JP2010080784A - 回路基板、回路基板の製造方法及び電子機器。 - Google Patents

回路基板、回路基板の製造方法及び電子機器。 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のリジッド部それぞれにおいて層数を最適化できる回路基板、該回路基板の製造方法、及び該回路基板を具備する電子機器を提供すること。
【解決手段】回路基板100は、所定層数の第1リジッド部130、第1リジッド部と同じ層数の第2リジッド部140、及び第1リジッド部130と第2リジッド部140とを接続し屈曲性を有する第1フレックス部160、を有するリジッドフレキシブル基板部110と、第1リジッド部130に積層されて固定されると共に、第1リジッド部130と電気的に接続されるリジッド基板部120と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板、回路基板の製造方法及び該回路基板を具備する電子機器に関する。
従来、操作部及び表示部を有する電子機器としての携帯電話機は、操作部側に配置されるメイン基板と、表示部側に配置される表示基板とを備えている。これらメイン基板及び表示基板は、硬質のリジッド基板から構成されており、メイン基板と表示基板とは、屈曲性を有するフレキシブル基板により接続されている。このフレキシブル基板は、コネクタを介してメイン基板及び表示基板と接続される。
近年、携帯電話機は、小型化、薄型化が求められている。そこで、硬質のリジッド基板の多層構造の中に、屈曲性を有するフレキシブル基板を挟み込んで一体化したリジッドフレキシブル基板を用いた携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなリジッドフレキシブル基板によれば、複数のリジッド部がコネクタを介さずにフレックス部により直接接続されているので、回路基板を小型化、薄型化でき、延いては携帯電話機の小型化、薄型化を図ることができる。
特開2006−203155号公報
ところで、操作部に配置されるメイン基板には、表示部に配置される表示基板に比して多くの電子部品が実装されるため、メイン基板は、表示基板よりも多層に構成することが必要となる。
しかしながら、リジッドフレキシブル基板では、複数のリジッド部は、いずれも同じ層数に構成されるため、特許文献1で提案された手法では、メイン基板や表示基板といった複数のリジッド部をそれぞれ最適な層数に構成できないという問題があった。
従って、本発明は、複数のリジッド部それぞれにおいて層数を最適化できる回路基板、該回路基板の製造方法、及び該回路基板を具備する電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、所定層数の第1リジッド部、該第1リジッド部と同じ層数の第2リジッド部、及び前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを接続し屈曲性を有する第1フレックス部、を有するリジッドフレキシブル基板部と、前記第1リジッド部に積層されて固定されると共に、該第1リジッド部と電気的に接続されるリジッド基板部と、を備える回路基板に関する。
また、前記リジッドフレキシブル基板部は、前記第1リジッド部及び前記第2リジッド部と同じ層数の第3リジッド部と、該第3リジッド部と前記第1リジッド部又は前記第2リジッド部とを接続し屈曲性を有する第2フレックス部と、を更に備えることが好ましい。
また、前記第1フレックス部及び前記第2フレックス部は、平面視においてクランク形状を有することが好ましい。
また、前記第1リジッド部における前記リジッド基板部に対向する面とは異なる面、前記リジッド基板部における前記第1リジッド部に対向する面とは異なる面、前記第2リジッド部における一方主面及び/又は他方主面、並びに前記第3リジッド部における一方主面及び/又は他方主面には、それぞれ、電子部品が実装されていることが好ましい。
また、本発明は、上記のいずれかに記載の回路基板と、前記回路基板における前記第1リジッド部及び前記リジッド基板部を収容する第1筐体と、前記第2リジッド部を収容する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に連結すると共に、内部に前記第1フレックス部が配置される連結部と、を備える電子機器に関する。
本発明は、それぞれ同じ層数からなる第1リジッド部及び第2リジッド部、並びにこれら第1リジッド部と前記第2リジッド部とを接続し屈曲性を有する第1フレックス部を具備するリジッドフレキシブル基板部を、前記第1リジッド部の一方主面と第2リジッド部の一方主面とが共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態で、前記第1リジッド部の一方主面及び第2リジッド部の一方側主面にそれぞれ電子部品を実装する第1の実装工程と、前記第1リジッド部の他方主面にリジッド基板部の一方主面を固着する固着工程と、前記リジッド基板部の他方主面と前記第2リジッド部の他方主面とが共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態で、前記リジッド基板部の他方主面及び前記第2リジッド部の他方主面にそれぞれ電子部品を実装して、回路基板を得る第2の実装工程と、を備える回路基板の製造方法に関する。
