JP2010084415A - 換気棟の取付方法及び取付構造 - Google Patents

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Abstract


【解決手段】 本発明は、基台と平行台とからなる取付台により換気棟を屋根に取り付ける。直方体である基台と平行台はその設置面積が異なり、空間部ができる。その空間部に屋根材の突出部を入れるように換気棟を配置する。
また、基台と平行台との境に止水部材を配置し、換気棟の排出口付近には防風雨板を配置する。
【効果】 この取付方法及び取付構造により、通常の屋根のみならず金属屋根も同じ取付方法で取り付けることができる。しかも、止水部材や防風雨板の配置により、軒方向からの雨水の流入を阻止することができる。特に金属屋根は勾配が小さく、軒方向からの水の流入の危険が高いので、金属屋根にも水の流入がない取付方法及び取付構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屋根の開口部分に配置する換気棟の取付方法及び取付構造に関する。特に屋根材のうち金属屋根で傾斜勾配が低いものにも対応することができるほか、様々な屋根に取付け得る取付方法及び取付構造に関する。
換気棟を屋根の開口部分に取付ける構造に関する先行技術は存在する(例えば、特許文献1参照)。
これは、上部材と下部材とからなる換気装置において、継ぎ部材を両換気装置の突き合せ部上から被着することにより、換気装置を連設する構造である。
また、金属瓦屋根に換気棟を取り付ける換気構造に関する先行技術も存在する (例えば、特許文献2参照)。
これは、バッフル構造、棟面戸、換気用隙間、止水板などが取り付けられた換気構造である。
実開昭62−187019号公報(第1頁、第1図) 特開平11−210191号公報(第1頁、第1図)
特許文献1に記載の先行技術は金属屋根に取り付けることを考慮していない。すなわち、金属屋根は、特に金属屋根を縦葺きで施工した場合、屋根材と屋根材との繋ぎ目が凸状となる突出部が形成されるため、換気棟を屋根材の上に取り付けるだけでは突出部以外の屋根材表面から雨水などが流入してしまう。
そこで、金属屋根にも同様に施工できる換気棟の取付方法、取付構造が望まれていた。
また、特許文献2に記載の先行技術は金属屋根に取り付けることを考慮したものであるが、これも前記突出部を考慮したものでなく、突出部以外の屋根材表面からの雨水の流入を止めることが難しかった。
しかも、金属屋根は勾配が低く設定されることが多く、低勾配であると通常の屋根材よりも金属屋根表面からの雨水の流入が増加するところ、かかる雨水の流入を防ぐ必要がある。
そこで、前記突出部が形成される金属屋根に取り付けることができるとともに、金属屋根表面からの雨水の流入を適切に防止できる換気棟の取付方法及び取付構造が望まれていた。
この目的を達成するために、本発明の換気棟の取付方法は、建造物の山型屋根の頂付近から屋根の傾斜面に沿って軒方向両側に延長する通風経路と排出口を有する換気棟を、取付台を用いて屋根に取り付ける取付方法であって、取付台と換気棟との設置面積を、取付台と野地板との設置面積よりも大きくすることを特徴とする。
また、取付台は基台と平行台とからなり、前記基台を頂付近の屋根開口部両側に設置し、少なくとも屋根材の表面からその垂直方向に高くなる突出部分よりも高い位置においてその上に、前記平行台を換気棟の下面にほぼ平行して配置することことが好ましい。
また、基台と平行台には、少なくとも平行台下面の一部と、基台の軒方向の面の一部と、平行台と基台との設置縁を覆う止水部材を取り付けられることが好ましい。
また、屋根材が金属屋根であることが好ましい。
また、換気棟の軒方向両側の排出口外側に防風雨板を配置することが好ましい。
そして、本発明の換気棟の取付構造は、建造物の山型屋根の頂付近から屋根の傾斜面に沿って軒方向両側に延長する通風経路と排出口を有する換気棟を、取付台を用いて屋根に取り付ける取付構造であって、取付台と換気棟との設置面積が、取付台と野地板との設置面積よりも大きいことを特徴とするものである。
