに含まれる患部の位置及び形態を把握し、更に超音波プローブを移動させて残りの患部を探索することになる。
しかしながら、複数の患部の形態が類似しているとそれらの患部を区別するのが困難なことがある。この問題を解決するために、表示部に表示された画像データの関心領域にマーカを指定し、その後に表示される画像データにマーカを指定した関心領域が含まれるとき、その関心領域に指定したマーカを表示させて、各関心領域を区別して把握する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−107185号公報
しかしながら、特許文献1のように画像データにマーカを指定した関心領域が含まれるときにマーカを表示させる方法では、一度マーカを指定した関心領域を再度観察しようとすると、表示部に表示された画像データを見ながら超音波プローブを移動させて関心領域を探索する必要があり、手間がかかる問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、指定した画像データの関心領域の把握が容易な超音波診断装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の超音波診断装置は、被検体に対して超音波の送受波を行う超音波プローブと、前記超音波プローブを駆動して前記被検体に超音波走査を行う送受信手段と、前記送受信手段からの受信信号に基づき画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像データの関心領域を指定する指定手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像データに対応する前記超音波プローブの位置及び角度を検出して位置データ及び角度データを生成する位置検出手段と、前記位置検出手段により生成された位置データ及び角度データに基づいて、前記指定手段により指定された関心領域の関心領域データを生成する関心領域データ生成手段と、前記位置データ生成手段により生成された位置データ及び角度データ、及び前記関心領域データ生成手段により生成された関心領域データに基づいて、前記超音波プローブ及び前記指定手段により指定された関心領域の位置情報を作成する位置情報作成手段と、前記位置情報作成手段により作成された位置情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の超音波診断装置によれば、表示部に表示された画像データの関心領域を指定することにより、指定された関心領域及び超音波プローブの位置情報を表示部に表示することができる。これにより、超音波プローブを所望の関心領域に容易に移動できるので、超音波による画像診断及び治療を迅速に行うことができる。
本発明の実施例を説明する。
以下、本発明による超音波診断装置の実施例を図1乃至図15を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る超音波診断装置の構成を示したブロック図である。この超音波診断装置10は、被検体Pに対して超音波の送受波を行なう超音波プローブ1と、超音波プローブ1への超音波駆動信号の送信及び超音波プローブ1からの超音波反射信号の受信を行なう送受信部2と、超音波プローブ1の位置及び角度を検出する位置検出部3とを備えている。
また、送受信部2からの受信信号を処理してBモードデータやドプラモードデータを生成するデータ生成部4と、データ生成部4で生成されたBモードデータから二次元のBモード画像データやドプラモード画像データの生成、生成した複数のBモード画像データから三次元画像データの生成などを行う画像データ処理部5と、超音波プローブ1の位置などを表示するための位置情報を作成する表示用位置情報作成部6とを備えている。
更に、画像データ処理部5で生成された二次元画像データや三次元画像データなどの画像データ、表示用位置情報作成部6で作成された位置情報などを表示する表示部7と、表示部7に表示された画像データの患部などの関心領域の指定、表示用位置情報作成部6で作成された位置情報を表示するための位置情報表示モードの設定、超音波の走査方向や視野深度等の走査情報を含む撮影条件の設定、各種コマンド信号の入力などを行なう操作部8と、前述の各ユニットを統括して制御するシステム制御部9とを備えている。
超音波プローブ1は、被検体Pの体表面にその先端部を接触させて超音波の送受波を行なうものであり、一次元に配列した複数個(N個)の圧電振動子を有している。この圧電振動子は電気音響変換素子であり、送波時には電気パルス(超音波駆動信号)を超音波パルス(送信超音波)に変換し、また受波時には被検体Pからの超音波反射波(受信超音波)を電気信号(超音波受信信号)に変換する機能を有している。
送受信部2は、超音波プローブ1から送信超音波を発生させるための超音波駆動信号を生成する送信部21と、超音波プローブ1の圧電振動子から得られる複数チャンネル(Nチャンネル)の超音波受信信号に対して整相加算を行なう受信部22とを備えている。
送信部21は、被検体に放射する超音波パルスの繰り返し周期(Tr)を決定するレートパルス発生させ、送信において所定の深さに超音波を集束するための集束用遅延時間と走査方向(θ1乃至θK)に超音波を送信するための偏向用遅延時間とを前記レートパルスに与えた後、超音波プローブ1に内蔵されたN個の圧電振動子を駆動し、被検体Pに対して送信超音波を放射するための超音波駆動パルスを生成する。