また、前記リジッドフレキシブル基板部は、前記第1リジッド部及び第2リジッド部の周囲に配置され、且つ前記第1リジッド部の一方主面及び第2リジッド部の一方主面が共に同じ高さ位置となるように保持する保持部を備えた保持基板により保持されていることが好ましい。
また、前記第1の実装工程が終了後に、前記保持基板と、前記第1リジッド部及び第2リジッド部とが、分離されることが好ましい。
また、前記第1リジッド部の一方主面及び第2リジッド部の一方主面が共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態と、前記第1リジッド部の他方主面及び第2リジッド部の他方主面が共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態とでは、互いに上下が反転されていることが好ましい。
本発明によれば、複数のリジッド部それぞれにおいて層数を最適化できる回路基板、該回路基板の製造方法、及び該回路基板を具備する電子機器を提供できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
先ず、本発明の回路基板を具備する電子機器としての携帯電話機1について、図1及び
図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。図2は、携帯電話機1の長手方向に沿う断面を模式的に示した図である。
携帯電話機1は、図1に示すように、第1筐体としての操作部側筐体2と、第2筐体としての表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを連結する連結部4と、を備える。
操作部側筐体2は、表面部10に、操作部11とマイク12とを備えて構成される。
操作部11は、各種設定機能や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号やメールを入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
マイク12は、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するために用いられる。
表示部側筐体3は、図1に示すように、表面部20に、表示部21とレシーバ22と、を備えて構成される。
表示部21は、通話の相手側の電話番号やメールアドレス、メールの内容等の各種情報を表示する。レシーバ22は、通話の相手側の音声を出力する。
操作部側筐体2の内部には、図2に示すように、メイン基板210、キー基板220及びバッテリ230等が収容されている。
メイン基板210には、信号処理機能等を発揮するために用いられる複数の電子部品30が実装される。キー基板220には、操作部11の操作に応じて所定の処理を行うための複数の電子部品30が実装される。
バッテリ230は、メイン基板210に実装された電子部品30のうちのひとつと電気的に接続され、メイン基板210に電力を供給する。
表示部側筐体3の内部には、表示基板310が収容されている。この表示基板310には、各種情報を表示する液晶パネルを駆動させる駆動回路等の電子部品30が実装されている。
連結部4は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを回動可能に連結している。携帯電話機1は、連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを互いに開いた状態(開状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたりできる。
この連結部4の内部には、図2に示すように、後述の第1フレックス部160が配置されており、操作部側筐体2の内部に収容されたメイン基板210と、表示部側筐体3の内部に収容された表示基板310とを電気的に接続している。
本実施形態の携帯電話機1は、上述のメイン基板210、キー基板220及び表示基板310を有して構成される回路基板100を具備している。
図3(a)は、回路基板100の第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150を同一平面上に位置させた状態の平面図である。図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。
回路基板100は、図3(a)及び図3(b)に示すように、リジッドフレキシブル基板部110と、リジッド基板部120と、を備える。