また、取付台は基台と平行台とからなり、平行台は換気棟の下面に平行して配置し、前記基台は頂付近の屋根開口部両側に設置され、少なくとも屋根材の表面からその垂直方向に高くなる突出部分よりも高い位置においてその上に前記平行台が配置されていることが好ましい。
また、基台と平行台は、少なくとも平行台下面の一部と、基台軒側の面の一部と、平行台と基台との設置縁を覆う部分に止水部材が取り付けられていることが好ましい。
また、屋根材が金属屋根であることが好ましい。
また、換気棟の軒方向両側の排出口外側に防風雨板を備えることが好ましい。
本発明は、取付台と換気棟との設置面積が取付台と屋根との設置面積よりも広いこと、具体的には各々取付面積の異なる基台と平行台とにより空間部が形成されることで、この空間部に突出部ごと屋根材を換気棟の内部に収めることができる。この方法及び構造により、換気棟が突出部のうえに配置される場合であっても、突出部以外の屋根材をつたって軒方向からの雨水等の流入を防止できる。
特に突出部がある屋根は金属屋根の場合に設置が難しかったので、本発明の取付方法及び取付構造を用いることにより、通常の屋根や金属の屋根のいずれの場合であっても、共通の取付方法及び取付構造により換気棟を設置することができる。
しかも、突出部を空間部に入れるように換気棟を設置することができるので、外観上も見栄えのよい設置が可能となる。
また、平行台がより大きな面積で換気棟と接していることから、換気棟を固定するために様々な位置からネジ止めすることが可能となり、換気棟を強固に固定することができる。
なお、換気棟の邪魔板を取り付けるうえでも同様に平行台に様々な位置からネジ止めが可能であり、換気棟のみならず邪魔板の固定も強固にすることができる。
また、止水部材を取り付けることで軒方向からの雨水が基台と平行台との設置面から流入することを防止することができる。
また、防風雨板を換気棟の排出口付近に備えることにより、軒方向から換気棟の排出口に風雨が流入することを防止することができる。
金属屋根は通常の屋根よりも勾配が小さい場合が多く、屋根の勾配が小さいと軒方向からの雨水などの流入の危険が高くなるが、金属屋根に設置可能な本発明によれば、止水部材や防風雨板を取り付けることで、止水性の高い換気棟の取付方法及び取付構造を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1、2は金属屋根に本発明の取付方法及び取付構造を用いた場合を示し、図3は換気棟51の構造を示し、図4ないし図7は金属屋根を示す。
山型屋根の構造は図1、2に示すように、頂付近の棟木から軒方向にかけて野地板42を配置し、その上にルーフィング材41を敷き、瓦や金属屋根等の屋根材31を配置する。
換気棟51は屋根の頂部分で野地板42をずらして開口部43をとり、屋内空気を換気する。
本発明の換気棟の取付方法及び取付構造は、屋根材31が瓦等の場合だけでなく、特に金属屋根にも使用できるものである。
図4と図5に示すように、金属屋根を葺く場合には、主にとして二通りの方法がある。金属屋根は長方形状の屋根材を並べて敷き詰めるが、屋根材31と屋根材31との間は凸状の突出部32が形成される。突出部32は屋根材31と屋根材31とを強く繋ぎ合せるため、繋ぎ目から雨水が野地板などに侵入しないようにするために形成される。
縦葺きの突出部32は図4、図5に示すように、屋根材31の両端が突出形成された繋ぎ部分33a、33bとなり、屋根材31を敷き詰めた後に一方の屋根材の繋ぎ部分33aともう一方の屋根材31の繋ぎ部分33bとを組み合わせることで形成される。
図6、7に示すように、横葺きの場合、突出部34は屋根材31の一側方の繋ぎ部分35cともう一方の側方の繋ぎ部分35dの組み合わせにより形成される。この繋ぎ部分35cを繋ぎ部分35dの内部に入れて突出部32を形成する。