受信部22は、超音波プローブ1からの微小な超音波受信信号を増幅して十分なS/Nを確保し、この超音波受信信号に対して所定の深さからの受信超音波を集束して細い受信ビーム幅を得るための集束用遅延時間と走査方向(θ1乃至θK)に超音波の受信指向性を設定するための偏向用遅延時間とを与えた後、圧電振動子からのNチャンネルの超音波受信信号を整相加算して1つに纏める。
位置検出部3は、磁場を発生するトランスミッタ31、トランスミッタ31が発生した磁場を検出するレシーバ32、及び超音波プローブ1の位置データ及び角度データを生成する位置信号処理部33を備えている。
図2は、トランスミッタ31を床に配置したときに、床上方の空間に分布する磁場の鉛直断面を示した図である。トランスミッタ31は、被検体Pの近傍に配置され、磁場中心部から外側に向かって磁場を形成する。被検体Pの超音波による検査は、レシーバ32がトランスミッタ31の磁場を正確に検出可能な斜線で示した磁場エリア34内で行われる。
レシーバ32は、超音波プローブ1に装着され、トランスミッタ31が発生する3次元方向の磁場を検出して位置信号処理部33に出力する。
位置信号処理部33は、レシーバ32の検出信号に基づいてトランスミッタ31を基準として、磁場エリア34内の超音波プローブ1の空間における位置データ及び角度データ生成する。そして、生成した位置データ及び角度データをシステム制御部9に出力する。
図1に戻り、データ生成部4は、送受信部2の受信部22から出力された超音波受信信号からBモードデータを生成するBモードデータ生成部41と、ドプラモードデータを生成するドプラモードデータ生成部42と、Bモードデータ生成部41で生成されたBモードデータやドプラモードデータ生成部42で生成されたドプラモードデータなどを保存するデータ記憶部43とを備えている。
Bモードデータ生成部41は、受信部22からの整相加算された超音波受信信号に対して包絡線検波を行った後、対数変換する。そして、対数変換した信号をデジタル信号に変換してBモードデータを生成し、生成したBモードデータをデータ記憶部43に出力する。
ドプラモードデータ生成部42は、受信部22からの整相加算された超音波受信信号に対してドプラ偏移周波数を検出してデジタル信号に変換した後、血流情報のみを抽出し、その抽出したドプラ信号に対して自己相関処理を行う。そして、この自己相関処理結果に基づいて血流の平均流速値、分散値などを算出してドプラモードデータを生成し、生成したドプラモードデータをデータ記憶部43に出力する。
データ記憶部43は、Bモードデータ生成部41から出力されたBモードデータや、ドプラデータ生成部42から出力されたドプラモードデータなどの各データに、各データに対応するシステム制御部9から供給される超音波の走査方向や視野深度等の走査情報、位置検出部3で生成された位置データ及び角度データなどを付加して順次保存する。
図3は、データ記憶部43に保存されたBモードデータの構成の例を示したものであり、縦軸は走査方向θ1乃至θKに対応し、横軸は超音波送受波方向に対応している。ここでは、走査方向θ1乃至θKへの超音波走査、及び各走査方向θ1乃至θKにおける所定の視野深度への超音波送受波により形成される撮影領域に対応する、例えば1フレーム分のBモード画像データの生成に必要なK個のBモードデータA1乃至AKが保存されている例を示す。
BモードデータA1には第1の走査方向(θ1)への超音波送受波により生成された画素a11乃至a1Lが保存され、その先頭部分には第1の走査方向に関する時刻の情報を含む走査情報a10a、及び位置検出部3からの第1の走査方向における超音波プローブ1の位置データ及び角度データa10bが保存されている。
同様にBモードデータA2乃至AKには、第2の走査方向(θ2)乃至第Kの走査方向(θK)に対する走査情報a20a乃至aK0a、位置データ及び角度データa20b乃至aK0b、及び画素a21乃至aKLが保存されている。
なお、データ記憶部43の第Kの走査方向(θK)のBモードデータAKに後続して、次フレーム以降のBモード画像データの生成に必要なBモードデータB1乃至BK等が保存されている。
図1に戻り、画像データ処理部5は、データ生成部4のデータ記憶部43から各データを読み出して画像データを生成する画像データ生成部51と、画像データ生成部51で生成された画像データに表示用位置情報作成部6で作成された位置情報を合成する合成部52とを備えている。
画像データ生成部51は、データ記憶部43から1フレーム分の例えば第1乃至第Kの走査方向θ1乃至θKに対応するBモードデータの画素、走査情報、位置データ、及び角度データを読み出し、各走査方向を横軸に表し、各走査方向における各画素を縦軸に表すことにより、被検体Pの断層像を表すBモード画像データを生成する。そして、生成したBモード画像データを合成部52に出力すると共に、そのBモード画像データの走査情報、位置データ、及び角度データを表示用位置情報作成部6に出力する。
また、データ記憶部43からドプラモードデータを読み出し、時間を横軸に表し、ドプラモードデータを縦軸に表すことにより、被検体Pの断面の指定した位置における血流速度が経時的に表されるドプラモード画像データを生成する。そして、生成したドプラモード画像データを合成部52に出力すると共に、そのドプラモード画像データの走査情報、位置データ、及び角度データを表示用位置情報作成部6に出力する。