リジッドフレキシブル基板部110は、硬質の第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150と、屈曲性を有する第1フレックス部160と第2フレックス部170と、を備え、これら第1リジッド部130、第2リジッド部140、第3リジッド部150、第1フレックス部160及び第2フレックス部170が一体的に形成されている。
具体的には、屈曲性を有するフレキシブル基板の所定部分に硬質の絶縁層を積層して第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150を形成している。そして、フレキシブル基板において硬質の絶縁層が積層されていない部分に第1フレックス部160及び第2フレックス部170が形成される。
第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150は、図3(a)に示すように、いずれも平面視で矩形形状を有しており、各リジッド部の幅は、略等しく形成されている。
第1リジッド部130は、第2リジッド部140と第3リジッド部150との間に配置されている。具体的には、第1リジッド部130の長手方向の一端側に第2リジッド部140が配置され、第1リジッド部130の長手方向の他端側に第3リジッド部150が配置されている。各リジッド部は、幅方向の位置が一致するように配置されている。
第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150は、後述の第1フレックス部160及び第2フレックス部170と同様の構成を有するフレキシブル基板の両面に、電極配線が表面に形成された絶縁層が積層されて形成されている。この絶縁層は、硬質の絶縁体基材により構成される。
第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150には、フレキシブル基板に対してそれぞれ同数の絶縁層が積層されて形成されている。
絶縁体基材としては、例えば、ガラス織布にエポキシ樹脂を含浸させたものが挙げられる。電極配線は、絶縁層の表面に所定の配線パターンを印刷することで形成される。
第1フレックス部160は、第1リジッド部130と第2リジッド部140とを電気的に接続する。第2フレックス部170は、第1リジッド部130と第3リジッド部150とを電気的に接続する。
第1フレックス部160及び第2フレックス部170は、図3(a)に示すように、いずれも平面視においてクランク形状を有する。
具体的には、第1フレックス部160は、第1リジッド部130の幅方向に沿って延びる側縁における第1端部131側と、第2リジッド部140の幅方向に沿って延びる側縁における第1端部141側とを接続している。また、第1フレックス部160は、第1リジッド部130及び第2リジッド部140の幅方向における第2端部132,142側に向かって凸となるように屈曲した屈曲部を有している。
第2フレックス部170は、第1リジッド部130の幅方向に沿って延びる側縁における第2端部132側と、第3リジッド部150の幅方向に沿って延びる側縁における第2端部152側とを接続している。また、第2フレックス部170は、第1リジッド部130及び第3リジッド部150の幅方向における第1端部131,151側に向かって凸となるように屈曲した屈曲部を有している。
これにより、第1フレックス部160の屈曲部、或いは第2フレックス部170の屈曲部が変形可能となることから、第1リジッド部130と第2リジッド部140との間の距離、或いは第1リジッド部130と第3リジッド部150との間の距離を変化させることができる。
第1フレックス部160及び第2フレックス部170は、表面に電極配線が形成されたベースフィルムと、この電極配線を覆うカバーレイと、を備える(いずれも図示せず)。電極配線は銅箔により構成されている。ベースフィルム及びカバーレイは、例えば、ポリイミド樹脂により構成されている。
リジッド基板部120は、表面に電極配線が形成された硬質の絶縁層が複数積み重ねられて形成された多層構造を有している。
このリジッド基板部120は、図3(b)に示すように、第1リジッド部130に積層されて固定されると共に、この第1リジッド部130と電気的に接続される。
具体的には、リジッド基板部120と第1リジッド部130とは、図3(b)に示すように、異方性導電フィルム180を介して固定されており、この異方性導電フィルム180によって、リジッド基板部120の一方主面120Aに形成された電極配線と、第1リジッド部130の他方主面130Bに形成された電極配線とが電気的に接続される。
本実施形態では、図2に示すように、第1リジッド部130及びリジッド基板部120によりメイン基板210が構成され、第2リジッド部140により表示基板310が構成され、第3リジッド部150によりキー基板220が構成される。また、第3リジッド部150は、第2フレックス部170が屈曲されることにより折り返されて第1リジッド部130に対向配置され他状態で、操作部側筐体2に収容されている。
そして、メイン基板210、キー基板220及び表示基板310の両面には、それぞれ電子部品30が実装されている。
