JP2010081563A - アンテナ装置及びこれを用いた通信システム - Google Patents

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茂美 倉島
Masahiro Yanagi
政宏 柳
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Abstract

【課題】
通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできるアンテナ装置及びこれを用いた通信システムを提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明の一局面のアンテナ装置は、給電部と、前記給電部に接続されるループ状のアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントのループの一部に設けられる抵抗器とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、広帯域で近接通信を行うアンテナ装置及びこれを用いた通信システムに関する。
従来より、複数の近接結合部、及び複数の中継通信回路を平面上に備え、各中継通信回路は近接結合部及び他の中継通信回路と通信網を形成する通信シートが提案されていた。この通信シートは、他の通信シートと接触又は近接した場合に、近接結合部を通じてデータ通信を行う。このような通信シートは、無線LAN(Local Area Network)のような無線通信ネットワークを構築するために提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−19979号公報
ところで、従来の通信シートは、容量結合を用いて通信シート同士の間における通信網を確立しており、その通信回路にはLC回路が含まれるため、通信帯域は狭く、広帯域での通信は困難であった。
また、容量結合を用いて通信を行っているため、電磁波や電界の漏れが生じる場合があり、通信情報の機密性を保持することが困難であった。
そこで、本発明は、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできるアンテナ装置及びこれを用いた通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一局面のアンテナ装置は、給電部と、前記給電部に接続されるループ状のアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントのループの一部に設けられる抵抗器とを備える。
また、前記アンテナエレメントは、基板の表面上に形成される配線パターンで構成されてもよい。
また、前記アンテナエレメントのループの長さは、通信周波数における波長の一波長分の長さであってもよい。
本発明の他の局面のアンテナ装置は、前記平板状のグランド部と、前記グランド部の平板を貫通するスロット部と、前記スロット部に接続される給電部と、前記給電部とは離間されるとともに、前記スロット部に渡されて両端が前記グランド部に接合される抵抗器とを含む。
また、前記給電部と前記抵抗器は、前記スロット部の長手方向の中点を挟んで、互いに異なる側において、前記グランド部に接続されてもよい。
本発明の一局面の通信システムは、前記いずれかに記載の一局面のアンテナ装置と、前記いずれかに記載の他の局面のアンテナ装置とを含む。
本発明によれば、通信帯域が広く、通信情報の機密性が高く、容易に近接通信を行うことのできるアンテナ装置及びこれを用いた通信システムを提供できるという特有の効果が得られる。
以下、本発明のアンテナ装置及びこれを用いた通信システムを適用した実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1のアンテナ装置を示す回路図である。
実施の形態1のアンテナ装置は、図1に示すように、給電部1、この給電部1に接続されるループ状のアンテナエレメント2、及び、アンテナエレメント2の長手方向の一部に挿入された抵抗器3を含む。アンテナエレメント2は、一端2A及び他端2Bが給電部1に接続されており、一端2Aと他端2Bの中央に抵抗器3が挿入されている。
給電部1は、外部電源からアンテナエレメント2に給電するための端子である。この給電部1には、接続端子を介して、同軸ケーブルが接続される。
同軸ケーブルの芯線は、アンテナエレメント2の一端2Aに接続され、同軸ケーブルのシールド線は、アンテナエレメント2の他端2Bに接続される。
