JP2010087361A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Kanekazu Mizuno
謙和 水野
Masayuki Asai
優幸 浅井
Masahiro Yonebayashi
雅広 米林
Kazuyuki Okuda
和幸 奥田
Hideki Hotta
英樹 堀田
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Abstract

【課題】LTP処理後においてもパーティクルの発生を抑制する。
【解決手段】半導体装置の製造方法では、ウエハ200を処理室201に搬入する工程と、処理室201に対して、ガス供給部249からDCSガスを、ガス供給部238からNHガスを交互に供給し、ウエハ200にSiN膜を形成する工程と、成膜済みのウエハ200を処理室201から搬出する工程と、を繰り返し実行し、複数回にわたりウエハ200に順次SiN膜を形成する。成膜済みのウエハ200を処理室201から搬出してその次に成膜しようとするウエハ200を処理室201に搬入する間で、処理室201の温度を変動させる工程と、処理室201に対して、ガス供給部249からNFガスを、ガス供給部237からNガスを供給するとともに、ガス供給部237でNガスをプラズマ励起させる工程と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に基板に対し2種類の反応性ガスを交互に供給して成膜を行う技術に関する。
この種の技術の一例として、基板に対しDCSガスとNHガスとを交互に供給してSiN膜を形成することが知られている(特許文献1参照)。特に、多数の基板に対し順次SiN膜を形成する場合には、基板を処理室に搬入して処理室内にDCSガス,NHガスを交互に供給し、その後SiN膜が形成された成膜済みの基板を処理室から搬出してその次に成膜しようとする基板を処理室に搬入し、このサイクルを繰り返している。
この場合、処理室を構成する反応管にも不要なSiN膜が付着するが、その膜が一定の膜厚に達すると膜応力に起因して反応管の壁面から剥離し、パーティクルが発生する。そのため、反応管に付着した不要なSiN膜を除去(エッチング)すべく、成膜済みの基板を処理室から搬出しその次に成膜しようとする新たな基板を処理室に搬入する間に、NFガスを処理室に供給し(流通させ)、処理室内をクリーニングすることがある。
従来のクリーニング時においては、NFガスを流通させる際に熱エネルギーを用いて当該ガスを活性化し、反応管内の全域にわたって不要なSiN膜をエッチングしている。しかしながら、この手法ではクリーニング時間として長時間(8時間程度)を要し、成膜装置の稼働率を低下させる要因となっていた。
そこでクリーニング時期を延命するために、LTP(Low Temperature Purge)処理により、膜応力を緩和させることでパーティクルの発生を低減する手法が用いられている。LTP処理とは、成膜済みの基板を処理室から搬出してその次に成膜しようとする基板を処理室に搬入する間に、図7に示す通り、処理室の温度を、意図的に昇温して急激に降温し、再度もとの温度に戻す処理である。その結果、図8に示す通り、処理室201を構成する反応管203とエッチングしようとする膜との熱膨張係数が互いに異なるため、膜ストレスにより膜クラックが発生して膜応力が緩和され、次回の成膜において低パーティクルが実現する。
ここで、LTP処理を実行しなかった場合とした場合とで、SiN膜がどの程度累積するとパーティクルが発生するかを概略的に説明する。
例えば、図9左側の装置構成における例で簡単に説明すると、当該装置では、反応管203の内部に2つのガス供給部237,249が設けられており、その間に排気管231が設けられている。一方のガス供給部237は壁238により区画されバッファ室となっており、バッファ室237中に2つの電極269,270が設けられている。電極269,270間には高周波電源273が設けられている。
成膜処理では、ガス供給部249からDCSガスを、バッファ室237からNHガスを、交互に処理室201に供給しながら、排気管231からガスを排気する。NHガスを供給する場合、高周波電源237から電極269,270間に電圧(300W)を印加し、NHガスをプラズマ励起させる。以上のような処理により、ウエハ200に対しSiN膜を形成することができる(これに伴い、反応管203の内壁やバッファ室237の壁238の外壁にもSiN膜が付着する。)。