図1、2に示すように、金属屋根の屋根材31は横葺きの場合、縦葺きの場合のいずれも屋根の頂部分と接する片を、一般に八千代折りと呼ばれる折り返しにより折り返し片36(図2)を形成する。
本実施例における上記金属屋根の屋根材31を使用しているときの換気棟51の取付方法を説明する。
金属屋根の屋根材31を用いた場合、屋根の突出部32、34の存在により、軒方向からの雨水の流入を防止する必要がある。特に図4に示すように、縦葺きの屋根材31を用いた場合、換気棟51を突出部32の上に配置しなければならず、屋根材31の表面A方向から雨水が流入する。
また、金属屋根の屋根材31は山型屋根の傾斜角度が小さい場合が多く、傾斜が緩い。そのために軒方向からの雨水の流入が比較的多く、軒方向からの防水性、止水性を高める必要がある。
本実施例における換気棟51は、取付台1により取り付けられる。本実施例にかかる取付台1は基台2と平行台3とからなる。
基台2は屋根の野地板42に設置され、断面がほぼ正方形で、全体が直方体の形状を有している木材を使用する。なお、材質は必ずしも木材である必要はなく、例えばプラスティック樹脂などでもよい。
基台2の高さは少なくとも金属屋根の場合は、突出部32、34と折り返し片36よりも高く形成されている。
平行台3は基台2の上側に設置され、断面がほぼ長方形で、全体が直方体の形状を有している木材を使用する。この材質も木材である必要はなく、プラスティック樹脂などでもよい。
平行台3は換気棟51の下板52の下面とほぼ平行に取り付けられる。換気棟51は図1、2に示すように、山型状の屋根の頂部分から屋根とほぼ平行に傾斜するように形成されている。そして、基台2の断面がほぼ正方形となっていること、平行台3の断面がほぼ長方形で、基台2上に取り付けられることで、平行台3と換気棟51の下板52とがほぼ平行になる。
なお、平行台3は換気棟51の下板52ときちっと平行であることまでを要しない。
また、平行台3は一定長さを有することが必要である。図1にあるように、基台2に比して屋根の傾斜方向に長く形成されている。
基台2と平行台3との配置をより具体的に述べる。なお、この実施例はあくまでも一例であって、本発明はこの具体的配置のみに限定されるものではない。
基台2は取り付けられた換気棟51の下板52、上板56間の長さと同程度の長さを一辺とする断面正方形であり、金属屋根の屋根材31を軒方向(B方向)にずらし、ルーフィング材41を外して野地板42に直接配置される。山型屋根の頂部分の野地板42を軒方向(B方向)へずらして開口部43とし、開口部43と基台2との間は基台2の一辺の3分の1程度の長さを予備部分として残しており、野地板42が表面上現われている。
基台2と換気棟51との位置関係は図1、2にあるとおり、基台2の軒方向(B方向)の面が換気棟51の通風経路53のほぼ中間地点にある。
平行台3は基台2の約半分程度の高さで、約2.5倍程度の長さを有する断面長方形の直方体である。平行台3は基台2の上に配置されるところ、基台2の開口部43側の面と面一となるように平行台3の開口部43側の面を合わせている。平行台3の上面は換気棟51の下板52に接し、軒方向の面は換気棟51の防風雨板54を形成する垂下板55に接している。
取付台1と換気棟51と屋根材31と野地板42との固定は、基台2に平行台3を重ねている部分において、換気棟51の下板52から取付台1、野地板42に至るネジ4によりネジ止めする。そして、屋根材31の折り返し片36と基台2とをネジ4によりネジ止めし、さらに、平行台3の上面のうち軒方向(B方向)側の位置にも下板52と平行台3とをネジ止めする。これにより強固な固定が可能になる。
ネジ止めはこの位置のみに限定されるものではなく、例えば垂下板55と平行台3とをネジ止めしてもよい。
このように、平行台3を広く設置面積をとることで、換気棟51の設置のためのビス止め位置を柔軟にし、強固な固定が可能となる。