給電部1には、同軸ケーブルを介して、例えば、3GHz〜5GHz程度の高周波電圧が印加される。
アンテナエレメント2は、給電部1を介して印加される高周波電圧が供給されるアンテナエレメントであり、例えば、銅製である。また、アンテナエレメント2は、通信回路を搭載する基板にプリント配線されるループ状の銅製のアンテナエレメントであってもよい。
また、このアンテナエレメント2は、一端2Aと他端2Bの中央に抵抗器3を有する。すなわち、抵抗器3への接続点2Cと2Dの間は、抵抗器3によって接続されており、抵抗器3を含んだ状態で、ループを形成している。
なお、ここでは、平面視で略円形のループのアンテナエレメント2を示すが、アンテナエレメント2の形状は、平面視で菱形であってもよい。この場合は、アンテナエレメント2がロンビックアンテナとなるので、指向性を持たせたい場合に有効的である。
給電部1に接続されるアンテナエレメント2の長さは、例えば、使用周波数の一波長に設定される。例えば、3GHzの高周波電圧が印加される場合には、一端2Aと他端2Bの間のループの長さ(抵抗器3を含む長さ)が100mmとなる。
抵抗器3は、アンテナエレメント2の長手方向の一端2Aと他端2Bの中央に挿入された抵抗器であり、例えば、1kΩの抵抗器が用いられる。実施の形態1のアンテナ装置は、例えば、数センチ以内程度の近接通信を想定しているため、抵抗器3がアンテナエレメント2に挿入されることにより、給電部1を介して供給される電力は、その殆どが抵抗器3で消費される。
このような実施の形態1のアンテナ装置では、アンテナエレメント2には、抵抗器3が挿入されているだけで、インダクタンス(L)成分や、キャパシタンス(C)成分は含まれていない。
このため、給電部1からアンテナエレメント2に高周波電圧を供給した場合に、共振は生じず、広帯域の周波数帯域が得られる。
図2は、実施の形態1のアンテナ装置におけるVSWR特性を示す図である。
このVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)特性に示されるように、アンテナエレメント2のループ長を100mmとし、抵抗器3の抵抗値が1kΩのものを用いて測定したところ、VSWRが4.0以下の帯域は、3.7GHz〜5.0GHzであり、帯域幅は1.3GHzとなった。これは、抵抗器3の抵抗値を2kΩにしたアンテナ装置でも略同一の結果が得られた。
一方、比較用に、ループ長を100mm、又は75mmとし、抵抗器3を装着しないアンテナ装置で測定したところ、ループ長が100mmのものでは、VSWRが4.0以下となるのは、周波数帯域が2.8GHz〜3.4GHzであり、帯域幅が0.6GHzと狭く、かつ、帯域がUWB(Ultra Wide Band)に利用可能な3GHz〜5GHzの帯域からずれてしまった。
また、ループ長が75mmのものでは、VSWRが4.0以下となるのは、3.7GHz〜4.6GHzであり、帯域幅は0.9GHzとなった。
このように、実施の形態1のアンテナ装置によれば、比較用のアンテナ装置に比べて、帯域が超広帯域(UWB)通信に適しており、その帯域幅が、約1.4倍に拡大されたことが判った。
以上、実施の形態1のアンテナ装置では、抵抗装荷により進行波型で超広帯域(UWB)のアンテナ装置を提供することができる。
また、抵抗器3で電力が消費されるため、低電力通信用のアンテナ装置となり、通信距離は、例えば、数センチ以内程度にすることができる。このように通信距離が短いため、外乱を受け難いという効果が得られる。
また、抵抗器3を有するだけで、インダクタンス(L)成分やキャパシタンス(C)成分を有さず、共振周波数がないため、広帯域の通信が可能である。
このように、実施の形態1のアンテナ装置によれば、給電部1にループ状のアンテナエレメント2及び抵抗器3を接続するだけの簡単な構成により、低電力通信用で広帯域通信が可能な進行波型のアンテナ装置を提供することができる。
特に、上述のVSWR特性から判るように、通信帯域が広いため、UWBによる大容量のデータ通信が可能になる。
なお、アンテナエレメント2及び抵抗器3は、PCB(Printed Circuit Board)に、パターニングにより形成することが可能である。
また、以上では、抵抗器3がアンテナエレメント2の一端2Aと他端2Bとの中央に配設される形態について説明したが、抵抗器3が配設される部位は、必ずしも一端2Aと他端2Bの中央である必要はなく、一端2Aの側、又は他端2Bの側にオフセットしていてもよい。
[実施の形態2]