更に、生成した複数のBモード画像データから各Bモード画像データの走査情報、位置データ、及び角度データを用いて三次元画像データを生成する。そして、生成した三次元画像データを合成部52に出力すると共に、その三次元画像データの走査情報、位置データ、及び角度データを表示用位置情報作成部6に出力する。
合成部52は、画像データ生成部51から出力されたBモード画像データ、ドプラモード画像データ、三次元画像データなどの画像データを表示部7に出力する。また、画像データ生成部51から出力された画像データに、表示用位置情報作成部6から出力されたその画像データに対応する超音波プローブ1などの位置を表した位置情報を合成して表示部7に出力する。
表示用位置情報作成部6は、画像データ処理部5の画像データ生成部51から出力された走査情報、位置データ、及び角度データに基づいて関心領域のデータを生成する関心領域データ生成部61と、関心領域データ生成部61で生成された関心領域データを保存する関心領域データ記憶部62と、関心領域データ記憶部62から被検体Pの検査中に保存された関心領域データを読み出して位置情報を作成する位置情報作成部63とを備えている。
関心領域データ生成部61は、画像データ生成部51から出力された画像データの走査情報、位置データ、及び角度データに基づいて、その画像データの空間における撮影領域の位置を表す撮影領域データを生成する。そして、生成した撮影領域データ及び位置データを位置情報作成部63に出力する。また、生成した撮影領域データに基づいて、画像データ生成部51から出力され、表示部7に表示された画像データ上に操作部8から点又は領域で指定された関心領域の空間における位置を表す関心領域データを生成する。そして、生成した関心領域データを関心領域データ記憶部62に保存する。関心領域データ記憶部62は、関心領域データ生成部61から出力された関心領域データを検査別に保存する。
位置情報作成部63は、被検体Pの検査により関心領域データ記憶部62に保存された関心領域データを読み出す。次いで、読み出した関心領域データ、及び関心領域データ生成部61から出力された撮影領域データ及び位置データに基づいて、操作部8から設定された位置情報表示モード(水平面モード、垂直面モード、第1の三面モード、第2の三面モード)に応じた、関心領域及び超音波プローブ1の位置などを表す位置情報(第1の位置情報,第2の位置情報,第3の位置情報,第4の位置情報)を作成する。そして、作成した位置情報を画像データ処理部5の合成部52に出力する。
ここで、位置情報表示モードが水平面モードである場合、指定された関心領域、超音波プローブ1、及び撮影領域の位置を水平面上に投影した第1の位置情報を作成する。
また、位置情報表示モードが垂直面モードである場合、指定された関心領域及び超音波プローブ1の位置を、超音波プローブ1の中心軸に対して垂直である第1の平面上に投影した第2の位置情報を作成する。
更に、位置情報表示モードが第1の三面モードである場合、指定された関心領域及び超音波プローブ1の位置を、水平面上、この水平面に対して垂直である第2の平面上、及び水平面及び第2の平面に対して垂直である第3の平面上に投影した第3の位置情報を作成する。
更にまた、位置情報表示モードが第2の三面モードである場合、指定された関心領域及び超音波プローブ1の位置を、第1の平面上、この第1の平面に対して垂直である第4の平面上、及び第1及び第2の平面に対して垂直である第5の平面上に投影した第4の位置情報を作成する。
表示部7は、CRTや液晶パネルなどを備え、画像データ処理部5の合成部52から出力された画像データをD/A変換とテレビフォーマット変換により映像信号に変換して表示する。
操作部8は、スイッチ、キーボード、トラックボール、マウス、タッチスクリーン等の入力デバイスを備えている。そして、これらを用いて検査開始及び検査終了操作、関心領域の指定操作、位置情報表示モードの設定操作を行う。また、被検体Pの被検体情報、視野深度、走査線密度等の撮像条件、画像データ表示モード等の設定操作を行う。
システム制御部9は、CPU及び記憶回路を備え、操作部8から供給される各種の入力情報や選択情報等を前記記憶回路に保存する。そして、前記CPUは、これらの情報に基づいて送受信部2、位置検出部3、データ生成部4、画像データ処理部5、表示用位置情報作成部6等の各ユニットの制御やシステム全体の制御を行なう。
以下、図1乃至図15を参照して、超音波診断装置10の動作の一例を説明する。
図4は、被検体Pの検査における超音波診断装置10の動作を示したフローチャートである。超音波診断装置10の操作者は、位置検出部3のトランスミッタ31を、被検体Pが仰臥位で載置された寝台の下方の近傍に配置する。そして、操作部8から撮像条件、被検体Pの被検体情報、画像データ表示モードとして例えばBモード、位置情報表示モードとして水平面モード等を設定し、検査開始操作を行うことにより、超音波診断装置10は、超音波による被検体Pの検査を開始する(ステップS1)。
システム制御部9は、操作部8から供給される被検体情報、撮像条件、Bモード、水平面モード等の入力情報に基づいて、送受信部2、位置検出部3、データ生成部4、画像データ処理部5、及び表示用位置情報作成部6の各ユニットに対し制御を行う。