また、図1、2に示すように平行台3の高さは換気棟51の下板52の下面からほぼ垂下板55と同じとなり、ここから野地板42までを基台2の高さとしている。しかし、これも上記のごとく、これのみに限定されるものでない。
通常の換気棟51の場合、開口部43と基台2との間にカエシをつけた捨水切を配置するが、捨水切は主として瓦上から流入する雨水などを止めるために必要となるが、金属屋根の場合折り返し片36が金属屋根上からの流入を防ぐ効果があるので、捨水切を設置する必要がない。ただし、捨水切を配置しても本発明の効果を妨げるものではないので、捨水切を配置しても良い。
基台2と平行台3とによる取付台1によれば、基台2と平行台3との間から雨水が流入する可能性がある。そこで、平行台3の軒方向(B方向)の面からその下面、そして基台2の軒方向面にかけて2度折曲させた止水板5を取り付ける。これは平行台3の軒方向の面と垂下板55とをネジ止めするときにあたって、前記折り返し面36と基台2の軒方向の面とをルーフィング材41とともにその間に挟みこんで固定する。
また、垂下板55の付近から屋根材31に向けて面戸6を取り付ける。面戸6は板状の部材で雨水の流入を防止するものである。面戸6の設置の一例としては、垂下板55と平行台3とを固定する場合において、止水板5を挟み込んでネジ止めしている。
これらにより軒方向からの雨水等の流入を防ぐことができ、止水性が高い換気棟の取付方法を可能にする。
特に、金属屋根の屋根材31を用いる場合、山型屋根の傾斜を低くすることが多く用いられ、傾斜が低いと軒方向からの雨水などの流入が多くなるので、軒方向からの止水性の高い換気棟の取付方法は金属屋根に換気棟51を取り付ける場合に特に有効になる。
また、本実施例の取付台1は基台2と平行台3とを組み合わせたものであって、平行台3の軒方向の長さは基台2の2.5倍程度になっていることで、取付台1全体として野地板42との設置面積と換気棟51との設置面積の比率も約2.5倍程度になっている。これにより、取付台1については、換気棟51との設置面積が屋根の野地板42との設置面積よりも広くなっている。
このような取付台1としたことで、基台2とが接触していない平行台3の下部分は空間部7となっている。この空間部7があることで、図1に示すように縦葺きの屋根材31を使用した場合であっても、突出部32が空間部7に押し込まれており、換気棟51が突出部32の上に取り付けられた場合であっても、屋根材31の表面からの雨水の流入を止水することができる。これは横葺きの場合であっても同じ施工方法で取り付けることができ、しかも、軒方向からの止水性が高い換気棟の取付方法となる。
換気棟51の構造について説明する。
換気棟51は図3に示すように、下板52と上板56と複数の邪魔板57とからなる。下板52と上板56は山型の形状であり、下板52の頂部分は図示しないが、流入口が形成されており、開口部43から排出される屋内気を換気棟51の内部に流入する。下板52と上板56とを組み合わせたときに内部にできる通路が通風経路53である。下板52の垂下板55の付近は上板56と組み合わされておらず、開放されていて排出口58となる。換気棟51に流入した屋内気は通風経路53を通り排出口58により屋外に排出される。
通風経路53内には複数の邪魔板57が適宜配置されている。邪魔板57は通風経路53に雨水などが流入することを防止するために設置されている。屋内空気の排出を妨げると換気棟51の機能が低下するので、邪魔板57には適宜通気孔59が開けられている。
下板52には排出口58付近で下方向に折曲する垂下板55が形成されており、その後、軒方向に向けて折曲したうえで、上板56の外側を軒方向と直交する方向に延長している。この部分は防風雨板54として利用され、軒方向からの風雨の流入を防止することができる。
換気棟51に風雨が流入することがあるが、実際には換気棟の上側から流入する場合よりも軒方向からの流入が多い。そこで、軒方向からの流入を前記防風雨板54で防ぐことにより、止水性を高めることができる。