図3は、実施の形態2のアンテナ装置の構成を示す図である。
実施の形態2のアンテナ装置は、平板状のグランド部4、グランド部4のスロット部4Aに接続される給電部5、及び、グランド部4のスロット部4Aに接続される抵抗器6を含む。
グランド部4は、平面視長方形の平板状であり、接地されるエレメントである。このグランド部4は、例えば、銅製であればよい。また、グランド部4は、平面視で略中央に、長手方向に切り欠かれた溝状のスロット部4Aを有する。このスロット部4Aは、グランド部4を貫通している。
給電部5は、外部電源からスロット部4Aに給電するための端子である。実施の形態2のアンテナ装置では、給電部5は、スロット部4Aを挟んで、給電部に接続される同軸ケーブルの芯線が一方の側4Bに接続されるとともに、同軸ケーブルのシールド線がスロット部4Aの他方の側4Cに接続されるように、グランド部4に接続されている。この給電部5には、同軸ケーブルを介して、例えば、3GHz〜5GHz程度の高周波電圧が印加される。
抵抗器6は、その両端がスロット部4Aを挟んでグランド部4に接続されている。すなわち、抵抗器6は、スロット部4Aに渡された状態で、両端がグランド部4に接合されている。この抵抗器6の抵抗値は、例えば、51Ωとすることができる。
図4は、実施の形態2のアンテナ装置の具体的な構成例1を示す斜視図である。
グランド部4は、プリント基板100の片面に形成されている。プリント基板100としては、例えば、FR4(ガラスエポキシ基板)を用いることができる。
プリント基板100には、スロット100Aが形成されている。スロット100Aは、平面視で、グランド部4に開口されるスロット部4Aと同一寸法であればよい。
給電部5は、図中において、スロット4Aの長手方向における中点よりも左側に設けられている。この給電部5には、同軸ケーブル110が接続されており、芯線111がスロット4Aで分断される一方の側4Bに半田120Aで接続され、シールド線112が他方の側4Cに半田120Bで接続される。
同軸ケーブル110には、SMA(Sub-Miniature A)コネクタ130が接続されている。
また、抵抗器6は、図中において、スロット4Aの長手方向における中点よりも右側に設けられている。この抵抗器6は、一端がスロット4Aで分断される一方の側4Bに半田120Cで接続され、他端が他方の側4Cに半田120Dで接続される。なお、抵抗器6の抵抗値は、例えば、51Ωとすることができる。
このような構成例1のアンテナ装置では、SMAコネクタ130を外部電源に接続することにより、同軸ケーブル110を介して給電を行うことができる。
図5は、実施の形態2のアンテナ装置の具体的な構成例2を示す図であり、(a)は全体を示す斜視図、(b)は給電部5を拡大して示す平面図である。
構成例2のアンテナ装置は、スロット4Aの形状と給電部5の構成が構成例1(図4)と異なる。
スロット4Aには、クランク部4Dが設けられている。このクランク部4Dは、スロット部4Aの長手方向の一部がクランク状に折れ曲がっている部位であり、グランド部4の一方の側4Bに凸形状部4Eを設け、他方の側4Cに凹形状部4Fを設けることによって形成されている。
凸形状部4Eと凹形状部4Fは、給電部5に形成されており、SMTコネクタ140Aが接続される。SMTコネクタ140Aの芯線用端子は、グランド部4の一方の側4Bに接続され、SMTコネクタ140Aのグランド用端子は、半田120Eによって他方の側4Cに接続される。
同軸ケーブル110の先端には、SMTコネクタ140Bが接続されており、SMTコネクタ140Aと140Bを接続することにより、構成例2のアンテナ装置に外部電源から給電を行うことができる。
このような実施の形態2のアンテナ装置では、グランド部4には、抵抗器6が挿入されているだけで、インダクタンス(L)成分や、キャパシタンス(C)成分は含まれていない。
このため、給電部5からグランド部4に高周波電圧を供給した場合に、共振は生じず、広帯域の周波数帯域が得られる。
図6は、実施の形態2のアンテナ装置におけるVSWR特性を示す図である。図3に示すグランド部4の長手方向の辺の長さaを39mm、長手方向に直行する辺の長さbを29mm、スロット部4Aの長さcを24mm、スロット部4Aの図中右端から給電部5までの長さをdを21.1mmとし、スロット部4Aの図中右端から抵抗器6の接続点までの長さをeとすると、図6に示すVSWR特性を得た。
e=4mmの場合に、VSWRが4.0以下の帯域は、3.92GHz〜5.36GHzであり、帯域幅は1.44GHzとなった。