そして、成膜済みのウエハ200を次の新たなウエハ200に入れ替える際にLTP処理を実行する。詳しくは、成膜処理前後の処理室の温度を300℃で保持するものとし、その間成膜処理後の処理室の温度を、300℃で保持せずに意図的に800℃まで昇温し、その後急激に200℃まで降温し、再度300℃に戻す。なお、この間、処理室内の圧力は真空引きにより約10Torr以下の減圧状態を保持する。
以上の装置構成,LTP処理条件において、LTP処理を実行しなかった場合は、図10上側に示す通り、SiN膜の累積膜厚が10000Åに達したときに、パーティクルの発生が顕著になっている。パーティクルの発生量はトップのウエハ200,センターのウエハ200,ボトムのウエハ200の順で大きくなっている(ウエハ200はボートに対し上下方向に沿って多数搭載されており、トップ,センター,ボトムはそのボートにおけるウエハ200の配置位置である。)。
これに対し、LTP処理を実行した場合は、図10下側に示す通り、SiN膜の累積膜厚が20000Å超えた時点でパーティクルの発生が認められ、その発生量もLTP処理を実行しなかった場合に比べ少ない。以上から、LTP処理の実行は、パーティクル発生を抑制するのに有用であることがわかる。
特開2005−285922号公報
しかしながら、NFガスを用いたクリーニング処理に代えてLTP処理を実行しても、SiN膜の累積膜厚が一定膜厚(図10では20000Å程度)を超えると、パーティクルは発生し始める。仮に、累積膜厚が20000ÅのSiN膜を、NFガスを用いたクリーニング処理でエッチングしようとしても、16時間程度の長時間を要し、クリーニング時間の短縮にはならない。
そこで、本発明者らはこの問題について検討したところ、LTP処理後においては、パーティクルは処理室201の全域にわたり発生するのではなく、処理室201中の特定箇所で発生するということを見出した。すなわち、図9左側の装置構成において、具体的にパーティクルがどの部位で発生するのかを特定すると、図9右側に示す通り、パーティクルは反応管203中のバッファ室237の付近で発生しており、NHガスをプラズマ励起させるバッファ室237がパーティクル発生要因となっていると推測した。
したがって、本発明の主な目的は、LTP処理後においても長時間のクリーニングを施すことなくパーティクルの発生を抑制することができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明によれば、
基板を処理室に搬入する工程と、
処理室に対して、第1のガス供給部からDCSガスを、第2のガス供給部からNHガスを交互に供給し、基板にSiN膜を形成する工程と、
成膜済みの基板を処理室から搬出する工程と、
を繰り返し、複数の基板に対し順次SiN膜を形成する半導体装置の製造方法において、
成膜済みの基板を処理室から搬出してその次に成膜しようとする基板を処理室に搬入する間で、
処理室の温度を変動させる工程と、
処理室に対して、前記第1のガス供給部からNFガスを、前記第2のガス供給部からNガスを供給するとともに、前記第2のガス供給部でNガスをプラズマ励起させる工程と、
を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、処理室の温度を変動させパーティクルの発生を低減するのに加え、NFガスとプラズマ励起させたNガスとを処理室に供給し混合するから、NFガスを励起させることができ、第2のガス供給部やその近傍に付着したSiN膜を局所的にエッチングすることができる。そのため、LTP処理後においてもパーティクルの発生を抑制することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例について説明する。
図1に示す通り、本実施例にかかる基板処理装置はコントローラ280を備えており、コントローラ280により基板処理装置及び処理炉を構成する各部の動作等が制御される。
基板処理装置は処理炉202を有しており、処理炉202はヒータ207を有している。ヒータ207の内側には、ウエハ200を処理するための反応管203が設けられている。ウエハ200は基板の一例である。反応管203の下端開口はOリング220を介してシールキャップ219により気密に閉塞されている。基板処理装置では、少なくとも、反応管203及びシールキャップ219により処理室201が形成されている。
シールキャップ219にはボート支持台218を介してボート217が立設されている。ボート217はウエハ200の保持部材であり、ボート支持台218はボート217を保持する保持体である。ボート217は上下方向に移動可能となっており、ウエハ200への処理中は処理室201に挿入される。ボート217にはバッチ処理される複数のウエハ200が積載されている。ウエハ200はボート217において水平姿勢で上下方向に多段に積載される。ヒータ207は処理室201に挿入されたウエハ200を所定の温度に加熱する。