そして、被検体Pの体表面に超音波プローブ1を当てることにより、データ生成部4のBモードデータ生成部41は、送受信部2の受信部22から受信した受信信号からBモードデータを生成して、データ記憶部43に出力する。
一方、位置検出部3のレシーバ32は、トランスミッタ31が発生した磁場を検出して、その検出信号を位置信号処理部33に出力する。位置信号処理部33は、レシーバ32から出力された検出信号に基づいて位置データ及び角度データを生成し、システム制御部9に出力する。
データ記憶部43は、Bモードデータ生成部41から出力されたBモードデータ、システム制御部9から供給されるそのBモードデータに対応する走査情報、位置データ、及び角度データを順次保存する。
画像データ処理部5の画像データ生成部51は、データ記憶部43からBモードデータの画素、走査情報、位置データ、及び角度データを読み出してBモード画像データを生成する。そして、生成したBモード画像データを合成部52に出力すると共に走査情報、位置データ、及び角度データを表示用位置情報作成部6の関心領域データ生成部61に出力する。
関心領域データ生成部61は、画像データ生成部51から出力された走査情報、位置データ、及び角度データから撮影領域データを生成し、生成した撮影領域データ及び位置データを位置情報作成部63に出力する。
位置情報作成部63は、関心領域データ記憶部62には被検体Pの検査における関心領域データが保存されていないので、関心領域データ生成部61から出力された撮影領域データ及び位置データに基づいて、関心領域の位置を含まない第1の位置情報を作成して合成部52に出力する。合成部52は、位置情報作成部63から出力された第1の位置情報、及び画像データ生成部51から出力されたBモード画像データを合成して表示部7にリアルタイムに表示する(ステップS2)。
操作者は、診断に必要な腫瘍等の患部を探索するために、超音波プローブ1を例えば水平面に垂直に設定し、被検体Pの体表面に当てた状態で移動する。そして、表示部7に患部のデータを含むBモード画像データが表示されたときに、操作部8から患部のデータの位置を指定する関心領域の指定操作が行われると、関心領域データ生成部61は、画像データ生成部51から出力された患部のデータを含むBモード画像データの走査情報、位置データ、及び角度データに基づいて撮影領域データを生成し、生成した撮影領域データ及び位置データを位置情報作成部63に出力する。また、生成した撮影領域データに基づいて指定された関心領域の関心領域データを生成して関心領域データ記憶部62に保存する(ステップS3)。
位置情報作成部63は、関心領域の指定操作が行われた後に関心領域データ記憶部62から関心領域データを読み出す。次いで、読み出した関心領域データ、及び関心領域データ生成部61から出力された撮影領域データ及び位置データに基づいて、第1の位置情報を作成する。そして、作成した第1の位置情報を合成部52に出力する。合成部52は、位置情報作成部63から出力された第1の位置情報、及び画像データ生成部51から出力されたその第1の位置情報に対応するBモード画像データを合成して表示部7に表示する(ステップS4)。
更に、患部を探索するために被検体Pの体表面に当てた状態で超音波プローブ1を移動する操作が行われる。そして、表示部7に患部のデータを含むBモード画像データが表示されない場合(ステップS5のいいえ)、ステップS6に移行する。また、患部のデータを含むBモード画像データが表示された場合(ステップS5のはい)、ステップS3に戻る。
ステップS5の「いいえ」の後に、被検体Pから例えば患部A、患部B、及び患部Cが発見され、表示部7に患部Cのデータを含むBモード画像データと共に第1の位置情報が表示される。
図5は、表示部7に表示された患部Cのデータを含むBモード画像データ及び第1の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71には、被検体Pの患部Cである患部Cデータ73を含むBモード画像データ72、及びこのBモード画像データ72を生成したときの第1の位置情報53が表示されている。
第1の位置情報53には、図6に示すように、Bモード画像データ72を生成したときの超音波プローブ1が投影された水平面上の位置を表すプローブマーカ57、及びBモード画像データ72の撮影領域が投影された水平面上の位置を表す撮影領域マーカ58が表示されている。また、各患部A,B,Cの関心領域が投影された水平面上の位置を表す各関心領域マーカ54,55,56が表示されている。
なお、超音波プローブ1の中心軸を水平面に垂直に設定することにより、撮影領域が水平面に垂直に設定されるので、プローブマーカ57が撮影領域マーカ58に重畳して表示されている。また、プローブマーカ57と患部Cの関心領域マーカ56は図6の水平面では同じ位置にあるので、関心領域マーカ56がプローブマーカ57に重畳して表示されている。
ここで、操作部8から距離表示操作を行うことにより、位置情報作成部63は、水平面におけるプローブマーカ57と各関心領域マーカ54,55,56の間の矢印で示した各距離を求める。そして、求めたプローブマーカ57と患部Aの関心領域マーカ54の間の距離である「Ha」、プローブマーカ57と患部Bの関心領域マーカ55の間の距離である「Hb」、及びプローブマーカ57と関心領域マーカ56の間の距離である「Hc」が第1の位置情報53の各関心領域マーカ54,55,56の近傍に表示される。ここでは、「Hc」は0である。