また、e=2mmの場合に、VSWRが4.0以下の帯域は、3.69GHz〜4.87GHzであり、帯域幅は1.18GHzとなった。
一方、比較用に、抵抗器6を装着しないアンテナ装置で測定したところ、VSWRが4.0以下となるのは、3.73GHz〜4.69GHzであり、帯域幅は0.96GHzとなった。
このように、実施の形態2のアンテナ装置によれば、超広帯域(UWB)通信に適した帯域が得られ、比較用のアンテナ装置に比べて、帯域幅が、最大で約1.5倍に拡大されたことが判った。
以上、実施の形態2のアンテナ装置では、抵抗装荷により超広帯域のアンテナ装置を提供することができる。
また、抵抗器6で電力が消費されるため、低電力通信用のアンテナ装置となり、通信距離は、例えば、数センチ以内程度にすることができる。このように通信距離が短いため、外乱を受け難いという効果が得られる。
また、スロット部4Aは、アンテナ装置に指向性をもたらすため、スロット部4Aの形状及び寸法を選択することにより、通信相手の機器との関係でデータの機密性を向上させることができる。
また、抵抗器6を有するだけで、インダクタンス(L)成分やキャパシタンス(C)成分を有さず、共振周波数がないため、広帯域の通信が可能である。
このように、実施の形態2のアンテナ装置によれば、グランド部4に給電部5及び抵抗器6を接続するだけの簡単な構成により、低電力通信用で機密性が高く、UWBによる広帯域通信が可能なアンテナ装置を提供することができる。
特に、上述のVSWR特性から判るように、通信帯域が広いため、UWBによる大容量のデータ通信が可能になる。
なお、スロット部4Aの形状及び寸法は、用途に合わせて任意に選択することができる。
[実施の形態3]
図7は、実施の形態1及び2のアンテナ装置を用いた通信システムの構成を示す図であり、(a)はアンテナ装置が接続される通信回路の構成図、(b)はアンテナ装置を用いた通信システムの構成図である。
実施の形態3では、実施の形態1のアンテナ装置を端末装置側のアンテナ装置として用い、実施の形態2のアンテナ装置をホスト装置側のアンテナ装置としてデータ通信を行う通信システムについて説明する。
実施の形態1及び2のアンテナ装置には、図7(a)に示すような通信回路10が接続される。この通信回路10は、アンテナ装置が接続されるRF送受信装置10A、データ処理装置10B、及びインターフェイス回路(I/F)10Cを含む。
通信回路10は、実施の形態1のアンテナ装置20とともに、端末装置21に含まれ、また、実施の形態2のアンテナ装置30とともに、ホスト側通信装置31に含まれる。ホスト側通信装置31には、ホスト装置32が接続される。
端末装置21とホスト側通信装置31は、アンテナ装置20及び30を通じて、データの送受信を行う。
インターフェイス回路10Cは、実施の形態1のアンテナ装置20では端末装置21内のバスラインに接続され、実施の形態2のアンテナ装置30ではホスト側通信装置31を介してホスト装置32のバスラインに接続される。
RF送受信装置10Aは、データ処理装置10Bから入力された送信データをRF信号(搬送波)に重畳し、さらにこれを変調して出力する。また、アンテナ装置20又は30を介して受信したデータを復調し、RF信号を除去して受信データをデータ処理装置10Bに出力する。
データ処理装置10Bは、送信データのデジタル/アナログ変換、及び、受信データのアナログ/デジタル変換を行う。
インターフェイス回路10Cは、端末装置21又はホスト装置32との間で送受信データの授受を行う。
端末装置21としては、例えば、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ等が挙げられる。
また、ホスト装置32としては、PC(Personal Computer)やサーバが挙げられる。
なお、端末装置21がPCであって、PC又はサーバであるホスト装置32との間で通信を行うようにしてもよい。
このような通信システムにおいて、端末装置21のアンテナ装置20をホスト側通信装置31のアンテナ装置30に近接又は接触させると、端末装置21とホスト装置32の間で、大容量の高速通信を行うことができるため、例えば、画像データや音楽データ等のデータ容量の大きなデータであっても、迅速にデータの送受信を行うことができる。
特に、アンテナ装置20と30を端子等を介して物理的に接続する必要がないため、データの送受信が容易であり、端末装置21をホスト側通信装置31にかざすだけで、端末装置21側の画像データや音楽データをホスト装置32側で再生することが可能である。