処理室201には2本のガス供給管232a,232bが接続されている。ガス供給管232aには流量制御装置であるマスフローコントローラ241aとバルブ243aとが設けられている。ガス供給管232aにガスが流入すると、そのガスは反応管203内に形成されたバッファ室237(後述参照)を介して処理室201に供給される。ガス供給管232bには流量制御装置であるマスフローコントローラ241b、バルブ243b、ガス溜め247及びバルブ243cが設けられている。ガス供給管232bにガスが流入すると、そのガスは反応管203内に形成されたガス供給部249(後述参照)を介して処理室201に供給される。
さらに処理室201にはガスを排気するガス排気管231が接続されている。ガス排気管231にはバルブ243dを介して排気装置である真空ポンプ246に接続されており、処理室201は真空ポンプ246により真空排気されるようになっている。バルブ243dは処理室201の真空排気とその停止ができる開閉弁である。バルブ243dは弁開度が調節可能であり、処理室201の圧力を調整可能とする。
図1,図2に示す通り、処理室201を構成している反応管203の内壁とウエハ200との間における円弧状の空間には、バッファ室237が設けられている。バッファ室237は反応管203の一部の内壁と石英製の壁238とによって区画された反応管203内の部位であって、上下方向(ウエハ200の積載方向)に沿って形成されたガス分散部位である。バッファ室237を構成する壁238にはガスを供給するためのガス供給孔248aが設けられている。ガス供給孔248aは反応管203の中心へ向けて開口している。ガス供給孔248aは複数形成されている。各ガス供給孔248aはそれぞれ同一の開口面積を有し、上下方向に沿って同じ開口ピッチ(間隔)で設けられている。
バッファ室237にはノズル233が配設されている。ノズル233はバッファ室237においてガス供給孔248aが設けられた端部と反対側の端部に配置されている。ノズル233はバッファ室237中を上下方向(ウエハ200の積載方向)に沿って延在している。ノズル233にはガスを供給するための複数のガス供給孔248bが設けられている。本実施例では、少なくとも壁238,ノズル233によりガス供給部が構成されており、実質的にバッファ室237が当該ガス供給部に相当している。
各ガス供給孔248bの開口面積は、バッファ室237と処理室201の差圧が小さい場合には、ガスの上流側から下流側まで同一の開口面積で同一の開口ピッチとすると良いが、差圧が大きい場合には上流側から下流側に向かって開口面積を大きくするか、開口ピッチを小さくすると良い。
本実施例においては、ガス供給孔248bの開口面積を上流側から下流側にかけて徐々に大きくしている。このように構成することで、各ガス供給孔248bよりガスの流速の差はあるが、流量がほぼ同量であるガスを、バッファ室237に噴出させている。バッファ室237内において、各ガス供給孔248bより噴出したガスは、粒子速度差が緩和された後、ガス供給孔248aから処理室201に噴出される。よって、各ガス供給孔248bより噴出したガスは、各ガス供給孔248aより噴出される際には、均一な流量と流速とを有する。
さらに、バッファ室237には、細長い構造を有する棒状電極269,270が配設されている。棒状電極269,270は電極保護管275に保護されている。電極保護管275は上下方向にわたり棒状電極269,270を被覆している。棒状電極269,270のいずれか一方は整合器272を介して高周波電源273に接続され、他方は基準電位であるアースに接続されている。その結果、棒状電極269,270間のプラズマ生成領域224にプラズマが生成される。
電極保護管275は、棒状電極269,270のそれぞれをバッファ室237の雰囲気と隔離した状態でバッファ室237に挿入できる構造を有している。ここで、電極保護管275の内部が外気(大気)と同一雰囲気であると、電極保護管275にそれぞれ挿入された棒状電極269,270はヒータ207の加熱で酸化されてしまう。そこで、電極保護管275の内部は窒素などの不活性ガスを充填あるいはパージして酸素濃度を充分低く抑え、棒状電極269,270の酸化を防止するための不活性ガスパージ機構(図示略)が設けられる。