なお、関心領域マーカ54,55,56は、図7に示すように、超音波プローブ1の先端部と各患部A,B,Cの間の各距離H1,H2、H3に応じて、例えば色分けして識別表示されている。
このように、Bモード画像データ72と共に、この画像データに対応する超音波プローブ1、前記画像データに対応する撮影領域、及び指定された関心領域の位置を水平面に投影した第1の位置情報を表示部7に表示することができる。また、超音波プローブ1の位置と各関心領域の位置の間の各距離を表示することができる。更に、各距離に応じて各関心領域の位置を夫々識別して表示することができる。これにより、指定したすべての関心領域と超音波プローブ1の位置関係を容易に把握することができる。
ここで、超音波プローブ1を水平面に垂直にした状態で、図5に示した位置から被検体Pの体表面上を矢印L1方向に移動し、表示部7の画面71の第1の位置情報53に表示された各関心領域マーカ54,55,56から離間した位置まで移動させると、表示部7には移動した位置におけるBモード画像データ及び第1の位置情報が表示される。
図8は、超音波プローブ1を移動した後に表示部7に表示されるBモード画像データ及び第1の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71aには、超音波プローブ1が移動した位置における患部A,B,Cのデータを含まないBモード画像データ72a及び第1の位置情報53aが表示される。
第1の位置情報53aには、移動した超音波プローブ1に対応するプローブマーカ57a、及びBモード画像データ72aの撮影領域に対応する撮影領域マーカ58aが表示される。また、関心領域マーカ54,55,56が表示される。更に、水平面におけるプローブマーカ57aと各関心領域マーカ54,55,56の間の矢印で示した距離である「Ha1」、「Hb1」、「Hc1」が、各関心領域マーカ54,55,56の近傍に表示される。
このように、第1の位置情報53を表示部7に表示させることにより、指定した関心領域の位置と超音波プローブ1の位置を把握することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域に容易に移動することができる。特に、超音波プローブ1を当てて移動する被検体Pの体表面が水平である場合に有効である。
また、図5の超音波プローブ1を水平面に垂直にした状態から傾斜させると、表示部7には傾斜した角度におけるBモード画像データ及び第1の位置情報が表示される。
図9は、超音波プローブ1を傾斜したときに表示部7に表示されるBモード画像データ及び第1の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71bには、超音波プローブ1を例えば矢印R1方向に傾斜した角度における患部Cのデータを含まないBモード画像データ72b、及びこのBモード画像データ72bに対応する第1の位置情報53bが表示される。
第1の位置情報53bには、R1方向に傾斜してもほぼ同じ位置を維持している超音波プローブ1に対応するプローブマーカ57、及びRI方向に傾斜した角度におけるBモード画像データ72bの撮影領域に対応する撮影領域マーカ58bが表示される。また、各関心領域マーカ54,55,56、「Ha」、「Hb」、「Hc」が表示される。
このように、第1の位置情報53を表示部7に表示させることにより、指定した関心領域の位置と超音波プローブ1の位置、及びこの位置における撮影領域の位置を把握することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域の方向に容易に傾斜させることができる。
更に、超音波プローブ1を水平面に垂直にした状態で、図5の画面71の第1の位置情報53に表示されたプローブマーカ57を中心に設定する操作を操作部8から行うと、表示部7にはBモード画像データ72及びプローブマーカ57が中心部に設定された第1の位置情報が表示される。
図10は、表示部7に表示されるBモード画像データ72及びプローブマーカ57が中心に設定された第1の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71cには、Bモード画像データ72、及びプローブマーカ57が中心に設定された第1の位置情報53cが表示される。
第1の位置情報53cには、中心部にプローブマーカ57が矢印L2方向に例えば距離Hを移動したプローブマーカ57cが表示される。また、第1の位置情報53の撮影領域マーカ58がL2方向に距離Hを移動した撮影領域マーカ58c、及び各関心領域マーカ54,55,56がL2方向に距離Hを移動した各関心領域マーカ54c,55c,56cが表示される。更に、各関心領域マーカ54c,55c,56cの近傍に「Ha」、「Hb」、「Hc」が表示される。
以上のようにして、表示部7の画面71に表示された第1の位置情報53を参照して、超音波プローブ1を指定した各関心領域に移動することにより、Bモード画像データに含まれる各患部A,B,Cのデータを表示部7に表示させて詳細に観察が行われる。そして、被検体Pの検査を終えて操作部8から検査終了操作が行われると、システム制御部9は、送受信部2、位置検出部3、データ生成部4、画像データ処理部5、及び表示用位置情報作成部6の各ユニットの動作を停止させる。そして、超音波診断装置10による被検体Pの検査が終了する(図4のステップS6)。