なお、端末装置21の筐体が磁気吸着される材質である場合は、アンテナ装置30は、磁石30Aを有していてもよい。この場合、端末装置21をホスト側通信装置31の上に安定的に接地することができる。
また、アンテナ装置30がアンテナ装置20と通信を行う面に、誘電率の高い材料で形成された部材、又は透磁率の高い材料で形成された部材を取り付けてもよい。高誘電率部材を取り付けた場合には、電界の漏洩を抑制することができる。また、高透磁率部材を取り付けた場合には、磁界の漏洩を抑制することができる。高誘電率部材としては、例えば、誘電率が1より大きいセラミック板を用いることができる。また、高透磁率部材としては、例えば、透磁率が1よりも大きいフェライト性の板部材を用いることができる。
また、実施の形態3の通信システムに用いるアンテナ装置30の形状は、実施の形態2のスロット部4Aを有するアンテナ装置30に限られず、定在波型のアンテナを用いてもよい。
また、以上では、実施の形態1のアンテナ装置20が端末装置21に含まれ、実施の形態2のアンテナ装置30がホスト側通信装置31に含まれる形態について説明したが、端末装置21にアンテナ装置30を用いてもよく、ホスト側通信装置31にアンテナ装置20を用いてもよい。
また、端末装置21とホスト側通信装置31の両方に、アンテナ装置20を用いてもよく、端末装置21とホスト側通信装置31の両方に、アンテナ装置30を用いてもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態のアンテナ装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
実施の形態1のアンテナ装置を示す回路図である。 実施の形態1のアンテナ装置におけるVSWR特性を示す図である。 実施の形態2のアンテナ装置の構成を示す図である。 実施の形態2のアンテナ装置の具体的な構成例1を示す斜視図である。 実施の形態2のアンテナ装置の具体的な構成例2を示す図であり、(a)は全体を示す斜視図、(b)は給電部5を拡大して示す平面図である。 実施の形態2のアンテナ装置におけるVSWR特性を示す図である。 実施の形態1及び2のアンテナ装置を用いた通信システムの構成を示す図であり、(a)はアンテナ装置が接続される通信回路の構成図、(b)はアンテナ装置を用いた通信システムの構成図である。
符号の説明
1、5 給電部
2 アンテナエレメント
3、6 抵抗器
4 グランド部
4A スロット部
4B 一方の側
4C 他方の側
4D クランク部
4E 凸形状部
4F 凹形状部
10 通信回路
10A RF送受信装置
10B データ処理装置
10C インターフェイス回路
20 アンテナ装置
21 端末装置
30 アンテナ装置
30A 磁石
31 ホスト側通信装置
32 ホスト装置
100 プリント基板
100A スロット
110 同軸ケーブル
111 芯線
112 シールド線
120A、120B、120C、120D、120E 半田
130 SMAコネクタ
140A、140B SMTコネクタ

Claims (6)

  1. 給電部と、
    前記給電部に接続されるループ状のアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントのループの一部に含まれる抵抗器と
    を有するアンテナ装置。
  2. 前記アンテナエレメントは、基板の表面上に形成される配線パターンで構成される、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記アンテナエレメントのループの長さは、通信周波数における波長の一波長分の長さである、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記平板状のグランド部と、
    前記グランド部の平板を貫通するスロット部と、
    前記スロット部に接続される給電部と、
    前記給電部とは離間されるとともに、前記スロット部に渡されて両端が前記グランド部に接合される抵抗器と
    を含む、アンテナ装置。
  5. 前記給電部と前記抵抗器は、前記スロット部の長手方向の中点を挟んで、互いに異なる側において、前記グランド部に接続される、請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一項記載のアンテナ装置と、請求項4又は5のアンテナ装置とを含む、通信システム。
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