処理室201を構成している反応管203の内壁とウエハ200との間における円弧状の空間には、ガス供給部249が設けられている。ガス供給部249は、石英製の壁250により区画された反応管中の部位であって、ALD法による成膜において、ウエハ200へ複数種類のガスを1種類ずつ交互に供給する際に、バッファ室237とガス供給種を分担する供給部である。
ガス供給部249には上下方向に延在するノズル234が設けられており、ノズル234の下部にはガス供給管232bが接続されている。ノズル234にはガス供給孔248dが形成されている。ガス供給部249の壁250もバッファ室237の壁238と同様に、ウエハ200と隣接する位置に同一ピッチでガスを供給するためのガス供給孔248cを有している。
ガス供給孔248cの開口面積はガス供給部249内と処理室201内の差圧が小さい場合には、ガスの上流側から下流側まで同一の開口面積で同一の開口ピッチとすると良いが、差圧が大きい場合には上流側から下流側に向かって開口面積を大きくするか開口ピッチを小さくすると良い。本実施の形態においては、ガス供給孔248cの開口面積を上流側から下流側にかけて徐々に大きくしている。
図1に示す通り、反応管203内の中央部には複数枚のウエハ200を多段に同一間隔で載置するボート217が設けられている。ボート217はボートエレベータ機構(図示略)により反応管203に出入りできるようになっている。さらにボート217には処理の均一性を向上するために回転装置であるボート回転機構267が設けられている。ボート回転機構267が回転することにより、ボート保持台218に保持されたボート217を回転させるようになっている。
制御手段であるコントローラ280は、マスフローコントローラ241a,241b、バルブ243a,243b,243c,243d、ヒータ207、真空ポンプ246、ボート回転機構267、図中省略のボートエレベータ機構、高周波電源273、整合器272等に接続されている。コントローラ280により、マスフローコントローラ241a,241bの流量調整、バルブ243a,243b,243cの開閉動作、バルブ243dの開閉及び圧力調整動作、ヒータ207の温度調節、真空ポンプ246の起動・停止、ボート回転機構267の回転速度調節、ボートエレベータ機構の昇降動作制御、高周波電源273の電力供給制御、整合器272によるインピーダンス制御等が行われる。
次に、ALD法による成膜例について、半導体デバイスの製造工程の一つである、DCS及びNHガスを用いてSiN膜を成膜する例で説明する。
CVD(Chemical Vapor Deposition)法の中の1つであるALD(Atomic Layer Deposition)法は、ある成膜条件(温度、時間等)の下で、成膜に用いる2種類(またはそれ以上)の原料となる処理ガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子層単位で吸着させ、表面反応を利用して成膜を行う手法である。
利用する化学反応は、例えばSiN(窒化珪素)膜形成の場合、ALD法ではDCS(SiHCl、ジクロルシラン)とNH(アンモニア)とを用いて300〜600℃の低温で高品質の成膜が可能である。また、ガス供給は、複数種類の処理ガス(反応性ガス)を1種類ずつ交互に供給する。そして、膜厚制御は、反応性ガス供給のサイクル数で制御する(例えば、成膜速度が1Å/サイクルとすると、20Åの膜を形成する場合、処理を20サイクル行う。)。
まず、成膜しようとするウエハ200を、一定温度(例えば300℃)に保持されたボート217に装填して処理室201に搬入する。搬入後、真空ポンプ246やバルブ243dを制御して処理室201内を真空引きしながら、ヒータ207を制御して処理室201を一定温度(例えば550℃程度)まで昇温する。
その後、次の4つのステップから構成される処理を順次実行し、ウエハ200に対しSiN膜を形成する。
[ステップ1]
ステップ1では、プラズマ励起の必要なNHガスと、プラズマ励起の必要のないDCSガスとを並行して流す。
まず、ガス供給管232aに設けたバルブ243a、及びガス排気管231に設けたバルブ243dを共に開けて、ガス供給管232aからマスフローコントローラ243aにより流量調整されたNHガスを、ノズル233のガス供給孔248bからバッファ室237へ噴出する。同時に、棒状電極269,270間に高周波電源273から整合器272を介して高周波電力(例えば300W)を印加して、NHガスをプラズマ励起させ、活性種として処理室201に供給しつつガス排気管231から排気する。