次に、図5乃至図15を参照して、位置情報表示モードが垂直面モード、第1の三面モード、及び第2の三面モードである場合の第2乃至第4の位置情報の例を説明する。
まず、第2の位置情報について説明する。表示部7の例えば図9に示した画面71bにBモード画像データ72b及び第1の位置情報53bが表示されているときに、操作部8から位置情報表示モードを垂直面モードに設定する操作を行うと、表示部7にBモード画像データ72b及び第2の位置情報が表示される。
図11は、表示部7に表示されるBモード画像データ72b及び第2の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71dは、Bモード画像データ72b及びこのBモード画像データ72bを生成したときの第2の位置情報59が表示される。
第2の位置情報59には、Bモード画像データ72bを生成したときの超音波プローブ1が投影された第1の平面上の位置を表すプローブマーカ57dが表示される。また、各患部A,B,Cの関心領域が投影された第1の平面上の位置を表す各関心領域マーカ54d,55d,56dが表示される。更に、各関心領域マーカ54d,55d,56dの近傍に、プローブマーカ57dと関心領域マーカ54dの間の距離である「Ha2」、プローブマーカ57dと関心領域マーカ55dの間の距離である「Hb2」、及びプローブマーカ57dと関心領域マーカ56dの間の距離である「Hc2」が表示される。そして、関心領域マーカ54d,55d,56dは、超音波プローブ1の先端部と各患部A,B,Cの関心領域の間の各距離H1,H2,H3に応じて識別表示される。
このように、第2の位置情報59を表示部7に表示させることにより、指定した関心領域の位置と超音波プローブ1の位置を把握することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域に容易に移動することができる。特に、超音波プローブ1を当てて移動する被検体Pの体表面が水平以外である場合に有効である。
次に、第3の位置情報について説明する。表示部7の例えば図9に示した画面71bにBモード画像データ72b及び第1の位置情報53bが表示されているときに、操作部8から位置情報表示モードを第1の三面モードに設定する操作を行うと、表示部7にBモード画像データ72b及び第3の位置情報が表示される。
図12は、表示部7に表示されるBモード画像データ72b及び第3の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71eは、Bモード画像データ72b及びこのBモード画像データ72bを生成したときの第3の位置情報60が表示される。第3の位置情報60は、水平面位置情報74、第2の平面位置情報75、及び第3の平面位置情報76により構成される。
水平面位置情報74には、図13に示すように、第1の位置情報53bから撮影領域マーカ58bを除いたプローブマーカ57、各関心領域マーカ54,55,56、「Ha」、「Hb」、「Hc」が表示される。
第2の平面位置情報75には、Bモード画像データ72bを生成したときの超音波プローブ1が投影された第2の平面上の位置を表すプローブマーカ57eが表示される。また、各患部A,B,Cの関心領域が投影された第2の平面上の位置を表す各関心領域マーカ54e,55e,56eが表示される。更に、各関心領域マーカ54e,55e,56eの近傍に、プローブマーカ57eと各関心領域マーカ54e,55e,56eの間の矢印で示した各距離である「Ha3」、「Hb3」、「Hc3」が表示される。
第3の平面位置情報76には、Bモード画像データ72bを生成したときの超音波プローブ1が投影された第3の平面上の位置を表すプローブマーカ57fが表示される。また、各患部A,B,Cの関心領域が投影された第3の平面上の位置を表す各関心領域マーカ54f,55f,56fが表示される。更に、各関心領域マーカ54f,55f,56fの近傍に、プローブマーカ57fと各関心領域マーカ54f,55f,56fの間の矢印で示した各距離である「Ha4」、「Hb4」、「Hc4」が、表示される。
そして、水平面位置情報74及び第2及び第3の平面位置情報75,76の関心領域マーカ54,54e,54f、関心領域マーカ55,55e,55f、及び関心領域マーカ56,56e,56fは、超音波プローブ1の先端部と各患部A,B,Cの関心領域の間の各距離H1,H2,H3に応じて夫々識別表示される。
次に、第4の位置情報について説明する。表示部7の例えば図11に示した画面71dにBモード画像データ72b及び第2の位置情報59が表示されているときに、操作部8から位置情報表示モードを第2の三面モードに設定する操作を行うと、表示部7にBモード画像データ72b及び第4の位置情報が表示される。
図14は、表示部7に表示されるBモード画像データ72b及び第4の位置情報の画面の一例を示した図である。この画面71fは、Bモード画像データ72b及びこのBモード画像データ72bを生成した位置における第4の位置情報60aが表示される。第4の位置情報60aは、第2の位置情報59、第4の平面位置情報75a、及び第5の平面位置情報76aにより構成される。
第4の平面位置情報75aには、Bモード画像データ72bを生成したときの超音波プローブ1が投影された第4の平面上の位置を表すプローブマーカ57gが表示される。また、各患部A,B,Cの関心領域が投影された第4の平面上の位置を表す各関心領域マーカ54g,55g,56gが表示される。更に、各関心領域マーカ54g,55g,56gの近傍に、プローブマーカ57gと各関心領域マーカ54g,55g,56gの間の矢印で示した各距離である「Ha5」、「Hb5」、「Hc5」が表示される。