以上の回路基板100及びこの回路基板100を具備した携帯電話機1によれば、以下のような効果を奏する。
リジッドフレキシブル基板部110における第1リジッド部130にリジッド基板部120を接続して、メイン基板210を構成した。これにより、複数のリジッド部の層数が同一であるリジッドフレキシブル基板を用いつつ、実装される電子部品30の数の多いメイン基板210の層数のみを多くできる。よって、複数の基板それぞれの層数を最適化できるので、回路基板100を具備した携帯電話機1の小型化及び薄型化を図れる。
また、複数の基板それぞれの層数を最適化できるので、回路基板100の製造コストを削減できる。
また、携帯電話機1に収容するメイン基板320、キー基板220及び表示基板310を、一つの回路基板100により構成した。よって、携帯電話機1に収容される全ての基板を同時に組み込むことができる。
次に、本発明の回路基板100の好ましい製造方法の一実施態様につき、図4〜図8を参照しながら説明する。
図4は、本実施態様の回路基板100の製造方法における第1実装工程を示す図であり、図5は、固着工程を示す図である。また、図6は、反転工程を示す図であり、図7は、分離工程を示す図であり、図8は、第2実装工程を示す図である。
本実施態様の回路基板の製造方法は、第1実装工程と、固着工程と、反転工程と、分離工程と、第2実装工程と、を備える。
第1実装工程では、図4(a)及び図4(b)に示すように、リジッドフレキシブル基板部110における第1リジッド部130の一方主面130A、第2リジッド部140の一方主面140A及び第3リジッド部150の一方主面150Aに、それぞれ電子部品30が実装される。
具体的には、リジッドフレキシブル基板部110は、第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150の周囲にそれぞれ配置された複数の保持部40を介して保持基板50に保持されている。そして、リジッドフレキシブル基板部110は、保持基板50に保持された状態で、第1リジッド部130の一方主面130A、第2リジッド部140の一方主面140A及び第3リジッド部150の一方主面150Aが共に同じ高さ位置となっており、この状態で、第1リジッド部130の一方主面130A、第2リジッド部140の一方主面140A及び第3リジッド部150の一方主面150Aに、それぞれ電子部品30が実装される。
固着工程では、図5に示すように、第1リジッド部130の他方主面130Bにリジッド基板部120の一方主面120Aが固着される。これにより、第1リジッド部130とリジッド基板部120とが固定されると共に、電気的に接続される。
反転工程では、図6(a)及び図6(b)に示すように、リジッド基板部120が固着された状態のリジッドフレキシブル基板部110が上下方向に反転される。
上下反転されたリジッドフレキシブル基板部110は、図6(b)に示すように、支持台60の上方に配置される。
支持台60は、第1リジッド部130を支持可能な第1支持部61と、第2リジッド部140を支持可能な第2支持部62と、第3リジッド部150を支持可能な第3支持部63と、を備える。
第1支持部61は、所定高さの載置面611と、この載置面611に形成され第1リジッド部130に実装された電子部品30を収容可能な凹部612と、を備える。
第2支持部62は、第1支持部61の載置面611の高さよりも所定の高さだけ高さの高い載置面621と、この載置面621に形成され第2リジッド部140に実装された電子部品30を収容可能な凹部622と、を備える。第1支持部61の載置面611の高さと第2支持部62の載置面621の高さの差は、第1リジッド部130及びリジッド基板部120が積層された部分の厚さと第2リジッド部140の厚さとの差に略等しくなっている。
第3支持部63は、第2支持部62と同じ高さの載置面631と、この載置面631に形成され第3リジッド部150に実装された電子部品30を収容可能な凹部632と、を備える。
分離工程では、図7(a)及び図7(b)に示すように、複数の保持部40が切断され、保持基板50と、第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150とが、分離される。すると、第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150は、それぞれ、第1支持部61、第2支持部62及び第3支持部63上に載置される。ここで、第1支持部61の高さは、第2支持部62及び第3支持部63の高さよりも低く構成されているので、第1リジッド部130は、所定の高さだけ沈み込んで第1支持部61に載置される。また、第1支持部61、第2支持部62及び第3支持部63の載置面611,621,631には、それぞれ、第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150それぞれの一方主面130A,140A,150Aに実装された電子部品30を収容可能な凹部612,622,632が形成されている。