NHガスをプラズマ励起することにより活性種として流すときは、バルブ243dを適正に調整して処理室201内圧力を10〜100Pa範囲の最適な値に維持する。マスフローコントローラ241aで制御するNHの供給流量は1〜10slmの範囲の最適な値で供給される。NHをプラズマ励起することにより得られた活性種にウエハ200を晒す時間は2〜120秒間であり、好ましくは20秒である。
このときのヒータ207温度はウエハが300〜600℃の範囲であって、例えば550℃になるよう設定してある。NHガスは反応温度が高いため、上記ウエハ温度では反応しないので、プラズマ励起することにより活性種としてから流すようにしており、このためウエハ温度は設定した低い温度範囲のままで行える。
このNHガスをプラズマ励起することにより活性種として供給しているとき、ガス供給管232bの上流側のバルブ243bを開け、下流側のバルブ243cを閉めて、DCSガスも流すようにする。これにより、バルブ243b,243c間に設けたガス溜め247にDCSガスを溜める。このとき、処理室201内に流しているガスはNHガスをプラズマ励起することにより得られた活性種であり、DCSガスは存在しない。したがって、NHガスは気相反応を起こすことはなく、プラズマにより励起され活性種となったNHガスはウエハ200上の下地膜などの表面部分と表面反応(化学吸着)する。
[ステップ2]
ステップ2では、NHガスの供給・プラズマ励起を停止し、Nガスをガス供給管232aから処理室201に供給する。他方、ガス供給管232bでは、引続きガス溜め247へDCSガスの供給を継続する。ガス溜め247に所定圧、所定量のDCSガスが溜まったら、上流側のバルブ243bも閉めて、ガス溜め247にDCSガスを閉じ込めておく。また、ガス排気管231のバルブ243dは開いたままにし、真空ポンプ246により、処理室201を20Pa以下に排気し、処理室201に残留しているNHガスをNガスにより処理室201から排除(パージ)する。Nガスの処理室201への供給時間は好ましくは3秒間である。
ガス溜め247内には、圧力が20000Pa以上になるようにDCSガスを溜める。また、ガス溜め247と処理室201との間のコンダクタンスが1.5×10−3/s以上になるように装置を構成する。また、反応管203の容積とこれに対する必要なガス溜め247の容積との比として考えると、反応管203容積100l(リットル)の場合においては、100〜300ccであることが好ましく、容積比としてはガス溜め247は反応室容積の1/1000〜3/1000倍とすることが好ましい。
[ステップ3]
ステップ3では、ガス供給管232aのバルブ243aを閉めてNガスの供給を停止するとともに、ガス排気管231のバルブ243dを閉じて排気を止める。その後、ガス供給管232bの下流側のバルブ243cを開く。これによりガス溜め247に溜められたDCSガスが処理室201に一気に供給される。このとき、ガス排気管231のバルブ243dが閉じられているので、処理室201内の圧力は急激に上昇して約931Pa(7Torr)まで昇圧される。
DCSガスを供給するための時間は2〜4秒(好ましくは2秒)と設定し、その後上昇した圧力雰囲気中に晒す時間を2〜4秒と設定し、合計6秒とする。このときのウエハ温度はNHガスの供給時と同じく、300〜600℃の範囲内の所望の温度(例えば550℃)で維持される。DCSガスの供給により、ウエハ200の表面に化学吸着したNHとDCSとが表面反応(化学吸着)して、ウエハ200上にSiN膜が成膜される。
[ステップ4]
ステップ4では、ガス供給管232bのバルブ243cを閉じ、ガス排気管231のバルブ243dを開けて処理室201を真空排気する。同時に、ガス供給管232aのバルブ243aを開けて、Nガスをガス供給管232aから処理室201に供給し、処理室201に残留しているDCSガスであって成膜に寄与した後のDCSガスを排除(パージ)する。Nガスの供給時間は好ましくは9秒である。また、ガス供給管232bのバルブ243bを開いてガス溜め247へのDCSガスの供給を再度開始する。
上記ステップ1〜4を1サイクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことによりウエハ200上に所定膜厚のSiN膜を形成する。以下では、ステップ1〜4の複数サイクルの処理によるSiN膜の成膜を単に「成膜処理」という。
ALD装置では、ガスはウエハ200の表面部分に化学吸着する。このガスの吸着量は、ガスの圧力、及びガスの暴露時間に比例する。よって、希望する一定量のガスを、短時間で吸着させるためには、ガスの圧力を短時間で大きくする必要がある。この点で、本実施の形態では、第4のバルブ243dを閉めたうえで、ガス溜め247内に溜めたDCSを瞬間的に供給しているので、処理室201内のDCSの圧力を急激に上げることができ、希望する一定量のガスを瞬間的に吸着させることができる。