第5の平面位置情報76aには、Bモード画像データ72bを生成したときの超音波プローブ1が投影された第5の平面上の位置を表すプローブマーカ57hが表示される。また、各患部A,B,Cの関心領域が投影された第5の平面上の位置を表す各関心領域マーカ54h,55h,56hが表示される。更に、各関心領域マーカ54h,55h,56hの近傍に、プローブマーカ57hと各関心領域マーカ54h,55h,56hの間の矢印で示した各距離である「Ha6」、「Hb6」、「Hc6」が表示される。
そして、第2の位置情報59及び第4及び第5の平面位置情報75a,76aの関心領域マーカ54d,54g,54h、関心領域マーカ55d,55g,55h、及び関心領域マーカ56d,56g,56hは、超音波プローブ1の先端部と各患部A,B,Cの関心領域の間の各距離H1,H2,H3に応じて夫々識別表示される。
このように、各第3及び第4の位置情報60,60aを表示させることにより、指定した関心領域及び超音波プローブ1の位置を互いに直交する三方向から表示することができる。また、超音波プローブ1と各関心領域の間の距離を表示することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域に容易に移動することができる。
なお、上記実施例に限定されるものではなく、表示部7にドプラモード画像データや三次元画像データと共に各第1乃至第4の位置情報を表示させて実施するようにしてもよい。
以上述べた本発明の実施例によれば、表示部7に表示された画像データの関心領域を操作部8から指定することにより、画像データと共に、この画像データに対応する超音波プローブ1、前記画像データに対応する撮影領域、及び指定された関心領域の位置を水平面上に投影した第1の位置情報を表示部7に表示することができる。また、投影された超音波プローブ1の位置と各関心領域の間の距離を表示すると共に、超音波プローブ1と各関心領域の間の距離に応じて各関心領域の位置を夫々識別して表示することができる。
これにより、指定した関心領域、超音波プローブ1、及び撮影領域の位置を容易に把握することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域への移動や傾斜を容易に行うことができる。
また、画像データと共に、この画像データに対応する超音波プローブ1及び指定された関心領域の位置を第1の平面上に投影した第2の位置情報を表示部7に表示することができる。また、投影された超音波プローブ1の位置と各関心領域の間の距離を表示すると共に、超音波プローブ1と各関心領域の間の距離に応じて関心領域の位置を夫々識別して表示することができる。
これにより、指定したすべての関心領域及び超音波プローブ1の位置を容易に把握することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域への移動を容易に行うことができる。
更に、画像データと共に、この画像データに対応する超音波プローブ1及び指定された関心領域の位置を、水平面上、第2の平面上、及び第3の平面上に投影した第3の位置情報を表示部7に表示することができる。また、各平面に投影された超音波プローブ1の位置と各関心領域の間の距離を表示すると共に、超音波プローブ1と各関心領域の間の距離に応じて関心領域の位置を夫々識別して表示することができる。
更にまた、画像データと共に、この画像データに対応する超音波プローブ1及び指定された関心領域の位置を、第1の平面上、第4の平面上、及び第5の平面上に投影した第4の位置情報を表示部7に表示することができる。また、各平面上に投影された超音波プローブ1の位置と各関心領域の間の距離を表示すると共に、超音波プローブ1と各関心領域の間の距離に応じて関心領域の位置を夫々識別して表示することができる。
これにより、指定した関心領域及び超音波プローブ1の位置を容易に把握することができるので、超音波プローブ1を所望の関心領域への移動を容易に行うことができる。
以上により、超音波の画像診断及び治療を迅速に行うことができる。
本発明に係る超音波診断装置の実施例の構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係るトランスミッタを床に配置したときに、床上方の空間に分布する磁場の鉛直断面を示す図。 本発明の実施例に係るデータ記憶部に保存されたBモードデータの構成の例を示す図。 本発明の実施例に係る被検体の検査における超音波診断装置の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る表示部に表示される患部のデータを含むBモード画像データ及び第1の位置情報の画面の一例を示す図。 本発明の実施例に係る患部の関心領域及び超音波プローブの位置が投影される水平面を示す図。 本発明の実施例に係る超音波プローブの先端部と各患部の関心領域の間の各距離を示す図。 本発明の実施例に係る超音波プローブを水平面に垂直にした状態で、被検体の体表面上を水平移動させたときに、表示部に表示されるBモード画像データ及び第1の位置情報の画面の一例を示す図。 