しかも、金属屋根に設置する場合、金属屋根は上記のごとく屋根の勾配が小さいことが多いので、軒方向からの風雨が流入し易い。そこで、防風雨板54を取り付けることにより、金属屋根に取り付ける換気棟51として高い止水性を発揮することができる。
金属屋根を縦葺きした屋根材に、本発明の換気棟の取付方法及び取付構造を適用した場合の一例を示す断面図である。 金属屋根を横葺きした屋根材に、本発明の換気棟の取付方法及び取付構造を適用した場合の一例を示す断面図である。 換気棟の内部構造を示す一部断面斜視図である。 縦葺きの屋根を示す一部切欠の斜視図である。 縦葺きに用いる金属屋根の屋根材を示す断面図である。 横葺きの屋根を示す一部切欠の斜視図である。 横葺きに用いる金属屋根の屋根材を示す断面図である。
符号の説明
1…取付台
2…基台
3…平行台
4…ネジ
5…止水板
6…面戸
7…空間部
31…屋根材
32…突出部
33a…繋ぎ部分
33b…繋ぎ部分
34…突出部
35c…繋ぎ部分
35d…繋ぎ部分
36…折り返し片
41…ルーフィング材
42…野地板
43…開口部
51…換気棟
52…下板
53…通風経路
54…防風雨板
55…垂下板
56…上板
57…邪魔板
58…排出口
59…通気孔
A…風雨の流入方向
B…軒方向

Claims (10)

  1. 建造物の山型屋根の頂付近から屋根の傾斜面に沿って軒方向両側に延長する通風経路と排出口を有する換気棟を、取付台を用いて屋根に取り付ける取付方法であって、
    取付台と換気棟との設置面積を、取付台と野地板との設置面積よりも大きくすることを特徴とする換気棟の取付方法。
  2. 取付台は基台と平行台とからなり、
    前記基台を頂付近の屋根開口部両側に設置し、少なくとも屋根材の表面からその垂直方向に高くなる突出部分よりも高い位置においてその上に、前記平行台を換気棟の下面にほぼ平行して配置することを特徴とする請求項1に記載の換気棟の取付方法。
  3. 少なくとも平行台下面の一部と、基台の軒方向の面の一部と、平行台と基台との設置縁を覆う止水部材を取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の換気棟の取付方法。
  4. 屋根材が金属屋根であることを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに記載の換気棟の取付方法。
  5. 換気棟の軒方向両側の排出口外側に防風雨板を配置することを特徴とする請求項1、2、3、又は4のいずれかに記載の換気棟の取付方法。
  6. 建造物の山型屋根の頂付近から屋根の傾斜面に沿って軒方向両側に延長する通風経路と排出口を有する換気棟を、取付台を用いて屋根に取り付ける取付構造であって、
    取付台と換気棟との設置面積が、取付台と野地板との設置面積よりも大きいことを特徴とする換気棟の取付構造。
  7. 取付台は基台と平行台とからなり、
    平行台は換気棟の下面に平行して配置し、
    前記基台は頂付近の屋根開口部両側に設置され、少なくとも屋根材の表面からその垂直方向に高くなる突出部分よりも高い位置においてその上に前記平行台が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の換気棟の取付構造。
  8. 少なくとも平行台下面の一部と、基台軒側の面の一部と、平行台と基台との設置縁を覆う部分に止水部材が取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の換気棟の取付構造。
  9. 屋根材が金属屋根であることを特徴とする請求項6、7又は8のいずれかに記載の換気棟の取付構造。
  10. 換気棟の軒方向両側の排出口外側に防風雨板が備えられていることを特徴とする請求項6、7、8、又は9のいずれかに記載の換気棟の取付構造。
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