また、本実施の形態では、ガス溜め247にDCSを溜めている間に、ALD法で必要なステップであるNHガスをプラズマ励起することにより活性種として供給、及び処理室201の排気をしているので、DCSを溜めるための特別なステップを必要としない。また、処理室201内を排気してNHガスを除去してからDCSガスを流すので、両者はウエハ200に向かう途中で反応しない。供給されたDCSガスは、ウエハ200に吸着しているNHとのみ有効に反応させることができる。
成膜処理後は、処理室201の温度を、ウエハ200の処理室201への搬入前のもとの一定温度(例えば300℃)まで降温してウエハ200を冷却し、ウエハ200を装填したボート217を処理室201から搬出する。ボート217の搬出後においては、ボート217のウエハ200を入れ替え(成膜済みのウエハ200をその次に成膜しようとするウエハ200に入れ替え)、新たなウエハ200を再度処理室201に搬入し、上記と同様の処理を繰り返す。
本実施例では、ウエハ200の入替え中に、すなわち成膜済みのウエハ200を処理室201から搬出してその次に成膜しようとするウエハ200を処理室201に再度搬入するまでの間に、下記の「LTP(Low Temperature Purge)処理」と「クリーニング処理」とを順次実行する。LTP処理,クリーニング処理は基本的にはウエハ200の入替えごと(ウエハ200の1回の搬出・搬入ごと)に実行するが、複数回にわたるウエハ200の入替え後に実行してもよい。
[LTP処理]
LTP処理では、処理室201の保持温度より高い温度まで意図的に昇温し、その後に急激に降温し、再度もとの処理室201の保持温度に戻す(図7参照)。例えば、処理室201の保持温度を300℃とした場合、はじめに800℃まで昇温し、その後に急激に200℃まで降温し、再度300℃まで戻す。この間、処理室201を真空引きしておき、処理室201内の圧力を例えば約10Torr以下の減圧状態に保持する。
LTP処理を実行して処理室201の内部に急激な温度変化を生じさせると、反応管203(石英)と成膜処理により反応管203の内壁に付着したSiN膜とで熱膨張係数が異なるため、膜ストレスによりSiN膜にクラックが発生し、SiN膜が反応管203の内壁から剥離して排除される(図8参照)。そのため、次の成膜処理においては、SiN膜の膜剥がれによるパーティクルの発生が抑制される。
[クリーニング処理]
LTP処理後はクリーニング処理を実行する。
ここでは、はじめにパーティクル発生(パーティクル発生とプラズマ励起,プラズマ励起方式との関係)について説明し、その後それを踏まえた具体的なクリーニング処理について説明する。
(1)パーティクル発生とプラズマ励起との関係
プラズマ励起がパーティクル発生に起因するか否かを特定するため、NHガスのプラズマ励起の有無,プラズマ励起パワーの比較をおこなった。図3に示す通り、プラズマ励起させた場合(左側)とさせない場合(右側)とを比較すると、プラズマ励起させた場合にはパーティクルの発生が顕著である。また、プラズマ励起パワー(高周波電源273から棒状電極269,270に供給する電力)が300Wの場合(図3中左側)と100Wの場合(図3中中央)とを比較すると、プラズマ励起パワーが大きいほうがパーティクルの発生量が多く、プラズマ励起パワーが小さいとパーティクルの発生量が少ない。ただ、プラズマ励起パワーを低下させると、SiN膜の膜質が優れず、プラズマ励起パワーを低下させるのは好ましくない。以上から、パーティクルの発生はプラズマ励起の有無,プラズマ励起パワーと因果関係があると考えられる。
(2)パーティクル発生とプラズマ励起方式との関係
図4に示す通り、本実施例で採用しているソフトプラズマ方式(同図中の左側参照)では、プラズマ発生領域はバッファ室237の外側にも広がる(同図中中央の点線部参照)。これに対し、リモートプラズマ方式では、プラズマ発生領域は基本的にはバッファ室237の内部に収まり、バッファ室237の外側には広がらない(同図中右側の点線部参照)。なお、「ソフトプラズマ方式」とはバッファ室237の内部でガスをプラズマ励起させる方式であり、「リモートプラズマ方式」とはプラズマ励起した状態のガスをバッファ室237に供給する方式であり、プラズマ励起させる部位がバッファ室237の内部か外部かという点で異なっている。