これにより、リジッド基板部120の他方主面120B、第2リジッド部140の他方主面140B及び第3リジッド部150の他方主面150Bは、いずれも同じ位置高さとなって支持台に支持される(図7(b)参照)。
第2実装工程では、図8(a)及び図8(b)に示すように、それぞれ同じ位置高さに配置されたリジッド基板部120の他方主面120B、第2リジッド部140の他方主面140B及び第3リジッド部150の他方主面150Bに、それぞれ、電子部品30が実装される。これにより、回路基板100が製造される。
本実施態様の回路基板100の製造方法によれば、以下のような効果を奏する。
第1リジッド部130の一方主面130A、第2リジッド部140の一方主面140A及び第3リジッド部150の一方主面150Aを、それぞれ同じ位置高さに配置した状態で、電子部品30を実装した。また、第2リジッド部140の他方主面140B及び第3リジッド部150の他方主面150Bと、これら第2リジッド部140及び第3リジッド部150とは厚さの異なる第1リジッド部130とリジッド基板部120の積層体におけるリジッド基板部120の他方主面120Bとを、それぞれ同じ位置高さに配置した状態で、電子部品30を実装した。
よって、回路基板100の製造工程において、一方主面130A、140A及び150A側に複数の電子部品30を同時に実装できると共に、他方主面120B、140B及び150B側に複数の電子部品30を同時に実装できる。また、回路基板100における全ての機能検査を同時に行える。
また、第1フレックス部160及び第2フレックス部170をクランク形状とした。これにより、分離工程において保持基板50と第1リジッド部130、第2リジッド部140及び第3リジッド部150と、を分離した場合に、第1リジッド部130の高さ方向の位置と、第2リジッド部140及び第3リジッド部150の高さ方向位置との調節が可能となる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、本実施形態では、第1リジッド部130とリジッド基板部120とを、異方性導電フィルム180を介して接続したが、これに限らない。即ち、図9(a)に示すように、第1リジッド部130とリジッド基板部120とを、複数の導体ボール180aを介して接続してもよく、図9(b)に示すように、絶縁層であるプリプレグ180b及びこのプリプレグ180bに埋め込まれた複数の導体バンプ180cを介して接続してもよい。また、図9(c)に示すように、第1リジッド部130とリジッド基板部120とを、プリプレグ180b及びこのプリプレグ180bに埋め込まれた複数の導体バンプ180dを介して接続してもよい。
また、本実施形態では、第1リジッド部130のみにリジッド基板部120を積層したが、これに限らない。即ち、第1リジッド部130のみではなく、第2リジッド部140又は第3リジッド部150にもリジッド基板部を積層してもよい。
また、本発明の電子機器は、上述した各実施形態のような連結部4を備える折り畳み式の電子機器ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式の電子機器であってもよい。また、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(リボルバ)の電子機器であってもよい。
本発明は、携帯電話機以外の携帯電子機器に適用することができ、また携帯電子機器以外の電子機器にも適用することができる。携帯電話機以外の携帯電子機器としては、例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)、ポータブルゲーム機、ポータブルナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン、操作部を備えるELディスプレイ又は液晶ディスプレイが挙げられる。
更に、携帯電子機器以外の電子機器としては、例えば、電子辞書、電卓、電子手帳、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ等が挙げられる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の長手方向に沿う断面を模式的に示した図である。 図3(a)は、回路基板の第1リジッド部、第2リジッド部及び第3リジッド部を同一平面上に位置させた状態の平面図である。図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。 本発明の回路基板の製造方法の一実施態様における第1実装工程を示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は、図4(a)のB−B線断面図である。 本発明の回路基板の製造方法の一実施態様における固着工程を示す図である。 本発明の回路基板の製造方法の一実施態様における反転工程を示す図であり、図6(a)は平面図、図6(b)は、図6(a)のC−C線断面図である。 本発明の回路基板の製造方法の一実施態様における分離工程を示す図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は、図7(a)のD−D線断面図である。 本発明の回路基板の製造方法の一実施態様における第2実装工程を示す図であり、図8(a)は平面図、図8(b)は、図8(a)のE−E線断面図である。 本発明の回路基板の変形例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機(電子機器)