本発明の実施例に係る超音波プローブを水平面に垂直にした状態から傾斜させたときに、表示部に表示されるBモード画像データ及び第1の位置情報の画面の一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示されるBモード画像データ及びプローブマーカが中心に設定された第1の位置情報の画面の一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示されるBモード画像データ及び第2の位置情報の画面の一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示されるBモード画像データ及び第3の位置情報の画面の一例を示す図。 図12の画面に表示される第3の位置情報の詳細を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示されるBモード画像データ及び第4の位置情報の画面の一例を示す図。 図14の画面に表示される第4の位置情報の詳細を示す図。
符号の説明
P 被検体
1 超音波プローブ
2 送受信部
3 位置検出部
4 データ生成部
5 画像データ処理部
6 表示用位置情報作成部
7 表示部
8 操作部
9 システム制御部
10 超音波診断装置
31 トランスミッタ
32 レシーバ
33 位置信号処理部
41 Bモードデータ生成部
42 ドプラモードデータ生成部
43 データ記憶部
51 画像データ生成部
52 合成部
61 関心領域データ生成部
62 関心領域データ記憶部
63 位置情報作成部

Claims (8)

  1. 被検体に対して超音波の送受波を行う超音波プローブと、
    前記超音波プローブを駆動して前記被検体に超音波走査を行う送受信手段と、
    前記送受信手段からの受信信号に基づき画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データの関心領域を指定する指定手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データに対応する前記超音波プローブの位置及び角度を検出して位置データ及び角度データを生成する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により生成された位置データ及び角度データに基づいて、前記指定手段により指定された関心領域の関心領域データを生成する関心領域データ生成手段と、
    前記位置データ生成手段により生成された位置データ及び角度データ、及び前記関心領域データ生成手段により生成された関心領域データに基づいて、前記超音波プローブ及び前記指定手段により指定された関心領域の位置情報を作成する位置情報作成手段と、
    前記位置情報作成手段により作成された位置情報を表示する表示手段とを
    備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記位置情報作成手段は、前記指定手段により指定された関心領域、前記超音波プローブ、及びこの超音波プローブの位置から撮影された撮影領域の位置を水平面上に投影した第1の位置情報を作成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記位置情報作成手段は、前記指定手段により指定された関心領域及び前記超音波プローブの位置を、この超音波プローブの中心軸に対して垂直である第1の平面上に投影した第2の位置情報を作成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記位置情報作成手段は、前記指定手段により指定された関心領域及び前記超音波プローブの位置を、水平面上、この水平面に垂直である第2の平面上、及び前記水平面及び前記第2の平面に対して垂直である第3の平面上に投影した第3の位置情報を作成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 前記位置情報作成手段は、前記指定手段により指定された関心領域及び前記超音波プローブの位置を、この超音波プローブの中心軸に対して垂直である第1の平面上、この第1の平面に対して垂直である第4の平面上、及び前記第1及び第4の平面に対して垂直である第5の平面上に投影した第4の位置情報を作成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  6. 前記表示手段に、投影された前記超音波プローブの位置と前記関心領域の位置の間の距離を表示するようにしたことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の超音波診断装置。
  7. 前記表示手段に、前記超音波プローブの位置と前記指定手段により指定された複数の関心領域の間の距離に応じて、前記関心領域の位置を夫々識別して表示するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  8. 前記表示手段に、前記位置情報作成手段により作成された位置情報と共に前記画像データ生成手段により生成された画像データを表示するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
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