実際にソフトプラズマ方式とリモートプラズマ方式とでSiN膜の発生を確認すると、図5に示す通り、ソフトプラズマ方式ではバッファ室237付近でパーティクルの発生が認められるが(左側参照)、リモートプラズマ方式ではパーティクルはほとんど発生していない(右側参照)。
以上(1),(2)の結果から、本実施例で採用しているソフトプラズマ方式では、パーティクルの発生は、バッファ室237の外側(壁238の外壁238a)に堆積したSiN膜がプラズマエネルギーにより壁238の外壁238aから剥離することに起因していると考えられる。SiN膜の膜剥がれ箇所をバッファ室237の外側と特定しているのは、成膜処理中において、バッファ室237の内側にはDCSガスが基本的には流れ込まないため、壁238の内壁238bにSiN膜が堆積することはないからである。
実際のクリーニング処理では、はじめに、処理室201を真空引きしながら真空状態を維持し、処理室201の温度をLTP処理後の保持温度から室温まで降温する。当該降温には所定時間(例えば15分程度)を要するが、ウエハ200の冷却・搬送と同時に進行するため、時間的なロスはない。
その後、バルブ243b,243cを開きガス供給管232bからNFガスを供給し、かつ、バルブ243aを開きガス供給管232aからNガスを流しながら、棒状電極269,270間に電圧を印加する。すなわち、成膜処理中にDCSガスを供給したノズル234からNFガスを処理室201に供給し、成膜処理中にNHガスを供給したバッファ室237からプラズマ励起したNガスを処理室201に供給する。
その結果、NFガスとプラズマ励起したNガスとが混合してNFガスが励起され、主にバッファ室237の壁238の外壁238aに付着したSiN膜を局所的にエッチングすることができる。この場合、プラズマ励起したNガスのプラズマエネルギーはバッファ室237から離れるほど弱くなるため、励起したNFガスはバッファ室237近傍に多く存在し、効率よくバッファ室237の外側のSiN膜をエッチングすることが可能である。
なお、上記エッチングにおいて、例えば、クリーニング処理前の成膜処理によるSiN膜の累積膜厚が900Å以下である場合、エッチングレートが900Å/min(分)以上であるときは、エッチング時間は1分で十分である。
その後、NFガスの供給と棒状電極269,270への電圧の印加とを停止し、ガス供給管232b(ノズル234)からNガスを流し(ガス供給管232aからはNガスを流し続ける。)、処理室201に残留しているNFガスを排気する。これと同時に、処理室201の温度を、室温から次の成膜処理に備えたもとの保持温度(例えば300℃)に戻す。処理室201の温度を室温から次の成膜処理に備えた元の保持温度に戻すには、所定時間(例えば20分程度)要するが、この間はウエハ200をボート217からFOUPまで搬送している工程であるので、時間的なロスはない。
ここで、上記エッチング処理を1分間実施したときのSiN膜のエッチング結果を示す。詳しくは、SiN膜を既に形成したウエハ200を反応室201に設置しておき、NFガスを1分間プラズマ励起させたときに、ウエハ200に堆積済みのSiN膜がウエハ200上のどの部位でどの程度エッチングされたかを観測した。これにより、ウエハ200上でのエッチング状況を把握し、バッファ室237の壁238の外壁238aのエッチング状況を予測した。なお、事前に設置するウエハ200には膜厚が900ÅのSiN膜を形成しておき、エッチング温度(処理室201内の温度)を室温から250℃まで変化させている。
図6に示す通り、エッチング温度(室温,100℃,250℃)にかかわらず、NFガスを励起させた部分(バッファ室237に近い部分)ではSiN膜は略すべてエッチングで除去されており、NFガスを励起させていない部分(バッファ室237から離間した部分)ではSiN膜のエッチングはほとんど進行していない。特にエッチング温度を室温とした場合には、NFガスを励起させた部分で顕著にSiN膜がエッチングされており、エッチング温度を高くするにつれてウエハ200上の広範囲でエッチングが進行している。本実施例におけるエッチングの目的はバッファ室237の壁238の外壁238aに堆積したSiN膜を局所的にエッチングすることが主目的であるので、図6の結果から、エッチング温度を250℃より室温とするほうが好ましい。
以上の本実施例によれば、LTP処理によりパーティクルの発生を低減するのに加え、LTP処理後において、NFガスとプラズマ励起させたNガスとを処理室201に供給・混合し、NFガスを励起させるから、バッファ室237の外側に付着したSiN膜を局所的にエッチングすることができる。そのため、LTP処理後においてバッファ室237の外側にSiN膜が残っていても、LTP処理で除去しきれなかったそのSiN膜をエッチングすることができ、LTP処理後においてもパーティクルの発生を確実に抑制することができる。