2 操作部側筐体(第1筐体)
3 表示部側筐体(第2筐体)
4 連結部
30 電子部品
40 保持部
50 保持基板
100 回路基板
110 リジッドフレキシブル基板部
120 リジッド基板部
130 第1リジッド部
140 第2リジッド部
150 第3リジッド部
160 第1フレックス部
170 第2フレックス部

Claims (10)

  1. 所定層数の第1リジッド部、該第1リジッド部と同じ層数の第2リジッド部、及び前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを接続し屈曲性を有する第1フレックス部、を有するリジッドフレキシブル基板部と、
    前記第1リジッド部に積層されて固定されると共に、該第1リジッド部と電気的に接続されるリジッド基板部と、を備える回路基板。
  2. 前記リジッドフレキシブル基板部は、前記第1リジッド部及び前記第2リジッド部と同じ層数の第3リジッド部と、該第3リジッド部と前記第1リジッド部又は前記第2リジッド部とを接続し屈曲性を有する第2フレックス部と、を更に備える請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記第1フレックス部及び前記第2フレックス部は、平面視においてクランク形状を有する請求項2に記載の回路基板。
  4. 前記第1リジッド部における前記リジッド基板部に対向する面とは異なる面、前記リジッド基板部における前記第1リジッド部に対向する面とは異なる面、前記第2リジッド部における一方主面及び/又は他方主面、並びに前記第3リジッド部における一方主面及び/又は他方主面には、それぞれ、電子部品が実装されている請求項2又は請求項3に記載の回路基板。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の回路基板と、
    前記回路基板における前記第1リジッド部及び前記リジッド基板部を収容する第1筐体と、
    前記第2リジッド部を収容する第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に連結すると共に、内部に前記第1フレックス部が配置される連結部と、を備える電子機器。
  6. それぞれ同じ層数からなる第1リジッド部及び第2リジッド部、並びにこれら第1リジッド部と前記第2リジッド部とを接続し屈曲性を有する第1フレックス部を具備するリジッドフレキシブル基板部を、
    前記第1リジッド部の一方主面と第2リジッド部の一方主面とが共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態で、前記第1リジッド部の一方主面及び第2リジッド部の一方側主面にそれぞれ電子部品を実装する第1実装工程と、
    前記第1リジッド部の他方主面にリジッド基板部の一方主面を固着する固着工程と、
    前記リジッド基板部の他方主面と前記第2リジッド部の他方主面とが共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態で、前記リジッド基板部の他方主面及び前記第2リジッド部の他方主面にそれぞれ電子部品を実装して、回路基板を得る第2実装工程と、を備える回路基板の製造方法。
  7. 前記リジッドフレキシブル基板部は、
    前記第1リジッド部及び第2リジッド部の周囲に配置され、且つ前記第1リジッド部の一方主面及び第2リジッド部の一方主面が共に同じ高さ位置となるように保持する保持部を備えた保持基板により保持されている請求項6に記載の回路基板の製造方法。
  8. 前記第1実装工程が終了後に、前記保持基板と、前記第1リジッド部及び第2リジッド部と、が分離される請求項7に記載の回路基板の製造方法。
  9. 前記第1リジッド部の一方主面及び第2リジッド部の一方主面が共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態と、前記第1リジッド部の他方主面及び第2リジッド部の他方主面が共に同じ高さ位置となるように保持されてなる状態とでは、互いに上下が反転されている請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
  10. 前記第1フレックス部は、平面視においてクランク形状を有する請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
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