さらに、クリーニング処理では、NFガスをガス供給部249から供給してバッファ室237から直接流さないため、SiN膜が堆積していないバッファ室237の内部(すなわちパーティクル発生とは無関係と思われる箇所)を必要以上にエッチングすることを回避することができ、反応管203の石英ダメージを低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の好ましい実施の形態によれば、
基板を処理室に搬入する第1の工程と、
処理室に対して、第1のガス供給部からDCSガスを、第2のガス供給部からNHガスを交互に供給し、基板にSiN膜を形成する第2の工程と、
成膜済みの基板を処理室から搬出する第3の工程と、
を繰り返し実行し、複数回にわたり基板に順次SiN膜を形成する半導体装置の製造方法において、
成膜済みの基板を処理室から搬出してその次に成膜しようとする基板を処理室に搬入する間で、
処理室の温度を変動させる第4の工程と、
処理室に対して、前記第1のガス供給部からNFガスを、前記第2のガス供給部からNガスを供給するとともに、前記第2のガス供給部でNガスをプラズマ励起させる第5の工程と、
を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
好ましくは、成膜済みの基板を処理室から搬出してその次に成膜しようとする基板を処理室に搬入するごとに、前記第4,第5の工程の処理を毎回実行する。
本実施例にかかる基板処理装置の概略構成図であり、特に処理炉部分にかかる構成を示す概略図である。 図1のA−A線に沿う断面の概略平面図である。 パーティクル発生とプラズマ励起の有無,プラズマ励起パワーとの因果関係を説明するための概略的な図面であって、プラズマ励起のための供給電力が300Wの場合(左側),100Wの場合(中央)とプラズマ励起させない場合(右側)とのパーティクル発生分布を概略的に示す図面である。 本実施例にかかる反応管中の構成(左側)における、ソフトプラズマ方式(中央)とリモートプラズマ方式(右側)とのプラズマ発生領域を概略的に示す図面である。 ソフトプラズマ方式(左側)とリモートプラズマ方式(右側)とにおけるパーティクル発生分布を概略的に示す図面である。 エッチング温度を室温から250℃まで変化させたときの局所的なSiN膜のエッチング状況を概略的に示す図面である。 LTP処理のシーケンスを概略的に示す図面である。 LTP処理時の作用を説明するための概略図である。 一定の装置構成(左側)におけるパーティクルの発生分布(右側)を概略的に示す図面である。 LTP処理を実行しなかった場合(上側)と実行した場合(下側)とにおけるSiN膜の累積膜厚とパーティクル発生との関係を概略的に示す図面である。
符号の説明
200 ウエハ
201 処理室
202 処理炉
203 反応管
207 ヒータ
217 ボート
218 ボート支持台
219 シールキャップ
220 Oリング
224 プラズマ生成領域
231 ガス排気管
232a,232b ガス供給管
233,234 ノズル
237 バッファ室
238 壁
238a 外壁
238b 内壁
241a,241b マスフローコントローラ
243a,243b,243c,243d バルブ
246 真空ポンプ
247 ガス溜め
248a,248b,248c,248d ガス供給孔
249 ガス供給部
250 壁
267 ボート回転機構
269,270 棒状電極
272 整合器
273 高周波電源
275 電極保護管
280 コントローラ

Claims (1)

  1. 基板を処理室に搬入する工程と、
    処理室に対して、第1のガス供給部からDCSガスを、第2のガス供給部からNHガスを交互に供給し、基板にSiN膜を形成する工程と、
    成膜済みの基板を処理室から搬出する工程と、
    を繰り返し、複数回にわたり基板に順次SiN膜を形成する半導体装置の製造方法において、
    成膜済みの基板を処理室から搬出してその次に成膜しようとする基板を処理室に搬入する間で、
    処理室の温度を変動させる工程と、
    処理室に対して、前記第1のガス供給部からNFガスを、前記第2のガス供給部からNガスを供給するとともに、前記第2のガス供給部でNガスをプラズマ励起させる工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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